JP2508746Y2 - 自動車用ドアの開閉装置 - Google Patents
自動車用ドアの開閉装置Info
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- JP2508746Y2 JP2508746Y2 JP7311390U JP7311390U JP2508746Y2 JP 2508746 Y2 JP2508746 Y2 JP 2508746Y2 JP 7311390 U JP7311390 U JP 7311390U JP 7311390 U JP7311390 U JP 7311390U JP 2508746 Y2 JP2508746 Y2 JP 2508746Y2
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- Japan
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- latch
- door
- lock
- tightening
- opening
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用ドアの開閉装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、自動車用ドアの自動開閉装置としては、ドアを
アクチュエータで開閉操作する開閉機構を設けたものが
提案されている(実公昭45-8562号公報参照)。
アクチュエータで開閉操作する開閉機構を設けたものが
提案されている(実公昭45-8562号公報参照)。
また、ドア閉扉時にドアを勢いよく閉じることに起因
する衝撃を緩和して閉扉を確実にするために、車体のス
トライカがドアロックのラッチをハーフロック位置に回
転させた位置からフルロック位置まで、ラッチをアクチ
ュエータで回転させて締込み操作をする締込み機構(扉
閉塞装置)を設けたものも提案されている(米国特許39
89287号、特開昭58-83777号公報、特開昭58-189473号公
報参照)。
する衝撃を緩和して閉扉を確実にするために、車体のス
トライカがドアロックのラッチをハーフロック位置に回
転させた位置からフルロック位置まで、ラッチをアクチ
ュエータで回転させて締込み操作をする締込み機構(扉
閉塞装置)を設けたものも提案されている(米国特許39
89287号、特開昭58-83777号公報、特開昭58-189473号公
報参照)。
さらに、上記開閉機構と締込み機構(補助閉止装置)
とを組合わせたドアの自動開閉装置も提案されている
(特公平1-12912号公報参照)。
とを組合わせたドアの自動開閉装置も提案されている
(特公平1-12912号公報参照)。
ところで、ラッチをアクチュエータで回転させて締込
み操作する締込み機構において、ラッチとアクチュエー
タとを単にロッドで連結するだけであれば、バネによる
ラッチのアンロック位置への復帰時に、アクチュエータ
を押し返さなければならず、ラッチの回転による支障が
生じて、アンロックできない場合があるという問題があ
った。
み操作する締込み機構において、ラッチとアクチュエー
タとを単にロッドで連結するだけであれば、バネによる
ラッチのアンロック位置への復帰時に、アクチュエータ
を押し返さなければならず、ラッチの回転による支障が
生じて、アンロックできない場合があるという問題があ
った。
そこで本出願人は、実願平1−110461号において、ア
クチュエータとラッチとの連結部で、ラッチをアンロッ
ク位置とロック位置の間を自由に回動できるようにし
て、ラッチの回転に支障が生じないようにした自動車用
ドアの開閉装置を提案した。
クチュエータとラッチとの連結部で、ラッチをアンロッ
ク位置とロック位置の間を自由に回動できるようにし
て、ラッチの回転に支障が生じないようにした自動車用
ドアの開閉装置を提案した。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記のような締込み機構を備えた開閉装置
においては、ラッチがストライカと所定の位置関係にな
った時(例えば、ラッチがハーフロックされた時、スト
ライカがラッチに当接した時、ストライカがラッチを僅
かに回動させた時など)から、アクチュエータを締込み
動作させるようになっている。
においては、ラッチがストライカと所定の位置関係にな
った時(例えば、ラッチがハーフロックされた時、スト
ライカがラッチに当接した時、ストライカがラッチを僅
かに回動させた時など)から、アクチュエータを締込み
動作させるようになっている。
したがって、ドアを急激に閉じたような場合では、ア
クチュエータの締込み作動前にラッチがフルロック位置
に回動してしまうことがあり、この場合には、アクチュ
エータは、その後にラッチとの連結部で,いわゆる空振
りの締込み作動をするようになる。
クチュエータの締込み作動前にラッチがフルロック位置
に回動してしまうことがあり、この場合には、アクチュ
エータは、その後にラッチとの連結部で,いわゆる空振
りの締込み作動をするようになる。
しかしながら、急激に閉じたドアに乗員の指などが挟
まれて急いで開く必要が生じた場合、アクチュエータが
空振りの締込み作動をしている途中であるから、ドアを
開くことにより、アクチュエータでラッチがフルロック
位置に締込み作動されるようになって、ドアが締込み機
構で閉じられてしまうという不具合があった。
まれて急いで開く必要が生じた場合、アクチュエータが
空振りの締込み作動をしている途中であるから、ドアを
開くことにより、アクチュエータでラッチがフルロック
位置に締込み作動されるようになって、ドアが締込み機
構で閉じられてしまうという不具合があった。
本考案は上記不具合を解決するためになされたもの
で、上記のような開閉装置において、アクチュエータの
締込み作動前にラッチがフルロック位置に回動された場
合には、アクチュエータによる空振りの締込み作動が行
われないように制御して、ドアの開き操作がスムースに
行えるようにすることを目的とするものである。
で、上記のような開閉装置において、アクチュエータの
締込み作動前にラッチがフルロック位置に回動された場
合には、アクチュエータによる空振りの締込み作動が行
われないように制御して、ドアの開き操作がスムースに
行えるようにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、ドアロックのラッチをアクチュエ
ータで締込み操作する締込み機構を備えた自動車用ドア
の開閉装置において、上記ラッチは、アンロック位置と
フルロック位置との間の自由回動を許容する連結部材を
介してアクチュエータに連結され、該アクチュエータに
は、ラッチがストライカと所定の位置関係になった時か
ら、その状態で所定時間が経過した後にアクチュエータ
を締込み作動させる制御回路が設けられていることを特
徴とするものである。
ータで締込み操作する締込み機構を備えた自動車用ドア
の開閉装置において、上記ラッチは、アンロック位置と
フルロック位置との間の自由回動を許容する連結部材を
介してアクチュエータに連結され、該アクチュエータに
は、ラッチがストライカと所定の位置関係になった時か
ら、その状態で所定時間が経過した後にアクチュエータ
を締込み作動させる制御回路が設けられていることを特
徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案は、制御回路により、ラッチがストライカと所
定の位置関係になった時から、その状態のまま所定時間
が経過したときのみアクチュエータを締込み作動させる
ようにしたものである。
定の位置関係になった時から、その状態のまま所定時間
が経過したときのみアクチュエータを締込み作動させる
ようにしたものである。
したがって、ドアを急激に閉じたような場合には、ラ
ッチがストライカと所定の位置関係になった時から所定
時間が経過しないままラッチがフルロック位置に回動さ
れるので、アクチュエータによる空振りの締込み作動が
行われなくなる。
ッチがストライカと所定の位置関係になった時から所定
時間が経過しないままラッチがフルロック位置に回動さ
れるので、アクチュエータによる空振りの締込み作動が
行われなくなる。
このため、急激に閉じたドアを急いで開く場合にも、
アクチュエータが空振りの締込み作動を行わないので、
ドアが締込み機構で閉じられるという不具合がなくな
り、ドアの開き操作をスムースに行うことができる。
アクチュエータが空振りの締込み作動を行わないので、
ドアが締込み機構で閉じられるという不具合がなくな
り、ドアの開き操作をスムースに行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明
する。
する。
第1図に示すように、自動車用サイドドア10は、前端
部がヒンジ機構(不図示)を介して車体11に開閉自在に
取付けられ、該ドア10の後部には、閉扉時に車体11にロ
ックするためのドアロック(ロック機構)12取付けられ
ている。
部がヒンジ機構(不図示)を介して車体11に開閉自在に
取付けられ、該ドア10の後部には、閉扉時に車体11にロ
ックするためのドアロック(ロック機構)12取付けられ
ている。
なお、13はウインドーガラスである。
上記ドア10の前部には、ドア10をアクチュエータで開
閉操作する開閉機構14が取付けられ、該ドア10の後部に
は、ドアロック12のラッチ69(後述)をアクチュエータ
(電動モータ62)で締込み操作する締込み機構15が取付
けられている。
閉操作する開閉機構14が取付けられ、該ドア10の後部に
は、ドアロック12のラッチ69(後述)をアクチュエータ
(電動モータ62)で締込み操作する締込み機構15が取付
けられている。
そして、上記開閉機構14により、ドア10を全開位置と
全閉位置との間を作動させる一方、上記締込み機構15
を、ドア10の閉扉時、車体11のストライカ71(後述)が
ドアロック12のラッチ69を僅かに回動させた位置からフ
ルロック位置まで作動させるようになっている。
全閉位置との間を作動させる一方、上記締込み機構15
を、ドア10の閉扉時、車体11のストライカ71(後述)が
ドアロック12のラッチ69を僅かに回動させた位置からフ
ルロック位置まで作動させるようになっている。
なお、ストライカ71がラッチ69に当接した位置、もし
くはラッチ69のハーフロック位置から上記締込み機構15
を作動させるようにしてもよい。
くはラッチ69のハーフロック位置から上記締込み機構15
を作動させるようにしてもよい。
上記開閉機構14は、押引部材18と、セクター歯車19
と、手動・自動切替え(遊星歯車式)クラッチ機構20
と、電動モータ21とで基本構成されている。
と、手動・自動切替え(遊星歯車式)クラッチ機構20
と、電動モータ21とで基本構成されている。
上記押引部材18は、一端部が車体11に連結され、他端
部が上記セクター歯車19の操作アーム部に連結されてい
る。
部が上記セクター歯車19の操作アーム部に連結されてい
る。
上記セクター歯車19はドア10内に固定されるベース基
板24に回動軸25で回動自在に取付けられている。
板24に回動軸25で回動自在に取付けられている。
そして、セクター歯車19が右回動(時針方向)してい
る第1図の状態では、押引部材18がドア10内に引き込ま
れてドア10は全閉状態であり、セクター歯車19が左回動
(反時針方向)すると、押引部材18がドア10外に押し出
されてドア10は開かれてゆく。
る第1図の状態では、押引部材18がドア10内に引き込ま
れてドア10は全閉状態であり、セクター歯車19が左回動
(反時針方向)すると、押引部材18がドア10外に押し出
されてドア10は開かれてゆく。
上記セクター歯車19にはロータリエンコーダ(ドア開
度検出器)32が設けられている。
度検出器)32が設けられている。
一方、上記ドアロック12の締込み機構15は、第2図に
詳細に示すように、ラッチ69(後述)を強制回動させる
回動レバー60(第3図参照)と、締込みロッド61と、電
動モータ62とで基本構成され、上記ドアロック12に対し
ては、ロック解除機構63と、ロックノブ作動機構64とが
設けられている。
詳細に示すように、ラッチ69(後述)を強制回動させる
回動レバー60(第3図参照)と、締込みロッド61と、電
動モータ62とで基本構成され、上記ドアロック12に対し
ては、ロック解除機構63と、ロックノブ作動機構64とが
設けられている。
上記ドアロック12は、第3図〜第6図に詳細に示すよ
うに、ベース基板66に合成樹脂製のカバー体67がカバー
プレート68と共に固定され、該カバー体67内にラッチ69
が配置され、該ラッチ69は、カバー体67とカバープレー
ト68とで回転自在に支持された回動軸70に固定されてい
る。
うに、ベース基板66に合成樹脂製のカバー体67がカバー
プレート68と共に固定され、該カバー体67内にラッチ69
が配置され、該ラッチ69は、カバー体67とカバープレー
ト68とで回転自在に支持された回動軸70に固定されてい
る。
上記カバー体67内には、開閉扉時に車体11側のストラ
イカ71が出入りする切込み67aが形成され、上記ラッチ6
9には、ストライカ係合溝69aと、ハーフロック溝69b
と、フルロック溝69cとが形成されている。
イカ71が出入りする切込み67aが形成され、上記ラッチ6
9には、ストライカ係合溝69aと、ハーフロック溝69b
と、フルロック溝69cとが形成されている。
上記カバー体67内にクローレバー72がピン73で支持さ
れ、該クローレバー72はバネ74によりラッチ当接方向に
付勢されて、ラッチ69のハーフロック溝69aとフルロッ
ク溝69cに順次係合して、ラッチ69をハーフロック位置
とフルロック位置にそれぞれ係止する。
れ、該クローレバー72はバネ74によりラッチ当接方向に
付勢されて、ラッチ69のハーフロック溝69aとフルロッ
ク溝69cに順次係合して、ラッチ69をハーフロック位置
とフルロック位置にそれぞれ係止する。
上記ラッチ69は、係合溝69aが、上記カバー体67の切
込み部67aから入ったストライカ71が係合可能なアンロ
ック位置にバネ75で付勢され、ストライカ71によりバネ
75の付勢力に抗してアンロック位置からハーフロック位
置をへてフルロック位置まで回動されて、係合溝69aに
よりストライカ71を、それぞれハーフロック位置でハー
フロックし、フルロック位置でフルロックする。
込み部67aから入ったストライカ71が係合可能なアンロ
ック位置にバネ75で付勢され、ストライカ71によりバネ
75の付勢力に抗してアンロック位置からハーフロック位
置をへてフルロック位置まで回動されて、係合溝69aに
よりストライカ71を、それぞれハーフロック位置でハー
フロックし、フルロック位置でフルロックする。
上記ベース基板66にはオープンレバー79がピン80で支
持され、該オープンレバー79が第3図において左旋(反
時針回り)されると、上記クローレバー72をラッチ非当
接方向に揺動させてラッチ67への係止を解除させる。
持され、該オープンレバー79が第3図において左旋(反
時針回り)されると、上記クローレバー72をラッチ非当
接方向に揺動させてラッチ67への係止を解除させる。
上記ベース基板66には、プッシュレバー81がピン82で
支持され、ロックプレート83がピン84で支持されて、プ
ッシュレバー81の一腕部にはリンク85の上端部がピン86
で支持され、該リンク85の下端部85aが上記ロックプレ
ート83の中央腕83aのピン87で支持されている。
支持され、ロックプレート83がピン84で支持されて、プ
ッシュレバー81の一腕部にはリンク85の上端部がピン86
で支持され、該リンク85の下端部85aが上記ロックプレ
ート83の中央腕83aのピン87で支持されている。
上記ベース基板66の立上り66aにはインナーレバー88
がピン89で支持されている。
がピン89で支持されている。
該ベース基板66の立上り66aと上記プッシュレバー81
との間にはコイルバネ90が張設されている。
との間にはコイルバネ90が張設されている。
上記インナーレバー88には、インナーハンドルのイン
ナーロッド91が連結され、インナーハンドル91を引き操
作すると、インナーロッド91を介してインナーレバー88
が揺動され、該インナーレバー88でプッシュレバー81の
他腕部を押してプッシュレバー81を左旋(第3図)さ
せ、ピン86を介してリンク85を下動させ、リンク85の立
下り85bでオープンレバー79の立下り79aを押下げてオー
プンレバー79を左旋(第3図)させることにより、クロ
ーレバー72によるラッチ69の係止を解除する。これによ
りラッチ69がアンロック位置に復帰して、ストライカ71
のロックを解除する。
ナーロッド91が連結され、インナーハンドル91を引き操
作すると、インナーロッド91を介してインナーレバー88
が揺動され、該インナーレバー88でプッシュレバー81の
他腕部を押してプッシュレバー81を左旋(第3図)さ
せ、ピン86を介してリンク85を下動させ、リンク85の立
下り85bでオープンレバー79の立下り79aを押下げてオー
プンレバー79を左旋(第3図)させることにより、クロ
ーレバー72によるラッチ69の係止を解除する。これによ
りラッチ69がアンロック位置に復帰して、ストライカ71
のロックを解除する。
上記ピン86には、アウターハンドルのアウターロッド
92の長孔92aが連係され、アウターハンドルを引き操作
すると、アウターロッド92を介してリンク85が下動さ
れ、該リンク85の立下り85bでオープンレバー79の立上
り79aを押下げてオープンレバー79を左旋(第3図)さ
せることにより、クローレバー72によるラッチ69の係止
を解除する。これによりラッチ69がアンロック位置に復
帰して、ストライカ71のロックを解除する。
92の長孔92aが連係され、アウターハンドルを引き操作
すると、アウターロッド92を介してリンク85が下動さ
れ、該リンク85の立下り85bでオープンレバー79の立上
り79aを押下げてオープンレバー79を左旋(第3図)さ
せることにより、クローレバー72によるラッチ69の係止
を解除する。これによりラッチ69がアンロック位置に復
帰して、ストライカ71のロックを解除する。
上記ロックプレートの左腕83bにはキーシリンダのキ
ーロッド93が連結され、キーシリンダを施錠操作する
と、キーロッド93を介してロックプレート83が右旋(第
3図)され、ピン87を介してリンク85を左旋させること
により、インナーハンドルもしくはアウターハンドルの
操作でリンク85が下動しても立下り85aがオープンレバ
ー79の立上り79aを押下げないように空振りさせる。
ーロッド93が連結され、キーシリンダを施錠操作する
と、キーロッド93を介してロックプレート83が右旋(第
3図)され、ピン87を介してリンク85を左旋させること
により、インナーハンドルもしくはアウターハンドルの
操作でリンク85が下動しても立下り85aがオープンレバ
ー79の立上り79aを押下げないように空振りさせる。
上記ロックプレート83の右腕83cにはロックノブのノ
ブロッド94が連結され、ロックノブを操作すると、ノブ
ロッド94を介してロックプレート83が右旋(第3図)さ
れ、ピン87を介してリンク85を右旋させることにより、
インナーハンドルもしくはアウターハンドルの操作でリ
ンクが下動しても立下り85aがオープンレバー79の立上
り79aを押下げないように空振りさせる。
ブロッド94が連結され、ロックノブを操作すると、ノブ
ロッド94を介してロックプレート83が右旋(第3図)さ
れ、ピン87を介してリンク85を右旋させることにより、
インナーハンドルもしくはアウターハンドルの操作でリ
ンクが下動しても立下り85aがオープンレバー79の立上
り79aを押下げないように空振りさせる。
上記ロックプレート83の右腕83cには上記ロックノブ
作動機構64のノブロッド95が連結され、該ノブロッド95
は、第2図に示したように、ドア10の下部に取付けられ
たソレノイド96のプランジャ97に連結されて、手操作用
スイッチ122(第8図参照)を操作してソレノイド96を
励・消磁することにより、ノブロッド95を介してロック
プレート83を左旋または右旋させてロックノブを施錠・
解錠位置に作動できるようになっている。
作動機構64のノブロッド95が連結され、該ノブロッド95
は、第2図に示したように、ドア10の下部に取付けられ
たソレノイド96のプランジャ97に連結されて、手操作用
スイッチ122(第8図参照)を操作してソレノイド96を
励・消磁することにより、ノブロッド95を介してロック
プレート83を左旋または右旋させてロックノブを施錠・
解錠位置に作動できるようになっている。
上記ソレノイド96には、施解錠位置検出スイッチ127
(第8図参照)が取付けられ、施解錠の位置を検出す
る。
(第8図参照)が取付けられ、施解錠の位置を検出す
る。
上述したドアロック12のラッチ69、クローレバー72、
オープンレバー79、プッシュレバー81、ロックプレート
83、リンク85、インナーレバー88等の構成及び作用の大
部分は公知であり、以下に本実施例の特徴的構成及び作
用を説明する。
オープンレバー79、プッシュレバー81、ロックプレート
83、リンク85、インナーレバー88等の構成及び作用の大
部分は公知であり、以下に本実施例の特徴的構成及び作
用を説明する。
上記ラッチ69には立上り69dが形成され、上記ベース
基板66には、アンロック位置でラッチ69の立上り69dに
当接してオンするアンロック検出スイッチ101と、フル
ロック位置でラッチ69の立上り69dに当接してオンする
フルロック検出スイッチ102とが設けられている。
基板66には、アンロック位置でラッチ69の立上り69dに
当接してオンするアンロック検出スイッチ101と、フル
ロック位置でラッチ69の立上り69dに当接してオンする
フルロック検出スイッチ102とが設けられている。
したがって、ドア10の閉扉時、車体側のストライカ71
がラッチ69に当接してラッチ69を僅かに回動させると、
立上り69dがアンロック検出スイッチ101から離れて、ア
ンロック検出スイッチ101がオフするので、これによ
り、ストライカ71がラッチ69を僅かに回動させた位置が
検出されることになる。なお、ラッチ69のハーフロック
位置に、ラッチ69の立上り69dに当接するハーフロック
検出スイッチ(不図示)を設けると、ラッチ69のハーフ
ロック位置を検出することができる。
がラッチ69に当接してラッチ69を僅かに回動させると、
立上り69dがアンロック検出スイッチ101から離れて、ア
ンロック検出スイッチ101がオフするので、これによ
り、ストライカ71がラッチ69を僅かに回動させた位置が
検出されることになる。なお、ラッチ69のハーフロック
位置に、ラッチ69の立上り69dに当接するハーフロック
検出スイッチ(不図示)を設けると、ラッチ69のハーフ
ロック位置を検出することができる。
また、ラッチ69にストライカ71の当接検出スイッチを
設けると、ストライカ71がラッチ69に当接した位置を検
出することができる。
設けると、ストライカ71がラッチ69に当接した位置を検
出することができる。
上記ラッチ69と一体の回動軸70には回動レバー60がナ
ット104で固定され、該回動レバー60には偏心ピン105が
固定されている。
ット104で固定され、該回動レバー60には偏心ピン105が
固定されている。
上記ドア10の下部には、第2図に示したように、減速
機106とともに電動モータ62が取付けられ、該減速機106
の出力軸108には、偏心ピン109を有するレバー110が固
定されている。
機106とともに電動モータ62が取付けられ、該減速機106
の出力軸108には、偏心ピン109を有するレバー110が固
定されている。
該レバー110の偏心ピン109には締込みロッド61の下端
部が連結され、該締込みロッド61の上端部の長孔61aが
上記回動レバー60の偏心ピン105に連結されている。
部が連結され、該締込みロッド61の上端部の長孔61aが
上記回動レバー60の偏心ピン105に連結されている。
そして、第3図の状態では、回動レバー60の偏心ピン
105が締込みロッド61の長孔61aの中間部に位置するの
で、回動レバー60の回動、つまりラッチ69の回動時には
偏心ピン105が長孔61a内を空振りするので、ラッチ69の
回動に支障がない。
105が締込みロッド61の長孔61aの中間部に位置するの
で、回動レバー60の回動、つまりラッチ69の回動時には
偏心ピン105が長孔61a内を空振りするので、ラッチ69の
回動に支障がない。
なお、上記長孔61aに代えて、締込みロッド61の下端
部に長孔を形成して、該長孔を偏心ピン109に連結して
もよい。
部に長孔を形成して、該長孔を偏心ピン109に連結して
もよい。
次に、ストライカ71がラッチ69を僅かに回動させた位
置を上記アンロック検出スイッチ101がオフすることに
より検出すると、電動モータ62が回転を開始し、偏心ピ
ン109で締込みロッド61が下動されて長孔61aの上端部で
偏心ピン105を押下げることにより回動レバー60を右旋
(第3図)させ、回動軸70を介してラッチ69を右旋さ
せ、ラッチ69はハーフロック位置をへてフルロック位置
まで強制的に回動され、クローレバー72がラッチ69のフ
ルロック溝69cに係合して、ラッチ69がフルロック位置
にロックされる。
置を上記アンロック検出スイッチ101がオフすることに
より検出すると、電動モータ62が回転を開始し、偏心ピ
ン109で締込みロッド61が下動されて長孔61aの上端部で
偏心ピン105を押下げることにより回動レバー60を右旋
(第3図)させ、回動軸70を介してラッチ69を右旋さ
せ、ラッチ69はハーフロック位置をへてフルロック位置
まで強制的に回動され、クローレバー72がラッチ69のフ
ルロック溝69cに係合して、ラッチ69がフルロック位置
にロックされる。
その後、電動モータ62が丁度一回転して停止される
と、締込みロッド61が上動されて最初の位置に復帰し、
ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
と、締込みロッド61が上動されて最初の位置に復帰し、
ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
第2図に示したように、上記インナーレバー88の上端
部に長孔88aが形成され、該長孔88aに上記インナーロッ
ド91が連結される一方、上記ドア10の上部に取付けたロ
ック解除機構63のソレノイド113のプランジャ114がプラ
ンジャロッド115を介して上記インナーレバー88の下端
部に連結されている。
部に長孔88aが形成され、該長孔88aに上記インナーロッ
ド91が連結される一方、上記ドア10の上部に取付けたロ
ック解除機構63のソレノイド113のプランジャ114がプラ
ンジャロッド115を介して上記インナーレバー88の下端
部に連結されている。
そして、ドア10の自動開閉作動に先だってソレノイド
113が励磁されると、プランジャ114が突出動してインナ
ーレバー88を左旋(第2図)させることにより、クロー
レバー72によるラッチ69の係止を解除する。
113が励磁されると、プランジャ114が突出動してインナ
ーレバー88を左旋(第2図)させることにより、クロー
レバー72によるラッチ69の係止を解除する。
上記ソレノイド113によるインナーレバー88の揺動時
は、長孔88aでインナーロッド91を空振りさせるので、
インナーハンドルは不用意に動かない。逆に、インナー
ハンドルによるインナーレバー88の揺動時は、インナー
ロッド91が長孔88aの端部を係止してインナーレバー88
を揺動させ、これに伴ってプランジャ114も出没動する
が、ソレノイド113は消磁されているので問題がない。
は、長孔88aでインナーロッド91を空振りさせるので、
インナーハンドルは不用意に動かない。逆に、インナー
ハンドルによるインナーレバー88の揺動時は、インナー
ロッド91が長孔88aの端部を係止してインナーレバー88
を揺動させ、これに伴ってプランジャ114も出没動する
が、ソレノイド113は消磁されているので問題がない。
上記ソレノイド113には、ロック・アンロック位置検
出スイッチ128(第7図参照)が取付けられ、プランジ
ャ114の位置を検出する。
出スイッチ128(第7図参照)が取付けられ、プランジ
ャ114の位置を検出する。
上記開閉機構14、締込み機構15は、第7図に示すよう
に、車載のマイクロ・コントローラ120で制御される。
に、車載のマイクロ・コントローラ120で制御される。
該マイクロ・コントローラ120には、上記開閉機構14
のドア開度検出器(ロータリエンコーダ)32の検出信号
が入力され、電動モータ21の制御信号が入力される。
のドア開度検出器(ロータリエンコーダ)32の検出信号
が入力され、電動モータ21の制御信号が入力される。
また、手操作用スイッチ122のパワー・ワンタッチス
イッチ123、パワー・オートスイッチ124、パワー・作動
ロックスイッチ125、施錠・解錠スイッチ126の各信号が
入力される。
イッチ123、パワー・オートスイッチ124、パワー・作動
ロックスイッチ125、施錠・解錠スイッチ126の各信号が
入力される。
第8図に示すように、上記パワー・ワンタッチスイッ
チ123は、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bと、
開度が異なる複数の開度選択スイッチ123c〜123iとで成
り、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bは、スイッ
チ操作で、上記開閉機構14を全開または全閉させ、上記
開度選択スイッチ123c〜123iは、任意の開度選択スイッ
チのオン操作で、上記開閉機構14をそのスイッチに対応
する開度に開または閉作動させるものである。
チ123は、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bと、
開度が異なる複数の開度選択スイッチ123c〜123iとで成
り、全開スイッチ123a及び全閉スイッチ123bは、スイッ
チ操作で、上記開閉機構14を全開または全閉させ、上記
開度選択スイッチ123c〜123iは、任意の開度選択スイッ
チのオン操作で、上記開閉機構14をそのスイッチに対応
する開度に開または閉作動させるものである。
上記パワー・オートスイッチ124は、開スイッチ124a
及び閉スイッチ124bで成り、スイッチ操作の間中、上記
開閉機構14を開または閉作動させるものである。
及び閉スイッチ124bで成り、スイッチ操作の間中、上記
開閉機構14を開または閉作動させるものである。
上記パワー作動ロックスイッチ125は、パワー・ワン
タッチスイッチ123及びパワーオートスイッチ124を操作
しても開閉機構14を作動させないようにするためのもの
である。このスイッチ125をオン操作すれば、手動での
みドア10を開閉操作することができる。
タッチスイッチ123及びパワーオートスイッチ124を操作
しても開閉機構14を作動させないようにするためのもの
である。このスイッチ125をオン操作すれば、手動での
みドア10を開閉操作することができる。
上記施錠・解錠スイッチ126は、施錠スイッチ126aと
解錠スイッチ126bとでなり、施錠スイッチ126aをオン操
作するとソレノイド96が励磁されてロックノブが施錠さ
れ、解錠スイッチ126bをオン操作するとロックノブが解
錠される。
解錠スイッチ126bとでなり、施錠スイッチ126aをオン操
作するとソレノイド96が励磁されてロックノブが施錠さ
れ、解錠スイッチ126bをオン操作するとロックノブが解
錠される。
第7図に戻って、上記マイクロ・コントローラ120に
は、上記ドアロック12のロックノブ作動機構64のソレノ
イド96に設けられる施解錠位置検出スイッチ127、ロッ
ク検出スイッチ102、アンロック検出スイッチ101、上記
ドアロック12のロック解除機構63のソレノイド113に設
けられるロック・アンロック位置検出スイッチ128の各
検出信号が入力され、ソレノイド96、113の信号が出力
される。
は、上記ドアロック12のロックノブ作動機構64のソレノ
イド96に設けられる施解錠位置検出スイッチ127、ロッ
ク検出スイッチ102、アンロック検出スイッチ101、上記
ドアロック12のロック解除機構63のソレノイド113に設
けられるロック・アンロック位置検出スイッチ128の各
検出信号が入力され、ソレノイド96、113の信号が出力
される。
さらに、上記マイクロ・コントローラ120には、ラッ
チ69が僅かに回動された時から、その状態で所定時間
(例えば、0.25秒)が経過した後に締込み機構15の電動
モータ62を締込み作動させる制御信号を出力する制御回
路が内蔵されている。
チ69が僅かに回動された時から、その状態で所定時間
(例えば、0.25秒)が経過した後に締込み機構15の電動
モータ62を締込み作動させる制御信号を出力する制御回
路が内蔵されている。
上記のような構成の作用を次に説明する。
ドア10が全開位置にあり、車室内の手操作用スイッチ
122の内、全閉スイッチ123bをオン操作すると、電動モ
ータ21が駆動されて、開閉機構14のセクター歯車19の右
回転により押引部材18がドア10内に引き込まれて、ドア
10が自動的に閉じられてゆく。
122の内、全閉スイッチ123bをオン操作すると、電動モ
ータ21が駆動されて、開閉機構14のセクター歯車19の右
回転により押引部材18がドア10内に引き込まれて、ドア
10が自動的に閉じられてゆく。
ドア10の全閉直前に、ドアロック12のアンロック位置
のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラッチ69
が回動され始める。
のラッチ69に車体側のストライカ71が当接し、ラッチ69
が回動され始める。
ラッチ69が僅かに回動された位置をアンロック検出ス
イッチ101で検出すると、締込み機構15の電動モータ62
が回転を開始し、締込みロッド61を介して回動レバー60
を回動させ、回動軸70を介してラッチ69をハーフロック
位置をへてフルロック位置まで強制的に回動させる。
イッチ101で検出すると、締込み機構15の電動モータ62
が回転を開始し、締込みロッド61を介して回動レバー60
を回動させ、回動軸70を介してラッチ69をハーフロック
位置をへてフルロック位置まで強制的に回動させる。
ラッチ69がフルロック位置まで回動されると、クロー
レバー72がフルロック溝69cに係合して、ラッチ69はフ
ルロック位置にロックされ、ストライカ71も同位置にロ
ックされることにより、ドア10が全閉ロックされる。
レバー72がフルロック溝69cに係合して、ラッチ69はフ
ルロック位置にロックされ、ストライカ71も同位置にロ
ックされることにより、ドア10が全閉ロックされる。
ドア10が全閉されると、開閉機構14の電動モータ21が
停止する。
停止する。
締込み機構15の電動モータ62は丁度一回転して停止
し、ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
し、ラッチ69の締込みサイクルが終了する。
上記自動閉扉のワンタッチ閉ルーチンは第9図のよう
になる。
になる。
即ち、ステップS1で全閉スイッチ123bをオンすると、
ステップS2でモータ21がオンする。
ステップS2でモータ21がオンする。
ついで、ステップS3でドア19の現在開度と全閉開度と
を比較し、不一致(全閉でない)であると、ステップS4
でドア10の閉操作に過負荷が作用しているか否か(ドア
10と車体11との間に手等が挟まっていないか)を判断
し、ノーであれば、ステップS5でドアロック12のアンロ
ック検出スイッチ101がオンかオフかを検出し、オフで
あれば、ステップS6で締込み機構15を作動させる。
を比較し、不一致(全閉でない)であると、ステップS4
でドア10の閉操作に過負荷が作用しているか否か(ドア
10と車体11との間に手等が挟まっていないか)を判断
し、ノーであれば、ステップS5でドアロック12のアンロ
ック検出スイッチ101がオンかオフかを検出し、オフで
あれば、ステップS6で締込み機構15を作動させる。
その後、ステップS7でモータ21をオフし、ステップS8
で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ドア開度検出
器)の検出位置を原点に調整して、ステップS9で終了す
る。
で開閉機構14のロータリエンコーダ32(ドア開度検出
器)の検出位置を原点に調整して、ステップS9で終了す
る。
また、ステップS3で一致(全閉)であるとき、ステッ
プS4でイエスであるときは、それぞれステップS10でモ
ータ21をオフして、ステップS9で終了する。
プS4でイエスであるときは、それぞれステップS10でモ
ータ21をオフして、ステップS9で終了する。
上記ステップS5及びS6における締込み機構15の具体的
な締込みルーチンは、第10図のようになる。
な締込みルーチンは、第10図のようになる。
ステップS20でスタートし、ステップS21でアンロック
検出スイッチ101がオンかオフかを検出し、オフであれ
ばステップS22でタイマー(約0.25秒)をセットする。
検出スイッチ101がオンかオフかを検出し、オフであれ
ばステップS22でタイマー(約0.25秒)をセットする。
そして、ステップS23でロック検出スイッチ102がオン
かオフか検出し、オフであり、かつ、ステップS24でタ
イムオーバーであれば、ラッチ69がフルロック位置に回
動されていないと判断できるので、ステップS25で締込
み機構15の電動モータ62をオンして締込み作動させ、ス
テップS26で締込みが完了すると、ステップS27で電動モ
ータ62をオフして、ステップS28で終了する。
かオフか検出し、オフであり、かつ、ステップS24でタ
イムオーバーであれば、ラッチ69がフルロック位置に回
動されていないと判断できるので、ステップS25で締込
み機構15の電動モータ62をオンして締込み作動させ、ス
テップS26で締込みが完了すると、ステップS27で電動モ
ータ62をオフして、ステップS28で終了する。
一方、ステップS23でロック検出スイッチ102がオンで
ある場合には、ステップS29でタイマー(約0.25秒)を
セットする。
ある場合には、ステップS29でタイマー(約0.25秒)を
セットする。
そして、ステップS30でロック検出スイッチ102がオン
かオフかを検出し、オンであり、かつステップS31でタ
イムオーバーであれば、ラッチ69がフルロック位置に回
動されていると判断できるので、ステップS25〜S27を行
わずに、ステップS28で終了する。
かオフかを検出し、オンであり、かつステップS31でタ
イムオーバーであれば、ラッチ69がフルロック位置に回
動されていると判断できるので、ステップS25〜S27を行
わずに、ステップS28で終了する。
これにより、ストライカ71がラッチ69を僅かに回動さ
せた時から、その状態のまま所定時間(約0.25秒)が経
過したときのみ、電動モータ62が締込み作動される。
せた時から、その状態のまま所定時間(約0.25秒)が経
過したときのみ、電動モータ62が締込み作動される。
したがって、ドア10を急激に閉じた場合には、ストラ
イカ71がラッチ69を僅かに回動させた時から所定時間
(約0.25秒)が経過しないままラッチ69がフルロック位
置に回動されるので、電動モータ62と締込みロッド61に
よる空振りの締込み作動が行われない。
イカ71がラッチ69を僅かに回動させた時から所定時間
(約0.25秒)が経過しないままラッチ69がフルロック位
置に回動されるので、電動モータ62と締込みロッド61に
よる空振りの締込み作動が行われない。
このため、急激に閉じたドア10を急いで開く場合に
も、電動モータ62と締込みロッド61が空振りの締込み作
動を行わないので、ドア10が締込み機構15で閉じられる
という不具合がなくなるのである。
も、電動モータ62と締込みロッド61が空振りの締込み作
動を行わないので、ドア10が締込み機構15で閉じられる
という不具合がなくなるのである。
第1図は本考案に係る自動車用ドアの自動開閉装置の正
面図、第2図は締込み機構の拡大正面図、第3図はドア
ロックの正面図、第4図は第3図のI−I線断面図、第
5図は第3図の背面図、第6図は第3図の左側面図、第
7図は制御ブロック図、第8図は手操作用スイッチの正
面図、第9図はワンタッチ閉操作のフローチャート、第
10図は締込み操作のフローチャートである。 10……自動車用サイドドア、11……車体、12……ドアロ
ック、14……開閉機構、15……締込み機構、61……締込
みロッド、61a……長孔、62……電動モータ、69……ラ
ッチ、71……ストライカ、120……マイクロ・コントロ
ーラ。
面図、第2図は締込み機構の拡大正面図、第3図はドア
ロックの正面図、第4図は第3図のI−I線断面図、第
5図は第3図の背面図、第6図は第3図の左側面図、第
7図は制御ブロック図、第8図は手操作用スイッチの正
面図、第9図はワンタッチ閉操作のフローチャート、第
10図は締込み操作のフローチャートである。 10……自動車用サイドドア、11……車体、12……ドアロ
ック、14……開閉機構、15……締込み機構、61……締込
みロッド、61a……長孔、62……電動モータ、69……ラ
ッチ、71……ストライカ、120……マイクロ・コントロ
ーラ。
Claims (1)
- 【請求項1】ドアロックのラッチをアクチュエータで締
込み操作する締込み機構を備えた自動車用ドアの開閉装
置において、 上記ラッチは、アンロック位置とフルロック位置との間
の自由回動を許容する連結部材を介してアクチュエータ
に連結され、該アクチュエータには、ラッチがストライ
カと所定の位置関係になった時から、その状態で所定時
間が経過した後にアクチュエータを締込み動作させる制
御回路が設けられていることを特徴とする自動車用ドア
の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7311390U JP2508746Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 自動車用ドアの開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7311390U JP2508746Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 自動車用ドアの開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430673U JPH0430673U (ja) | 1992-03-12 |
JP2508746Y2 true JP2508746Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31611656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7311390U Expired - Lifetime JP2508746Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 自動車用ドアの開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508746Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4540042B2 (ja) * | 2004-03-31 | 2010-09-08 | 株式会社ミツバ | 自動車用ドアロックの全閉駆動装置 |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP7311390U patent/JP2508746Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430673U (ja) | 1992-03-12 |
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