JP2553171Y2 - 便器装置 - Google Patents
便器装置Info
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- JP2553171Y2 JP2553171Y2 JP1991040692U JP4069291U JP2553171Y2 JP 2553171 Y2 JP2553171 Y2 JP 2553171Y2 JP 1991040692 U JP1991040692 U JP 1991040692U JP 4069291 U JP4069291 U JP 4069291U JP 2553171 Y2 JP2553171 Y2 JP 2553171Y2
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- Japan
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- casing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、便器本体に備える様々
な機能部または便器本体に固定したケーシングの中にた
とえば局部洗浄等の機能部を設けたものにおいて、これ
らの機能部を操作する操作スイッチの配置の構造に関す
る。
な機能部または便器本体に固定したケーシングの中にた
とえば局部洗浄等の機能部を設けたものにおいて、これ
らの機能部を操作する操作スイッチの配置の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】局部洗浄のための衛生洗浄装置として、
便器本体にそのケーシングを固定したものが従来から利
用されている。
便器本体にそのケーシングを固定したものが従来から利
用されている。
【0003】この衛生洗浄装置は、たとえば特開昭60
−13141号公報に記載されているように、ケーシン
グの中に、ノズル装置を備えると共にこのノズル装置に
加熱した洗浄水を供給する加熱タンク等を組み込んだ配
管系や、洗浄後の乾燥のための温風ファン等を備えた構
成としたものがその典型である。また、ケーシングには
暖房用のヒータを組み込んだ便座を一体化し、このヒー
タへの通電を含めて各機能部を制御するためのコントロ
ーラをケーシングの中に備える仕様が一般的である。
−13141号公報に記載されているように、ケーシン
グの中に、ノズル装置を備えると共にこのノズル装置に
加熱した洗浄水を供給する加熱タンク等を組み込んだ配
管系や、洗浄後の乾燥のための温風ファン等を備えた構
成としたものがその典型である。また、ケーシングには
暖房用のヒータを組み込んだ便座を一体化し、このヒー
タへの通電を含めて各機能部を制御するためのコントロ
ーラをケーシングの中に備える仕様が一般的である。
【0004】ノズル装置や温風ファン等の操作は、先の
公報にも記載されているように、便器本体の側部に垂れ
たケーシングの前面に設けた操作盤によって行う。この
操作盤には、ノズル装置による洗浄のための洗浄スイッ
チ,温風ファンによる乾燥のための乾燥スイッチ,各機
能部を停止させるための停止スイッチ及びノズル装置か
らの洗浄水の水勢を調整する水勢調整摘み等が設けられ
る。
公報にも記載されているように、便器本体の側部に垂れ
たケーシングの前面に設けた操作盤によって行う。この
操作盤には、ノズル装置による洗浄のための洗浄スイッ
チ,温風ファンによる乾燥のための乾燥スイッチ,各機
能部を停止させるための停止スイッチ及びノズル装置か
らの洗浄水の水勢を調整する水勢調整摘み等が設けられ
る。
【0005】衛生洗浄装置では洗浄水や乾燥用の温風の
温度及び暖房便座を備えたものでは便座温度をそれぞれ
使う人にとって快適な温度となるように調整することが
必要である。このため、ケーシングの操作盤には、洗浄
スイッチや乾燥スイッチ等の他に、洗浄水,温風温度及
び便座温度を調整するための調整スイッチが設けられ
る。
温度及び暖房便座を備えたものでは便座温度をそれぞれ
使う人にとって快適な温度となるように調整することが
必要である。このため、ケーシングの操作盤には、洗浄
スイッチや乾燥スイッチ等の他に、洗浄水,温風温度及
び便座温度を調整するための調整スイッチが設けられ
る。
【0006】これらの調整スイッチは、指先または専用
の工具等によって動かすことができ、先の公報の例では
洗浄スイッチや停止スイッチ等のように頻繁に使うスイ
ッチ群と分けたレイアウトとして配置されることが多
い。
の工具等によって動かすことができ、先の公報の例では
洗浄スイッチや停止スイッチ等のように頻繁に使うスイ
ッチ群と分けたレイアウトとして配置されることが多
い。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】衛生洗浄装置は従来で
は一般家庭向きのものが主流であったが、最近ではたと
えばオフィスやデパート等のようにパブリック用の施設
にも設備されるようになった。
は一般家庭向きのものが主流であったが、最近ではたと
えばオフィスやデパート等のようにパブリック用の施設
にも設備されるようになった。
【0008】パブリック用として使う場合、たとえば洗
浄水,温風及び便座の温度を調整する摘み等が取り扱い
やすい位置にあると、これをいたずらに操作して温度を
異常に高くしたり逆に低くしたりしてしまう恐れがあ
る。このように調整スイッチを無用に触って温度を上げ
たり下げたりすると、後から使う人は熱い洗浄水を浴び
たり、冷たい乾燥用の風を受けたりすることになり、快
適さを損ねてしまう。
浄水,温風及び便座の温度を調整する摘み等が取り扱い
やすい位置にあると、これをいたずらに操作して温度を
異常に高くしたり逆に低くしたりしてしまう恐れがあ
る。このように調整スイッチを無用に触って温度を上げ
たり下げたりすると、後から使う人は熱い洗浄水を浴び
たり、冷たい乾燥用の風を受けたりすることになり、快
適さを損ねてしまう。
【0009】また、調整スイッチが洗浄スイッチや停止
スイッチの群れと別れていても、不慣れな人が調整スイ
ッチに誤って触れてしまうこともある。この場合でも、
洗浄水,乾燥用の温風及び便座の温度が適切なものから
外れてしまい、使っている人自身も困惑してしまう。
スイッチの群れと別れていても、不慣れな人が調整スイ
ッチに誤って触れてしまうこともある。この場合でも、
洗浄水,乾燥用の温風及び便座の温度が適切なものから
外れてしまい、使っている人自身も困惑してしまう。
【0010】このように、衛生洗浄装置のケーシングに
設けた操作盤に、主に使う洗浄スイッチ等と温度調整用
のスイッチとをレイアウトすると、いたずらや誤操作等
によって洗浄水や温風等が有効に利用できず、衛生洗浄
装置としての本来の機能を失いかねない。
設けた操作盤に、主に使う洗浄スイッチ等と温度調整用
のスイッチとをレイアウトすると、いたずらや誤操作等
によって洗浄水や温風等が有効に利用できず、衛生洗浄
装置としての本来の機能を失いかねない。
【0011】また、衛生洗浄装置だけでなく、便器本体
に組み込む消臭機能や、擬音発生装置等についても、消
臭ファンの回転数や音量のボリューム等の設定用の摘み
を付属したものであれば、同様な問題が起こる。
に組み込む消臭機能や、擬音発生装置等についても、消
臭ファンの回転数や音量のボリューム等の設定用の摘み
を付属したものであれば、同様な問題が起こる。
【0012】本考案において解決すべき課題は、衛生洗
浄装置やその他の機能部の動作及びその動作結果等がい
たずらや誤操作によって狂わないようにし、パブリック
用としても常に快適に使えるようにすることにある。
浄装置やその他の機能部の動作及びその動作結果等がい
たずらや誤操作によって狂わないようにし、パブリック
用としても常に快適に使えるようにすることにある。
【0013】本考案は、便器本体またはこの便器本体の
後端部に固定するケーシングに収納される機能部と、こ
の機能部を操作するために設ける複数の操作スイッチを
備える便器装置において、前記複数の操作スイッチのう
ち所定のスイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異
なる面であって且つ前記便器本体正面及び上方から見た
とき死角となる位置に設け、この死角となる位置に設け
た操作スイッチのそれぞれを専用の工具のみによって操
作可能としてなることを特徴とする。また、異なる面に
配置したスイッチを隠蔽するカバーを設け、このカバー
を専用の工具のみによって開き操作可能とした構成とす
るともできる。更に、複数の操作スイッチのうち所定の
スイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異なる面で
あって且つ便器本体またはケーシングの背部の凹みに収
めて設けてもよい。
後端部に固定するケーシングに収納される機能部と、こ
の機能部を操作するために設ける複数の操作スイッチを
備える便器装置において、前記複数の操作スイッチのう
ち所定のスイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異
なる面であって且つ前記便器本体正面及び上方から見た
とき死角となる位置に設け、この死角となる位置に設け
た操作スイッチのそれぞれを専用の工具のみによって操
作可能としてなることを特徴とする。また、異なる面に
配置したスイッチを隠蔽するカバーを設け、このカバー
を専用の工具のみによって開き操作可能とした構成とす
るともできる。更に、複数の操作スイッチのうち所定の
スイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異なる面で
あって且つ便器本体またはケーシングの背部の凹みに収
めて設けてもよい。
【0014】
【作用】操作スイッチを便器本体の正面及び上方から見
たときには死角の位置に配置してしかも専用の工具でし
かせ操作できないようにすることで、人が便器本体の前
に立ったときも便座に座ったときも、操作スイッチを覗
くことができず、その存在を知ることもできず、操作ス
イッチ自身を操作することもできない。このため、操作
スイッチによって機能部の作動条件等を適正なものに予
め設定しておけば、この設定が狂わされるようなことも
なく、また誤って人の手が操作スイッチに触れることも
なくなり、機能部を常に最適に作動させることが可能と
なる。また、カバーによってスイッチを隠蔽する構成と
したものでも、このカバーを専用の工具を用いない限り
開くことはできず、同様にスイッチを無闇に操作でき
ず、そして、便器本体またはケーシングの背部の凹部に
スイッチを配置するものでもその存在に気付くことがな
いためいたずらに操作されることはない。このようなス
イッチの配置の構成では、たとえば、局部洗浄用の衛生
洗浄装置に加えて、暖房便座を備えるような便器装置で
あれば、この暖房便座の暖房温度や局部洗浄用の洗浄水
の温度等が勝手に変更されないようにするために、暖房
用及び洗浄水の温度設定用のスイッチを、通常使用する
洗浄スイッチとは異なる離隔した部分に備えることで無
駄な電力消費等が防止される。
たときには死角の位置に配置してしかも専用の工具でし
かせ操作できないようにすることで、人が便器本体の前
に立ったときも便座に座ったときも、操作スイッチを覗
くことができず、その存在を知ることもできず、操作ス
イッチ自身を操作することもできない。このため、操作
スイッチによって機能部の作動条件等を適正なものに予
め設定しておけば、この設定が狂わされるようなことも
なく、また誤って人の手が操作スイッチに触れることも
なくなり、機能部を常に最適に作動させることが可能と
なる。また、カバーによってスイッチを隠蔽する構成と
したものでも、このカバーを専用の工具を用いない限り
開くことはできず、同様にスイッチを無闇に操作でき
ず、そして、便器本体またはケーシングの背部の凹部に
スイッチを配置するものでもその存在に気付くことがな
いためいたずらに操作されることはない。このようなス
イッチの配置の構成では、たとえば、局部洗浄用の衛生
洗浄装置に加えて、暖房便座を備えるような便器装置で
あれば、この暖房便座の暖房温度や局部洗浄用の洗浄水
の温度等が勝手に変更されないようにするために、暖房
用及び洗浄水の温度設定用のスイッチを、通常使用する
洗浄スイッチとは異なる離隔した部分に備えることで無
駄な電力消費等が防止される。
【0015】
【実施例】図1は本考案の便器装置の一実施例であっ
て、これは局部洗浄用の衛生洗浄装置を機能部とした例
である。
て、これは局部洗浄用の衛生洗浄装置を機能部とした例
である。
【0016】衛生洗浄装置は、便器本体(図示せず)の
後端部の上面に固定されるケーシング1を備え、このケ
ーシング1に暖房用のヒータを内蔵した便座2及び便蓋
3をそれぞれ開閉自在に取り付けている。
後端部の上面に固定されるケーシング1を備え、このケ
ーシング1に暖房用のヒータを内蔵した便座2及び便蓋
3をそれぞれ開閉自在に取り付けている。
【0017】ケーシング1には、外部に進出可能な局部
洗浄用のノズル装置4を設ける。このノズル装置4は便
座2の下を潜って進出するノズル本体4aをモータ等の
駆動装置に連接し、ケーシング1の中に組み込んだ温水
タンクやバルブユニット等の配管系にこのノズル本体4
aを接続して洗浄水を噴射可能としたものである。
洗浄用のノズル装置4を設ける。このノズル装置4は便
座2の下を潜って進出するノズル本体4aをモータ等の
駆動装置に連接し、ケーシング1の中に組み込んだ温水
タンクやバルブユニット等の配管系にこのノズル本体4
aを接続して洗浄水を噴射可能としたものである。
【0018】ケーシング1の内部には、前記のようにノ
ズル装置4への洗浄水の配管系を組み込むほか、各機能
部を制御するコントローラ等を設ける。そして、ケーシ
ング1を正面から見てその左側の上面には主操作盤5を
設け、この主操作盤5によってノズル装置4を操作す
る。
ズル装置4への洗浄水の配管系を組み込むほか、各機能
部を制御するコントローラ等を設ける。そして、ケーシ
ング1を正面から見てその左側の上面には主操作盤5を
設け、この主操作盤5によってノズル装置4を操作す
る。
【0019】主操作盤5には、肛門洗浄用として使う第
1洗浄スイッチ5a,ビデ用として使う第2洗浄スイッ
チ5b,洗浄を止めるための停止スイッチ5cをタクト
スイッチ式として備え、更にノズル本体4aからの洗浄
水の量を調整するための水勢調節摘み5dを設けてい
る。そして、第1,第2洗浄スイッチ5a,5bを押せ
ば、コントローラによってノズル装置4が駆動してノズ
ル本体4aがそれぞれの洗浄位置に進出し、バルブユニ
ットも開弁して設定温度に加熱された洗浄水がノズル本
体4aに供給されて噴射される。また、停止スイッチ5
cを押せば、ノズル本体4aは元の収納位置に戻ると同
時にバルブユニットも閉弁して洗浄水の噴射が止まる。
更に、水勢調節摘み5dを回せば、バルブユニットの中
の弁の開度を変えることができ、ノズル本体4aへの洗
浄水の供給量を変更することによって噴射される洗浄水
の水勢が調整される。
1洗浄スイッチ5a,ビデ用として使う第2洗浄スイッ
チ5b,洗浄を止めるための停止スイッチ5cをタクト
スイッチ式として備え、更にノズル本体4aからの洗浄
水の量を調整するための水勢調節摘み5dを設けてい
る。そして、第1,第2洗浄スイッチ5a,5bを押せ
ば、コントローラによってノズル装置4が駆動してノズ
ル本体4aがそれぞれの洗浄位置に進出し、バルブユニ
ットも開弁して設定温度に加熱された洗浄水がノズル本
体4aに供給されて噴射される。また、停止スイッチ5
cを押せば、ノズル本体4aは元の収納位置に戻ると同
時にバルブユニットも閉弁して洗浄水の噴射が止まる。
更に、水勢調節摘み5dを回せば、バルブユニットの中
の弁の開度を変えることができ、ノズル本体4aへの洗
浄水の供給量を変更することによって噴射される洗浄水
の水勢が調整される。
【0020】このように、主操作盤5では、ノズル装置
4の作動と停止及び洗浄水の噴射量の設定のみが行わ
れ、暖房機能を持つ便座2を使う場合の入/切スイッチ
とノズル装置4からの洗浄水温度及び便座2の温度の調
整はできない。
4の作動と停止及び洗浄水の噴射量の設定のみが行わ
れ、暖房機能を持つ便座2を使う場合の入/切スイッチ
とノズル装置4からの洗浄水温度及び便座2の温度の調
整はできない。
【0021】一方、便座2を加熱させるための入/切ス
イッチと洗浄水温度及び便座2の温度を調整するために
副操作盤6をケーシング1を正面から見たとき右端の壁
に設ける。図1の矢視P方向に見たケーシング1の右端
部を図2に示す。
イッチと洗浄水温度及び便座2の温度を調整するために
副操作盤6をケーシング1を正面から見たとき右端の壁
に設ける。図1の矢視P方向に見たケーシング1の右端
部を図2に示す。
【0022】副操作盤6は、ケーシング1の右端の壁を
少し内側に凹ませて設けられ、ケーシング1の上方から
は覗けない位置にある。このため、人が便座2に座った
ときに、左側の主操作盤5は直ぐに目に入るが、副操作
盤6はケーシング1の影になった死角にあるため、人は
姿勢を大きく変えない限りこの副操作盤6を簡単に覗く
ことはできない。
少し内側に凹ませて設けられ、ケーシング1の上方から
は覗けない位置にある。このため、人が便座2に座った
ときに、左側の主操作盤5は直ぐに目に入るが、副操作
盤6はケーシング1の影になった死角にあるため、人は
姿勢を大きく変えない限りこの副操作盤6を簡単に覗く
ことはできない。
【0023】副操作盤6には、便座2のヒータへの通電
をオン,オフする押しボタン式の暖房スイッチ6a,便
座2の暖房温度を調整する便座温度調整摘み6b及びノ
ズル装置4から噴射される洗浄水の温度を調整する洗浄
水温度調整摘み6cをそれぞれ操作スイッチとして設け
る。そして、これらの暖房スイッチ6aや便座温度及び
洗浄水温度の調整摘み6b,6cはケーシング1の表面
から突き出ずに、副操作盤6の凹みの中に収まる程度の
大きさとする。
をオン,オフする押しボタン式の暖房スイッチ6a,便
座2の暖房温度を調整する便座温度調整摘み6b及びノ
ズル装置4から噴射される洗浄水の温度を調整する洗浄
水温度調整摘み6cをそれぞれ操作スイッチとして設け
る。そして、これらの暖房スイッチ6aや便座温度及び
洗浄水温度の調整摘み6b,6cはケーシング1の表面
から突き出ずに、副操作盤6の凹みの中に収まる程度の
大きさとする。
【0024】暖房スイッチ6aはこれを一度押すと、便
座2の中に組み込んだヒータへの通電が開始されて、便
座2が設定温度に加熱される。そして、便座2の表面温
度等の設定は、便座温度調整摘み6bを回すことによっ
て行う。これは、図3に示すように専用の工具7を使っ
て便座温度調整摘み6bを回せばよく、図2において便
座温度調整摘み6bを時計方向に回す程、便座2の温度
が高く設定される。
座2の中に組み込んだヒータへの通電が開始されて、便
座2が設定温度に加熱される。そして、便座2の表面温
度等の設定は、便座温度調整摘み6bを回すことによっ
て行う。これは、図3に示すように専用の工具7を使っ
て便座温度調整摘み6bを回せばよく、図2において便
座温度調整摘み6bを時計方向に回す程、便座2の温度
が高く設定される。
【0025】また、洗浄水温度調整摘み6cはこれを回
すことによって、洗浄水の供給系に設けた温水タンクの
ヒータへの通電量を変え、このヒータの発熱量を変更す
ることによって洗浄水の温度を設定可能としたものであ
る。そして、便座温度調整摘み6bの場合と同様に、取
り扱う場合には工具7を利用して回転させ、図2におい
て時計方向に回す程洗浄水温度が高く設定される。な
お、工具7を利用しないで、便座温度調整摘み6b及び
洗浄水温度調整摘み6cを指先で簡単に回せるようにし
てもよい。
すことによって、洗浄水の供給系に設けた温水タンクの
ヒータへの通電量を変え、このヒータの発熱量を変更す
ることによって洗浄水の温度を設定可能としたものであ
る。そして、便座温度調整摘み6bの場合と同様に、取
り扱う場合には工具7を利用して回転させ、図2におい
て時計方向に回す程洗浄水温度が高く設定される。な
お、工具7を利用しないで、便座温度調整摘み6b及び
洗浄水温度調整摘み6cを指先で簡単に回せるようにし
てもよい。
【0026】以上の構成において、ノズル装置4の作動
及び停止は主操作盤5に備えた各スイッチ5a,5b,
5cを使うことによって操作できる。また、洗浄水の量
も水勢調節摘み5dを利用することで簡単に設定でき
る。したがって、洗浄に必要な操作は全て主操作盤5に
よって行え、使う人は便器の前に立ったときも便座2に
座ったときも、自分の目に入る主操作盤5による操作し
か行わない。
及び停止は主操作盤5に備えた各スイッチ5a,5b,
5cを使うことによって操作できる。また、洗浄水の量
も水勢調節摘み5dを利用することで簡単に設定でき
る。したがって、洗浄に必要な操作は全て主操作盤5に
よって行え、使う人は便器の前に立ったときも便座2に
座ったときも、自分の目に入る主操作盤5による操作し
か行わない。
【0027】一方、便座2の暖房やその温度設定及び洗
浄水の温度の設定には、副操作盤6を使うことになる。
ところが、人が便器の前に立ったときも便座2に座った
ときも、副操作盤6はケーシング1の側面にあるため死
角となり、使う人はこの副操作盤6が在ることを知るこ
とはできない。このため、たとえば予め便座2の温度や
洗浄水の温度を適温に設定しておけば、使う人がこれを
むやみに変えてしまうことが防げる。したがって、パブ
リック用として設備しても、便座2の温度や洗浄水の温
度は予め設定した適温に保たれ、多数の人が使う場合の
いたずらによる温度の狂いが防止される。また、便座2
の暖房を必要としないときに、暖房スイッチ6aをオフ
にしていた場合でも、これをオンさせることもなく、無
駄な電力を消費することもない。
浄水の温度の設定には、副操作盤6を使うことになる。
ところが、人が便器の前に立ったときも便座2に座った
ときも、副操作盤6はケーシング1の側面にあるため死
角となり、使う人はこの副操作盤6が在ることを知るこ
とはできない。このため、たとえば予め便座2の温度や
洗浄水の温度を適温に設定しておけば、使う人がこれを
むやみに変えてしまうことが防げる。したがって、パブ
リック用として設備しても、便座2の温度や洗浄水の温
度は予め設定した適温に保たれ、多数の人が使う場合の
いたずらによる温度の狂いが防止される。また、便座2
の暖房を必要としないときに、暖房スイッチ6aをオフ
にしていた場合でも、これをオンさせることもなく、無
駄な電力を消費することもない。
【0028】図4は他の実施例を示す斜視図である。
【0029】図において、便器本体50に衛生洗浄装置
のケーシング1が固定され、前記の例と同様にこのケー
シング1には暖房機能を持つ便座2及び便蓋3が開閉自
在に取り付けられている。ケーシング1の内部には、ノ
ズル装置のほかに洗浄後の乾燥を行うための温風ファン
(図示せず)や便器本体50のボール部から臭気を吸引
してこれを脱臭する消臭装置(図示せず)等が組み込ま
れる。なお、ノズル装置への洗浄水の供給等は前記の実
施例のものと全く同様である。
のケーシング1が固定され、前記の例と同様にこのケー
シング1には暖房機能を持つ便座2及び便蓋3が開閉自
在に取り付けられている。ケーシング1の内部には、ノ
ズル装置のほかに洗浄後の乾燥を行うための温風ファン
(図示せず)や便器本体50のボール部から臭気を吸引
してこれを脱臭する消臭装置(図示せず)等が組み込ま
れる。なお、ノズル装置への洗浄水の供給等は前記の実
施例のものと全く同様である。
【0030】ケーシング1は上ケーシング1aと下ケー
シング1bとによって構成され、正面から見て左側に位
置する部分の上ケーシング1aには主操作盤10を設け
る。また、正面から見て右側の端部には消臭装置の消臭
カセット等を出し入れ自在な消臭ハウジング1cを形成
している。主操作盤10には、第1洗浄スイッチ10
a,第2洗浄スイッチ10b,乾燥スイッチ10c,停
止スイッチ10dを設けると共に、水勢調節のための増
量スイッチ10e及び減量スイッチ10fを組み込む。
シング1bとによって構成され、正面から見て左側に位
置する部分の上ケーシング1aには主操作盤10を設け
る。また、正面から見て右側の端部には消臭装置の消臭
カセット等を出し入れ自在な消臭ハウジング1cを形成
している。主操作盤10には、第1洗浄スイッチ10
a,第2洗浄スイッチ10b,乾燥スイッチ10c,停
止スイッチ10dを設けると共に、水勢調節のための増
量スイッチ10e及び減量スイッチ10fを組み込む。
【0031】なお、主操作盤10をケーシング1に設け
るのに代えて、図示のように壁に着脱自在に設けたリモ
ートコントローラRを主操作盤として使うようにしても
よい。この場合でも、リモートコントローラRに第1,
第2洗浄スイッチやその他のスイッチを設けておき、ケ
ーシング1に備えた主操作盤10と全く同じ機能を持つ
ものとすることは無論である。
るのに代えて、図示のように壁に着脱自在に設けたリモ
ートコントローラRを主操作盤として使うようにしても
よい。この場合でも、リモートコントローラRに第1,
第2洗浄スイッチやその他のスイッチを設けておき、ケ
ーシング1に備えた主操作盤10と全く同じ機能を持つ
ものとすることは無論である。
【0032】図5は主操作盤10を備えた部分を示す拡
大縦断面図、図6は同じ部分の下ケーシング1bの正面
図である。
大縦断面図、図6は同じ部分の下ケーシング1bの正面
図である。
【0033】下ケーシング1bの正面の上端部には、奥
側に凹ませて形成した副操作盤11を設ける。この副操
作盤11には、便座温度調整摘み11a,洗浄水温度調
整摘み11b及び温風温度調整摘み11cをそれぞれ操
作スイッチとして設ける。便座温度調整摘み11a及び
洗浄水温度調整摘み11bは前記の実施例と同様に便座
2の温度及びノズル装置4への洗浄水の温度を調整して
設定する。また、温風温度調整摘み11cは、ケーシン
グ1の中に納めた乾燥用の温風ファンからの温風の温度
を調整して設定するのに利用する。
側に凹ませて形成した副操作盤11を設ける。この副操
作盤11には、便座温度調整摘み11a,洗浄水温度調
整摘み11b及び温風温度調整摘み11cをそれぞれ操
作スイッチとして設ける。便座温度調整摘み11a及び
洗浄水温度調整摘み11bは前記の実施例と同様に便座
2の温度及びノズル装置4への洗浄水の温度を調整して
設定する。また、温風温度調整摘み11cは、ケーシン
グ1の中に納めた乾燥用の温風ファンからの温風の温度
を調整して設定するのに利用する。
【0034】副操作盤11は、前側に突き出た上ケーシ
ング1aの下に隠れるような部分に位置し、その前面に
は図7に示すように着脱自在なカバー12を取り付け
る。図8の(a)はこのカバー12の背面図及び同図の
(b)は平面図である。
ング1aの下に隠れるような部分に位置し、その前面に
は図7に示すように着脱自在なカバー12を取り付け
る。図8の(a)はこのカバー12の背面図及び同図の
(b)は平面図である。
【0035】カバー12は副操作盤11の凹み部分の全
体を覆い、装着したときには上ケーシング1a及び下ケ
ーシング1bと連続面を形成するような外郭形状を保
つ。そして、上端の奥側には下ケーシング1bに拘束さ
れる一対の係合片12aを設けると共に、下端には下ケ
ーシング1bに着脱可能に掛け止める爪12bを形成し
ている。一方、下ケーシング1bには、図6及び図7に
示すように、係合片12aを嵌合して受け止める一対の
保持座1dを設け、下端部には爪12bを掛け止めるヒ
ンジ孔1eを開ける。なお、図9にこれらの保持座1d
及びヒンジ孔1eへの係合片12a及び爪12bの差し
込みを示す概略斜視図を示す。
体を覆い、装着したときには上ケーシング1a及び下ケ
ーシング1bと連続面を形成するような外郭形状を保
つ。そして、上端の奥側には下ケーシング1bに拘束さ
れる一対の係合片12aを設けると共に、下端には下ケ
ーシング1bに着脱可能に掛け止める爪12bを形成し
ている。一方、下ケーシング1bには、図6及び図7に
示すように、係合片12aを嵌合して受け止める一対の
保持座1dを設け、下端部には爪12bを掛け止めるヒ
ンジ孔1eを開ける。なお、図9にこれらの保持座1d
及びヒンジ孔1eへの係合片12a及び爪12bの差し
込みを示す概略斜視図を示す。
【0036】カバー12の取り付けは、図9に示すよう
に係合片12aをケーシング1の保持座1dに差し込む
ように副操作盤11の正面から組み込み、下端の爪12
bをヒンジ孔1eの中に嵌め込む要領で行う。これによ
り、係合片12aは保持座1dの中に拘束され、下端の
爪12bの鉤部分はヒンジ孔1eの中を乗り越えてその
背部に係合する。したがって、カバー12はこれを手で
持って副操作盤11の正面から簡単に取り付けることが
でき、取り付けた後には上,下ケーシング1a,1bの
表面に連続する一体感のあるものとすることができる。
このため、カバー12がケーシング1とは別に組み込ま
れていることが判別し難く、また副操作盤11に配置し
た各調整摘み11a〜11cも全く見えなくなる。
に係合片12aをケーシング1の保持座1dに差し込む
ように副操作盤11の正面から組み込み、下端の爪12
bをヒンジ孔1eの中に嵌め込む要領で行う。これによ
り、係合片12aは保持座1dの中に拘束され、下端の
爪12bの鉤部分はヒンジ孔1eの中を乗り越えてその
背部に係合する。したがって、カバー12はこれを手で
持って副操作盤11の正面から簡単に取り付けることが
でき、取り付けた後には上,下ケーシング1a,1bの
表面に連続する一体感のあるものとすることができる。
このため、カバー12がケーシング1とは別に組み込ま
れていることが判別し難く、また副操作盤11に配置し
た各調整摘み11a〜11cも全く見えなくなる。
【0037】また、温度設定等のためにカバー12を取
り外すには、下ケーシング1bのヒンジ孔1eに連なる
ように開けた工具孔1fにマイナスドライバ等の工具を
差し込み、この工具の上端で爪12bを上に変形させな
がらカバー12を手で手前に引き抜けばよい。したがっ
て、カバー12を手前に引くだけでは取り外すことはで
きず、工具孔1fもケーシング1の下側にあるので簡単
に発見できないので、カバー12を取り外すことは一般
の人にとっては困難である。
り外すには、下ケーシング1bのヒンジ孔1eに連なる
ように開けた工具孔1fにマイナスドライバ等の工具を
差し込み、この工具の上端で爪12bを上に変形させな
がらカバー12を手で手前に引き抜けばよい。したがっ
て、カバー12を手前に引くだけでは取り外すことはで
きず、工具孔1fもケーシング1の下側にあるので簡単
に発見できないので、カバー12を取り外すことは一般
の人にとっては困難である。
【0038】このようにカバー12を備えた例では、便
器本体50の前に人が立っても便座2に座ったときで
も、各調整摘み11a,11b,11cはカバー12で
隠れていずれも見えない。そして、カバー12自身も下
ケーシング1bと連続面を形成するような外郭形状を持
つものとしておけば、カバー12が在ることも判別しに
くい。このため、前記の実施例と同様に、便座2の温度
や洗浄水及び温風の温度がいたずらや誤操作等によって
予め設定した値から狂ってしまうことがなく、パブリッ
ク用の設備にも支障なく使える。
器本体50の前に人が立っても便座2に座ったときで
も、各調整摘み11a,11b,11cはカバー12で
隠れていずれも見えない。そして、カバー12自身も下
ケーシング1bと連続面を形成するような外郭形状を持
つものとしておけば、カバー12が在ることも判別しに
くい。このため、前記の実施例と同様に、便座2の温度
や洗浄水及び温風の温度がいたずらや誤操作等によって
予め設定した値から狂ってしまうことがなく、パブリッ
ク用の設備にも支障なく使える。
【0039】なお、副操作盤11を主操作盤10と同じ
上ケーシング1aの上面に設けてこれをカバー12で隠
すようにすることもできる。しかしながら、カバー12
と上ケーシング1aとの境目部分に線が走るので、使う
人はここに何か在ると知ることができ、副操作盤11を
守るためには実施例のようにケーシング1の下部側の死
角位置に設けるほうが好ましい。
上ケーシング1aの上面に設けてこれをカバー12で隠
すようにすることもできる。しかしながら、カバー12
と上ケーシング1aとの境目部分に線が走るので、使う
人はここに何か在ると知ることができ、副操作盤11を
守るためには実施例のようにケーシング1の下部側の死
角位置に設けるほうが好ましい。
【0040】以上のように、第1の実施例では、副操作
盤6をケーシング1の側面部に設け、第2の実施例では
副操作盤11を下ケーシング1bと連続面を形成するよ
うな外郭形状を保つカバー12によって隠している。こ
のような構成のほかに、たとえばケーシング1の裏面側
に副操作盤を設けるようにしてもよい。
盤6をケーシング1の側面部に設け、第2の実施例では
副操作盤11を下ケーシング1bと連続面を形成するよ
うな外郭形状を保つカバー12によって隠している。こ
のような構成のほかに、たとえばケーシング1の裏面側
に副操作盤を設けるようにしてもよい。
【0041】図10は図1で示したケーシング1の裏面
に副操作盤6を備えた例の背面図であり、ケーシング1
の真後ろの背面壁を少し凹ませて副操作盤6が設けられ
ている。そして、この副操作盤6には、図6に示したも
のと同様に、便座2用の暖房スイッチ6a,便座温度調
整摘み6b及び洗浄水温度調整摘み6cがそれぞれ設け
られている。そして、これらの暖房スイッチ6aと便座
温度及び洗浄水温度の調整摘み6b,6cはいずれも副
操作盤6の凹みの中に隠れるような大きさとし、真上か
ら見てもこれらが見えないようにしている。
に副操作盤6を備えた例の背面図であり、ケーシング1
の真後ろの背面壁を少し凹ませて副操作盤6が設けられ
ている。そして、この副操作盤6には、図6に示したも
のと同様に、便座2用の暖房スイッチ6a,便座温度調
整摘み6b及び洗浄水温度調整摘み6cがそれぞれ設け
られている。そして、これらの暖房スイッチ6aと便座
温度及び洗浄水温度の調整摘み6b,6cはいずれも副
操作盤6の凹みの中に隠れるような大きさとし、真上か
ら見てもこれらが見えないようにしている。
【0042】このように副操作盤6をケーシング1の真
後ろに設けると、便器の前に人が立ったときも便座2に
座ったときも、副操作盤6は全く見えない。このため、
各温度を予め設定しておけば、いたずら等によって温度
の狂いが生じることが防止される。
後ろに設けると、便器の前に人が立ったときも便座2に
座ったときも、副操作盤6は全く見えない。このため、
各温度を予め設定しておけば、いたずら等によって温度
の狂いが生じることが防止される。
【0043】なお、副操作盤6,11には温度調整摘み
や便座の暖房入/切スイッチを設けるだけでなく、洗浄
音及び放尿の際の音を消すための擬音発生装置を付帯機
能として備えた場合では、その音量調節摘み等も適宜組
み込むことができる。
や便座の暖房入/切スイッチを設けるだけでなく、洗浄
音及び放尿の際の音を消すための擬音発生装置を付帯機
能として備えた場合では、その音量調節摘み等も適宜組
み込むことができる。
【0044】
【考案の効果】本考案では、便器に付帯する各機能部を
操作するための操作スイッチのうちの所定の操作スイッ
チであってたとえば設定を変更しないほうが都合のよい
機能部用の操作スイッチを、他の操作スイッチとは別に
して便器本体の正面から及び上方から見えない位置に設
けたり、専用の工具を用いなければ操作できないように
したり、また操作スイッチを隠すカバー自身も工具を用
いなければ開けないようにしている。したがって、使う
人はこれらの別配置の操作スイッチが在ることが判らな
いだけでなく、工具を用いないと操作できない構成とし
たものでは、操作スイッチを触ることはできてもこれら
を実際に動かすことはできない。このため、たとえば衛
生洗浄装置を機能部とした場合に別配置の操作スイッチ
を洗浄水の温度設定用等として用いれば、予め適温に設
定した洗浄水の温度がいたずらや誤操作によって狂って
しまうことがなくなり、常に快適な温度での使用が可能
となり、パブリック用としても支障なく使える。
操作するための操作スイッチのうちの所定の操作スイッ
チであってたとえば設定を変更しないほうが都合のよい
機能部用の操作スイッチを、他の操作スイッチとは別に
して便器本体の正面から及び上方から見えない位置に設
けたり、専用の工具を用いなければ操作できないように
したり、また操作スイッチを隠すカバー自身も工具を用
いなければ開けないようにしている。したがって、使う
人はこれらの別配置の操作スイッチが在ることが判らな
いだけでなく、工具を用いないと操作できない構成とし
たものでは、操作スイッチを触ることはできてもこれら
を実際に動かすことはできない。このため、たとえば衛
生洗浄装置を機能部とした場合に別配置の操作スイッチ
を洗浄水の温度設定用等として用いれば、予め適温に設
定した洗浄水の温度がいたずらや誤操作によって狂って
しまうことがなくなり、常に快適な温度での使用が可能
となり、パブリック用としても支障なく使える。
【図1】本考案の一実施例を示す衛生洗浄装置の斜視図
である。
である。
【図2】図1を矢視Pで見たケーシングの右側面図であ
って、副操作盤の概略を示すものである。
って、副操作盤の概略を示すものである。
【図3】副操作盤に備えた便座温度調整摘みを工具によ
って回転させて温度調整する要領を示す概略図である。
って回転させて温度調整する要領を示す概略図である。
【図4】本考案の別の実施例を示す衛生洗浄装置を備え
た便器の斜視図である。
た便器の斜視図である。
【図5】副操作盤の配置を示す要部の縦断面図である。
【図6】下ケーシングに設けた副操作盤の正面図であ
る。
る。
【図7】副操作盤にカバーを取り付けた図であって、同
図の(a)はカバーを閉じたときの縦断面図、同図の
(b)はカバーを開いたときの縦断面図である。
図の(a)はカバーを閉じたときの縦断面図、同図の
(b)はカバーを開いたときの縦断面図である。
【図8】カバーの詳細を示す図であって、同図の(a)
はその背面図、同図の(b)は平面図である。
はその背面図、同図の(b)は平面図である。
【図9】副操作盤へのカバーの組み込み構造の概略を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図10】ケーシングの背部に副操作盤を設けた例を示
す背面図である。
す背面図である。
1 ケーシング 1a 上ケーシング 1b 下ケーシング 2 便座 3 便蓋 4 ノズル装置 5 主操作盤 6 副操作盤 6a 暖房スイッチ(操作スイッチ) 6b 便座温度調整摘み(操作スイッチ) 6c 洗浄水温度調整摘み(操作スイッチ) 7 工具 10 主操作盤 11 副操作盤 11a 便座温度調整摘み(操作スイッチ) 11b 洗浄水温度調整摘み(操作スイッチ) 11c 温風温度調整摘み(操作スイッチ) 12 カバー 12a 係合片 12b 爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大橋 政紀 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)考案者 梶田 雅也 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−1081(JP,U) 実開 昭60−154477(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】 便器本体またはこの便器本体の後端部に
固定するケーシングに収納される機能部と、この機能部
を操作するために設ける複数の操作スイッチを備える便
器装置において、前記複数の操作スイッチのうち所定の
スイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異なる面で
あって且つ前記便器本体正面及び上方から見たとき死角
となる位置に設け、この死角となる位置に設けた操作ス
イッチのそれぞれを専用の工具のみによって操作可能と
してなる便器装置。 - 【請求項2】 便器本体またはこの便器本体の後端部に
固定するケーシングに収納される機能部と、この機能部
を操作するために設ける複数の操作スイッチを備える便
器装置において、前記複数の操作スイッチのうち所定の
スイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異なる面に
配置すると共にこの部分に配置したスイッチを隠蔽する
カバーを設け、このカバーを専用の工具のみによって開
き操作可能としてなる便器装置。 - 【請求項3】 便器本体またはこの便器本体の後端部に
固定するケーシングに収納される機能部と、この機能部
を操作するために設ける複数の操作スイッチを備える便
器装置において、前記複数の操作スイッチのうち所定の
スイッチを、他の操作スイッチの取付け面と異なる面で
あって且つ前記便器本体またはケーシングの背部の凹み
に収めて設けてなる便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040692U JP2553171Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991040692U JP2553171Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 便器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053384U JPH053384U (ja) | 1993-01-19 |
JP2553171Y2 true JP2553171Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=12587612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991040692U Expired - Fee Related JP2553171Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553171Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4585762A (en) * | 1982-07-30 | 1986-04-29 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Phospholipid derivatives, processes for use thereof and pharmaceutical composition of the same |
JPS6194863A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 | Jidosha Kiki Co Ltd | 制動液圧制御装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP1991040692U patent/JP2553171Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH053384U (ja) | 1993-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |