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JP2549212B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JP2549212B2
JP2549212B2 JP3068239A JP6823991A JP2549212B2 JP 2549212 B2 JP2549212 B2 JP 2549212B2 JP 3068239 A JP3068239 A JP 3068239A JP 6823991 A JP6823991 A JP 6823991A JP 2549212 B2 JP2549212 B2 JP 2549212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
exhaust
port
casing
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3068239A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04306430A (ja
Inventor
州三 秋田
信二 石田
正明 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUBOTA TOREEN KK
Kubota Corp
Original Assignee
KUBOTA TOREEN KK
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KUBOTA TOREEN KK, Kubota Corp filed Critical KUBOTA TOREEN KK
Priority to JP3068239A priority Critical patent/JP2549212B2/ja
Publication of JPH04306430A publication Critical patent/JPH04306430A/ja
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Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和装置に関
し、特にたとえばエアハンドリングユニットやパッケー
ジ型エアコン等の空気調和機を用いる空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図21を参照して、従来において、建物
1の各フロア2を空気調和する各空気調和機3は、各フ
ロア2の一画に設けられた機械室4内に設置されてお
り、各空気調和機3には、建物1の壁面5に設けられた
各外気口6を通して外気が取り込まれ、排気は、壁面5
に設けられた各排気口7を通して屋外へ排出されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、各空気調和
機3の外気口6および排気口7は、建物1の同じ壁面5
に設けられるため、たとえば図21において破線矢印で
示すように、下のフロアに設けられた空気調和機3で排
気口7から排出される熱交換され汚れた排気が、上のフ
ロアに設けられた空気調和機内に取り込まれてしまい、
上のフロアの空気調和機の性能を低下させたり、室内環
境を悪化してしまうという問題点があった。
【0004】また、各フロア2の一画に機械室4を設け
て各空気調和機3を設置したのでは、各フロア2の床面
積を狭小化してしまうという問題点もあった。それゆえ
に、この発明の主たる目的は、空気調和機の性能を維持
し、室内環境の悪化を防止できるかつ建物の床面積の有
効利用を図ることができる、空気調和装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、各々がケー
シングとケーシングに形成される排気口および外気口と
を含むかつ垂直方向に順次配設される複数の空気調和
機、および複数の空気調和機のそれぞれの排気口と連通
される排気ダクトを備え、空気調和機および排気ダクト
を建物の外部に設置した、空気調和装置である。
【0006】
【作用】複数の空気調和機を建物の外部に垂直方向に順
次配設し、各空気調和機の排気口を建物の外部に設けら
れた共通の排気ダクトに接続する。そして、各空気調和
機からの排気を排気ダクトを介して屋外へ排出する。さ
らに排気ダクト内を空気調和機の保守点検スペースおよ
び配管配線のスペースとして利用する。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、排気ダクトを介する
ことによって、排気を各空気調和機の外気口から十分に
離れたところで屋外へ排出することができるので、排気
が再び空気調和機に取り込まれるのを防止でき、空気調
和機の性能を維持し室内環境の悪化を防止できる。しか
も、空気調和機および排気ダクトを建物の外部に設置し
たので床面積の有効利用を図ることができる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1〜図3を参照して、この実施例の空気調
和装置10は、複数の空気調和機12を含む。各空気調
和機12は、図4〜図6からよくわかるように、ケーシ
ング14を含む。ケーシング14の内部には、垂直方向
に延びて形成される仕切壁16および18ならびに水平
方向に延びて形成される仕切壁20〜24によって、6
つの室26〜36が形成される。
【0010】室26の前面すなわちケーシング14の前
面上部右側には、還気口38(図4において2点鎖線で
示す)が形成され、室26の内部には、ファン40およ
びこれを駆動するモータ42が配置される。ファン40
の吐出口44は仕切壁20に形成された開口46と接続
される。仕切壁22には、室28と室30および32の
それぞれとを連通する開口48および50が形成され、
開口48および50には、それぞれダンパ52および5
4が設けられる。
【0011】室30の前面すなわちケーシング14の前
面下部右側には、排気を排出する排気口56が形成さ
れ、室32の後面すなわちケーシング14の後面下部左
側には、外気を取り入れる外気口58が形成される。こ
の外気口58にはダンパ60が設けられる。室32と室
34との境界部には、その主面が水平方向に延びるよう
にエアフィルタ62が設けられ、室34の内部には、そ
の主面が斜めになるようにして熱交換コイル(冷・温
水)64(図5)および加湿器66が互いに平行に配置
される。また、室34の上部には、ファン68およびこ
れを駆動するモータ70が配置され、ファン68の吐出
口72は、仕切壁24に形成された開口74と接続され
る。
【0012】そして、室36の前面すなわちケーシング
14の前面上部左側には、給気口76(図4において2
点鎖線で示す)が形成され、さらに、ケーシング14の
前面には、ケーシング14の内部に配置された各空調器
具の点検や交換等を行うための図示しない点検扉が設け
られる。したがって、空気調和機12の内部には、図7
に示すような空気通路が形成される。
【0013】図1〜図3に戻って、このように構成され
た各空気調和機12が、それぞれが建物78の各フロア
80に対応するように、建物78の外壁82から所定の
間隔を隔てて垂直方向に連続して設置される。そして、
建物78の外壁82と各空気調和機12との間の空間を
規定する側板84および86(図2)が垂直方向に連続
して形成され、それによって、外壁82と各空気調和機
12との間には、垂直方向に連続する排気ダクト88が
形成される。
【0014】そして、排気ダクト88の上端部には、略
「J」字状のフード90が設置され、各空気調和機12
の還気口38および給気口76と各フロア80に配設さ
れた還気ダクト92および給気ダクト94とが、それぞ
れ図2に示すように連結ダクト96および98を介して
接続される。また、各フロア80の壁面すなわち建物7
8の壁面には、図示しない扉が形成され、排気ダクト8
8の内部には、その扉に対応して保守・点検時の足場と
なるデッキ100が形成される。このデッキ100とし
ては、排気を通過させ得る適当なものが用いられ得る
が、この実施例ではエキスパンドメタル(図2)が用い
られる。
【0015】さらに排気ダクト88内には、配管101
や配線が敷設される(図2)。この空気調和装置10を
構成する各空気調和機12において、モータ42および
70によりファン40および68を駆動すると、空気は
図1,図2および図4〜図7において矢印で示すように
流れる。すなわち、連結ダクト96を通して還気口38
からケーシング14(室26)内に取り込まれた空気
は、ファン40によって室28内に送出され、ダンパ5
2および54によって室30および32にそれぞれ分配
される。室32へ分配された空気は、外気口58から流
入した外気と混合され、エアフィルタ62を通して室3
4内へ導かれる。そして、熱交換コイル64によって加
熱または冷却され、加湿器66によって必要に応じて加
湿される。なお、熱交換コイル64には、冷房時には冷
水が、暖房時には温水が通水される。このようにして除
塵、熱交換および加湿等の空調処理が為された空気は、
ファン68内に取り込まれ、開口74から室36内に送
出され、給気口76から連結ダクト98および給気ダク
ト94を通して空調すべき室内に送出される。
【0016】一方、ダンパ52によって室30へ分配さ
れた空気は、排気口56から排気ダクト88内へ排出さ
れ、排気ダクト88の上端部に設けられたフード90を
通して屋外へ排出される。この実施例によれば、排気口
56から排気ダクト88内へ排出された排気が、最も上
の空気調和機のさらに上方に設けられたフード90から
屋外へ排出されるので、排気が各空気調和機12に再び
取り込まれるのを防止でき、全体として室内環境の悪化
を防止できる。
【0017】また、各空気調和機12は、建物78の外
部に設置されるので、建物内の有効空間の狭小化を招く
ようなことはない。なお、各空気調和機12は、上述の
実施例のものに限られず、たとえば図8〜図10に示す
空気調和機102、図12〜図14に示す空気調和機1
04あるいは図16〜図18に示す空気調和機106や
その他適当な形式のものが用いられてもよい。
【0018】図8〜図10に示す空気調和機102は、
上述の実施例の空気調和機12にさらに全熱交換器10
8等を追加して配置し、ケーシング14の内部に図11
に示すような空気通路を形成することによって、全熱交
換器108による排気と外気の熱交換をして排気熱回収
をも可能にしたものである。図12〜図14に示す空気
調和機104は、上述の実施例の空気調和機12におけ
る熱交換コイル(冷・温水)64に代えて、室内コイル
110、室外コイル112およびコンプレッサ114等
によって構成されるヒートポンプ116(図15)を組
み込んで、ケーシング14の内部に図15に示すような
空気通路を形成したものである。
【0019】図16〜図18に示す空気調和機106
は、図12〜図14に示した空気調和機104にさらに
全熱交換器118等を追加して配置し、ケーシング14
の内部に図19に示すような空気通路を形成したもので
ある。空気調和機104または106を用いた場合に
は、排気口56から排気ダクト88内へ排出された排気
が上の階の空気調和機104または106に再び取り込
まれることを防止でき、室外コイル112の性能低下を
防止し、室内環境の悪化を防止できる。
【0020】図20を参照して、他の実施例の空気調和
装置120は、それぞれが室外機122および室内機1
24を有する複数の空気調和機126を含む。各空気調
和機126の各室外機122はケーシング128を含
み、ケーシング128の後面(図20における右側面)
には外気口58´が、前面(図20における左側面)に
は排気口56´がそれぞれ形成される。また、ケーシン
グ128の内部には、図示しない室外コイルおよびコン
プレッサ等が配置される。
【0021】各室内機124は、ケーシング130を含
み、ケーシング130の図20における右側面には還気
口38´が、左側面には給気口76´がそれぞれ形成さ
れ、また、ケーシング130の内部には、図示しない室
内コイル等が配置される。給気口76´には、給気ダク
ト132が接続される。そして、室外機122の室外コ
イルおよびコンプレッサと室内機124の室内コイルと
が、冷媒配管134で連結され、それによって図示しな
いヒートポンプが構成される。
【0022】このように構成された各空気調和機126
の各室内機124が、屋内のたとえば天井裏等に配置さ
れ、各室外機122が、先の実施例における各空気調和
機12と同様にして垂直方向に順次設置される。そし
て、排気ダクト88、フード90およびデッキ100等
が先の実施例と同様に形成される。この実施例において
は、室内の空気が室内機124の還気口38´から取り
込まれ、図示しない室内コイル等を通して空調処理が為
された後、給気口76´から給気ダクト132を通して
室内に送風される。したがって、先の実施例で用いた連
結ダクト96および98は不要である。
【0023】この実施例では、室外機122の排気口5
6から排気ダクト88内へ排出された排気が上の階の室
外機122に再び取り込まれることがなく、室外機12
2の性能低下を防ぐことができる。なお、上述したそれ
ぞれの空気調和機102〜106、他の実施例の空気調
和装置120において、先の実施例と同一または類似の
箇所には同一または類似の符号を付してその説明は省略
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1の実施例を示す斜視図である。
【図4】図1の実施例で用いられる空気調和機を示す正
面図である。
【図5】図4の空気調和機の左側面図である。
【図6】図4の空気調和機の右側面図である。
【図7】図4の空気調和機における空気の流れを示すエ
アフロー図である。
【図8】図1の実施例で用いられる空気調和機の変形例
を示す正面図である。
【図9】図8の空気調和機の左側面図である。
【図10】図8の空気調和機の右側面図である。
【図11】図8の空気調和機における空気の流れを示す
エアフロー図である。
【図12】図1の実施例で用いられる空気調和機の他の
変形例を示す正面図である。
【図13】図12の空気調和機の左側面図である。
【図14】図12の空気調和機の右側面図である。
【図15】図12の空気調和機における空気の流れを示
すエアフロー図である。
【図16】図1の実施例で用いられる空気調和機のその
他の変形例を示す正面図である。
【図17】図16の空気調和機の左側面図である。
【図18】図16の空気調和機の右側面図である。
【図19】図16の空気調和機における空気の流れを示
すエアフロー図である。
【図20】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図21】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10,120 …空気調和装置 12,102〜106,126…空気調和機 38 …還気口 56 …排気口 58 …外気口 76 …給気口 88 …排気ダクト 90 …フード 96,98 …連結ダクト 100 …デッキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 正明 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ トレーン株式会社栃木工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々がケーシングと前記ケーシングに形成
    される排気口および外気口とを含むかつ垂直方向に順次
    配設される複数の空気調和機、および前記複数の空気調
    和機のそれぞれの前記排気口と連通される排気ダクトを
    備え、前記空気調和機および前記排気ダクトを建物の外
    部に設置した、空気調和装置。
JP3068239A 1991-04-01 1991-04-01 空気調和装置 Expired - Lifetime JP2549212B2 (ja)

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