JP2545797Y2 - 車イスのロック装置 - Google Patents
車イスのロック装置Info
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- JP2545797Y2 JP2545797Y2 JP1991033923U JP3392391U JP2545797Y2 JP 2545797 Y2 JP2545797 Y2 JP 2545797Y2 JP 1991033923 U JP1991033923 U JP 1991033923U JP 3392391 U JP3392391 U JP 3392391U JP 2545797 Y2 JP2545797 Y2 JP 2545797Y2
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- Japan
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- wheelchair
- wheel
- lever
- lock lever
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車イスのロック装置に
係わり、更に詳しくは、車上に車イスを載せた時に、車
イスが動かないように固定保持するものであって、上記
固定保持する作業を簡単に行うことができる車イスのロ
ック装置に関する。
係わり、更に詳しくは、車上に車イスを載せた時に、車
イスが動かないように固定保持するものであって、上記
固定保持する作業を簡単に行うことができる車イスのロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、下半身を自由に動かすこと
ができない身体障害者等の外出を容易にするための装置
として車イスが使用されている。最近は、上記車イスの
小型化及び軽量化が図られた結果、上記車イスを、例え
ばバス等の車上に載せて運ぶことが広く行われるように
なってきた。
ができない身体障害者等の外出を容易にするための装置
として車イスが使用されている。最近は、上記車イスの
小型化及び軽量化が図られた結果、上記車イスを、例え
ばバス等の車上に載せて運ぶことが広く行われるように
なってきた。
【0003】上記車イスをバス等の車上に載せて運ぶ場
合、走行中に揺れると車イスの車輪が動いてしまい、車
イスの位置が不安定なものとなってしまう問題があっ
た。そこで、車イスを車上に固定保持するようにするた
めのロック装置が、例えば実開昭58−153821号
公報、及び実開昭54−48735号公報にて提案され
ている。
合、走行中に揺れると車イスの車輪が動いてしまい、車
イスの位置が不安定なものとなってしまう問題があっ
た。そこで、車イスを車上に固定保持するようにするた
めのロック装置が、例えば実開昭58−153821号
公報、及び実開昭54−48735号公報にて提案され
ている。
【0004】上記実開昭58−153821号公報にて
提案されている「車椅子用繋定装置」には、車上におい
て車椅子の車輪を挟んでロックする装置が開示されてい
る。また、上記実開昭54−48735号公報にて提案
されている「けん引車」には、上記車イスの車輪をロッ
クさせるためのロック機構として、旋転型のロック機構
が開示されている。
提案されている「車椅子用繋定装置」には、車上におい
て車椅子の車輪を挟んでロックする装置が開示されてい
る。また、上記実開昭54−48735号公報にて提案
されている「けん引車」には、上記車イスの車輪をロッ
クさせるためのロック機構として、旋転型のロック機構
が開示されている。
【0005】したがって、上記実開昭58−15382
1号公報及び実開昭54−48735号公報にて提案さ
れている技術を利用することで、車イスの車輪を車上に
おいてロックすることができ、車上に載せた車イスが不
安定にならないように固定保持しながら運搬することが
できる。
1号公報及び実開昭54−48735号公報にて提案さ
れている技術を利用することで、車イスの車輪を車上に
おいてロックすることができ、車上に載せた車イスが不
安定にならないように固定保持しながら運搬することが
できる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来より提案
されている車イスの車輪のロック機構は、車輪を容易に
ロックできるようにすること、及びロックされている車
輪を簡単に離脱できるようにすること等の工夫があまり
なされていなかった。
されている車イスの車輪のロック機構は、車輪を容易に
ロックできるようにすること、及びロックされている車
輪を簡単に離脱できるようにすること等の工夫があまり
なされていなかった。
【0007】すなわち、車イスを使用している人は、身
体を自由に動かすことが難しい場合が多いので、車イス
の車輪のロック機構は簡単に操作できるようにすること
が要求されている。
体を自由に動かすことが難しい場合が多いので、車イス
の車輪のロック機構は簡単に操作できるようにすること
が要求されている。
【0008】また、上記車イスを載せていないときに、
車内空間を自由に使用することが上記車イスのロック装
置によって妨げられてしまう問題もあった。
車内空間を自由に使用することが上記車イスのロック装
置によって妨げられてしまう問題もあった。
【0009】本考案は上述の問題点にかんがみ、車上に
車イスを固定保持するようにするロック装置において、
面倒な作業を行うことなく車イスをロック装置に固定保
持できるようにするとともに、上記固定保持している車
イスをロック装置から取り外す時のロック解除を簡単に
行うことができる車イスのロック装置を提供できるよう
にすることを第1の目的とする。
車イスを固定保持するようにするロック装置において、
面倒な作業を行うことなく車イスをロック装置に固定保
持できるようにするとともに、上記固定保持している車
イスをロック装置から取り外す時のロック解除を簡単に
行うことができる車イスのロック装置を提供できるよう
にすることを第1の目的とする。
【0010】また、使用しないときには車上の端部に移
動させておくことができる車イスのロック装置を提供で
きるようにすることを第2の目的とする。
動させておくことができる車イスのロック装置を提供で
きるようにすることを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本考案は次の技術的手段を有する。すなわち、実施
例に対応する添付図面中の符号を用いて説明すると、本
考案は、車上において車イスの車輪15を固定保持する
ための車イスのロック装置において、上記車イスの車輪
15に押されて旋回するロックレバー16と、上記車イ
スの車輪15と当接させるために上記ロックレバー16
の一端部に形成された開口面17と、上記車イスの車輪
15を上記開口面17に当接させるように案内するガイ
ドアーム14と、上記ロックレバー16の所定位置に形
成された止めピン穴21と、上記ロックレバー16が上
記車イスの車輪15に押されて所定のロック位置に旋回
したときに上方に進出して上記止めピン穴21と係合
し、上記ロックレバー16を上記ロック位置に固定保持
する止めピン22と、上記止めピン22を上記ロックレ
バー16側に常時付勢し、上記ロックレバー16がロッ
ク位置に旋回したときに上記止めピン22を上記止めピ
ン穴21内に係合させるようにする付勢バネ25と、上
記止めピン22を下方に移動させて上記ロックレバー1
6の止めピン穴21から抜き取るための解除レバー12
と、上記ロックレバー16の開口面17を車輪解放方向
に向けて常時付勢するスプリング19とをロック装置本
体1が具備することを特徴とする車イスのロック装置で
ある。
に、本考案は次の技術的手段を有する。すなわち、実施
例に対応する添付図面中の符号を用いて説明すると、本
考案は、車上において車イスの車輪15を固定保持する
ための車イスのロック装置において、上記車イスの車輪
15に押されて旋回するロックレバー16と、上記車イ
スの車輪15と当接させるために上記ロックレバー16
の一端部に形成された開口面17と、上記車イスの車輪
15を上記開口面17に当接させるように案内するガイ
ドアーム14と、上記ロックレバー16の所定位置に形
成された止めピン穴21と、上記ロックレバー16が上
記車イスの車輪15に押されて所定のロック位置に旋回
したときに上方に進出して上記止めピン穴21と係合
し、上記ロックレバー16を上記ロック位置に固定保持
する止めピン22と、上記止めピン22を上記ロックレ
バー16側に常時付勢し、上記ロックレバー16がロッ
ク位置に旋回したときに上記止めピン22を上記止めピ
ン穴21内に係合させるようにする付勢バネ25と、上
記止めピン22を下方に移動させて上記ロックレバー1
6の止めピン穴21から抜き取るための解除レバー12
と、上記ロックレバー16の開口面17を車輪解放方向
に向けて常時付勢するスプリング19とをロック装置本
体1が具備することを特徴とする車イスのロック装置で
ある。
【0012】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記ロック装置本体1が左のロック装置本体1Aと右の
ロック装置本体1Bとして配設され、しかも、上記左右
一対のロック装置本体1A,1Bは、車上に旋回可能に
取り付けられた移動バー28上に設置されて成り、さら
に、上記移動バー28は、上記車上の端部位置及び上記
車上における所定の使用状態位置に旋回可能に軸支する
旋回軸29をその一端に有すると共に、上記移動バー2
8が上記旋回軸29を旋回中心軸として旋回した所定位
置において、その位置の車上の床2に固定された移動バ
ー止め具30と係合する止め部31をその他端に有して
成ることを特徴とするものである。
上記ロック装置本体1が左のロック装置本体1Aと右の
ロック装置本体1Bとして配設され、しかも、上記左右
一対のロック装置本体1A,1Bは、車上に旋回可能に
取り付けられた移動バー28上に設置されて成り、さら
に、上記移動バー28は、上記車上の端部位置及び上記
車上における所定の使用状態位置に旋回可能に軸支する
旋回軸29をその一端に有すると共に、上記移動バー2
8が上記旋回軸29を旋回中心軸として旋回した所定位
置において、その位置の車上の床2に固定された移動バ
ー止め具30と係合する止め部31をその他端に有して
成ることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本考案は上記技術手段よりなるので、車イスを
上記ロック装置本体1へロックする場合には、上記車イ
スの使用者が車イスに座ったままの状態で、車イスの車
輪15をガイドアーム14に案内させながらロック装置
本体1に向けて進行させる。そして、上記ロック装置本
体1に設けられているロックレバー16の開口面17に
車イスの左右の車輪15を当接させると、上記ロックレ
バー16が旋回して上記車イスの車輪15をロック位置
に案内する。
上記ロック装置本体1へロックする場合には、上記車イ
スの使用者が車イスに座ったままの状態で、車イスの車
輪15をガイドアーム14に案内させながらロック装置
本体1に向けて進行させる。そして、上記ロック装置本
体1に設けられているロックレバー16の開口面17に
車イスの左右の車輪15を当接させると、上記ロックレ
バー16が旋回して上記車イスの車輪15をロック位置
に案内する。
【0014】上記ロック位置に旋回すると、上記ロック
レバー16に形成されている止めピン穴21に止めピン
22が自動的に係合して上記ロックレバー16をロック
位置に固定する。これにより、上記車イスの車輪15
は、ロックレバー16に固定されてその状態が保持され
るので、車イスの使用者は車イスに乗った通常の状態の
ままでロック操作を行うことが可能となり、ロック作業
を容易に行うことができるようになる。
レバー16に形成されている止めピン穴21に止めピン
22が自動的に係合して上記ロックレバー16をロック
位置に固定する。これにより、上記車イスの車輪15
は、ロックレバー16に固定されてその状態が保持され
るので、車イスの使用者は車イスに乗った通常の状態の
ままでロック操作を行うことが可能となり、ロック作業
を容易に行うことができるようになる。
【0015】そして、ロック状態を解除する場合には、
車イスの使用者が解除レバー12を押すことによって上
記止めピン22を下方に移動させて上記止めピン穴21
から抜き取るようにする。また、これと並行して、車イ
スの車輪15をロック位置から外方へ移動させるように
する。
車イスの使用者が解除レバー12を押すことによって上
記止めピン22を下方に移動させて上記止めピン穴21
から抜き取るようにする。また、これと並行して、車イ
スの車輪15をロック位置から外方へ移動させるように
する。
【0016】上記ロックレバー16は、スプリング19
によって車輪解放方向に付勢されている。このため、止
めピン22が止めピン穴21から離脱されると、その開
口面17が車輪解放方向に向けて自動的に回転するの
で、車イスの車輪15のロックを解除する作業を簡単に
行うことができる。
によって車輪解放方向に付勢されている。このため、止
めピン22が止めピン穴21から離脱されると、その開
口面17が車輪解放方向に向けて自動的に回転するの
で、車イスの車輪15のロックを解除する作業を簡単に
行うことができる。
【0017】また、本発明の他の特徴によれば、上記ロ
ック装置本体1が移動バー28上に設置されているの
で、上記ロック装置本体1を使用しない場合には、上記
移動バー28を旋回させて車上の端部へ移動させるよう
にすることにより、使用しないときに、上記ロック装置
本体1が邪魔にならないようにすることができ、車内空
間を有効に使用することができるようになる。
ック装置本体1が移動バー28上に設置されているの
で、上記ロック装置本体1を使用しない場合には、上記
移動バー28を旋回させて車上の端部へ移動させるよう
にすることにより、使用しないときに、上記ロック装置
本体1が邪魔にならないようにすることができ、車内空
間を有効に使用することができるようになる。
【0018】
【実施例】次に、添付図面に従い本考案の実施例を詳述
する。図1から図11までは本考案の第一の実施例を示
したものである。
する。図1から図11までは本考案の第一の実施例を示
したものである。
【0019】先ず、図1を参照して左右一対になったロ
ック装置本体1のうちの左のロック装置本体1Aに着目
して説明する。このロック装置本体1Aはバス等の車上
において、車上の床2及び車上の側壁3に固定保持され
ている。すなわち、上記車上の床2に水平ベース4がボ
ルト5で固定されているとともに、上記車上の側壁3に
垂直ベース6が固定されている。
ック装置本体1のうちの左のロック装置本体1Aに着目
して説明する。このロック装置本体1Aはバス等の車上
において、車上の床2及び車上の側壁3に固定保持され
ている。すなわち、上記車上の床2に水平ベース4がボ
ルト5で固定されているとともに、上記車上の側壁3に
垂直ベース6が固定されている。
【0020】上記垂直ベース6は、つなぎ板7を介して
水平ベース4と連続しており、全体として骨格の役割を
果たしている。また、上記垂直ベース6の上面には、水
平案内板8が設けられていて、この水平案内板8はその
断面が水平に伸びた後沿直方向下向きに曲がって伸びて
いる形状となっている。そして、上記水平案内板8の面
に当接して移動パネル9が配設されており、この移動パ
ネル9にはストッパー32(図9参照)が形成されてい
て、水平案内板8から移動パネル9が離脱するのを防止
している。
水平ベース4と連続しており、全体として骨格の役割を
果たしている。また、上記垂直ベース6の上面には、水
平案内板8が設けられていて、この水平案内板8はその
断面が水平に伸びた後沿直方向下向きに曲がって伸びて
いる形状となっている。そして、上記水平案内板8の面
に当接して移動パネル9が配設されており、この移動パ
ネル9にはストッパー32(図9参照)が形成されてい
て、水平案内板8から移動パネル9が離脱するのを防止
している。
【0021】上記移動パネル9は、水平案内板8の長手
方向に沿って水平に移動可能となっており、上記水平案
内板8に対して移動パネル9が移動することによって、
左のロック装置本体1Aと右のロック装置本体1Bとの
隣り合う距離の調節を行うことができるようになされて
いる。
方向に沿って水平に移動可能となっており、上記水平案
内板8に対して移動パネル9が移動することによって、
左のロック装置本体1Aと右のロック装置本体1Bとの
隣り合う距離の調節を行うことができるようになされて
いる。
【0022】そして、上記移動パネル9を水平案内板8
に対して固定するための手段として、回転ノブ10が移
動パネル9上に設けられている。上記回転ノブ10を手
で回転させることによってネジの如く水平案内板8側に
進め、上記回転ノブ10の先端部を水平案内板8に押し
つけることによって、上記水平案内板8に移動パネル9
を固定するようにしている。
に対して固定するための手段として、回転ノブ10が移
動パネル9上に設けられている。上記回転ノブ10を手
で回転させることによってネジの如く水平案内板8側に
進め、上記回転ノブ10の先端部を水平案内板8に押し
つけることによって、上記水平案内板8に移動パネル9
を固定するようにしている。
【0023】また、上記水平案内板8の長手方向の両端
部には、上記移動パネル9の移動方向の離脱を防止する
ための移動ストッパー11が突出されている。また、上
記移動パネル9の側面には、後述する解除レバー12の
機構を覆うカバー13と、左右一対のガイドアーム14
が設けられている。
部には、上記移動パネル9の移動方向の離脱を防止する
ための移動ストッパー11が突出されている。また、上
記移動パネル9の側面には、後述する解除レバー12の
機構を覆うカバー13と、左右一対のガイドアーム14
が設けられている。
【0024】上記解除レバー12の上方には、車イスの
車輪15をロックするためのロックレバー16が配設さ
れている。上記ロックレバー16について更に詳しく説
明すると、上記ロックレバー16には、左右一対のガイ
ドアーム14をなす第一のガイドアーム14Aに案内さ
れた車イスの車輪15のタイヤ幅が収まる程度の開口面
17が形成されている。
車輪15をロックするためのロックレバー16が配設さ
れている。上記ロックレバー16について更に詳しく説
明すると、上記ロックレバー16には、左右一対のガイ
ドアーム14をなす第一のガイドアーム14Aに案内さ
れた車イスの車輪15のタイヤ幅が収まる程度の開口面
17が形成されている。
【0025】更に、上記ロックレバー16は旋転可能に
構成されており、上記ロックレバー16を旋転可能にす
るための手段として、上記カバー13に連ねてシャフト
18をロックレバー16に突出させている。そして、上
記突出させたシャフト18にスプリング19の一端を巻
いて取り付けるとともに、上記スプリング19の他端を
ロックレバー16の上部に突出させて形成したスプリン
グ止め部20に取り付けている。
構成されており、上記ロックレバー16を旋転可能にす
るための手段として、上記カバー13に連ねてシャフト
18をロックレバー16に突出させている。そして、上
記突出させたシャフト18にスプリング19の一端を巻
いて取り付けるとともに、上記スプリング19の他端を
ロックレバー16の上部に突出させて形成したスプリン
グ止め部20に取り付けている。
【0026】上述のように構成することにより、車イス
の車輪15がロックレバー16の開口面17に当接し、
これを押圧すると上記ロックレバー16は上記車イスの
車輪15に押されて旋転する。そして、旋転する時に上
記シャフト18がロックレバー16の回転中心軸とな
る。上記ロックレバー16の旋転により、上記スプリン
グ19が旋回方向にねじられることにより、上記ねじれ
を解消しようとする弾性エネルギーが上記スプリング1
9に蓄えられる。
の車輪15がロックレバー16の開口面17に当接し、
これを押圧すると上記ロックレバー16は上記車イスの
車輪15に押されて旋転する。そして、旋転する時に上
記シャフト18がロックレバー16の回転中心軸とな
る。上記ロックレバー16の旋転により、上記スプリン
グ19が旋回方向にねじられることにより、上記ねじれ
を解消しようとする弾性エネルギーが上記スプリング1
9に蓄えられる。
【0027】次に、上記ロックレバー16が車イスの車
輪15に押されてロック位置まで旋回した時に、上記ロ
ックレバー16の所定位置に形成されている止めピン穴
21にピン22が差し込まれる。
輪15に押されてロック位置まで旋回した時に、上記ロ
ックレバー16の所定位置に形成されている止めピン穴
21にピン22が差し込まれる。
【0028】上記止めピン22について、図11を参照
して詳細に説明する。上記止めピン22は、ロックレバ
ー16がロック位置に位置した状態でその位置を保持す
るために、ロックレバー16の下部から上記止めピン穴
21に挿入され、上記ロックレバー16をロック位置に
固定保持するために設けられているものである。また、
解除レバー12は上記止めピン22を上記止めピン穴2
1から抜き取るために設けられているものである。
して詳細に説明する。上記止めピン22は、ロックレバ
ー16がロック位置に位置した状態でその位置を保持す
るために、ロックレバー16の下部から上記止めピン穴
21に挿入され、上記ロックレバー16をロック位置に
固定保持するために設けられているものである。また、
解除レバー12は上記止めピン22を上記止めピン穴2
1から抜き取るために設けられているものである。
【0029】上記止めピン22と解除レバー12とは、
上記カバー13に形成された支持ベース24によって支
持されており、止めピン22と解除レバー12とは連動
して動作するように成されている。また、上記止めピン
22には、その周りに付勢バネ25が巻かれていて、止
めピン22及び解除レバー12を上方向へ常時押すよう
にしている。
上記カバー13に形成された支持ベース24によって支
持されており、止めピン22と解除レバー12とは連動
して動作するように成されている。また、上記止めピン
22には、その周りに付勢バネ25が巻かれていて、止
めピン22及び解除レバー12を上方向へ常時押すよう
にしている。
【0030】これにより、上記止めピン22は、ロック
レバー16がロック位置まで旋転していない状態では、
上記付勢バネ25の力により上記ロックレバー16下面
に当接されている状態となっている。このため、ロック
レバー16がロック位置まで旋転して、上方に止めピン
穴21が回動してくると、止めピン22はバネ25の力
で上方へ押されて上記止めピン穴21に自動的に差し込
まれる。
レバー16がロック位置まで旋転していない状態では、
上記付勢バネ25の力により上記ロックレバー16下面
に当接されている状態となっている。このため、ロック
レバー16がロック位置まで旋転して、上方に止めピン
穴21が回動してくると、止めピン22はバネ25の力
で上方へ押されて上記止めピン穴21に自動的に差し込
まれる。
【0031】そして、上記止めピン穴21に差し込まれ
た状態となっている止めピン22を抜き取る場合には、
上記解除レバー12を下方向に押せばよい。これによ
り、上記解除レバー12と連動して動作する止めピン2
2も下側方向に移動するので、止めピン穴21から止め
ピン22が抜け去り、ロックレバー16はアンロッック
状態となる。
た状態となっている止めピン22を抜き取る場合には、
上記解除レバー12を下方向に押せばよい。これによ
り、上記解除レバー12と連動して動作する止めピン2
2も下側方向に移動するので、止めピン穴21から止め
ピン22が抜け去り、ロックレバー16はアンロッック
状態となる。
【0032】上述のようにして、解除レバー12を押し
下げて上記ロックレバー16をアンロックすると、上記
ロックレバー16はスプリング19の弾性力で自動的に
旋転するので、上記止めピン22は上記ロックレバー1
6の下面に当接することになる。なお、上記解除レバー
12及び止めピン22のそれぞれの下部がカバー13で
覆われている。
下げて上記ロックレバー16をアンロックすると、上記
ロックレバー16はスプリング19の弾性力で自動的に
旋転するので、上記止めピン22は上記ロックレバー1
6の下面に当接することになる。なお、上記解除レバー
12及び止めピン22のそれぞれの下部がカバー13で
覆われている。
【0033】上記左右一対のガイドアーム14A及び1
4Bは、上記つなぎ板7とともに車イスの車輪15を案
内する役割を果たすものである。更に詳しくは、上記ロ
ック装置本体1にロックする際に、車イスの車輪15は
つなぎ板7と第一のガイドアーム14Aとが対向する空
間に沿って上記ロックレバー16の開口面17まで案内
される。この時、車イスの使用者が車輪15を回すため
のハンドル26も上記つなぎ板7と第二のガイドアーム
14Bとが対向する空間に沿って同時に案内される。
4Bは、上記つなぎ板7とともに車イスの車輪15を案
内する役割を果たすものである。更に詳しくは、上記ロ
ック装置本体1にロックする際に、車イスの車輪15は
つなぎ板7と第一のガイドアーム14Aとが対向する空
間に沿って上記ロックレバー16の開口面17まで案内
される。この時、車イスの使用者が車輪15を回すため
のハンドル26も上記つなぎ板7と第二のガイドアーム
14Bとが対向する空間に沿って同時に案内される。
【0034】以上は、左のロック装置本体1Aについて
述べたが、次に、右のロック装置本体1Bについて述べ
る。この右のロック装置本体1Bでは、上記左のロック
装置本体1Aの構成と略同様の部分は省略し、異なる部
分のみを説明する。
述べたが、次に、右のロック装置本体1Bについて述べ
る。この右のロック装置本体1Bでは、上記左のロック
装置本体1Aの構成と略同様の部分は省略し、異なる部
分のみを説明する。
【0035】すなわち、この右のロック装置本体1Bで
は、上記した水平案内板8及び移動パネル9と、回転ノ
ブ10及び移動ストッパー11とを設けることなく、上
記水平ベース4に取付ベース27を固定し、上記取付ベ
ース27に各部材を配設している。
は、上記した水平案内板8及び移動パネル9と、回転ノ
ブ10及び移動ストッパー11とを設けることなく、上
記水平ベース4に取付ベース27を固定し、上記取付ベ
ース27に各部材を配設している。
【0036】なお、上述した例では、ロック装置本体1
を車上の床2及び車上の側壁3に固定したが、その他
に、車上の床2のみに固定してもよく、また、車上の側
壁のみに固定するようにしてもよい。
を車上の床2及び車上の側壁3に固定したが、その他
に、車上の床2のみに固定してもよく、また、車上の側
壁のみに固定するようにしてもよい。
【0037】次に、以上のように構成した本実施例の車
イスのロック装置の使い方を説明する。先ず、車イスを
上記ロック装置本体1へロックする時の操作を説明す
る。車イスをロックしようとする場合には、上記ロック
レバー16はスプリング19に付勢されてその開口面1
7が車イスの車輪15に当接可能な方向、つまり車輪解
放方向に向いている状態となっている。
イスのロック装置の使い方を説明する。先ず、車イスを
上記ロック装置本体1へロックする時の操作を説明す
る。車イスをロックしようとする場合には、上記ロック
レバー16はスプリング19に付勢されてその開口面1
7が車イスの車輪15に当接可能な方向、つまり車輪解
放方向に向いている状態となっている。
【0038】この状態から、車イスをロック装置本体1
に向けて進め、車イスの車輪15及びハンドル26を、
つなぎ板7及びガイドアーム14によって形成される空
間に沿ってロックレバー16に向けて進行させる。
に向けて進め、車イスの車輪15及びハンドル26を、
つなぎ板7及びガイドアーム14によって形成される空
間に沿ってロックレバー16に向けて進行させる。
【0039】そして、上記ロックレバー16の開口面1
7に車イスの車輪15を当接させ、そのままロックレバ
ー16を押して行く。これにより、上記ロックレバー1
6はシャフト18を回転中心軸としてロック位置方向に
旋転し、その結果ロックレバー16及び車イスの車輸1
5はロック位置に到達する。
7に車イスの車輪15を当接させ、そのままロックレバ
ー16を押して行く。これにより、上記ロックレバー1
6はシャフト18を回転中心軸としてロック位置方向に
旋転し、その結果ロックレバー16及び車イスの車輸1
5はロック位置に到達する。
【0040】上記車イスの車輪15に押されて上記ロッ
クレバー16がロック位置に到達すると、上記止めピン
22が止めピン穴21内に進入することにより、ロック
レバー16はロック位置に保持される。これにより、車
イスの車輪15が上記ロックレバー16によってロック
位置に固定保持される。上記操作が車イスの左右の車輪
15に対応した左右のロック装置本体1A、1Bで同時
に行われることにより、車イスはロック装置本体1に固
定保持される。
クレバー16がロック位置に到達すると、上記止めピン
22が止めピン穴21内に進入することにより、ロック
レバー16はロック位置に保持される。これにより、車
イスの車輪15が上記ロックレバー16によってロック
位置に固定保持される。上記操作が車イスの左右の車輪
15に対応した左右のロック装置本体1A、1Bで同時
に行われることにより、車イスはロック装置本体1に固
定保持される。
【0041】次に、上記車イスをロック装置本体1にロ
ックした状態からアンロックする時の操作を述べる。先
ず、車イスの使用者が解除レバー12を手で下方向へ押
すと、上記止めピン22が上記解除レバー12と連動し
て下方に移動するので、止めピン穴21に挿入されてい
た止めピン22が止めピン穴21ないから抜けてロック
レバー16がアンロック状態となる。
ックした状態からアンロックする時の操作を述べる。先
ず、車イスの使用者が解除レバー12を手で下方向へ押
すと、上記止めピン22が上記解除レバー12と連動し
て下方に移動するので、止めピン穴21に挿入されてい
た止めピン22が止めピン穴21ないから抜けてロック
レバー16がアンロック状態となる。
【0042】この時、同時に車イスの車輪15をロック
位置から外す向きに移動させることにより、ロックレバ
ー16は車イスの車輪15を開放する方向に旋回し、ロ
ックレバー16の開口面17が車輪解放方向に向く。そ
して、上記ロックレバー16の開口面17に当接してい
る車イスの車輪15を開放方向に引き続き移動させるこ
とにより、車イスの車輪15をロックレバー16から離
脱させることができる。
位置から外す向きに移動させることにより、ロックレバ
ー16は車イスの車輪15を開放する方向に旋回し、ロ
ックレバー16の開口面17が車輪解放方向に向く。そ
して、上記ロックレバー16の開口面17に当接してい
る車イスの車輪15を開放方向に引き続き移動させるこ
とにより、車イスの車輪15をロックレバー16から離
脱させることができる。
【0043】上記のような操作が左右の車輪15に対応
して設けられている左右のロック装置本体1A、1Bの
両方で同時に行われることにより、車イスをロック装置
本体1から簡単に解放することができるようになる。
して設けられている左右のロック装置本体1A、1Bの
両方で同時に行われることにより、車イスをロック装置
本体1から簡単に解放することができるようになる。
【0044】また、各種の車イスで異なる車イスの両車
輪15間の種々の幅に対応して、上記左のロック装置本
体1Aの移動パネル9を移動させることによって、種々
のサイズの車イスをロックすることができる。
輪15間の種々の幅に対応して、上記左のロック装置本
体1Aの移動パネル9を移動させることによって、種々
のサイズの車イスをロックすることができる。
【0045】次に、図12を参照して本考案の車イスの
ロック装置の第二の実施例を説明する。この例で、第一
の実施例と略同様の部分は詳細な説明を省略し、異なる
部分のみを説明する。
ロック装置の第二の実施例を説明する。この例で、第一
の実施例と略同様の部分は詳細な説明を省略し、異なる
部分のみを説明する。
【0046】本実施例においては、ロック装置本体1が
左のロック装置本体1Aと右のロック装置本体1Bとし
て配設され、しかも、上記左右一対のロック装置本体1
A,1Bが移動バー28上に設置されている場合を示し
ており、上記移動バー28は、その一端が車上の床2に
固定された旋回軸29に旋回可能に軸支されているもの
である。
左のロック装置本体1Aと右のロック装置本体1Bとし
て配設され、しかも、上記左右一対のロック装置本体1
A,1Bが移動バー28上に設置されている場合を示し
ており、上記移動バー28は、その一端が車上の床2に
固定された旋回軸29に旋回可能に軸支されているもの
である。
【0047】また、上記移動バー28の他端には、移動
バー28が上記旋回軸29を軸として旋回した時に、移
動バー28が車上の端部に位置した状態、及び車上のロ
ック装置本体1を設置する所定の場所に位置した状態で
その位置の車上の床2に固定された移動バー止め具30
を固定して保持するための止め部31が設けられてい
る。
バー28が上記旋回軸29を軸として旋回した時に、移
動バー28が車上の端部に位置した状態、及び車上のロ
ック装置本体1を設置する所定の場所に位置した状態で
その位置の車上の床2に固定された移動バー止め具30
を固定して保持するための止め部31が設けられてい
る。
【0048】以上のように構成された本実施例の車イス
のロック装置を使用する場合には、以下のようにする。
すなわち、先ず、上記ロック装置本体1を使用しない場
合には、上記移動バー28を車上の端部へ旋回させ、そ
の位置に設けられている移動バー止め具30に移動バー
28の止め部31を係合し、ロック装置本体1を車上の
端部に固定保持しておく。
のロック装置を使用する場合には、以下のようにする。
すなわち、先ず、上記ロック装置本体1を使用しない場
合には、上記移動バー28を車上の端部へ旋回させ、そ
の位置に設けられている移動バー止め具30に移動バー
28の止め部31を係合し、ロック装置本体1を車上の
端部に固定保持しておく。
【0049】また、上記ロック装置本体1を使用する場
合には、上記車上の端部からロック装置本体1を設置す
る所定の場所まで移動バー28を旋回させ、その位置に
設けられている移動バー止め具30(図示せず)に止め
部31を接続し、ロック装置本体1を所定の設置場所で
固定保持させる。
合には、上記車上の端部からロック装置本体1を設置す
る所定の場所まで移動バー28を旋回させ、その位置に
設けられている移動バー止め具30(図示せず)に止め
部31を接続し、ロック装置本体1を所定の設置場所で
固定保持させる。
【0050】以上のように、本実施例の車イスのロック
装置は、車イスの車輪15に押されて上記車イスの車輪
15を挟むように旋転するロックレバー16と、上記ロ
ックレバー16がロック位置へ旋転した時に、上記ロッ
クレバー16をロック位置に固定するための止めピン2
2とを設けたので、車イスの車輪15をロック装置本体
1にロックする場合には、車イスの車輪15をロックレ
バー16に当接させて移動すればよく、車イスの車輪1
5を車イスのロック装置にロックする操作を容易に行う
ことができる。
装置は、車イスの車輪15に押されて上記車イスの車輪
15を挟むように旋転するロックレバー16と、上記ロ
ックレバー16がロック位置へ旋転した時に、上記ロッ
クレバー16をロック位置に固定するための止めピン2
2とを設けたので、車イスの車輪15をロック装置本体
1にロックする場合には、車イスの車輪15をロックレ
バー16に当接させて移動すればよく、車イスの車輪1
5を車イスのロック装置にロックする操作を容易に行う
ことができる。
【0051】また、上記止めピン22をアンロックする
ための解除レバー12と、上記止めピン22がアンロッ
クしたときに開口面17が車輪解放方向に向くようにロ
ックレバー16を動かすためのスプリング19とを設け
たので、車イスの車輪15をロック装置本体1から外す
場合には、上記解除レバー12を下方向に押しながら、
車イスの車輪15を移動させるだけでよく、車イスの車
輪15を離脱させる操作を容易に行うことができる。
ための解除レバー12と、上記止めピン22がアンロッ
クしたときに開口面17が車輪解放方向に向くようにロ
ックレバー16を動かすためのスプリング19とを設け
たので、車イスの車輪15をロック装置本体1から外す
場合には、上記解除レバー12を下方向に押しながら、
車イスの車輪15を移動させるだけでよく、車イスの車
輪15を離脱させる操作を容易に行うことができる。
【0052】
【考案の効果】以上詳述した如く、本考案によれば、車
イスをロック装置本体へロックする場合には、車イスの
車輪をガイドアームに案内させながらロック装置本体に
向けて進行させ、上記ロック装置本体に設けられている
ロックレバーの開口面に車イスの左右の車輪を当接させ
れば、上記ロックレバーが旋回して上記車イスの車輪を
ロック位置に案内する。そして、上記ロック位置におい
て、上記ロックレバーに形成されている止めピン穴に止
めピンが自動的に係合して上記ロックレバーをロック位
置に固定することにより、上記車イスの車輪をロック位
置に固定保持することができ、車イスの使用者は車イス
に乗った通常の状態でロック操作を行うことが可能とな
り、車イスをロックする作業を容易に行うことができ
る。
イスをロック装置本体へロックする場合には、車イスの
車輪をガイドアームに案内させながらロック装置本体に
向けて進行させ、上記ロック装置本体に設けられている
ロックレバーの開口面に車イスの左右の車輪を当接させ
れば、上記ロックレバーが旋回して上記車イスの車輪を
ロック位置に案内する。そして、上記ロック位置におい
て、上記ロックレバーに形成されている止めピン穴に止
めピンが自動的に係合して上記ロックレバーをロック位
置に固定することにより、上記車イスの車輪をロック位
置に固定保持することができ、車イスの使用者は車イス
に乗った通常の状態でロック操作を行うことが可能とな
り、車イスをロックする作業を容易に行うことができ
る。
【0053】また、ロック状態を解除する場合には、解
除レバーを押すことによって上記止めピンを下方に移動
させて上記止めピン穴から離脱させるようにするととも
に、これと並行して車イスの車輪をロック位置から外方
へ移動させるようにすると、上記ロックレバーはスプリ
ングによって車輪解放方向に付勢されて、その開口面が
車輪解放方向に向けて自動的に回転するので、車イスの
車輪のロックを解除する作業を簡単に行うことができ
る。
除レバーを押すことによって上記止めピンを下方に移動
させて上記止めピン穴から離脱させるようにするととも
に、これと並行して車イスの車輪をロック位置から外方
へ移動させるようにすると、上記ロックレバーはスプリ
ングによって車輪解放方向に付勢されて、その開口面が
車輪解放方向に向けて自動的に回転するので、車イスの
車輪のロックを解除する作業を簡単に行うことができ
る。
【0054】また、本発明の他の特徴によれば、車上に
旋回自在に配設された移動バー上に上記ロック装置本体
を設置したので、上記ロック装置本体を使用しない場合
には上記移動バーを旋回させて車上の端部へ移動させる
ことができ、その結果、ロック装置本体を使用しないと
きに上記ロック装置本体が邪魔にならないようにするこ
とができるので、車内空間を有効に使用することができ
るようになる。
旋回自在に配設された移動バー上に上記ロック装置本体
を設置したので、上記ロック装置本体を使用しない場合
には上記移動バーを旋回させて車上の端部へ移動させる
ことができ、その結果、ロック装置本体を使用しないと
きに上記ロック装置本体が邪魔にならないようにするこ
とができるので、車内空間を有効に使用することができ
るようになる。
【図1】第一の実施例における左のロック装置に対して
車イスの車輪がアンロックになっている状態を示した上
面図である。
車イスの車輪がアンロックになっている状態を示した上
面図である。
【図2】第一の実施例における右のロック装置に対して
車イスの車輪がアンロックになっている状態を示した上
面図である。
車イスの車輪がアンロックになっている状態を示した上
面図である。
【図3】右のロック装置におけるロックレバーのアンロ
ック状態を示した図である。
ック状態を示した図である。
【図4】右のロック装置におけるロックレバーのロック
状態を示した図である。
状態を示した図である。
【図5】第一の実施例における左のロック装置に対して
車イスの車輪をロックした状態を示した上面図である。
車イスの車輪をロックした状態を示した上面図である。
【図6】第一の実施例における右のロック装置に対して
車イスの車輪をロックした状態を示した上面図である。
車イスの車輪をロックした状態を示した上面図である。
【図7】図5における左のロック装置の正面図である。
【図8】図6における右のロック装置の正面図である。
【図9】図5における左のロック装置の側面図である。
【図10】図6における右のロック装置の側面図であ
る。
る。
【図11】止めピン及び解除レバーを示した図である。
【図12】第二の実施例におけるロック装置の上面図で
ある。
ある。
1 ロック装置 1A 左のロック装置 1B 右のロック装置 2 車上の床 3 車上の側壁 4 水平ベース 4a 水平ベースの上面 5 ボルト 6 垂直ベース 7 つなぎ板 8 水平案内板 9 移動パネル 10 回転ノブ 11 移動ストッパー 12 解除レバー 13 カバー 14 ガイドアーム 14A 第一のガイドアーム 14B 第二のガイドアーム 15 車イスの車輪15 16 ロックレバー 17 開口面 18 シャフト 19 スプリング 20 スプリング止め部 21 止めピン穴 22 止めピン 24 支持ベース 25 バネ 26 ハンドル 27 取付ベース 28 移動バー 29 旋回軸 30 移動バー止め具 31 止め部 32 ストッパー
Claims (2)
- 【請求項1】 車上において車イスの車輪15を固定保
持するための車イスのロック装置において、 上記車イスの車輪15に押されて旋回するロックレバー
16と、 上記車イスの車輪15と当接させるために上記ロックレ
バー16の一端部に形成された開口面17と、 上記車イスの車輪15を上記開口面17に当接させるよ
うに案内するガイドアーム14と、 上記ロックレバー16の所定位置に形成された止めピン
穴21と、 上記ロックレバー16が上記車イスの車輪15に押され
て所定のロック位置に旋回したときに上方に進出して上
記止めピン穴21と係合し、上記ロックレバー16を上
記ロック位置に固定保持する止めピン22と、 上記止めピン22を上記ロックレバー16側に常時付勢
し、上記ロックレバー16がロック位置に旋回したとき
に上記止めピン22を上記止めピン穴21内に係合させ
るようにする付勢バネ25と、 上記止めピン22を下方に移動させて上記ロックレバー
16の止めピン穴21から抜き取るための解除レバー1
2と、 上記ロックレバー16の開口面17を車輪解放方向に向
けて常時付勢するスプリング19とをロック装置本体1
が具備することを特徴とする車イスのロック装置。 - 【請求項2】 上記ロック装置本体1は、左のロック装
置本体1Aと右のロック装置本体1Bとして配設され、
しかも、上記左右一対のロック装置本体1A,1Bは、
車上に旋回可能に取り付けられた移動バー28上に設置
されて成り、さらに、上記移動バー28は、上記車上の
端部位置及び上記車上における所定の使用状態位置に旋
回可能に軸支する旋回軸29をその一端に有すると共
に、上記移動バー28が上記旋回軸29を旋回中心軸と
して旋回した所定位置において、その位置の車上の床2
に固定された移動バー止め具30と係合する止め部31
をその他端に有して成ることを特徴とする請求項1記載
の車イスのロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991033923U JP2545797Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 車イスのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991033923U JP2545797Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 車イスのロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563531U JPH0563531U (ja) | 1993-08-24 |
JP2545797Y2 true JP2545797Y2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=12400042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991033923U Expired - Lifetime JP2545797Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 車イスのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2545797Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100928081B1 (ko) * | 2008-01-09 | 2009-11-23 | (주)세퍼스 시스템 | 이동수단에 구비된 휠체어의 휠 고정장치 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828579Y2 (ja) * | 1979-06-14 | 1983-06-22 | 長田電機工業株式会社 | 身障者用歯科ユニットにおける車椅子固定装置 |
JPS5752812A (en) * | 1980-09-16 | 1982-03-29 | Shimadzu Corp | Stereoscopic photograph observing apparatus |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP1991033923U patent/JP2545797Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100928081B1 (ko) * | 2008-01-09 | 2009-11-23 | (주)세퍼스 시스템 | 이동수단에 구비된 휠체어의 휠 고정장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0563531U (ja) | 1993-08-24 |
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