JP2527818Y2 - 車両用フロントエアスポイラー装置 - Google Patents
車両用フロントエアスポイラー装置Info
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- JP2527818Y2 JP2527818Y2 JP1992068796U JP6879692U JP2527818Y2 JP 2527818 Y2 JP2527818 Y2 JP 2527818Y2 JP 1992068796 U JP1992068796 U JP 1992068796U JP 6879692 U JP6879692 U JP 6879692U JP 2527818 Y2 JP2527818 Y2 JP 2527818Y2
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D35/00—Vehicle bodies characterised by streamlining
- B62D35/005—Front spoilers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/82—Elements for improving aerodynamics
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エアスポイラーを2段
式とした車両用フロントエアスポイラー装置に関する。
式とした車両用フロントエアスポイラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用フロントエアスポイラー装
置(A)は図5に示すように、車体(01)の前端両側部に設
けられた左右1対の昇降装置(02)と、この昇降装置(02)
の2つの昇降杆(03)の下端に架設され、想像線で示すよ
うに、車体(01)内に収容される格納位置および実線で示
すように、車体(01)の前端より垂下する使用位置の間を
移動しうるエアスポイラー(04)とにより構成されてい
る。
置(A)は図5に示すように、車体(01)の前端両側部に設
けられた左右1対の昇降装置(02)と、この昇降装置(02)
の2つの昇降杆(03)の下端に架設され、想像線で示すよ
うに、車体(01)内に収容される格納位置および実線で示
すように、車体(01)の前端より垂下する使用位置の間を
移動しうるエアスポイラー(04)とにより構成されてい
る。
【0003】すなわち、自動車の低速走行時又は悪路走
行時においては、両昇降装置(02)を作動させて、エアス
ポイラー(04)を車体(01)内に格納することにより、エア
スポイラー(04)が歩道の縁石や道路上の石等の障害物に
衝突して破損するおそれをなくすことができる。
行時においては、両昇降装置(02)を作動させて、エアス
ポイラー(04)を車体(01)内に格納することにより、エア
スポイラー(04)が歩道の縁石や道路上の石等の障害物に
衝突して破損するおそれをなくすことができる。
【0004】高速走行時には、両昇降装置(02)により、
エアスポイラー(04)を車体(01)の下方へ垂下するように
下降させることにより、車体(01)の下方へ進入しようと
する気流の量を減少させ、車体(01)に対する揚力を低下
させることができる。
エアスポイラー(04)を車体(01)の下方へ垂下するように
下降させることにより、車体(01)の下方へ進入しようと
する気流の量を減少させ、車体(01)に対する揚力を低下
させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の車両用
フロントエアスポイラー装置(A)においては、1つのエ
アスポイラー(04)を移動させることにより、空力効果を
得るようにしている。したがって、大きな空力効果を得
ようとすれば、エアスポイラー(04)の上下幅を広くする
必要がある。
フロントエアスポイラー装置(A)においては、1つのエ
アスポイラー(04)を移動させることにより、空力効果を
得るようにしている。したがって、大きな空力効果を得
ようとすれば、エアスポイラー(04)の上下幅を広くする
必要がある。
【0006】しかし、車体(01)前部には、エンジンやラ
ジエータ等の多数の機器が収容されており、このような
大きな空間を確保することは困難である。そのため、従
来は上下幅の狭いエアスポイラー(04)を用いていたの
で、これを使用位置に垂下させても、エアスポイラー(0
4)の下方から車体(01)の下方へ空気が流入し、空力効果
が劣るという問題がある。
ジエータ等の多数の機器が収容されており、このような
大きな空間を確保することは困難である。そのため、従
来は上下幅の狭いエアスポイラー(04)を用いていたの
で、これを使用位置に垂下させても、エアスポイラー(0
4)の下方から車体(01)の下方へ空気が流入し、空力効果
が劣るという問題がある。
【0007】本考案は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、車体側のエアスポイラーの収容スペース
が小さい場合でも、エアスポイラーの上下幅を広くする
ことができ、空力効果を向上しうるようにした車両用フ
ロントエアスポイラー装置を提供することを目的として
いる。
されたもので、車体側のエアスポイラーの収容スペース
が小さい場合でも、エアスポイラーの上下幅を広くする
ことができ、空力効果を向上しうるようにした車両用フ
ロントエアスポイラー装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案は、車体の前部に、車体内に収容された格
納位置と車体より垂下する使用位置とに移動可能として
装着された第1エアスポイラーと、車体の前部に、前記
第1エアスポイラーの格納位置と前後に重合するように
して車体内に収容された格納位置と、車体より垂下する
とともに、前記第1エアスポイラーの使用位置より下位
の使用位置とに移動可能として装着された第2エアスポ
イラーと、車体に設けられ、前記第1エアスポイラー及
び第2エアスポイラーを、格納位置と使用位置とに移動
させる駆動装置とを備えることを特徴としている。
めに、本考案は、車体の前部に、車体内に収容された格
納位置と車体より垂下する使用位置とに移動可能として
装着された第1エアスポイラーと、車体の前部に、前記
第1エアスポイラーの格納位置と前後に重合するように
して車体内に収容された格納位置と、車体より垂下する
とともに、前記第1エアスポイラーの使用位置より下位
の使用位置とに移動可能として装着された第2エアスポ
イラーと、車体に設けられ、前記第1エアスポイラー及
び第2エアスポイラーを、格納位置と使用位置とに移動
させる駆動装置とを備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】駆動装置により、第1エアスポイラーと第2エ
アスポイラーとを、それぞれ使用位置まで下降させたと
き、両エアスポイラーは上下にずれて停止し、このとき
の空力性能に影響する実効面積は、両エアスポイラーの
前面の面積の和となるので、大きな空力効果を得ること
ができる。
アスポイラーとを、それぞれ使用位置まで下降させたと
き、両エアスポイラーは上下にずれて停止し、このとき
の空力性能に影響する実効面積は、両エアスポイラーの
前面の面積の和となるので、大きな空力効果を得ること
ができる。
【0010】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。図1乃至図4中、(A')は車両用フロントエア
スポイラー装置を示し、概ね駆動装置(1)と第1エアス
ポイラー(2)と、第2エアスポイラー(2')とからなっ
ている。
明する。図1乃至図4中、(A')は車両用フロントエア
スポイラー装置を示し、概ね駆動装置(1)と第1エアス
ポイラー(2)と、第2エアスポイラー(2')とからなっ
ている。
【0011】(3)は、駆動装置(1)の一構成部材をなす
図5に示す従来の昇降装置(02)と同様の昇降装置で、図
示しないモータを内蔵し、かつブラケット(4)を介して
車体のシャーシ(図示せず)の前端に固定されている。
図5に示す従来の昇降装置(02)と同様の昇降装置で、図
示しないモータを内蔵し、かつブラケット(4)を介して
車体のシャーシ(図示せず)の前端に固定されている。
【0012】(5)は昇降装置(3)より下方に向かって突
出する円柱状の昇降杆であって、この昇降杆(5)には、
ブラケット(6)が上下方向に摺動可能に嵌合されてい
る。
出する円柱状の昇降杆であって、この昇降杆(5)には、
ブラケット(6)が上下方向に摺動可能に嵌合されてい
る。
【0013】ブラケット(6)の前面(図1中左方とする)
には、第1エアスポイラー(2)が固着されている。ブラ
ケット(6)と昇降装置(3)(実質的に車体)との間には、
第1エアスポイラー(2)の移動範囲を、図2に示すよう
に、車体内に収容された格納位置と、図3及び図4に示
すように、車体より垂下する使用位置との間に制限する
規制手段(7)が設けられている。
には、第1エアスポイラー(2)が固着されている。ブラ
ケット(6)と昇降装置(3)(実質的に車体)との間には、
第1エアスポイラー(2)の移動範囲を、図2に示すよう
に、車体内に収容された格納位置と、図3及び図4に示
すように、車体より垂下する使用位置との間に制限する
規制手段(7)が設けられている。
【0014】この規制手段(7)は、具体的には、昇降装
置(3)の前面下部に設けた案内筒(8)に、ブラケット
(6)の上面に突設した上下方向を向く案内棒(9)を摺動
自在に嵌合し、案内棒(9)の上端と下端部とに拡径鍔部
(9a)(9b)を設けたものよりなり、上方の拡径鍔部(9a)が
案内筒(8)の上端に当接することにより、第1エアスポ
イラー(2)の使用位置より下方への下降を阻止し、下方
の拡径鍔部(9b)が案内筒(8)の下端に当接することによ
り、第1エアスポイラー(2)の格納位置より上方への上
昇を阻止するようになっている。
置(3)の前面下部に設けた案内筒(8)に、ブラケット
(6)の上面に突設した上下方向を向く案内棒(9)を摺動
自在に嵌合し、案内棒(9)の上端と下端部とに拡径鍔部
(9a)(9b)を設けたものよりなり、上方の拡径鍔部(9a)が
案内筒(8)の上端に当接することにより、第1エアスポ
イラー(2)の使用位置より下方への下降を阻止し、下方
の拡径鍔部(9b)が案内筒(8)の下端に当接することによ
り、第1エアスポイラー(2)の格納位置より上方への上
昇を阻止するようになっている。
【0015】昇降杆(5)の下端部前面には、上下幅を第
1エアスポイラー(2)とほぼ同幅とした第2エアスポイ
ラー(2')がブラケット(10)を介して固着されている。
1エアスポイラー(2)とほぼ同幅とした第2エアスポイ
ラー(2')がブラケット(10)を介して固着されている。
【0016】この第2エアスポイラー(2')は、昇降杆
(5)の昇降により、図2に示すように、第1エアスポイ
ラー(2)の格納位置の後方に重なるようにして車体内に
収容された格納位置と、図4に示すように、車体より垂
下するとともに、第1エアスポイラー(2)の使用位置よ
り下位の使用位置とに、直接移動させられるようになっ
ている。
(5)の昇降により、図2に示すように、第1エアスポイ
ラー(2)の格納位置の後方に重なるようにして車体内に
収容された格納位置と、図4に示すように、車体より垂
下するとともに、第1エアスポイラー(2)の使用位置よ
り下位の使用位置とに、直接移動させられるようになっ
ている。
【0017】(11)は、ブラケット(6)とブラケット(10)
とを連結している引張りコイルばねとしたばねで、第1
エアスポイラー(2)を、第2エアスポイラー(2')に向
かって引きつける作用をしている。
とを連結している引張りコイルばねとしたばねで、第1
エアスポイラー(2)を、第2エアスポイラー(2')に向
かって引きつける作用をしている。
【0018】(12)は、昇降杆(5)におけるブラケット(1
0)の取付個所の上部に突設されたピン状の係止部材であ
る。
0)の取付個所の上部に突設されたピン状の係止部材であ
る。
【0019】昇降杆(5)が上昇する際に、この係止部材
(12)がブラケット(6)の下面に係止し、第1エアスポイ
ラー(2)を使用位置から格納位置まで上昇させることが
できる。
(12)がブラケット(6)の下面に係止し、第1エアスポイ
ラー(2)を使用位置から格納位置まで上昇させることが
できる。
【0020】かくして、昇降装置(3)と、昇降杆(5)
と、ブラケット(4)(10)と、規制手段(7)と、係止部材
(12)とによって駆動装置(1)が形成され、この駆動装置
(1)によって、第1および第2エアスポイラー(2)
(2')は格納位置と使用位置とにそれぞれ昇降させられ
るようになっている。
と、ブラケット(4)(10)と、規制手段(7)と、係止部材
(12)とによって駆動装置(1)が形成され、この駆動装置
(1)によって、第1および第2エアスポイラー(2)
(2')は格納位置と使用位置とにそれぞれ昇降させられ
るようになっている。
【0021】次に、この実施例の作用につき説明する。
図2は、第1および第2エアスポイラー(2)(2')が格
納位置に位置している状態を示す。このとき、第1エア
スポイラー(2)と第2エアスポイラー(2')とは、前後
に重合して車体内に収納されている。
図2は、第1および第2エアスポイラー(2)(2')が格
納位置に位置している状態を示す。このとき、第1エア
スポイラー(2)と第2エアスポイラー(2')とは、前後
に重合して車体内に収納されている。
【0022】この状態から昇降装置(3)を作動させ、昇
降杆(5)を下降させると、両エアスポイラー(2)(2')
は一体となって下降し、図3に示す位置まで下降する
と、案内棒(9)の上端の拡径鍔部(9a)が案内筒(8)の上
端に当接して、第1エアスポイラー(2)が使用位置に停
止させられる。
降杆(5)を下降させると、両エアスポイラー(2)(2')
は一体となって下降し、図3に示す位置まで下降する
と、案内棒(9)の上端の拡径鍔部(9a)が案内筒(8)の上
端に当接して、第1エアスポイラー(2)が使用位置に停
止させられる。
【0023】その後、昇降杆(5)が連続して下降する
と、ばね(11)が伸長しつつ第2エアスポイラー(2')の
みが下降し、第2エアスポイラー(2')が図4に示す使用
位置に達すると、昇降装置(3)の作動は停止する。図4
に示す状態においては、第1および第2エアスポイラー
(2)(2')は、互いに前後に近接し、かつ上下に位置ず
れした各使用位置にそれぞれ停止している。
と、ばね(11)が伸長しつつ第2エアスポイラー(2')の
みが下降し、第2エアスポイラー(2')が図4に示す使用
位置に達すると、昇降装置(3)の作動は停止する。図4
に示す状態においては、第1および第2エアスポイラー
(2)(2')は、互いに前後に近接し、かつ上下に位置ず
れした各使用位置にそれぞれ停止している。
【0024】この状態では、空力性能に影響をする実効
面積は、第1および第2エアスポイラー(2)(2')の前
面の面積の和となるので、エアスポイラーを1つとした
場合に比べて著しく大きくすることができる。
面積は、第1および第2エアスポイラー(2)(2')の前
面の面積の和となるので、エアスポイラーを1つとした
場合に比べて著しく大きくすることができる。
【0025】次に、第1および第2エアスポイラー(2)
(2')を格納位置に収容するには、昇降装置(3)を作動
させ、昇降杆(5)を上昇させる。すると、昇降杆(5)の
上昇により、第2エアスポイラー(2)(2')は直接上昇
させられ、その後、昇降杆(5)が図3に示す位置まで上
昇すると、昇降杆(5)に設けた係止部材(12)がブラケッ
ト(6)の下面に係止し、それ以後は、第1エアスポイラ
ー(2)も、第2エアスポイラー(2')とともに上昇す
る。
(2')を格納位置に収容するには、昇降装置(3)を作動
させ、昇降杆(5)を上昇させる。すると、昇降杆(5)の
上昇により、第2エアスポイラー(2)(2')は直接上昇
させられ、その後、昇降杆(5)が図3に示す位置まで上
昇すると、昇降杆(5)に設けた係止部材(12)がブラケッ
ト(6)の下面に係止し、それ以後は、第1エアスポイラ
ー(2)も、第2エアスポイラー(2')とともに上昇す
る。
【0026】その後、第1及び第2エアスポイラー(2)
(2')が図2に示す各使用位置に達すると、昇降装置
(3)の作動は停止し、このとき、第1及び第2エアスポ
イラー(2)(2')は、互いに重合するようにして、車体
内にコンパクトに収容される。
(2')が図2に示す各使用位置に達すると、昇降装置
(3)の作動は停止し、このとき、第1及び第2エアスポ
イラー(2)(2')は、互いに重合するようにして、車体
内にコンパクトに収容される。
【0027】なお、本実施例においては、1対の駆動装
置(1)により、第1および第2エアスポイラーを昇降さ
せるようにしたが、例えば車体の中央に配設した単一の
駆動装置により、両エアスポイラー(2)(2')を駆動さ
せるようにしたり、又は第1エアスポイラー(2)と第2
エアスポイラー(2')とを各々別の駆動装置により互い
に独立して昇降させるようにしてもよい。
置(1)により、第1および第2エアスポイラーを昇降さ
せるようにしたが、例えば車体の中央に配設した単一の
駆動装置により、両エアスポイラー(2)(2')を駆動さ
せるようにしたり、又は第1エアスポイラー(2)と第2
エアスポイラー(2')とを各々別の駆動装置により互い
に独立して昇降させるようにしてもよい。
【0028】また、エアスポイラーを、使用位置におい
て、上、中、下の3段(又は4段以上)に分割された3個
以上の分割片からなるものとし、それらを格納位置にお
いて、前後方向に重合するようにして車体内に収容させ
るようにしてもよい。
て、上、中、下の3段(又は4段以上)に分割された3個
以上の分割片からなるものとし、それらを格納位置にお
いて、前後方向に重合するようにして車体内に収容させ
るようにしてもよい。
【0029】
【考案の効果】本考案は下記の効果を奏する。 (a) 第1エアスポイラーと第2エアスポイラーとを使
用位置としたとき、空力性能に影響する実効面積は、両
エアスポイラーの前面の面積の和となるので、大きな空
力性能を得ることができる。
用位置としたとき、空力性能に影響する実効面積は、両
エアスポイラーの前面の面積の和となるので、大きな空
力性能を得ることができる。
【0030】(b)第1エアスポイラーと第2エアスポイ
ラーとを、格納位置のとき、前後に重合するような配置
としたので、両エアスポイラーを車体内にコンパクトに
収容することができ、車体内の収納用スペースを小さく
できる。
ラーとを、格納位置のとき、前後に重合するような配置
としたので、両エアスポイラーを車体内にコンパクトに
収容することができ、車体内の収納用スペースを小さく
できる。
【図1】本考案の一実施例の使用時の要部の斜視図であ
る。
る。
【図2】同じくエアスポイラー格納時の縦断側面図であ
る。
る。
【図3】同じくエアスポイラーの下降途中の状態を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図4】同じくエアスポイラー使用時の縦断側面図であ
る。
る。
【図5】従来の車両用エアスポイラー装置を装着した自
動車の前部の一部切欠外観図である。
動車の前部の一部切欠外観図である。
(1)駆動装置 (2)第1エア
スポイラー (2')第2エアスポイラー (3)昇降装置 (4)ブラケット (5)昇降杆 (6)ブラケット (7)規制手段 (8)案内筒 (9)案内棒 (9a)(9b)拡径鍔部 (10)ブラケッ
ト (11)ばね (12)係止部材 (A')車両用フロントエアスポイラー装置
スポイラー (2')第2エアスポイラー (3)昇降装置 (4)ブラケット (5)昇降杆 (6)ブラケット (7)規制手段 (8)案内筒 (9)案内棒 (9a)(9b)拡径鍔部 (10)ブラケッ
ト (11)ばね (12)係止部材 (A')車両用フロントエアスポイラー装置
Claims (2)
- 【請求項1】 車体の前部に、車体内に収容された格納
位置と車体より垂下する使用位置とに移動可能として装
着された第1エアスポイラーと、 車体の前部に、前記第1エアスポイラーの格納位置と前
後に重合するようにして車体内に収容された格納位置
と、車体より垂下するとともに、前記第1エアスポイラ
ーの使用位置より下位の使用位置とに移動可能として装
着された第2エアスポイラーと、 車体に設けられ、前記第1エアスポイラー及び第2エア
スポイラーを、格納位置と使用位置とに移動させる駆動
装置とを備えることを特徴とする車両用フロントエアス
ポイラー装置。 - 【請求項2】 駆動装置が、モータを内蔵し、車体の前
部に固定された昇降装置と、 下端が第2エアスポイラーに固着され、昇降装置により
昇降させられる昇降杆と、 昇降杆に上下方向に摺動自在に嵌合されるとともに、第
1エアスポイラーを支持するブラケットと、 前記ブラケットと車体との間に設けられ、第1エアスポ
イラーの移動範囲を格納位置と使用位置との間に制限す
る規制手段と、 前記昇降杆の一部に突設され、かつ昇降杆の上昇時にブ
ラケットの下端に係止して、第1エアスポイラーを使用
位置から格納位置まで上昇させる係止部材とを備えるこ
とを特徴とする 請求項1記載の車両用フロントエアスポ
イラー装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068796U JP2527818Y2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 車両用フロントエアスポイラー装置 |
US08/116,749 US5458391A (en) | 1992-09-08 | 1993-09-07 | Front air spoiler apparatus for automotive vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992068796U JP2527818Y2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 車両用フロントエアスポイラー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627458U JPH0627458U (ja) | 1994-04-12 |
JP2527818Y2 true JP2527818Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=13384046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992068796U Expired - Lifetime JP2527818Y2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 車両用フロントエアスポイラー装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5458391A (ja) |
JP (1) | JP2527818Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101714252B1 (ko) * | 2015-10-30 | 2017-03-09 | 현대자동차주식회사 | 차량용 액티브 에어스커트 장치 |
CN113525537A (zh) * | 2021-08-13 | 2021-10-22 | 东风柳州汽车有限公司 | 导流装置和汽车 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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