JP2559661B2 - 導光板の網点パターン形成方法 - Google Patents
導光板の網点パターン形成方法Info
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- JP2559661B2 JP2559661B2 JP5013867A JP1386793A JP2559661B2 JP 2559661 B2 JP2559661 B2 JP 2559661B2 JP 5013867 A JP5013867 A JP 5013867A JP 1386793 A JP1386793 A JP 1386793A JP 2559661 B2 JP2559661 B2 JP 2559661B2
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- Japan
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- Liquid Crystal (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示用あるいは照明
用の面光源に使用される導光板の表面に網点パターンを
形成する導光板の網点パターン形成方法に関するもので
ある。
用の面光源に使用される導光板の表面に網点パターンを
形成する導光板の網点パターン形成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2は従来方法により形成された網点パ
ターンを有する導光板の側断面図である。同図中、1は
アクリル板等の透明な板材、2はこの板材1の表面にパ
ターン形成されたインク層である。
ターンを有する導光板の側断面図である。同図中、1は
アクリル板等の透明な板材、2はこの板材1の表面にパ
ターン形成されたインク層である。
【0003】上記インク層2は、例えば図3に示すよう
な網点バターンとなるように、シルク印刷によって形成
されている。そして、この網点パターンを有した板材1
が導光板として、自発光表示板用面光源,自発光インテ
リア用面光源,面発光照明器具などに使用される。
な網点バターンとなるように、シルク印刷によって形成
されている。そして、この網点パターンを有した板材1
が導光板として、自発光表示板用面光源,自発光インテ
リア用面光源,面発光照明器具などに使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
導光板の網点パターン形成方法にあっては、シルク印刷
でパターン形成を行っているため、平面にしか網点パタ
ーンを印刷することができず、曲面を有した導光板に対
応することができないという問題点があった。
導光板の網点パターン形成方法にあっては、シルク印刷
でパターン形成を行っているため、平面にしか網点パタ
ーンを印刷することができず、曲面を有した導光板に対
応することができないという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、平面だけでなく二次曲面あるいは三
次曲面を有した導光板に対しても容易に網点パターンを
形成することが可能な導光板の網点パターン形成方法を
提供することを目的としている。
てなされたもので、平面だけでなく二次曲面あるいは三
次曲面を有した導光板に対しても容易に網点パターンを
形成することが可能な導光板の網点パターン形成方法を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の導光板の網点
パターン形成方法は、ゴムシート上に感光性フィルムを
密着させ、その上に網点の反転パターンのフォトマスク
を密着させ、露光,現像処理を行って網点の反転パター
ンを形成した後、この反転パターンと導光板との間に接
着剤を介在させて両者を密着させることにより前記反転
パターンの感光性フィルムを導光板の表面に転写し、そ
の後サンドブラスト処理を施して感光性フィルムを剥離
することにより導光板の表面に網点パターンを形成する
ようにしたものである。
パターン形成方法は、ゴムシート上に感光性フィルムを
密着させ、その上に網点の反転パターンのフォトマスク
を密着させ、露光,現像処理を行って網点の反転パター
ンを形成した後、この反転パターンと導光板との間に接
着剤を介在させて両者を密着させることにより前記反転
パターンの感光性フィルムを導光板の表面に転写し、そ
の後サンドブラスト処理を施して感光性フィルムを剥離
することにより導光板の表面に網点パターンを形成する
ようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明の導光板の網点パターン形成方法にお
いては、ゴムシート上に感光性フィルムを密着させて露
光を行い、この露光及び現像処理とサンドブラスト処理
によりパターン形成を行っているので、二次曲面や三次
曲面を有した導光板にも対応することができる。
いては、ゴムシート上に感光性フィルムを密着させて露
光を行い、この露光及び現像処理とサンドブラスト処理
によりパターン形成を行っているので、二次曲面や三次
曲面を有した導光板にも対応することができる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す側断面図で
あり、網点パターンの形成過程を示している。まず、図
1の(a)に示すように、ゴムシート3上に感光性フィ
ルム4を密着させ、更にその上に網点の反転パターンの
フォトマスク5を密着させる。図の5aが光透過部、5
bが遮光部(網点部)である。そして、その上から高圧
水銀灯などを使用して紫外線6を照射し、露光を行う。
あり、網点パターンの形成過程を示している。まず、図
1の(a)に示すように、ゴムシート3上に感光性フィ
ルム4を密着させ、更にその上に網点の反転パターンの
フォトマスク5を密着させる。図の5aが光透過部、5
bが遮光部(網点部)である。そして、その上から高圧
水銀灯などを使用して紫外線6を照射し、露光を行う。
【0009】次に、図1の(b)に示すように、フォト
マスク5を剥がし、現像液7を塗布して現像処理を行っ
た後、洗浄を行う。これにより、ゴムシート3上に網点
の反転パターンの感光膜4aが形成される。
マスク5を剥がし、現像液7を塗布して現像処理を行っ
た後、洗浄を行う。これにより、ゴムシート3上に網点
の反転パターンの感光膜4aが形成される。
【0010】次に、図1の(c)に示すように、上記形
成された反転パターンと導光板1aとの間に接着剤8を
介在(何れかに塗布すれば良い)させて両者を密着させ
る(貼り合せる)。これにより、上記反転パターンの感
光性フィルム4の感光膜4aが導光板1aの表面に転写
される。
成された反転パターンと導光板1aとの間に接着剤8を
介在(何れかに塗布すれば良い)させて両者を密着させ
る(貼り合せる)。これにより、上記反転パターンの感
光性フィルム4の感光膜4aが導光板1aの表面に転写
される。
【0011】その後、図1の(d)に示すように、研磨
材9等を用いてサンドブラスト(sandblasting)処理を施
す。そして、図1の(e)に示すように、上記転写され
た反転パターンの感光性フィルム4の感光膜4a及び接
着剤8を剥離液を用いて剥離する。これにより、導光板
1aの表面に網点パターンが形成される。
材9等を用いてサンドブラスト(sandblasting)処理を施
す。そして、図1の(e)に示すように、上記転写され
た反転パターンの感光性フィルム4の感光膜4a及び接
着剤8を剥離液を用いて剥離する。これにより、導光板
1aの表面に網点パターンが形成される。
【0012】ここで、上記の網点パターンの形成に際し
ては、従来のようにシルク印刷ではなく、ゴムシート3
上に感光性フィルム4を密着させて露光を行い、この露
光及び現像処理とサンドブラスト処理によって網点をパ
ターン形成しているので、平面はもちろん、二次曲面や
三次曲面を有した導光板1aに対しても容易に網点パタ
ーンを形成することができる。
ては、従来のようにシルク印刷ではなく、ゴムシート3
上に感光性フィルム4を密着させて露光を行い、この露
光及び現像処理とサンドブラスト処理によって網点をパ
ターン形成しているので、平面はもちろん、二次曲面や
三次曲面を有した導光板1aに対しても容易に網点パタ
ーンを形成することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ゴム
シート上に設けた感光性フィルムの上に網点の反転パタ
ーンのフォトマスクを密着させて露光を行い、この露光
及び現像処理で形成された反転パターンを導光板に転写
し、サンドブラスト処理を行うことで網点のパターン形
成を行うようにしたため、平面だけでなく二次曲面ある
いは三次曲面を有した導光板に対しても容易に網点パタ
ーンを形成することができるという効果がある。
シート上に設けた感光性フィルムの上に網点の反転パタ
ーンのフォトマスクを密着させて露光を行い、この露光
及び現像処理で形成された反転パターンを導光板に転写
し、サンドブラスト処理を行うことで網点のパターン形
成を行うようにしたため、平面だけでなく二次曲面ある
いは三次曲面を有した導光板に対しても容易に網点パタ
ーンを形成することができるという効果がある。
【図1】 この発明の一実施例を示す側断面図
【図2】 従来例を示す側断面図
【図3】 網点パターンの一例を示す平面図
1a 導光板 3 ゴムシート 4 感光性フィルム 5 フォトマスク 8 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 ゴムシート上に感光性フィルムを密着さ
せ、その上に網点の反転パターンのフォトマスクを密着
させ、露光,現像処理を行って網点の反転パターンを形
成した後、この反転パターンと導光板との間に接着剤を
介在させて両者を密着させることにより前記反転パター
ンの感光性フィルムを導光板の表面に転写し、その後サ
ンドブラスト処理を施して感光性フィルムを剥離するこ
とにより導光板の表面に網点パターンを形成することを
特徴とする導光板の網点パターン形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5013867A JP2559661B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 導光板の網点パターン形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5013867A JP2559661B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 導光板の網点パターン形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06230374A JPH06230374A (ja) | 1994-08-19 |
JP2559661B2 true JP2559661B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=11845198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5013867A Expired - Lifetime JP2559661B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 導光板の網点パターン形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559661B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5013867A patent/JP2559661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06230374A (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960604 |