JP2515643B2 - 帯状体の蛇行挙動解析方法 - Google Patents
帯状体の蛇行挙動解析方法Info
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のロールを用いて
帯状体を連続的に搬送する際の帯状体の蛇行挙動を、計
算機を用いて解析する方法に関し、例えば、薄板鋼板の
冷延プロセス、焼鈍プロセス、表面処理プロセス等の薄
板搬送における鋼板の蛇行挙動を解析する場合に適用し
て特に好適なものである。
帯状体を連続的に搬送する際の帯状体の蛇行挙動を、計
算機を用いて解析する方法に関し、例えば、薄板鋼板の
冷延プロセス、焼鈍プロセス、表面処理プロセス等の薄
板搬送における鋼板の蛇行挙動を解析する場合に適用し
て特に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、薄板鋼板の連続処理設備におい
ては、鋼板の広幅、薄手化或いは軟質化といった薄板製
品の多様化により、高品質及び高生産性を確保するため
の安定通板技術が重要になってきている。特に、薄板需
要の増大を受けて高速化を目指した薄板処理ラインにお
いては、薄板鋼板の蛇行に対する対策が不可欠である。
この薄板鋼板の蛇行は、鋼板の破断や、鋼板がロールか
ら外れるロールアウト等の原因となる。
ては、鋼板の広幅、薄手化或いは軟質化といった薄板製
品の多様化により、高品質及び高生産性を確保するため
の安定通板技術が重要になってきている。特に、薄板需
要の増大を受けて高速化を目指した薄板処理ラインにお
いては、薄板鋼板の蛇行に対する対策が不可欠である。
この薄板鋼板の蛇行は、鋼板の破断や、鋼板がロールか
ら外れるロールアウト等の原因となる。
【0003】この薄板鋼板の蛇行を制御する方法として
は、ステアリング装置、クラウンロールといった様々な
方式がある。
は、ステアリング装置、クラウンロールといった様々な
方式がある。
【0004】一方、形状の良好なストリップがフラット
ロールで通板される場合には、梁理論をベースにした数
値計算モデルが提案されており、このモデルによって、
ステアリング制御に応じた蛇行挙動の解析を行うことが
できる(例えば、"ASME Journal of Dynamic Systems,
Measurement, and Control" Vol.111, No.3, pp.505-51
0 (1989))。
ロールで通板される場合には、梁理論をベースにした数
値計算モデルが提案されており、このモデルによって、
ステアリング制御に応じた蛇行挙動の解析を行うことが
できる(例えば、"ASME Journal of Dynamic Systems,
Measurement, and Control" Vol.111, No.3, pp.505-51
0 (1989))。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、薄板鋼
板の蛇行に対しては、鋼板の両端部が波打った状態の耳
波、中央部が波打った状態の中伸び、鋼板が長手方向に
緩やかにカーブしたキャンバーといった鋼板の形状が大
きく影響し、また、蛇行を抑制するために極めて有効な
方法であるクラウンロールを用いる場合には、そのロー
ルクラウンの与え方が大変重要な要素となる。
板の蛇行に対しては、鋼板の両端部が波打った状態の耳
波、中央部が波打った状態の中伸び、鋼板が長手方向に
緩やかにカーブしたキャンバーといった鋼板の形状が大
きく影響し、また、蛇行を抑制するために極めて有効な
方法であるクラウンロールを用いる場合には、そのロー
ルクラウンの与え方が大変重要な要素となる。
【0006】ところが、上述した従来の数値計算モデル
では、これらの要因を考慮することができず、単に、理
想的な形状の鋼板と蛇行制御装置単体の特性をシミュレ
ートするに留まっていた。このため、従来は、実際の設
備設計に必須の実操業状態下での蛇行解析を行うことが
できず、適宜経験的に個々の方式を選択してきた。
では、これらの要因を考慮することができず、単に、理
想的な形状の鋼板と蛇行制御装置単体の特性をシミュレ
ートするに留まっていた。このため、従来は、実際の設
備設計に必須の実操業状態下での蛇行解析を行うことが
できず、適宜経験的に個々の方式を選択してきた。
【0007】そこで、本発明の目的は、例えば、上述し
た耳波、中伸び、キャンバーといった鋼板の形状やロー
ルクラウンの影響をも考慮した総合的な解析を行うこと
が可能な帯状体の蛇行挙動解析方法を提供することであ
る。
た耳波、中伸び、キャンバーといった鋼板の形状やロー
ルクラウンの影響をも考慮した総合的な解析を行うこと
が可能な帯状体の蛇行挙動解析方法を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、複数のロールを用いて帯状体を連
続的に搬送する際の帯状体の蛇行挙動を、計算機を用い
て解析する方法において;(a)搬送ラインの構成、ロ
ール形状、ロール傾斜角、運転条件等を含む搬送装置に
関するデータを入力し;(b)帯状体のサイズ、形状、
幅方向の張力分布、初期位置等を含む帯状体に関するデ
ータを入力し;(c)解析の時間間隔を入力し;(d)
解析の終了時間を入力し;(e)ロール毎に、当該ロー
ルと1つ手前のロールとにおける前記帯状体の位置関
係、前記帯状体の形状、前記帯状体の幅方向の張力分
布、当該ロールの形状及び当該ロールの傾斜角を考慮し
た当該ロールにおける実効巻付角を算出し;(f)ロー
ル毎に、前記ステップ(e)で算出した実効巻付角から
当該ロールにおける前記帯状体の蛇行速度を算出し;
(g)前記ステップ(e)及び(f)を、解析対象領域
のロールの数だけ繰り返し;(h)ロール毎に、前記ス
テップ(f)で算出した蛇行速度により当該ロールにお
ける蛇行量を時間的に更新し;(i)前記ステップ
(e)〜(h)を前記終了時間まで繰り返す。
ために、本発明では、複数のロールを用いて帯状体を連
続的に搬送する際の帯状体の蛇行挙動を、計算機を用い
て解析する方法において;(a)搬送ラインの構成、ロ
ール形状、ロール傾斜角、運転条件等を含む搬送装置に
関するデータを入力し;(b)帯状体のサイズ、形状、
幅方向の張力分布、初期位置等を含む帯状体に関するデ
ータを入力し;(c)解析の時間間隔を入力し;(d)
解析の終了時間を入力し;(e)ロール毎に、当該ロー
ルと1つ手前のロールとにおける前記帯状体の位置関
係、前記帯状体の形状、前記帯状体の幅方向の張力分
布、当該ロールの形状及び当該ロールの傾斜角を考慮し
た当該ロールにおける実効巻付角を算出し;(f)ロー
ル毎に、前記ステップ(e)で算出した実効巻付角から
当該ロールにおける前記帯状体の蛇行速度を算出し;
(g)前記ステップ(e)及び(f)を、解析対象領域
のロールの数だけ繰り返し;(h)ロール毎に、前記ス
テップ(f)で算出した蛇行速度により当該ロールにお
ける蛇行量を時間的に更新し;(i)前記ステップ
(e)〜(h)を前記終了時間まで繰り返す。
【0009】
【作用】以下、鋼板の場合を例にとって、本発明の作用
を説明する。
を説明する。
【0010】搬送ラインの中心線に対して或る角度を持
ってロールに巻き付いた鋼板は、いわゆる糸巻の原理に
よってロール上を移動する。即ち、図2に示すように、
通板速度をV〔mm/s〕、i番目のロールにおける鋼
板入射平面内での巻付角をθi 〔rad〕とすると、ロ
ール幅方向への鋼板移動速度dyi /dtは、次のよう
に表される。
ってロールに巻き付いた鋼板は、いわゆる糸巻の原理に
よってロール上を移動する。即ち、図2に示すように、
通板速度をV〔mm/s〕、i番目のロールにおける鋼
板入射平面内での巻付角をθi 〔rad〕とすると、ロ
ール幅方向への鋼板移動速度dyi /dtは、次のよう
に表される。
【0011】 dyi /dt=−Vθi +(dYi /dt) …(1)
【0012】ここで、yは鋼板蛇行量〔mm〕、tは時
間〔s〕、また、Yは、例えばステアリングロールにお
けるロール移動量〔mm〕である。
間〔s〕、また、Yは、例えばステアリングロールにお
けるロール移動量〔mm〕である。
【0013】(1)式におけるθi は、フラットロール
に対する実際の巻付角であるが、ロールがクラウンロー
ルの場合や、鋼板が、既述した耳波や中伸びのような変
形成分を内部張力として潜在的に有しているような場合
には、鋼板の実際の蛇行挙動は、見かけ上の巻付角θi
のみならず、それらの要因によっても左右される。
に対する実際の巻付角であるが、ロールがクラウンロー
ルの場合や、鋼板が、既述した耳波や中伸びのような変
形成分を内部張力として潜在的に有しているような場合
には、鋼板の実際の蛇行挙動は、見かけ上の巻付角θi
のみならず、それらの要因によっても左右される。
【0014】そこで、本発明においては、(1)式のθ
i の代わりに、
i の代わりに、
【0015】 Θi =θi u +θi e +θi d +θi c +θi al …(2)
【0016】を用い、
【0017】 dyi /dt=−VΘi +(dYi /dt) …(3)
【0018】により、鋼板蛇行量を求める。なお、角度
の単位は全て〔rad〕である。
の単位は全て〔rad〕である。
【0019】(2)式において、θi u は、図3に平面
図で示すように、(i−1)番目のロールにおける鋼板
位置とi番目のロールにおける鋼板位置との間の相対的
な位置関係から生じるずれ角、θi e は、くの字溶接等
による鋼板長手方向キャンバーから生じる横方向変位
角、θi d は、後述する鋼板の変形成分(幅方向張力分
布)に起因する角度成分、θi c は、やはり後述するク
ラウンロールのテーパー角度から求められた角度成分、
θi alは、図2に示すロールの傾斜角(主として、ロー
ルのミスアライメントに起因する。)である。
図で示すように、(i−1)番目のロールにおける鋼板
位置とi番目のロールにおける鋼板位置との間の相対的
な位置関係から生じるずれ角、θi e は、くの字溶接等
による鋼板長手方向キャンバーから生じる横方向変位
角、θi d は、後述する鋼板の変形成分(幅方向張力分
布)に起因する角度成分、θi c は、やはり後述するク
ラウンロールのテーパー角度から求められた角度成分、
θi alは、図2に示すロールの傾斜角(主として、ロー
ルのミスアライメントに起因する。)である。
【0020】この(2)式のΘi は、クラウンロールの
テーパー角度から求められた角度成分θi c や鋼板の幅
方向張力分布に起因する角度成分θi d を含んでいるた
め、実際の見かけ上の巻付角θi とは異なる。そこで、
本発明においては、(2)式のΘi を「実効巻付角」と
称する。
テーパー角度から求められた角度成分θi c や鋼板の幅
方向張力分布に起因する角度成分θi d を含んでいるた
め、実際の見かけ上の巻付角θi とは異なる。そこで、
本発明においては、(2)式のΘi を「実効巻付角」と
称する。
【0021】次に、(2)式の各項について詳細に説明
する。
する。
【0022】図3に示すように、θi u は、(i−1)
番目のロールにおける鋼板位置とi番目のロールにおけ
る鋼板位置との間の相対的な位置関係から生じるずれ角
であり、両ロール間の距離をL〔mm〕とすると、
番目のロールにおける鋼板位置とi番目のロールにおけ
る鋼板位置との間の相対的な位置関係から生じるずれ角
であり、両ロール間の距離をL〔mm〕とすると、
【0023】 θi u =(yi −yi-1 )/L …(4)
【0024】で与えられる。
【0025】また、同図に示すように、θi e は、くの
字溶接等による鋼板長手方向キャンバーから生じる横方
向変位角であり、この限りにおいては、鋼板のような金
属ストリップに固有の要因である。但し、この項を一般
の帯状体に拡張する場合には、このθi e を、解析対象
となる帯状体の外形形状に起因する種々の横方向変位角
と見なすことができる。
字溶接等による鋼板長手方向キャンバーから生じる横方
向変位角であり、この限りにおいては、鋼板のような金
属ストリップに固有の要因である。但し、この項を一般
の帯状体に拡張する場合には、このθi e を、解析対象
となる帯状体の外形形状に起因する種々の横方向変位角
と見なすことができる。
【0026】一方、鋼板の変形成分に起因する角度成分
θi d は、ロール間Lの鋼板を、両端単純支持された軸
力T〔kgf/mm2〕の作用する梁柱(曲げ剛性をE
I〔kgf・mm2 〕とする。)としてモデル化すれ
ば、鋼板端部における等価な巻付角として次のように表
すことができる。
θi d は、ロール間Lの鋼板を、両端単純支持された軸
力T〔kgf/mm2〕の作用する梁柱(曲げ剛性をE
I〔kgf・mm2 〕とする。)としてモデル化すれ
ば、鋼板端部における等価な巻付角として次のように表
すことができる。
【0027】 θi d =C1 Mi +C2 Mi-1 +C3 q …(5)
【0028】ここで、
【0029】
【数1】
【0030】である。また、Mi 及びMi-1 は、図3に
示すように、i番目のロール及びその1つ上流側の(i
−1)番目のロール上で作用する摩擦力等に起因する鋼
板面内での回転モーメントであり、板幅Bの鋼板の幅方
向の張力分布をT(η)、ロール径をR、鋼板とロール
との接触角度をφ、鋼板とロールとの間の摩擦係数をμ
とすると、
示すように、i番目のロール及びその1つ上流側の(i
−1)番目のロール上で作用する摩擦力等に起因する鋼
板面内での回転モーメントであり、板幅Bの鋼板の幅方
向の張力分布をT(η)、ロール径をR、鋼板とロール
との接触角度をφ、鋼板とロールとの間の摩擦係数をμ
とすると、
【0031】
【数2】
【0032】により求めることができる。ここで、張力
分布については、鋼板形状に起因する張力分布Tp と、
前後ロールでの鋼板の相対的な位置関係から発生する鋼
板両エッジでの張力差を考慮して、次式により与える。
分布については、鋼板形状に起因する張力分布Tp と、
前後ロールでの鋼板の相対的な位置関係から発生する鋼
板両エッジでの張力差を考慮して、次式により与える。
【0033】 T(η)=Tp (η)+Et(θi u +θi al)/L …(6)
【0034】なお、Etは鋼板の引張剛性〔kgf/m
m〕である。
m〕である。
【0035】このように、本発明においては、鋼板形状
に起因する張力分布Tp (η)を考慮することにより、
耳波や中伸びといった幅方向での張力の非線形変化を考
慮した鋼板の正確な蛇行挙動解析を行うことができる。
に起因する張力分布Tp (η)を考慮することにより、
耳波や中伸びといった幅方向での張力の非線形変化を考
慮した鋼板の正確な蛇行挙動解析を行うことができる。
【0036】なお、(5)式におけるqは、前後ロール
間の鋼板に作用する分布荷重であり、このqとしては、
通常、慣性力のみを考慮すれば充分である。
間の鋼板に作用する分布荷重であり、このqとしては、
通常、慣性力のみを考慮すれば充分である。
【0037】(2)式におけるθi c は、クラウンロー
ルのテーパー角度から求められた角度成分である。クラ
ウンロールの蛇行制御能力に対する考え方は種々ある
が、ここでは、鋼板との接触領域における平均的なテー
パー角度を等価な巻付角に変換したものを用いる。即
ち、ロールのテーパー角をγとすると、θi c は、
ルのテーパー角度から求められた角度成分である。クラ
ウンロールの蛇行制御能力に対する考え方は種々ある
が、ここでは、鋼板との接触領域における平均的なテー
パー角度を等価な巻付角に変換したものを用いる。即
ち、ロールのテーパー角をγとすると、θi c は、
【0038】
【数3】
【0039】で与えられる。ここで、αは修正係数であ
り、鋼板形状や摩擦係数等により支配されるロールとの
接触状態を表す。鋼板とロールとが良好に接触している
場合には、αは、経験的に、ほぼ0.35程度である。
り、鋼板形状や摩擦係数等により支配されるロールとの
接触状態を表す。鋼板とロールとが良好に接触している
場合には、αは、経験的に、ほぼ0.35程度である。
【0040】θi c の具体的な例を挙げると、例えば図
4に示すように、γ(η)=±γ0 (|η|>b/2)
の直線テーパーロールの場合、鋼板の両エッジがテーパ
ー部を外れない範囲で、〔数3〕は、
4に示すように、γ(η)=±γ0 (|η|>b/2)
の直線テーパーロールの場合、鋼板の両エッジがテーパ
ー部を外れない範囲で、〔数3〕は、
【0041】
【数4】
【0042】と書くことができる。
【0043】(2)式のθi alは、図2に示すロールの
傾斜角であるが、これが、予測不能なロールのアライメ
ント不良、即ち、固定ロールのミスアライメントである
場合には、適当な分布を仮定した乱数を発生させて、入
/出射平面内でのミスアライメント角θi ai及びθi ao
を与え、これらを用いて処理することができる。
傾斜角であるが、これが、予測不能なロールのアライメ
ント不良、即ち、固定ロールのミスアライメントである
場合には、適当な分布を仮定した乱数を発生させて、入
/出射平面内でのミスアライメント角θi ai及びθi ao
を与え、これらを用いて処理することができる。
【0044】次に、(2)式で与えられた実効巻付角Θ
i を用いて、実際に解析を行う手順を、図1に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
i を用いて、実際に解析を行う手順を、図1に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0045】まず、解析対象領域における搬送ラインの
構成、即ち、ロールの種類及び数、ロールスパン、ロー
ル形状、ロール傾斜角、搬送装置の運転条件(搬送速
度、張力、ステアリング装置の動特性等)といった搬送
装置に関するデータを入力する。
構成、即ち、ロールの種類及び数、ロールスパン、ロー
ル形状、ロール傾斜角、搬送装置の運転条件(搬送速
度、張力、ステアリング装置の動特性等)といった搬送
装置に関するデータを入力する。
【0046】次に、帯状体、例えば鋼板のサイズ、形
状、幅方向の張力分布、初期位置等の帯状体に関するデ
ータを入力する。
状、幅方向の張力分布、初期位置等の帯状体に関するデ
ータを入力する。
【0047】更に、解析の時間間隔Δt及び解析の終了
時間を夫々入力する。
時間を夫々入力する。
【0048】勿論、これらの各データの入力の順序は任
意であって良い。
意であって良い。
【0049】次に、解析対象領域のロール毎に、上述し
た方法により実効巻付角Θi を求め、この実効巻付角Θ
i を用いて、(3)式から蛇行速度dyi (t)/dt
を求める。そして、この手順を、ロール番号iを更新し
ながら、解析対象領域のロールの数だけ繰り返す。
た方法により実効巻付角Θi を求め、この実効巻付角Θ
i を用いて、(3)式から蛇行速度dyi (t)/dt
を求める。そして、この手順を、ロール番号iを更新し
ながら、解析対象領域のロールの数だけ繰り返す。
【0050】次に、各ロールにおいて算出した蛇行速度
dyi (t)/dtから、そのロールにおける蛇行量を
求め、これを時間的に更新する。例えば、次式のような
簡単なオイラー法による時間積分を行って、蛇行量を更
新する。
dyi (t)/dtから、そのロールにおける蛇行量を
求め、これを時間的に更新する。例えば、次式のような
簡単なオイラー法による時間積分を行って、蛇行量を更
新する。
【0051】 yi (t+Δt)=yi (t)+(dyi (t)/dt)×Δt …(7)
【0052】次いで、t=t+Δtとして、時間を更新
し、上述した実効巻付角Θi の計算からの手順を終了時
間まで繰り返す。
し、上述した実効巻付角Θi の計算からの手順を終了時
間まで繰り返す。
【0053】そして、終了時間になると、得られたデー
タを出力して、処理を終了する。なお、終了時間前の任
意の時間において、その時点で得られているデータを出
力させるように構成することも勿論可能である。
タを出力して、処理を終了する。なお、終了時間前の任
意の時間において、その時点で得られているデータを出
力させるように構成することも勿論可能である。
【0054】以上、本発明の作用を、鋼板の場合を例に
とって説明したが、本発明の作用は、鋼板以外の帯状体
の場合にも実質的に同様である。
とって説明したが、本発明の作用は、鋼板以外の帯状体
の場合にも実質的に同様である。
【0055】
【実施例】以下、本発明を鋼板の連続焼鈍炉の操業シミ
ュレーションに適用した実施例につき説明する。
ュレーションに適用した実施例につき説明する。
【0056】図5に、本発明を適用した連続焼鈍炉の予
熱及び加熱帯の概略構成を示す。
熱及び加熱帯の概略構成を示す。
【0057】本実施例において、炉入側の蛇行制御装置
は、2本ロール移送方式のステアリング装置で、センサ
を備えた検出部からステアリング装置を駆動するシリン
ダ操作部までの動特性を次式で与える。
は、2本ロール移送方式のステアリング装置で、センサ
を備えた検出部からステアリング装置を駆動するシリン
ダ操作部までの動特性を次式で与える。
【0058】 G(s)=Ks ・ exp(−Ls ・s)/s …(8)
【0059】ここで、G(s):制御系伝達関数、s:
入力関数でs=s(t)、Ks :制御系比例定数
〔s-1〕、Ls :制御系時定数〔s〕である。
入力関数でs=s(t)、Ks :制御系比例定数
〔s-1〕、Ls :制御系時定数〔s〕である。
【0060】また、本実施例においては、溶接点前後の
鋼板キャンバーを次式のたわみ曲線で近似する。
鋼板キャンバーを次式のたわみ曲線で近似する。
【0061】 δ(x,t)=P・ exp(−Q|x−Vt|) …(9)
【0062】ここで、δ(x,t):キャンバーによる
横方向(y方向)変位量〔mm〕、x:通板方向に沿っ
た座標位置〔mm〕、t:時間〔s〕、V:通板速度で
あり、P及びQは定数である。
横方向(y方向)変位量〔mm〕、x:通板方向に沿っ
た座標位置〔mm〕、t:時間〔s〕、V:通板速度で
あり、P及びQは定数である。
【0063】次に、具体的な解析条件の例を示す。
【0064】図5に示した加熱炉内でのロールスパンL
=20000〔mm〕、そのハースロールのテーパー角
γ0 =3.2×10-3〔rad〕(図4参照)とし、操
業条件として、通板速度V=160〔m/min〕、張
力T=1.0〔kgf/mm2 〕とした。
=20000〔mm〕、そのハースロールのテーパー角
γ0 =3.2×10-3〔rad〕(図4参照)とし、操
業条件として、通板速度V=160〔m/min〕、張
力T=1.0〔kgf/mm2 〕とした。
【0065】また、鋼板のデータとして、鋼板サイズを
1220×0.9〔mm〕、曲げ剛性EI=5.8×1
011〔kgf・mm2 〕、引張剛性Et=1.9×10
7 〔kgf/mm〕とした。
1220×0.9〔mm〕、曲げ剛性EI=5.8×1
011〔kgf・mm2 〕、引張剛性Et=1.9×10
7 〔kgf/mm〕とした。
【0066】更に、上述した(9)式における定数Pと
して23〔mm〕と46〔mm〕の2種類の値を用い、
定数Qとして4.4×10-5〔mm-1〕を用いた。ま
た、(8)式のステアリング装置動特性として、Ks =
0.1〔s-1〕、Ls =0.5〔s〕とした。
して23〔mm〕と46〔mm〕の2種類の値を用い、
定数Qとして4.4×10-5〔mm-1〕を用いた。ま
た、(8)式のステアリング装置動特性として、Ks =
0.1〔s-1〕、Ls =0.5〔s〕とした。
【0067】なお、本実施例においては、ロールのアラ
イメント不良は0とした。
イメント不良は0とした。
【0068】以上の条件に加えて、予熱炉及びルーパー
部での搬送ラインのデータを夫々コンピュータに入力
し、図1のフローチャートに示した手順に従って、鋼板
の溶接点前後での蛇行挙動解析を行った。鋼板の初期位
置は、全てのロールにおいてロール中央とし、解析の時
間間隔を0.01〔s〕、解析の終了時間を600
〔s〕とした。また、本実施例においては、1.0
〔s〕毎にデータを出力するように構成した。
部での搬送ラインのデータを夫々コンピュータに入力
し、図1のフローチャートに示した手順に従って、鋼板
の溶接点前後での蛇行挙動解析を行った。鋼板の初期位
置は、全てのロールにおいてロール中央とし、解析の時
間間隔を0.01〔s〕、解析の終了時間を600
〔s〕とした。また、本実施例においては、1.0
〔s〕毎にデータを出力するように構成した。
【0069】そして、既述した如く、ルーパー部、予熱
炉及び加熱炉におけるロール毎に実効巻付角Θi を算出
し、これを用いて、その時間ステップでの蛇行速度dy
i (t)/dt求めた。そして、この蛇行速度dy
i (t)/dtから、既述した(7)式を用いて、次の
時間ステップでの鋼板蛇行量yi (t+Δt)を求め、
時間を更新しながらこの手順を繰り返して、鋼板蛇行量
yi を時間的に更新していった。一方、1秒毎に、その
時点での蛇行量及びステアリング装置のシリンダ変位を
出力させ、これを600秒まで繰り返した。
炉及び加熱炉におけるロール毎に実効巻付角Θi を算出
し、これを用いて、その時間ステップでの蛇行速度dy
i (t)/dt求めた。そして、この蛇行速度dy
i (t)/dtから、既述した(7)式を用いて、次の
時間ステップでの鋼板蛇行量yi (t+Δt)を求め、
時間を更新しながらこの手順を繰り返して、鋼板蛇行量
yi を時間的に更新していった。一方、1秒毎に、その
時点での蛇行量及びステアリング装置のシリンダ変位を
出力させ、これを600秒まで繰り返した。
【0070】図6は、本実施例の方法で行った解析結果
で、ラインの所定位置での蛇行量及びステアリング装置
のシリンダ変位の時間変化を夫々示している。
で、ラインの所定位置での蛇行量及びステアリング装置
のシリンダ変位の時間変化を夫々示している。
【0071】また、図7に、本実施例の解析により得ら
れたライン各位置での蛇行振幅量を実測値とともに示し
た。なお、この図7における蛇行振幅量は、ルーパー部
での値に対する割合を示している。また、蛇行振幅量の
測定は、炉入側ルーパー部、ステアリングロール部及び
加熱炉最終パスでの鋼板蛇行の振幅量を目視で計測して
行った。
れたライン各位置での蛇行振幅量を実測値とともに示し
た。なお、この図7における蛇行振幅量は、ルーパー部
での値に対する割合を示している。また、蛇行振幅量の
測定は、炉入側ルーパー部、ステアリングロール部及び
加熱炉最終パスでの鋼板蛇行の振幅量を目視で計測して
行った。
【0072】この図7から明らかなように、本実施例の
解析によって得られた溶接点通過時の蛇行振幅は、ステ
アリング装置によりほぼ半減するが、加熱炉最終パスに
おいては、再びルーパー部のレベルに戻っている。即
ち、本実施例の解析により、実測値に極めて近い蛇行挙
動が得られることが、この図7から分かる。
解析によって得られた溶接点通過時の蛇行振幅は、ステ
アリング装置によりほぼ半減するが、加熱炉最終パスに
おいては、再びルーパー部のレベルに戻っている。即
ち、本実施例の解析により、実測値に極めて近い蛇行挙
動が得られることが、この図7から分かる。
【0073】以上、本発明を、鋼板の蛇行挙動を解析す
る場合を例にとって説明したが、本発明の方法は、鋼板
以外の種々の帯状体を搬送する際の蛇行挙動を解析する
場合に適用が可能である。
る場合を例にとって説明したが、本発明の方法は、鋼板
以外の種々の帯状体を搬送する際の蛇行挙動を解析する
場合に適用が可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明の蛇行挙動解析方法によれば、帯
状体の形状変化や幅方向での張力分布、更には、ロール
形状をも考慮した総合的な解析を行うことができ、例え
ば、鋼板のキャンバー、耳波、中伸びといった鋼板の形
状変化や変形成分、更には、クラウンロールの効果を正
確に反映した高精度の蛇行挙動解析を行うことができ
る。従って、連続熱処理炉等の搬送系における鋼板等の
帯状体の蛇行挙動を予め正確に推定することができるの
で、本発明の方法による解析結果を各種蛇行制御装置の
設計や運転条件の設定に利用することができる。
状体の形状変化や幅方向での張力分布、更には、ロール
形状をも考慮した総合的な解析を行うことができ、例え
ば、鋼板のキャンバー、耳波、中伸びといった鋼板の形
状変化や変形成分、更には、クラウンロールの効果を正
確に反映した高精度の蛇行挙動解析を行うことができ
る。従って、連続熱処理炉等の搬送系における鋼板等の
帯状体の蛇行挙動を予め正確に推定することができるの
で、本発明の方法による解析結果を各種蛇行制御装置の
設計や運転条件の設定に利用することができる。
【図1】本発明の蛇行挙動解析方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】鋼板のロールへの巻き付き状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】鋼板のロールへの巻付角を示す平面図である。
【図4】クラウンロールの形状を示す概略図である。
【図5】本発明の一実施例による蛇行挙動解析方法を適
用した連続焼鈍炉の構成を示す概略図である。
用した連続焼鈍炉の構成を示す概略図である。
【図6】本発明の一実施例による蛇行挙動解析方法によ
って得られた蛇行量の時間変化を示すグラフである。
って得られた蛇行量の時間変化を示すグラフである。
【図7】本発明の一実施例による蛇行挙動解析方法によ
って得られた蛇行振幅比のライン各位置での変化を示す
グラフである。
って得られた蛇行振幅比のライン各位置での変化を示す
グラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のロールを用いて帯状体を連続的に
搬送する際の帯状体の蛇行挙動を、計算機を用いて解析
する方法において、 (a)搬送ラインの構成、ロール形状、ロール傾斜角、
運転条件等を含む搬送装置に関するデータを入力し、 (b)帯状体のサイズ、形状、幅方向の張力分布、初期
位置等を含む帯状体に関するデータを入力し、 (c)解析の時間間隔を入力し、 (d)解析の終了時間を入力し、 (e)ロール毎に、当該ロールと1つ手前のロールとに
おける前記帯状体の位置関係、前記帯状体の形状、前記
帯状体の幅方向の張力分布、当該ロールの形状及び当該
ロールの傾斜角を考慮した当該ロールにおける実効巻付
角を算出し、 (f)ロール毎に、前記ステップ(e)で算出した実効
巻付角から当該ロールにおける前記帯状体の蛇行速度を
算出し、 (g)前記ステップ(e)及び(f)を、解析対象領域
のロールの数だけ繰り返し、 (h)ロール毎に、前記ステップ(f)で算出した蛇行
速度により当該ロールにおける蛇行量を時間的に更新
し、 (i)前記ステップ(e)〜(h)を前記終了時間まで
繰り返すことを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22946491A JP2515643B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 帯状体の蛇行挙動解析方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22946491A JP2515643B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 帯状体の蛇行挙動解析方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546592A JPH0546592A (ja) | 1993-02-26 |
JP2515643B2 true JP2515643B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=16892610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22946491A Expired - Lifetime JP2515643B2 (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 帯状体の蛇行挙動解析方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515643B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7006575B2 (en) | 1996-08-07 | 2006-02-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Picture and sound decoding apparatus picture and sound encoding apparatus and information transmission system |
KR100557103B1 (ko) | 1997-03-17 | 2006-03-03 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 데이터 처리방법 및 데이터 처리장치 |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP22946491A patent/JP2515643B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546592A (ja) | 1993-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |