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JP2024506808A - バーチャルズームレンズ - Google Patents

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JP2024506808A JP2023544100A JP2023544100A JP2024506808A JP 2024506808 A JP2024506808 A JP 2024506808A JP 2023544100 A JP2023544100 A JP 2023544100A JP 2023544100 A JP2023544100 A JP 2023544100A JP 2024506808 A JP2024506808 A JP 2024506808A
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Abstract

寸法測定機用の光学結像システムは、アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサと、デジタルセンサ上に試験対象の画像を形成するレンズシステムと、試験対象の点を異なるスポットサイズでデジタルセンサ上に結像するために、レンズのF値を変えるレンズの可変サイズの絞りを含む。絞りコントローラが絞りのサイズを変更する。画像コントローラが、共通の出力を有する1つ以上のピクセルの連続したクラスタをグループ化し、共通の出力を有する各クラスタ内のピクセルの数を変える。絞りコントローラおよび画像コントローラと連携して動作する倍率コントローラは、(a)試験対象の点が結像されるスポットサイズの増大にしたがって、共通の出力を有する各クラスタ内のピクセル数を増加させ、(b)試験対象の点が結像されるスポットサイズの縮小にしたがって、共通の出力を有する各クラスタ内のピクセルの数を減少させる。

Description

本開示は、光学寸法測定システムに関し、より詳しくは、視野、被写界深度、光学解像度を調整する等の目的で、異なる有効倍率で動作する光学寸法測定システムに関する。
従来の光学寸法測定システムには、異なる倍率で試験対象の画像を取得するためのズームレンズが含まれている。興味のあるフィーチャの識別や精度の低い測定などの目的の場合には、倍率を低くすることにより、より広い視野とより深い被写界深度で試験対象の画像を取得できる。より微細なフィーチャの識別や、より正確な測定などの目的の場合には、倍率を高くすることにより、より狭い視野とより浅い被写界深度で試験対象の画像を取得できる。異なる測定目的にしたがって、フィーチャの識別および解像のために、異なる倍率が提供される。
従来のズームレンズでは、光学素子を移動させるための追加の構成要素が必要であるが、これらの構成要素は故障しやすく、異なる倍率位置間で望ましくない光学性能の変動が生じる可能性がある。例えば、従来のズームレンズは、ズーム範囲にわたって変化する歪み量を表す可能性がある。また、ズームレンズは、異なる倍率設定間での追加の調整を避けるために同軸、同焦点に設計する必要があり、コストが増加する傾向がある。
光学結像システムの一部としてのズームレンズは、ピクセルアレイを有するデジタルセンサ上に試験対象の画像を形成する。光学寸法測定システムは、これらの画像を分析し、試験対象のエッジやその他の遷移フィーチャがどこに位置するかを正確に決定 (測定)する。通常、エッジ検出アルゴリズムは、正確で再現可能な結果を得るために、遷移部におけるいくつかのピクセルに広がるコントラストの変化を処理する。異なる倍率設定間の画像解像度の変動(視野全体にわたる変動を含む)は、エッジ検出アルゴリズムのパフォーマンスを低下させる可能性があり、異なる倍率設定に対して異なる適応策を必要とする可能性がある。
従来のズームレンズを使用して視野および被写界深度を変更する代わりに、寸法測定システム用の光学結像システムは、本明細書で説明するように、デジタルセンサからのピクセル化された画像データを抽出し処理するための追加の制御機能を装備するとともに、可変サイズの絞りを有する固定レンズシステムを装備することにより、構築することができる。ここで開示される光学結像システムは、レンズ構成要素間の軸方向の動きを大幅に低減し、異なるデジタル倍率において同軸と同焦点の両方を維持するように構築することができる。さらに、ここで開示される光学結像システムは、異なるデジタル倍率でのエッジ検出処理において最適な形で画像解像度を効果的に維持することができる。
たとえば、寸法測定機用の光学結像システムは、アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサと、前記デジタルセンサ上に試験対象の画像を形成するように動作可能なレンズシステムと、異なるスポットサイズで前記デジタルセンサ上に試験対象の点を結像させるために、前記レンズシステムのF値を変更する前記レンズシステムの可変サイズの絞りとを備えている。絞りコントローラが前記可変サイズの絞りのサイズを変える。画像コントローラは、前記アドレス指定可能なピクセルの1以上の連続クラスタを、共通出力にグループ化する。共通出力を有する各クラスタ内のピクセル数は変更可能である。倍率コントローラは、前記絞りコントローラと前記画像コントローラと連携して動作し、(a)試験対象の点が結像されるスポットサイズの増大に応じて、共通出力を有する各クラスタ内のピクセル数を増加させ、(b)試験対象の点が結像されるスポットサイズの減少に応じて、共通出力を有する各クラスタ内のピクセル数を減少させる。
前記1以上のピクセルのクラスタは、各サブ領域内のピクセル数に応じて前記デジタルセンサのサブ領域を占有し、前記倍率コントローラは、試験対象の点が結像されるスポットサイズの変化に応じて前記サブ領域のサイズを変化させる。前記倍率コントローラは、試験対象の点が結像されるスポットサイズの所与の分割部分としての前記サブ領域のサイズをより厳密に維持するために、前記サブ領域のサイズを変更する。前記倍率コントローラは、異なる絞りのサイズに関連付けられたスポットサイズを、実質的に同数のサブ領域で埋める。
同様に前記倍率コントローラは、(a)前記光学システムのF値の増大にしたがって前記サブ領域のサイズを増大させ、(b)前記光学システムのF値の減少にしたがって前記サブ領域のサイズを減少させるように構成することができる。好ましくは、前記倍率コントローラは、前記レンズシステムのF値の増大に実質的に比例して、前記サブ領域の直線寸法を増加させる。
前記結像システムは、試験対象を異なる倍率で表示するディスプレイをさらに備え、前記倍率コントローラは、(a)前記サブ領域のサイズの減少にしたがって前記ディスプレイ上の試験対象の倍率を大きくし、(b)前記サブ領域のサイズの増大にしたがって、前記ディスプレイ上の試験対象の倍率を小さくする。前記ディスプレイ上の前記試験対象の倍率を、前記画像ピクセルのサイズに反比例させることができる。前記サブ領域のサイズの増大は、試験対象が表示される前記デジタルセンサの領域の増大と関連付けることができ、前記サブエリアのサイズの減少は、試験対象が表示される前記デジタルセンサの面積の減少と関連付けることができる。同数のサブ領域が表示され、その結果異なる表示倍率となる。
別の例において、試験対象の寸法測定を行うための光学測定システムは、アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサと、試験対象の画像を前記デジタルセンサ上に形成するレンズシステムと、前記光学システムのF値を変更するように動作可能な可変サイズの絞りと、を有するように構成することができる。絞りコントローラは、前記絞りのサイズを変える。画像コントローラは、1つ以上のピクセルからなる共通出力を有する連続クラスタを、前記デジタルセンサのそれぞれのサブ領域にまとめる(グループ化する)。前記サブ領域のサイズは各サブ領域内のピクセル数に応じて変化する。倍率コントローラは、前記絞りコントローラと前記画像コントローラと連携して動作し、(a)前記絞りのサイズの減少に応じて前記サブ領域のサイズを増大させ、(b)前記絞りのサイズの増大に応じて前記サブ領域のサイズを減少させる。測定コントローラはエッジ検出部を含み、前記デジタルディテクタ上に結像された試験対象のエッジを、前記サブ領域間の出力変動として検出し、前記サブ領域のサイズが増大するにつれて、試験対象のエッジをより深い被写界深度で検出可能であり、前記サブ領域のサイズが減少するにつれて、試験対象のエッジをより高精度に解像可能である。
前記光学システムの前記可変サイズの絞りは、異なるスポットサイズで前記デジタルセンサ上に前記試験対象の点を結像させるために、F値を変えることができ、前記倍率コントローラは、(a)試験対象の点が結像されるスポットサイズの増大にしたがって各サブ領域内のピクセルの数を増加させ、(b)試験対象の点が結像されるスポットサイズの減少にしたがって、各サブ領域内のピクセルの数を減少させる。前記倍率コントローラは、前記試験対象の点が結像されるスポットサイズの所与の分割部分としての前記サブ領域のサイズをより厳密に維持するために、前記サブ領域のサイズを変更する。前記倍率コントローラは、同数のサブ領域で、異なる絞りサイズに関連する前記スポットサイズを満たすことができる。例えば、異なる絞りサイズに関連付けられたスポットサイズの直線寸法が、5つのサブ領域によって満たされる。倍率コントローラは、異なる絞りサイズで、同数のサブ領域からの出力を前記エッジ検出部に向けることができる。
前記倍率コントローラは、(a)前記光学システムのF値の増大にしたがって前記サブ領域のサイズを増大させ、(b)前記光学システムのF値の減少にしたがって前記サブ領域のサイズを減少させることができる。前記倍率コントローラは、前記光学システムのF値の増大に実質的に比例して、前記サブ領域の直線寸法を増大させることができる。
前記測定システムは、さらに、試験対象を異なる倍率で表示するように動作可能なディスプレイを備えることができる。前記倍率コントローラは、(a)前記サブ領域のサイズの減少にしたがって前記ディスプレイ上の試験対象の倍率を増加させ、(b)前記サブ領域のサイズの増大にしたがって、前記ディスプレイ上の試験対象の倍率を減少させることができる。前記ディスプレイ上の前記試験対象の倍率を、前記サブ領域のサイズに反比例させることができる。前記エッジ検出部と前記ディスプレイの両方が、前記デジタルセンサの同じサブ領域からの出力を受信することができる。
前記光学システムは、前記可変サイズの絞りに対して固定位置にあるフロントレンズとバックレンズを含むことができる。一構成では、前記フロントレンズと前記バックレンズが、前記可変サイズの絞りに対してテレセントリック位置に配置されている。しかしながら、本発明の利点の多くは、テレセントリックでない構成でも実現できることを理解されたい。したがって、ある構成では、フロントレンズとバックレンズはテレセントリックではない。一実施形態では、前記測定コントローラは、試験対象の2つのエッジを検出し、2つのエッジ間のサブ領域の数とサイズに基づいて、2つのエッジ間の距離を測定するように構成される。測定コントローラは、試験対象のエッジを検出し、多面体のフィーチャを構築し、多面体の寸法を決定することができる。
光学測定機を用いて試験対象の寸法を測定する例示的方法は、光学システムに試験対象を位置合わせすることで開始される。光学システムは、可変サイズの絞りを有し、試験対象の画像を、アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサ上に形成する。前記可変サイズの絞りが第1のサイズに設定される。各サブ領域内のピクセルの数にしたがって、共通出力を有するピクセルの連続クラスタが、第1のサイズを有するデジタルセンサのサブ領域にそれぞれグループ化される。デジタルディテクタに結像された試験対象の2つ以上のエッジは、第1のサイズのサブ領域間の出力変動に基づいて識別することができる。試験対象の2つ以上のエッジは、第1の被写界深度で第1の解像度でフォーカスされる。試験対象のより広い視野が必要な場合には、光学測定機を第1の被写界深度および第1の解像度で利用することができる。たとえば、試験対象のどこを測定するのかを決定するには、より広い視野が必要である。
前記可変サイズの絞りは第2のより大きなサイズに設定することができる。各サブ領域内のピクセルの減少した数にしたがって、共通出力を有するピクセルの連続クラスタが、第2のより小さなサイズを有するデジタルセンサのサブ領域にそれぞれ再グループ化される。寸法測定は、試験対象が配置されているステージを移動させることにより、より高い解像度で 2つの異なる視野を使用して実行される。例えば、デジタルディテクタ上に結像された試験対象の2つ以上のエッジが、第2のより小さなサイズのサブ領域間の出力変化に基づいて識別される。試験対象の2つ以上の識別されるエッジは、第2のより浅い被写界深度で、第2のより高精度の解像度で。フォーカスされる。2つ以上のエッジのうちの2つのエッジ間の距離は、2つのエッジ間の第2のより小さいサイズのサブ領域の数とサイズに基づいて測定することができる。
一実施形態では、エッジ検出ソフトウェアは、測定される試験対象のフィーチャを識別するために、低倍率(より広い視野)を用いるように動作可能であり、その後で、より高い倍率(より狭い視野)で寸法測定が行われる。可変サイズの絞りを第2のより大きいサイズに設定するステップは、デジタルセンサ上の試験対象の点をより小さいスポットサイズで結像させるために、光学システムのF値を減少させる。再グループ化のステップでは、試験対象の点が画像化されるより小さなスポットサイズに応じて、ピクセルのサブ領域のサイズが縮小される。再グループ化のステップでは、ピクセルのサブ領域のサイズを縮小し、試験対象の点が結像されるスポットサイズの所与の分割部分としてのサブ領域のサイズをより厳密に維持する。
添付図面は、本明細書の一部として組み込まれる。図面は、本開示の主題の実施形態を示し、本開示の選択された原理および教示を例示するものである。しかしながら、図面は、本開示の主題のすべての可能な実施形態を示すものではなく、いかなる形でも本開示の範囲を限定することを意図するものではない。
本開示の主題の例示的な実施形態による寸法測定機の概略斜視図である。
本開示の主題の例示的な実施形態による光学結像システムの概略図である。
本開示の主題の例示的な実施形態による光学結像システムの4つの有効倍率のための設計パラメータの表である。
本開示の主題の例示的な実施形態において、光学結像システムにより異なる有効倍率で利用される、デジタルセンサアレイの異なる領域を示す概略図である。
異なるビニングのうちの1つでの、図4のデジタルセンサアレイの中央の24×24ピクセルの概略図である。 他のビニングでの、図4のデジタルセンサアレイの中央の24×24ピクセルの概略図である。 他のビニングでの、図4のデジタルセンサアレイの中央の24×24ピクセルの概略図である。 他のビニングでの、図4のデジタルセンサアレイの中央の24×24ピクセルの概略図である。
非正方形ビニングでの、図4のデジタルセンサアレイの中央の24×24ピクセルの概略図である。
本開示の主題の例示的な実施形態による、光軸に沿って移動するように動作可能な一対のダブレットを有するレンズシステムの概略図である。 同レンズシステムの概略図である。
本開示の主題の例示的な実施形態による、レンズタレットを備えた寸法測定機の概略斜視図である。
図8Aの寸法測定機において、光軸に沿った位置にある対物レンズを備えた光学結像システムの概略図である。 図8Aの寸法測定機において、光軸に沿った位置が図8Bと異なる対物レンズを備えた光学結像システムの概略図である。
本開示の主題の実施形態による、システムの倍率を変更するように動作可能な複合レンズを有する光学結像システムの一部の概略図である。 図9Aの複合レンズを反転させた位置で示す光学結像システムの一部の概略図である。
本開示の主題の実施形態による光学結像システムの概略図である。
本開示の主題の実施形態による光学結像システムの概略図である。
本開示の主題の実施形態による光学結像システムの概略図である。
本開示の主題の実施形態による光学結像システムの概略図である。
発明の詳細な説明
本発明は、明示的に否定しない限り、様々な代替の向き、工程を想定できることを理解されたい。添付の図面に示され明細書に記載される特定のアセンブリおよびシステムは、定義される発明の概念の単なる例示的な実施形態であることも理解されたい。したがって、開示された実施形態に関連する特定の寸法、方向、または他の物理的特徴は、別段の記載がない限り、限定的なものとみなされるべきではない。また、そうでない場合もあるが、本明細書で説明される様々な実施形態における同様の要素は、同様の参照番号で共通に参照される。
本明細書で使用される場合、「第1」、「第2」などの用語は、特に指定がない限り、必ずしも順序や優先順位を示すわけではなく、単に1つの要素または要素の集合を他の要素または要素の集合と明確に区別するために使用される。
本明細書で使用される場合、「例示的な」という用語は、「例」を指すものであって、好ましいまたは理想的な実施形態を示唆することを意図するものではない。
本開示は、とりわけ、広い視野(「FOV」)、高い有効倍率、および高いフォーカス再現性で動作可能な寸法測定ビデオシステムを提供する。一実施形態の寸法測定ビデオシステムは、所望の倍率を生成するために、カメラ(すなわち、デジタルセンサアレイ)の異なる領域と組み合わせて複数のF値で用いられる固定レンズを有する光学結像システムを含む。一実施形態の寸法測定ビデオシステムは、大きなズーム比で焦点距離の範囲にわたって高品質の画像を生成するように動作可能な可動レンズを有する光学結像システムを含む。
図1、図2に示すように、一実施形態では、寸法測定機100は、作業台(すなわち、ステージ)102上に取り付けられた試験対象10を測定するように動作可能である。寸法測定機100は、照明システム106を有する光学結像システム104を含む。一実施形態では、照明システム106はリングライトを備える。このリングライトは、作業台102および試験対象10の画像を取得する中央開口を有する。照明システム106の中央開口を取り囲む環状部は、複数の光源を含む。例えば、照明システム106は、試験対象10を照明するように動作可能な、選択的に活性化可能で本質的に単色の光源を含むことができる。光源には複数の発光ダイオード(LED)等があるが、これに限定されない。関連技術の当業者であれば、寸法測定機100が様々な照明システムを利用できることを認識するであろう。
図2を参照すると、光学結像システム104は、試験対象10を照明する光の少なくとも一部を集めるように配置された対物レンズ122(すなわち、フロントレンズ)を含む。対物レンズ122は、試験対象10の表面からの鏡面反射、拡散反射、または鏡面反射と拡散反射の組み合わせによって反射された光を集める。
対物レンズ122によって集められた光は、画像光ビーム116と呼ばれる。画像光ビーム116の一部は、カメラシステム126に向かう途中で集束光学系124(すなわち、バックレンズ)を通って伝播する。ある実施形態では、集束光学系124は、デジタルセンサアレイ130上に試験対象10の画像を形成するように動作可能な固定レンズを備える。光学結像システム104のレンズシステム108は、対物レンズ122と集束光学系124を備える。カメラシステム126はデジタルセンサアレイ130を含み、このデジタルセンサアレイは、例えばエリア電荷結合素子(CCD)または相補性金属酸化膜半導体(CMOS)等のイメージセンサを備える。以下でより詳細に説明するように、デジタルセンサアレイ130は、複数のアドレス指定可能なピクセル200を含む。
引き続き図2を参照すると、一実施形態では、可変サイズの絞り150が、集束光学レンズ124のテレセントリック位置に配置される。可変サイズの絞り150は、レンズシステム108、ひいては光学結像システム104のF値を変更するように動作可能である。可変サイズの絞り150が光学結像システム104のテレセントリック位置に配置されているため、すべてのFOVはテレセントリックである。可変サイズの絞り150の各サイズは、結像のためにデジタルセンサアレイ130の異なる領域を利用する。集束光学系レンズ124は、可変サイズの絞り150に対して、各サイズの被写界深度(「DOF」)d内で同焦点(parfocal)である。一実施形態では、光学結像システム104は、z軸に移動する光学要素を含まないため、寸法測定機100の有効倍率が変更された場合、光学結像システム104の倍率を再校正する必要がない。
図1を参照すると、一実施形態では、光学結像システム104は垂直のz軸に沿って移動可能なキャリッジ170に取り付けられている。キャリッジ170は、レール172、174上に取り付けられ、z軸に沿った移動が容易であり、カメラシステム126と試験対象10との間の距離を調整する。ワークテーブル102は、別のキャリッジ176に取り付けられており、レール178、180を介してy軸に沿って移動可能であり、レール182、184を介してx軸に沿って移動可能である。
一実施形態では、光学結像システム104は、2μm平方のアドレス指定可能なピクセル200を有する2592×1944ピクセルのデジタルセンサアレイ130を含む。デジタルセンサアレイ130のアクティブセンササイズは、5.4mm×4.2mmにすることができる。一実施形態では、寸法測定機100は、640×480ピクセル(すなわち、VGA解像度)を有する視覚ディスプレイ160を含む。視覚ディスプレイ160は、画像ディスプレイスクリーンであってもよい。
一実施形態では、寸法測定機100は、エッジ検出ソフトウェアを備えた測定コントローラ158を含む。このエッジ検出ソフトウェアは、光学結像システム104の回折限界スポットサイズSd内に、測定されたエッジが5つの画像ピクセル202、204、206、208、210を有する場合に最適な性能を有する。エッジ検出ソフトウェアは、いくつかのピクセルにわたるコントラストの変化を処理し、遷移中の画像ピクセルの数を最適化して、正確で再現性のある結果を実現する。したがって、可変サイズの絞り150は、エッジ検出アルゴリズムを最適化するために、光学結像システム104の回折限界スポットサイズSd内に約5つの画像ピクセル202、204、206、208、210を維持するように、各倍率で調整される。4つの有効倍率の設計パラメータを図3の表に示す。第1列は、倍率ごとにビニング(binning)されたデジタルセンサアレイ130の一次元(例えば、x軸)におけるピクセル200の数を示す。ビニングはそれぞれ、デジタルセンサアレイ130のピクセルの1×1グループ、2×2グループ、3×3グループ、および4×4グループ(例えば、正方形のグループ)である。「画像ピクセルサイズ」は、正方形のビニングされたピクセルの一辺のサイズであり、デジタルセンサアレイ130のピクセルサイズ(例えば、2μm)に各ビニングされたグループのピクセル数を乗算したものに等しい。エッジ検出アルゴリズムを最適化するのに必要な「スポットサイズ」(すなわち、回折限界スポットサイズSd)は、「画像ピクセルサイズ」に、エッジ検出アルゴリズムを最適化するのに必要なデジタルセンサアレイ130のピクセル数(例えば、5つの画像ピクセル)を乗じたものに等しい。
図4を参照すると、一実施形態では、光学結像システム104の最高有効倍率は、デジタルセンサアレイ130の中央に配置された640×480のピクセル200を利用して、実現できる。光学結像システム104のより低い有効倍率は、画像ディスプレイスクリーン160を介して表示される画像において640×480のピクセルを維持しながら、デジタルセンサアレイ130のピクセル200の2×2グループ、3×3グループ、4×4グループをビニングするとともに、拡大する画像ピクセル202,204, 206, 210を生成することにより、実現できる。表示される画像のサイズは同じままであるため、画像ピクセル202、204、206、208、210のサイズが増加するにつれて、各画像ピクセル202、204、206、208、210のサイズ内でビニングされるデジタルセンサアレイ130のピクセル200の数が増加するにつれて、表示される画像の有効倍率は最高有効倍率の半分(1/2)、1/3、1/4に減少する。
図5A~図5Dは、異なるビニングでのデジタルセンサアレイ130の中央の24×24ピクセル200の概略図を示す。ビニングパターンは、ビニングに必要な画像ピクセル202、204、206、208、210の数に達するまで、デジタルセンサアレイ130にわたって繰り返される。図5Aに示すように、ビニング4では、ピクセル200の4×4の正方形領域がビニングされて、1つの出力画像ピクセル202が生成される。図5Bに示すように、ビニング3では、ピクセル200の3×3の正方形領域がビニングされて、1つの出力画像ピクセル204が生成される。図5Cに示されるように、ビニング2では、ピクセル200の2×2正方形領域がビニングされて、1つの出力画像ピクセル206が生成される。図5Dに示すように、ビニング1では、ピクセル200の1×1正方形領域が1つの出力画像ピクセル208を生成する。
図5A~5Dに示されるように、ピクセル200は、電子機器での実装を容易にするために正方形のグループにビニングされているが、ピクセル200のグループは正方形である必要はない。必要なピクセル領域をカバーする任意のビニングパターンを利用できる。例えば、図6に示されるように、ビニングされたピクセル200の列はオフセットされ、互い違いに千鳥足状(staggered)に配置してもよい。この例では、代替ビニングパターン1には、画像ピクセル210内に8つのセンサピクセル200がある。ビニング2、3、4はそれぞれ、画像ピクセル210毎に、32個、72個、および128個のセンサピクセル200を有することになる。
デジタルセンサアレイ130上の回折限界スポットサイズSdは、エアリーディスクの直径によって表され、次のとおりである。
Sd=2.44λF=2.44λmF (1)
ここで、λは、光源106によって生成される光の波長である。一実施形態では、図3に示すように、波長λは0.6μmである。Fは固定レンズ124のデジタルセンサアレイ130側における結像システム104のF値であり、Fは固定レンズ124の試験対象10側のF値である。変数mは、結像システム104の倍率である。式(1)は、F値F、Fについて解くことができる。
DOF(被写界深度)dは、対象平面におけるデフォーカススポットサイズSが対象平面における回折限界スポットサイズSよりも小さい範囲に限定される。焦点からの距離xでのデフォーカススポットサイズSは次のとおりである。
= x/F (2)
デフォーカススポットサイズ Sは、画像平面においてmSの直径を有する。DOFdが焦点の両側に均等に広がる場合、DOFdを2で割った値 (d/2) は、デフォーカススポットサイズSが回折限界スポットサイズS(mS=S) に等しくなる点である。式(1)、式(2)から次式が導かれる。
m(d/2)/F = 2.44λmF (3)
式(3)から、DOFdは、固定レンズ124の試験対象10側のF値Fの関数として計算することができる。
d=4.88λFo (4)
光学結像システム104の解像度は、デジタルセンサアレイ130のピクセル200のサイズによって制限されない。寸法測定機100は、有効倍率に合わせて画像処理ソフトを変更する必要がない。したがって、エッジ検出アルゴリズムおよび視覚ディスプレイ160に送信される画像内の画像ピクセル202、204、206、208、210の数は、各倍率で同じままである。
絞りコントローラ152は、可変サイズの絞り150と通信する。図2に示すように、一実施形態では、絞りコントローラ152は、可変サイズの絞り150と電気的に接続されている。他の実施形態では、絞りコントローラ152は、WiFi、Bluetooth等を介して可変サイズ絞り150と無線接続される。絞りコントローラ152は、可変サイズの絞り150に信号を送り、可変サイズ絞り150の直径を変え、異なる回折限界スポットサイズS直径でのデジタルセンサアレイ130上の試験対象10の画像点を変える。可変サイズの絞り150の直径は、回折限界スポットSの直径を変化させ、画像ピクセル202、204、206、208、210のサイズに応じた絞りの直径を維持するために、調整される。図3に示すように、回折限界スポットSの直径は、寸法測定機100で使用される最適化されたエッジ検出アルゴリズムに必要な画像ピクセル202、204、206、208、210の数(例えば、5つの画像ピクセル)により決定される。回折限界スポット内の画像ピクセル202、204、206、208、210の数は、各倍率で正確に同じである必要はない。
光学結像システム104において、低倍率状態は、大きなF値と大きなDOFdで広いFOVを提供する。高倍率状態では、F値が小さくなり、DOFdが小さくなり、FOVが狭くなる。絞り150の各サイズは、デジタルセンサアレイ130の異なる領域(すなわち、ピクセル200の数)を使用する。絞り150の各サイズは、異なるカメラ解像度を提供する。低倍率状態(例えば、ビニング4)では、実質的にデジタルセンサアレイ130全体が使用される。デジタルセンサアレイ130の実質的に全体の使用は、光学結像システム104の最大のFOVを提供する。低倍率状態では、絞り150は使用される最小の直径であり、最大のDOFdとF値を提供する。
高倍率状態(例えば、ビニング1)では、デジタルセンサアレイ130のほぼ640×480ピクセル部分のみが使用される。高倍率状態では、絞り150が使用される最大の直径となり、最小のFOVとF値を提供する。一実施形態において高倍率状態では、デジタルセンサアレイ130の中央の640×480ピクセル部分の外側のピクセル200は、測定コントローラ158によって無視される。高倍率状態では、光学結像システム104は、各センサピクセル200からの画像データを使用することによってデジタルセンサアレイ130のフル解像度を利用する一方、デジタルセンサアレイ130の中央の640×480ピクセル部分の画像データのみを用いる。高倍率状態は、最高のエッジ検出とフォーカス再現性を提供する。
寸法測定機100の有効倍率は、視覚ディスプレイ160上に画像を作成するために用いられるデジタルセンサアレイ130の領域のサイズによって決定される。例えば、異なるF値設定で画像ディスプレイスクリーン160の同じ領域が用いられる場合、異なるF値設定に関連付けられた有効倍率は、異なるサイズの画像ピクセル202、204、206、208、210に関連付けられる。画像ピクセル202、204、206、208、210は、デジタルセンサアレイ130のサブ領域を描写する。このサブ領域から、画像ディスプレイスクリーンを満たすためにピクセル出力データ(すなわち、共通の出力を有するアドレス指定可能なピクセルの連続したクラスタ)が引き出される。ビニングを介して異なるF値設定でデジタルセンサアレイ130の同数のピクセル出力が画像表示スクリーン160に渡される場合、画像表示スクリーン160の解像度は一定のままであるように見える。所与の数のピクセル出力(すなわち、画像ピクセル202、204、206、208、210)で画像ディスプレイスクリーン160を満たすデジタルセンサアレイ130のサブ領域のサイズの変化が、F値設定の変化と比例関係を維持する場合、ディスプレイスクリーン上での試験対象の実効倍率と解像度の両方とも、F値設定の変化と比例関係を維持する。
ここで図2を参照すると、画像コントローラ154はデジタルセンサアレイ130と通信する。一実施形態では、画像コントローラ154はデジタルセンサアレイ130と電気的に接続される。画像コントローラ154は、デジタルセンサアレイ130に信号を送り、デジタルセンサアレイ130のピクセル200をビニングし、画像ピクセル202、204、206、208、210を作成する。ビニングは、デジタルセンサアレイ130のピクセル200の隣接するクラスタをグループ化し、共通の出力(すなわち、画像ピクセル)にすることを含む。各クラスタ内のデジタルセンサアレイ130のピクセル200の数は変えることができる。
回折限界スポットサイズS内の画像ピクセル202、204、206、208、210の数は、エッジ検出を最適化するために有効倍率が変化しても、実質的に一定のままである。別の実施形態では、回折限界スポットサイズSが他の理由で変更される場合、エッジ検出ソフトウェアを修正することができる。
実質的に同じ数の画像ピクセル202、204、206、208、210が、異なる実効倍率(すなわち、光学結像システム104の異なるF値設定)において回折限界スポットサイズS内に維持される。しかし、回折限界スポットS内のデジタルセンサアレイのピクセル200の数は、異なる有効倍率で変化する。式(1)は、回折限界スポットサイズSの径が光学結像システム104のF値設定に比例することを示している。同じ数の画像ピクセル202、204、206、208、210が、異なるF値設定で異なる回折限界スポットサイズSを満たす場合、画像ピクセル202、204、206、208、210のサイズは、F値の設定に比例して変化する。異なるF値設定での画像ピクセル202、204、206、208、210の関連するサイズは、エッジ検出部の精度に実質的に影響を与えることなく、多少変化する可能性がある。
倍率コントローラ156は、絞りコントローラ152および画像コントローラ154と通信する。一実施形態では、倍率コントローラ156は、絞りコントローラ152および画像コントローラ154と電気的に接続される。倍率コントローラ156は、絞りコントローラ152および画像コントローラ154に信号を送り、各画像ピクセル202、204、206、208、210(すなわち、デジタルセンサレイ130の連続ピクセル200のビニングされたクラスタ)内のピクセル200の数を、試験対象10の点が結像される回折限界スポットサイズS直径の増加または減少に応じて、増減させる。
画像ピクセル202、204、206、208、210のそれぞれは、ビニングされたピクセル200のクラスタ内のピクセル200の数に従って、デジタルセンサアレイ130のサブ領域を占める。倍率コントローラ156は、サブ領域(すなわち、画像ピクセル202,204, 206, 208, 210)のサイズを、試験対象10の点が結像される回折限界スポットサイズSdの直径の変化に応じて、変える。さらに、倍率コントローラ156は、デジタルセンサアレイ130のサブ領域のサイズを変更して、試験対象10の点が結像される回折限界スポットサイズS直径の所与(所定)の分割部分としてのサブ領域のサイズをより厳密に維持するように動作可能である。倍率コントローラは、異なる絞り150サイズに関連付けられたスポットサイズSを、実質的に同じ数の画像ピクセル202、204、206、208、210で埋めるように動作可能である。しかしながら、各スポットサイズS内の画像ピクセル202、204、206、208、210の数が変化しても、エッジ検出アルゴリズムは失敗しない。各スポットサイズS内の画像ピクセル202、204、206、208、210の数の変動(例えば、画像ピクセル202、204、206、208、210の半個以上の変動)は、多くの試験対象のためのエッジ検出アルゴリズムの性能を妨げない。有効倍率が変化しても、エッジを横切る各スポットサイズSdにほぼ同数の画像ピクセル202、204、206、208、210が含まれる場合には、エッジ検出ソフトウェアの一貫した性能は維持される。画像ディスプレイスクリーン160上の試験対象10の有効倍率は、デジタルセンサ130のサブ領域の合計サイズに反比例する。
低倍率状態では、光学結像システム104は、測定のために提供された試験対象10の1つ以上のフィーチャの種類および位置を識別するために、広い視野および深い被写界深度の両方を提供する。低倍率状態の光学結像システム104は、所定の精度範囲で、試験対象10のフィーチャのサイズの範囲を、ビデオ測定することができる。高倍率状態の光学結像システム104は、試験対象10のより小さなフィーチャを測定するため、及び/又は表面の高さを最適な焦点位置と関連付けるオートフォーカス方法により試験対象10の表面の高さの変化を測定するために、より小さい視野およびより小さい被写界深度の両方を提供する。測定は、光学結像システム104に対して作業台102および試験対象10を平行移動させることによって行われ、焦点位置を特定し、平行移動を測定することができる。オートフォーカス測定は、結像光学結像システム104の1以上の要素を光軸(例えば、z軸)に沿って移動し、要素の変位量を測定することにより、実行される。
本開示の主題の実施形態では、寸法測定機100のズーム範囲は、いくつかの方法で、固定レンズの光学結像システム104で利用可能なズーム範囲を超えて拡張することができる。図7Aおよび7Bを参照すると、一実施形態では、光学結像システム104のレンズシステム300は、対物レンズ122および集束光学系124を備える。光学結像システム104のズーム範囲は、レンズシステム300の1つまたは複数の要素が光軸に沿って移動できるようにすることによって拡大することができる。一実施形態では、集束光学系124の一対のダブレット302が光軸に沿って移動して、レンズシステム300の倍率を変更する。例えば、光学結像システム104の光学倍率は、一対のダブレット302を図7Aの位置Xから図7Bの位置Xまで移動させることにより、1×から2×に変えることができる。これら2つの再現可能な位置X、X の間で光軸に沿ってダブレット対302を移動させることによって、光学結像システム104のズーム範囲は2倍になる。
別の実施形態では、図8A、図8B、図8Cに示すように、光学結像システム104はレンズタレット400を含む。レンズタレット400は、異なる光学倍率を有する複数の対物レンズ422A、422Bを含み、レンズタレット400を移動または回転させて、適切なまたは所望の倍率を提供する対物レンズ422A、422Bを位置合わせすることにより、光学結像システム104の倍率を変更するようになっている。一実施形態では、レンズタレット400は、0.5倍の倍率を提供する対物レンズ422Aと、1.1倍の倍率を提供する対物レンズ422Bとを含む。別の実施形態では、追加の対物レンズ422がレンズタレット400に含まれる。同様に、スライダに取り付けられた複数の対物レンズを、レンズタレット400と同じ方法で利用することができる。
一実施形態では、図9A、図9Bに示すように、光学結像システム104は、複合レンズ500を有する集束光学系124を含む。光学結像システム104のズームは、複合レンズ500を光軸に沿って反転/逆転させることによって増大する。例えば、複合レンズ500を図9Aに示す位置から図9Bに示す位置へと反転することによって、倍率を1.71倍から2倍に増大させることができる。換言すれば、図9Aに示す複合レンズ500が図9Bにおいて逆転され、これにより、画像光ビーム116が複合レンズ500を逆方向に通過するようになる。図9Aに示すように、画像光ビーム116は、複合レンズ500の第2面504に入射し、複合レンズ500の第1面502を通って出射する。図9Bに示すように、複合レンズ500が反転されると、画像光ビーム116は第1面502に入射し、第2面504を通って出射する。一実施形態では、複合レンズ500は一対のレンズである。
さらに別の実施形態では、図10に示すように、レンズシステム108の対物レンズ122を、電気光学レンズ622で補足または置換してもよい。電気光学レンズ622の焦点距離は、光学結像システム104内での電気光学レンズ622の位置の変更を必要とせずに、2倍以上電気的に変更することができる。例えば、電気光学レンズ622は、Gutenbergstrasse 9-13,82178 Puchheim,Germanyに事業所を有するStemmer Imaging AGによって販売されているOptotune ELシリーズの電気的に調整可能なレンズの1つであってもよい。その全体が参照により本明細書に組み込まれる。電気光学レンズ622は、光学流体とポリマー膜の組み合わせを利用して形状を変化させるように動作可能である。一実施形態では、電気光学レンズ622は、光学液体で満たされ、弾性ポリマー膜で密封されたコンテナを含む。弾性ポリマー膜と係合するように動作可能な円形リングは、電気光学レンズ622の成形を容易にする。電気光学レンズ622の焦点距離は、電流制御されたボイスコイルを利用して流体をレンズの中心に押し込むことによって変更される。
別の実施形態では、寸法測定機100のズーム範囲は、異なる光学倍率を有する2つのバーチャルズームレンズを利用することによって、固定レンズ光学結像システム104で利用可能なズーム範囲を超えて拡張することができる。換言すれば、寸法測定機100は、デジタルセンサアレイ130A、130Bをそれぞれ有する2つのカメラシステム126A、126Bを用いる。これらデジタルセンサアレイは、前述したように、例えばエリア電荷結合素子(CCD)または相補型金属酸化膜半導体(CMOS)のイメージセンサを備えている。一実施形態では、2つのカメラシステム126A、126Bは、対物レンズ122を共有するが、各カメラシステム126A、126Bに異なる倍率を提供する別個の集束光学系124A、124B(すなわち、バックレンズ)を有する。画像コントローラ154は、第2のデジタルセンサアレイ130Bと通信する。一実施形態では、画像コントローラ154は、所定の倍率パラメータに応じて、どのデジタルセンサアレイ130A、130Bを使用して測定を行い、視覚ディスプレイ160上に画像を作成するかを決定するように動作可能である。別の実施形態では、オペレータは、測定を行って視覚的ディスプレイ160上に画像を作成するために使用されるデジタルセンサアレイ130A、130Bを手動で切り替えることができる。一実施形態では、対物レンズ122によって集光された画像光ビーム116の一部は、ビームスプリッタ700を介して第2のカメラシステム126Bの第2の集束光学系124Bに向けられる。
別の実施形態では、図11B、図11Cに示されるように、対物レンズ122によって集光された画像光ビーム116は、鏡面反射面702を介して第2のカメラシステム126Bの第2の集束光学系124Bに選択的に導かれる。図11Bに示すように、反射面702は、例えば、ピボット704に連結されたミラーを含む。このピボット704は、ミラー702を画像光ビーム116の光路の外側の第1の位置mから画像光ビーム116の光路内の第2の位置mへと回転させるように動作可能である。図11Cに示すように、反射面702は、例えば、スライド706に連結されたミラーを含む。このスライド706は、ミラー702を画像光ビーム116の光路外の第1位置mから画像光ビーム116の光路内の第2の位置mへと移動させるように動作可能である。
本明細書に記載される実施形態の1つ以上の特徴を組み合わせて、図示されていない追加の実施形態を作成することができる。以上、様々な実施形態を詳細に説明してきたが、それらは例として提示されたものであり、限定するものではないことを理解されたい。開示された主題が、その範囲、精神、または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態、変形、および修正で具体化され得ることは、関連技術の当業者には明らかであろう。したがって、上述の実施形態は、あらゆる点で例示的なものであり、限定的なものではないとみなされるべきである。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって示され、その均等物の意味および範囲内に含まれるすべての変更は、特許請求の範囲に包含されるものである。

Claims (38)

  1. 寸法測定機用の光学結像システムであって、
    アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサと、
    前記デジタルセンサ上に試験対象の画像を形成するように動作可能なレンズシステムと、
    異なるスポットサイズで前記デジタルセンサ上に試験対象の点を結像させるために、前記レンズシステムのF値を変えるように動作可能な前記レンズシステムの可変サイズの絞りと、
    前記可変サイズの絞りのサイズを変更するように動作可能な絞りコントローラと、
    前記アドレス指定可能なピクセルのアレイの1つまたは複数を、画像ピクセルにビニングするように動作可能であり、各画像ピクセル内のピクセル数が変更可能である画像コントローラと、
    前記絞りコントローラと前記画像コントローラと連携して動作可能であり、(a)試験対象の点が結像されるスポットサイズの増大に応じて、各画像ピクセル内のピクセル数を増加させ、(b)試験対象の点が結像されるスポットサイズの減少に応じて、各画像ピクセル内のピクセル数を減少させる倍率コントローラと、
    を備えた光学結像システム。
  2. 前記画像ピクセルは、各画像ピクセル内のピクセル数に応じて前記デジタルセンサのサブ領域を占有し、前記倍率コントローラは、試験対象の点が結像されるスポットサイズの変化に応じて前記サブ領域のサイズを変化させる、請求項1に記載の光学結像システム。
  3. 前記倍率コントローラは、試験対象の点が結像されるスポットサイズの分割部分としての前記画像ピクセルのサイズを維持するために、前記画像ピクセルのサイズを変更するように動作可能である、請求項2に記載の光学結像システム。
  4. 前記倍率コントローラは、異なる絞りのサイズに関連付けられたスポットサイズを実質的に同数の画像ピクセルで埋めるように動作可能である、請求項3に記載の光学結像システム。
  5. 前記倍率コントローラは、(a)前記レンズシステムのF値の増大にしたがって前記画像ピクセルのサイズを増大させ、(b)前記レンズシステムのF値の減少にしたがって前記画像ピクセルのサイズを減少させる、請求項2に記載の光学結像システム。
  6. 前記倍率コントローラは、前記レンズシステムのF値の増大に実質的に比例して、前記画像ピクセルの直線寸法を増加させる、請求項5に記載の光学結像システム。
  7. 試験対象を異なる倍率で表示するように動作可能なディスプレイをさらに備え、
    前記倍率コントローラは、(a)前記画像ピクセルのサイズの減少にしたがって前記ディスプレイ上の試験対象の倍率を大きくし、(b)前記画像ピクセルのサイズの増大にしたがって、前記ディスプレイ上の試験対象の倍率を小さくするように動作可能である、請求項2に記載の光学結像システム。
  8. 前記ディスプレイ上の前記試験対象の倍率は、前記画像ピクセルのサイズに反比例する、請求項7に記載の光学結像システム。
  9. 前記画像ピクセルのサイズの増大により、試験対象が表示される前記デジタルセンサの領域が増大し、前記画像ピクセルのサイズの減少により、試験対象が表示される前記デジタルセンサの面積が減少する、請求項7に記載の光学結像システム。
  10. 異なる倍率で表示される前記画像ピクセルの数が実質的に一定に維持される、請求項7に記載の光学結像システム。
  11. 各画像ピクセルが、前記アドレス指定可能なピクセルのオフセットされた千鳥足状の配列を備えた、請求項1に記載の光学結像システム。
  12. 試験対象の寸法測定を行うための光学測定システムであって、
    アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサと、
    試験対象の画像を前記デジタルセンサ上に形成するように動作可能なレンズシステムと、
    前記レンズシステムのF値を変更するように動作可能な前記レンズシステムの可変サイズの絞りと、
    前記絞りのサイズを変更するように動作可能な絞りコントローラと、
    1つ以上の前記アドレス可能なピクセルからなる連続クラスタをグループ化して、前記デジタルセンサのそれぞれのサブ領域への共通出力にするように動作可能であり、前記サブ領域のサイズが各サブ領域内のピクセル数に応じて変化する画像コントローラと、
    前記絞りコントローラと前記画像コントローラと連携して動作可能であり、(a)前記絞りのサイズの減少に応じて前記サブ領域のサイズを増大させ、(b)前記絞りのサイズの増大に応じて前記サブ領域のサイズを減少させる倍率コントローラと、
    エッジ検出部を含み、前記デジタルディテクタ上に結像された試験対象のエッジを、前記サブ領域間の出力変動として検出するように動作可能であり、前記サブ領域のサイズが増大するにつれて、試験対象のエッジをより深い被写界深度で検出可能であり、前記サブ領域のサイズが減少するにつれて、試験対象のエッジをより高精度に解像可能である測定コントローラと、
    を備えた測定システム。
  13. 前記可変サイズの絞りは、異なるスポットサイズで前記デジタルセンサ上に前記試験対象の点を結像させるように動作可能であり、
    前記倍率コントローラは、(a)試験対象の点が結像されるスポットサイズの増大にしたがって各サブ領域内の前記アドレス指定可能なピクセルの数を増加させ、(b)試験対象の点が結像されるスポットサイズの減少にしたがって、各サブ領域内の前記アドレス指定可能なピクセルの数を減少させるように動作可能である、請求項12に記載の測定システム。
  14. 前記倍率コントローラは、前記試験対象の点が結像されるスポットサイズの所与の分割部分としての前記サブ領域のサイズを実質的に維持するために、前記サブ領域のサイズを変更するように動作可能である、請求項13に記載の測定システム。
  15. 前記倍率コントローラは、実質的に同数のサブ領域で、異なる絞りサイズに関連する前記スポットサイズを変更するように動作可能である、請求項14に記載の測定システム。
  16. 異なる絞りサイズに関連付けられたスポットサイズの直線寸法が、5つのサブ領域によって実質的に満たされる、請求項15に記載の測定システム。
  17. 異なる絞りサイズで、実質的に同数のサブ領域からの出力が前記エッジ検出部に向けられる、請求項14に記載の測定システム。
  18. 前記倍率コントローラは、(a)前記レンズシステムのF値の増大にしたがって前記サブ領域のサイズを増大させ、(b)前記レンズシステムのF値の減少にしたがって前記サブ領域のサイズを減少させるように動作可能である、請求項12に記載の測定システム。
  19. 前記倍率コントローラは、前記レンズシステムのF値の増大に実質的に比例して、前記サブ領域の直線寸法を増大させる、請求項18に記載の測定システム。
  20. さらに、試験対象を異なる倍率で表示するように動作可能な視覚ディスプレイを備え、
    前記倍率コントローラは、(a)前記サブ領域のサイズの減少にしたがって前記視覚ディスプレイ上の試験対象の倍率を増加させ、(b)前記サブ領域のサイズの増大にしたがって、前記視覚ディスプレイ上の試験対象の倍率を減少させるように動作可能である、請求項12に記載の測定システム。
  21. 前記視覚ディスプレイ上の前記試験対象の倍率は、前記サブ領域のサイズに反比例する、請求項20に記載の測定システム。
  22. 前記エッジ検出部と前記視覚ディスプレイの両方が、前記デジタルセンサの同じサブ領域からの出力を受信する、請求項20に記載の測定システム。
  23. 前記レンズシステムが、前記可変サイズの絞りに対して固定位置にあるフロントレンズとバックレンズを含む、請求項12に記載の測定システム。
  24. 前記フロントレンズと前記バックレンズが、前記可変サイズの絞りに対してテレセントリック位置に配置されている、請求項23に記載の測定システム。
  25. 光学測定機を用いたエッジ検出方法において、
    可変サイズの絞りを有するレンズシステムに試験対象を位置合わせするステップであって、前記レンズシステムが、試験対象の画像を、アドレス指定可能なピクセルのアレイを有するデジタルセンサ上に形成するように動作可能であり、前記可変サイズの絞りが、異なるスポットサイズで試験対象の点を前記デジタルセンサ上に結像させるように動作可能であるステップと、
    前記可変サイズの絞りを第1のサイズに設定するステップと、
    各画像ピクセル内のアドレス可能なピクセルの数にしたがって、前記アドレス可能なピクセルの連続クラスタを第1のサイズを有する画像ピクセルにビニングするステップと、
    前記可変絞りの第1のサイズで、いくつかの画像ピクセルにわたって、前記デジタルディテクタ上に結像される試験対象のコントラストの変化を識別し、それによって試験対象の領域が第1の有効倍率で画像化されるステップと、
    を備えたエッジ検出方法。
  26. さらに、
    前記可変サイズの絞りを第2のサイズに設定するステップと、
    各画像ピクセル内のアドレス可能なピクセルの数にしたがって、前記アドレス可能なピクセルの連続クラスタを第2のサイズを有する画像ピクセルにビニングするステップと、
    前記可変絞りの第2のサイズで、前記可変絞りの第1のサイズの時と実質的に同数の画像ピクセルにわたって、前記デジタルディテクタ上に結像される試験対象のコントラストの変化を識別し、それによって試験対象の領域が第2の有効倍率で画像化されるステップと、
    を備えた、請求項25に記載のエッジ検出方法。
  27. 前記可変サイズの絞りは、前記スポットサイズ内で実質的に同じ数の画像ピクセルを維持するように各倍率で調整される、請求項26に記載のエッジ検出方法。
  28. 前記試験対象のコントラスト変化を識別するステップが、試験対象を視覚ディスプレイ上に画像化することを含み、異なるサイズの画像ピクセルが異なる倍率で試験対象を画像化する、請求項26に記載のエッジ検出方法。
  29. 前記可変サイズの絞りを前記第2のサイズに設定するステップは、前記レンズシステムのF値を減少させ、前記デジタルセンサ上に前記試験対象が結像されるスポットサイズを縮小させ、
    前記アドレス可能なピクセルの連続クラスタを前記第2のサイズを有する画像ピクセルにビニングするステップは、試験対象の点が画像化されるより小さいスポットサイズにしたがって、画像ピクセルのサイズを縮小させる、請求項26に記載のエッジ検出方法。
  30. 前記デジタルセンサの前記アドレス指定可能なピクセルの連続するクラスタをビニングするステップは、試験対象の点が画像化される前記スポットサイズの所定の分割部分としての画像ピクセルのサイズを実質的に維持するために、画像ピクセルのサイズを縮小する、請求項29に記載のエッジ検出方法。
  31. 前記デジタルセンサが第1デジタルセンサであり、前記レンズシステムが第1レンズシステムであり、さらに、
    前記アドレス指定可能なピクセルのアレイを有する第2デジタルセンサと、
    前記第2デジタルセンサ上に試験対象の画像を形成するように動作可能であり、前記第1レンズシステムとは異なる倍率を有する第2レンズシステムと、
    を備えた、請求項1に記載の光学結像システム。
  32. 入射する画像光ビームの一部を、前記第1レンズシステムと前記第2レンズシステムのそれぞれに導くように動作可能なビームスプリッタをさらに備える、請求項31に記載の光学結像システム。
  33. 第1の位置と第2の位置との間で駆動するように動作可能な反射面をさらに備え、前記第2の位置にある前記反射面は、入射する画像光ビームを前記第2レンズシステムに導くように動作可能である、請求項31に記載の光学結像システム。
  34. 前記レンズシステムの1つまたは複数の要素が、第1の位置と第2の位置との間で光軸に沿って移動するように動作可能であり、前記第2の位置での試験対象の倍率が、前記第1の位置での試験対象の倍率よりも大きい、請求項1に記載の光学結像システム。
  35. 異なる倍率を有する2つ以上のレンズシステムをさらに備え、前記2つ以上のレンズシステムは、光学結像システムの光路内に選択的に位置決めされるように動作可能である、請求項1に記載の光学結像システム。
  36. 前記2つ以上のレンズシステムがレンズタレット内に配置される、請求項35に記載の光学結像システム。
  37. 前記レンズシステムは複合レンズをさらに備え、この複合レンズは光軸に沿って反転し、それによって試験対象の倍率を変えるように動作可能である、請求項1に記載の光学結像システム。
  38. 前記レンズシステムは、可変焦点距離を有する電気光学レンズをさらに備え、前記電気光学レンズの焦点距離は、前記電気光学レンズの位置を変えることなく電気的に変更されるように動作可能である、請求項1に記載の光学結像システム。
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