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JP2596702Y2 - 鉄骨ハンドリング用把持装置 - Google Patents

鉄骨ハンドリング用把持装置

Info

Publication number
JP2596702Y2
JP2596702Y2 JP1993054385U JP5438593U JP2596702Y2 JP 2596702 Y2 JP2596702 Y2 JP 2596702Y2 JP 1993054385 U JP1993054385 U JP 1993054385U JP 5438593 U JP5438593 U JP 5438593U JP 2596702 Y2 JP2596702 Y2 JP 2596702Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
clamp
steel
gripping device
handling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993054385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0719296U (ja
Inventor
種明 藤野
章 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP1993054385U priority Critical patent/JP2596702Y2/ja
Publication of JPH0719296U publication Critical patent/JPH0719296U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2596702Y2 publication Critical patent/JP2596702Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自走式把持機械の鉄骨
ハンドリング把持装置に係り、特にH形鋼I形鋼
簡単操作で把持できる鉄骨ハンドリング把持装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に自走式作業機械は、下部走行体上
に設けた上部旋回体に起伏自在なブームの基端を軸着
し、ブーム先端に軸着したアーム各種作業機を装着
る。図17は自走式作業機械40に鉄骨ハンドリング
把持装置41を装着したを示。この把持装置41
は、上部旋回体42に設けた起伏自在なブーム43
ピン連結たアーム44先端に装着され、クランプ
機構45と、このクランプ機構45に設けたクランブ
リンダ46等からなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記クランプ機構45
は、例えば図18に示すように、H形鋼把持する
合、鋼の外側をクランプ板45と、クランプ台4
5bとで挟んで把持するため、例えば高さ500mmが
挟み限界であり、この限界を越える900mm×300
mmや700mm×300mm等のI形鋼把持でき
、別な運搬手段により搬送する以外に方法がなかっ
た。
【0004】本考案はこれに鑑み、自走式作業機械の鉄
骨ハンドリング用把持装置において、I形鋼等の把持物
をクランプ板と、クランプ台の間把持できるように
した鉄骨ハンドリング把持装置を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案に係る鉄骨ハンドリング用把持装置は第1に、
右に一定間隔を有する一対の上側のクランプアームと、
下側のクランプ台の間のそれぞれにI形鋼等をH状態
倒して挟んで把持する鉄骨ハンドリング用把持装置
において、クランプアームの先端部に、I鋼のウエブ
の上面に上から接触させる上下方向に回転可能なブラ
ケットを装着すると共に、下側のクランプ台に、ウエ
ブ面の下面に下方から接触する所定高さのアダプタを
れぞれ載置したことを特徴とする。 第2に、上記第1の
鉄骨ハンドリング用把持装置において、前記アダプタ
(5)は、その不使用時、下側のクランプ台(3,3)
に架設した底板(6)の下面に格納され、使用時
クランプ台(3,3)上に反転して載置されることを特
徴とする。 第3に、上記第2の鉄骨ハンドリング用把持
装置において、前記アダプタは その使用時及び不使用
時共、βピンの差し込みによりクランプ台に固定され
ことを特徴とする。 第4に、上記第1の鉄骨ハンドリン
グ用把持装置において、前記アダプタはヒンジを介し
てクランプ台の側部に取り付けられ、不使用時クラン
プ台の間に格納されることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、I形鋼は、そのウエブの上
下をブラケットアダプタにより挟持されるから把持
確実に行える。また、アダプタはクランプ台に格納
かつ必要時取り出して使用でき、しかも格納及び
使用の際はβピンの差し込みにより容易にクランプ台
からのアダプタの抜け止めを行える。
【0007】
【実施例】図1は第1実施例正面図、図2は図1の側
面図、図3は図1の部分平面図、図4は図1のP部詳細
図、図5は図4のZ視図、図6は図1のQ部詳細図、図
7は図2のY視図、図8はアダプタの斜視図である。
【0008】第1実施例は、特に図1、図2に示すよう
に、左右に一定間隔を有する一対の上側のクランプアー
ム20の先端部に上下方向に回転自在に設けたブラケッ
ト4と、下側のクランプ台3の間I形鋼等をH状態
倒して挟んで把持する把持装置である。即ちクラ
ンプアーム20の先端には、前記従来技術で存在したク
ランプ板2とは別に、把持されるI形鋼のウエブの上
に上から接触するために回転可能とされたブラケ
ット4を設けてあり、またクランプ台3、前記ウエ
の下面Aに下方から接触するために所定高さのアダ
プタ5を載置可能とされている。つまりアダプタは不
使用時に反転され左右のクランプ台3、3に架設し
底板6の下面に格納される。一方、使用時、再反転し
クランプ台3上に載置される尚、アダプタ5は使用
時及び不使用時共、図5に示すβピン7(β形状のいわ
ゆる「達磨ピン」)の差し込みによって抜け止めされ
る。詳しくは次の通り。
【0009】クランプアーム20は、図2に示す通り、
クランプシリンダ8の伸縮により支回りに回転可能
とされ、先端に側面から見て三角形状クランプ板2及
びブラケット4の頂部がピン10により軸着され回転
可能となっている。ブラケット4の下面は平面され、
にI形鋼のウエブの上面があるときはこの上面
に接触るようにウレタンゴム等の緩衝材12等
が貼付されている。クランプ台3は、同図2に示す通
り、奥に垂直面のあるL形であり、図1に示すように、
通常搬送する鋼材等を直接載置するときのための水平面
ウレタンゴム等の緩衝材13が貼付れてい
る。
【0010】アダプタ5は、図8に示す箱形であり、
面はI形鋼のウエブの下面Aとの接触面となってい
。そしてこの接触面保護するため、ウレタンゴム等
の緩衝材13が貼付されている。このアダプタ5の
面には、当該アダプタ5本体よりも幅の広い逆U字形の
プレート5a及び複数個の脚5bが固着されている。そ
してプレート5aの両側の立ち上がり上部の内側に長手
方向のレール5cが固着されている。またプレート5a
下部の外側に、ボルトを有する座14が突出してい
る。そしてこの座14にβピン7を差し込むピン
4aが設けられている。尚、図4〜図6に示す符号15
は取付けボルト、図2、図3に示す符号16はストッ
パ、図1に示す符号17、18は本実施例なる鉄骨ハン
ドリング用把持装置1を車両本体(図示せず)に対して
首振り可能とするシリンダである。
【0011】アダプタ5のクランプ台3への取付け及び
格納説明する。取付けは、図4に示すように、脚5b
クランプ台3上に載置し、クランプ台3側に設けたね
じ穴付き取付け部3aの端面に座14一致させ、取付
ボルト15を座14のボルト孔を貫通して取付け部3a
のねじ穴に挿入し締めつける。最後に取付ボルト15に
設けた座14に設けたピン14aと一致させ
図5にも示す通りに、βピン7を差し込む。これにより
アダプタ5はクランプ台3に抜け止めされ固定され
る。 一方、格納は次の通り。即ち上記取付け手順とは逆
の手順によってアダプタ5 をクランプ台3から取り外
す。そして取り外したアダプタ5を反転し、左右のクラ
ンプ台3、3間に架設した底板6の下面に格納するもの
である。具体的には、図6に示すように、底板6の下面
に設けたガイド6a上プレート5aのレール5cをス
ライドさせながら図2、図3に示されるストッパ16に
当たるまでアダプタ5を挿入する。レール5cはアダプ
タ5の落下防止の支えとなる。次に、底板6の下面に設
けたねじ穴付き取付け部6b端面を座14に一致さ
せ、次に取付ボルト15を座14のボルト孔を貫通して
ねじ穴付き取付け部6bに挿入し締めつける。そして取
付ボルト15に設けた孔と座14に設けたピン14a
一致させ、図5も示す通りに、βピン7を差し込
む。これによりアダプタ5は底板6の下面に抜け止めさ
れ格納される。
【0012】にI形鋼把持動作を説明する。ずク
ランプシリンダ8をさせてブラケット4を回転させ
て振り上げ、これにより把持装置1を上述
したようにβピン7を取外して取付ボルト15を抜
き、アダプタ5を底板6から抜き取り反転しクランプ
台3上に脚5bを載置し、ねじ穴付き取付け部3aに座
14を合わせて取付ボルト15を挿入し締付け、βピン
7を差し込み、アダプタ5をクランプ台3に固定す
る。そしてI形鋼をH状に倒し、図2に示すように、
アダプタ5の緩衝材13b上にウエブの下面Aが接触
するようにI形鋼を載置し、クランプシリンダ8を伸長
させてブラケット4下面緩衝材12をウエブの上面A
に接触させる。これにより、I形鋼をブラケット4と
クランプ台3の間に挟んで固定し把持完了する。
把持作業を総て終了しアダプタ5が不要になったとき
H形鋼を把持するときは、アダプタ5を底板6の下面
に格納する。尚、H形鋼の把持するときは、クランプ台
3上に図1に示すようにH形鋼を直接載置し、ブ
ラケット4を図2の2点鎖線の位置に跳ね上げた上、ク
ランプシリンダ8を伸長させてクランプ板2の下面
形鋼に直接接触させて把持すればよい。
【0013】次に第2実施例を説明する。図9は正面
図、図10は図9のX視図、図11はアダプタの斜視
図、図12は図9のR部詳細図、図13は図12のW視
図、図14は図9のS部詳細図、図15は図14のV視
図、図16は連結ロッドの斜視図である。
【0014】第2実施例は、特に図9に示すように、
ランプ台3の側面にヒンジ26の一方を溶接し、該ヒン
ジ26にアダプタ25を取り付け、アダプタ25の不使
時はアダプタ25を矢印Eの方向に回させることを
特徴としている。図中、第1実施例と同一物には同符号
を付し重複説明を省略する。アダプタ25は、図11に
示すように、箱形であり、その下面の一方にL字形
レート25aが、他方に平板状のプレート25bが溶接
されている。プレート25bの下面に形のブロック
25cが溶接され、ブロック25cにヒンジ26が溶接
等により取り付けられている。ヒンジ26の他方はクラ
ンプ台3の側面に溶接等により取り付けられている。
【0015】アダプタ使用は、図9、図12に示すよ
うに、クランプ台3にアダプタ25を載置し、プレート
25aに設け孔25eとクランプ台3に設けた孔3
にピン27を挿入し、このピン27にナット28を
螺着し、ピン27とナット28に穿孔した孔にβピン
7を差し込み抜け止めしている。
【0016】アダプタ25格納は、図9に示すよう
に、アダプタ25を矢印Eの方向に回転させて図14に
示すようにする。そして、同図14に示すように、クラ
ンプ台3に設けた孔3cとブロック25cに設けた孔
25dとが合致し、これら孔3c、25dにピン29を
差し込み、ピン29に穿孔した孔にβピン7を差し込
抜け止めする。またこの格納時、振動によりアダプタ2
5ががたつくことを防ため、図9に示すように、左右
のアダプタ25、25それぞれのプレート25の孔2
5eに、詳細を図16に示す連結ロッド30の先端部3
0a、30bを挿入し、雄ねじ部30eと雌ねじ部30
で連結ロッド30のフランジ30c、30dの間隔
を調整してフランジ部30c、30dで左右のアダプタ
25、25を突っ張ることにより、アダプタ25の格納
時のがたつきを防止する。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案は第1に、
左右に一定間隔を有する一対の上側のクランプアーム
と、下側のクランプ台の間のそれぞれにI形鋼等をH
状態に倒して挟んで把持する鉄骨ハンドリング用把持
装置において、クランプアームの先端部に、I鋼のウ
エブの上面に上から接触させる上下方向に回転可能な
ブラケットを装着すると共に、下側のクランプ台に、
ウエブ面の下面に下方から接触する所定高さのアダプタ
それぞれ載置し、また第2に、上記第1構成におい
て、前記アダプタは、その不使用時、下側のクランプ台
に架設した底板の下面に格納され、使用時該クラン
プ台上に反転して載置されることし、また第3に、上
記第2構成において、前記アダプタは、その使用時及び
不使用時共、βピン(7)の差し込みによりクランプ台
に固定されることした 従って、H形鋼の把持とI形
鋼の把持とが同一把持装置でそれぞれ行うことができ、
しかもI形鋼の把持に必要なアダプタは不使用時に把持
装置内に格納でき邪魔にならず、またアダプタの脱着も
βピン及び取付けボルト取り外だけ行え、ワンタ
ッチで行える。そして第4に、アダプタはヒンジを介
してクランプ台の側部に取り付けられ、不使用時クラ
ンプ台の間に格納される。従って、格納時にはヒンジ
だけで極めて簡単に格納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の部平面図である。
【図4】図1のP部詳細図である。
【図5】図4のZ視図である。
【図6】図1のQ部詳細図である。
【図7】図2のY視図である。
【図8】アダプタの斜視図である。
【図9】第2実施例正面図である。
【図10】図9のX視図である。
【図11】アダプタの斜視図である。
【図12】図9のR部詳細図である。
【図13】図12のW視図である。
【図14】図9のS部詳細図である。
【図15】図14のV視図である。
【図16】連結ロッドの斜視図である。
【図17】鉄骨ハンドリング用把持装置を装着した自走
作業持機械の側面図である。
【図18】従来の把持装置によるH形鋼の把持状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
:鉄骨ハンドリング用把持装置、2:クランプ板、
3:クランプ台、4: ブラケット、5、25:アダ
プタ、6:底板、7:βピン、20:クランプアーム、
26:ヒンジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B66C 1/68 B66C 1/68 B66F 9/18 B66F 9/18 B M

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に一定間隔を有する一対の上側のク
    ランプアーム(20,20)と、下側のクランプ台
    (3,3)の間のそれぞれにI形鋼等をH状態に
    して挟んで把持する鉄骨ハンドリング用把持装置におい
    て、クランプアーム(20,20)の先端部に、I
    のウエブの上面(A1)に上から接触させる上下方向
    回転可能なブラケット(4)を装着すると共に、下側
    のクランプ台(3,3)に、ウエブ面の下面(A2)
    下方から接触する所定高さのアダプタ(5)をそれぞ
    載置したことを特徴とする鉄骨ハンドリング把持
  2. 【請求項2】 前記アダプタ(5)は、その不使用時、
    下側のクランプ台(3,3)間に架設した底板(6)の
    下面に格納され、使用時該クランプ台(3,3)上に
    反転して載置されることを特徴とする請求項1記載の鉄
    骨ハンドリング把持装置
  3. 【請求項3】 前記アダプタ(5)は、その使用時及び
    不使用時共、βピン(7)の差し込みによりクランプ台
    (3,3)に固定されることを特徴とする請求項2記載
    の鉄骨ハンドリング把持装置
  4. 【請求項4】 前記アダプタ(25)はヒンジ(2
    6)を介してクランプ台(3)の側部に取り付けられ、
    不使用時クランプ台(3,3)の間に格納されること
    を特徴とする請求項1記載の鉄骨ハンドリング把持
JP1993054385U 1993-09-14 1993-09-14 鉄骨ハンドリング用把持装置 Expired - Lifetime JP2596702Y2 (ja)

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JPH0719296U JPH0719296U (ja) 1995-04-07
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