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JP2567310B2 - イメージ再生機械に用紙を送給する装置 - Google Patents

イメージ再生機械に用紙を送給する装置

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Publication number
JP2567310B2
JP2567310B2 JP3238686A JP23868691A JP2567310B2 JP 2567310 B2 JP2567310 B2 JP 2567310B2 JP 3238686 A JP3238686 A JP 3238686A JP 23868691 A JP23868691 A JP 23868691A JP 2567310 B2 JP2567310 B2 JP 2567310B2
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JP
Japan
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sheet
feeding
tray
feed tray
storage portion
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JP3238686A
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チャールズ・エー・セラーズ
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KONPATSUKU KONPYUUTA CORP
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KONPATSUKU KONPYUUTA CORP
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6502Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • B65H1/04Supports or magazines for piles from which articles are to be separated adapted to support articles substantially horizontally, e.g. for separation from top of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/44Simultaneously, alternately, or selectively separating articles from two or more piles

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的にはイメージ
再生機械に関し、特にこの再生機械のうち、プリンタや
複写機等に使用される用紙送給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のプリンタや複写機のごときイメー
ジ再生機械は1又は1以上の用紙のフィードトレイを備
えているのが普通である。そしてこのトレイは、機械の
外側ハウジングに形成された開口に装脱が自在である。
【0003】上記各トレイは通常、寸法が8.5×11
インチ又は8.5×14インチの用紙を保持するように
作られている。またこの用紙は、機械内部の印刷部分に
送給され、続いて機械のハウジングから外部用紙受部に
排出される。
【0004】この種の用紙束は通常、それぞれ1連の包
(1連とは500枚である)の形で売られている。一方
プリンタや複写機用のトレイは、最大250枚すなわち
1連通の1/2の枚数を収容するように従来は作られて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで特に大型の印
刷又は複写の行われる場合、トレイに手動で用紙を補給
する頻度を減らすためにトレイの用紙収容量(用紙の1
連を収容できる寸法が好ましいのだが)を増大させるこ
とが望まれるだろう。
【0006】1連の用紙をトレイに収容するための好ま
しい方法として既に提案されたものは、今迄の250枚
の用紙束に代って500枚の用紙束を収容できるよう
に、トレイの深さを単に今迄の2倍にしたものである。
一見するとこれは論理的に見えるが、トレイの収容量を
増大するためのこの単純明解なアプローチは勿論、深さ
の増大したトレイを収容するためにハウジング開口の高
さをこれに応じて増大させることに繋がる。そしてこれ
は、機械の全高を増大させるという好ましくない方向に
導く。さらにこの機械で使用される全てのその他のトレ
イ(および封筒用トレイ)も、上記開口の高さに合うよ
うにその深さを増大されねばならないことになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の思想を実現す
る実施例の好ましい形態であるイメージ再生機械、代表
例としてのレーザプリンタは、用紙を2箇所に収容可能
なトレイを備えている。なおこのトレイは、機械の通常
の用紙送給路を経てこの機械に送給される前方および後
方の用紙束を支持するように作られている。
【0008】上記用紙を2箇所に収容できるトレイは、
通常250枚から成る用紙束の1つ又は、プリンタ或い
は複写機用用紙の1連の包の半分を収容できる寸法を持
つ従来のトレイを受入れるように作られた標準高さのハ
ウジング開口に、前方の用紙束を先頭にして挿入させる
ことができる。
【0009】本発明では、用紙を2箇所に収容できるト
レイの前方収容部および後方収容部のそれぞれが、従来
のトレイの1つの用紙収容部の収容量を持つようにユニ
ークに構成されたので、この発明に係るトレイは、従来
の送給手段で機械に用紙を送給するために完全な1連の
紙束を有効に収容することができる。
【0010】この発明のトレイは基本的には、前後に端
を有しかつ上記ハウジングの開口に前方から挿入するこ
とができるフィードトレイを仕切る壁手段と、前方の用
紙束と後方の用紙束とをそれぞれ受入れかつ支持するべ
く上記フィードトレイに形成される前方用紙収容部と後
方用紙収容部とを仕切るための手段とから成る。
【0011】上記フィードトレイの前方用紙収容部に結
合される保持手段は、用紙が収容されたトレイを上記機
械のハウジングに挿入するとき機械的送給手段の作動に
よる用紙の上記イメージ再生機械への順送りが容易とな
るように上記前方の用紙束を受入れかつ保持するように
作動する。
【0012】また用紙移動手段は、上記フィードトレイ
の後方用紙収容部に結合されると共に、上記フィードト
レイの前方用紙収容部内の用紙が機械的送給手段で送給
され尽すと、上記後方用紙収容部から上記前方用紙収容
部に後方の用紙束を前進させかつ上記保持手段によって
この用紙束を保持させるように作動する。かくして後方
の用紙束は、今や上記前方用紙収容部に収容されて、上
記機械への送給準備が整うことになる。
【0013】上記トレイのモータ駆動による自動化の例
では、上記保持手段は上記前方用紙収容部の底面後部で
枢支される後縁部と、前方の用紙束の下方に置かれてこ
れを支持する支持部とを有する基板を具備している。そ
して前方の用紙束の前縁部を上記基板と、この基板の前
側縁上方にある突出手段との間に保持させるために、上
記基板を上方に向けて揺動させるようにばね手段が用意
されている。
【0014】上記用紙移動手段は、上記フィードトレイ
の前方用紙収容部の紙が送給し尽されたことを検知する
と作動し、空となった上記前方用紙収容部に上記後方の
用紙束を押し込み、続いてその後限位置まで後方に駆動
されるように、可逆電動機で駆動されて上記後方用紙収
容部を通り前後進運動ができる押板を具備している。
【0015】上記用紙移動手段はさらに、上記後方の用
紙束を上記前方用紙収容部に容易に移し得るように、上
記押板の前進運動に応じて上記基板を下方に向け揺動さ
せると共に、上記突出手段を上昇させる手段および上記
押板がその後限位置に戻ると、上記基板および突出手段
をそれらが通常に作用する位置に戻す手段を具備してい
る。
【0016】上記フィードトレイの前後の用紙収容部間
を仕切る手段はばねに支持された1対の仕切部材を有す
る。なおこの仕切部材は、上記トレイの相対する側から
内方に向け突出し、上記フィードトレイの前後の用紙収
容部を仕切ると共に、前方の用紙束の後退止めとして働
く。
【0017】ロック手段は仕切手段の後方位置にある押
板と共に、上記仕切手段をその通常の後退止め位置に保
持するように働く。しかしながら上記押板の前進に応じ
て上記ロック手段は、後方の用紙束の前進を許容するよ
うに解放される。すなわち上記仕切部材は、水平方向に
かつ外方に向けて移動し、これによって上記後方の用紙
束は、空になった上記前方用紙収容部に入ることが可能
になる。
【0018】そして上記後方の用紙束が上記前方用紙収
容部に完全に収まると、上記仕切部材はその後退止めの
位置に弾性的に戻る。また上記押板がその後限位置に向
って後退すると、上記ロック手段は上記仕切部材をその
後退位置に再ロックするように作動する。
【0019】用紙を2箇所に収容できる上記トレイを手
にて作動させる実施例では、上記モータ駆動システムは
存在しない。また上記押板は、上記後方用紙収容部内に
摺動自在に設けられると共に上記後方の用紙束を受入れ
かつ支承するように形成された補助トレイと共に移動さ
せられる。
【0020】この補助トレイは、上記フィードトレイの
相対する側壁部に形成されたスロットに嵌入される側方
突出部を備えている。そして上記前方の用紙束が送給さ
れ尽すと、上記補助トレイは上記前方用紙収容部に向け
手動で押進させられる。
【0021】上記補助トレイが上記前方用紙収容部に入
ると上記支持板がこの補助トレイによって下方に向け揺
動を強いられ、補助トレイはこの支持板上に乗り上げ
る。
【0022】次に上記補助トレイが上記前方用紙収容部
に完全に収まると、この補助トレイの前端突出部が上記
側壁部に配設のスロットから抜け出し、これによって上
記支持板用のばねが上記補助トレイを上方に向け揺動で
きるようになり、前方用紙収容部内に移し換えられた上
記後方の用紙束は、その前端縁部を前述の突出手段にて
保持されるようになる。
【0023】
【実施例】図1及び図2は、本発明のひとつである用紙
送給装置が、一例としてレーザプリンタ10であるイメ
ージ再生機械に備えられているところを示しているが、
プリンタ10は複写機やレーザタイプでないプリンタの
ようなイメージ再生機械であってもよい。レーザプリン
タ10は、用紙を2カ所に収容可能なフィードトレイ1
6が取り付けられる前面開口14を有するハウジング1
2を備えており、上記トレイ16は、本発明の原理を具
体化したもので、以下に述べるようにプリンタ10に前
方及び後方の用紙束18及び20の用紙22を送給する
ものである。
【0024】用紙を2カ所に収容可能なフィードトレイ
16は、前方及び後方の各用紙束18及び20が250
枚の用紙を保持して、トレイ全体では500枚のカット
用紙が保持できるようにされている。図示されている用
紙22は8.5×11インチの標準サイズであり、その
長辺が用紙束の前方及び後方端部に合わせられて、用紙
22がその側部からプリンタ10に送給されるようにな
される。
【0025】図2に示すように、プリンタ10は、概略
的に描かれている駆動手段24、制御手段26、用紙感
知手段28、用紙フィード手段30、印刷手段32及び
用紙転送手段34を備えており、これらはすべて従来か
ら用いられて来たものである。制御手段26は、プリン
タハウジング12の前面に配された制御板36(図1参
照)に位置する。ハウジング開口14に挿入された用紙
を収容したトレイ16を備えるプリンタ10の稼働の
間、用紙フィード手段30は、前方用紙束18の頂部か
らハウジング12の内部に用紙22を送給するために、
制御手段26により制御される。トレイ16の前方用紙
束から排出された用紙22は、駆動手段24により、用
紙22を印刷する印刷手段32に送られる。印刷手段3
2から排出された印刷済用紙22は、転送手段34によ
りハウジング12の頂部の凹状外部用紙受部38に送ら
れる。
【0026】前方用紙束18からハウジング12へ用紙
22が送給されている間、感知手段28は、通常のやり
方どうり、前方用紙束18に用紙があるかどうかを監視
する。前方用紙束18が空になっていることが検出され
ると、感知手段28は、用紙補給指示信号40を出力す
る。以下に述べられるように、トレイ16の移動機構
は、信号40に反応して後方用紙束20を前方用紙束1
8(空になっている)があった場所に移動させるもので
あり、後方用紙束20が用紙フィード手段30によりプ
リンタに自動的に送給されるようにし、ハウジングの前
面開口14の高さを増す事なくトレイ16の用紙貯蔵及
び送給能力を2倍にする。
【0027】図3、4及び5についてみると、用紙を2
カ所に収容可能なフィードトレイ16は、開放頂部、底
壁44、前端壁46、中央間隙50が形成された後端壁
48、及び、左方並びに右方の外側壁52、54を有す
る長方形型トレイ受部42を含む。対向するトレイ壁5
2、54の内側に沿って、左から右までの間に切欠き部
58、60、62及び64を有する厚肉内張壁56が形
成されている。切欠き部60、62は、壁56の内側に
形成されたスロット66及び68を経て厚肉内張壁56
の間のトレイ受部42の内部と通じている。
【0028】スロット66には前端部72を有する仕切
部材70が一組配されており、この仕切部材70はスロ
ット部66を越えて内側に突出しており、トレイ受部4
2の内部を、前方及び後方の用紙束18、20をそれぞ
れ支持するようにされている前方部及び後方部に仕切
る。仕切部材70は、後述される目的のために細長く薄
い金属ばね78で厚肉内張壁56に支持されているが、
これにより仕切部材70は、図4において左側仕切部材
70が点線位置で示されているように、側壁切欠き部6
0の中に弾力性をもって入り込められることができる。
【0029】前方用紙収容部74には、トレイの底壁4
4にネジ82により回転可能に取り付けられた後方端部
を有し、かつ、前端縁部84が僅かに下方に屈曲してい
る矩形状支持板80が位置している。支持板80は、上
限位置(図3)と下限位置(図4)との間をネジ82を
中心にして回転する。支持板80は、図4に示されてい
るように前端縁部84の下側をトレイ底壁44に対して
支える一組の円筒コイルばね86により、上限に向かっ
て反時計回りに回転させられる。
【0030】上限位置にある支持板80の前角部は、9
2を中心にして切欠き部62内を回転しかつ側壁スロッ
ト68から突出し支持板80の下にある後端突出部94
を有する一組の細長い支持部材90の屈曲した前端上突
出部88に係合する。後述の目的のために、支持部材9
0の前端は、トレイ受部42の前端壁46に形成された
縦向スロット98に挿入されている前端前突出部96を
備えている。
【0031】細長い支持板部材100は、その上方表面
に形成された縦長の溝102を有しており、かつ、後方
用紙収容部76の下方であるトレイ受部42の下側に取
り付けられており、この支持板100の左側端部はトレ
イ受部の後端壁48を超えて突出している。取付け用ブ
ラケット104は、支持板100の左側端部に備えら
れ、かつ、出力シャフト108を有するリバーシブルモ
ータ(可逆電動機)106を支持する。エンドレスベル
ト110の左側端部は、モータシャフト108の周りに
巻掛けられ、ベルト110の右側端部は、前方用紙収容
部74の下方にありトレイの外側壁52、54に軸受け
される細長いシャフト114の中央部(半径が周りに比
べて大きい)112の周りに巻掛けられる。シャフト中
央部112は、支持板80のすぐ後方のトレイ底壁44
に形成された切欠き部116の下方に位置している。ベ
ルト110の上側は、後方用紙収容部76の底壁44の
上側に形成された案内溝118にはめ込まれ、ベルト1
10の下側は支持板100の上側に沿って形成された溝
102に配される。
【0032】直立した押板120は、ベルト110の上
側に据え付けられており、案内溝118の方向に突出し
ベルト110の上側を跨ぐようにされた一組の停止用突
出部122を有する。図3及び図4の押板120の実線
位置を較べることにより、適当な方向へのモータシャフ
ト108の回転が、押板120を、トレイ受部42の底
部に沿って前方及び後方に、後限位置(図3:押板が中
央間隙50に配される)と前限位置(図4:押板がシャ
フトの中央部分112に近接している)との間で移動さ
せることがわかる。押板120の前限位置では、突出部
122は、案内溝118の右端の一組の停止用突出部1
24と係合する。
【0033】後述される目的のために、穴のあいた小さ
な停止ブロック部材126が、ベルト110の底部に据
え付けられ、かつ、溝102中の支持板100の上側に
乗せられる。停止ブロック126の左側には、ベルト1
10の下側の周りを囲み、かつ、溝102に乗せられて
いる穴のあいた小さな停止ブロック部材128がある。
ブロック128は、トレイ受部42の底壁44の下で前
方から後方の方向に張られた柔軟性を有するベルト13
0の左側端部に取り付けられる。図3に最もよく示され
ているように、ベルト130の右端部は、開口132を
通って上方にさらに前方に延び、134で支持板80の
前端縁部84の下方に当接する。ベルト130は停止ブ
ロック126を貫通して左側に滑ることができるように
延長されており、停止ブロック128は、ベルト110
の下側に滑り運動を与える。停止ブロック128を補助
するものは、その右側に突出した小さなばね134であ
る。
【0034】押板120が、図3の実線で示された位置
にあるとき、停止ブロック126は、停止用突出部12
4に近接した位置にあり、支持板80は、コイルばね8
6によりその上限に偏らせられている。仕切部材70
は、切欠き部60に配されかつ仕切部材70の外側と当
接する一組のロック部材136により、切欠き部60へ
入り込められることが防がれている。ロック部材136
は、その内側端でシャフト114及びこれに隣接する大
端部138に摩擦により結合されており、ロック部材1
36の内側端は、波状ワッシャー140及びスナップリ
ング142によりシャフト部138に摩擦により保持さ
れている。ロック部材136が摩擦により確実にシャフ
ト114に保持されるので、ロック部材は、シャフトの
周りを回すことができるが、もし所望であればシャフト
114に対して手動により回すこともできる。
【0035】図3から、モータシャフト108の時計回
りの回転により、押板120が、後限位置である実線位
置から、矢印144で示された前限位置(図4及び図5
参照)である点線位置へ移動されられることが分かる。
押板120が右方へ移動すると、ベルト110は時計回
りに回転し、停止ブロック126は、停止ブロック12
8のばね134にぶつかるまで、左方へ動く。さらに、
押板120の右方への移動は、左方へ動くブロック12
6がブロック128を図4に描かれた位置まで移動させ
るようにする。すなわち、ブロック128の左方への移
動は、ベルト130を左方に引っ張って、支持板80を
その下限位置に向かって下方に回転させる。
【0036】支持板80がその下限位置に近づくと、支
持板80は支持部材90の後端突出部94とぶつかり、
支持部材90は、反時計回りに回転させられて、図3か
ら図5を見較べることにより明らかなように、その前端
上突出部88が持ち上げられる。また、押板120を右
方へ移動させるベルト110の時計回り回転は、ロック
部材136を、この部材が仕切部材70の外側から離れ
るまで時計回りに回転させる。これによりロック部材
は、切欠き部60内にある一組の停止部材146とぶつ
かるため(図4)、仕切部材70は、上述したように切
欠き部60内に弾性的に入り込む。さらに、ロック部材
136が停止部材146にぶつかった後には、ベルト1
10の時計回り方向の回転は、シャフト114を、停止
したロック部材に対して回転させる。
【0037】押板120が図4に示された前限位置に達
したとき、支持板80は下限位置にあり、支持部材90
の前端上突出部88は上方にあり、押板120の停止用
突出部122は突出部124と係合するようにされる。
突出部122と124との係合は駆動モータ106の重
負荷となり、これは感知されてモータの駆動方向を反転
させるので、押板120は図4の前限位置から図3の後
限位置に戻される。この押板120が後限位置に戻るこ
とにより、ロック部材136は仕切部材をロックする位
置に戻され、停止ブロック128から離れたブロック1
26は、支持板80がコイルばね86によりその上限位
置まで戻るようにする。支持板80が上限位置へ戻るこ
とにより、支持部材90は重力により自然と図3の位置
まで回転し、突出部96はスロット98中を滑り落ち
る。
【0038】トレイ16の種々の構成要素の働きは、以
下に図6(A)〜(C)と共に述べられるやり方で、前
方及び後方用紙束18、20を取り扱うために利用され
る。まず、図6(A)では、トレイ16はハウジング開
口14から取り外されて、押板120は後限位置に移動
され、後方用紙束20は単に後方用紙収容部76に入れ
られている。前方用紙束18は、支持板80を手でその
下限位置にさげ、前方用紙束の前端部を支持板80の前
端縁部84と支持部材90の前端上突出部88との間に
位置させることにより前方用紙収容部74に挿入され
る。挿入された前方用紙束18から手を放すと、用紙束
18の前端部が前端縁部84と前端上突出部88との間
にしっかりと挟まれるまでばね86が支持板80を上方
へ回転させるので、前方用紙束の用紙22が上述した用
紙フィード手段30(図2)によりハウジング内に送給
され易くなる。
【0039】用紙を収容されたトレイは図2に示すよう
にハウジング開口14に挿入されることにより、プリン
タ10の稼働準備がなされる。要求あり次第、用紙フィ
ード手段30は前方用紙束18の最上部から用紙22を
プリンタ10にフィードする。図6(B)のように前方
用紙収容部74が空になると、用紙感知手段28は前方
用紙収容部に用紙がないことを検出して用紙補給指示信
号40を生成する(図2)。この信号40は駆動モータ
106を駆動させてベルト110を時計回りに回転させ
る。上述したようにベルト110の時計回りの回転は図
6(B)の矢印148方向に押板120を移動させる。
【0040】押板120が右方へ動き始めると、ロック
部材136がロック解除位置まで回転し仕切部材70が
切欠き部60内に入り込むため、後方用紙束20は前方
用紙収容部74に入る。さらに、上述したように、押板
120の右方への移動は支持板80を下限位置まで下方
に回転させ、後方用紙束20は前方用紙収容部74に移
動させ続けられる。後方用紙束20の前端がトレイ受部
42の前端に近づくと、押板120はその前限位置に近
づき(図6(C))、前端上突出部88が自動的に持ち
上げられて、用紙束20が前端縁部84と突出部88と
の間に容易に入るようにされる。
【0041】図6(C)のように、押板120が前限位
置に達すると、後方用紙束20はその全体が前方用紙収
容部74に挿入される。仕切部材70はばねの弾性力に
より元の偏りのない位置に戻って、その前端部が、前方
用紙収容部74にある後方用紙束20の後方停止部材と
して働く。上述したように、押板120が前限位置に達
したとき、モータ106は自動的に反転し、押板120
は矢印150で示されたように後限位置へ戻る。後限位
置への押板120の移動により、前端縁部84と前端上
突出部88との間に用紙束20の前端部がしっかりと挟
まれるように、ばね86は支持板80を上限位置へ向け
て回転させる。これにより、後方用紙束20はプリンタ
10に送給され得る。
【0042】このような簡単な方式により、500枚の
用紙がトレイ16に一時に補給することができ、ハウジ
ング開口14の高さを増す事なく用紙収容力を2倍にす
ることができる。さらにこの方式に用いられる部品及び
機構は簡単で安価であり、かつ、信頼性があり頑丈な構
造である。トレイ16の多くの部品は、プリンタ10又
はコピー機や非レーザプリンタのような他のイメージ再
生機械に通常用いられる稼働及び制御システム及び部品
を用いることができる。
【0043】用紙を2カ所に収容可能なトレイ16aの
もう一つの実施例が図7、図8(A)及び(B)に描か
れているが、これは、後方用紙束を自動でなく手動によ
り空になった前方用紙収容部に移動させること以外は、
上述したトレイ16と同じものである。比較を簡単にす
るために、トレイ16aの部品の番号はトレイ16の相
当部品と同じ番号に「a」を添えたものとした。
【0044】この手動により稼働させられるトレイ16
aでは、上述した支持板100、駆動モータ106、ベ
ルト110、130、シャフト114及び押板120は
省かれている。これらモータ駆動移動手段の替わりに、
補助トレイ150が、後方用紙束を支持し、空になった
前方用紙収容部に後方用紙束を移動させるために利用さ
れる。
【0045】補助トレイ150は一般的には長方形であ
り、図6に示されたように後方用紙収容部76aにほぼ
収まるように設計されている。補助トレイ150は、底
壁152を有しており、この底壁152は、わずかに下
方に屈曲した前端部154、上方に屈曲した支持用後端
突出部156、一組の対向する上方に屈曲した支持用側
端突出部158、一組の側部から外側に突出した前隅部
案内用突出部160、及び、一組の側部から外側に突出
した後隅部案内用突出部162を備える。以下に述べる
目的のために、溝164が、対向する一組の厚肉内張壁
56aの内側下部に形成されている。
【0046】図7に示されたように、補助トレイ150
が後方用紙収容部76a内で後端位置にあるとき、前隅
部案内用突出部160は仕切部材70の後端部72aに
近接しており、後隅部案内用突出部162は後方切欠き
部58a内に入っている。後方用紙束は補助トレイ15
0中に入れられるので、用紙束の後側は支持用後端突出
部156と近接対向する位置に、用紙束の前側は仕切部
材の前端部72aの後部位置に置かれる。上述したよう
に、前方用紙束は、支持板80を押さえ、前方用紙束の
後側を仕切部材の前端部72aの前側と近接対向するよ
うに位置させ、前方用紙束の前部を前端縁部84aと前
端上突出部88aとの間に挿入し、手を用紙束から放し
てその前角部が前端縁部84aと前端上突出部88aと
の間に挟まれることにより、前方用紙収容部74aに補
給される。用紙束を2カ所に備えられたトレイ16a
は、プリンタ10のハウジング開口14に前方から挿入
される。
【0047】図8(A)及び(B)(図面を明瞭にする
ため用紙束は描かれていない)を参照すると、用紙フィ
ード手段30(図2)により前方用紙収容部74aから
前方用紙束が送給され尽くした後に、用紙感知手段28
は、制御板(図1)に表される用紙補給指示信号を生成
する。このときプリンタ操作者は、補助トレイの支持用
後端突出部156を前方(図7及び図8(A)の矢印1
66)に押し、トレイ受部42aに沿って補助トレイ1
50及び後方用紙束を前方に移動させる。上述したロッ
ク手段136と同様なロック手段(図示せず)が、厚肉
内張壁に回転可能に取り付けられて、仕切部材70aの
ロック及びロック解除を手動により操作してもよい。
【0048】補助トレイ150が前方に押されると、前
隅部案内用突出部160が仕切部材70aを外側に反ら
せるので、後方用紙束は空になった前方用紙収容部74
aに収容され、さらに前及び後隅部案内用突出部16
0、162は厚肉内張壁に形成された溝164にはめ込
まれるので、補助トレイ150がトレイ受部42aに対
して上に動くことが抑制される。補助トレイがさらに前
方に移動すると、その前端部154が支持板80aの上
に被さって支持板80aをその最下限位置とするので、
補助トレイにより運ばれた後方用紙束が前方用紙収容部
に入ったときに前端上突出部88を持ち上げることとな
る。図8(B)に示されたように、補助トレイ150が
完全に前方用紙収容部74aに押し込められたとき、前
隅部案内用突出部160(図7)は溝164の右側から
出てくるが、後隅部案内用突出部162は側壁スロット
66a(図7)の右側溝部分に入る。
【0049】前隅部案内用突出部160が溝164の右
側から出てくると、ばね86aは支持板80a及びこれ
に被さっている補助トレイ150を図8(B)に示され
た上限位置に向けて回転させ、補助トレイ150の後端
部は右側溝164内に保持されて補助トレイの上記回転
を可能にする。補助トレイ150が上方に向けて回転す
ることにより、前方に移動させられた後方用紙束の前角
部は、補助トレイ150の前端部154と前端上突出部
88aとの間に挟まれるようになる。この補助トレイ1
50の前方への簡単な手動による移動により、後方用紙
束が前方用紙収容部74aに収容されるので、補助トレ
イ150の前端部154が突出部88とぶつかって感知
手段28が制御板36に第2の用紙束が用い尽くされた
事を示す信号を生成する時点である上記用紙束がなくな
るまで、プリンタ10に用紙22が送給される。
【0050】以上に記載した説明は本発明の一実施例を
示すものに過ぎず、本発明は特許請求の範囲に記載され
た範囲で様々な設計変更が可能である。
【0051】
【発明の効果】安価な部品を用いてかつ信頼性の高い機
構により、ハウジングの前面開口の高さを増すことなく
トレイの用紙貯蔵及び送給能力を2倍にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を具体化したものであって、機械
ハウジングの開口部に挿入される用紙を2カ所に収容可
能な用紙補給トレイを有するレーザプリンタであるイメ
ージ再生機械の概略図である。
【図2】図1の2−2線に沿ったプリンタ及びトレイの
断面図であって、プリンタ及びトレイに関する種々の制
御を概略的に示す図である。
【図3】トレイの前方に配された支持板の下方への動き
を起こさせるトレイの後方押板の前方への動きを説明す
る概略拡大図である。
【図4】図3において、押板が前限位置にあり、支持板
が下限位置にあるときの図である。
【図5】図4の4−4線に沿ったトレイの断面図であ
る。
【図6】前方及び後方用紙束がモータ駆動により自動的
にプリンタに送給される方法を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施例の概略図であって、手動で
の稼働により後方用紙束を移動させるトレイを表す図で
ある。
【図8】図7の7A−7A線に沿った断面図であり、
(A)は補助トレイがその前限位置まで動く間は支持板
が下方に動くことを表し、(B)は補助トレイが前限位
置にまで動かされると補助トレイ及び支持板がその上限
位置まで回転させられることを表す図である。
【符号の説明】
16 フィードトレイ 70 仕切部材 74 前方紙収容部 76 後方紙収容部 80 支持板 106 モータ 114 シャフト 118 ベルト 120 押板 130 ベルト 136 ロック部材 150 補助トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−28635(JP,A) 特開 平4−164728(JP,A) 特開 平4−101934(JP,A) 特開 平3−124633(JP,A) 特開 昭49−33638(JP,A) 実開 昭61−78143(JP,U) 実開 昭58−31545(JP,U)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、このハウジングに設けた開
    口と、この開口近傍に配された用紙束から用紙を上記ハ
    ウジング内に送給する作用を持つ送給手段と、上記ハウ
    ジング内に送給された用紙に印刷するための印刷手段と
    を具備するイメージ再生機械に用紙を送給する装置であ
    って、 前後に端を有しかつ上記ハウジングの開口に前方から挿
    入できるフィードトレイを仕切る壁手段と、 前方の用紙束と後方の用紙束とを受入れかつ支持するべ
    く上記フィードトレイにそれぞれ形成された前方用紙収
    容部と後方用紙収容部とを仕切る手段と、 上記フィードトレイの前方用紙収容部に結合されると共
    に、このフィードトレイが上記ハウジングの開口に挿入
    されるとき上記送給手段による用紙の上記イメージ再生
    機械への順送りが容易となるよう上記前方の用紙束を受
    入れかつ保持する保持手段と、 上記フィードトレイの後方用紙収容部に結合されると共
    に、このフィードトレイの前方用紙収容部が空になると
    き後方の用紙束を上記前方用紙収容部に移送しかつ上記
    保持手段で保持されるように作動が可能な用紙移動手段
    とを具備し、 上記前方用紙収容部と後方用紙収容部とを仕切る手段は
    上記フィードトレイ内部の対向する側面に突出自在な仕
    切部材を有し、この仕切部材は上記前方の用紙束と後方
    の用紙束とを分離しかつ上記前方の用紙束の後退止めと
    して機能すると共に、上記後方の用紙束が上記フィード
    トレイの前方用紙収容部に移る際に障害とならないよう
    弾性的に可撓でありかつこの弾性撓みがロック手段によ
    って選択的に防止できることを特徴とする用紙を送給す
    る装置。
  2. 【請求項2】上記用紙移動手段は上記後方の用紙束の前
    進運動に応えて、上記ロック手段を解放しかつ上記仕切
    手段が横方向に撓み得るように作動する請求項1記載の
    用紙を送給する装置。
  3. 【請求項3】ハウジングと、このハウジングに設けた開
    口と、この開口近傍に配された用紙束から用紙を上記ハ
    ウジング内に送給する作用を持つ送給手段と、上記ハウ
    ジング内に送給された用紙に印刷するための印刷手段と
    を具備するイメージ再生機械に用紙を送給する装置であ
    って、 前後に端を有しかつ上記ハウジングの開口に前方から挿
    入できるフィードトレイを仕切る壁手段と、 前方の用紙束と後方の用紙束とをそれぞれ受入れかつ支
    持するべく上記フィードトレイに形成された前方用紙収
    容部と後方用紙収容部とを仕切る手段と、 上記前方の用紙束の下に置かれてこれを支持し、その後
    縁部が上記前方用紙収容部の底面後部で枢支される基
    板、この基板を上方に向けて揺動させるばね手段、およ
    び上記前方の用紙束の前縁上方に位置してこれと係合す
    る支持突出手段を有し、上記フィードトレイの前方用紙
    収容部に設けられてこのフィードトレイが上記ハウジン
    グの開口に挿入されるとき上記送給手段による用紙の上
    記イメージ再生機械への順送りが容易となるように上記
    前方の用紙束を受入れかつ保持する保持手段と、 上記フィードトレイの後方用紙収容部に設けられてこの
    フィードトレイの前方用紙収容部が空になるとき上記後
    方の用紙束を上記前方用紙収容部に移しかつ上記保持手
    段で保持させるように作動の可能な用紙移動手段とを有
    し、 この用紙移動手段は上記後方の用紙束が上記フィードト
    レイの前方用紙収容部に向け移動する際に作動して、上
    記基板と上記支持突出手段間への上記後方の用紙束の受
    入れを容易とするため上記基板を下方に揺動させる手段
    を備えることを特徴とする用紙を送給する装置。
  4. 【請求項4】上記支持突出手段はその上限と下限との間
    で上記フィードトレイに対し相対的に揺動するようにこ
    のフィードトレイに取付けられ、上記用紙移動手段は上
    記後方の用紙束が上記フィードトレイの前方用紙収容部
    に向けて移動する際に作動し、上記基板と上記支持突出
    手段間への上記後方の用紙束の受入れを容易にするため
    上記支持突出手段をこの手段の上記上限に向けて上方に
    揺動させる手段をさらに具備している請求項3記載の用
    紙を送給する装置。
  5. 【請求項5】上記イメージ再生機械はこれに送給される
    用紙束が完全に送給され尽したことを検知し、この事態
    を表示する出力信号をこれに応えて発生する感知手段を
    有し、上記用紙移動手段は上記出力信号の発生に応え自
    動的に作動できる請求項3記載の用紙を送給する装置。
  6. 【請求項6】上記用紙移動手段は上記フィードトレイの
    後方用紙収容部を通り前後に移動可能な押板と、上記フ
    ィードトレイの後方用紙収容部を通りこの押板を上記出
    力信号の発生に応じて前方に移動させる駆動手段とを有
    する請求項5記載の用紙を送給する装置。
  7. 【請求項7】上記駆動手段は上記フィードトレイに支持
    されると共に出力軸を備えた可逆電動機と、上記出力軸
    に巻掛けられかつ上記押板に止着された側部を有する駆
    動ベルトとを含む請求項6記載の用紙を送給する装置。
  8. 【請求項8】上記用紙移動手段の上記基板を下方に向け
    揺動させる手段は上記駆動ベルトと上記基板との間に介
    在しかつ上記押板が前進するとき上記基板を下方に向け
    揺動させるべく上記駆動ベルトの回転に応じて作動する
    手段を含む請求項7記載の用紙を送給する装置。
  9. 【請求項9】上記駆動ベルトと上記基板との間に介在す
    る上記手段は上記基板にその一端を繋がれた第2のベル
    ト部材と、この第2のベルト部材の他端に止着されて上
    記駆動ベルトの近傍に位置を占める第1の停止ブロック
    部材と、上記駆動ベルトに止着されてこの第1の停止ブ
    ロック部材に係合されると共に、上記押板が上記駆動ベ
    ルトによって前進をする間上記第2のベルト部材を後方
    に向けて引張るべく上記第1の停止ブロック部材を後方
    に向け移動させるように位置を占める第2の停止ブロッ
    ク部材とを含む請求項8記載の用紙を送給する装置。
  10. 【請求項10】上記押板が後進する間上記基板を上記ば
    ね手段によって上方に向け移動させるため上記駆動ベル
    トは上記第2の停止ブロック部材を上記第1の停止ブロ
    ック部材から前方に向け離す方向に移動させるべく作動
    することを特徴とする請求項9記載の用紙を送給する装
    置。
  11. 【請求項11】上記押板は上記駆動ベルトによってその
    前限位置と後限位置との間で移動可能であると共に、上
    記用紙を送給する装置は上記押板が上記電動機によりそ
    の前限位置に達したとき上記電動機を自動的に逆転させ
    て上記押板をその後限位置に戻す手段をさらに具備して
    いる請求項10記載の用紙を送給する装置。
  12. 【請求項12】上記用紙移動手段は手動で作動できる請
    求項3記載の用紙を送給する装置。
  13. 【請求項13】上記フィードトレイの後方用紙収容部内
    に在って上記後方の用紙束を収容しかつこれを有効に支
    承するべく構成されると共に、上記フィードトレイの前
    方用紙収容部にある用紙が完全に無くなると上記後方の
    用紙束を上記前方用紙収容部に移動するため上記フィー
    ドトレイの内側に沿って上記前方用紙収容部に手動で前
    進させることができる補助トレイと、 上記フィードトレイおよび補助トレイに付属すると共
    に、前進する上記補助トレイの上記前方用紙収容部への
    侵入に応えて上記補助トレイを上記支持板に強制的に係
    合させかつ上記支持板を下方に向け揺動させる協力手段
    とを上記用紙移動手段が備えている請求項12記載の用
    紙を送給する装置。
  14. 【請求項14】上記協力手段は上記壁手段の互いに対向
    する部分に形成された前後に延びるスロット手段と、上
    記補助トレイに付属しかつ上記スロット手段内に受入れ
    られてこのスロット手段内を前後に移動できる案内突出
    手段とを有する請求項13記載の用紙を送給する装置。
  15. 【請求項15】上記補助トレイは上記フィードトレイの
    前方用紙収容部を通ってこの前方用紙収容部内の前限位
    置に前進が可能であり、上記スロット手段および案内突
    出手段は上記補助トレイの後部を拘束すると共に、この
    補助トレイが上記前方用紙収容部内の上記前限位置に達
    したとき、上記補助トレイを上記拘束された後部まわり
    に上記ばね手段にて上方に揺動させ得るように作動する
    請求項14記載の用紙を送給する装置。
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