JP2548981Y2 - 温水暖房システムにおけるエアー抜き装置 - Google Patents
温水暖房システムにおけるエアー抜き装置Info
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- JP2548981Y2 JP2548981Y2 JP2003992U JP2003992U JP2548981Y2 JP 2548981 Y2 JP2548981 Y2 JP 2548981Y2 JP 2003992 U JP2003992 U JP 2003992U JP 2003992 U JP2003992 U JP 2003992U JP 2548981 Y2 JP2548981 Y2 JP 2548981Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heating system
- water heating
- air release
- release device
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、温水暖房システム（セ
ントラルヒーティングシステム）におけるエアー抜き装
置に関する。
ントラルヒーティングシステム）におけるエアー抜き装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】温水暖房システムにおいては、夏期或い
は長期不使用時においても、配管内には水が張られたま
まである。このため、シスターンよりも上位に位置する
配管接続部分等から、経時的に配管内にエアーが入り込
み、配管が閉塞されてしまうことがある。このようにし
てエアーが入り込むと、システムの運転ができなくなる
ことから、従来はシステム内に自動給水装置を取り付け
て自動補給を行うようにしている。
は長期不使用時においても、配管内には水が張られたま
まである。このため、シスターンよりも上位に位置する
配管接続部分等から、経時的に配管内にエアーが入り込
み、配管が閉塞されてしまうことがある。このようにし
てエアーが入り込むと、システムの運転ができなくなる
ことから、従来はシステム内に自動給水装置を取り付け
て自動補給を行うようにしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかし、システムの運
転を開始したときに自動給水が短時間に作動して補給を
繰り返すと、安全装置が水漏れと誤認してシステムが停
止してしまうという問題がある。
転を開始したときに自動給水が短時間に作動して補給を
繰り返すと、安全装置が水漏れと誤認してシステムが停
止してしまうという問題がある。
【０００４】本考案の目的は、温水暖房システムにおい
て、自動的にエアー抜きを行うことにより、運転開始時
に発生するシステムの運転停止という問題を解消するこ
とである。
て、自動的にエアー抜きを行うことにより、運転開始時
に発生するシステムの運転停止という問題を解消するこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案に係る温水暖房シ
ステムにおけるエアー抜き装置の構成は次のとおりであ
る。
ステムにおけるエアー抜き装置の構成は次のとおりであ
る。
【０００６】熱源機で発生した温水を配管を経由して放
熱器内に循環させることにより室内の暖房を行う温水暖
房システムにおいて、定期的に各放熱器側の制御弁に信
号を送ってこの制御弁を開放し、同時に循環ポンプを駆
動して系内の水を循環させるエアー抜き制御回路を設け
て成る温水暖房システムにおけるエアー抜き装置。
熱器内に循環させることにより室内の暖房を行う温水暖
房システムにおいて、定期的に各放熱器側の制御弁に信
号を送ってこの制御弁を開放し、同時に循環ポンプを駆
動して系内の水を循環させるエアー抜き制御回路を設け
て成る温水暖房システムにおけるエアー抜き装置。
【０００７】
【作用】夏期或いは長期間温水暖房システムの運転が停
止され、この停止期間があらかじめ定めた期間を越えた
場合、制御回路は、例えば１週間或いは１０日ごとに各
放熱器の制御弁を開放し、同時に循環ポンプを駆動し
て、放熱器ごと、又は全体の放熱器内に系内の水を強制
的に循環させる。この循環は数分で終了することがで
き、この運転により、配管内に入り込んだエアーはシス
テーンを経由するときにここで抜ける。この結果、配管
内がエアーで閉塞されることがないため、温水暖房シス
テムの運転開始時においてシステムが停止するというこ
とがない。
止され、この停止期間があらかじめ定めた期間を越えた
場合、制御回路は、例えば１週間或いは１０日ごとに各
放熱器の制御弁を開放し、同時に循環ポンプを駆動し
て、放熱器ごと、又は全体の放熱器内に系内の水を強制
的に循環させる。この循環は数分で終了することがで
き、この運転により、配管内に入り込んだエアーはシス
テーンを経由するときにここで抜ける。この結果、配管
内がエアーで閉塞されることがないため、温水暖房シス
テムの運転開始時においてシステムが停止するというこ
とがない。
【０００８】
【実施例】図１において、１は熱源機、２は放熱器、３
は床暖房器、４は温水循環配管（ペアチューブ）、５は
循環ポンプ、６はエアー抜き用の制御回路にして、この
制御回路６は信号線７を経由して各放熱器２、床暖房器
３内に循環する温水を制御する制御弁８を、温水暖房シ
ステムが停止後一定期間（実施例は１週間）使用されて
いないときに定期的（実施例は１週間ごと）に１分間開
放し、同時に循環ポンプ５を１分間駆動する構成であ
る。
は床暖房器、４は温水循環配管（ペアチューブ）、５は
循環ポンプ、６はエアー抜き用の制御回路にして、この
制御回路６は信号線７を経由して各放熱器２、床暖房器
３内に循環する温水を制御する制御弁８を、温水暖房シ
ステムが停止後一定期間（実施例は１週間）使用されて
いないときに定期的（実施例は１週間ごと）に１分間開
放し、同時に循環ポンプ５を１分間駆動する構成であ
る。
【０００９】なお、実施例においては、各放熱器２及び
床暖房器３内に個別に水を循環させてエアー抜きを行う
ようにしている。
床暖房器３内に個別に水を循環させてエアー抜きを行う
ようにしている。
【００１０】
【考案の効果】本考案は以上のように、長期間に亘って
温水暖房システムの運転が停止されている間、定期的に
エアー抜き運転が行われるため、長期間停止後に温水暖
房システムの運転を開始しても、システムの運転が停止
したりすることがない。
温水暖房システムの運転が停止されている間、定期的に
エアー抜き運転が行われるため、長期間停止後に温水暖
房システムの運転を開始しても、システムの運転が停止
したりすることがない。
【００１１】又、本考案装置は、手動で制御回路を制御
して制御弁と循環ポンプを駆動することにより、試運転
にも利用できる。
して制御弁と循環ポンプを駆動することにより、試運転
にも利用できる。
【図１】本考案に係るエアー抜き装置の説明図。
１ 熱源機 ２ 放熱器 ３ 床暖房器 ４ 温水循環配管 ５ 循環ポンプ ６ エアー抜き制御回路 ７ 信号線 ８ 制御弁
Claims (1)
- 【請求項１】 熱源機で発生した温水を配管を経由して
放熱器内に循環させることにより室内の暖房を行う温水
暖房システムにおいて、定期的に各放熱器側の制御弁に
信号を送ってこの制御弁を開放し、同時に循環ポンプを
駆動して系内の水を循環させるエアー抜き制御回路を設
けて成る温水暖房システムにおけるエアー抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003992U JP2548981Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 温水暖房システムにおけるエアー抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003992U JP2548981Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 温水暖房システムにおけるエアー抜き装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0583617U JPH0583617U (ja) | 1993-11-12 |
| JP2548981Y2 true JP2548981Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=12015923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003992U Expired - Fee Related JP2548981Y2 (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | 温水暖房システムにおけるエアー抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548981Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7209585B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2023-01-20 | 三菱電機株式会社 | 冷暖房装置および冷暖房装置の制御方法 |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP2003992U patent/JP2548981Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0583617U (ja) | 1993-11-12 |
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Legal Events
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