JP2024541818A - 測位基準信号リソースの日和見的コヒーレント及び非コヒーレント合成 - Google Patents
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Abstract
Description
関連出願の相互参照
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、全ての目的のためにその内容全体が参照により本明細書に組み込まれている、「OPPORTUNISTIC COHERENT AND NON-COHERENT COMBINING OF POSITIONING REFERENCE SIGNAL RESOURCES」と題する、2021年10月26日に出願された米国特許出願第17/510,701号の利益を主張する。
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、全ての目的のためにその内容全体が参照により本明細書に組み込まれている、「OPPORTUNISTIC COHERENT AND NON-COHERENT COMBINING OF POSITIONING REFERENCE SIGNAL RESOURCES」と題する、2021年10月26日に出願された米国特許出願第17/510,701号の利益を主張する。
ワイヤレス通信システムは、第1世代アナログワイヤレス電話サービス(1G)、第2世代(2G)デジタルワイヤレス電話サービス(暫定2.5G及び2.75Gネットワークを含む)、第3世代(3G)高速データ、インターネット対応ワイヤレスサービス、第4世代(4G)サービス(例えば、Long Term Evolution(LTE)又はWiMax)、及び第5世代(5G)サービス(例えば、5G新無線(New Radio、NR))を含む、様々な世代を通じて発展している。現在、セルラーシステム及びパーソナル通信サービス(PCS)システムを含む、多くの異なるタイプのワイヤレス通信システムが使用されている。知られているセルラーシステムの例は、セルラーアナログアドバンストモバイルフォンシステム(AMPS)、及び符号分割多元接続(CDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、TDMAのモバイルアクセス用グローバルシステム(GSM)変形形態などに基づくデジタルセルラーシステムを含む。
ワイヤレスネットワークにアクセスしているモバイルデバイスの位置(location)(「位置(position)」とも呼ばれる)を取得することは、例えば、緊急通報、パーソナルナビゲーション、消費者向け資産管理、友人又は家族の位置特定などを含む多くの用途に有用であり得る。既存の測位方法は、宇宙機並びに基地局及びアクセスポイントなどのワイヤレスネットワーク内の地上無線ソースを含む様々なデバイスから送信される無線信号の測定に基づく方法を含む。ワイヤレスネットワークの中の基地局は、モバイルデバイスが測位測定を実行することを可能にするために基準信号を送信するように構成され得る。測位関連のシグナリングの改善は、モバイルデバイスの位置特定の正確さ、レイテンシ、及び/又は効率を改善し得る。
本開示による測位基準信号リソースを合成する例示的な方法は、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信することと、ある期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、その期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、を含む。
そのような方法の実装形態は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含んでよい。複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定すること。基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定すること。基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告すること。単一の測位基準信号に基づく第1の基準信号受信電力測定値、又は複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づく第2の基準信号受信電力測定値を含む、1つ又は複数の基準信号受信電力測定値を報告すること。
本開示による測位基準信号リソースを合成する例示的な方法は、複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信することと、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、を含む。
そのような方法の実装形態は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含んでよい。複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定すること。基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定すること。基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告すること。複数の測位基準信号の各々についてのタイミング誤差グループ情報を示す支援データを受信すること。
本開示による測位基準信号リソースを合成する例示的な方法は、複数の測位基準信号リソースを含む支援データを受信することと、支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定することと、2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得することと、を含む。
そのような方法の実装形態は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含んでよい。2つ以上の測位基準信号は、スロット内で送信されてもよく、合成測定値を取得することは、2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を含んでもよい。2つ以上の測位基準信号は、タイミング誤差グループに関連付けられてもよく、合成測定値を取得することは、2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を含んでもよい。2つ以上の測位基準信号は、異なるスロット内で送信されてもよく、合成測定値を取得することは、2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を含んでもよい。2つ以上の測位基準信号は、異なるタイミング誤差グループに関連付けられてもよく、合成測定値を取得することは、2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を含む。1つ又は複数の測定報告は、合成測定値に少なくとも部分的に基づいて提供されてもよい。2つ以上の測位基準信号は、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含むことができ、1つ又は複数の測定報告を提供することは、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供することを含むことができ、第1の報告及び第2の報告の両方が、合成測定値を含むようになっている。2つ以上の測位基準信号は、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含むことができ、1つ又は複数の測定報告を提供することは、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供することを含むことができ、第1の報告が、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の測定値及び合成測定値を含み、第2の報告が、第2の測位基準信号に関連付けられた第2の測定値及び合成測定値を含むようになっている。1つ又は複数の測定報告は、合成測定値が2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成又は非コヒーレント合成に基づくという指示を含むことができる。この方法は、ワイヤレスノードが合成することが可能な測位基準信号リソースの数を示す1つ又は複数の能力メッセージをネットワークサーバに提供することを含むことができる。支援データは、異なる測位基準信号リソースセット、異なる送受信ポイント、又は異なる測位周波数レイヤから受信された測位基準信号リソースを合成するための指示を含むことができる。支援データは、測位基準信号リソースセット、送受信ポイント、又は測位周波数レイヤ内で合成される測位基準信号リソースの最大数の指示を含むことができる。
本開示による測位基準信号の合成を可能にするための支援データを提供する例示的な方法は、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することと、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む支援データを提供することと、を含む。
そのような方法の実装形態は、以下の特徴のうちの1つ又は複数を含んでよい。合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することは、2つ以上の測位基準信号リソースが同じスロット内にあると決定することを含む。合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することは、2つ以上の測位基準信号リソースが同じタイミング誤差グループ内にあると決定することを含む。2つ以上の測位基準信号リソースが合成されなかったことを示す測定報告を受信すること。
本明細書で説明する項目及び/又は技術は、以下の能力のうちの1つ又は複数、並びに言及されない他の能力を提供し得る。ワイヤレスネットワークは、ネットワーク内のワイヤレスノードの位置を決定するために基準信号測定値を利用することができる。測位基準信号(Positioning reference signals、PRS)は、ユーザ機器(user equipment、UE)が近隣送受信ポイント(transmission/reception points、TRP)から送信されたPRSを検出及び測定することを可能にするために使用することができる。UEは、受信されたPRSの合成上で信号測定値を取得するように構成することができる。合成測定値は、PRSの信号対雑音比を増加させ、結果として生じる位置推定値の精度を改善することができる。受信されたPRSは、コヒーレントに又は非コヒーレントに合成することができる。UEは、どのPRSを合成することができるか、及びPRSがコヒーレントに又は非コヒーレントに合成されるかを示す情報を含む支援データを受信することができる。UEは、合成PRS測定値をロケーションサーバに報告することができる。他の能力が提供されてよく、本開示によるあらゆる実装形態が、説明する能力のうちのいずれか、まして全てを提供しなければならないとは限らない。
本明細書では、測位基準信号(PRS)測定値をコヒーレントに又は非コヒーレントに合成するための技術について説明する。LTE及び5G NRネットワークなどの無線ワイドエリアネットワーク(Wireless wide area networks、WWAN)は、基準信号及びデータを送信するために様々な直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)ヌメロロジーを利用することができる。結果として生じる変調されたマルチキャリア波形は、シンボル及びサブキャリアの時間/周波数グリッドを生成することができる。シンボルは、送信のためにチャネル及び信号をマッピングするための構造を生成するために、スロット、サブフレーム、及び無線フレームを形成するように、時間領域においてグループ化することができる。サブキャリアは、周波数領域構造を提供するために、物理リソースブロック(Physical Resource Blocks、PRB)にグループ化することができる。NRでは、スロットという用語は、基本スケジューリング単位として使用され、各スロットは、12個のサブキャリアと14個のシンボルとを含むことができる。5G NRにおけるスロット持続時間は、周波数/サブキャリア間隔(例えば、1msから0.06ms)に基づいて変動することができる。
複数のPRSリソースは、送受信ポイント(TRP)から送信され、ユーザ機器(UE)及び基準位置デバイス(reference location devices、RLD)などのワイヤレスノード、並びにネットワーク内の他の局によって受信することができる。1つ又は複数のPRSリソースは、スロット内で(すなわち、イントラスロットPRS)、又は異なるスロット内で(すなわち、インタースロットPRS)送信することができる。一実施例では、イントラスロットPRSは、単一の基準信号受信電力(Reference Signal Received Power、RSRP)測定のためにコヒーレントに合成することができる。合成RSRP測定値は、単一のPRSを測定することと比較して、信号対雑音(signal to noise、SNR)利得を3dBだけ改善することができる。一実施例では、インタースロットPRSは、非コヒーレントに合成することができ、単一のPRSを測定することと比較して、1.5~2dBだけ改善されたSNR利得を提供することができる。一実施例では、PRSリソースは、タイミング誤差グループ(timing error group、TEG)に関連付けられてもよく、同じTEGに関連付けられたPRSリソースは、コヒーレントに合成することができる。異なるTEGに関連付けられたPRSリソースは、非コヒーレントに合成することができる。ワイヤレスノードは、測位性能を改善するために、PRSリソースを日和見的に合成するように構成することができる。ワイヤレスノードは、合成結果を報告するように、かつ/又はPRSのために取得された測定値を個々に報告するように構成することができる。一実施例では、ロケーションサーバなどのネットワークリソースは、測定結果を生成するために合成されるPRSリソースを示す支援データを提供するように構成することができる。ワイヤレスノードは、合成PRS測定値を取得するための、及びどのPRSリソースが合成PRS測定値に寄与するかを報告するための能力を記述するために、ネットワークリソースに指示を提供するように構成することができる。ネットワーク局が結果として得られるPRS測定値を合成して報告することを可能にするために、他のシグナリングも使用することができる。これらの技法及び構成は例であり、他の技法及び構成が使用されてもよい。
図1を参照すると、通信システム100の一例は、UE105、無線アクセスネットワーク(RAN)135、ここでは、第5世代(5G)次世代(NG)RAN(NG-RAN)、及び5Gコアネットワーク(5GC)140を含む。UE105は、例えば、IoTデバイス、位置追跡デバイス、携帯電話、又は他のデバイスであってもよい。5Gネットワークは、新無線(NR)ネットワークと呼ばれることもあり、NG-RAN135は、5G RAN又はNR RANと呼ばれることがあり、5GC140は、NGコアネットワーク(NG Core、NGC)と呼ばれることがある。NG-RAN135は、別のタイプのRAN、例えば、3G RAN、4G Long Term Evolution(LTE)RANなどであってもよい。通信システム100は、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System、GLONASS)、Galileo、若しくはBeidouのような、衛星測位システム(Satellite Positioning System、SPS)(例えば、全地球航法衛星システム(Global Navigation Satellite System、GNSS))、又はインド地域航法衛星システム(Indian Regional Navigational Satellite System、IRNSS)、欧州静止衛星ナビゲーションオーバーレイサービス(European Geostationary Navigation Overlay Service、EGNOS)、若しくは広域増強システム(Wide Area Augmentation System、WAAS)などの、いくつかの他の局所的若しくは地域的なSPSのために、宇宙機(space vehicles、SV)190、191、192、193のコンスタレーション185からの情報を利用してもよい。通信システム100の追加の構成要素について、以下で説明する。通信システム100は、追加又は代替の構成要素を含み得る。
図1に示されるように、NG-RAN135は、NR NodeB(gNB)110a、110b、及び次世代eNodeB(ng-eNB)114を含み、5GC140は、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)115、セッション管理機能(SMF)117、位置管理機能(LMF)120、並びにゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)125を含む。gNB110a、110b、及びng-eNB114は、互いに通信可能に結合され、各々がUE105と双方向にワイヤレス通信するように構成され、各々がAMF115に通信可能に結合され、AMF115と双方向に通信するように構成される。AMF115、SMF117、LMF120、及びGMLC125は、互いに通信可能に結合され、GMLCは、外部クライアント130に通信可能に結合される。SMF117は、メディアセッションを作成、制御、及び削除するための、サービス制御機能(Service Control Function、SCF)(図示せず)の初期接触点として機能し得る。
図1は様々な構成要素の一般化された図を提供し、構成要素のいずれか又は全てが適宜に利用されてもよく、構成要素の各々が必要に応じて複製又は省略されてもよい。具体的には、1つのUE105が示されるが、多くのUE(例えば、数百、数千、数百万など)が通信システム100において利用されてもよい。同様に、通信システム100は、より多数(又は、少数)のSV(すなわち、示される4つのSV190~193よりも多数又は少数)、gNB110a、110b、ng-eNB114、AMF115、外部クライアント130、及び/又は他の構成要素を含んでもよい。通信システム100の中の様々な構成要素を接続する図示の接続は、追加(中間)の構成要素、直接若しくは間接的な物理接続及び/若しくはワイヤレス接続、並びに/又は追加のネットワークを含み得る、データ及びシグナリング接続を含む。更に、構成要素は、所望の機能に応じて、並べ替えられ、組み合わせられ、分離され、置換され、かつ/又は省略されてもよい。
図1は5Gベースのネットワークを示すが、3G、ロングタームエボリューション(LTE)などの他の通信技術のために同様のネットワーク実装形態及び構成が使用されてもよい。本明細書で説明する実装形態(それらが5G技術用であろうと、及び/又は1つ又は複数の他の通信技術及び/又はプロトコル用であろうと)は、指向性同期信号を送信(又はブロードキャスト)し、UE(例えば、UE105)において指向性信号を受信及び測定し、かつ/又はロケーション支援をUE105に(GMLC125又は他のロケーションサーバを介して)提供し、かつ/又はそのような指向的に送信された信号についてのUE105において受信された測定量に基づいてUE105、gNB110a、110b、若しくはLMF120などのロケーション対応デバイスにおいてUE105のロケーションを計算するために使用されてもよい。ゲートウェイモバイルロケーションセンター(GMLC)125、ロケーション管理機能(LMF)120、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)115、SMF117、ng-eNB(eNodeB)114、並びにgNB(gNodeB)110a、110bは例であり、様々な実施形態では、それぞれ、他の様々なロケーションサーバ機能及び/若しくは基地局機能によって置き換えられてもよく、又はそれらを含んでもよい。
UE105は、デバイス、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、モバイル端末、端末、移動局(mobile station、MS)、セキュアユーザプレーンロケーション(Secure User Plane Location、SUPL)対応端末(SET)を含んでもよく、かつ/又はそのように呼ばれるか、若しくは何らかの他の名称で呼ばれることがある。その上、UE105は、携帯電話、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、PDA、消費者向け資産追跡デバイス、ナビゲーションデバイス、Internet of Things(IoT)デバイス、資産トラッカー、健康モニター、セキュリティシステム、スマートシティセンサ、スマートメーター、ウェアラブルトラッカー、又はいくつかの他の可搬型若しくは可動式のデバイスに相当し得る。一般に、必ずではないが、UE105は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域CDMA(Wideband CDMA、WCDMA(登録商標、下記同様))、LTE、高レートパケットデータ(High Rate Packet Data、HRPD)、IEEE802.11WiFi(Wi-Fiとも呼ばれる)、Bluetooth(登録商標)(BT)、世界規模相互運用マイクロ波アクセス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)、5G新無線(NR)(例えば、NG-RAN135及び5GC140を使用して)などのような1つ又は複数の無線アクセス技術(RAT)を使用するワイヤレス通信をサポートしてもよい。UE105は、例えばデジタル加入者ライン(Digital Subscriber Line、DSL)又はパケットケーブルを使用して他のネットワーク(例えば、インターネット)に接続し得るワイヤレスローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)を使用してワイヤレス通信をサポートしてもよい。これらのRATのうちの1つ又は複数の使用は、UE105が外部クライアント130と(例えば、図1に示されない5GC140の要素を介して、又は場合によってはGMLC125を介して)通信することを可能にし、かつ/又は外部クライアント130がUE105に関するロケーション情報を(例えば、GMLC125を介して)受信することを可能にし得る。
UE105は、ユーザがオーディオ、ビデオ及び/若しくはデータI/O(入力/出力)デバイス並びに/又はボディセンサ及び別個のワイヤライン若しくはワイヤレスモデムを採用し得るパーソナルエリアネットワークなどにおいて、単一のエンティティを含んでもよく、又は複数のエンティティを含んでもよい。UE105のロケーションの推定は、ロケーション、ロケーション推定、ロケーションフィックス、フィックス、位置、位置推定、又は位置フィックスと呼ばれることがあり、地理的であってもよく、したがって、高度成分(例えば、標高、地面、床面、又は地下からの高さ又は深さ)を含んでも含まなくてもよい、UE105のロケーション座標(例えば、緯度及び経度)を提供する。代替的に、UE105のロケーションは、都市ロケーションとして(例えば、郵便住所、又は特定の部屋若しくはフロアなどの建物の中の何らかの地点の目的地若しくは小さいエリアの呼称として)表されてもよい。UE105のロケーションは、UE105が何らかの確率又は信頼性レベル(例えば、67%、95%など)でその中に位置すると予想される(地理的に又は都市形態でのいずれかで定義される)エリア又はボリュームとして表されてもよい。UE105のロケーションは、例えば、知られているロケーションからの距離及び方向を含む、相対ロケーションとして表されてもよい。相対ロケーションは、例えば、地理的に、都市の観点で、又は、例えば、マップ、フロアプラン、若しくは建物プラン上に示された地点、エリア、若しくはボリュームを参照することによって定義され得る、知られているロケーションにおける何らかの起点に対して定義される相対座標(例えば、X、Y(及びZ)座標)として表されてもよい。本明細書に含まれる説明では、ロケーションという用語の使用は、別段に示されていない限り、これらの変形態のいずれかを含んでもよい。UEのロケーションを算出するとき、局所的なx、y、及び場合によってはz座標を求め、次いで、所望される場合、(例えば、緯度、経度、及び平均海面の上又は下の高度について)局所座標を絶対座標に変換することが一般的である。
UE105は、様々な技術のうちの1つ又は複数を使用して他のエンティティと通信するように構成され得る。UE105は、1つ又は複数のデバイス間(device-to-device、D2D)ピアツーピア(peer-to-peer、P2P)リンクを介して1つ又は複数の通信ネットワークに間接的に接続するように構成され得る。D2D P2Pリンクは、LTE Direct(LTE-D)、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth(登録商標)などの、任意の適切なD2D無線アクセス技術(RAT)を用いてサポートされ得る。D2D通信を利用するUEのグループのうちの1つ又は複数は、gNB110a、110b、及び/又はng-eNB114のうちの1つ又は複数などの送受信点(Transmission/Reception Point、TRP)の地理的カバレージエリア内にあってもよい。そのようなグループの中の他のUEは、そのような地理的カバレージエリアの外側にあることがあり、又は基地局からの送信を別様に受信できないことがある。D2D通信を介して通信するUEのグループは、各UEがグループ中の他のUEに送信し得る1対多(1:M)システムを利用することができる。TRPは、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にし得る。他の場合には、D2D通信は、TRPが関与することなくUE間で実行され得る。
図1に示されるNG-RAN135の中の基地局(BS)は、gNodeB(gNB)110a及び110bと呼ばれるNR NodeBを含む。NG-RAN135の中のgNB110a、110bのペアは、1つ又は複数の他のgNBを介して互いに接続され得る。5Gネットワークへのアクセスは、UE105とgNB110a、110bのうちの1つ又は複数との間のワイヤレス通信を介してUE105に提供され、これらのgNBは、5Gを使用するUE105の代わりに5GC140へのワイヤレス通信アクセスを提供し得る。図1では、UE105用のサービングgNBはgNB110aであると想定されるが、別のgNB(例えば、gNB110b)が、UE105が別のロケーションに移動する場合にサービングgNBとして働いてもよく、又は追加のスループット及び帯域幅をUE105に提供するための2次gNBとして働いてもよい。
図1に示されるNG-RAN135の中の基地局(BS)は、次世代発展型ノードBとも呼ばれるng-eNB114を含み得る。ng-eNB114は、場合によっては1つ又は複数の他のgNB及び/又は1つ又は複数の他のng-eNBを介して、NG-RAN135の中のgNB110a、110bのうちの1つ又は複数に接続され得る。ng-eNB114は、LTEワイヤレスアクセス及び/又は発展型LTE(eLTE)ワイヤレスアクセスをUE105に提供し得る。gNB110a、110b及び/又はng-eNB114のうちの1つ又は複数は、UE105の位置を決定するのを支援するための信号を送信し得るが、UE105からの又は他のUEからの信号を受信し得ない、測位専用ビーコンとして機能するように構成され得る。
gNB110a、gNB110b、及びng-eNB114などのBSは各々、1つ又は複数のTRPを備え得る。例えば、BSのセル内の各セクタがTRPを備えてもよいが、複数のTRPが1つ又は複数の構成要素を共有してもよい(例えば、プロセッサを共有するが別個のアンテナを有してもよい)。通信システム100は、マクロTRPを含んでもよく、又は通信システム100は、異なるタイプのTRP、例えば、マクロTRP、ピコTRP、及び/又はフェムトTRPなどを有してもよい。マクロTRPは、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーしてもよく、サービスに加入している端末による無制限アクセスを可能にすることができる。ピコTRPは、比較的小さい地理的エリア(例えば、ピコセル)をカバーしてもよく、サービスに加入している端末による無制限アクセスを可能にし得る。フェムトTRP又はホームTRPは、比較的小さい地理的エリア(例えば、フェムトセル)をカバーしてもよく、フェムトセルとの関連付けを有する端末(例えば、自宅の中のユーザのための端末)による制限付きアクセスを可能にし得る。
述べられたように、図1は、5G通信プロトコルに従って通信するように構成されたノードを示すが、例えば、LTEプロトコル又はIEEE802.11xプロトコルなどの他の通信プロトコルに従って通信するように構成されたノードが使用されてもよい。例えば、LTEワイヤレスアクセスをUE105に提供する発展型パケットシステム(Evolved Packet System、EPS)では、RANは、発展型ノードB(evolved Node Bs、eNB)を含む基地局を含み得る発展型ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)を含み得る。EPSのためのコアネットワークは、Evolved Packet Core(EPC)を備えてもよい。EPSは、E-UTRANにEPCを加えたものを含んでもよく、図1において、E-UTRANはNG-RAN135に対応し、EPCは5GC140に対応する。
gNB110a、110b、及びng-eNB114は、AMF115と通信してもよく、AMF115は、測位機能のためにLMF120と通信する。AMF115は、セル変更及びハンドオーバを含む、UE105のモビリティをサポートすることができ、UE105へのシグナリング接続、並びに場合によってはUE105のためのデータ及び音声ベアラをサポートすることに関与してもよい。LMF120は、例えば、ワイヤレス通信を通じて、UE105と直接通信し得る。LMF120は、UE105がNG-RAN135にアクセスするとき、UE105の測位をサポートすることができ、支援型GNSS(A-GNSS)、観測到達時間差(OTDOA)、リアルタイムキネマティック(RTK)、精密単独測位(PPP)、差分GNSS(DGNSS)、拡張セルID(E-CID)、到来角(AOA)、発射角(AOD)、及び/又は他の測位方法などの測位手順/方法をサポートすることができる。LMF120は、例えば、AMF115から又はGMLC125から受信された、UE105に対するロケーションサービス要求を処理し得る。LMF120は、AMF115に、かつ/又はGMLC125に接続され得る。LMF120は、ロケーションマネージャ(Location Manager、LM)、ロケーション機能(Location Function、LF)、商用LMF(commercial LMF、CLMF)、又は付加価値LMF(value added LMF、VLMF)などの、他の名称で呼ばれることがある。LMF120を実装するノード/システムは、追加又は代替的に、拡張サービングモバイルロケーションセンター(Enhanced Serving Mobile Location Center、E-SMLC)又はセキュアユーザプレーンロケーション(Secure User Plane Location、SUPL)ロケーションプラットフォーム(SLP)などの、他のタイプのロケーションサポートモジュールを実装し得る。(UE105のロケーションの導出を含む)測位機能の少なくとも一部は、(例えば、gNB110a、110b、及び/若しくはng-eNB114などのワイヤレスノードによって送信された信号についてのUE105によって取得された信号測定値、並びに/又は、例えばLMF120によってUE105に提供された支援データを使用して)UE105において実行され得る。
GMLC125は、外部クライアント130から受信された、UE105に対するロケーション要求をサポートすることができ、そのようなロケーション要求を、AMF115によってLMF120に転送するためにAMF115に転送してもよく、又はロケーション要求を直接LMF120に転送してもよい。LMF120からの(例えば、UE105についてのロケーション推定値を含む)ロケーション応答は、直接又はAMF115を介してのいずれかでGMLC125に返されてもよく、次いで、GMLC125は、(例えば、ロケーション推定値を含む)ロケーション応答を外部クライアント130に返してもよい。GMLC125は、AMF115とLMF120の両方に接続されるように示されているが、いくつかの実装形態では、これらの接続のうちの1つが5GC140によってサポートされてもよい。
図1に更に示されるように、LMF120は、3GPP(登録商標、下記同様)技術仕様(TS)38.455において定義され得る新無線測位プロトコルA(NRPPa)を使用して、gNB110a、110b、及び/又はng-eNB114と通信し得る。NRPPaは、3GPP TS 36.455において定義されるLTE測位プロトコルA(LPPa)と同じであるか、それと同様であるか、又はその拡張であってもよく、NRPPaメッセージは、AMF115を介して、gNB110a(又はgNB110b)とLMF120との間、及び/又はng-eNB114とLMF120との間で転送される。図1に更に示されるように、LMF120及びUE105は、3GPP TS37.355において定義され得るLTE測位プロトコル(LPP)を使用して通信し得る。ここで、LPPメッセージは、UE105のためのAMF115及びサービングgNB110a、110b、又はサービングng-eNB114を介して、UE105とLMF120との間で転送され得る。例えば、LPPメッセージは、5G位置サービスアプリケーションプロトコル(LCS AP)を使用して、LMF120とAMF115との間で転送されてもよく、5G非アクセス層(NAS)プロトコルを使用して、AMF115とUE105との間で転送されてもよい。LPPプロトコルは、A-GNSS、RTK、OTDOA、及び/又はE-CIDなどの、UEにより支援される及び/又はUEに基づく測位方法を使用して、UE105の測位をサポートするために使用され得る。NRPPaプロトコルは、E-CID(例えば、gNB110a、110b、又はng-eNB114によって取得された測定結果と共に使用されるとき)などのネットワークに基づく測位方法を使用して、UE105の測位をサポートするために使用されてもよく、かつ/又は、gNB110a、110b、及び/若しくはng-eNB114からの指向性SS送信を定義するパラメータなどの位置関連情報を、gNB110a、110b、及び/若しくはng-eNB114から取得するために、LMF120によって使用されてもよい。
UE支援型測位方法を用いると、UE105は、ロケーション測定値を取得し、UE105についてのロケーション推定値の算出のために測定値をロケーションサーバ(例えば、LMF120)に送ることができる。例えば、位置測定結果は、gNB110a、110b、ng-eNB114、及び/又はWLAN APに対する、受信信号強度標示(RSSI)、ラウンドトリップ信号伝搬時間(RTT)、基準信号時間差(RSTD)、UE受信-送信時間差(Rx-Tx Time Difference)、基準信号受信電力(RSRP)、及び/又は基準信号受信品質(RSRQ)のうちの1つ又は複数を含んでもよい。ロケーション測定値は、同じく又は代わりに、SV190~193に対するGNSS擬似範囲、コード位相、及び/又はキャリア位相の測定値を含んでもよい。
UEベースの測位方法を用いると、UE105は、(例えば、UE支援型測位方法のロケーション測定値と同じであるか、又はそれと同様であり得る)ロケーション測定値を取得することができ、(例えば、LMF120などのロケーションサーバから受信された、あるいはgNB110a、110b、ng-eNB114、又は他の基地局若しくはAPによってブロードキャストされた支援データを用いて)UE105のロケーションを算出することができる。
ネットワークに基づく測位方法を用いて、1つ又は複数の基地局(例えば、gNB110a、110b、及び/又はng-eNB114)又はAPは、位置測定結果(例えば、UE105によって送信された信号に対するRSSI、RTT、Rx-Tx時間差、RSRP、RSRQ、又は到達時間(TOA)の測定結果)を取得してもよく、かつ/又はUE105によって取得された測定結果を受信してもよい。1つ又は複数の基地局又はAPは、UE105についてのロケーション推定値の算出のために測定値をロケーションサーバ(例えば、LMF120)に送ってもよい。
NRPPaを使用してgNB110a、110b、及び/又はng-eNB114によってLMF120に提供される情報は、指向性SS又はPRS送信のためのタイミング及び構成情報、並びにロケーション座標を含み得る。LMF120は、この情報の一部又は全てを、NG-RAN135及び5GC140を介してLPPメッセージにおいて支援データとしてUE105に提供してもよい。
LMF120からUE105に送信されたLPPメッセージは、所望の機能に応じて様々なことのうちのいずれかを行うように、UE105に命令し得る。例えば、LPPメッセージは、UE105がGNSS(若しくはA-GNSS)、WLAN、E-CID、及び/又はOTDOA(若しくは何らかの他の測位方法)のための測定結果を取得するための命令を含み得る。E-CIDの場合、LPPメッセージは、gNB110a、110b、及び/又はng-eNB114のうちの1つ又は複数によってサポートされる(又は、eNB若しくはWiFi APなどのいくつかの他のタイプの基地局によってサポートされる)特定のセル内で送信された指向性信号の1つ又は複数の測定量(例えば、ビームID、ビーム幅、平均角度、RSRP、RSRQ測定結果)を取得するようにUE105に命令し得る。UE105は、サービングgNB110a(又は、サービングng-eNB114)及びAMF115を介して又はLPPメッセージにおいて(例えば、5G NASメッセージの内側で)、測定量をLMF120へ送り返してもよい。
述べられたように、通信システム100は、5G技術に関して説明されているが、通信システム100は、(例えば、音声、データ、測位、及び他の機能を実装するために)UE105などのモバイルデバイスをサポートし、それらと対話するために使用される、GSM、WCDMA、LTEなどの他の通信技術をサポートするように実装され得る。いくつかのそのような実施形態では、5GC140は、異なるエアインターフェースを制御するように構成され得る。例えば、5GC140は、5GC150におけるNon-3GPP InterWorking Function(図1に示されないN3IWF)を使用してWLANに接続され得る。例えば、WLANは、UE105のためのIEEE802.11 WiFiアクセスをサポートすることができ、1つ又は複数のWiFi APを備え得る。ここで、N3IWFは、WLANに、かつAMF115などの5GC140の中の他の要素に接続し得る。いくつかの実施形態では、NG-RAN135と5GC140の両方は、1つ又は複数の他のRAN及び1つ又は複数の他のコアネットワークで置き換えられてもよい。例えば、EPSでは、NG-RAN135は、eNBを含むE-UTRANで置き換えられてもよく、5GC140は、AMF115の代わりのモビリティ管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)と、LMF120の代わりのE-SMLCと、GMLC125と同様であり得るGMLCとを含むEPCで置き換えられてもよい。そのようなEPSでは、E-SMLCは、E-UTRANの中でeNBとの間でロケーション情報を送り、受信するためにNRPPaの代わりにLPPaを使用してもよく、UE105の測位をサポートするためにLPPを使用してもよい。これらの他の実施形態では、指向性PRSを使用するUE105の測位は、5Gネットワークについて本明細書で説明する方法と類似した方法でサポートされてもよく、違いは、gNB110a、110b、ng-eNB114、AMF115、及びLMF120について本明細書で説明する機能及び手順が、場合によっては、代わりに、eNB、WiFi AP、MME、及びE-SMLCなどの他のネットワーク要素に適用されることがあるということである。
述べられたように、いくつかの実施形態では、測位機能は、少なくとも部分的に、その位置が決定されることになるUE(例えば、図1のUE105)の範囲内にある(gNB110a、110b、及び/又はng-eNB114などの)基地局によって送られる指向性SS又はPRSビームを使用して実装され得る。UEは、いくつかの事例では、UEの位置を算出するために、(gNB110a、110b、ng-eNB114などの)複数の基地局からの指向性SS又はPRSビームを使用し得る。
また図2を参照すると、UE200は、UE105の一例であり、プロセッサ210と、ソフトウェア(SW)212を含むメモリ211と、1つ又は複数のセンサ213と、(ワイヤレストランシーバ240及び/又はワイヤードトランシーバ250を含む)トランシーバ215のためのトランシーバインターフェース214と、ユーザインターフェース216と、衛星測位システム(SPS)受信機217と、カメラ218と、位置(動き)デバイス219とを含むコンピューティングプラットフォームを備える。プロセッサ210、メモリ211、センサ213、トランシーバインターフェース214、ユーザインターフェース216、SPS受信機217、カメラ218、及び測位(動き)デバイス219は、(例えば、光通信及び/又は電気通信のために構成され得る)バス220によって互いに通信可能に結合され得る。示される装置のうちの1つ又は複数(例えば、カメラ218、測位(動き)デバイス219、及び/又はセンサ213のうちの1つ又は複数など)は、UE200から省略されてもよい。プロセッサ210は、1つ又は複数のインテリジェントハードウェアデバイス、例えば、中央処理装置(central processing unit、CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含んでもよい。プロセッサ210は、汎用/アプリケーションプロセッサ230、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)231、モデムプロセッサ232、ビデオプロセッサ233、及び/又はセンサプロセッサ234を含む複数のプロセッサを備えてもよい。プロセッサ230~234のうちの1つ又は複数は、複数のデバイス(例えば、複数のプロセッサ)を備えてもよい。例えば、センサプロセッサ234は、例えば、(送信される1つ又は複数のワイヤレス信号、並びに物体を識別、マッピング、及び/又は追跡するために使用される反射を用いた)無線周波数(radio frequency、RF)感知、及び/又は超音波などのための、プロセッサを含むことができる。モデムプロセッサ232は、デュアルSIM/デュアル接続(又は更により多くのSIM)をサポートしてもよい。例えば、あるSIM(加入者識別情報モジュール又は加入者識別モジュール)が相手先ブランド製造会社(Original Equipment Manufacturer、OEM)によって使用されてもよく、別のSIMが接続のためにUE200のエンドユーザによって使用されてもよい。メモリ211は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)、フラッシュメモリ、ディスクメモリ、及び/又は読取り専用メモリ(read-only memory、ROM)などを含むことができる、非一時的記憶媒体である。メモリ211は、ソフトウェア212を記憶し、ソフトウェア212は、命令を含むプロセッサ可読プロセッサ実行可能ソフトウェアコードであってもよく、命令は、実行されると、プロセッサ210に本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成されている。代替的に、ソフトウェア212は、プロセッサ210によって直接実行可能ではなくてもよいが、例えば、コンパイルされ実行されると、プロセッサ210に機能を実行させるように構成されていてもよい。説明は、プロセッサ210が機能を実行することに言及することがあるが、このことは、プロセッサ210がソフトウェア及び/又はファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、プロセッサ230~234のうちの1つ又は複数が機能を実行することに対する省略表現として、プロセッサ210が機能を実行すると述べることがある。説明は、UE200の1つ又は複数の適切な構成要素が機能を実行することに対する省略表現として、UE200が機能を実行すると述べることがある。プロセッサ210は、メモリ211に加えて、かつ/又はメモリ211の代わりに、記憶された命令を有するメモリを含んでもよい。プロセッサ210の機能が、以下でより十分に論じられる。
図2に示されるUE200の構成は、特許請求の範囲を含む本開示の例であって限定ではなく、他の構成が使用されてもよい。例えば、UEの例示的な構成は、プロセッサ210のプロセッサ230~234、メモリ211、及びワイヤレストランシーバ240のうちの1つ又は複数を含む。他の例示的な構成は、プロセッサ210のプロセッサ230~234、メモリ211、ワイヤレストランシーバ240のうちの1つ又は複数、センサ213の1つ又は複数、ユーザインターフェース216、SPS受信機217、カメラ218、PMD219、及び/又はワイヤードトランシーバ250を含む。
UE200は、トランシーバ215及び/又はSPS受信機217によって受信及びダウンコンバートされた信号のベースバンド処理を実行することが可能であり得るモデムプロセッサ232を備えてもよい。モデムプロセッサ232は、トランシーバ215による送信のためにアップコンバートされるように、信号のベースバンド処理を実行してもよい。同じく又は代替的に、ベースバンド処理は、汎用プロセッサ230及び/又はDSP231によって実行されてもよい。しかしながら、他の構成が、ベースバンド処理を実行するために使用されてもよい。
UE200は、センサ213を含んでもよく、センサ213は、例えば、慣性測定ユニット(IMU)270、1つ又は複数の磁力計271、及び/又は1つ又は複数の環境センサ272を含んでもよい。IMU270は、1つ又は複数の慣性センサ、例えば、1つ又は複数の加速度計273(例えば、3次元におけるUE200の加速度に集合的に応答する)及び/又は1つ又は複数のジャイロスコープ274を備えてもよい。磁力計は、様々な目的のうちのいずれかのために、例えば、1つ又は複数のコンパスアプリケーションをサポートするために使用され得る、(例えば、磁北及び/又は真北に対する相対的な)方位を決定するための測定結果を提供してもよい。環境センサ272は、例えば、1つ若しくは複数の温度センサ、1つ若しくは複数の気圧センサ、1つ若しくは複数の周辺光センサ、1つ若しくは複数のカメライメージャ、及び/又は1つ若しくは複数のマイクロフォンなどを含んでもよい。センサ213は、アナログ及び/又はデジタル信号を生成してもよく、信号の指示が、メモリ211に記憶され、例えば、測位動作及び/又はナビゲーション動作を対象とするアプリケーションなどの1つ又は複数のアプリケーションをサポートするDSP231及び/又は汎用プロセッサ230によって処理されてもよい。
センサ213は、相対ロケーション測定、相対ロケーション決定、動き決定などにおいて使用されてもよい。センサ213によって検出された情報は、動き検出、相対変位、自律航法、センサに基づくロケーション決定、及び/又はセンサにより支援されるロケーション決定に使用されてもよい。センサ213は、UE200が固定されているか(静止しているか)それとも移動式であるかどうか、及び/又はUE200の移動性に関する特定の有用な情報をLMF120に報告すべきかどうかを決定するのに有用であり得る。例えば、センサ213によって取得/測定される情報に基づいて、UE200は、UE200が移動を検出したこと、又はUE200が移動したことを、LMF120に通知/報告してもよく、(例えば、センサ213によって可能にされる、自律航法、又はセンサに基づく位置決定、又はセンサにより支援される位置決定を介して)相対変位/距離を報告してもよい。別の例では、相対測位情報に対して、センサ/IMUは、UE200に対する他のデバイスの角度及び/又は方位などを決定するために使用され得る。
IMU270は、UE200の動きの方向及び/又は動きの速度についての測定値を提供するように構成されてもよく、測定値は、相対位置決定において使用されてもよい。例えば、IMU270の1つ又は複数の加速度計273及び/又は1つ又は複数のジャイロスコープ274はそれぞれ、UE200の線形加速度及び回転速度を検出してもよい。動きの瞬時的な方向及びUE200の変位を決定するために、UE200の線形加速度及び回転速度の測定値が時間にわたり積分され得る。UE200のロケーションを追跡するために、動き及び変位の瞬時的な方向が積分され得る。例えば、ある瞬間に、例えばSPS受信機217を使用して(及び/又は何らかの他の手段によって)UE200の基準位置を決定してもよく、この瞬間の後に得られた加速度計273及びジャイロスコープ274からの測定値を自律航法において使用して、基準位置に対するUE200の移動(方向及び距離)に基づいてUE200の現在位置を決定してもよい。
磁力計271は、UE200の方向を決定するために使用され得る、異なる方向における磁界強度を決定し得る。例えば、方位は、UE200にデジタルコンパスを提供するために使用され得る。磁力計271は、2つの直交次元における磁界強度を検出してその指示を提供するように構成される、2次元の磁力計を含んでもよい。同じく又は代替的に、磁力計271は、3つの直交次元における磁界強度を検出してその指示を提供するように構成される、3次元の磁力計を含んでもよい。磁力計271は、磁界を感知し、磁界の指示を、例えば、プロセッサ210に提供するための手段を提供し得る。
トランシーバ215は、それぞれ、ワイヤレス接続及びワイヤード接続を通じて他のデバイスと通信するように構成されるワイヤレストランシーバ240及びワイヤードトランシーバ250を含んでもよい。例えば、ワイヤレストランシーバ240は、ワイヤレス信号248を(例えば、1つ又は複数のアップリンクチャネル及び/又は1つ又は複数のサイドリンクチャネル上で)送信及び/又は(例えば、1つ又は複数のダウンリンクチャネル及び/又は1つ又は複数のサイドリンクチャネル上で)受信し、ワイヤレス信号248からワイヤード(例えば、電気及び/ま又は光)信号に、かつワイヤード(例えば、電気及び/ま又は光)信号からワイヤレス信号248に信号を変換するために、1つ又は複数のアンテナ246に結合された送信機242及び受信機244を含んでもよい。したがって、送信機242は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の送信機を含んでもよく、かつ/又は、受信機244は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の受信機を含んでもよい。ワイヤレストランシーバ240は、5G新無線(NR)、GSM(Global System for Mobiles)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、AMPS(Advanced Mobile Phone System)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(広帯域CDMA)、LTE(Long-Term Evolution)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP LTE-V2X(PC5)、V2C(Uu)、IEEE 802.11(IEEE 802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth(登録商標)、Zigbeeなどの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って、(例えば、TRP及び/又は1つ若しくは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成することができる。NRシステムは、FR1(例えば、410~7125MHz)及びFR2(例えば、24.25~52.6GHz)などの異なる周波数レイヤで動作するように構成することができ、サブ6GHz及び/又は100GHz以上(例えば、FR2x、FR3、FR4)などの新しい帯域へと拡張してもよい。ワイヤードトランシーバ250は、例えば、gNB110aへ通信を送信してgNB110aから通信を受信するために、例えば、NG-RAN135とのワイヤード通信のために構成された、送信機252及び受信機254を含んでもよい。送信機252は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の送信機を含んでもよく、かつ/又は、受信機254は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の受信機を含んでもよい。ワイヤードトランシーバ250は、例えば、光通信及び/又は電気通信のために構成することができる。トランシーバ215は、例えば、光接続及び/又は電気接続によって、トランシーバインターフェース214に通信可能に結合され得る。トランシーバインターフェース214は、少なくとも部分的にトランシーバ215と統合されてもよい。
ユーザインターフェース216は、例えば、スピーカー、マイクロフォン、ディスプレイデバイス、振動デバイス、キーボード、タッチスクリーンなどの、いくつかのデバイスのうちの1つ又は複数を備えてもよい。ユーザインターフェース216は、これらのデバイスのいずれかのうちの2つ以上のデバイスを含んでもよい。ユーザインターフェース216は、ユーザが、UE200によってホストされる1つ又は複数のアプリケーションと対話することを可能にするように構成されてもよい。例えば、ユーザインターフェース216は、ユーザからのアクションに応答してDSP231及び/又は汎用プロセッサ230によって処理されることになる、アナログ及び/又はデジタルの信号の指示をメモリ211に記憶してもよい。同様に、UE200上でホストされるアプリケーションは、ユーザに出力信号を提示するために、アナログ及び/又はデジタルの信号の指示をメモリ211に記憶してもよい。ユーザインターフェース216は、例えば、スピーカー、マイクロフォン、デジタルアナログ回路、アナログデジタル回路、増幅器、及び/又は利得制御回路を備える(これらのデバイスのうちのいずれかの2つ以上を含む)、オーディオ入力/出力(I/O)デバイスを含んでもよい。オーディオI/Oデバイスの他の構成が使用されてもよい。同じく又は代替的に、ユーザインターフェース216は、例えば、ユーザインターフェース216のキーボード及び/又はタッチスクリーン上での接触及び/又は圧力に応答する1つ又は複数のタッチセンサを備えてもよい。
SPS受信機217(例えば、全地球測位システム(GPS)受信機)は、SPSアンテナ262を介してSPS信号260を受信し取得することが可能であってもよい。アンテナ262は、ワイヤレスSPS信号260をワイヤード信号、例えば、電気信号又は光信号に変換するように構成され、アンテナ246と統合されてもよい。SPS受信機217は、全体的に又は部分的に、UE200のロケーションを推定するために、取得されたSPS信号260を処理するように構成されてもよい。例えば、SPS受信機217は、SPS信号260を使用した三辺測量によってUE200のロケーションを決定するように構成され得る。汎用プロセッサ230、メモリ211、DSP231、及び/又は1つ若しくは複数の専門プロセッサ(図示せず)は、SPS受信機217と連携して、獲得されたSPS信号を全体的若しくは部分的に処理するために、かつ/又はUE200の推定位置を計算するために利用され得る。メモリ211は、測位動作を実行する際に使用するために、SPS信号260及び/又は他の信号(例えば、ワイヤレストランシーバ240から取得された信号)の指示(例えば、測定値)を記憶してもよい。汎用プロセッサ230、DSP231、及び/若しくは、1つ若しくは複数の専門プロセッサ、並びに/又はメモリ211は、測定結果を処理してUE200の位置を推定する際に使用するために、位置エンジンを提供又はサポートし得る。
UE200は、静止画像又は動画像をキャプチャするためのカメラ218を含んでもよい。カメラ218は、例えば、撮像センサ(例えば、電荷結合デバイス又はCMOSイメージャ)、レンズ、アナログデジタル回路、フレームバッファなどを備えてもよい。キャプチャされた画像を表す信号の追加の処理、調整、符号化、及び/又は圧縮は、汎用プロセッサ230及び/又はDSP231によって実行されてもよい。同じく又は代替的に、ビデオプロセッサ233が、キャプチャされた画像を表す信号の調整、符号化、圧縮、及び/又は操作を実行してもよい。ビデオプロセッサ233は、例えば、ユーザインターフェース216のディスプレイデバイス(図示せず)上での提示のために、記憶された画像データを復号/圧縮解除してもよい。
測位(動き)デバイス(PMD)219は、UE200の位置及び場合によっては動きを決定するように構成されてもよい。例えば、PMD219は、SPS受信機217と通信してもよく、かつ/又はSPS受信機217の一部若しくは全てを含んでもよい。PMD219は、同じく又は代替的に、三辺測量のために、SPS信号260を取得及び使用するのを支援するために、又はその両方のために、地上ベースの信号(例えば、信号248のうちの少なくともいくつか)を使用してUE200の位置を決定するように構成されてもよい。PMD219は、UE200の位置を決定するための1つ又は複数の他の技法を(例えば、UEの自己報告位置(例えば、UEの測位ビーコンの一部)に依拠して)使用するように構成されてもよく、UE200の位置を決定するために、技法の組み合わせ(例えば、SPS信号及び地上測位信号)を使用してもよい。PMD219は、UE200の方位及び/又は動きを感知し、UE200の動き(例えば、速度ベクトル及び/又は加速度ベクトル)を決定するためにプロセッサ210(例えば、汎用プロセッサ230及び/又はDSP231)が使用するように構成され得る方位及び/又は動きの標示を提供し得る、センサ213(例えば、ジャイロスコープ、加速度計、磁力計など)のうちの1つ又は複数を含んでもよい。PMD219は、決定された場所及び/又は動きにおける不確実性及び/又は誤差の指示を提供するように構成され得る。一例では、PMD219は、測位エンジン(PE)と呼ばれることがあり、汎用プロセッサ230によって実行されてもよい。例えば、PMD219は、論理エンティティであってもよく、汎用プロセッサ230及びメモリ211と統合されてもよい。
また図3を参照すると、gNB110a、gNB110b、ng-eNB114のTRP300の一実施例は、プロセッサ310、ソフトウェア(software、SW)312を含むメモリ311、トランシーバ315、及び(任意選択的に)SPS受信機317を含む、コンピューティングプラットフォームを備える。プロセッサ310、メモリ311、トランシーバ315、及びSPS受信機317は、(例えば、光通信及び/又は電気通信のために構成され得る)バス320によって互いに通信可能に結合され得る。示される装置のうちの1つ又は複数(例えば、ワイヤレスインターフェース及び/又はSPS受信機317)が、TRP300から省略されてもよい。SPS受信機317は、SPSアンテナ362を介してSPS信号360を受信及び獲得することが可能となるように、SPS受信機217と同様に構成され得る。プロセッサ310は、1つ又は複数のインテリジェントハードウェアデバイス、例えば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含むことができる。プロセッサ310は、複数のプロセッサ(例えば、図4に示されるように、汎用/アプリケーションプロセッサ、DSP、モデムプロセッサ、ビデオプロセッサ、及び/又はセンサプロセッサを含む)を含むことができる。メモリ311は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、ディスクメモリ、及び/又は読取り専用メモリ(ROM)などを含むことができる、非一時的記憶媒体である。メモリ311は、ソフトウェア312を記憶し、ソフトウェア312は、命令を含むプロセッサ可読プロセッサ実行可能ソフトウェアコードであってもよく、命令は、実行されると、プロセッサ310に本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成されている。代替的に、ソフトウェア312は、プロセッサ310によって直接実行可能ではなくてもよいが、例えば、コンパイルされ実行されると、プロセッサ310に機能を実行させるように構成されていてもよい。説明は、プロセッサ310が機能を実行することに言及することがあるが、このことは、プロセッサ310がソフトウェア及び/又はファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、プロセッサ310に含まれるプロセッサのうちの1つ又は複数がある機能を実行することに対する省略表現として、プロセッサ310がその機能を実行すると述べることがある。この説明は、TRP300の(及びしたがって、gNB110a、gNB110b、ng-eNB114のうちの1つの)1つ又は複数の適切な構成要素が機能を実行することに対する略記として、TRP300が機能を実行することに言及することがある。プロセッサ310は、メモリ311に加えて、かつ/又はメモリ311の代わりに、記憶された命令を有するメモリを含んでもよい。プロセッサ310の機能が、以下でより十分に論じられる。
トランシーバ315は、ワイヤレス接続及びワイヤード接続それぞれを介して他のデバイスと通信するように構成されたワイヤレストランシーバ340及び/又はワイヤードトランシーバ350を含むことができる。例えば、ワイヤレストランシーバ340は、ワイヤレス信号348を(例えば、1つ又は複数のアップリンクチャネル上で)送信及び/又は(例えば、1つ又は複数のダウンリンクチャネル上で)受信し、ワイヤレス信号348からワイヤード(例えば、電気及び/又は光)信号に、かつワイヤード(例えば、電気及び/又は光)信号からワイヤレス信号348に信号を変換するために、1つ又は複数のアンテナ346に結合された送信機342及び受信機344を含んでもよい。したがって、送信機342は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の送信機を含んでもよく、かつ/又は、受信機344は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の受信機を含んでもよい。ワイヤレストランシーバ340は、5G新無線(NR)、GSM(Global System for Mobiles)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、AMPS(Advanced Mobile Phone System)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(広帯域CDMA)、LTE(Long-Term Evolution)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP LTE-V2X(PC5)、IEEE 802.11(IEEE 802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth(登録商標)、Zigbeeなどの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って、(例えば、UE200、1つ若しくは複数の他のUE、及び/又は1つ若しくは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成することができる。ワイヤードトランシーバ350は、例えば、LMF120又は他のネットワークサーバに通信を送信し、それらから通信を受信するための、例えば、コアネットワーク140とのワイヤード通信のために構成された送信機352及び受信機354を含むことができる。送信機352は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の送信機を含んでもよく、かつ/又は、受信機354は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の受信機を含んでもよい。ワイヤードトランシーバ350は、例えば、光通信及び/又は電気通信のために構成することができる。
図3に示されるTRP300の構成は、特許請求の範囲を含む本開示の例であって限定ではなく、他の構成が使用されてもよい。例えば、本明細書での説明は、いくつかの機能をTRP300が実行するように構成されるか又は実行することを論じるが、これらの機能のうちの1つ又は複数が、LMF120及び/又はUE200によって実行されてもよい(すなわち、LMF120及び/又はUE200が、これらの機能のうちの1つ又は複数を実行するように構成されてもよい)。
また図4を参照すると、LMF120などの例示的なサーバは、プロセッサ410、ソフトウェア(SW)412を含むメモリ411、及びトランシーバ415を含むコンピューティングプラットフォームを備える。プロセッサ410、メモリ411、及びトランシーバ415は、(例えば、光通信及び/又は電気通信のために構成され得る)バス420によって互いに通信可能に結合され得る。図示される装置のうちの1つ又は複数(例えば、ワイヤレスインターフェース)は、サーバ400から省かれてもよい。プロセッサ410は、1つ又は複数のインテリジェントハードウェアデバイス、例えば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などを含むことができる。プロセッサ410は、複数のプロセッサ(例えば、図4に示されるように、汎用/アプリケーションプロセッサ、DSP、モデムプロセッサ、ビデオプロセッサ、及び/又はセンサプロセッサを含む)を含むことができる。メモリ411は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、ディスクメモリ、及び/又は読取り専用メモリ(ROM)などを含むことができる、非一時的記憶媒体である。メモリ411は、ソフトウェア412を記憶し、ソフトウェア412は、命令を含むプロセッサ可読プロセッサ実行可能ソフトウェアコードであってもよく、命令は、実行されると、プロセッサ410に本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成されている。代替的に、ソフトウェア412は、プロセッサ410によって直接実行可能ではなくてもよいが、例えば、コンパイルされ実行されると、プロセッサ410に機能を実行させるように構成されてもよい。説明は、プロセッサ410が機能を実行することに言及することがあるが、このことは、プロセッサ410がソフトウェア及び/又はファームウェアを実行する場合などの他の実装形態を含む。説明は、プロセッサ410に含まれるプロセッサのうちの1つ又は複数がある機能を実行することに対する省略表現として、プロセッサ410がその機能を実行すると述べることがある。この説明は、サーバ400のうちの1つ又は複数の適切な構成要素が機能を実行することに対する略記として、サーバ400(又はLMF120)が機能を実行することに言及することがある。プロセッサ410は、メモリ411に加えて、かつ/又はメモリ411の代わりに、記憶された命令を有するメモリを含んでもよい。プロセッサ410の機能が、以下でより十分に論じられる。
トランシーバ415は、それぞれ、ワイヤレス接続及びワイヤード接続を通じて他のデバイスと通信するように構成されたワイヤレストランシーバ440及び/又はワイヤードトランシーバ450を含み得る。例えば、ワイヤレストランシーバ440は、ワイヤレス信号448を(例えば、1つ又は複数のダウンリンクチャネル上で)送信及び/又は(例えば、1つ又は複数のアップリンクチャネル上で)受信し、ワイヤレス信号448からワイヤード(例えば、電気及び/又は光)信号に、かつワイヤード(例えば、電気及び/又は光)信号からワイヤレス信号448に信号を変換するために、1つ又は複数のアンテナ446に結合された送信機442及び受信機444を含んでもよい。したがって、送信機442は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の送信機を含んでもよく、かつ/又は、受信機444は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の受信機を含んでもよい。ワイヤレストランシーバ440は、5G新無線(NR)、GSM(Global System for Mobiles)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、AMPS(Advanced Mobile Phone System)、CDMA(符号分割多元接続)、WCDMA(広帯域CDMA)、LTE(Long-Term Evolution)、LTE Direct(LTE-D)、3GPP LTE-V2X(PC5)、IEEE 802.11(IEEE 802.11pを含む)、WiFi、WiFi Direct(WiFi-D)、Bluetooth(登録商標)、Zigbeeなどの様々な無線アクセス技術(RAT)に従って、(例えば、UE200、1つ若しくは複数の他のUE、及び/又は1つ若しくは複数の他のデバイスと)信号を通信するように構成することができる。ワイヤードトランシーバ450は、例えば、TRP300に通信を送信し、TRP300から通信を受信するための、例えば、NG-RAN135とのワイヤード通信のために構成された送信機452及び受信機454を含むことができる。送信機452は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の送信機を含んでもよく、かつ/又は、受信機454は、個別構成要素若しくは複合/統合構成要素であってもよい、複数の受信機を含んでもよい。ワイヤードトランシーバ450は、例えば、光通信及び/又は電気通信のために構成されることができる。
図4に示されるサーバ400の構成は、特許請求の範囲を含む本開示の例であって限定ではなく、他の構成が使用されてもよい。例えば、ワイヤレストランシーバ440が省略されてもよい。同じく又は代替的に、本明細書での説明は、いくつかの機能をサーバ400が実行するように構成されるか又は実行することを説明するが、これらの機能のうちの1つ又は複数が、TRP300及び/又はUE200によって実行されてもよい(すなわち、TRP300及び/又はUE200が、これらの機能のうちの1つ又は複数を実行するように構成されてもよい)。
図5A及び図5Bを参照すると、例示的なダウンリンクPRSリソースセットが示される。一般に、PRSリソースセットとは、同じ周期、共通のミューティングパターン構成、及びスロットにわたる同じ反復係数を有する、1つの基地局(例えば、TRP300)にわたるPRSリソースの集合である。第1のPRSリソースセット502は、4個のリソース及び4という反復係数を含み、時間ギャップが1スロットに等しい。第2のPRSリソースセット504は、4個のリソース及び4という反復係数を含み、時間ギャップが4スロットに等しい。反復係数は、PRSリソースセットの単一の各インスタンスの中で各PRSリソースが反復される回数(例えば、1、2、4、6、8、16、32という値)を示す。時間ギャップは、PRSリソースセットの単一のインスタンス内の、同じPRSリソースIDに対応するPRSリソースの反復される2つのインスタンスの間の、スロット単位でのオフセット(例えば、1、2、4、8、16、32という値)を表す。反復されるPRSリソースを含む1つのPRSリソースセットがわたる時間長は、PRS周期を超えない。PRSリソースの反復は、反復にわたる受信機ビームの掃引、及びカバレッジを大きくするためのRF利得の合成を可能にする。反復はまた、インスタンス内ミューティングを可能にし得る。図5A及び図5Bに示されるようなPRSリソースセットの単一のインスタンスは、「PRS機会」と呼ばれ得る。
図6を参照すると、測位基準信号送信のための例示的なサブフレーム及びスロットフォーマットが示される。例示的なサブフレーム及びスロットフォーマットは、図5A及び図5Bに図示されるPRSリソースセットに含まれる。図6のサブフレーム及びスロットフォーマットは、限定ではなく例であり、2シンボルフォーマットを有するコム2 602、4シンボルフォーマットを有するコム4 604、12シンボルフォーマットを有するコム2 606、12シンボルフォーマットを有するコム4 608、6シンボルフォーマットを有するコム6 610、12シンボルフォーマットを有するコム12 612、6シンボルフォーマットを有するコム2 614、及び12シンボルフォーマットを有するコム6 616を含む。一般に、サブフレームは、インデックス0から13を有する14個のシンボル期間を含んでもよい。通常、基地局は、PRS送信のために構成された各サブフレームの中の1つ又は複数のスロット上で、アンテナポート5000からPRSを送信してもよい。
基地局は、上位レイヤによって構成され得る特定のPRS帯域幅を介してPRSを送信してもよい。PRSリソースは、周波数グリッドの中のどこに位置していてもよい。PRSのための共通の基準点は、「PRS点A」として定義され得る。「PRS点A」は、PRSリソースブロックグリッドのための共通の基準点として機能してもよく、絶対無線周波数チャネル番号(Absolute Radio Frequency Channel Number、ARFCN)によって表されてもよい。そうすると、PRS開始物理リソースブロック(PRB)は、PRS点Aと、最も低いPRSリソースブロックの最も低いサブキャリアとの間の、リソースブロック単位で表される周波数オフセットとして定義され得る。基地局は、PRS帯域幅にわたって離間されたサブキャリア上でPRSを送信してもよい。
基地局はまた、PRS周期、PRSリソースセットスロットオフセット、PRSリソーススロットオフセット、PRSリソース反復係数、及びPRSリソース時間ギャップなどのパラメータに基づいて、PRSを送信してもよい。PRS周期は、PRSリソースが送信される、スロット数で表される周期である。PRS周期は、サブキャリア間隔(subcarrier spacing、SCS)に依存してもよく、例えば、2μ{4,5,8,10,16,20,32,40,64,80,160,320,640,1280,2560,5120,10240}スロットであってもよく、SCS 15kHz、30kHz、60kHz、及び120kHzそれぞれに対して、μ=0、1、2、3である。PRSリソースセットスロットオフセットは、TRPのシステムフレーム番号(SFN)/スロット番号0に関するスロットオフセットを定義する(すなわち、PRSリソースセットの第1のPRSリソースが存在するスロットを定義する)。PRSリソーススロットオフセットは、対応するPRSリソースセットスロットオフセットに関してPRSリソースの開始スロットを定義する。上で説明されたように、PRSリソース反復係数は、各PRSリソースが何回PRSリソースセットの単一のインスタンスについて繰り返されるかを定義し、PRSリソース時間ギャップは、PRSリソースセットの単一のインスタンス内の2つの繰り返されるPRSリソースのインスタンス間のオフセットをスロット数として定義する。
PRSリソースはミュートされ得る。ミューティングは、どの構成されるPRSリソースがゼロ電力で送信される(すなわち、ミュートされる)かを示すために、ビットマップを使用してシグナリングされ得る。ある選択肢として、ミューティングビットマップは{2,4,6,8,16,32}ビットの長さを有してもよく、ミューティングはPRSリソースセットの各送信インスタンスに適用される。ビットマップの中の各ビットは、PRSリソースセットの連続するインスタンスの構成可能な数に相当し得る。ビットマップの中の対応するビットが「0」を示す場合、PRSリソースセットインスタンス内の全てのPRSリソースがミュートされてもよい(ゼロ電力で送信されてもよい)。連続するインスタンスの数は、{1,2,4,8}という値を有し得るパラメータPRSミューティングビット反復係数によって制御され得る。別の選択肢では、ミューティングはPRSリソースの各々の各反復に適用され得る。ビットマップの中の各ビットは、PRSリソースセットのインスタンス内のPRSリソースの単一の反復に相当し得る。そうすると、ビットマップの長さはPRSリソース反復係数に等しくなり得る。
一般に、図5A及び図5Bに示されるPRSリソースは、PRSの送信のために使用されるリソース要素の集合であってもよい。リソース要素の集合は、周波数領域において複数の物理リソースブロック(PRB)に、かつ時間領域においてスロット内でN個(例えば、1個以上)の連続するシンボルにわたり得る。所与のOFDMシンボルの中で、PRSリソースは連続するPRBを占有する。PRSリソースは、少なくとも以下のパラメータ、すなわち、PRSリソース識別子(ID)、シーケンスID、コムサイズN、周波数領域におけるリソース要素オフセット、開始スロット及び開始シンボル、PRSリソース当たりのシンボル数(すなわち、PRSリソースの持続時間)、並びにQCL情報(例えば、他のDL基準信号とのQCL)によって表される。コムサイズは、PRSを搬送する各シンボルの中のサブキャリアの本数を示す。例えば、コム4というコムサイズは、所与のシンボルの4本ごとのサブキャリアがPRSを搬送することを意味する。
PRSリソースセットは、PRS信号の送信のために使用されるPRSリソースのセットであり、各PRSリソースはPRSリソースIDを有する。加えて、PRSリソースセットの中のPRSリソースは、同じ送受信点(例えば、TRP300)と関連付けられる。PRSリソースセットの中のPRSリソースの各々は、同じ周期、共通のミューティングパターン、及びスロットにわたる同じ反復係数を有し得る。PRSリソースセットは、PRSリソースセットIDによって識別され、基地局のアンテナパネルによって送信される特定のTRP(セルIDによって識別される)と関連付けられ得る。PRSリソースセットの中のPRSリソースIDは、全方向性信号と、並びに/又は単一の基地局から送信された単一のビーム(及び/若しくはビームID)と関連付けられてもよい(基地局は、1つ又は複数のビームを送信してもよい)。PRSリソースセットの各PRSリソースは異なるビーム上で送信されてもよく、したがって、PRSリソース又は単にリソースは、ビームと呼ばれることもある。このことは、基地局及びPRSがその上で送信されるビームがUEに知られているかどうかにおけるいかなる意味合いも有しないことに、留意されたい。
図7を参照すると、例示的な測位周波数レイヤ700の概念図が示されている。一例では、測位周波数レイヤ700は、1つ又は複数のTRPにわたるPRSリソースセットの集合であってよい。測位周波数レイヤは、同じサブキャリア間隔(SCS)及びサイクリックプレフィックス(CP)タイプ、同じPRS点A、同じ値のPRS帯域幅、同じ開始PRB、並びに同じ値のコムサイズを有してもよい。PDSCHのためにサポートされるヌメロロジーがPRSのためにサポートされ得る。測位周波数レイヤ700の中のPRSリソースセットの各々は、同じ周期性、共通のミューティングパターン構成、及びスロットにわたる同じ反復係数を有する、1つのTRPにわたるPRSリソースの集合である。
測位基準信号及びPRSという用語は、限定はされないが、PRS信号、5Gにおけるナビゲーション基準信号(NRS)、ダウンリンク測位基準信号(DL-PRS)、アップリンク測位基準信号(UL-PRS)、追跡基準信号(TRS)、セル固有基準信号(CRS)、チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、サウンディング基準信号(SRS)などの、測位のために使用され得る基準信号であることに、留意されたい。
PRSがTRPによって送信される場合、PRSは、DL-PRSと呼ばれることがある。PRSがUEによって送信される場合、PRSは、UL-PRSと呼ばれることがある。UL-PRSは、測位を目的とする改良を伴うSRSに基づき得る。UL-PRSは、「測位のためのSRS」とも呼ばれ得る。いくつかの態様では、UL-PRSは、アップリンクにおいてDL-PRSに相当するものと見なされ得る。
PRS信号を処理するためのUEの能力は、UEの能力に基づいて変わる場合がある。しかしながら、一般に、業界規格は、ネットワークの中のUEのための共通のPRS能力を確立するように開発され得る。例えば、業界規格は、UEによりサポートされ報告されるMHz単位の最大DL PRS帯域幅を仮定して、ミリ秒(ms)単位のDL PRSシンボルの時間長をUEがT msごとに処理できることを必要とし得る。限定ではなく例として、FR1バンドのための最大DL PRS帯域幅は、5、10、20、40、50、80、100MHzであってよく、FR2バンドのためには50、100、200、400MHzであってよい。規格はまた、タイプ1(すなわち、サブスロット/シンボルレベルのバッファリング)又はタイプ2(すなわち、スロットレベルのバッファリング)としてDL PRSバッファリング能力を示すことがある。共通のUE能力は、MHz単位での最大DL PRS帯域幅を想定してT msごとにUEが処理できる、msの単位でのDL PRSシンボルの持続時間Nを示してよく、そうした持続時間NはUEによってサポート及び報告される。例示的なT値は、8、16、20、30、40、80、160、320、640、1280msを含んでよく、例示的なN値は、0.125、0.25、0.5、1、2、4、6、8、12、16、20、25、30、32、35、40、45、50msを含んでよい。UEは、バンドごとに(N,T)値の組み合わせを報告するように構成されてよく、ただし、Nは、UEによってサポートされる、MHz単位での所与の最大帯域幅(B)に対してT msごとに処理される、ms単位でのDL PRSシンボルの持続時間である。概して、UEは、報告されるDL PRS帯域幅値を超えるDL PRS帯域幅をサポートするものと予想されなくてよい。単一の測位周波数レイヤ700に対してUE DL PRS処理能力が規定され得る。UE DL PRS処理能力は、図6に示すようなDL PRSコムファクタ構成にとってアグノスティックであってよい。UE処理能力は、それ未満のスロットの中でUEが処理できるDL PRSリソースの最大数を示してよい。例えば、FR1バンドにとっての最大数は、各SCS、すなわち、15kHz、30kHz、60kHzに対して、1、2、4、6、8、12、16、24、32、48、64であってよく、FR2バンドにとっての最大数は、各SCS、すなわち、15kHz、30kHz、60kHz、120kHzに対して、1、2、4、6、8、12、16、24、32、48、64であってよい。
図8Aを参照すると、複数のPRSリソースを有する第1の例示的な物理リソースブロック(PRB)800が示されている。リソースブロック800は、14個のシンボル802及び12個のサブキャリア804として構成された168個のリソース要素(resource elements、RE)を含むことができる。PRB800は、5G NRスキーマにおけるスロットを表すことができる。一実施例では、第1のPRS806a、第2のPRSリソース806b、第3のPRSリソース806c、及び第4のPRSリソース806dを含む4つのPRSリソースは、PRB800内のシンボルを含む。PRSリソース806a~dの各々は、2つのシンボルを有するコム2構成内にある。一実施例では、PRSリソース806a~dは、PRSリソースセット内にあってもよい、又は単一のTRPによって送信されてもよい。PRSリソースは、単一のTEGに関連付けられてもよい。LMF120などのネットワークサーバは、PRSリソース806a~dを含む支援データを提供することができ、UE200などのワイヤレスノードは、PRSリソース806a~dに関連付けられたREの相対位置を決定し、合成測定値のために複数のPRSリソース806a~dを選択するように構成することができる。例えば、第1のPRSリソース806a及び第2のPRSリソース806bは、コヒーレントに合成され、4つのシンボルを有するコム2として測定することができる。第1のPRSリソース806a、第2のPRSリソース806b、及び第3のPRSリソース806cは、コヒーレントに合成され、6つのシンボルを有するコム2として測定することができる。PRSリソース806a~dの全ては、コヒーレントに合成され、8つのシンボルを有するコム2として測定することができる。コヒーレント合成は、PRSリソースを個々に測定することと比較して、SNR利得を3dBだけ改善することができる。PRSリソース806a~dの2つのシンボルを有するコム2構成は、例であり、限定ではない。図6を参照すると、異なるコム及びシンボル構造を有する他のPRSリソースを合成することができる。例えば、2つのシンボルを有するコム2フォーマット602は、4つのシンボルを有するコム4フォーマット604と合成されてもよく、6つのシンボルを有するコム6フォーマット610は、4つのシンボルを有するコム4フォーマット604と合成されてもよく、又はスロット内の他の組み合わせが合成されてもよい。一般に、同じTRPから又は同じTEG内で(例えば、同じ位相を用いて)コヒーレントに送信されるPRSリソースは、SNR利得を増加させ、結果として生じる測定精度を改善するために、スロット内で(すなわち、RBが互いに干渉しないとき)他のPRSリソースとコヒーレントに合成することができる。
図8Bを参照すると、複数のPRSリソースを有する第2の例示的なPRB810が示されている。リソースブロック810は、14個のシンボル812及び12個のサブキャリア814として構成された168個のリソース要素(RE)を含むことができる。PRB810は、5G NRスキーマにおけるスロットを表すことができる。第1のPRSリソース816a、第2のPRSリソース816b、第3のPRSリソース816c、及び第4のPRSリソース816dを含む4つのPRSリソースは、第2の例示的なPRB810内のシンボルを含む。PRSリソース816a~dの各々は、2つのシンボルを有するコム2構成内にある。一実施例では、PRSリソース816a~dは、PRSリソースセット内にあってもよい、又は単一のTRPによって送信されてもよい。PRSリソース816a~dは、単一のTEGに関連付けられてもよい。一実施例では、第1のPRSリソース816a及び第2のPRSリソース816bは、コヒーレントに合成され、2つのシンボルを有するコム1として測定することができる。第3のPRSリソース816c及び第4のPRSリソース816dは、コヒーレントに合成され、2つのシンボルを有するコム1として測定することができる。PRSリソース816a~dの全ては、コヒーレントに合成され、4つのシンボルを有するコム1として測定することができる。コヒーレント合成は、PRSリソースを個々に測定することと比較して、SNR利得を3dBだけ改善することができる。
図9を参照すると、測位基準信号測定値を合成するための例示的なプロセス900のブロック図が示されている。UE200、又は他の処理システムは、プロセス900を実行する手段である。プロセス900は、逆高速フーリエ変換の結果に基づいて、複素数のベクトルであるチャネルインパルス応答(channel impulse response、CIR)を決定することを含む。PRSリソーススケジューリング情報を含む支援データは、PRSリソースがコヒーレントに又は非コヒーレントに合成されるべきかを決定するために利用することができる。一般に、同じTRPから及び/又は同じTEG内で送信されるPRSリソースは、コヒーレントに合成することができる。コヒーレント合成は、単純な加算を含み、何らかの平均化を含んでもよい。非コヒーレントPRSリソースは、加算及び平均化の前に平方演算によって大きさ領域に変換される。PRSリソースをコヒーレントに2倍にすると、SNRを3dB利得だけ増加させることができ、非コヒーレントPRSリソースを2倍にすると、SNRを1.5~2dB利得だけ増加させることができる。
図1~図9を更に参照しながら図10を参照すると、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイント情報に少なくとも部分的に基づいて測位基準信号測定値を合成する方法1000は、図示されている段階を含む。しかし、方法1000は、一実施例であり、限定するものではない。方法1000は、例えば、段階を追加すること、削除すること、並べ替えること、組み合わせること、同時に実行すること、及び/又は単一の段階を複数の段階に分割することによって、改変されてもよい。
段階1002において、この方法は、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、複数のPRSを受信する手段である。一実施例では、LMF120などのネットワークリソースは、PRSリソース構成情報を含むLPPメッセージを介して支援データを提供することができる。支援データは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)ベースのメッセージングにおけるシステム情報ブロック(System Information Blocks、SIB)などの他のシグナリング方法を介して提供することができる。例えば、PRSリソース情報は、図7に示されているような測位周波数レイヤ700に基づくことができる。PRSは、PRSリソースセットに関連付けられてもよい。一実施例では、UE200は、TRP300ごとに2つのPRSリソースセットで構成することができる。同じTRP300からのPRSリソースセットは、同じ送信/物理的位置を有することができ、PRSリソースセット内のPRSリソースは、コヒーレントに又は非コヒーレントに送信することができる。支援データはまた、PRSリソースのためのTEG情報を含むことができる。PRSリソースセット内のPRSリソースは、同じ周期及びスロットオフセット、反復係数、反復ギャップ、並びにシンボルの数を有することができる。セット内の各PRSリソースは、それ自体のスロット/シンボルオフセット及びコム構造を有することができる。UE200は、支援データ及び対応するPRSリソース情報に基づいてPRSを受信するように構成されている。
段階1004において、この方法は、ある期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、複数のPRSのうちの2つ以上のためのREをコヒーレントに合成する手段である。一実施例では、この期間は、スロットイン及びOFDMヌメロロジーによって定義することができる。スロットの持続時間は、PRB帯域幅及び対応するサブキャリア間隔に基づいて変動することができる。一般に、この期間は、0.06ms~1msの範囲であってもよい。例えば、図8A及び図8Bを参照すると、PRSリソース806a~d、816a~dは、ある期間(例えば、5Gヌメロロジー方式におけるスロット持続時間)内に受信される。UE200は、合成測位基準信号に基づいて、DL RSTD、DL RSRP、及びUE Rx-Tx時間差などのPRS測定値を取得するように構成することができる。PRS測定値は、DL-TDOA、DL-AoD、及びマルチRTTなどの測位技術をサポートするために使用することができる。スロット内で受信された2つのPRSのコヒーレント合成(すなわち、イントラスロット合成)は、SNR利得を3dBだけ増加させることができる。
段階1006において、この方法は、その期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、複数のPRSのうちの2つ以上のためのREを非コヒーレントに合成する手段である。非コヒーレント合成は、(例えば、2つのPRSが異なるスロット内で受信されるとき)インタースロット合成のために使用することができる。例えば、PRSリソースセット又はTRPからのPRSリソースは、別個のスロット内で受信されてもよく、スロット持続時間よりも長い期間によって分離することができる。時間領域におけるPRSの分離は、PRSがコヒーレントでない(例えば、位相が同じでない)ことを示すことができる。図9に示すように、リソース要素の非コヒーレント合成は、CIRを大きさ領域に変換することを含むことができる。その期間外に受信された2つのPRSの非コヒーレント合成(すなわち、インタースロット合成)は、SNR利得を1.5~2dBだけ増加させることができる。
一実施例では、UE200は、LPP又は他のメッセージングプロトコルを介して1つ又は複数の測定報告メッセージをLMF120に送信するように構成することができる。測定報告は、PRSリソースのためのRSRPを含むことができる。UE200は、第1のPRSリソース(PRS1)に基づく第1の電力測定値(X1)、第2のPRSリソース(PRS2)に基づく第2の電力測定値(X2)、並びに/又は第1及び第2のPRRリソース(例えば、PRS1及びPRS2)の合成に基づく第3の電力測定値(X3)を取得し、報告するように構成することができる。一実施例では、UE200は、測定値(例えば、X1、X2、X3)及び対応するPRSリソース情報のうちの1つ又は複数を単一の測定報告内で報告することができる。一実施例では、UE200は、X1、X2、又はX3の最良の値(例えば、最高RSRP)を報告するように構成することができる。
図1~図9を更に参照しながら図11を参照すると、タイミング誤差グループ情報に少なくとも部分的に基づいて測位基準信号測定値を合成する方法1100は、図示されている段階を含む。しかし、方法1100は、一実施例であり、限定するものではない。方法1100は、例えば、段階を追加すること、削除すること、並べ替えること、組み合わせること、同時に実行すること、及び/又は単一の段階を複数の段階に分割することによって、改変されてもよい。
段階1102において、この方法は、複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループ(TEG)に関連付けられている、複数の測位基準信号を受信することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、複数のPRSを受信する手段である。一実施例では、LMF120などのネットワークリソースは、PRSリソース構成情報を含むLPPメッセージを介して支援データを提供することができる。支援データは、無線リソース制御(RRC)ベースのメッセージングにおけるシステム情報ブロック(SIB)などの他のシグナリング方法を介して提供することができる。支援データは、PRSリソースの各々のためのTEGの指示を含むことができる。TEG情報は、DL PRSリソースなどの、1つ又は複数の基準信号リソースに関連付けられたTX及びRXタイミング誤差に基づくことができる。PRSリソースに関連付けられたTEG情報は、PRSリソースが同じTEGに属するとき、PRSリソースのうちの2つ以上がコヒーレントに送信されることを示すために使用することができる。UE200は、支援データ及び対応するPRSリソース情報に基づいてPRSを受信するように構成されている。
段階1104において、この方法は、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、複数のPRSのうちの2つ以上のためのREをコヒーレントに合成する手段である。一実施例では、TEG情報は、PRSリソースがコヒーレントに送信されることを示すために使用することができ、UE200は、PRSのコヒーレント合成に基づいて、DL RSTD、DL RSRP、及びUE Rx-Tx時間差などのPRS測定値を取得するように構成することができる。PRS測定値は、DL-TDOA、DL-AoD、及びマルチRTTなどの測位技術をサポートするために使用することができる。スロット内で受信された2つのPRSのコヒーレント合成(すなわち、イントラスロット合成)は、SNR利得を3dBだけ増加させることができる。
段階1106において、この方法は、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、複数のPRSのうちの2つ以上のためのREを非コヒーレントに合成する手段である。PRSリソースが異なるTEG内にあるという指示は、PRSが非コヒーレントに送信される(例えば、位相が同じでない)ことを示すことができる。例えば、同じ又は異なるTRP及び/又はリソースセットからのPRSリソースは、異なる送信チェーンを利用することができる、又は異なる時間に送信され、したがって、異なるTEGに関連付けられている。異なるTEGに関連付けられた2つのPRSの非コヒーレント合成は、SNR利得を1.5~2dBだけ増加させることができる。
図1~図9を更に参照しながら図12を参照すると、合成測位基準信号測定値を取得する方法1200は、図示された段階を含む。しかし、方法1200は、一実施例であり、限定するものではない。方法1200は、例えば、段階を追加すること、削除すること、並べ替えること、組み合わせること、同時に実行すること、及び/又は単一の段階を複数の段階に分割することによって、改変されてもよい。例えば、段階1208において測定報告を提供することは、任意選択である。
段階1202において、この方法は、複数の基準信号リソースを含む支援データを受信することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、支援データを受信する手段である。一実施例では、LMF120などのネットワークリソースは、PRSリソース構成情報を含むLPPメッセージを介して支援データを提供することができる。支援データは、RRCベースのメッセージングにおけるSIBなどの他のシグナリング方法を介して提供することができる。支援データ内のPRSリソース情報は、PRSリソースブロックグリッドのための共通基準点を含むことができ、ARFCNによって表すことができる。次いで、PRS開始PRBは、共通基準点と、最も低いPRSリソースブロックの最も低いサブキャリアとの間の、リソースブロック単位で表される周波数オフセットとして定義することができる。支援データはまた、PRS周期、PRSリソースセットスロットオフセット、PRSリソーススロットオフセット、PRSリソース反復係数、及びPRSリソース時間ギャップなどの他のPRSベースのパラメータを含むことができる。PRS周期は、PRSリソースが送信される、スロット数で表される周期である。PRS周期は、サブキャリア間隔に依存し得る。PRSリソースセットスロットオフセットは、TRPのシステムフレーム番号(SFN)/スロット番号0に関するスロットオフセットを定義する(すなわち、PRSリソースセットの第1のPRSリソースが存在するスロットを定義する)。PRSリソーススロットオフセットは、対応するPRSリソースセットスロットオフセットに関してPRSリソースの開始スロットを定義する。PRSリソース反復係数は、各PRSリソースが何回PRSリソースセットの単一のインスタンスについて繰り返されるかを定義し、PRSリソース時間ギャップは、PRSリソースセットの単一のインスタンス内の2つの繰り返されるPRSリソースのインスタンス間のオフセットをスロット数として定義する。支援データはまた、PRSリソースの各々についてのTEG情報を含むことができる。
一実施例では、UE200は、PRSリソースを合成するための能力の指示を提供するために、ネットワークサーバに1つ又は複数の能力メッセージを提供するように構成することができる。例えば、UE200は、UE200がコヒーレントに及び非コヒーレントに合成することができるPRSリソースの数、PRSリソースセットごとのリソースの最大数、TRPごとの最大リソース、及び/又はPFLごとの最大リソースを示す能力情報をLMF120に提供することができる。支援データは、異なるPRSリソースセット、送受信ポイント、及び異なる測位周波数レイヤ(positioning frequency layers、PFL)からのPRSリソースを合成するための指示を含むことができる。
段階1204において、この方法は、支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、合成信号測定に寄与する2つ以上のPRSを決定する手段である。UE200は、SNR及び測位性能を改善するために、PRS測定値を日和見的に合成するように、段階1202において受信された支援データを利用するように構成することができる。例えば、図8A及び図8Bを参照すると、UE200は、同じスロット内で受信されることになる、TRP内の、又は同じTEGに関連付けられた、同じPRSリソースセットからのPRSリソースをコヒーレントに合成することができると決定することができる。同様に、異なるスロット内で受信されることになる、TRP内の、又は異なるTEGに関連付けられた、同じPRSリソースセットからのPRSリソースは、非コヒーレントに合成することができる。同じスロット内で受信され、異なるTEGに関連付けられたPRSはまた、非コヒーレントに合成することができる。
段階1206において、この方法は、2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、合成測定値を取得する手段である。UE200は、段階1204において決定されたPRSリソース内のRBの合成に基づいて、DL RSTD、DL RSRP、及びUE Rx-Tx時間差などのPRS測定値を取得するように構成することができる。例えば、図8A及び図8Bを参照すると、UE200は、単一のPRS測定において複数のPRSリソース(例えば、2、3、4など)を合成するように構成することができる。合成PRS測定値は、DL-TDOA、DL-AoD、及びマルチRTTなどの測位技術をサポートするために使用することができる。UEベースの測位技術では、UE200は、位置推定値を決定するために、結果として生じるPRS測定値を利用するように構成することができる。
段階1208において、この方法は、任意選択的に、合成測定値に少なくとも部分的に基づいて1つ又は複数の測定報告を提供することを含む。トランシーバ215及びプロセッサ210を含むUE200は、1つ又は複数の測定報告を提供する手段である。UE支援モードでは、UE200は、LMF120などのロケーションサーバに1つ又は複数の報告メッセージを提供することができる。測定報告は、LPPメッセージング、又はRRCベースのメッセージングなどの他のシグナリング技術を利用することができる。一実施例では、UE200は、PRSリソースの異なる合成にわたるPRS測定値を合成し、測定に寄与したPRSリソースの各々において、合成PRS測定値を送信するように構成することができる。例えば、UE200は、PRSリソースXとYとを合成することができ、次いで、X及びYについての個々の結果を送信する、又はXとYの両方についてのXとYとの合成結果を送信する、又は合成された測定結果と個々の測定結果との合成を送信することができる。一実施例では、UE200は、合成測定に寄与したPRSリソースに関する追加情報を提供するように構成することができる。例えば、UE200は、PRSリソースがコヒーレントに又は非コヒーレントに合成されたかに関する指示を提供するように構成することができる。UE200は、1つ又は複数の測定報告においてUE200が合成したPRSリソースの詳細を提供するように構成することができる。UE200は、LMF120によって要求される量と比較して、より少ない数のリソースを合成することができる。例えば、LMF120は、4つのリソースを合成するようにUE200に要求することができるが、UE200は、2つのリソースのみを合成するように構成することができる。UE200は、2つのリソースのみが合成されたという指示を提供することができる。一実施例では、UE200は、どのリソースがコヒーレントに及び非コヒーレントに合成されるか、又は混合された合成に基づくかなど、リソースがコヒーレントに又は非コヒーレントに合成されるかに関する指示を提供するように構成することができる。一実施例では、UE200は、LMF120への合成能力の指示に対して構成することができる。例えば、指示は、いくつのPRSリソースをUE200がコヒーレントに及び非コヒーレントに合成することができるかを示すことができる。指示は、PRSリソースセットごとの最大リソース、TRPごとの最大リソース、及び/又はPFLごとの最大リソースなど、合成することができる異なる数のリソースに基づくことができる。
図1~図9を更に参照しながら図13を参照すると、測位基準信号測定値の合成を可能にするための情報を含む支援データを提供する方法1300は、図示された段階を含む。しかし、方法1300は、一実施例であり、限定するものではない。方法1300は、例えば、段階を追加すること、削除すること、並べ替えること、組み合わせること、同時に実行すること、及び/又は単一の段階を複数の段階に分割することによって、改変されてもよい。
段階1302において、この方法は、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号を決定することを含む。プロセッサ410及びトランシーバ415を含む、LMF120などのサーバ400は、合成PRS測定に寄与する2つ以上のPRSを決定する手段である。一実施例では、LMF120は、ワイヤレスノードの粗い位置に基づいてワイヤレスノード(例えば、UE)が受信することができるPRSリソースを決定するように構成することができる。粗い位置は、モビリティ追跡情報又は以前の測位機会の結果に基づくことができる。一実施例では、図8A及び図8Bを参照すると、LMF120は、同じスロット内でワイヤレスノードによって受信されることになる、TRP内の、又は同じTEGに関連付けられた、PRSリソースセットからのPRSリソースをコヒーレントに合成することができると決定するために、PRSリソース構成を分析することができる。同様に、LMF120は、異なるスロット内でワイヤレスノードによって受信されることになる、TRP内の、又は異なるTEGに関連付けられた、同じPRSリソースセットからのPRSリソースを非コヒーレントに合成することができると決定することができる。同じスロット内で受信され、異なるTEGに関連付けられたPRSはまた、非コヒーレントに合成することができる。LMF120は、PRSリソースの分析に基づいて支援データを生成するように構成されている。
一実施例では、LMF120によって生成された支援データは、測定結果を生成するためにワイヤレスノードが合成するべきPRSリソースの指示をワイヤレスノードに提供することができる。支援データは、インターPRSリソースセット合成のためのPRSリソース、イントラPRSリソースセット合成のためのPRSリソース、インターPRSリソースセット合成とイントラPRSリソースセット合成の両方のためのPRSリソース、又はPRSリソースを合成しないための指示を示すことができる。一実施例では、支援データは、ワイヤレスノードに、TRPにわたってPRSリソースを合成するように命令し、かつ/又はコヒーレント及び非コヒーレント合成のために利用するための1つ若しくは複数のTEGの指示を提供することができる。一実施例では、支援データは、PRSリソースセット及び/又はTRP内でワイヤレスノードによって合成されるPRSリソースの最大数の指示を含むことができる。支援データは、ワイヤレスノード(例えば、UE)がPRSリソースを取得し、合成するのを支援するための他のパラメータを含むことができる。一実施例では、ワイヤレスノードが合成PRSリソースを測定することを可能にするための情報を提供するために、(例えば、支援データに加えて)他のメッセージを使用することができる。
段階1304において、この方法は、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む支援データを提供することを含む。プロセッサ410及びトランシーバ415を含むサーバ400は、支援データを提供する手段である。一実施例では、LMF120は、PRSリソース構成情報と、合成測位基準信号測定に寄与する1つ又は複数の測位基準信号リソースの指示とを含むLPPメッセージを介して支援データを提供することができる。支援データは、RRCベースのメッセージングにおけるSIBなどの他のシグナリング方法を介して提供することができる。一実施例では、LMF120は、1つ又は複数のTRP(例えば、gNB110a、gNB110b、ng-eNB114)に支援データを提供して、TRPが合成PRSを測定すること、及び/又はネットワーク内の他のワイヤレスノードに支援データを提供することを可能にすることができる。支援データは、異なるPRSリソースセット、送受信ポイント、及び異なる測位周波数レイヤ(PFL)からのPRSリソースを合成するための指示を含むことができる。一実施例では、LMF120は、どのPRSリソースが合成されるべきか、及び/又はどのように合成されるべきかに関する命令を支援データにおいて提供することができる。支援データは、個々の結果及び合成結果の両方、又は合成結果のみを要求することができる。いくつかの使用事例では、UEは、タイムライン問題又はUEにおける他の高優先度タスク要件のために、PRSリソースを合成することが可能でないことがある。そのような使用事例では、UEは、LMF120が合成結果を要求した場合であっても、利用可能である場合、個々のリソース結果を報告するように構成することができ、UEはまた、結果が合成結果ではないことを示すことができる。
他の例及び実装形態が、本開示及び添付の特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェア及びコンピュータの性質に起因して、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、又はこれらのうちのいずれかの組み合わせを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に配置されてもよい。
互いに接続されるか又は通信するものとして、図の中に示され、かつ/又は本明細書で論じられた、機能的な又はそれ以外の構成要素は、別段に記載されていない限り、通信可能に結合される。すなわち、構成要素は、それらの間での通信を可能にするように、直接又は間接的に接続され得る。
本明細書で使用される単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が別段に明確に示さない限り、複数形も含む。例えば、「プロセッサ(a processor)」は、1つのプロセッサ又は複数のプロセッサを含んでもよい。本明細書で使用される「備える」、「備えること」、「含む」、及び/又は「含むこと」という用語は、述べられる特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を指定するが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を排除しない。
本明細書で使用されるとき、別段に明記されていない限り、機能又は動作が項目又は条件「に基づく」という記述は、機能又は動作が述べられた項目又は条件に基づいており、述べられた項目又は条件に加えて1つ又は複数の項目及び/又は条件に基づいてもよいことを意味する。
また、本明細書で使用される(「のうちの少なくとも1つ」又は「のうちの1つ又は複数」によって始まる可能性のある)項目の列挙において使用される「又は」は、例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つ」という列挙又は「A、B、又はCのうちの1つ又は複数」という列挙又は「A又はB又はC」という列挙が、A、又はB、又はC、又はAB(A及びB)、又はAC(A及びC)、又はBC(B及びC)、又はABC(すなわち、A及びB及びC)、又は2つ以上の特徴との組み合わせ(例えば、AA、AAB、ABBCなど)を意味するような選言的列挙を示す。したがって、項目、例えばプロセッサがA若しくはBの少なくとも1つについての機能を実行するように構成されるという記載、又は、項目が機能A若しくは機能Bを実行するように構成されるという記載は、項目がAについての機能を実行するように構成され得ること、又はBについての機能を実行するように構成され得ること、又はA及びBについての機能を実行するように構成され得ることを意味する。例えば、「A又はBのうちの少なくとも1つを測定するように構成されるプロセッサ」又は「Aを測定する又はBを測定するように構成されるプロセッサ」という語句は、プロセッサがAを測定するように構成され得る(及びBを測定するように構成されてもされなくてもよい)こと、又はBを測定するように構成され得る(及びAを測定するように構成されてもされなくてもよい)こと、又はAを測定してBを測定するように構成され得る(及びAとBのどちらを測定するかを選択する、又はAとBの両方を測定することを選択するように構成されてもよい)ことを意味する。同様に、A又はBのうちの少なくとも1つを測定する手段という記載は、Aを測定する手段(Bを測定することができてもできなくてもよい)、又はBを測定する手段(Aを測定するように構成されてもされなくてもよい)、又はA及びBを測定する手段(AとBのどちらを測定するかを選択する、又はAとBの両方を測定することを選択することが可能であってもよい)を含む。別の例として、項目、例えばプロセッサが機能Xを実行すること又は機能Yを実行することのうちの少なくとも1つを行うように構成されるという記載は、項目が機能Xを実行するように構成され得ること、又は機能Yを実行するように構成され得ること、又は機能Xを実行して機能Yを実行するように構成され得ることを意味する。例えば、「Xを測定すること又はYを測定することのうちの少なくとも1つを行うように構成されるプロセッサ」という語句は、プロセッサがXを測定するように構成され得る(及びYを測定するように構成されてもされなくてもよい)こと、又はYを測定するように構成され得る(及びXを測定するように構成されてもされなくてもよい)こと、又はXを測定してYを測定するように構成され得る(及びXとYのどちらを測定するかを選択する、又はXとYの両方を測定することを選択するように構成されてもよい)ことを意味する。具体的な要件に従って、かなりの変形が行われてもよい。例えば、カスタマイズされたハードウェアも使用されてもよく、かつ/又は特定の要素が、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア(アプレットなどのポータブルソフトウェアを含む)、又はその両方で実装されてもよい。更に、ネットワーク入力/出力デバイスなどの他のコンピューティングデバイスへの接続が採用されてよい。
上記で説明したシステム及びデバイスは例である。様々な構成が、適宜に様々な手順又は構成要素を省略、置換、又は追加してもよい。例えば、特定の構成に関して説明された特徴が、様々な他の構成において組み合わせられてもよい。構成の異なる態様及び要素が、同様に組み合わせられてもよい。また、技術は進化し、したがって、要素の多くは例であり、本開示又は特許請求の範囲の範囲を限定しない。
ワイヤレス通信システムは、通信がワイヤレスに、すなわち、ワイヤ又は他の物理接続を通じてではなく大気空間を通じて伝搬する電磁波及び/又は音波によって伝えられる通信システムである。ワイヤレス通信ネットワークは、全ての通信をワイヤレスに送信させるとは限らないが、少なくともいくつかの通信をワイヤレスに送信させるように構成される。更に、「ワイヤレス通信デバイス」という用語又は同様の用語は、デバイスの機能が排他的に若しくは一様に主に通信用であること、又はデバイスがモバイルデバイスであることを必要としないが、デバイスがワイヤレス通信機能(片方向又は双方向)を含む、例えば、ワイヤレス通信用の少なくとも1つの無線を含む(各無線が送信機、受信機、又はトランシーバの一部である)ことを示す。
(実装形態を含む)例示的な構成の完全な理解をもたらすために、説明において具体的な詳細が与えられている。しかしながら、構成は、これらの具体的な詳細なしに実践されてもよい。例えば、構成を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている回路、プロセス、アルゴリズム、構造及び技術は、不要な詳細なしに示されている。この説明は、例示的な構成を提供し、特許請求の範囲、適用可能性、又は構成を限定しない。むしろ、構成の前述の説明は、説明された技術を実装するための説明を提供する。本開示の範囲から逸脱することなく、要素の機能及び構成に様々な変更が加えられてもよい。
本明細書で使用される「プロセッサ可読媒体」、「機械可読媒体」、及び「コンピュータ可読媒体」という用語は、機械を特定の方式で動作させるデータを提供することに関与する任意の媒体を指す。コンピューティングプラットフォームを使用すると、様々なプロセッサ可読媒体が、実行のためにプロセッサに命令/コードを提供することに関与することがあり、かつ/又はそのような命令/コード(例えば、信号)を記憶及び/又は搬送するために使用されることがある。多くの実装形態では、プロセッサ可読媒体は、物理的な及び/又は有形の記憶媒体である。そのような媒体は、不揮発性媒体及び揮発性媒体を含むが、これらに限定されない、多くの形態をとり得る。不揮発性媒体は、例えば、光ディスク及び/又は磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、限定はされないが、ダイナミックメモリを含む。
値が第1の閾値を超える(すなわち、それよりも大きいか若しくはそれを上回る)という記述は、値が第1の閾値よりもわずかに大きい第2の閾値を満たすか又はそれを超えるという記述と等価であり、例えば、第2の閾値は、コンピューティングシステムの分解能において第1の閾値よりも高い1つの値である。値が第1の閾値未満である(すなわち、それ以内であるか若しくはそれを下回る)という記述は、値が第1の閾値よりもわずかに低い第2の閾値以下であるという記述と等価であり、例えば、第2の閾値は、コンピューティングシステムの分解能において第1の閾値よりも低い1つの値である。
以下の番号付きの条項において、実装例について説明する。
条項1.測位基準信号リソースを合成する方法であって、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信することと、ある期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、その期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、を含む、方法。
条項2.複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項3.基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定することを更に含む、条項2に記載の方法。
条項4.基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告することを更に含む、条項2に記載の方法。
条項5.単一の測位基準信号に基づく第1の基準信号受信電力測定値、又は複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づく第2の基準信号受信電力測定値を含む、1つ又は複数の基準信号受信電力測定値を報告することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項6.合成するべき2つ以上の測位基準信号を示す支援データを受信することを更に含む、条項1に記載の方法。
条項7.期間が、第5世代ヌメロロジー方式におけるスロットの持続時間に等しい、条項1に記載の方法。
条項8.期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上が、同じスロット内で受信される、条項7に記載の方法。
条項9.期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上が、異なるスロット内で受信される、条項7に記載の方法。
条項10.期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上が、異なるスロット内で受信される、条項7に記載の方法。
条項11.測位基準信号リソースを合成する方法であって、
複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信することと、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、を含む、方法。
複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信することと、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、を含む、方法。
条項12.複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定することを更に含む、条項11に記載の方法。
条項13.基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定することを更に含む、条項12に記載の方法。
条項14.基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告することを更に含む、条項12に記載の方法。
条項15.複数の測位基準信号の各々についてのタイミング誤差グループ情報を示す支援データを受信することを更に含む、条項11に記載の方法。
条項16.測位基準信号リソースを合成する方法であって、複数の測位基準信号リソースを含む支援データを受信することと、支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定することと、2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得することと、を含む、方法。
条項17.2つ以上の測位基準信号が、スロット内で送信され、合成測定値を取得することが、2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を含む、条項16に記載の方法。
条項18.2つ以上の測位基準信号が、タイミング誤差グループに関連付けられており、合成測定値を取得することが、2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を含む、条項16に記載の方法。
条項19.2つ以上の測位基準信号が、異なるスロット内で送信され、合成測定値を取得することが、2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を含む、条項16に記載の方法。
条項20.2つ以上の測位基準信号が、異なるタイミング誤差グループに関連付けられており、合成測定値を取得することが、2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を含む、条項16に記載の方法。
条項21.合成測定値が、2つ以上の測位基準信号に基づく基準信号受信電力測定値である、条項16に記載の方法。
条項22.合成測定値に少なくとも部分的に基づいて1つ又は複数の測定報告を提供することを更に含む、条項16に記載の方法。
条項23.2つ以上の測位基準信号が、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含み、1つ又は複数の測定報告を提供することが、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供することを含み、第1の報告及び第2の報告の両方が、合成測定値を含む、条項22に記載の方法。
条項24.2つ以上の測位基準信号が、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含み、1つ又は複数の測定報告を提供することが、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供することを含み、第1の報告が、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の測定値及び合成測定値を含み、第2の報告が、第2の測位基準信号に関連付けられた第2の測定値及び合成測定値を含む、条項22に記載の方法。
条項25.1つ又は複数の測定報告が、合成測定値が2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成又は非コヒーレント合成に基づくという指示を含む、条項22に記載の方法。
条項26.ワイヤレスノードが合成することが可能な測位基準信号リソースの数を示す1つ又は複数の能力メッセージをネットワークサーバに提供することを更に含む、条項16に記載の方法。
条項27.支援データが、異なる測位基準信号リソースセット、異なる送受信ポイント、又は異なる測位周波数レイヤから受信された測位基準信号リソースを合成するための指示を含む、条項16に記載の方法。
条項28.支援データが、1つ又は複数のタイミング誤差グループの指示を含み、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定することが、1つ又は複数のタイミング誤差グループの指示に少なくとも部分的に基づく、条項16に記載の方法。
条項29.支援データが、測位基準信号リソースセット、送受信ポイント、又は測位周波数レイヤ内で合成される測位基準信号リソースの最大数の指示を含む、条項16に記載の方法。
条項30.測位基準信号の合成を可能にするための支援データを提供する方法であって、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することと、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む支援データを提供することと、を含む、方法。
条項31.合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することが、2つ以上の測位基準信号リソースが同じスロット内にあると決定することを含む、条項30に記載の方法。
条項32.合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することが、2つ以上の測位基準信号リソースが異なるスロット内にあると決定することを含む、条項30に記載の方法。
条項33.合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することが、2つ以上の測位基準信号リソースが同じタイミング誤差グループ内にあると決定することを含む、条項30に記載の方法。
条項34.合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することが、2つ以上の測位基準信号リソースが異なるタイミング誤差グループ内にあると決定することを含む、条項30に記載の方法。
条項35.2つ以上の測位基準信号リソースが合成されなかったことを示す測定報告を受信することを更に含む、条項30に記載の方法。
条項36.装置であって、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリ及び少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサであって、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信し、ある期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成し、その期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備える、装置。
条項37.少なくとも1つのプロセッサが、複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定するように更に構成されている、条項36に記載の装置。
条項38.少なくとも1つのプロセッサが、基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定するように更に構成されている、条項37に記載の装置。
条項39.少なくとも1つのプロセッサが、基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告するように更に構成されている、条項37に記載の装置。
条項40.少なくとも1つのプロセッサが、単一の測位基準信号に基づく第1の基準信号受信電力測定値、又は複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づく第2の基準信号受信電力測定値を含む、1つ又は複数の基準信号受信電力測定値を報告するように更に構成されている、条項36に記載の装置。
条項41.少なくとも1つのプロセッサが、合成するべき2つ以上の測位基準信号を示す支援データを受信するように更に構成されている、条項36に記載の装置。
条項42.期間が、第5世代ヌメロロジー方式におけるスロットの持続時間に等しい、条項36に記載の装置。
条項43.期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上が、同じスロット内で受信される、条項42に記載の装置。
条項44.期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上が、異なるスロット内で受信される、条項42に記載の装置。
条項45.期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上が、異なるスロット内で受信される、条項42に記載の装置。
条項46.装置であって、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリ及び少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサであって、複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信し、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成し、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備える、装置。
条項47.少なくとも1つのプロセッサが、複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定するように更に構成されている、条項46に記載の装置。
条項48.少なくとも1つのプロセッサが、基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定するように更に構成されている、条項47に記載の装置。
条項49.少なくとも1つのプロセッサが、基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告するように更に構成されている、条項47に記載の装置。
条項50.少なくとも1つのプロセッサが、複数の測位基準信号の各々についてのタイミング誤差グループ情報を示す支援データを受信するように更に構成されている、条項46に記載の装置。
条項51.装置であって、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリ及び少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサであって、複数の測位基準信号リソースを含む支援データを受信し、支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定し、2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備える、装置。
条項52.2つ以上の測位基準信号が、スロット内で送信され、少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を用いて合成測定値を取得するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項53.2つ以上の測位基準信号が、タイミング誤差グループに関連付けられており、少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を用いて合成測定値を取得するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項54.2つ以上の測位基準信号が、異なるスロット内で送信され、少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を用いて合成測定値を取得するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項55.2つ以上の測位基準信号が、異なるタイミング誤差グループに関連付けられており、少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を用いて合成測定値を取得するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項56.合成測定値が、2つ以上の測位基準信号に基づく基準信号受信電力測定値である、条項51に記載の装置。
条項57.少なくとも1つのプロセッサが、合成測定値に少なくとも部分的に基づいて1つ又は複数の測定報告を提供するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項58.2つ以上の測位基準信号が、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含み、少なくとも1つのプロセッサが、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供するように更に構成されており、第1の報告及び第2の報告の両方が、合成測定値を含む、条項57に記載の装置。
条項59.2つ以上の測位基準信号が、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含み、少なくとも1つのプロセッサが、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供するように更に構成されており、第1の報告が、第1の測位基準信号に関連付けられた第1の測定値及び合成測定値を含み、第2の報告が、第2の測位基準信号に関連付けられた第2の測定値及び合成測定値を含む、条項57に記載の装置。
条項60.1つ又は複数の測定報告が、合成測定値が2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成又は非コヒーレント合成に基づくという指示を含む、条項57に記載の装置。
条項61.少なくとも1つのプロセッサが、ワイヤレスノードが合成することが可能な測位基準信号リソースの数を示す1つ又は複数の能力メッセージをネットワークサーバに提供するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項62.支援データが、異なる測位基準信号リソースセット、異なる送受信ポイント、又は異なる測位周波数レイヤから受信された測位基準信号リソースを合成するための指示を含む、条項51に記載の装置。
条項63.支援データが、1つ又は複数のタイミング誤差グループの指示を含み、少なくとも1つのプロセッサが、1つ又は複数のタイミング誤差グループの指示に少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定するように更に構成されている、条項51に記載の装置。
条項64.支援データが、測位基準信号リソースセット、送受信ポイント、又は測位周波数レイヤ内で合成される測位基準信号リソースの最大数の指示を含む、条項51に記載の装置。
条項65.装置であって、メモリと、少なくとも1つのトランシーバと、メモリ及び少なくとも1つのトランシーバに通信可能に結合された少なくとも1つのプロセッサであって、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定し、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む支援データを提供する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、を備える、装置。
条項66.少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号リソースが同じスロット内にあることに少なくとも部分的に基づいて、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定するように更に構成されている、条項65に記載の装置。
条項67.少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号リソースが異なるスロット内にあることに少なくとも部分的に基づいて、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定するように更に構成されている、条項65に記載の装置。
条項68.少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号リソースが同じタイミング誤差グループ内にあることに少なくとも部分的に基づいて、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定するように更に構成されている、条項65に記載の装置。
条項69.少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号リソースが異なるタイミング誤差グループ内にあると決定することに少なくとも部分的に基づいて、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定するように更に構成されている、条項35に記載の装置。
条項70.少なくとも1つのプロセッサが、2つ以上の測位基準信号リソースが合成されなかったことを示す測定報告を受信するように更に構成されている、条項35に記載の装置。
条項71.測位基準信号リソースを合成するための装置であって、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信する手段と、ある期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成する手段と、その期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成する手段と、を備える、装置。
条項72.測位基準信号リソースを合成するための装置であって、複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信する手段と、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成する手段と、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成する手段と、を備える、装置。
条項73.測位基準信号リソースを合成するための装置であって、複数の測位基準信号リソースを含む支援データを受信する手段と、支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定する手段と、2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得する手段と、を備える、装置。
条項74.測位基準信号の合成を可能にするための支援データを提供するための装置であって、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定する手段と、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む支援データを提供する手段と、を備える、装置。
条項75.1つ又は複数のプロセッサに測位基準信号リソースを合成させるように構成されたプロセッサ可読命令を備える非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信し、ある期間内に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成し、その期間外に受信された複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成する、コードを備える、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
条項76.1つ又は複数のプロセッサに測位基準信号リソースを合成させるように構成されたプロセッサ可読命令を備える非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、複数の測位基準信号であって、複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信し、同じタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成し、異なるタイミング誤差グループに関連付けられた複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成する、コードを備える、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
条項77.1つ又は複数のプロセッサに測位基準信号リソースを合成させるように構成されたプロセッサ可読命令を備える非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、複数の測位基準信号リソースを含む支援データを受信し、支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定し、2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得する、コードを備える、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
条項78.1つ又は複数のプロセッサに測位基準信号の合成を可能にするための支援データを提供させるように構成されたプロセッサ可読命令を備える非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定し、合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む支援データを提供する、コードを備える、非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
Claims (26)
- 測位基準信号リソースを合成する方法であって、
測位基準信号リソースセット又は送受信ポイントに関連付けられた複数の測位基準信号を受信することと、
期間内に受信された前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、
前記期間外に受信された前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、
を含む、方法。 - 前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 前記基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定することを更に含む、請求項2に記載の方法。
- 前記基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告することを更に含む、請求項2に記載の方法。
- 単一の測位基準信号に基づく第1の基準信号受信電力測定値、又は前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づく第2の基準信号受信電力測定値を含む、1つ又は複数の基準信号受信電力測定値を報告することを更に含む、請求項1に記載の方法。
- 測位基準信号リソースを合成する方法であって、
複数の測位基準信号であって、前記複数の測位基準信号の各々が、タイミング誤差グループに関連付けられている、複数の測位基準信号を受信することと、
同じタイミング誤差グループに関連付けられた前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素をコヒーレントに合成することと、
異なるタイミング誤差グループに関連付けられた前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上のためのリソース要素を非コヒーレントに合成することと、
を含む、方法。 - 前記複数の測位基準信号のうちの2つ以上の合成に基づいて、基準信号受信電力測定値を決定することを更に含む、請求項6に記載の方法。
- 前記基準信号受信電力測定値に少なくとも部分的に基づいて位置推定値を決定することを更に含む、請求項7に記載の方法。
- 前記基準信号受信電力測定値をネットワークサーバに報告することを更に含む、請求項7に記載の方法。
- 前記複数の測位基準信号の各々についてのタイミング誤差グループ情報を示す支援データを受信することを更に含む、請求項6に記載の方法。
- 測位基準信号リソースを合成する方法であって、
複数の測位基準信号リソースを含む支援データを受信することと、
前記支援データに少なくとも部分的に基づいて、合成信号測定に寄与する前記複数の測位基準信号リソースのうちの2つ以上を決定することと、
2つ以上の測位基準信号についての合成測定値を取得することと、
を含む、方法。 - 前記2つ以上の測位基準信号が、スロット内で送信され、前記合成測定値を取得することが、前記2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記2つ以上の測位基準信号が、タイミング誤差グループに関連付けられており、前記合成測定値を取得することが、前記2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記2つ以上の測位基準信号が、異なるスロット内で送信され、前記合成測定値を取得することが、前記2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記2つ以上の測位基準信号が、異なるタイミング誤差グループに関連付けられており、前記合成測定値を取得することが、前記2つ以上の測位基準信号の非コヒーレント合成を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記合成測定値に少なくとも部分的に基づいて1つ又は複数の測定報告を提供することを更に含む、請求項11に記載の方法。
- 前記2つ以上の測位基準信号が、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含み、前記1つ又は複数の測定報告を提供することが、前記第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び前記第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供することを含み、前記第1の報告及び前記第2の報告の両方が、前記合成測定値を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記2つ以上の測位基準信号が、第1の測位基準信号及び第2の測位基準信号を含み、前記1つ又は複数の測定報告を提供することが、前記第1の測位基準信号に関連付けられた第1の報告及び前記第2の測位基準信号に関連付けられた第2の報告を提供することを含み、前記第1の報告が、前記第1の測位基準信号に関連付けられた第1の測定値及び前記合成測定値を含み、前記第2の報告が、前記第2の測位基準信号に関連付けられた第2の測定値及び前記合成測定値を含む、請求項16に記載の方法。
- 前記1つ又は複数の測定報告が、前記合成測定値が前記2つ以上の測位基準信号のコヒーレント合成又は非コヒーレント合成に基づくという指示を含む、請求項16に記載の方法。
- ワイヤレスノードが合成することが可能な測位基準信号リソースの数を示す1つ又は複数の能力メッセージをネットワークサーバに提供することを更に含む、請求項11に記載の方法。
- 前記支援データが、異なる測位基準信号リソースセット、異なる送受信ポイント、又は異なる測位周波数レイヤから受信された測位基準信号リソースを合成するための指示を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記支援データが、測位基準信号リソースセット、送受信ポイント、又は測位周波数レイヤ内で合成される測位基準信号リソースの最大数の指示を含む、請求項11に記載の方法。
- 測位基準信号の合成を可能にするための支援データを提供する方法であって、
合成測位基準信号測定に寄与する2つ以上の測位基準信号リソースを決定することと、
前記合成測位基準信号測定に寄与する前記2つ以上の測位基準信号リソースの指示を含む前記支援データを提供することと、
を含む、方法。 - 前記合成測位基準信号測定に寄与する前記2つ以上の測位基準信号リソースを決定することが、前記2つ以上の測位基準信号リソースが同じスロット内にあると決定することを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記合成測位基準信号測定に寄与する前記2つ以上の測位基準信号リソースを決定することが、前記2つ以上の測位基準信号リソースが同じタイミング誤差グループ内にあると決定することを含む、請求項23に記載の方法。
- 前記2つ以上の測位基準信号リソースが合成されなかったことを示す測定報告を受信することを更に含む、請求項23に記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US17/510,701 | 2021-10-26 |
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