JP2591182B2 - カラー固体撮像素子 - Google Patents
カラー固体撮像素子Info
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- JP2591182B2 JP2591182B2 JP24733889A JP24733889A JP2591182B2 JP 2591182 B2 JP2591182 B2 JP 2591182B2 JP 24733889 A JP24733889 A JP 24733889A JP 24733889 A JP24733889 A JP 24733889A JP 2591182 B2 JP2591182 B2 JP 2591182B2
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- Japan
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- dye
- color
- line
- spectral characteristic
- pixel
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000975 dye Substances 0.000 claims description 36
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 claims description 32
- AJDUTMFFZHIJEM-UHFFFAOYSA-N n-(9,10-dioxoanthracen-1-yl)-4-[4-[[4-[4-[(9,10-dioxoanthracen-1-yl)carbamoyl]phenyl]phenyl]diazenyl]phenyl]benzamide Chemical compound O=C1C2=CC=CC=C2C(=O)C2=C1C=CC=C2NC(=O)C(C=C1)=CC=C1C(C=C1)=CC=C1N=NC(C=C1)=CC=C1C(C=C1)=CC=C1C(=O)NC1=CC=CC2=C1C(=O)C1=CC=CC=C1C2=O AJDUTMFFZHIJEM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 239000001043 yellow dye Substances 0.000 claims description 14
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 13
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Filters (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー固体撮像素子に関し、特に色フィルタ
がモザイク状に配置された単板式カラー固体撮像素子に
関する。
がモザイク状に配置された単板式カラー固体撮像素子に
関する。
[従来の技術] 単板式カラー固体撮像素子としては、動解像度がよく
現行のテレビ走査方式であるインターレース方式に適し
たフィールト読み出し方式のものが主として用いられて
いる。
現行のテレビ走査方式であるインターレース方式に適し
たフィールト読み出し方式のものが主として用いられて
いる。
この方式は、第4図に示すように、各光電変換素子
(フォトダイオード)に1:1に、4種の色フィルタ、シ
アンCy、イエローYe、マゼンタMgおよび緑Gが配置さ
れ、読み出しは、各フィールド毎に縦方向に信号電荷を
加算して読み出すものである。すなわち、(2n−1)ラ
インにはCyとYeが、2nラインにはMgとGが、(2n+1)
ラインにはYeとCyが、(2n+2)ラインにはMgとGが、
そして(2n+3)ラインにはCrとYeがそれぞれ交互に配
置されており、第1フィールトでは、(2n−1)ライン
の画素信号と2nラインの画素信号とが縦方向に加算され
[(2n+1)ラインと(2n+2)ライン等についても同
様]、第2のフィールドでは2nラインの画素信号と(2n
+1)ラインの画素信号とが縦方向に加算されて[(2n
+2)ラインと(2n+3)ライン等についても同様]出
力される。
(フォトダイオード)に1:1に、4種の色フィルタ、シ
アンCy、イエローYe、マゼンタMgおよび緑Gが配置さ
れ、読み出しは、各フィールド毎に縦方向に信号電荷を
加算して読み出すものである。すなわち、(2n−1)ラ
インにはCyとYeが、2nラインにはMgとGが、(2n+1)
ラインにはYeとCyが、(2n+2)ラインにはMgとGが、
そして(2n+3)ラインにはCrとYeがそれぞれ交互に配
置されており、第1フィールトでは、(2n−1)ライン
の画素信号と2nラインの画素信号とが縦方向に加算され
[(2n+1)ラインと(2n+2)ライン等についても同
様]、第2のフィールドでは2nラインの画素信号と(2n
+1)ラインの画素信号とが縦方向に加算されて[(2n
+2)ラインと(2n+3)ライン等についても同様]出
力される。
この場合に、輝度信号Yは水平方向に隣接した画素の
信号電荷の和により、また、色信号Cは隣接した画素の
信号電荷の差により得られる。
信号電荷の和により、また、色信号Cは隣接した画素の
信号電荷の差により得られる。
すなわち、 Y=G+Ye+Mg+Cy C=(G+Ye)−(Mg+Cy)、または =(G+Cy)−(Mg+Ye)。
ここに、 Ye=G+R Mg=R+B Cy=G+B であり、また、フィルタの分光特性は G−2B〜Y−B G−2R〜Y−R の近似式が成立するように調節されているので、色信号
Cは C〜−(B−Y)、または 〜−(R−Y) と近似できる。
Cは C〜−(B−Y)、または 〜−(R−Y) と近似できる。
すなわち、このカラー固体撮像素子は、各フィールド
において線順次に色信号を得ることができる。また、輝
度信号は、各水平ラインの信号において同一組み合わせ
のフィルタの画素から得られる。したがって、輝度信号
にはライン間にレベル差は生じない。
において線順次に色信号を得ることができる。また、輝
度信号は、各水平ラインの信号において同一組み合わせ
のフィルタの画素から得られる。したがって、輝度信号
にはライン間にレベル差は生じない。
しかし、このようなフィールト蓄積カラー方式では垂
直の2画素の信号を加算して読み出しているので、垂直
解像度の低下という欠点がある。そこで、EDTV用カメラ
や電子スチルカメラなどのように高垂直解像度の画素を
得るために各水平ラインの信号を単一画素列から得よう
とする動きがある。第5図は、この種従来の撮像素子の
色フィルタの配列図である。これは、同一画素内を2乃
至3の領域に分割し、2種のカラーフィルタが等面積を
占めるように配置するものである(第5図には、一画素
領域を2分割する例が示されている)。
直の2画素の信号を加算して読み出しているので、垂直
解像度の低下という欠点がある。そこで、EDTV用カメラ
や電子スチルカメラなどのように高垂直解像度の画素を
得るために各水平ラインの信号を単一画素列から得よう
とする動きがある。第5図は、この種従来の撮像素子の
色フィルタの配列図である。これは、同一画素内を2乃
至3の領域に分割し、2種のカラーフィルタが等面積を
占めるように配置するものである(第5図には、一画素
領域を2分割する例が示されている)。
この撮像素子においては、奇数番目のラインでは、Ye
+Mgの色フィルタとCy+Gの色フィルタの繰り返しであ
り、偶数番目のラインでは、Cy+Mgの色フィルタとYe+
Gの色フィルタの繰り返しである。この方式では、輝度
信号は各ラインとも水平方向に隣接する画素の信号の和
から求められ、また、色信号は、水平方向に隣接する画
素の信号の差から求められる。
+Mgの色フィルタとCy+Gの色フィルタの繰り返しであ
り、偶数番目のラインでは、Cy+Mgの色フィルタとYe+
Gの色フィルタの繰り返しである。この方式では、輝度
信号は各ラインとも水平方向に隣接する画素の信号の和
から求められ、また、色信号は、水平方向に隣接する画
素の信号の差から求められる。
したがって、この方式によれば、各ライン毎に輝度信
号、色信号が求められ、高い解像度の画像が得られる。
号、色信号が求められ、高い解像度の画像が得られる。
[発明が解決しようとする課題] 上述した第1の従来例では、垂直方向に画素信号を加
算するものであったので、解像度の低下という欠点があ
った。第2の従来例はこの点については改善されている
が、同一画素内に2種の色フィルタが設けられているの
で、色フィルタの製造工程における目合わせずれによ
り、フィルタの位置ずれ、重なり、欠落等が生じる。そ
のため、個々の色フィルタにない色の信号が発生するこ
とになったり、色シェーディングやフリッカが発生す
る。さらに、ライン間で信号量に差が生じたりした。
算するものであったので、解像度の低下という欠点があ
った。第2の従来例はこの点については改善されている
が、同一画素内に2種の色フィルタが設けられているの
で、色フィルタの製造工程における目合わせずれによ
り、フィルタの位置ずれ、重なり、欠落等が生じる。そ
のため、個々の色フィルタにない色の信号が発生するこ
とになったり、色シェーディングやフリッカが発生す
る。さらに、ライン間で信号量に差が生じたりした。
よって、本発明の目的とするところは、高解像度の画
素が得られかつ色シェーディング、フリッカや色偽信号
の発生が抑制されたカラー固体撮像素子を提供すること
である。
素が得られかつ色シェーディング、フリッカや色偽信号
の発生が抑制されたカラー固体撮像素子を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 本発明によるカラー固体撮像素子は、第1の分光特性
を有する画素と第2の分光特性を有する画素とが交互に
配置された第1の水平ラインと、第3の分光特性を有す
る画素と第4の分光特性を有する画素とが交互に配置さ
れた第2の水平ラインとが交互に配置されたものであっ
て、赤色、緑色、青色における透過度が100%である特
性をそれぞれR、G、Bと表すとき、第1の分光特性を
有する画素に対応する色フィルタは、近似的に(B/2+
G+R)で表される透過度を有するイエロー染料の第1
の染色層によって構成され、第2の分光特性を有する画
素に対応する色フィルタは、前記イエロー染料の第1の
染色層と同等の分光特性を有するイエロー染料の染色層
と近似的に(B+G)で表される透過度を有するシアン
染料の第1の染色層との積層体によってまたは該積層体
と同等の分光特性を有するイエロー染料とシアン染料と
の混合染料の染色層によって構成され、第3の分光特性
を有する画素に対応する色フィルタは、近似的に(B+
G+R/2)で表される透過度を有するシアン染料の第2
の染色層によって構成され、第4の分光特性を有する画
素に対応する色フィルタは前記シアン染料の第2の染色
層と同等の分光特性を有するシアン染料の染色層と近似
的に(G+R)で表される透過度を有するイエロー染料
の第2の染色層との積層体によってまたは該積層体と同
等の分光特性を有するシアン染料とイエロー染料との混
合染料の染色層によって構成されていることを特徴とし
ている。
を有する画素と第2の分光特性を有する画素とが交互に
配置された第1の水平ラインと、第3の分光特性を有す
る画素と第4の分光特性を有する画素とが交互に配置さ
れた第2の水平ラインとが交互に配置されたものであっ
て、赤色、緑色、青色における透過度が100%である特
性をそれぞれR、G、Bと表すとき、第1の分光特性を
有する画素に対応する色フィルタは、近似的に(B/2+
G+R)で表される透過度を有するイエロー染料の第1
の染色層によって構成され、第2の分光特性を有する画
素に対応する色フィルタは、前記イエロー染料の第1の
染色層と同等の分光特性を有するイエロー染料の染色層
と近似的に(B+G)で表される透過度を有するシアン
染料の第1の染色層との積層体によってまたは該積層体
と同等の分光特性を有するイエロー染料とシアン染料と
の混合染料の染色層によって構成され、第3の分光特性
を有する画素に対応する色フィルタは、近似的に(B+
G+R/2)で表される透過度を有するシアン染料の第2
の染色層によって構成され、第4の分光特性を有する画
素に対応する色フィルタは前記シアン染料の第2の染色
層と同等の分光特性を有するシアン染料の染色層と近似
的に(G+R)で表される透過度を有するイエロー染料
の第2の染色層との積層体によってまたは該積層体と同
等の分光特性を有するシアン染料とイエロー染料との混
合染料の染色層によって構成されていることを特徴とし
ている。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す色フィルタ配列の
平面図である。
平面図である。
第1図の色フィルタは、垂直解像度を確保するため
に、各水平ラインの信号を単一列の画素から得られるよ
うに構成されており、フレーム蓄積駆動や擬似フィール
ド蓄積駆動(テレビジョン学会技術報告1987年2月)に
適するものである。
に、各水平ラインの信号を単一列の画素から得られるよ
うに構成されており、フレーム蓄積駆動や擬似フィール
ド蓄積駆動(テレビジョン学会技術報告1987年2月)に
適するものである。
各画素の色フィルタは、(2n+1)ラインにおいて、
シアンCyとホワイトイエローWyの繰り返しであり[(2n
+1)′ラインも同様]、(2n+2)ラインではホワイ
トシアンWcとイエローYeの繰り返し[(2n+1)′ライ
ンについても同様]で構成されており、全体として横・
縦に2×4画素の繰り返しパターンとなっている。そし
て、各画素内は単一の分光特性の色フィルタによって占
められている。
シアンCyとホワイトイエローWyの繰り返しであり[(2n
+1)′ラインも同様]、(2n+2)ラインではホワイ
トシアンWcとイエローYeの繰り返し[(2n+1)′ライ
ンについても同様]で構成されており、全体として横・
縦に2×4画素の繰り返しパターンとなっている。そし
て、各画素内は単一の分光特性の色フィルタによって占
められている。
これら各色フィルタの分光特性は、第2図(a)、
(b)に示すとおりであって、ホワイトイエローWyは第
2図(a)に破線で示すようにB(青色)において50%
の透過率を有するイエローであり、また、シアンCyは、
第2図(a)で実線で示されるように通常のシアンから
Bにおける透過率が50%に低められたフィルタである。
したがって、 y=B/2+G+R 、y=B/2+G とあらわすことができる。
(b)に示すとおりであって、ホワイトイエローWyは第
2図(a)に破線で示すようにB(青色)において50%
の透過率を有するイエローであり、また、シアンCyは、
第2図(a)で実線で示されるように通常のシアンから
Bにおける透過率が50%に低められたフィルタである。
したがって、 y=B/2+G+R 、y=B/2+G とあらわすことができる。
また、ホワイトシアンWcは、第2図(b)において破
線で示されるようにR(赤色)において50%の透過率を
有するシアンであり、また、イエローYeは、第2図
(b)において実線で示されるように、通常のイエロー
からRにおける透過率が50%に低められたフィルタであ
る。したがって、 Wc=B+G+R/2 Ye=G+R/2 とあらわすことができる。
線で示されるようにR(赤色)において50%の透過率を
有するシアンであり、また、イエローYeは、第2図
(b)において実線で示されるように、通常のイエロー
からRにおける透過率が50%に低められたフィルタであ
る。したがって、 Wc=B+G+R/2 Ye=G+R/2 とあらわすことができる。
このような分光特性を有するフィルタを用いることに
より各ラインにおいて輝度信号Yと色信号Cを得ること
ができる。すなわち、2n+1[(2n+1)′]ラインに
おいて、 Y=Wy+Cy =(B/2+G+R)+(B/2+G) =B+2G+R C=Wy−Cy =(B/2+G+R)−(B/2+G) =R が得られ、また、2n+2[(2n+2)′]ラインにおい
て、 Y=Ye+Wc =(G+R/2)+(B+G+R/2) =B+2G+R C=Ye−Wc =(G+R/2)−(B+G+R/2) =−B が得られる。
より各ラインにおいて輝度信号Yと色信号Cを得ること
ができる。すなわち、2n+1[(2n+1)′]ラインに
おいて、 Y=Wy+Cy =(B/2+G+R)+(B/2+G) =B+2G+R C=Wy−Cy =(B/2+G+R)−(B/2+G) =R が得られ、また、2n+2[(2n+2)′]ラインにおい
て、 Y=Ye+Wc =(G+R/2)+(B+G+R/2) =B+2G+R C=Ye−Wc =(G+R/2)−(B+G+R/2) =−B が得られる。
本実施例では、このように各単一ラインにより色信
号、輝度信号が得られるので、垂直解像度が改善されて
いる。また、同一画素内には単一で均一のフィルタが存
在するだけであるので、目合わせずれによる色偽信号や
色シェーディングの発生が防止されている。輝度信号に
ついては各ラインの透過率を調整して各ライン間にレベ
ル差が生じないようにする。
号、輝度信号が得られるので、垂直解像度が改善されて
いる。また、同一画素内には単一で均一のフィルタが存
在するだけであるので、目合わせずれによる色偽信号や
色シェーディングの発生が防止されている。輝度信号に
ついては各ラインの透過率を調整して各ライン間にレベ
ル差が生じないようにする。
2種の染料を用いてフィルタを形成する場合、これを
混合染料による単一染色層によって形成することもでき
るが、異なる分光特性の染料による染色層を積層するこ
とによりこれを形成することもできる。
混合染料による単一染色層によって形成することもでき
るが、異なる分光特性の染料による染色層を積層するこ
とによりこれを形成することもできる。
ここでは、積層体を用いるものとして説明すると、
(2n+1)ラインにおいてホワイトイエローWyは、B
(青色)の透過率が50%となるイエロー染料の染色層に
よって構成し、Cyは、このイエロー染料の染色層と通常
のシアン染料による染色層との積層体によって構成す
る。
(2n+1)ラインにおいてホワイトイエローWyは、B
(青色)の透過率が50%となるイエロー染料の染色層に
よって構成し、Cyは、このイエロー染料の染色層と通常
のシアン染料による染色層との積層体によって構成す
る。
また、(2n+2)ラインにおいては、ホワイトシアン
Wcは、R(赤色)の透過率が50%となるシアン染料の染
色層によって構成し、イエローYeは、このシアン染料の
染色層と通常のイエロー染料による染色層との積層体に
よって構成する。
Wcは、R(赤色)の透過率が50%となるシアン染料の染
色層によって構成し、イエローYeは、このシアン染料の
染色層と通常のイエロー染料による染色層との積層体に
よって構成する。
第3図は、本発明の他の実施例を示す色フィルタ配列
の平面図である。各フィルタの分光特性は先の実施例と
同様であって第2図に示すとおりである。この実施例の
先の実施例と相違する点は、(2n+1)ラインのフィル
タ配列に対して(2n+1)′ラインのフィルタ配列の位
相が反転しており、そして、(2n+2)ラインのフィル
タ配列に対して(2n+2)′ラインのフィルタ配列の位
相が反転している点である。このように、水平ライン毎
に色フィルタの位相を反転させることにより、垂直方向
に相関性のある画像では、水平方向における色のサンプ
リング・ポイントが等価的に2倍になるため、水平方向
の色偽信号等の発生を減少させることができる。
の平面図である。各フィルタの分光特性は先の実施例と
同様であって第2図に示すとおりである。この実施例の
先の実施例と相違する点は、(2n+1)ラインのフィル
タ配列に対して(2n+1)′ラインのフィルタ配列の位
相が反転しており、そして、(2n+2)ラインのフィル
タ配列に対して(2n+2)′ラインのフィルタ配列の位
相が反転している点である。このように、水平ライン毎
に色フィルタの位相を反転させることにより、垂直方向
に相関性のある画像では、水平方向における色のサンプ
リング・ポイントが等価的に2倍になるため、水平方向
の色偽信号等の発生を減少させることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、各画素の色フィルタ
を画素内において単一の分光特性をもつものとし、各ラ
イン毎に輝度信号と色信号を得ることができるものであ
るので、本発明によれば、垂直色偽信号の発生がなく、
また、色シェーディングやフリッカの発生がなくかつ垂
直解像度の高いカラー固体撮像素子を提供することがき
る。
を画素内において単一の分光特性をもつものとし、各ラ
イン毎に輝度信号と色信号を得ることができるものであ
るので、本発明によれば、垂直色偽信号の発生がなく、
また、色シェーディングやフリッカの発生がなくかつ垂
直解像度の高いカラー固体撮像素子を提供することがき
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す色フィルタ配列の平
面図、第2図(a)、(b)は、それぞれ各色フィルタ
の分光特性図、第3図は、本発明の他の実施例を示す色
フィルタ配列の平面図、第4図は、従来のフィールド読
み出しの色フィルタの配列例、第5図は、従来のフレー
ム読み出しの色フィルタの配列例である。
面図、第2図(a)、(b)は、それぞれ各色フィルタ
の分光特性図、第3図は、本発明の他の実施例を示す色
フィルタ配列の平面図、第4図は、従来のフィールド読
み出しの色フィルタの配列例、第5図は、従来のフレー
ム読み出しの色フィルタの配列例である。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の分光特性を有する画素と第2の分光
特性を有する画素とが交互に配置された第1の水平ライ
ンと、第3の分光特性を有する画素と第4の分光特性を
有する画素とが交互に配置された第2の水平ラインとが
交互に配置されたカラー固体撮像素子において、赤色、
緑色、青色における透過度が100%である特性をそれぞ
れR、G、Bと表すとき、第1の分光特性を有する画素
に対応する色フィルタは、近似的に(B/2+G+R)で
表される透過度を有するイエロー染料の第1の染色層に
よって構成され、第2の分光特性を有する画素に対応す
る色フィルタは、前記イエロー染料の第1の染色層と同
等の分光特性を有するイエロー染料の染色層と近似的に
(B+G)で表される透過度を有するシアン染料の第1
の染色層との積層体によってまたは該積層体と同等の分
光特性を有するイエロー染料とシアン染料との混合染料
の染色層によって構成され、第3の分光特性を有する画
素に対応する色フィルタは、近似的に(B+G+R/2)
で表される透過度を有するシアン染料の第2の染色層に
よって構成され、第4の分光特性を有する画素に対応す
る色フィルタは前記シアン染料の第2の染色層と同等の
分光特性を有するシアン染料の染色層と近似的に(G+
R)で表される透過度を有するイエロー染料の第2の染
色層との積層体によってまたは該積層体と同等の分光特
性を有するシアン染料とイエロー染料との混合染料の染
色層によって構成されていることを特徴とするカラー固
体撮像素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24733889A JP2591182B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | カラー固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24733889A JP2591182B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | カラー固体撮像素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03109892A JPH03109892A (ja) | 1991-05-09 |
JP2591182B2 true JP2591182B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=17161923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24733889A Expired - Lifetime JP2591182B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | カラー固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591182B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0640670B2 (ja) * | 1985-06-26 | 1994-05-25 | 株式会社日立製作所 | 固体撮像装置 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP24733889A patent/JP2591182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03109892A (ja) | 1991-05-09 |
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