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JP2570007Y2 - 液体浄化装置 - Google Patents

液体浄化装置

Info

Publication number
JP2570007Y2
JP2570007Y2 JP1993037064U JP3706493U JP2570007Y2 JP 2570007 Y2 JP2570007 Y2 JP 2570007Y2 JP 1993037064 U JP1993037064 U JP 1993037064U JP 3706493 U JP3706493 U JP 3706493U JP 2570007 Y2 JP2570007 Y2 JP 2570007Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
activation unit
hollow cylindrical
cylindrical core
core
annular permanent
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993037064U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH073794U (ja
Inventor
博文 鎌田
Original Assignee
鎌田バイオ・エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鎌田バイオ・エンジニアリング株式会社 filed Critical 鎌田バイオ・エンジニアリング株式会社
Priority to JP1993037064U priority Critical patent/JP2570007Y2/ja
Publication of JPH073794U publication Critical patent/JPH073794U/ja
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Publication of JP2570007Y2 publication Critical patent/JP2570007Y2/ja
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  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液体浄化装置、詳しく
は水,酒,ジュース,酢その他の各種液体を磁場の振動
による変動磁場の磁気作用およびろ過作用を利用して活
性化し浄化する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気エネルギー等の不可視エネル
ギーによって水分子クラスターに影響を与えることが認
識され、磁石による微小エネルギーを利用して液体を活
性化し浄化する装置が種々提案されている。しかしなが
ら、従来の磁石を利用する浄化装置では、液体が固定さ
れた磁石の廻り又は内部を通過する間に液体に磁気作用
を及ぼすものであるが十分な活性化が図れず、また液体
が磁石に直接接触するものでは磁石の劣化が避けられな
いという問題があった。このような問題点を解消し、磁
場の振動による変動磁場の磁気作用を利用して液体を活
性化,浄化する磁化浄化装置が特公平4−62796号
公報によって提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記従来の
変動磁場の磁気作用を利用した磁化浄化装置を発展さ
せ、さらにろ過機能を付加し、分解,組立,取扱い容易
で、コンパクトな液体浄化装置を提供することを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明考案は、磁気作用
を利用した活性化ユニットと、ろ材を充填したろ過カー
トリッジとを備え、前記活性化ユニットは、軸方向に磁
化された大径の環状永久磁石の複数個を互いに異極また
は同極を対向させて同軸に連接した第1中空筒状コア
と、軸方向に磁化された小径の環状永久磁石の複数個を
互いに異極又は同極を対向させて同軸に連接した第2中
空筒状コアとを用い、該小径の第2の中空筒状コアを前
記大径の第1の中空筒状コアの内空部に同軸かつ軸方向
変位自在に嵌挿してコア組付体とし、該コア組付体をコ
ア組付体の軸心中空部を通って貫通する流路を備えた非
磁性体のケース内に収納することにより構成され、該活
性化ユニットの上部に前記ろ過カートリッジを着脱自在
に連結し、液体が前記活性化ユニットの流路を通って前
記ろ過カートリッジに流過するようになし、前記ろ過カ
ートリッジを分割自在に構成すると共に、前記活性化ユ
ニットに対して上下に反転連結自在とし、液体流入部を
備えた台座に前記活性化ユニットを着脱自在に連結する
と共に、該台座に前記活性化ユニットとろ過カートリッ
ジの全体を覆うカバーの下端部を着脱自在に支持せしめ
たことを特徴とする液体浄化装置である。
【0005】
【作用】本考案の液体浄化装置においては、活性化ユニ
ット内のコア組付体は第1中空筒状コア内に第2中空筒
状コアが緩挿されて各環状永久磁石の磁力で浮遊した変
位自在な状態にあり、流体エネルギー等が作用すると第
1中空筒体コア内で第2中空筒状コアが振動して変動磁
界が発生する。すなわち、活性化ユニットを液体が流過
する間にその運動エネルギーによって内部の第2中空筒
状コアが振動し、流体の磁気モーメントと磁界の相互作
用によって流体の双極分子が励起され、分子運動エネル
ギーが電気エネルギーに変化して内部エネルギーが励起
されるため、流体分子のスピン形態に物理的変化を惹起
させて準安定な活性化状態に移行する。この結果、例え
ば飲料水の浄化に際しては、分離(解離)を短時間の間
に繰り返すことにより飲料水を構成する水分子クラスタ
ー集団を活性化させ自然原始水に近づけて、おいしい水
とすることができ、酒類その他の各種液体の活性化にも
有効である。このようにして活性化された液体は、さら
にろ過カートリッジを通過することによって液体中の濁
質等が分離され、清澄化されて流出する。なお、ろ過カ
ートリッジに充填されるろ材としては、砂,アンスラサ
イト,粒状セラミック,活性炭等を単独又は組合せて使
用することができる。
【0006】また、活性化ユニット,ろ過カートリッジ
等は連結自在であるために分解,点検,清掃等が容易で
あり、ろ過カートリッジを活性化ユニットに対して上下
に反転連結自在とすれば、ろ材の目詰まり解消時にろ過
カートリッジを反転させて連結して通液するのみでろ材
の逆洗浄が可能になり、またろ過カートリッジを分割自
在とすればろ材の交換を便利にすることができる。さら
に、活性化ユニットを液体流入部を備えた台座に着脱自
在に連結し、この台座に活性化ユニット,ろ過カートリ
ッジを覆うカバーの下端部を支持させ、主要部をすべて
隠蔽して外観をすっきりとすることができ、使用時の違
和感を和らげることができる。なお、使用中断時におい
ては、装置内に残留する液体は活性化ユニットを通過し
て活性化されているため、雑菌の繁殖を抑制することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は全体の縦断正面図で、液体の流入管1が
開口した台座2には本体31 と蓋32 とをビス等で結合
する非磁性体のケース内に後述する環状永久磁石群から
なるコア組付体10を保持した活性化ユニット3が保持
されてパッキン4を介してねじ込まれ、このケース中央
には活性化ユニット3の流路5内に嵌挿される流路51
が貫通形成されている。活性化ユニットコア3は、図2
に示すように、非磁性体のケース33 内にコア組付体1
0を水密的に封入したものである。このコア組付体10
は、大きな径の略円筒状の第1中空筒状コア20と小さ
な径の略円筒状の第2中空筒状コア30とで構成され、
第1中空筒状コア20内に第2中空筒状コア30が軸方
向に変位自在に緩挿されている。第1中空筒状コア20
は、図3に示すように、軸方向に磁化された3個の環状
永久磁石21が軸方向に異極が対向するように連接さ
れ、第1中空筒状コア20の上下の端部にN極とS極と
が位置している。第2中空筒状コア30は、図4に示す
ように、軸方向に磁化された5個の環状永久磁石31が
軸方向に異極が対向するように連接され、第2中空筒状
コア30の上下の端部にN極とS極とが位置している。
この環状永久磁石31は、外径が第1中空筒状コア20
の環状永久磁石21の内径より若干小さく、また厚みも
薄いものが用いられている。第2中空筒状コア30は、
端部の磁極が第1中空筒状コア30の磁極と同じ上下位
置関係となるように、第1中空筒状コア20内に緩挿さ
れる。なお、上述した第1中空筒状コア20は3個の環
状永久磁石21から、また第1中空筒状コア30は5個
の環状永久磁石31から構成されるが、これらの環状永
久磁石21,31の数は任意に定めることができ、これ
らの数等の設定で所望の振動特性が得られる。また、上
述した第1,第2中空筒状コア20,30は環状永久磁
石21,31を異極が対向するように連接したが、同極
が対向するように連接することも可能である。さらに、
第1中空筒状コア20内に第2中空筒状コア30を互い
の端部の磁極が同じ上下位置関係で緩挿されているが、
第1中空筒状コア20の端部の磁極と第2中空筒状コア
30の端部の磁極とが異なるように構成することも可能
である。そして、第1中空筒状コア20の端部の磁極と
第2の中空筒状コア30の端部の磁極とを異ならせるこ
とで、磁気による軸受効果を発揮し、十分なマグネット
クッションの効果が得られる。さらにまた、活性化ユニ
ット3は、環状永久磁石21が同極を対向するように配
列された第1中空筒状コア20内に環状永久磁石31が
異極を対向するように配列された第2中空筒状コア30
を緩挿して構成することもでき、また逆に、環状永久磁
石21が異極を対向するように配列された第1中空筒状
コア20内に環状永久磁石31が同極を対向するように
配列された第2中空筒状コア30を緩挿して構成するこ
とも可能である。このように第1中空筒体コア20内に
第2中空筒体コア30を緩挿したコア組付体10は、図
2のように第1中空筒体20の上下にクッションパッキ
ン11を介在させて非磁性体のケース内に保持される
が、このケースにはコア組付体10の中空部内を経る流
路5が形成されている。
【0008】40はろ過カートリッジで、内部にはろ
材、例えば中央部に粒状活性炭充填層411 ,412
その外側にセラミックボール充填層421 ,422 が通
水性の枠43で上下に対称的に支持され、上下の両端に
は活性化ユニット3の蓋32 にねじ込まれて流路51
連なる液体の流出入部44が形成され、これらの流出入
口部44はセラミックボール充填層421 ,422 から
セラミックボールの流出を防ぐ取外し自在なスクリーン
45で覆われており、ろ過カートリッジ40は上下を反
転させて活性化ユニット3にねじ込むことができる。ま
た、ろ過カートリッジ40は中央で2分割され、それぞ
れをOリング46を介在させてコネクターナット47で
連結するようにすればろ過カートリッジ40内のろ材交
換に便利である。このようなろ過カートリッジ40の一
方の流出入部44を活性化ユニット3の蓋32 にねじ込
んで流路51 に連通させ、浄化すべき液体が流入管1か
ら活性化ユニット3およびろ過カートリッジ40を経て
活性化,浄化され、ろ過ユニット40の頂部の流出入部
44から流出するようにする。また、台座2の周囲にカ
バーモール48を設け、活性化ユニット3およびろ過カ
ートリッジ40を覆い頂部の流出入部44を露出するカ
バー49の下端部をカバーモール48内に支持させ、流
出入部44に螺合する開口を有する締付キャップ50で
カバー49を締付け固定することもできる。そして使用
に際しては、流入管1に給水源を接続し、締付けキャッ
プ50に適当な吐出管を接続して使用する。
【0009】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、極
めてコンパクトな装置で変動磁場の磁気作用を利用した
液体の活性化にろ過機能路付加して液体の活性化と浄化
を効果的に行ない、分解、組立、取り扱いを容易とし、
さらにはろ材の逆洗浄を容易にし、長期間の効果的使用
を可能にすることができる。さらに、活性化ユニットを
液体流入部を備えた台座に着脱自在に連結し、この台座
に活性化ユニット、ろ過カートリッジを覆うカバーの下
端部を支持させ、主要部をすべて隠蔽して外観をすっき
りとすることができ、使用時の違和感を和らげることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】活性化ユニットの説明断面図である。
【図3】活性化ユニットを構成する第1中空筒状コアの
縦断面図である。
【図4】活性化ユニットを構成する第2中空筒状コアの
縦断面図である。
【符号の説明】
1 流入管 2 台座 3 活性化ユニット 5 流路 10 コア組付体 20 第1中空筒体コア 21 環状永久磁石 30 第2中空筒状コア 31 環状永久磁石 40 ろ過カートリッジ 44 流出入部 47 コネクターナット 48 カバーモール 49 カバー 50 締付キャップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気作用を利用した活性化ユニットと、
    ろ材を充填したろ過カートリッジとを備え、 前記活性化ユニットは、軸方向に磁化された大径の環状
    永久磁石の複数個を互いに異極または同極を対向させて
    同軸に連接した第1中空筒状コアと、軸方向に磁化され
    た小径の環状永久磁石の複数個を互いに異極又は同極を
    対向させて同軸に連接した第2中空筒状コアとを用い、
    該小径の第2の中空筒状コアを前記大径の第1の中空筒
    状コアの内空部に同軸かつ軸方向変位自在に嵌挿してコ
    ア組付体とし、該コア組付体をコア組付体の軸心中空部
    を通って貫通する流路を備えた非磁性体のケース内に収
    納することにより構成され、 該活性化ユニットの上部に前記ろ過カートリッジを着脱
    自在に連結し、液体が前記活性化ユニットの流路を通っ
    て前記ろ過カートリッジに流過するようになし、 前記ろ過カートリッジを分割自在に構成すると共に、前
    記活性化ユニットに対して上下に反転連結自在とし、 液体流入部を備えた台座に前記活性化ユニットを着脱自
    在に連結すると共に、該台座に前記活性化ユニットとろ
    過カートリッジの全体を覆うカバーの下端部を着脱自在
    に支持せしめたことを特徴とする液体浄化装置。
JP1993037064U 1993-06-15 1993-06-15 液体浄化装置 Expired - Lifetime JP2570007Y2 (ja)

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JPH073794U JPH073794U (ja) 1995-01-20
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