JP2551537Y2 - 電子制御式カメラのフィルム走行制御装置 - Google Patents
電子制御式カメラのフィルム走行制御装置Info
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子制御式カメラのフィルム走行制御装置
の改良に関する。
の改良に関する。
(従来の技術) 電子制御式カメラには、カメラ本体の裏蓋に裏蓋閉成
検知スイッチを設け、カメラの裏蓋を開けてフィルムを
カメラに装填し、裏蓋を閉じると、裏蓋閉成検知スイッ
チが裏蓋の閉成を検知し、この裏蓋の閉成検知に基づ
き、メインCPUがフィルム給送モータを自動的に駆動し
て、所定駒数のフィルムをいわゆるフィルム空送りとし
て給送するようにしたものがある。
検知スイッチを設け、カメラの裏蓋を開けてフィルムを
カメラに装填し、裏蓋を閉じると、裏蓋閉成検知スイッ
チが裏蓋の閉成を検知し、この裏蓋の閉成検知に基づ
き、メインCPUがフィルム給送モータを自動的に駆動し
て、所定駒数のフィルムをいわゆるフィルム空送りとし
て給送するようにしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、裏蓋スイッチはその製作が面倒であ
り、かつその作動が不確実であるという問題点があり、
ソフトウエアを用いて代用できるものであれば、できる
だけフィルム走行に関連するスイッチ類の部品点数を減
少させ、組み立て能率の向上、フィルム空送り動作の確
実化を図るのが望ましい。
り、かつその作動が不確実であるという問題点があり、
ソフトウエアを用いて代用できるものであれば、できる
だけフィルム走行に関連するスイッチ類の部品点数を減
少させ、組み立て能率の向上、フィルム空送り動作の確
実化を図るのが望ましい。
(考案の目的) 本考案は、上記の事情に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは、構造の複雑なハード的裏蓋開閉検
知スイッチを廃止する構成とし、部品点数を減少させて
極力ソフトウエアで代用する構成とした場合に、動作が
確実で極力使い勝手に支障の生じないようにした電子制
御式カメラのフィルム走行制御装置を提供することにあ
る。
目的とするところは、構造の複雑なハード的裏蓋開閉検
知スイッチを廃止する構成とし、部品点数を減少させて
極力ソフトウエアで代用する構成とした場合に、動作が
確実で極力使い勝手に支障の生じないようにした電子制
御式カメラのフィルム走行制御装置を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案に係わる電子制御式カメラのフィルム走行制御
装置は、上記の目的を達成するため、 電源オン・オフ用のメインスイッチと、 裏蓋に対向する開口周壁に設けられてフィルムが給送
可能の状態にあるか否かを検出するフィルム有無検出ス
イッチと、 レリーズ動作を行わせるためのレリーズスイッチと、 前記フィルム有無検出スイッチの検出出力に基づきフ
ィルム空送りの表示を表示手段に強制表示させるローデ
ィング要求表示制御手段と、 前記フィルムの給送を検出するフィルム給送検出スイ
ッチと、 前記ローディング要求表示制御手段の出力に基づきフ
ィルムを空送りする待機状態となり、前記メインスイッ
チのオフからオンへの操作とオンからオフへの操作とに
基づきフィルム給送モータを駆動して前記フィルム空送
りを実行させ、所定の駒数分のフィルムが空送りされた
時点でフィルム空送りを停止する空送り実行制御手段と
を有し、 該空送り実行制御手段は、前記メインスイッチがオン
でかつ前記表示手段にフィルム空送りの表示がされてい
るとき、前記レリーズスイッチの操作に基づきフィルム
空送りを実行可能であり、かつ、前記電源は前記メイン
スイッチのオンからオフへの操作のときには前記フィル
ム空送り実行後にオフされることを特徴とする。
装置は、上記の目的を達成するため、 電源オン・オフ用のメインスイッチと、 裏蓋に対向する開口周壁に設けられてフィルムが給送
可能の状態にあるか否かを検出するフィルム有無検出ス
イッチと、 レリーズ動作を行わせるためのレリーズスイッチと、 前記フィルム有無検出スイッチの検出出力に基づきフ
ィルム空送りの表示を表示手段に強制表示させるローデ
ィング要求表示制御手段と、 前記フィルムの給送を検出するフィルム給送検出スイ
ッチと、 前記ローディング要求表示制御手段の出力に基づきフ
ィルムを空送りする待機状態となり、前記メインスイッ
チのオフからオンへの操作とオンからオフへの操作とに
基づきフィルム給送モータを駆動して前記フィルム空送
りを実行させ、所定の駒数分のフィルムが空送りされた
時点でフィルム空送りを停止する空送り実行制御手段と
を有し、 該空送り実行制御手段は、前記メインスイッチがオン
でかつ前記表示手段にフィルム空送りの表示がされてい
るとき、前記レリーズスイッチの操作に基づきフィルム
空送りを実行可能であり、かつ、前記電源は前記メイン
スイッチのオンからオフへの操作のときには前記フィル
ム空送り実行後にオフされることを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、第1図に示すように、裏蓋に対向す
る開口周壁に設けられたフィルム有無検出スイッチがフ
ィルムが給送可能の状態にあることを検出すると、ロー
ディング要求表示制御手段がフィルム空送りの要求表示
を表示手段に強制表示させる。
る開口周壁に設けられたフィルム有無検出スイッチがフ
ィルムが給送可能の状態にあることを検出すると、ロー
ディング要求表示制御手段がフィルム空送りの要求表示
を表示手段に強制表示させる。
表示手段にフィルム空送りの要求表示がされている状
態で、メインスイッチあるいはレリーズスイッチが操作
されると、空送り実行制御手段がフィルム給送モータを
駆動する。これによって、フィルムの空送りが実行され
る。フィルム給送検出スイッチはこのフィルム空送りと
してのフィルム給送を検出する。空送り実行制御手段
は、このフィルム給送検出スイッチの検出結果に基づ
き、所定の駒数分のフィルムが空送りされた時点でフィ
ルム給送モータの駆動を停止する。
態で、メインスイッチあるいはレリーズスイッチが操作
されると、空送り実行制御手段がフィルム給送モータを
駆動する。これによって、フィルムの空送りが実行され
る。フィルム給送検出スイッチはこのフィルム空送りと
してのフィルム給送を検出する。空送り実行制御手段
は、このフィルム給送検出スイッチの検出結果に基づ
き、所定の駒数分のフィルムが空送りされた時点でフィ
ルム給送モータの駆動を停止する。
(実施例) 以下に、本考案に係わる電子制御式カメラのフィルム
走行制御装置の実施例を図面を参照しつつ説明する。
走行制御装置の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図ないし第4図は本考案に係わる電子制御式カメ
ラの外観を示す図であって、1はカメラ本体、2はズー
ム鏡筒、3は裏蓋、4は裏蓋開閉レバー、5はファイン
ダー、6は表示手段としての液晶板、7はスライド式の
メインスイッチ、8はパトローネ室、9はスプール室、
10はズームレンズ、11は押しボタンスイッチ、12はモー
ド表示切換ボタン、13は縁ランプ、14は赤ランプであ
る。裏蓋3は裏蓋開閉レバー4を矢印A方向(第3図参
照)に操作すると開成される。メインスイッチ7はロッ
ク位置SWLとズーム位置SWZとマクロ位置SWMとを有し、
ロック位置SWLからズーム位置SWZ又はマイクロ位置SWM
に向かって矢印B方向に操作すると、第5図に示すメイ
ンCPUのコントロールに基づきモータドライブ回路15、
ストロボ回路16、シャッタ回路17等の電源がオンされ
る。液晶板6はフィルム関係を表示するフィルム表示領
域6a、撮影モードを表示する撮影モード表示領域6b、バ
ッテリの状態を表示するバッテリ表示領域6cを有する。
フィルム表示領域6aには、フィルム空送り要求表示Ld、
フィルム装填を意味する円筒のパトローネマーク表示、
フィルム撮影枚数表示、ズームレンズ10の位置を示す焦
点距離表示が為されるものであるが、その詳細について
は後述する。
ラの外観を示す図であって、1はカメラ本体、2はズー
ム鏡筒、3は裏蓋、4は裏蓋開閉レバー、5はファイン
ダー、6は表示手段としての液晶板、7はスライド式の
メインスイッチ、8はパトローネ室、9はスプール室、
10はズームレンズ、11は押しボタンスイッチ、12はモー
ド表示切換ボタン、13は縁ランプ、14は赤ランプであ
る。裏蓋3は裏蓋開閉レバー4を矢印A方向(第3図参
照)に操作すると開成される。メインスイッチ7はロッ
ク位置SWLとズーム位置SWZとマクロ位置SWMとを有し、
ロック位置SWLからズーム位置SWZ又はマイクロ位置SWM
に向かって矢印B方向に操作すると、第5図に示すメイ
ンCPUのコントロールに基づきモータドライブ回路15、
ストロボ回路16、シャッタ回路17等の電源がオンされ
る。液晶板6はフィルム関係を表示するフィルム表示領
域6a、撮影モードを表示する撮影モード表示領域6b、バ
ッテリの状態を表示するバッテリ表示領域6cを有する。
フィルム表示領域6aには、フィルム空送り要求表示Ld、
フィルム装填を意味する円筒のパトローネマーク表示、
フィルム撮影枚数表示、ズームレンズ10の位置を示す焦
点距離表示が為されるものであるが、その詳細について
は後述する。
メインCPUは第5図に示すようにドライブICを介して
サブCPUとの間で、情報の授受を行うものである。サブC
PUは処理手順に従って測光素子の測光生情報、オートフ
ォーカス生情報等をメインCPUに伝送する機能を有する
と共に、オートフォーカスICとの間で情報の授受を行
う。オートフォーカスICは赤外発光ダイオードの発光制
御を行うと共に、被写体からの赤外反射光を受光するPS
Dの受光出力生情報をサブCPUに伝送する機能を有する。
サブCPUとの間で、情報の授受を行うものである。サブC
PUは処理手順に従って測光素子の測光生情報、オートフ
ォーカス生情報等をメインCPUに伝送する機能を有する
と共に、オートフォーカスICとの間で情報の授受を行
う。オートフォーカスICは赤外発光ダイオードの発光制
御を行うと共に、被写体からの赤外反射光を受光するPS
Dの受光出力生情報をサブCPUに伝送する機能を有する。
モータドライブ回路15はズームモータ18とフィルム給
送モータ19とを駆動する機能を有する。そのモータドラ
イブ回路15はメインCPUによりコントロールされる。そ
のモータドライブ回路15のコントロールについては後述
するフローチャートに基づき説明する。
送モータ19とを駆動する機能を有する。そのモータドラ
イブ回路15はメインCPUによりコントロールされる。そ
のモータドライブ回路15のコントロールについては後述
するフローチャートに基づき説明する。
モード表示切換ボタン12は通常撮影モードの状態で、
このモード表示切換ボタン12を押すと日中シンクロ撮影
モードとなり、この日中シンクロ撮影モードの状態でモ
ード表示切換ボタン12を押すと通常撮影モードとなる。
液晶板6にはこの撮影モードに対応する表示がされるも
ので、その表示制御は、メインCPUによって行われる
が、この考案には、直接的な関連性がないので、その詳
細な説明は省略する。なお、第6図に示す撮影モード表
示領域6bには、通常撮影モード表示がされている。
このモード表示切換ボタン12を押すと日中シンクロ撮影
モードとなり、この日中シンクロ撮影モードの状態でモ
ード表示切換ボタン12を押すと通常撮影モードとなる。
液晶板6にはこの撮影モードに対応する表示がされるも
ので、その表示制御は、メインCPUによって行われる
が、この考案には、直接的な関連性がないので、その詳
細な説明は省略する。なお、第6図に示す撮影モード表
示領域6bには、通常撮影モード表示がされている。
押しボタンスイッチ11は、第2図に示すようにカメラ
の上部に設けられている。この押しボタンスイッチ11は
測光スイッチSWSと、レリーズスイッチSWRと、テレスイ
ッチSWTと、ワイドスイッチSWWとを備えている。測光ス
イッチSWSとレリーズスイッチSWRとはいわゆるシャッタ
ボタン20を構成しており、シャッタボタン20の半押しで
測光スイッチSWSがオンし、シャッタボタン20の全押し
でレリーズスイッチSWRがオンする。その測光スイッチS
WSのオンにより測光生情報がサブCPUからメインCPUに転
送される。メインCPUはこの生情報を加工して露出情報
に変換する他その他これに関連する処理を行う。そし
て、レリーズスイッチSWRのオンによりシャッタ制御情
報をサブCPUに転送し、シャッタの駆動制御が行われ
る。
の上部に設けられている。この押しボタンスイッチ11は
測光スイッチSWSと、レリーズスイッチSWRと、テレスイ
ッチSWTと、ワイドスイッチSWWとを備えている。測光ス
イッチSWSとレリーズスイッチSWRとはいわゆるシャッタ
ボタン20を構成しており、シャッタボタン20の半押しで
測光スイッチSWSがオンし、シャッタボタン20の全押し
でレリーズスイッチSWRがオンする。その測光スイッチS
WSのオンにより測光生情報がサブCPUからメインCPUに転
送される。メインCPUはこの生情報を加工して露出情報
に変換する他その他これに関連する処理を行う。そし
て、レリーズスイッチSWRのオンによりシャッタ制御情
報をサブCPUに転送し、シャッタの駆動制御が行われ
る。
テレスイッチSWTはズーム鏡筒2が繰り出される方向
にズームモータ18を正転させる機能を有し、ワイドスイ
ッチSWWはズーム鏡筒2が収納される方向にズームモー
タ18を逆転させる機能を有し、メインCPUはテレスイッ
チSWTと、ワイドスイッチSWWのスイッチ入力に基づき、
ズームモータ18を正逆転させるフローを実行する。そし
て、このズームモータ18の正逆転と共に、液晶板6の表
示状態をフィルム撮影枚数表示から焦点距離表示に切換
える処理を実行するがその詳細については後述する。
にズームモータ18を正転させる機能を有し、ワイドスイ
ッチSWWはズーム鏡筒2が収納される方向にズームモー
タ18を逆転させる機能を有し、メインCPUはテレスイッ
チSWTと、ワイドスイッチSWWのスイッチ入力に基づき、
ズームモータ18を正逆転させるフローを実行する。そし
て、このズームモータ18の正逆転と共に、液晶板6の表
示状態をフィルム撮影枚数表示から焦点距離表示に切換
える処理を実行するがその詳細については後述する。
パトローネ室8とスプール室9との間の開口周壁21に
は、フィルム有無検出スイッチ22とフィルム給送検出ス
イッチ23とが設けられている。フィルム有無検出スイッ
チ22はパトローネをパトローネ室8に装填すると共に、
フィルム給送検出スイッチ23にそのフィルムのパーフォ
レーションが係合するようにしてフィルムの先端をスプ
ールに装着し、裏蓋3を閉じると開口周壁21に埋没され
る。フィルム有無検出スイッチ22はその開口周壁21に埋
没されたときにオフとなり、フィルム有無検出スイッチ
22がオフのとき、フィルムは給送可能状態にある。
は、フィルム有無検出スイッチ22とフィルム給送検出ス
イッチ23とが設けられている。フィルム有無検出スイッ
チ22はパトローネをパトローネ室8に装填すると共に、
フィルム給送検出スイッチ23にそのフィルムのパーフォ
レーションが係合するようにしてフィルムの先端をスプ
ールに装着し、裏蓋3を閉じると開口周壁21に埋没され
る。フィルム有無検出スイッチ22はその開口周壁21に埋
没されたときにオフとなり、フィルム有無検出スイッチ
22がオフのとき、フィルムは給送可能状態にある。
メインCPUはフィルム走行制御に関し、フィルム有無
検出スイッチ22の検出出力に基づき、フィルム空送りの
要求表示Ldを液晶板6に強制表示させるローデイング要
求表示制御手段としての機能と、このローディング要求
表示制御手段の出力に基づきフィルム空送りをする待機
状態となりかつメインスイッチ7又はレリーズスイッチ
SWRの操作に基づきフィルム給送モータ19を駆動してフ
ィルム空送りを実行させしかもフィルム給送検出スイッ
チ23の検出出力に基づき所定の駒数分のフィルム空送り
が実行された時点でフィルム給送モータ19の駆動を停止
する空送り実行制御手段としての機能とを司る。また、
メインCPUはフィルム表示、焦点距離表示に関し、ーの
記憶手段に記憶された更新可能のーの情報としてのフィ
ルム撮影枚数を液晶板6に優先的に表示させる表示制御
手段としての機能と、液晶板6にフィルム撮影枚数が表
示されている状態のときに、他の記憶手段に記憶された
更新可能の他の情報に対応するスイッチとしてのテレス
イッチSWTあるいはワイドスイッチSWW又は測光スイッチ
SWSを操作すると、更新可能の他の情報としての焦点距
離情報に表示状態を切換える表示切り換え手段としての
機能とを司どる。なお、メインCPUには、フィルム給送
検出スイッチ23、フィルム有無検出スイッチの検出出力
の他、バッテリ有無スイッチSWBのバッテリ有無情報、
後述するズームコード情報、フィルム感度に対応するDX
接点情報が入力されている。
検出スイッチ22の検出出力に基づき、フィルム空送りの
要求表示Ldを液晶板6に強制表示させるローデイング要
求表示制御手段としての機能と、このローディング要求
表示制御手段の出力に基づきフィルム空送りをする待機
状態となりかつメインスイッチ7又はレリーズスイッチ
SWRの操作に基づきフィルム給送モータ19を駆動してフ
ィルム空送りを実行させしかもフィルム給送検出スイッ
チ23の検出出力に基づき所定の駒数分のフィルム空送り
が実行された時点でフィルム給送モータ19の駆動を停止
する空送り実行制御手段としての機能とを司る。また、
メインCPUはフィルム表示、焦点距離表示に関し、ーの
記憶手段に記憶された更新可能のーの情報としてのフィ
ルム撮影枚数を液晶板6に優先的に表示させる表示制御
手段としての機能と、液晶板6にフィルム撮影枚数が表
示されている状態のときに、他の記憶手段に記憶された
更新可能の他の情報に対応するスイッチとしてのテレス
イッチSWTあるいはワイドスイッチSWW又は測光スイッチ
SWSを操作すると、更新可能の他の情報としての焦点距
離情報に表示状態を切換える表示切り換え手段としての
機能とを司どる。なお、メインCPUには、フィルム給送
検出スイッチ23、フィルム有無検出スイッチの検出出力
の他、バッテリ有無スイッチSWBのバッテリ有無情報、
後述するズームコード情報、フィルム感度に対応するDX
接点情報が入力されている。
以下、このメインCPUの動作を説明するためのフロー
チャートに基づき、本考案に係わる電子制御式カメラの
各動作を説明する。
チャートに基づき、本考案に係わる電子制御式カメラの
各動作を説明する。
第7図A、第7図BはこのメインCPUの動作を説明す
るためのメインフローを示している。メインCPUは通常
はメインフローを実行している。メインCPUはまずS1に
おいて、メインスイッチ7、フィルム有無検出スイッチ
22(フローではSWFとして表示)、バッテリ有無スイッ
チSWB、レリーズスイッチSWR、測光スイッチSWS、ワイ
ドスイッチSWW、テレスイッチSWT、モード表示切換ボタ
ン12のスイッチデータをメモリに格納する。
るためのメインフローを示している。メインCPUは通常
はメインフローを実行している。メインCPUはまずS1に
おいて、メインスイッチ7、フィルム有無検出スイッチ
22(フローではSWFとして表示)、バッテリ有無スイッ
チSWB、レリーズスイッチSWR、測光スイッチSWS、ワイ
ドスイッチSWW、テレスイッチSWT、モード表示切換ボタ
ン12のスイッチデータをメモリに格納する。
次に、ズームコードに関係するフラグFPOSの判定を行
う(S2)。この判定を行う理由について若干説明する。
う(S2)。この判定を行う理由について若干説明する。
ズームコードは周知のようにズーム鏡筒2に設けられ
ているズームコード板とブラシとによって与えられる。
このズームコードは更新可能の他の情報としての焦点距
離情報を意味するものである。このズームコードはズー
ム鏡筒2の位置によって異なり、図示を略す他の記憶手
段に記憶されるものであるが、この実施例の電子制御式
カメラは、第8図に示すようなズームコード板25、ブラ
シZC0、ZC1、ZC2、GNDを有しており、第9図に示すよう
に、ズームレンズ10の15段階の位置(POS)に対し、POS
2からPOSCまでの間に、同一コードが少なくとも2回以
上現れる相対コードを採用している。できる限りブラシ
の本数を減らすと共にズームコード板25のパターンの簡
単化を図るためである。
ているズームコード板とブラシとによって与えられる。
このズームコードは更新可能の他の情報としての焦点距
離情報を意味するものである。このズームコードはズー
ム鏡筒2の位置によって異なり、図示を略す他の記憶手
段に記憶されるものであるが、この実施例の電子制御式
カメラは、第8図に示すようなズームコード板25、ブラ
シZC0、ZC1、ZC2、GNDを有しており、第9図に示すよう
に、ズームレンズ10の15段階の位置(POS)に対し、POS
2からPOSCまでの間に、同一コードが少なくとも2回以
上現れる相対コードを採用している。できる限りブラシ
の本数を減らすと共にズームコード板25のパターンの簡
単化を図るためである。
このため、たとえば、ズームコード(ZC)4はPOS3、
7、Bの位置で現れるため、このズームコード4によっ
てはズームレンズ10がどの位置にあるかを判断できな
い。したがって、そのズームコードを有効なものとして
取り扱うことができるか否かの判定をまず行う必要があ
る。このために、メインCPUはそのズームコードが有効
であるか否かの判定を行うためのフラグFPOSをたてるの
である。フラグFPOSはFPOS=1が有効を意味し、FPOS=
0が無効を意味する。メインCPUはFPOS=1のときスイ
ッチデータ入力に移行し(S3)、FPOS=0のとき、POS
INI処理(S4)に移行して、メインフローのスタートに
戻る。このPOS INI処理はズームコードとズームレンズ1
0の位置とを一対一に対応させるための処理で、このPOS
INI処理を経由するとFPOS=1となる。
7、Bの位置で現れるため、このズームコード4によっ
てはズームレンズ10がどの位置にあるかを判断できな
い。したがって、そのズームコードを有効なものとして
取り扱うことができるか否かの判定をまず行う必要があ
る。このために、メインCPUはそのズームコードが有効
であるか否かの判定を行うためのフラグFPOSをたてるの
である。フラグFPOSはFPOS=1が有効を意味し、FPOS=
0が無効を意味する。メインCPUはFPOS=1のときスイ
ッチデータ入力に移行し(S3)、FPOS=0のとき、POS
INI処理(S4)に移行して、メインフローのスタートに
戻る。このPOS INI処理はズームコードとズームレンズ1
0の位置とを一対一に対応させるための処理で、このPOS
INI処理を経由するとFPOS=1となる。
POS 0、1、Dでは、ズームコードと絶対的な関係が
保たれており、各POSと各ズームコードとが一対一の対
応関係にあればこの処理は不要であり、本考案は各POS
と各ズームコードとが一対一の対応関係にあるものにつ
いても適用できるので、そのPOS INI処理については割
愛する。
保たれており、各POSと各ズームコードとが一対一の対
応関係にあればこの処理は不要であり、本考案は各POS
と各ズームコードとが一対一の対応関係にあるものにつ
いても適用できるので、そのPOS INI処理については割
愛する。
メインCPUには、S3において再度スイッチデータが入
力され、S5に移行する。S5では、SWBがオンか否かの判
定を行う。SWBがオフのときバッテリバックアップ処理B
ACK UPに移行する(S6)。SWBは、カメラにバッテリが
装填されているときオン、装填されていないときオフで
ある。メインCPUはSWBがオンのとき、S7に移行する。
力され、S5に移行する。S5では、SWBがオンか否かの判
定を行う。SWBがオフのときバッテリバックアップ処理B
ACK UPに移行する(S6)。SWBは、カメラにバッテリが
装填されているときオン、装填されていないときオフで
ある。メインCPUはSWBがオンのとき、S7に移行する。
S7では、ローデイング終了フラグFLDENDの判定を行
う。このローデイング終了フラグFLDENDはフィルムが空
送りされたか否かを判定するフラグで、FLDEND=1のと
きがローデイング終了を意味し、FLDEND=0のときがロ
ーデイング未終了を意味する。FLDEND=1のときはS8に
移行し、FLDEND=0のときはS9に移行する。S9ではロー
デイング要求フラグFLDRQの判定を行う。このローデイ
ング要求フラグFLDRQはフィルム空送り要求があるかな
いかを判定するフラグで、FLDRQ=1のときがフィルム
空送り要求ありを意味し、FLDRQ=0がフィルム空送り
要求なしを意味する。
う。このローデイング終了フラグFLDENDはフィルムが空
送りされたか否かを判定するフラグで、FLDEND=1のと
きがローデイング終了を意味し、FLDEND=0のときがロ
ーデイング未終了を意味する。FLDEND=1のときはS8に
移行し、FLDEND=0のときはS9に移行する。S9ではロー
デイング要求フラグFLDRQの判定を行う。このローデイ
ング要求フラグFLDRQはフィルム空送り要求があるかな
いかを判定するフラグで、FLDRQ=1のときがフィルム
空送り要求ありを意味し、FLDRQ=0がフィルム空送り
要求なしを意味する。
FLDRQ=1のときはS8に移行し、FLDRQ=0のときはS1
0に移行する。S8では、SWFがオフか否かの判定を行う。
SWFがオンのときは、FLDEND=0、FLDRQ=0(S11、S1
2)の処理を行い、フィルム表示処理(S13)に移行す
る。SWFがオフのときはS14に移行する。S10でも同様にS
WFがオフか否かの判定を行う。S10においてSWFがオフの
ときはFLDRQ=1(S15)の処理を行ってS13に移行す
る。
0に移行する。S8では、SWFがオフか否かの判定を行う。
SWFがオンのときは、FLDEND=0、FLDRQ=0(S11、S1
2)の処理を行い、フィルム表示処理(S13)に移行す
る。SWFがオフのときはS14に移行する。S10でも同様にS
WFがオフか否かの判定を行う。S10においてSWFがオフの
ときはFLDRQ=1(S15)の処理を行ってS13に移行す
る。
今、裏蓋3が開かれていて、FLDEND=0、FLDRQ=0
とする。この状態のときには、S7、S9においてノーと判
定されて、S10を経由する。メインCPUは通常の状態では
メインフローをループするので、裏蓋3が開いたままの
ときフラグFLDEND=0、FLDRQ=0のままである。
とする。この状態のときには、S7、S9においてノーと判
定されて、S10を経由する。メインCPUは通常の状態では
メインフローをループするので、裏蓋3が開いたままの
ときフラグFLDEND=0、FLDRQ=0のままである。
裏蓋3を閉じ、フィルムスイッチSWFがOFFになると、
S10においてイエスと判定されて、FLDRQ=1(S15)と
なり、フィルム表示処理に移行する。(S13)。フィル
ム表示処理は第10図に示す処理を行う。まず、S131にお
いて、FLDRQ=1か否かの判定を行う。イエスのときは
ロードパターンオン処理(S132)に移行し、ノーのとき
はFLDEND=0の判定処理に移行する(S133)。ローデイ
ング未終了、ローデイング表示要求なしの状態で裏蓋3
を開成から閉成にすると、FLDRQ=1となるので、S132
の処理が実行され、ローデイング要求に対応する表示情
報がデイスプレイメモリXAに格納され(S134)、液晶板
6にローデイング表示要求Ldが表示される。そして、メ
インフローに戻りS14を実行する。S14においては、再び
FLDRQ=1か否かの判定を行う。ここでは、FLDRQ=1で
あり、液晶板6にローデイング表示要求Ldが表示されて
いるので、S16に移行する。S16ではメインスイッチ7が
マクロ位置SWMから変化したか否かの判定を行う。この
マクロ位置SWMから変化したか否かの判定はマクロ位置
メモリに格納されている前回のマクロ位置情報と今回の
マクロ位置情報との比較により行う。メインスイッチ7
がマクロ位置SWMにあるときに、マクロ位置SWMからズー
ム位置SWZ又はマクロ位置SWMからロック位置SWLにメイ
ンスイッチ7が切り替わるとノーと判定されて、ローデ
イング処理(S17)に移行する。メインスイッチ7がマ
クロ位置SWMにないときにはマクロ位置メモリの内容に
は変化がないのでイエスと判定されて、S18に移行す
る。S18ではメインスイッチ7がズーム位置SWZから変化
したか否かの判定を行う。このズーム位置SWZから変化
したか否かの判定はズーム位置メモリに格納されている
前回のズーム位置情報と今回のズーム位置情報との比較
により行う。メインスイッチ7がズーム位置SWZにある
ときに、ズーム位置SWZからマクロ位置SWMに切り替わる
か又はズーム位置SWZからロック位置SWLに切り替わると
ノーと判定されて、ローデイング処理(S17)に移行す
る。メインスイッチ7がズーム位置SWZにないとき(こ
の場合はロック位置SWMにあることになる)には、イエ
スと判定されてS19に移行する。S19ではメインスイッチ
7がロック位置SWLにあるか否かを判定する。ここで
は、メインスイッチ7はロック位置SWLにあるので、イ
エスと判定されてS20に移行するが、このS20の処理につ
いては後述することにし、次に第11図を参照しつつロー
デイング処理を説明する。
S10においてイエスと判定されて、FLDRQ=1(S15)と
なり、フィルム表示処理に移行する。(S13)。フィル
ム表示処理は第10図に示す処理を行う。まず、S131にお
いて、FLDRQ=1か否かの判定を行う。イエスのときは
ロードパターンオン処理(S132)に移行し、ノーのとき
はFLDEND=0の判定処理に移行する(S133)。ローデイ
ング未終了、ローデイング表示要求なしの状態で裏蓋3
を開成から閉成にすると、FLDRQ=1となるので、S132
の処理が実行され、ローデイング要求に対応する表示情
報がデイスプレイメモリXAに格納され(S134)、液晶板
6にローデイング表示要求Ldが表示される。そして、メ
インフローに戻りS14を実行する。S14においては、再び
FLDRQ=1か否かの判定を行う。ここでは、FLDRQ=1で
あり、液晶板6にローデイング表示要求Ldが表示されて
いるので、S16に移行する。S16ではメインスイッチ7が
マクロ位置SWMから変化したか否かの判定を行う。この
マクロ位置SWMから変化したか否かの判定はマクロ位置
メモリに格納されている前回のマクロ位置情報と今回の
マクロ位置情報との比較により行う。メインスイッチ7
がマクロ位置SWMにあるときに、マクロ位置SWMからズー
ム位置SWZ又はマクロ位置SWMからロック位置SWLにメイ
ンスイッチ7が切り替わるとノーと判定されて、ローデ
イング処理(S17)に移行する。メインスイッチ7がマ
クロ位置SWMにないときにはマクロ位置メモリの内容に
は変化がないのでイエスと判定されて、S18に移行す
る。S18ではメインスイッチ7がズーム位置SWZから変化
したか否かの判定を行う。このズーム位置SWZから変化
したか否かの判定はズーム位置メモリに格納されている
前回のズーム位置情報と今回のズーム位置情報との比較
により行う。メインスイッチ7がズーム位置SWZにある
ときに、ズーム位置SWZからマクロ位置SWMに切り替わる
か又はズーム位置SWZからロック位置SWLに切り替わると
ノーと判定されて、ローデイング処理(S17)に移行す
る。メインスイッチ7がズーム位置SWZにないとき(こ
の場合はロック位置SWMにあることになる)には、イエ
スと判定されてS19に移行する。S19ではメインスイッチ
7がロック位置SWLにあるか否かを判定する。ここで
は、メインスイッチ7はロック位置SWLにあるので、イ
エスと判定されてS20に移行するが、このS20の処理につ
いては後述することにし、次に第11図を参照しつつロー
デイング処理を説明する。
ローデイング処理では、S171においてワインドパルス
カウンタWPCNTをカウント18にセットする。このカウン
ト18はフィルムの4.5駒に相当する。次にワインドパル
ス変化処理を行う(S173)。ワインドパルス変化処理
は、第12図に示す処理フローに従って行われる。
カウンタWPCNTをカウント18にセットする。このカウン
ト18はフィルムの4.5駒に相当する。次にワインドパル
ス変化処理を行う(S173)。ワインドパルス変化処理
は、第12図に示す処理フローに従って行われる。
ワインドパルス変化処理では、S1731においてフィル
ム給送モータ(巻き上げモータ)19が正転開始される。
そして、S1732において初期化フラグFWPINT=1、ワイ
ンドパルスオフ判定フラグFWPOFF=1が設定され、S173
3において、1.5秒タイマーが設定され、タイマーがスタ
ートされる。この1.5秒タイマーはフィルムをリワイン
ドするか否かの判定に用いられる。すなわち、巻き上げ
モータを正転してあるいはワインドパルスが立ち上がっ
て1.5秒以上経過しても、後述するワインドパルス判定
処理において、ワインドパルスカウンタWPCNT=0でな
いと、判定されたときには、S1734において、リワイン
ド処理するリターンフラグをたてて、S1750により巻き
上げモータの正転停止を実行して、リワインド処理に移
行する。ここでは、フィルム装填初期の段階での話であ
り、通常1.5秒以内にフィルムが給送されるので、S1735
に移行する。S1735ではスイッチ入力処理を行い、S1736
に移行する。S1736ではバッテリの有無の判定を行う。
フィルム給送中にバッテリが抜かれることもあることを
考慮したのである。この場合は、S1751において巻き上
げモータの正転停止を実行してバックアップ処理に移行
する。バッテリが装填されているときは、S1737に移行
する。S1737ではフィルムスイッチSWFがオフか否かの判
定を行う。フィルムスイッチSWFがオンのときはS1738の
処理を実行する。すなわち、FLDRQ=0、FLDEND=0、
一の記憶手段としてのフィルムカウンタFc=0とする。
そしてS1752において、巻き上げモータの正転停止が実
行され、メインフローのスタートに戻る。これは、空送
りの実行中に裏蓋3を開けることがあることを考慮した
ものである。
ム給送モータ(巻き上げモータ)19が正転開始される。
そして、S1732において初期化フラグFWPINT=1、ワイ
ンドパルスオフ判定フラグFWPOFF=1が設定され、S173
3において、1.5秒タイマーが設定され、タイマーがスタ
ートされる。この1.5秒タイマーはフィルムをリワイン
ドするか否かの判定に用いられる。すなわち、巻き上げ
モータを正転してあるいはワインドパルスが立ち上がっ
て1.5秒以上経過しても、後述するワインドパルス判定
処理において、ワインドパルスカウンタWPCNT=0でな
いと、判定されたときには、S1734において、リワイン
ド処理するリターンフラグをたてて、S1750により巻き
上げモータの正転停止を実行して、リワインド処理に移
行する。ここでは、フィルム装填初期の段階での話であ
り、通常1.5秒以内にフィルムが給送されるので、S1735
に移行する。S1735ではスイッチ入力処理を行い、S1736
に移行する。S1736ではバッテリの有無の判定を行う。
フィルム給送中にバッテリが抜かれることもあることを
考慮したのである。この場合は、S1751において巻き上
げモータの正転停止を実行してバックアップ処理に移行
する。バッテリが装填されているときは、S1737に移行
する。S1737ではフィルムスイッチSWFがオフか否かの判
定を行う。フィルムスイッチSWFがオンのときはS1738の
処理を実行する。すなわち、FLDRQ=0、FLDEND=0、
一の記憶手段としてのフィルムカウンタFc=0とする。
そしてS1752において、巻き上げモータの正転停止が実
行され、メインフローのスタートに戻る。これは、空送
りの実行中に裏蓋3を開けることがあることを考慮した
ものである。
裏蓋3が閉じられたままのときには、フィルムスイッ
チSWFがオフのままであるので、S1739に移行する。S173
9ではFWPOFF=1の判定処理を行う。最初はFWPOFF=1
であるので、イエスと判定され、SWWP=0か否かの判定
処理(S1740)に移行する。SWWP=0はワインドパルスW
Pのローに対応する。ワインドパルスWPがローでないと
きは、S1734に戻ってワインドパルスWPがローになるま
で、S1734、1735、1736、1737、1739、1740のループを
繰り返す。そして、その後、ワインドパルスWPはハイか
らローとなる。すると、S1740においてイエスと判定さ
れて、S1741に移行する。S1741ではFWPOFF=0の処理を
行う。そして、S1734に戻り、S1734、1735、1736、1737
の処理を実行後、S1739の判定処理が行われる。今度
は、FWPOFF=0となっているので、S1739においてノー
と判定されてS1742に移行する。S1742では、FWPINTとSW
WPとの双方が変化したか否かの判定処理を行う。S1742
では、S1732においてFWPINT=1に設定され、かつ、SWW
Pは1から0に変化しているので、イエスと判定され、S
1743に移行する。S1743ではFWPINT=1であるので、S17
44に移行し、FWPINT=0の処理を行う。そして、S1745
の処理に移行する。S1745では、SWWP=1であるか否か
の判定処理を行う。ワインドパルスWPがローのままであ
るときは、ノーと判定されてS1734に移行し、S1734、17
35、1736、1737、1739、1742の処理を行う。S1742ではF
WPINTは1から0に変化しているが、SWWP=0のままで
あるので再びS1734に戻る。そのうちに、ワインドパル
スWPはローからハイとなる。すると、S1742においてFWP
INT、SWWPの双方に変化があったことになるので、イエ
スと判定されて、S1743に移行する。S1743ではFWPINT=
0であるので、S1746の処理に移行し、S1746においてFW
PINT=1の処理が実行され、S1745の処理に移行する。S
1745ではワインドパルスがローからハイとなって、SWWP
=1となるので、イエスと判定され、S1747のフィルム
パターン点滅表示処理が実行される。このフィルムパタ
ーン点滅表示処理はワインドパルスがローからハイにな
った時フィルムパターンを点灯するものである。これに
よって、液晶板6は実際のフィルム空送りに対応する表
示状態となる。このS1747の処理実行後、S1748において
ワインドパルスカウンタWPCNT−1が実行され、ワイン
ドパルスカウンタWPCNTの内容が17となる。そして、S17
49において、ワインドパルスカウンタWPCNT=0か否か
を判定する。ワインドパルスカウンタWPCNT=0でない
ときは、ノーと判定してS1733に移行し、前述の処理を
繰り返す。
チSWFがオフのままであるので、S1739に移行する。S173
9ではFWPOFF=1の判定処理を行う。最初はFWPOFF=1
であるので、イエスと判定され、SWWP=0か否かの判定
処理(S1740)に移行する。SWWP=0はワインドパルスW
Pのローに対応する。ワインドパルスWPがローでないと
きは、S1734に戻ってワインドパルスWPがローになるま
で、S1734、1735、1736、1737、1739、1740のループを
繰り返す。そして、その後、ワインドパルスWPはハイか
らローとなる。すると、S1740においてイエスと判定さ
れて、S1741に移行する。S1741ではFWPOFF=0の処理を
行う。そして、S1734に戻り、S1734、1735、1736、1737
の処理を実行後、S1739の判定処理が行われる。今度
は、FWPOFF=0となっているので、S1739においてノー
と判定されてS1742に移行する。S1742では、FWPINTとSW
WPとの双方が変化したか否かの判定処理を行う。S1742
では、S1732においてFWPINT=1に設定され、かつ、SWW
Pは1から0に変化しているので、イエスと判定され、S
1743に移行する。S1743ではFWPINT=1であるので、S17
44に移行し、FWPINT=0の処理を行う。そして、S1745
の処理に移行する。S1745では、SWWP=1であるか否か
の判定処理を行う。ワインドパルスWPがローのままであ
るときは、ノーと判定されてS1734に移行し、S1734、17
35、1736、1737、1739、1742の処理を行う。S1742ではF
WPINTは1から0に変化しているが、SWWP=0のままで
あるので再びS1734に戻る。そのうちに、ワインドパル
スWPはローからハイとなる。すると、S1742においてFWP
INT、SWWPの双方に変化があったことになるので、イエ
スと判定されて、S1743に移行する。S1743ではFWPINT=
0であるので、S1746の処理に移行し、S1746においてFW
PINT=1の処理が実行され、S1745の処理に移行する。S
1745ではワインドパルスがローからハイとなって、SWWP
=1となるので、イエスと判定され、S1747のフィルム
パターン点滅表示処理が実行される。このフィルムパタ
ーン点滅表示処理はワインドパルスがローからハイにな
った時フィルムパターンを点灯するものである。これに
よって、液晶板6は実際のフィルム空送りに対応する表
示状態となる。このS1747の処理実行後、S1748において
ワインドパルスカウンタWPCNT−1が実行され、ワイン
ドパルスカウンタWPCNTの内容が17となる。そして、S17
49において、ワインドパルスカウンタWPCNT=0か否か
を判定する。ワインドパルスカウンタWPCNT=0でない
ときは、ノーと判定してS1733に移行し、前述の処理を
繰り返す。
すなわち、このワインドパルス変化処理では、ワイン
ドパルスWPの立ち上がり毎にワインドパルスカウンタWP
CNTの内容が1個ずつ減算され、ワインドパルスカウン
タWPCNT=0となると、S1753においてフィルム給送モー
タ19の正転を停止して、リワインド処理しないフラグを
たててローデイング処理に戻り、S174に移行する。S174
においては、リワインド処理するか否かを判定する。S1
749経由の場合にはノーと判定されてS175に移行し、S17
34経由の場合にはイエスと判定されてS177、178に移行
する。S177、178では、FLDEND=1、FLDRQ=0に設定
し、リワインド処理に移る。
ドパルスWPの立ち上がり毎にワインドパルスカウンタWP
CNTの内容が1個ずつ減算され、ワインドパルスカウン
タWPCNT=0となると、S1753においてフィルム給送モー
タ19の正転を停止して、リワインド処理しないフラグを
たててローデイング処理に戻り、S174に移行する。S174
においては、リワインド処理するか否かを判定する。S1
749経由の場合にはノーと判定されてS175に移行し、S17
34経由の場合にはイエスと判定されてS177、178に移行
する。S177、178では、FLDEND=1、FLDRQ=0に設定
し、リワインド処理に移る。
S175においては、フィルムカウンタFc=1に設定し、
S180、S181によってFLDEND=1、FLDRQ=0の処理が実
行され、フィルム表示処理S179に移行する。S179では、
第10図に示すフィルム表示処理を行う。FLDRQ=0であ
るので、第10図に示すS131においてノーと判定されて、
S133に移行する。FLDEND=1であるので、S133ではノー
と判定されて、S135に移行する。S135ではフィルムパタ
ーンオン処理を行い、S136に移行する。S136ではフィル
ムカウントチエックの判定処理を行う。フィルムカウン
タFcの内容が0でないときはノーと判定してS137に移行
する。ローデイングが終了するとFc=1となるので、S1
36において、ノーであり、S137においてデイスプレイメ
モリXAにフィルムカウンタFcの内容1が格納されて、液
晶板6はフィルム撮影枚数を表示する。そして、メイン
フロースタートに戻る。
S180、S181によってFLDEND=1、FLDRQ=0の処理が実
行され、フィルム表示処理S179に移行する。S179では、
第10図に示すフィルム表示処理を行う。FLDRQ=0であ
るので、第10図に示すS131においてノーと判定されて、
S133に移行する。FLDEND=1であるので、S133ではノー
と判定されて、S135に移行する。S135ではフィルムパタ
ーンオン処理を行い、S136に移行する。S136ではフィル
ムカウントチエックの判定処理を行う。フィルムカウン
タFcの内容が0でないときはノーと判定してS137に移行
する。ローデイングが終了するとFc=1となるので、S1
36において、ノーであり、S137においてデイスプレイメ
モリXAにフィルムカウンタFcの内容1が格納されて、液
晶板6はフィルム撮影枚数を表示する。そして、メイン
フロースタートに戻る。
ここで、ローデイング実行中に、フィルム給送が停止
され、1.5秒以上経過すると、第13図に示すリワインド
処理が実行される。
され、1.5秒以上経過すると、第13図に示すリワインド
処理が実行される。
まず、S1781において、巻き上げモータ19が逆転開始
され、S1782に移行する。S1782では、フィルム有無検出
スイッチSWFがオフか否かの判定を行う。これは、巻き
上げモータ19の停止を検知するものである。SWFがオン
のときには、S1783に移行し、巻き上げモータ19の逆転
を停止させると共に、Fc=0、FLDRQ=0、FLDEND=
0、パトローネ表示オフ処理、フィルムパターンオフ処
理を実行し、メインフローのスタートに戻る。ここで、
FLDRQ=0、FLDEND=0のときに、メインフローを経由
して、フィルム表示処理に至ると、FLDRQ=0、FLDEND
=0であるので、S131においてノー、S133においてイエ
スと判定され、S138において、フィルムパターンオフ処
理が実行され、S139において、フィルムパターンオフに
対応する情報がデイスプレイメモリXAに格納され、液晶
板6のフィルム表示領域6aは空白となる。
され、S1782に移行する。S1782では、フィルム有無検出
スイッチSWFがオフか否かの判定を行う。これは、巻き
上げモータ19の停止を検知するものである。SWFがオン
のときには、S1783に移行し、巻き上げモータ19の逆転
を停止させると共に、Fc=0、FLDRQ=0、FLDEND=
0、パトローネ表示オフ処理、フィルムパターンオフ処
理を実行し、メインフローのスタートに戻る。ここで、
FLDRQ=0、FLDEND=0のときに、メインフローを経由
して、フィルム表示処理に至ると、FLDRQ=0、FLDEND
=0であるので、S131においてノー、S133においてイエ
スと判定され、S138において、フィルムパターンオフ処
理が実行され、S139において、フィルムパターンオフに
対応する情報がデイスプレイメモリXAに格納され、液晶
板6のフィルム表示領域6aは空白となる。
SWFがオフのときは、S1789に移行する。S1789では、
ワインドパルス検知処理を行う。これは、ワインドパル
スがローからハイになったことを検知するものである。
そしてS1788において、フィルムパターン点滅表示が実
行される。このフィルムパターン点滅表示は、ワインド
パルスがローからハイになった時、フィルムパターンを
消灯するものである。次に、S1790において、ワインド
パルスがローからハイになったカウント数が「4」か否
かを判定する。ここで、カウント内容「4」はフィルム
の1駒分に相当する。今、S1790においてノーと判断さ
れて、S1782、1788、1789、1790をループすることによ
り、液晶板6にフィルム巻き戻しに対応する表示がされ
る。そして、S1790でフィルム1駒分が巻戻されるとイ
エスと判断され、S1785に移行する。S1785において、フ
ィルムカウントメモリFcの内容が1個づつ減算され、S1
787において、フィルム表示処理を行い、S1782に移行す
る。そして、S1782においてフィルム有無検出スイッチS
WFがオンになるまでS1788、1789、1790、あるいは、S17
85、1787をループする。なお、このリワインド処理は、
本考案には直接関係しないので、簡略化して説明した。
ワインドパルス検知処理を行う。これは、ワインドパル
スがローからハイになったことを検知するものである。
そしてS1788において、フィルムパターン点滅表示が実
行される。このフィルムパターン点滅表示は、ワインド
パルスがローからハイになった時、フィルムパターンを
消灯するものである。次に、S1790において、ワインド
パルスがローからハイになったカウント数が「4」か否
かを判定する。ここで、カウント内容「4」はフィルム
の1駒分に相当する。今、S1790においてノーと判断さ
れて、S1782、1788、1789、1790をループすることによ
り、液晶板6にフィルム巻き戻しに対応する表示がされ
る。そして、S1790でフィルム1駒分が巻戻されるとイ
エスと判断され、S1785に移行する。S1785において、フ
ィルムカウントメモリFcの内容が1個づつ減算され、S1
787において、フィルム表示処理を行い、S1782に移行す
る。そして、S1782においてフィルム有無検出スイッチS
WFがオンになるまでS1788、1789、1790、あるいは、S17
85、1787をループする。なお、このリワインド処理は、
本考案には直接関係しないので、簡略化して説明した。
S20では、POS=0か否かの判定処理を行う。SOS=0
はズームレンズ鏡筒2がカメラ本体に格納された状態に
対応しており、ズームレンズ鏡筒2がカメラ本体1から
突出しているマクロ位置にある状態において、メインス
イッチ7をズーム位置SWZからロック位置SWLに操作する
とノーと判定されて、S21においてズームモータ18が逆
回転駆動され、ズーム鏡筒2がカメラ本体1に格納さ
れ、メインフローのスタートに戻る。そして、再びS20
の判定を実行するが、今度は、POS=0であるので、イ
エスと判定され、S22のロック処理に移行する。
はズームレンズ鏡筒2がカメラ本体に格納された状態に
対応しており、ズームレンズ鏡筒2がカメラ本体1から
突出しているマクロ位置にある状態において、メインス
イッチ7をズーム位置SWZからロック位置SWLに操作する
とノーと判定されて、S21においてズームモータ18が逆
回転駆動され、ズーム鏡筒2がカメラ本体1に格納さ
れ、メインフローのスタートに戻る。そして、再びS20
の判定を実行するが、今度は、POS=0であるので、イ
エスと判定され、S22のロック処理に移行する。
次に、ロック処理を第14図を参照しつつ説明する。
ロック処理では、先ず、S221において、節電のための
ポートイニシャライズ処理とフィルム撮影モードの初期
化を図るためのモードイニシャライズ処理とを行う。次
に、S222において、液晶板6のモード表示とバッテリ表
示とを消す処理を行い、S223において、FLDRQ=1か否
かの判定を行う。イエスのときはS224に移行し、フィル
ム表示処理に移行する。したがって、ローデイング要求
がある状態のとき、メインスイッチ7がロック位置SWL
にあってもLdが表示されている。FLDRQ=0のときは、S
225において、FLDEND=1か否かの判定を行う。ローデ
イング終了直後では、FLDEND=1であるので、S224にお
いてフィルム表示処理がされ、フィルム撮影枚数1が表
示されたままとなる。ローデイング要求がなくローデイ
ング終了もないときには、S226に移行して、節電のため
液晶板6の電源電圧をオフする。したがって、メインス
イッチ7がロック位置SWLにあって、フィルムが入って
いないときには、液晶板6には何も表示されないことに
なる。
ポートイニシャライズ処理とフィルム撮影モードの初期
化を図るためのモードイニシャライズ処理とを行う。次
に、S222において、液晶板6のモード表示とバッテリ表
示とを消す処理を行い、S223において、FLDRQ=1か否
かの判定を行う。イエスのときはS224に移行し、フィル
ム表示処理に移行する。したがって、ローデイング要求
がある状態のとき、メインスイッチ7がロック位置SWL
にあってもLdが表示されている。FLDRQ=0のときは、S
225において、FLDEND=1か否かの判定を行う。ローデ
イング終了直後では、FLDEND=1であるので、S224にお
いてフィルム表示処理がされ、フィルム撮影枚数1が表
示されたままとなる。ローデイング要求がなくローデイ
ング終了もないときには、S226に移行して、節電のため
液晶板6の電源電圧をオフする。したがって、メインス
イッチ7がロック位置SWLにあって、フィルムが入って
いないときには、液晶板6には何も表示されないことに
なる。
メインCPUは、S224又はS226の処理後、S227におい
て、メインスイッチ7、フィルム有無検出スイッチSW
F、バッテリ有無スイッチSWBを入力し、各スイッチのメ
モリの内容が変化したか否かの判定を行う(S228)。メ
モリの内容に変化がないときには、S229、230に移行し
て125ms間隔で、S227〜S230のループを回る。メモリの
内容に変化があると、S228においてイエスと判定され
て、S231に移行し、液晶板6の電源電圧をオンし、S232
において再びメインスイッチ7、フィルム有無検出スイ
ッチSWF、バッテリ有無スイッチSWBを入力する。そし
て、S233において、SWBがオンか否かを判定し、ノーの
ときはバックアップ処理フロー(S234)に移行してメイ
ンフローのスタートに戻る。
て、メインスイッチ7、フィルム有無検出スイッチSW
F、バッテリ有無スイッチSWBを入力し、各スイッチのメ
モリの内容が変化したか否かの判定を行う(S228)。メ
モリの内容に変化がないときには、S229、230に移行し
て125ms間隔で、S227〜S230のループを回る。メモリの
内容に変化があると、S228においてイエスと判定され
て、S231に移行し、液晶板6の電源電圧をオンし、S232
において再びメインスイッチ7、フィルム有無検出スイ
ッチSWF、バッテリ有無スイッチSWBを入力する。そし
て、S233において、SWBがオンか否かを判定し、ノーの
ときはバックアップ処理フロー(S234)に移行してメイ
ンフローのスタートに戻る。
バッテリが装填されているときは、イエスであるの
で、S235に移行し、メインスイッチ7がロック位置SWL
にあるか否かを判定し、メインスイッチ7がロック位置
SWLからズーム位置SWZあるいはロック位置SWLからマク
ロ位置SWMに切り替わったときには、ノーと判定して、S
237において通常撮影モード表示処理を行う。その後、S
238においてFLDRQ=1か否かの判定を行う。FLDRQ=1
のときは、第11図に示すローデイング処理を行う。FLDR
Q=0のときはローデイング処理を行わずにメインフロ
ーのスタートに戻る。
で、S235に移行し、メインスイッチ7がロック位置SWL
にあるか否かを判定し、メインスイッチ7がロック位置
SWLからズーム位置SWZあるいはロック位置SWLからマク
ロ位置SWMに切り替わったときには、ノーと判定して、S
237において通常撮影モード表示処理を行う。その後、S
238においてFLDRQ=1か否かの判定を行う。FLDRQ=1
のときは、第11図に示すローデイング処理を行う。FLDR
Q=0のときはローデイング処理を行わずにメインフロ
ーのスタートに戻る。
S235において、メインスイッチ7がロック位置SWLの
ままのときは、イエスと判定されて、S239に移行する。
S239ではFLDEND=1か否かを判定する。イエスのときは
S240に移行する。ノーのときはS239′に移行する。S23
9′では、FLDRQ=1か否かを判定する。イエスのときは
S240に移行し、ノーのときはS240′に移行する。S24
0′、240ではフィルム有無検出スイッチSWFがオフした
か否かの判定を行う。S240′でフィルム有無検出スイッ
チSWFがオフのときは、S240aに移行して、FLDRQ=1の
処理を行った後、フィルム表示処理S240dに移行する。S
240′でノー、S240でイエスと判定されたときはS241に
移行する。S240でノーと判定されたときは、S240b、S24
0CでFLDEND=0、FLDRQ=0の処理を行ってS240dに移行
し、S240においてフィルム表示処理を行った後、S241に
移行する。S241においては、FLDRQ=1の判定処理を行
う。イエスのときはSWFの情報をメモリに格納する(S24
2)。ノーのときは、S243においてFLDEND=1か否かの
判定を行う。イエスのときは、同様にSWFの情報をメモ
リに格納する(S242)。ノーのときは、液晶板6の電源
電圧をオフする処理(S244)を行って、S242の処理を実
行する。このS242の処理実行後S229に戻る。
ままのときは、イエスと判定されて、S239に移行する。
S239ではFLDEND=1か否かを判定する。イエスのときは
S240に移行する。ノーのときはS239′に移行する。S23
9′では、FLDRQ=1か否かを判定する。イエスのときは
S240に移行し、ノーのときはS240′に移行する。S24
0′、240ではフィルム有無検出スイッチSWFがオフした
か否かの判定を行う。S240′でフィルム有無検出スイッ
チSWFがオフのときは、S240aに移行して、FLDRQ=1の
処理を行った後、フィルム表示処理S240dに移行する。S
240′でノー、S240でイエスと判定されたときはS241に
移行する。S240でノーと判定されたときは、S240b、S24
0CでFLDEND=0、FLDRQ=0の処理を行ってS240dに移行
し、S240においてフィルム表示処理を行った後、S241に
移行する。S241においては、FLDRQ=1の判定処理を行
う。イエスのときはSWFの情報をメモリに格納する(S24
2)。ノーのときは、S243においてFLDEND=1か否かの
判定を行う。イエスのときは、同様にSWFの情報をメモ
リに格納する(S242)。ノーのときは、液晶板6の電源
電圧をオフする処理(S244)を行って、S242の処理を実
行する。このS242の処理実行後S229に戻る。
S19において、ノーと判定されたときには、S23におい
て、メインスイッチ7がマクロ位置SWMにあるか否かを
判定する。イエスのときはS24に移行し、ノーのときはS
25に移行する。S24においてはPOS=EHの判定を行い、S2
5においてはPOS≧2の判定を行う。POS=EHはズーム鏡
筒2のマクロ位置(最突出位置)に対応し、メインスイ
ッチ7がマクロ位置SWMにあって、ズーム鏡筒2がマク
ロ位置にないときには、ズーム鏡筒2をマクロ位置(最
突出位置)にまでもっていくために、S26において、焦
点距離表示維持カウンタSCANTをSCANT=8に設定した
後、S27においてズームモータ18を正転させる処理を行
い、メインフロースタートに戻る。S24において、POS=
EHのときは、S60に移行するが、これについては、後述
する。
て、メインスイッチ7がマクロ位置SWMにあるか否かを
判定する。イエスのときはS24に移行し、ノーのときはS
25に移行する。S24においてはPOS=EHの判定を行い、S2
5においてはPOS≧2の判定を行う。POS=EHはズーム鏡
筒2のマクロ位置(最突出位置)に対応し、メインスイ
ッチ7がマクロ位置SWMにあって、ズーム鏡筒2がマク
ロ位置にないときには、ズーム鏡筒2をマクロ位置(最
突出位置)にまでもっていくために、S26において、焦
点距離表示維持カウンタSCANTをSCANT=8に設定した
後、S27においてズームモータ18を正転させる処理を行
い、メインフロースタートに戻る。S24において、POS=
EHのときは、S60に移行するが、これについては、後述
する。
POS=2はズーム鏡筒2がワイド端側(最小突出位置
側)にあることを意味する。POS≧2のときはイエスと
判定されてS28に移行し、POS≦CHの判定を行う。POS=C
Hはズーム鏡筒2がテレ端側(ズーム領域最大突出位置
側)にあることを意味する。POS>CHのときにはS29にお
いてSCANT=8とし、S21の処理を行い、S21に移行し、
ズームモータ18を逆転させる。POS≦CHのときはS30に移
行し、ワイドスイッチSWWがオンか否かの判定を行な
う。
側)にあることを意味する。POS≧2のときはイエスと
判定されてS28に移行し、POS≦CHの判定を行う。POS=C
Hはズーム鏡筒2がテレ端側(ズーム領域最大突出位置
側)にあることを意味する。POS>CHのときにはS29にお
いてSCANT=8とし、S21の処理を行い、S21に移行し、
ズームモータ18を逆転させる。POS≦CHのときはS30に移
行し、ワイドスイッチSWWがオンか否かの判定を行な
う。
ワイドスイッチSWWがオンのときは、S31に移行して、
焦点距離表示を行い、S32においてSCANT=8に設定し、
S33に移行する。S33ではワイド端でたつフラグFWIDE=
0であるか否かを判定する。FWIDE=0のときは、ズー
ム鏡筒2がワイド端にないからイエスと判定され、S34
に移行してワイド処理を行なってメインフロースタート
に戻る。FWIDE=1のときは、S60に移行する。S60では
スイッチデータをメモリに格納し、125msまって、S2に
ループする。
焦点距離表示を行い、S32においてSCANT=8に設定し、
S33に移行する。S33ではワイド端でたつフラグFWIDE=
0であるか否かを判定する。FWIDE=0のときは、ズー
ム鏡筒2がワイド端にないからイエスと判定され、S34
に移行してワイド処理を行なってメインフロースタート
に戻る。FWIDE=1のときは、S60に移行する。S60では
スイッチデータをメモリに格納し、125msまって、S2に
ループする。
S30において、ワイドスイッチSWWがオンされていない
ときは、S35に移行する。イエスのときは、S36に移行
し、焦点距離表示を行なって、S37において、SCANT=8
の処理を行なう。そして、S38においてPOS=CHか否かの
判定を行なう。POS=CHのときはS60、61に移行する。PO
S=CHでないときは、S39に移行し、テレ処理を行なっ
て、メインフローのスタートに戻る。
ときは、S35に移行する。イエスのときは、S36に移行
し、焦点距離表示を行なって、S37において、SCANT=8
の処理を行なう。そして、S38においてPOS=CHか否かの
判定を行なう。POS=CHのときはS60、61に移行する。PO
S=CHでないときは、S39に移行し、テレ処理を行なっ
て、メインフローのスタートに戻る。
テレスイッチSWTがオンしていないときは、S40に移行
して、SCANT=0か否かを判定する。SCANT=0のときは
イエスと判断してS44に移行し、FLDQR=1か否かを判定
する。SCANT=0でないときは、ノーと判断して、S41に
移行し、SCANTのカウント内容を減算する。したがっ
て、テレスイッチSWT、ワイドスイッチSWWが操作される
とき、液晶板6には焦点距離表示が持続される。そし
て、S42において、再びSCANT=0か否かを判定する。S4
2において、SCANTのカウント内容が0のとき、イエスと
判定し、S43において、フィルム表示処理を実行する。
これによって、液晶板6に表示されている焦点距離表示
がフィルム表示に切り換えられる。よって、焦点距離表
示カウンタSCANTは他の記憶手段に記憶された更新可能
の他の情報を所定時間の間表示手段に表示させる表示維
持手段として機能し、ここでは、約1秒の間、焦点距離
表示が為された後、フィルム表示としてのローデイング
表示要求又はフィルム撮影枚数が表示される。そして、
S44に移行する。
して、SCANT=0か否かを判定する。SCANT=0のときは
イエスと判断してS44に移行し、FLDQR=1か否かを判定
する。SCANT=0でないときは、ノーと判断して、S41に
移行し、SCANTのカウント内容を減算する。したがっ
て、テレスイッチSWT、ワイドスイッチSWWが操作される
とき、液晶板6には焦点距離表示が持続される。そし
て、S42において、再びSCANT=0か否かを判定する。S4
2において、SCANTのカウント内容が0のとき、イエスと
判定し、S43において、フィルム表示処理を実行する。
これによって、液晶板6に表示されている焦点距離表示
がフィルム表示に切り換えられる。よって、焦点距離表
示カウンタSCANTは他の記憶手段に記憶された更新可能
の他の情報を所定時間の間表示手段に表示させる表示維
持手段として機能し、ここでは、約1秒の間、焦点距離
表示が為された後、フィルム表示としてのローデイング
表示要求又はフィルム撮影枚数が表示される。そして、
S44に移行する。
S44において、イエスのときは、S45においてレリーズ
スイッチSWRのメモリの内容が変化したか否かを判定す
る。S45において、メモリの内容に変化がないときに
は、イエスと判定してS60、61に移行する。S45において
メモリの内容に変化があったときには、ノーと判定し
て、S46に移行し、レリーズスイッチSWRがオンしたか否
かを判定する。イエスのときは、S17のローデイング処
理を実行する。したがって、メインスイッチ7がロック
位置にないときであって、ローデイング要求表示がある
ときに、レリーズスイッチSWRをオンすると、ローデイ
ングが実行される。この場合、前述の通りの理由により
焦点距離表示はされず、フィルム撮影枚数「1」が表示
される。
スイッチSWRのメモリの内容が変化したか否かを判定す
る。S45において、メモリの内容に変化がないときに
は、イエスと判定してS60、61に移行する。S45において
メモリの内容に変化があったときには、ノーと判定し
て、S46に移行し、レリーズスイッチSWRがオンしたか否
かを判定する。イエスのときは、S17のローデイング処
理を実行する。したがって、メインスイッチ7がロック
位置にないときであって、ローデイング要求表示がある
ときに、レリーズスイッチSWRをオンすると、ローデイ
ングが実行される。この場合、前述の通りの理由により
焦点距離表示はされず、フィルム撮影枚数「1」が表示
される。
S44において、ノーのときはS47において測光スイッチ
SWSのメモリの内容が変化したか否かを判定する。S47で
はメモリの内容が変化していないときは、イエスと判定
してS60、61に移行する。メモリの内容が変化したとき
には、ノーと判定して、S48において測光スイッチSWSが
オンか否かを判定する。S48において、測光スイッチSWS
がオンされていないときは、ノーと判定して、S60、S61
に移行する。
SWSのメモリの内容が変化したか否かを判定する。S47で
はメモリの内容が変化していないときは、イエスと判定
してS60、61に移行する。メモリの内容が変化したとき
には、ノーと判定して、S48において測光スイッチSWSが
オンか否かを判定する。S48において、測光スイッチSWS
がオンされていないときは、ノーと判定して、S60、S61
に移行する。
測光スイッチSWSがオンのときは、S49′に移行し、焦
点距離表示処理を行い、S49においてSCANTのカウント内
容を1に設定を行なって、S50に移行する。S50において
EV演算処理を行なう。そして、S51において再び測光ス
イッチSWSがオンか否かを判定する。測光スイッチSWSを
押した後、手を離して測光スイッチSWSを解除すること
があるからである。測光スイッチSWSを押した後、測光
を解除すると、ノーと判定されてメインフローのスター
トに戻る。S51において測光スイッチSWSが押されたまま
であるときは、イエスと判定され、S52においてバッテ
リ有無検出スイッチSWBがオンか否かを判定し、バッテ
リ有無検出スイッチSWBがオフのときはバックアップ処
理に移行し、オンのときはS53においてレリーズスイッ
チSWRがオンか否かを判定する。
点距離表示処理を行い、S49においてSCANTのカウント内
容を1に設定を行なって、S50に移行する。S50において
EV演算処理を行なう。そして、S51において再び測光ス
イッチSWSがオンか否かを判定する。測光スイッチSWSを
押した後、手を離して測光スイッチSWSを解除すること
があるからである。測光スイッチSWSを押した後、測光
を解除すると、ノーと判定されてメインフローのスター
トに戻る。S51において測光スイッチSWSが押されたまま
であるときは、イエスと判定され、S52においてバッテ
リ有無検出スイッチSWBがオンか否かを判定し、バッテ
リ有無検出スイッチSWBがオフのときはバックアップ処
理に移行し、オンのときはS53においてレリーズスイッ
チSWRがオンか否かを判定する。
S53において、レリーズスイッチSWRがオフのときはノ
ーと判定して、S55に移行し、メインスイッチ7がロッ
ク位置SWLにあるか否かを判定する。測光スイッチSWSオ
ン後にメインスイッチ7をロック位置SWLに設定する
と、イエスと判定されて、メインフローのスタートに戻
る。S55において、メインスイッチ7を操作しないとき
は、S51に戻り、S51〜55をループする。すなわち、測光
スイッチSWSを押したままであると、レリーズスイッチS
WRがオンされるまで、S51〜55のループを繰り返すこと
になる。
ーと判定して、S55に移行し、メインスイッチ7がロッ
ク位置SWLにあるか否かを判定する。測光スイッチSWSオ
ン後にメインスイッチ7をロック位置SWLに設定する
と、イエスと判定されて、メインフローのスタートに戻
る。S55において、メインスイッチ7を操作しないとき
は、S51に戻り、S51〜55をループする。すなわち、測光
スイッチSWSを押したままであると、レリーズスイッチS
WRがオンされるまで、S51〜55のループを繰り返すこと
になる。
ここで、S53において、レリーズスイッチS53がオンさ
れると、S56に移行し、露出制御処理が実行され、シャ
ッタ回路が駆動されて、撮影が行なわれ、S57に移行し
て第15図に示すワインド処理が実行される。
れると、S56に移行し、露出制御処理が実行され、シャ
ッタ回路が駆動されて、撮影が行なわれ、S57に移行し
て第15図に示すワインド処理が実行される。
ワインド処理においては、まず、S571においてワイン
ドパルスカウンタWPCNT=4に設定される。ここで、カ
ウント内容4はフィルムの1駒に相当する。そして、S5
72において、FLDEND=1か否かを判定する。FLDEND=0
のときは、ローデイングが未終了であるので、ノーと判
定し、メインフローのスタートに戻る。FLDEND=1のと
きはイエスと判定し、S573において第10図に示すフィル
ム表示処理が実行され、ワインド前のフィルム撮影枚数
が表示され、S574に移行する。S574では、第11図に示す
ワインドパルス変化処理が実行される。このワインドパ
ルス変化処理においては、ワインドパルスカウンタWPCN
T=4であるので、カウント数が4で、このワインドパ
ルス変化処理を抜けでる。そして、S575において、リワ
インドするか否かを判定し、リワインドする場合には、
リワインド処理に移行し、リワインド処理しない場合に
は、S575に移行してフィルムカウンタFcに「1」を加え
る。そして、メインフローのスタートに戻る。これによ
って、液晶板6にはフィルム撮影枚数「2」が表示され
ることになる。
ドパルスカウンタWPCNT=4に設定される。ここで、カ
ウント内容4はフィルムの1駒に相当する。そして、S5
72において、FLDEND=1か否かを判定する。FLDEND=0
のときは、ローデイングが未終了であるので、ノーと判
定し、メインフローのスタートに戻る。FLDEND=1のと
きはイエスと判定し、S573において第10図に示すフィル
ム表示処理が実行され、ワインド前のフィルム撮影枚数
が表示され、S574に移行する。S574では、第11図に示す
ワインドパルス変化処理が実行される。このワインドパ
ルス変化処理においては、ワインドパルスカウンタWPCN
T=4であるので、カウント数が4で、このワインドパ
ルス変化処理を抜けでる。そして、S575において、リワ
インドするか否かを判定し、リワインドする場合には、
リワインド処理に移行し、リワインド処理しない場合に
は、S575に移行してフィルムカウンタFcに「1」を加え
る。そして、メインフローのスタートに戻る。これによ
って、液晶板6にはフィルム撮影枚数「2」が表示され
ることになる。
バックアップ処理については、本考案に直接の関係が
ないので、その詳細な説明は省略する。なお、バックア
ップ処理を経由すると、FLDEND、FLDRQの内容が変化す
ることがある。
ないので、その詳細な説明は省略する。なお、バックア
ップ処理を経由すると、FLDEND、FLDRQの内容が変化す
ることがある。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成したので、部品点
数を極力減少させることができるという効果、フィルム
未装填とローデイング待機中であることを区別できる効
果、メインスイッチを切ったままでフィルム交換を行っ
た場合には、メインスイッチを入れたときにフィルム空
送りが直ちに実行され、メイン電源を入れたままでフィ
ルム交換を行った場合には、メイン電源を切った時又は
レリーズスイッチをオンした時にフィルム空送りが実行
され、フィルム交換をして裏蓋を閉じた直後にメインス
イッチを切ったときには、メインスイッチを切った時に
フィルム空送りが実行され、フィルム交換の際の撮影者
の各種の使用態様の場合でも、使い勝手に極力支障を生
じないという効果を奏する。
数を極力減少させることができるという効果、フィルム
未装填とローデイング待機中であることを区別できる効
果、メインスイッチを切ったままでフィルム交換を行っ
た場合には、メインスイッチを入れたときにフィルム空
送りが直ちに実行され、メイン電源を入れたままでフィ
ルム交換を行った場合には、メイン電源を切った時又は
レリーズスイッチをオンした時にフィルム空送りが実行
され、フィルム交換をして裏蓋を閉じた直後にメインス
イッチを切ったときには、メインスイッチを切った時に
フィルム空送りが実行され、フィルム交換の際の撮影者
の各種の使用態様の場合でも、使い勝手に極力支障を生
じないという効果を奏する。
また、意図的にローデイング待機状態を設けているの
で、上記の効果に加えて、意図するものとは違うフィル
ムを装填しても直ちに交換可能であるという副次的効
果、フィルム交換をして裏蓋を閉じた直後にメインスイ
ッチを切ったときには、この操作によりフィルム空送り
が実行されるので、次回にメイン電源を入れたときに
は、直ちに撮影態勢に入れるという副次的効果を奏す
る。
で、上記の効果に加えて、意図するものとは違うフィル
ムを装填しても直ちに交換可能であるという副次的効
果、フィルム交換をして裏蓋を閉じた直後にメインスイ
ッチを切ったときには、この操作によりフィルム空送り
が実行されるので、次回にメイン電源を入れたときに
は、直ちに撮影態勢に入れるという副次的効果を奏す
る。
第1図は本考案に係わる電子制御式カメラの走行制御装
置のクレーム対応図、 第2図は本考案に係わる電子制御式カメラの概略構成を
示す平面図、 第3図は本考案に係わる電子制御式カメラの概略構成を
示す背面図、 第4図は第3図に示す裏蓋を取り除いた状態の電子制御
式カメラの背面図、 第5図は本考案に係わる電子制御式カメラの電子回路の
概略構成を示すブロック図、 第6図は第2図に示す液晶板の拡大平面図、 第7図A、第7図Bは本考案に係わる電子制御式カメラ
のメインフロー図、 第8図は本考案に係わるズームコード板の展開図、 第9図は焦点距離表示とズームコードとの関係を説明す
るための説明図、 第10図はフィルム表示処理のフロー図、 第11図はローデイング処理のフロー図、 第12図はワインドパルス変化処理のフロー図、 第13図はリワインド処理のフロー図、 第14図はロック処理のフロー図、 第15図はワインド処理のフロー図、 である。 6……液晶板(表示手段) 7……メインスイッチ 19……フィルム給送モータ(巻き上げモータ) 22……フィルム有無検出スイッチSWF SWR……レリーズスイッチ SWT……テレスイッチ SWW……ワイドスイッチ Fc……フィルムカウンタ(一の記憶手段)
置のクレーム対応図、 第2図は本考案に係わる電子制御式カメラの概略構成を
示す平面図、 第3図は本考案に係わる電子制御式カメラの概略構成を
示す背面図、 第4図は第3図に示す裏蓋を取り除いた状態の電子制御
式カメラの背面図、 第5図は本考案に係わる電子制御式カメラの電子回路の
概略構成を示すブロック図、 第6図は第2図に示す液晶板の拡大平面図、 第7図A、第7図Bは本考案に係わる電子制御式カメラ
のメインフロー図、 第8図は本考案に係わるズームコード板の展開図、 第9図は焦点距離表示とズームコードとの関係を説明す
るための説明図、 第10図はフィルム表示処理のフロー図、 第11図はローデイング処理のフロー図、 第12図はワインドパルス変化処理のフロー図、 第13図はリワインド処理のフロー図、 第14図はロック処理のフロー図、 第15図はワインド処理のフロー図、 である。 6……液晶板(表示手段) 7……メインスイッチ 19……フィルム給送モータ(巻き上げモータ) 22……フィルム有無検出スイッチSWF SWR……レリーズスイッチ SWT……テレスイッチ SWW……ワイドスイッチ Fc……フィルムカウンタ(一の記憶手段)
フロントページの続き (72)考案者 沼子 紀夫 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)考案者 永井 克俊 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−149335(JP,A) 特開 昭59−228232(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】電源オン・オフ用のメインスイッチと、 裏蓋に対向する開口周壁に設けられてフィルムが給送可
能の状態にあるか否かを検出するフィルム有無検出スイ
ッチと、 レリーズ動作を行わせるためのレリーズスイッチと、 前記フィルム有無検出スイッチの検出出力に基づきフィ
ルム空送りの表示を表示手段に強制表示させるローディ
ング要求表示制御手段と、 前記フィルムの給送を検出するフィルム給送検出スイッ
チと、 前記ローディング要求表示制御手段の出力に基づきフィ
ルムを空送りする待機状態となり、前記メインスイッチ
のオフからオンへの操作とオンからオフへの操作とに基
づきフィルム給送モータを駆動して前記フィルム空送り
を実行させ、所定の駒数分のフィルムが空送りされた時
点でフィルム空送りを停止する空送り実行制御手段とを
有し、 該空送り実行制御手段は、前記メインスイッチがオンで
かつ前記表示手段にフィルム空送りの表示がされている
とき、前記レリーズスイッチの操作に基づきフィルム空
送りを実行可能であり、かつ、前記電源は前記メインス
イッチのオンからオフへの操作のときには前記フィルム
空送り実行後にオフされることを特徴とする電子制御式
カメラのフィルム走行制御装置。
Priority Applications (19)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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