JP2577111Y2 - テンプレート - Google Patents
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- JP2577111Y2 JP2577111Y2 JP1992079174U JP7917492U JP2577111Y2 JP 2577111 Y2 JP2577111 Y2 JP 2577111Y2 JP 1992079174 U JP1992079174 U JP 1992079174U JP 7917492 U JP7917492 U JP 7917492U JP 2577111 Y2 JP2577111 Y2 JP 2577111Y2
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- Japan
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- wires
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 26
- 244000126211 Hericium coralloides Species 0.000 claims description 24
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 53
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 29
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/28—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for wire processing before connecting to contact members, not provided for in groups H01R43/02 - H01R43/26
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/048—Crimping apparatus or processes
- H01R43/052—Crimping apparatus or processes with wire-feeding mechanism
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/5313—Means to assemble electrical device
- Y10T29/532—Conductor
- Y10T29/53209—Terminal or connector
- Y10T29/53213—Assembled to wire-type conductor
- Y10T29/53217—Means to simultaneously assemble multiple, independent conductors to terminal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数の電線がコネクタ
に圧接接続されることにより形成されるハーネスを製造
する際に、複数の電線を案内してこのうちの一部の電線
の進行方向を変更するテンプレートに関する。
に圧接接続されることにより形成されるハーネスを製造
する際に、複数の電線を案内してこのうちの一部の電線
の進行方向を変更するテンプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】平面的に並べられた複数の電線を連続的
に供給し、この複数の電線をコネクタに圧接接続して所
定長さに切断し、これにより複数の電線にコネクタが取
り付けられたハーネスを製造するハーネス製造装置が従
来から知られている。このハーネス製造装置には、例え
ば電線の両端にコネクタが取り付けられたハーネスを製
造するものがある。
に供給し、この複数の電線をコネクタに圧接接続して所
定長さに切断し、これにより複数の電線にコネクタが取
り付けられたハーネスを製造するハーネス製造装置が従
来から知られている。このハーネス製造装置には、例え
ば電線の両端にコネクタが取り付けられたハーネスを製
造するものがある。
【0003】先ず、図9に、電線の両端にコネクタが取
り付けられたハーネスの例を示す。図9(a)に示され
るハーネス10には複数の電線12の両端に同一のコネ
クタ14が取り付けられており、このコネクタ14には
電線12を受け入れる電気端子(図示せず)が備えら
れ、この電気端子と電線が電気的に接続されている。図
9(b)に示されるハーネス20には電線22の一端に
一つのコネクタ24が取り付けられ他端に複数のコネク
タ26a、26b、26c、26dが取り付けられてお
り、それぞれのコネクタ24、26a、26b、26
c、26dには電線22を受け入れる電気端子(図示せ
ず)が備えられ、この電気端子と電線が電気的に接続さ
れている。また、上記したタイプのハーネスの他、後述
する図3から図8に示すような、電線の一端に電気端子
の数の多い少数のコネクタ、他端に電気端子の数の少な
い多数のコネクタが取り付けられたマルチハーネスと呼
ばれるタイプのものがある。
り付けられたハーネスの例を示す。図9(a)に示され
るハーネス10には複数の電線12の両端に同一のコネ
クタ14が取り付けられており、このコネクタ14には
電線12を受け入れる電気端子(図示せず)が備えら
れ、この電気端子と電線が電気的に接続されている。図
9(b)に示されるハーネス20には電線22の一端に
一つのコネクタ24が取り付けられ他端に複数のコネク
タ26a、26b、26c、26dが取り付けられてお
り、それぞれのコネクタ24、26a、26b、26
c、26dには電線22を受け入れる電気端子(図示せ
ず)が備えられ、この電気端子と電線が電気的に接続さ
れている。また、上記したタイプのハーネスの他、後述
する図3から図8に示すような、電線の一端に電気端子
の数の多い少数のコネクタ、他端に電気端子の数の少な
い多数のコネクタが取り付けられたマルチハーネスと呼
ばれるタイプのものがある。
【0004】次に、図10、図11、図12、及び図1
3を参照してこのマルチハーネスを製造するハーネス製
造装置について説明する。図10はハーネス製造装置を
示す斜視図である。ハーネス製造装置30には、図10
に示すように、基台32と、この基台32上に設置され
電線34の先端に複数のコネクタ60(図11参照)を
取り付ける作業が行われる第1電線処理部50及び電線
34の後端に複数のコネクタ62(図11参照)を取り
付ける作業が行われる第2電線処理部70と、この第1
電線処理部50及び第2電線処理部70の間を電線34
の先端部を保持して水平方向に往復運動する電線シャト
ル40とが備えられている。また、このハーネス製造装
置30には、同一平面内を互いに平行に進んできた複数
の電線34を案内する案内溝82(図13参照)が形成
されたテンプレート80がフレーム51に取り外し自在
に取り付けられており、また、供給されてくる複数の電
線34を選択的に第1電線処理部50及び第2電線処理
部70に送る電線送り装置(図示せず)が備えられてい
る。尚、コネクタのハーネス製造装置30には、第1電
線処理部50及び第2電線処理部70にそれぞれコネク
タを供給するために、多くのコネクタが収容されるコネ
クタ収容箱36も設けられている。
3を参照してこのマルチハーネスを製造するハーネス製
造装置について説明する。図10はハーネス製造装置を
示す斜視図である。ハーネス製造装置30には、図10
に示すように、基台32と、この基台32上に設置され
電線34の先端に複数のコネクタ60(図11参照)を
取り付ける作業が行われる第1電線処理部50及び電線
34の後端に複数のコネクタ62(図11参照)を取り
付ける作業が行われる第2電線処理部70と、この第1
電線処理部50及び第2電線処理部70の間を電線34
の先端部を保持して水平方向に往復運動する電線シャト
ル40とが備えられている。また、このハーネス製造装
置30には、同一平面内を互いに平行に進んできた複数
の電線34を案内する案内溝82(図13参照)が形成
されたテンプレート80がフレーム51に取り外し自在
に取り付けられており、また、供給されてくる複数の電
線34を選択的に第1電線処理部50及び第2電線処理
部70に送る電線送り装置(図示せず)が備えられてい
る。尚、コネクタのハーネス製造装置30には、第1電
線処理部50及び第2電線処理部70にそれぞれコネク
タを供給するために、多くのコネクタが収容されるコネ
クタ収容箱36も設けられている。
【0005】図11は図10に示すハーネス製造装置の
一部を拡大して示した側面図、図12はテンプレートの
動作を示す一部拡大断面図である。電線シャトル40に
は、図11に示すように、進行してきた電線34(図1
0参照)を保持する電線クランプ41と、この電線クラ
ンプ41の両端部に摺動自在に保持された2本の軸42
と、この軸42の先端部に取り付けられ、進行してきた
電線34(図10参照)の先端部を保持するヘッダ43
とが備えられている。このヘッダ43には上記のように
進行してきた電線34(図10参照)の先端部が保持さ
れており、電線シャトル40が第1電線処理部50に向
かって進むと、図12に示すように、ヘッダ43がテン
プレート80に取り付けられたヘッダ案内板81により
案内され、これによりヘッダ43の前端面とテンプレー
ト80の後端面とが当接し、ヘッダ43の前端面から電
線34がテンプレート80内に排出される。テンプレー
ト80には、図13に示すように、ヘッダ43の前端面
から排出される電線34を案内する複数の案内溝82が
形成されており、電線34はこの案内溝82に案内され
ることにより複数のコネクタ60の電気端子(図示せ
ず)の配列ピッチに一致することとなる。また、図12
に示すように、このテンプレート80の下面には底板8
3がこの下面に対して摺動自在に設けられており、案内
溝82に案内された電線34が垂れ下がることなく正確
にコネクタ60の上方に案内されるようになっている。
電線34がコネクタ60の上方に案内されると、底板8
3はテンプレート80の下面を摺動して紙面の右方向に
移動し、これにより電線34の先端部はコネクタ60の
電気端子(図示せず)の上に移る。この直後に押込刃5
2が下降することにより電線34がコネクタ60の電気
端子(図示せず)に押し込まれ、電線34がコネクタ6
0に圧接接続される。このように、複数の電線34の先
端部がそれぞれ複数のコネクタ60の電気端子の配列ピ
ッチに一致するようにテンプレート80に案内されて、
複数の電線34の先端部がそれぞれ複数のコネクタ60
に圧接接続される。尚、電線34の後端部は、図11に
示すように、第2電線処理部70において電線案内腕7
1、押込刃72が下降することによりコネクタ62に圧
接接続される(特開昭60−30009号公報)。
一部を拡大して示した側面図、図12はテンプレートの
動作を示す一部拡大断面図である。電線シャトル40に
は、図11に示すように、進行してきた電線34(図1
0参照)を保持する電線クランプ41と、この電線クラ
ンプ41の両端部に摺動自在に保持された2本の軸42
と、この軸42の先端部に取り付けられ、進行してきた
電線34(図10参照)の先端部を保持するヘッダ43
とが備えられている。このヘッダ43には上記のように
進行してきた電線34(図10参照)の先端部が保持さ
れており、電線シャトル40が第1電線処理部50に向
かって進むと、図12に示すように、ヘッダ43がテン
プレート80に取り付けられたヘッダ案内板81により
案内され、これによりヘッダ43の前端面とテンプレー
ト80の後端面とが当接し、ヘッダ43の前端面から電
線34がテンプレート80内に排出される。テンプレー
ト80には、図13に示すように、ヘッダ43の前端面
から排出される電線34を案内する複数の案内溝82が
形成されており、電線34はこの案内溝82に案内され
ることにより複数のコネクタ60の電気端子(図示せ
ず)の配列ピッチに一致することとなる。また、図12
に示すように、このテンプレート80の下面には底板8
3がこの下面に対して摺動自在に設けられており、案内
溝82に案内された電線34が垂れ下がることなく正確
にコネクタ60の上方に案内されるようになっている。
電線34がコネクタ60の上方に案内されると、底板8
3はテンプレート80の下面を摺動して紙面の右方向に
移動し、これにより電線34の先端部はコネクタ60の
電気端子(図示せず)の上に移る。この直後に押込刃5
2が下降することにより電線34がコネクタ60の電気
端子(図示せず)に押し込まれ、電線34がコネクタ6
0に圧接接続される。このように、複数の電線34の先
端部がそれぞれ複数のコネクタ60の電気端子の配列ピ
ッチに一致するようにテンプレート80に案内されて、
複数の電線34の先端部がそれぞれ複数のコネクタ60
に圧接接続される。尚、電線34の後端部は、図11に
示すように、第2電線処理部70において電線案内腕7
1、押込刃72が下降することによりコネクタ62に圧
接接続される(特開昭60−30009号公報)。
【0006】ここで、上記のハーネス製造装置30は第
1電線処理部50にテンプレート80が取り付けられこ
の第1電線処理部50において電線を案内するタイプの
ものであるが、第2電線処理部70にテンプレート80
が取り付けられこの第2電線処理部70において電線を
案内するタイプのハーネス製造装置も使用されている。
1電線処理部50にテンプレート80が取り付けられこ
の第1電線処理部50において電線を案内するタイプの
ものであるが、第2電線処理部70にテンプレート80
が取り付けられこの第2電線処理部70において電線を
案内するタイプのハーネス製造装置も使用されている。
【0007】上記のハーネス製造装置30で製造される
マルチハーネスには、例えば図3から図8に示すよう
に、第1電線処理部50において複数の電線34それぞ
れの一端部が取り付けられる複数のコネクタの電気端子
の数、電気端子の配列ピッチ、及びこの複数のコネクタ
の配列順の相違に応じて600以上の種類がある。この
非常に多くの種類のマルチハーネスを製造する上記の従
来のハーネス製造装置において、第1電線処理部50に
複数の電線34を案内するために使用されているテンプ
レートは、図13に示すように、一つのブロックに所定
数の溝が所定形状に形成された一体型のタイプである。
従って、製造されるマルチハーネスの種類ごとにそれぞ
れ異なるタイプのテンプレートが600種類以上用意さ
れ在庫管理されている。
マルチハーネスには、例えば図3から図8に示すよう
に、第1電線処理部50において複数の電線34それぞ
れの一端部が取り付けられる複数のコネクタの電気端子
の数、電気端子の配列ピッチ、及びこの複数のコネクタ
の配列順の相違に応じて600以上の種類がある。この
非常に多くの種類のマルチハーネスを製造する上記の従
来のハーネス製造装置において、第1電線処理部50に
複数の電線34を案内するために使用されているテンプ
レートは、図13に示すように、一つのブロックに所定
数の溝が所定形状に形成された一体型のタイプである。
従って、製造されるマルチハーネスの種類ごとにそれぞ
れ異なるタイプのテンプレートが600種類以上用意さ
れ在庫管理されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにテンプレ
ートの種類が600種類以上もあると、これらのテンプ
レートを管理する在庫管理が非常に煩雑になるという問
題がある。また、顧客の要求に応じたテンプレートを迅
速に用意できないという問題がある。本考案は、上記事
情に鑑み、管理すべき部品数が極めて少なく在庫管理が
楽で、顧客の要求に応じて迅速に用意できしかもマルチ
ハーネスの製造現場で組み立てることができるテンプレ
ートを提供することを目的とする。
ートの種類が600種類以上もあると、これらのテンプ
レートを管理する在庫管理が非常に煩雑になるという問
題がある。また、顧客の要求に応じたテンプレートを迅
速に用意できないという問題がある。本考案は、上記事
情に鑑み、管理すべき部品数が極めて少なく在庫管理が
楽で、顧客の要求に応じて迅速に用意できしかもマルチ
ハーネスの製造現場で組み立てることができるテンプレ
ートを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案のテンプレートは、同一平面内を互いに平行に
所定方向に進んできた複数の電線を案内する案内溝が形
成されたテンプレートにおいて、 (1)一部の電線を所定方向に案内する案内溝が形成さ
れた第1櫛歯部材と、 (2)一部の電線を所定方向に対し前記平面内で進行方
向が変更されるように案内する案内溝が形成された第2
櫛歯部材と、 (3)1つもしくは複数の第1櫛歯部材と1つもしくは
複数の第2櫛歯部材の配列途中に配置されるスペーサ
と、 (4)第1櫛歯部材、第2櫛歯部材、及びスペーサを、
所定方向に対して直交する方向に1列に整列保持する基
台とを備えたことを特徴とするものである。
の本考案のテンプレートは、同一平面内を互いに平行に
所定方向に進んできた複数の電線を案内する案内溝が形
成されたテンプレートにおいて、 (1)一部の電線を所定方向に案内する案内溝が形成さ
れた第1櫛歯部材と、 (2)一部の電線を所定方向に対し前記平面内で進行方
向が変更されるように案内する案内溝が形成された第2
櫛歯部材と、 (3)1つもしくは複数の第1櫛歯部材と1つもしくは
複数の第2櫛歯部材の配列途中に配置されるスペーサ
と、 (4)第1櫛歯部材、第2櫛歯部材、及びスペーサを、
所定方向に対して直交する方向に1列に整列保持する基
台とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】ここで、第1櫛歯部材、第2櫛歯部材、及
びスペーサは、第1櫛歯部材と第2櫛歯部材により複数
の電線それぞれが案内されるように、基台に整列保持す
る。
びスペーサは、第1櫛歯部材と第2櫛歯部材により複数
の電線それぞれが案内されるように、基台に整列保持す
る。
【0011】
【作用】本考案のテンプレートには、同一平面内を互い
に平行に所定方向に進んできた複数の電線の一部をこの
所定方向に案内する案内溝が形成された第1櫛歯部材
と、残りの複数の電線を同一平面内で所定方向に対し進
行方向が変更されるように案内する案内溝が形成された
第2櫛歯部材と、1つもしくは複数の第1櫛歯部材もし
くは1つもしくは複数の第2櫛歯部材の配列途中に配置
されるスペーサとが備えられている。従って、これらの
部品をマルチハーネスの形態に適合させて組み立て、第
1櫛歯部材と第2櫛歯部材により電線それぞれが案内さ
れるように、所定方向に対して直交する方向に1列に基
台に整列保持することにより、全てのマルチハーネスの
形態に合ったテンプレートを作製することができる。こ
れにより、従来のようにマルチハーネスの形態に適合さ
せて600種類以上ものテンプレートを用意しこれらの
テンプレートを管理するという非常に煩雑な作業を省く
ことができる。また、前述のように第1櫛歯部材、第2
櫛歯部材、及びスペーサをそれぞれ複数個用意しておけ
ば、全てのマルチハーネスの形態に合ったテンプレート
を作製することができるため、製造されるマルチハーネ
スに適合させてマルチハーネス製造現場でテンプレート
を組み立てることができる。
に平行に所定方向に進んできた複数の電線の一部をこの
所定方向に案内する案内溝が形成された第1櫛歯部材
と、残りの複数の電線を同一平面内で所定方向に対し進
行方向が変更されるように案内する案内溝が形成された
第2櫛歯部材と、1つもしくは複数の第1櫛歯部材もし
くは1つもしくは複数の第2櫛歯部材の配列途中に配置
されるスペーサとが備えられている。従って、これらの
部品をマルチハーネスの形態に適合させて組み立て、第
1櫛歯部材と第2櫛歯部材により電線それぞれが案内さ
れるように、所定方向に対して直交する方向に1列に基
台に整列保持することにより、全てのマルチハーネスの
形態に合ったテンプレートを作製することができる。こ
れにより、従来のようにマルチハーネスの形態に適合さ
せて600種類以上ものテンプレートを用意しこれらの
テンプレートを管理するという非常に煩雑な作業を省く
ことができる。また、前述のように第1櫛歯部材、第2
櫛歯部材、及びスペーサをそれぞれ複数個用意しておけ
ば、全てのマルチハーネスの形態に合ったテンプレート
を作製することができるため、製造されるマルチハーネ
スに適合させてマルチハーネス製造現場でテンプレート
を組み立てることができる。
【0012】
【実施例】本考案のテンプレートの一実施例を図面を参
照して説明する。図1(a)は本実施例のテンプレート
の分解斜視図、図1(b)は櫛歯部材の一つを正面から
拡大して見た正面図、図2は組み立てられたテンプレー
トの一例をハーネス製造装置30(図10参照)に取り
付けられる状態で示す斜視図である。
照して説明する。図1(a)は本実施例のテンプレート
の分解斜視図、図1(b)は櫛歯部材の一つを正面から
拡大して見た正面図、図2は組み立てられたテンプレー
トの一例をハーネス製造装置30(図10参照)に取り
付けられる状態で示す斜視図である。
【0013】テンプレート90には、同一平面内を互い
に平行に所定方向(矢印Aで示す方向)に進んできた複
数の電線34(図10参照)のうちの2本をこの所定方
向に案内する案内溝91aが形成された櫛歯部材91
と、3本の電線を所定方向に案内する案内溝が形成され
た櫛歯部材92とが備えられている。また、進んできた
2本の電線を所定方向に案内するのではなく進んできた
電線の配列ピッチが1ピッチずれる方向に2本の電線を
案内する櫛歯部材93と、電線の配列ピッチが1ピッチ
ずれる方向に3本の電線を案内する櫛歯部材94とが備
えられている。さらに、櫛歯部材94の両側に配置され
るスペーサ95及び96と、櫛歯部材93の両側に配置
されるスペーサ97及び98とが備えられている。ま
た、櫛歯部材91、92、93、及び94と、スペーサ
95、96、97、及び98には、後述する基台100
のレール100aと嵌合する嵌合溝(スペーサ98の嵌
合溝98aだけを示す。)が形成されている。この櫛歯
部材91、92、93、及び94と、スペーサ95、9
6、97、及び98とを複数個ずつ用意しこれらを適宜
組み合わせることにより、後述する図3から図8に示す
ように、各種のマルチハーネスの形態に適合するテンプ
レートを作製することができる。
に平行に所定方向(矢印Aで示す方向)に進んできた複
数の電線34(図10参照)のうちの2本をこの所定方
向に案内する案内溝91aが形成された櫛歯部材91
と、3本の電線を所定方向に案内する案内溝が形成され
た櫛歯部材92とが備えられている。また、進んできた
2本の電線を所定方向に案内するのではなく進んできた
電線の配列ピッチが1ピッチずれる方向に2本の電線を
案内する櫛歯部材93と、電線の配列ピッチが1ピッチ
ずれる方向に3本の電線を案内する櫛歯部材94とが備
えられている。さらに、櫛歯部材94の両側に配置され
るスペーサ95及び96と、櫛歯部材93の両側に配置
されるスペーサ97及び98とが備えられている。ま
た、櫛歯部材91、92、93、及び94と、スペーサ
95、96、97、及び98には、後述する基台100
のレール100aと嵌合する嵌合溝(スペーサ98の嵌
合溝98aだけを示す。)が形成されている。この櫛歯
部材91、92、93、及び94と、スペーサ95、9
6、97、及び98とを複数個ずつ用意しこれらを適宜
組み合わせることにより、後述する図3から図8に示す
ように、各種のマルチハーネスの形態に適合するテンプ
レートを作製することができる。
【0014】また、テンプレート90には、上記した櫛
歯部材及びスペーサを整列保持するための基台100が
備えられている。この基台100には、櫛歯部材91、
92、93、及び94と、スペーサ95、96、97、
及び98に形成された嵌合溝と嵌合するレール100a
が形成されており、このレール100aと嵌合溝とを嵌
合させることにより、櫛歯部材91、92、93、及び
94は複数の電線34(図10参照)それぞれが案内さ
れるように、矢印Aで示す所定方向に対して直交する方
向に1列に整列される。また、基台100には、整列し
た櫛歯部材91、92、93、及び94と、スペーサ9
5、96、97、及び98の両端を固定し保持する保持
部材101、102、103が備えられており、これら
により櫛歯部材91、92、93、及び94と、スペー
サ95、96、97、及び98は1列に保持される。
尚、基台100の両端部には、図11に示すヘッダ案内
板81と同様の働きをするヘッダ案内板104が取り付
けられている。
歯部材及びスペーサを整列保持するための基台100が
備えられている。この基台100には、櫛歯部材91、
92、93、及び94と、スペーサ95、96、97、
及び98に形成された嵌合溝と嵌合するレール100a
が形成されており、このレール100aと嵌合溝とを嵌
合させることにより、櫛歯部材91、92、93、及び
94は複数の電線34(図10参照)それぞれが案内さ
れるように、矢印Aで示す所定方向に対して直交する方
向に1列に整列される。また、基台100には、整列し
た櫛歯部材91、92、93、及び94と、スペーサ9
5、96、97、及び98の両端を固定し保持する保持
部材101、102、103が備えられており、これら
により櫛歯部材91、92、93、及び94と、スペー
サ95、96、97、及び98は1列に保持される。
尚、基台100の両端部には、図11に示すヘッダ案内
板81と同様の働きをするヘッダ案内板104が取り付
けられている。
【0015】上記した櫛歯部材は、案内溝の数が2つと
3つある櫛歯部材を示したが、これらの櫛歯部材を適宜
組み合わせることにより、案内溝の数が1つだけ必要と
されるマルチハーネス以外の全てのマルチハーネスに対
応できる。また、1つの櫛歯部材に形成される案内溝の
数を増加させることにより、管理する櫛歯部材の数を少
なくすることができる。
3つある櫛歯部材を示したが、これらの櫛歯部材を適宜
組み合わせることにより、案内溝の数が1つだけ必要と
されるマルチハーネス以外の全てのマルチハーネスに対
応できる。また、1つの櫛歯部材に形成される案内溝の
数を増加させることにより、管理する櫛歯部材の数を少
なくすることができる。
【0016】次に、図3から図8を参照して、本考案の
テンプレートを使用したハーネス製造装置30(図10
参照)で製造されたマルチハーネスの例を示す。図3
は、同一平面で互いに平行して進んできた15本の電線
111が第2電線処理部70(図10参照)において4
つのコネクタ112、113、114、及び115にそ
れぞれ2本、3本、4本、及び6本ずつ接続され、第1
電線処理部50(図10参照)おいて1つのコネクタ1
16に接続されたマルチハーネス110を示す。このマ
ルチハーネス110を製造するためのテンプレートの櫛
歯部材としては、コネクタ112に接続される電線には
この電線の配列ピッチを紙面の上方に2ピッチずらす櫛
歯部材、コネクタ113に接続される電線にはこの電線
の配列ピッチを紙面の上方に1ピッチずらす櫛歯部材、
コネクタ114に接続される電線にはこの電線の配列ピ
ッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ115に接続され
る電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下方に1ピッ
チずらす櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材
の間には電線の進行方向に広がったスペーサがそれぞれ
配置されている。
テンプレートを使用したハーネス製造装置30(図10
参照)で製造されたマルチハーネスの例を示す。図3
は、同一平面で互いに平行して進んできた15本の電線
111が第2電線処理部70(図10参照)において4
つのコネクタ112、113、114、及び115にそ
れぞれ2本、3本、4本、及び6本ずつ接続され、第1
電線処理部50(図10参照)おいて1つのコネクタ1
16に接続されたマルチハーネス110を示す。このマ
ルチハーネス110を製造するためのテンプレートの櫛
歯部材としては、コネクタ112に接続される電線には
この電線の配列ピッチを紙面の上方に2ピッチずらす櫛
歯部材、コネクタ113に接続される電線にはこの電線
の配列ピッチを紙面の上方に1ピッチずらす櫛歯部材、
コネクタ114に接続される電線にはこの電線の配列ピ
ッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ115に接続され
る電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下方に1ピッ
チずらす櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材
の間には電線の進行方向に広がったスペーサがそれぞれ
配置されている。
【0017】図4は、同一平面で互いに平行して進んで
きた14本の電線121が第2電線処理部70(図10
参照)において6つのコネクタ122、123、12
4、125、126及び127にそれぞれ2本、2本、
3本、2本、2本、及び3本ずつ接続され、第1電線処
理部50(図10参照)おいて2つのコネクタ128、
129に接続されたマルチハーネス120を示す。この
マルチハーネス120を製造するためのテンプレートの
櫛歯部材としては、コネクタ122に接続される電線に
はこの電線の配列ピッチを紙面の上方に2ピッチずらす
櫛歯部材、コネクタ123に接続される電線にはこの電
線の配列ピッチを紙面の上方に1ピッチずらす櫛歯部
材、コネクタ124及び125に接続される電線にはこ
の電線の配列ピッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ1
26に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面
の下方に1ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ127に接
続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下方に
2ピッチずらす櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛
歯部材の間には配列ピッチのずれに適合するスペーサが
それぞれ配置されている。
きた14本の電線121が第2電線処理部70(図10
参照)において6つのコネクタ122、123、12
4、125、126及び127にそれぞれ2本、2本、
3本、2本、2本、及び3本ずつ接続され、第1電線処
理部50(図10参照)おいて2つのコネクタ128、
129に接続されたマルチハーネス120を示す。この
マルチハーネス120を製造するためのテンプレートの
櫛歯部材としては、コネクタ122に接続される電線に
はこの電線の配列ピッチを紙面の上方に2ピッチずらす
櫛歯部材、コネクタ123に接続される電線にはこの電
線の配列ピッチを紙面の上方に1ピッチずらす櫛歯部
材、コネクタ124及び125に接続される電線にはこ
の電線の配列ピッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ1
26に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面
の下方に1ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ127に接
続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下方に
2ピッチずらす櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛
歯部材の間には配列ピッチのずれに適合するスペーサが
それぞれ配置されている。
【0018】図5は、同一平面で互いに平行して進んで
きた15本の電線131が第2電線処理部70(図10
参照)において6つのコネクタ132、133、13
4、135、136及び137にそれぞれ2本、3本、
2本、3本、2本、及び3本ずつ接続され、第1電線処
理部50(図10参照)おいて3つのコネクタ138
a、138b、138cに接続されたマルチハーネス1
30を示す。このマルチハーネス130を製造するため
のテンプレートの櫛歯部材としては、コネクタ132に
接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の上方
に2ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ133及び134
に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の上
方に1ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ135及び13
6に接続される電線にはこの電線の配列ピッチをずらさ
ない櫛歯部材、コネクタ137に接続される電線にはこ
の電線の配列ピッチを紙面の下方に1ピッチずらす櫛歯
部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材の間には配列
ピッチのずれに適合するスペーサがそれぞれ配置されて
いる。
きた15本の電線131が第2電線処理部70(図10
参照)において6つのコネクタ132、133、13
4、135、136及び137にそれぞれ2本、3本、
2本、3本、2本、及び3本ずつ接続され、第1電線処
理部50(図10参照)おいて3つのコネクタ138
a、138b、138cに接続されたマルチハーネス1
30を示す。このマルチハーネス130を製造するため
のテンプレートの櫛歯部材としては、コネクタ132に
接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の上方
に2ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ133及び134
に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の上
方に1ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ135及び13
6に接続される電線にはこの電線の配列ピッチをずらさ
ない櫛歯部材、コネクタ137に接続される電線にはこ
の電線の配列ピッチを紙面の下方に1ピッチずらす櫛歯
部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材の間には配列
ピッチのずれに適合するスペーサがそれぞれ配置されて
いる。
【0019】図6は、同一平面で互いに平行して進んで
きた15本の電線141が第2電線処理部70(図10
参照)において3つのコネクタ142、143、及び1
44にそれぞれ4本、5本、及び6本ずつ接続され、第
1電線処理部50(図10参照)おいて1つのコネクタ
145に接続されたマルチハーネス140を示す。この
マルチハーネス140を製造するためのテンプレートの
櫛歯部材としては、コネクタ142に接続される電線に
はこの電線の配列ピッチを紙面の上方に1ピッチずらす
櫛歯部材、コネクタ143に接続される電線にはこの電
線の配列ピッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ144
に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下
方に1ピッチずらす櫛歯部材がそれぞれ使用され、また
各櫛歯部材の間には電線の進行方向に広がったスペーサ
がそれぞれ配置されている。
きた15本の電線141が第2電線処理部70(図10
参照)において3つのコネクタ142、143、及び1
44にそれぞれ4本、5本、及び6本ずつ接続され、第
1電線処理部50(図10参照)おいて1つのコネクタ
145に接続されたマルチハーネス140を示す。この
マルチハーネス140を製造するためのテンプレートの
櫛歯部材としては、コネクタ142に接続される電線に
はこの電線の配列ピッチを紙面の上方に1ピッチずらす
櫛歯部材、コネクタ143に接続される電線にはこの電
線の配列ピッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ144
に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下
方に1ピッチずらす櫛歯部材がそれぞれ使用され、また
各櫛歯部材の間には電線の進行方向に広がったスペーサ
がそれぞれ配置されている。
【0020】図7は、同一平面で互いに平行して進んで
きた16本の電線151が第2電線処理部70(図10
参照)において4つのコネクタ152、153、15
4、及び155にそれぞれ3本、5本、3本、及び5本
ずつ接続され、第1電線処理部50(図10参照)おい
て2つのコネクタ156、157に接続されたマルチハ
ーネス150を示す。このマルチハーネス150を製造
するためのテンプレートの櫛歯部材としては、コネクタ
152に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙
面の上方に1ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ153及
び154に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを
ずらさない櫛歯部材、コネクタ155に接続される電線
にはこの電線の配列ピッチを紙面の下方に1ピッチずら
す櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材の間に
は配列ピッチのずれに適合するスペーサがそれぞれ配置
されている。
きた16本の電線151が第2電線処理部70(図10
参照)において4つのコネクタ152、153、15
4、及び155にそれぞれ3本、5本、3本、及び5本
ずつ接続され、第1電線処理部50(図10参照)おい
て2つのコネクタ156、157に接続されたマルチハ
ーネス150を示す。このマルチハーネス150を製造
するためのテンプレートの櫛歯部材としては、コネクタ
152に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙
面の上方に1ピッチずらす櫛歯部材、コネクタ153及
び154に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを
ずらさない櫛歯部材、コネクタ155に接続される電線
にはこの電線の配列ピッチを紙面の下方に1ピッチずら
す櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材の間に
は配列ピッチのずれに適合するスペーサがそれぞれ配置
されている。
【0021】図8は、同一平面で互いに平行して進んで
きた14本の電線161が第2電線処理部70(図10
参照)において3つのコネクタ162、163、及び1
64にそれぞれ4本、5本、及び6本ずつ接続され、第
1電線処理部50(図10参照)おいて1つのコネクタ
165に接続されたマルチハーネス160を示す。この
マルチハーネス160を製造するためのテンプレートの
櫛歯部材としては、コネクタ162に接続される電線に
はこの電線の配列ピッチを紙面の上方に2ピッチずらす
櫛歯部材、コネクタ163に接続される電線にはこの電
線の配列ピッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ164
に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下
方に1ピッチずらす櫛歯部材及び電線の配列ピッチをず
らさない櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材
の間には配列ピッチのずれに適合するスペーサがそれぞ
れ配置されている。
きた14本の電線161が第2電線処理部70(図10
参照)において3つのコネクタ162、163、及び1
64にそれぞれ4本、5本、及び6本ずつ接続され、第
1電線処理部50(図10参照)おいて1つのコネクタ
165に接続されたマルチハーネス160を示す。この
マルチハーネス160を製造するためのテンプレートの
櫛歯部材としては、コネクタ162に接続される電線に
はこの電線の配列ピッチを紙面の上方に2ピッチずらす
櫛歯部材、コネクタ163に接続される電線にはこの電
線の配列ピッチをずらさない櫛歯部材、コネクタ164
に接続される電線にはこの電線の配列ピッチを紙面の下
方に1ピッチずらす櫛歯部材及び電線の配列ピッチをず
らさない櫛歯部材がそれぞれ使用され、また各櫛歯部材
の間には配列ピッチのずれに適合するスペーサがそれぞ
れ配置されている。
【0022】また、上記の例で示した各マルチハーネス
のコネクタのうち、第1電線処理部50(図10参照)
おいて接続されるコネクタには、例えば図4に示すコネ
クタ128とコネクタ129との間の接続部のように、
電線が等間隔で接続されずに一本分の空きがある空きポ
ジションが生じることがある。この空きポジションに相
当する位置には電線送り装置(図示せず)で電線を供給
しないようにしておく。
のコネクタのうち、第1電線処理部50(図10参照)
おいて接続されるコネクタには、例えば図4に示すコネ
クタ128とコネクタ129との間の接続部のように、
電線が等間隔で接続されずに一本分の空きがある空きポ
ジションが生じることがある。この空きポジションに相
当する位置には電線送り装置(図示せず)で電線を供給
しないようにしておく。
【0023】上記のように、電線の配列ピッチをずらさ
ない櫛歯部材、電線の配列ピッチを紙面の上方又は下方
に1ピッチ又は2ピッチずらす櫛歯部材、及び配列ピッ
チのずれに適合するスペーサを複数個ずつ用意してお
き、マルチハーネスの形態に応じて適宜基台に整列保持
することにより、各種のマルチハーネスに適合できるテ
ンプレートを作製することができる。上記のようなマル
チハーネスは600種類以上ありこれらのマルチハーネ
スを製造するためには、従来それぞれのマルチハーネス
に適合するテンプレートがそれぞれ用意されその在庫管
理が極めて煩雑であったが、本考案のテンプレートによ
れば、部品の種類が極めて少ないため煩雑な在庫管理が
不要であり、しかもマルチハーネスに適合させてマルチ
ハーネス製造現場でテンプレートを組み立てることがで
きる。
ない櫛歯部材、電線の配列ピッチを紙面の上方又は下方
に1ピッチ又は2ピッチずらす櫛歯部材、及び配列ピッ
チのずれに適合するスペーサを複数個ずつ用意してお
き、マルチハーネスの形態に応じて適宜基台に整列保持
することにより、各種のマルチハーネスに適合できるテ
ンプレートを作製することができる。上記のようなマル
チハーネスは600種類以上ありこれらのマルチハーネ
スを製造するためには、従来それぞれのマルチハーネス
に適合するテンプレートがそれぞれ用意されその在庫管
理が極めて煩雑であったが、本考案のテンプレートによ
れば、部品の種類が極めて少ないため煩雑な在庫管理が
不要であり、しかもマルチハーネスに適合させてマルチ
ハーネス製造現場でテンプレートを組み立てることがで
きる。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案のテンプレー
トには、一部の電線を所定方向に案内する案内溝が形成
された第1櫛歯部材と、一部の電線を所定方向に対し平
面内で進行方向が変更されるように案内する案内溝が形
成された第2櫛歯部材と、第1櫛歯部材と第2櫛歯部材
の配列途中に配置されるスペーサと、第1櫛歯部材、第
2櫛歯部材、及びスペーサを整列保持する基台とが備え
られており、マルチハーネスの形態に応じて適宜基台に
整列保持することにより、各種のマルチハーネスに適合
できるテンプレートを作製することができる。このた
め、部品の種類が極めて少なく煩雑な在庫管理が不要で
あり、しかもマルチハーネスに適合させてマルチハーネ
ス製造現場でテンプレートを組み立てることができる。
トには、一部の電線を所定方向に案内する案内溝が形成
された第1櫛歯部材と、一部の電線を所定方向に対し平
面内で進行方向が変更されるように案内する案内溝が形
成された第2櫛歯部材と、第1櫛歯部材と第2櫛歯部材
の配列途中に配置されるスペーサと、第1櫛歯部材、第
2櫛歯部材、及びスペーサを整列保持する基台とが備え
られており、マルチハーネスの形態に応じて適宜基台に
整列保持することにより、各種のマルチハーネスに適合
できるテンプレートを作製することができる。このた
め、部品の種類が極めて少なく煩雑な在庫管理が不要で
あり、しかもマルチハーネスに適合させてマルチハーネ
ス製造現場でテンプレートを組み立てることができる。
【図1】図1(a)は一実施例のテンプレートの分解斜
視図、図1(b)は櫛歯部材の一つを正面から見た正面
図である。
視図、図1(b)は櫛歯部材の一つを正面から見た正面
図である。
【図2】組み立てられたテンプレートの一例を示す斜視
図である。
図である。
【図3】本考案のテンプレートにより製造されるマルチ
ハーネスの一例を示す模式図である。
ハーネスの一例を示す模式図である。
【図4】本考案のテンプレートにより製造されるマルチ
ハーネスの一例を示す模式図である。
ハーネスの一例を示す模式図である。
【図5】本考案のテンプレートにより製造されるマルチ
ハーネスの一例を示す模式図である。
ハーネスの一例を示す模式図である。
【図6】本考案のテンプレートにより製造されるマルチ
ハーネスの一例を示す模式図である。
ハーネスの一例を示す模式図である。
【図7】本考案のテンプレートにより製造されるマルチ
ハーネスの一例を示す模式図である。
ハーネスの一例を示す模式図である。
【図8】本考案のテンプレートにより製造されるマルチ
ハーネスの一例を示す模式図である。
ハーネスの一例を示す模式図である。
【図9】電線の両端にコネクタが取り付けられたハーネ
スを示す斜視図である。
スを示す斜視図である。
【図10】ハーネス製造装置を示す斜視図である。
【図11】図10に示すハーネス製造装置の一部を拡大
した側面図である。
した側面図である。
【図12】テンプレートの動作を示す一部拡大断面図で
ある。
ある。
【図13】テンプレートの概略構成を示す斜視図であ
る。
る。
90 テンプレート 91a 案内溝 91、92、93、94、櫛歯部材 95、96、97、98 スペーサ 100 基台
Claims (1)
- 【請求項1】 同一平面内を互いに平行に所定方向に進
んできた複数の電線を案内する案内溝が形成されたテン
プレートにおいて、 一部の前記電線を前記所定方向に案内する案内溝が形成
された第1櫛歯部材と、 一部の前記電線を前記所定方向に対し前記平面内で進行
方向が変更されるように案内する案内溝が形成された第
2櫛歯部材と、 1つもしくは複数の前記第1櫛歯部材と1つもしくは複
数の前記第2櫛歯部材の配列途中に配置されるスペーサ
と、 前記第1櫛歯部材、前記第2櫛歯部材、及び前記スペー
サを、前記所定方向に対して直交する方向に1列に整列
保持する基台とを備えたことを特徴とするテンプレー
ト。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079174U JP2577111Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | テンプレート |
US08/116,415 US5472129A (en) | 1992-11-17 | 1993-09-03 | Template for guiding a plurality of wires |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992079174U JP2577111Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | テンプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643944U JPH0643944U (ja) | 1994-06-10 |
JP2577111Y2 true JP2577111Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13682622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992079174U Expired - Lifetime JP2577111Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | テンプレート |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5472129A (ja) |
JP (1) | JP2577111Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09320347A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-12 | Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk | 自動車用ワイヤーハーネス及びその製造 |
CN100481560C (zh) * | 1996-09-19 | 2009-04-22 | 精工爱普生株式会社 | 矩阵式显示元件及其制造方法 |
US6704992B2 (en) * | 2001-12-21 | 2004-03-16 | Hubbell Incorporated | Cable punch assembly |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3980251A (en) * | 1973-07-23 | 1976-09-14 | Wyatt Dickie R | Apparatus for changing thread spacing |
US3866296A (en) * | 1974-02-15 | 1975-02-18 | Amp Inc | Apparatus for connecting conductors to terminals in connectors intermediate the ends of the conductors |
US3872567A (en) * | 1974-03-26 | 1975-03-25 | Amp Inc | Wire locating jig and fixture |
US4043017A (en) * | 1976-02-11 | 1977-08-23 | Amp Incorporated | Apparatus for inserting wires into terminals and for manufacturing electrical harnesses |
US4441251A (en) * | 1980-06-09 | 1984-04-10 | Amp Incorporated | Method and apparatus for serially producing harness assemblies |
US4614028A (en) * | 1982-03-17 | 1986-09-30 | Thomas & Betts Corporation | Electrical assembly and method for arranging a plurality of electrical conductors in a pattern |
US4476628A (en) * | 1982-03-23 | 1984-10-16 | Amp Incorporated | Apparatus and method for spreading wires in a cable and connecting the wires to terminals |
US4505034A (en) * | 1982-07-21 | 1985-03-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Locating fixture assembly |
JPS6030009A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-02-15 | アンプ インコ−ポレ−テツド | ハ−ネス製造装置 |
JP2900342B2 (ja) * | 1988-12-27 | 1999-06-02 | 矢崎総業株式会社 | フラットワイヤハーネスの製造方法および装置 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP1992079174U patent/JP2577111Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-09-03 US US08/116,415 patent/US5472129A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5472129A (en) | 1995-12-05 |
JPH0643944U (ja) | 1994-06-10 |
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