JP2577595Y2 - 複合型スピーカ - Google Patents
複合型スピーカInfo
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- JP2577595Y2 JP2577595Y2 JP1991081515U JP8151591U JP2577595Y2 JP 2577595 Y2 JP2577595 Y2 JP 2577595Y2 JP 1991081515 U JP1991081515 U JP 1991081515U JP 8151591 U JP8151591 U JP 8151591U JP 2577595 Y2 JP2577595 Y2 JP 2577595Y2
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- yoke
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は複数のスピーカが一体化
された複合型スピーカにかかり、さらに詳しくは車載用
として好適な複合型スピーカに関する。
された複合型スピーカにかかり、さらに詳しくは車載用
として好適な複合型スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車載用スピーカにあっては、
車のドア部やリアトレイ部などの狭い空間を有効に利用
するため、コーンウーハ前面にサポート部材を用いてツ
ィータまたはスコーカなどを配置した、いわゆるコアキ
シャルタイプの複合型スピーカが多く用いられている。
その中でも特にウーハ磁気回路の中心に樹脂等により造
られるサポート部材を取付け、これに内磁型磁気回路に
より構成されたツィータをセットした複合型のものが知
られている。
車のドア部やリアトレイ部などの狭い空間を有効に利用
するため、コーンウーハ前面にサポート部材を用いてツ
ィータまたはスコーカなどを配置した、いわゆるコアキ
シャルタイプの複合型スピーカが多く用いられている。
その中でも特にウーハ磁気回路の中心に樹脂等により造
られるサポート部材を取付け、これに内磁型磁気回路に
より構成されたツィータをセットした複合型のものが知
られている。
【0003】この場合、ツィータユニットをワンタッチ
で取付け可能としたものが、既に、本願出願人によって
実開平1−175095号として提案されている。図4
はその複合型スピーカの断面を示す。即ち、図4におい
て、符号21はウーハユニットであり、このウーハユニ
ット21は、センターポール22aを有するウーハ用ヨ
ーク22と、このウーハ用ヨーク22に設けられたリン
グ状マグネット23、その上部に設けられたプレート2
4からなる磁気回路を備え、かつプレート24には椀状
のフレーム26が設けられている。またフレーム26の
内側には振動板27が設けられ、この振動板27はエッ
ジ28、ダンパー29,30等を介し支持され、かつ中
央部には、プレート24とセンターポール22aとの磁
気ギャップ内に設けられたボイスコイル31が結合され
振動可能となっている。また、ヨーク22のセンターポ
ール22aの上方中央部には、ツイータユニット33が
装着される合成樹脂製のサポート部材32を取り付ける
ための段付の貫通孔22bが形成されている。
で取付け可能としたものが、既に、本願出願人によって
実開平1−175095号として提案されている。図4
はその複合型スピーカの断面を示す。即ち、図4におい
て、符号21はウーハユニットであり、このウーハユニ
ット21は、センターポール22aを有するウーハ用ヨ
ーク22と、このウーハ用ヨーク22に設けられたリン
グ状マグネット23、その上部に設けられたプレート2
4からなる磁気回路を備え、かつプレート24には椀状
のフレーム26が設けられている。またフレーム26の
内側には振動板27が設けられ、この振動板27はエッ
ジ28、ダンパー29,30等を介し支持され、かつ中
央部には、プレート24とセンターポール22aとの磁
気ギャップ内に設けられたボイスコイル31が結合され
振動可能となっている。また、ヨーク22のセンターポ
ール22aの上方中央部には、ツイータユニット33が
装着される合成樹脂製のサポート部材32を取り付ける
ための段付の貫通孔22bが形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかして、上述のよう
な複合型スピーカにあってはウーハユニット21側の貫
通孔22bに対してツィータユニット13側のサポート
部材32の取付部材32aを嵌着するだけで両者の一体
化が終了し、組立て作業はきわめて簡単であるが、ヨー
ク22のセンターポール22aの上部の嵌着のみによっ
てサポート部材32を保持するだけであり、この場合、
サポート部材32とウーハユニットとの結合は取付部材
32aの先端に形成された爪32bの係合だけに頼ると
ころが大きく、結局、確実、かつ強固に両者を一体化す
ることができない、という課題があった。
な複合型スピーカにあってはウーハユニット21側の貫
通孔22bに対してツィータユニット13側のサポート
部材32の取付部材32aを嵌着するだけで両者の一体
化が終了し、組立て作業はきわめて簡単であるが、ヨー
ク22のセンターポール22aの上部の嵌着のみによっ
てサポート部材32を保持するだけであり、この場合、
サポート部材32とウーハユニットとの結合は取付部材
32aの先端に形成された爪32bの係合だけに頼ると
ころが大きく、結局、確実、かつ強固に両者を一体化す
ることができない、という課題があった。
【0005】この考案は上記のことに鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、組立が簡単であり、か
つウーハユニットに対しツイータユニットのサポート部
材を確実、かつ強固に取付けることができるようにした
複合型スピーカを提供することにある。
ので、その目的とするところは、組立が簡単であり、か
つウーハユニットに対しツイータユニットのサポート部
材を確実、かつ強固に取付けることができるようにした
複合型スピーカを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、ウーハーユニット20のヨーク2のセンタ
ーポール1にツィータユニット33Aをサポート部材4
を介して取付けて構成した複合型スピーカにおいて、前
記ウーハーユニット20のヨーク2のセンターポール1
は軸心に沿った貫通孔3をもち、この貫通孔3には上下
の両端開口部において外周方向に座ぐり段部3a,3b
が形成され、かつ前記サポート部材4は前記貫通孔3に
嵌着される嵌着部をもち、この嵌着部は前記センターポ
ール1の貫通孔3の上方の開口端の座ぐり段部3aに嵌
まる突部4cと、前記貫通孔3のヨーク側の下方の開口
端の座ぐり段部3bに係合される爪5bとを備え、この
爪5bはスリ割り5cを有し、挿通されるネジ6の頭部
6aまたはワッシャにより外方に拡開可能な係止部材5
の先端部に形成した構成としている。
するために、ウーハーユニット20のヨーク2のセンタ
ーポール1にツィータユニット33Aをサポート部材4
を介して取付けて構成した複合型スピーカにおいて、前
記ウーハーユニット20のヨーク2のセンターポール1
は軸心に沿った貫通孔3をもち、この貫通孔3には上下
の両端開口部において外周方向に座ぐり段部3a,3b
が形成され、かつ前記サポート部材4は前記貫通孔3に
嵌着される嵌着部をもち、この嵌着部は前記センターポ
ール1の貫通孔3の上方の開口端の座ぐり段部3aに嵌
まる突部4cと、前記貫通孔3のヨーク側の下方の開口
端の座ぐり段部3bに係合される爪5bとを備え、この
爪5bはスリ割り5cを有し、挿通されるネジ6の頭部
6aまたはワッシャにより外方に拡開可能な係止部材5
の先端部に形成した構成としている。
【0007】
【作用】ツイータユニット33A,33をウーハーユニ
ット20に取付ける場合、ウーハーユニット20のヨー
ク2のセンターポール1の上部と下部との2ケ所、つま
りセンターポール1の上下に形成した座ぐり段部3a,
3bでツイータユニット23のサポート部材32を支持
するようにしたため、ツイータユニット23の保持が安
定している。
ット20に取付ける場合、ウーハーユニット20のヨー
ク2のセンターポール1の上部と下部との2ケ所、つま
りセンターポール1の上下に形成した座ぐり段部3a,
3bでツイータユニット23のサポート部材32を支持
するようにしたため、ツイータユニット23の保持が安
定している。
【0008】また、ツイータユニット33A,33を取
付ける場合、本願出願人によって提案されている実開平
1−175095号と同様に、ウーハーユニット20を
伏せる必要がなく、スピーカの前面側からサポート部材
32をヨーク2のセンターポール1の貫通孔に単に挿入
し、座ぐり段部3a,3bの2ケ所で保持するようにし
ており、作業性が良い。
付ける場合、本願出願人によって提案されている実開平
1−175095号と同様に、ウーハーユニット20を
伏せる必要がなく、スピーカの前面側からサポート部材
32をヨーク2のセンターポール1の貫通孔に単に挿入
し、座ぐり段部3a,3bの2ケ所で保持するようにし
ており、作業性が良い。
【0009】なお、本考案ではヨーク2のセンターポー
ル1の貫通孔3はプレス打抜きが可能な程度の大きさに
設定できるので、ヨーク2の製造において切削加工が不
要となりプレスワークのみで製造できコスト的に安価な
ものにできる。
ル1の貫通孔3はプレス打抜きが可能な程度の大きさに
設定できるので、ヨーク2の製造において切削加工が不
要となりプレスワークのみで製造できコスト的に安価な
ものにできる。
【0010】また、貫通孔の下側から長手のネジ6を挿
入し、その頭部6aまたはワッシャWによりスリ割り5
cを有する係止部材5を押し広げ、爪5bが確実に座ぐ
り段部3bに係合するようにしている。なお、ネジ止め
がウーハーユニット20のヨーク2のセンターポール部
でないため、鉄粉がギャップに入ることを防止でき、よ
って異常音不良が発生し難い。また、ヨーク2のセンタ
ーポール1に形成する孔にはタップを切る必要がなく、
コスト高を招くことはない。
入し、その頭部6aまたはワッシャWによりスリ割り5
cを有する係止部材5を押し広げ、爪5bが確実に座ぐ
り段部3bに係合するようにしている。なお、ネジ止め
がウーハーユニット20のヨーク2のセンターポール部
でないため、鉄粉がギャップに入ることを防止でき、よ
って異常音不良が発生し難い。また、ヨーク2のセンタ
ーポール1に形成する孔にはタップを切る必要がなく、
コスト高を招くことはない。
【0011】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1によって説
明する。この図において図1に示した従来例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略してある。先ず、符号
20で示されているウーハーユニットはヨーク2の中央
部のセンターポール1、その軸方向中央に貫設された比
較的大径の貫通孔3などをもち、この貫通孔3のトップ
プレート側の開口部の外周側には座ぐり段部3aが、そ
の反対端、ヨーク2側の下方側の開口部の下方側にはテ
ーパ状の座ぐり段部3bがそれぞれ形成されている。
明する。この図において図1に示した従来例と同一部材
には同一符号を付して説明を省略してある。先ず、符号
20で示されているウーハーユニットはヨーク2の中央
部のセンターポール1、その軸方向中央に貫設された比
較的大径の貫通孔3などをもち、この貫通孔3のトップ
プレート側の開口部の外周側には座ぐり段部3aが、そ
の反対端、ヨーク2側の下方側の開口部の下方側にはテ
ーパ状の座ぐり段部3bがそれぞれ形成されている。
【0012】そして、このウーハーユニット20に取付
けられる外磁型のツイータユニット33A側のサポート
部材4は円筒形の本体4aをもち、端部には底板があっ
て有底円筒状の閉塞状態になっており、その底板4bの
外周は前記座ぐり段部3aに嵌着される嵌着部としての
突部4cが形成されている。
けられる外磁型のツイータユニット33A側のサポート
部材4は円筒形の本体4aをもち、端部には底板があっ
て有底円筒状の閉塞状態になっており、その底板4bの
外周は前記座ぐり段部3aに嵌着される嵌着部としての
突部4cが形成されている。
【0013】この突部4cと一体的に嵌着部としての円
筒形の係止部材5が軸方向下方に形成されていて、この
係止部材5は中心部に下方に向って内径が広がるテーパ
状の孔5aが穿けられ、かつ下端部外周には座ぐり段部
3bを捉えるフック状の爪5bが形成されると共に、そ
の爪5bの下端はヨーク2の端面から突出しない寸法に
定められている。
筒形の係止部材5が軸方向下方に形成されていて、この
係止部材5は中心部に下方に向って内径が広がるテーパ
状の孔5aが穿けられ、かつ下端部外周には座ぐり段部
3bを捉えるフック状の爪5bが形成されると共に、そ
の爪5bの下端はヨーク2の端面から突出しない寸法に
定められている。
【0014】この場合、サポート部材4は例えば合成樹
脂にて作られ、そのほぼ円筒状の係止部材5も樹脂であ
って、その材質に起因する弾性を有している。また、係
止部材5は例えば平面から見て十字状にスリ割り5cが
形成されている。
脂にて作られ、そのほぼ円筒状の係止部材5も樹脂であ
って、その材質に起因する弾性を有している。また、係
止部材5は例えば平面から見て十字状にスリ割り5cが
形成されている。
【0015】このため、組立てにあたっては、ウーハー
ユニット20を伏せることなく、前面側からサポート部
材4の係止部材5を貫通孔3内に挿入する際、係止部材
5は弾性を有し、かつスリ割り5cを有するので、その
先端部の爪5bの部分が内側に撓みつつ貫通孔3内を通
り抜け、座ぐり部3bに達っすると、爪5bが開き、座
ぐり部3bの上壁と爪5bの上部とが係合し、サポート
部材4、ひいてはツイータユニット33Aを固定し得
る。なおサポート部材4の底板4bと反対端部、つまり
本体4aは開放状態になっていて、その外周部にはツィ
ータユニット23を安定して搭載するためのフランジ4
dが形成されている。
ユニット20を伏せることなく、前面側からサポート部
材4の係止部材5を貫通孔3内に挿入する際、係止部材
5は弾性を有し、かつスリ割り5cを有するので、その
先端部の爪5bの部分が内側に撓みつつ貫通孔3内を通
り抜け、座ぐり部3bに達っすると、爪5bが開き、座
ぐり部3bの上壁と爪5bの上部とが係合し、サポート
部材4、ひいてはツイータユニット33Aを固定し得
る。なおサポート部材4の底板4bと反対端部、つまり
本体4aは開放状態になっていて、その外周部にはツィ
ータユニット23を安定して搭載するためのフランジ4
dが形成されている。
【0016】さらに、サポート部材4の中心部にはウー
ハーユニット20のヨーク2の下方側からネジ6を挿通
する円筒部4eが形成され、この実施例では、ヨーク2
の底部側から係止部5の貫通孔5a内にネジ6を挿入
し、ネジ6の頭部6aを回転させネジ6の先端部をツイ
ータユニット23のヨークの底部にネジ止めするように
している。したがって、ネジ6を孔5a、円筒部4eに
挿入して締め込み、径の大きな頭部6aがテーパ状の孔
5aの中に入っていくに従ってスリ割り5cを有する係
止部材5が外側に押し広げられるため、爪5bを確実に
下側の座ぐり段部3bに係合させることができ、ツィー
タユニット33Aを確実、かつ強固に一体化できる。な
お、頭部6aの部分に適宜径の大きなワッシャWを設け
ておけば、そのワッシャWにより、より外側に係止部材
5を押し広げることができる。
ハーユニット20のヨーク2の下方側からネジ6を挿通
する円筒部4eが形成され、この実施例では、ヨーク2
の底部側から係止部5の貫通孔5a内にネジ6を挿入
し、ネジ6の頭部6aを回転させネジ6の先端部をツイ
ータユニット23のヨークの底部にネジ止めするように
している。したがって、ネジ6を孔5a、円筒部4eに
挿入して締め込み、径の大きな頭部6aがテーパ状の孔
5aの中に入っていくに従ってスリ割り5cを有する係
止部材5が外側に押し広げられるため、爪5bを確実に
下側の座ぐり段部3bに係合させることができ、ツィー
タユニット33Aを確実、かつ強固に一体化できる。な
お、頭部6aの部分に適宜径の大きなワッシャWを設け
ておけば、そのワッシャWにより、より外側に係止部材
5を押し広げることができる。
【0017】なお、ネジ止め部分はウーハーユニット2
0側の磁気回路のギャップ部分から離れており、また、
サポート部材4の本体4aの内部の円筒部4e内となっ
ているため、ネジ止め作業の際に発生し得る鉄粉がギャ
ップ部分に侵入することはない。このため、それに起因
する異常音発生を防止し得る。また、貫通孔5aは単な
る孔で、タップ加工を要せず、特にコスト高となること
はない。
0側の磁気回路のギャップ部分から離れており、また、
サポート部材4の本体4aの内部の円筒部4e内となっ
ているため、ネジ止め作業の際に発生し得る鉄粉がギャ
ップ部分に侵入することはない。このため、それに起因
する異常音発生を防止し得る。また、貫通孔5aは単な
る孔で、タップ加工を要せず、特にコスト高となること
はない。
【0018】図2は内磁型の磁気回路をもつツィータユ
ニット33を取付けるのに適したサポート部材4をもつ
複合型スピーカの本考案の第2実施例であり、磁気回路
部分がサポート部材4中に嵌着することが可能であるの
で円筒部4eは省略されている。その他の構成は第1実
施例と同様であるので、説明は省略する。
ニット33を取付けるのに適したサポート部材4をもつ
複合型スピーカの本考案の第2実施例であり、磁気回路
部分がサポート部材4中に嵌着することが可能であるの
で円筒部4eは省略されている。その他の構成は第1実
施例と同様であるので、説明は省略する。
【0019】図3は本考案の第3実施例を示す。この実
施例では第2実施例のものにおいて、ウーハーユニット
20にツイータユニット33が組込まれるスピーカが載
置される組立ライン上の回転テーブル7に、位置決め用
の突起7aを設け、この突起7aにサポート部材4の係
合部材5の貫通孔5aと嵌合するようにしたことに特徴
を有している。このようにすると、組立ライン上でのス
ピーカの搬送が安定し、かつその他の部材の組込み作業
もやり易くなる、といった利点がある。その他の構成は
第1実施例と同様であるので、省略する。
施例では第2実施例のものにおいて、ウーハーユニット
20にツイータユニット33が組込まれるスピーカが載
置される組立ライン上の回転テーブル7に、位置決め用
の突起7aを設け、この突起7aにサポート部材4の係
合部材5の貫通孔5aと嵌合するようにしたことに特徴
を有している。このようにすると、組立ライン上でのス
ピーカの搬送が安定し、かつその他の部材の組込み作業
もやり易くなる、といった利点がある。その他の構成は
第1実施例と同様であるので、省略する。
【0020】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の複合型スピーカは、ウーハーユニットに対しその前面
からサポート部材を挿入するだけでウーハーユニットの
磁気回路のセンターポール一端部では突部と座ぐり段部
の嵌合と、他端部ではネジの頭部またはワッシャにより
拡開された係止部材の爪の係合により係合状態となり、
かつネジを用いているので、ツィータユニットが取付け
られるサポート部材とウーハーユニットとの結合力が大
きく、両者を確実、かつ強固に一体化できる。
の複合型スピーカは、ウーハーユニットに対しその前面
からサポート部材を挿入するだけでウーハーユニットの
磁気回路のセンターポール一端部では突部と座ぐり段部
の嵌合と、他端部ではネジの頭部またはワッシャにより
拡開された係止部材の爪の係合により係合状態となり、
かつネジを用いているので、ツィータユニットが取付け
られるサポート部材とウーハーユニットとの結合力が大
きく、両者を確実、かつ強固に一体化できる。
【図1】本考案の第1実施例の複合型スピーカの縦断面
図
図
【図2】本考案の第2の実施例を示す縦断面図
【図3】本考案の第3の実施例を示す縦断面図
【図4】従来例を示す縦断面図
1 センターポール 2 ヨーク 3 貫通孔 3a 座ぐり段部 3b 座ぐり座部 4 サポート部材 4a 本体 4b 底板 4c 突部 4e 円筒部 5 係止部材 5a 貫通孔 5b 爪 6 ネジ 6a 頭部 W ワッシャ
Claims (1)
- 【請求項1】 ウーハーユニット20のヨーク2のセン
ターポール1にツィータユニット33Aをサポート部材
4を介して取付けて構成した複合型スピーカにおいて、
前記ウーハーユニット20のヨーク2のセンターポール
1は軸心に沿った貫通孔3をもち、この貫通孔3には上
下の両端開口部において外周方向に座ぐり段部3a,3
bが形成され、かつ前記サポート部材4は前記貫通孔3
に嵌着される嵌着部をもち、この嵌着部は前記センター
ポール1の貫通孔3の上方の開口端の座ぐり段部3aに
嵌まる突部4cと、前記貫通孔3のヨーク側の下方の開
口端の座ぐり段部3bに係合される爪5bとを備え、こ
の爪5bはスリ割り5cを有し、挿通されるネジ6の頭
部6aまたはワッシャWにより外方に拡開可能な係止部
材5の先端部に形成されてなることを特徴とする複合型
スピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991081515U JP2577595Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 複合型スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991081515U JP2577595Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 複合型スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525896U JPH0525896U (ja) | 1993-04-02 |
JP2577595Y2 true JP2577595Y2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=13748486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991081515U Expired - Lifetime JP2577595Y2 (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 複合型スピーカ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577595Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005033593A (ja) * | 2003-07-07 | 2005-02-03 | Sony Corp | スピーカ装置 |
JP4565357B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2010-10-20 | ソニー株式会社 | スピーカ装置 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP1991081515U patent/JP2577595Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525896U (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |