JP2540013B2 - 多重格子ホログラフィ・センタ―・ハイマウント・ストップライト・システム - Google Patents
多重格子ホログラフィ・センタ―・ハイマウント・ストップライト・システムInfo
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/32—Holograms used as optical elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/26—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
- B60Q1/44—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating braking action or preparation for braking, e.g. by detection of the foot approaching the brake pedal
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H1/00—Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
- G03H1/22—Processes or apparatus for obtaining an optical image from holograms
- G03H1/2202—Reconstruction geometries or arrangements
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- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用センター・ハイ
マウント・ストップライトのためのホログラムに関し、
特に要求される明るさおよび角度的な到達範囲を充分に
満たすホログラムおよびこのようなホログラムを記録す
るための露光技術に関する。
マウント・ストップライトのためのホログラムに関し、
特に要求される明るさおよび角度的な到達範囲を充分に
満たすホログラムおよびこのようなホログラムを記録す
るための露光技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の連邦法規は、自動車の後部に取付
けられる標準的なストップライトに加えて、センター・
ハイマウント・ストップライト(CHMSL)を要求す
る。このセンター・ハイマウント・ストップライトは、
制動を掛ける車両に後続するドライバに対して自動車の
制動表示灯の視認性を最大限にすることを意図するもの
で、自動車の後部窓上に一般的に載置される。
けられる標準的なストップライトに加えて、センター・
ハイマウント・ストップライト(CHMSL)を要求す
る。このセンター・ハイマウント・ストップライトは、
制動を掛ける車両に後続するドライバに対して自動車の
制動表示灯の視認性を最大限にすることを意図するもの
で、自動車の後部窓上に一般的に載置される。
【0003】センター・ハイマウント・ストップライト
は、一般に標準的な両凸のレンズ、赤のフィルタ、照射
用白熱灯、および典型的には自動車の後部窓の最上部ま
たは最下部に隣接して固定されるハウジングに密閉され
た反射板として具現される。しかし、嵩高いハウジング
は、ドライバの後方視界を一部妨げ、また更に自動車の
設計に対する制約を課している。
は、一般に標準的な両凸のレンズ、赤のフィルタ、照射
用白熱灯、および典型的には自動車の後部窓の最上部ま
たは最下部に隣接して固定されるハウジングに密閉され
た反射板として具現される。しかし、嵩高いハウジング
は、ドライバの後方視界を一部妨げ、また更に自動車の
設計に対する制約を課している。
【0004】センター・ハイマウント・ストップライト
はまた、後部デッキ、スポイラ、屋根の如き自動車の胴
部に組込まれており、これが後方視界の問題をある程度
実質的に軽減しあるいはこれを取除いている。しかし、
このような停止灯は複雑であり、また自動車の設計に対
する制約を課すこともある。
はまた、後部デッキ、スポイラ、屋根の如き自動車の胴
部に組込まれており、これが後方視界の問題をある程度
実質的に軽減しあるいはこれを取除いている。しかし、
このような停止灯は複雑であり、また自動車の設計に対
する制約を課すこともある。
【0005】ストップライトの諸規則を充分に満たすた
めに、ホログラフィ・センター・ハイマウント・ストッ
プライトもまた開発されている。ホログラフィ・センタ
ー・ハイマウント・ストップライトのためのホログラム
の問題は、発光の強さおよび角度的な到達範囲要件であ
る。このような要件は、一般に、規定された立体角度範
囲にわたる発光の強さを定義する量的な特質と、規定さ
れた立体角度範囲の水平成分より大きい水平角度範囲に
わたる視認性を要求する質的な特質とを含む。実質的
に、これら要件は、到達角度範囲の略々中心におけるよ
り明るい範囲を要求する。
めに、ホログラフィ・センター・ハイマウント・ストッ
プライトもまた開発されている。ホログラフィ・センタ
ー・ハイマウント・ストップライトのためのホログラム
の問題は、発光の強さおよび角度的な到達範囲要件であ
る。このような要件は、一般に、規定された立体角度範
囲にわたる発光の強さを定義する量的な特質と、規定さ
れた立体角度範囲の水平成分より大きい水平角度範囲に
わたる視認性を要求する質的な特質とを含む。実質的
に、これら要件は、到達角度範囲の略々中心におけるよ
り明るい範囲を要求する。
【0006】センター・ハイマウント・ストップライト
のためのホログラムを記録するための簡単な手順は、選
択された角度範囲にわたり均一に光を拡散する両凸レン
ズ列(例えば、相互に90°回転され積層された2個の
両凸レンズ列)のイメージを記録することであろう。し
かし、このような手順における問題は、アレイのレンズ
が重なる領域をカバーするためスプリアス・ホログラム
の生成を含む。このようなスプリアス・ホログラムは、
所要のストップライト・ホログラムの効率を低下し、ま
た更にホログラムの透視明瞭度を制限する。また、回折
光の方向の正確な制御が困難である。
のためのホログラムを記録するための簡単な手順は、選
択された角度範囲にわたり均一に光を拡散する両凸レン
ズ列(例えば、相互に90°回転され積層された2個の
両凸レンズ列)のイメージを記録することであろう。し
かし、このような手順における問題は、アレイのレンズ
が重なる領域をカバーするためスプリアス・ホログラム
の生成を含む。このようなスプリアス・ホログラムは、
所要のストップライト・ホログラムの効率を低下し、ま
た更にホログラムの透視明瞭度を制限する。また、回折
光の方向の正確な制御が困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、過剰なスプリ
アス・ホログラムを生じることなく所要の光度分布を有
効に生じるホログラフィ・センター・ハイマウント・ス
トップライトを提供することが有利である。
アス・ホログラムを生じることなく所要の光度分布を有
効に生じるホログラフィ・センター・ハイマウント・ス
トップライトを提供することが有利である。
【0008】別の利点は、回折方向を正確に制御するこ
とができるホログラフィ・センター・ハイマウント・ス
トップライトの提供にある。
とができるホログラフィ・センター・ハイマウント・ス
トップライトの提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記および他の利点は、
形成される複数の単一格子ホログラムを有するホログラ
ム層を含み、各々の単一格子ホログラムがそれぞれ予め
定めた角度で光を回折するように構成され、各単一格子
ホログラムがある立体角度範囲にわたり光を回折する如
き角度的な拡がりを有する再生光を生じる再生光源を含
むホログラフィ・センター・ハイマウント・ストップラ
イトにおいて、本発明により提供される。
形成される複数の単一格子ホログラムを有するホログラ
ム層を含み、各々の単一格子ホログラムがそれぞれ予め
定めた角度で光を回折するように構成され、各単一格子
ホログラムがある立体角度範囲にわたり光を回折する如
き角度的な拡がりを有する再生光を生じる再生光源を含
むホログラフィ・センター・ハイマウント・ストップラ
イトにおいて、本発明により提供される。
【0010】本文に開示される本発明の利点および特徴
については、図面に関して以降の詳細な記述を読めば当
業者には容易に理解されよう。
については、図面に関して以降の詳細な記述を読めば当
業者には容易に理解されよう。
【0011】
【実施例】以降の詳細な記述および図面の幾つかにおい
ては、類似の要素は同じ参照番号で示される。
ては、類似の要素は同じ参照番号で示される。
【0012】まず図1において示されるのは、ホログラ
ム組立体20と光源30とを含むセンター・ハイマウン
ト・ストップライト・システムである。更に本文におい
て述べる体積伝播ホログラムを含むホログラム組立体2
0は、自動車の後部窓211の内面に固定され、ドライ
バの後方視界に対して実質的に透明である。光源30
は、ホログラム組立体20の前方に、例えば自動車の屋
根の内側に隣接してドライバの後方視野角から外れて取
付けられており、発散ビームによりホログラム組立体2
0の体積ホログラムを照射する。
ム組立体20と光源30とを含むセンター・ハイマウン
ト・ストップライト・システムである。更に本文におい
て述べる体積伝播ホログラムを含むホログラム組立体2
0は、自動車の後部窓211の内面に固定され、ドライ
バの後方視界に対して実質的に透明である。光源30
は、ホログラム組立体20の前方に、例えば自動車の屋
根の内側に隣接してドライバの後方視野角から外れて取
付けられており、発散ビームによりホログラム組立体2
0の体積ホログラムを照射する。
【0013】ホログラム組立体の体積ホログラムは、光
源30により照射される時、適当な垂直および水平方向
の視野角にわたり自動車の後方から視認し得る適当なイ
メージを生じるように構成されている。
源30により照射される時、適当な垂直および水平方向
の視野角にわたり自動車の後方から視認し得る適当なイ
メージを生じるように構成されている。
【0014】光源30は、石英ハロゲン電球の如き白熱
灯15と、照明をホログラム組立体20に対して略々集
束する放物面反射鏡17と、約600ナノメータ(n
m)の遮断波長を持つ高域通過フィルタ19とを含む。
人間の視覚の波長に依存する感度の結果として、ホログ
ラム組立体のホログラムにより生じるイメージは赤とし
て認識され、明瞭なピーク強さは約600乃至620n
m間のどこかにある。白熱灯15は、制動ペダルが踏込
まれる時に付勢されるように自動車の制動灯作動回路に
接続されている。
灯15と、照明をホログラム組立体20に対して略々集
束する放物面反射鏡17と、約600ナノメータ(n
m)の遮断波長を持つ高域通過フィルタ19とを含む。
人間の視覚の波長に依存する感度の結果として、ホログ
ラム組立体のホログラムにより生じるイメージは赤とし
て認識され、明瞭なピーク強さは約600乃至620n
m間のどこかにある。白熱灯15は、制動ペダルが踏込
まれる時に付勢されるように自動車の制動灯作動回路に
接続されている。
【0015】次に図2において示されるのは、光度(カ
ンデラ単位)と、(a)CHMSLの中心を通る中心の
水平面に関して上方10°および下方5°として、また
(b)CHMSLの中心を通り、連邦自動車安全規格第
108号に規定される如き車両の長手方向軸を含む中心
の垂直面に関して左方および右方10°として規定され
る視野に関するCHMSLに対する視野の角度要件との
関係を示すグラフである。このグラフにおける数字はカ
ンデラ単位のこれら角度位置における最小光度を示し、
角度視野全体は所与の角度位置において最大160カン
デラを受ける。
ンデラ単位)と、(a)CHMSLの中心を通る中心の
水平面に関して上方10°および下方5°として、また
(b)CHMSLの中心を通り、連邦自動車安全規格第
108号に規定される如き車両の長手方向軸を含む中心
の垂直面に関して左方および右方10°として規定され
る視野に関するCHMSLに対する視野の角度要件との
関係を示すグラフである。このグラフにおける数字はカ
ンデラ単位のこれら角度位置における最小光度を示し、
角度視野全体は所与の角度位置において最大160カン
デラを受ける。
【0016】上記の量的要件に加えて、中心の垂直面の
いずれの側(即ち、相互に鏡像をなす2つの水平方向の
角度範囲)においても45°の範囲にわたりストップラ
イトが中心の水平面内で視認し得るという質的要件があ
る。例えば、この質的要件は、約1カンデラの光度を要
求する如く解釈することができる。
いずれの側(即ち、相互に鏡像をなす2つの水平方向の
角度範囲)においても45°の範囲にわたりストップラ
イトが中心の水平面内で視認し得るという質的要件があ
る。例えば、この質的要件は、約1カンデラの光度を要
求する如く解釈することができる。
【0017】次に図3において略図的に示されるのは、
ホログラム組立体への組込に先立つ本発明による平坦C
HMSLホログラム49の表示であり、図示された面が
組込まれる時車両の外側に面する表面である。CHMS
Lホログラム49は、同サイズの2次ホログラム・ブロ
ックB1およびB2(まとめてホログラム・ブロックB
という)の行と、交互にかつ重ならないように相互にイ
ンターリーブされた同サイズの1次ホログラム・ブロッ
クAの行を含む。ホログラム・ブロックAの各行は重な
らない1次ホログラム・ブロックAを含むが、ホログラ
ム・ブロックBの各行は、重ならないように並列に配列
された2次ホログラム・ブロックB2と交互にインター
リーブされた2次ホログラム・ブロックB1を含む。
ホログラム組立体への組込に先立つ本発明による平坦C
HMSLホログラム49の表示であり、図示された面が
組込まれる時車両の外側に面する表面である。CHMS
Lホログラム49は、同サイズの2次ホログラム・ブロ
ックB1およびB2(まとめてホログラム・ブロックB
という)の行と、交互にかつ重ならないように相互にイ
ンターリーブされた同サイズの1次ホログラム・ブロッ
クAの行を含む。ホログラム・ブロックAの各行は重な
らない1次ホログラム・ブロックAを含むが、ホログラ
ム・ブロックBの各行は、重ならないように並列に配列
された2次ホログラム・ブロックB2と交互にインター
リーブされた2次ホログラム・ブロックB1を含む。
【0018】参考のため、第1の行のホログラム・ブロ
ックAは、CHMSLシステムの組込まれるホログラム
組立体に位置されるときCHMSLホログラム49の頂
部にあり、これにより各行のホログラム・ブロックが水
平に対して略々整合される。このような配向により一貫
して、車両に組込まれる時略々水平と整合される1つの
ブロックの平行縁部は頂部および底部の縁部と呼ばれ、
頂縁部は図の最上部に最も近く、かつ組込まれる時後部
窓の最上部に最も近い。また、頂縁部と底縁部に対して
直角をなすホログラム・ブロックの平行縁部は、側縁部
と呼ばれる。ホログラム・ブロックの幅は頂縁部または
底縁部に沿って測定されるが、ホログラム・ブロックの
高さは側縁部のいずれか一方に沿って測定される。図3
の特定例では、ホログラム・ブロックAとホログラム・
ブロックBの各々は同じ幅を有するが、ホログラム・ブ
ロックBは高さがはるかに短い。
ックAは、CHMSLシステムの組込まれるホログラム
組立体に位置されるときCHMSLホログラム49の頂
部にあり、これにより各行のホログラム・ブロックが水
平に対して略々整合される。このような配向により一貫
して、車両に組込まれる時略々水平と整合される1つの
ブロックの平行縁部は頂部および底部の縁部と呼ばれ、
頂縁部は図の最上部に最も近く、かつ組込まれる時後部
窓の最上部に最も近い。また、頂縁部と底縁部に対して
直角をなすホログラム・ブロックの平行縁部は、側縁部
と呼ばれる。ホログラム・ブロックの幅は頂縁部または
底縁部に沿って測定されるが、ホログラム・ブロックの
高さは側縁部のいずれか一方に沿って測定される。図3
の特定例では、ホログラム・ブロックAとホログラム・
ブロックBの各々は同じ幅を有するが、ホログラム・ブ
ロックBは高さがはるかに短い。
【0019】1次ホログラム・ブロックAは、回折され
るストップライトの光が要求される中心領域に対する全
ての角度位置において視認し得るように水平方向におい
て左右に10°かつ垂直方向において下方に5°および
上方に10°の要求された中心領域内の光度の連邦要件
を満たすようにストップライト光を回折するように構成
されるが、2次ホログラム・ブロックBは、回折ストッ
プライト光が要求される周部の水平領域内の全ての角度
位置で視認し得るように中心領域を越えて中心から左右
に45°の周部水平到達範囲の要件を満たすようにスト
ップライト光を回折するよう構成される。
るストップライトの光が要求される中心領域に対する全
ての角度位置において視認し得るように水平方向におい
て左右に10°かつ垂直方向において下方に5°および
上方に10°の要求された中心領域内の光度の連邦要件
を満たすようにストップライト光を回折するように構成
されるが、2次ホログラム・ブロックBは、回折ストッ
プライト光が要求される周部の水平領域内の全ての角度
位置で視認し得るように中心領域を越えて中心から左右
に45°の周部水平到達範囲の要件を満たすようにスト
ップライト光を回折するよう構成される。
【0020】ホログラム・ブロックAはホログラム・ブ
ロックBよりも大きな領域をカバーし、全領域の比率
は、ホログラム・ブロックAとホログラム・ブロックB
間の所要の光分布に基いて決定され、例えばこれは下記
の如く決定することができる。2次ホログラム・ブロッ
クBに対して要求される光度は、1次ホログラム・ブロ
ックAに対して要求される光度の約1/10である。1
次ホログラム・ブロックAの立体角度範囲は約25°×
25°であるが、2次ホログラム・ブロックBの立体角
度範囲は、合計約80°×6°である。1次ホログラム
・ブロックAに対する平均光度が約22キャンデラであ
るとすれば、ホログラム・ブロックAの立体角度範囲を
平均光度22で乗じると、1次ホログラム・ブロックA
に対して13,750の照度係数を提供する。2次ホロ
グラム・ブロックBに対する平均光度を約2.2キャン
デラであるとすれば、立体角度範囲を2.2キャンデラ
の平均光度で乗じると、2次ホログラム・ブロックBに
対して1056の照度係数を提供する。このため、1次
ホログラム・ブロックの面積は、2次セルの面積の約1
3倍にもならねばならない。図3の特定例では、1次ホ
ログラム・ブロックAと2次ホログラム・ブロックB間
の1対1の対応が存在し、各ホログラム・ブロックAは
各ホログラム・ブロックBの約13倍になり、ホログラ
ム・ブロックAおよびホログラム・ブロックBが同じ幅
を有するため、ホログラム・ブロックBの高さはホログ
ラム・ブロックAの高さの約1/13でなければならな
い。
ロックBよりも大きな領域をカバーし、全領域の比率
は、ホログラム・ブロックAとホログラム・ブロックB
間の所要の光分布に基いて決定され、例えばこれは下記
の如く決定することができる。2次ホログラム・ブロッ
クBに対して要求される光度は、1次ホログラム・ブロ
ックAに対して要求される光度の約1/10である。1
次ホログラム・ブロックAの立体角度範囲は約25°×
25°であるが、2次ホログラム・ブロックBの立体角
度範囲は、合計約80°×6°である。1次ホログラム
・ブロックAに対する平均光度が約22キャンデラであ
るとすれば、ホログラム・ブロックAの立体角度範囲を
平均光度22で乗じると、1次ホログラム・ブロックA
に対して13,750の照度係数を提供する。2次ホロ
グラム・ブロックBに対する平均光度を約2.2キャン
デラであるとすれば、立体角度範囲を2.2キャンデラ
の平均光度で乗じると、2次ホログラム・ブロックBに
対して1056の照度係数を提供する。このため、1次
ホログラム・ブロックの面積は、2次セルの面積の約1
3倍にもならねばならない。図3の特定例では、1次ホ
ログラム・ブロックAと2次ホログラム・ブロックB間
の1対1の対応が存在し、各ホログラム・ブロックAは
各ホログラム・ブロックBの約13倍になり、ホログラ
ム・ブロックAおよびホログラム・ブロックBが同じ幅
を有するため、ホログラム・ブロックBの高さはホログ
ラム・ブロックAの高さの約1/13でなければならな
い。
【0021】有効にも、図3のホログラムは、インター
リーブされた3つのアレイ、即ち、1次ホログラム・ブ
ロックAのアレイと、2次ホログラム・ブロックB1の
アレイと、ホログラム・ブロックB2のアレイとを含
む。全てのホログラム・ブロックAは同じサイズであ
り、各行におけるホログラム・ブロックAが隣接し行が
同じ間隔で分けられている直線状パターンで配列されて
いる。全てのホログラム・ブロックBは同サイズであ
り、このため、ホログラム・ブロックB1は、各行のホ
ログラム・ブロックB1が同じ間隔で分けられ行は同じ
間隔で分けられる直線状パターンで配列されている。同
様に、ホログラム・ブロックB2は、各行のホログラム
・ブロックB2が同じ間隔で分けられ行が同じ間隔で分
けられる直線状パターンで配列されている。更に、ホロ
グラム・ブロックB1間の間隔は、ホログラム・ブロッ
クB2間の間隔と同じである。
リーブされた3つのアレイ、即ち、1次ホログラム・ブ
ロックAのアレイと、2次ホログラム・ブロックB1の
アレイと、ホログラム・ブロックB2のアレイとを含
む。全てのホログラム・ブロックAは同じサイズであ
り、各行におけるホログラム・ブロックAが隣接し行が
同じ間隔で分けられている直線状パターンで配列されて
いる。全てのホログラム・ブロックBは同サイズであ
り、このため、ホログラム・ブロックB1は、各行のホ
ログラム・ブロックB1が同じ間隔で分けられ行は同じ
間隔で分けられる直線状パターンで配列されている。同
様に、ホログラム・ブロックB2は、各行のホログラム
・ブロックB2が同じ間隔で分けられ行が同じ間隔で分
けられる直線状パターンで配列されている。更に、ホロ
グラム・ブロックB1間の間隔は、ホログラム・ブロッ
クB2間の間隔と同じである。
【0022】本発明によれば、各ホログラム・ブロック
Aは、図3に略図的に示されるように、重ならない単一
格子ホログラム・セルPGの2次元アレイを含む。各単
一格子ホログラム・セルPGは、図4に示されるように
要求される中心領域内の予め定めた角度範囲PG′内の
光を回折するように構成されている。特に、各単一格子
ホログラム・セルPGは、唯1つの特定の角度で光を回
折するように記録されるが、実際には完全な点光源では
ない再生用照射源の角度の拡がりの結果として単一格子
ホログラム・セルPG全体にわたり光を回折する。各ホ
ログラム・ブロックA内の各単一格子ホログラム・セル
PGは、光を異なる立体角度範囲PG′に回折し、各ホ
ログラム・ブロックA内の全ての単一格子ホログラム・
セルから回折された光の集まりが図4に示されるように
要求される中心角度範囲を完全に満たすようにする。実
質的に、各ホログラム・ブロックAのホログラム・セル
および再生用光源の角度の拡がりは、異なる角度範囲の
アレイに光を回折するように共働し、これら領域が一緒
に要求される中心領域内の全ての角度位置における回折
されたストップライト照明を生じる。このため、各ホロ
グラムAに対して要求されるホログラム・セルの数なら
びに異なるセルの回折角は、CHMSLが用いられる特
定の再生光源の角度の拡がりに依存することになる。例
えば、図4に含まれる角度座標系は、CHMSLホログ
ラムの出力が特定の光度要件を満たさねばならない角度
位置における無地の点を含む。
Aは、図3に略図的に示されるように、重ならない単一
格子ホログラム・セルPGの2次元アレイを含む。各単
一格子ホログラム・セルPGは、図4に示されるように
要求される中心領域内の予め定めた角度範囲PG′内の
光を回折するように構成されている。特に、各単一格子
ホログラム・セルPGは、唯1つの特定の角度で光を回
折するように記録されるが、実際には完全な点光源では
ない再生用照射源の角度の拡がりの結果として単一格子
ホログラム・セルPG全体にわたり光を回折する。各ホ
ログラム・ブロックA内の各単一格子ホログラム・セル
PGは、光を異なる立体角度範囲PG′に回折し、各ホ
ログラム・ブロックA内の全ての単一格子ホログラム・
セルから回折された光の集まりが図4に示されるように
要求される中心角度範囲を完全に満たすようにする。実
質的に、各ホログラム・ブロックAのホログラム・セル
および再生用光源の角度の拡がりは、異なる角度範囲の
アレイに光を回折するように共働し、これら領域が一緒
に要求される中心領域内の全ての角度位置における回折
されたストップライト照明を生じる。このため、各ホロ
グラムAに対して要求されるホログラム・セルの数なら
びに異なるセルの回折角は、CHMSLが用いられる特
定の再生光源の角度の拡がりに依存することになる。例
えば、図4に含まれる角度座標系は、CHMSLホログ
ラムの出力が特定の光度要件を満たさねばならない角度
位置における無地の点を含む。
【0023】事例として、単一格子ホログラム・セルP
Gは、各ホログラム・ブロックA内で、図3および図4
に示されるように、角度の間隔において回折された立体
角度範囲PG′のパターンと似たパターンで配列され
る。しかし、単一格子ホログラム・セルPGは、角度間
隔における回折された立体角度範囲PG′の同じパター
ンを維持しながら、他のパターンで配列することができ
る。
Gは、各ホログラム・ブロックA内で、図3および図4
に示されるように、角度の間隔において回折された立体
角度範囲PG′のパターンと似たパターンで配列され
る。しかし、単一格子ホログラム・セルPGは、角度間
隔における回折された立体角度範囲PG′の同じパター
ンを維持しながら、他のパターンで配列することができ
る。
【0024】2次ホログラム・ブロックBについては、
各ホログラム・ブロックB1は、ストップライトの照明
を中心領域の左側にある水平の周部の角度範囲へ回折す
るように構成されるが、各ホログラム・ブロックB2
は、ストップライトの照明を中心領域の右側である水平
の周部角度範囲へ回折するように構成されている。ブロ
ックB1の各々は、図3に略図的に示されるように、単
一格子ホログラム・セルSG1の1次元の水平アレイを
含む。各単一格子ホログラム・セルSG1は、図5に示
されるように、要求される左側の水平な周部角度範囲内
の予め定めた立体角度範囲SG1′内の光を回折するよ
うに構成されている。特に、各単一格子ホログラム・セ
ルSG1は、唯1つの特定の角度で光を実際に回折する
ように記録されるが、実際には完全な点光源ではない再
生用照明源の角度の拡がりの結果として、立体角度範囲
SG1′にわたって光を回折する。各ホログラム・ブロ
ックB1内の各単一格子ホログラム・セルSG1は、光
を異なる立体角度範囲SG1′に回折して、各ホログラ
ム・ブロックB1内の全ての単一格子ホログラム・セル
SG1からの回折光の集まりが、図5に示されるよう
に、要求される左側の水平の周部角度範囲を完全に満た
すようにする。実質的に、各ホログラム・ブロックB1
のホログラム・セルSG1および再生用光源の角度の拡
がりは光を異なる角度範囲のアレイへ回折させるように
共働し、これが一緒に要求される左側の水平の周部角度
範囲内の全ての角度位置におけるストップライトの指向
照明を生じる。このため、各ホログラム・セルB1毎に
要求されるホログラム・セルの数ならびに異なるセルの
角度の拡がりは、CHMSLが用いられるべき特定の再
生用光源の角度の拡がりに依存することになる。例え
ば、図5に示されるように、単一格子ホログラム・セル
SG1は、(a)中心の垂直面の左方約10°と(b)
中心の垂直面の左方に約50°との間、および、(a)
中心の水平面から上方約3°と(b)中心の水平面から
下方約3°との間にある角度範囲をカバーする。
各ホログラム・ブロックB1は、ストップライトの照明
を中心領域の左側にある水平の周部の角度範囲へ回折す
るように構成されるが、各ホログラム・ブロックB2
は、ストップライトの照明を中心領域の右側である水平
の周部角度範囲へ回折するように構成されている。ブロ
ックB1の各々は、図3に略図的に示されるように、単
一格子ホログラム・セルSG1の1次元の水平アレイを
含む。各単一格子ホログラム・セルSG1は、図5に示
されるように、要求される左側の水平な周部角度範囲内
の予め定めた立体角度範囲SG1′内の光を回折するよ
うに構成されている。特に、各単一格子ホログラム・セ
ルSG1は、唯1つの特定の角度で光を実際に回折する
ように記録されるが、実際には完全な点光源ではない再
生用照明源の角度の拡がりの結果として、立体角度範囲
SG1′にわたって光を回折する。各ホログラム・ブロ
ックB1内の各単一格子ホログラム・セルSG1は、光
を異なる立体角度範囲SG1′に回折して、各ホログラ
ム・ブロックB1内の全ての単一格子ホログラム・セル
SG1からの回折光の集まりが、図5に示されるよう
に、要求される左側の水平の周部角度範囲を完全に満た
すようにする。実質的に、各ホログラム・ブロックB1
のホログラム・セルSG1および再生用光源の角度の拡
がりは光を異なる角度範囲のアレイへ回折させるように
共働し、これが一緒に要求される左側の水平の周部角度
範囲内の全ての角度位置におけるストップライトの指向
照明を生じる。このため、各ホログラム・セルB1毎に
要求されるホログラム・セルの数ならびに異なるセルの
角度の拡がりは、CHMSLが用いられるべき特定の再
生用光源の角度の拡がりに依存することになる。例え
ば、図5に示されるように、単一格子ホログラム・セル
SG1は、(a)中心の垂直面の左方約10°と(b)
中心の垂直面の左方に約50°との間、および、(a)
中心の水平面から上方約3°と(b)中心の水平面から
下方約3°との間にある角度範囲をカバーする。
【0025】事例として、単一格子ホログラム・セルS
G1は、図3および図5に示されるように、角度範囲に
おける回折された立体角度範囲SG1′のパターンに似
たパターンで各ホログラム・ブロックB1内に配列され
る。しかし、単一格子セルSG1は、角度間隔において
回折された立体角度範囲SG1′の同じパターンを維持
しながら他のパターンで配列することができる。
G1は、図3および図5に示されるように、角度範囲に
おける回折された立体角度範囲SG1′のパターンに似
たパターンで各ホログラム・ブロックB1内に配列され
る。しかし、単一格子セルSG1は、角度間隔において
回折された立体角度範囲SG1′の同じパターンを維持
しながら他のパターンで配列することができる。
【0026】2次ブロックB1と同様に、各ホログラム
・ブロックB2は、図3に示されるように、単一格子ホ
ログラム・セルSG2の1次元の水平アレイを含む。各
単一格子ホログラム・セルSG2は、図5に示されるよ
うに、要求される右側の水平周部角度範囲内の予め定め
た立体角度範囲SG2′内の光を回折するように構成さ
れる。特に、各単一格子ホログラム・セルSG2は唯1
つの特定の角度で光を回折するように記録されるが、実
際には完全な点光源ではない再生用照明源の角度の拡が
りの結果として立体角度範囲SG2′にわたり光を回折
する。各ホログラム・ブロックB2内の各単一格子ホロ
グラム・セルSG2は異なる立体角度範囲SG2′にお
ける光を回折し、各ホログラム・ブロックB2内の全て
の単一格子ホログラム・セルSG2からの回折光の集ま
りが図5に示されるように要求される右側の水平周部角
度範囲を完全に埋めるようにする。実質的に、各ホログ
ラム・ブロックB2のホログラム・セルSG2および再
生用光源の角度の拡がりは光を異なる角度範囲のアレイ
に回折するように共働し、これが一緒に要求される左側
の水平の周部角度範囲内の全ての角度位置における回折
されるストップライトの照明を生じる。このため、各ホ
ログラム・ブロックB2毎に要求されるホログラム・セ
ルの数ならびに異なるセルの回折角は、CHMSLが用
いられるべき特定の再生用光源の角度の拡がりに依存す
ることになる。事例として、各2次ホログラム・ブロッ
クB2は、各2次ホログラム・ブロックB1と同じサイ
ズであり、各2次ホログラム・ブロックB2におけるホ
ログラム・セルSG2の数は各2次ホログラム・ブロッ
クB1におけるホログラム・セルSG1の数と同じであ
る。また事例として、各2次ホログラム・ブロックB2
のホログラム・セルSG2の回折角は、2次ホログラム
・ブロックB1のホログラム・セルSG1の回折角の中
心の垂直面に跨るミラー・イメージである。
・ブロックB2は、図3に示されるように、単一格子ホ
ログラム・セルSG2の1次元の水平アレイを含む。各
単一格子ホログラム・セルSG2は、図5に示されるよ
うに、要求される右側の水平周部角度範囲内の予め定め
た立体角度範囲SG2′内の光を回折するように構成さ
れる。特に、各単一格子ホログラム・セルSG2は唯1
つの特定の角度で光を回折するように記録されるが、実
際には完全な点光源ではない再生用照明源の角度の拡が
りの結果として立体角度範囲SG2′にわたり光を回折
する。各ホログラム・ブロックB2内の各単一格子ホロ
グラム・セルSG2は異なる立体角度範囲SG2′にお
ける光を回折し、各ホログラム・ブロックB2内の全て
の単一格子ホログラム・セルSG2からの回折光の集ま
りが図5に示されるように要求される右側の水平周部角
度範囲を完全に埋めるようにする。実質的に、各ホログ
ラム・ブロックB2のホログラム・セルSG2および再
生用光源の角度の拡がりは光を異なる角度範囲のアレイ
に回折するように共働し、これが一緒に要求される左側
の水平の周部角度範囲内の全ての角度位置における回折
されるストップライトの照明を生じる。このため、各ホ
ログラム・ブロックB2毎に要求されるホログラム・セ
ルの数ならびに異なるセルの回折角は、CHMSLが用
いられるべき特定の再生用光源の角度の拡がりに依存す
ることになる。事例として、各2次ホログラム・ブロッ
クB2は、各2次ホログラム・ブロックB1と同じサイ
ズであり、各2次ホログラム・ブロックB2におけるホ
ログラム・セルSG2の数は各2次ホログラム・ブロッ
クB1におけるホログラム・セルSG1の数と同じであ
る。また事例として、各2次ホログラム・ブロックB2
のホログラム・セルSG2の回折角は、2次ホログラム
・ブロックB1のホログラム・セルSG1の回折角の中
心の垂直面に跨るミラー・イメージである。
【0027】事例として、単一格子ホログラム・セルS
G2は、図3および図5に示されるように、角度間隔に
おいて回折される立体角度範囲SG2′のパターンと似
たパターンで各ホログラム・ブロックB2内に配列され
る。しかし、単一格子ホログラム・セルSG2は、角度
間隔において回折される立体角度範囲SG2′の同じパ
ターンを維持しながら、他のパターンで配列することが
できる。
G2は、図3および図5に示されるように、角度間隔に
おいて回折される立体角度範囲SG2′のパターンと似
たパターンで各ホログラム・ブロックB2内に配列され
る。しかし、単一格子ホログラム・セルSG2は、角度
間隔において回折される立体角度範囲SG2′の同じパ
ターンを維持しながら、他のパターンで配列することが
できる。
【0028】次に図8において事例として示されている
のは、ホログラム・ブロックAを露光する一連の露光
と、ホログラム・ブロックB1を露光する一連の露光
と、ホログラム・ブロックB2を露光する一連の露光と
に関する本発明によるCHMSLホログラムを記録する
ための露光システムである。ガラス基板63上に置かれ
薄い被覆層65で覆われたホログラフィ記録層61から
なるホログラフィ記録組立体60が、マスク開口とマス
ク支持基板55とを有するマスク51からなる露光マス
ク組立体50の下方に配置されている。ホログラム記録
組立体60および露光マスク組立体50は、露光マスク
51と薄い被覆層65とを相互に対面させて配向され、
これもマスク51のマスク開口を充填する屈折率整合液
57の非常に薄い層により分けられている。ホログラム
記録用照明は、マスク基板、マスク開口、屈折率整合液
および薄い被覆層を透過してホログラフィ記録層に至
る。事例として、露光マスク組立体50は、CHMSL
ホログラムのホログラム・セルと対応するセルを形成す
るホログラムが露光用のマスク開口の下方に選択的に配
置できるように、例えばコンピュータで駆動されるマイ
クロメータにより運動可能である。スプリアス・ホログ
ラムの構成を生じる反射を低減するために、参照ビーム
と構成ビームのため用いられるカラーの光を吸収する光
吸収ガラス層71が、記録組立体60の基板63の下方
に配置され、この組立体に屈折率整合液73の薄層によ
って光学的に結合される。光吸収黒ペイント層75が、
ガラス層71の下面に配置される。
のは、ホログラム・ブロックAを露光する一連の露光
と、ホログラム・ブロックB1を露光する一連の露光
と、ホログラム・ブロックB2を露光する一連の露光と
に関する本発明によるCHMSLホログラムを記録する
ための露光システムである。ガラス基板63上に置かれ
薄い被覆層65で覆われたホログラフィ記録層61から
なるホログラフィ記録組立体60が、マスク開口とマス
ク支持基板55とを有するマスク51からなる露光マス
ク組立体50の下方に配置されている。ホログラム記録
組立体60および露光マスク組立体50は、露光マスク
51と薄い被覆層65とを相互に対面させて配向され、
これもマスク51のマスク開口を充填する屈折率整合液
57の非常に薄い層により分けられている。ホログラム
記録用照明は、マスク基板、マスク開口、屈折率整合液
および薄い被覆層を透過してホログラフィ記録層に至
る。事例として、露光マスク組立体50は、CHMSL
ホログラムのホログラム・セルと対応するセルを形成す
るホログラムが露光用のマスク開口の下方に選択的に配
置できるように、例えばコンピュータで駆動されるマイ
クロメータにより運動可能である。スプリアス・ホログ
ラムの構成を生じる反射を低減するために、参照ビーム
と構成ビームのため用いられるカラーの光を吸収する光
吸収ガラス層71が、記録組立体60の基板63の下方
に配置され、この組立体に屈折率整合液73の薄層によ
って光学的に結合される。光吸収黒ペイント層75が、
ガラス層71の下面に配置される。
【0029】ホログラム・ブロックAの構成に関して
は、露光マスク51は特に、同じセル位置にある各ホロ
グラム・ブロックAの各セルを被覆しない状態に残すマ
スク開口151aを有する図6に略図的に示されるマス
ク151を含み、これにより全てのホログラム・ブロッ
クAにおける同じ位置に配置された全てのホログラム・
セルが同時に露光される。マスク開口151の数はホロ
グラム・ブロックAの数と等しいこと、各マスク開口1
51aのサイズがホログラム・セルのサイズと対応する
こと、マスク開口151a間の水平方向の中心間の間隔
がホログラム・ブロックA間の水平方向の中心間の間隔
と対応すること、またマスク開口151a間の垂直方向
の中心間の間隔がホログラム・ブロックA間の垂直方向
の中心間の間隔と対応することを理解すべきである。異
なるセルが、特定の露光において露光されることを意図
するセル位置にわたってマスク開口を適当に配置するこ
とによって露光されることになる。
は、露光マスク51は特に、同じセル位置にある各ホロ
グラム・ブロックAの各セルを被覆しない状態に残すマ
スク開口151aを有する図6に略図的に示されるマス
ク151を含み、これにより全てのホログラム・ブロッ
クAにおける同じ位置に配置された全てのホログラム・
セルが同時に露光される。マスク開口151の数はホロ
グラム・ブロックAの数と等しいこと、各マスク開口1
51aのサイズがホログラム・セルのサイズと対応する
こと、マスク開口151a間の水平方向の中心間の間隔
がホログラム・ブロックA間の水平方向の中心間の間隔
と対応すること、またマスク開口151a間の垂直方向
の中心間の間隔がホログラム・ブロックA間の垂直方向
の中心間の間隔と対応することを理解すべきである。異
なるセルが、特定の露光において露光されることを意図
するセル位置にわたってマスク開口を適当に配置するこ
とによって露光されることになる。
【0030】ホログラム・ブロックB1の構成について
は、露光マスク51が特に、同じセル位置にある各ホロ
グラム・ブロックB1の各セルを被覆しない状態に残す
マスク開口251aを有する図1に略図的に示されるマ
スク251を含み、これにより全てのホログラム・ブロ
ックB1における同じ位置に配置される全てのホログラ
ム・セルが同時に露光される。マスク開口251aの数
がホログラム・ブロックB1の数と等しいこと、各マス
ク開口のサイズがホログラム・セルのサイズと対応する
こと、マスク開口251a間の水平の中心間の間隔がホ
ログラム・ブロックB1間の水平の中心間の間隔と対応
すること、およびマスク開口251a間の垂直方向の中
心間の間隔がホログラム・ブロックB1間の垂直方向の
中心間の間隔と対応することを理解すべきである。ホロ
グラム・ブロックB1の異なるセルは、特定の露光にお
いて露光されるべきセル位置にわたりマスク開口251
aを適当に配置することによって露光されることにな
る。
は、露光マスク51が特に、同じセル位置にある各ホロ
グラム・ブロックB1の各セルを被覆しない状態に残す
マスク開口251aを有する図1に略図的に示されるマ
スク251を含み、これにより全てのホログラム・ブロ
ックB1における同じ位置に配置される全てのホログラ
ム・セルが同時に露光される。マスク開口251aの数
がホログラム・ブロックB1の数と等しいこと、各マス
ク開口のサイズがホログラム・セルのサイズと対応する
こと、マスク開口251a間の水平の中心間の間隔がホ
ログラム・ブロックB1間の水平の中心間の間隔と対応
すること、およびマスク開口251a間の垂直方向の中
心間の間隔がホログラム・ブロックB1間の垂直方向の
中心間の間隔と対応することを理解すべきである。ホロ
グラム・ブロックB1の異なるセルは、特定の露光にお
いて露光されるべきセル位置にわたりマスク開口251
aを適当に配置することによって露光されることにな
る。
【0031】ホログラム・ブロックB2の構成について
は、露光マスク51が特に、ホログラム・ブロックB1
のセルの露光のため用いられる如く、図7に略図的に示
される露光マスク251を含んでいる。このようなマス
クは、同じセル位置にある各ホログラム・ブロックB2
の各セルを被覆されない状態に残し、これにより全ての
ホログラム・ブロックB2における同じ位置に配置され
た全てのホログラム・セルが同時に露光される。ホログ
ラム・ブロックB2の異なるセルは、特定の露光におい
て露光されるべきセル位置にわたってマスク開口251
aを適当に配置することにより露光されることになる。
は、露光マスク51が特に、ホログラム・ブロックB1
のセルの露光のため用いられる如く、図7に略図的に示
される露光マスク251を含んでいる。このようなマス
クは、同じセル位置にある各ホログラム・ブロックB2
の各セルを被覆されない状態に残し、これにより全ての
ホログラム・ブロックB2における同じ位置に配置され
た全てのホログラム・セルが同時に露光される。ホログ
ラム・ブロックB2の異なるセルは、特定の露光におい
て露光されるべきセル位置にわたってマスク開口251
aを適当に配置することにより露光されることになる。
【0032】参照ビームRBは、意図された再生ビーム
の形状(例えば、コリメートされたもの、球面発散する
もの、円柱状に発散するもの、など)をエミュレートす
るように選択されるが、対物ビームOBはコリメートさ
れたビームを含んでいる。参照ビームの入射角は意図さ
れた再生ビームの入射角と対応するように選択される
が、対物ビームOBの入射角は特定のセル位置に対して
意図された方向における光を回折するホログラムの干渉
縞パターンを構成するために要求される如き各セル位置
毎に変更される。
の形状(例えば、コリメートされたもの、球面発散する
もの、円柱状に発散するもの、など)をエミュレートす
るように選択されるが、対物ビームOBはコリメートさ
れたビームを含んでいる。参照ビームの入射角は意図さ
れた再生ビームの入射角と対応するように選択される
が、対物ビームOBの入射角は特定のセル位置に対して
意図された方向における光を回折するホログラムの干渉
縞パターンを構成するために要求される如き各セル位置
毎に変更される。
【0033】ホログラム・ブロックAおよびBにおける
ホログラム・セルのサイズは、外形を含む諸要因に基い
て選択され、マスク縁部における回折の影響を最小限に
抑え、光度要件が満たされることを保証し、マスター・
ホログラムを構成するため要求されるホログラム露光数
を最小限に抑える。事例として、1次ホログラム・ブロ
ックAのセルPGの各々は、幅が約2.108mm(0.
083インチ)でありかつ高さが約1.829mm(0.
072インチ)でよく、2次ホログラム・ブロックBの
セルSG1、SG2の各々は、幅が約2.108mm
(0.083インチ)であり高さが約0.508mm
(0.02インチ)でよい。
ホログラム・セルのサイズは、外形を含む諸要因に基い
て選択され、マスク縁部における回折の影響を最小限に
抑え、光度要件が満たされることを保証し、マスター・
ホログラムを構成するため要求されるホログラム露光数
を最小限に抑える。事例として、1次ホログラム・ブロ
ックAのセルPGの各々は、幅が約2.108mm(0.
083インチ)でありかつ高さが約1.829mm(0.
072インチ)でよく、2次ホログラム・ブロックBの
セルSG1、SG2の各々は、幅が約2.108mm
(0.083インチ)であり高さが約0.508mm
(0.02インチ)でよい。
【0034】当業者には、上記の露光手順が複雑であり
時間を要すること、およびこのような手順により作られ
るホログラムが当技術に周知の複写技術によりコピーを
作るためのマスター・ホログラムとして容易に使用する
ことができることが理解されよう。
時間を要すること、およびこのような手順により作られ
るホログラムが当技術に周知の複写技術によりコピーを
作るためのマスター・ホログラムとして容易に使用する
ことができることが理解されよう。
【0035】以上の述べたものは、スプリアス・ホログ
ラムを有効に低減して異なる照明の方向の正確な制御を
行うホログラフによる中央高所に載置されるストップラ
イト・システムの開示である。
ラムを有効に低減して異なる照明の方向の正確な制御を
行うホログラフによる中央高所に載置されるストップラ
イト・システムの開示である。
【0036】本文は本発明の特定の実施態様の記述であ
りその例示であるが、当業者によれば頭書の特許請求の
範囲に記載される如き本発明の範囲および趣旨から逸脱
することなく本発明に対する種々の変更および修正が可
能である。
りその例示であるが、当業者によれば頭書の特許請求の
範囲に記載される如き本発明の範囲および趣旨から逸脱
することなく本発明に対する種々の変更および修正が可
能である。
【図1】本発明により構成されたホログラムを用いる車
両用センター・ハイマウント・ストップライト装置を示
す概略図である。
両用センター・ハイマウント・ストップライト装置を示
す概略図である。
【図2】センター・ハイマウント・ストップライトに対
するカンデラ単位の現行の垂直および水平要件を示す光
度分布グラフである。
するカンデラ単位の現行の垂直および水平要件を示す光
度分布グラフである。
【図3】本発明による複数の1次ホログラム・ブロック
と複数の2次ホログラム・ブロックとを有する平坦CH
MSLホログラムを示す概略図である。
と複数の2次ホログラム・ブロックとを有する平坦CH
MSLホログラムを示す概略図である。
【図4】図3のホログラムの1次ホログラム・ブロック
の各々の単一格子ホログラム・セルの回折の各立体角度
範囲を示す概略図である。
の各々の単一格子ホログラム・セルの回折の各立体角度
範囲を示す概略図である。
【図5】図3のホログラムの2次ホログラム・ブロック
の各々の単一格子ホログラム・セルの回折の各立体角度
範囲を示す概略図である。
の各々の単一格子ホログラム・セルの回折の各立体角度
範囲を示す概略図である。
【図6】図3のCHMSLホログラムの第1のホログラ
ム・ブロックの単一格子ホログラム・セルを構成するた
め用いられるマスクを示す概略図である。
ム・ブロックの単一格子ホログラム・セルを構成するた
め用いられるマスクを示す概略図である。
【図7】図3のCHMSLホログラムの第2のホログラ
ム・ブロックの単一格子ホログラム・セルを構成するた
め用いられるマスクを示す概略図である。
ム・ブロックの単一格子ホログラム・セルを構成するた
め用いられるマスクを示す概略図である。
【図8】図3のCHMSLホログラムの単一格子ホログ
ラム・セルを構成するための露光系の事例を示す図であ
る。
ラム・セルを構成するための露光系の事例を示す図であ
る。
15 白熱灯 17 放物面反射鏡 19 高域通過フィルタ 20 ホログラム組立体 30 光源 49 平坦CHMSLホログラム 50 露光マスク組立体 51 露光マスク 55 マスク支持基板 57 屈折率整合液 60 ホログラフィ記録組立体 61 ホログラフィ記録層 63 ガラス基板 65 薄い被覆層 71 光吸収ガラス層 73 屈折率整合液 75 光吸収黒ペイント層 151 露光マスク 151a マスク開口 251 露光マスク 251a マスク開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−224837(JP,A) 特開 平4−342624(JP,A) 特開 平3−65448(JP,A) 特開 平3−120513(JP,A) 特開 平2−241849(JP,A) 特開 平3−125641(JP,A) 特開 平5−8687(JP,A) 特開 平6−281819(JP,A) 特表 平1−502465(JP,A)
Claims (8)
- 【請求項1】 後部窓を有する車両のためのホログラフ
ィ・センター・ハイマウント・ストップライト・システ
ムにおいて、 各々が予め定めた各角度における光を回折するよう構成
された複数の単一格子ホログラムが内部に形成されたホ
ログラム層と、 各単一格子ホログラムが立体角度範囲にわたって光を回
折するように角度の拡がりを有する再生用照明を提供す
る再生用光源と、 を具備してなり、 前記複数の単一格子ホログラムが、 各々が同じ2次元アレイで配列されて中央立体角度範囲
内の各立体角度範囲へ光を回折する複数の単一格子ホロ
グラムを含む複数の1次ホログラム・ブロックであっ
て、各1次ブロックにおける前記複数の単一格子ホログ
ラム数が、前記中央立体角度範囲内の全ての角度位置に
おいて各1次ホログラム・ブロックにより回折される光
が視認し得るように選択される1次ホログラム・ブロッ
クと、 各々が1次元アレイで配列されて前記中央立体角度範囲
に隣接する第1の周部角度範囲内の各立体角度範囲へ光
を回折する複数の単一格子ホログラムを含む複数の第1
の2次ホログラム・ブロックであって、各第1の2次ホ
ログラム・ブロックにおける前記複数の単一格子ホログ
ラム数が、前記第1の周部角度範囲内の全ての角度位置
において各第1の2次ホログラム・ブロックにより回折
される光が視認し得るように選択される第1の2次ホロ
グラム・ブロックと、 各々が1次元アレイで配列されていて、前記第1の周部
角度範囲と反対の前記予め定めた中央立体角度範囲と前
記第1の周部角度範囲のミラー・イメージとに隣接する
第2の周部角度範囲内の各立体角度範囲へ光を回折する
複数の単一格子ホログラムを含む複数の第2の2次ホロ
グラム・ブロックであって、各第2の2次ホログラム・
ブロックにおける単一格子ホログラム数が、前記第2の
周部角度範囲内の全ての角度位置において各第2の2次
ホログラム・ブロックにより回折される光が視認し得る
ように選択される第2の2次ホログラム・ブロックと、
を備えることを特徴とするホログラフィ・センター・ハ
イマウント・ストップライト・システム。 - 【請求項2】 前記1次ホログラム・ブロックが行に配
列され、前記第1および第2の2次ホログラム・ブロッ
クが、それぞれ複数の第2の2次ホログラム・ブロック
とインターリーブされた複数の第1の2次ホログラム・
ブロックを含む行に配列されることを特徴とする請求項
1記載のホログラフィ・センター・ハイマウント・スト
ップライト・システム。 - 【請求項3】 1次ホログラム・ブロックの行が、2次
ホログラム・ブロックの行とインターリーブされること
を特徴とする請求項2記載のホログラフィ・センター・
ハイマウント・ストップライト・システム。 - 【請求項4】 前記1次ホログラム・ブロックの各々に
おける各ホログラム格子が異なる予め定めた角度で光を
回折し、第1の2次ホログラム・ブロックの各々におけ
る各ホログラム格子が異なる予め定めた角度において光
を回折し、前記第2の2次ホログラム・ブロックの各々
における各ホログラム格子が異なる予め定めた角度にお
いて光を回折することを特徴とする請求項1記載のホロ
グラフィ・センター・ハイマウント・ストップライト・
システム。 - 【請求項5】 予め定めた角度の拡がりを有する再生用
光源を含むホログラフィ・センター・ハイマウント・ス
トップライト・システムにおいて使用されるホログラム
を構成する方法において、 ホログラフ記録材料層を、1次ホログラム・ブロック
と、第1の2次ホログラム・ブロックと、第2の2次ホ
ログラム・ブロックとに構成し、 前記1次ホログラム・ブロックの各々に、光を中央立体
角度範囲内の各立体角度範囲へ回折するように構成され
た複数の単一格子ホログラムを記録するステップであっ
て、1つの立体角度範囲へのかかる回折が再生用光源の
角度の拡がりの結果であり、各1次ブロックにおける単
一格子ホログラム数が、各1次ブロックにより回折され
る光が前記中央立体角度範囲内の全ての角度位置におい
て視認し得るように前記再生用光源の角度の拡がりに関
して選択されるステップと、 前記第1の2次ホログラム・ブロックの各々に、光を前
記中央立体角度範囲に隣接する第1の周部角度範囲内の
各立体角度範囲へ回折するように構成された複数の単一
格子ホログラムを記録するステップであって、1つの立
体角度範囲へのかかる回折が前記再生用光源の角度の拡
がりの結果であり、各第1の2次ブロックにおける単一
格子ホログラム数が、前記第1の周部の角度範囲内の全
ての角度位置において各第1の2次ブロックにより回折
される光が視認し得るように再生用光源の角度の拡がり
に関して選択されるステップと、 前記第2の2次ホログラム・ブロックの各々に、前記第
1の周部の角度範囲と反対の中央立体角度範囲と前記第
1の周部の角度範囲のミラー・イメージとに隣接する第
2の周部の角度範囲を持つ各立体角度範囲へ光を回折す
るように構成された複数の単一格子ホログラムを記録す
るステップであって、1つの立体角度範囲へのかかる回
折が再生用光源の角度の拡がりの結果であり、各第1の
2次ブロックにおける単一格子ホログラム数が、前記第
2の周部の角度範囲内の全ての角度位置において各第2
の2次ブロックにより回折される光を視認し得るように
再生用光源の角度の拡がりに関して選択されるステップ
と、を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項6】 前記1次ホログラム・ブロックが行に配
列され、前記第1および第2のホログラム・ブロック
が、各々が複数の第2の2次ホログラム・ブロックとイ
ンターリーブされた複数の第1の2次ホログラム・ブロ
ックを含む行に配列されることを特徴とする請求項5記
載の方法。 - 【請求項7】 1次ホログラム・ブロックの行が、第1
および第2の2次ホログラム・ブロックの行でインター
リーブされることを特徴とする請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 前記1次ホログラム・ブロックを記録す
るステップが、予め定めた角度のかかるホログラム・セ
ルと対応する開口を有するマスクを介して予め定めた回
折角の全ての1次ブロックのホログラム・セルを同時に
露光するステップを含み、 前記第1の2次ホログラム・ブロックを記録するステッ
プが、予め定めた角度のかかるホログラム・セルと対応
する開口を有するマスクを介して予め定めた回折角の全
ての第1の2次ブロックのホログラム・セルを同時に露
光するステップを含み、 前記第2の2次ホログラム・ブロックを記録するステッ
プが、予め定めた角度のかかるホログラム・セルと対応
する開口を有するマスクを介して予め定めた回折角の全
ての第2の2次ブロックのホログラム・セルを同時に露
光するステップを含むことを特徴とする請求項7記載の
方法。
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- 1993-12-22 DE DE69310880T patent/DE69310880T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-22 JP JP32487093A patent/JP2540013B2/ja not_active Expired - Lifetime
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