JP2597289Y2 - ロック機構を備えたコネクタハウジング - Google Patents
ロック機構を備えたコネクタハウジングInfo
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- JP2597289Y2 JP2597289Y2 JP1993059839U JP5983993U JP2597289Y2 JP 2597289 Y2 JP2597289 Y2 JP 2597289Y2 JP 1993059839 U JP1993059839 U JP 1993059839U JP 5983993 U JP5983993 U JP 5983993U JP 2597289 Y2 JP2597289 Y2 JP 2597289Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector housing
- locking
- locking arm
- connector
- operating rod
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6272—Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気配線の接続に使用
されるコネクタに関し、ロック機構を備えた一対のコネ
クタハウジングに関する。
されるコネクタに関し、ロック機構を備えた一対のコネ
クタハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】互いに嵌合する一対のコネクタにおい
て、コネクタハウジング相互を固定するため、双方のコ
ネクタハウジングにロック機構を備えているものが提案
されている。たとえば、実開昭61−138174号公
報には、図7に示すように、一方のコネクタハウジング
aにロッキングアームbを設け、他方のコネクタハウジ
ングcにロック枠dを設けて嵌合した双方のコネクタハ
ウジングaとcをロックする機構が記載されている。
て、コネクタハウジング相互を固定するため、双方のコ
ネクタハウジングにロック機構を備えているものが提案
されている。たとえば、実開昭61−138174号公
報には、図7に示すように、一方のコネクタハウジング
aにロッキングアームbを設け、他方のコネクタハウジ
ングcにロック枠dを設けて嵌合した双方のコネクタハ
ウジングaとcをロックする機構が記載されている。
【0003】このようなロック機構は、コネクタ相互を
嵌合すると同時に、一方のコネクタハウジングaのロッ
キングアームbを他方のコネクタハウジングcのロック
枠d内に嵌入し、ロッキングアームbの係止爪eをロッ
ク枠dに係合させてロックするようにしたものである。
嵌合すると同時に、一方のコネクタハウジングaのロッ
キングアームbを他方のコネクタハウジングcのロック
枠d内に嵌入し、ロッキングアームbの係止爪eをロッ
ク枠dに係合させてロックするようにしたものである。
【0004】コネクタ相互を離脱させるためロックを解
除しようとするときは、ロック解除ボタンfを押しなが
ら、一旦一方のコネクタハウジングaを他方のコネクタ
ハウジングcに対してやや押し込む方向の力を加えてロ
ッキングアームbの係止爪eをロック枠dから外し、次
いで一方のコネクタハウジングaを他方のコネクタハウ
ジングcから引き離すようにしなければならない。その
ため、コネクタの取付位置によってはロック解除ボタン
fを押すための操作が困難となって離脱時の作業性が著
しく阻害され、また、コネクタ相互の離脱の操作性に方
向性が生じるので、コネクタの適応性が制約されるなど
の問題点を有している。
除しようとするときは、ロック解除ボタンfを押しなが
ら、一旦一方のコネクタハウジングaを他方のコネクタ
ハウジングcに対してやや押し込む方向の力を加えてロ
ッキングアームbの係止爪eをロック枠dから外し、次
いで一方のコネクタハウジングaを他方のコネクタハウ
ジングcから引き離すようにしなければならない。その
ため、コネクタの取付位置によってはロック解除ボタン
fを押すための操作が困難となって離脱時の作業性が著
しく阻害され、また、コネクタ相互の離脱の操作性に方
向性が生じるので、コネクタの適応性が制約されるなど
の問題点を有している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の問題
点に着目してなされたもので、コネクタハウジングのロ
ック機構に操作杆を有するロッキングアームを採用する
ことにより、コネクタ相互の嵌合、離脱が容易で、操作
性の優れたロック機構を備えたコネクタハウジングを提
供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、コネクタハウジングのロ
ック機構に操作杆を有するロッキングアームを採用する
ことにより、コネクタ相互の嵌合、離脱が容易で、操作
性の優れたロック機構を備えたコネクタハウジングを提
供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、請求項1に記載した考案は、コネクタ相互の嵌合を
固定するロック機構を備えた一対のコネクタハウジング
であって、一方のコネクタハウジングにロッキングアー
ムをその自由端部を嵌合部に向けて横設し、該ロッキン
グアームには係止突起および該自由端部の反対側に延び
る操作杆を付設し、他方のコネクタハウジングに該ロッ
キングアームを受け入れる係止枠およびロック鉤を設
け、該係止枠の後端部を支点として前記操作杆を引き上
げることにより該係止突起とロック鉤との係合を解除す
る構造としたことを特徴とする。
め、請求項1に記載した考案は、コネクタ相互の嵌合を
固定するロック機構を備えた一対のコネクタハウジング
であって、一方のコネクタハウジングにロッキングアー
ムをその自由端部を嵌合部に向けて横設し、該ロッキン
グアームには係止突起および該自由端部の反対側に延び
る操作杆を付設し、他方のコネクタハウジングに該ロッ
キングアームを受け入れる係止枠およびロック鉤を設
け、該係止枠の後端部を支点として前記操作杆を引き上
げることにより該係止突起とロック鉤との係合を解除す
る構造としたことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載した考案は、コネクタ相互
の嵌合を固定するロック機構を備えた一対のコネクタハ
ウジングであって、一方のコネクタハウジングにロッキ
ングアームをその自由端部を嵌合部に向けて横設すると
共に該ロッキングアームを抱持する支持枠を周設し、該
ロッキングアームには係止突起および該自由端部の反対
側に延びる操作杆を付設し、他方のコネクタハウジング
に該ロッキングアームを受け入れるロック鉤を設け、該
支持枠を支点とレて前記操作杆を引き上げることにより
該係止突起とロック鉤との係合を解除する構造としたこ
とを特徴とする。
の嵌合を固定するロック機構を備えた一対のコネクタハ
ウジングであって、一方のコネクタハウジングにロッキ
ングアームをその自由端部を嵌合部に向けて横設すると
共に該ロッキングアームを抱持する支持枠を周設し、該
ロッキングアームには係止突起および該自由端部の反対
側に延びる操作杆を付設し、他方のコネクタハウジング
に該ロッキングアームを受け入れるロック鉤を設け、該
支持枠を支点とレて前記操作杆を引き上げることにより
該係止突起とロック鉤との係合を解除する構造としたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に記載した考案のコネクタハウジング
は、コネクタ相互を離脱させるに際して、他方のコネク
タハウジングのロック鉤からロッキングアームの係止突
起を外す場合、図3に示すように、一方のコネクタハウ
ジングのロッキングアームに設けた操作杆6を引き上げ
ると、操作杆6が他方のコネクタハウジングの係止枠7
の後端部即ち架橋部の内側7aを支点としてテコの働き
をしてロッキングアームの自由端部4bを下降させ、他
方のコネクタハウジングのロック鉤8の係止爪8aとロ
ッキングアーム4の係止突起5との係合を解除すること
ができる。ロック鉤8からロッキングアーム4の係止突
起5を外した状態で双方のコネクタハウジングを引き離
すことにより、コネクタ相互を容易に離脱させることが
できる。
は、コネクタ相互を離脱させるに際して、他方のコネク
タハウジングのロック鉤からロッキングアームの係止突
起を外す場合、図3に示すように、一方のコネクタハウ
ジングのロッキングアームに設けた操作杆6を引き上げ
ると、操作杆6が他方のコネクタハウジングの係止枠7
の後端部即ち架橋部の内側7aを支点としてテコの働き
をしてロッキングアームの自由端部4bを下降させ、他
方のコネクタハウジングのロック鉤8の係止爪8aとロ
ッキングアーム4の係止突起5との係合を解除すること
ができる。ロック鉤8からロッキングアーム4の係止突
起5を外した状態で双方のコネクタハウジングを引き離
すことにより、コネクタ相互を容易に離脱させることが
できる。
【0009】請求項2に記載した考案のコネクタハウジ
ングは、コネクタ相互を離脱させるに際して、他方のコ
ネクタハウジングのロック鉤からロッキングアームの係
止突起を外す場合は、図5に示すように、一方のコネク
タハウジングのロッキングアームに設けた操作杆6′を
引き上げると、操作杆6′が一方のコネクタハウジング
の支持枠9の架橋部の内側9aを支点としてテコの働き
をしてロッキングアームの自由端部4b′を下降させ、
他方のコネクタハウジングのロック鉤10の係止爪10
aとロッキングアーム4′の係止突起5′との係合を解
除することができる。ロック鉤10からロッキングアー
ム4′の係止突起5′を外した状態で双方のコネクタハ
ウジングを引き離すことにより、コネクタ相互を容易に
離脱させることができる。操作杆6または6′を引き上
げる操作は、手指等で広い角度の範囲から簡単に操作で
きるので、とくに限定された操作の方向性がなく、コネ
クタの設置位置に係わらず離脱操作が容易となり作業性
が著しく向上する。
ングは、コネクタ相互を離脱させるに際して、他方のコ
ネクタハウジングのロック鉤からロッキングアームの係
止突起を外す場合は、図5に示すように、一方のコネク
タハウジングのロッキングアームに設けた操作杆6′を
引き上げると、操作杆6′が一方のコネクタハウジング
の支持枠9の架橋部の内側9aを支点としてテコの働き
をしてロッキングアームの自由端部4b′を下降させ、
他方のコネクタハウジングのロック鉤10の係止爪10
aとロッキングアーム4′の係止突起5′との係合を解
除することができる。ロック鉤10からロッキングアー
ム4′の係止突起5′を外した状態で双方のコネクタハ
ウジングを引き離すことにより、コネクタ相互を容易に
離脱させることができる。操作杆6または6′を引き上
げる操作は、手指等で広い角度の範囲から簡単に操作で
きるので、とくに限定された操作の方向性がなく、コネ
クタの設置位置に係わらず離脱操作が容易となり作業性
が著しく向上する。
【0010】
【実施例】図1は、請求項1に記載した考案の実施例を
示すロック機構を備えた一対のコネクタハウジングAの
斜視図である。コネクタハウジングAは、互いに嵌合す
るコネクタを構成する一対のコネクタハウジングであ
り、一方のコネクタハウジング1と他方のコネクタハウ
ジング2とから成る。
示すロック機構を備えた一対のコネクタハウジングAの
斜視図である。コネクタハウジングAは、互いに嵌合す
るコネクタを構成する一対のコネクタハウジングであ
り、一方のコネクタハウジング1と他方のコネクタハウ
ジング2とから成る。
【0011】一方のコネクタハウジング1は、内部に複
数の端子収容室3を有する雄型のハウジングで、上壁1
aに可撓性を有するロッキングアーム4を備えている。
ロッキングアーム4は、コネクタハウジング1の上壁1
aに接合した支持部4aから嵌合部に向かって延びる自
由端部4bを有し、支持部4aと自由端部4bとの中間
部に係止突起5が設けられている。また、係止突起5の
後部に自由端部4bの反対側に向かって延びる操作杆6
が付設されている。
数の端子収容室3を有する雄型のハウジングで、上壁1
aに可撓性を有するロッキングアーム4を備えている。
ロッキングアーム4は、コネクタハウジング1の上壁1
aに接合した支持部4aから嵌合部に向かって延びる自
由端部4bを有し、支持部4aと自由端部4bとの中間
部に係止突起5が設けられている。また、係止突起5の
後部に自由端部4bの反対側に向かって延びる操作杆6
が付設されている。
【0012】他方のコネクタハウジング2は、一方のコ
ネクタハウジング1を収容しうる筒型に形成された雌型
のハウジングで、その上壁2aには、一方のコネクタハ
ウジング1の嵌合方向に開口した係止枠7が設けられ、
係止枠7の後方には可撓性のロック鉤8が嵌合軸方向に
設けられている。
ネクタハウジング1を収容しうる筒型に形成された雌型
のハウジングで、その上壁2aには、一方のコネクタハ
ウジング1の嵌合方向に開口した係止枠7が設けられ、
係止枠7の後方には可撓性のロック鉤8が嵌合軸方向に
設けられている。
【0013】図2は、一方のコネクタハウジング1と他
方のコネクタハウジング2とを嵌合し、互いにロックさ
れている状態を示した説明図である。一方のコネクタハ
ウジング1のロッキングアーム4が他方のコネクタハウ
ジング2の係止枠7内に嵌入され、ロッキングアーム4
の係止突起5とロック鉤8の係止爪8aとが係合して、
一方のコネクタハウジング1が他方のコネクタハウジン
グ2からの離脱を阻止している。
方のコネクタハウジング2とを嵌合し、互いにロックさ
れている状態を示した説明図である。一方のコネクタハ
ウジング1のロッキングアーム4が他方のコネクタハウ
ジング2の係止枠7内に嵌入され、ロッキングアーム4
の係止突起5とロック鉤8の係止爪8aとが係合して、
一方のコネクタハウジング1が他方のコネクタハウジン
グ2からの離脱を阻止している。
【0014】図3は、他方のコネクタハウジング2から
一方のコネクタハウジング1を離脱させる場合を示した
もので、操作杆6を手指等で矢印方向に引き上げると、
操作杆6が係止枠7の架橋部の内側7aに当接し、架橋
部の内側7aがテコの支点の作用を果たすため、操作杆
6をさらに矢印方向に引き上げるとロッキングアーム4
の自由端部4bが押し下げられ、ロッキングアーム4の
係止突起5とロック鉤8の係止爪8aとの係合が解除さ
れる。この状態を保持したまま一方のコネクタハウジン
グ1を他方のコネクタハウジング2から引き離せば容易
に両者を離脱させることができる。
一方のコネクタハウジング1を離脱させる場合を示した
もので、操作杆6を手指等で矢印方向に引き上げると、
操作杆6が係止枠7の架橋部の内側7aに当接し、架橋
部の内側7aがテコの支点の作用を果たすため、操作杆
6をさらに矢印方向に引き上げるとロッキングアーム4
の自由端部4bが押し下げられ、ロッキングアーム4の
係止突起5とロック鉤8の係止爪8aとの係合が解除さ
れる。この状態を保持したまま一方のコネクタハウジン
グ1を他方のコネクタハウジング2から引き離せば容易
に両者を離脱させることができる。
【0015】図4は、請求項2に記載した考案の実施例
を示すロック機構を備えた一対のコネクタハウジングB
の斜視図である。コネクタハウジングBは、互いに嵌合
するコネクタを構成する一対のコネクタハウジングであ
り、一方のコネクタハウジング1′と他方のコネクタハ
ウジング2′とから成る。
を示すロック機構を備えた一対のコネクタハウジングB
の斜視図である。コネクタハウジングBは、互いに嵌合
するコネクタを構成する一対のコネクタハウジングであ
り、一方のコネクタハウジング1′と他方のコネクタハ
ウジング2′とから成る。
【0016】一方のコネクタハウジング1′は、前記実
施例と同様に複数の端子収容室3′を有するの雄型のハ
ウジングで、上壁1a′に可撓性を有するロッキングア
ーム4′と、ロッキングアーム4′を抱持する支持枠9
を備えている。
施例と同様に複数の端子収容室3′を有するの雄型のハ
ウジングで、上壁1a′に可撓性を有するロッキングア
ーム4′と、ロッキングアーム4′を抱持する支持枠9
を備えている。
【0017】ロッキングアーム4′は、コネクタハウジ
ング1′の上壁1a′に接合した支持部4a′から嵌合
部に向かって延びる自由端部4b′を有し、支持部4
a′と自由端部4b′との中間部に係止突起5′が設け
られている。また、係止突起5′の後部には、自由端部
4b′の反対側に向かって延びる操作杆6′が付設され
ている。支持枠9は、一方のコネクタハウジング1′の
上壁1a′に、ロッキングアーム4′の操作杆6′を包
囲するように周設されている。
ング1′の上壁1a′に接合した支持部4a′から嵌合
部に向かって延びる自由端部4b′を有し、支持部4
a′と自由端部4b′との中間部に係止突起5′が設け
られている。また、係止突起5′の後部には、自由端部
4b′の反対側に向かって延びる操作杆6′が付設され
ている。支持枠9は、一方のコネクタハウジング1′の
上壁1a′に、ロッキングアーム4′の操作杆6′を包
囲するように周設されている。
【0018】他方のコネクタハウジング2′は、一方の
コネクタハウジング1′を収容しうる筒型に形成された
雌型のハウジングで、その上壁2a′には、一方のコネ
クタハウジング1′の嵌合部の近傍に係止爪10aを有
するロック鉤10が付設されている。
コネクタハウジング1′を収容しうる筒型に形成された
雌型のハウジングで、その上壁2a′には、一方のコネ
クタハウジング1′の嵌合部の近傍に係止爪10aを有
するロック鉤10が付設されている。
【0019】図5は、一方のコネクタハウジング1′と
他方のコネクタハウジング2′とを嵌合し、互いにロッ
クされている状態を示した説明図である。ロッキングア
ーム4′の係止突起5′とロック鉤10の係止爪10a
とが係合して、一方のコネクタハウジング1′が他方の
コネクタハウジング2′からの離脱を阻止している。
他方のコネクタハウジング2′とを嵌合し、互いにロッ
クされている状態を示した説明図である。ロッキングア
ーム4′の係止突起5′とロック鉤10の係止爪10a
とが係合して、一方のコネクタハウジング1′が他方の
コネクタハウジング2′からの離脱を阻止している。
【0020】図6は、他方のコネクタハウジング2′か
ら一方のコネクタハウジング1′を離脱させる場合を示
したもので、操作杆6′を手指等で矢印方向に引き上げ
ると、操作杆6′が支持枠9の架橋部の内側9aに当接
し、架橋部の内側9aがテコの支点の作用を果たすた
め、操作杆6′をさらに矢印方向に引き上げるとロッキ
ングアーム4′の自由端部4b′が押し下げられ、ロッ
キングアーム4′の係止突起5′とロック鉤10の係止
爪10aとの係合が解除される。この状態を保持したま
ま一方のコネクタハウジング1′を他方のコネクタハウ
ジング2′から引き離せば容易に両者を離脱させること
ができる。
ら一方のコネクタハウジング1′を離脱させる場合を示
したもので、操作杆6′を手指等で矢印方向に引き上げ
ると、操作杆6′が支持枠9の架橋部の内側9aに当接
し、架橋部の内側9aがテコの支点の作用を果たすた
め、操作杆6′をさらに矢印方向に引き上げるとロッキ
ングアーム4′の自由端部4b′が押し下げられ、ロッ
キングアーム4′の係止突起5′とロック鉤10の係止
爪10aとの係合が解除される。この状態を保持したま
ま一方のコネクタハウジング1′を他方のコネクタハウ
ジング2′から引き離せば容易に両者を離脱させること
ができる。
【0021】
【考案の効果】本考案のコネクタハウジングは、一方の
コネクタハウジングのロッキングアームに操作杆を設け
ているため、コネクタ相互を離脱させる際に操作杆がテ
コの働きをしてロックを解除することができ、コネクタ
相互を容易に離脱させることができる。操作杆を引き上
げる操作は、手指等で広い角度の範囲から簡単に操作で
きるので、とくに限定された操作の方向性がなく、コネ
クタの設置位置に係わらず離脱操作が容易となり作業性
が著しく向上する。また、コネクタの適応性が向上する
ので用途分野が拡大するなどの利点を有する。
コネクタハウジングのロッキングアームに操作杆を設け
ているため、コネクタ相互を離脱させる際に操作杆がテ
コの働きをしてロックを解除することができ、コネクタ
相互を容易に離脱させることができる。操作杆を引き上
げる操作は、手指等で広い角度の範囲から簡単に操作で
きるので、とくに限定された操作の方向性がなく、コネ
クタの設置位置に係わらず離脱操作が容易となり作業性
が著しく向上する。また、コネクタの適応性が向上する
ので用途分野が拡大するなどの利点を有する。
【図1】請求項1に記載した考案の実施例を示すロック
機構を備えたコネクタハウジングの斜視図である。
機構を備えたコネクタハウジングの斜視図である。
【図2】図1の一対のコネクタハウジング相互が嵌合
し、ロックされている状態を示す説明図である。
し、ロックされている状態を示す説明図である。
【図3】図2の一対のコネクタハウジング相互を離脱さ
せる際の操作の説明図である。
せる際の操作の説明図である。
【図4】請求項2に記載した考案の実施例を示すロック
機構を備えたコネクタハウジングの斜視図である。
機構を備えたコネクタハウジングの斜視図である。
【図5】図4の一対のコネクタハウジング相互が嵌合
し、ロックされている状態を示す説明図である。
し、ロックされている状態を示す説明図である。
【図6】図5の一対のコネクタハウジング相互を離脱さ
せる際の操作の説明図である。
せる際の操作の説明図である。
【図7】従来のコネクタハウジングのロック機構を示す
斜視図である。
斜視図である。
A、B ロック機構を備えた一対のコネクタハウ
ジング 1、1′ 一方のコネクタハウジング 2、2′ 他方のコネクタハウジング 4、4′ ロッキングアーム 4b、4b′ 自由端部 5、5′ 係止突起 6、6′ 操作杆 7 係止枠 8 ロック鉤 9 支持枠 10 ロック鉤
ジング 1、1′ 一方のコネクタハウジング 2、2′ 他方のコネクタハウジング 4、4′ ロッキングアーム 4b、4b′ 自由端部 5、5′ 係止突起 6、6′ 操作杆 7 係止枠 8 ロック鉤 9 支持枠 10 ロック鉤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−99287(JP,A) 実開 昭62−25479(JP,U) 実開 昭63−50470(JP,U) 実開 昭61−120182(JP,U) 実開 平1−145063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/639
Claims (2)
- 【請求項1】 コネクタ相互の嵌合を固定するロック機
構を備えた一対のコネクタハウジングであって、一方の
コネクタハウジングにロッキングアームをその自由端部
を嵌合部に向けて横設し、該ロッキングアームには係止
突起および該自由端部の反対側に延びる操作杆を付設
し、他方のコネクタハウジングに該ロッキングアームを
受け入れる係止枠およびロック鉤を設け、該係止枠の後
端部を支点として前記操作杆を引き上げることにより該
係止突起とロック鉤との係合を解除する構造としたこと
を特徴とするロック機構を備えたコネクタハウジング。 - 【請求項2】 コネクタ相互の嵌合を固定するロック機
構を備えた一対のコネクタハウジングであって、一方の
コネクタハウジングにロッキングアームをその自由端部
を嵌合部に向けて横設すると共に該ロッキングアームを
抱持する支持枠を周設し、該ロッキングアームには係止
突起および該自由端部の反対側に延びる操作杆を付設
し、他方のコネクタハウジングに該ロッキングアームを
受け入れるロック鉤を設け、該支持枠を支点として前記
操作杆を引き上げることにより該係止突起とロック鉤と
の係合を解除する構造としたことを特徴とするロック機
構を備えたコネクタハウジング。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059839U JP2597289Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ロック機構を備えたコネクタハウジング |
US08/335,976 US5487678A (en) | 1993-11-08 | 1994-11-04 | Connector housing having a lock mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993059839U JP2597289Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ロック機構を備えたコネクタハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730475U JPH0730475U (ja) | 1995-06-06 |
JP2597289Y2 true JP2597289Y2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=13124795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993059839U Expired - Fee Related JP2597289Y2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | ロック機構を備えたコネクタハウジング |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5487678A (ja) |
JP (1) | JP2597289Y2 (ja) |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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