JP2527075Y2 - ヒューズボックス - Google Patents
ヒューズボックスInfo
- Publication number
- JP2527075Y2 JP2527075Y2 JP1991098742U JP9874291U JP2527075Y2 JP 2527075 Y2 JP2527075 Y2 JP 2527075Y2 JP 1991098742 U JP1991098742 U JP 1991098742U JP 9874291 U JP9874291 U JP 9874291U JP 2527075 Y2 JP2527075 Y2 JP 2527075Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lid
- box body
- box
- fuse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Fuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車の電気系統の配線
に使用するヒューズボックスに関する。
に使用するヒューズボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の電気系統の配線に
使用されるヒューズボックスとしては、例えば図6に示
すものがある。
使用されるヒューズボックスとしては、例えば図6に示
すものがある。
【0003】このヒューズボックスは、仕切壁31によ
ってボックス本体30内に仕切った複数の端子収容室3
2にヒューズ用の端子金具33を嵌入し、該端子金具3
3は端子収容室32の上方両側に設けた1対の突壁部3
2aに当接してそれ以上の嵌入を規制されるとともに端
子金具33の背面一側に設けた係止突起33aを端子収
容室32の下方に設けた可撓係止片32bに係止、固定
し、さらに略二又状の端子係止具34をボックス本体3
0内に前記仕切壁31を挟むように抜差自在に挿入する
構成により、この端子係止具34を端子金具33の係止
肩部33bに係止する構造であり、可撓係止片32bと
端子係止具34により端子金具33を二重に係止してそ
の抜け防止を確実なものとしている。
ってボックス本体30内に仕切った複数の端子収容室3
2にヒューズ用の端子金具33を嵌入し、該端子金具3
3は端子収容室32の上方両側に設けた1対の突壁部3
2aに当接してそれ以上の嵌入を規制されるとともに端
子金具33の背面一側に設けた係止突起33aを端子収
容室32の下方に設けた可撓係止片32bに係止、固定
し、さらに略二又状の端子係止具34をボックス本体3
0内に前記仕切壁31を挟むように抜差自在に挿入する
構成により、この端子係止具34を端子金具33の係止
肩部33bに係止する構造であり、可撓係止片32bと
端子係止具34により端子金具33を二重に係止してそ
の抜け防止を確実なものとしている。
【0004】またヒューズボックスは、例えば図7及び
図8に示すように、ボックス本体40内に設けたブレー
ド型の複数個のヒューズ41を係止するためにボックス
本体40にヒンジ42を介して回動する蓋体43を設け
ている。
図8に示すように、ボックス本体40内に設けたブレー
ド型の複数個のヒューズ41を係止するためにボックス
本体40にヒンジ42を介して回動する蓋体43を設け
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら図6に示
す上記従来のヒューズボックスは、端子係止具34がボ
ックス本体30の所定位置に差込まれて端子金具33に
係止されているか否か或いは端子係止具34の有無の確
認が容易ではない欠点がある。
す上記従来のヒューズボックスは、端子係止具34がボ
ックス本体30の所定位置に差込まれて端子金具33に
係止されているか否か或いは端子係止具34の有無の確
認が容易ではない欠点がある。
【0006】本考案は上記点に鑑みてなされたものであ
り、端子係止部と蓋体部とを一体に形成することによ
り、外部から目視し易い蓋体部のボックス本体に対する
装着状態によって端子係止部の端子金具への係止状態を
容易且つ確実に確認し得るようにしたヒューズボックス
を提供するものである。
り、端子係止部と蓋体部とを一体に形成することによ
り、外部から目視し易い蓋体部のボックス本体に対する
装着状態によって端子係止部の端子金具への係止状態を
容易且つ確実に確認し得るようにしたヒューズボックス
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
に鑑みなされたものであり、ボックス本体内に設けた端
子収容室内に端子金具を取付け、該端子金具に嵌入、接
続されるヒューズを設けたヒューズボックスにおいて、
前記端子金具に係合可能に前記ボックス本体に差込まれ
る端子係止部と、前記ヒューズを覆う蓋体部とを一体に
形成するという構造を採用した。
に鑑みなされたものであり、ボックス本体内に設けた端
子収容室内に端子金具を取付け、該端子金具に嵌入、接
続されるヒューズを設けたヒューズボックスにおいて、
前記端子金具に係合可能に前記ボックス本体に差込まれ
る端子係止部と、前記ヒューズを覆う蓋体部とを一体に
形成するという構造を採用した。
【0008】
【作用】蓋体部が一体に形成された端子係止部をボック
ス本体に差込むと、この端子係止部によってボックス本
体内に設けた端子収容室内に収容されている端子金具は
係止されて抜けが防止されるとともに蓋体部によってボ
ックス本体は覆われ、ヒューズは保護される。
ス本体に差込むと、この端子係止部によってボックス本
体内に設けた端子収容室内に収容されている端子金具は
係止されて抜けが防止されるとともに蓋体部によってボ
ックス本体は覆われ、ヒューズは保護される。
【0009】
【実施例】図1乃至図3において、1は合成樹脂製のボ
ックス本体である。2はボックス本体1内に仕切壁2a
を介して複数個、この実施例においては4個を設けた端
子収容室であり、この端子収容室2内にはそれぞれ導体
部3aをかしめ固定している電線3が接続された端子金
具4が取付けられる点については公知である。
ックス本体である。2はボックス本体1内に仕切壁2a
を介して複数個、この実施例においては4個を設けた端
子収容室であり、この端子収容室2内にはそれぞれ導体
部3aをかしめ固定している電線3が接続された端子金
具4が取付けられる点については公知である。
【0010】この端子金具4をボックス本体1の端子収
容室2内に取付けるのは図6に示す従来の方法と略同様
である。なお取付けに際しての同一部分は同一符号で示
し、詳細な説明は省略する。
容室2内に取付けるのは図6に示す従来の方法と略同様
である。なお取付けに際しての同一部分は同一符号で示
し、詳細な説明は省略する。
【0011】5は前記端子金具4に抜差自在に嵌入され
て電気的に接続されるブレード型のヒューズである。
て電気的に接続されるブレード型のヒューズである。
【0012】6は例えば合成樹脂製の側面略コ字状の端
子係止具付蓋体であり、この端子係止具付蓋体6は蓋体
部7と、該蓋体部7の一端に垂設する連結部8と、該連
結部8を介して前記蓋体部7に略平行に設けた端子係止
具9とから形成される。
子係止具付蓋体であり、この端子係止具付蓋体6は蓋体
部7と、該蓋体部7の一端に垂設する連結部8と、該連
結部8を介して前記蓋体部7に略平行に設けた端子係止
具9とから形成される。
【0013】前記蓋体部7はボックス本体1内に設けら
れた前記ヒューズ5を覆って保護するためにボックス本
体1の上方内部に対向して設けたガイド溝1a,1a内
に抜差自在に挿入され、数個の空気流通孔7aが設けら
れている。
れた前記ヒューズ5を覆って保護するためにボックス本
体1の上方内部に対向して設けたガイド溝1a,1a内
に抜差自在に挿入され、数個の空気流通孔7aが設けら
れている。
【0014】また前記端子係止具9は溝9aを有する略
二又状に形成され、この端子係止具9は前記蓋体部7の
装着動作と同時にボックス本体1の一側に設けた2個の
孔1b,1b内に仕切壁2aを挟むように抜差自在に挿
入される。
二又状に形成され、この端子係止具9は前記蓋体部7の
装着動作と同時にボックス本体1の一側に設けた2個の
孔1b,1b内に仕切壁2aを挟むように抜差自在に挿
入される。
【0015】前記端子係止部9の端子金具4への係止構
造は従来例と同様であるから省略する。
造は従来例と同様であるから省略する。
【0016】また前記蓋体部7の長さLと前記端子係止
部9の長さL′とはこの実施例においては略同長である
が、必ずしもこれに限ることなく端子係止部9はボック
ス本体1内に差込まれることによって各端子収容室2内
に取付けられている端子金具4を係止する長さL′であ
れば充分であり、必ずしも蓋体部7の長さLと同じ長さ
に限ることがない。
部9の長さL′とはこの実施例においては略同長である
が、必ずしもこれに限ることなく端子係止部9はボック
ス本体1内に差込まれることによって各端子収容室2内
に取付けられている端子金具4を係止する長さL′であ
れば充分であり、必ずしも蓋体部7の長さLと同じ長さ
に限ることがない。
【0017】9bは前記端子係止具付蓋体6に設けたロ
ック用の係合突起であり、この係合突起9bは端子係止
具付蓋体6をボックス本体1内の所定位置(ロック位
置)まで挿入した際に、ボックス本体1の適宜位置に係
合することにより、端子係止具付蓋体6の不用意な抜け
を防止する。
ック用の係合突起であり、この係合突起9bは端子係止
具付蓋体6をボックス本体1内の所定位置(ロック位
置)まで挿入した際に、ボックス本体1の適宜位置に係
合することにより、端子係止具付蓋体6の不用意な抜け
を防止する。
【0018】なお本実施例においてはロック用の係合突
起9bを端子係止部9に設けて端子係止具付蓋体6をボ
ックス本体1に対して挿入することによって所定位置に
係合するようになしているが、係合突起9bをボックス
本体1に設けるとともにこの係合突起9bが係脱自在に
なる係合用凹部を端子係止部9等の端子係止具付蓋体6
に設けることによりボックス本体1に対して抜差自在な
端子係止具付蓋体6をボックス本体1に係合自在にして
もよい。
起9bを端子係止部9に設けて端子係止具付蓋体6をボ
ックス本体1に対して挿入することによって所定位置に
係合するようになしているが、係合突起9bをボックス
本体1に設けるとともにこの係合突起9bが係脱自在に
なる係合用凹部を端子係止部9等の端子係止具付蓋体6
に設けることによりボックス本体1に対して抜差自在な
端子係止具付蓋体6をボックス本体1に係合自在にして
もよい。
【0019】また図4及び図5に示すものは本考案の他
の実施例である。この実施例においては端子係止具付蓋
体6の蓋体部7を連結部8の上縁にヒンジ20を介して
起倒自在に枢着するとともに蓋体部7の前面にボックス
本体1の他側に設けたロック用の突起21に係脱自在に
なる係合用穴部7bを設けた構成である。
の実施例である。この実施例においては端子係止具付蓋
体6の蓋体部7を連結部8の上縁にヒンジ20を介して
起倒自在に枢着するとともに蓋体部7の前面にボックス
本体1の他側に設けたロック用の突起21に係脱自在に
なる係合用穴部7bを設けた構成である。
【0020】そしてこの実施例においてロック用の突起
21が係合用穴部7b内に完全に係合されて両者のロッ
クが行なわれることによって目視し易い蓋体部7が被冠
されたことを通じて端子係止部9がボックス本体1に対
して所定位置(ロック位置)まで完全に挿入されたこと
を察知する。
21が係合用穴部7b内に完全に係合されて両者のロッ
クが行なわれることによって目視し易い蓋体部7が被冠
されたことを通じて端子係止部9がボックス本体1に対
して所定位置(ロック位置)まで完全に挿入されたこと
を察知する。
【0021】またこの実施例においてはロック用の突起
21をボックス本体1の前面に突設するとともにこの突
起21が係脱自在になる係合用穴部7bを蓋体部7の前
面に設けているが、反対に係合用穴部7bをボックス本
体1に設けるとともにこの係合用穴部7aに係脱自在に
なる突起21を蓋体部7に設けることにより、蓋体部7
を閉めた場合にロックを行うようにしても良い。
21をボックス本体1の前面に突設するとともにこの突
起21が係脱自在になる係合用穴部7bを蓋体部7の前
面に設けているが、反対に係合用穴部7bをボックス本
体1に設けるとともにこの係合用穴部7aに係脱自在に
なる突起21を蓋体部7に設けることにより、蓋体部7
を閉めた場合にロックを行うようにしても良い。
【0022】
【考案の効果】上述のように本考案は、ボックス本体の
端子収容室内に取付けた端子金具に係合可能にボックス
本体内に差込まれる端子係止部と、ヒューズを覆う蓋体
部とを一体に形成したので、外部から目視し易い蓋体部
のボックス本体に対する装着状態によって端子係止部の
端子金具への係止状態を容易且つ確実に確認できる。
端子収容室内に取付けた端子金具に係合可能にボックス
本体内に差込まれる端子係止部と、ヒューズを覆う蓋体
部とを一体に形成したので、外部から目視し易い蓋体部
のボックス本体に対する装着状態によって端子係止部の
端子金具への係止状態を容易且つ確実に確認できる。
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく端子係止具付蓋体の蓋体部と端子係止部
とをボックス本体に挿入する中途を示した断面図であ
る。
とをボックス本体に挿入する中途を示した断面図であ
る。
【図3】同じく端子係止具付蓋体をボックス本体にロッ
クした状態を示す断面図である。
クした状態を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】端子係止具付蓋体をボックス本体に対してロッ
クした状態を示す断面図である。
クした状態を示す断面図である。
【図6】従来のヒューズボックスを示す斜視図である。
【図7】従来のヒューズボックスの他例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】同じく側面図である。
1 ボックス本体 2 端子収容室 4 端子金具 6 端子係止具付蓋体 7 蓋体部 8 連結部 9 端子係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 3/08 8420−5L H02G 3/08 Z 7346−5G H01H 85/22 Z 7346−5G 85/54
Claims (1)
- 【請求項1】 ボックス本体内に設けた端子収容室内に
端子金具を取付け、該端子金具に嵌入、接続されるヒュ
ーズを設けたヒューズボックスにおいて、前記端子金具
に係合可能に前記ボックス本体に差込まれる端子係止部
と、前記ヒューズを覆う蓋体部とを一体に形成したこと
を特徴とするヒューズボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098742U JP2527075Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ヒューズボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991098742U JP2527075Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ヒューズボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548193U JPH0548193U (ja) | 1993-06-25 |
JP2527075Y2 true JP2527075Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=14227937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991098742U Expired - Fee Related JP2527075Y2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | ヒューズボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527075Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4089168B2 (ja) * | 2001-04-03 | 2008-05-28 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP5219739B2 (ja) * | 2008-10-30 | 2013-06-26 | 矢崎総業株式会社 | ヒュージブルリンクユニット |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP1991098742U patent/JP2527075Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548193U (ja) | 1993-06-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960924 |
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