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JP2575500Y2 - 伸線機 - Google Patents

伸線機

Info

Publication number
JP2575500Y2
JP2575500Y2 JP1993005532U JP553293U JP2575500Y2 JP 2575500 Y2 JP2575500 Y2 JP 2575500Y2 JP 1993005532 U JP1993005532 U JP 1993005532U JP 553293 U JP553293 U JP 553293U JP 2575500 Y2 JP2575500 Y2 JP 2575500Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
capstan
die
drawing machine
upstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993005532U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0666809U (ja
Inventor
広和 伊藤
尚典 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP1993005532U priority Critical patent/JP2575500Y2/ja
Publication of JPH0666809U publication Critical patent/JPH0666809U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575500Y2 publication Critical patent/JP2575500Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Metal Extraction Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、線材を伸線する伸線機
に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に、伸線機は主に複数の引抜ダイスと
キャプスタンから構成される。従来、図2に示すよう
に、伸線機7により伸線を行う場合には、複数の引抜ダ
イスとキャプスタンに順次線材3を通して徐々に伸線し
ていた。また、上りダイス2を出た線材3を上りキャプ
スタン1に数回巻付けることにより線材3の引き抜き力
を得ていた。そのため線材3を上りキャプスタン1で強
く引き抜くことになり、上りダイス2と上りキャプスタ
ン1の間で振動5が生じていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな伸線機7では、上りキャプスタン1により線材3が
強い力で引き抜かれるので、上りダイス2と上りキャプ
スタン1の間の線材3に強い張力が発生して、伸線され
る線材3に振動が生じていた。その結果、線材3が上り
ダイス2出口あるいは上りキャプスタン1入口でこす
れ、線材3表面に疵(スレ疵)が発生して、外観不良お
よび電気特性の低下となる問題があった。
【0004】また、高速伸線機の場合には上りダイス2
の出口直後にマクラと呼ばれる台をあてがって対応して
いたが、該マクラに粉が溜まってしまい、線材3に粉が
付着したり、また疵となる問題があった。
【0005】
【考案の目的】本考案は、上記の問題点に鑑みなされた
ものであり、線材の振動を抑制し良好な線材を得ること
のできる伸線機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するため、引抜ダイスおよびキャプスタンに線材を
通して伸線する伸線機において、上りダイスと上りキャ
プスタンの間に、伸線される線材に接するように振動防
止ロールが配置されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように上りダイスと上りキャプスタンの
間に、伸線する線材に接するように振動防止ロールが配
置されているので、上りダイスと上りキャプスタン間の
線材の振動を抑制することができる。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。図1は本考案の一実施例を示す要部の略図で、伸
線機7の最終部分には線材3の仕上り外径を決める上り
ダイス2と線材3を引き抜く上りキャプスタン1の間
に、伸線される線材3に接するように振動防止ロール4
が配置されている。
【0009】これらにより複数の引抜ダイスとキャプス
タンに順次通して徐々に伸線された線材3は所望の外径
に伸線される。また上りダイス2と上りキャプスタン1
の間には伸線される線材3に接するように振動防止ロー
ル4が配置されているため、線材3を上りキャプスタン
1で強く引き抜いても、該線材3の振動が抑制され良好
な伸線が行われる。
【0010】なお、当然のことながら高速伸線機の場合
にも、上記と同様に上りダイス2と上りキャプスタン1
の間に、伸線される線材3に接するように振動防止ロー
ル4を配置して対応できる。また、実施例では上りダイ
ス2および上りキャプスタン1の数が複数の場合につい
て説明したが、それぞれ1つの場合にももちろん適用で
きる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、上りダイスと上り
キャプスタンの間に、伸線される線材に接するように振
動防止ロールが配置されているので、上りダイスと上り
キャプスタンの間の線材の振動を抑制することができ
る。したがって、線材が上りダイス出口あるいは上り
ャプスタン入口でこすれることがないので線材表面に疵
(スレ疵)が発生して、外観不良および電気特性の低下
が生ずることなく良好な線材を得ることができる。
【0012】また、高速伸線機の場合も上りダイスと
キャプスタンの間に、伸線される線材に接するように
振動防止ロールを配置するためマクラを使用しないの
で、線材に粉が付着する等の心配がなく良好な線材が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の簡略図。
【図2】従来の伸線機を示す要部の簡略図。
【符号の説明】
上りキャプスタン 2 上りダイス 3 線材 4 振動防止ロール 5 振動 7 伸線機
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 1/00 B65F 57/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引抜ダイスおよびキャプスタンに線材を
    通して伸線する伸線機において、上りダイスと上りキャ
    プスタンの間に、伸線される線材に接するように振動防
    止ロールが配置されていることを特徴とする伸線機。
JP1993005532U 1993-02-19 1993-02-19 伸線機 Expired - Fee Related JP2575500Y2 (ja)

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JP1993005532U JP2575500Y2 (ja) 1993-02-19 1993-02-19 伸線機

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0666809U JPH0666809U (ja) 1994-09-20
JP2575500Y2 true JP2575500Y2 (ja) 1998-06-25

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711608U (ja) * 1980-06-24 1982-01-21
JPS59212365A (ja) * 1983-05-17 1984-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 線状体走行ガイド装置

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Publication number Publication date
JPH0666809U (ja) 1994-09-20

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