JP2552637Y2 - 分割型制振壁 - Google Patents
分割型制振壁Info
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- JP2552637Y2 JP2552637Y2 JP10432091U JP10432091U JP2552637Y2 JP 2552637 Y2 JP2552637 Y2 JP 2552637Y2 JP 10432091 U JP10432091 U JP 10432091U JP 10432091 U JP10432091 U JP 10432091U JP 2552637 Y2 JP2552637 Y2 JP 2552637Y2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鉄骨建築物あるいはそ
の他の建築物に用いられる分割型制振壁に関するもので
ある。
の他の建築物に用いられる分割型制振壁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、粘弾性材を使用した建築物の制振
壁としては、実開平3−99155号公報により公表さ
れているように、建築物の躯体における壁パネル設置空
間内に配置される1枚のPC壁パネルにおける上下方向
の一端部に、複数の制振装置を埋設し、その制振装置に
おける取付金具を、梁に固定された支持金具にボルトに
より連結し、前記PC壁パネルにおける上下方向の他端
部に固定された複数の固定金具を、梁に固定された支持
金具にボルトにより連結した構造のものが知られてい
る。
壁としては、実開平3−99155号公報により公表さ
れているように、建築物の躯体における壁パネル設置空
間内に配置される1枚のPC壁パネルにおける上下方向
の一端部に、複数の制振装置を埋設し、その制振装置に
おける取付金具を、梁に固定された支持金具にボルトに
より連結し、前記PC壁パネルにおける上下方向の他端
部に固定された複数の固定金具を、梁に固定された支持
金具にボルトにより連結した構造のものが知られてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の建築物にお
ける制振壁の場合は、壁パネル設置空間内にこれよりも
僅かに小さい大重量のPC壁パネルを搬入する必要があ
るので、PC壁パネルの搬入に大型のクレーンを必要と
するという問題がある。またPC壁パネルが大型になる
と、そのPC壁パネルに所要の強度を持たせるために、
パネルの厚さを厚くする必要が生じるので不経済であ
る。
ける制振壁の場合は、壁パネル設置空間内にこれよりも
僅かに小さい大重量のPC壁パネルを搬入する必要があ
るので、PC壁パネルの搬入に大型のクレーンを必要と
するという問題がある。またPC壁パネルが大型になる
と、そのPC壁パネルに所要の強度を持たせるために、
パネルの厚さを厚くする必要が生じるので不経済であ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本考案の分割型制振壁においては、建築物
の躯体における壁パネル設置空間1内の左右両側に配置
される端部PC壁パネル2における上下方向の一端部
に、垂直な金属製芯板3とその両面に粘弾性材層4を介
して固着された金属製外面板5とからなる制振装置6を
埋込固定し、その制振装置6における芯板3を、梁また
はスラブに固定し、前記端部PC壁パネル2における上
下方向の他端部を、梁またはスラブに固定し、左右の端
部PC壁パネル2の間に、梁またはスラブと連結されな
い中間壁パネル8を配置し、前記端部PC壁パネル2と
中間壁パネル8とを、上下方向に間隔をおいて配置した
継手部材9を介して連結する。また建築物の躯体におけ
る壁パネル設置空間1内の左右両側に配置される端部P
C壁パネル2における上下方向の一端部に、垂直な金属
製芯板3とその両面に粘弾性材層4を介して固着された
金属製外面板5とからなる制振装置6を埋込固定し、そ
の制振装置6における芯板3を、梁またはスラブに固定
し、前記端部PC壁パネル2における上下方向の他端部
を、梁またはスラブに固定し、左右の端部PC壁パネル
2を、上下方向に間隔をおいて配置された複数の鋼製連
結ビーム10と複数のブレース11とを介して連結する
ことによっても、前述の問題を有利に解決することがで
きる。
するために、本考案の分割型制振壁においては、建築物
の躯体における壁パネル設置空間1内の左右両側に配置
される端部PC壁パネル2における上下方向の一端部
に、垂直な金属製芯板3とその両面に粘弾性材層4を介
して固着された金属製外面板5とからなる制振装置6を
埋込固定し、その制振装置6における芯板3を、梁また
はスラブに固定し、前記端部PC壁パネル2における上
下方向の他端部を、梁またはスラブに固定し、左右の端
部PC壁パネル2の間に、梁またはスラブと連結されな
い中間壁パネル8を配置し、前記端部PC壁パネル2と
中間壁パネル8とを、上下方向に間隔をおいて配置した
継手部材9を介して連結する。また建築物の躯体におけ
る壁パネル設置空間1内の左右両側に配置される端部P
C壁パネル2における上下方向の一端部に、垂直な金属
製芯板3とその両面に粘弾性材層4を介して固着された
金属製外面板5とからなる制振装置6を埋込固定し、そ
の制振装置6における芯板3を、梁またはスラブに固定
し、前記端部PC壁パネル2における上下方向の他端部
を、梁またはスラブに固定し、左右の端部PC壁パネル
2を、上下方向に間隔をおいて配置された複数の鋼製連
結ビーム10と複数のブレース11とを介して連結する
ことによっても、前述の問題を有利に解決することがで
きる。
【0005】
【実施例】図5および図6は本考案の実施例において用
いられる制振装置6を示すものであって、鋼製芯板3の
一端部に複数のボルト挿通用透孔12が設けられ、前記
芯板3における一端部を除く部分の両面に、粘弾性材層
4の内面が接着剤により一体に固着され、各粘弾性材層
4の外面に鋼製外面板5の中間部内面が接着剤により一
体に固着され、その外面板5における粘弾性材層4から
突出している3辺の間に鋼製スペーサ13が介在され、
かつ各外面板5とスペーサ13とは、それらにわたって
挿通された多数のボルト14により連結され、さらに前
記スペーサ13と芯板3および粘弾性材層4の周縁との
間に間隙15が設けられている。
いられる制振装置6を示すものであって、鋼製芯板3の
一端部に複数のボルト挿通用透孔12が設けられ、前記
芯板3における一端部を除く部分の両面に、粘弾性材層
4の内面が接着剤により一体に固着され、各粘弾性材層
4の外面に鋼製外面板5の中間部内面が接着剤により一
体に固着され、その外面板5における粘弾性材層4から
突出している3辺の間に鋼製スペーサ13が介在され、
かつ各外面板5とスペーサ13とは、それらにわたって
挿通された多数のボルト14により連結され、さらに前
記スペーサ13と芯板3および粘弾性材層4の周縁との
間に間隙15が設けられている。
【0006】図7および図8は前記制振装置6を取付け
た端部PC壁パネル2を示すものであって、PC(プレ
キャストコンクリート)からなる端部PC壁パネル2に
おける上下方向の一端部に、制振装置6における各外面
板5およびスペーサ13からなるケースが埋込固定さ
れ、かつ前記端部PC壁パネル2における上下方向の他
端部に、ボルト孔を有する鋼製取付板16が埋込固定さ
れ、さらに前記端部PC壁パネル2の一側部の上部およ
び下部に設けられた凹部に、ボルト孔を有する鋼製支持
板17が配置され、その支持板17は端部PC壁パネル
2に埋込固定されている。
た端部PC壁パネル2を示すものであって、PC(プレ
キャストコンクリート)からなる端部PC壁パネル2に
おける上下方向の一端部に、制振装置6における各外面
板5およびスペーサ13からなるケースが埋込固定さ
れ、かつ前記端部PC壁パネル2における上下方向の他
端部に、ボルト孔を有する鋼製取付板16が埋込固定さ
れ、さらに前記端部PC壁パネル2の一側部の上部およ
び下部に設けられた凹部に、ボルト孔を有する鋼製支持
板17が配置され、その支持板17は端部PC壁パネル
2に埋込固定されている。
【0007】図1ないし図4は前記制振装置6を備えて
いる端部PC壁パネル2を使用した請求項1の考案の実
施例に係る分割型制振壁を示すものであって、鉄骨建築
物の躯体における壁パネル設置空間1の上部の梁または
スラブからなる上部水平部材18の下部における左右両
側(上部水平部材18の長手方向の両側)に、ボルト孔
を有する鋼製ガセットプレート19が固定され、前記壁
パネル設置空間1の下部の梁またはスラブからなる下部
水平部材20の下部における左右両側(下部水平部材2
0の長手方向の両側)に、ボルト孔を有する鋼製ガセッ
トプレート21が固定されている。
いる端部PC壁パネル2を使用した請求項1の考案の実
施例に係る分割型制振壁を示すものであって、鉄骨建築
物の躯体における壁パネル設置空間1の上部の梁または
スラブからなる上部水平部材18の下部における左右両
側(上部水平部材18の長手方向の両側)に、ボルト孔
を有する鋼製ガセットプレート19が固定され、前記壁
パネル設置空間1の下部の梁またはスラブからなる下部
水平部材20の下部における左右両側(下部水平部材2
0の長手方向の両側)に、ボルト孔を有する鋼製ガセッ
トプレート21が固定されている。
【0008】前記壁パネル設置空間1の左右両側に、制
振装置6を備えている端部PC壁パネル2が配置される
と共に、制振装置6が上部に位置するように配置され、
かつ端部PC壁パネル2と上部水平部材18,下部水平
部材20および柱22との間に間隙が設けられ、前記制
振装置6における芯板3の一端部は、ガセットプレート
19にボルト23により固定され、端部PC壁パネル2
の下部の取付板16はガセットプレート21にボルト2
4により固定されている。中間壁パネル8における左右
両側面の上部および下部に、ボルト孔を有する鋼製取付
板25が配置され、その取付板25は中間壁パネル8に
固定され、その中間壁パネル8は左右の端部PC壁パネ
ル2の間に配置され、かつ中間壁パネル8に固定された
取付板25は端部PC壁パネル2に固定された支持板1
7にボルト26により固定されている。前記支持板17
と取付板25とにより継手部材9が構成されている。
振装置6を備えている端部PC壁パネル2が配置される
と共に、制振装置6が上部に位置するように配置され、
かつ端部PC壁パネル2と上部水平部材18,下部水平
部材20および柱22との間に間隙が設けられ、前記制
振装置6における芯板3の一端部は、ガセットプレート
19にボルト23により固定され、端部PC壁パネル2
の下部の取付板16はガセットプレート21にボルト2
4により固定されている。中間壁パネル8における左右
両側面の上部および下部に、ボルト孔を有する鋼製取付
板25が配置され、その取付板25は中間壁パネル8に
固定され、その中間壁パネル8は左右の端部PC壁パネ
ル2の間に配置され、かつ中間壁パネル8に固定された
取付板25は端部PC壁パネル2に固定された支持板1
7にボルト26により固定されている。前記支持板17
と取付板25とにより継手部材9が構成されている。
【0009】図9ないし図11は請求項2の考案の実施
例に係る分割型制振壁を示すものであって、左右の端部
PC壁パネル2の間に複数枚の中間壁パネル8が同一平
面上に並ぶように配置され、端部PC壁パネル2および
中間壁パネル8の対向する側部における上部,中間部,
下部に鋼製支持板17および鋼製支持板27が固定さ
れ、左右方向に隣り合う支持板17と支持板27とは、
それらにわたって重合された鋼製継手板28およびボル
ト26を介して連結され、隣り合う中間壁パネル8の対
向する側部における上部,中間部,下部に、支持板27
が固定され、左右方向に隣り合う中間壁パネル8の支持
板27は、それらにわたって重合された継手板28およ
びボルト26を介して連結され、中間壁パネル8と上部
水平部材18,下部水平部材20,端部PC壁パネル2
との間および隣り合う中間壁パネル8の間に間隙が設け
られているが、その他の構成は請求項1の考案の実施例
の場合と同様である。
例に係る分割型制振壁を示すものであって、左右の端部
PC壁パネル2の間に複数枚の中間壁パネル8が同一平
面上に並ぶように配置され、端部PC壁パネル2および
中間壁パネル8の対向する側部における上部,中間部,
下部に鋼製支持板17および鋼製支持板27が固定さ
れ、左右方向に隣り合う支持板17と支持板27とは、
それらにわたって重合された鋼製継手板28およびボル
ト26を介して連結され、隣り合う中間壁パネル8の対
向する側部における上部,中間部,下部に、支持板27
が固定され、左右方向に隣り合う中間壁パネル8の支持
板27は、それらにわたって重合された継手板28およ
びボルト26を介して連結され、中間壁パネル8と上部
水平部材18,下部水平部材20,端部PC壁パネル2
との間および隣り合う中間壁パネル8の間に間隙が設け
られているが、その他の構成は請求項1の考案の実施例
の場合と同様である。
【0010】図12および図13は請求項3の考案の実
施例に係る分割型制振壁を示すものであって、左右の端
部PC壁パネル2の間の上部および下部に鋼製連結ビー
ム10が配置され、その鋼製連結ビーム10の両端部
は、端部PC壁パネル2に固定された支持板17にボル
ト26により連結され、かつX字状に配置された鋼製ブ
レース11の両端部は、前記鋼製連結ビーム10に溶接
により固着されているが、その他の構成は請求項1の考
案の実施例の場合と同様である。
施例に係る分割型制振壁を示すものであって、左右の端
部PC壁パネル2の間の上部および下部に鋼製連結ビー
ム10が配置され、その鋼製連結ビーム10の両端部
は、端部PC壁パネル2に固定された支持板17にボル
ト26により連結され、かつX字状に配置された鋼製ブ
レース11の両端部は、前記鋼製連結ビーム10に溶接
により固着されているが、その他の構成は請求項1の考
案の実施例の場合と同様である。
【0011】請求項1および請求項2の考案における中
間壁パネル8としては、制振装置6に加わる力の伝達を
行なうのに十分で有れば、金属系,木質系,セメント
系,石膏系,けい酸カルシュウム系の壁パネルを使用し
てもよく、また請求項3の考案の場合、左右の端部PC
壁パネル2の間に鉄骨フレームを介在させて固定しても
よい。また前記芯板3とガセットプレート19および取
付板16とガセットプレート21を、ボルトにより連結
しないで、それぞれ溶接により連結してもよい。
間壁パネル8としては、制振装置6に加わる力の伝達を
行なうのに十分で有れば、金属系,木質系,セメント
系,石膏系,けい酸カルシュウム系の壁パネルを使用し
てもよく、また請求項3の考案の場合、左右の端部PC
壁パネル2の間に鉄骨フレームを介在させて固定しても
よい。また前記芯板3とガセットプレート19および取
付板16とガセットプレート21を、ボルトにより連結
しないで、それぞれ溶接により連結してもよい。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、建築物の躯体における
壁パネル設置空間1内に配置される壁体を、制振装置6
を備えている端部PC壁パネル2と、中間壁パネル8ま
たは鋼製連結ビーム10,ブレース11とに分割したの
で、それらの部材を軽量化して、小型の揚重装置を使用
して制振壁を組立構築することができ、かつ中間壁パネ
ル8または鋼製連結ビーム10は、建築物の躯体に連結
されないで、端部PC壁パネル2に連結されているの
で、制振壁の組立施工が容易であり、さらに中間壁パネ
ル8の板厚および材質と、鋼製連結ビーム10およびブ
レース11の断面の大きさとを、負担する制振力に応じ
て任意に調整することができる。
壁パネル設置空間1内に配置される壁体を、制振装置6
を備えている端部PC壁パネル2と、中間壁パネル8ま
たは鋼製連結ビーム10,ブレース11とに分割したの
で、それらの部材を軽量化して、小型の揚重装置を使用
して制振壁を組立構築することができ、かつ中間壁パネ
ル8または鋼製連結ビーム10は、建築物の躯体に連結
されないで、端部PC壁パネル2に連結されているの
で、制振壁の組立施工が容易であり、さらに中間壁パネ
ル8の板厚および材質と、鋼製連結ビーム10およびブ
レース11の断面の大きさとを、負担する制振力に応じ
て任意に調整することができる。
【図1】請求項1の考案の実施例に係る分割型制振壁を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す正面図である。
【図3】図2のA−A線拡大断面図である。
【図4】図3のB−B線拡大断面図である。
【図5】制振装置の正面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】制振装置を備えている端部PC壁パネルの一部
切欠正面図である。
切欠正面図である。
【図8】図7のD−D線拡大断面図である。
【図9】請求項2の考案の実施例に係る分割型制振壁を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図10】図9の一部を拡大して示す正面図である。
【図11】図10のD−D線拡大断面図である。
【図12】請求項3の考案の実施例に係る分割型制振壁
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図13】図12の一部を拡大して示す正面図である。
1 壁パネル設置空間 2 端部PC壁パネル 3 芯板 4 粘弾性材層 5 外面板 6 制振装置 8 中間壁パネル 9 継手部材 10 鋼製連結ビーム 11 ブレース 13 スペーサ 16 取付板 17 支持板 18 上部水平部材 19 ガセットプレート 20 下部水平部材 21 ガセットプレート 22 柱 25 取付板 27 支持板 28 継手板
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物の躯体における壁パネル設置空間
1内の左右両側に配置される端部PC壁パネル2におけ
る上下方向の一端部に、垂直な金属製芯板3とその両面
に粘弾性材層4を介して固着された金属製外面板5とか
らなる制振装置6を埋込固定し、その制振装置6におけ
る芯板3を、梁またはスラブに固定し、前記端部PC壁
パネル2における上下方向の他端部を、梁またはスラブ
に固定し、左右の端部PC壁パネル2の間に、梁または
スラブと連結されない中間壁パネル8を配置し、前記端
部PC壁パネル2と中間壁パネル8とを、上下方向に間
隔をおいて配置した継手部材9を介して連結した分割型
制振壁。 - 【請求項2】 左右の端部PC壁パネル2の間に複数の
中間壁パネル8を配置し、隣り合う中間壁パネル8を、
上下方向に間隔をおいて配置した継手部材9を介して連
結した請求項1の分割型制振壁。 - 【請求項3】 建築物の躯体における壁パネル設置空間
1内の左右両側に配置される端部PC壁パネル2におけ
る上下方向の一端部に、垂直な金属製芯板3とその両面
に粘弾性材層4を介して固着された金属製外面板5とか
らなる制振装置6を埋込固定し、その制振装置6におけ
る芯板3を、梁またはスラブに固定し、前記端部PC壁
パネル2における上下方向の他端部を、梁またはスラブ
に固定し、左右の端部PC壁パネル2を、上下方向に間
隔をおいて配置された複数の鋼製連結ビーム10と複数
のブレース11とを介して連結した分割型制振壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10432091U JP2552637Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 分割型制振壁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10432091U JP2552637Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 分割型制振壁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545163U JPH0545163U (ja) | 1993-06-18 |
JP2552637Y2 true JP2552637Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14377646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10432091U Expired - Lifetime JP2552637Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 分割型制振壁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552637Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP10432091U patent/JP2552637Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545163U (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970304 |