JP2543351B2 - 静電式ブラシクリ−ニング装置 - Google Patents
静電式ブラシクリ−ニング装置Info
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- JP2543351B2 JP2543351B2 JP61226236A JP22623686A JP2543351B2 JP 2543351 B2 JP2543351 B2 JP 2543351B2 JP 61226236 A JP61226236 A JP 61226236A JP 22623686 A JP22623686 A JP 22623686A JP 2543351 B2 JP2543351 B2 JP 2543351B2
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- toner
- brush
- photoconductor
- cleaning device
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G21/0005—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium
- G03G21/0035—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge for removing solid developer or debris from the electrographic recording medium using a brush; Details of cleaning brushes, e.g. fibre density
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真複写機のクリーニング装置に関
し、詳しくは、導電性繊維植設ブラシを用いて静電的吸
引力を利用して感光体表面のクリーニングを行なうよう
にした静電式ブラシクリーニング装置に関するものであ
る。
し、詳しくは、導電性繊維植設ブラシを用いて静電的吸
引力を利用して感光体表面のクリーニングを行なうよう
にした静電式ブラシクリーニング装置に関するものであ
る。
従来の技術 静電式ブラシクリーニング装置は第1図に示すように
なつていて、ハウジング15内に導電性ブラシ17を像担持
体(以下これを感光体という)1に摺擦するように設
け、この導電性ブラシ17にトナー回収ロール19を接触さ
せると共に、トナー回収ロール19にスクレーバ21を接触
させ、導電性ブラシ17には電圧を印加し、トナー回収ロ
ール19には同極性の、より高い電圧を印加すると共に、
ハウジング15の回転方向前方にプレクリーニングコロト
ロン13とプレクリーニングランプ13′とを設け、感光体
1より用紙に転写した残りのトナー像(以下これを残留
トナーという)を、まず直流電圧が印加されたプレクリ
ーニングコロトロン13で単一極性に帯電する。この従来
例では(−)は帯電されている。
なつていて、ハウジング15内に導電性ブラシ17を像担持
体(以下これを感光体という)1に摺擦するように設
け、この導電性ブラシ17にトナー回収ロール19を接触さ
せると共に、トナー回収ロール19にスクレーバ21を接触
させ、導電性ブラシ17には電圧を印加し、トナー回収ロ
ール19には同極性の、より高い電圧を印加すると共に、
ハウジング15の回転方向前方にプレクリーニングコロト
ロン13とプレクリーニングランプ13′とを設け、感光体
1より用紙に転写した残りのトナー像(以下これを残留
トナーという)を、まず直流電圧が印加されたプレクリ
ーニングコロトロン13で単一極性に帯電する。この従来
例では(−)は帯電されている。
次にプレクリーニングコロトロン13とは逆の極性の直
流電圧が印加された導電性ブラシ17を感光体1に摺擦さ
せて感光体1上の残留トナーをクリーニングするように
なつている。
流電圧が印加された導電性ブラシ17を感光体1に摺擦さ
せて感光体1上の残留トナーをクリーニングするように
なつている。
クリーニングされた残留トナーは、導電性ブラシ17よ
りトナー回収ロール19に転移してスクレーパ21で離脱さ
れてホツパ上に落下し、スクリユーコンベア22でハウジ
ング15外に搬送されるようになつている。
りトナー回収ロール19に転移してスクレーパ21で離脱さ
れてホツパ上に落下し、スクリユーコンベア22でハウジ
ング15外に搬送されるようになつている。
発明が解決しようとする問題点 上記静電式ブラシクリーニング装置にあつては上記し
た構成から理解できるように、このクリーニング装置は
導電性ブラシ17から静電的にトナーをトナー回収ロール
19へ搬送するため、トナーが導電性ブラシ17から離散し
やすく、離散したトナーがクリーナ装置内壁に付着し、
ひいては感光体1上に落下してしまい、さらにトナーが
導電性ブラシ17中に入り込んで蓄積され、これが感光体
1上に落下してしまい、これらのことにより感光体1が
汚され、コピー画像に悪影響を及ぼすトラブルとなつて
いた。
た構成から理解できるように、このクリーニング装置は
導電性ブラシ17から静電的にトナーをトナー回収ロール
19へ搬送するため、トナーが導電性ブラシ17から離散し
やすく、離散したトナーがクリーナ装置内壁に付着し、
ひいては感光体1上に落下してしまい、さらにトナーが
導電性ブラシ17中に入り込んで蓄積され、これが感光体
1上に落下してしまい、これらのことにより感光体1が
汚され、コピー画像に悪影響を及ぼすトラブルとなつて
いた。
従来はこのトラブルを防ぐため、強制的にハウジング
15のエアを吸引してトナーを集めたり、ハウジング15の
内側に人工的に突起を設け、導電性ブラシ17の回転を利
用して気流を作ることによりトナーを集めたりする方法
等が行なわれていた。
15のエアを吸引してトナーを集めたり、ハウジング15の
内側に人工的に突起を設け、導電性ブラシ17の回転を利
用して気流を作ることによりトナーを集めたりする方法
等が行なわれていた。
しかしながら強制的にエア吸引を行なうためには、吸
引装置を必要とし、スペース、コスト、騒音の問題があ
る。また突起を設けて導電性ブラシ17の回転を利用して
作つた気流では、いくらこのブラシ17の回転速度をあげ
ても吸引力に限界があり、汚れの程度を小さくすること
は難かしかつた。
引装置を必要とし、スペース、コスト、騒音の問題があ
る。また突起を設けて導電性ブラシ17の回転を利用して
作つた気流では、いくらこのブラシ17の回転速度をあげ
ても吸引力に限界があり、汚れの程度を小さくすること
は難かしかつた。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明は上記のことにかんがみなされたもので、他の
補助的手段なしに、クリーニング装置の内壁へのトナー
の付着や導電性ブラシ中に蓄積されるトナーの量を減少
させ、ひいては感光体上へのトナーの落下を防ぎ、コピ
ー画像への悪影響をなくすことができるようにした静電
式ブラシクリーニング装置を提供しようとするもので、
その構成は、導電性ブラシ17を感光体1の表面に摺擦さ
せ前記感光体1の表面を清掃する電子写真複写機の静電
式ブラシクリーニング装置において、上記導電性ブラシ
17を感光体1上方に配置され下方が開放されたハウジン
グ15内に設けると共に、上記導電性ブラシ17に接触する
ようにトナー回収ロール19を設け、上記導電性ブラシ17
及びトナー回収ロール19に対して、前記トナー回収ロー
ル19にかかる電圧値が前記導電性ブラシ17にかかる電圧
値よりも高くなるように、同極性のバイアス電圧を印加
し、上記導電性ブラシ17の導電性繊維の先端部での回転
スピードを40〜200mm/sとした構成となっており、感光
体1の表面と摺擦しながら回転する導電性ブラシ17によ
り残留トナーが除去される。そして導電性ブラシ17に吸
着されたトナーはトナー回収ロール19へ転移された後ス
クレーパ21により掻き落とされる。
補助的手段なしに、クリーニング装置の内壁へのトナー
の付着や導電性ブラシ中に蓄積されるトナーの量を減少
させ、ひいては感光体上へのトナーの落下を防ぎ、コピ
ー画像への悪影響をなくすことができるようにした静電
式ブラシクリーニング装置を提供しようとするもので、
その構成は、導電性ブラシ17を感光体1の表面に摺擦さ
せ前記感光体1の表面を清掃する電子写真複写機の静電
式ブラシクリーニング装置において、上記導電性ブラシ
17を感光体1上方に配置され下方が開放されたハウジン
グ15内に設けると共に、上記導電性ブラシ17に接触する
ようにトナー回収ロール19を設け、上記導電性ブラシ17
及びトナー回収ロール19に対して、前記トナー回収ロー
ル19にかかる電圧値が前記導電性ブラシ17にかかる電圧
値よりも高くなるように、同極性のバイアス電圧を印加
し、上記導電性ブラシ17の導電性繊維の先端部での回転
スピードを40〜200mm/sとした構成となっており、感光
体1の表面と摺擦しながら回転する導電性ブラシ17によ
り残留トナーが除去される。そして導電性ブラシ17に吸
着されたトナーはトナー回収ロール19へ転移された後ス
クレーパ21により掻き落とされる。
実 施 例 本発明の実施例を第1図及び第2図を参照して説明す
る。
る。
第2図は本発明を好適に実施できる電子写真複写機の
概略的な全体構成を示すもので、この図において、1は
テンシヨンロール2、剥離ロール3及び駆動ロール4に
捲装された無端ベルト状の感光体(像担持体)で、駆動
ロール4により矢印方向へ回転されるようになつてい
る。
概略的な全体構成を示すもので、この図において、1は
テンシヨンロール2、剥離ロール3及び駆動ロール4に
捲装された無端ベルト状の感光体(像担持体)で、駆動
ロール4により矢印方向へ回転されるようになつてい
る。
またこの上記感光体1の近傍には、この感光体1を帯
電する帯電器5や、原稿台6上に載置された複写すべき
原稿7からの反射光を結像させて感光体1の表面に静電
潜像を形成する光学系8、感光体1の表面に形成された
静電潜像を可視像(トナー像)に現像する現像装置9、
給紙装置10より給紙された用紙11に上記感光体1の表面
の可視像を転写する転写器12、転写工程後用紙11に転写
したトナーを永久的に定着するための定着装置30、定着
後進行する用紙11をキヤツチトレー31へ案内するシユー
ト32、さらに感光体1の表面を一様に除電するプレクリ
ーンランプ13′及び未転写トナーを一様の極性に帯電さ
せるプレクリーンコロトロン13、クリーニング前処理工
程後感光体1の表面に残留する未転写トナーを除去する
静電式ブラシクリーニング装置14が感光体1の回転方向
に沿つて上記順序で設置されている。
電する帯電器5や、原稿台6上に載置された複写すべき
原稿7からの反射光を結像させて感光体1の表面に静電
潜像を形成する光学系8、感光体1の表面に形成された
静電潜像を可視像(トナー像)に現像する現像装置9、
給紙装置10より給紙された用紙11に上記感光体1の表面
の可視像を転写する転写器12、転写工程後用紙11に転写
したトナーを永久的に定着するための定着装置30、定着
後進行する用紙11をキヤツチトレー31へ案内するシユー
ト32、さらに感光体1の表面を一様に除電するプレクリ
ーンランプ13′及び未転写トナーを一様の極性に帯電さ
せるプレクリーンコロトロン13、クリーニング前処理工
程後感光体1の表面に残留する未転写トナーを除去する
静電式ブラシクリーニング装置14が感光体1の回転方向
に沿つて上記順序で設置されている。
一方上記静電式ブラシクリーニング装置14は第1図に
示すように、2個のハウジング15,16を有している。こ
れらハウシング15,16の一方のハウジング15は感光体1
に近接するように感光体1上方に設置されていて、感光
体1と対向する面が開口され、すなわち下方が開放され
ていると共に、内部に先端が感光体1の表面に摺接する
ように導電性ブラシ17が収容されている。上記導電性ブ
ラシ17は筒状のコア17aの表面に多数の導電性繊維17bを
敷設したものであり、図示しない駆動系により矢印方向
へ回転されて感光体1の表面に残留する未転写トナーを
除去するようになつている。
示すように、2個のハウジング15,16を有している。こ
れらハウシング15,16の一方のハウジング15は感光体1
に近接するように感光体1上方に設置されていて、感光
体1と対向する面が開口され、すなわち下方が開放され
ていると共に、内部に先端が感光体1の表面に摺接する
ように導電性ブラシ17が収容されている。上記導電性ブ
ラシ17は筒状のコア17aの表面に多数の導電性繊維17bを
敷設したものであり、図示しない駆動系により矢印方向
へ回転されて感光体1の表面に残留する未転写トナーを
除去するようになつている。
導電性ブラシ17の毛体の材質には、レーヨンにカーボ
ンを分散させたREC(商品名:ユニチカ製)やアクリル
にカーボンを含有させたSA−7(東レ製)、またはベル
トロン(カネボウ製)などの抵抗値を換え易いカーボン
を含有した導電性繊維やその他銅、ニツケルなどの金属
を含有した導電性繊維が用いられている。
ンを分散させたREC(商品名:ユニチカ製)やアクリル
にカーボンを含有させたSA−7(東レ製)、またはベル
トロン(カネボウ製)などの抵抗値を換え易いカーボン
を含有した導電性繊維やその他銅、ニツケルなどの金属
を含有した導電性繊維が用いられている。
上記導電性ブラシ17及びハウジング15には直流バイア
ス電源18より例えば+200Vのバイアス電圧が印加されて
いる。また上記ハウジング15の上部にはハウジング16内
に開口する開口部15aが設けられていて、この開口部15a
に上記導電性ブラシ17と接するようにトナー回収ロール
19が設けられている。このトナー回収ロール19は図示し
ない駆動系により矢印方向へ回転されると共に、トナー
回収用バイアス電源20により、上記導電性ブラシ17と同
様、例えば+500Vのバイアス電圧が印加されていて、感
光体1の表面より導電性ブラシ17に吸着されたトナー
を、さらに導電性ブラシ17より吸着除去するようになつ
ている。
ス電源18より例えば+200Vのバイアス電圧が印加されて
いる。また上記ハウジング15の上部にはハウジング16内
に開口する開口部15aが設けられていて、この開口部15a
に上記導電性ブラシ17と接するようにトナー回収ロール
19が設けられている。このトナー回収ロール19は図示し
ない駆動系により矢印方向へ回転されると共に、トナー
回収用バイアス電源20により、上記導電性ブラシ17と同
様、例えば+500Vのバイアス電圧が印加されていて、感
光体1の表面より導電性ブラシ17に吸着されたトナー
を、さらに導電性ブラシ17より吸着除去するようになつ
ている。
そして上記トナー回収ロール19に吸着されたトナーは
トナー回収ロール19と接するように設けられたステンレ
ス板などの金属よりなるスクレーパ21により掻き落とさ
れた後、スクリユウコンベアなどの搬送手段22によりハ
ウジング16内より搬出されるようになつていると共に、
上記ハウジング16は直流バイアス電源18の一側に接地さ
れている。
トナー回収ロール19と接するように設けられたステンレ
ス板などの金属よりなるスクレーパ21により掻き落とさ
れた後、スクリユウコンベアなどの搬送手段22によりハ
ウジング16内より搬出されるようになつていると共に、
上記ハウジング16は直流バイアス電源18の一側に接地さ
れている。
上記のように構成された静電式ブラシクリーニング装
置14は、通常の複写工程により用紙11にトナー像が転写
された後、感光体1の表面に残留する未転写トナーを次
のようにして除去するものである。
置14は、通常の複写工程により用紙11にトナー像が転写
された後、感光体1の表面に残留する未転写トナーを次
のようにして除去するものである。
すなわち、転写工程後感光体1の表面に残留する未転
写トナーは、プレクリーンコロトロン13により一様に帯
電され、同時に感光体1の透明な支持体側よりプレクリ
ーンランプ13′の照明により感光体1の表面との結合力
が弱められた後、ブラシクリーニング装置14に設けられ
た導電性ブラシ17に達する。導電性ブラシ17には直流バ
イアス電源18によりトナーと逆極性のバイアス電圧が印
加されていて、感光体1の表面と摺接しながら回転する
導電性ブラシ17により残留トナーが感光体1の表面より
除去される。
写トナーは、プレクリーンコロトロン13により一様に帯
電され、同時に感光体1の透明な支持体側よりプレクリ
ーンランプ13′の照明により感光体1の表面との結合力
が弱められた後、ブラシクリーニング装置14に設けられ
た導電性ブラシ17に達する。導電性ブラシ17には直流バ
イアス電源18によりトナーと逆極性のバイアス電圧が印
加されていて、感光体1の表面と摺接しながら回転する
導電性ブラシ17により残留トナーが感光体1の表面より
除去される。
このとき、導電性ブラシ17のブラシスピードを40〜20
0mm/sとすることにより、ブラシ17中のトナー量やクリ
ーニング装置本体14のハウジング15の内壁に付着して堆
積する量を1/2〜1/3に減少することができるようにな
る。
0mm/sとすることにより、ブラシ17中のトナー量やクリ
ーニング装置本体14のハウジング15の内壁に付着して堆
積する量を1/2〜1/3に減少することができるようにな
る。
また導電性ブラシ17に吸着されたトナーはトナー回収
ロール19へ転移された後スクレーパ21によりトナー回収
ロール19の表面より掻き落とされ、さらに搬送手段22に
よりハウジング16内より搬出されて回収される。
ロール19へ転移された後スクレーパ21によりトナー回収
ロール19の表面より掻き落とされ、さらに搬送手段22に
よりハウジング16内より搬出されて回収される。
なお、上記実施例において、トナー回収ロール19のス
ピードを速くしても導電性ブラシ17からのトナー回収率
が上がり、同様の効果が得られると考えられる。しかし
トナー回収ロール19のスピードを速く、例えば1000mm/s
を超えると、トナー回収ロール19の表面とスクレーバ21
の摩耗が大きくなり、トナー回収ロール19とスクレーバ
21の寿命が短くなつてしまう。クリーニング性について
は、ブラシスピードが40mm/sより大きければ、次工程に
悪影響を与えない。
ピードを速くしても導電性ブラシ17からのトナー回収率
が上がり、同様の効果が得られると考えられる。しかし
トナー回収ロール19のスピードを速く、例えば1000mm/s
を超えると、トナー回収ロール19の表面とスクレーバ21
の摩耗が大きくなり、トナー回収ロール19とスクレーバ
21の寿命が短くなつてしまう。クリーニング性について
は、ブラシスピードが40mm/sより大きければ、次工程に
悪影響を与えない。
第3図は導電性ブラシ17のブラシスピードすなわちブ
ラシ17のフアイバ先端部での回転スピードとクリーニン
グ能力(アウトプツトトナー濃度)の関係を示すもの
で、上記ブラシスピードは40mm/s以上であればよいこと
がわかる。これが40mm/s未満であるとクリーニング効果
が得られない。
ラシ17のフアイバ先端部での回転スピードとクリーニン
グ能力(アウトプツトトナー濃度)の関係を示すもの
で、上記ブラシスピードは40mm/s以上であればよいこと
がわかる。これが40mm/s未満であるとクリーニング効果
が得られない。
一方第4図はクリーニング装置14のハウジング15の内
壁に付着するトナー量とブラシスピードとの関係を示す
もので、ブラシスピードが約200mm/s以下であれば許容
範囲であり、それ以上になると内壁のトナー量が増加し
た。
壁に付着するトナー量とブラシスピードとの関係を示す
もので、ブラシスピードが約200mm/s以下であれば許容
範囲であり、それ以上になると内壁のトナー量が増加し
た。
また第5図は導電性ブラシ17のブラシ中のトナー量と
ブラシスピードとの関係を示すもので、ブラシスピード
が200mm/s以下であれば、ブラシ中のトナー量は許容レ
ベルであつた。
ブラシスピードとの関係を示すもので、ブラシスピード
が200mm/s以下であれば、ブラシ中のトナー量は許容レ
ベルであつた。
なお上記各ブラシスピードにあつては、従来は各図中
に示すように、200mm/sよりかなり高いブラシスピード
にて使用されており、本発明では200mmをこえないブラ
シスピードである。
に示すように、200mm/sよりかなり高いブラシスピード
にて使用されており、本発明では200mmをこえないブラ
シスピードである。
なお上記実施例では、感光体1に無端ベルト状のもの
を用いた例を示したが、この感光体1は一般的な電子写
真複写機に用いられているロール状のものでもよい。
を用いた例を示したが、この感光体1は一般的な電子写
真複写機に用いられているロール状のものでもよい。
発明の効果 本発明によれば、トナー回収ロールによって静電的に
トナーが回収されて、トナークラウドの発生が防止さ
れ、他の補助的手段なしに、クリーニング装置の内壁へ
のトナーの付着やトナーを回収ロールへ搬送するための
所定のバイアス電圧を印加した導電性ブラシ中に蓄積さ
れるトナーの量を減少させることができ、ひいては、感
光体上へのトナーの落下を防ぎ、コピー画像への悪影響
をなくすことができる。また付随的効果として、ブラシ
スピードを遅くすることにより感光体1に対する機械的
負荷も小さくなり、感光体1の寿命を延すことができ
る。
トナーが回収されて、トナークラウドの発生が防止さ
れ、他の補助的手段なしに、クリーニング装置の内壁へ
のトナーの付着やトナーを回収ロールへ搬送するための
所定のバイアス電圧を印加した導電性ブラシ中に蓄積さ
れるトナーの量を減少させることができ、ひいては、感
光体上へのトナーの落下を防ぎ、コピー画像への悪影響
をなくすことができる。また付随的効果として、ブラシ
スピードを遅くすることにより感光体1に対する機械的
負荷も小さくなり、感光体1の寿命を延すことができ
る。
第1図は静電式ブラシクリーニング装置の概略的構成を
示す断面図、第2図は電子写真複写機の概略的な構成説
明図、第3図はブラシスピードに対するクリーニング能
力の関係を示す線図、第4図はブラシスピートとクリー
ニング装置内壁のトナー量の関係を示す線図、第5図は
ブラシスピードと導電性ブラシ中のトナー量の関係を示
す線図である。 17は導電性ブラシ。
示す断面図、第2図は電子写真複写機の概略的な構成説
明図、第3図はブラシスピードに対するクリーニング能
力の関係を示す線図、第4図はブラシスピートとクリー
ニング装置内壁のトナー量の関係を示す線図、第5図は
ブラシスピードと導電性ブラシ中のトナー量の関係を示
す線図である。 17は導電性ブラシ。
フロントページの続き (72)発明者 岩岡 一浩 海老名市本郷2274番地 富士ゼロツクス 株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−76871(JP,A) 特開 昭58−62680(JP,A) 特開 昭57−66464(JP,A) 特開 昭62−187377(JP,A) 特開 昭60−181774(JP,A) 特開 昭60−101576(JP,A) 特開 昭60−101575(JP,A) 特開 昭58−111077(JP,A) 特開 昭60−97380(JP,A) 特開 昭55−127587(JP,A) 実開 昭59−168767(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】導電性ブラシ17を感光体1の表面に摺擦さ
せ前記感光体1の表面を清掃する電子写真複写機の静電
式ブラシクリーニング装置において、上記導電性ブラシ
17を感光体1上方に配置され下方が開放されたハウジン
グ15内に設けると共に、上記導電性ブラシ17に接触する
ようにトナー回収ロール19を設け、上記導電性ブラシ17
及びトナー回収ロール19に対して、前記トナー回収ロー
ル19にかかる電圧値が前記導電性ブラシ17にかかる電圧
値よりも高くなるように、同極性のバイアス電圧を印加
し、上記導電性ブラシ17の導電性繊維の先端部での回転
スピードを40〜200mm/sとしたことを特徴とする静電式
ブラシクリーニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226236A JP2543351B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 静電式ブラシクリ−ニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61226236A JP2543351B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 静電式ブラシクリ−ニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381381A JPS6381381A (ja) | 1988-04-12 |
JP2543351B2 true JP2543351B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=16842026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61226236A Expired - Fee Related JP2543351B2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-09-26 | 静電式ブラシクリ−ニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543351B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5037291B2 (ja) * | 2007-10-09 | 2012-09-26 | 株式会社リコー | クリーニング装置、像担持体ユニット及び画像形成装置 |
JP2009037159A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、像担持体ユニット及び画像形成装置 |
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-
1986
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