JP2024516908A - 要求情報の送信方法、ｕｅ及びネットワーク側機器 - Google Patents

Abstract

本願は、要求情報の送信方法、装置、機器及び記憶媒体を開示し、通信技術の分野に属し、本願の実施例の要求情報の送信方法は、第１ユーザ機器ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するステップであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップを含む。

Description

本願は、通信技術の分野に属し、具体的には、要求情報の送信方法、装置、機器及び記憶媒体に関する。

現在、ＵＥ（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ユーザ機器）が使用するリソースは、全てネットワーク側機器によって直接設定されるため、ネットワーク側機器によってＵＥに対して設定されるリソースがＵＥにマッチしない可能性が高い。例えば、マルチシム端末における複数のＵＥは、あるバンドの組み合わせにおける共同作業をサポートするが、ネットワーク側機器によってマルチシム端末におけるＵＥに対して設定されるバンドは、ＵＥによってサポートされるバンドの組み合わせにないことがあり、これにより、マルチシム端末における複数のＵＥがデータ送受信を同時に行うことができなくなり、ＵＥのデータ伝送性能に影響を与えることが多い。よって、現在のＵＥでは、データ伝送性能が悪いという問題がある。

本願の実施例は、ＵＥにおけるデータ伝送性能が悪いという問題を解決できる要求情報の送信方法、装置、機器及び記憶媒体を提供する。

第１側面では、第１ユーザ機器ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するステップであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップを含む、
要求情報の送信方法を提供する。

第２側面では、ネットワーク側機器が第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するステップであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップを含む、
要求情報の送信方法を提供する。

第３側面では、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信するための送信モジュールであって、前記設定要求情報が第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである送信モジュールを備える、
要求情報の送信装置を提供する。

第４側面では、第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するための受信モジュールであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである受信モジュールを備える、
要求情報の送信装置を提供する。

第５側面では、第１ＵＥであって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第１側面に記載の要求情報の送信方法のステップが実現される、ＵＥを提供する。

第６側面では、第１ＵＥであって、プロセッサと、通信インタフェースとを備え、前記プロセッサ又は前記通信インタフェースがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するためのものであり、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである、ＵＥを提供する。

第７側面では、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第２側面に記載の要求情報の送信方法のステップが実現される、ネットワーク側機器を提供する。

第８側面では、プロセッサと、通信インタフェースとを備え、前記通信インタフェースが第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するためのものであり、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである、ネットワーク側機器を提供する。

第９側面では、プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第１側面に記載の要求情報の送信方法のステップが実現されるか、或いは、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第２側面に記載の要求情報の送信方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。

第１０側面では、プロセッサと、前記プロセッサに結合された通信インタフェースとを備え、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、第１側面に記載の要求情報の送信方法のステップ、又は、第２側面に記載の要求情報の送信方法のステップを実現するためのものである、チップを提供する。

第１１側面では、不揮発性記憶媒体に記憶されており、少なくとも１つのプロセッサにより実行されることで、第１側面又は第２側面に記載の要求情報の送信方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品を提供する。

第１２側面では、第１側面又は第２側面に記載の要求情報の送信方法のステップを実行するように構成される、通信機器を提供する。

本願の実施例では、第１ユーザ機器ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信し、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであり、これにより、ネットワーク側機器は、第１ＵＥから送信された設定要求情報に従って第１ＵＥに設定を提供することができ、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。例えば、バンドの組み合わせをサポートするＵＥについては、ネットワーク側機器は、第１ＵＥから送信された設定要求情報に従って第１ＵＥに対して第１ＵＥによってサポートされるバンドの組み合わせ内のバンドを設定することができ、マルチシム端末の複数のＵＥがデータ送受信を同時に行うことが可能となり、マルチシム端末のＵＥのデータ伝送性能を向上させる。

本願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。 本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその１である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその２である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその３である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその４である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその５である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその６である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その１である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その２である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その３である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その４である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その５である。 本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その６である。 本願の実施例で提供される通信機器の構造図である。 本願の実施例で提供されるＵＥの構造図である。 本願の実施例で提供されるネットワーク側機器の構造図である。

以下において、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解決手段を明確に説明し、当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。

本願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第１」、「第２」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本願の実施例をここで図示又は説明する以外の順番で実施できるように、場合によっては互換してもよく、「第１」、「第２」によって区別される対象は、一般的に同じ種類に属し、対象の個数が限定されるものではなく、例えば、第１対象は、１つであってもよく、複数であってもよいことを理解すべきである。また、明細書及び請求項において、「及び／又は」は、接続される対象のうちの少なくとも一つを表し、符号の「／」は、一般的に前後の関連する対象が「又は」の関係にあることを表す。

本願の実施例に記載された技術は、ロングタームエボリューション（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ，ＬＴＥ）／ＬＴＥの進化型（ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ，ＬＴＥ－Ａ）システムに限定されず、符号分割多元接続（ｃｏｄｅ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ，ＣＤＭＡ）、時分割多元接続（ｔｉｍｅ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ，ＴＤＭＡ）、周波数分割多元接続（ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ，ＦＤＭＡ）、直交周波数分割多元接続（ｏｒｔｈｏｇｏｎａｌ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ，ＯＦＤＭＡ）、シングルキャリア周波数分割多元接続（ｓｉｎｇｌｅ－ｃａｒｒｉｅｒ ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ－ｄｉｖｉｓｉｏｎ ｍｕｌｔｉｐｌｅ ａｃｃｅｓｓ，ＳＣ－ＦＤＭＡ）及び他のシステム等の他の無線通信システムに使用されてもよいことに留意されたい。本願の実施例における用語「システム」と「ネットワーク」は、しばしば、互換的に使用され、本願に記載された技術は、上記で言及されたシステム及び無線技術に使用され得るとともに、他のシステム及び無線技術にも使用され得る。以下の説明は、例示を目的に新たな無線（ｎｅｗ ｒａｄｉｏ，ＮＲ）システムについて説明し、以下の説明の大部分においてＮＲ用語が使用されるが、これらの技術は、第６世代（６ｔｈＧｅｎｅｒａｔｉｏｎ，６Ｇ）通信システムのようなＮＲシステムアプリケーション以外のアプリケーションに適用されてもよい。

図１に、本願の実施例が適用可能な無線通信システムのブロック図が示された。無線通信システムは、端末１１と、ネットワーク側機器１２とを備える。端末１１は、シングルシム端末又はマルチシム端末であり、シングルシム端末の場合、端末は１つのＵＥを含むが、マルチシム端末の場合、端末は複数のＵＥを含む。なお、本願の実施例では、１つのＵＥは、１つの加入者識別モジュール（Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍｏｄｕｌｅ，ＳＩＭ）カードに対応する。具体的には、前記端末１１は、携帯電話、タブレットコンピュータ（Ｔａｂｌｅｔ Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）、ラップトップコンピュータ（Ｌａｐｔｏｐ Ｃｏｍｐｕｔｅｒ）（ノートパソコンとも呼ばれる）、パーソナルディジタルアシスタント（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ，ＰＤＡ）、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルピーシー（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅ ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＵＭＰＣ）、モバイルインターネットデバイス（Ｍｏｂｉｌｅ Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｄｅｖｉｃｅ，ＭＩＤ）、ウェアラブルデバイス（Ｗｅａｒａｂｌｅ Ｄｅｖｉｃｅ）又は車載機器（Ｖｅｈｉｃｌｅ Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＶＵＥ）、歩行者端末（Ｐｅｄｅｓｔｒｉａｎ Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＰＵＥ）等の端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、スマートウォッチ、ブレスレット、イヤホン、メガネ等を含む。なお、本願の実施例では、端末１１の具体的な種類が限定されない。ネットワーク側機器１２は、基地局又はコアネットワークであってもよく、基地局は、ノードＢ、進化型ノードＢ、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局（Ｂａｓｅ Ｔｒａｎｓｃｅｉｖｅｒ Ｓｔａｔｉｏｎ，ＢＴＳ）、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット（Ｂａｓｉｃ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ，ＢＳＳ）、拡張サービスセット（Ｅｘｔｅｎｄｅｄ Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｓｅｔ，ＥＳＳ）、Ｂノード、進化型Ｂノード（ｅＮＢ）、ホームＢノード、ホーム進化型Ｂノード、（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ，ＷＬＡＮ）アクセスポイント、ワイファイ（Ｗｉｒｅｌｅｓｓ Ｆｉｄｅｌｉｔｙ，ＷｉＦｉ）ノード、送受信ポイント（Ｔｒａｎｓｍｉｔｔｉｎｇ Ｒｅｃｅｉｖｉｎｇ Ｐｏｉｎｔ，ＴＲＰ）又は上記の分野における他の何らかの適切な用語と呼ばれてもよく、同様な技術効果を達成できれば、前記基地局は、特定の技術用語に限定されない。なお、本願の実施例では、単にＮＲシステムにおける基地局を例とするが、基地局の具体的な種類が限定されない。

以下、図面を参照し、いくつかの実施例及びその適用シナリオにより、本願の実施例で提供される要求情報の送信方法を詳しく説明する。

図２を参照し、図２は、本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその１であり、図２に示すように、要求情報の送信方法は、
第１ユーザ機器（Ｕｓｅｒ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ，ＵＥ）がネットワーク側機器に設定要求情報を送信するステップ２０１であって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップ２０１を含む。

第１ＵＥは、マルチシム端末における１つのＵＥであってもよい。なお、ＵＥは、契約主体とみなされてもよい。１つの端末機器には複数の契約主体が配置されてもよい。契約主体は、加入者識別モジュール（Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ Ｍｏｄｕｌｅ，ＳＩＭ）カードで表されてもよい。１つのＳＩＭカードは、１つのネットワークの契約主体に対応する。ＳＩＭカードには、契約主体の識別子、即ち、加入者永久識別子（Ｓｕｂｓｃｒｉｐｔｉｏｎ Ｐｅｒｍａｎｅｎｔ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ，ＳＵＰＩ）、又は国際移動加入者識別子（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｓｕｂｓｃｒｉｐｔｉｏｎ Ｉｄｅｎｔｉｔｙ，ＩＭＳＩ）等のようなＵＥの識別子が格納されている。したがって、１つの端末に複数のＳＩＭカードが挿入されているか又は複数の電子ＳＩＭカード情報が設定されている場合、端末と、異なる契約主体とは、異なるＵＥを構成することができる。

任意の実施形態では、マルチシム端末の能力は、シングル送信シングル受信、シングル送信デュアル受信及びデュアル送信デュアル受信等であってもよい。シングル送信シングル受信をサポートするマルチシム端末は、１つのＵＥにより、１つのネットワークでデータ送受信を行うことができる。シングル送信デュアル受信をサポートするマルチシム端末は、１つのＵＥによりデータを同時に送受信し、別のＵＥによりデータを送信することができる。デュアル送信デュアル受信をサポートするマルチシム端末は、同時に、１つのＵＥによりデータを送受信し、別のＵＥによりデータを送受信することができる。デュアル送信デュアル受信をサポートするマルチシム端末は、一部のバンドにおいて複数のネットワークで互いに影響を与えることなく送信と受信を同時に行うことができる。

また、前記第１ＵＥは、異なる周波数帯域能力をサポートすることができ、第１ＵＥによってサポートされる周波数帯域能力は、第１ＵＥによってサポートされる周波数帯域、及び第１ＵＥによってサポートされる周波数帯域の組み合わせを含んでもよい。例示的に、第１ＵＥによってサポートされる周波数帯域は、バンド（Ｂａｎｄ）１を含んでもよく、第１ＵＥによってサポートされる周波数帯域の組み合わせは、Ｂａｎｄ １＋Ｂａｎｄ ２を含んでもよい。

なお、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信することにより、ネットワーク側機器は、設定要求情報に従って第１ＵＥに対して第１ＵＥによってサポートされるバンドの組み合わせ内のバンドを設定することができ、マルチシム端末の各ＵＥに対応するネットワーク側機器は、各ＵＥに対してＵＥによってサポートされるバンドの組み合わせ内のバンドを設定することができ、マルチシム端末における複数のＵＥがデータ送受信を同時に行うことが可能となる。

また、前記第１ＵＥによってサポートされるバンドの組み合わせは、第１ＵＥによってサポートされる同期周波数帯域の組み合わせ、及び第１ＵＥによってサポートされる非同期周波数帯域の組み合わせを含んでもよい。同期周波数帯域の組み合わせでは、ＵＥが複数のセル又は周波数で同時に動作すると、当該複数のセル又は周波数は、同期状態にある必要がある。非同期周波数帯域の組み合わせでは、ＵＥが複数のセル又は周波数で同時に動作すると、当該複数のセル又は周波数は、非同期状態に属してもよい。非同期周波数帯域の組み合わせでは、ＵＥが同期動作状態もサポートするとデフォルトで考えられ、つまり、非同期周波数帯域の組み合わせでは、ＵＥが同時に動作する当該周波数帯域の組み合わせにおける複数のセルは、同期状態に属してもよい。

なお、第１ＵＥの所望する設定リソースは、第１ＵＥの設定好みと呼ばれてもよい。

本願の実施例では、第１ユーザ機器ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信し、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであり、これにより、ネットワーク側機器は、第１ＵＥから送信された設定要求情報に従って第１ＵＥに設定を提供することができ、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。例えば、バンドの組み合わせをサポートするＵＥについては、ネットワーク側機器は、第１ＵＥから送信された設定要求情報に従って第１ＵＥに対して第１ＵＥによってサポートされるバンドの組み合わせ内のバンドを設定することができ、マルチシム端末の複数のＵＥがデータ送受信を同時に行うことが可能となり、マルチシム端末のＵＥのデータ伝送性能を向上させる。

任意に、前記設定要求情報は、
所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む。

この実施形態では、設定要求情報は、所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含み、設定要求情報は、第１ＵＥの設定好みを指示することができ、これにより、ネットワーク側機器は、第１ＵＥの設定好みに従って第１ＵＥに設定を提供することができる。

任意に、前記所望のバンド設定は、
所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーション（Ｃａｒｒｉｅｒ Ａｇｇｒｅｇａｔｉｏｎ，ＣＡ）バンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティ（Ｍｕｌｔｉ－ＲＡＴ Ｄｕａｌ Ｃｏｎｎｅｃｔｉｖｉｔｙ，ＭＲ－ＤＣ）バンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターン（Ｔｉｍｅ－Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅｘｉｎｇ ｐａｔｔｅｒｎ，ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ）のうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む。

前記所望のバンドは、バンド好み（ｂａｎｄ ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）と呼ばれてもよく、所望のバンドリスト、即ち、好みのバンドリストを指示するために用いることができる。所望のバンドは、好みの少なくとも１つのバンド識別子で識別することができ、例示的に、所望のバンドは、Ｂａｎｄ １、Ｂａｎｄ ２を含んでもよい。

前記所望のバンドの組み合わせ（Ｂａｎｄ Ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ）は、バンドの組み合わせ好み（Ｂａｎｄ Ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）と呼ばれてもよく、好みのバンドの組み合わせを指示するために用いることができる。所望のバンドの組み合わせは、好みの少なくとも１つのバンドの組み合わせ識別子で識別することができ、例示的に、所望のバンドの組み合わせは、バンドの組み合わせ１、バンドの組み合わせ２を含んでもよい。

前記所望のＣＡバンドは、キャリアアグリゲーションバンド好み（ＣＡ Ｂａｎｄｓ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）と呼ばれてもよく、好みの、キャリアアグリゲーションをサポートするバンドを指示するために用いることができる。例示的に、所望のＣＡバンドは、Ｂａｎｄ １、Ｂａｎｄ ２を含んでもよい。

前記所望のＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせは、ＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ好み（ＭＲ－ＤＣ Ｂａｎｄ Ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）と呼ばれてもよく、好みの、ＭＲ－ＤＣをサポートするバンドの組み合わせを指示するために用いることができる。

前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ好み（ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ）と呼ばれてもよい。例示的に、所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ １ ＵＥ好み、及び／又は、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ ２ ＵＥ好みを含んでもよい。ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ １ ＵＥ好みは、Ｂａｎｄ Ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ １、ＣＡ１に対応し、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ ２ ＵＥ好みは、Ｂａｎｄ Ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ ２、ＣＡ２に対応する。

この実施形態では、所望のバンド設定は、所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のＣＡバンド、所望のＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、これにより、ネットワーク側機器は、第１ＵＥのバンド好みに従って第１ＵＥにバンド設定を提供することができる。

任意に、前記ＵＥの種類は、
マルチシム（Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ）ＵＥタイプを含む。

この実施形態では、Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、端末がマルチシムＵＥであることを指示することができる。これにより、マルチシムＵＥのデータ伝送性能を向上させるために、ネットワーク側機器は、ＵＥの種類に従って第１ＵＥに好みの設定を提供することができる。

任意に、前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
デュアルシムデュアルアクティブ（Ｄｕａｌ ＳＩＭ Ｄｕａｌ Ａｃｔｉｖｅ）タイプ、
デュアル送信（Ｄｕａｌ Ｔｘ）能力、
デュアル受信（Ｄｕａｌ Ｒｘ）能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる。

この実施形態では、ネットワーク側機器は、第１ＵＥのデュアルシムデュアルアクティブタイプ、デュアル送信能力、及び／又はデュアル受信能力に従って第１ＵＥに好みの設定を提供することができる。

任意に、前記所望の測定設定は、
測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む。

この実施形態では、所望の測定設定は、測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含み、これにより、ネットワーク側機器は、第１ＵＥの好む測定対象、測定周波数、測定バンドを取得し、第１ＵＥの好む測定対象、測定周波数及び測定バンドに従って第１ＵＥに設定を提供することができる。

任意に、前記所望でないバンド設定は、
所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む。

この実施形態では、ネットワーク側機器は、第１ＵＥの所望しないバンド、所望しないバンドの組み合わせ、所望しないキャリア、所望しないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つに従って、第１ＵＥに所望でないバンド設定を提供せず、第１ＵＥに好みの設定を提供することができる。

任意に、前記設定要求情報は、
ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御（Ｒａｄｉｏ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｃｏｎｔｒｏｌ，ＲＲＣ）再設定完了メッセージ（ＲＲＣ Ｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ Ｃｏｍｐｌｅｔｅ）、ＵＥ能力情報（ＵＥ Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）メッセージ、ＲＲＣ確立要求（ＲＲＣ Ｓｅｔｕｐ Ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージ、ＲＲＣ確立完了（ＲＲＣ Ｓｅｔｕｐ Ｃｏｍｐｌｅｔｅ）メッセージ、登録要求（Ｒｅｇｉｓｔｒａｔｉｏｎ Ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージ、サービス要求（Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｒｅｑｕｅｓｔ）メッセージのうちの少なくとも１つにより送信される。

ＵＥ補助情報メッセージは、マルチシム補助情報メッセージ、機器内共存干渉（Ｉｎ－ｄｅｖｉｃｅ Ｃｏ－ｅｘｉｓｔｅｎｃｅ，ＩＤＣ）補助情報（ｉｄｃ－Ａｓｓｉｓｔａｎｃｅ）メッセージのうちの少なくとも１つを含んでもよい。例示的に、マルチシム補助情報に前記設定要求情報が含まれてもよく、及び／又は、ＩＤＣ補助情報に前記設定要求情報が含まれてもよい。ＩＤＣ補助情報メッセージは、影響を受けるバンド、影響を受けるバンドの組み合わせ、影響を受けるキャリア、影響を受けるキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを指示することができる。ＩＤＣ補助情報メッセージは、さらに、影響を受けるシステムがマルチシム端末であること、又は第３世代パートナーシッププロジェクト（３ｒｄ Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ Ｐａｒｔｎｅｒｓｈｉｐ Ｐｒｏｊｅｃｔ，３ＧＰＰ（登録商標））、又は無線アクセス技術（Ｒａｄｉｏ Ａｃｃｅｓｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ，ＲＡＴ）の種類を指示することができ、ＲＡＴの種類は、第２世代移動通信技術（２ｒｄ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ，２Ｇ）、第３世代移動通信技術（３ｒｄ－Ｇｅｎｅｒａｔｉｏｎ，３Ｇ）、ＬＴＥ又はＮＲを含んでもよい。

例示的に、前記設定要求情報は、ＵＥ能力情報メッセージにより送信されてもよく、ＵＥ能力情報メッセージ内で、バンドの組み合わせ情報に基づいて、バンド好み、キャリアアグリゲーション好み、ＭＲ－ＤＣキャリアアグリゲーション好みのうちの少なくとも１つを指示してもよい。

この実施形態では、設定要求情報は、ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより送信することができ、これにより、第１ＵＥは、複数の経路を通じて設定要求情報を送信することができるため、柔軟である。

任意に、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する前記ステップは、
プリセット条件が満たされた場合、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するするステップを含み、
前記プリセット条件は、
前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
前記第１ＵＥがＩＤＣの存在を検出したこと、
前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマ（Ｐｒｏｈｉｂｉｔ Ｔｉｍｅｒ）が動作していないことのうちの少なくとも１つを含む。

例示的に、第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定され、且つ設定要求情報を送信していない場合、第１ＵＥは、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信してもよい。

この実施形態では、前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されている時、第１ＵＥは、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信し、これにより、第１ＵＥは、設定好みをネットワーク側機器に適時に報告することができる。第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、第１ＵＥは、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信し、これにより、複数のＵＥがデータ送受信を同時に行うことが可能となる。前記第１ＵＥがＩＤＣの存在を検出した場合、第１ＵＥは、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信し、これにより、ネットワーク側機器は、設定要求情報に従って第１ＵＥに好みの設定を提供してＩＤＣ問題を緩和することができる。前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更された場合、第１ＵＥは、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信し、これにより、第１ＵＥは、変更された設定好みをネットワーク側機器に適時に報告することができる。

任意に、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器から送信された設定ネゴシエーション制御情報を受信するステップであって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものであるステップをさらに含み、
第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する前記ステップは、
前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートすることが前記設定ネゴシエーション制御情報により指示された場合、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信するステップを含む。

前記設定ネゴシエーション制御情報は、イネーブル設定好み指示（Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ Ｒｅｐｏｒｔｉｎｇ Ｓｅｔｕｐ）、イネーブルバンドの組み合わせ好み指示（Ｂａｎｄ Ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ Ｐｒｅｆｅｒｅｎｃｅ Ｓｅｔｕｐ）のうちの少なくとも１つを含んでもよい。イネーブル設定好み指示及び／又はイネーブルバンドの組み合わせ好み指示は、いずれも前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートすることを指示するために用いることができる。

この実施形態では、設定ネゴシエーション制御情報は、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示することにより、第１ＵＥが、設定要求情報の処理をサポートしないネットワーク側機器に設定要求情報を送信することを避ける。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、
ＵＥ能力クエリ（ＵＥ Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ Ｅｎｑｕｉｒｙ）メッセージ、ＲＲＣ再設定（ＲＲＣ Ｒｅｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ）メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより取得される。

システム情報は、システム情報ブロック（Ｓｙｓｔｅｍ Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ Ｂｌｏｃｋｓ，ＳＩＢ）１、ＳＩＢ２、ＳＩＢ３、ＳＩＢ４、ＳＩＢ５、又は他のＳＩＢメッセージのうちの少なくとも１つを含んでもよい。上記の他のＳＩＢメッセージは、ＳＩＢ１、ＳＩＢ２、ＳＩＢ３、ＳＩＢ４及びＳＩＢ５以外のＳＩＢメッセージであってもよい。

この実施形態では、設定ネゴシエーション制御情報は、前記ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより取得することができ、これにより、第１ＵＥは、複数の経路を通じて設定ネゴシエーション制御情報を取得することができるため、柔軟である。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである。

また、前記禁止タイマが動作していない場合、第１ＵＥは、前記設定要求情報を送信できる。設定要求情報に禁止タイマ時間が含まれることは、第１ＵＥによる設定要求情報の２回の送信の間の時間間隔が前記禁止タイマ時間以上であることを必要とすることを指示することができる。

さらには、設定要求指示情報は、確立、解放、サポート、アンサポート、イネーブル及びディセーブル等を含んでもよい。例示的に、設定要求指示情報は、確立又は解放を含んでもよく、確立は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可することを指示するためのものであり、解放は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可しないことを指示するためのものである。又は、設定要求指示情報は、サポート又はアンサポートを含んでもよく、サポートは、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可することを指示するためのものであり、アンサポートは、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可しないことを指示するためのものである。又は、設定要求指示情報は、イネーブル又はディセーブルを含んでもよく、イネーブルは、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可することを指示するためのものであり、ディセーブルは、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可しないことを指示するためのものである。この実施形態では、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つが前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示することにより、第１ＵＥが、設定要求情報の処理をサポートしないネットワーク側機器に設定要求情報を送信することを避けることができる。

任意に、前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される。

禁止タイマが有効な時間内で動作し、例示的に、禁止タイマ時間が５ｓであり、禁止タイマが起動してから５ｓ以内に、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への設定要求情報の送信は禁止される。

この実施形態では、前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止され、これにより、前記第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を頻繁に送信し、ネットワーク側機器の正常な作業に影響を与えることを避ける。

任意に、前記方法は、
前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器から送信された設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定されるステップをさらに含む。

この実施形態では、ネットワーク側機器は、第１ＵＥから送信された設定要求情報を部分的又は完全に参照して第１ＵＥに設定を提供することができ、これにより、マルチシム端末における複数のＵＥがデータ送受信を同時に行うことができ、マルチシム端末ＵＥのデータ伝送性能を向上させる。

図３を参照し、図３は、本願の実施例で提供される要求情報の送信方法のフローチャートその２であり、図３に示すように、要求情報の送信方法は、
ネットワーク側機器が第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するステップ３０１であって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップ３０１を含む。

任意に、前記設定要求情報は、
所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望のバンド設定は、
所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記ＵＥの種類は、
マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む。

任意に、前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
デュアル送信能力、
デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる。

任意に、前記所望の測定設定は、
測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望でないバンド設定は、
所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記設定要求情報は、
ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより取得される。

任意に、ネットワーク側機器が第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信する前記ステップは、
プリセット条件が満たされた場合、ネットワーク側機器が第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信するステップを含み、
前記プリセット条件は、
前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、ネットワーク側機器が第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信する前記ステップの前に、前記方法は、
前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥに設定ネゴシエーション制御情報を送信するステップであって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものであるステップをさらに含む。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、
ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより送信される。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである。

任意に、前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される。

任意に、前記方法は、
前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥに設定情報を送信するステップであって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定されるステップをさらに含む。

なお、本実施例は、図２に示す実施例における対応するネットワーク側機器の実施形態とするものであり、その具体的な実施形態は、図２に示す実施例の関連説明を参照でき、繰り返して説明することを回避するために、本実施例は省略される。本実施例では、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。

以下、本願の実施例で提供される方法について、具体的な実施例により例を挙げて説明する。

実施例１：
図４に示すように、要求情報の送信方法は、以下のステップを含んでもよい。

ステップ４０１：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信された設定ネゴシエーション制御情報を受信する。前記設定ネゴシエーション制御情報は、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものである。

ステップ４０２：第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する。前記設定要求情報は、前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである。

ステップ４０３：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信されたＲＲＣ再設定メッセージを受信する。ＲＲＣ再設定メッセージに設定情報が含まれ、前記設定情報は、前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定される。

なお、ステップ４０１～ステップ４０３は、複数回実行するか又は循環的に実行することができる。例示的に、ステップ４０１～ステップ４０３の実行順序は、ステップ４０１－ステップ４０２－ステップ４０３－ステップ４０２－ステップ４０３であってもよい。

実施例２：
図５に示すように、要求情報の送信方法は、以下のステップを含んでもよい。

ステップ５０１：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信されたＵＥ能力クエリメッセージを受信する。前記ＵＥ能力クエリメッセージに設定ネゴシエーション制御情報が含まれる。前記設定ネゴシエーション制御情報は、イネーブル設定好み指示、イネーブルバンドの組み合わせ好み指示のうちの少なくとも１つを含んでもよい。

ステップ５０２：第１ＵＥがネットワーク側機器にＵＥ能力情報メッセージを送信する。ＵＥ能力情報メッセージに設定要求情報が含まれる。

前記設定要求情報は、
バンド好み、バンドの組み合わせ好み、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ好み、バンドの組み合わせ能力情報に基づく好み情報のうちの少なくとも１つを含む。前記バンドの組み合わせ能力情報は、第１ＵＥがＵＥ能力情報メッセージにおいて報告する能力情報である。

ステップ５０３：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信されたＲＲＣ再設定メッセージを受信する。ＲＲＣ再設定メッセージに設定情報が含まれ、前記設定情報は、前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定され、前記設定情報は、第１ＵＥの前記設定要求情報における要求を部分的又は完全に満たすことができる。

実施例３：
図６に示すように、要求情報の送信方法は、以下のステップを含んでもよい。

ステップ６０１：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信されたシステムメッセージを受信する。前記システムメッセージに設定ネゴシエーション制御情報が含まれる。設定ネゴシエーション制御情報は、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものである。

例示的に、設定ネゴシエーション制御情報は、第１ＵＥによる設定要求情報の送信をサポートすること、禁止タイマ時間のような情報を含んでもよい。

ステップ６０２：第１ＵＥがネットワーク側機器にＵＥ補助情報メッセージを送信する。ＵＥ補助情報メッセージに設定要求情報が含まれる。

また、禁止タイマが動作していない場合、第１ＵＥがネットワーク側機器にＵＥ補助情報メッセージを送信してもよい。前記禁止タイマの動作中、第１ＵＥは、設定要求情報の送信を許可されない。前記禁止タイマがタイムアタックした後にのみ、第１ＵＥは、設定要求情報を再び送信することができる。

なお、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信した後、即ち、第１ＵＥがネットワーク側機器にＵＥ補助情報メッセージを送信した後、第１ＵＥは、禁止タイマを開始する。

前記設定要求情報は、
バンド好み、バンドの組み合わせ好み、ＣＡバンド好み、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ好みのうちの少なくとも１つを含む。

ステップ６０３：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信されたＲＲＣ再設定メッセージを受信する。ＲＲＣ再設定メッセージに設定情報が含まれ、前記設定情報は、前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定され、前記設定情報は、第１ＵＥの前記設定要求情報における要求を部分的又は完全に満たすことができる。

実施例４：
図７に示すように、要求情報の送信方法は、以下のステップを含んでもよい。

ステップ７０１：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信された第１ＲＲＣ再設定メッセージを受信する。前記第１ＲＲＣ再設定メッセージに設定ネゴシエーション制御情報が含まれる。前記設定ネゴシエーション制御情報は、イネーブル設定好み指示、イネーブルバンドの組み合わせ好み指示のうちの少なくとも１つを含んでもよい。

ステップ７０２：第１ＵＥがネットワーク側機器にＲＲＣ再設定完了メッセージを送信する。ＲＲＣ再設定完了メッセージに設定要求情報が含まれる。

第１ＵＥが第１ＲＲＣ再設定メッセージを受信し解析し、第１ＲＲＣ再設定メッセージが第１ＵＥの所望する設定リソースを満たす場合、第１ＵＥは、設定要求情報が運ばれているＲＲＣ再設定完了メッセージをネットワーク側機器に送信することができる。

また、禁止タイマが動作していない場合、第１ＵＥがネットワーク側機器にＲＲＣ再設定完了メッセージを送信してもよい。第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信した後、即ち、第１ＵＥがネットワーク側機器にＲＲＣ再設定完了メッセージを送信した後、第１ＵＥは、禁止タイマを開始する。

前記設定要求情報は、
バンド好み、バンドの組み合わせ好み、ＣＡバンド好み、ＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎ好みのうちの少なくとも１つを含む。

ステップ７０３：第１ＵＥがネットワーク側機器から送信された第２ＲＲＣ再設定メッセージを受信する。第２ＲＲＣ再設定メッセージに設定情報が含まれ、前記設定情報は、前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定され、前記設定情報は、第１ＵＥの前記設定要求情報における要求を部分的又は完全に満たすことができる。

本願の実施例では、第１ＵＥは、ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示する設定ネゴシエーション制御情報を受信する。第１ＵＥは、前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示する設定要求情報を報告する。第１ＵＥは、再設定メッセージを受信する。このように、ネットワーク側機器は、設定要求情報に従って第１ＵＥに設定を提供することができ、マルチシム端末ＵＥがデュアル送信デュアル受信の操作を実行するのに有利であり、マルチシム端末ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。

なお、本願の実施例で提供される要求情報の送信方法は、要求情報の送信装置、又は当該要求情報の送信装置における要求情報の送信方法を実行するための制御モジュールにより実行されてもよい。本願の実施例では、要求情報の送信装置により要求情報の送信方法を実行する場合を例として本願の実施例で提供される要求情報の送信装置を説明する。

図８を参照し、図８は、本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その１であり、図８に示すように、要求情報の送信装置８００は、
ネットワーク側機器に設定要求情報を送信するための送信モジュール８０１であって、前記設定要求情報が第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである送信モジュール８０１を備える。

任意に、前記設定要求情報は、
所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望のバンド設定は、
所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記ＵＥの種類は、
マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む。

任意に、前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
デュアル送信能力、
デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる。

任意に、前記所望の測定設定は、
測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望でないバンド設定は、
所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記設定要求情報は、
ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより送信される。

任意に、前記送信モジュール８０１は、具体的に、
プリセット条件が満たされた場合、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信するために用いられ、
前記プリセット条件は、
前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、図９に示すように、前記装置８００は、
前記ネットワーク側機器から送信された設定ネゴシエーション制御情報を受信するための第１受信モジュール８０２であって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものである第１受信モジュール８０２をさらに備え、
前記送信モジュール８０１は、具体的に、
前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートすることが前記設定ネゴシエーション制御情報により指示された場合、前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信するために用いられる。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、
ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより取得される。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである。

任意に、前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される。

任意に、図１０に示すように、前記装置８００は、
前記ネットワーク側機器から送信された設定情報を受信するための第２受信モジュール８０３であって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定される第２受信モジュール８０３をさらに備える。

本願の実施例における要求情報の送信装置８００は、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。

本願の実施例における要求情報の送信装置は、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。当該装置又は電子機器は、モバイル端末であってもよく、非モバイル端末であってもよい。例示的に、モバイル端末は、以上に挙げられた端末１１の種類を含んでもよいが、これらに限定されない。非モバイル端末は、サーバ、ネットワークアタッチトストレージ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｔｔａｃｈｅｄ Ｓｔｏｒａｇｅ，ＮＡＳ）、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＰＣ）、テレビジョン（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ，ＴＶ）、現金自動預払機又はキオスク等であってもよいが、本願の実施例では具体的に限定しない。

本願の実施例で提供される要求情報の送信装置は、図２の方法の実施例の実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

図１１を参照し、図１１は、本願の実施例で提供される要求情報の送信装置の構造図その４であり、図１１に示すように、要求情報の送信装置１１００は、
第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するための受信モジュール１１０１であって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである受信モジュール１１０１を備える。

任意に、前記設定要求情報は、
所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望のバンド設定は、
所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記ＵＥの種類は、
マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む。

任意に、前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
デュアル送信能力、
デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる。

任意に、前記所望の測定設定は、
測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望でないバンド設定は、
所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記設定要求情報は、
ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより取得される。

任意に、前記受信モジュール１１０１は、具体的に、
プリセット条件が満たされた場合、第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信するために用いられ、
前記プリセット条件は、
前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、図１２に示すように、前記装置１１００は、
前記第１ＵＥに設定ネゴシエーション制御情報を送信するための第１送信モジュール１１０２であって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものである第１送信モジュール１１０２をさらに備える。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、
ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより送信される。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである。

任意に、前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される。

任意に、図１３に示すように、前記装置１１００は、
前記第１ＵＥに設定情報を送信するための第２送信モジュール１１０３であって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定される第２送信モジュール１１０３をさらに備える。

本願の実施例における要求情報の送信装置１１００は、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。

本願の実施例における要求情報の送信装置は、オペレーティングシステムを有する装置又は電子機器であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。当該装置又は電子機器は、モバイル端末であってもよく、非モバイル端末であってもよい。例示的に、モバイル端末は、以上に挙げられた端末１１の種類を含んでもよいが、これらに限定されない。非モバイル端末は、サーバ、ネットワークアタッチトストレージ（Ｎｅｔｗｏｒｋ Ａｔｔａｃｈｅｄ Ｓｔｏｒａｇｅ，ＮＡＳ）、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ，ＰＣ）、テレビジョン（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ，ＴＶ）、現金自動預払機又はキオスク等であってもよいが、本願の実施例では具体的に限定しない。

本願の実施例で提供される要求情報の送信装置は、図３の方法の実施例の実現する各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

任意に、図１４に示すように、本願の実施例は、プロセッサ１４０１と、メモリ１４０２と、メモリ１４０２に記憶され前記プロセッサ１４０１上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備える通信機器１４００をさらに提供する。例えば、当該通信機器１４００が端末である場合、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ１４０１により実行されると、前記第１ＵＥ側の要求情報の送信方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できる。当該通信機器１４００がネットワーク側機器である場合、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ１４０１により実行されると、前記ネットワーク側機器の要求情報の送信方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

本願の実施例は、第１ＵＥであって、プロセッサと、通信インタフェースとを備え、前記プロセッサ又は前記通信インタフェースがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するためのものであり、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるＵＥをさらに提供する。当該ＵＥの実施例は、前記ＵＥ側の方法の実施例に対応し、上記の方法の実施例の各実施工程及び実現形態は、いずれも当該ＵＥの実施例に適用可能であり、且つ同様な技術効果を達成できる。具体的に、図１５は、本願の実施例を実現するＵＥのハードウェア構成図である。

当該ＵＥ１５００は、高周波ユニット１５０１、ネットワークモジュール１５０２、オーディオ出力ユニット１５０３、入力ユニット１５０４、センサ１５０５、表示ユニット１５０６、ユーザ入力ユニット１５０７、インタフェースユニット１５０８、メモリ１５０９、及びプロセッサ１５１０等のうちの少なくとも一部の部材を含むが、これらに限定されない。

当業者であれば、ＵＥ１５００は各部材に給電する電源（例えば、電池）をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ１５１０に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが理解可能である。図１５に示すＵＥの構造は、ＵＥを限定するものではなく、ＵＥは図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材設定を含んでもよいが、ここでは説明を省略する。

なお、本願の実施例では、入力ユニット１５０４は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）が取得したスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ，ＧＰＵ）１５０４１、及びマイクロホン１５０４２を含んでもよい。表示ユニット１５０６は、表示パネル１５０６１を含んでもよく、液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形態で表示パネル１５０６１を構成することができる。ユーザ入力ユニット１５０７は、タッチパネル１５０７１及び他の入力機器１５０７２を含む。タッチパネル１５０７１はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル１５０７１は、タッチ検出装置及びタッチコントローラの２つの部分を含んでもよい。他の入力機器１５０７２は、物理キーボード、機能ボタン（例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されず、ここでは説明を省略する。

本願の実施例では、高周波ユニット１５０１は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ１５１０で処理し、また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット１５０１は、アンテナ、少なくとも１つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、これらに限定されない。

メモリ１５０９は、ソフトウェアプログラム又はコマンド、及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ１５０９は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーション又はコマンド（例えば、音声再生機能、画像再生機能等）等を記憶可能なプログラム又はコマンド記憶領域と、データ記憶領域と、を主に含んでもよい。また、メモリ１５０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリを含んでもよく、非揮発性メモリは、読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ，ＲＯＭ）、プログラマブル読み出し専用メモリ（Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ，ＰＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（Ｅｒａｓａｂｌｅ ＰＲＯＭ，ＥＰＲＯＭ）、電気消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ（Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ ＥＰＲＯＭ，ＥＥＰＲＯＭ）又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも１つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非揮発性ソリッドステート記憶デバイスである。

プロセッサ１５１０は、１つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。任意に、プロセッサ１５１０には、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース、及びアプリケーション又はコマンド等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、ベースバンドプロセッサのような、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ１５１０に統合されなくてもよいことが理解可能である。

高周波ユニット１５０１は、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信するためのものであり、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである。

任意に、前記設定要求情報は、
所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望のバンド設定は、
所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記ＵＥの種類は、
マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む。

任意に、前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
デュアル送信能力、
デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる。

任意に、前記所望の測定設定は、
測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望でないバンド設定は、
所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記設定要求情報は、
ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより送信される。

任意に、高周波ユニット１５０１は、さらに、
プリセット条件が満たされた場合、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するために用いられ、
前記プリセット条件は、
前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、高周波ユニット１５０１は、さらに、
前記ネットワーク側機器から送信された設定ネゴシエーション制御情報を受信することであって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものであること、
前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートすることが前記設定ネゴシエーション制御情報により指示された場合、前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信することに用いられる。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、
ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより取得される。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである。

任意に、前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される。

任意に、高周波ユニット１５０１は、さらに、
前記ネットワーク側機器から送信された設定情報を受信するために用いられ、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定される。

本願の実施例におけるＵＥは、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。

具体的には、本願の実施例のＵＥは、メモリ１５０９に記憶されプロセッサ１５１０上で実行可能なコマンド又はプログラムをさらに備え、プロセッサ１５１０は、メモリ１５０９におけるコマンド又はプログラムを呼び出して図８に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、同様な技術効果を達成し、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

本願の実施例は、プロセッサと、通信インタフェースとを備え、前記通信インタフェースが第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するためのものであり、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるネットワーク側機器をさらに提供する。当該ネットワーク側機器の実施例は、前記ネットワーク側機器の方法の実施例に対応し、上記の方法の実施例の各実施工程及び実現形態は、いずれも当該ネットワーク側機器の実施例に適用可能であり、且つ同様な技術効果を達成できる。

具体的には、本願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。図１６に示すように、当該ネットワーク機器１６００は、アンテナ１６０１、高周波装置１６０２、ベースバンド装置１６０３を備える。アンテナ１６０１は高周波装置１６０２に接続されている。アップリンク方向に、高周波装置１６０２は、アンテナ１６０１を介して情報を受信し、受信した情報を処理のためにベースバンド装置１６０３に送信する。ダウンリンク方向に、ベースバンド装置１６０３は、送信される情報を処理し、高周波装置１６０２に送信し、高周波装置１６０２は、受信した情報を処理した後、アンテナ１６０１を介して送信する。

前記周波数帯域処理装置は、ベースバンド装置１６０３内に位置してもよく、以上の実施例では、ネットワーク側機器により実行される方法は、ベースバンド装置１６０３で実現することができ、当該ベースバンド装置１６０３は、プロセッサ１６０４と、メモリ１６０５とを含む。

ベースバンド装置１６０３は、例えば少なくとも１つのベースバンドボードを含んでもよく、当該ベースバンドボードには複数のチップが設けられており、図１６に示すように、そのうちの１つのチップは、例えば、メモリ１６０５におけるプログラムを呼び出すためにメモリ１６０５に接続され、以上の方法の実施例に示されたネットワーク機器の操作を実行するプロセッサ１６０４である。

当該ベースバンド装置１６０３は、高周波装置１６０２と情報を交換するためのネットワークインタフェース１６０６をさらに含んでもよく、当該インタフェースは、例えば共通公衆無線インタフェース（ｃｏｍｍｏｎ ｐｕｂｌｉｃ ｒａｄｉｏ ｉｎｔｅｒｆａｃｅ，ＣＰＲＩと略される）である。

高周波装置１６０２は、第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するために用いられ、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである。

任意に、前記設定要求情報は、
所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望のバンド設定は、
所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記ＵＥの種類は、
マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む。

任意に、前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
デュアル送信能力、
デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる。

任意に、前記所望の測定設定は、
測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記所望でないバンド設定は、
所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記設定要求情報は、
ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより取得される。

任意に、前記高周波装置１６０２は、さらに、
プリセット条件が満たされた場合、第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信するために用いられ、
前記プリセット条件は、
前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む。

任意に、前記高周波装置１６０２は、さらに、
前記第１ＵＥに設定ネゴシエーション制御情報を送信するために用いられ、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものである。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、
ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより送信される。

任意に、前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである。

任意に、前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される。

任意に、前記高周波装置１６０２は、さらに、
前記第１ＵＥに設定情報を送信するために用いられ、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定される。

本願の実施例におけるネットワーク側機器は、ＵＥのデータ伝送性能を向上させることができる。

具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ１６０５に記憶されプロセッサ１６０４上で実行可能なコマンド又はプログラムをさらに備え、プロセッサ１６０４は、メモリ１６０５におけるコマンド又はプログラムを呼び出して図１１に示す各モジュールにより実行される方法を実行し、同様な技術効果を達成し、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

本願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体は、非揮発性であってもよく、揮発性であってもよい。前記可読記憶媒体にはプログラム又はコマンドが記憶されており、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、前記要求情報の送信方法の実施例の各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成でき、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

ここで、前記プロセッサは、上記の実施例に記載された端末におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み出し専用メモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ，ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ， ＲＡＭ）、磁気ディスク又は光ディスク等のようなコンピュータ可読記憶媒体を含む。

本願の実施例はまた、プロセッサと、前記プロセッサに結合されたインタフェースとを備え、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して上記の要求情報の送信方法の実施例の各工程を実現するためのものであり、且つ同様な技術効果を達成できるチップを提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

なお、本願の実施例に記載されたチップは、システムオンチップ、システムチップ、チップシステム又はＳｏＣ等と呼ばれてもよい。

本願の実施例はまた、非一時的可読記憶媒体に記憶されており、少なくとも１つのプロセッサにより実行されることで前記要求情報の送信方法の実施例における各工程を実現し、且つ同様な技術効果を達成できるコンピュータプログラム製品を提供し、繰り返して説明することを回避するために、ここで省略する。

説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「１つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、本願の実施形態における方法及び装置の範囲は、ここで示された又は議論された順番に機能を実行することに限定されず、関連する機能によっては、ほぼ同時に、或いは反対の順番に機能を実行することをさらに含んでもよい。例えば、説明順と異なる順番に上記の方法を実行してもよく、さらに、各ステップを添加し、省略し、又は組み合わせてもよい。また、一部の例示を参照して説明した特徴を、他の例示に組み合わせてもよい。

以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はコンピュータソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、端末（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい）に本願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。

以上、図面を参照しながら本願の実施例を説明したが、本願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本願の示唆をもとに、当業者が本願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。

〔関連出願の相互参照〕
本願は、２０２１年０５月１８日に中国で出願した出願番号が２０２１１０５３９７６１．４である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が引用によりここに取り込まれる。

Claims (41)

1. 第１ユーザ機器ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するステップであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップを含む、
   要求情報の送信方法。
2. 前記設定要求情報は、
   所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む、請求項１に記載の要求情報の送信方法。
3. 前記所望のバンド設定は、
   所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む、請求項２に記載の要求情報の送信方法。
4. 前記ＵＥの種類は、
   マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む、請求項２に記載の要求情報の送信方法。
5. 前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
   デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
   デュアル送信能力、
   デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる、請求項４に記載の要求情報の送信方法。
6. 前記所望の測定設定は、
   測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む、請求項２に記載の要求情報の送信方法。
7. 前記所望でないバンド設定は、
   所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む、請求項２に記載の要求情報の送信方法。
8. 前記設定要求情報は、
   ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより送信される、請求項１に記載の要求情報の送信方法。
9. 第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する前記ステップは、
   プリセット条件が満たされた場合、第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信するステップを含み、
   前記プリセット条件は、
   前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
   前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
   第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
   前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
   前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
   前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
   前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む、請求項１～８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法。
10. 第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する前記ステップの前に、
    前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器から送信された設定ネゴシエーション制御情報を受信するステップであって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものであるステップをさらに含み、
    第１ＵＥがネットワーク側機器に設定要求情報を送信する前記ステップは、
    前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートすることが前記設定ネゴシエーション制御情報により指示された場合、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信するステップを含む、請求項１～８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法。
11. 前記設定ネゴシエーション制御情報は、
    ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより取得される、請求項１０に記載の要求情報の送信方法。
12. 前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
    前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである、請求項１０に記載の要求情報の送信方法。
13. 前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
    前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される、請求項１２に記載の要求情報の送信方法。
14. 前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器から送信された設定情報を受信するステップであって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定されるステップをさらに含む、
    請求項１～８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法。
15. ネットワーク側機器が第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するステップであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものであるステップを含む、
    要求情報の送信方法。
16. 前記設定要求情報は、
    所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む、請求項１５に記載の要求情報の送信方法。
17. 前記所望のバンド設定は、
    所望のバンド、所望のバンドの組み合わせ、所望のキャリアアグリゲーションＣＡバンド、所望のマルチＲＡＴデュアルコネクティビティＭＲ－ＤＣバンドの組み合わせ、所望の時分割多重パターンＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎのうちの少なくとも１つを含み、前記所望のＴＤＭ ｐａｔｔｅｒｎは、バンドの組み合わせ識別子及びキャリアアグリゲーション識別子のうちの少なくとも１つを含む、請求項１５に記載の要求情報の送信方法。
18. 前記ＵＥの種類は、
    マルチシムＭｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプを含む、請求項１６に記載の要求情報の送信方法。
19. 前記Ｍｕｌｔｉ－ＳＩＭ ＵＥタイプは、さらに、
    デュアルシムデュアルアクティブタイプ、
    デュアル送信能力、
    デュアル受信能力のうちの少なくとも１つを指示するために用いられる、請求項１８に記載の要求情報の送信方法。
20. 前記所望の測定設定は、
    測定対象、測定周波数、測定バンドのうちの少なくとも１つを含む、請求項１６に記載の要求情報の送信方法。
21. 前記所望でないバンド設定は、
    所望でないバンド、所望でないバンドの組み合わせ、所望でないキャリア、所望でないキャリアの組み合わせのうちの少なくとも１つを含む、請求項１６に記載の要求情報の送信方法。
22. 前記設定要求情報は、
    ＵＥ補助情報メッセージ、無線リソース制御ＲＲＣ再設定完了メッセージ、ＵＥ能力情報メッセージ、ＲＲＣ確立要求メッセージ、ＲＲＣ確立完了メッセージ、登録要求メッセージ、サービス要求メッセージのうちの少なくとも１つにより取得される、請求項１５に記載の要求情報の送信方法。
23. ネットワーク側機器が第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信する前記ステップは、
    プリセット条件が満たされた場合、ネットワーク側機器が第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信するステップを含み、
    前記プリセット条件は、
    前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
    前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
    第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
    前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
    前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
    前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
    前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む、請求項１５～２２のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法。
24. ネットワーク側機器が第１ＵＥから送信された設定要求情報を受信する前記ステップの前に、
    前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥに設定ネゴシエーション制御情報を送信するステップであって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものであるステップをさらに含む、請求項１５～２２のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法。
25. 前記設定ネゴシエーション制御情報は、
    ＵＥ能力クエリメッセージ、ＲＲＣ再設定メッセージ、システム情報のうちの少なくとも１つにより送信される、請求項２４に記載の要求情報の送信方法。
26. 前記設定ネゴシエーション制御情報は、禁止タイマ時間、設定要求指示情報のうちの少なくとも１つを含み、
    前記禁止タイマは、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するためのものであり、前記設定要求指示情報は、前記第１ＵＥによる前記設定要求情報の送信を許可するか否かを指示するためのものである、請求項２４に記載の要求情報の送信方法。
27. 前記禁止タイマは、前記第１ＵＥが前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信し終えた場合に起動し、
    前記禁止タイマの動作中、前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信は禁止される、請求項２６に記載の要求情報の送信方法。
28. 前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥに設定情報を送信するステップであって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定されるステップをさらに含む、
    請求項１５～２２のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法。
29. ネットワーク側機器に設定要求情報を送信するための送信モジュールであって、前記設定要求情報が第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである送信モジュールを備える、
    要求情報の送信装置。
30. 前記設定要求情報は、
    所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む、請求項２９に記載の要求情報の送信装置。
31. 前記送信モジュールは、具体的に、
    プリセット条件が満たされた場合、ネットワーク側機器に設定要求情報を送信するために用いられ、
    前記プリセット条件は、
    前記第１ＵＥが前記設定要求情報の送信を許可するように設定されること、
    前記第１ＵＥがネットワーク側に接続されていること、
    第２ＵＥとネットワーク側との接続が確立される時に、前記第２ＵＥが前記第１ＵＥと同じ端末に属すること、
    前記第１ＵＥが機器内共存干渉ＩＤＣの存在を検出したこと、
    前記第１ＵＥの所望する設定リソースが変更されたこと、
    前記第１ＵＥがネットワーク側との接続を確立した後、前記設定要求情報を送信していないこと、
    前記第１ＵＥによる前記ネットワーク側機器への前記設定要求情報の送信を禁止するための禁止タイマが動作していないことのうちの少なくとも１つを含む、請求項２９に記載の要求情報の送信装置。
32. 前記ネットワーク側機器から送信された設定ネゴシエーション制御情報を受信するための第１受信モジュールであって、前記設定ネゴシエーション制御情報が、前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートするか否かを指示するためのものである第１受信モジュールをさらに備え、
    前記送信モジュールは、具体的に、
    前記ネットワーク側機器が前記第１ＵＥの設定要求情報の処理をサポートすることが前記設定ネゴシエーション制御情報により指示された場合、前記ネットワーク側機器に前記設定要求情報を送信するために用いられる、
    請求項２９に記載の要求情報の送信装置。
33. 前記ネットワーク側機器から送信された設定情報を受信するための第２受信モジュールであって、前記設定情報が前記ネットワーク側機器により前記設定要求情報に従って決定される第２受信モジュールをさらに備える、
    請求項２９に記載の要求情報の送信装置。
34. 第１ユーザ機器ＵＥから送信された設定要求情報を受信するための受信モジュールであって、前記設定要求情報が前記第１ＵＥの所望する設定リソースを指示するためのものである受信モジュールを備える、
    要求情報の送信装置。
35. 前記設定要求情報は、
    所望のバンド設定、ＵＥの種類、所望の測定設定、所望でないバンド設定のうちの少なくとも１つを含む、請求項２９に記載の要求情報の送信装置。
36. 第１ＵＥであって、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項１～１４のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップが実現される、ＵＥ。
37. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項１５～２８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップが実現される、ネットワーク側機器。
38. プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項１～１４のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップが実現されるか、或いは、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項１５～２８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
39. プロセッサと、前記プロセッサに結合された通信インタフェースとを備え、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、請求項１～１４のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップ、又は、請求項１５～２８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップを実現するためのものである、チップ。
40. 不揮発性記憶媒体に記憶されており、少なくとも１つのプロセッサにより実行されることで、請求項１～１４のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップ、又は、請求項１５～２８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップを実現する、コンピュータプログラム製品。
41. 請求項１～１４のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップ、又は、請求項１５～２８のいずれか１項に記載の要求情報の送信方法のステップを実行するように構成される、通信機器。