JP2552094B2 - 縦型熱処理炉用ボート - Google Patents
縦型熱処理炉用ボートInfo
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- JP2552094B2 JP2552094B2 JP14141394A JP14141394A JP2552094B2 JP 2552094 B2 JP2552094 B2 JP 2552094B2 JP 14141394 A JP14141394 A JP 14141394A JP 14141394 A JP14141394 A JP 14141394A JP 2552094 B2 JP2552094 B2 JP 2552094B2
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- Japan
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- boat
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- treatment furnace
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縦型熱処理炉用ボートに
係わり、特に半導体装置を製造する工程において、多数
の半導体ウエハ(半導体基板)を搭載して縦型拡散炉、
縦型酸化炉等の縦型熱処理炉内に載置する縦型熱処理炉
用ボートに関する。
係わり、特に半導体装置を製造する工程において、多数
の半導体ウエハ(半導体基板)を搭載して縦型拡散炉、
縦型酸化炉等の縦型熱処理炉内に載置する縦型熱処理炉
用ボートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型熱処理炉用ボートの構造を図
4を用いて説明する。図4(A)のボートは所定間隔で
溝22を形成した3本の支柱21から構成され、半導体
ウエハ20はその周辺部を溝22に挿入してボートに搭
載した形態となっている。図4(B)のボートは3本の
支柱21に所定間隔で円盤状支持板23を固着した構成
となっており、半導体ウエハ20は円盤状支持板23上
に搭載した形態となっている。図4(C)のボートは3
本の支柱21に所定間隔で円環状支持板24を固着した
構成となっており、半導体ウエハ20は円環状支持板2
4上に搭載した形態となっている。このような従来技術
は、例えば特開昭61−247048号公報に開示され
ている。
4を用いて説明する。図4(A)のボートは所定間隔で
溝22を形成した3本の支柱21から構成され、半導体
ウエハ20はその周辺部を溝22に挿入してボートに搭
載した形態となっている。図4(B)のボートは3本の
支柱21に所定間隔で円盤状支持板23を固着した構成
となっており、半導体ウエハ20は円盤状支持板23上
に搭載した形態となっている。図4(C)のボートは3
本の支柱21に所定間隔で円環状支持板24を固着した
構成となっており、半導体ウエハ20は円環状支持板2
4上に搭載した形態となっている。このような従来技術
は、例えば特開昭61−247048号公報に開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4
(A)の縦型熱処理炉用ボートでは、半導体ウエハ20
の周辺部を支柱21の溝22に挿入して支持するから、
半導体ウエハ20と支柱21との熱膨張率の違いにより
半導体ウエハ20にスリップまたはワレ・カケを生じる
問題点がある。
(A)の縦型熱処理炉用ボートでは、半導体ウエハ20
の周辺部を支柱21の溝22に挿入して支持するから、
半導体ウエハ20と支柱21との熱膨張率の違いにより
半導体ウエハ20にスリップまたはワレ・カケを生じる
問題点がある。
【0004】図4(B)の縦型熱処理炉用ボートでは、
円盤状支持板23上に半導体ウエハ20を載せるから多
くの熱が円盤状支持板23に吸収されてしまい、このた
めに半導体ウエハが所定の温度となる時間に遅延を生じ
温度制御が困難になり、またボート自体の重量が重くな
ってしまう問題点がある。
円盤状支持板23上に半導体ウエハ20を載せるから多
くの熱が円盤状支持板23に吸収されてしまい、このた
めに半導体ウエハが所定の温度となる時間に遅延を生じ
温度制御が困難になり、またボート自体の重量が重くな
ってしまう問題点がある。
【0005】図4(C)の縦型熱処理炉用ボートでは、
半導体ウエハ20の外周部のみを円環状支持板24で支
えて載せる構造であるから、半導体ウエハ20の径が大
きくなるとその重量が外周部に集中してそこにスリップ
が発生する問題点がある。さらにウエハ移載用治具によ
り横方向(水平方向)から、半導体ウエハ20を支持板
上に移載しまた支持板上から取り出す作業が困難になる
問題点がある。
半導体ウエハ20の外周部のみを円環状支持板24で支
えて載せる構造であるから、半導体ウエハ20の径が大
きくなるとその重量が外周部に集中してそこにスリップ
が発生する問題点がある。さらにウエハ移載用治具によ
り横方向(水平方向)から、半導体ウエハ20を支持板
上に移載しまた支持板上から取り出す作業が困難になる
問題点がある。
【0006】したがって本発明の目的は上記問題点を全
て除去した縦型熱処理炉用ボートを提供することであ
る。
て除去した縦型熱処理炉用ボートを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、半導体
ウエハを搭載する支持板と、前記支持板を固定する支柱
とを有し、複数の前記支持板が前記支柱の長手方向に沿
って配列されている縦型熱処理炉用ボートに於いて、前
記支持板は、互いに所定の角度を有して中心より外方向
に向けて延在する第1、第2および第3の直線部と、前
記第1の直線部の先端部分と前記第2の直線部の先端部
分との間および前記第2の直線部の先端部分と前記第3
の直線部の先端部分との間を接続する円弧状部とから構
成され、前記円弧状部の外周の所定部分が前記支柱は固
定され、残りの前記第3の直線部の先端部分と前記第1
の直線部の先端部分との間は前記円弧状部が存在しない
で空間状態となっており、半導体ウエハが前記第1、第
2および第3の直線部の上面上および前記円弧状部の内
周側の上面部分上に搭載される縦型熱処理炉用ボートに
ある。ここで半導体ウエハを搭載とは、半導体ウエハの
自重により載せておくだけのことを意味する。前記第
1、第2および第3の直線部は互いに120度の角度を
有して中心より外方向に向けて延在して全体でY字型と
なることができる。また、前記第1、第2および第3の
直線部ならびに前記円弧状部は同一材料、例えば石英で
一体的に形成されることが好ましい。また前記支持板お
よび前記支柱が石英から構成される場合、前記支持板の
円弧状部の外周の所定部分が前記支柱に溶着により固定
されることができる。さらに複数の前記支柱の長手方向
の端部が円盤部材に固定されることが好ましい。
ウエハを搭載する支持板と、前記支持板を固定する支柱
とを有し、複数の前記支持板が前記支柱の長手方向に沿
って配列されている縦型熱処理炉用ボートに於いて、前
記支持板は、互いに所定の角度を有して中心より外方向
に向けて延在する第1、第2および第3の直線部と、前
記第1の直線部の先端部分と前記第2の直線部の先端部
分との間および前記第2の直線部の先端部分と前記第3
の直線部の先端部分との間を接続する円弧状部とから構
成され、前記円弧状部の外周の所定部分が前記支柱は固
定され、残りの前記第3の直線部の先端部分と前記第1
の直線部の先端部分との間は前記円弧状部が存在しない
で空間状態となっており、半導体ウエハが前記第1、第
2および第3の直線部の上面上および前記円弧状部の内
周側の上面部分上に搭載される縦型熱処理炉用ボートに
ある。ここで半導体ウエハを搭載とは、半導体ウエハの
自重により載せておくだけのことを意味する。前記第
1、第2および第3の直線部は互いに120度の角度を
有して中心より外方向に向けて延在して全体でY字型と
なることができる。また、前記第1、第2および第3の
直線部ならびに前記円弧状部は同一材料、例えば石英で
一体的に形成されることが好ましい。また前記支持板お
よび前記支柱が石英から構成される場合、前記支持板の
円弧状部の外周の所定部分が前記支柱に溶着により固定
されることができる。さらに複数の前記支柱の長手方向
の端部が円盤部材に固定されることが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、半導体ウエハは支持板上に
搭載されており、支柱の溝に挿入支持されていないから
熱膨張率の差により半導体ウエハにスリップまたはワレ
・カケが生じることはない。また、支持板は円盤状でな
いから、多くの熱が支持板に吸収されて半導体ウエハが
所定の温度となる時間に遅延を生じ温度制御が困難にな
ることはなく、ボート自体の重量が重くなってしまうこ
とがない。また、半導体ウエハは円弧状部より内側の第
1、第2および第3の直線部でも支持されているから半
導体ウエハの重量によるスリップが発生することがな
い。さらに第3の直線部の先端部分と第1の直線部の先
端部分との間は空間状態となっているから、ここからウ
エハ移載用治具により半導体ウエハを支持板上に移載し
また支持板から取り除く作業を容易に行うことができ
る。
搭載されており、支柱の溝に挿入支持されていないから
熱膨張率の差により半導体ウエハにスリップまたはワレ
・カケが生じることはない。また、支持板は円盤状でな
いから、多くの熱が支持板に吸収されて半導体ウエハが
所定の温度となる時間に遅延を生じ温度制御が困難にな
ることはなく、ボート自体の重量が重くなってしまうこ
とがない。また、半導体ウエハは円弧状部より内側の第
1、第2および第3の直線部でも支持されているから半
導体ウエハの重量によるスリップが発生することがな
い。さらに第3の直線部の先端部分と第1の直線部の先
端部分との間は空間状態となっているから、ここからウ
エハ移載用治具により半導体ウエハを支持板上に移載し
また支持板から取り除く作業を容易に行うことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。
【0010】図1は本発明の実施例の縦型熱処理炉用ボ
ートの支持板を説明する図であり、(A)は平面図、
(B)は側面図である。
ートの支持板を説明する図であり、(A)は平面図、
(B)は側面図である。
【0011】支持板10は厚さtが3mmの石英板から
形成され、中心Cから幅WA が3cmで互いに120度
の角度θで外方向に延在して全体でY型形状となる第1
の直線部11、第2の直線部12および第3の直線部1
3と、第1の直線部11の先端部分11Eと第2の直線
部12の先端部分12Eとの間および第2の直線部12
の先端部分12Eと第3の直線部13の先端部分13E
との間を接続する円弧状部14とから構成されている。
この第1,第2および第2の直線部ならびに円弧状部は
同じ石英板から連続的に形成されている。一方、先端部
分13Eを含む第3の直線部13と先端部分11Eを含
む第1の直線部11との間は円弧状部14は形成されず
空間状態15となっている。
形成され、中心Cから幅WA が3cmで互いに120度
の角度θで外方向に延在して全体でY型形状となる第1
の直線部11、第2の直線部12および第3の直線部1
3と、第1の直線部11の先端部分11Eと第2の直線
部12の先端部分12Eとの間および第2の直線部12
の先端部分12Eと第3の直線部13の先端部分13E
との間を接続する円弧状部14とから構成されている。
この第1,第2および第2の直線部ならびに円弧状部は
同じ石英板から連続的に形成されている。一方、先端部
分13Eを含む第3の直線部13と先端部分11Eを含
む第1の直線部11との間は円弧状部14は形成されず
空間状態15となっている。
【0012】円弧状部14は、直径D1 が24cmで中
心Cを有する外周と直径D2 が18cmで中心Cを有す
る内周とからなる幅WB が3cmの円環を第3の直線部
13と第1の直線部11との間だけ除去した形状となっ
ている。
心Cを有する外周と直径D2 が18cmで中心Cを有す
る内周とからなる幅WB が3cmの円環を第3の直線部
13と第1の直線部11との間だけ除去した形状となっ
ている。
【0013】また、支持板10は円弧状部14の外周の
3ケの接続箇所16においてそれぞれ、縦方向(Z方
向)に延在する直径2cmの石英の支柱17に溶着(溶
接)して固定されている。
3ケの接続箇所16においてそれぞれ、縦方向(Z方
向)に延在する直径2cmの石英の支柱17に溶着(溶
接)して固定されている。
【0014】そして8インチ半導体ウエハ(2点鎖線で
示す)20がその裏面(下面)を移載用治具(2点鎖線
で示す)19に真空チャックされてX−Y面をY方向に
移動し、第3の直線部13と第1の直線部11との間の
空間状態15から挿入されて、支持板10の第1、第2
および第3の直線部11,12,13の上面上および円
弧状部14の内周側の上面部分上に搭載(ここで搭載と
は半導体ウエハをその自重で支持板上にただ載せておく
だけのことをいう)し支持され、また同様に移載用治具
19に真空チャックされて支持板10上から取り出され
る。
示す)20がその裏面(下面)を移載用治具(2点鎖線
で示す)19に真空チャックされてX−Y面をY方向に
移動し、第3の直線部13と第1の直線部11との間の
空間状態15から挿入されて、支持板10の第1、第2
および第3の直線部11,12,13の上面上および円
弧状部14の内周側の上面部分上に搭載(ここで搭載と
は半導体ウエハをその自重で支持板上にただ載せておく
だけのことをいう)し支持され、また同様に移載用治具
19に真空チャックされて支持板10上から取り出され
る。
【0015】図2は図1の支持板10を用いた本発明の
実施例の縦型熱処理炉用ボート100を示す斜視図であ
る。なお図2において図1と同一の箇所は同じ符号で示
してあるから重複する説明は省略する。
実施例の縦型熱処理炉用ボート100を示す斜視図であ
る。なお図2において図1と同一の箇所は同じ符号で示
してあるから重複する説明は省略する。
【0016】3本の支柱17は縦方向(Z方向)に70
cmの長さを有し、それぞれの支柱17の上端は石英円
盤18Aの側面に溶着固定し、下端は石英円盤18Bの
側面に溶着固定しており、これによりボートの全体形状
を安定化させている。
cmの長さを有し、それぞれの支柱17の上端は石英円
盤18Aの側面に溶着固定し、下端は石英円盤18Bの
側面に溶着固定しており、これによりボートの全体形状
を安定化させている。
【0017】3本の支柱17にその円弧状部14の外周
で融着固定された多数の、例えば50枚の支持板10が
互いに1cmの間隔Gを保ってZ方向に配列しており、
重量50gの8インチのシリコンウエハ20が、真空チ
ャックの移載治具によるX−Y面内のY方向の移動によ
り、それぞれの支持板10上に移載する(図2では1枚
のウエハ20のみを例示してある)。
で融着固定された多数の、例えば50枚の支持板10が
互いに1cmの間隔Gを保ってZ方向に配列しており、
重量50gの8インチのシリコンウエハ20が、真空チ
ャックの移載治具によるX−Y面内のY方向の移動によ
り、それぞれの支持板10上に移載する(図2では1枚
のウエハ20のみを例示してある)。
【0018】図3に本発明の縦型熱処理炉用ボート10
0を用いる縦型熱処理炉30を例示する。排気系35お
よびガス供給システム34を接続した反応管31を均熱
管32で覆い、その外側にヒータ33が配置されてあ
る。一方、台座36上に熱処理を行う半導体ウエハ20
を搭載した縦型熱処理炉用ボート100がセットされ、
また台座36の底部にシールキャップ37を設けてあ
る。台座36、シールキャップ37とともにボート10
0が縦方向(Z方向)を上昇して反応管31内に載置さ
れ、反応管31の底部はシールキャップ37の当接によ
りシールされて所定の熱処理が行われ、その後、台座3
6、シールキャップ37とともにボート100が縦方向
(Z方向)を下降して反応管31から外部に出されて、
ボート100の支持板10上から半導体ウエハ20が取
り出される。
0を用いる縦型熱処理炉30を例示する。排気系35お
よびガス供給システム34を接続した反応管31を均熱
管32で覆い、その外側にヒータ33が配置されてあ
る。一方、台座36上に熱処理を行う半導体ウエハ20
を搭載した縦型熱処理炉用ボート100がセットされ、
また台座36の底部にシールキャップ37を設けてあ
る。台座36、シールキャップ37とともにボート10
0が縦方向(Z方向)を上昇して反応管31内に載置さ
れ、反応管31の底部はシールキャップ37の当接によ
りシールされて所定の熱処理が行われ、その後、台座3
6、シールキャップ37とともにボート100が縦方向
(Z方向)を下降して反応管31から外部に出されて、
ボート100の支持板10上から半導体ウエハ20が取
り出される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
半導体ウエハは支持板上に搭載されており、支柱の溝に
挿入支持されていないから半導体ウエハと支柱の熱膨張
率の差により半導体ウエハにスリップまたはワレ・カケ
が生じることはない。また、支持板が円盤状でなく、Y
字形状と円弧状との構成であるから、円盤状より半導体
ウエハとの接触面積が小となりそれだけ支持板に吸収さ
れる熱は少量となる。したがって半導体ウエハは短時間
で所定の温度となり温度制御が容易になる。また支持板
が円盤状でないから、ボート自体の重量が重くなってし
まうことがない。また、半導体ウエハは円弧状部より内
部の第1、第2および第3の直線部でも支持されている
から半導体ウエハの重量による局部的な負担をウエハ自
身に生じてスリップが発生することがない。さらに第3
の直線部の先端部分と第1の直線部の先端部分との間は
空間状態となっているから、ここからウエハ移載用治具
により半導体ウエハを支持板上に移載しまた支持板から
取り除く作業を容易に行うことができる。
半導体ウエハは支持板上に搭載されており、支柱の溝に
挿入支持されていないから半導体ウエハと支柱の熱膨張
率の差により半導体ウエハにスリップまたはワレ・カケ
が生じることはない。また、支持板が円盤状でなく、Y
字形状と円弧状との構成であるから、円盤状より半導体
ウエハとの接触面積が小となりそれだけ支持板に吸収さ
れる熱は少量となる。したがって半導体ウエハは短時間
で所定の温度となり温度制御が容易になる。また支持板
が円盤状でないから、ボート自体の重量が重くなってし
まうことがない。また、半導体ウエハは円弧状部より内
部の第1、第2および第3の直線部でも支持されている
から半導体ウエハの重量による局部的な負担をウエハ自
身に生じてスリップが発生することがない。さらに第3
の直線部の先端部分と第1の直線部の先端部分との間は
空間状態となっているから、ここからウエハ移載用治具
により半導体ウエハを支持板上に移載しまた支持板から
取り除く作業を容易に行うことができる。
【図1】本発明の実施例の縦型熱処理炉用ボートにおけ
る支持板を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側
面図である。
る支持板を示す図であり、(A)は平面図、(B)は側
面図である。
【図2】本発明の実施例の縦型熱処理炉用ボートを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の実施例の縦型熱処理炉用ボートを用い
る縦型熱処理炉の例を示す概略図である。
る縦型熱処理炉の例を示す概略図である。
【図4】従来技術の縦型熱処理炉用ボートをそれぞれ示
す斜視図である。
す斜視図である。
10 支持板 11 第1の直線部 11E 第1の直線部の先端部分 12 第2の直線部 12E 第2の直線部の先端部分 13 第3の直線部 13E 第3の直線部の先端部分 14 円弧状部 15 空間状態 16 接続箇所 17 支柱 18A,18B 石英円盤 19 移載用治具 20 半導体ウエハ 21 支柱 22 溝 23 円盤状支持板 24 円環状支持板 30 縦型熱処理炉 31 反応管 32 均熱管 33 ヒーター 34 ガス供給システム 35 排気系 36 台座 37 シールキャップ 100 縦型熱処理炉用ボート
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体ウエハを搭載する支持板と、前記
支持板を固定する支柱とを有し、複数の前記支持板が前
記支柱の長手方向に沿って配列されている縦型熱処理炉
用ボートに於いて、 前記支持板は、互いに所定の角度を有して中心より外方
向に向けて延在する第1、第2および第3の直線部と、
前記第1の直線部の先端部分と前記第2の直線部の先端
部分との間および前記第2の直線部の先端部分と前記第
3の直線部の先端部分との間を接続する円弧状部とから
構成され、前記円弧状部の外周の所定部分が前記支柱は
固定され、残りの前記第3の直線部の先端部分と前記第
1の直線部の先端部分との間は前記円弧状部が存在しな
いで空間状態となっており、半導体ウエハが前記第1、
第2および第3の直線部の上面上および前記円弧状部の
内周側の上面部分上に搭載されることを特徴とする縦型
熱処理炉用ボート。 - 【請求項2】 前記第1、第2および第3の直線部は互
いに120度の角度を有して中心より外方向に向けて延
在していることを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理
炉用ボート。 - 【請求項3】 前記第1、第2および第3の直線部なら
びに前記円弧状部は同一材料で一体的に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の縦型熱処理炉用ボー
ト。 - 【請求項4】 前記支持板および前記支柱は石英から構
成され、前記支持板の円弧状部の外周の所定部分が前記
支柱に溶着により固定されていることを特徴とする請求
項1記載の縦型熱処理炉用ボート。 - 【請求項5】 複数の前記支柱の長手方向の端部が円盤
部材に固定されていることを特徴とする請求項1記載の
縦型熱処理炉用ボート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14141394A JP2552094B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 縦型熱処理炉用ボート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14141394A JP2552094B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 縦型熱処理炉用ボート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH088201A JPH088201A (ja) | 1996-01-12 |
JP2552094B2 true JP2552094B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15291432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14141394A Expired - Fee Related JP2552094B2 (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 縦型熱処理炉用ボート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552094B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100234530B1 (ko) * | 1996-08-23 | 1999-12-15 | 윤종용 | 반도체 웨이퍼 보트 |
EP1091391A1 (de) * | 1999-10-05 | 2001-04-11 | SICO Produktions- und Handelsges.m.b.H. | Haltevorrichtung für Halbleiterscheiben |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP14141394A patent/JP2552094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH088201A (ja) | 1996-01-12 |
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