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JP2556978B2 - 対話形留守番電話装置 - Google Patents

対話形留守番電話装置

Info

Publication number
JP2556978B2
JP2556978B2 JP62185363A JP18536387A JP2556978B2 JP 2556978 B2 JP2556978 B2 JP 2556978B2 JP 62185363 A JP62185363 A JP 62185363A JP 18536387 A JP18536387 A JP 18536387A JP 2556978 B2 JP2556978 B2 JP 2556978B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
utterance
voice
detecting
caller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62185363A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6430354A (en
Inventor
宏之 西
順治 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP62185363A priority Critical patent/JP2556978B2/ja
Publication of JPS6430354A publication Critical patent/JPS6430354A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2556978B2 publication Critical patent/JP2556978B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、留守番電話装置に関するもので、特に本発
明は、発呼者が用件メッセージの発声を終了したか否か
を判断するための発声終了検出時間を合理的に制御する
ように工夫された対話形留守番電話装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 留守番電話機は、通常第2図(a)のフローチャート
に示すように、着信を検出した後、自動的にループを閉
成し、応答メッセージの送出を行ったのちに用件メッセ
ージの録音を行い、ループを開放する動作を行う。この
場合、発呼者は用件メッセージを一度に発声しなくては
ならないため、自分の名前・電話番号・用件等を短時間
に整理して話し始めなければならなかった。従って、大
きな心理的な負担を生じることとなり、結果的には録音
された用件内容が不十分であったり、用件などを録音す
ることなく切断する発呼者が多いと言う欠点があったの
で、これらの問題点を解決するため、第2図(b)に示
すように、発呼者名・電話番号・伝言内容等を一項目づ
つ対話形式により誘導して録音する本出願人の出願に係
る特願昭60−27566の対話形留守番電話装置が考案され
ている。
対話形式で用件メッセージを録音する場合、発呼者の
音声の有無を監視し、発呼者が発声を終了したか否かを
検出する必要がある。人間同士の対話の場合は、相手の
音声の意味内容から、発声終了を知ることが可能である
が、人間対機械の場合は人間の音声の意味内容をリアル
タイムに認識することは、現状では極めて困難である。
そのため、第3図に示すように発呼者の音声の有無を監
視し、無音部分の長さが所定の値(第3図ではτ)を超
えた時点で発声終了であると判断するのが現実的な方法
である。
第3図は応答メッセージの送出後ループで発声開始
を監視し、ループで発声終了を監視する。第3図にお
ける発声終了の原理は次のように示される。
発声開始後に観測される無音は、一時的なポーズか発
声終了のいづれかである。従って、人間の音声に含まれ
る無音部分の長さが統計的にみてある一定の値(τ)を
超えることは希であると言う観点から、τよりも長い無
音が観測されればその無音は一時的なポーズでなく、発
声終了であると判断できる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、一定の値τを以って発声終了検出時間
とする従来の方法には以下のような問題点がある。
(1) 対話形留守番電話においては第2図(b)に示
したように、発呼者名・電話番号・用件等を一項目づつ
対話形式により誘導して録音する。この場合、例えば発
呼者名を話す音声中に含まれるポーズと、用件を話す音
声中に含まれるポーズとを比較すると、後者の音声に含
まれるポーズの方が、数・長さ共に大きいと考えられ
る。従って、両者に対して同一の発声終了検出時間を用
いた場合、発声終了検出の信頼度が同一でなく、発呼者
名の場合に比べて、用件メッセージの場合の方がより多
く検出誤りを生じることが予想される。
(2) 用件メッセージが発声開始後、極めて短時間後
に終了することは希であると考えられる。従って、発呼
者が発声を開始した直後(例えば1秒以内)に生じた無
音と発声開始後相当の時間経過後(例えば10秒後)に生
じた無音とでは発声終了である確率は異なるはずであ
る。従ってどの時点で生じた無音であるかに無関係に、
一定の発声終了検出時間(τ)を用いた場合、生じた無
音の位置によって検出の信頼度が異なることが予想され
る。
本発明は、これらの問題点を解決するために、質問の
内容に応じて、また発声開始後どの時点で観測された無
音であるかによって、発声終了検出時間を可変とするこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、対話形留守番電話装置
を、局線からの呼出し信号を検出する着信検出手段と、
着信検出後、ループを閉成するループ閉成手段と、複数
の応答メッセージを格納する応答メッセージ蓄積手段
と、応答メッセージ音声を回線に送出する応答メッセー
ジ送出手段と、発呼者の用件メッセージを録音する用件
メッセージ録音手段と、用件メッセージを再生する用件
メッセージ再生手段と、発呼者が用件メッセージを発声
中であるか否かを検出する音声検出手段と、該音声検出
手段からの情報により、発呼者音声中に観測される無音
時間の長さが所定の発声終了検出時間に達することをも
って発声終了を検出する発声終了検出手段とを備え、自
動着信後、応答メッセージの送出と用件メッセージの録
音を対話形式で繰り返した後に局線を開放する対話形留
守番電話装置において、前記発声終了検出時間を、直前
の応答メッセージの内容に応じて変化させるとともに、
前記音声検出手段からの情報を元に、発呼者が発声を開
始してからの経過時間を計測する経過時間計測手段を設
け、該経過時間計測手段から得られた発声開始後の経過
時間に適応して発声終了検出時間を低減させる制御手段
を設けて構成する。
(作 用) 本発明を前記の通り構成したので、従来の技術におけ
る問題点は解決され、質問の内容に応じて、また発声開
始後のどの時点で観測された無音であるかによって、発
声終了検出時間を可変とすることができるのである。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面とともに説明する。
第1図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。同図において、1は着信検出回路、2は制御
部、3はフックスイッチ、4はループ制御回路、5は応
答メッセージ蓄積部、6は通話回路、7は応答メッセー
ジ送出部、8は用件メッセージ録音部、9は音声検出回
路、10は発声終了検出手段、11は経過時間計測手段、12
は用件メッセージ再生部である。
以下、同図を用いて実施例の動作を説明する。
先ず、局線から着信があると、着信検出回路1がこれ
を検出し制御部2に出力する。制御部2は所定時間経過
後フックスイッチ3と並列に接続されたループ制御回路
4を作動せしめてループを閉成し、自動着信動作を終了
する。
次に、制御部2は応答メッセージ蓄積部5に予め登録
された第一の応答メッセージを、通話回路6の送話端子
に接続された応答メッセージ送出部7を動作させること
により、局線に送出する。その後、制御部2は発呼者が
発声した音声を以下に示す要領で用件メッセージ録音部
8に録音する。
第一の応答メッセージ送出後、制御部2は音声検出回
路9からの信号を元に発呼者が用件メッセージを発声中
であるか否かを監視すると共に、発声が途切れた場合の
無音の長さを測定する。発声終了検出手段10は測定され
た無音の長さが所定の値(発声終了検出時間)よりも長
くなった時点を発声終了と判定する。なお、判定に際し
て、制御部2は、発声終了検出手段10に、メッセージの
内容および経過時間計測手段11から得られた発声開始後
の経過時間に応じて、第4図のように可変の発声終了検
出時間を与える。第4図の値は発呼者の音声に先立つ機
械側の応答メッセージの内容および、検出の対象となる
無音が発声開始後のどの時点に開始したかに依存する。
例えば直前の応答メッセージが「恐れ入りますがどちら
様でしょうか」のように短時間で応えることのできる質
問の場合は第4図に(イ)として示すように発声終了検
出時間を初期値を短くし、かつ時間の経過と共に比較的
急速に短くする。一方、「ご用件を録音しますのでどう
ぞお話下さい」のように録音時間が長くなる可能性のあ
る場合は同図に(ロ)として示すように発声終了検出時
間の初期値を長く、かつ緩やかに減少させる。即ち発声
内容及び発呼者が発声を開始した後どれくらいの時間が
経過したかによって発声終了検出時間をコントロール
し、的確にしかも冗長になることなく発声終了を検出す
る。発声終了検出後は、直ちに予め設定された順番に従
って第二の応答メッセージを送出する。
以下、上記応答メッセージの送出と用件メッセージの
録音を繰り返すことにより、対話録音を進める。全ての
用件メッセージの録音が終了すると、制御部2はループ
制御回路4を制御して、ループを開放し、空き状態に戻
る。
本装置の所有者が在室(在宅)状態において、録音さ
れた用件メッセージを再生する場合、制御部2は、用件
メッセージ録音部8に録音された用件メッセージを用件
メッセージ再生部12に再生させることにより、用件メッ
セージを聴取することが出来る。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の留守番電話装置を用い
ることにより、発呼者の発声終了を、信頼性高く、かつ
速やかに検出することができる。即ち、発声終了以前に
機械が割り込む動作を防止するとともに、応答時間の短
縮により、使い勝手を向上させることが可能となるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第2図(a)は従来の留守番電話の動作フローチャー
ト、 第2図(b)は従来の対話形留守番電話装置の動作フロ
ーチャート、 第3図は発声終了を検出するための処理フローチャー
ト、 第4図は発声開始後の経過時間と発声終了検出時間との
関係を示すグラフ、 1……着信検出回路、2……制御部、3……フックスイ
ッチ、4……ループ制御回路、5……応答メッセージ蓄
積部、6……通話回路、7……応答メッセージ送出部、
8……用件メッセージ録音部、9……音声検出回路、10
……発声終了検出手段、11……経過時間計測手段、12…
…用件メッセージ再生部、L1,L2……局線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局線からの呼出し信号を検出する着信検出
    手段と、着信検出後、ループを閉成するループ閉成手段
    と、複数の応答メッセージを格納する応答メッセージ蓄
    積手段と、応答メッセージ音声を回線に送出する応答メ
    ッセージ送出手段と、発呼者の用件メッセージを録音す
    る用件メッセージ録音手段と、用件メッセージを再生す
    る用件メッセージ再生手段と、発呼者が用件メッセージ
    を発声中であるか否かを検出する音声検出手段と、該音
    声検出手段からの情報により、発呼者音声中に観測され
    る無音時間の長さが所定の発声終了検出時間に達するこ
    とをもって発声終了を検出する発声終了検出手段とを備
    え、自動着信後、応答メッセージの送出と用件メッセー
    ジの録音を対話形式で繰り返した後に局線を開放する対
    話形留守番電話装置において、 前記発声終了検出時間を、直前の応答メッセージの内容
    に応じて変化させるとともに、前記音声検出手段からの
    情報を元に、発呼者が発声を開始してからの経過時間を
    計測する経過時間計測手段を設け、該経過時間計測手段
    から得られた発声開始後の経過時間に応じて前記発声終
    了検出時間を低減させる制御手段を設けてなることを特
    徴とする対話形留守番電話装置。
JP62185363A 1987-07-27 1987-07-27 対話形留守番電話装置 Expired - Lifetime JP2556978B2 (ja)

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JPS6430354A JPS6430354A (en) 1989-02-01
JP2556978B2 true JP2556978B2 (ja) 1996-11-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5731700B2 (ja) * 1974-06-03 1982-07-06
JPS53119609A (en) * 1977-03-29 1978-10-19 Asahi Electronics Automatic telephone recording and answering device
JPS61189057A (ja) * 1985-02-16 1986-08-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 対話形留守番電話装置
JPS62139452A (ja) * 1985-12-13 1987-06-23 Hitachi Ltd 留守番電話装置

Also Published As

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JPS6430354A (en) 1989-02-01

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