JP2541072Y2 - 中間ジョイント用圧着端子 - Google Patents
中間ジョイント用圧着端子Info
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- JP2541072Y2 JP2541072Y2 JP1991096976U JP9697691U JP2541072Y2 JP 2541072 Y2 JP2541072 Y2 JP 2541072Y2 JP 1991096976 U JP1991096976 U JP 1991096976U JP 9697691 U JP9697691 U JP 9697691U JP 2541072 Y2 JP2541072 Y2 JP 2541072Y2
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- Japan
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- core wire
- terminal
- barrel
- crimping
- stopper
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/10—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation
- H01R4/18—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping
- H01R4/183—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section
- H01R4/184—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation effected solely by twisting, wrapping, bending, crimping, or other permanent deformation by crimping for cylindrical elongated bodies, e.g. cables having circular cross-section comprising a U-shaped wire-receiving portion
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中間ジョイント用圧着
端子に関し、詳しくは、断面略U字形状の芯線圧着バレ
ルからなり、一方の電線の中間部分に露出させた芯線
と、他方の電線の先端に露出させた芯線とを上記バレル
内部に挿入し、該バレルを押圧変形して電線を端子に圧
着するものである。
端子に関し、詳しくは、断面略U字形状の芯線圧着バレ
ルからなり、一方の電線の中間部分に露出させた芯線
と、他方の電線の先端に露出させた芯線とを上記バレル
内部に挿入し、該バレルを押圧変形して電線を端子に圧
着するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用あるいはOA機器用ワイヤハー
ネス等の接続に使用する中間ジョイント端子は一般的に
図4に示す構造となっている。即ち、中間ジョイント用
端子1は断面略U字形状で、円弧形状の基板部2とその
両側より突出した両側壁部3A,3Bとを導電性金属板
より一体に形成している。
ネス等の接続に使用する中間ジョイント端子は一般的に
図4に示す構造となっている。即ち、中間ジョイント用
端子1は断面略U字形状で、円弧形状の基板部2とその
両側より突出した両側壁部3A,3Bとを導電性金属板
より一体に形成している。
【0003】上記中間ジョイント用端子1に対して、図
示のように、一方の電線W1の中間皮剥部分の芯線5
と、他方の電線W2の先端に露出させた芯線5'とを挿
入して圧着し、電線W1とW2とを直接に接続するよう
にしている。
示のように、一方の電線W1の中間皮剥部分の芯線5
と、他方の電線W2の先端に露出させた芯線5'とを挿
入して圧着し、電線W1とW2とを直接に接続するよう
にしている。
【0004】上記圧着方法としては、通常、図5および
図6に示すように、圧着装置6の固定した下型アンビル
7上に中間ジョイント端子1を載置し、該端子1の内部
に、2本の電線W1とW2とを図示のように上下に保持
して挿入し、ついで、上型のクリンパ8を下降してバレ
ル3A,3Bを変形させて、図4に示すように、中間ジ
ョイント用端子1に中間芯線5と端末芯線5'を圧着す
る方法が最も広く用いられている。
図6に示すように、圧着装置6の固定した下型アンビル
7上に中間ジョイント端子1を載置し、該端子1の内部
に、2本の電線W1とW2とを図示のように上下に保持
して挿入し、ついで、上型のクリンパ8を下降してバレ
ル3A,3Bを変形させて、図4に示すように、中間ジ
ョイント用端子1に中間芯線5と端末芯線5'を圧着す
る方法が最も広く用いられている。
【0005】上記端子により電線W1とW2とを圧着し
た後に、絶縁処理をする必要があり、この絶縁処理とし
て、モールド成形、溶着、絶縁チューブあるいは絶縁ケ
ースで被覆する方法がある。そのうち、図7に示すよう
な、安価な粘着ビニールテープ9でジョイント箇所を被
覆する方法が最も一般的に用いられている。
た後に、絶縁処理をする必要があり、この絶縁処理とし
て、モールド成形、溶着、絶縁チューブあるいは絶縁ケ
ースで被覆する方法がある。そのうち、図7に示すよう
な、安価な粘着ビニールテープ9でジョイント箇所を被
覆する方法が最も一般的に用いられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た中間ジョイント用端子では、圧着時における芯線の位
置決めが困難であり、特に、端末芯線5'の位置決めが
容易でない。即ち、端子1より突出する芯線5'の出代
量(図6に示すG)が一定化せず、短い場合もあれば長過
ぎる場合もあり、長さ管理が出来ない欠点があった。
た中間ジョイント用端子では、圧着時における芯線の位
置決めが困難であり、特に、端末芯線5'の位置決めが
容易でない。即ち、端子1より突出する芯線5'の出代
量(図6に示すG)が一定化せず、短い場合もあれば長過
ぎる場合もあり、長さ管理が出来ない欠点があった。
【0007】また、圧着時の芯線圧縮や、圧着後の絶縁
処理までの工程で、図8に示すように、端末芯線5'の
先端に曲がりθが発生する場合がある。この状態で粘着
ビニールテープ9をカバーして絶縁処理をした場合、図
9に示すように、曲がった芯線5'の先端が粘着ビニー
ルテープ9を突き破ることがある。上記した絶縁テープ
9を突き破った芯線部分5'aは、近接する回路にショー
トする不具合を発生する場合もある。
処理までの工程で、図8に示すように、端末芯線5'の
先端に曲がりθが発生する場合がある。この状態で粘着
ビニールテープ9をカバーして絶縁処理をした場合、図
9に示すように、曲がった芯線5'の先端が粘着ビニー
ルテープ9を突き破ることがある。上記した絶縁テープ
9を突き破った芯線部分5'aは、近接する回路にショー
トする不具合を発生する場合もある。
【0008】本考案は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、圧着時における端末芯線の位置決めを容易とすると
共に、該端末芯線の出代量を一定に管理出来るように
し、しかも、端子先端より突出した端末芯線の曲がりを
防止して、絶縁テープを突き破って端末芯線が突出しな
いようにするものである。
で、圧着時における端末芯線の位置決めを容易とすると
共に、該端末芯線の出代量を一定に管理出来るように
し、しかも、端子先端より突出した端末芯線の曲がりを
防止して、絶縁テープを突き破って端末芯線が突出しな
いようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、一方の電線の中間部分に露出させた芯線
と、他方の電線の先端に露出させた芯線とを断面略U字
形状のバレル内部に挿入し、該バレルを押圧変形して電
線を端子に圧着する中間ジョイント用端子において、上
記端子の底面先端より前方に突出した後に折り返した略
く字形状の端末芯線ストッパを設け、該端末芯線ストッ
パの内部に電線の芯線端末を挿入する構成としている中
間ジョイント用圧着端子を提供するものである。
め、本考案は、一方の電線の中間部分に露出させた芯線
と、他方の電線の先端に露出させた芯線とを断面略U字
形状のバレル内部に挿入し、該バレルを押圧変形して電
線を端子に圧着する中間ジョイント用端子において、上
記端子の底面先端より前方に突出した後に折り返した略
く字形状の端末芯線ストッパを設け、該端末芯線ストッ
パの内部に電線の芯線端末を挿入する構成としている中
間ジョイント用圧着端子を提供するものである。
【0010】上記端末芯線ストッパはバレル内部まで延
在させ、バレル内部では該端末芯線ストッパの上面側に
他の電線の中間芯線を位置させる一方、該バレル内部に
位置する端末芯線ストッパの上下両面にセレーションを
形成することが好ましい。上記セレーションの形成によ
り、ストッパの上下両面に接する芯線は、セレーション
のエッジで酸化被膜が剪断除去され、ストッパを介して
電気接続がなされ、圧着性能の向上を図ることが出来
る。
在させ、バレル内部では該端末芯線ストッパの上面側に
他の電線の中間芯線を位置させる一方、該バレル内部に
位置する端末芯線ストッパの上下両面にセレーションを
形成することが好ましい。上記セレーションの形成によ
り、ストッパの上下両面に接する芯線は、セレーション
のエッジで酸化被膜が剪断除去され、ストッパを介して
電気接続がなされ、圧着性能の向上を図ることが出来
る。
【0011】上記端末芯線ストッパの端子先端からの出
代量は0.1〜3mm程度の範囲が好適である。また、折
り返してバレル内部にまで延在させた場合には、バレル
の他端まで延びるように長くすると、セレーションと芯
線との接触面積を増大させることが出来るために好まし
い。
代量は0.1〜3mm程度の範囲が好適である。また、折
り返してバレル内部にまで延在させた場合には、バレル
の他端まで延びるように長くすると、セレーションと芯
線との接触面積を増大させることが出来るために好まし
い。
【0012】上記バレル内部に設置するタブの両側面に
形成するセレーションは、所要間隔をあけて形成した縦
溝あるいは横溝、傾斜溝のいずれでも良く、また、円、
角状等の多数の独立溝としても良く、芯線表面の酸化皮
膜を剪断して酸化皮膜を除去できるエッジ部を有する形
状であれば適宜に採用出来る。
形成するセレーションは、所要間隔をあけて形成した縦
溝あるいは横溝、傾斜溝のいずれでも良く、また、円、
角状等の多数の独立溝としても良く、芯線表面の酸化皮
膜を剪断して酸化皮膜を除去できるエッジ部を有する形
状であれば適宜に採用出来る。
【0013】
【作用】上記のように中間ジョイント用端子の先端に端
末芯線ストッパを形成し、該ストッパに端末芯線の先端
を挿入すると、圧着時における端末芯線の位置決めが容
易であると共に、出代量も一定に管理でき、しかも、端
子より突出した芯線の先端を保護して曲がりが発生する
のを防止出来る。
末芯線ストッパを形成し、該ストッパに端末芯線の先端
を挿入すると、圧着時における端末芯線の位置決めが容
易であると共に、出代量も一定に管理でき、しかも、端
子より突出した芯線の先端を保護して曲がりが発生する
のを防止出来る。
【0014】しかも、端末芯線ストッパをバレル内部ま
で延在させて、その上下両面にセレーションを形成する
と、芯線同士をストッパを介して電気接続することが出
来る。
で延在させて、その上下両面にセレーションを形成する
と、芯線同士をストッパを介して電気接続することが出
来る。
【0015】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1、図2は第1実施例を示し、中間ジョイント
用端子20は、断面略U字形状の芯線圧着バレル部21
に端末芯線ストッパ22を一体に形成している。芯線圧
着バレル部21は底面部21aの両側より突出したバレ
ル部21b,21cを有し、底面部21aおよびバレル部2
1b,21cの内面に図示のように長さ方向に所要間隔を
あけて凹溝からなるセレーション23を刻設している。
する。図1、図2は第1実施例を示し、中間ジョイント
用端子20は、断面略U字形状の芯線圧着バレル部21
に端末芯線ストッパ22を一体に形成している。芯線圧
着バレル部21は底面部21aの両側より突出したバレ
ル部21b,21cを有し、底面部21aおよびバレル部2
1b,21cの内面に図示のように長さ方向に所要間隔を
あけて凹溝からなるセレーション23を刻設している。
【0016】端末芯線ストッパ22は上記底面部21a
の前端より細巾の板状部を突出して形成しており、該板
状突出部を前方へ所要長さGだけ突出させた後に後方へ
折り返して略く字形状に形成している。上記前方突出部
22aの突出量は本実施例では2mmに設定している。該
前方突出部22aの先端よりやや上向きに傾斜させて後
方へ折り返した後方折返部22bは、先端部において前
方突出部22aとの間に端末芯線5'が挿入できる程度の
所要間隔Sをあけている。
の前端より細巾の板状部を突出して形成しており、該板
状突出部を前方へ所要長さGだけ突出させた後に後方へ
折り返して略く字形状に形成している。上記前方突出部
22aの突出量は本実施例では2mmに設定している。該
前方突出部22aの先端よりやや上向きに傾斜させて後
方へ折り返した後方折返部22bは、先端部において前
方突出部22aとの間に端末芯線5'が挿入できる程度の
所要間隔Sをあけている。
【0017】上記後方折返部22bは芯線圧着バレル部
21bと21cの間に挿入し、バレル部内を上下2段に仕
切るようにしている。
21bと21cの間に挿入し、バレル部内を上下2段に仕
切るようにしている。
【0018】上記中間ジョイント用端子20に2本の電
線W1とW2とを圧着する場合、まず、図2に示すよう
に、電線W2の端末芯線5'を芯線圧着バレル部21の
底面部21aと端末芯線ストッパ22の後方折返部22b
の下面との間に、即ち、下段側に挿入し、その芯線5'
の先端が前方突出部22aの先端に当接させる。上記電
線W2の挿入時、端末芯線ストッパ22の後方折返部2
2bに角度をつけて傾斜させ且つ挿入口を広巾としてい
るため、電線の挿入を容易に行うことが出来る。つい
で、芯線圧着バレル部21内の後方折返部22bの上面
側、即ち、上段側に電線W1の中間芯線5を挿入する。
線W1とW2とを圧着する場合、まず、図2に示すよう
に、電線W2の端末芯線5'を芯線圧着バレル部21の
底面部21aと端末芯線ストッパ22の後方折返部22b
の下面との間に、即ち、下段側に挿入し、その芯線5'
の先端が前方突出部22aの先端に当接させる。上記電
線W2の挿入時、端末芯線ストッパ22の後方折返部2
2bに角度をつけて傾斜させ且つ挿入口を広巾としてい
るため、電線の挿入を容易に行うことが出来る。つい
で、芯線圧着バレル部21内の後方折返部22bの上面
側、即ち、上段側に電線W1の中間芯線5を挿入する。
【0019】上記した状態で、前記図5、図6に示す圧
着装置により前記と同様の方法で圧着している。即ち、
中間ジョイント用端子20を下型アンビル7上に載置
し、上型クリンパ8を下降して、バレル部21b,21c
を押圧して変形し、芯線5,5'に圧着させると共に、芯
線圧着バレル部21内の端末芯線ストッパ22の後方折
返部22bを下向きに押圧する。
着装置により前記と同様の方法で圧着している。即ち、
中間ジョイント用端子20を下型アンビル7上に載置
し、上型クリンパ8を下降して、バレル部21b,21c
を押圧して変形し、芯線5,5'に圧着させると共に、芯
線圧着バレル部21内の端末芯線ストッパ22の後方折
返部22bを下向きに押圧する。
【0020】上記圧着時、芯線5,5’が芯線圧着バレ
ル部21のセレーション23と接する部分はセレーショ
ン23のエッジで芯線5,5'の酸化被膜が剪断除去さ
れ、端子20との電気接続が良好となる。また、中間ジ
ョイント用端子20の前端より突出した端末芯線5'は
端末芯線ストッパ22により囲まれているため、圧着時
における変形が防止出来る。よって、後工程での絶縁テ
ープを巻き付けた時に変形した端末芯線が絶縁テープを
突き破って飛び出ることを防止出来る。
ル部21のセレーション23と接する部分はセレーショ
ン23のエッジで芯線5,5'の酸化被膜が剪断除去さ
れ、端子20との電気接続が良好となる。また、中間ジ
ョイント用端子20の前端より突出した端末芯線5'は
端末芯線ストッパ22により囲まれているため、圧着時
における変形が防止出来る。よって、後工程での絶縁テ
ープを巻き付けた時に変形した端末芯線が絶縁テープを
突き破って飛び出ることを防止出来る。
【0021】図3(A),(B)は本考案の第2実施例およ
び第3実施例を示す。まず、第2実施例では、芯線圧着
バレル部21内に挿入する端末芯線ストッパ22の後方
折返部22bには、その上下両面にセレーション25を
形成している。このように、芯線圧着バレル部21内で
芯線5および5'と接する後方折返部22bの上下両面に
セレーション25を設けておくと、該セレーション25
のエッジにより芯線5および5'の酸化被膜を剪断除去
することができる。よって、端末芯線ストッパ22を介
して芯線5と5'とを電気的に接続でき、中間ジョイン
ト用端子20と電線W1、W2との接続性能を向上させ
ることが出来る。
び第3実施例を示す。まず、第2実施例では、芯線圧着
バレル部21内に挿入する端末芯線ストッパ22の後方
折返部22bには、その上下両面にセレーション25を
形成している。このように、芯線圧着バレル部21内で
芯線5および5'と接する後方折返部22bの上下両面に
セレーション25を設けておくと、該セレーション25
のエッジにより芯線5および5'の酸化被膜を剪断除去
することができる。よって、端末芯線ストッパ22を介
して芯線5と5'とを電気的に接続でき、中間ジョイン
ト用端子20と電線W1、W2との接続性能を向上させ
ることが出来る。
【0022】図3(B)の第3実施例では、端末芯線スト
ッパ22の後方折返部22bを芯線圧着バレル部21の
内部まで延在させておらず、芯線圧着バレル部21の前
端より突出した端末芯線5'の長さ管理と変形防止とを
図っている。
ッパ22の後方折返部22bを芯線圧着バレル部21の
内部まで延在させておらず、芯線圧着バレル部21の前
端より突出した端末芯線5'の長さ管理と変形防止とを
図っている。
【0023】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
によれば、中間ジョイント用端子の先端に端末芯線スト
ッパを形成しているため、該ストッパに端末芯線の先端
を挿入すると、圧着時における端末芯線の位置決めが容
易であると共に、出代量も一定に管理でき、しかも、端
子より突出した芯線の先端を保護して曲がりが発生する
のを防止出来る。よって、従来問題となっていた絶縁テ
ープを突き破った芯線による回路ショートを防止するこ
とが出来る。
によれば、中間ジョイント用端子の先端に端末芯線スト
ッパを形成しているため、該ストッパに端末芯線の先端
を挿入すると、圧着時における端末芯線の位置決めが容
易であると共に、出代量も一定に管理でき、しかも、端
子より突出した芯線の先端を保護して曲がりが発生する
のを防止出来る。よって、従来問題となっていた絶縁テ
ープを突き破った芯線による回路ショートを防止するこ
とが出来る。
【図1】 本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】 第1実施例の圧着工程を示す図面である。
【図3】 (A),(B)は本考案の第2実施例、第3実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図4】 従来例を示す斜視図である。
【図5】 圧着装置による圧着工程を示す図面である。
【図6】 圧着装置による圧着工程を示す図面である。
【図7】 中間ジョイント用端子に絶縁テープを被覆す
る状態を示す斜視図である。
る状態を示す斜視図である。
【図8】 従来の問題点を示す正面図である。
【図9】 従来の問題点を示す正面図である。
20 中間ジョイント用端子 21 芯線圧着バレル部 22 端末芯線ストッパ 22a 前方突出部 22b 後方折返部 23,25 セレーション
Claims (2)
- 【請求項1】 一方の電線の中間部分に露出させた芯線
と、他方の電線の端末に露出させた芯線とをかしめ圧着
して電気的に接続し、該かしめ圧着による接続後に、絶
縁材で被覆される中間ジョイント用圧着端子であって、 断面略U字形状で、底面部と、その両側より突出したバ
レル部とを備え、上記中間露出芯線と端末芯線とを押圧
変形して芯線同士およびこれら芯線と両側バレル部およ
び底面部とを圧着して電気接続する芯線圧着バレル部
と、 上記芯線圧着バレル部の底面部の先端より前方に突出し
た後に折り返して略く字形状とし、その内部に、上記芯
線圧着バレル部より突出する上記端末芯線が包み込まれ
る端末芯線ストッパとを一体に形成していることを特徴
とする中間ジョイント用圧着端子。 - 【請求項2】 上記端末芯線ストッパはバレル内部まで
延在させ、バレル内部では該端末芯線ストッパの上面側
に他の電線の中間芯線を位置させる一方、該バレル内部
に位置する端末芯線ストッパの上下両面にセレーション
を形成していることを特徴とする請求項1記載の中間ジ
ョイント用圧着端子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991096976U JP2541072Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 中間ジョイント用圧着端子 |
US07/979,259 US5342996A (en) | 1991-11-26 | 1992-11-20 | Inter-connecting terminal |
DE69205123T DE69205123T2 (de) | 1991-11-26 | 1992-11-25 | Abzweigverbinderklemme. |
EP92310791A EP0544522B1 (en) | 1991-11-26 | 1992-11-25 | Inter-connecting terminal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991096976U JP2541072Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 中間ジョイント用圧着端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545903U JPH0545903U (ja) | 1993-06-18 |
JP2541072Y2 true JP2541072Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=14179249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991096976U Expired - Lifetime JP2541072Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 中間ジョイント用圧着端子 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5342996A (ja) |
EP (1) | EP0544522B1 (ja) |
JP (1) | JP2541072Y2 (ja) |
DE (1) | DE69205123T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2570597Y2 (ja) * | 1991-12-25 | 1998-05-06 | 住友電装株式会社 | ジョイント端子 |
DE19812093C1 (de) * | 1998-03-19 | 1999-10-07 | Framatome Connectors Int | Crimpverbindung |
US6730848B1 (en) * | 2001-06-29 | 2004-05-04 | Antaya Technologies Corporation | Techniques for connecting a lead to a conductor |
US7840122B1 (en) * | 2007-01-19 | 2010-11-23 | IntriMed Technologies, Inc. | Medicine vaporizer with crimped conductive pins |
JP5717394B2 (ja) * | 2010-10-14 | 2015-05-13 | 矢崎総業株式会社 | 防水型圧着端子とその形成方法 |
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