JP2555030B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JP2555030B2 JP2555030B2 JP61135905A JP13590586A JP2555030B2 JP 2555030 B2 JP2555030 B2 JP 2555030B2 JP 61135905 A JP61135905 A JP 61135905A JP 13590586 A JP13590586 A JP 13590586A JP 2555030 B2 JP2555030 B2 JP 2555030B2
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- Japan
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- optical disk
- semiconductor laser
- offset
- servo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光デイスク装置に係り、特にサーボ回路にお
いて発生する電気的オフセツトを検出して補正するオフ
セツト補正装置に関する。
いて発生する電気的オフセツトを検出して補正するオフ
セツト補正装置に関する。
光デイスク装置において、光ヘツドは、光束を情報を
記憶する記録媒体上に1μm程度のスポツトとして収束
し、さらに偏心するトラツクに正確に追従するために自
動焦点機能やトラツキング機能を有している。これら両
機能はアクチユエータとサーボ回路とから成るサーボ系
により実現されている。サーボ系において、追従性能を
決定する要素として(1)サーボ回路を構成するオペア
ンプによる電気的オフセツト、(2)光学ヘツドの組
立、調整に起因する光学的オフセツト、さらに(3)追
従誤差などが挙げられる。特に(1)の電気的オフセツ
トに関し、従来は低オフセツトのオペアンプの使用によ
り、全体的な追従性能を向上させていた。
記憶する記録媒体上に1μm程度のスポツトとして収束
し、さらに偏心するトラツクに正確に追従するために自
動焦点機能やトラツキング機能を有している。これら両
機能はアクチユエータとサーボ回路とから成るサーボ系
により実現されている。サーボ系において、追従性能を
決定する要素として(1)サーボ回路を構成するオペア
ンプによる電気的オフセツト、(2)光学ヘツドの組
立、調整に起因する光学的オフセツト、さらに(3)追
従誤差などが挙げられる。特に(1)の電気的オフセツ
トに関し、従来は低オフセツトのオペアンプの使用によ
り、全体的な追従性能を向上させていた。
上記従来技術ではコストの点について配慮がなされて
おらず、低オフセツトのオペアンプを使用することによ
り装置コストが高くなるという問題があつた。
おらず、低オフセツトのオペアンプを使用することによ
り装置コストが高くなるという問題があつた。
本発明の目的は、安価な高オフセツトのオペアンプの
使用を可能とし、装置の低コスト化およびサーボ系の追
従性能を向上することにある。
使用を可能とし、装置の低コスト化およびサーボ系の追
従性能を向上することにある。
上記目的は、光源である半導体レーザの発光を瞬時に
停止し、この期間にサーボ回路で発生する電気的オフセ
ツトを検出し、補正することにより達成される。
停止し、この期間にサーボ回路で発生する電気的オフセ
ツトを検出し、補正することにより達成される。
半導体レーザの発光の停止は情報の記録・再生・消去
に無関係なタイミングとし、発光が停止される期間を所
定の時間的長さとすることにより、サーボ系への影響を
無くせるので、誤動作することなくサーボ系の追従性能
を向上することができる。
に無関係なタイミングとし、発光が停止される期間を所
定の時間的長さとすることにより、サーボ系への影響を
無くせるので、誤動作することなくサーボ系の追従性能
を向上することができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。光
ヘツド1は光源である半導体レーザ11、プリズム(ビー
ムスプリツタ)12、ガルバノミラー13、ボイスコイル1
4、ボイスコイル14に取りつけられている絞り込みレン
ズ15および情報やサーボ信号を検出する光検出器16から
主に構成されており、半導体レーザ11から出射した光束
を絞り込みレンズ15で光デイスク2上に1μm程度に絞
り込み、情報の記録・再生・消去を行なう。光デイスク
2で反射された光束は絞り込みレンズ15、ガルバノミラ
ー13を通り、プリズム12で光路を分離されて光検出器16
へ入射する。この時、光デイスク2の上下振れに追従す
るための自動焦点信号検出光学系やトラツク偏心に追従
するためのトラツキング信号検出光学系を通るが、これ
らは本発明の主旨ではないので図示していない。例え
ば、二分割された光検出器161,162を用い、それぞれの
検出した信号を差動することにより、自動焦点信号又は
トラツキング信号を得ることができる。これら自動焦点
信号検出光学系やトラツキング信号検出光学系の一例が
「日立評論」Vol.65,No.10(1983−10)の第23頁乃至第
28頁に記載されている。これら検出信号は位相補償回路
21や駆動回路22を通り、アクチユエータであるガルバノ
ミラー13、ボイスコイル14へフイードバツクすることに
よりサーボ系を構成し、光点制御を行なう。この時サー
ボ系を構成するオペアンプ類に電気的オフセツトや温度
ドリフトなどがあるとサーボ系にオフセツトが生じ、正
確な光点制御ができないという問題が発生する。そこ
で、本発明では半導体レーザ11が発光していない時には
電気オフセツトだけがサーボ回路系に残つていることに
着目し、短時間半導体レーザの発光を停止して、このタ
イミングでサンプリング的に電気オフセツトを検出して
補正することを目的としている。これについてさらに第
1図を用いて説明する。二つの光検出器161および162は
光電変換のためにオペアンプ171,172を使用し、オペア
ンプ171の出力は、一方はそのまま差動増幅器181へ、他
方は半導体レーザ11の発光停止期間に電気オフセツトを
検出するためにサンプルホールド回路191へ入力され
る。またオペアンプ172の出力は同様に差動増幅器182と
サンプルホールド回路192へ入力される。半導体レーザ1
1はレーザ駆動回路3で駆動されており、コントローラ
4の命令により情報の記録・消去時はパルスを発生し、
また本発明の目的のために再生光を停止する命令により
発光を短時間停止する。コントローラ4よりサンプルホ
ールド回路191と192には半導体レーザ11の発光の停止命
令と同じタイミングの制御信号が送出され、電気オフセ
ツト成分を保持する。その後、サンプルホールド回路19
1,192の出力はそれぞれ差動増幅器181,182に入力され、
差動増幅器181および182の出力には電気オフセツト成分
を補正された信号が得られ、さらに差動増幅器20により
検出信号が得られる。これらにより、自動焦点又は、ト
ラツキングサーボ系の追従性能を向上できる。
ヘツド1は光源である半導体レーザ11、プリズム(ビー
ムスプリツタ)12、ガルバノミラー13、ボイスコイル1
4、ボイスコイル14に取りつけられている絞り込みレン
ズ15および情報やサーボ信号を検出する光検出器16から
主に構成されており、半導体レーザ11から出射した光束
を絞り込みレンズ15で光デイスク2上に1μm程度に絞
り込み、情報の記録・再生・消去を行なう。光デイスク
2で反射された光束は絞り込みレンズ15、ガルバノミラ
ー13を通り、プリズム12で光路を分離されて光検出器16
へ入射する。この時、光デイスク2の上下振れに追従す
るための自動焦点信号検出光学系やトラツク偏心に追従
するためのトラツキング信号検出光学系を通るが、これ
らは本発明の主旨ではないので図示していない。例え
ば、二分割された光検出器161,162を用い、それぞれの
検出した信号を差動することにより、自動焦点信号又は
トラツキング信号を得ることができる。これら自動焦点
信号検出光学系やトラツキング信号検出光学系の一例が
「日立評論」Vol.65,No.10(1983−10)の第23頁乃至第
28頁に記載されている。これら検出信号は位相補償回路
21や駆動回路22を通り、アクチユエータであるガルバノ
ミラー13、ボイスコイル14へフイードバツクすることに
よりサーボ系を構成し、光点制御を行なう。この時サー
ボ系を構成するオペアンプ類に電気的オフセツトや温度
ドリフトなどがあるとサーボ系にオフセツトが生じ、正
確な光点制御ができないという問題が発生する。そこ
で、本発明では半導体レーザ11が発光していない時には
電気オフセツトだけがサーボ回路系に残つていることに
着目し、短時間半導体レーザの発光を停止して、このタ
イミングでサンプリング的に電気オフセツトを検出して
補正することを目的としている。これについてさらに第
1図を用いて説明する。二つの光検出器161および162は
光電変換のためにオペアンプ171,172を使用し、オペア
ンプ171の出力は、一方はそのまま差動増幅器181へ、他
方は半導体レーザ11の発光停止期間に電気オフセツトを
検出するためにサンプルホールド回路191へ入力され
る。またオペアンプ172の出力は同様に差動増幅器182と
サンプルホールド回路192へ入力される。半導体レーザ1
1はレーザ駆動回路3で駆動されており、コントローラ
4の命令により情報の記録・消去時はパルスを発生し、
また本発明の目的のために再生光を停止する命令により
発光を短時間停止する。コントローラ4よりサンプルホ
ールド回路191と192には半導体レーザ11の発光の停止命
令と同じタイミングの制御信号が送出され、電気オフセ
ツト成分を保持する。その後、サンプルホールド回路19
1,192の出力はそれぞれ差動増幅器181,182に入力され、
差動増幅器181および182の出力には電気オフセツト成分
を補正された信号が得られ、さらに差動増幅器20により
検出信号が得られる。これらにより、自動焦点又は、ト
ラツキングサーボ系の追従性能を向上できる。
本発明の他の実施例を第2図に示す。これは差動増幅
器20で差動して検出信号とした後、サンプルホールド回
路193と差動増幅器183で補正する場合を示し、第1図の
実施例と同等の効果が得られる。なお、光ヘツド1、光
デイスク2、レーザ駆動回路3は省略してある。
器20で差動して検出信号とした後、サンプルホールド回
路193と差動増幅器183で補正する場合を示し、第1図の
実施例と同等の効果が得られる。なお、光ヘツド1、光
デイスク2、レーザ駆動回路3は省略してある。
本発明によれば、サーボ回路中に発生するオペアンプ
類のオフセツト、ドリフトによる電気的オフセツトを検
出して補正できるので、サーボ系の追従性能の向上はも
ちろん、オフセツト,ドリフトに関するオペアンプ類へ
の仕様が緩和されるので安価なオペアンプ類の使用が可
能となり、低コスト化も図ることができる。
類のオフセツト、ドリフトによる電気的オフセツトを検
出して補正できるので、サーボ系の追従性能の向上はも
ちろん、オフセツト,ドリフトに関するオペアンプ類へ
の仕様が緩和されるので安価なオペアンプ類の使用が可
能となり、低コスト化も図ることができる。
第1図は本発明の一実施例を説明する構成図、第2図は
本発明の他の実施例を説明する構成図である。 1…光ヘツド、2…光デイスク、3…レーザ駆動回路、
4…コントローラ、161,162…二分割光検出器、171,172
…オペアンプ、181,182,183…差動増幅器、191,192,193
…サンプルホールド回路。
本発明の他の実施例を説明する構成図である。 1…光ヘツド、2…光デイスク、3…レーザ駆動回路、
4…コントローラ、161,162…二分割光検出器、171,172
…オペアンプ、181,182,183…差動増幅器、191,192,193
…サンプルホールド回路。
Claims (1)
- 【請求項1】半導体レーザ光源と、該半導体レーザ光源
からのレーザビームを光ディスク上に光スポットとして
結像する光学系と、該光スポットを光ディスク上の所望
の位置に位置付けるサーボ回路およびアクチュエータ
と、上記半導体レーザ光源の発光を停止した時に上記サ
ーボ回路において発生する電気的なオフセットをサンプ
リング的に検出する検出回路と、該検出回路からの出力
に基づいて上記サーボ回路の電気的オフセットを補正す
る補正手段を有する光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61135905A JP2555030B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61135905A JP2555030B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62293521A JPS62293521A (ja) | 1987-12-21 |
JP2555030B2 true JP2555030B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=15162567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61135905A Expired - Lifetime JP2555030B2 (ja) | 1986-06-13 | 1986-06-13 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555030B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007214809A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Fujinon Corp | 雲台システム,雲台,ズームレンズ制御システムおよびズームレンズ制御装置 |
-
1986
- 1986-06-13 JP JP61135905A patent/JP2555030B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62293521A (ja) | 1987-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |