[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2599204B2 - 血液透析用衛生剤 - Google Patents

血液透析用衛生剤

Info

Publication number
JP2599204B2
JP2599204B2 JP1303436A JP30343689A JP2599204B2 JP 2599204 B2 JP2599204 B2 JP 2599204B2 JP 1303436 A JP1303436 A JP 1303436A JP 30343689 A JP30343689 A JP 30343689A JP 2599204 B2 JP2599204 B2 JP 2599204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous solution
hydrogen peroxide
acetic acid
peracetic acid
hemodialysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1303436A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02193905A (ja
Inventor
レミイ・ニコル
エリツク・ジヨルダン‐ラフオルテ
Original Assignee
ル・エール・リクイツド・ソシエテ・アノニム・プール・ル・エチュド・エ・ル・エクスプルワテシヨン・デ・プロセデ・ジエオルジエ・クロード
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=9372146&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2599204(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ル・エール・リクイツド・ソシエテ・アノニム・プール・ル・エチュド・エ・ル・エクスプルワテシヨン・デ・プロセデ・ジエオルジエ・クロード filed Critical ル・エール・リクイツド・ソシエテ・アノニム・プール・ル・エチュド・エ・ル・エクスプルワテシヨン・デ・プロセデ・ジエオルジエ・クロード
Publication of JPH02193905A publication Critical patent/JPH02193905A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599204B2 publication Critical patent/JP2599204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/18Liquid substances or solutions comprising solids or dissolved gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N59/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血液透析に用いる衛生剤(hygienic agen
t)又は消毒剤に関する。
体外透析の原理は、半浸透膜を介した透析液と純化さ
れるべき血液の接触に基いている。効果的な交換を得る
ためには、拡散又は透析の速度は血液と透析液との間の
濃度の差によるもので、血液と透析液は絶えず新しくさ
れなければならない。これは体外循環をつくり出すこと
によって得られる。
どのような透析回路も、発生器(generator)、透析
器(dialyzer)、透析液及び水の回路を含んでいる。
発生器(ゼェネレーター)は、透析液の加工、血液と
透析液の循環及び透析条件のパラメータの制御を得るこ
とができる。
人工肝臓又は透析器は、血液を透析液又は透析浴であ
る液体と接触させることにより、水及び身体で生じた廃
棄物の除去を可能にする。血液と透析液は、セロファ
ン,キュプロファン,ポリスルホン,ポリプロピレン,
ポリアミド,ポリアセテート,アクリルニトリル共重合
体等の薄い人工有機質膜によってのみ互いに分離され
る。この膜は、互いに積み重ねられた区画のような板
状、又は一つの軸の周りにらせん状に巻きつけられた単
一区画のような又は最終的に非常に細い中空繊維の結合
体からなる毛細管のようなコイル状につくることができ
る。
したがって、しばしば行われる無菌で1回限り使い捨
て用の透析器には3種類ある。
2枚の透析膜が1本の軸の周りに平衡にらせん状に巻
きつけられている種類のコイル式肝臓では、血液は、2
枚の膜によって定められた外被内を循環し、透析液は外
側を循環する。実際には、コイル式人工肝臓は、あまり
利用されていない。
板状人工肝臓は、血液区画及び透析液区画が挿入され
るようにサンドイッチ式の板状に、15〜20枚の膜を重ね
た集合体に対応する同一図式によってすべて配列されて
いる。血液は、膜の間を上から下まで循環し、一方、透
析液はその反対方向に循環する。
中空繊維式の人工肝臓は、非常に少量の血液を含み、
血液流に非常に弱い抵抗を提供する。ローラ又は板状の
多数の膜の代りに、透析面が何千もの小さな中空繊維に
よって形成される。血液は、上から下へ通過し、透析液
は、他の方向に回る。
透析液は、水と電解質との混合物であり、解析液中の
電解質濃度は、血液中の電解質の組成が処置の終りに正
常範囲であるように準備される。
血液透析用には、水は非常に純粋であるべきで、血液
透析回路は、軟水化器、無機質除去器、浸透器(osmose
rs)、フィルタ及び水貯蔵用容器からなる水処理器を一
般に備えている。水貯蔵用容器の後には、透析発生器
(dialysis generators)に供給を行う利用回路が在
る。
体外での血液純化の技術の出現以来、常に、消毒と使
用材料からの酒石除去とに関連した問題がある。
しばしば透析器は、1回限りの使い捨て用の器材であ
る。しかしながらある施設は、医師の責任の下にそれら
を再利用している。しかし透析器は、非常に容易に汚染
され、これがそれを絶対に規則的に消毒しなければなら
ない理由である。
臨床報告は、血液透析装置における著しい細菌増殖
が、透析を受ける患者に深刻な影響を与え得ることを示
している。さらに詳細には、菌血症、肺炎、発熱、悪
寒、低血圧症、ショックのような現象が観察された。
器材の完全な衛生的条件を維持する工程を受け持つ熱
殺菌は、熱に対して不適当な多数の要素を透析回路が有
するので実際には実施できない。
透析器のすぐ前に置かれた不浸透性フィルタの追加的
に設置しても、ウィルス,マイコプラズマ及びある種の
細菌がこれらのフィルタを通過できるので、十分に満足
できない。
さらにこれらの物理的消毒方法は、透析回路の他の要
素の規則的に反復される化学的消毒も必要とする。
適当な消毒剤が出合うべき全ての要求を考慮すると、
すなわちできるだけ短い作用時間で広い範囲の作用、管
理された条件で容易に洗い落としされる能力、並びに、
機器の清浄化と保存特性を考慮すると、ある種の僅かな
化合物だけが目的に合うと考えられる。
消毒に用いられる化合物は一般に、ホルムアルデヒド
又は次亜塩素酸ナトリウムである。
水の回路は、定期的にホルムアルデヒド又は次亜塩素
酸ナトリウムで消毒することができる。
この消毒操作は一般に、時間がかかり、血液透析の作
業を中止する必要があるので、6ケ月ごとに1回行われ
る。
次亜塩素酸ナトリウムは、用途により多かれ少かれ希
釈して用いられ、発生器(ゼェネレーター)の消毒用に
ほぼ50%である。
ホルムアルデヒドも、用いられる用途により多かれ少
かれ希釈して用いられる。
これらの消毒用化合物又は消毒剤は、調製、希釈のよ
うな多数の操作を必要とし、危険も含んでいる。したが
ってホルムアルデヒドは、職業病としてさく知られて分
類されているアレルギーを発生する。次亜塩素酸ナトリ
ウムは、高純度の媒体に不都合な塩素汚染をもたらす。
消毒とは別に、種々の酸、例えば酢酸,酪酸,クエン
酸…が酒石(tartar)を除くのに用いられる。
その消毒特性が知られている過酢酸が、ほぼ3.5〜4
%から数%の濃度で、透析の発生器(ゼェネレーター)
の消毒に提案されている。この濃度では、この種の消毒
剤は、透析器材への腐蝕作用と同様に、皮膚や粘膜を刺
激するという理由で看護人に危険を与える化合物である
との事実を含めて種々の欠点を有している。
それ故、次の条件を満たす血液透析用の新規な衛生剤
を開発するために研究がなされた。すなわちごく微量で
の消毒性及び生物学的適合性、消毒と酒石除去との両方
に対する有効性、30分間未満の活性時間、完全な消毒効
果、容易に洗い落とせて容易に検出可能、生物学的に分
解可能、安定ですぐに使用可能の条件を満たす衛生剤又
は消毒剤を開発するためである。
上記条件のすべてを満たす血液透析用の衛生剤が今
回、本発明者らにより見出された。さらに、本発明によ
る新規な衛生剤組成物は、過酢酸を主成分とするもので
あり、その作用原理の一つの性質を増大化させる。すな
わち、本発明による血液透析に用いる衛生剤又は消毒剤
は、過酸化水素6〜8重量%,過酢酸0.3〜1重量%及
び酢酸2〜10重量%(本明細書における%は、すべて重
量%である。)を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
り小さいことを特徴としている。
本発明薬剤として、過酸化水素6〜8%,過酢酸0.3
〜4%及び酢酸3.5〜4.5%を含む組成の水溶液が非常に
有利であり、特に過酸化水素7%,過酢酸0.35%及び酢
酸3.5〜4%を含む溶液は一層有利である。
本発明の血液透析用衛生剤をなす水溶液は、無色で不
燃性液体の形状で、水とどのような割合ででも混合で
き、泡立ちがなく、水で容易に洗い落とすことができ、
最初の包装した形のまま室温で保存可能で、少くとも1
年間はすぐれた貯蔵安定性を有している。
本発明の血液透析用衛生剤は、通常の使用条件では無
害な物質であり、1回の操作でも血液透析器材の消毒と
酒石除去を可能にさせ、しかも担当員及び患者のために
衛生及び安全性にとって最良な条件下で使用でき、更に
それらの人々に刺激もアレルギーも観察されなかった。
完全な範囲で消毒を行い得る組成物であることに加え
て、本発明による血液透析用の新しい衛生剤は、殺菌、
抗真菌、胞子撲滅及び殺ウィルスの作用を示した。本発
明の血液透析用衛生剤は、酸化性で酸性なので、特に活
性な酸素を遊離して発生する。それは微生物の膜の蛋白
質と反応し、細胞内に浸透してそれらを破壊する。本発
明薬剤が酸性である特性によって、酒石を除去できる性
質も得られる。
本発明による血液透析用衛生剤の殺菌作用は、次のよ
うな細菌ですなわち、緑膿菌及び恥垢菌で順次汚染され
た血液透析器材で試験された。過酸化水素7%,過酢酸
0.35%及び酢酸3.5%を含む水溶液は、これを用いた時
の装置系内で生じる希釈に応じて変動するが、該水溶液
の3〜10%希釈液により、1ml当たり106〜1010の細菌
を、10〜30分間で殺滅できた。
本発明の血液透析用衛生剤は、AFNOR規格の規定によ
り、試験管内でも試験され、それの消毒活性特性は有機
物質(透析液、血液、等)の存在下でも維持できること
は注目に値する。
本発明の衛生剤の抗真菌作用は、酵母及びかびに対し
て試験管内で確認された。
胞子撲滅作用は、試験管内で試験され、セレウス菌の
胞子で汚染された血液透析器材でも試験された。本発明
による過酢酸0.35%を含む場合の水溶液よりなる衛生剤
は、使用した装置中で生ずる希釈によるが、該水溶液の
10%希釈液でも、104〜106のセレウス菌胞子を10〜30分
間で殺滅する。
本発明組成物の殺ウイルス作用は、特にエイズ・ウイ
ルスについて確認された。本発明により過酢酸0.35%を
含む水溶液は、この水溶液を1.5%濃度に希釈后でも、H
IV(人免疫欠落ウイルス)と30分間接触させるだけでHI
Vを不活性化するのに十分である。
本発明による衛生剤は、患者及び病院職員に対して毒
性がない。むしろ、アレルギー性及びアナフィラキー性
ショックが消えるばかりでなく、しばしば透析に見出さ
れる発熱(pyrogenic)反応の減少も見られる。
ラット半数致死量LD50は、過酢酸について1540mg/kg
であった。これは、過酢酸0.35%を含む本発明衛生剤溶
液の約440g/kgに相当する量である。吸入による急性毒
性についてのLD50は前記溶液の約150g/m3であり、亜急
性毒性は20g/m3に相当し、鼻及び眼についての許容値
は、0.3g/m3である。皮膚毒性は、眼球粘膜の可逆的病
変について見ると、本発明による水溶液の未希釈液で漸
うやく見られる程度であり、眼の刺激許容値は十分の1
の希釈した溶液で認められる。皮膚への刺激力は本発明
の水溶液を希釈しない場合でも軽徴であり、十分の1の
希釈液では0である。
血液透析用衛生剤は、生物学的に適合し、ごく微量
(trace)に存在するとき、新陳代謝され得る。10,000
回の透析の後、何の非寛容性(intolerance)、刺激又
はアレルギーも、患者及び操作職員の間に見られなかっ
た。健康な血液提供者の血液についてなされた試験は、
過酢酸0.35%を含む本発明衛生剤を0.2%より低い量で
含む溶液を投与しても無害であり、赤血球(総数不
変),ヘモグロビン,血小板,白血球及び血漿蛋白質に
何の変化もなかった。したがって、洗い落とし検査試験
の検出下限より150倍高い濃度で使用しても、試験管内
の人血に何の有害な影響も誘起しない。
本発明による衛生剤は、透析サイクルの全段階におい
て消毒及び酒石除去へ応用できる。
本発明の組成物は、洗い落とし時間も含んで1時間未
満以内に透析発生器(ゼェネレーター)を消毒し、酒石
除去することができる。それは、2回の透析処理の間の
急速消毒に用いることができる。発生器(ゼェネレータ
ー)からの酒石除去は、消毒と同時に達成され、他の酸
を用いる必要はない。消毒は、発生器の化学的消毒サイ
クルを用いながらも行われ、接触及び洗い落とし時間
は、使用装置毎に調整され、一般的に接触は20ないし30
分間、浸透水(osmosis water)での洗い落としは30分
間である。通常の化学的消毒サイクルは、1/10と1/35の
間、好ましくは1/30の希釈液を用いることが推奨され
る。
本発明は、透析サイクルで使用待ちの発生器を無菌状
態に確実に保持させるにも使用される。
本発明による衛生剤は、血液透析に用いられ、特に再
循環ループにおける水処理回路を消毒できる。この本発
明消毒剤は、必要により毎週又は毎日処理できる約30分
間という短い接触時間で全く容易に使用することができ
る。消毒剤は、1ml当たり106〜107個の細菌の減少を伴
ない配管、フィルタ、タンクを消毒するのに使用でき
る。消毒は、用いる回路によるが、ほぼ30分間ないし2
時間という短い時間の浸透水による洗い落としが次に続
く。
本発明による新規な過酢酸−過酸化水素−酢酸よりな
る衛生剤組成物は、透析器、血液フィルタ、血液透析器
の殺菌のために単一の洗浄、消毒剤として使用できる。
そのような組成物で処理された透析器が再使用できると
いう可能性は、非常に効果的で、処理職員に受け入れら
れやすい簡単な便利さを提供している。本発明組成物
は、各透析器について、高い細菌学的安全性の条件で平
均8〜10回の再使用を確実に可能にしており、したがっ
て“高度に浸透性の”膜(品質も良いがそれだけに非常
に高価)の再使用を可能にしながら、治療処理の全費用
の著しい低下を見込むことを可能にする。
消毒剤の殺菌作用は、少くとも15日間保持でき、した
がって一つの処理から他の処理まで透析モジュールの容
易な維持管理を可能にする。
自動化された再使用の条件下で、できるだけよく透析
器を清浄化するのに最適な本発明組成物希釈率は、1/10
と1/3.5との間にあると思われる。この場合、平均再使
用回数は、逆濾過によるのと同様に繊維の方向に高流量
血液区画の洗い落とし及び洗浄を確実にする再使用装置
を用いて自動化の要領で透析モジュールを1回再調整す
るとして、8ないし9回である。上記の推奨された希釈
率の液で消毒された透析器の再使用した際には、際使用
されたフィルタや器材の劣化を決して伴わない。
Dialox(登録商標)と呼ばれる本発明による衛生剤を
使用する場合について本発明の実施例を以下に示すが、
本発明はこれに限定されない。
(実施例) 実施例1 透析発生器の消毒 本発明の組成物を用いた消毒試験が行われた透析回路
の図解図を添付図面に示す。この回路は、タンク(2)
で採取され、回路(3)によって発生器(1)へ供給さ
れる透析液からその中で透析浴が調整される発生器
(1)を含んでいる。水は、発生器に達するまで回路
(4)を流れ、透析浴の希釈が配合ポンプ(5)によっ
て行われる。透析浴は、透析器(7)に導入されるよう
に回路(6)を経て発生器をはなれ、回路(8a),(8
b)により病人の血液と交換後、透析浴は、回路(9)
を経て排水管に送られる。
この一連の試験のために発生器は、消毒位置に置か
れ、試験は、故意に回路(3)に導入された種々の細菌
株で行われる。発生器は、回路(3)で試料を採取し、
配合ポンプ(5)によって衛生剤Dialox(登録商標)を
自動的に希釈する。
これらの試験は、過酢酸0.35%,過酸化水素7%,酢
酸3.5%を含む溶液に相当するDialox(登録商標)の種
々の希釈液及び10〜30分間の接触時間で、種々の種類の
発生器について行われた。
試料は、発生器に入る前の水の回路(4)における点
(A)、透析器に入る前の透析浴の回路(6)における
点(B)、透析器の出口に近い透析浴の回路(9)にお
ける点(C)及び排水管への投棄前の点(D)で、それ
ぞれ採取された。
細菌の導入は、一連のプロープで運ばれる試料と同様
に、浸透水入口(A)、人工腎臓の入口(B)、人工腎
臓の出口(C)及び排水出口(D)で制御される。それ
ぞれの場合における細菌の最初の数と最後の数及び細菌
数の減少が与えられた。
実施例1a Frenesius型(登録商標)の発生器 実施例1b モニター型(HOPSAL:登録商標)の発生器 実施例1c AK 10型(GAMBRO:登録商標)の発生器 実施例1d AK 10型(GAMBRO:登録商標)の発生器消毒のための比較
試験 実施例2 過酢酸0.35%,過酸化水素7%及び酢酸3.5%を含む水
溶液(Dialox:登録商標)の殺菌力の生体外試験 Dialox:(登録商標)の殺菌力が、3種類の細菌(緑
膿菌、恥垢菌及び胞子が形成されたセレウス菌)によっ
て汚染された使用ずみ血液透析フィルタ(HF 80,ポリス
ルホン膜,Fresenuus:登録商標)について試験管内で調
査された。
各種類の細菌につき5個の血液透析フィルタが使用さ
れた。第1のフィルタは、汚染の標識として使用され、
他の4個は、消毒製品の効果の標識として使用された。
これらの血液透析フィルタは、逆濾過によるように繊維
の方向に高流量で血液区画を確実に洗い落とし、洗浄す
る再使用用の装置であるRenatron(登録商標)を通過さ
せることにより消毒付き再使用の通常の工程に付され
る。
消毒溶液と膜との接触時間は、それぞれ5分間、10分
間、20分間及び30分間であり、膜上に集められた細菌集
落の数は、培養期間の24時間目、48時間目、72時間目及
び96時間目に数えられた。
時間に応じて、試験された3種類の細菌について得ら
れた1ml当たりの細菌数の対数減少として示されたDialo
x(登録商標)の殺菌力は、以下の表に示されている。
1ml当たり106〜107集落形成単位(U.F.C.)を含む汚
染溶液について、Dialox(登録商標)の1/10に希釈され
た溶液に接触した5分後には血液区画でも透析器区画で
も減少は、log6〜log7である。減少は、胞子が形成され
また形成されていない細菌について同一であった。した
がって殺菌効果は、1/10に希釈されたDialox(登録商
標)について5分間の接触で絶対であることは明らかで
ある。
実施例3 透析モジュールについてのDialox(登録商標)の洗浄及
び消菌効果の試験管内試験 この試験管内評価は、血液透析、血液濾過又は血液透
析濾過による体外腎臓治療中の慢性腎不全で安定状態に
ある10人の患者について行われた。
3種類の透析器、HF80(ポリスルホン膜,Frenesins:
登録商標),Filtral16(ポリアクリロニトリルAN69膜,H
OSPAL:登録商標)及びFH88(ポリアミド膜,GAMBRO:登録
商標)、が使用された。各患者について6台の透析器が
使用された。
洗浄剤は、過酢酸0.35%のDialox(登録商標)であっ
た。フィルタを洗浄するのに、1/3.5,1/7,1/10,1/20の
希釈液が使用された。1回目から他の回までフィルタを
殺菌状態に維持するのに用いる希釈液は1/10であった。
第3表は、10人の患者(そのイニシャルで示される)
に過酢酸0.35%のDialox(登録商標)のそれぞれ1/20及
び1/3.5の希釈液で、60モジュールの平均再使用回数を
示している。
平均再使用回数は、使用されたDialox(登録商標)の
希釈度がどんなでも、同一の患者について良好な再現度
で8回(両端は4回,11回)であった。
第4表には、過酢酸0.35%Dialox(登録商標)のそれ
ぞれ1/20,1/10,1/7及び1/3.5の4種類の溶液で、血液透
析(HD)、血液濾過(HF)又は血液透析濾過(HDF)の
使用態様による透析モジュールの平均使用回数が示され
ている。
透析方法の影響は、もっとも代表的な二つのグループ
を比較すると明らかである。すなわち1/20及び1/7の希
釈液に対応するグループである。これらのデータは、血
液濾過に使用されたモジュールは、血液透析又は血液透
析濾過に用いたモジュールよりも著しく低い平均再使用
回数を有することを示している。
透析器の種類の影響は、過酢酸0.35%のDialox(登録
商標)のそれぞれ1/20,1/10,1/7及び1/3.5の4種類の溶
液で透析モジュールFH88,HF80及びFILTRAL16についての
調査を行わせた。
透析器当たりの平均再使用回数は、第5表に与えられ
ている。
これらのデータは、血液フィルタFH88(登録商標)と
血液透析フィルタHF80(登録商標)、FILTRAL16(登録
商標)のグループとの間にのみ著しい差があることを示
している。
透析モジュールのこの再使用計画中に、いかなる反応
も患者にも観察されず、透析器の性能は、再使用によっ
て著しい影響は受けなかった。
実施例4 水回路の消毒 この種類の消毒では、過酢酸0.35%を含む消毒剤Dial
ox(登録商標)が緩衝剤容量に注入された100の水に
対し5の量で使用された。消毒の間、回路の循環ポン
プが、水と消毒剤との混合物を循環するのに動かされ
た。循環/消毒の接触時間は、30分間である。回路の洗
い落としは、浸透水により行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による消毒を行うのに用いられた透析
回路の図解図である。 1……発生器、2……タンク、3,4,6,8a,8b,9……回
路、5……循環ポンプ、7……透析器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−89602(JP,A) 国際公開88/8667(WO,A1)

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい血液透析用衛生剤。
  2. 【請求項2】前記水溶液の組成が、過酸化水素6〜8
    %、過酢酸0.3〜0.4%及び酢酸3.5〜4.5%である請求項
    1記載の血液透析用衛生剤。
  3. 【請求項3】前記水溶液の組成が、過酸化水素7%、過
    酢酸0.35%及び酢酸3.5〜4%である請求項1記載の血
    液透析用衛生剤。
  4. 【請求項4】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい、透析回路全段階の化学的消毒及び酒石除去に
    用いる血液透析用衛生剤。
  5. 【請求項5】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい、透析用発生器の化学的消毒及び酒石除去に用
    いる血液透析用衛生剤。
  6. 【請求項6】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい、透析回路で使用待ちの発生器の殺菌状態を保
    持するのに用いる血液透析用衛生剤。
  7. 【請求項7】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい、血液透析用の、特に循環ループ用の水処理回
    路の消毒及び酒石除去に用いる血液透析用衛生剤。
  8. 【請求項8】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい、透析器、血液フィルタ、血液透析器の殺菌に
    用いる血液透析用衛生剤。
  9. 【請求項9】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%及
    び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水溶
    液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1よ
    り小さい、使用待ち透析器の殺菌状態を保持するのに用
    いる血液透析用衛生剤。
  10. 【請求項10】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%
    及び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水
    溶液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1
    より小さい血液透析用衛生剤が、1/10〜1/35の希釈度、
    20〜30分間の接触時間、次いで20〜30分間の浸透水によ
    る洗い落とし時間で使用される透析用発生器の消毒及び
    酒石除去方法。
  11. 【請求項11】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%
    及び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水
    溶液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1
    より小さい血液透析用衛生剤を、水100lに対して2〜10
    lの割合で混合して接触させ、次いで浸透水による洗い
    落としを行う血液透析用水処理回路の消毒方法。
  12. 【請求項12】過酸化水素6〜8%、過酢酸0.3〜1%
    及び酢酸2〜10%を含む組成の水溶液からなり、前記水
    溶液中の過酸化水素に対する酢酸プラス過酢酸の比が1
    より小さい血液透析用衛生剤を、自動化された再処理条
    件において1/10〜1〜3.5の希釈度で用いる透析器、血
    液フィルタ、血液透析器の殺菌方法。
JP1303436A 1988-11-23 1989-11-24 血液透析用衛生剤 Expired - Fee Related JP2599204B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8815252 1988-11-23
FR8815252A FR2639233B1 (fr) 1988-11-23 1988-11-23 Agent d'hygiene en hemodialyse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02193905A JPH02193905A (ja) 1990-07-31
JP2599204B2 true JP2599204B2 (ja) 1997-04-09

Family

ID=9372146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1303436A Expired - Fee Related JP2599204B2 (ja) 1988-11-23 1989-11-24 血液透析用衛生剤

Country Status (8)

Country Link
US (2) US5851483A (ja)
EP (1) EP0370850B1 (ja)
JP (1) JP2599204B2 (ja)
AT (1) ATE92254T1 (ja)
CA (1) CA2003476C (ja)
DE (1) DE68908101T2 (ja)
ES (1) ES2043067T3 (ja)
FR (1) FR2639233B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007035987A1 (en) 2005-09-27 2007-04-05 Siemens Water Technologies Corp. Chemical cleaning agent and process for cleaning filtration membranes

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2639233B1 (fr) * 1988-11-23 1994-05-06 Air Liquide Agent d'hygiene en hemodialyse
DE3936785C1 (ja) * 1989-11-04 1991-03-28 Fresenius Ag, 6380 Bad Homburg, De
US5268144A (en) * 1989-11-04 1993-12-07 Fresenius Ag Method for sterilizing a medical unit
BR9206266A (pt) * 1991-07-15 1995-04-25 Minntech Corp Esterilizante de peracético/peróxido anticorrosivo estável.
NL9200386A (nl) * 1992-03-03 1993-10-01 Physio B V Inrichting en werkwijze voor het desinfecteren van een inrichting voor het beademen van patienten.
GB9219465D0 (en) * 1992-09-15 1992-10-28 Solvay Interox Ltd Microbicidal compositions and methods
JP3197371B2 (ja) * 1992-11-04 2001-08-13 稲畑香料株式会社 芳香を有する過酢酸系殺菌剤組成物及び漂白剤組成物
FR2704726B1 (fr) * 1993-05-05 1995-06-16 Chemoxal Sa Composition aqueuse comportant un péroxyacide organique et ses utilisations comme agents désinfections.
FR2728143A1 (fr) 1994-12-16 1996-06-21 Sodifra Composition aqueuse a base de h2o2, acides et ag, procede de preparation et utilisation dans le domaine de la desinfection et/ou de l'hygiene
ES2120372B1 (es) * 1996-07-31 1999-06-16 Uniclor Asturias S L Nuevo uso domestico de una composicion liquida dotada de propiedades blanqueantes y desinfectantes.
WO1998025456A1 (en) * 1996-12-13 1998-06-18 Chemoxal S.A. Use of peracetic acid in fish farming
DE69805697T3 (de) * 1997-04-24 2006-11-30 Chemoxal S.A. Desinfizierende und fungizide Zusammensetzung auf der Basis von Peressigsäure und einem Aminoxid
US6010729A (en) 1998-08-20 2000-01-04 Ecolab Inc. Treatment of animal carcasses
US7670491B2 (en) * 1998-10-20 2010-03-02 Advanced Renal Technologies Buffered compositions for dialysis
US6610206B1 (en) 1998-10-20 2003-08-26 Advanced Renal Technologies Buffered compositions for dialysis
FR2792500B1 (fr) 1999-04-23 2004-05-21 Internat Redox Dev Composition aqueuse, notamment sous forme de gel, a base de ho2f , acides et ions metalliques, procede de preparation notamment quand lesdits ions sont ag2+ et utilisation dans le domaine de la desinfection et/ou du traitement de surface
FR2796284B1 (fr) * 1999-07-12 2002-05-24 Seppic Sa Procede manuel de desinfection de materiels medico-chirurgicaux et de dentisterie mettant en oeuvre une solution aqueuse d'acide peracetique et de peroxyde d'hydrogene
FR2796283B1 (fr) * 1999-07-12 2002-05-10 Seppic Sa Procede automatique de desinfection d'endoscopes mettant en oeuvre une solution aqueuse d'acide peracetique et de peroxyde d'hydrogene
FR2797592B1 (fr) * 1999-07-13 2001-11-09 Seppic Sa Nouveau procede de nettoyage et desinfection d'un appareil d'hemodialyse avec une solution aqueuse comprenant un agent tensioactif et un generateur d'oxygene actif et nouvelle composition
US6468472B1 (en) 1999-09-16 2002-10-22 Metrex Research Corporation Cleaning and decontaminating dialyzers by per-compound solutions
DK1218039T3 (da) * 1999-09-22 2009-06-15 Advanced Renal Technologies Anvendelse af dialysat med höjt citratindhold
FR2796286B1 (fr) * 1999-11-09 2002-06-07 Seppic Sa Nouvelle composition sous forme d'une solution aqueuse d'acide peracetique et utilisation de ladite composition pour desinfecter les materiels medico-chirurgicaux et les materiels de dentisterie
US6261457B1 (en) * 1999-11-12 2001-07-17 Minntech Corporation Method and product for cleaning hollow fiber material and filter
KR100363896B1 (ko) * 2000-04-21 2002-12-16 이진식 과초산을 이용한 의료기기 세척제 및 그 제조방법
JP2004508291A (ja) 2000-04-28 2004-03-18 イーコラブ インコーポレイティド 抗菌組成物
US7150884B1 (en) 2000-07-12 2006-12-19 Ecolab Inc. Composition for inhibition of microbial growth
US6479454B1 (en) 2000-10-05 2002-11-12 Ecolab Inc. Antimicrobial compositions and methods containing hydrogen peroxide and octyl amine oxide
US6444435B1 (en) 2000-11-30 2002-09-03 Serim Research Corporation Test strip for determining dialysate composition
US6514556B2 (en) 2000-12-15 2003-02-04 Ecolab Inc. Method and composition for washing poultry during processing
US6964787B2 (en) 2001-02-01 2005-11-15 Ecolab Inc. Method and system for reducing microbial burden on a food product
US6627593B2 (en) 2001-07-13 2003-09-30 Ecolab Inc. High concentration monoester peroxy dicarboxylic acid compositions, use solutions, and methods employing them
US7060301B2 (en) 2001-07-13 2006-06-13 Ecolab Inc. In situ mono-or diester dicarboxylate compositions
JP4375950B2 (ja) * 2002-07-16 2009-12-02 日本パーオキサイド株式会社 殺菌剤組成物
KR100515928B1 (ko) * 2002-08-28 2005-09-20 이진식 양쪽 말단에 알콜성 기를 갖는 계면활성제를 함유한 의료기기 소독 세척제 및 그의 제조방법 1
KR100515929B1 (ko) * 2002-08-28 2005-09-20 이진식 양쪽 말단에 알콜성 기를 갖는 계면활성제를 함유한 의료기기 소독 세척제 및 그의 제조방법 2
US7622606B2 (en) 2003-01-17 2009-11-24 Ecolab Inc. Peroxycarboxylic acid compositions with reduced odor
US8974730B2 (en) 2003-06-23 2015-03-10 Novasterilis, Inc. Process for creating acellular viable donor soft tissue
US8034288B2 (en) * 2003-06-23 2011-10-11 Novasterilis Method and apparatus for cleaning of viable donor soft tissue
US7560113B2 (en) * 2003-06-23 2009-07-14 Nova Sterilis, Inc. Inactivating organisms using carbon dioxide at or near its supercritical pressure and temperature conditions
US7108832B2 (en) * 2003-06-23 2006-09-19 Novasterilis Inc. Sterialization methods and apparatus which employ additive-containing supercritical carbon dioxide sterilant
US7887641B2 (en) 2004-01-09 2011-02-15 Ecolab Usa Inc. Neutral or alkaline medium chain peroxycarboxylic acid compositions and methods employing them
US7504123B2 (en) * 2004-01-09 2009-03-17 Ecolab Inc. Methods for washing poultry during processing with medium chain peroxycarboxylic acid compositions
US7507429B2 (en) 2004-01-09 2009-03-24 Ecolab Inc. Methods for washing carcasses, meat, or meat products with medium chain peroxycarboxylic acid compositions
US7771737B2 (en) 2004-01-09 2010-08-10 Ecolab Inc. Medium chain peroxycarboxylic acid compositions
US8999175B2 (en) 2004-01-09 2015-04-07 Ecolab Usa Inc. Methods for washing and processing fruits, vegetables, and other produce with medium chain peroxycarboxylic acid compositions
WO2005070205A1 (en) 2004-01-09 2005-08-04 Ecolab Inc. Medium chain peroxycarboxylic acid compositions
JP4249642B2 (ja) * 2004-03-01 2009-04-02 日本エア・リキード株式会社 透析施設の水系システムの廃液処理方法
US7754670B2 (en) 2005-07-06 2010-07-13 Ecolab Inc. Surfactant peroxycarboxylic acid compositions
FR2898061B1 (fr) * 2006-03-03 2012-07-13 Seppic Sa Nouvelle composition nettoyante, decalcifiante et desinfectante pour les generateurs de dialyse
US8075857B2 (en) 2006-10-18 2011-12-13 Ecolab Usa Inc. Apparatus and method for making a peroxycarboxylic acid
US7547421B2 (en) 2006-10-18 2009-06-16 Ecolab Inc. Apparatus and method for making a peroxycarboxylic acid
JP2010523784A (ja) * 2007-04-12 2010-07-15 ビヨクサル 透析ジェネレーターのための新規な洗浄、スケール除去、および消毒用組成物
US9271494B2 (en) * 2007-08-30 2016-03-01 Ecolab USA, Inc. Shelf stable, reduced corrosion, ready to use peroxycarboxylic acid antimicrobial compositions
WO2009057835A1 (en) * 2007-10-31 2009-05-07 Jinsik Lee Acidic antibiotic composition containing peracid and acetyl salicylic acid
US9044403B2 (en) * 2008-12-18 2015-06-02 Medivators Inc. Sporicidal hand sanitizing lotion
US8889081B2 (en) * 2009-10-15 2014-11-18 Medivators Inc. Room fogging disinfection system
JP2013512080A (ja) 2009-12-03 2013-04-11 ミンテック コーポレーション 医療装置を噴霧によって浄化する容器及びシステム
CN103702689B (zh) 2011-05-27 2016-08-17 马尔科尔净化装置公司 包括使用净化物质的环境控制的净化系统
US20140308162A1 (en) 2013-04-15 2014-10-16 Ecolab Usa Inc. Peroxycarboxylic acid based sanitizing rinse additives for use in ware washing
US9752105B2 (en) 2012-09-13 2017-09-05 Ecolab Usa Inc. Two step method of cleaning, sanitizing, and rinsing a surface
FR3009197B1 (fr) * 2013-08-02 2015-07-31 Cair L G L Composition a base de tetraacetylethylenediamine pour la generation d'acide peracetique
JP6359865B2 (ja) * 2014-04-22 2018-07-18 保土谷化学工業株式会社 非腐食性過酢酸製剤とその製造方法
US20150305343A1 (en) * 2014-04-28 2015-10-29 American Sterilizer Company Process and composition for killing spores
US10869479B2 (en) * 2014-04-28 2020-12-22 American Sterilizer Company Wipe for killing spores
US10463754B2 (en) * 2014-04-28 2019-11-05 American Sterilizer Company Process for decontaminating or sterilizing an article
US10750749B2 (en) * 2014-04-28 2020-08-25 American Sterilizer Company Process and composition for killing spores
AU2019222696B2 (en) 2018-02-14 2024-02-29 Ecolab Usa Inc. Compositions and methods for the reduction of biofilm and spores from membranes

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE96833C (ja) *
DE2623917A1 (de) * 1976-05-28 1977-12-15 Edel Heinz H Verfahren zur reinigung gebrauchter dialysatoren
US4209402A (en) * 1977-07-12 1980-06-24 Gentles William M Kidney dialysis filter washing process
US4444597A (en) * 1980-03-03 1984-04-24 Norman Gortz Automated cleaning method for dialyzers
DE3134050A1 (de) * 1981-08-28 1983-03-10 Dr. Franz Köhler Chemie GmbH, 6146 Alsbach Sterilisations- und entpyrogenisirungsloesung von leitungen und filtern aus edelstahl im geschlossenen system
FR2521991A1 (fr) * 1982-02-24 1983-08-26 Air Liquide Solutions commerciales de peracides carboxyliques stables et non corrosives et leurs applications
US4552721A (en) * 1983-08-19 1985-11-12 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Method for disinfecting, for reuse, separation devices for blood and associated fluid lines
DE3414268A1 (de) * 1984-04-14 1985-10-24 Kolbus Gmbh & Co Kg Verfahren und vorrichtung zum entkeimen von lebensmittelbehaeltern
FR2578332B1 (fr) * 1985-01-30 1989-03-31 Air Liquide Composition aseptisante pour lentilles de contact
FR2584503B1 (fr) * 1985-02-07 1989-02-24 Laroche Jean Michel Procede de sterilisation de lentilles de contact
US4695385A (en) * 1985-04-29 1987-09-22 Colorado Medical, Inc. Dialyzer reuse system
US4690772A (en) * 1985-06-03 1987-09-01 National Medical Care Sterilant compositions
JPH0667810B2 (ja) * 1987-05-14 1994-08-31 ミンテック コーポレーション 安定な、輸送可能な、パーオキシ含有殺微生物剤
FR2639233B1 (fr) * 1988-11-23 1994-05-06 Air Liquide Agent d'hygiene en hemodialyse

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007035987A1 (en) 2005-09-27 2007-04-05 Siemens Water Technologies Corp. Chemical cleaning agent and process for cleaning filtration membranes

Also Published As

Publication number Publication date
EP0370850A1 (fr) 1990-05-30
DE68908101D1 (de) 1993-09-09
DE68908101T2 (de) 1994-01-13
US6162394A (en) 2000-12-19
CA2003476C (fr) 2000-04-04
FR2639233B1 (fr) 1994-05-06
EP0370850B1 (fr) 1993-08-04
CA2003476A1 (fr) 1990-05-23
US5851483A (en) 1998-12-22
ATE92254T1 (de) 1993-08-15
JPH02193905A (ja) 1990-07-31
FR2639233A1 (fr) 1990-05-25
ES2043067T3 (es) 1993-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2599204B2 (ja) 血液透析用衛生剤
AU690151B2 (en) Methods for reprocessing dialyzers
JP2535147B2 (ja) 殺菌剤組成物
EP0152051B1 (en) Process and system for producing sterile water and sterile aqueous solutions
US5192459A (en) Sterilant compositions
US5628959A (en) Composition and methods for sterilizing dialyzers
AU732490B2 (en) Method and apparatus for reprocessing dialyzers
US20100076082A1 (en) New Cleaning, Descaling and Disinfecting Composition for Dialysis Generators
US6022512A (en) Method of cleaning and disinfecting hemodialysis equipment, cleaning disinfectant, and cleaning and disinfecting apparatus
JPS6022946B2 (ja) 生体用透析装置の滅菌法
JP4545894B2 (ja) 界面活性剤および活性酸素発生剤を含む水溶液で血液透析装置を洗浄し、滅菌する方法および組成物
Klein Effects of disinfectants in renal dialysis patients.
JP2826655B2 (ja) 血液透析装置の洗浄消毒方法及び洗浄消毒剤
EP1829558A1 (fr) Nouvelle composition nettoyante, decalcifiante et desinfectante pour les generateurs de dialyse
TW415847B (en) Decontamination method and composition therefor
Carlson Dialyzer reprocessing

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees