JP2574649B2 - 好気性畜産廃棄物浄化槽 - Google Patents
好気性畜産廃棄物浄化槽Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畜産施設から排出され
る高濃度の有機物質を、好気的方法により処理する改良
された畜産廃棄物浄化槽に関する。更に具体的に言え
ば、本発明は畜産施設から排出される畜産廃水中の有機
物質を曝気槽に入れて、そこで好気性微生物の分解およ
び増殖作用により除去した後、未処理の有機物質を濾過
分解槽で除去し、窒素のような栄養物質は、曝気槽にお
ける窒酸化作用と、沈殿分離室における脱窒化作用によ
り除去されるように設計された畜産廃棄物浄化槽に関す
るものである。
る高濃度の有機物質を、好気的方法により処理する改良
された畜産廃棄物浄化槽に関する。更に具体的に言え
ば、本発明は畜産施設から排出される畜産廃水中の有機
物質を曝気槽に入れて、そこで好気性微生物の分解およ
び増殖作用により除去した後、未処理の有機物質を濾過
分解槽で除去し、窒素のような栄養物質は、曝気槽にお
ける窒酸化作用と、沈殿分離室における脱窒化作用によ
り除去されるように設計された畜産廃棄物浄化槽に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の畜産廃水処理方法での処理水は、
水質が良くなく、かつ非効率的であるため、畜産廃水に
よる水質悪化等の環境汚染が日増しに進んでいるのが実
情がある。この畜産廃水処理方法の半分程度は、処理効
率が非常に低く、処理施設とは言えない貯蔵液肥法であ
り、その他はインホフ・タンク法(Imhoff tank)、酸化
池法および単なる長期曝気方法である。
水質が良くなく、かつ非効率的であるため、畜産廃水に
よる水質悪化等の環境汚染が日増しに進んでいるのが実
情がある。この畜産廃水処理方法の半分程度は、処理効
率が非常に低く、処理施設とは言えない貯蔵液肥法であ
り、その他はインホフ・タンク法(Imhoff tank)、酸化
池法および単なる長期曝気方法である。
【0003】また、生活汚水および畜産廃水をBODが
1,500mg/l程度になるように一次処理した後、都市
の大規模下水処理場に移送して2次的に処理する簡易汚
水および畜産廃水処理施設が、小規模の生活汚水および
畜産廃水処理施設のために試みられている。しかし、こ
のような方法は廃水を二回にわたって処理する非経済性
および汚水管渠の未普及による種々な問題点が生じ、か
かる廃水の処理方法は畜産廃水の処理に余り役に立って
いないのが実情であり、また高濃度の廃水を希釈して処
理するために水質汚染の防止には大きな効果がなかっ
た。
1,500mg/l程度になるように一次処理した後、都市
の大規模下水処理場に移送して2次的に処理する簡易汚
水および畜産廃水処理施設が、小規模の生活汚水および
畜産廃水処理施設のために試みられている。しかし、こ
のような方法は廃水を二回にわたって処理する非経済性
および汚水管渠の未普及による種々な問題点が生じ、か
かる廃水の処理方法は畜産廃水の処理に余り役に立って
いないのが実情であり、また高濃度の廃水を希釈して処
理するために水質汚染の防止には大きな効果がなかっ
た。
【0004】また、牛舎から出てくるBODが1,00
0mg/l程度の廃水を連続式と回分式で処理する微生物発
酵法がある。この方法によると、BODは90〜97%
まで除去されるが、運転の際泡および微細泡の発生が頻
繁に生じ、汚泥の沈殿性が良くないことが知られてい
る。〔Nelson L. Nemerow, "Industrial Water Polluti
on Origins. Characteristics and Treatment", Syracu
se University, 1987, pp. 378〜382; Olesszkiewicz,
J.A. and S. Koziarski, "Optimization of Wastes Tre
atment with Reference to Biogas and Protein Recove
ry", USEPA, 600/2-82-023, 1983; Cumty. J., "Review
of Slurry Aeration: 2. Mixing and Foam Control",
J. Agri. Eng. Res., Vol.36, pp.157-174, 1987 参
照〕。
0mg/l程度の廃水を連続式と回分式で処理する微生物発
酵法がある。この方法によると、BODは90〜97%
まで除去されるが、運転の際泡および微細泡の発生が頻
繁に生じ、汚泥の沈殿性が良くないことが知られてい
る。〔Nelson L. Nemerow, "Industrial Water Polluti
on Origins. Characteristics and Treatment", Syracu
se University, 1987, pp. 378〜382; Olesszkiewicz,
J.A. and S. Koziarski, "Optimization of Wastes Tre
atment with Reference to Biogas and Protein Recove
ry", USEPA, 600/2-82-023, 1983; Cumty. J., "Review
of Slurry Aeration: 2. Mixing and Foam Control",
J. Agri. Eng. Res., Vol.36, pp.157-174, 1987 参
照〕。
【0005】さらに、散水ろ床を利用した改良された廃
水処理方法が最近報告されている。(韓国科学財団、
「中小規模畜産廃水の効率的処理方法に関する研究」1
992)。安価で購入容易な稲わらを濾材として用い豚
舎廃水を散水ろ床法により前処理した場合は、固形物の
除去効率は単純沈殿による処理効率とほぼ同一であった
が、該流出水に対する2次処理工程として生物学的処理
工程を適用する場合には稲わらカラムを使用した時より
効率的であった。また、濾材である稲わらから流出する
有機物は大きな問題を引き起こさないことがわかり、濾
材は後に残渣を堆肥化させるときの充填材として活用で
きることが知られている。しかしながら、前記の方法を
使用する場合においても、濾材を周期的に点検して交換
しなければならない等、施設の綿密な管理が要求される
のみならず、流出水を生物学的方法で再度処理しなけれ
ばならない等、全体的な浄化効率の改善には問題点があ
る。
水処理方法が最近報告されている。(韓国科学財団、
「中小規模畜産廃水の効率的処理方法に関する研究」1
992)。安価で購入容易な稲わらを濾材として用い豚
舎廃水を散水ろ床法により前処理した場合は、固形物の
除去効率は単純沈殿による処理効率とほぼ同一であった
が、該流出水に対する2次処理工程として生物学的処理
工程を適用する場合には稲わらカラムを使用した時より
効率的であった。また、濾材である稲わらから流出する
有機物は大きな問題を引き起こさないことがわかり、濾
材は後に残渣を堆肥化させるときの充填材として活用で
きることが知られている。しかしながら、前記の方法を
使用する場合においても、濾材を周期的に点検して交換
しなければならない等、施設の綿密な管理が要求される
のみならず、流出水を生物学的方法で再度処理しなけれ
ばならない等、全体的な浄化効率の改善には問題点があ
る。
【0006】近年、開発された好気性畜産廃棄物浄化槽
は、有機物質の除去に大きく貢献しているが、小規模畜
舎から出てくる洗浄水と尿および糞屑等の畜産廃水を好
気性処理法により処理するのは非常に困難であり、畜産
廃水中の有機物質等の除去効率が劣る、最終沈殿池に汚
泥が溜るので定期的な清掃を要し非能率的であり、並び
に脱窒が行われない等の短所がある。
は、有機物質の除去に大きく貢献しているが、小規模畜
舎から出てくる洗浄水と尿および糞屑等の畜産廃水を好
気性処理法により処理するのは非常に困難であり、畜産
廃水中の有機物質等の除去効率が劣る、最終沈殿池に汚
泥が溜るので定期的な清掃を要し非能率的であり、並び
に脱窒が行われない等の短所がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、畜産施設から排出される畜産廃水中の有機物質並び
に窒素や燐のような栄養物質も同時に除去可能な改良さ
れた畜産廃棄物浄化槽を提供することである。
は、畜産施設から排出される畜産廃水中の有機物質並び
に窒素や燐のような栄養物質も同時に除去可能な改良さ
れた畜産廃棄物浄化槽を提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、畜産廃棄物浄化槽の
掃除を簡易にするために、最終沈殿室の汚泥を自動的に
処理できる改良された畜産廃棄物浄化槽を提供するもの
である。
掃除を簡易にするために、最終沈殿室の汚泥を自動的に
処理できる改良された畜産廃棄物浄化槽を提供するもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一次の
工程で被処理水に含まれる砂、その他の夾雑物および最
終沈殿室から搬送された汚泥を沈殿させる沈砂・沈殿分
離槽、この沈砂・沈殿分離槽を経た被処理水に継続的に
酸素を供給して好気性活性微生物の物質代謝により有機
物質の分解反応を加速化させる曝気室、該曝気室を経た
被処理水から汚泥を分離する最終沈殿室、最終沈殿室の
下部に沈殿した汚泥を曝気用空気の一部を利用して脱窒
化作用および脱燐作用が起こる嫌気性条件の沈砂室に搬
送する汚泥搬送装置、該最終沈殿室を経た被処理水中の
未処理有機物質を表面に微生物膜が形成された濾材によ
り濾過・分解する濾過分解室により構成され、有機物お
よび栄養物質除去が高効率で行われる畜産廃棄物浄化槽
が提供される。
工程で被処理水に含まれる砂、その他の夾雑物および最
終沈殿室から搬送された汚泥を沈殿させる沈砂・沈殿分
離槽、この沈砂・沈殿分離槽を経た被処理水に継続的に
酸素を供給して好気性活性微生物の物質代謝により有機
物質の分解反応を加速化させる曝気室、該曝気室を経た
被処理水から汚泥を分離する最終沈殿室、最終沈殿室の
下部に沈殿した汚泥を曝気用空気の一部を利用して脱窒
化作用および脱燐作用が起こる嫌気性条件の沈砂室に搬
送する汚泥搬送装置、該最終沈殿室を経た被処理水中の
未処理有機物質を表面に微生物膜が形成された濾材によ
り濾過・分解する濾過分解室により構成され、有機物お
よび栄養物質除去が高効率で行われる畜産廃棄物浄化槽
が提供される。
【0010】以下、本発明を添付の図面と共に更に詳し
く説明する。なお、本発明の畜産廃棄物浄化槽を以下、
「畜産廃棄物浄化槽」という。
く説明する。なお、本発明の畜産廃棄物浄化槽を以下、
「畜産廃棄物浄化槽」という。
【0011】図1と図2に示されるように、本発明の畜
産廃棄物浄化槽100は大きく分けて、沈砂・沈殿分離
槽1と浄化槽2の2つの部分よりなっている。
産廃棄物浄化槽100は大きく分けて、沈砂・沈殿分離
槽1と浄化槽2の2つの部分よりなっている。
【0012】沈砂・沈殿分離槽1は、畜産廃水である被
処理水に含まれる砂および夾雑物並びに後述するように
最終沈殿室11から搬送された汚泥を沈殿させる沈砂室
3と、この沈砂室3を経た被処理水中に残っている沈殿
可能な物質を沈殿させる沈殿分離室4からなっている。
沈砂・沈殿分離槽1には、流入管5と排気管6が沈砂室
3の入口側に配置され、移送管7が沈砂室3の出口側に
配置される。沈砂室3と沈殿分離室4とは、一体になっ
ている蓋9により上部を覆うことができる。沈砂室3と
沈殿分離室4は、沈殿分離室分離壁8により互いに分離
される。この分離壁8を脱着式にすることにより、沈砂
室3と沈殿分離室4を掃除する際、広い空間が確保でき
る。分離壁8の材料には、水圧による変形を防ぐことが
でき、脱着作業が容易なステンレス鋼または強化プラス
チック等を用いることができる。沈砂・沈殿分離槽1
は、幅と深さが1:1であり、沈砂室3と沈殿分離室4
との容積比が2:1となる形態とした。
処理水に含まれる砂および夾雑物並びに後述するように
最終沈殿室11から搬送された汚泥を沈殿させる沈砂室
3と、この沈砂室3を経た被処理水中に残っている沈殿
可能な物質を沈殿させる沈殿分離室4からなっている。
沈砂・沈殿分離槽1には、流入管5と排気管6が沈砂室
3の入口側に配置され、移送管7が沈砂室3の出口側に
配置される。沈砂室3と沈殿分離室4とは、一体になっ
ている蓋9により上部を覆うことができる。沈砂室3と
沈殿分離室4は、沈殿分離室分離壁8により互いに分離
される。この分離壁8を脱着式にすることにより、沈砂
室3と沈殿分離室4を掃除する際、広い空間が確保でき
る。分離壁8の材料には、水圧による変形を防ぐことが
でき、脱着作業が容易なステンレス鋼または強化プラス
チック等を用いることができる。沈砂・沈殿分離槽1
は、幅と深さが1:1であり、沈砂室3と沈殿分離室4
との容積比が2:1となる形態とした。
【0013】浄化槽2の形状は土圧を効果的に分散させ
てこの浄化槽2の形状の変形を最大に防ぎながら容量を
最も効果的に使用することができる円筒形にした。占有
面積を最小化するために、前述した沈砂・沈殿分離槽1
を浄化槽2に付設した。この浄化槽2は曝気室10、最
終沈殿室11および濾過分解室12からなる。
てこの浄化槽2の形状の変形を最大に防ぎながら容量を
最も効果的に使用することができる円筒形にした。占有
面積を最小化するために、前述した沈砂・沈殿分離槽1
を浄化槽2に付設した。この浄化槽2は曝気室10、最
終沈殿室11および濾過分解室12からなる。
【0014】曝気室10は、浄化槽2の曝気室流入管2
4を介して沈砂・沈殿分離槽1と連結している。浄化槽
2の入口側には、曝気室流入管24および送風機21が
配置され、出口側には排気管20および吐出管19が配
置される。送風機21は空気移送管13に連結され、こ
の空気移送管13は曝気室10の底において散気管14
に直角に連結される。この際、3本の散気管14は平行
に配置される。曝気室10と最終沈殿室11は、最終沈
殿室分離壁25により仕切られている。この最終沈殿室
分離壁25の下部には開口部があるので、曝気室10と
最終沈殿室11とは互いに連通している。
4を介して沈砂・沈殿分離槽1と連結している。浄化槽
2の入口側には、曝気室流入管24および送風機21が
配置され、出口側には排気管20および吐出管19が配
置される。送風機21は空気移送管13に連結され、こ
の空気移送管13は曝気室10の底において散気管14
に直角に連結される。この際、3本の散気管14は平行
に配置される。曝気室10と最終沈殿室11は、最終沈
殿室分離壁25により仕切られている。この最終沈殿室
分離壁25の下部には開口部があるので、曝気室10と
最終沈殿室11とは互いに連通している。
【0015】最終沈殿室11には、空気を利用した汚泥
搬送装置30が配置されている。この汚泥搬送装置30
は、空気注入管17と汚泥搬送管18とから構成されて
いる。空気注入管17の直径は汚泥搬送管18の直径の
1〜1/10倍である。汚泥搬送管18は、その一端が
最終沈殿室分離壁25の基部と一致して配置され、ここ
から分離壁25に平行して上部に伸びており、更に浄化
槽2の上部を経て、最終的にもう一端が沈砂室3に配置
されている。空気注入管17と汚泥搬送管18とは有効
水深の3/4の位置で連通している(図2および図5参
照)。
搬送装置30が配置されている。この汚泥搬送装置30
は、空気注入管17と汚泥搬送管18とから構成されて
いる。空気注入管17の直径は汚泥搬送管18の直径の
1〜1/10倍である。汚泥搬送管18は、その一端が
最終沈殿室分離壁25の基部と一致して配置され、ここ
から分離壁25に平行して上部に伸びており、更に浄化
槽2の上部を経て、最終的にもう一端が沈砂室3に配置
されている。空気注入管17と汚泥搬送管18とは有効
水深の3/4の位置で連通している(図2および図5参
照)。
【0016】最終沈殿室11と濾過分解室12は越流ウ
ェア15により仕切られている。越流ウェア15の形態
は図3に示されている通り三角形であって、濾過分解室
12の接触濾材が最終沈殿室11に越流せず、最終沈殿
室11からの汚泥の流入が最小限になるような形態にな
っている。濾過分解室12は曝気室10に浸る状態であ
り、被処理水は自然流下により越流ウェア15部分を越
流して循環する。濾過分解室12には、接触濾材の流動
を防止するために、濾過分解室12の中間に数個の濾材
流動防止板16が設置されている。
ェア15により仕切られている。越流ウェア15の形態
は図3に示されている通り三角形であって、濾過分解室
12の接触濾材が最終沈殿室11に越流せず、最終沈殿
室11からの汚泥の流入が最小限になるような形態にな
っている。濾過分解室12は曝気室10に浸る状態であ
り、被処理水は自然流下により越流ウェア15部分を越
流して循環する。濾過分解室12には、接触濾材の流動
を防止するために、濾過分解室12の中間に数個の濾材
流動防止板16が設置されている。
【0017】浄化槽2には、上部を覆う浄化槽蓋22を
設けることができる。さらに、浄化槽蓋22の一部に簡
易蓋23をつけて、いつでも浄化槽の状態を点検できる
ようにした。
設けることができる。さらに、浄化槽蓋22の一部に簡
易蓋23をつけて、いつでも浄化槽の状態を点検できる
ようにした。
【0018】本発明による沈砂・沈殿分離槽1と浄化槽
2からなる改良された畜産廃棄物浄化槽100の全体容
量は、通常牛10頭、豚30頭を基準とするとき2.6
m3であって、その内浄化槽2のみの容積は2.0m3で、
沈砂・沈殿分離槽1の容積は0.6m3である。すなわ
ち、沈砂・沈殿分離槽1の容積は浄化槽2の容積の約1
/3である。
2からなる改良された畜産廃棄物浄化槽100の全体容
量は、通常牛10頭、豚30頭を基準とするとき2.6
m3であって、その内浄化槽2のみの容積は2.0m3で、
沈砂・沈殿分離槽1の容積は0.6m3である。すなわ
ち、沈砂・沈殿分離槽1の容積は浄化槽2の容積の約1
/3である。
【0019】沈砂・沈殿分離槽1に流入する被処理水
は、流入管5を通って沈砂室3に流入するが、この際流
入する被処理水の流動により沈砂室3に既に沈殿してい
る砂や夾雑物の再浮上を防ぐために、水面に対して垂直
方向に水深1/2の高さに流入管を設けた。
は、流入管5を通って沈砂室3に流入するが、この際流
入する被処理水の流動により沈砂室3に既に沈殿してい
る砂や夾雑物の再浮上を防ぐために、水面に対して垂直
方向に水深1/2の高さに流入管を設けた。
【0020】沈砂室3で被処理水に含まれている砂や夾
雑物が沈殿し、残りの被処理水は移送管7を通って沈殿
分離室4に流入する。移送管7の構造は沈砂室3上部に
形成されるスカム(scum)の流入と沈殿物の流入を
防止するために、水面から水深の1/4の位置に半円型
の管構造で設けるのが好ましい。沈殿分離室4への他の
流入方法として、沈殿分離室の分離壁8全体を図4に示
されるようにスクリーン形状にして被処理水に含有され
ている夾雑物の濾過機能を追加する方法がある。沈砂室
3を経た被処理水は沈殿分離室4に流入し、再び沈殿処
理される。
雑物が沈殿し、残りの被処理水は移送管7を通って沈殿
分離室4に流入する。移送管7の構造は沈砂室3上部に
形成されるスカム(scum)の流入と沈殿物の流入を
防止するために、水面から水深の1/4の位置に半円型
の管構造で設けるのが好ましい。沈殿分離室4への他の
流入方法として、沈殿分離室の分離壁8全体を図4に示
されるようにスクリーン形状にして被処理水に含有され
ている夾雑物の濾過機能を追加する方法がある。沈砂室
3を経た被処理水は沈殿分離室4に流入し、再び沈殿処
理される。
【0021】沈殿処理された被処理水は曝気室流入管2
4を通り曝気室10に流入する。曝気室流入管24の形
状は流入管5と同様であり、曝気室10の水面は沈殿分
離室4の水面より低くしなければならない。その理由は
曝気室10では曝気操作により水面の動揺と上昇が起こ
るため、曝気室10の微生物が沈殿分離室4へ逆流する
ことを防ぐためである。沈殿分離室4から流入管24を
介して曝気室10に移送された被処理水は、浄化槽2に
連結されている送風機21により発生した空気が空気移
送管13を経て、平行に配置されている散気管14を通
じて供給されるため、継続的に酸素供給を受ける。供給
された気泡による酸素伝達、上昇作用および微生物の沈
殿作用が繰り返されて曝気室10は完全混合状態を維持
することになる。かかる継続的な酸素伝達により曝気室
10では好気性微生物の活性が高まり有機物質が分解さ
れ、硝酸化微生物による硝酸化作用および燐の過剰摂取
が行われて窒素や燐のような栄養物質が除去される。な
お、被処理水の滞留期間を3〜4日の長期間にすること
により汚泥の発生量は極めて小さくなるので、高濃度の
廃水を効率的に処理するために、曝気室10を被処理水
が3〜4日滞留できるように曝気室10を設計した。散
気管14の形状は、円滑な酸素伝達と曝気室10内にお
ける完全混合が達成でき、気泡発生孔の詰まりを最小限
に抑えることができる構造ならばいかなる構造でも良
い。
4を通り曝気室10に流入する。曝気室流入管24の形
状は流入管5と同様であり、曝気室10の水面は沈殿分
離室4の水面より低くしなければならない。その理由は
曝気室10では曝気操作により水面の動揺と上昇が起こ
るため、曝気室10の微生物が沈殿分離室4へ逆流する
ことを防ぐためである。沈殿分離室4から流入管24を
介して曝気室10に移送された被処理水は、浄化槽2に
連結されている送風機21により発生した空気が空気移
送管13を経て、平行に配置されている散気管14を通
じて供給されるため、継続的に酸素供給を受ける。供給
された気泡による酸素伝達、上昇作用および微生物の沈
殿作用が繰り返されて曝気室10は完全混合状態を維持
することになる。かかる継続的な酸素伝達により曝気室
10では好気性微生物の活性が高まり有機物質が分解さ
れ、硝酸化微生物による硝酸化作用および燐の過剰摂取
が行われて窒素や燐のような栄養物質が除去される。な
お、被処理水の滞留期間を3〜4日の長期間にすること
により汚泥の発生量は極めて小さくなるので、高濃度の
廃水を効率的に処理するために、曝気室10を被処理水
が3〜4日滞留できるように曝気室10を設計した。散
気管14の形状は、円滑な酸素伝達と曝気室10内にお
ける完全混合が達成でき、気泡発生孔の詰まりを最小限
に抑えることができる構造ならばいかなる構造でも良
い。
【0022】曝気室10を経た被処理水は、最終沈殿室
分離壁25下部の開口部を介して最終沈殿室11に移送
される。最終沈殿室11の底面は固形物質と微生物が容
易に沈殿し、これらの沈殿した固形物と微生物を円滑に
曝気室10へ搬送できるように60°の傾斜を与えた。
最終沈殿室11に移送された微生物は短時間にフロック
(floc)を形成して重力により沈殿する。このよう
に被処理水は、最終沈殿室11に移送されると同時にフ
ロック形成と沈殿を生じるため、最終沈殿室11では被
処理水の流れによる沈殿不良が起こらない。
分離壁25下部の開口部を介して最終沈殿室11に移送
される。最終沈殿室11の底面は固形物質と微生物が容
易に沈殿し、これらの沈殿した固形物と微生物を円滑に
曝気室10へ搬送できるように60°の傾斜を与えた。
最終沈殿室11に移送された微生物は短時間にフロック
(floc)を形成して重力により沈殿する。このよう
に被処理水は、最終沈殿室11に移送されると同時にフ
ロック形成と沈殿を生じるため、最終沈殿室11では被
処理水の流れによる沈殿不良が起こらない。
【0023】最終沈殿室11の下部に沈殿した汚泥は、
空気を利用した汚泥搬送装置30により沈砂室3に搬入
される。この原理は空気注入管17を通じて供給される
空気の上昇作用により被処理水が垂直に移動することに
伴って汚泥を移動させる原理である。沈砂室3では、搬
送された汚泥中の脱窒微生物により脱窒化作用が無酸素
状態で行われる。前述のように、本発明の改良された畜
産廃棄物浄化槽は、最終沈殿室11の微生物を最終沈殿
室分離壁25の下部開口部から曝気室10に搬送させ、
増殖した微生物の一部を沈砂室3に搬送させるので、曝
気室10の微生物濃度を一定に維持することができ処理
効率が向上する。また、汚泥が自動的に沈砂・沈殿分離
槽1に返送、廃棄されるので、曝気室10および最終沈
殿室11の掃除が不必要であり、沈砂・沈殿分離槽1の
み掃除すれば十分であるため、浄化槽の維持管理が有利
である。
空気を利用した汚泥搬送装置30により沈砂室3に搬入
される。この原理は空気注入管17を通じて供給される
空気の上昇作用により被処理水が垂直に移動することに
伴って汚泥を移動させる原理である。沈砂室3では、搬
送された汚泥中の脱窒微生物により脱窒化作用が無酸素
状態で行われる。前述のように、本発明の改良された畜
産廃棄物浄化槽は、最終沈殿室11の微生物を最終沈殿
室分離壁25の下部開口部から曝気室10に搬送させ、
増殖した微生物の一部を沈砂室3に搬送させるので、曝
気室10の微生物濃度を一定に維持することができ処理
効率が向上する。また、汚泥が自動的に沈砂・沈殿分離
槽1に返送、廃棄されるので、曝気室10および最終沈
殿室11の掃除が不必要であり、沈砂・沈殿分離槽1の
み掃除すれば十分であるため、浄化槽の維持管理が有利
である。
【0024】最終沈殿室11を経た被処理水は、越流ウ
ェア(weir)15を通って濾過分解室12に流入す
る。濾過分解室12の越流ウェア15を経た被処理水
は、接触濾材が充填された濾過分解室12を通過する間
に濾過され、この際未処理の有機物質は、接触濾材の表
面に付着されている微生物膜により分解・除去される。
ェア(weir)15を通って濾過分解室12に流入す
る。濾過分解室12の越流ウェア15を経た被処理水
は、接触濾材が充填された濾過分解室12を通過する間
に濾過され、この際未処理の有機物質は、接触濾材の表
面に付着されている微生物膜により分解・除去される。
【0025】濾過分解室12を通過する被処理水の流れ
による、接触濾材の流動を防ぐための濾材流動防止板1
6の形状は、図3に示されているように三角形が好まし
い。本発明に使用される接触濾材はいかなる形態でもよ
いが、特に多孔性で比表面積が大きく、かつ製品の生産
性および経済性に優れている塩化ビニル樹脂成型製品や
ポリエチレン樹脂製品等が優れた効果を発揮する。
による、接触濾材の流動を防ぐための濾材流動防止板1
6の形状は、図3に示されているように三角形が好まし
い。本発明に使用される接触濾材はいかなる形態でもよ
いが、特に多孔性で比表面積が大きく、かつ製品の生産
性および経済性に優れている塩化ビニル樹脂成型製品や
ポリエチレン樹脂製品等が優れた効果を発揮する。
【0026】沈砂・沈殿分離槽1、曝気室10および最
終沈殿室11から発生する悪臭は、排気管6、20によ
り外部に排出される。浄化処理された水は吐出管19を
通じて排出される。
終沈殿室11から発生する悪臭は、排気管6、20によ
り外部に排出される。浄化処理された水は吐出管19を
通じて排出される。
【0027】実験例 このような本発明の改良された好気性畜産廃棄物浄化槽
と、従来の浄化槽を、実験室で制作・設置して1992
年11月から1993年4月まで運転した結果を表1に
示す。
と、従来の浄化槽を、実験室で制作・設置して1992
年11月から1993年4月まで運転した結果を表1に
示す。
【0028】
【表1】
【0029】表1の値は、前記実験期間中に行った分析
結果の平均値である。また、被処理流入水は畜産農家か
ら直接採集したものを適正濃度で注入し、処理流出水は
一週間に二回採集・分析した。
結果の平均値である。また、被処理流入水は畜産農家か
ら直接採集したものを適正濃度で注入し、処理流出水は
一週間に二回採集・分析した。
【0030】表1から分かるように、従来の畜産廃棄物
浄化槽は主に有機物質除去を目的とした浄化槽であるた
め、栄養物質(TKNおよびT−P)の除去効率が低い
のに対して、本発明の畜産廃棄物浄化槽はTKNとT−
Pの平均除去効率が共に77%以上と極めて高い値を示
した。また、本発明の畜産廃棄物浄化槽の平均BOD除
去効率は98%以上であり、流出水のBODが100mg
/lを超過しない非常に満足な結果を得た。
浄化槽は主に有機物質除去を目的とした浄化槽であるた
め、栄養物質(TKNおよびT−P)の除去効率が低い
のに対して、本発明の畜産廃棄物浄化槽はTKNとT−
Pの平均除去効率が共に77%以上と極めて高い値を示
した。また、本発明の畜産廃棄物浄化槽の平均BOD除
去効率は98%以上であり、流出水のBODが100mg
/lを超過しない非常に満足な結果を得た。
【0031】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、第1に、
沈砂・沈殿分離槽が浄化槽に付設されて占有面積を減ら
すことができるので経済的であり、第2に、最終沈殿室
に汚泥搬送装置を設けて増殖した微生物を沈砂室に搬送
することにより、曝気室の微生物濃度を一定水準に維持
して有機物質の処理効率を向上させ、第3に、好気性状
態と無酸素状態が反復するので栄養物質除去が効率良く
行われ、第4に、濾過分解室の接触濾材表面に形成され
た微生物膜により有機物の分解が効率的に行われて良い
処理水質を得ることができ、第5に、汚泥が最終沈殿室
から沈砂・沈殿分離槽に返送されるので、沈砂および沈
殿分離槽のみの掃除で済むという利点を有する。
沈砂・沈殿分離槽が浄化槽に付設されて占有面積を減ら
すことができるので経済的であり、第2に、最終沈殿室
に汚泥搬送装置を設けて増殖した微生物を沈砂室に搬送
することにより、曝気室の微生物濃度を一定水準に維持
して有機物質の処理効率を向上させ、第3に、好気性状
態と無酸素状態が反復するので栄養物質除去が効率良く
行われ、第4に、濾過分解室の接触濾材表面に形成され
た微生物膜により有機物の分解が効率的に行われて良い
処理水質を得ることができ、第5に、汚泥が最終沈殿室
から沈砂・沈殿分離槽に返送されるので、沈砂および沈
殿分離槽のみの掃除で済むという利点を有する。
【図1】本発明による畜産廃棄物浄化槽の上面図であ
る。
る。
【図2】本発明による畜産廃棄物浄化槽の断面図であ
る。
る。
【図3】本発明による畜産廃棄物浄化槽の濾過分解室に
設けられた越流ウェアおよび濾材流動防止壁の斜視図で
ある。
設けられた越流ウェアおよび濾材流動防止壁の斜視図で
ある。
【図4】沈砂室と沈殿分離室とを仕切る沈殿分離室分離
壁の一態様であるスクリーン型分離壁の斜視図である。
壁の一態様であるスクリーン型分離壁の斜視図である。
【図5】最終沈殿室の下部に沈殿した汚泥を沈砂室に移
送するために空気を利用した汚泥搬送装置の正面図であ
る。
送するために空気を利用した汚泥搬送装置の正面図であ
る。
1 沈砂・沈殿分離槽 2 浄化槽 3 沈砂室 4 沈殿分離室 10 曝気室 11 最終沈殿室 12 濾過分解室
Claims (8)
- 【請求項1】 被処理水中に含まれる砂、夾雑物と最終
沈殿室から搬送された汚泥を沈殿させる沈砂室、および
該沈砂室を経た被処理水中の沈殿可能な物質を沈殿させ
る沈殿分離室からなる沈砂・沈殿分離槽、並びに該沈殿
分離室を経た被処理水に継続的に空気を供給して好気性
微生物の活性を高めて有機物質の分解を促進させる曝気
室、該曝気室を経た被処理水から汚泥を分離し、汚泥の
一部は空気を利用した汚泥搬送装置により該沈砂室に搬
送され、他は曝気室の内部に搬送されるようにした最終
沈殿室、および該最終沈殿室を経た被処理水中の未処理
有機物質を、表面に微生物膜が形成された濾材により濾
過および分解処理する濾過分解室より構成される浄化槽
からなる好気性畜産廃棄物浄化槽。 - 【請求項2】 該沈砂・沈殿分離槽の容積は該浄化槽の
有効容積の1/3であり、該沈砂・沈殿分離槽は該浄化
槽に付設されており、該沈砂室と該沈殿分離室との容積
比は2:1であり、該曝気室は被処理水が3〜4日間滞
留できるように設計されている請求項1記載の好気性畜
産廃棄物浄化槽。 - 【請求項3】 該沈砂室と該沈殿分離室との間に、脱着
式または全体スクリーン型脱着式であって、高強度材料
からなる沈殿分離室分離壁が設けられている請求項1記
載の好気性畜産廃棄物浄化槽。 - 【請求項4】 該高強度材料がステンレス鋼または強化
プラスチックである請求項3記載の好気性畜産廃棄物浄
化槽。 - 【請求項5】 該曝気室の内部に3本の散気管が平行に
設けられている請求項1記載の好気性畜産廃棄物浄化
槽。 - 【請求項6】 該濾過分解室に充填された該濾材の流動
を防止する三角形の濾材流動防止板が設けられている請
求項1記載の好気性畜産廃棄物浄化槽。 - 【請求項7】 該浄化槽が円筒形であり、該沈砂・沈殿
分離槽は半円筒形または矩形である請求項1記載の好気
性畜産廃棄物浄化槽。 - 【請求項8】 該汚泥搬送装置が空気注入管および汚泥
搬送管からなり、該空気注入管の直径は該汚泥搬送管の
直径の1〜1/10倍であり、該汚泥搬送管の一端は最
終沈殿室分離壁の基部と一致して配置され、該空気注入
管と該汚泥搬送管とは有効水深の3/4の位置で連通さ
れている請求項1記載の好気性畜産廃棄物浄化槽。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR15395/1993 | 1993-08-09 | ||
KR1019930015395A KR950008048B1 (ko) | 1993-08-09 | 1993-08-09 | 고효율의 개량형 호기성 축산 정화조 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760267A JPH0760267A (ja) | 1995-03-07 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18726294A Expired - Fee Related JP2574649B2 (ja) | 1993-08-09 | 1994-08-09 | 好気性畜産廃棄物浄化槽 |
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Country | Link |
---|---|
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KR (1) | KR950008048B1 (ja) |
CN (1) | CN1074752C (ja) |
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KR100719435B1 (ko) * | 2006-07-28 | 2007-05-18 | 황인수 | 축산분뇨의 처리장치 및 처리방법 |
CN102211838B (zh) * | 2011-03-18 | 2012-08-08 | 海南芳绿源科技开发有限公司 | 一种畜禽废水无害化处理方法 |
CN102274656B (zh) * | 2011-05-18 | 2013-11-27 | 浙江大学 | 一种土壤线虫分离及沉淀装置 |
CN103961933B (zh) * | 2014-04-10 | 2016-04-20 | 中国石油集团川庆钻探工程有限公司长庆井下技术作业公司 | 一种过滤沉砂罐 |
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JPH0398693A (ja) * | 1989-09-12 | 1991-04-24 | Mizu:Kk | 汚水浄化槽 |
JPH04284893A (ja) * | 1991-03-12 | 1992-10-09 | Kubota Corp | 汚水浄化槽 |
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- 1993-08-09 KR KR1019930015395A patent/KR950008048B1/ko not_active IP Right Cessation
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1994
- 1994-04-28 TW TW83103825A patent/TW257687B/zh active
- 1994-06-20 CN CN94106641A patent/CN1074752C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-09 JP JP18726294A patent/JP2574649B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
CN1100069A (zh) | 1995-03-15 |
KR950008048B1 (ko) | 1995-07-24 |
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CN1074752C (zh) | 2001-11-14 |
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TW257687B (ja) | 1995-09-21 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |