JP2553608Y2 - Zifコネクタ - Google Patents
ZifコネクタInfo
- Publication number
- JP2553608Y2 JP2553608Y2 JP1992054036U JP5403692U JP2553608Y2 JP 2553608 Y2 JP2553608 Y2 JP 2553608Y2 JP 1992054036 U JP1992054036 U JP 1992054036U JP 5403692 U JP5403692 U JP 5403692U JP 2553608 Y2 JP2553608 Y2 JP 2553608Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- mating
- locator
- connector
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンタクトを相手側コ
ンタクトへ無挿入力によって挿嵌を行うためのゼロ・イ
ンサーション・フォース(Zero Insertion Force,以下
「ZIF」という)コネクタに関するものである。
ンタクトへ無挿入力によって挿嵌を行うためのゼロ・イ
ンサーション・フォース(Zero Insertion Force,以下
「ZIF」という)コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のZIFコネクタは、図5に示すよ
うに、インシュレータ53と、このインシュレータ53
の一面50上に配した複数の導電性コンタクト(ピンコ
ンタクト)51とを有しているコネクタ(ピンコネク
タ)5、及び相手側インシュレータ63と、一面50に
対向する相手側インシュレータ63の相手面60に配し
た相手側コンタクト(ソケットコンタクト)61とを有
している相手側コネクタ(ソケットコネクタ)6を含ん
でいる。このZIFコネクタでは、一面50と相手面6
0とを相互に近付ける第1の方向Aに対して直交する第
2の方向(図6を参照)Bでコネクタ5と相手側コネク
タ6とを相対的に移動させて、コンタクト51の先端部
を弾性変形させつつ相手側コンタクト61に押圧接触さ
せて接続するものである。
うに、インシュレータ53と、このインシュレータ53
の一面50上に配した複数の導電性コンタクト(ピンコ
ンタクト)51とを有しているコネクタ(ピンコネク
タ)5、及び相手側インシュレータ63と、一面50に
対向する相手側インシュレータ63の相手面60に配し
た相手側コンタクト(ソケットコンタクト)61とを有
している相手側コネクタ(ソケットコネクタ)6を含ん
でいる。このZIFコネクタでは、一面50と相手面6
0とを相互に近付ける第1の方向Aに対して直交する第
2の方向(図6を参照)Bでコネクタ5と相手側コネク
タ6とを相対的に移動させて、コンタクト51の先端部
を弾性変形させつつ相手側コンタクト61に押圧接触さ
せて接続するものである。
【0003】さらに、具体的に説明すると、インシュレ
ータ53の一面50には、比較的細くて長い導電性のピ
ンコンタクト51が立設されている。相手側インシュレ
ータ63の相手面60には複数の導電性ソケットコンタ
クト61が立設されている。ソケットコンタクト61に
はそのソケット部64にピンコンタクト51の先端部を
受け入れるためのソケット穴62が形成されている。ソ
ケット穴62の穴径はピンコンタクト51の径よりも大
きく設定している。
ータ53の一面50には、比較的細くて長い導電性のピ
ンコンタクト51が立設されている。相手側インシュレ
ータ63の相手面60には複数の導電性ソケットコンタ
クト61が立設されている。ソケットコンタクト61に
はそのソケット部64にピンコンタクト51の先端部を
受け入れるためのソケット穴62が形成されている。ソ
ケット穴62の穴径はピンコンタクト51の径よりも大
きく設定している。
【0004】この形式のZIFコネクタにおける接続方
法は、ピンコンタクト51を第1の方向Aでソケットコ
ンタクト61に挿入した後に、図6に示すように、ソケ
ットコネクタ6をピンコネクタ5に対して第2の方向B
に水平移動させることによってピンコンタクト51とソ
ケットコンタクト61とを接続させている。この場合、
第2の方向Bは、図示の逆方向であってもよい。この相
手側インシュレータ63の移動により、ピンコンタクト
51が弾性変形されつつ、ピンコンタクト51の先端部
がソケット穴62の内壁の2ヵ所に押圧接触することに
よって両者を電気的な接続状態を維持するものである。
法は、ピンコンタクト51を第1の方向Aでソケットコ
ンタクト61に挿入した後に、図6に示すように、ソケ
ットコネクタ6をピンコネクタ5に対して第2の方向B
に水平移動させることによってピンコンタクト51とソ
ケットコンタクト61とを接続させている。この場合、
第2の方向Bは、図示の逆方向であってもよい。この相
手側インシュレータ63の移動により、ピンコンタクト
51が弾性変形されつつ、ピンコンタクト51の先端部
がソケット穴62の内壁の2ヵ所に押圧接触することに
よって両者を電気的な接続状態を維持するものである。
【0005】なお、ソケットコンタクト61がピンコン
タクト51から受ける力を「P」と「F」として図示し
てある。
タクト51から受ける力を「P」と「F」として図示し
てある。
【0006】上述したようなZIFコネクタにおいて
は、複数のソケットコンタクト61のうち1本当たりの
受ける力は互いに逆向きのPとFであり、それに逆らっ
てソケットコンタクト61を支える力は「P−F」が必
要である。
は、複数のソケットコンタクト61のうち1本当たりの
受ける力は互いに逆向きのPとFであり、それに逆らっ
てソケットコンタクト61を支える力は「P−F」が必
要である。
【0007】したがって全体を図6で示した状態に保持
する力はピンコンタクト51の数を「n」とすれば、
「n×(P−F)」となる。
する力はピンコンタクト51の数を「n」とすれば、
「n×(P−F)」となる。
【0008】単純にn本のピンコンタクト51をソケッ
トコンタクト61に接触させる力は、「n×P」である
から、このようなZIFコネクタの構造においては、よ
り小さな力で駆動することができるという点では有用で
ある。
トコンタクト61に接触させる力は、「n×P」である
から、このようなZIFコネクタの構造においては、よ
り小さな力で駆動することができるという点では有用で
ある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な構造にあっては、各ピンコンタクト51は、図6に示
したように傾きがなければならない。また、「P−F」
を小さくするためには、ピンコンタクト51を細くし
て、さらに長い寸法のものとする必要がある。
な構造にあっては、各ピンコンタクト51は、図6に示
したように傾きがなければならない。また、「P−F」
を小さくするためには、ピンコンタクト51を細くし
て、さらに長い寸法のものとする必要がある。
【0010】このように、ピンコンタクト51を細くて
長い寸法のものとした場合には、ピンコンタクト51の
加工時、インシュレータ53への組込み時、あるいは取
扱い時に、図7で示すように、ピンコンタクト51のそ
れぞれが不揃いに変形してしまうため、ピンコンタクト
51の先端位置も不揃いになってしまう。
長い寸法のものとした場合には、ピンコンタクト51の
加工時、インシュレータ53への組込み時、あるいは取
扱い時に、図7で示すように、ピンコンタクト51のそ
れぞれが不揃いに変形してしまうため、ピンコンタクト
51の先端位置も不揃いになってしまう。
【0011】このため、ピンコネクタ5とソケットコネ
クタ6とを接続しようとしても、ピンコンタクト51が
ソケットコンタクト61に嵌合しなくなり、ピンコネク
タ5とソケットコネクタ6との接続ができなくなってし
まう。
クタ6とを接続しようとしても、ピンコンタクト51が
ソケットコンタクト61に嵌合しなくなり、ピンコネク
タ5とソケットコネクタ6との接続ができなくなってし
まう。
【0012】さらに、図7に示したZIFコネクタのピ
ンコンタクト51の不揃いを正す目的で、図8に示すよ
うに、インシュレータ53と相手側インシュレータ63
との間にロケータ9を配置し、このロケータ9の挿通穴
10にピンコンタクト51を挿通して整列させることが
考えられる。しかし、この場合、図6に示すように、ピ
ンコネクタ5と相手側コネクタ6を相対的に移動させて
ピンコンタクト51を弾性変形させた時、ピンコンタク
ト51が挿通穴10の内壁に触れるとピンコンタクト5
1と相手側コンタクト61との接触圧P,Fが変動し接
触が不安定となるので、ピンコンタクト51が挿通穴1
0の内壁に触れないように、挿通穴10をある程度大き
くする必要がある。このロケータ9の挿通穴10にピン
コンタクト51を挿通しても、ピンコンタクト51の姿
勢が不揃いであると、どうしても整列できない。
ンコンタクト51の不揃いを正す目的で、図8に示すよ
うに、インシュレータ53と相手側インシュレータ63
との間にロケータ9を配置し、このロケータ9の挿通穴
10にピンコンタクト51を挿通して整列させることが
考えられる。しかし、この場合、図6に示すように、ピ
ンコネクタ5と相手側コネクタ6を相対的に移動させて
ピンコンタクト51を弾性変形させた時、ピンコンタク
ト51が挿通穴10の内壁に触れるとピンコンタクト5
1と相手側コンタクト61との接触圧P,Fが変動し接
触が不安定となるので、ピンコンタクト51が挿通穴1
0の内壁に触れないように、挿通穴10をある程度大き
くする必要がある。このロケータ9の挿通穴10にピン
コンタクト51を挿通しても、ピンコンタクト51の姿
勢が不揃いであると、どうしても整列できない。
【0013】それ故に本考案の課題は、このような従来
技術の課題に鑑みて提案されたもので、ZIFコネクタ
の製造時などにおいてピンコンタクトの先端位置が不揃
いとなるようなものであっても、各ピンコンタクトの先
端位置を整列させ、かつ、ソケットコンタクトとの接続
時にピンコンタクトの挙動を妨害せず、正常な接触状態
を得ることができ、確実な接続を可能とすることのでき
るZIFコネクタを提供することにある。
技術の課題に鑑みて提案されたもので、ZIFコネクタ
の製造時などにおいてピンコンタクトの先端位置が不揃
いとなるようなものであっても、各ピンコンタクトの先
端位置を整列させ、かつ、ソケットコンタクトとの接続
時にピンコンタクトの挙動を妨害せず、正常な接触状態
を得ることができ、確実な接続を可能とすることのでき
るZIFコネクタを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、インシ
ュレータと、該インシュレータの一面上に配した導電性
のコンタクトとを有しているコネクタ、及び相手側イン
シュレータと、前記一面に対向する該相手側インシュレ
ータの相手面に配した相手側コンタクトとを有している
相手側コネクタを含み、前記一面と前記相手面とを対向
させて相対的に接近させる第1の方向に対して直交する
第2の方向で前記コネクタと前記相手側コネクタとを相
対的に移動させて、前記コンタクトの先端部を弾性変形
させつつ前記相手側コンタクトに押圧接触させて電気的
に接続するZIFコネクタにおいて、前記一面と前記相
手面との間にあって前記第2の方向の所定方向と該所定
方向とは逆方向とに移動可能なロケータを有し、前記相
手側コネクタ及び前記ロケータは前記第1の方向への移
動によって係合するよう組み合わされるものであって、
前記ロケータは前記コンタクトを前記第1の方向で挿通
する挿通穴を設けたコンタクト挿通部を有し、前記ロケ
ータを前記所定方向へ移動して前記コンタクトを前記挿
通穴の内壁面に押し当て前記コンタクトの先端部を揃
え、前記コンタクトの先端部と前記相手側コンタクトと
を前記所定方向で対向し得る位置に移動させた後に、前
記相手側コネクタ及び前記ロケータを相対的に接近させ
る前記第1の方向へ移動し、さらに前記相手側コネクタ
を前記所定方向とは逆方向に移動させて前記コンタクト
を前記相手側コンタクトに押圧接触させるために、前記
相手側インシュレータ及び前記ロケータにはこれらの前
記第1の方向への移動によって相互に係合しかつ前記相
手側コネクタを前記ロケータとともに前記逆方向へ移動
可能に係合させる係合手段が設けられており、前記挿通
穴は前記相手側インシュレータと係合した状態の前記ロ
ケータを前記逆方向へ移動させた状態で前記コンタクト
が前記内壁面から離れて位置するよう前記コンタクトの
変形を許容する寸法を有していることを特徴とするZI
Fコネクタが得られる。
ュレータと、該インシュレータの一面上に配した導電性
のコンタクトとを有しているコネクタ、及び相手側イン
シュレータと、前記一面に対向する該相手側インシュレ
ータの相手面に配した相手側コンタクトとを有している
相手側コネクタを含み、前記一面と前記相手面とを対向
させて相対的に接近させる第1の方向に対して直交する
第2の方向で前記コネクタと前記相手側コネクタとを相
対的に移動させて、前記コンタクトの先端部を弾性変形
させつつ前記相手側コンタクトに押圧接触させて電気的
に接続するZIFコネクタにおいて、前記一面と前記相
手面との間にあって前記第2の方向の所定方向と該所定
方向とは逆方向とに移動可能なロケータを有し、前記相
手側コネクタ及び前記ロケータは前記第1の方向への移
動によって係合するよう組み合わされるものであって、
前記ロケータは前記コンタクトを前記第1の方向で挿通
する挿通穴を設けたコンタクト挿通部を有し、前記ロケ
ータを前記所定方向へ移動して前記コンタクトを前記挿
通穴の内壁面に押し当て前記コンタクトの先端部を揃
え、前記コンタクトの先端部と前記相手側コンタクトと
を前記所定方向で対向し得る位置に移動させた後に、前
記相手側コネクタ及び前記ロケータを相対的に接近させ
る前記第1の方向へ移動し、さらに前記相手側コネクタ
を前記所定方向とは逆方向に移動させて前記コンタクト
を前記相手側コンタクトに押圧接触させるために、前記
相手側インシュレータ及び前記ロケータにはこれらの前
記第1の方向への移動によって相互に係合しかつ前記相
手側コネクタを前記ロケータとともに前記逆方向へ移動
可能に係合させる係合手段が設けられており、前記挿通
穴は前記相手側インシュレータと係合した状態の前記ロ
ケータを前記逆方向へ移動させた状態で前記コンタクト
が前記内壁面から離れて位置するよう前記コンタクトの
変形を許容する寸法を有していることを特徴とするZI
Fコネクタが得られる。
【0015】本考案によれば、前記相手側コネクタは前
記第1の方向で前記コンタクトの先端部を受け入れるソ
ケット部を有し、前記コンタクトは前記所定方向へ移動
する前記ロケータによって前記挿通穴の内壁面に当接し
押し当てられた状態で、前記コンタクトの先端部を前記
ソケット部に遊嵌させる位置に姿勢が保持されているZ
IFコネクタが得られる。
記第1の方向で前記コンタクトの先端部を受け入れるソ
ケット部を有し、前記コンタクトは前記所定方向へ移動
する前記ロケータによって前記挿通穴の内壁面に当接し
押し当てられた状態で、前記コンタクトの先端部を前記
ソケット部に遊嵌させる位置に姿勢が保持されているZ
IFコネクタが得られる。
【0016】本考案によれば、前記係合手段は、前記ロ
ケータと前記相手側インシュレータとを凹凸の関係で相
互に係合するよう前記ロケータと前記相手側インシュレ
ータとにおける一方側に突出部を有し、他方側に該突出
部を係合させるへこみ部を有しているZIFコネクタが
得られる。
ケータと前記相手側インシュレータとを凹凸の関係で相
互に係合するよう前記ロケータと前記相手側インシュレ
ータとにおける一方側に突出部を有し、他方側に該突出
部を係合させるへこみ部を有しているZIFコネクタが
得られる。
【0017】本考案によれば、前記インシュレータは、
前記ロケータの前記所定方向への移動範囲を規制するた
めのストッパ部と、該ストッパ部に対して前記所定方向
とは逆方向である反対側に設けた保持部とを有し、該保
持部と該保持部に対向している前記ロケータの外側面と
の間には前記ロケータを前記所定方向へ付勢する弾性部
材が設けられているZIFコネクタが得られる。
前記ロケータの前記所定方向への移動範囲を規制するた
めのストッパ部と、該ストッパ部に対して前記所定方向
とは逆方向である反対側に設けた保持部とを有し、該保
持部と該保持部に対向している前記ロケータの外側面と
の間には前記ロケータを前記所定方向へ付勢する弾性部
材が設けられているZIFコネクタが得られる。
【0018】
【作用】上述した本考案の構成によれば、各コンタクト
を挿通支受したロケータを第2の方向に水平移動させる
ことにより、各コンタクトを同一方向(第1の方向)に
傾斜状態にするので、各コンタクトの先端部は全て同じ
向きに揃う。この揃えられた状態で、コンタクトを相手
側コンタクトのソケット穴に挿入する。したがって、各
コンタクトが不揃いであっても、この段階で姿勢が揃え
られ、この揃った状態でコンタクトが相手側コンタクト
に挿入される。
を挿通支受したロケータを第2の方向に水平移動させる
ことにより、各コンタクトを同一方向(第1の方向)に
傾斜状態にするので、各コンタクトの先端部は全て同じ
向きに揃う。この揃えられた状態で、コンタクトを相手
側コンタクトのソケット穴に挿入する。したがって、各
コンタクトが不揃いであっても、この段階で姿勢が揃え
られ、この揃った状態でコンタクトが相手側コンタクト
に挿入される。
【0019】そして、この後、コンタクトを相手側コン
タクトの内壁に押圧接触させるべく相手側コネクタを第
2の方向に水平移動させる。このとき、ロケータは相手
側コネクタに結合しているので、相手側コネクタと共に
移動する。
タクトの内壁に押圧接触させるべく相手側コネクタを第
2の方向に水平移動させる。このとき、ロケータは相手
側コネクタに結合しているので、相手側コネクタと共に
移動する。
【0020】
【実施例】次に、本考案の実施例について添付の図面を
参照しながら説明する。この実施例において、図5と同
じ部分には同じ符号を付して説明する。
参照しながら説明する。この実施例において、図5と同
じ部分には同じ符号を付して説明する。
【0021】図1を参照して、ZIFコネクタは、イン
シュレータ53と、このインシュレータ53の一面50
上に配した複数の導電性コンタクト(ピンコンタクト)
51とを有しているコネクタ(ピンコネクタ)5、及び
相手側インシュレータ63と、一面50に対向する相手
側インシュレータ63の相手面60に配した相手側コン
タクト(ソケットコンタクト)61とを有している相手
側コネクタ(ソケットコネクタ)6を含んでいる。この
ZIFコネクタでは、一面50と相手面60とを相互に
近付ける第1の方向Aに対して直交する第2の方向(図
1及び図3に示す)B,Cでソケットコネクタ6を移動
させて、コンタクト51の先端部を弾性変形させつつソ
ケットコンタクト61に押圧接触させて接続するもので
ある。
シュレータ53と、このインシュレータ53の一面50
上に配した複数の導電性コンタクト(ピンコンタクト)
51とを有しているコネクタ(ピンコネクタ)5、及び
相手側インシュレータ63と、一面50に対向する相手
側インシュレータ63の相手面60に配した相手側コン
タクト(ソケットコンタクト)61とを有している相手
側コネクタ(ソケットコネクタ)6を含んでいる。この
ZIFコネクタでは、一面50と相手面60とを相互に
近付ける第1の方向Aに対して直交する第2の方向(図
1及び図3に示す)B,Cでソケットコネクタ6を移動
させて、コンタクト51の先端部を弾性変形させつつソ
ケットコンタクト61に押圧接触させて接続するもので
ある。
【0022】さらに、具体的に説明すると、インシュレ
ータ53の一面50には、比較的細くて長い複数の導電
性ピンコンタクト51が立設されている。相手側インシ
ュレータ63の相手面60には複数の導電性ソケットコ
ンタクト61が立設されている。ソケットコンタクト6
1にはそのソケット部64にピンコンタクト51の先端
部を受け入れるためのソケット穴62が形成されてい
る。ソケット穴62の穴径はピンコンタクト51の径よ
りも大きく設定している。
ータ53の一面50には、比較的細くて長い複数の導電
性ピンコンタクト51が立設されている。相手側インシ
ュレータ63の相手面60には複数の導電性ソケットコ
ンタクト61が立設されている。ソケットコンタクト6
1にはそのソケット部64にピンコンタクト51の先端
部を受け入れるためのソケット穴62が形成されてい
る。ソケット穴62の穴径はピンコンタクト51の径よ
りも大きく設定している。
【0023】インシュレータ53の一面50と相手側イ
ンシュレータ63の相手面60との間にはロケータ1が
設けられている。ロケータ1は、インシュレータ53の
上面に第1の方向Aに立設された一対の立脚部11,1
2と、これらの立脚部11,12の上下方向の略中間位
置において両立脚部11,12間を架け渡すように設け
られたコンタクト挿通部13とを有している。このコン
タクト挿通部13には、複数の導電性ピンコンタクト5
1を一対一に挿通するための複数の挿通穴15が形成さ
れている。また、ロケータ1とソケットコネクタ6と
は、これらを係合する係合手段を有している。係合手段
は、相手側インシュレータ63の一面に突出して設けた
突出部70と、ロケータ1の立脚部11,12の間に設
けたへこみ部18とを有している。即ち、相手側インシ
ュレータ63とロケータ1とは、突出部70及びへこみ
部18によって凹凸の関係で相互に係合する。
ンシュレータ63の相手面60との間にはロケータ1が
設けられている。ロケータ1は、インシュレータ53の
上面に第1の方向Aに立設された一対の立脚部11,1
2と、これらの立脚部11,12の上下方向の略中間位
置において両立脚部11,12間を架け渡すように設け
られたコンタクト挿通部13とを有している。このコン
タクト挿通部13には、複数の導電性ピンコンタクト5
1を一対一に挿通するための複数の挿通穴15が形成さ
れている。また、ロケータ1とソケットコネクタ6と
は、これらを係合する係合手段を有している。係合手段
は、相手側インシュレータ63の一面に突出して設けた
突出部70と、ロケータ1の立脚部11,12の間に設
けたへこみ部18とを有している。即ち、相手側インシ
ュレータ63とロケータ1とは、突出部70及びへこみ
部18によって凹凸の関係で相互に係合する。
【0024】この形式のZIFコネクタにおける接続方
法は、まず、図1に示すように、ロケータ1をインシュ
レータ53の一面50上で立脚部11,12の底面が摺
動するようにして第2の方向B,CのうちC方向(図1
の紙面右方向)に移動させる。このとき、ピンコンタク
ト51は、C方向に移動するロケータ1によって挿通穴
15の内壁面に当接し押し付けられた状態で、しかもピ
ンコンタクト51の先端部が揃えられた状態であって、
コンタクト15の先端部をソケット穴62に遊嵌させる
位置に姿勢が保持される。そうすれば、ピンコンタクト
51の姿勢が不揃いであっても、これにより矯正され、
ピンコンタクト51の先端部は揃えられた状態となる。
法は、まず、図1に示すように、ロケータ1をインシュ
レータ53の一面50上で立脚部11,12の底面が摺
動するようにして第2の方向B,CのうちC方向(図1
の紙面右方向)に移動させる。このとき、ピンコンタク
ト51は、C方向に移動するロケータ1によって挿通穴
15の内壁面に当接し押し付けられた状態で、しかもピ
ンコンタクト51の先端部が揃えられた状態であって、
コンタクト15の先端部をソケット穴62に遊嵌させる
位置に姿勢が保持される。そうすれば、ピンコンタクト
51の姿勢が不揃いであっても、これにより矯正され、
ピンコンタクト51の先端部は揃えられた状態となる。
【0025】なお、挿通穴15は、図2(a)に示すよ
うに、円形のものであっても、また、図2(b)に示す
ように移動方向(第2の方向B,C)に長い長円形のも
のであっても良い。つまり、挿通穴15は、後述するピ
ンコンタクト51とソケット部61との押圧接触時にお
けるピンコンタクト51の変形を許容するためにピンコ
ンタクトの径寸法よりも大きい寸法に設定されており、
ピンコンタクト51が挿通穴15の内壁面に当接し押し
付けられた状態から、相手側インシュレータ63と係合
したロケータ1を逆方向のB方向へ移動させることによ
って、ピンコンタクト51が内壁面から離れ、この内壁
面に接触しないよう位置するようにピンコンタクトの径
寸法よりも大きい寸法となっている。
うに、円形のものであっても、また、図2(b)に示す
ように移動方向(第2の方向B,C)に長い長円形のも
のであっても良い。つまり、挿通穴15は、後述するピ
ンコンタクト51とソケット部61との押圧接触時にお
けるピンコンタクト51の変形を許容するためにピンコ
ンタクトの径寸法よりも大きい寸法に設定されており、
ピンコンタクト51が挿通穴15の内壁面に当接し押し
付けられた状態から、相手側インシュレータ63と係合
したロケータ1を逆方向のB方向へ移動させることによ
って、ピンコンタクト51が内壁面から離れ、この内壁
面に接触しないよう位置するようにピンコンタクトの径
寸法よりも大きい寸法となっている。
【0026】次に、このピンコンタクト51が揃えられ
た状態で、ピンコネクタ5とソケットコネクタ6を相対
的に接近させて、各ピンコンタクト51の先端部を対応
するソケット穴62に挿入する。ソケット穴62への挿
入は、ピンコンタクト51が揃えられた状態で行われる
ため円滑に行える。
た状態で、ピンコネクタ5とソケットコネクタ6を相対
的に接近させて、各ピンコンタクト51の先端部を対応
するソケット穴62に挿入する。ソケット穴62への挿
入は、ピンコンタクト51が揃えられた状態で行われる
ため円滑に行える。
【0027】この状態のとき、相手側インシュレータ6
3をロケータ1に結合させる。この両者の結合は、ソケ
ットコンタクト61の相手面をインシュレータ53の一
面に向けて突出するように形成しておき、他方、ロケー
タ1の立脚部11,12間の距離寸法L1を相手側イン
シュレータ63の突出部(幅L2の部分)70が嵌合可
能な様に設定しておくことにより達成できる。即ち、ロ
ケータ1の立脚部11,12間の寸法L1をL2と同一
または若干大きく設定しておく。このようにして、ピン
コンタクト51はソケットコンタクト61に対してゼロ
・インサーション・フォースによって接続される。
3をロケータ1に結合させる。この両者の結合は、ソケ
ットコンタクト61の相手面をインシュレータ53の一
面に向けて突出するように形成しておき、他方、ロケー
タ1の立脚部11,12間の距離寸法L1を相手側イン
シュレータ63の突出部(幅L2の部分)70が嵌合可
能な様に設定しておくことにより達成できる。即ち、ロ
ケータ1の立脚部11,12間の寸法L1をL2と同一
または若干大きく設定しておく。このようにして、ピン
コンタクト51はソケットコンタクト61に対してゼロ
・インサーション・フォースによって接続される。
【0028】次に、図3に示すように、ピンコンタクト
51が揃えられた状態で、ソケットコネクタ6をピンコ
ネクタ5に対してC方向とは逆方向の方向Bに移動させ
る。この相手側インシュレータ63とロケータ1との移
動により、ピンコンタクト51が弾性変形されつつ、ピ
ンコンタクト51の先端部がソケット穴62の内壁の上
下2ヵ所に押圧接触することによって両者を電気的な接
続状態を維持するものである。
51が揃えられた状態で、ソケットコネクタ6をピンコ
ネクタ5に対してC方向とは逆方向の方向Bに移動させ
る。この相手側インシュレータ63とロケータ1との移
動により、ピンコンタクト51が弾性変形されつつ、ピ
ンコンタクト51の先端部がソケット穴62の内壁の上
下2ヵ所に押圧接触することによって両者を電気的な接
続状態を維持するものである。
【0029】なお、図6によって説明したように、n本
のピンコンタクト51をソケットコンタクト61に接触
させる力は、「n×P」であるから、このようなZIF
コネクタの構造においては、より小さな力で駆動するこ
とができる。また、相手側インシュレータ63とロケー
タ1との結合手段は、これに限定されるものではなく、
他の公知の手段によって行ってもよいことはいうまでも
ない。
のピンコンタクト51をソケットコンタクト61に接触
させる力は、「n×P」であるから、このようなZIF
コネクタの構造においては、より小さな力で駆動するこ
とができる。また、相手側インシュレータ63とロケー
タ1との結合手段は、これに限定されるものではなく、
他の公知の手段によって行ってもよいことはいうまでも
ない。
【0030】図4は、本考案のZIFコネクタの他の実
施例を示している。図1乃至図3に示した実施例におい
ては、ピンコンタクト51を整列させるためにロケータ
1を第2の方向B,CのうちC方向に人手によって移動
させるようにしているが、この移動を人手によらず行わ
せるように構成したものである。なお、図1乃至図3に
示した実施例と同じ部分には同じ符号を付して説明を省
略する。図4に示したZIFコネクタでは、インシュレ
ータ5にロケータ1の第2の方向B,CのうちC方向へ
の移動範囲を規制するためのストッパ部57と、ストッ
パ部57に対してC方向とは逆方向のB方向に設けた保
持部55とが設けられている。保持部55と保持部55
に対向しているロケータ1の外側面との間にはロケータ
1を所定方向Cへ付勢する弾性部材3が設けられてい
る。このようにロケータ1を第2の方向B,CのうちC
方向に弾性付勢させる弾性部材(バネ)3を設けてお
き、かつ、インシュレータ53にバネ3を収容保持する
バネ座の役目を果たす保持部55と、ロケータ1のそれ
以上の移動を阻止するストッパ部57を形成しておけば
よい。そして、ソケットコネクタ6を第2の方向B,C
のうちC方向へ移動させたときに、ロケータ1とストッ
パ部57との間に間隙が形成される。
施例を示している。図1乃至図3に示した実施例におい
ては、ピンコンタクト51を整列させるためにロケータ
1を第2の方向B,CのうちC方向に人手によって移動
させるようにしているが、この移動を人手によらず行わ
せるように構成したものである。なお、図1乃至図3に
示した実施例と同じ部分には同じ符号を付して説明を省
略する。図4に示したZIFコネクタでは、インシュレ
ータ5にロケータ1の第2の方向B,CのうちC方向へ
の移動範囲を規制するためのストッパ部57と、ストッ
パ部57に対してC方向とは逆方向のB方向に設けた保
持部55とが設けられている。保持部55と保持部55
に対向しているロケータ1の外側面との間にはロケータ
1を所定方向Cへ付勢する弾性部材3が設けられてい
る。このようにロケータ1を第2の方向B,CのうちC
方向に弾性付勢させる弾性部材(バネ)3を設けてお
き、かつ、インシュレータ53にバネ3を収容保持する
バネ座の役目を果たす保持部55と、ロケータ1のそれ
以上の移動を阻止するストッパ部57を形成しておけば
よい。そして、ソケットコネクタ6を第2の方向B,C
のうちC方向へ移動させたときに、ロケータ1とストッ
パ部57との間に間隙が形成される。
【0031】したがって、この間隙分の大きさのブロッ
クをこの間隙に挟み込むようにしておけば、ピンコンタ
クト51はソケットコンタクト61のソケット穴62に
押圧接触した状態を維持できる。
クをこの間隙に挟み込むようにしておけば、ピンコンタ
クト51はソケットコンタクト61のソケット穴62に
押圧接触した状態を維持できる。
【0032】
【考案の効果】上記したように、本考案によれば、第1
の方向でロケータと相手側インシュレータとを係合し、
この際、ピンコンタクトをソケットコンタクトに遊嵌状
態で挿入でき、ロケータと相手側コネクタとを第2の方
向の所定方向とは逆向きに移動することによってピンコ
ンタクトを変形させ、ピンコンタクトとソケットコンタ
クトとを接触させることができ簡単な構成及び操作で確
実に接触が可能なZIFコネクタが得られる。また、細
長く変形しやすいようなピンコンタクトが、たとえ変形
していたとしても、ロケータの第2の方向への移動によ
り、その姿勢が矯正された状態で整列させられるので、
ピンコンタクトのソケットコンタクトへの挿入が確実に
行われる。
の方向でロケータと相手側インシュレータとを係合し、
この際、ピンコンタクトをソケットコンタクトに遊嵌状
態で挿入でき、ロケータと相手側コネクタとを第2の方
向の所定方向とは逆向きに移動することによってピンコ
ンタクトを変形させ、ピンコンタクトとソケットコンタ
クトとを接触させることができ簡単な構成及び操作で確
実に接触が可能なZIFコネクタが得られる。また、細
長く変形しやすいようなピンコンタクトが、たとえ変形
していたとしても、ロケータの第2の方向への移動によ
り、その姿勢が矯正された状態で整列させられるので、
ピンコンタクトのソケットコンタクトへの挿入が確実に
行われる。
【0033】したがって、事後におけるピンコネクタと
ソケットコネクタとの相対反対方向移動によるピンコン
タクトのソケットコンタクトへの圧接が確実に行える。
このため、ピンコンタクトとソケットコンタクトとの接
触不良が生じるといった不都合がなく、安定した電気的
接続を得ることのできる。
ソケットコネクタとの相対反対方向移動によるピンコン
タクトのソケットコンタクトへの圧接が確実に行える。
このため、ピンコンタクトとソケットコンタクトとの接
触不良が生じるといった不都合がなく、安定した電気的
接続を得ることのできる。
【図1】本考案のZIFコネクタの一実施例を示し、ソ
ケットコンタクトにピンコンタクトが接続される前の状
態を示す断面図である。
ケットコンタクトにピンコンタクトが接続される前の状
態を示す断面図である。
【図2】(a)は本考案のZIFコネクタに用いるロケ
ータの一例を示す平面図、(b)は本考案のZIFコネ
クタに用いるロケータの他の例を示す平面図である。
ータの一例を示す平面図、(b)は本考案のZIFコネ
クタに用いるロケータの他の例を示す平面図である。
【図3】図1のZIFコネクタにおいてソケットコンタ
クトにピンコンタクトが接続された状態を示す断面図で
ある。
クトにピンコンタクトが接続された状態を示す断面図で
ある。
【図4】本考案のZIFコネクタの他の実施例の構造を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図5】従来のZIFコネクタを示し、ソケットコンタ
クトにピンコンタクトが接続される前の状態を示す断面
図である。
クトにピンコンタクトが接続される前の状態を示す断面
図である。
【図6】従来のZIFコネクタにおいてソケットコンタ
クトにピンコンタクトが接続された状態を示す断面図で
ある。
クトにピンコンタクトが接続された状態を示す断面図で
ある。
【図7】従来のピンコンタクトの接続前の姿勢の一例を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図8】従来のZIFコネクタのロケータを用いてピン
コンタクトを整列させる場合の断面図である。
コンタクトを整列させる場合の断面図である。
1 ロケータ 3 弾性部材 5 ピンコネクタ 6 ソケットコネクタ 11,12 立脚部 13 コンタクト挿通部 15 挿通穴 51 ピンコンタクト 53 インシュレータ 61 ソケットコンタクト 63 相手側インシュレータ 70 突出部
Claims (4)
- 【請求項1】 インシュレータと、該インシュレータの
一面上に配した導電性のコンタクトとを有しているコネ
クタ、及び相手側インシュレータと、前記一面に対向す
る該相手側インシュレータの相手面に配した相手側コン
タクトとを有している相手側コネクタを含み、前記一面
と前記相手面とを対向させて相対的に接近させる第1の
方向に対して直交する第2の方向で前記コネクタと前記
相手側コネクタとを相対的に移動させて、前記コンタク
トの先端部を弾性変形させつつ前記相手側コンタクトに
押圧接触させて電気的に接続するZIFコネクタにおい
て、前記一面と前記相手面との間にあって前記第2の方
向の所定方向と該所定方向とは逆方向とに移動可能なロ
ケータを有し、前記相手側コネクタ及び前記ロケータは
前記第1の方向への移動によって係合するよう組み合わ
されるものであって、前記ロケータは前記コンタクトを
前記第1の方向で挿通する挿通穴を設けたコンタクト挿
通部を有し、前記ロケータを前記所定方向へ移動して前
記コンタクトを前記挿通穴の内壁面に押し当て前記コン
タクトの先端部を揃え、前記コンタクトの先端部と前記
相手側コンタクトとを前記所定方向で対向し得る位置に
移動させた後に、前記相手側コネクタ及び前記ロケータ
を相対的に接近させる前記第1の方向へ移動し、さらに
前記相手側コネクタを前記所定方向とは逆方向に移動さ
せて前記コンタクトを前記相手側コンタクトに押圧接触
させるために、前記相手側インシュレータ及び前記ロケ
ータにはこれらの前記第1の方向への移動によって相互
に係合しかつ前記相手側コネクタを前記ロケータととも
に前記逆方向へ移動可能に係合させる係合手段が設けら
れており、前記挿通穴は前記相手側インシュレータと係
合した状態の前記ロケータを前記逆方向へ移動させた状
態で前記コンタクトが前記内壁面から離れて位置するよ
う前記コンタクトの変形を許容する寸法を有しているこ
とを特徴とするZIFコネクタ。 - 【請求項2】 前記相手側コネクタは前記第1の方向で
前記コンタクトの先端部を受け入れるソケット部を有
し、前記コンタクトは前記所定方向へ移動する前記ロケ
ータによって前記挿通穴の内壁面に当接し押し当てられ
た状態で、前記コンタクトの先端部を前記ソケット部に
遊嵌させる位置に姿勢が保持されている請求項1記載の
ZIFコネクタ。 - 【請求項3】 前記係合手段は、前記ロケータと前記相
手側インシュレータとを凹凸の関係で相互に係合するよ
う前記ロケータと前記相手側インシュレータとにおける
一方側に突出部を有し、他方側に該突出部を係合させる
へこみ部を有している請求項1記載のZIFコネクタ。 - 【請求項4】 前記インシュレータは、前記ロケータの
前記所定方向への移動範囲を規制するためのストッパ部
と、該ストッパ部に対して前記所定方向とは逆方向であ
る反対側に設けた保持部とを有し、該保持部と該保持部
に対向している前記ロケータの外側面との間には前記ロ
ケータを前記所定方向へ付勢する弾性部材が設けられて
いる請求項1記載のZIFコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054036U JP2553608Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Zifコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992054036U JP2553608Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Zifコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617161U JPH0617161U (ja) | 1994-03-04 |
JP2553608Y2 true JP2553608Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=12959369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992054036U Expired - Lifetime JP2553608Y2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Zifコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553608Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826472A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-16 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
US4538866A (en) * | 1983-03-07 | 1985-09-03 | Teradyne, Inc. | Backplane connector |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP1992054036U patent/JP2553608Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0617161U (ja) | 1994-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20170338592A1 (en) | Connecting structure | |
US7153173B2 (en) | Electric connector | |
US6579111B2 (en) | Supporting configuration for a connector | |
KR20000076849A (ko) | 전기커넥터 | |
JP2002008760A (ja) | コネクタ | |
EP0379219B1 (en) | Electrical connector | |
US4887974A (en) | Connector | |
JPH06290832A (ja) | レバー式コネクタ | |
US6077092A (en) | Electrical connector having stabilizing structure for spacer and terminal | |
JP2553608Y2 (ja) | Zifコネクタ | |
JP2507313Y2 (ja) | 回路基板用電気コネクタ | |
JP2002158055A (ja) | 上面接続型fpc用zifコネクタ | |
JP2544290Y2 (ja) | コネクタ | |
JP2519074Y2 (ja) | Zifコネクタ | |
JP2525763Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH0332055Y2 (ja) | ||
JP2546784Y2 (ja) | Zifコネクタ | |
JP2627137B2 (ja) | コネクタ | |
JPS634370Y2 (ja) | ||
JP2591383Y2 (ja) | Zifコネクタ | |
KR200385067Y1 (ko) | 이어폰 잭 | |
JP2632282B2 (ja) | Zifコネクタ | |
JPH0218537Y2 (ja) | ||
JP2558825Y2 (ja) | コネクタ | |
JPH0129996Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970603 |