JP2561845Y2 - エレベータのロープ掛け装置 - Google Patents
エレベータのロープ掛け装置Info
- Publication number
- JP2561845Y2 JP2561845Y2 JP8327992U JP8327992U JP2561845Y2 JP 2561845 Y2 JP2561845 Y2 JP 2561845Y2 JP 8327992 U JP8327992 U JP 8327992U JP 8327992 U JP8327992 U JP 8327992U JP 2561845 Y2 JP2561845 Y2 JP 2561845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rope
- rope hanging
- hanging device
- elevator rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、エレベータのロープ
掛け装置に関する。
掛け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は特開昭61−90984号
公報に記載のように新ロープを繰り出すことにより、上
方からループ状に垂下するロープと係合する係合子、こ
の係合子を支持する枠体、この枠体の両側に備えられた
案内子からなり、この案内子は釣合錘ガイドレールと係
合しながら移動する構成となっている。
公報に記載のように新ロープを繰り出すことにより、上
方からループ状に垂下するロープと係合する係合子、こ
の係合子を支持する枠体、この枠体の両側に備えられた
案内子からなり、この案内子は釣合錘ガイドレールと係
合しながら移動する構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで従来のエレベ
ータのロープの掛け装置は昇降路上方に非常止装置等で
停止させたかご上の作業者が取扱うため、枠体を形成す
る上枠と下枠の間隔が制限されるとともに、新ロープと
係合する係合子が枠体の中心上にいないと新ロープの繰
り出し時に枠体を斜め吊りする恐れがある。その結果昇
降路の中間で枠体が左右の釣合錘ガイドレール間に固渋
停止する危険がある。上記技術はこの点に対する配慮が
十分でないという問題があった。
ータのロープの掛け装置は昇降路上方に非常止装置等で
停止させたかご上の作業者が取扱うため、枠体を形成す
る上枠と下枠の間隔が制限されるとともに、新ロープと
係合する係合子が枠体の中心上にいないと新ロープの繰
り出し時に枠体を斜め吊りする恐れがある。その結果昇
降路の中間で枠体が左右の釣合錘ガイドレール間に固渋
停止する危険がある。上記技術はこの点に対する配慮が
十分でないという問題があった。
【0004】この考案の目的は、枠体を斜めに吊ること
を防止できるエレベータのロープ掛け装置を提供するこ
とにある。
を防止できるエレベータのロープ掛け装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの考案は、新ロープを繰り出すことにより、上方か
らループ状に垂下するロープと係合する係合子、この係
合子を支持する枠体、この枠体の両側に備えられた案内
子からなり、この案内子は釣合錘ガイドレールと係合し
ながら移動するように構成されたエレベータのロープ掛
け装置において、前記係合子はプーリを備え、このプー
リを前記枠体の中心上方に軸支するとともに、枠体の中
心下方に錘を配したものである。
にこの考案は、新ロープを繰り出すことにより、上方か
らループ状に垂下するロープと係合する係合子、この係
合子を支持する枠体、この枠体の両側に備えられた案内
子からなり、この案内子は釣合錘ガイドレールと係合し
ながら移動するように構成されたエレベータのロープ掛
け装置において、前記係合子はプーリを備え、このプー
リを前記枠体の中心上方に軸支するとともに、枠体の中
心下方に錘を配したものである。
【0006】
【作用】この考案によれば、新ロープの繰り出しに応じ
て釣合錘ガイドレールに沿って下降する枠体には、常に
その重心に懸吊力が働くから枠体を斜め吊りする恐れが
なく、従って枠体が昇降路中間で固渋停止する危険性は
極めて低いものとなる。
て釣合錘ガイドレールに沿って下降する枠体には、常に
その重心に懸吊力が働くから枠体を斜め吊りする恐れが
なく、従って枠体が昇降路中間で固渋停止する危険性は
極めて低いものとなる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図により説明す
る。
る。
【0008】図はエレベータのロープ掛け装置の斜面図
で、図において1は新ロープ、2は新ロープ1を繰り出
すことにより上方からループ状に垂下するロープ1と係
合するプーリ、3はプーリ2を軸転支持する枠体、3a
は枠体3の上枠、3bは同じく下枠で両枠とも伸縮可能
に構成されている。3cは上枠3aと下枠3bを結合す
るとともに釣合錘ガイドレール4と結合しながら移動す
る案内子、3dは下枠3bの中心に垂下される錘であ
る。
で、図において1は新ロープ、2は新ロープ1を繰り出
すことにより上方からループ状に垂下するロープ1と係
合するプーリ、3はプーリ2を軸転支持する枠体、3a
は枠体3の上枠、3bは同じく下枠で両枠とも伸縮可能
に構成されている。3cは上枠3aと下枠3bを結合す
るとともに釣合錘ガイドレール4と結合しながら移動す
る案内子、3dは下枠3bの中心に垂下される錘であ
る。
【0009】
【考案の効果】この考案によれば、新ロープの繰り出し
に応じて釣合錘ガイドレールに沿って下降する枠体に
は、常にその重心に懸吊力が働くから枠体を斜め吊りす
る恐れがなく、従って枠体が昇降路中間で固渋停止する
危険性は極めて低いものとなる。
に応じて釣合錘ガイドレールに沿って下降する枠体に
は、常にその重心に懸吊力が働くから枠体を斜め吊りす
る恐れがなく、従って枠体が昇降路中間で固渋停止する
危険性は極めて低いものとなる。
【図1】本考案のエレベータのロープ掛け装置の一実施
例を示す斜面図である。
例を示す斜面図である。
1 ロープ 2 プーリ 3 枠体 3a 上枠 3b 下枠 3c 案内子 3d 錘
Claims (1)
- 【請求項1】 新ロープを繰り出すことにより、上方か
らループ状に垂下するロープと係合する係合子、この係
合子を支持する枠体、この枠体の両側に備えられた案内
子からなり、この案内子は釣合錘ガイドレーと係合しな
がら移動するように構成されたエレベータのロープ掛け
装置において、前記係合子はプーリを備え、このプーリ
を前記枠体の中心上方に軸支するとともに、枠体の中心
下方に錘を配したことを特徴とするエレベータのロープ
掛け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8327992U JP2561845Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | エレベータのロープ掛け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8327992U JP2561845Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | エレベータのロープ掛け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647270U JPH0647270U (ja) | 1994-06-28 |
JP2561845Y2 true JP2561845Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=13797930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8327992U Expired - Fee Related JP2561845Y2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | エレベータのロープ掛け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561845Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5875789B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2016-03-02 | 東芝エレベータ株式会社 | ロープ据付方法 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP8327992U patent/JP2561845Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0647270U (ja) | 1994-06-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |