JP2586198B2 - 磁気的異方性および耐食性に優れた希土類―Fe―B系永久磁石粉末およびボンド磁石 - Google Patents
磁気的異方性および耐食性に優れた希土類―Fe―B系永久磁石粉末およびボンド磁石Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、優れた磁気特性、特に優れた磁気的異方
性および耐食性を有するR(但し、RはYを含む希土類
元素のうち少くとも1種を示す)−Fe−B系永久磁石粉
末およびそのR−Fe−B系永久磁石粉末を用いて製造し
たボンド磁石に関するものである。
性および耐食性を有するR(但し、RはYを含む希土類
元素のうち少くとも1種を示す)−Fe−B系永久磁石粉
末およびそのR−Fe−B系永久磁石粉末を用いて製造し
たボンド磁石に関するものである。
R−Fe−B系合金磁石粉末は、R−Fe−B系合金が優
れた磁気特性を示す永久磁石材料として注目されてか
ら、主にボンド磁石用磁石粉末として開発されている。
れた磁気特性を示す永久磁石材料として注目されてか
ら、主にボンド磁石用磁石粉末として開発されている。
一般に、ボンド磁石は、含有される磁石粉末と同種の
焼結磁石等に比べて磁気特性では劣るにもかかわらず、
物理的強度に優れ、かつ形状の自由度が高いなどの理由
から、近年その利用範囲を急速に広げつつある。このボ
ンド磁石は、磁石粉末と有機バインダー、金属バインダ
ー等とを結合してなるもので、その磁石粉末の磁気特性
によってボンド磁石の磁気特性が左右される。
焼結磁石等に比べて磁気特性では劣るにもかかわらず、
物理的強度に優れ、かつ形状の自由度が高いなどの理由
から、近年その利用範囲を急速に広げつつある。このボ
ンド磁石は、磁石粉末と有機バインダー、金属バインダ
ー等とを結合してなるもので、その磁石粉末の磁気特性
によってボンド磁石の磁気特性が左右される。
上記ボンド磁石の製造に用いられるR−Fe−B系永久
磁石粉末の1つの特開平1−132106号公報記載のR−Fe
−B系永久磁石粉末がある。
磁石粉末の1つの特開平1−132106号公報記載のR−Fe
−B系永久磁石粉末がある。
このR−Fe−B系永久磁石粉末は、強磁性相であるR2
Fe14B型金属間化合物相(以下、R2Fe14B型相という)を
主相とするR−Fe−B系母合金を原料とし、この母合金
原料を所定の温度範囲のH2雰囲気中で熱処理してRHXとF
e2Bと残部Feの各相に相変態を促した後、脱H2行程でH2
を原料から取り去ることにより再び強磁性相であるR2Fe
14B型相を生成させたもので、その結果得られたR−Fe
−B系永久磁石粉末の組織は、平均粒径:0.05〜3μm
の極めて微細なR2Fe14B型相の再結晶組織を主相とした
集合組織となっている。
Fe14B型金属間化合物相(以下、R2Fe14B型相という)を
主相とするR−Fe−B系母合金を原料とし、この母合金
原料を所定の温度範囲のH2雰囲気中で熱処理してRHXとF
e2Bと残部Feの各相に相変態を促した後、脱H2行程でH2
を原料から取り去ることにより再び強磁性相であるR2Fe
14B型相を生成させたもので、その結果得られたR−Fe
−B系永久磁石粉末の組織は、平均粒径:0.05〜3μm
の極めて微細なR2Fe14B型相の再結晶組織を主相とした
集合組織となっている。
上記従来の再結晶集合組織を有するR−Fe−B系永久
磁石粉末は、 (1) 磁気的異性を有するが、合金組成や製造条件の
微少の変動により磁気的異方性が低下することがあり、
安定して優れた磁気的異方性を得ることが難しい。
磁石粉末は、 (1) 磁気的異性を有するが、合金組成や製造条件の
微少の変動により磁気的異方性が低下することがあり、
安定して優れた磁気的異方性を得ることが難しい。
(2) 磁気的異方性を付与する手段として、一般にR
−Fe−B系永久磁石粉末を熱間圧延、熱間押出し等の熱
間塑性加工を施して、R−Fe−B系永久磁石粉末の結晶
粒を偏平化する手段が知られており、かかる熱間塑性加
工を上記再結晶集合組織を有するR−Fe−B系永久磁石
粉末に付与しても磁気的異方性は向上するが、上記熱間
塑性加工は場所により加工率のバラツキが生じることは
避けられず、安定して均一な磁気的異方性に優れたR−
Fe−B系永久磁石粉末が得られないばかりでなく、製造
行程が複雑となってコストがかかる。
−Fe−B系永久磁石粉末を熱間圧延、熱間押出し等の熱
間塑性加工を施して、R−Fe−B系永久磁石粉末の結晶
粒を偏平化する手段が知られており、かかる熱間塑性加
工を上記再結晶集合組織を有するR−Fe−B系永久磁石
粉末に付与しても磁気的異方性は向上するが、上記熱間
塑性加工は場所により加工率のバラツキが生じることは
避けられず、安定して均一な磁気的異方性に優れたR−
Fe−B系永久磁石粉末が得られないばかりでなく、製造
行程が複雑となってコストがかかる。
(3) 上記熱間塑性加工により上記再結晶粒を偏平化
すると、偏平化したR−Fe−B系永久磁石粉末は、再結
晶のままのR−Fe−B系永久磁石粉末よりも腐食されや
すく、このR−Fe−B系永久磁石粉末を工場などの高温
多湿な環境下に長時間保管すると、上記R−Fe−B系永
久磁石粉末の表面が腐食し、磁気特性が低下する。
すると、偏平化したR−Fe−B系永久磁石粉末は、再結
晶のままのR−Fe−B系永久磁石粉末よりも腐食されや
すく、このR−Fe−B系永久磁石粉末を工場などの高温
多湿な環境下に長時間保管すると、上記R−Fe−B系永
久磁石粉末の表面が腐食し、磁気特性が低下する。
等の問題点があった。
そこで、本発明者等は、上記熱間塑性加工を行うこと
なく安定して優れた磁気的異方性を有する再結晶集合組
織のR−Fe−B系永久磁石粉末を製造すべく研究を行っ
た結果、 (a) Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種
以上の合計量:0.001〜5.0%(%は原子%、以下%は原
子%を示す)を含むR2Fe14B型相を主相とする再結晶集
合組織を有するR−Fe−B系永久磁石粉末は、熱間塑性
加工を施すことなく優れた磁気的異方性を示し、かつ優
れた耐食性も示す。
なく安定して優れた磁気的異方性を有する再結晶集合組
織のR−Fe−B系永久磁石粉末を製造すべく研究を行っ
た結果、 (a) Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種
以上の合計量:0.001〜5.0%(%は原子%、以下%は原
子%を示す)を含むR2Fe14B型相を主相とする再結晶集
合組織を有するR−Fe−B系永久磁石粉末は、熱間塑性
加工を施すことなく優れた磁気的異方性を示し、かつ優
れた耐食性も示す。
(b) 上記再結晶集合組織を構成する個々の再結晶粒
の最短粒径をa、最長粒径をbとすると、 b/a<2 となるような形状の再結晶粒が隣接した再結晶集合組織
を有するR−Fe−B系永久磁石粉末は、耐食性が一層優
れている。
の最短粒径をa、最長粒径をbとすると、 b/a<2 となるような形状の再結晶粒が隣接した再結晶集合組織
を有するR−Fe−B系永久磁石粉末は、耐食性が一層優
れている。
などの知見を得たのである。
この発明は、かかる知見にもとづいてなされたもので
あって、 (1) R−Fe−B系永久磁石粉末の個々の粉末が、 R:10〜20%、 B:3〜20%、 を含有し、 Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上の
合計量:0.001〜5.0%を含有し、残りがFeおよび不可避
不純物からなる組成と、 平均再結晶粒径:0.05〜20μmの寸法および個々の再
結晶粒の最短粒径aと最長粒径bの比b/aの値が2より
小さい形状を有し、正方晶構造をとるR2Fe14B型金属間
化合物相を主相とする再結晶粒が隣接した再結晶集合組
織と、 からなる磁気的異方性および耐食性に優れたR−Fe−B
系永久磁石粉末、 (2) 上記磁気的異方性および耐食性に優れたR−Fe
−B系永久磁石粉末を用いて製造したボンド磁石、 に特徴を有するものである。
あって、 (1) R−Fe−B系永久磁石粉末の個々の粉末が、 R:10〜20%、 B:3〜20%、 を含有し、 Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上の
合計量:0.001〜5.0%を含有し、残りがFeおよび不可避
不純物からなる組成と、 平均再結晶粒径:0.05〜20μmの寸法および個々の再
結晶粒の最短粒径aと最長粒径bの比b/aの値が2より
小さい形状を有し、正方晶構造をとるR2Fe14B型金属間
化合物相を主相とする再結晶粒が隣接した再結晶集合組
織と、 からなる磁気的異方性および耐食性に優れたR−Fe−B
系永久磁石粉末、 (2) 上記磁気的異方性および耐食性に優れたR−Fe
−B系永久磁石粉末を用いて製造したボンド磁石、 に特徴を有するものである。
この発明の磁気的異方性および耐食性に優れたR−Fe
−B系永久磁石粉末は、溶解鋳造してTi,V,Nb,Ta,Alお
よびSiのうち1種または2種以上を含有する所定の成分
組成を有するR−Fe−B系母合金を製造し、このR−Fe
−B系母合金を水素ガス雰囲気中で昇温し、温度:500〜
1000℃、水素ガス雰囲気中または水素ガスと不活性ガス
の混合雰囲気中で熱処理し、ついで、温度:500〜1000
℃、水素ガス圧力:1Torr以下の真空雰囲気または水素ガ
ス分圧:1Torr以下の不活性ガス雰囲気になるまで脱水素
処理したのち、冷却することにより製造される。
−B系永久磁石粉末は、溶解鋳造してTi,V,Nb,Ta,Alお
よびSiのうち1種または2種以上を含有する所定の成分
組成を有するR−Fe−B系母合金を製造し、このR−Fe
−B系母合金を水素ガス雰囲気中で昇温し、温度:500〜
1000℃、水素ガス雰囲気中または水素ガスと不活性ガス
の混合雰囲気中で熱処理し、ついで、温度:500〜1000
℃、水素ガス圧力:1Torr以下の真空雰囲気または水素ガ
ス分圧:1Torr以下の不活性ガス雰囲気になるまで脱水素
処理したのち、冷却することにより製造される。
上記R−Fe−B系母合金を温度:600〜1200℃で均質化
処理する工程および上記脱水素処理したのち温度:300〜
1000℃で熱処理する工程を付加することにより一層優れ
た磁気的異方性および耐食性を有するR−Fe−B系永久
磁石粉末を製造することができる。
処理する工程および上記脱水素処理したのち温度:300〜
1000℃で熱処理する工程を付加することにより一層優れ
た磁気的異方性および耐食性を有するR−Fe−B系永久
磁石粉末を製造することができる。
このようにして製造されたこの発明のR−Fe−B系永
久磁石粉末の組織は、粒内おび粒界部に不純物や歪がな
い、R2Fe14B型金属間化合物相の再結晶粒が隣接した再
結晶集合組織から構成されている。この再結晶集合組織
を構成する再結晶粒の平均再結晶粒径は0.05〜20μmの
範囲内にあれば十分であるが、単磁区粒径の寸法(約0.
3μm)に近い0.05〜3μmの範囲内にあることが一層
好ましい。上記寸法を有する個々の再結晶粒は、最短粒
径aと最長粒径bの比がb/a<2の形状を有することが
好ましく、この形状を有する再結晶粒は個々の粉末の組
織の全再結晶粒の50容量%以上存在することが必要であ
る。上記最短粒径aと最長粒径bの比b/aが2より小さ
い再結晶粒の形状を有することによりR−Fe−B系永久
磁石粉末の保磁力が改善されるとともに耐食性も向上
し、従来の熱間塑性加工を行って得られた磁気的異方性
を有するR−Fe−B系永久磁石粉末よりも耐食性に優
れ、磁気的異方性にバラツキがなく、歩留りよく安定し
て優れた磁気特性を得ることができる。
久磁石粉末の組織は、粒内おび粒界部に不純物や歪がな
い、R2Fe14B型金属間化合物相の再結晶粒が隣接した再
結晶集合組織から構成されている。この再結晶集合組織
を構成する再結晶粒の平均再結晶粒径は0.05〜20μmの
範囲内にあれば十分であるが、単磁区粒径の寸法(約0.
3μm)に近い0.05〜3μmの範囲内にあることが一層
好ましい。上記寸法を有する個々の再結晶粒は、最短粒
径aと最長粒径bの比がb/a<2の形状を有することが
好ましく、この形状を有する再結晶粒は個々の粉末の組
織の全再結晶粒の50容量%以上存在することが必要であ
る。上記最短粒径aと最長粒径bの比b/aが2より小さ
い再結晶粒の形状を有することによりR−Fe−B系永久
磁石粉末の保磁力が改善されるとともに耐食性も向上
し、従来の熱間塑性加工を行って得られた磁気的異方性
を有するR−Fe−B系永久磁石粉末よりも耐食性に優
れ、磁気的異方性にバラツキがなく、歩留りよく安定し
て優れた磁気特性を得ることができる。
さらに、このようにして製造されたこの発明のR−Fe
−B系永久磁石粉末の再結晶組織は、粒界相がほとんど
存在しない実質的にR2Fe14B型金属間化合物相だけから
構成された再結晶集合組織を有しているために、粒界相
のない分だけ磁化の値を高めることができるとともに、
粒界相を介して進行する腐食を抑止し、さらに熱間塑性
加工による応力歪も存在しないことから応力腐食の可能
性も少なく、耐食性が向上するものと考えられる。
−B系永久磁石粉末の再結晶組織は、粒界相がほとんど
存在しない実質的にR2Fe14B型金属間化合物相だけから
構成された再結晶集合組織を有しているために、粒界相
のない分だけ磁化の値を高めることができるとともに、
粒界相を介して進行する腐食を抑止し、さらに熱間塑性
加工による応力歪も存在しないことから応力腐食の可能
性も少なく、耐食性が向上するものと考えられる。
したがって、磁気的異方性および耐食性に優れたこの
発明のR−Fe−B系永久磁石粉末を使用して製造したボ
ンド磁石も、優れた磁気的異方性および耐食性を有する
ものである。
発明のR−Fe−B系永久磁石粉末を使用して製造したボ
ンド磁石も、優れた磁気的異方性および耐食性を有する
ものである。
つぎに、この発明の磁気的異方性耐食性に優れたR−
Fe−B系永久磁石粉末の成分組成および平均再結晶粒径
を上記の如く限定した理由について説明する。
Fe−B系永久磁石粉末の成分組成および平均再結晶粒径
を上記の如く限定した理由について説明する。
(a) R Rは、Nd,Pr,Tb,Dy,La,Ce,Ho,Er,Eu,Sm,Gd,Tm,Yb,Lu
およびYのうち1種または2種以上の元素を示し、一般
にNdを主体とし、これにその他の希土類元素を添加して
用いられるが、特にTb,DyおよびPrは保磁力iHcを向上さ
せる効果があり、Rの含有量が10%より低くても、また
20%よりも高くても永久磁石粉末の保磁力が低下し、優
れた磁気特性が得られない。したがって、Rの含有量は
10〜20%に定めた。
およびYのうち1種または2種以上の元素を示し、一般
にNdを主体とし、これにその他の希土類元素を添加して
用いられるが、特にTb,DyおよびPrは保磁力iHcを向上さ
せる効果があり、Rの含有量が10%より低くても、また
20%よりも高くても永久磁石粉末の保磁力が低下し、優
れた磁気特性が得られない。したがって、Rの含有量は
10〜20%に定めた。
(b) B Bの含有量が3%より低くても、また20%より高くて
も永久磁石粉末の保磁力が低下し、優れた磁気特性が得
られないので、B含有量は3〜20%と定めた。また、B
の一部をN,P,F,Cの1種または2種で置換してもよい。
も永久磁石粉末の保磁力が低下し、優れた磁気特性が得
られないので、B含有量は3〜20%と定めた。また、B
の一部をN,P,F,Cの1種または2種で置換してもよい。
(c) Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSi Ti,V,Nb,Ta,Alおよび
Siは、R−Fe−B系永久磁石粉末の成分として含有し、
保磁力を向上させるとともに優れた磁気的異方性および
耐食性を安定的に付与する作用を有するが、Ti,V,Nb,T
a,AlおよびSiのうち1種または2種以上の合計含有量が
0.001%未満では所望の効果を得られず、一方、5.0%を
越えて含有すると磁気特性が低下する。したがって、T
i,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上の合計
含有量は0.001〜5.0%に定めた。
Siは、R−Fe−B系永久磁石粉末の成分として含有し、
保磁力を向上させるとともに優れた磁気的異方性および
耐食性を安定的に付与する作用を有するが、Ti,V,Nb,T
a,AlおよびSiのうち1種または2種以上の合計含有量が
0.001%未満では所望の効果を得られず、一方、5.0%を
越えて含有すると磁気特性が低下する。したがって、T
i,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上の合計
含有量は0.001〜5.0%に定めた。
なお、さらにCo,Ni,Cu,Zn,Ga,Ge,Zr,Mo,Hf,Wの少なく
とも1種を0.001〜5.0%含有しても、優れた磁気的異方
性および耐食性を有するR−Fe−B系永久磁石粉末が得
られる。
とも1種を0.001〜5.0%含有しても、優れた磁気的異方
性および耐食性を有するR−Fe−B系永久磁石粉末が得
られる。
(d) 平均再結晶粒径 R−Fe−B系永久磁石粉末の個々の粉末の組織を構成
する再結晶粒の平均再結晶粒径が0.05μmより小さいと
着磁が困難になるので好ましくなく、一方20μmより大
きいと保磁力や角型性が低下し、高磁気特性が得られな
いので好ましくない。
する再結晶粒の平均再結晶粒径が0.05μmより小さいと
着磁が困難になるので好ましくなく、一方20μmより大
きいと保磁力や角型性が低下し、高磁気特性が得られな
いので好ましくない。
したがって、平均再結晶粒径は0.05〜20μmに定め
た。この場合、平均再結晶粒径は単磁区粒径に近い0.05
〜3μmが一層好ましい。
た。この場合、平均再結晶粒径は単磁区粒径に近い0.05
〜3μmが一層好ましい。
以上、R−Fe−B系永久磁石粉末について述べたが、
上記限定理由は、上記R−Fe−B系永久磁石粉末に限定
されることなく、上記R−Fe−B系永久磁石粉末から製
造されたR−Fe−B系ボンド磁石についてもあてはまる
ことである。
上記限定理由は、上記R−Fe−B系永久磁石粉末に限定
されることなく、上記R−Fe−B系永久磁石粉末から製
造されたR−Fe−B系ボンド磁石についてもあてはまる
ことである。
この発明を実施例および比較例にもとづいて具体的に
説明する。
説明する。
実施例1〜46、比較例1〜14、および従来例1〜2 プラズマ溶解し鋳造して得られた第1表に示されるT
i,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上を含む
各種合金インゴットおよび上記Ti,V,Nb,Ta,Al,Siのいず
れも含まない合金インゴットをそれぞれアゴンガス雰囲
気中、温度:1140℃、20時間保持の条件で均質化処理し
たのち、この均質化処理インゴットを約20mm角まで砕い
て原料合金とした。この原料合金を1気圧の水素雰囲気
中で室温から840℃まで昇温し、840℃で4時間保持の水
素雰囲気中熱処理を施し、ついで、830℃で真空度:1×1
0-1Torr以下になるまで脱水素を行った後、直ちにアル
ゴンガスを流入して急冷した。かかる水素処理を終えた
後、アルゴンガス中、650℃の熱処理を行った。得られ
た原料合金を、乳鉢で軽く粉枠し、平均粒度:40μmを
有する実施例1〜46、比較例1〜14および従来例1の磁
石粉末を得た。また、上記従来例1の水素処理を終えた
原料合金の一部をさらに680℃、1×10-3Torrの真空中
で密度比98%までホットプレスを行い、続けて750℃で
高さ1/4まで塑性加工したのち、このバルクを平均粒径:
40μmとなるように粉砕し、従来例2の磁石粉末を得
た。このようにして得られた上記実施例1〜46、比較例
1〜14および従来例1〜2のR−Fe−B系永久磁石粉末
の平均再結晶粒径および最長粒径/最短粒径が2より小
さい再結晶粒の存在量(容量%)を測定したのち、これ
らR−Fe−B系永久磁石粉末をふるい分けして、50〜42
0μmの間の粒径の粉末に揃え、これら粉末を、それぞ
れ100gづつとり、そのまま温度:80℃、湿度:95%の雰囲
気中に放置して湿潤試験を行い、1000時間経過後の粉末
の酸化による重量変化を測定し、重量変化率(重量%)
になおしてそれらの結果を第1表に示した。
i,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上を含む
各種合金インゴットおよび上記Ti,V,Nb,Ta,Al,Siのいず
れも含まない合金インゴットをそれぞれアゴンガス雰囲
気中、温度:1140℃、20時間保持の条件で均質化処理し
たのち、この均質化処理インゴットを約20mm角まで砕い
て原料合金とした。この原料合金を1気圧の水素雰囲気
中で室温から840℃まで昇温し、840℃で4時間保持の水
素雰囲気中熱処理を施し、ついで、830℃で真空度:1×1
0-1Torr以下になるまで脱水素を行った後、直ちにアル
ゴンガスを流入して急冷した。かかる水素処理を終えた
後、アルゴンガス中、650℃の熱処理を行った。得られ
た原料合金を、乳鉢で軽く粉枠し、平均粒度:40μmを
有する実施例1〜46、比較例1〜14および従来例1の磁
石粉末を得た。また、上記従来例1の水素処理を終えた
原料合金の一部をさらに680℃、1×10-3Torrの真空中
で密度比98%までホットプレスを行い、続けて750℃で
高さ1/4まで塑性加工したのち、このバルクを平均粒径:
40μmとなるように粉砕し、従来例2の磁石粉末を得
た。このようにして得られた上記実施例1〜46、比較例
1〜14および従来例1〜2のR−Fe−B系永久磁石粉末
の平均再結晶粒径および最長粒径/最短粒径が2より小
さい再結晶粒の存在量(容量%)を測定したのち、これ
らR−Fe−B系永久磁石粉末をふるい分けして、50〜42
0μmの間の粒径の粉末に揃え、これら粉末を、それぞ
れ100gづつとり、そのまま温度:80℃、湿度:95%の雰囲
気中に放置して湿潤試験を行い、1000時間経過後の粉末
の酸化による重量変化を測定し、重量変化率(重量%)
になおしてそれらの結果を第1表に示した。
上記実施例1〜46、比較例1〜14および従来例1〜2
のR−Fe−B系永久磁石粉末を3.0重量%のエポキシ樹
脂と混合し、25KOeの横磁場中または無磁場中、圧力:6T
on/cm2でプレス成形し、ついで温度:120℃、2時間保持
の熱硬化処理を施して実施例1〜46、比較例1〜14およ
び従来例1〜2のボンド磁石を製造し、上記横磁場中 プレス成形して得られたボンド磁石および無磁場中プレ
ス成形して得られたボンド磁石の磁気特性をそれぞれ測
定し、それらの磁気特性を比較して磁気的異方性を評価
した。
のR−Fe−B系永久磁石粉末を3.0重量%のエポキシ樹
脂と混合し、25KOeの横磁場中または無磁場中、圧力:6T
on/cm2でプレス成形し、ついで温度:120℃、2時間保持
の熱硬化処理を施して実施例1〜46、比較例1〜14およ
び従来例1〜2のボンド磁石を製造し、上記横磁場中 プレス成形して得られたボンド磁石および無磁場中プレ
ス成形して得られたボンド磁石の磁気特性をそれぞれ測
定し、それらの磁気特性を比較して磁気的異方性を評価
した。
第1表の結果から、この発明のTi,V,Nb,Ta,AlおよびS
iのうち1種または2種以上を含むR−Fe−B系永久磁
石粉末を実施例1〜46の横磁場中プレス成形して得られ
たボンド磁石は、無磁場中プレス成形して得られたボン
ド磁石に比べて磁気特性、特に最大エネルギー積(BH)
maxおよび残留磁束密度Brが優れており、磁気的異方性
の優れたR−Fe−B系永久磁石粉末が得られていること
がわかる。しかしながら、比較例1〜14に示されるよう
に、Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上
の含有量がこの発明の条件から外れると磁気的異方性が
低下し、平均再結晶粒系またはRとBがこの発明の条件
から外れると(第1表において、この発明の条件から外
れた値に※印を付して示した)磁気特性が低下し、従来
例1に見られるように、Ti,V,Nb,Ta,Al,Siをいずれをも
含まないものは、同じ製造条件では充分な磁気的異方性
を示さないと共に、耐食性が劣っており、さらに磁気的
異方性を付与するために熱間塑性加工を行って再結晶粒
を偏平状にし、再結晶粒を最長粒径/最短粒径の値が2
未満の再結晶粒が約40容量%しか存在しない従来例2の
R−Fe−B系永久磁石粉末は、実施例1〜46のTi,V,Nb,
Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上含むR−Fe−
B系永久磁石粉末に比べて磁気的異方性は格別劣るもの
ではないが、湿潤試験による重量変化率が大きくなり、
耐食性が低下していることもわかる。
iのうち1種または2種以上を含むR−Fe−B系永久磁
石粉末を実施例1〜46の横磁場中プレス成形して得られ
たボンド磁石は、無磁場中プレス成形して得られたボン
ド磁石に比べて磁気特性、特に最大エネルギー積(BH)
maxおよび残留磁束密度Brが優れており、磁気的異方性
の優れたR−Fe−B系永久磁石粉末が得られていること
がわかる。しかしながら、比較例1〜14に示されるよう
に、Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上
の含有量がこの発明の条件から外れると磁気的異方性が
低下し、平均再結晶粒系またはRとBがこの発明の条件
から外れると(第1表において、この発明の条件から外
れた値に※印を付して示した)磁気特性が低下し、従来
例1に見られるように、Ti,V,Nb,Ta,Al,Siをいずれをも
含まないものは、同じ製造条件では充分な磁気的異方性
を示さないと共に、耐食性が劣っており、さらに磁気的
異方性を付与するために熱間塑性加工を行って再結晶粒
を偏平状にし、再結晶粒を最長粒径/最短粒径の値が2
未満の再結晶粒が約40容量%しか存在しない従来例2の
R−Fe−B系永久磁石粉末は、実施例1〜46のTi,V,Nb,
Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上含むR−Fe−
B系永久磁石粉末に比べて磁気的異方性は格別劣るもの
ではないが、湿潤試験による重量変化率が大きくなり、
耐食性が低下していることもわかる。
この発明は、Ti,V,Nb,Ta,Al,Siのうち1種または2種
以上を含有せしめることにより、H2処理法だけで顕著な
磁気的異方性および耐食性を示すR−Fe−B系永久磁石
粉末を得ることができ、したがって、従来のような熱間
塑性加工等の磁気的異方化手段を行う必要がなく、製造
コストを大幅に削減することができるという効果があ
る。
以上を含有せしめることにより、H2処理法だけで顕著な
磁気的異方性および耐食性を示すR−Fe−B系永久磁石
粉末を得ることができ、したがって、従来のような熱間
塑性加工等の磁気的異方化手段を行う必要がなく、製造
コストを大幅に削減することができるという効果があ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−45103(JP,A) 特開 昭63−232301(JP,A) 特開 平1−103805(JP,A) 特開 昭59−222564(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】Yを含む希土類元素のうち少なくとも一種
(以下Rで示す)とFeとBを主成分とするR−Fe−B系
永久磁石粉末の個々の粉末が、 原子百分率で、 R:10〜20%、 B:3〜20%、 Ti,V,Nb,Ta,AlおよびSiのうち1種または2種以上の合
計:0.001〜5.0%、 を含有し、残りがFeおよび不可避不純物からなる組成
と、 製法晶構造をとるR2Fe14型金属間化合物を主相とした再
結晶粒が隣接した再結晶集合組織とを有し、 上記再結晶集合組織は、個々の再結晶粒の最短粒径aと
最長粒径bの比b/aの値が2末端である形状の再結晶粒
が全再結晶粒の50容量%以上存在し、かつ上記再結晶集
合組織を構成する再結晶粒の平均再結晶粒径が0.05〜20
μmの寸法を有することを特徴とする磁気的異方性およ
び耐食性に優れた希土類−Fe−B系永久磁石粉末。 - 【請求項2】上記平均再結晶粒径は、0.05〜3μmであ
ることを特徴とする請求項1記載の磁気的異方性および
耐食性に優れた希土類−Fe−B系永久磁石粉末。 - 【請求項3】上記請求項1または2記載の磁気的異方性
および耐食性に優れた希土類−Fe−B系永久磁石粉末で
製造されたことを特徴とする希土類−Fe−B系ボンド磁
石。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2256704A JP2586198B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 磁気的異方性および耐食性に優れた希土類―Fe―B系永久磁石粉末およびボンド磁石 |
US07/763,432 US5250206A (en) | 1990-09-26 | 1991-09-19 | Rare earth element-Fe-B or rare earth element-Fe-Co-B permanent magnet powder excellent in magnetic anisotropy and corrosion resistivity and bonded magnet manufactured therefrom |
EP91116115A EP0477810B1 (en) | 1990-09-26 | 1991-09-23 | R-Fe-B type permanent magnet powder and bonded magnet therefrom |
DE69108829T DE69108829T2 (de) | 1990-09-26 | 1991-09-23 | Permanent magnetisierbares Puder vom R-Fe-B Typ und Verbundmagnet daraus. |
KR1019910016704A KR100204256B1 (ko) | 1990-09-26 | 1991-09-25 | 자기적 이방성 및 내식성이 우수한 희토류-에프이-비 계영구자석분말 및 접합자석 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2256704A JP2586198B2 (ja) | 1990-09-26 | 1990-09-26 | 磁気的異方性および耐食性に優れた希土類―Fe―B系永久磁石粉末およびボンド磁石 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04133406A JPH04133406A (ja) | 1992-05-07 |
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Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR100204256B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955729B2 (en) | 2002-04-09 | 2005-10-18 | Aichi Steel Corporation | Alloy for bonded magnets, isotropic magnet powder and anisotropic magnet powder and their production method, and bonded magnet |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5536514A (en) * | 1995-05-11 | 1996-07-16 | The Nutrasweet Company | Carbohydrate/protein cream substitutes |
US5849109A (en) * | 1997-03-10 | 1998-12-15 | Mitsubishi Materials Corporation | Methods of producing rare earth alloy magnet powder with superior magnetic anisotropy |
US6444052B1 (en) | 1999-10-13 | 2002-09-03 | Aichi Steel Corporation | Production method of anisotropic rare earth magnet powder |
JP4645336B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2011-03-09 | 日立金属株式会社 | 希土類焼結磁石及びその製造方法 |
JP5235264B2 (ja) * | 2005-08-11 | 2013-07-10 | 日立金属株式会社 | 希土類焼結磁石及びその製造方法 |
JP4635832B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2011-02-23 | 日立金属株式会社 | 希土類焼結磁石の製造方法 |
JP4687493B2 (ja) * | 2006-02-16 | 2011-05-25 | 日立金属株式会社 | 希土類焼結磁石及びその製造方法 |
JP4972919B2 (ja) * | 2005-12-02 | 2012-07-11 | 日立金属株式会社 | 希土類焼結磁石及びその製造方法 |
DE112006000070T5 (de) | 2005-07-15 | 2008-08-14 | Hitachi Metals, Ltd. | Seltenerdmetall-Sintermagnet und Verfahren zu seiner Herstellung |
JP4873008B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2012-02-08 | 日立金属株式会社 | R−Fe−B系多孔質磁石およびその製造方法 |
JP4924615B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2012-04-25 | 日立金属株式会社 | R−Fe−B系微細結晶高密度磁石およびその製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0778269B2 (ja) * | 1983-05-31 | 1995-08-23 | 住友特殊金属株式会社 | 永久磁石用希土類・鉄・ボロン系正方晶化合物 |
JP2530641B2 (ja) * | 1986-03-20 | 1996-09-04 | 日立金属株式会社 | 磁気異方性ボンド磁石、それに用いる磁粉及びその製造方法 |
JPH01103805A (ja) * | 1987-07-30 | 1989-04-20 | Tdk Corp | 永久磁石 |
JPS6445103A (en) * | 1987-08-13 | 1989-02-17 | Tdk Corp | Manufacture of rare earth alloy magnet |
-
1990
- 1990-09-26 JP JP2256704A patent/JP2586198B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-09-25 KR KR1019910016704A patent/KR100204256B1/ko not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6955729B2 (en) | 2002-04-09 | 2005-10-18 | Aichi Steel Corporation | Alloy for bonded magnets, isotropic magnet powder and anisotropic magnet powder and their production method, and bonded magnet |
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Publication number | Publication date |
---|---|
KR100204256B1 (ko) | 1999-06-15 |
JPH04133406A (ja) | 1992-05-07 |
KR920007007A (ko) | 1992-04-28 |
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