JP2524009Y2 - 比例電磁弁 - Google Patents
比例電磁弁Info
- Publication number
- JP2524009Y2 JP2524009Y2 JP1990029705U JP2970590U JP2524009Y2 JP 2524009 Y2 JP2524009 Y2 JP 2524009Y2 JP 1990029705 U JP1990029705 U JP 1990029705U JP 2970590 U JP2970590 U JP 2970590U JP 2524009 Y2 JP2524009 Y2 JP 2524009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- pressure
- opening
- closing
- spool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流体制御機器に使用される比例電磁弁の
構造に関するものである。
構造に関するものである。
第5図は従来の比例電磁弁に用いられるスプール弁構
造を示す断面図であり、1はスリーブ、2はスリーブ1
内を摺動するスプール、3は流体入力通路、4は流体入
力通路端に設けられた入力ポート、5は流体排出通路、
6は排出ポート、7はスプリングである。
造を示す断面図であり、1はスリーブ、2はスリーブ1
内を摺動するスプール、3は流体入力通路、4は流体入
力通路端に設けられた入力ポート、5は流体排出通路、
6は排出ポート、7はスプリングである。
次に動作について説明する。スプール2は排出ポート
6を開閉する開閉ランド部2aと、この開閉ランド部2aに
相対して設けられた同一径の非開閉ランド部2bとを有
し、スプール2がスリーブ1内を摺動することで、排出
ポート6の開閉を開閉ランド部2aで行う。即ち、常に所
定の圧力の流体が、流体入力通路3を通って入力ポート
4から、開閉ランド部2aと非開閉ランド部2bとの間に流
入し、流入したところでの圧力を排出ポート6の開閉の
度合いによって調整するのである。
6を開閉する開閉ランド部2aと、この開閉ランド部2aに
相対して設けられた同一径の非開閉ランド部2bとを有
し、スプール2がスリーブ1内を摺動することで、排出
ポート6の開閉を開閉ランド部2aで行う。即ち、常に所
定の圧力の流体が、流体入力通路3を通って入力ポート
4から、開閉ランド部2aと非開閉ランド部2bとの間に流
入し、流入したところでの圧力を排出ポート6の開閉の
度合いによって調整するのである。
従来の比例電磁弁のスプール弁構造は以上のように構
成されているので、流体が広い通路から狭い流路たる排
出ポート6に流れ込み、その部分で流速が速くなり、開
閉ランド部2aに加わる圧力が減少する。このため開閉ラ
ンド部2aと非開閉ランド部2bの径が同一であっても、ス
プール2の軸方向の力の平衡がくずれ、第5図において
スプール2を左側方向へ動かそうとする流体力が流量の
2乗に比例して発生するという問題点が生じていた。
成されているので、流体が広い通路から狭い流路たる排
出ポート6に流れ込み、その部分で流速が速くなり、開
閉ランド部2aに加わる圧力が減少する。このため開閉ラ
ンド部2aと非開閉ランド部2bの径が同一であっても、ス
プール2の軸方向の力の平衡がくずれ、第5図において
スプール2を左側方向へ動かそうとする流体力が流量の
2乗に比例して発生するという問題点が生じていた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、スプールの軸方向の力の釣り合いを保つこ
とができる比例電磁弁を提供することを目的とする。
れたもので、スプールの軸方向の力の釣り合いを保つこ
とができる比例電磁弁を提供することを目的とする。
この考案に係る比例電磁弁は、排出ポートを非開閉ラ
ンド部の外側に設けた流量補正室へ接続し、排出ポート
が開いた際、この流量補正室内の流体に非開閉ランド部
を開閉ランド部方向に押す力を発生させるべく、流量補
正室の流体排出通路に絞りを備えたことを特徴とする。
ンド部の外側に設けた流量補正室へ接続し、排出ポート
が開いた際、この流量補正室内の流体に非開閉ランド部
を開閉ランド部方向に押す力を発生させるべく、流量補
正室の流体排出通路に絞りを備えたことを特徴とする。
この考案における比例電磁弁は、流量補正室とその流
体排出通路に絞りを設けることにより、スプールの非開
閉ランド部に対して開閉ランド部方向へ押圧する力を発
生させ、排出ポートを開けた時に生じるスプールの軸方
向に対する力のアンバランスを打ち消し、軸方向に対す
る力の釣り合いを保持する。
体排出通路に絞りを設けることにより、スプールの非開
閉ランド部に対して開閉ランド部方向へ押圧する力を発
生させ、排出ポートを開けた時に生じるスプールの軸方
向に対する力のアンバランスを打ち消し、軸方向に対す
る力の釣り合いを保持する。
以下、この考案の一実施例を第1図〜第4図に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図及び第2図はこの実施例に係る比例電磁弁の構造
断面図を示したもので、第1図は排出ポートが閉じた状
態を、第2図は排出ポートが開いた状態をそれぞれ表し
ている。第3図は流体供給手段の性能を表すもので、流
体の流量と圧力の関係を示す図、第4図は電磁弁押圧手
段の電流値と流体出力通路の圧力の関係を示す図であ
る。
断面図を示したもので、第1図は排出ポートが閉じた状
態を、第2図は排出ポートが開いた状態をそれぞれ表し
ている。第3図は流体供給手段の性能を表すもので、流
体の流量と圧力の関係を示す図、第4図は電磁弁押圧手
段の電流値と流体出力通路の圧力の関係を示す図であ
る。
図において、1はスリーブ、2はスリーブ1内を摺動
する同一径の開閉ランド部2aと非開閉ランド部2b、及び
両ランド部より径の小さい圧力調整ランド部2cを有する
スプール、3は流体入力通路、4は流体入力通路端に設
けられた入力ポート、5は流体排出通路、6は排出ポー
ト、8は所定の圧力に制御された流体を導く流体出力通
路、9は出力ポートである。10はスプール2を軸方向に
移動させる電磁押圧手段であり、10aはロッド、10bはス
プリングである。11は非開閉ランド部2bの後側に設けら
れ流体排出通路5と接続された流量補正室、12は流量補
正室11内の流体にスプール2の非開閉ランド部2bを電磁
押圧手段10方向(図示右側方向)に押す力を発生させる
ための絞り、13は流体入力通路3に流体を供給する流体
供給手段(例えば油圧ポンプ)、14は流体出力通路8か
ら送られてくる所定圧力の流体により制御される制御手
段、15は圧力調整室、16は圧力調整通路である。
する同一径の開閉ランド部2aと非開閉ランド部2b、及び
両ランド部より径の小さい圧力調整ランド部2cを有する
スプール、3は流体入力通路、4は流体入力通路端に設
けられた入力ポート、5は流体排出通路、6は排出ポー
ト、8は所定の圧力に制御された流体を導く流体出力通
路、9は出力ポートである。10はスプール2を軸方向に
移動させる電磁押圧手段であり、10aはロッド、10bはス
プリングである。11は非開閉ランド部2bの後側に設けら
れ流体排出通路5と接続された流量補正室、12は流量補
正室11内の流体にスプール2の非開閉ランド部2bを電磁
押圧手段10方向(図示右側方向)に押す力を発生させる
ための絞り、13は流体入力通路3に流体を供給する流体
供給手段(例えば油圧ポンプ)、14は流体出力通路8か
ら送られてくる所定圧力の流体により制御される制御手
段、15は圧力調整室、16は圧力調整通路である。
次に動作について説明する。流体供給手段13から流体
入力通路3に供給される流体の流量および圧力は、液体
供給手段13の能力により決まる。ここで、第3図は流体
供給手段13として油圧ポンプを使用した場合の当該ポン
プの性能を示すもので、縦軸に流量(1/min)、横軸に
圧力(kgf/cm2)を示し、実線1は当該ポンプの最大能
力を表わしている。上記油圧ポンプのうち流体供給手段
13として実際に使用される能力は、当該ポンプの最大能
力である上記実線1上ではなく、斜線部分で示した幅を
持った領域である。これは、一つの油圧ポンプが一つの
制御手段14に対してのみ使われるのではなく、他の複数
の制御手段に使われるため、流量及び圧力がポンプの最
大能力より減ってしまうためである。このように、油圧
ポンプの使用状態によって流量及び圧力が上記幅をもっ
て変化するので、従来のスプール弁構造(図5)では排
出ポート開の場合の開閉ランド部2aに働く流体力が大き
く変化する。本考案はこの流体力の変化による影響を極
力小さくすることを目的とする。
入力通路3に供給される流体の流量および圧力は、液体
供給手段13の能力により決まる。ここで、第3図は流体
供給手段13として油圧ポンプを使用した場合の当該ポン
プの性能を示すもので、縦軸に流量(1/min)、横軸に
圧力(kgf/cm2)を示し、実線1は当該ポンプの最大能
力を表わしている。上記油圧ポンプのうち流体供給手段
13として実際に使用される能力は、当該ポンプの最大能
力である上記実線1上ではなく、斜線部分で示した幅を
持った領域である。これは、一つの油圧ポンプが一つの
制御手段14に対してのみ使われるのではなく、他の複数
の制御手段に使われるため、流量及び圧力がポンプの最
大能力より減ってしまうためである。このように、油圧
ポンプの使用状態によって流量及び圧力が上記幅をもっ
て変化するので、従来のスプール弁構造(図5)では排
出ポート開の場合の開閉ランド部2aに働く流体力が大き
く変化する。本考案はこの流体力の変化による影響を極
力小さくすることを目的とする。
そして、流体入力通路3を通った流体は、スリーブ1
の内周面1aに臨んで設けられた入力ポート4から開閉ラ
ンド部2aと非開閉ランド部2bとで挟まれた圧力調整室15
に入り、第1図に示すように開閉ランド部2aが排出ポー
ト6を閉じている場合には、圧力調整室15内の液体はそ
のまま、スリーブ1の内周面1aに臨んで設けられた出力
ポート9から出力される。そして、出力ポート9から出
た流体は、流体出力通路8を通って制御手段14を制御す
る。
の内周面1aに臨んで設けられた入力ポート4から開閉ラ
ンド部2aと非開閉ランド部2bとで挟まれた圧力調整室15
に入り、第1図に示すように開閉ランド部2aが排出ポー
ト6を閉じている場合には、圧力調整室15内の液体はそ
のまま、スリーブ1の内周面1aに臨んで設けられた出力
ポート9から出力される。そして、出力ポート9から出
た流体は、流体出力通路8を通って制御手段14を制御す
る。
また、流体入力通路3を通る流体の一部は、圧力調整
通路16を通り、非開閉ランド部2bの外側に設けられた圧
力調整ランド部2cに圧力を加え、スプール2を図面右側
方向へ押している。この流体の力に対しては、電磁押圧
手段10のロッド10aが開閉ランド部2aを押すことで釣り
合うようになっている。
通路16を通り、非開閉ランド部2bの外側に設けられた圧
力調整ランド部2cに圧力を加え、スプール2を図面右側
方向へ押している。この流体の力に対しては、電磁押圧
手段10のロッド10aが開閉ランド部2aを押すことで釣り
合うようになっている。
次に、上記制御手段14を所定の圧力値(流体供給手段
13から出る流体の圧力よりも低い値)で制御しようとす
る場合は、まず、電磁押圧手段10の電磁値をこの所定の
圧力値に応じた値に設定する。その結果、スプリング10
bの付勢力に反して、ロッド10aに上記電流値に応じた図
面右側方向への電磁力が発生し、電磁押圧手段10として
は、スプリング10bの付勢力と電磁力との差(付勢力は
電磁力より大きい)だけ開閉ランド部2aを図面左側方向
へ押す力が生じる。一方、流体供給手段(油圧ポンプ)
13から送り出され圧力調整通路16を通った流体の圧力
は、圧力調整ランド部2cを図面右側方向へ押す。この力
と電磁押圧手段10の力とがバランスする位置で、スプー
ル2が停止する。なお、調整ランド部2cの面積を他のラ
ンド部2a,2bの面積より小さく設定しているのは、液体
の圧力によるスプール2の押す力を小さく設定すること
により、この力と釣り合う電磁押圧手段10の押す力も小
さく設定することができ、これにより電磁手段10を小型
化するためである。
13から出る流体の圧力よりも低い値)で制御しようとす
る場合は、まず、電磁押圧手段10の電磁値をこの所定の
圧力値に応じた値に設定する。その結果、スプリング10
bの付勢力に反して、ロッド10aに上記電流値に応じた図
面右側方向への電磁力が発生し、電磁押圧手段10として
は、スプリング10bの付勢力と電磁力との差(付勢力は
電磁力より大きい)だけ開閉ランド部2aを図面左側方向
へ押す力が生じる。一方、流体供給手段(油圧ポンプ)
13から送り出され圧力調整通路16を通った流体の圧力
は、圧力調整ランド部2cを図面右側方向へ押す。この力
と電磁押圧手段10の力とがバランスする位置で、スプー
ル2が停止する。なお、調整ランド部2cの面積を他のラ
ンド部2a,2bの面積より小さく設定しているのは、液体
の圧力によるスプール2の押す力を小さく設定すること
により、この力と釣り合う電磁押圧手段10の押す力も小
さく設定することができ、これにより電磁手段10を小型
化するためである。
第2図は、流体供給手段(油圧ポンプ)13の圧力が高
過ぎる場合の図であり、調整ランド部2cを図面右側方向
に押す力と、電磁押圧手段10の制御による左方向の力と
の調整により、排出ポート6を所定開度開いた状態にす
る。すなわち、排出ポート6から圧力調整室15内の流体
を一定量排出することで、制御手段14へ送られる流体の
圧力を調整するのである。しかし、この排出ポート6が
開いた状態では、排出ポート付近において流量の二乗に
比例して圧力が減少するため、流量が多ければ多い程、
同一径である開閉ランド部2aと非開閉ランド部2bとの間
での力の釣り合いが崩れ、スプール2は図面左方向へ動
こうとする。本実施例では、排出ポート6から排出され
る流体を流体排出通路5を介して流量補正室11に送り、
絞り12により流量補正室11内の流体に補正圧力を発生さ
せる。そして、この補正圧力によりスプール2を図面右
側へ動かし、上記排出ポート付近の圧力減少による力の
不釣り合いを補正する。上述のように排出ポート12から
排出される流体の流量が多くなる程排出ポート付近の圧
力が減少しスプール2を図示左方向に動かそうとする流
体力が大きくなるが、流体排出通路5を流れる流量も増
し絞り12による流量補正室11内の補正圧力が高まるの
で、流体供給手段13の流量及び圧力の変動に応じた補正
が可能となる。
過ぎる場合の図であり、調整ランド部2cを図面右側方向
に押す力と、電磁押圧手段10の制御による左方向の力と
の調整により、排出ポート6を所定開度開いた状態にす
る。すなわち、排出ポート6から圧力調整室15内の流体
を一定量排出することで、制御手段14へ送られる流体の
圧力を調整するのである。しかし、この排出ポート6が
開いた状態では、排出ポート付近において流量の二乗に
比例して圧力が減少するため、流量が多ければ多い程、
同一径である開閉ランド部2aと非開閉ランド部2bとの間
での力の釣り合いが崩れ、スプール2は図面左方向へ動
こうとする。本実施例では、排出ポート6から排出され
る流体を流体排出通路5を介して流量補正室11に送り、
絞り12により流量補正室11内の流体に補正圧力を発生さ
せる。そして、この補正圧力によりスプール2を図面右
側へ動かし、上記排出ポート付近の圧力減少による力の
不釣り合いを補正する。上述のように排出ポート12から
排出される流体の流量が多くなる程排出ポート付近の圧
力が減少しスプール2を図示左方向に動かそうとする流
体力が大きくなるが、流体排出通路5を流れる流量も増
し絞り12による流量補正室11内の補正圧力が高まるの
で、流体供給手段13の流量及び圧力の変動に応じた補正
が可能となる。
第4図は本実施例における電磁押圧手段10の電流値と
流体出力通路8の圧力との関係を示す一例であり、電流
値に対して圧力が比例関係にある。すなわち、電磁押圧
手段10の電流値を設定することにより、流体供給手段13
の圧力及び流量に関係なく、常に所望の圧力の流体を制
御手段14に送ることができるようになっている。
流体出力通路8の圧力との関係を示す一例であり、電流
値に対して圧力が比例関係にある。すなわち、電磁押圧
手段10の電流値を設定することにより、流体供給手段13
の圧力及び流量に関係なく、常に所望の圧力の流体を制
御手段14に送ることができるようになっている。
以上のように、本実施例によれば、排出ポート6の開
閉によって生じる流体力によりスプール2の軸方向の力
の釣り合いが崩れることなく、常に安定した圧力の流体
を制御手段14に送ることができる。また、排出ポート6
から排出される流体により圧力の補正を行うので、流体
供給手段(油圧ポンプ)13の圧力及び流量の変動に応じ
て最適な補正が行える。
閉によって生じる流体力によりスプール2の軸方向の力
の釣り合いが崩れることなく、常に安定した圧力の流体
を制御手段14に送ることができる。また、排出ポート6
から排出される流体により圧力の補正を行うので、流体
供給手段(油圧ポンプ)13の圧力及び流量の変動に応じ
て最適な補正が行える。
以上のようにこの考案によれば、排出ポートを非開閉
ランド部の外側に設けた流量補正室へ接続し、絞りによ
り流量補正室内の流体に圧力を生じさせるようにしたの
で、スプールの軸方向の釣り合いを保持することがで
き、常に安定した圧力の流体を制御手段に送ることがで
きる。また、排出ポートから排出される流体により圧力
の補正を行なうので、流体供給手段の圧力及び流量の変
動に応じた補正を行なうことができる。
ランド部の外側に設けた流量補正室へ接続し、絞りによ
り流量補正室内の流体に圧力を生じさせるようにしたの
で、スプールの軸方向の釣り合いを保持することがで
き、常に安定した圧力の流体を制御手段に送ることがで
きる。また、排出ポートから排出される流体により圧力
の補正を行なうので、流体供給手段の圧力及び流量の変
動に応じた補正を行なうことができる。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例に係る比例電磁
弁の構造断面図を示したもので、第1図は排出ポートが
閉じた状態を、第2図は排出ポートが開いた状態をそれ
ぞれ表している。第3図は本考案の流体供給手段の性能
の一例を示す図、第4図は本考案の電磁押圧手段の電流
値と流体出力通路の圧力との関係の一例を示す図、第5
図は従来の比例電磁弁に用いられるスプール弁構造を示
す断面図である。 図中、1はスリーブ、2はスプール、2aは開閉ランド
部、2bは非開閉ランド部、3は流体入力通路、4は入力
ポート、5は流体排出通路、6は排出ポート、8は流体
出力通路、9は出力ポート、10は電磁押圧手段、11は流
量補正室、12は絞り、13は流体供給手段、14は制御手
段、15は圧力調整室、16は圧力調整通路である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
弁の構造断面図を示したもので、第1図は排出ポートが
閉じた状態を、第2図は排出ポートが開いた状態をそれ
ぞれ表している。第3図は本考案の流体供給手段の性能
の一例を示す図、第4図は本考案の電磁押圧手段の電流
値と流体出力通路の圧力との関係の一例を示す図、第5
図は従来の比例電磁弁に用いられるスプール弁構造を示
す断面図である。 図中、1はスリーブ、2はスプール、2aは開閉ランド
部、2bは非開閉ランド部、3は流体入力通路、4は入力
ポート、5は流体排出通路、6は排出ポート、8は流体
出力通路、9は出力ポート、10は電磁押圧手段、11は流
量補正室、12は絞り、13は流体供給手段、14は制御手
段、15は圧力調整室、16は圧力調整通路である。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−9381(JP,A) 実開 昭63−186977(JP,U) 実開 平2−34803(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】スリーブ内に摺動可能に配置され、少なく
とも相対して設けられた開閉ランド部及び非開閉ランド
部を有するスプールと、 流体供給手段から供給される圧力流体を、上記開閉ラン
ド部と非開閉ランド部との間に設けた圧力調整室に導く
流体入力通路と、 上記圧力調整室の圧力流体を外部の制御手段へ導く流体
出力通路と、 上記スプールの開閉ランド部側を押圧することにより、
上記スプールを軸方向に移動させる押圧手段と、 上記開閉ランド部により開閉されるべく、上記スリーブ
内周面に臨んで設けられた排出ポートとを備えた比例電
磁弁であって、 上記排出ポートを上記非開閉ランド部の外側に設けた流
量補正室へ接続し、排出ポートが開いた状態において、
この流量補正室内の流体に非開閉ランド部を開閉ランド
部方向に押す力を発生させるべく、上記流量補正室下流
の流体排出通路に絞りを設けたことを特徴とする比例電
磁弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990029705U JP2524009Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 比例電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990029705U JP2524009Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 比例電磁弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03119687U JPH03119687U (ja) | 1991-12-10 |
JP2524009Y2 true JP2524009Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31532456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990029705U Expired - Lifetime JP2524009Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 比例電磁弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524009Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4626609B2 (ja) * | 2006-12-12 | 2011-02-09 | トヨタ自動車株式会社 | 流体供給装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3225003A1 (de) * | 1982-07-03 | 1984-01-05 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Elektromagnetisch betaetigtes, proportional arbeitendes wegeventil |
JPH0421022Y2 (ja) * | 1987-05-23 | 1992-05-13 | ||
JPH0234803U (ja) * | 1988-08-30 | 1990-03-06 |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP1990029705U patent/JP2524009Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03119687U (ja) | 1991-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3090275B2 (ja) | 圧力補正された流れ増幅ポペットバルブ | |
EP0888827B1 (en) | Viscous fluid supply control apparatus | |
JPH10503036A (ja) | デッドループ型バイパス弁 | |
JPS6088283A (ja) | 動力舵取装置用流量制御装置 | |
JP2524009Y2 (ja) | 比例電磁弁 | |
US4630639A (en) | Apparatus for controlling pressure and flow rate | |
EP0385029B1 (en) | Line pressure regulator | |
US3734121A (en) | Fluid flow valves | |
US5647394A (en) | Control valve | |
JPH02221703A (ja) | 流体装置 | |
US3443593A (en) | Hydrodynamically balanced rotary valve | |
GB2125944A (en) | Regulating valve | |
JPH10220609A (ja) | 水温補正機能付き定流量弁 | |
JP3083152B2 (ja) | 建設機械の油圧駆動装置 | |
JPS6288806A (ja) | 比例絞り弁 | |
JPH1091244A (ja) | 流量制御装置を備えた空気調和機 | |
JP2003004001A (ja) | 油圧制御装置 | |
JPH02249013A (ja) | 前制御される減圧弁 | |
JPH10281102A (ja) | 可変容量型油圧ポンプの容量制御装置 | |
JPH0316524B2 (ja) | ||
JPH0359307B2 (ja) | ||
JPH07332246A (ja) | 可変容量ポンプのロードセンシング装置 | |
JPH03130811A (ja) | 流れの力の補償を有する減圧弁 | |
JP2580764B2 (ja) | リリーフ弁 | |
JPS6124802A (ja) | 液圧装置の制御回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |