JP2024501220A - 圧縮梱包機及び圧縮梱包機を動作させるための方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、圧縮梱包物チャンバ(2)を取り囲む圧縮梱包機ハウジング(3)と、圧縮梱包機ハウジング(3)中で移動可能であり、圧縮梱包物チャンバ(2)の外側の2つの対抗する側面に対で配置された油圧シリンダ(5,6,7,8)によって駆動することができる押圧プレート(4)とを有する圧縮梱包機(1)に関する。本発明による圧縮梱包機(1)は、油圧制御デバイス(12)が設けられ、それを用いて、各対のシリンダ(5,6,7,8)のうちの油圧シリンダ(5,6,7,8)は、プレス圧力に応じて選択的に個々に又は一緒にのうちのいずれかで各々制御することができることを特徴とする。更に、本発明は、圧縮梱包機(1)を動作させるための方法に関する。【選択図】図5
Description
本発明は、圧縮梱包物チャンバを取り囲む圧縮梱包機ハウジングと、圧縮梱包機ハウジング中で移動可能であり、油圧シリンダによって駆動することができる押圧プレートとを有する圧縮梱包機に関する。更に、本発明は、圧縮梱包機を動作させるための方法に関する。
DE 100 29 439 A1から知られているのは、圧縮梱包物チャンバを取り囲むハウジングと、その中で用いられるプレスラムとを有する圧縮梱包機であり、プレスラムの駆動装置は、圧縮梱包機ハウジングの横方向隣に配置された4つの油圧シリンダによって形成される。油圧シリンダ駆動装置は、制御されていない。シリンダは、圧力シリンダとして使用される。言い換えれば、プレスラムが下方に移動すると、シリンダのピストン表面が作動油で加圧され、プレスラムが上方に移動すると、ピストンリング表面が加圧される。圧力シリンダを有する圧縮梱包機では高い押圧圧力を発生させることができるが、この構成方法は、システムの設計に起因して圧力シリンダが圧縮梱包機の上方に基本的に突出するという欠点をもたらす。これは、低い空き高を有する空間には不利である。
US 2013/0270730 A1から知られているのは、樹脂素材を溶融するための圧縮成形装置であり、この圧縮成形装置では、繊維が溶融樹脂に供給され、樹脂及び繊維が次いで金型に押し込まれる。圧縮成形装置は、下型及び上型と、上型及び下型に取り付けられた少なくとも3つの圧縮油圧シリンダとを含む。位置センサは、上型と下型との間の距離を検出するために設けられる。そして、その情報に従って、圧縮油圧シリンダを個々に制御することができる。圧縮成形機器は、素材を圧縮梱包することを意図されたものでも、それに適したものでもない。
US 5 868 067 Aから知られているのは、繊維及び廃棄物などの他の圧縮可能な素材を圧縮するための圧縮梱包機である。圧縮梱包機は、一次油圧シリンダと、より速く作動する二次油圧シリンダとを含み、その両方が、素材を圧縮するように設計された押圧プレートに取り付けられる。この場合、第2の圧縮手段は、第1の圧縮手段よりも速く動作し、第1の圧縮手段によって予備圧縮された押圧済み素材にタンピング運動を加える。両方の圧縮手段は、共通の油圧システム及び電磁弁を有する。2つの油圧シリンダへの作動油の供給及びタンピング行程の作動は、この目的のために設けられた制御システムによって行われる。このシステムの欠点は、合計で4つのシリンダを有する2対のシリンダが設けられているが、2つの二次シリンダは、無負荷状態において昇降速度を増大させる役割を果たすだけである。素材圧縮は、一次シリンダのみで行われる。
DE 195 28 813 A1は、プレスのラム上の傾斜モーメントを補償するためのデバイスを開示している。このデバイスは、少なくとも一対の同一の油圧シリンダを備え、そのピストンは、ラムに各々接続されている。油圧シリンダは、ピストン表面の両側にピストンロッドを有する等速度シリンダ(等速シリンダとも呼ばれる)である。流入及び流出する作動油の体積は、従って、常に同じである。シリンダも、このことから、同じ速度で収縮及び伸長する。ピストンの上方に位置する各油圧シリンダのチャンバは、いずれの場合も接続ラインを介して、ピストンの下方に位置する対のうちの他方の油圧シリンダのチャンバに接続される。DE 195 28 813 A1から知られているデバイスは、ラムの傾斜位置を検出して補償することが可能であるが、そのようなラムプレスは、圧縮梱包物チャンバを欠いており、圧縮梱包機としては適していない。
US 5 570 630 Aから、圧縮梱包機が2つの複動油圧シリンダを有することが知られている。油圧シリンダは、ブリッジ構造及びそれに取り付けられた2つのプレスプレートによって接続されている。プレートが下方に移動するとき、従って圧縮中にプレートの角度を制御するために、油圧シリンダを接続するブリッジ構造がその通常は水平の位置から傾斜位置に移動するときにはいつでもピンによって作動される2つの電気スイッチが設けられている。この制御システムの欠点は、シリンダを大まかにしか制御することができず、細かい制御が可能でないことである。
AU 001991082616 A1から知られているのは、フレームと、押圧チャンバ中に格納可能な押圧プレートとを有するウール用のプレスである。押圧後に、圧縮されたウールをその圧縮された位置に保持するために、ウール保持要素が、押圧された圧縮梱包物に横方向に係合するピンの形態で設けられ、それらは、圧縮後であり且つ押圧プレートが上方に移動される前に、ウール圧縮梱包物中に側面から突き通される。押圧チャンバ中で横方向に係合するピンは、このことから、圧縮される素材用の押さえデバイスとしての役割を果たし、押圧プレートが戻るときに素材が膨張するのを防止する。
US 3 851 577 Aは、押圧チャンバと、押圧チャンバの上方の押圧プレート上に据え付けられた油圧シリンダとを有する、廃棄物、例えば段ボール箱を押圧するための圧縮梱包機を開示している。輸送のために圧縮梱包機の全高を低減するために、シリンダをハウジング中に下げることができる。しかしながら、この変換は時間が掛かり、費用が掛かる。圧縮梱包物チャンバの上方に位置する油圧シリンダを有するシステムの別の欠点は、関連する高い全高である。従って、そのような構造を有する圧縮梱包機は、低い空き高を有する空間には適していない。
DE 20 2015 102 601 U1から知られているのは、段ボール箱などのバラ素材を圧縮するための圧縮梱包機である。そのような圧縮梱包プレスは、とりわけスーパーマーケットにおいて、処分される残材の体積を最小限に抑えるために、販売棚に放置された又は販売棚から取り出された段ボール箱、ボール紙、及び販売品の他の包装を圧縮するために使用される。押圧された段ボール箱などをワイヤ又はプラスチックストラップで縛ることも、圧縮梱包機ハウジングの圧縮梱包シュート中で直接行うことができる。段ボール箱などを圧縮するために、プレスプレートは、プレスシャフトの頂部に配置された2つの油圧シリンダによって下方に移動される。これは、圧縮梱包機の大きな全高を必要とする。この従来技術では、圧縮梱包機ハウジングの上方に油圧シリンダを配置することは、天候から保護された建物内に圧縮梱包機を設置することが可能となるようにするために、大きな空き高を必要とする。
文献DE 10 2005 037 147 A1は、圧縮梱包物チャンバを取り囲む圧縮梱包機ハウジングを有する圧縮梱包機を示し、プレスプレートを、4つの油圧シリンダから成る動力駆動装置によって圧縮梱包物チャンバ中で移動させることができる。いずれの場合も、2つの油圧シリンダは、マスタ-スレーブシリンダ対として共に作動する。更に、油圧シリンダはまた、圧縮梱包機の全高を低減するために圧縮梱包機ハウジングの側面に配置することができる。マスタ-スレーブ油圧シリンダを有する圧縮梱包機の動作は、かなりの技術的費用、特に特殊化された、従って高価な油圧シリンダを必要とする。
本発明の場合、従って、その目的は、低い全体的な空き高と、簡略化された構造設計とを有する圧縮梱包機を提供することである。更に、そのような圧縮梱包機を動作させるための対応する方法を明記する。
これらの目的は、特許請求項1の特徴を有する圧縮梱包機によって、及び特許請求項8の特徴を有する方法によって達成される。
本発明の本質的な考えは、上記で説明したように、圧縮梱包物チャンバを有する圧縮梱包機ハウジングと、押圧プレートと、それを駆動するための油圧シリンダとを有する圧縮梱包機において、合計で4つの油圧シリンダが設けられ、油圧シリンダの各々は、押圧プレートの一方の側に対で配置され、制御デバイスを用いて、各対のシリンダのうちの油圧シリンダを、押圧圧力に応じて個々に又は一緒に各々選択的に作動させることができることである。
油圧シリンダを圧縮梱包機ハウジングの側面に配置することにより、圧縮梱包機の全高が小さく保たれる。これは、特に、油圧シリンダがプッシュシリンダとしてではなくプルシリンダとして用いられるように圧縮梱包機が設計されている場合である。この文脈では、圧力シリンダは、押圧プロセス中にピストン表面が作動油に作用されるシリンダであると理解される。プルシリンダは、押圧プロセス中にピストンリング表面が作動油で加圧されるシリンダである。
プルシリンダを有する圧縮梱包機については、利点は、油圧シリンダが圧縮梱包物チャンバ又は押圧プレートを越えて突出しないことである。同じ全高を有する2つの圧縮梱包機については、そのうちの一方がプルシリンダで圧縮梱包物素材を圧縮し、他方がプッシュシリンダで圧縮し、プルシリンダ圧縮梱包機は、従って、プッシュシリンダ圧縮梱包機よりも高く、従って大きい圧縮梱包物チャンバを実現することができる。本発明によるプルシリンダを有する圧縮梱包機は、従って、低い空き高を有する部屋に特によく適している。
この目的のために、押圧プレートに係合する油圧シリンダは、好ましくは、押圧プレートがその最上位置に移動されたときに、それらが実際に押圧プレートの上方に突出しないように設計される。特に、油圧シリンダは、通常長方形の押圧プレートの2つの側で互いに対向して左右に対で配置される。圧縮梱包機の下方領域には、好ましくは、シリンダが取り付けられる下方横ヨークがある。
制御デバイスは、所望の方法で作動油で圧縮梱包機の様々な油圧シリンダを作動させるように、即ち、段ボール箱などの素材を圧縮するために押圧プレートを下方に移動させるように、また、押圧プレートを目標とする方法で上昇させるために油圧シリンダを反対方向に作動させるように設計される。制御デバイスは、押圧プレートの一方の側に隣接して配置された各対のシリンダのうちの一方のみ又は両方の油圧シリンダのうちのいずれかが制御されるように設計されている。これは、圧縮梱包機の圧縮梱包物チャンバが依然としてほとんど空であるか、又は圧縮が容易な素材のみが充填されているとき、圧縮梱包物プレートの各側の一方の油圧シリンダのみが一度に作動されるという利点を提供する。この段階では2つの油圧シリンダのみが作動油で加圧されるので、従って2つの駆動される油圧シリンダのみを駆動するのに必要とされる体積は、4つの油圧シリンダよりも作動油用の既存のポンプでより迅速に利用可能にすることができ、押圧プレートの迅速な移動がもたらされる。同じことが、圧力プレートの戻り行程にも当てはまり、この戻り行程は、ほとんど力を必要とせず、それについて、好都合には、各対のシリンダのうちの一方のシリンダのみが制御される。
それぞれの作動されていないシリンダのピストンロッドは、それぞれの隣接する作動されたシリンダによって一緒に動作される。この目的のために、押圧プレートの一方の側に配置された2つの油圧シリンダは、制御された油圧シリンダのうちの一方のピストンロッドが上又は下に移動されるときに他方のシリンダのピストンロッドも移動されるように、互いに機械的に結合される。
しかしながら、押圧プレートを移動させるためにより大きな力が必要とされる場合、特に押圧プレートの押圧行程の最終段階の間、例えば圧縮梱包物チャンバ中を下降する途中の最後の3分の1から最後の5分の1の間に、これは、制御デバイスのセンサによって、例えば、作動された油圧シリンダ中の圧力が増大し、油圧シリンダのピストンロッドが非常にゆっくりとしか移動しないか、又は全く移動しないという事実によって検出することができる。その後、制御ユニットは、押圧力を2倍にするために、加圧された作動油が、更なる対応する油圧ラインを介して、2つの以前は加圧されていなかった油圧シリンダにもここで供給されるように、プレス圧力に応じて切り替えることができる。
油圧制御デバイスは、好ましくは、PLC制御などの電子ユニットであることが好ましい。
各側で一方の油圧シリンダのみ又は両方の油圧シリンダのうちのいずれかを選択的に制御することにより、プレスに割り当てられた作動油ポンプの同じ動力を維持しながら、低い動力要求でプレスプレートをより速く移動させ、押圧される素材を圧縮するときに高い押圧力を有するプレスの遙かにより効果的な動作を達成することが可能になる。
本発明の別の利点は、油圧シリンダを横方向に配置することにより、圧縮梱包機を天井の高さが低い部屋に設置することもでき、低いドア又はゲートを通して搬送することもできることである。
本発明の有利な実施形態は、サブクレームの主題である。
特に、油圧シリンダは、最初に各側で一方のシリンダのみが制御される場合、これはクロスに、例えば左後方シリンダ及び右前方シリンダ、又は代替として左前方シリンダ及び右後方シリンダに対して行われるように制御することができる。このようにして、押圧プレートの傾斜を回避するために、油圧シリンダによる押圧プレートへの力のより均一な印加を達成することができる。
更なる態様によると、油圧主切替弁及び油圧圧力切替弁が、油圧シリンダを作動させるために設けられ、油圧シリンダは、油圧制御デバイスによって制御することができる。主切替弁は、基本的に、油圧シリンダが作動油で加圧される方向に応じて、油圧シリンダの移動方向、即ち押圧プレートの上昇又は下降を決定する。圧力切替弁はまた、各側で作動油でシリンダ対のうちの一方の油圧シリンダのみが加圧されるか又は両方の油圧シリンダが加圧されるかを制御するために使用される。
好ましくは、油圧シリンダは、頂部側横ヨーク及び/又は底部側下方ヨークで互いに各々接続される。これらのヨークは、次いで、プレスハウジングの上方及び下方にそれぞれ配置される。油圧シリンダがこれらのヨークに対して移動することを可能にするために、球面軸受及びシャフトが、シリンダとヨークとの接合部に設けられ得る。
好ましくは、可動押圧プレート用の案内部がプレスハウジング中に設けられる。例えば、プレスプレート上には、断面が三角形の角柱形状の案内レールを配置することができ、案内レールは、圧縮梱包物チャンバの内面上の対応する案内輪郭部材と相互作用する。これは、素材を共に押圧するときの押圧プレートの傾斜に対抗する。
特に、圧縮梱包物チャンバが不均一に充填される場合、押圧される素材の異なる抵抗に起因して、押圧プレートが傾斜する、即ち、押圧プレート自体の主平面に対して傾斜することが起こり得る。これに関して、本発明は、押圧プレートの傾斜位置を検出する位置センサが押圧プレートに関連付けられ、位置センサから位置信号を油圧制御ユニットに送信することができることを提案する。このようにして、制御デバイス及び位置センサは、予め設定可能な限界値を超えるいかなる押圧プレートの傾斜も検出することができる。制御ユニットは、次いで、傾斜が補償されるように油圧シリンダを制御することができ、例えば、押圧プレートを再び水平に位置合わせするために、押圧プレートの先行側で一方の油圧シリンダのみが作動油で加圧され、押圧プレートの反対の残りの側で両方の油圧シリンダが作動油で加圧される。
本発明による圧縮梱包機を動作させるために、各対のシリンダのうちの油圧シリンダは、押圧圧力に応じて個々に又は一緒に選択的に制御される。これは、圧力プレートの両側に配置され、互いに機械的に結合された2つの油圧シリンダのうちの一方のみ又は両方のうちのいずれかが、圧力プレートを上昇及び下降させるように制御されることを意味する。動力要求が低いときには、押圧プレートを迅速に下降させるか又は再び上昇させるために、各対のシリンダのうちの一方の油圧シリンダのみが作動油によって作動され、動力要求が高いときには、即ち押圧される素材を押圧するときには、各対のシリンダのうちの両方の油圧シリンダが作動油で加圧される。
以下に、図面を参照して本発明の例証的な実施形態を説明する。図面の図は、いずれの場合も概略図で示す。
図の以下の説明では、様々な図における同じ部分には常に同じ参照番号が与えられており、そのため、各図について全ての参照番号を再度説明する必要はない。
更に、図面の図、その説明、及び特許請求の範囲は、多数の特徴を組み合わせて包含する。これらの特徴は、個々に考慮することもできるか、又は、ここでは詳細に説明しない更なる組み合わせを形成するように組み合わせることができることは、当業者には明らかである。本発明は、特許請求の範囲の明示的な記載からの特徴の組み合わせによって与えられないそのような実施形態に明示的に拡張され、それによって、本発明の開示する特徴は、技術的に妥当である限り、任意の方法で互いに組み合わせることができる。このことから、図に示す例証的な実施形態は、説明のためだけのものであり、本発明を限定することを決して意図されない。
以下で使用される用語「上方」、「頂部」、「底部」、「左」、又は「右」は、図面に示す動作モードに対応する圧縮梱包機の構成要素の配置を指す。
図1は、例えば鋼製の圧縮梱包機ハウジング3と、ここでは圧縮梱包機ハウジング3の前側を形成するチャンバドア9が開いている圧縮梱包物チャンバ2とを有する圧縮梱包機1を示す。チャンバドア9の上部には、供給開口部10が設けられている。チャンバドア9が閉じられると、例えばスーパーマーケットで作り出される段ボール箱、ボール紙、包装、又は空のプラスチック飲料ボトルなどの圧縮梱包物素材を、供給開口部10を通して圧縮梱包物チャンバ2中に供給することができる。
圧縮梱包される素材は、次いで、ここでは上昇上方位置に示す押圧プレート4によってR1の方向に移動されて圧縮され、好ましくはワイヤ又はプラスチックストラップで縛られ、次いで、チャンバドア9が開いているときに押圧された圧縮梱包物として取り出される。このことから、処分される素材の体積は、かなり低減され、圧縮梱包物は、容易に貯蔵及び輸送することができる。
押圧プレート4は、ここでは、圧縮梱包機ハウジング3の側面に対で配置された4つの油圧シリンダ5、6、7、8によって移動されるが、2つの油圧シリンダ5、6のみが図1において完全に見える。2つの更なる油圧シリンダ7、8は、ここでは見ている者の側から反対に面する圧縮梱包機ハウジング3の側面に配置され、大部分が隠されている。油圧シリンダ5、6、7、8は、ピストン23及びピストンロッド22を各々有する。ピストン23は、一方の側にピストン表面25を有し、他方の側にピストンロッド22を取り囲むピストンリング表面24を各々有する。油圧シリンダ5、6、7、8が圧縮梱包機ハウジング3上に横方向に配置されるという事実により、圧縮梱包機1の全高は有利に低い。油圧シリンダ5、6、7、8がプルシリンダとして設計され、その各々が押圧方向R1へのその移動中にそのピストンリング表面24上で油圧流体で加圧されるという事実によって、全高も特に低くされる。
押圧プレート4は、その側縁部において、ここでは4つの垂直な角柱形状の案内レール13に接続され、案内レール13は、押圧プレート4を越えて上方に突出し、プレスハウジング3の2つの側内面上の対応する案内輪郭部材14と相互作用する。
一方の側の2つの油圧シリンダ5、6及び他方の側の2つの更なる油圧シリンダ7、8は、各対のシリンダ内で、シリンダ対毎に、頂部側横ヨーク11によって頂部において互いに接続され、圧縮梱包物チャンバ2の下方で頂部側横ヨークに対して平行に走る下方ヨーク17によって底部において互いに接続される。加えて、頂部側横ヨーク11は、押圧プレート4の上側に接続される。
図2は、圧縮梱包機1の上面図を示す。4つの油圧シリンダ5、6、7、8は、ここでは、押圧プレート4上の頂部側横ヨーク11を介して互いに対向して対で横方向に係合する。一方の側の油圧シリンダ5、6と他方の側の油圧シリンダ7、8とは、頂部側横ヨーク11によって互いに接続される。横ヨーク11は、油圧シリンダ5、6、7、8の機械的結合を提供する。
更に、押圧プレート4は、プレスハウジング3の内面上の対応する案内輪郭部材14と相互作用する4つの垂直角柱状案内レール13をその側縁部上に有する。これらの案内レール13及び案内輪郭部材14は、押圧プレート4が先行側で傾斜すると、案内輪郭部材14中の案内レール13の摩擦抵抗が増大し、そのため、押圧プレート4は、この側で制動され、ほぼ自動的にそれ自体を再び水平に位置合わせするので、押圧プレート4の傾斜に対抗する。
4つの油圧シリンダ5、6、7、8は、継手軸受16を介して頂部側横ヨーク11に各々接続されている。
図2の底部にはチャンバドア9があり、それは、ここでは閉じられている。
図3は、図1と比較して視野角が変更された正面から斜めに見た斜視図で圧縮梱包機1を示す。ここで、圧縮梱包機1の押圧プレート4は、上昇位置にある。更に、押圧プレート4の一方の側にそれぞれ配置された2つの油圧シリンダ5、6及び7、8が、互いに機械的に結合されていることが分かる。この結合は、ここでは頂部側横ヨーク11と係合する継手軸受16を介して行われる。更に、押圧プレート4の縁部における案内レール13はまた、ここでは横ヨーク11に対して平行に互いに接続されており、それは、押圧プレート4の機械的安定性を増大させる役割を果たす。
図4は、図1に見られる一対のシリンダのうちの2つの隣接する油圧シリンダ5、6の側面図を示し、油圧シリンダ5、6の各々は、頂部側横ヨーク11及び下方ヨーク17を介して他方に接続されている。継手軸受16は、これらの構成要素を互いに関節接続するために使用される。シリンダ5、6の外側ピストンロッド端部は、頂部で継手軸受16によって頂部側横ヨーク11に接続され、シリンダ5、6のシリンダハウジングは、底部で継手軸受16によって下方ヨーク17に接続される。ここでは示していないプレスハウジングの他方の側には、更なる2つの油圧シリンダ7、8を有する鏡面対称配置がある。
図4の右側に示す下側継手軸受16は、図4の右側の細部Zの拡大図で再び示す。
図5では、圧縮梱包機の油圧システムの油圧回路図が、圧縮梱包機1の様々な構成要素の油圧構成要素及び油圧接続(実線として示す)を例示するために、圧縮梱包機のいくつかの他の部分と共に示す。断面A-A及びB-Bは、図5の側面に概略的に示す。
合計で4つの油圧シリンダ5、6、7、8が、圧縮梱包機1の押圧プレート4上の頂部側横ヨーク11に係合して、押圧プレート4と共に頂部側横ヨーク11を押圧方向R1へと下方に移動させるか、又は押圧方向R1とは反対方向に頂部側横ヨーク11を上昇させる。
押圧プレート4の水平位置からの傾斜を記録するために、傾斜角センサなどの位置センサ18が、押圧プレート4上に、又はここで示すように横ヨーク11上に配置される。位置センサ18は、破線で示すように、制御デバイス12と通信している。
制御デバイス12は、次に、制御ラインを介して主切替弁19に接続され、前記主切替弁を介して油圧シリンダ5、6、7、8を制御することができる。
加えて、油圧システムは、主切替弁19の上流に接続され、油圧に応じて切り換わる圧力切替弁20を含む。
動力要求が低い圧縮梱包機の動作段階では、2つの油圧シリンダ5、8のみが、これらの油圧シリンダ5、8が押圧プレート4を上又は下に移動させるように制御される。各対のシリンダのうちの他方の油圧シリンダ6、7は、それらの機械的結合により、それぞれの油圧シリンダ5、8によって駆動される。同調される油圧シリンダ6、7は、後吸引プロセスで作成された真空に起因して無圧状態で、その中に逆止弁が配置されたタンクラインを介して油圧システムの作動油タンクからの作動油で充填される。
作動油圧力の増大によって決定することができる、より大きな力が要求される場合、特に圧縮梱包物素材を押圧するとき、圧力切替弁20は、2つの他方の油圧シリンダ6、7も制御され、加圧された作動油で加圧されるように制御されて、次いで、全ての4つの加圧された油圧シリンダ5、6、7、8で圧力プレート4のより高い、約2倍の押圧力を発生させる。
2つの油圧シリンダは、動力要求が低いときには、制御デバイス12によってクロスに制御され、例えば、油圧シリンダ5、8又は油圧シリンダ6、7のみが制御される。より大きな負荷が押圧プレート4の下降中に生じたとき、即ち、既に多くの圧縮梱包物素材又は圧縮が困難な素材がプレスチャンバ中に存在するときにのみ、他の2つのそれぞれの油圧シリンダ6、7又は5、8が制御される。これは、作動油ポンプが、次いで、全ての4つの油圧シリンダ5、6、7、8に作動油を供給することを意味する。
位置センサ18によって検出され、制御デバイス12に伝達される、押圧プロセス中の押圧プレート4の傾斜が起こった場合、油圧シリンダ5、6、7、8は、この傾斜を補償するために、制御デバイス12及び主切替弁19によってそれに応じて制御することができる。
方向切替弁21は、油圧シリンダ5、6、7、8の移動方向、従って押圧プレート4の移動方向を切り換えるために使用される。この方向切替弁は、作動油の送出及び作動油の圧力発生を担う作動油ポンプPと圧力切替弁20との間に配置されている。
圧縮梱包機1の典型的な動作サイクルは以下の通りである。
最初に、圧縮梱包機1は充填状態にあり、油圧シリンダ5、6、7、8は上昇位置にあり、即ち押圧プレート4が圧縮梱包物チャンバ2を充填する目的でその最上位置にあるときの位置にある。開かれたチャンバドア9を通して、圧縮梱包物素材は、予め設定可能な充填レベルに達するまで圧縮梱包物チャンバ2中に手動で又は機械的に供給され、チャンバドア9が閉じられる。
この位置から、油圧シリンダ5、8又は6、7は、圧縮梱包物素材を押圧するために、押圧プレート4の下方に位置するシリンダの環状空間中でポンプPによって作動油で充填される。このことから、プレス1の側面に取り付けられた各対のシリンダ5、6及び7、8のうち、一方のシリンダ5及び8のみが油で充填される。ここで、ポンプPに接続されたシリンダ5、8の環状空間中に作動油が充填されると、これらのシリンダ5、8のピストンロッド、従ってそれに接続された押圧プレート4が下方に移動する。
一対のシリンダのうちのシリンダ5、6及び7、8は、互いに各々機械的に結合されている。このことから、一方のシリンダ5、8のピストンロッドが押圧方向R1へと下方に移動すると、他方のそれぞれのシリンダ6、7のピストンロッドも、機械的接続を介した機械的力伝達によって押圧方向R1へと下方に移動する。そのプロセスでは、一緒に移動される油圧シリンダ6、7は、吸引後プロセスで作成される真空に起因して、その中に逆止弁が配置されたタンクラインを介して圧力なしで油圧システムの作動油タンクからの作動油で充填される。
低い動力要求及び低い押圧圧力で作動油で満たされるシリンダ5、8は、クロスに配置され、即ち、シリンダ5は、シリンダ8に油圧接続される。シリンダ5、8は、圧力切替弁20が全てのシリンダ5、6、7、8を充填するようにまだ切り換えられていない動作状態において、加圧された作動油で充填される。そのプロセスでは、押圧プレート4は、押圧サイクルの大部分において、大きな圧力を形成することなく、比較的迅速に下に移動する。
圧縮梱包物チャンバ2が既にある程度まで充填されている場合、圧縮梱包物素材を押圧するための圧力は、最初は、圧縮梱包物チャンバ2の下方の約3分の1から5分の1である下部においてのみ必要とされる。次いで、圧力切替弁20を介して、作動油の流れが、油圧シリンダ5及び8中に放出されるだけでなく、それらの隣の油圧シリンダ6及び7も、加圧された作動油を供給される。
圧力切替弁20のそのような切替が行われる時点では、押圧プレート4は、既に圧縮梱包物チャンバ2の下部にある。押圧プレート4の各側の対のシリンダ5、6及び7、8は、押圧プレート4の上方に位置する横ヨーク11を介して互いに接続されている。
案内レール13は、押圧プレート4上に位置し、圧縮梱包物チャンバ2の側壁の適合するように形成された案内輪郭部材14と相互作用する。例えば、押圧プレート4の右側部分の下に、左側部分の下とは異なる圧力が形成される場合、押圧プレート4は、一方の側のシリンダ5、6又は7、8が他方の側のシリンダ7、8又は5、6よりも少ない油を受けるように、クロスにされる。
側壁の案内輪郭部材14と相互作用し、押圧プレート4から上方に延在する案内レール13は、一対のシリンダ5、6又は7、8が前進させられ、結果として押圧プレート4が傾斜するときに、先行側の案内レール13及び案内輪郭部材14が、それらの間に、押圧プレート4の後続側の案内レール13と案内輪郭部材14との間におけるよりも大きな摩擦を引き起こすことを確実にする。結果として、案内レール13及び案内輪郭部材14を通る最初の先行案内部が緩慢になり、そのため、作動油は、他の対のシリンダ7、8又は5、6に優先的に流入し、傾斜位置に対して作用する圧力プレート4の一方の側の先行の補償をもたらす。
しかしながら、押圧プレート4の傾斜位置が大きくなりすぎると、これは、押圧プレート4の上方で横ヨーク11上に据え付けられた位置センサ18、例えば角度センサによって検出され、制御デバイス12に報告される。傾斜位置がある特定の事前に定義可能な限界値を超えた場合、油圧システムの方向切替弁21は、制御デバイス12によって戻るように設定され、押圧プレート4は、その上方開始位置に戻るように移動する。遅くとも後退の終わりに、押圧プレート4は、上方停止部に対して走行することによってそれ自体を再び水平に位置合わせし、その後、新しい押圧ステップのためにそこから再び下に移動させることができる。
最後の押圧ステップの終わりに、即ち、圧縮梱包物が完全に押圧されたとき、押圧プレート4はその下方位置にある。押圧プレート4のこの位置では、圧縮梱包物を、既知の方法で結束することができる。この位置から、押圧プレート4は、方向切替弁21が切り替えられた後に再び上に戻るように移動される。ここでも、2つのシリンダ5、8のみが戻り行程において作動油で加圧され、そのため、このために必要とされる作動油の体積が小さいために、押圧プレート4の頂部への比較的速い戻りが達成される。それぞれのシリンダ5、8に接続されたツインシリンダ6、7は、その圧力チャンバに流入する加圧された作動油によって上方に移動されないが、機械的接続及びこれを介して行われる動力伝達により、それぞれの隣接する油圧シリンダ5、8によって駆動される。油圧シリンダ6、7の環状空間中に放出された作動油は、加圧されていない作動油タンクに流れ込む。この目的のために、油圧シリンダ6、7は、単なる漏出油ラインを介してのみそれらの底部側で作動油タンクに接続され、シリンダ5、8が伸長されるときに空気を引き込むこともできる。一緒に運ばれる油圧シリンダ6、7のピストンチャンバは、従って、作動油で加圧される必要はない。
押圧プレート4の上方開始位置に到達した後、チャンバドア9を開けることができ、押圧され結束された圧縮梱包物を、圧縮梱包物チャンバ2から取り出すことができる。
[参照番号のリスト]
1 圧縮梱包機
2 圧縮梱包物チャンバ
3 圧縮梱包機ハウジング
4 押圧プレート
5 油圧シリンダ
6 油圧シリンダ
7 油圧シリンダ
8 油圧シリンダ
9 チャンバドア
10 供給開口部
11 横ヨーク
12 制御デバイス
13 案内レール
14 案内輪郭部材
15 シャフト
16 継手軸受
17 下方ヨーク
18 位置センサ
19 主切替弁
20 圧力切替弁
21 方向切替弁
22 ピストンロッド
23 ピストン
24 ピストンリング表面
25 ピストン表面
A-A 断面
B-B 断面
R1 押圧方向
Z (図3からの)細部
1 圧縮梱包機
2 圧縮梱包物チャンバ
3 圧縮梱包機ハウジング
4 押圧プレート
5 油圧シリンダ
6 油圧シリンダ
7 油圧シリンダ
8 油圧シリンダ
9 チャンバドア
10 供給開口部
11 横ヨーク
12 制御デバイス
13 案内レール
14 案内輪郭部材
15 シャフト
16 継手軸受
17 下方ヨーク
18 位置センサ
19 主切替弁
20 圧力切替弁
21 方向切替弁
22 ピストンロッド
23 ピストン
24 ピストンリング表面
25 ピストン表面
A-A 断面
B-B 断面
R1 押圧方向
Z (図3からの)細部
Claims (10)
- 圧縮梱包物チャンバ(2)を取り囲む圧縮梱包機ハウジング(3)と、前記圧縮梱包機ハウジング(3)中で移動可能であり、前記圧縮梱包物チャンバ(2)の外側の2つの対抗する側面に対で配置された油圧シリンダ(5,6,7,8)によって駆動することができる押圧プレート(4)とを有する圧縮梱包機(1)において、
油圧制御デバイス(12)が設けられ、それを用いて、各対のシリンダ(5及び6,7及び8)のうちの前記油圧シリンダ(5,6,7,8)は、プレス圧力に応じて選択的に個々に又は一緒にのうちのいずれかで各々制御することができることを特徴とする、圧縮梱包機(1)。 - 各側面のそれぞれの油圧シリンダ(5又は6,7又は8)の個々の制御については、前記油圧シリンダ(5及び8又は6及び7)は、クロスに制御することができることを特徴とする、請求項1に記載の圧縮梱包機(1)。
- 前記油圧シリンダ(5,6,7,8)の作動については、油圧主切替弁(19)及び油圧圧力切替弁(20)が設けられ、それらは、前記油圧制御デバイス(12)によって制御することができることを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧縮梱包機(1)。
- 前記油圧シリンダ(5,6,7,8)は、頂部側横ヨーク(11)及び/又は底部側下方ヨーク(17)によって互いに各々接続されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の圧縮梱包機(1)。
- 前記押圧プレート(4)用の案内部が、前記圧縮梱包機ハウジング(3)中に形成されることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の圧縮梱包機(1)。
- 前記押圧プレート(4)は、前記押圧プレート(4)の傾斜位置を検出する位置センサ(18)を割り当てられ、それから、位置信号を、前記油圧制御デバイス(12)に送信することができることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の圧縮梱包機(1)。
- -前記油圧シリンダ(5,6,7,8)は、ピストンロッド(22)及びピストン(23)を備える複動シリンダであり、それにおいて、前記ピストン(23)は、一方の側にピストン表面(25)を、他方の側に前記ピストンロッド(22)を取り囲むピストンリング表面(24)を有し、
前記油圧制御デバイス(12)は、前記油圧シリンダ(5,6,7,及び8)がプルシリンダとして機能するように、押圧方向(R1)への前記押圧プレート(4)の移動中に、前記ピストン(23)の前記ピストンリング表面(24)が油圧流体によって作動されるように設計されることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の圧縮梱包機(1)。 - 圧縮梱包物チャンバ(2)を取り囲む圧縮梱包機ハウジング(3)と、圧縮梱包機ハウジング(3)中で移動可能であり、前記圧縮梱包物チャンバ(2)の外側の2つの対抗する側面に対で配置された油圧シリンダ(5,6,7,8)によって駆動される押圧プレート(4)とを有する圧縮梱包機(1)を動作させるための方法において、
各対のシリンダのうちの前記油圧シリンダ(5,6,7,8)は、プレス圧力に応じて選択的に個々に又は一緒にのうちのいずれかで各々制御されることを特徴とする、方法。 - 各側面のそれぞれの油圧シリンダ(5又は6,7又は8)の個々の制御については、前記油圧シリンダ(5及び8又は6及び7)は、クロスに制御されることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記押圧プレート(4)を移動させる前記油圧シリンダ(5,6,7,8)は、ピストン表面(25)及びピストンリング表面(24)を有するピストン(23)を有し、前記押圧プレート(4)が押圧方向(R1)に移動されると、油圧流体によってそれらのピストンリング表面(24)において作動されることを特徴とする、請求項8又は9に記載の方法。
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