JP2597718B2 - 写真焼付現像処理装置 - Google Patents
写真焼付現像処理装置Info
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- JP2597718B2 JP2597718B2 JP1196241A JP19624189A JP2597718B2 JP 2597718 B2 JP2597718 B2 JP 2597718B2 JP 1196241 A JP1196241 A JP 1196241A JP 19624189 A JP19624189 A JP 19624189A JP 2597718 B2 JP2597718 B2 JP 2597718B2
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Description
に対して画像の焼付、現像、定着、水洗の各処理を行う
プリンタプロセツサ等の写真焼付現像処理装置に関す
る。
現像等の処理毎に専用の装置を有する写真処理システム
(以下、大ラボシステムと称する)が使用される。ま
た、写真を大量に処理する必要がない場合は、プリンタ
プロセツサ(以下、ミニラボシステムと称する)が使用
される。ミニラボシステムは焼付処理を行う露光部と現
像、定着、水洗、乾燥の各処理を行うプロセツサ部とを
有し、単一の装置で各処理を自動的に順次行っているた
め写真処理における省力化を実現することができる。
すると、焼付処理の方が処理時間が短い。このため、大
ラボシステムでは焼付処理装置から排出された焼付処理
済の感光材料が現像等の処理を行うプロセツサの処理待
ちでストツクされることが多い。一方、ミニラボシステ
ムにおいては露光部とプロセツサ部とが一体になってお
り、プロセツサ部を独立して使用できない。このため、
大ラボシステムとミニラボシステムとの両方を所有して
いる場合、大ラボシステムの焼付処理装置で焼付処理し
たプリントについてミニラボシステムで処理を行うこと
ができず、ミニラボシステムのプロセツサ部を有する有
効利用できなかった。また、現像液、定着液等の処理液
は感光材料の処理量に応じて劣化する。前記ミニラボシ
ステムのプロセツサ部の処理量が少なく有効利用されて
いないことにより、ミニラボシステムのプロセツサ部と
大ラボシステムのプロセツサとで処理液の交換時期等が
異なり、各々管理しなければならなかった。
タプロセツサのプロセツサ部を独立して使用することに
よりプリンタプロセツサを有効利用できる写真焼付現像
処理装置を得ることが目的である。
処理装置の請求項(1)記載の発明は、巻回された感光
材料を収容するマガジンが装着される装着部と、前記マ
ガジンから引き出された感光材料へ画像を焼付ける露光
部と、焼付処理された感光材料に現像、定着、水洗、乾
燥の各処理を行うプロセツサ部と、前記マガジンへ装填
された感光材料が焼付処理済の場合に前記露光部におけ
る焼付処理を禁止し感光材料をプロセツサ部へ搬送させ
る制御手段と、を有している。
容するマガジンが装着される第1の装着部と、前記マガ
ジンから引き出された感光材料へ画像を焼付ける露光部
と、焼付処理された感光材料を一時的に蓄積可能なリザ
ーバ部と、前記リザーバ部から第1の案内口を介して焼
付処理済感光材料が送り込まれ、焼付処理済感光材料に
対して現像、定着、水洗、乾燥の各処理を行うプロセツ
サ部と、焼付処理済感光材料を層状に巻き取って収容し
たマガジンが装着され前記焼付処理済感光材料を直接プ
ロセツサ部へ案内する第2の案内口が形成された第2の
装着部と、を有している。
理を行う場合、焼付処理されていない感光材料を装填し
たマガジンが装着部へ装着される。露光部では感光材料
にネガフイルムの画像を焼付ける処理を行い、プロセツ
サ部では現像、定着、水洗、乾燥の各処理を行う。
装着部へ装着した場合、露光部での焼付処理は不要とな
る。このため請求項(1)の発明では制御手段で露光部
における焼付処理を禁止し感光材料をプロセツサ部へ搬
送させる。プロセツサ部では現像、定着、水洗,乾燥の
各処理を行う。これにより、写真焼付現像処理装置と、
焼付処理、現像処理等毎に専用の装置を有する所謂大ラ
ボシステムを所有している場合、大ラボシステムで焼付
処理された感光材料を写真焼付現像処理装置のプロセツ
サ部で処理することができ、プロセツサ部を有効利用で
きる。
理を行う場合、焼付処理されていない感光材料を装填し
たマガジンが第1の装着部へ装着される。露光部では感
光材料にネガフイルムの画像を焼付ける処理を行い、焼
付処理が行われた感光材料はリザーバ部から第1の案内
口を介してプロセツサ部へ送り込まれ、プロセツサ部で
は現像、定着、水洗、乾燥の各処理を行う。
場合、焼付処理済感光材料を収容したマガジンが第2の
装着部へ装着される。第2の装着部に装着されたマガジ
ン内の前記焼付処理済感光材料は第2の案内口より直接
プロセツサ部へ案内される。プロセツサ部では現像、定
着、水洗、乾燥の各処理を行う、これにより、写真焼付
現像処理装置と、焼付処理、現像処理等毎に専用の装置
を有する所謂大ラボシステムを所有している場合、大ラ
ボシステムで焼付処理された感光材料を請求項(2)記
載の写真焼付現像処理装置のプロセツサ部で処理するこ
とができ、プロセツサ部を有効利用できる。
おり、かつ露光部で焼付処理された感光材料を一時的に
蓄積可能なリザーバ部が設けられているため、第1の装
着部へ装着されるマガジンが収容する焼付処理されてい
ない感光材料の焼付処理と、第2の装着部へ装着される
マガジンが収容する焼付処理済感光材料の現像等の処理
と、を並行して行うことが可能となる。
明する。
れている。プリンタプロセツサ10は外部がケーシング36
で覆われている。またプリンタプロセツサ10は第1図に
おける左方にケーシング36より突出する作業テーブル17
を備えている。作業テーブル17の上面にはネガフイルム
21がセツトされるネガキヤリア19が載置されている。
ている。第2図に示すとおり、光源部11は光源42を備え
ている。光源42は光源制御装置43を介して制御回路50の
入出力ポート50Dに接続されている。光源42から照射さ
れた光線は、フイルタ部40、拡散筒44を介してネガキヤ
リヤ19にセツトされたネガフイルム21へと至る。フイル
タ部40はC、M、Yの3枚のフイルタから構成され、各
フイルタは前記光線の光軸上を出没可能とされている。
フイルタ部40はフイルタ制御装置41を介して制御回路50
の入出力ポート50Dに接続され、制御回路50によってそ
の動作が制御されている。
系29が取り付けられている(第1図参照)。光学系29は
レンズ45及びシヤツタ46を備え前記光線の光軸上に配置
されている。ネガフイルム21を透過した光線はレンズ45
及びシヤツタ46を通過し、露光室14にセツトされたカラ
ーペーパ15上にネガフイルム21の画像を結像させる。前
記シヤツタ46はシヤツタ駆動装置47を介して制御回路50
の入出力ポート50Dに接続され、制御回路50によってそ
の作動が制御されている。また、光学系29はネガフイル
ム21の濃度を測定する例えばCCD等の濃度測定器48を備
えている。濃度測定器48は制御回路50に接続され、測定
結果を制御回路50へ出力する。また、前記アーム27には
後述する操作パネル60が取り付けられている(第2図参
照)。ここで、光源部11と光学系29と露光室14とにより
焼付処理が可能となり、露光部16が形成される。
部58はカラーペーパ15をリール13に層状に巻き取って収
容するペーパマガジン12が装着されるようになってい
る。装着部58近傍にはローラ38が配置されており、カラ
ーペーパ15を挟持して露光室14へ搬送する。ローラ38は
制御回路50Dの入出力ポート50Dに接続されたローラ駆動
装置38Aによって駆動される。また、露光室14近傍には
ローラ39が配置され、露光室14においてネガフイルム21
の画像が焼付けられたカラーペーパ15を挟持して、露光
室14と隣接するリザーバ部18(第1図参照)へ搬送す
る。ローラ39は制御回路50Dの入出力ポート50Dに接続さ
れたローラ駆動装置39Aによって駆動される。
ペーパ15をストツクし、焼付処理を行う露光部16と現
像、定着、水洗の各処理を行うプロセツサ部25との処理
時間の差を吸収する。リザーバ部18から排出されたカラ
ーペーパ15は、リザーバ部18と隣接するプロセツサ部25
の発色現像部20へ搬送される。発色現像部20はカラーペ
ーパ15を現像液20Aに浸して現像処理を行う。現像処理
されたカラーペーパ15は発色現像部20と隣接する漂白定
着部22へ搬送される。漂白定着部22はカラーペーパ15を
定着液22Aに浸して定着処理を行う。定着処理されたカ
ラーペーパ15は漂白定着部22に隣接するリンス部24へ搬
送される。リンス部24はカラーペーパ15を洗浄水24Aに
浸して水洗処理を行う。水洗処理されたカラーペーパ15
はリンス部24と隣接する乾燥部26へ搬送される。乾燥部
26はカラーペーパ15をローラに巻付け高温の空気にさら
して乾燥させる。
対の案内カム33が配置されている。案内カム33は回転軸
33Aに軸支され、図示しないストツパによって回転軸33A
を中心として第3図における位置A乃至位置Bまで回動
可能となっている。また、案内カム33は案内カム駆動装
置23を介して制御回路50の入出力ポート50Dに接続され
ている(第2図参照)。案内カム33の近傍には案内カム
33を挟んで案内板33B、33Cが立設されている。これによ
り、案内カム33が第3図に位置Aに位置している場合、
カラーペーパ15は案内カム33と案内板33Bとの間、すな
わち第3図において実線で示された方向へ案内される。
合、カラーペーパ15は案内カム33と案内位置33Cとの
間、すなわち第3図において一点鎖線で示された方向へ
案内される。案内カム33の近傍にはケーシング36を貫通
するカラーペーパ排出口35Dが設けられており、カラー
ペーパ排出口35Dには湾曲する板材で構成される反転部
材35Eが取り付けられている。カラーペーパ排出口35D両
端の開口部近傍には各々一対のローラ35Aと一対のロー
ラ35Bとが設けられている。これにより、第3図一点鎖
線方向へ案内されたカラーペーパ15は、ローラ35Aを介
してカラーペーパ排出口35Dへ案内され、反転部材35Eに
より反転されると共にケーシング36外部へ案内され、ロ
ーラ35Bにより下方へ移動されるようになっている。ロ
ーラ35Bの下方には、一対のローラ35Cと、ケーシング36
より突出する台座49に設置された巻取り部37と、が配置
されている。巻取り部37は図示しないモータを備えてお
り、ローラ35Cにより下方へ移動されたカラーペーパ15
を前記モータの駆動力によりリール37Aに巻き取るよう
になっている。
て一対のローラ31Aが配置されている。ローラ31Aは図示
しない駆動手段の駆動力により第3図の矢印C方向へ回
転される。ローラ31Aでカラーペーパ15を挟持すること
により、乾燥処理の終了したカラーペーパ15を乾燥部26
から一定速度で排出させている。ローラ31Aの上方には
一対のローラ31Bが配置されている。ローラ31Bは図示し
ない駆動手段の駆動力によって第3図矢印D方向へ回転
される。また、ローラ31Bの矢印D方向への回転は、前
記駆動手段によって乾燥部26の下流側に配置されている
後述するカツタ部34の処理に対応した断続的な回転とさ
れている。これにより、ローラ31Bでカラーペーパ15を
挟持することにより、カラーペーパ15を画像駒の1駒毎
にステツプ搬送させている。また、ローラ31Aとローラ3
1Bとの間にはカラーペーパ15の搬送路を挟んでカラーペ
ーパ案内部材57と板材57Aとが対向配置されている。カ
ラーペーパ案内部材57は、略U字型に湾曲した板材で構
成され、一部(湾曲部)がケーシング36外部へ突出して
い。るカラーペーパ案内部材57と板材57Aはローラ31Aと
ローラ31Bとの回転の違いにより生じるカラーペーパ15
のたるみをケーシング36外部へ案内し、第3図の想像線
で示すループ部15Aを形成させるようになっている。
に配置された濃度測定部28へ案内される(第1図参
照)。濃度測定部28は濃度計30を備えている。濃度計30
と基準濃度を有するレフアレンスプリント32とは対向配
置されている。濃度計30は入出力ポート50Dを介して制
御回路50に接続されている(第2図参照)。濃度計30は
カラーペーパ15及びレフアレンスプリント32の濃度を測
定し、制御回路50に出力するようになっている。カラー
ペーパ15は濃度計30とレフアレンスプリント32との間に
搬送される。濃度測定部28の第1図における左側にはカ
ツタ部34が設置されている。カツタ部34はカラーペーパ
15に付与されたカツトマークを検知するセンサと、カラ
ーペーパ15を切断するカツタとを備えている。カツタ部
34はカツトマークを基にカラーペーパ15を画像コマ毎に
カツトし、プリンタプロセツサ10のケーシング36外部へ
排出する。
B、RAM50C、入出力ポート50Dを備え、互いに接続されて
構成されている。また入出力ポート50Dには操作パネル6
0が接続されている。操作パネル60は焼付処理選択スイ
ツチ62と処理開始スイツチ64とを備えている。本第1実
施例のプリンタプロセツサ10ではペーパマガジン12に装
填されているカラーペーパ15に対して焼付処理を行うか
否かを選択可能となっており、焼付処理選択スイツチ62
によって選択することができる。また、プリンタプロセ
ツサ10は処理開始スイツチ64がオンされることにより各
処理を開始するようになっている。
ートを参照して説明する。
を行う。
ラーペーパ15が装填されたペーパマガジン12を装着部58
に装着する。焼付処理選択スイツチ62については焼付処
理有を選択する。次にネガキャリア19にネガフイルム21
をセツトする。別の露光装置で焼付処理されたカラーペ
ーパ15の現像処理を行う場合は、焼付処理済カラーペー
パ15をペーパマガジン12に装填し、ペーパマガジン12を
装着部58に装着する。焼付処理選択スイツチ62について
は焼付処理無を選択する。以上の準備が終了した後、処
理開始スイツチ64をオンする。
ンされたか否か判定する。処理開始スイツチ64がオンさ
れると、次のステツプ102では、焼付処理選択スイツチ6
2の焼付処理有が選択されたか否か判定する。
プ104で案内カム33を第3図の位置Aに移動させる。次
にステツプ106以下で焼付処理を行う。ステツプ106では
光源42を点灯する。ステツプ108ではネガキヤリヤ19を
駆動し、ネガフイルム21の位置決めを行う。次にステツ
プ110で濃度測定器48によりネガフイルム21のLATD(平
均透過濃度)を測定する。ステツプ112では前記LATDに
基づいて露光量(露光時間)を演算する。次にステツプ
114ではカラーペーパ15を露光室14へ搬送し位置決めを
行う。ステツプ116ではシヤツタ46を開放するように駆
動し、これにより、光源42が照射する光線はフイルタ4
0、ネガフイルム21を透過して露光室14へ到達し、露光
室14に位置決めされたカラーペーパ15はネガフイルム21
に画像が焼付けられる。ステツプ118では設定されてい
る露光条件に従って前記光線の光軸上に位置している
C、M、Yの各フイルタ40を移動させる。ステツプ120
で所定の露光時間が経過した後で、ステツプ122でシヤ
ツタ46を閉止するように駆動する。以上でネガフイルム
21の画像1コマ分の焼付処理が終了する。ステツプ124
では焼付処理の終了を判定している。焼付処理が終了し
ていない場合はステツプ108乃至ステツプ122をループ
し、カラーペーパ15の焼付処理された部分を順次リザー
バ部18へ搬送する。焼付処理が終了した場合は、ステツ
プ126で光源42を消灯して露光部16における処理を終了
する。
が焼付処理無の場合には、焼付処理済カラーペーパ15の
処理であると判断する。ここで、大ラボシステムで焼付
処理されたカラーペーパ15は本実施例のプリンタプロセ
ツサ10のカラーペーパ15と比較して、付与されているカ
ツトマークが異なっており、カツタ部34でカツタ処理で
きない。このため、ステツプ128で案内カム33を第3図
の位置Bに移動させる。次にステツプ130で焼付処理済
カラーペーパ15に一切焼付処理を行わずにリザーバ部18
へ搬送する。
へ搬送され、現像液20Aに浸して現像処理が行われる。
現像処理されたカラーペーパ15は漂白定着部22へ搬送さ
れ定着処理される。定着処理されたカラーペーパ15はリ
ンス部24へ搬送され水洗処理される。水洗処理されたカ
ラーペーパ15は乾燥部26へ搬送され乾燥処理される。
には、前記のように案内カム33は第3図の位置Aへ移動
されている。これによりカラーペーパ15は第3図の実線
方向へ移動され、濃度測定部28へ案内される。カツタ部
34はカラーペーパ15に付与されているカツトマークを基
に画像コマ毎にカツトし、プリンタプロセツサ10のケー
シング36外部へ排出する。
は、前記のように案内カム33は第3図の位置Bへ移動さ
れている。これによりカラーペーパ15は第3図の一点鎖
線方向へ案内される。巻取り部37はリール37Aにカラー
ペーパ15を巻き取る。巻き取られたカラーペーパ15は、
大ラボシステムの図示しないカツタ処理装置にセツトさ
れ、画像コマ毎にカツトされる。
62の焼付処理無が選択された場合には露光部16の焼付処
理を禁止するので、プロセツサ部25を独立して使用でき
る。これにより、本第1実施例のプリンタプロセツサ10
所謂ミニラボシステムと大ラボシステムとを所有してい
る場合、大ラボシステムの焼付処理装置で焼付処理され
たカラーペーパ15が処理待ちでストツクされているとき
に、処理を補助することができ、ミニラボシステムのプ
ロセツサ部25を有効利用することができる。また、ミニ
ラボシステムのプロセツサ部を有効利用できることによ
り、ミニラボシステムのプロセツサ部と大ラボシステム
のプロセツサとで処理液の交換時期等が同一となり、同
一に管理できる。
する。なお、第1実施例と同一の部分については同一の
符号を付し説明を省略する。
が示されている。第6図及び第7図に示す如く、発色現
像部20の上方には第2の装着部56が設けられている。第
2の装着部56は、遮光板52と載置板59とを備えている。
遮光板52は回転軸52Aによってケーシング36に軸支され
開閉可能となっている。遮光板52は、閉止された状態で
プリンタプロセツサ10外部から内部への光線を遮断する
(第6図参照)。ケーシング36の発色現像部20側には、
閉止された遮光板52と略平行に、マガジンを載置する載
置板59が固定されている。載置板59の露光部14側にはカ
ラーペーパ15を挿入する挿入口51(第2の案内口)が穿
設されている。別の露光装置で焼付処理されたカラーペ
ーパ15をリール54に層状に巻き取って収容したペーパマ
ガジン53は、前記遮光板52が開放された状態で載置板59
に載置されることにより第2の装着部56に装着される
(第7図参照)。このとき、ペーパマガジン53のペーパ
引き出し口と挿入口51とが対向する。また、載置板59に
はペーパマガジン53の有無を検出するマイクロスイツチ
等で構成されたマガジン検出センサ80が設置されてい
る。マガジン検出センサ80は制御回路50に接続されてい
る。
ストリツプペーパ用の挿入口51が設けられている。本実
施例では前記挿入口51を第2の装着部の案内口として使
用している。これにより、ペーパマガジン53に装填され
た焼付処理済のカラーペーパ15はケーシング36に設けら
れた挿入口51から挿入可能となっている。挿入口51から
挿入されたカラーペーパ15は一対のローラ55によって、
発色現像部20へ案内され、以下、現像、定着、水洗、乾
燥の各処理が行われる。なお、露光部16で焼付処理が行
われたカラーペーパ15は、リザーバ部18か挿入口90(第
1の案内口:第6図参照)を介してプロセツサ部25内へ
送り込まれる。
ーパ15を収容したペーパマガジン12が装着部58に装着さ
れる。処理開始スイツチ64がオンされると、カラーペー
パ15をペーパマガジン12から引出し、露光部16では第1
実施例と同様の焼付処理を行う。焼付処理が終了すると
プロセツサ部25では現像、定着、水洗、乾燥の各処理を
行う。またマガジン検出センサ80はペーパマガジン53の
無を検出しており、制御回路50は案内カムを第3図の位
置Aに移動させている。これにより案内カム33はプロセ
ツサ部25から排出されたカラーペーパを第3図実線方向
へ案内する。カツタ部34ではカツトマークに基づいてカ
ラーペーパ15を画像コマ毎にカツトする。
の現像処理を行う場合は、遮光カバー52が開放され焼付
処理済カラーペーパ15を収容したペーパマガジン53が載
置板59に装着される。ここで、マガジン検出センサ80は
ぺーパマガジン53の有を検出し、制御回路50は案内カム
33を第3図の位置Bへ移動させる。処理開始スイツチ64
がオンされると、ペーパマガジン53に装填された焼付処
理済カラーペーパ15を挿入口51から引き出し、ローラ55
によってプロセツサ部25の発色現像部20へ案内する。プ
ロセツサ部25では以下、現像、定着、水洗、乾燥の各処
理を行う。また、案内カム33は第3図の位置Bに移動さ
れており、プロセツサ部25から排出されたカラーペーパ
を第3図における一点鎖線方向へ案内する。巻取り部37
では図示しないモータの駆動力によってカラーペーパ15
をリール37Aに巻き取る。
パ15を収容したペーパマガジン53が装着される第2の装
着部59を設け、焼付処理済カラーペーパ15を挿入口51か
ら直接プロセツサ部25へ挿入可能としたので、焼付処理
済カラーペーパ15に一切の露光処理を行うことがなく、
プロセツサ部25を独立して使用できる。また、本第1実
施例のプリンタプロセツサ10所謂ミニラボシステムと大
ラボシステムとを所有している場合、大ラボシステムの
露光装置で焼付処理されたカラーペーパ15が処理待ちで
ストツクされているときに、ミニラボシステムのプロセ
ツサ部25を独立して使用して前記プロセツサ装置の処理
を補助することができる。これにより、ミニラボシステ
ムのプロセツサ部25を有効利用することができる。ま
た、ミニラボシステムのプロセツサ部を有効利用できる
ことにより、ミニラボシステムのプロセツサ部と大ラボ
システムのプロセツサとで処理液の交換時期等が同一と
なり、同一に管理できる。さらに、焼付処理済カラーペ
ーパ15を挿入口51から直接プロセツサ部25へ挿入するよ
うにしたので、前記焼付処理済カラーペーパ15のプロセ
ツサ部25における処理中に、リザーバ部18にストツク可
能な量の未露光カラーペーパ15の焼付処理を同時に行う
ことが可能となる。
ラボシステムで焼付処理されたカラーペーパ15について
は乾燥処理した後で巻取り部37に巻取るようにしていた
が、大ラボシステムで使用するカラーペーパ15について
もミニラボシステムと同一のカツトマークを付与するよ
うにすれば、ミニラボシステムでのカツタ処理が可能と
なり巻取り部37を省略することもできる。
ら設けられているコントロールストリツプペーパ用の挿
入口51を第2の装着部の案内口として流用しているが、
案内口をコントロールストリツプペーパ用の挿入口51と
別に設けてもよい。
露光部16からプロセツサ部25へ搬送する際にリザーバ部
を介して搬送していたが、リザーバ部18を介さずに露光
部16からプロセツサ部25へ直接搬送するようにしてもよ
い。
光部とプロセツサ部とを有する写真焼付現像処理装置に
おいて制御手段によってマガジンへ装填された感光材料
が焼付処理済の場合に露光部における焼付処理を禁止し
感光材料をプロセツサ部へ搬送させることにより、プロ
セツサ部を独立して使用でき、写真焼付現像処理装置を
有効利用できるという優れた効果を有する。
焼付現像処理装置の外部から挿入された焼き付け済感光
材料についてプロセツサ部で行う現像処理等と、露光部
で行う焼付処理と、を並行して行うことが可能となると
いう優れた効果を有する。
置の概略図、第2図は第1実施例に係る露光部近傍の概
略図、第3図は第1実施例に係る巻き取り部近傍の断面
図、第4図は第1実施例の作用を説明するフローチヤー
ト、第5図は第2実施例に係る写真焼付現像処理装置の
概略図、第6図は第2実施例に係る挿入口近傍の断面
図、第7図は第2実施例に係るペーパマガジン装着時の
第2の装着部近傍の断面図である。 10……写真焼付現像処理装置、12……ペーパマガジン、
15……カラーペーパ、33……案内カム、37……巻取り
部、50……制御回路、51……挿入口、53……ペーパマガ
ジン、56……第2の装着部、59……載置板、62……焼付
処理選択スイツチ、80……マガジン検出センサ。
Claims (2)
- 【請求項1】巻回された感光材料を収容するマガジンが
装着される装着部と、 前記マガジンから引き出された感光材料へ画像を焼付け
る露光部と、 焼付処理された感光材料に現像、定着、水洗、乾燥の各
処理を行うプロセツサ部と、 前記マガジンへ装填された感光材料が焼付処理済の場合
に前記露光部における焼付処理を禁止し感光材料をプロ
セツサ部へ搬送させる制御手段と、 を有することを特徴とした写真焼付現像処理装置。 - 【請求項2】巻回された感光材料を収容するマガジンが
装着される第1の装着部と、 前記マガジンから引き出された感光材料へ画像を焼付け
る露光部と、 前記露光部で焼付処理された感光材料を一時的に蓄積可
能なリザーバ部と、 前記リザーバ部から第1の案内口を介して焼付処理済感
光材料が送り込まれ、焼付処理済感光材料に対して現
像、定着、水洗、乾燥の各処理を行うプロセツサ部と、 焼付処理済感光材料を層状に巻き取って収容したマガジ
ンが装着され前記焼付処理済感光材料を直接プロセツサ
部へ案内する第2の案内口が形成された第2の装着部
と、 を有することを特徴とした写真焼付現像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196241A JP2597718B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 写真焼付現像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196241A JP2597718B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 写真焼付現像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359664A JPH0359664A (ja) | 1991-03-14 |
JP2597718B2 true JP2597718B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=16354542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196241A Expired - Lifetime JP2597718B2 (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 写真焼付現像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597718B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1152610A (ja) * | 1997-08-08 | 1999-02-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成方法および静電潜像現像剤 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62287251A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-14 | Konica Corp | ハロゲン化銀感光材料を用いたカラ−複写装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP1196241A patent/JP2597718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359664A (ja) | 1991-03-14 |
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