JP2567946Y2 - パネル取付コネクタ用保護キャップ - Google Patents
パネル取付コネクタ用保護キャップInfo
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- JP2567946Y2 JP2567946Y2 JP1993016910U JP1691093U JP2567946Y2 JP 2567946 Y2 JP2567946 Y2 JP 2567946Y2 JP 1993016910 U JP1993016910 U JP 1993016910U JP 1691093 U JP1691093 U JP 1691093U JP 2567946 Y2 JP2567946 Y2 JP 2567946Y2
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- cap
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/44—Means for preventing access to live contacts
- H01R13/443—Dummy plugs
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- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5213—Covers
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/621—Bolt, set screw or screw clamp
- H01R13/6215—Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パネルの取付孔に取
付ける、パネル取付用コネクタのターミナルを保護する
ために覆着される保護キャップに関する。
付ける、パネル取付用コネクタのターミナルを保護する
ために覆着される保護キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、自動車の車体側ある
いはドア側のパネルPに固定するパネル取付コネクタ6
0には、雄ターミナル61を配設するフード部62が設
けられ、この口縁にはフランジ部63が設けられるとと
もに、フード部62の対向面に係合爪64を設けたロッ
キングアーム65が前方に延出して形成されている。そ
して、パネルPに形成した取付孔W内に裏面から挿入す
ると、フランジ部63がパネルPの裏面に当接するとと
もに、係合爪64がパネルPの表面側に係合して、この
フランジ部63と係合爪64の挟着によりパネルPに取
付けられる構成とされている。
いはドア側のパネルPに固定するパネル取付コネクタ6
0には、雄ターミナル61を配設するフード部62が設
けられ、この口縁にはフランジ部63が設けられるとと
もに、フード部62の対向面に係合爪64を設けたロッ
キングアーム65が前方に延出して形成されている。そ
して、パネルPに形成した取付孔W内に裏面から挿入す
ると、フランジ部63がパネルPの裏面に当接するとと
もに、係合爪64がパネルPの表面側に係合して、この
フランジ部63と係合爪64の挟着によりパネルPに取
付けられる構成とされている。
【0003】ここで、この種取付コネクタ60はワイヤ
ハーネスに取付けられて、パネルPへの取付工程まで搬
送され、パネルPに取付けられてから、雌側のコネクタ
61が結合されるが、この間相当に乱暴に取り扱われた
り、フード部62内に異物が侵入することがある。この
ため、雌側コネクタ66を結合するまで、フード部62
に保護キャップ70を図9に示すように被せて雄ターミ
ナル61を保護することが行われている。
ハーネスに取付けられて、パネルPへの取付工程まで搬
送され、パネルPに取付けられてから、雌側のコネクタ
61が結合されるが、この間相当に乱暴に取り扱われた
り、フード部62内に異物が侵入することがある。この
ため、雌側コネクタ66を結合するまで、フード部62
に保護キャップ70を図9に示すように被せて雄ターミ
ナル61を保護することが行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この種コネク
タ60は、フランジ部63と係合爪64の挟着によりパ
ネルPに取付けるものであるため、取付孔Wがフード部
62の口縁とほぼ同じ大きさに形成されており、取付け
る際には取付孔Wへ正確な位置決めが必要とされてい
た。これに対して、従来の保護キャップ70では、図9
に示すように角形状に膨出されていたり、図示しないが
平板状とされているので、正確に位置決めしない限り、
二点鎖線に示すようにパネルPに突き当たってしまい、
その取付作業が面倒であった。特にその取付孔Wを視認
しながら取付作業を行なうことのできない場合には非常
に面倒なものとなっていた。このため、この考案の目的
とするところは、取付孔へのコネクタの取付け作業を容
易にできるようにすることである。
タ60は、フランジ部63と係合爪64の挟着によりパ
ネルPに取付けるものであるため、取付孔Wがフード部
62の口縁とほぼ同じ大きさに形成されており、取付け
る際には取付孔Wへ正確な位置決めが必要とされてい
た。これに対して、従来の保護キャップ70では、図9
に示すように角形状に膨出されていたり、図示しないが
平板状とされているので、正確に位置決めしない限り、
二点鎖線に示すようにパネルPに突き当たってしまい、
その取付作業が面倒であった。特にその取付孔Wを視認
しながら取付作業を行なうことのできない場合には非常
に面倒なものとなっていた。このため、この考案の目的
とするところは、取付孔へのコネクタの取付け作業を容
易にできるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案では、パネルの取付孔に係合するロッキン
グアームをフード部の口縁に設けたパネル取付コネクタ
に対して、その口縁に覆着される保護キャップにおい
て、口縁を覆うキャップ本体の側面を先細り状に膨出し
て傾斜するガイド斜面を設けている。
め、この考案では、パネルの取付孔に係合するロッキン
グアームをフード部の口縁に設けたパネル取付コネクタ
に対して、その口縁に覆着される保護キャップにおい
て、口縁を覆うキャップ本体の側面を先細り状に膨出し
て傾斜するガイド斜面を設けている。
【0006】
【作用】コネクタ本体のフード部には、フード部の口縁
から膨出して保護キャップが覆着されている。取付孔に
コネクタ本体を取付けるには、取付孔の大略正面に対向
して配置して挿入する。すると、保護キャップの側面は
先細り状に傾斜するガイド斜面とされているので、多少
挿入位置にずれがあっても保護キャップの先端は取付孔
に挿入される。そして、挿入される間にガイド面に沿っ
て矯正されて、ロッキングアームは取付孔と係合する。
から膨出して保護キャップが覆着されている。取付孔に
コネクタ本体を取付けるには、取付孔の大略正面に対向
して配置して挿入する。すると、保護キャップの側面は
先細り状に傾斜するガイド斜面とされているので、多少
挿入位置にずれがあっても保護キャップの先端は取付孔
に挿入される。そして、挿入される間にガイド面に沿っ
て矯正されて、ロッキングアームは取付孔と係合する。
【0007】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案は、口縁を
覆うキャップ本体の側面を先細り状に膨出して傾斜する
ガイド斜面を設けているので、パネルの取付孔にコネク
タを容易に取付けることのできる保護キャップとするこ
とができる。
覆うキャップ本体の側面を先細り状に膨出して傾斜する
ガイド斜面を設けているので、パネルの取付孔にコネク
タを容易に取付けることのできる保護キャップとするこ
とができる。
【0008】
【実施例】(実施例1) 以下、この考案を適用した実施例1を図1〜図3に基づ
いて詳細に説明する。この実施例1のコネクタは雄側の
コネクタであって、コネクタ本体1には略方形とされた
有底筒状のフード部2と、その底部に複数の端子収容孔
3を形成した本体突出部4とが形成されている。そし
て、図面上省略したが、本体突出部4の後方から各端子
金具の端子収容孔3内に電線の先端に接続された雄側の
端子金具が挿入されて、フード部2内に突出して配置さ
れている。
いて詳細に説明する。この実施例1のコネクタは雄側の
コネクタであって、コネクタ本体1には略方形とされた
有底筒状のフード部2と、その底部に複数の端子収容孔
3を形成した本体突出部4とが形成されている。そし
て、図面上省略したが、本体突出部4の後方から各端子
金具の端子収容孔3内に電線の先端に接続された雄側の
端子金具が挿入されて、フード部2内に突出して配置さ
れている。
【0009】図1において、フード部2の口縁の各コー
ナには前方に突出する挿入リブ5が設けられるととも
に、ほぼ全周にわたってフランジ部6が設けられてお
り、後述するようにパネルPの取付孔Wにこの挿入リブ
5により位置決めされて挿入され、フランジ部6がパネ
ルPの後面に当接するようにされている。フード部2の
上下面にはその口縁から中間部まで切欠された二条のス
リット7によりバネ性のロッキングアーム8が一体形成
され、この先端にはガイド面9aと係合面9bにより形
成される係合爪9が設けられている(図3参照)。ま
た、このロッキングアーム8の内側先端から傾斜して傾
斜溝8aが設けられるとともに、この傾斜溝8aの延長
線上の基部には挿入方向に係合孔10が設けられ、後述
する取付片24の係合突起25が係合可能とされてい
る。なお、フード部2内には図示しない雌コネクタハウ
ジングを雄ネジにより固定する雌ネジ部11が設けられ
ている。
ナには前方に突出する挿入リブ5が設けられるととも
に、ほぼ全周にわたってフランジ部6が設けられてお
り、後述するようにパネルPの取付孔Wにこの挿入リブ
5により位置決めされて挿入され、フランジ部6がパネ
ルPの後面に当接するようにされている。フード部2の
上下面にはその口縁から中間部まで切欠された二条のス
リット7によりバネ性のロッキングアーム8が一体形成
され、この先端にはガイド面9aと係合面9bにより形
成される係合爪9が設けられている(図3参照)。ま
た、このロッキングアーム8の内側先端から傾斜して傾
斜溝8aが設けられるとともに、この傾斜溝8aの延長
線上の基部には挿入方向に係合孔10が設けられ、後述
する取付片24の係合突起25が係合可能とされてい
る。なお、フード部2内には図示しない雌コネクタハウ
ジングを雄ネジにより固定する雌ネジ部11が設けられ
ている。
【0010】この実施例の保護キャップ20は、上述し
たフード部2の略方形の口縁に覆着してフード部2内に
突出する雄側の端子金具を保護するものであって、キャ
ップ本体21は略直方体形状に膨出するキャップ形状に
形成されている。このキャップ状とされたキャップ本体
21は、先細り状に傾斜した台形状に形成され、図1に
おいて、頂面20aの上下の側面がガイド斜面20b.
20cとされ、また、左右の側面をガイド斜面20d,
20eとされている。特に上下のガイド斜面20b,2
0cは、図3に示すようにガイド面9aの傾斜角度と略
等しくされて、ガイド斜面20bの面上から略一直線状
の配置とされている。
たフード部2の略方形の口縁に覆着してフード部2内に
突出する雄側の端子金具を保護するものであって、キャ
ップ本体21は略直方体形状に膨出するキャップ形状に
形成されている。このキャップ状とされたキャップ本体
21は、先細り状に傾斜した台形状に形成され、図1に
おいて、頂面20aの上下の側面がガイド斜面20b.
20cとされ、また、左右の側面をガイド斜面20d,
20eとされている。特に上下のガイド斜面20b,2
0cは、図3に示すようにガイド面9aの傾斜角度と略
等しくされて、ガイド斜面20bの面上から略一直線状
の配置とされている。
【0011】このキャップ本体21の口縁はフード部2
の口縁を大略覆う方形とされ、その各コーナには、図2
に示すように、挿入リブ5の外側にはみ出すこと無く当
接する当接面22が形成されている。また、この当接面
22の各内側にスリーブ片23が延出されてフード部2
内に挿入する際の位置決め手段とされている。
の口縁を大略覆う方形とされ、その各コーナには、図2
に示すように、挿入リブ5の外側にはみ出すこと無く当
接する当接面22が形成されている。また、この当接面
22の各内側にスリーブ片23が延出されてフード部2
内に挿入する際の位置決め手段とされている。
【0012】また、キャップ本体21には係合孔10に
係合する係合突起25を設けた取付片24が設けられて
いる。この取付片24の基部内側には図2,図3に示す
ように、板状の補強リブ26が設けられており、この取
付片24の基部が補強されて、ほとんど撓まないように
形成され、その先側は係合突起25が係合孔10に係合
可能にバネ性を有している。
係合する係合突起25を設けた取付片24が設けられて
いる。この取付片24の基部内側には図2,図3に示す
ように、板状の補強リブ26が設けられており、この取
付片24の基部が補強されて、ほとんど撓まないように
形成され、その先側は係合突起25が係合孔10に係合
可能にバネ性を有している。
【0013】このように構成された実施例1の保護キャ
ップ20についてその作用を説明する。保護キャップ2
0をコネクタ本体1に取付けるには、フード部2を被覆
するように挿入する。各コーナに設けられたスリーブ片
23がフード部2内に挿入して挿入位置が決められ、取
付片24の先端に設けた係合突起25が傾斜溝8a内を
摺動してロッキングアーム8を外方に押し広げていく。
そして、当接面22が挿入リブ5の先端に当接すると同
時に、係合突起25が係合孔10と係合して、保護キャ
ップ20はコネクタ本体1に取付けられる。
ップ20についてその作用を説明する。保護キャップ2
0をコネクタ本体1に取付けるには、フード部2を被覆
するように挿入する。各コーナに設けられたスリーブ片
23がフード部2内に挿入して挿入位置が決められ、取
付片24の先端に設けた係合突起25が傾斜溝8a内を
摺動してロッキングアーム8を外方に押し広げていく。
そして、当接面22が挿入リブ5の先端に当接すると同
時に、係合突起25が係合孔10と係合して、保護キャ
ップ20はコネクタ本体1に取付けられる。
【0014】パネルPの取付孔Wにこのコネクタを取付
けるには、コネクタ本体1に保護キャップ20を取り付
けた状態で取付孔Wに対向して配置して挿入する。この
際、取付孔Wに対して多少上下左右にずれた状態で挿入
しても、保護キャップの頂部20aは先細りとされ、取
付口Wの孔縁よりもかなり小さく形成されているので、
取付口W内に容易に挿入することができる。そして更に
押し込めると、左右のガイド斜面20d,20e及び上
下のガイド斜面20b,20cにガイドされて正しい挿
入位置に矯正されながら挿入されていく。特にこの実施
例1では、係合爪9のガイド面9aがガイド斜面20
b,20cから略一直線状の配置とされているので、円
滑にガイド面9aにガイドされ、そしてガイド面9aが
押圧され、ロッキングアーム8が内側に撓んで挿入され
る。これによりフランジ部36がパネルPの裏面に当接
し、同時に、ガイド面9aは取付孔Wの表面側に突出し
て孔縁からの押圧が開放されて係合面9bが係合して取
付けられる。なお、この際、保護キャップ20は挿入リ
ブ5よりも外方に突出すること無く当接する状態に取付
けられているので、保護キャップ20が取付孔W内への
挿通を妨げること無く挿通される。
けるには、コネクタ本体1に保護キャップ20を取り付
けた状態で取付孔Wに対向して配置して挿入する。この
際、取付孔Wに対して多少上下左右にずれた状態で挿入
しても、保護キャップの頂部20aは先細りとされ、取
付口Wの孔縁よりもかなり小さく形成されているので、
取付口W内に容易に挿入することができる。そして更に
押し込めると、左右のガイド斜面20d,20e及び上
下のガイド斜面20b,20cにガイドされて正しい挿
入位置に矯正されながら挿入されていく。特にこの実施
例1では、係合爪9のガイド面9aがガイド斜面20
b,20cから略一直線状の配置とされているので、円
滑にガイド面9aにガイドされ、そしてガイド面9aが
押圧され、ロッキングアーム8が内側に撓んで挿入され
る。これによりフランジ部36がパネルPの裏面に当接
し、同時に、ガイド面9aは取付孔Wの表面側に突出し
て孔縁からの押圧が開放されて係合面9bが係合して取
付けられる。なお、この際、保護キャップ20は挿入リ
ブ5よりも外方に突出すること無く当接する状態に取付
けられているので、保護キャップ20が取付孔W内への
挿通を妨げること無く挿通される。
【0015】(実施例2) 次に、この考案を適用した実施例2を図4〜図6に基づ
き、実施例1と相違する部位を中心に説明する。この実
施例ではロッキングアーム38をコネクタ本体31とは
別体のロック金具により形成したコネクタの例を示し、
このロッキングアーム38の先端には、ガイド面39a
により形成される係合爪39が設けられている。また、
フード部32の上下面に形成された挿入間隙43内にロ
ッキングアーム8の基部が挿入され、この挿入間隙43
内に突出形成された係合突起44が、ロッキングアーム
38に設けられた係合孔41に係合して取付固定されて
いる(図6参照)。また、フード部2の内面を構成する
内面壁33には中間部で切欠され、ロッキングアーム3
8の先端が内側に撓むことが可能とされている。また、
図4において、フード部32の口縁の各コーナには前方
に突出する挿入リブ35が設けられるとともに、左右両
側にフランジ部36が設けられている。また、フード部
32の左右ガイド斜面にはそれぞれ係合孔40が設けら
れている。
き、実施例1と相違する部位を中心に説明する。この実
施例ではロッキングアーム38をコネクタ本体31とは
別体のロック金具により形成したコネクタの例を示し、
このロッキングアーム38の先端には、ガイド面39a
により形成される係合爪39が設けられている。また、
フード部32の上下面に形成された挿入間隙43内にロ
ッキングアーム8の基部が挿入され、この挿入間隙43
内に突出形成された係合突起44が、ロッキングアーム
38に設けられた係合孔41に係合して取付固定されて
いる(図6参照)。また、フード部2の内面を構成する
内面壁33には中間部で切欠され、ロッキングアーム3
8の先端が内側に撓むことが可能とされている。また、
図4において、フード部32の口縁の各コーナには前方
に突出する挿入リブ35が設けられるとともに、左右両
側にフランジ部36が設けられている。また、フード部
32の左右ガイド斜面にはそれぞれ係合孔40が設けら
れている。
【0016】この実施例2の保護キャップ50は、図5
に示すように、フード部32の略方形の口縁に覆着して
フード部32内に突出する雄側の端子金具を保護するも
のであって、キャップ本体51は略直方体形状に膨出す
るキャップ形状に形成されている。このキャップ状とさ
れたキャップ本体51は、頂面50aの上下左右の側面
が先細り状に傾斜した台形状に形成されるガイド斜面5
0b,50c、50d,50eとされている。
に示すように、フード部32の略方形の口縁に覆着して
フード部32内に突出する雄側の端子金具を保護するも
のであって、キャップ本体51は略直方体形状に膨出す
るキャップ形状に形成されている。このキャップ状とさ
れたキャップ本体51は、頂面50aの上下左右の側面
が先細り状に傾斜した台形状に形成されるガイド斜面5
0b,50c、50d,50eとされている。
【0017】このキャップ本体51の口縁はフード部3
2の口縁を大略覆う方形とされ、その各コーナには、図
5に示すように、挿入リブ35の外側にはみ出すこと無
く当接する当接面52が形成されている。また、この当
接面52の各内側にスリーブ片53が延出されてフード
部32内に挿入する際の位置決め手段とされている。
2の口縁を大略覆う方形とされ、その各コーナには、図
5に示すように、挿入リブ35の外側にはみ出すこと無
く当接する当接面52が形成されている。また、この当
接面52の各内側にスリーブ片53が延出されてフード
部32内に挿入する際の位置決め手段とされている。
【0018】また、キャップ本体51の左部口縁には二
つの取付片54,54が突出して設けられ、その先端に
係合孔40に係合する係合突起55が設けられて係合孔
40と係合可能に設けられている。また、右部口縁では
スリーブ片53aに係合孔40と係合する係合突起55
が設けられている。この4つの係合突起55が各係合孔
40に係合してキャップ本体51コネクタ本体31に取
付される。また、図5において上下両スリーブ片53
a,53bの間には、板状の変形防止片47が、ロッキ
ングアーム38の内側に配置されるように設けられてい
る。
つの取付片54,54が突出して設けられ、その先端に
係合孔40に係合する係合突起55が設けられて係合孔
40と係合可能に設けられている。また、右部口縁では
スリーブ片53aに係合孔40と係合する係合突起55
が設けられている。この4つの係合突起55が各係合孔
40に係合してキャップ本体51コネクタ本体31に取
付される。また、図5において上下両スリーブ片53
a,53bの間には、板状の変形防止片47が、ロッキ
ングアーム38の内側に配置されるように設けられてい
る。
【0019】このように構成された実施例2の保護キャ
ップ50も実施例1とほぼ同様の作用を有し、パネルP
の取付孔Wにこのコネクタを取付けるには、コネクタ本
体31に保護キャップ50を取り付けた状態で取付孔W
に対向して配置して挿入する。この際、取付孔Wに対し
て多少上下左右にずれた状態で挿入しても、保護キャッ
プの頂部50aは先細りとされ、取付口Wの孔縁よりも
かなり小さく形成されているので、取付口W内に頂部5
0aを容易に挿入することができる。そして更に押し込
めると、ガイド斜面50b,50c、50d,50eの
いずれかにガイドされて矯正されながら挿入されて、フ
ランジ部36がパネルPの裏面に当接する。同時に、ロ
ッキングアーム38の係合爪39は取付孔Wの表面側に
係合する。この実施例2においては、コネクタ本体1に
対して四つの係合突起45により取付けられるので、搬
送途中などで脱落しない保護キャップとすることができ
る。
ップ50も実施例1とほぼ同様の作用を有し、パネルP
の取付孔Wにこのコネクタを取付けるには、コネクタ本
体31に保護キャップ50を取り付けた状態で取付孔W
に対向して配置して挿入する。この際、取付孔Wに対し
て多少上下左右にずれた状態で挿入しても、保護キャッ
プの頂部50aは先細りとされ、取付口Wの孔縁よりも
かなり小さく形成されているので、取付口W内に頂部5
0aを容易に挿入することができる。そして更に押し込
めると、ガイド斜面50b,50c、50d,50eの
いずれかにガイドされて矯正されながら挿入されて、フ
ランジ部36がパネルPの裏面に当接する。同時に、ロ
ッキングアーム38の係合爪39は取付孔Wの表面側に
係合する。この実施例2においては、コネクタ本体1に
対して四つの係合突起45により取付けられるので、搬
送途中などで脱落しない保護キャップとすることができ
る。
【0020】なお、この実施例1,2ではキャップ本体
の上下及び左右側面の双方をガイド面とした例を示した
が、上下又は左右のいずれかの側面をガイド斜面とした
り、また、上下の側面の内のいずれか又は左右の側面の
内のいずれかをガイド斜面とするなど、変更実施するこ
とができる。また、この実施例1,2では上下の側面全
体を傾斜面からなるガイド面としているが、図7(A)
に示すように、側面の内一部をガイド斜面71とした
り、または図7(B)に示すように外方に膨出する曲面
からなるガイド斜面81とすることもできる。また、こ
の実施例1,2では両側にロッキングアーム8,38を
設けたコネクタについて説明したが、一側を剛性の係合
爪とし、他側をバネ性のロッキングアームを設けたコネ
クタ本体についても適用できる。
の上下及び左右側面の双方をガイド面とした例を示した
が、上下又は左右のいずれかの側面をガイド斜面とした
り、また、上下の側面の内のいずれか又は左右の側面の
内のいずれかをガイド斜面とするなど、変更実施するこ
とができる。また、この実施例1,2では上下の側面全
体を傾斜面からなるガイド面としているが、図7(A)
に示すように、側面の内一部をガイド斜面71とした
り、または図7(B)に示すように外方に膨出する曲面
からなるガイド斜面81とすることもできる。また、こ
の実施例1,2では両側にロッキングアーム8,38を
設けたコネクタについて説明したが、一側を剛性の係合
爪とし、他側をバネ性のロッキングアームを設けたコネ
クタ本体についても適用できる。
【図1】実施例1のコネクタと保護キャップの分離斜視
図である。
図である。
【図2】同、保護キャップの斜視図である。
【図3】同、取付状態を示す一部の断面図である。
【図4】実施例2のコネクタの斜視図である。
【図5】同、保護キャップの斜視図である。
【図6】同、取付状態を示す一部の断面図である。
【図7】他例を示す一部の正面図である。
【図8】コネクタの取付状態を説明する概略図である。
【図9】従来例の課題を示す説明図である。
2…フード部 8…ロッキングアーム 20…保護キャップ 20b,c,d,e…ガイド斜面 21…キャップ本体
Claims (1)
- 【請求項1】 パネルの取付孔に係合するロッキングア
ームをフード部の口縁に設けたパネル取付コネクタに対
して、その口縁に覆着される保護キャップにおいて、前
記口縁を覆うキャップ本体の側面を先細り状に膨出した
ガイド斜面を設けていることを特徴とするパネル取付コ
ネクタ用保護キャップ。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP1993016910U JP2567946Y2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | パネル取付コネクタ用保護キャップ |
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EP94103697A EP0615314B1 (en) | 1993-03-11 | 1994-03-10 | Combination of a panel mountable electrical connector with a protecting cap |
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