JP2502214Y2 - ハンガ―搬送装置及び該装置に使用するハンガ―商品自動仕分装置 - Google Patents
ハンガ―搬送装置及び該装置に使用するハンガ―商品自動仕分装置Info
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- JP2502214Y2 JP2502214Y2 JP1991092952U JP9295291U JP2502214Y2 JP 2502214 Y2 JP2502214 Y2 JP 2502214Y2 JP 1991092952 U JP1991092952 U JP 1991092952U JP 9295291 U JP9295291 U JP 9295291U JP 2502214 Y2 JP2502214 Y2 JP 2502214Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品を吊したハンガー
を搬送するための装置と、商品の仕分け条件に応じて上
記装置からハンガーを自動的に脱荷させるための装置に
関する。
を搬送するための装置と、商品の仕分け条件に応じて上
記装置からハンガーを自動的に脱荷させるための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品を吊したハンガーを搬送する
搬送装置は、トロリーにハンガーを単に吊して搬送する
ようになっている。
搬送装置は、トロリーにハンガーを単に吊して搬送する
ようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
搬送装置は、トロリーにハンガーを吊しにくいととも
に、ハンガーを外しにくいという問題点を有している。
又、ハンガーに吊り下げられた商品の仕分け条件に応じ
てハンガーを自動的に仕分する装置がなく、人手に頼っ
ていたため仕分に手間を要するという問題点も有してい
る。
搬送装置は、トロリーにハンガーを吊しにくいととも
に、ハンガーを外しにくいという問題点を有している。
又、ハンガーに吊り下げられた商品の仕分け条件に応じ
てハンガーを自動的に仕分する装置がなく、人手に頼っ
ていたため仕分に手間を要するという問題点も有してい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、第1に、搬送
レール上を走行する夫々独立した搬送トロリーと、該ト
ロリーの前、後走行フレームを回動自在に連結する連結
バーと、該バーに前記トロリーの走行方向に指向して等
間隔に取付けられハンガー吊下位置に回動付勢されたハ
ンガー吊下フックと、該フックの底面に形成されたフッ
ク解放カム面と、該フックの側方に突設したフック解放
レバーとを有する装置により、第2に、ハンガー吊下フ
ックのフック走行方向に沿って延在したハンガー受取り
部を配設した複数の分岐シュートと、該夫々の分岐シュ
ートに具えられ、前記フックの側方に突設したフック解
放レバーをフックのハンガー脱荷方向に回動させるハン
ガー脱荷手段と、を有するハンガー商品自動仕分装置に
より、前記の課題を解決したものである。
レール上を走行する夫々独立した搬送トロリーと、該ト
ロリーの前、後走行フレームを回動自在に連結する連結
バーと、該バーに前記トロリーの走行方向に指向して等
間隔に取付けられハンガー吊下位置に回動付勢されたハ
ンガー吊下フックと、該フックの底面に形成されたフッ
ク解放カム面と、該フックの側方に突設したフック解放
レバーとを有する装置により、第2に、ハンガー吊下フ
ックのフック走行方向に沿って延在したハンガー受取り
部を配設した複数の分岐シュートと、該夫々の分岐シュ
ートに具えられ、前記フックの側方に突設したフック解
放レバーをフックのハンガー脱荷方向に回動させるハン
ガー脱荷手段と、を有するハンガー商品自動仕分装置に
より、前記の課題を解決したものである。
【0005】
【作用】商品を吊り下げたハンガーをハンガー吊下フッ
クに吊り下げるには、ハンガーでフック開放カム面を押
し上げ、ハンガー吊下フックをいったん回動させた後、
ハンガー吊下フックにハンガーを吊り下げる。ハンガー
は、吊り下げられて分岐シュートの上を通過する間に、
商品の仕分け条件に応じて作動するハンガー脱荷手段に
よって指定された分岐シュートに脱荷される。このよう
にして、各ハンガーは指定された分岐シュート上に自動
的に仕分けされる。
クに吊り下げるには、ハンガーでフック開放カム面を押
し上げ、ハンガー吊下フックをいったん回動させた後、
ハンガー吊下フックにハンガーを吊り下げる。ハンガー
は、吊り下げられて分岐シュートの上を通過する間に、
商品の仕分け条件に応じて作動するハンガー脱荷手段に
よって指定された分岐シュートに脱荷される。このよう
にして、各ハンガーは指定された分岐シュート上に自動
的に仕分けされる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。ハンガー商品自動仕分システム(図9参照)20
は、ハンガー21に吊り下げられた商品28をハンガー
21ごと自動的に仕分けを行なうシステムである。ハン
ガー商品自動仕分システム20は、搬送トロリー(ハン
ガー搬送装置)22と、ハンガーストックヤード23
と、各階搬送装置24と、搬送トロリー投入装置25
と、仕分ライン26と、搬送トロリーストックヤード2
7とで構成され、建物(図示省略)内に階層的に具えら
れている。
する。ハンガー商品自動仕分システム(図9参照)20
は、ハンガー21に吊り下げられた商品28をハンガー
21ごと自動的に仕分けを行なうシステムである。ハン
ガー商品自動仕分システム20は、搬送トロリー(ハン
ガー搬送装置)22と、ハンガーストックヤード23
と、各階搬送装置24と、搬送トロリー投入装置25
と、仕分ライン26と、搬送トロリーストックヤード2
7とで構成され、建物(図示省略)内に階層的に具えら
れている。
【0007】搬送トロリー22は、図2乃至図6に示す
ように、走行フレーム30と、ハンガー吊下フック31
と、スプリング(弾性体、図4参照)32と、フック開
放カム面33と、フック解放レバー34とを有してい
る。走行フレーム30(図2参照)は、搬送レール35
上を走行する走行ローラ36,36を具えた一対の前、
後走行フレーム37,38と、この前、後走行フレーム
37,38を回動自在に連結する連結バー39とを有し
ている。連結バー39には、略々等間隔に複数の切込4
0が形成されている。前走行フレーム37には、搬送す
る商品の内容を示すバーコード41が設けられている。
ように、走行フレーム30と、ハンガー吊下フック31
と、スプリング(弾性体、図4参照)32と、フック開
放カム面33と、フック解放レバー34とを有してい
る。走行フレーム30(図2参照)は、搬送レール35
上を走行する走行ローラ36,36を具えた一対の前、
後走行フレーム37,38と、この前、後走行フレーム
37,38を回動自在に連結する連結バー39とを有し
ている。連結バー39には、略々等間隔に複数の切込4
0が形成されている。前走行フレーム37には、搬送す
る商品の内容を示すバーコード41が設けられている。
【0008】ハンガー吊下フック31(図4参照)は、
搬送トロリー22の走行方向に指向して切込40の近く
に回動自在に具えられ、ハンガー21を吊すことができ
るようになっている。スプリング32は、ハンガー吊下
フック31を図4中矢印A方向に回動付勢しており、連
結バー39とハンガー吊下フック31との間に具えられ
ている。フック開放カム面33は、ハンガー吊下フック
31の下端に形成された円弧状の面であり、スプリング
32に抗してハンガー吊下フック31に矢印B方向の回
動力を付与しハンガー吊下フック31にハンガー21を
受け入れさせる面である。フック解放レバー34は、ハ
ンガー吊下フック31に突設され、連結バー3(図5参
照)の側面から突出している。又、フック解放レバー3
4は、切込40に当接してハンガー吊下フック31の回
動角を規制している。
搬送トロリー22の走行方向に指向して切込40の近く
に回動自在に具えられ、ハンガー21を吊すことができ
るようになっている。スプリング32は、ハンガー吊下
フック31を図4中矢印A方向に回動付勢しており、連
結バー39とハンガー吊下フック31との間に具えられ
ている。フック開放カム面33は、ハンガー吊下フック
31の下端に形成された円弧状の面であり、スプリング
32に抗してハンガー吊下フック31に矢印B方向の回
動力を付与しハンガー吊下フック31にハンガー21を
受け入れさせる面である。フック解放レバー34は、ハ
ンガー吊下フック31に突設され、連結バー3(図5参
照)の側面から突出している。又、フック解放レバー3
4は、切込40に当接してハンガー吊下フック31の回
動角を規制している。
【0009】搬送トロリー22にハンガー21を吊すに
は、ハンガー21のフック42(図4参照)をフック解
放カム面33に下から押し当て(図4中想像線の位
置)、上方へ移動させる。フック解放カム面33は円弧
状になっているため、ハンガー吊下フック31は矢印B
方向に回動させられハンガー21のフック42を受け入
れた後、スプリング42によって最初の位置に戻され
る。これによって、ハンガー21は、ハンガー吊下フッ
ク31に吊り下げられる。吊り下げられたハンガー21
は、フック解放レバー34を図4においてB方向に押圧
し、ハンガー吊下フック31を矢印B方向に回動させる
ことによって、ハンガー吊下フック31から脱荷され
る。フック解放レバー34の操作は作業員M或いは後述
する電磁ソレノイド68(図1参照)によって行なわれ
る。
は、ハンガー21のフック42(図4参照)をフック解
放カム面33に下から押し当て(図4中想像線の位
置)、上方へ移動させる。フック解放カム面33は円弧
状になっているため、ハンガー吊下フック31は矢印B
方向に回動させられハンガー21のフック42を受け入
れた後、スプリング42によって最初の位置に戻され
る。これによって、ハンガー21は、ハンガー吊下フッ
ク31に吊り下げられる。吊り下げられたハンガー21
は、フック解放レバー34を図4においてB方向に押圧
し、ハンガー吊下フック31を矢印B方向に回動させる
ことによって、ハンガー吊下フック31から脱荷され
る。フック解放レバー34の操作は作業員M或いは後述
する電磁ソレノイド68(図1参照)によって行なわれ
る。
【0010】ハンガーストックヤード23(図9参照)
は、商品を吊り下げたハンガー21をストックしておく
場所である。各階搬送装置24(図9参照)は、各階を
昇降して、各階同士で搬送トロリー22の受け渡しを行
なう装置である。
は、商品を吊り下げたハンガー21をストックしておく
場所である。各階搬送装置24(図9参照)は、各階を
昇降して、各階同士で搬送トロリー22の受け渡しを行
なう装置である。
【0011】搬送トロリー投入装置25(図7参照)
は、仕分ライン26に搬送トロリー22をタイミングよ
く送り込む装置であり、傾斜した搬送レール351の上
方に回動自在に具えられたコ字状のタイミングレバー4
3と、このタイミングレバー43を傾動させるエアシリ
ダー44と、搬送トロリー22を所定の位置に停止させ
るストッパー45とで構成されている。
は、仕分ライン26に搬送トロリー22をタイミングよ
く送り込む装置であり、傾斜した搬送レール351の上
方に回動自在に具えられたコ字状のタイミングレバー4
3と、このタイミングレバー43を傾動させるエアシリ
ダー44と、搬送トロリー22を所定の位置に停止させ
るストッパー45とで構成されている。
【0012】次に、搬送トロリー投入装置25の動作を
説明する。図7に示すように、先行の搬送トロリー22
が、ストッパー45によって所定の位置に停止されら
れ、後述する仕分ライン26の一対のドッグ64,64
の係合を待ち受けているとき、タイミングレバー43
は、左端(図7において左側)を下げ、後続の搬送トロ
リー22の進入を規制している。先行の搬送トロリー2
2がストッパー45の引っ込みと一対のドッグ64,6
4の係合とによって仕分ライン26に引き込まれていく
と、タイミングレバー43は、実線の位置から想像線の
位置へ回動し、今まで規制していた搬送トロリー22の
進入を許容する。このとき、タイミングレバー43の右
端はさらに後続の搬送トロリー(図示省略)の進入を規
制する。このようにして、搬送トロリー投入装置25
は、循環移動してくる一対のドッグ64,64にタイミ
ングを合わせて搬送トロリー22を順次送り込むことが
できる。
説明する。図7に示すように、先行の搬送トロリー22
が、ストッパー45によって所定の位置に停止されら
れ、後述する仕分ライン26の一対のドッグ64,64
の係合を待ち受けているとき、タイミングレバー43
は、左端(図7において左側)を下げ、後続の搬送トロ
リー22の進入を規制している。先行の搬送トロリー2
2がストッパー45の引っ込みと一対のドッグ64,6
4の係合とによって仕分ライン26に引き込まれていく
と、タイミングレバー43は、実線の位置から想像線の
位置へ回動し、今まで規制していた搬送トロリー22の
進入を許容する。このとき、タイミングレバー43の右
端はさらに後続の搬送トロリー(図示省略)の進入を規
制する。このようにして、搬送トロリー投入装置25
は、循環移動してくる一対のドッグ64,64にタイミ
ングを合わせて搬送トロリー22を順次送り込むことが
できる。
【0013】仕分ライン26(図9参照)は、バーコー
ドリーダ60と、搬送トロリー22を牽引走行させる駆
動チェーン61と、ハンガー21に吊り下げられた商品
28の仕分け条件に応じてハンガー21ごと自動的に仕
分けを行なうハンガー自動仕分装置(ハンガー商品自動
仕分装置)62とを有している。駆動チェーン61(図
1乃至図3参照)は、ローラ63,63と一対のドッグ
64,64を有して循環移動するチェーン69と、チェ
ーン69の走行案内をするガイドレール65とを具えて
いる。一対のドッグ64,64は互いに接近する方向に
傾動するようになっている。ガイドレール65(図1参
照)の下方には搬送トロリー22が走行する搬送レール
35が敷設されている。搬送レール35の下方には搬送
トロリー22の揺れを防止するガイド板66が搬送レー
ル35に沿って具えられている。なお、搬送レール35
とチェーン69は、図9において、互いに重なって図示
されていなければならないが、構造を理解し易くするた
め、位置をずらして図示してある。
ドリーダ60と、搬送トロリー22を牽引走行させる駆
動チェーン61と、ハンガー21に吊り下げられた商品
28の仕分け条件に応じてハンガー21ごと自動的に仕
分けを行なうハンガー自動仕分装置(ハンガー商品自動
仕分装置)62とを有している。駆動チェーン61(図
1乃至図3参照)は、ローラ63,63と一対のドッグ
64,64を有して循環移動するチェーン69と、チェ
ーン69の走行案内をするガイドレール65とを具えて
いる。一対のドッグ64,64は互いに接近する方向に
傾動するようになっている。ガイドレール65(図1参
照)の下方には搬送トロリー22が走行する搬送レール
35が敷設されている。搬送レール35の下方には搬送
トロリー22の揺れを防止するガイド板66が搬送レー
ル35に沿って具えられている。なお、搬送レール35
とチェーン69は、図9において、互いに重なって図示
されていなければならないが、構造を理解し易くするた
め、位置をずらして図示してある。
【0014】ハンガー自動仕分装置62(図1参照)
は、ハンガー吊下フック31の下方に配列された複数の
分岐シュート67と、各分岐シュート67毎に具えられ
搬送トロリー22のフック解放レバー34に作用してハ
ンガー吊下フック31を回動させるハンガー脱荷手段4
6とを有している。ハンガー脱荷手段46(図8参照)
は、電磁ソレノイド68と回動片70とで構成されてい
る。搬送レール35の真下の分岐シュート67の部分
は、搬送レール35と略々平行になってフック走行方向
に沿って延在したハンガー受取り部を形成し、搬送レー
ル35から離れた部分は搬送レール35から遠ざかるに
したがって搬送レール35と略々直角に交差する向きに
湾曲している。即ち、分岐シュート67は、C字状に湾
曲し且つ下方に傾斜した棒状部材である。
は、ハンガー吊下フック31の下方に配列された複数の
分岐シュート67と、各分岐シュート67毎に具えられ
搬送トロリー22のフック解放レバー34に作用してハ
ンガー吊下フック31を回動させるハンガー脱荷手段4
6とを有している。ハンガー脱荷手段46(図8参照)
は、電磁ソレノイド68と回動片70とで構成されてい
る。搬送レール35の真下の分岐シュート67の部分
は、搬送レール35と略々平行になってフック走行方向
に沿って延在したハンガー受取り部を形成し、搬送レー
ル35から離れた部分は搬送レール35から遠ざかるに
したがって搬送レール35と略々直角に交差する向きに
湾曲している。即ち、分岐シュート67は、C字状に湾
曲し且つ下方に傾斜した棒状部材である。
【0015】次に、仕分ライン26の動作を説明する。
搬送トロリー投入装置25(図7参照)から送り込まれ
てきた搬送トロリー22は、一対のドッグ64,64に
係合させられ、搬送レール35上をチェーン69の牽引
によって走行させられる。搬送トロリー22は、仕分ラ
イン26の入口で、バーコードリーダ60(図9参照)
によって、商品の内容が読取られる。搬送トロリー22
が仕分け条件に応じて指定された分岐シュート67の所
まで走行すると、電磁ソレノイド68(図8参照)は、
電磁ソレノイド68の回動片70を実線の位置から想像
線の位置へ回動させてフック解放レバー34を介してハ
ンガー吊下フック31を図4において矢印B方向に回動
させる。ハンガー吊下フック31の回動は、搬送トロリ
ー22を走行させながら行なわれる。
搬送トロリー投入装置25(図7参照)から送り込まれ
てきた搬送トロリー22は、一対のドッグ64,64に
係合させられ、搬送レール35上をチェーン69の牽引
によって走行させられる。搬送トロリー22は、仕分ラ
イン26の入口で、バーコードリーダ60(図9参照)
によって、商品の内容が読取られる。搬送トロリー22
が仕分け条件に応じて指定された分岐シュート67の所
まで走行すると、電磁ソレノイド68(図8参照)は、
電磁ソレノイド68の回動片70を実線の位置から想像
線の位置へ回動させてフック解放レバー34を介してハ
ンガー吊下フック31を図4において矢印B方向に回動
させる。ハンガー吊下フック31の回動は、搬送トロリ
ー22を走行させながら行なわれる。
【0016】ハンガー吊下フック31に吊り下げられた
ハンガー21は、ハンガー吊下フック31の回動によっ
てハンガー吊下フック31から離脱し、分岐シュート6
7のハンガー受取り部上に落下し、分岐シュート67の
下り傾斜によって滑り降りていく。このようにして、搬
送トロリー22に吊り下げられたハンガー21は順次分
岐シュート67に自動的に仕分け脱荷される。空になっ
た搬送トロリー22は、仕分ライン26の駆動チェーン
61から離脱し、後述する搬送トロリーストックヤード
27(図9参照)へ走行していく。
ハンガー21は、ハンガー吊下フック31の回動によっ
てハンガー吊下フック31から離脱し、分岐シュート6
7のハンガー受取り部上に落下し、分岐シュート67の
下り傾斜によって滑り降りていく。このようにして、搬
送トロリー22に吊り下げられたハンガー21は順次分
岐シュート67に自動的に仕分け脱荷される。空になっ
た搬送トロリー22は、仕分ライン26の駆動チェーン
61から離脱し、後述する搬送トロリーストックヤード
27(図9参照)へ走行していく。
【0017】搬送トロリーストックヤード27(図9参
照)は、空の搬送トロリー22をストックしておく場所
であり、搬送トロリー22の向きを変更する向き変更レ
バー71と、互いに平行な一対のストックレール72,
73とで構成されている。仕分ライン26から走行して
きた搬送トロリー22は、搬送トロリースットクヤード
27に進入する。向き変更レバー71は、前走行フレー
ム37を一方のストックレール72に導き入れた後、想
像線の位置に回動し、後走行フレーム38を他方のスト
ックレール73に導き入れる。これによって、複数の搬
送トロリー22は、連結バー39を互いに平行の状態に
させられてストックされる。ストックされた搬送トロリ
ー22は、搬出用の向き変更レバー74によって搬送レ
ール35と平行に向きが変更させられてから搬出され
る。
照)は、空の搬送トロリー22をストックしておく場所
であり、搬送トロリー22の向きを変更する向き変更レ
バー71と、互いに平行な一対のストックレール72,
73とで構成されている。仕分ライン26から走行して
きた搬送トロリー22は、搬送トロリースットクヤード
27に進入する。向き変更レバー71は、前走行フレー
ム37を一方のストックレール72に導き入れた後、想
像線の位置に回動し、後走行フレーム38を他方のスト
ックレール73に導き入れる。これによって、複数の搬
送トロリー22は、連結バー39を互いに平行の状態に
させられてストックされる。ストックされた搬送トロリ
ー22は、搬出用の向き変更レバー74によって搬送レ
ール35と平行に向きが変更させられてから搬出され
る。
【0018】なお、搬送トロリー22が仕分ライン26
以外の部分を走行する場合の駆動源は、仕分ラインの駆
動チェーンと同様な構造であるが、別の駆動チェーンが
用いられている。このため、図9におけるハンガースト
ックヤード23から搬送トロリー投入装置25までの間
には1本の駆動チェーンが、仕分ライン26の出口から
搬送トロリーストックヤード27までの間には1本の駆
動チェーンが夫々敷設されている。但し、仕分ライン2
6の駆動チェーンは、平面的に循環移動するが、仕分ラ
イン以外の他の部分を循環移動する駆動チェーンは、上
下方向に重なるようにして循環移動するようになってい
る。
以外の部分を走行する場合の駆動源は、仕分ラインの駆
動チェーンと同様な構造であるが、別の駆動チェーンが
用いられている。このため、図9におけるハンガースト
ックヤード23から搬送トロリー投入装置25までの間
には1本の駆動チェーンが、仕分ライン26の出口から
搬送トロリーストックヤード27までの間には1本の駆
動チェーンが夫々敷設されている。但し、仕分ライン2
6の駆動チェーンは、平面的に循環移動するが、仕分ラ
イン以外の他の部分を循環移動する駆動チェーンは、上
下方向に重なるようにして循環移動するようになってい
る。
【0019】次に、ハンガー商品自動仕分システム20
全体の動作を説明する。作業員M(図9参照)は、ハン
ガー21のフック42でハンガー吊下フック31のフッ
ク開放カム面33を下方から押圧し、ハンガー吊下フッ
ク31にハンガー21を手で吊す。各階搬送装置24
(図9参照)の所まで走行した搬送トロリー22は、各
階に送られる。
全体の動作を説明する。作業員M(図9参照)は、ハン
ガー21のフック42でハンガー吊下フック31のフッ
ク開放カム面33を下方から押圧し、ハンガー吊下フッ
ク31にハンガー21を手で吊す。各階搬送装置24
(図9参照)の所まで走行した搬送トロリー22は、各
階に送られる。
【0020】その後、搬送トロリー22は、搬送トロリ
ー投入装置25の所まで走行する。このとき、搬送トロ
リー22は、図7に示すように、ストッパー45によっ
て所定に位置に停止されられている先行の搬送トロリー
22がある場合は、タイミングレバー43によって、仕
分ライン26への進入が阻止される。もし、先行の搬送
トロリーが無い場合、搬送トロリー22は、そのまま仕
分ライン26へ送り込まれる。この送り込みは、搬送ト
ロリー22の間隔を所定の間隔に確保し、仕分脱荷を円
滑に行なうことを目的として行なわれる。
ー投入装置25の所まで走行する。このとき、搬送トロ
リー22は、図7に示すように、ストッパー45によっ
て所定に位置に停止されられている先行の搬送トロリー
22がある場合は、タイミングレバー43によって、仕
分ライン26への進入が阻止される。もし、先行の搬送
トロリーが無い場合、搬送トロリー22は、そのまま仕
分ライン26へ送り込まれる。この送り込みは、搬送ト
ロリー22の間隔を所定の間隔に確保し、仕分脱荷を円
滑に行なうことを目的として行なわれる。
【0021】仕分ライン26に送り込まれた搬送トロリ
ー22は、チェーン69によって循環移動する一対のド
ッグ64,64に係合し、仕分ライン26の入口へ牽引
走行させられ、仕分ライン26の入口で、バーコードリ
ーダ60によって、商品の内容が読取られる。搬送トロ
リー22は、なおも、走行を継続し、仕分け条件に応じ
て指定された分岐シュート67を通過するとき、電磁ソ
レノイド68の回動片70の回動によって、ハンガー吊
下フック31が図4において矢印B方向に回動させられ
る。
ー22は、チェーン69によって循環移動する一対のド
ッグ64,64に係合し、仕分ライン26の入口へ牽引
走行させられ、仕分ライン26の入口で、バーコードリ
ーダ60によって、商品の内容が読取られる。搬送トロ
リー22は、なおも、走行を継続し、仕分け条件に応じ
て指定された分岐シュート67を通過するとき、電磁ソ
レノイド68の回動片70の回動によって、ハンガー吊
下フック31が図4において矢印B方向に回動させられ
る。
【0022】すると、ハンガー吊下フック31に吊り下
げられているハンガー21は、ハンガー吊下フック31
から離脱し、分岐シュート67のハンガー受取り部上に
落下し、分岐シュート67の下り傾斜によって滑り降り
て行く。このようにして、搬送トロリー22が仕分ライ
ン26を走行する間に、搬送トロリー22に吊り下げら
れたハンガー21は、順次分岐シュート67に仕分脱荷
される。その後、空になった搬送トロリー22は、仕分
ライン26の駆動チェーン61から離脱し、搬送トロリ
ーストックヤード27へ走行していく。
げられているハンガー21は、ハンガー吊下フック31
から離脱し、分岐シュート67のハンガー受取り部上に
落下し、分岐シュート67の下り傾斜によって滑り降り
て行く。このようにして、搬送トロリー22が仕分ライ
ン26を走行する間に、搬送トロリー22に吊り下げら
れたハンガー21は、順次分岐シュート67に仕分脱荷
される。その後、空になった搬送トロリー22は、仕分
ライン26の駆動チェーン61から離脱し、搬送トロリ
ーストックヤード27へ走行していく。
【0023】仕分ライン26から搬送トロリースットク
ヤード27へ走行してきた搬送トロリー22は、向き変
更レバー71によって、先にストックされている搬送ト
ロリー22の連結バー39と互いに平行の状態にさせら
れてからストックされる。ストックされた搬送トロリー
22は、必要に応じて搬出用の向き変更レバー74によ
って搬送レール35と平行に向きが変更させられてから
搬出され、再度、ハンガーストックヤード23まで走行
していく。
ヤード27へ走行してきた搬送トロリー22は、向き変
更レバー71によって、先にストックされている搬送ト
ロリー22の連結バー39と互いに平行の状態にさせら
れてからストックされる。ストックされた搬送トロリー
22は、必要に応じて搬出用の向き変更レバー74によ
って搬送レール35と平行に向きが変更させられてから
搬出され、再度、ハンガーストックヤード23まで走行
していく。
【0024】このようにして、ハンガーに吊り下げられ
た商品は、ハンガーストックヤード23において、自動
仕分を行い易い構造をした搬送トロリー122に作業員
によって直接吊り下げられた後、仕分ラインで自動的に
仕分脱荷されるようになっている。
た商品は、ハンガーストックヤード23において、自動
仕分を行い易い構造をした搬送トロリー122に作業員
によって直接吊り下げられた後、仕分ラインで自動的に
仕分脱荷されるようになっている。
【0025】以上のハンガー商品自動仕分システム20
は、自動仕分けを行なうことができる構造の搬送トロリ
ーを全体のラインに使用しているが、次に説明するハン
ガー商品自動仕分システム120(図10乃至図23参
照)は、仕分ライン126においてのみ上記の搬送トロ
リー22と略々同一構造の搬送トロリー122を使用
し、他のラインでは、構造が簡単な他のトロリーを使用
し、搬送トロリーの使用台数を少なくしたシステムであ
る。従って、このハンガー商品自動仕分システム120
における仕分ライン126と搬送トロリー122は、図
1乃至図9に示された仕分ライン26と搬送トロリー2
2と構造が略々同一であるため、同一部分には、図1乃
至図9の符号の先頭に1を付して示し、その構造及び動
作の説明は省略する。
は、自動仕分けを行なうことができる構造の搬送トロリ
ーを全体のラインに使用しているが、次に説明するハン
ガー商品自動仕分システム120(図10乃至図23参
照)は、仕分ライン126においてのみ上記の搬送トロ
リー22と略々同一構造の搬送トロリー122を使用
し、他のラインでは、構造が簡単な他のトロリーを使用
し、搬送トロリーの使用台数を少なくしたシステムであ
る。従って、このハンガー商品自動仕分システム120
における仕分ライン126と搬送トロリー122は、図
1乃至図9に示された仕分ライン26と搬送トロリー2
2と構造が略々同一であるため、同一部分には、図1乃
至図9の符号の先頭に1を付して示し、その構造及び動
作の説明は省略する。
【0026】このハンガー商品自動仕分システム120
(図10参照)も、ハンガー121に吊り下げられたま
ま商品を自動的に仕分けを行なうことができるシステム
である。ハンガー商品仕分システム120は、搬入トロ
リー150と、ハンガーストックヤード(図示省略)
と、ハンガー脱荷移載装置151と、ハンガー走行手段
152と、ハンガー移載装置153と、搬送トロリー投
入装置125と、仕分ライン126、搬送トロリー12
2とで構成されている。なお、搬送トロリー投入装置1
25は、上記搬送トロリー投入装置25と構造及び動作
が同一であるため説明は省略する。
(図10参照)も、ハンガー121に吊り下げられたま
ま商品を自動的に仕分けを行なうことができるシステム
である。ハンガー商品仕分システム120は、搬入トロ
リー150と、ハンガーストックヤード(図示省略)
と、ハンガー脱荷移載装置151と、ハンガー走行手段
152と、ハンガー移載装置153と、搬送トロリー投
入装置125と、仕分ライン126、搬送トロリー12
2とで構成されている。なお、搬送トロリー投入装置1
25は、上記搬送トロリー投入装置25と構造及び動作
が同一であるため説明は省略する。
【0027】搬入トロリー150は、図11、図12に
示すように、搬入レール154又は移載レール155,
155(図10参照)等のレールを走行する走行ローラ
156を具えた一対の前、後走行フレーム157,15
8と、この前、後走行フレーム157,158を回動自
在に連結し且つハンガー121を吊り下げる連結バー1
59とを有している。連結バー159には、吊り下げた
ハンガー121の前後位置がずれないように、突軸18
0が複数突設されている。
示すように、搬入レール154又は移載レール155,
155(図10参照)等のレールを走行する走行ローラ
156を具えた一対の前、後走行フレーム157,15
8と、この前、後走行フレーム157,158を回動自
在に連結し且つハンガー121を吊り下げる連結バー1
59とを有している。連結バー159には、吊り下げた
ハンガー121の前後位置がずれないように、突軸18
0が複数突設されている。
【0028】ハンガー脱荷移載装置151(図13乃至
図15参照)は、搬入トロリー150に吊り下げられた
ハンガー121をハンガー走行手段152に脱荷移載す
る装置である。このハンガー脱荷移載装置151は、ト
ロリー走行向き変更手段181と、トロリー引込フィー
ダ182と、脱荷フック183とで構成されている。
図15参照)は、搬入トロリー150に吊り下げられた
ハンガー121をハンガー走行手段152に脱荷移載す
る装置である。このハンガー脱荷移載装置151は、ト
ロリー走行向き変更手段181と、トロリー引込フィー
ダ182と、脱荷フック183とで構成されている。
【0029】トロリー走行向き変更手段181は、一対
の回転レール184,184を具えている。一対の回転
レール184,184は、エアー或いは油圧シリンダ
ー、ソレノイド、モータ(何れも図示省略)等によっ
て、約90度回転する方向転換・接続用の短いレールで
ある。この回転レール184は、複数のハンガー121
を吊り下げて1本の搬入レール154上を走行する搬入
トロリー150を搬入レール154と交差する平行な一
対の移載レール155,155に移替える機能を備えて
いる。
の回転レール184,184を具えている。一対の回転
レール184,184は、エアー或いは油圧シリンダ
ー、ソレノイド、モータ(何れも図示省略)等によっ
て、約90度回転する方向転換・接続用の短いレールで
ある。この回転レール184は、複数のハンガー121
を吊り下げて1本の搬入レール154上を走行する搬入
トロリー150を搬入レール154と交差する平行な一
対の移載レール155,155に移替える機能を備えて
いる。
【0030】トロリー引込フィーダ182は、一対の回
転レール184,184上の搬入トロリー154を一対
の移載レール155,155上に引き込み、移載レール
155の延長線上に接続されたストレージレール18
5,185(図13参照)まで走行させる機構であり、
循環移動する一対のチェーン186,186と、チェー
ン186に設けられた爪187とを有している。一対の
移載レール155,155の下方には、後述するハンガ
ー走行手段152が設置されている。脱荷フック183
(図15参照)は、下端がJ字状に折曲られ、エアー或
いは油圧シリンダー、ソレノイド、モータ(何れも図示
省略)等によって、昇降及び左右方向(図15において
図面の上下端左右方向)に移動する板状の部材である。
転レール184,184上の搬入トロリー154を一対
の移載レール155,155上に引き込み、移載レール
155の延長線上に接続されたストレージレール18
5,185(図13参照)まで走行させる機構であり、
循環移動する一対のチェーン186,186と、チェー
ン186に設けられた爪187とを有している。一対の
移載レール155,155の下方には、後述するハンガ
ー走行手段152が設置されている。脱荷フック183
(図15参照)は、下端がJ字状に折曲られ、エアー或
いは油圧シリンダー、ソレノイド、モータ(何れも図示
省略)等によって、昇降及び左右方向(図15において
図面の上下端左右方向)に移動する板状の部材である。
【0031】次に、ハンガー脱荷移載装置151の動作
を説明する。搬入レール154上を走行してきた搬入ト
ロリー150は、トロリー走行向き変更手段181によ
り一対の前、後走行フレーム157,158の向きが約
90度方向転換させられた後、トロリー引込フィーダ1
82によって横向の姿勢で一対の移載レール155,1
55に引き込まれ、移載レール155,155上を横向
走行させられ、脱荷フック183に接近する。引き込み
動作は、トロリー引込フィーダ182の爪187,18
7が前、後走行フレーム157,158に当接して行な
われる。
を説明する。搬入レール154上を走行してきた搬入ト
ロリー150は、トロリー走行向き変更手段181によ
り一対の前、後走行フレーム157,158の向きが約
90度方向転換させられた後、トロリー引込フィーダ1
82によって横向の姿勢で一対の移載レール155,1
55に引き込まれ、移載レール155,155上を横向
走行させられ、脱荷フック183に接近する。引き込み
動作は、トロリー引込フィーダ182の爪187,18
7が前、後走行フレーム157,158に当接して行な
われる。
【0032】前、後走行フレーム157,158は、連
結バー159に対して回動自在に連結されているため、
図14に示すように、前、後走行フレーム157,15
8のみ約90度姿勢を換え、連結バー159はそのまま
の姿勢で引き込み動作がおこなわれる。即ち、搬入トロ
リー150は、平行な一対の移載レール155,155
に跨がり、移載レール155と交差する方向に向いたま
ま走行する。搬入トロリー150が脱荷フック183の
傍まで移動すると、複数のハンガー121は待構えてい
る脱荷フック183と係合しうる状態になる(図16、
図17参照)。脱荷フック183は上昇し(図18参
照)、ハンガー121のフック142に係合させ、複数
のハンガー121を同時に引き上げる(図19参照)。
結バー159に対して回動自在に連結されているため、
図14に示すように、前、後走行フレーム157,15
8のみ約90度姿勢を換え、連結バー159はそのまま
の姿勢で引き込み動作がおこなわれる。即ち、搬入トロ
リー150は、平行な一対の移載レール155,155
に跨がり、移載レール155と交差する方向に向いたま
ま走行する。搬入トロリー150が脱荷フック183の
傍まで移動すると、複数のハンガー121は待構えてい
る脱荷フック183と係合しうる状態になる(図16、
図17参照)。脱荷フック183は上昇し(図18参
照)、ハンガー121のフック142に係合させ、複数
のハンガー121を同時に引き上げる(図19参照)。
【0033】搬入トロリー150はそのまま走行を継続
するため、ハンガー121が脱荷フック183に係合し
たまま取り残される(図19参照)。これによって、複
数のハンガー121のフック142は搬入トロリー15
0の連結バー159から脱荷させられたことになる。な
お、このとき、脱荷フック183は、搬入トロリー15
0が横向になっていることと、脱荷フック183の長さ
L(図14参照)が搬入トロリー150の前、後走行フ
レーム157,158の間隔Dより狭いことから、前、
後走行フレーム157,158間の空間に入り複数のハ
ンガー121を同時に脱荷することができる。
するため、ハンガー121が脱荷フック183に係合し
たまま取り残される(図19参照)。これによって、複
数のハンガー121のフック142は搬入トロリー15
0の連結バー159から脱荷させられたことになる。な
お、このとき、脱荷フック183は、搬入トロリー15
0が横向になっていることと、脱荷フック183の長さ
L(図14参照)が搬入トロリー150の前、後走行フ
レーム157,158の間隔Dより狭いことから、前、
後走行フレーム157,158間の空間に入り複数のハ
ンガー121を同時に脱荷することができる。
【0034】ハンガー121を搬入トロリー150から
外した脱荷フック183は、搬入トロリー150の走行
方向と同一方向に移動し、ハンガー121のフック14
2をハンガー走行手段152の真上に移動させる(図2
0参照)。その後、脱荷フック183は下降し、ハンガ
ー121のフック142をハンガー走行手段152に係
合させる(図21参照)。ハンガー走行手段152は、
脱荷フック183から受取ったハンガー121をハンガ
ー移載装置153(図10参照)へ搬送して行く。
外した脱荷フック183は、搬入トロリー150の走行
方向と同一方向に移動し、ハンガー121のフック14
2をハンガー走行手段152の真上に移動させる(図2
0参照)。その後、脱荷フック183は下降し、ハンガ
ー121のフック142をハンガー走行手段152に係
合させる(図21参照)。ハンガー走行手段152は、
脱荷フック183から受取ったハンガー121をハンガ
ー移載装置153(図10参照)へ搬送して行く。
【0035】一方、空になった搬入トロリー150は、
図13に示すように、横向のまま、トロリー引込フィー
ダ182によって一対の移載レール155,155上を
走行させられ、ストレージレール185,185に送り
込まれ、ストレージされる。空の搬入トロリー150は
横向になっているため、間隔を詰めて多数ストレージさ
れる。ストレージされた空の搬入トロリー150は、必
要に応じてストレージエリヤー188から引き出され
る。このとき、空の搬入トロリー150は、回転するト
ロリー走行向き変更レール189によって向きが変更さ
せられる。
図13に示すように、横向のまま、トロリー引込フィー
ダ182によって一対の移載レール155,155上を
走行させられ、ストレージレール185,185に送り
込まれ、ストレージされる。空の搬入トロリー150は
横向になっているため、間隔を詰めて多数ストレージさ
れる。ストレージされた空の搬入トロリー150は、必
要に応じてストレージエリヤー188から引き出され
る。このとき、空の搬入トロリー150は、回転するト
ロリー走行向き変更レール189によって向きが変更さ
せられる。
【0036】ハンガー走行手段152(図22乃至図2
4参照)は、回転軸190の周りにねじ状の羽191を
取付けたスクリューコンベヤである。ハンガー121
は、回転軸190と一体に回転する羽191に押され、
回転軸190上を滑りながら移動する。なお、ハンガー
走行手段152は、ハンガーを案内するレール(図示省
略)と、ハンガーを走行させるチェーン(図示省略)と
で構成される機構であってもよい。
4参照)は、回転軸190の周りにねじ状の羽191を
取付けたスクリューコンベヤである。ハンガー121
は、回転軸190と一体に回転する羽191に押され、
回転軸190上を滑りながら移動する。なお、ハンガー
走行手段152は、ハンガーを案内するレール(図示省
略)と、ハンガーを走行させるチェーン(図示省略)と
で構成される機構であってもよい。
【0037】ハンガー移載装置153(図22乃至図2
4参照)は、ハンガー走行手段152から搬送トロリー
122にハンガー121を移載する装置である。このハ
ンガー移載装置153は、ハンガー導入機構192と、
ハンガー定ピッチ整列チェーン193と、移載フック1
94と、搬送トロリー停止機構176とで構成されてい
る。
4参照)は、ハンガー走行手段152から搬送トロリー
122にハンガー121を移載する装置である。このハ
ンガー移載装置153は、ハンガー導入機構192と、
ハンガー定ピッチ整列チェーン193と、移載フック1
94と、搬送トロリー停止機構176とで構成されてい
る。
【0038】ハンガー導入機構192(図23、図24
参照)は、ハンガー走行手段152の回転軸190の終
端に接続された下り勾配の導入シュート195と、ハン
ガー定ピッチ整列チェーン193のスプロケット196
の軸197に設けられたカム198,198とで構成さ
れている。ハンガー定ピッチ整列チェーン193(図2
2参照)は、スプロケット196によって循環移動する
ようになっており、搬送トロリー122のハンガー吊下
フック131の間隔と略々同一の間隔で、一対で1組の
突起199,199(図23、図24参照)が複数組突
設されている。移載フック194(図22参照)は、下
端がJ字状に折曲られ、エアー或いは油圧シリンダー、
ソレノイド、モータ(何れも図示省略)等によって昇降
するようになっている。ハンガー定ピッチ整列チェーン
193、移載フック194、搬送トロリー122の搬送
レール135は、互いに平行になっている。
参照)は、ハンガー走行手段152の回転軸190の終
端に接続された下り勾配の導入シュート195と、ハン
ガー定ピッチ整列チェーン193のスプロケット196
の軸197に設けられたカム198,198とで構成さ
れている。ハンガー定ピッチ整列チェーン193(図2
2参照)は、スプロケット196によって循環移動する
ようになっており、搬送トロリー122のハンガー吊下
フック131の間隔と略々同一の間隔で、一対で1組の
突起199,199(図23、図24参照)が複数組突
設されている。移載フック194(図22参照)は、下
端がJ字状に折曲られ、エアー或いは油圧シリンダー、
ソレノイド、モータ(何れも図示省略)等によって昇降
するようになっている。ハンガー定ピッチ整列チェーン
193、移載フック194、搬送トロリー122の搬送
レール135は、互いに平行になっている。
【0039】搬送トロリー停止機構176は、仕分ライ
ン126のチェーン269とは別のチェーン269に設
けられた一対のドッグ264,264の内、後方のドッ
グ264に突設されたピン177と、このピン177に
当接して後方のドッグ264を掬うようにして傾ける作
動片178と、作動片178を昇降させるプランジャー
179と、ストッパー147とを有している。作動片1
78は、通常、ピン177に当接しないようにピン17
7より上方に引き上げられている。作動片178とプラ
ンジャー179は一対設けられている。
ン126のチェーン269とは別のチェーン269に設
けられた一対のドッグ264,264の内、後方のドッ
グ264に突設されたピン177と、このピン177に
当接して後方のドッグ264を掬うようにして傾ける作
動片178と、作動片178を昇降させるプランジャー
179と、ストッパー147とを有している。作動片1
78は、通常、ピン177に当接しないようにピン17
7より上方に引き上げられている。作動片178とプラ
ンジャー179は一対設けられている。
【0040】次に、ハンガー移載装置153の動作を説
明する。ハンガー走行手段152によって送られて来た
ハンガー121は、導入シュート195を滑り降り、回
転しているカム198,198の爪175,175に係
合させられ、ハンガー定ピッチ整列チェーン193に送
り込まれる。爪175の回転と、一対の突起199,1
99の移動とはタイミングが合っており、ハンガー12
1は一対の突起199,199間に移される。このよう
にして、ハンガー走行手段152によって送られてくる
ハンガー121は順次、ハンガー定ピッチ整列チェーン
193に送り込まれる。
明する。ハンガー走行手段152によって送られて来た
ハンガー121は、導入シュート195を滑り降り、回
転しているカム198,198の爪175,175に係
合させられ、ハンガー定ピッチ整列チェーン193に送
り込まれる。爪175の回転と、一対の突起199,1
99の移動とはタイミングが合っており、ハンガー12
1は一対の突起199,199間に移される。このよう
にして、ハンガー走行手段152によって送られてくる
ハンガー121は順次、ハンガー定ピッチ整列チェーン
193に送り込まれる。
【0041】一方、作動片178(図22参照)がプラ
ンジャー179によって下降し、搬送トロリー122の
前走行フレーム137を挟んで走行して来る一対のドッ
ク264,264の内、後方のドッグ264を上方へ傾
動させ、前走行フレーム137との係合を解除する。
又、ストッパー147が突出する。これによって、搬送
トロリー122は停止させられる。搬送トロリー122
が停止している間に、新たな一対のドッグ264,26
4がチェーン269によって次々と走行してくるが、一
対のドッグの内、前方のドッグ264(ピン177が設
けらていない方のドッグ)は、前、後フレーム137,
138に当接し、後方に傾動して逃げる。又、後方のド
ッグ264は、作動片178によって下端が掬い上げら
れるようにして上方に押し上げられる(後方のドッグは
前、後走行フレームの何れかに当接して搬送トロリー1
22を搬送させるため、後方には傾動することができな
いようになっている。)。このようにして、一対のドッ
グ264,264は、前、後走行フレーム137、13
8を通過していくため、搬送トロリー122を停止させ
ておくことができる。
ンジャー179によって下降し、搬送トロリー122の
前走行フレーム137を挟んで走行して来る一対のドッ
ク264,264の内、後方のドッグ264を上方へ傾
動させ、前走行フレーム137との係合を解除する。
又、ストッパー147が突出する。これによって、搬送
トロリー122は停止させられる。搬送トロリー122
が停止している間に、新たな一対のドッグ264,26
4がチェーン269によって次々と走行してくるが、一
対のドッグの内、前方のドッグ264(ピン177が設
けらていない方のドッグ)は、前、後フレーム137,
138に当接し、後方に傾動して逃げる。又、後方のド
ッグ264は、作動片178によって下端が掬い上げら
れるようにして上方に押し上げられる(後方のドッグは
前、後走行フレームの何れかに当接して搬送トロリー1
22を搬送させるため、後方には傾動することができな
いようになっている。)。このようにして、一対のドッ
グ264,264は、前、後走行フレーム137、13
8を通過していくため、搬送トロリー122を停止させ
ておくことができる。
【0042】最初に送り込まれたハンガー121が、移
載フック194の左端(図22において左端)近くま
で、移動すると、移載フック194は上昇し、複数のハ
ンガー121を同時にハンガー定ピッチ整列チェーン1
93から外し、停止中の搬送トロリー122に移載す
る。
載フック194の左端(図22において左端)近くま
で、移動すると、移載フック194は上昇し、複数のハ
ンガー121を同時にハンガー定ピッチ整列チェーン1
93から外し、停止中の搬送トロリー122に移載す
る。
【0043】なお、搬送トロリー122が仕分ライン1
26以外の部分を走行する場合の駆動源は、仕分ライン
の駆動チェーンと同様な構造であるが、別の駆動チェー
ンが用いられている。このため、図10におけるハンガ
ーストックヤード(図示省略)からハンガー脱荷移載装
置151までの間には1本の駆動チェーンが、仕分ライ
ン126の出口からハンガー移載装置153を経て搬送
トロリー投入装置125までの間には1本の駆動チェー
ンが夫々敷設されている。但し、仕分ライン126の駆
動チェーンは、平面的に循環移動するが、仕分ライン以
外の他の部分を循環移動する駆動チェーンは、上下方向
に重なるようにして循環移動するようになっている。
26以外の部分を走行する場合の駆動源は、仕分ライン
の駆動チェーンと同様な構造であるが、別の駆動チェー
ンが用いられている。このため、図10におけるハンガ
ーストックヤード(図示省略)からハンガー脱荷移載装
置151までの間には1本の駆動チェーンが、仕分ライ
ン126の出口からハンガー移載装置153を経て搬送
トロリー投入装置125までの間には1本の駆動チェー
ンが夫々敷設されている。但し、仕分ライン126の駆
動チェーンは、平面的に循環移動するが、仕分ライン以
外の他の部分を循環移動する駆動チェーンは、上下方向
に重なるようにして循環移動するようになっている。
【0044】このため、図9におけるハンガーストック
ヤード23から搬送トロリー投入装置25までの間には
1本の駆動チェーンが、仕分ライン26の出口から搬送
トロリーストックヤード27までの間には1本の駆動チ
ェーンが夫々敷設されている。
ヤード23から搬送トロリー投入装置25までの間には
1本の駆動チェーンが、仕分ライン26の出口から搬送
トロリーストックヤード27までの間には1本の駆動チ
ェーンが夫々敷設されている。
【0045】次に、ハンガー商品自動仕分システム12
0全体の動作を説明する。搬入レール154上を走行し
てきた搬入トロリー150は、トロリー走行向き変更手
段181により向きが約90度方向転換させられた後、
トロリー引込フィーダ182によって横向の姿勢で一対
の移載レール155,155に引き込まれ、移載レール
155,155上を横向走行させられ、脱荷フック18
3に接近する。搬入トロリー150が脱荷フック183
の傍まで移動すると、複数のハンガー121は待構えて
いる脱荷フック183と係合する。
0全体の動作を説明する。搬入レール154上を走行し
てきた搬入トロリー150は、トロリー走行向き変更手
段181により向きが約90度方向転換させられた後、
トロリー引込フィーダ182によって横向の姿勢で一対
の移載レール155,155に引き込まれ、移載レール
155,155上を横向走行させられ、脱荷フック18
3に接近する。搬入トロリー150が脱荷フック183
の傍まで移動すると、複数のハンガー121は待構えて
いる脱荷フック183と係合する。
【0046】搬入トロリー150から複数のハンガー1
21を同時に外した脱荷フック183は、搬入トロリー
150の走行方向と同一方向に移動し、ハンガー121
のフック142をハンガー走行手段152の真上に移動
させる(図20参照)。その後、脱荷フック183は下
降し、ハンガー121のフック142をハンガー走行手
段152に係合させる(図21参照)。ハンガー走行手
段152は、脱荷フック183から受取ったハンガー1
21をハンガー移載装置153へ搬送させる。
21を同時に外した脱荷フック183は、搬入トロリー
150の走行方向と同一方向に移動し、ハンガー121
のフック142をハンガー走行手段152の真上に移動
させる(図20参照)。その後、脱荷フック183は下
降し、ハンガー121のフック142をハンガー走行手
段152に係合させる(図21参照)。ハンガー走行手
段152は、脱荷フック183から受取ったハンガー1
21をハンガー移載装置153へ搬送させる。
【0047】ハンガー走行手段152によって送られて
来たハンガー121は、導入シュート195(図22参
照)を滑り降り、回転しているカム198の爪175,
175によって、ハンガー定ピッチ整列チェーン193
に送り込まれる。ハンガー121は、順次、ハンガー定
ピッチ整列チェーン193に送り込まれる。最初に送り
込まれたハンガー121が、移載フック194の左端
(図22において左端)近くまで、移動すると、移載フ
ック194は上昇し、複数のハンガー121を同時にハ
ンガー定ピッチ整列チェーン193から外し、停止中の
搬送トロリー122に移載する。このとき、各ハンガー
121のフック142(図4、図6参照)は、対向する
ハンガー吊下フック131のフック開放カム面133を
下方から押圧し、ハンガー吊下フック131を回動させ
た後、ハンガー吊下フック131に吊り下げられる。
来たハンガー121は、導入シュート195(図22参
照)を滑り降り、回転しているカム198の爪175,
175によって、ハンガー定ピッチ整列チェーン193
に送り込まれる。ハンガー121は、順次、ハンガー定
ピッチ整列チェーン193に送り込まれる。最初に送り
込まれたハンガー121が、移載フック194の左端
(図22において左端)近くまで、移動すると、移載フ
ック194は上昇し、複数のハンガー121を同時にハ
ンガー定ピッチ整列チェーン193から外し、停止中の
搬送トロリー122に移載する。このとき、各ハンガー
121のフック142(図4、図6参照)は、対向する
ハンガー吊下フック131のフック開放カム面133を
下方から押圧し、ハンガー吊下フック131を回動させ
た後、ハンガー吊下フック131に吊り下げられる。
【0048】その後、搬送トロリー122は、搬送レー
ル135を走行し、搬送トロリー投入装置125によっ
て、仕分ライン126に投入される。搬送トロリー12
2は、選択された分岐シュート167を通過するとき、
電磁ソレノイド168の作動によってハンガー121が
分岐シュート167に仕分け脱荷される。総てのハンガ
ー121が仕分け脱荷され、空になった搬送トロリー1
22は循環移動してハンガー移載装置153の所で新た
なハンガー121を受取る。
ル135を走行し、搬送トロリー投入装置125によっ
て、仕分ライン126に投入される。搬送トロリー12
2は、選択された分岐シュート167を通過するとき、
電磁ソレノイド168の作動によってハンガー121が
分岐シュート167に仕分け脱荷される。総てのハンガ
ー121が仕分け脱荷され、空になった搬送トロリー1
22は循環移動してハンガー移載装置153の所で新た
なハンガー121を受取る。
【0049】このようにして、ハンガーに吊り下げられ
た商品は、仕分ライン126までは構造が簡単な搬入ト
ロリー150によって搬送され、仕分ライン126では
自動仕分けを行い易い構造をした搬送トロリー122に
よって搬送され、最後、ハンガー自動仕分装置162に
よって自動的に仕分けされる。従って、搬送トロリー
は、作業員M(図9参照)から直接、ハンガーを受取る
ことができる他に、ハンガー移載装置153から複数の
ハンガー121を同時に且つ機械的に受取ることもでき
るようにもなっている。
た商品は、仕分ライン126までは構造が簡単な搬入ト
ロリー150によって搬送され、仕分ライン126では
自動仕分けを行い易い構造をした搬送トロリー122に
よって搬送され、最後、ハンガー自動仕分装置162に
よって自動的に仕分けされる。従って、搬送トロリー
は、作業員M(図9参照)から直接、ハンガーを受取る
ことができる他に、ハンガー移載装置153から複数の
ハンガー121を同時に且つ機械的に受取ることもでき
るようにもなっている。
【0050】以上の搬送トロリー22,122には複数
のハンガー吊下フック31,131が具えられ、複数の
ハンガーが吊り下げられるようになっているが、ハンガ
ー吊下フックを1つにして1つのハンガーだけが吊り下
げられるようにしてもよい。又、搬入トロリー150
も、ハンガーを1つだけ吊り下げられるようにしてもよ
い。さらに、ハンガー移載装置153も、ハンガーを1
つだけ移載することができるようにしてもよい。
のハンガー吊下フック31,131が具えられ、複数の
ハンガーが吊り下げられるようになっているが、ハンガ
ー吊下フックを1つにして1つのハンガーだけが吊り下
げられるようにしてもよい。又、搬入トロリー150
も、ハンガーを1つだけ吊り下げられるようにしてもよ
い。さらに、ハンガー移載装置153も、ハンガーを1
つだけ移載することができるようにしてもよい。
【0051】
【考案の効果】請求項1のハンガー搬送装置は、フック
開放カム面を具えたハンガー吊下フックとフック解放レ
バーを有しているため、ハンガーの着脱(載脱荷)を簡
便且つ速やかに行なうことができる。また、ハンガー吊
下フックが搬送トロリーの走行方向に指向して取付けら
れているので、ハンガーの肩幅方向が前記走行方向に直
交してフックに吊下されるから、フックの取付間隔を狭
くしてもハンガー商品が互いに重なり合わず搬送され、
ハンガー商品の吊下間隔を短くして多数のハンガー商品
を効率よく搬送することができる。 さらに、フックを夫
々独立した搬送トロリーに設けたので、搬送トロリーの
走行台数を増減することで、搬送商品の量に応じたフッ
ク数を容易に調節することが可能となる。請求項2のハ
ンガー商品自動仕分装置は、ハンガーに吊り下げられた
商品をハンガーごと自動的に仕分けすることができると
ともに、分岐シュートのハンガー受取り部をフック走行
方向に沿ってフック下方に延在させたので、ハンガー吊
下フックが、搬送トロリーの走行方向に指向して取付け
られていても該フックから脱荷するハンガーを確実に受
け止めることができるものである。
開放カム面を具えたハンガー吊下フックとフック解放レ
バーを有しているため、ハンガーの着脱(載脱荷)を簡
便且つ速やかに行なうことができる。また、ハンガー吊
下フックが搬送トロリーの走行方向に指向して取付けら
れているので、ハンガーの肩幅方向が前記走行方向に直
交してフックに吊下されるから、フックの取付間隔を狭
くしてもハンガー商品が互いに重なり合わず搬送され、
ハンガー商品の吊下間隔を短くして多数のハンガー商品
を効率よく搬送することができる。 さらに、フックを夫
々独立した搬送トロリーに設けたので、搬送トロリーの
走行台数を増減することで、搬送商品の量に応じたフッ
ク数を容易に調節することが可能となる。請求項2のハ
ンガー商品自動仕分装置は、ハンガーに吊り下げられた
商品をハンガーごと自動的に仕分けすることができると
ともに、分岐シュートのハンガー受取り部をフック走行
方向に沿ってフック下方に延在させたので、ハンガー吊
下フックが、搬送トロリーの走行方向に指向して取付け
られていても該フックから脱荷するハンガーを確実に受
け止めることができるものである。
【図1】本考案のハンガー自動仕分装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案の搬送トロリー(ハンガー搬送装置)の
正面図である。
正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2の搬送トロリーのハンガー吊下フックの拡
大図である。
大図である。
【図5】図4中4−4矢視断面図である。
【図6】図4におけるハンガー吊下フックが回動した状
態の図である。
態の図である。
【図7】搬送トロリー投入装置の概略正面図である。
【図8】電磁ソレノイドの動作図である。
【図9】図1のハンガー自動仕分装置を有するハンガー
商品自動仕分システムの概略平面図である。
商品自動仕分システムの概略平面図である。
【図10】他の実施例のハンガー自動仕分システムの概
略平面図である。
略平面図である。
【図11】搬入トロリーの正面図である。
【図12】図11の左側面図である。
【図13】図10におけるハンガー脱荷移載装置の概略
斜視図である。
斜視図である。
【図14】図13のハンガー脱荷移載装置の平面図であ
る。
る。
【図15】図14の正面図である。
【図16】図13のハンガー脱荷移載装置の動作説明図
である。
である。
【図17】図13のハンガー脱荷移載装置の動作説明図
である。
である。
【図18】図13のハンガー脱荷移載装置の動作説明図
である。
である。
【図19】図13のハンガー脱荷移載装置の動作説明図
である。
である。
【図20】図13のハンガー脱荷移載装置の動作説明図
である。
である。
【図21】図13のハンガー脱荷移載装置の動作説明図
である。
である。
【図22】ハンガー移載装置の概略斜視図である。
【図23】ハンガー移載装置の部分拡大斜視図である。
【図24】図23の平面図である。
21,121 ハンガー 22,122 搬送トロリー(ハンガー搬送装置) 30,130 走行フレーム 31,131 ハンガー吊下フック 32 スプリング(弾性体) 33,133 フック開放カム面 34,134 フック解放レバー 35,135 搬送レール 46,146 ハンガー脱荷手段 62,162 ハンガー自動仕分装置(ハンガー商品自
動仕分装置) 67,167 分岐シュート
動仕分装置) 67,167 分岐シュート
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送レール上を走行する夫々独立した搬
送トロリーと、該トロリーの前・後走行フレームを回動
自在に連結する連結バーと、該バーに前記トロリーの走
行方向に指向して等間隔に取付けられハンガー吊下位置
に回動付勢されたハンガー吊下フックと、該フックの底
面に形成されたフック解放カム面と、該フックの側方に
突設したフック解放レバーと、を有するハンガー搬送装
置。 - 【請求項2】 搬送レール上を走行する夫々独立した搬
送トロリーと、該トロリーの前・後走行フレームを回動
自在に連結する連結バーと、該バーに前記ロリーの走行
方向に指向して等間隔に取付けられハンガー吊下位置に
回動付勢されたハンガー吊下フックと、該フックの下方
にフック走行方向に沿って延在したハンガー受取り部を
配設した複数の分岐シュート、該夫々の分岐シュートに
具えられ前記フックの側方に突設したフック解放レバー
をフックのハンガー脱荷方向に回動させるハンガー脱荷
手段と、を有するハンガー商品自動仕分装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991092952U JP2502214Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ハンガ―搬送装置及び該装置に使用するハンガ―商品自動仕分装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991092952U JP2502214Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ハンガ―搬送装置及び該装置に使用するハンガ―商品自動仕分装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537751U JPH0537751U (ja) | 1993-05-21 |
JP2502214Y2 true JP2502214Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=14068801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991092952U Expired - Lifetime JP2502214Y2 (ja) | 1991-10-18 | 1991-10-18 | ハンガ―搬送装置及び該装置に使用するハンガ―商品自動仕分装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502214Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITPS20030031A1 (it) * | 2003-08-07 | 2005-02-08 | Metalprogetti Snc Di Santicchi Augu Sto E C Ora I | Dispositivo per il prelievo, il trasferimento e lo scarico automatico di grucce appendiabiti tra due linee aree di trasporto adiacenti, corredato di un solo attuatore. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720209A (en) * | 1980-07-12 | 1982-02-02 | Giyouda Housei Kk | Constitution of outlet and inlet in rucksack , suitcase , bag and pocket |
-
1991
- 1991-10-18 JP JP1991092952U patent/JP2502214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0537751U (ja) | 1993-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |