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JP2571024Y2 - トランスファフィーダのクロスバー旋回装置 - Google Patents

トランスファフィーダのクロスバー旋回装置

Info

Publication number
JP2571024Y2
JP2571024Y2 JP4617792U JP4617792U JP2571024Y2 JP 2571024 Y2 JP2571024 Y2 JP 2571024Y2 JP 4617792 U JP4617792 U JP 4617792U JP 4617792 U JP4617792 U JP 4617792U JP 2571024 Y2 JP2571024 Y2 JP 2571024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crossbar
lever
air cylinder
carrier
drive source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4617792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0619940U (ja
Inventor
隆史 守安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP4617792U priority Critical patent/JP2571024Y2/ja
Publication of JPH0619940U publication Critical patent/JPH0619940U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571024Y2 publication Critical patent/JP2571024Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はトランスファプレスに
装備されたトランスファフィーダのクロスバー旋回装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来トランスファプレスに装備されたト
ランスファフィーダにはバキューム搬送方式を採用した
ものがある。このバキューム搬送方式を採用したトラン
スファフィーダは、上下動されるリフトビーム上にクロ
スバーキャリヤを介してクロスバーの両端が支持されて
おり、これらクロスバーにワークを吸着するバキューム
カップなどの吸着手段を設けたもので、金型交換時ムー
ビングボルスタにより金型とともにクロスバーの一部を
プレス本体外へ搬出する際、クロスバーに取付けられた
吸着手段がアプライト干渉しないようクロスバー取付
け部にクロスバーをほぼ90゜旋回させるためのクロス
バー旋回装置を設けたものがある。また従来のクロスバ
ー旋回装置は、例えば図1に示すようにトランスファバ
ーa上に設置された支持筒b内にエアシリンダcが軸受
けdを介して回転自在に支承されていて、このエアシリ
ンダcより突設されたピストン杆eの先端にクロスバー
fの端部が取付けられるようになっている。そして上記
エアシリンダcのボトム側に接続されたサーボモータや
ロータリアクチュエータよりなる回転駆動源gによりエ
アシリンダcを回転させることにより、クロスバーfが
旋回できるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし回転駆動源gに
サーボモータを使用した旋回装置では、段取り時にクロ
スバーをほぼ90゜旋回させるだけのために高価なサー
ボモータを使用するのは経済的好ましくないと共に、
保全性も悪いなどの不具合があった。また回転駆動源g
にロータリアクチュエータを使用した旋回装置では、ク
ロスバーfの旋回端の規制をロータリアクチュエータ内
のストッパにより行っているため、内部のバックラッシ
ュによってクロスバーfにガタが発生し、ミスフィード
や騒音、振動の原因となる不具合がある。この考案はか
かる従来の不具合を改善するためになされたもので、ク
ロスバーにガタが発生することのないトランスファフィ
ーダのクロスバー旋回装置を安価に提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、ワーク搬送方向に並設され、かつ上下動
自在なリフトビームにフィード方向へ移動自在な複数の
クロスバキャリヤを一定の間隔で互に連結して設けると
共に、これらクロスバーキャリヤの間に、ワーク吸着手
段の取付けられたクロスバーを横架したトランスファフ
ィーダにおいて、上記クロスバーキャリヤ上にエアシリ
ンダを回転自在に設け、かつこれらエアシリンダより突
設されたピストン杆の先端間にクロスバーを着脱自在に
取付け、また上記エアシリンダに固着したレバーとクロ
スバーキャリヤ上に設置された回転駆動源の間をリンク
を介して接続すると共に、上記レバーの近傍にクロスバ
ーの旋回範囲を規定するストッパを設けたものである。
【0005】
【作 用】上記構成によりレバーをストッパに押した付
けた状態でクロスバーを旋回端に保持できるため、ワー
ク搬送中クロスバーにガタが生じることがない。
【0006】
【実 施 例】この考案の一実施例を図2以下に示す図
面を参照して詳述する。図2はクロスバー旋回装置の平
面図、図3は同断面図、図4は図3のY方向からの矢視
図を示す。これら図において1は上下方向へ駆動される
リフトビームで、このリフトビーム1上にワーク搬送方
向へ移動自在な複数のクロスバーキャリヤ2が等間隔に
連結されて設置されている。3は各クロスバーキャリヤ
2上に固着された支持筒で、ワーク搬送方向と直交する
方向に設けられていて、これら支持筒3内に軸受け7を
介してエアシリンダ4が回転自在に支承されていると共
に、エアシリンダ4内に収容されたピストン4aから
は、両方向にピストン杆4b,4cが突設されている。
【0007】そして互に対向する方向へ突設されたピス
トン杆4bの先端にはクロスバー取付け部材5が設けら
れていて、これらクロスバー取付け部材5の間にクロス
バー6の両端が支持されるようになっている。また反対
側に突設されたピストン杆4cの先端には、図示しない
エア配管が接続されていて、このエア配管よりピストン
杆4c内の通路4dを介してエアシリンダ4内にエアが
供給されるようになっている。
【0008】一方ピストン杆4cが突設された側のエア
シリンダ4の端部には、レバー8の一端がキー止めされ
ていると共に、レバー8の他端にはピン9を介してリン
ク10の一端が枢着されている。そしてリンク10の他
端は、クロスバーキャリヤ2上に設置されたロータリア
クチュエータよりなる回転駆動源12の回転軸12aに
固着されたレバ13の先端にピン14を介して枢着され
ている。なお図中15は旋回端でレバ8の回動を停止さ
せるストッパで、回転駆動源12に内装されたストッパ
(図示せず)で、回転駆動源12の回動範囲が規制する
前にレバー8がストッパ15に当接するよう位置が設定
されている。
【0009】次に作用を説明すると、ワークを搬送する
に当ってリフトビーム1が上下方向へ、そしてクロスバ
ーキャリヤ2がフィード方向へ駆動される。これによっ
てクロスバーキャリヤ2間に横架されたクロスバー6が
リフト方向及びフィード方向の2次元方向に動作され
て、クロスバー6にアームを介して取付けられたバキュ
ームカップのような吸着手段がワーク(ともに図示せ
ず)を吸着してトランスファプレスの各加工ステーショ
ンへと搬送する。
【0010】一方ワーク搬送中は、回転駆動源12によ
りレバー8がストッパ15へ当接するまでレバー8が回
動されており、このとき回転駆動源12は、内装された
ストッパによって回転が規制されていないことから、レ
バー8をストッパ15へ圧着しつづけており、これによ
って回転駆動源12内のバックラッシュや、リンク機構
にガタがあっても、クロスバー6にガタが発生すること
がないため、ミスフィードや騒音、振動の発生が防止で
きるようになる。また金型を交換する際、クロスバー6
を金型とともにプレス本体内より搬出すときには、回
転駆動源12によりクロスバー6をほぼ90゜回動され
る。これによりクロスバー6より突設されたアームが直
立するため、アプライトと干渉することなくムービング
ボルスタにより金型及びクロスバー6が搬出できるよう
になる。
【0011】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、回転駆
動源によりエアシリンダに取付けられたレバーをストッ
パに押し付けて、クロスバーの旋回端を規定するように
したことから、ワーク搬送中クロスバーにワークなどの
慣性によりモーメントが作用してもクロスバーがガタつ
くことがない。これによってワーク搬送中のミスフィー
ドが防止できると共に、騒音や振動の低減も図れるよう
になる。また回転駆動源にロータリアクチュエータが採
用できるので、旋回装置を安価に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のクロスバー旋回装置を示す説明図であ
る。
【図2】この考案の一実施例になるクロスバー旋回装置
を示す平面図である。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図である。
【図4】図3のY方向からの矢視図である。
【符号の説明】
1…リフトビーム、2…クロスバーキャリヤ、4…エア
シリンダ、4b…ピストン杆、6…クロスバー、8…レ
バー、10…リンク、12…回転駆動源、15…ストッ
パ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬送方向に並設され、かつ上下動
    自在なリフトビーム1にフィード方向へ移動自在な複数
    のクロスバーキャリヤ2を一定の間隔で互に連結して設
    けると共に、これらクロスバーキャリヤ2の間に、ワー
    ク吸着手段の取付けられたクロスバー6を横架したトラ
    ンスファフィーダにおいて、上記クロスバーキャリヤ上
    にエアシリンダ4を回転自在に設け、かつこれらエアシ
    リンダ4より突設されたピストン杆4bの先端間にクロ
    スバー6を着脱自在に取付け、また上記エアシリンダ4
    に固着したレバー8とクロスバーキャリヤ2上に設置さ
    れた回転駆動源12の間をリンク10を介して接続する
    と共に、上記レバー8の近傍にクロスバー6の旋回範囲
    を規定するストッパ15を設けてなるトランスファフィ
    ーダのクロスバー旋回装置。
JP4617792U 1992-07-02 1992-07-02 トランスファフィーダのクロスバー旋回装置 Expired - Lifetime JP2571024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4617792U JP2571024Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 トランスファフィーダのクロスバー旋回装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4617792U JP2571024Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 トランスファフィーダのクロスバー旋回装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0619940U JPH0619940U (ja) 1994-03-15
JP2571024Y2 true JP2571024Y2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=12739752

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4617792U Expired - Lifetime JP2571024Y2 (ja) 1992-07-02 1992-07-02 トランスファフィーダのクロスバー旋回装置

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JPH0619940U (ja) 1994-03-15

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