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JP2587061Y2 - 単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造 - Google Patents

単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造

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Publication number
JP2587061Y2
JP2587061Y2 JP1992090366U JP9036692U JP2587061Y2 JP 2587061 Y2 JP2587061 Y2 JP 2587061Y2 JP 1992090366 U JP1992090366 U JP 1992090366U JP 9036692 U JP9036692 U JP 9036692U JP 2587061 Y2 JP2587061 Y2 JP 2587061Y2
Authority
JP
Japan
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bar
phase
main
branch
notch
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP1992090366U
Other languages
English (en)
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JPH0648310U (ja
Inventor
浩司 大川
Original Assignee
河村電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河村電器産業株式会社 filed Critical 河村電器産業株式会社
Priority to JP1992090366U priority Critical patent/JP2587061Y2/ja
Publication of JPH0648310U publication Critical patent/JPH0648310U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、単相3線式分電盤の充
電部電圧を100V又は200Vに切り換える構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、単相3線式分電盤11は、図5及
び図6に示すように、基台上に主幹ブレーカ12と複数
の分岐ブレーカ13a,13b,13c,13dを横一
列に載置固定し、主幹ブレーカ12と複数の分岐ブレー
カとの間は主幹バー14,15,16と分岐バーと14
a,15a,16aから成る導電バーによって接続して
いた。主幹バー15は中性相であり、主幹バー14,1
6はX相又はY相である。この単相3線式分電盤11に
おいて、充電部電圧を切り換える場合、例えば分岐ブレ
ーカ13aを100Vから200Vにするには、分岐ブ
レーカ13aの右側の接続穴13aRの端子ネジ13a
R’を緩め、中性相主幹バー15のネジ17を外し、分
岐バー15aを取り外し、その後分岐ブレーカ13aの
右側の接続穴13aRに分岐バー14aの一端を嵌入
し、端子ネジ13aR’を締め付けると共に主幹バー1
4に分岐バー14aの他端を載せネジ17を締め付け固
定していた。また分岐ブレーカ13bを100Vから2
00Vにするには、分岐ブレーカ13bの右側の接続穴
13bRの端子ネジ13bR’を緩め、中性相主幹バー
15のネジ17を外し、分岐バー15aを取り外し、そ
の後分岐ブレーカ13bの右側の接続穴13bRに分岐
バー17aの一端を嵌入し、端子ネジ13bR’を締め
付けると共に主幹バー16に分岐バー16aの他端を載
せネジ17を締め付け固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の単相3線式
分電盤の充電部電圧変換構造は、中性相主幹バー15に
接続されている分岐バー15aを主幹バー14に接続す
る場合には分岐バー14aに、主幹バー16に接続する
場合には分岐バー16aに変更しなければならず、充電
部電圧を切り換える分岐ブレーカの位置によって、分岐
バーの形状が異なるという欠点があった。また中性相も
含めて分岐バーを3種類必要とし、部品管理が煩雑にな
るという欠点があった。また中性相主幹バー4のネジ6
を完全に外すためネジ6を紛失する虞れがあった。更に
この作業は両手で行わなければならず、危険が伴うとい
う欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の単相3線式分
電盤の充電部電圧変換構造の問題点に鑑み、本考案の目
的は簡単な構造で容易且つ安全に充電部電圧を100V
又は200Vに変換することができる単相3線式分電盤
を提供するもので、その構成は、基台上に主幹ブレーカ
と複数の分岐ブレーカを横一列に載置固定し、前記主幹
ブレーカと前記複数の分岐ブレーカとの間を主幹バーと
分岐バーとから成る導電バーによって接続し、これらの
ブレーカを施蓋してなる単相3線式分電盤において、前
記主幹バーは中性相主幹バーを上段とし、他のX相主幹
バー又はY相主幹バーの一方を中段、他方を下段として
配設し、前記中段の主幹バーに接続する分岐バーは前記
分岐ブレーカの一方の極の接続穴に嵌入螺着し、前記分
岐ブレーカの他方の極の接続穴には分岐バーの一端を嵌
螺着し、該分岐バーの他端には螺孔を設けると共に第
1止めネジを備え、接続板の両端を互いに反対方向へ直
角に折曲して上板及び下板を形成し、前記上段の主幹バ
ーには第1切欠部を備え、前記下段の主幹バーには該主
幹バーから分岐し立設した分岐バーを設けると共に前記
上段の主幹バーと同一の高さに第2切欠部を備え、前
記接続板の下板を第1止めネジにより螺着し、前記接続
板の上板を前記第1止めネジを軸として略90度回動さ
せることにより、前記第1切欠部又は第2切欠部に交互
に嵌入可能とし、前記第1切欠部又は前記第2切欠部に
接続板の上板の螺孔を一致させた状態で第2止めネジに
より螺着固定したことである。
【0005】
【作用】接続板の下板に螺着した第1止めネジを緩め、
中性相母線バーの第1切欠部に嵌入した第2止めネジを
緩める。そして接続板を中性相母線バーの第1切欠部か
ら外し、第1止めネジを軸として接続板を略90度回動
させ200V接続が可能なX相母線バー又はY相母線バ
ーの何れか一方の切欠に嵌入させ螺着する。尚、200
Vから100Vへの変換はこの逆の要領で行う。
【0006】
【実施例】図1〜図4は本考案に係る単相3線式分電盤
の実施例である。以下これらの図面に基づき本考案を説
明する。
【0007】単相3線式分電盤1は基台上に主幹ブレー
カ2と複数の分岐ブレーカ3a,3b,3c,3dを横
一列に載置固定し、主幹ブレーカ2と複数の分岐ブレー
カとの間を主幹バー4,5,6と分岐バー5a,5a’
とから成る導電バーによって接続されている。主幹バー
は中性相主幹バー5を上段とし、X相主幹バー4を中
段、Y相主幹バー6を下段として配設されている。分岐
バー5aは一端を分岐ブレーカ3a,3b,3c,3d
の左側の極の接続穴3aL,3bL,3cL,3dLに
嵌入螺着し、他端は中段のX相主幹バー4に一体接続さ
れる。分岐ブレーカ3a,3b,3c,3dの右側の
接続穴3aR,3bR,3cR,3dRには分岐バー
5a’の一端を嵌入螺着し、他端は螺孔を設けると共に
第1止めネジ8を備えている。接続板7の両端を互いに
反対方向へ直角に折曲して上板7a及び下板7bを形成
し、上段の中性相主幹バー5には第1切欠部5bを備
え、下段のY相主幹バー6にはこの主幹バーから分岐し
立設した分岐バー6aを設けると共に前記上段のX相主
幹バー4と同一の高さに第2切欠部6bを備え、接続
板7の下板7bを第1止めネジ8により螺着し、接続板
7の上板7aを第1止めネジ8を軸として略90度回動
させることにより、第1切欠部5b又は第2切欠部6b
に交互に嵌入可能とし、第1切欠部5b又は第2切欠部
6bに接続板7の上板7aの螺孔を一致させた状態で
2止めネジ9により螺着固定される。
【0008】以上のように構成された単相3線式分電盤
1において、分岐ブレーカ3aの充電部電圧を100V
から200Vに切り換える場合、第1止めネジ8を緩
め、第1切欠部5bの第2止めネジ9を緩める。そして
第1止めネジ8を軸として第1切欠部5bから第2切欠
部6bに接続板7を回動させ、第2止めネジ9を第2切
欠部6bに嵌入させた状態において第2止めネジ9を締
め付け、第1止めネジ8を締め付ける。充電部電圧を2
00Vから100Vに切り換えるにはこの逆の要領で行
えば良い。
【0009】尚、実施例ではX相主幹バーを中段、Y相
主幹バーを下段として配設したが、X相主幹バーを下
段、Y相主幹バーを中段に配設しても何ら問題はない。
【0010】
【考案の効果】本考案に係る単相3線式分電盤の充電部
電圧変換構造は、基台上に主幹ブレーカと複数の分岐ブ
レーカを横一列に載置固定し、前記主幹ブレーカと前記
複数の分岐ブレーカとの間を主幹バーと分岐バーとから
成る導電バーによって接続し、これらのブレーカを施蓋
してなる単相3線式分電盤において、前記主幹バーは中
性相主幹バーを上段とし、他のX相主幹バー又はY相主
幹バーの一方を中段、他方を下段として配設し、前記中
段の主幹バーに接続する分岐バーは前記分岐ブレーカの
一方の極の接続穴に嵌入螺着し、前記分岐ブレーカの他
方の極の接続穴には分岐バーの一端を嵌入螺着し、該分
岐バーの他端には螺孔を設けると共に第1止めネジを備
え、接続板の両端を互いに反対方向へ直角に折曲して上
板及び下板を形成し、前記上段の主幹バーには第1切欠
部を備え、前記下段の主幹バーには該主幹バーから分岐
し立設した分岐バーを設けると共に前記上段の主幹バー
同一の高さに第2切欠部を備え、前記接続板の下板
を第1止めネジにより螺着し、前記接続板の上板を前記
第1止めネジを軸として略90度回動させることによ
り、前記第1切欠部又は第2切欠部に交互に嵌入可能と
し、前記第1切欠部又は前記第2切欠部に接続板の上板
の螺孔を一致させた状態で第2止めネジにより螺着固定
したことによって、充電部電圧の変換作業が片手で行え
るため容易且つ安全であり、ネジを外す必要がないので
紛失することもない。またどの分岐ブレーカも充電部電
圧を変換する動作が同じであり、充電部電圧を変換する
分岐ブレーカの位置によって分岐バーの形状が異なると
いったことがなく、確実に充電部電圧の変換ができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る単相3線式分電盤の説明図であ
る。
【図2】本考案に係る単相3線式分電盤の要部斜視図で
ある。
【図3】本考案に係る単相3線式分電盤の要部斜視図で
ある。
【図4】本考案に係る単相3線式分電盤の要部斜視図で
ある。
【図5】従来の単相3線式分電盤の説明図である。
【図6】従来の単相3線式分電盤の要部側面図である。
【符号の説明】
1・・・単相3線式分電盤、2・・・主幹ブレーカ、3
a,3b,3c,3d・・・分岐ブレーカ、4・・・X
相主幹バー、5・・・中性相主幹バー、5a,5a’・
・・分岐バー、5b・・・第1切欠部、6・・・Y相主
幹バー、6b・・・第2切欠部、7・・・接続板、8・
・・第1止めネジ、9・・・第2止めネジ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台上に主幹ブレーカと複数の分岐ブレ
    ーカを横一列に載置固定し、前記主幹ブレーカと前記複
    数の分岐ブレーカとの間を主幹バーと分岐バーとから成
    る導電バーによって接続し、これらのブレーカを施蓋し
    てなる単相3線式分電盤において、前記主幹バーは中性
    相主幹バーを上段とし、他のX相主幹バー又はY相主幹
    バーの一方を中段、他方を下段として配設し、前記中段
    の主幹バーに接続する分岐バーは前記分岐ブレーカの一
    方の極の接続穴に嵌入螺着し、前記分岐ブレーカの他方
    極の接続穴には分岐バーの一端を嵌入螺着し、該分岐
    バーの他端には螺孔を設けると共に第1止めネジを備
    え、接続板の両端を互いに反対方向へ直角に折曲して上
    板及び下板を形成し、前記上段の主幹バーには第1切欠
    部を備え、前記下段の主幹バーには該主幹バーから分岐
    し立設した分岐バーを設けると共に前記上段の主幹バー
    同一の高さに第2切欠部を備え、前記接続板の下板
    を第1止めネジにより螺着し、前記接続板の上板を前記
    第1止めネジを軸として略90度回動させることによ
    り、前記第1切欠部又は第2切欠部に交互に嵌入可能と
    し、前記第1切欠部又は前記第2切欠部に接続板の上板
    の螺孔を一致させた状態で第2止めネジにより螺着固定
    したことを特徴とする単相3線式分電盤の充電部電圧変
    換構造。
JP1992090366U 1992-12-08 1992-12-08 単相3線式分電盤の充電部電圧変換構造 Expired - Fee Related JP2587061Y2 (ja)

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