JP2582522Y2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2582522Y2 JP2582522Y2 JP1991080530U JP8053091U JP2582522Y2 JP 2582522 Y2 JP2582522 Y2 JP 2582522Y2 JP 1991080530 U JP1991080530 U JP 1991080530U JP 8053091 U JP8053091 U JP 8053091U JP 2582522 Y2 JP2582522 Y2 JP 2582522Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- female
- locking
- notch
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として自動車用ワイヤ
ハーネスの接続に用いられるコネクタに関するものであ
る。
ハーネスの接続に用いられるコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4において、aは雌コネクタ、bは雄
コネクタであり、それぞれ端子金具(図示せず)を内蔵
していて嵌合時に接触させる。雄コネクタbの外周部に
はロッキングアームcが設けられ、雌コネクタaの外周
部にはロック用突起dが設けられていて、両コネクタ
a,bの嵌合時において、ロッキングアームcがロック
用突起dに係合して両コネクタa,bの結合をロックす
る(図4(B))。なお、eは防水用フードである。
コネクタであり、それぞれ端子金具(図示せず)を内蔵
していて嵌合時に接触させる。雄コネクタbの外周部に
はロッキングアームcが設けられ、雌コネクタaの外周
部にはロック用突起dが設けられていて、両コネクタ
a,bの嵌合時において、ロッキングアームcがロック
用突起dに係合して両コネクタa,bの結合をロックす
る(図4(B))。なお、eは防水用フードである。
【0003】ところで、上記従来技術にあっては、外力
Fがロッキングアームcに作用すると自動的にロック解
除され、嵌合状態のコネクタa,bが解離動作すること
により端子金具の導通不良を惹起し、更にはロック機構
を破損するに至る場合もある。
Fがロッキングアームcに作用すると自動的にロック解
除され、嵌合状態のコネクタa,bが解離動作すること
により端子金具の導通不良を惹起し、更にはロック機構
を破損するに至る場合もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記した点に
着目して為されたものであり、外力Fに対してロック機
構を保護してそのロック機能を安定させるようにしたも
のである。
着目して為されたものであり、外力Fに対してロック機
構を保護してそのロック機能を安定させるようにしたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案においては、相互に嵌合される一対の雌コネ
クタと雄コネクタとから成り、雌コネクタに套体部を設
けると共に該套体部の周面の全体を囲む保護フードを該
套体部と間隔を存して設け、該套体部に切欠部を形成す
ると共に該切欠部に対応して可撓ロック片を設け、雄コ
ネクタの外周上に該可撓ロック片に係合するロック用突
起を設ける構成を採用した。
め、本考案においては、相互に嵌合される一対の雌コネ
クタと雄コネクタとから成り、雌コネクタに套体部を設
けると共に該套体部の周面の全体を囲む保護フードを該
套体部と間隔を存して設け、該套体部に切欠部を形成す
ると共に該切欠部に対応して可撓ロック片を設け、雄コ
ネクタの外周上に該可撓ロック片に係合するロック用突
起を設ける構成を採用した。
【0006】
【作用】保護フードが、雌,雄コネクタの結合状態を保
持するロック機構に対する外力を遮断する。
持するロック機構に対する外力を遮断する。
【0007】
【実施例】図1において、Aは合成樹脂製の雌コネクタ
であって端子収容室1に雄端子金具(図示せず)を内蔵
し、またBは同じく合成樹脂製の雄コネクタであって端
子収容室2に雌端子金具(図示せず)を内蔵する。雄コ
ネクタBの外周面上にはロック用突起3が設けられてい
る。
であって端子収容室1に雄端子金具(図示せず)を内蔵
し、またBは同じく合成樹脂製の雄コネクタであって端
子収容室2に雌端子金具(図示せず)を内蔵する。雄コ
ネクタBの外周面上にはロック用突起3が設けられてい
る。
【0008】雌コネクタAにおいて、雄コネクタBを受
け入れる套体部4の外側に間隔Gを存し且つ套体部4の
前端より更に前方へ延長した状態で套体部4の周面の全
体を囲む保護フード5が設けられている。套体部4には
前端から入れた切欠部6が形成され、套体部4とフード
5間に基部7aを有する可撓ロック片7が切欠部6に対
応して形成され、また相対向する壁部に一対の係止孔8
が形成されている。可撓ロック片7は套体部4にスリッ
トを入れて一体的に形成してもよい。9は套体部4内に
嵌合されるパッキングホルダであり、前記可撓ロック片
7に対応する部分において切欠部10を有し、また前記
係止孔8に係合する係止突起11を有している。従っ
て、套体部4内へパッキング12を挿入し、次いでパッ
キングホルダ9を嵌合して係止突起11を係止孔8に係
合させて固定する。
け入れる套体部4の外側に間隔Gを存し且つ套体部4の
前端より更に前方へ延長した状態で套体部4の周面の全
体を囲む保護フード5が設けられている。套体部4には
前端から入れた切欠部6が形成され、套体部4とフード
5間に基部7aを有する可撓ロック片7が切欠部6に対
応して形成され、また相対向する壁部に一対の係止孔8
が形成されている。可撓ロック片7は套体部4にスリッ
トを入れて一体的に形成してもよい。9は套体部4内に
嵌合されるパッキングホルダであり、前記可撓ロック片
7に対応する部分において切欠部10を有し、また前記
係止孔8に係合する係止突起11を有している。従っ
て、套体部4内へパッキング12を挿入し、次いでパッ
キングホルダ9を嵌合して係止突起11を係止孔8に係
合させて固定する。
【0009】使用時において、雄コネクタBを雌コネク
タAにおける套体部4のパッキングホルダ9内に嵌合し
て結合し、ロック用突起3を切欠部10から可撓ロック
片7に係合させて結合を確保する(図3)。なお、1
4,14′は電線Wと共に端子金具C,C′に固着され
たゴムの防水栓である。
タAにおける套体部4のパッキングホルダ9内に嵌合し
て結合し、ロック用突起3を切欠部10から可撓ロック
片7に係合させて結合を確保する(図3)。なお、1
4,14′は電線Wと共に端子金具C,C′に固着され
たゴムの防水栓である。
【0010】ロック解除は治具(図示せず)により行
う。
う。
【0011】
【考案の効果】本考案は上記した如くに、相互に嵌合さ
れる一対の雌コネクタと雄コネクタとから成り、雌コネ
クタに套体部を設けると共に該套体部の周面の全体を囲
む保護フードを該套体部と間隔を存して設け、該套体部
に切欠部を形成すると共に該切欠部に対応して可撓ロッ
ク片を設け、雄コネクタの外周上に該可撓ロック片に係
合するロック用突起を設けて成るものであるから、保護
フードにより外力がロック機構に及ぶのを防いで不用意
なロック解除による端子金具の接続不良を防止すること
ができ、該保護フードによりロック機構を有するコネク
タの外周面を凹凸の少ない連続壁をもって構成出来るの
で、輸送、保管時においてロック機構に電線が絡み付く
ことがなくなり、また雌、雄コネクタの結合作業時にお
いて外部に露出している一連の保護フードの適宜部分を
指で挟持することが可能であって、雌、雄コネクタの結
合作業上極めて便利である。
れる一対の雌コネクタと雄コネクタとから成り、雌コネ
クタに套体部を設けると共に該套体部の周面の全体を囲
む保護フードを該套体部と間隔を存して設け、該套体部
に切欠部を形成すると共に該切欠部に対応して可撓ロッ
ク片を設け、雄コネクタの外周上に該可撓ロック片に係
合するロック用突起を設けて成るものであるから、保護
フードにより外力がロック機構に及ぶのを防いで不用意
なロック解除による端子金具の接続不良を防止すること
ができ、該保護フードによりロック機構を有するコネク
タの外周面を凹凸の少ない連続壁をもって構成出来るの
で、輸送、保管時においてロック機構に電線が絡み付く
ことがなくなり、また雌、雄コネクタの結合作業時にお
いて外部に露出している一連の保護フードの適宜部分を
指で挟持することが可能であって、雌、雄コネクタの結
合作業上極めて便利である。
【図1】本考案の一実施例について一対の雌,雄コネク
タを分離した状態の斜視図である。
タを分離した状態の斜視図である。
【図2】同上における雌コネクタの分解斜視図である。
【図3】同上における雌,雄コネクタの結合状態の断面
図である。
図である。
【図4】従来のコネクタを示し、(A)は分離状態、
(B)は結合状態を示す。
(B)は結合状態を示す。
A 雌コネクタ B 雄コネクタ 3 ロック用突起 4 套体部 5 保護フード 6 切欠部 7 可撓ロック片
Claims (1)
- 【請求項1】 相互に嵌合される一対の雌コネクタと雄
コネクタとから成り、雌コネクタに套体部を設けると共
に該套体部の周面の全体を囲む保護フードを該套体部と
間隔を存して設け、該套体部に切欠部を形成すると共に
該切欠部に対応して可撓ロック片を設け、雄コネクタの
外周上に該可撓ロック片に係合するロック用突起を設け
て成ることを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991080530U JP2582522Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991080530U JP2582522Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533474U JPH0533474U (ja) | 1993-04-30 |
JP2582522Y2 true JP2582522Y2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=13720895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991080530U Expired - Fee Related JP2582522Y2 (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582522Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4820421B2 (ja) * | 2009-01-13 | 2011-11-24 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60105080U (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-17 | 矢崎総業株式会社 | コネクタのロツク |
JPH0261082U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-05-07 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP1991080530U patent/JP2582522Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533474U (ja) | 1993-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2590878Y2 (ja) | コネクタカバー構造 | |
JPH0749736Y2 (ja) | 保護スリーブ付雌端子金具 | |
JP2582750Y2 (ja) | コネクタ用カバー | |
JP2533649Y2 (ja) | 防水コネクタのシール構造 | |
JP2535549Y2 (ja) | 防水コネクタにおけるパッキンの支持構造 | |
TWM615554U (zh) | 車用充電裝置 | |
JPH0628184B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2582522Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH07142116A (ja) | 防水コネクタ | |
JP2539546B2 (ja) | 接続器の結合及び同解除装置 | |
JPH0612630Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH0810928Y2 (ja) | コネクタのロック結合検知装置 | |
JPH0616404Y2 (ja) | コネクタハウジング | |
JPH04548Y2 (ja) | ||
JPS5936872Y2 (ja) | コネクタ−のロツク装置 | |
JPH042475U (ja) | ||
JPH0753261Y2 (ja) | 電気コネクタの取付装置 | |
JP2567126Y2 (ja) | コネクタに対するシールド構造 | |
JPS5840541Y2 (ja) | 防水コネクタ用保護キャップ | |
JPH0261082U (ja) | ||
JPH0244452Y2 (ja) | ||
JPS5827495Y2 (ja) | 電線コネクタ− | |
KR970007057Y1 (ko) | 와이어 접속용 콘넥터 구조 | |
JPH0186077U (ja) | ||
JPH0745906Y2 (ja) | 雌コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980519 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |