JP2545185Y2 - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
- Publication number
- JP2545185Y2 JP2545185Y2 JP206591U JP206591U JP2545185Y2 JP 2545185 Y2 JP2545185 Y2 JP 2545185Y2 JP 206591 U JP206591 U JP 206591U JP 206591 U JP206591 U JP 206591U JP 2545185 Y2 JP2545185 Y2 JP 2545185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- lamp
- lamp socket
- intermediate piece
- lighting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、棚下等に適用される
照明器具に関するものである。
照明器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の棚下に適用された照明器具を第３
図ないし第５図に示す。すなわち、この照明器具は、器
具本体５５が一対の側片５０と中間片５１からなる断面
コ字形であり、中間片５１の外面にランプソケット５２
およびコンセント５３を取付け、中間片５１の内側に安
定器５４その他の点灯部品を取付け、さらに器具本体５
５に係止爪５６を突設している。また棚５７の下面に取
付ビス５８でカバー５９を取付け、第４図に示す矢印の
ように器具本体５５をカバー５９に接近して、カバー５
９の係止部６０に器具本体５５の係止爪５６を係止する
とともに、器具本体５５を受け部６１に係止している。
６２はプラグ、６３はランプ、６４は安定器取付ねじ、
６５は電源線、６６はランプ線である。
図ないし第５図に示す。すなわち、この照明器具は、器
具本体５５が一対の側片５０と中間片５１からなる断面
コ字形であり、中間片５１の外面にランプソケット５２
およびコンセント５３を取付け、中間片５１の内側に安
定器５４その他の点灯部品を取付け、さらに器具本体５
５に係止爪５６を突設している。また棚５７の下面に取
付ビス５８でカバー５９を取付け、第４図に示す矢印の
ように器具本体５５をカバー５９に接近して、カバー５
９の係止部６０に器具本体５５の係止爪５６を係止する
とともに、器具本体５５を受け部６１に係止している。
６２はプラグ、６３はランプ、６４は安定器取付ねじ、
６５は電源線、６６はランプ線である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この照明器具は、棚５
７の前方からの見掛かり上、器具本体５５を極力薄くす
ることが要求される。またランプ６３の細管化やインバ
ータ化に伴っても器具本体５５の薄形化が要求されるよ
うになった。ところが、器具本体５５は奥行きの深いコ
字状になり、ランプソケット５２，コンセント５３，安
定器５４等の点灯部品は全て器具本体５５の底部の中間
片５１に取付けられるので、組立が困難になるという欠
点があった。
７の前方からの見掛かり上、器具本体５５を極力薄くす
ることが要求される。またランプ６３の細管化やインバ
ータ化に伴っても器具本体５５の薄形化が要求されるよ
うになった。ところが、器具本体５５は奥行きの深いコ
字状になり、ランプソケット５２，コンセント５３，安
定器５４等の点灯部品は全て器具本体５５の底部の中間
片５１に取付けられるので、組立が困難になるという欠
点があった。
【０００４】また器具本体５５の中間片５１の内側に安
定器５４が取付けられ、中間片５１の前面にランプ６３
が位置するので、ランプ６３の熱と安定器５４の熱が相
互干渉して各々が温度上昇するという欠点がある。さら
に、インバータ式の照明器具の場合、電源線６５とラン
プ線６６が器具本体５５の長手方向に並べて配線される
ので電源線６５にランプ線６６のノイズが侵入し雑音レ
ベルが高くなるという欠点があった。
定器５４が取付けられ、中間片５１の前面にランプ６３
が位置するので、ランプ６３の熱と安定器５４の熱が相
互干渉して各々が温度上昇するという欠点がある。さら
に、インバータ式の照明器具の場合、電源線６５とラン
プ線６６が器具本体５５の長手方向に並べて配線される
ので電源線６５にランプ線６６のノイズが侵入し雑音レ
ベルが高くなるという欠点があった。
【０００５】したがって、この考案の目的は、組立を簡
単にできるとともに薄形化でき、ランプの熱と安定器の
熱の相互干渉を防止でき、さらに電源線の雑音レベルを
低減することができる照明器具を提供することである。
単にできるとともに薄形化でき、ランプの熱と安定器の
熱の相互干渉を防止でき、さらに電源線の雑音レベルを
低減することができる照明器具を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この考案の照明器具は、
一対の側片と中間片からなる断面コ字形であって前記中
間片にランプソケット用孔を形成した器具本体と、前記
中間片の内側に配線空間を介して取付けられて前記ラン
プソケット用孔に通されるランプソケットその他のイン
バータ点灯部品を搭載するとともに前記ランプソケット
に接続されるランプ線と電源線とを表裏に分離して配線
するようにしたシャーシとを備えたものである。
一対の側片と中間片からなる断面コ字形であって前記中
間片にランプソケット用孔を形成した器具本体と、前記
中間片の内側に配線空間を介して取付けられて前記ラン
プソケット用孔に通されるランプソケットその他のイン
バータ点灯部品を搭載するとともに前記ランプソケット
に接続されるランプ線と電源線とを表裏に分離して配線
するようにしたシャーシとを備えたものである。
【０００７】
【作用】この考案の構成によれば、シャーシにインバー
タ点灯部品を搭載し、そのシャーシを器具本体に取付け
ることにより照明器具が組立られるので、器具本体を薄
形化しても器具本体への組立が容易になる。またシャー
シの表裏に電源線とランプ線を分離して配線したため、
電源線とランプ線がシャーシによって隔離されるのでノ
イズを抑えることができ、電源線の雑音レベルを低減で
きる。さらに器具本体の中間片と点灯部品を搭載したシ
ャーシとの間に配線空間を形成したため、ランプの熱と
安定器の熱の相互干渉を防止することができる。
タ点灯部品を搭載し、そのシャーシを器具本体に取付け
ることにより照明器具が組立られるので、器具本体を薄
形化しても器具本体への組立が容易になる。またシャー
シの表裏に電源線とランプ線を分離して配線したため、
電源線とランプ線がシャーシによって隔離されるのでノ
イズを抑えることができ、電源線の雑音レベルを低減で
きる。さらに器具本体の中間片と点灯部品を搭載したシ
ャーシとの間に配線空間を形成したため、ランプの熱と
安定器の熱の相互干渉を防止することができる。
【０００８】
【実施例】この考案の一実施例を第１図および第２図に
より説明する。すなわち、この棚下用の照明器具は、器
具本体１と、シャーシ２とを有する。器具本体１は、一
対の側片３と中間片４からなる断面コ字形であって中間
片４にランプソケット用孔５を形成している。ランプソ
ケット用孔５は中間片４の両端部に形成され、その一方
のランプソケット用孔５の外側にコンセント用孔６を形
成している。また一対の側片３にはシャーシ２を取付け
るための嵌合用だぼ１２を内向きのたたき出しにより形
成している。
より説明する。すなわち、この棚下用の照明器具は、器
具本体１と、シャーシ２とを有する。器具本体１は、一
対の側片３と中間片４からなる断面コ字形であって中間
片４にランプソケット用孔５を形成している。ランプソ
ケット用孔５は中間片４の両端部に形成され、その一方
のランプソケット用孔５の外側にコンセント用孔６を形
成している。また一対の側片３にはシャーシ２を取付け
るための嵌合用だぼ１２を内向きのたたき出しにより形
成している。
【０００９】シャーシ２は、中間片４の内側に配線空間
７を介して取付けられてランプソケット用孔５に通され
るランプソケット８その他のインバータ点灯部品を搭載
するとともにランプソケット８に接続されるランプ線１
１と電源線１０とを表裏に分離して配線するようにして
いる。シャーシ２は金属製であり、配線空間７を形成す
るため両側部１５を折曲して略コ字状をなすようにして
いる。またランプソケット８はランプソケット用孔５に
対応した位置でシャーシ２の裏側に取付け、コンセント
９はコンセント用孔６に対応した位置でシャーシ２に貫
通して取付けられ、またインバータ点灯部品としてイン
バータ式の安定器１４をシャーシ２の表側に取付けてい
る。ランプソケット８のランプ線１１はシャーシ２の裏
側を通ってシャーシ２の中央側に配線され安定器１４の
近傍のシャーシ穴１３を通って安定器１４に接続されて
いる。また電源線１０はシャーシ２の表側を通ってコン
セント９とプラグ（図示せず）に接続され、安定器１４
に接続されている。１６は器具本体１の嵌合用だぼ１２
に嵌合する嵌合用孔であり、１７はシャーシ２に基部が
取付ねじ２３により取付けられたカバー係止用の係止
爪、１８は棚１９の下面に取付用ビス２０で取付けられ
た棚下取付用のカバーであり、係止爪１７を係止する係
止部２１と器具本体１の側片３を支持する受け部２２を
有する。２４は安定器取付ねじである。
７を介して取付けられてランプソケット用孔５に通され
るランプソケット８その他のインバータ点灯部品を搭載
するとともにランプソケット８に接続されるランプ線１
１と電源線１０とを表裏に分離して配線するようにして
いる。シャーシ２は金属製であり、配線空間７を形成す
るため両側部１５を折曲して略コ字状をなすようにして
いる。またランプソケット８はランプソケット用孔５に
対応した位置でシャーシ２の裏側に取付け、コンセント
９はコンセント用孔６に対応した位置でシャーシ２に貫
通して取付けられ、またインバータ点灯部品としてイン
バータ式の安定器１４をシャーシ２の表側に取付けてい
る。ランプソケット８のランプ線１１はシャーシ２の裏
側を通ってシャーシ２の中央側に配線され安定器１４の
近傍のシャーシ穴１３を通って安定器１４に接続されて
いる。また電源線１０はシャーシ２の表側を通ってコン
セント９とプラグ（図示せず）に接続され、安定器１４
に接続されている。１６は器具本体１の嵌合用だぼ１２
に嵌合する嵌合用孔であり、１７はシャーシ２に基部が
取付ねじ２３により取付けられたカバー係止用の係止
爪、１８は棚１９の下面に取付用ビス２０で取付けられ
た棚下取付用のカバーであり、係止爪１７を係止する係
止部２１と器具本体１の側片３を支持する受け部２２を
有する。２４は安定器取付ねじである。
【００１０】この実施例によれば、シャーシ２にインバ
ータ点灯部品を搭載し、そのシャーシ２を器具本体１に
取付けることにより照明器具が組立られるので、器具本
体１を薄形化しても器具本体１への組立が容易になる。
またシャーシ２の表裏に電源線１０とランプ線１１を分
離して配線したため、電源線１０とランプ線１１がシャ
ーシ２によって隔離されるのでノイズを抑えることがで
き、電源線１０の雑音レベルを低減できる。さらに器具
本体１の中間片４とインバータ点灯部品を搭載したシャ
ーシ２との間に配線空間７を設けたため、ランプ（図示
せず）の熱と安定器１４の熱の相互干渉を防止すること
ができる。
ータ点灯部品を搭載し、そのシャーシ２を器具本体１に
取付けることにより照明器具が組立られるので、器具本
体１を薄形化しても器具本体１への組立が容易になる。
またシャーシ２の表裏に電源線１０とランプ線１１を分
離して配線したため、電源線１０とランプ線１１がシャ
ーシ２によって隔離されるのでノイズを抑えることがで
き、電源線１０の雑音レベルを低減できる。さらに器具
本体１の中間片４とインバータ点灯部品を搭載したシャ
ーシ２との間に配線空間７を設けたため、ランプ（図示
せず）の熱と安定器１４の熱の相互干渉を防止すること
ができる。
【００１１】なお、配線空間７を形成するためのスペー
スはシャーシ２の両側部１５に限らず、別体の脚部材
（図示せず）をシャーシ２に取付けたものでもよく、ま
た器具本体１とシャーシ２の取付位置により配線空間７
を形成してもよい。またシャーシ２は嵌合用だぼ１２と
嵌合孔１６の嵌合により器具本体１に取付けられたが、
ビス等の取付具により取付けられてもよい。
スはシャーシ２の両側部１５に限らず、別体の脚部材
（図示せず）をシャーシ２に取付けたものでもよく、ま
た器具本体１とシャーシ２の取付位置により配線空間７
を形成してもよい。またシャーシ２は嵌合用だぼ１２と
嵌合孔１６の嵌合により器具本体１に取付けられたが、
ビス等の取付具により取付けられてもよい。
【００１２】
【考案の効果】この考案の照明器具は、シャーシにイン
バータ点灯部品を搭載し、そのシャーシを器具本体に取
付けることにより照明器具が組立られるので、器具本体
を薄形化しても器具本体への組立が容易になる。またシ
ャーシの表裏に電源線とランプ線を分離して配線したた
め、電源線とランプ線がシャーシによって隔離されるの
でノイズを抑えることができ、電源線の雑音レベルを低
減できる。さらに器具本体の中間片と点灯部品を搭載し
たシャーシとの間に配線空間を形成したため、ランプの
熱と安定器の熱の相互干渉を防止することができるとい
う効果がある。
バータ点灯部品を搭載し、そのシャーシを器具本体に取
付けることにより照明器具が組立られるので、器具本体
を薄形化しても器具本体への組立が容易になる。またシ
ャーシの表裏に電源線とランプ線を分離して配線したた
め、電源線とランプ線がシャーシによって隔離されるの
でノイズを抑えることができ、電源線の雑音レベルを低
減できる。さらに器具本体の中間片と点灯部品を搭載し
たシャーシとの間に配線空間を形成したため、ランプの
熱と安定器の熱の相互干渉を防止することができるとい
う効果がある。
【図１】この考案の一実施例の要部分解斜視図である。
【図２】照明器具を棚下に取付けた状態の側面図であ
る。
る。
【図３】従来例の棚下に取付けた状態の側面図である。
【図４】カバーに器具本体を取付ける過程を示す側面図
である。
である。
【図５】照明器具の平面図である。
１ 器具本体 ２ シャーシ ３ 側片 ４ 中間片 ５ ランプソケット用孔 ７ 配線空間 ８ ランプソケット １０ 電源線 １１ ランプ線
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の側片と中間片からなる断面コ字形
であって前記中間片にランプソケット用孔を形成した器
具本体と、前記中間片の内側に配線空間を介して取付け
られて前記ランプソケット用孔に通されるランプソケッ
トその他のインバータ点灯部品を搭載するとともに前記
ランプソケットに接続されるランプ線と電源線とを表裏
に分離して配線するようにしたシャーシとを備えた照明
器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP206591U JP2545185Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP206591U JP2545185Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 照明器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499612U JPH0499612U (ja) | 1992-08-28 |
| JP2545185Y2 true JP2545185Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=31729929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP206591U Expired - Lifetime JP2545185Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | 照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545185Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP206591U patent/JP2545185Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499612U (ja) | 1992-08-28 |
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