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JP2024156882A - 有害生物防除剤 - Google Patents

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Publication number
JP2024156882A
JP2024156882A JP2024128240A JP2024128240A JP2024156882A JP 2024156882 A JP2024156882 A JP 2024156882A JP 2024128240 A JP2024128240 A JP 2024128240A JP 2024128240 A JP2024128240 A JP 2024128240A JP 2024156882 A JP2024156882 A JP 2024156882A
Authority
JP
Japan
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group
optionally substituted
halo
unsubstituted
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2024128240A
Other languages
English (en)
Inventor
大樹 新子
慎二 長谷川
智浩 加茂
翔太郎 上野
悠太郎 田中
竜明 田窪
蒼 吉田
武 小林
拓人 角
忠英 藤田
功 阿波連
大輝 村本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Publication of JP2024156882A publication Critical patent/JP2024156882A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

【課題】種々の有害生物に対して優れた防除活性を示す化合物、その塩又はそれらのN-オキシド、及びそれを有効成分として含有する有害生物防除剤。
【解決手段】式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド:
Figure 2024156882000227

式中、XはO、S等を表し、nは0又は1を表し、J~Jは、H、ハロゲン原子、(ハロ)アルキル基等を表し、Dは、フェニル基、複素環基からなる群から選択される基を表し、Bは、環の構成に窒素原子を含む単環もしくは複素環基を表す。
【選択図】なし

Description

本発明は、式(1)で表されるジアゾール化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド、及び、それらを有効成分として含有する有害生物防除剤に関する。
これまでに有害節足動物の防除を目的として、様々なアゾール化合物が開示されている。例えば、特許文献1,2にはある種のジアゾール化合物が開示されている。また、有害節足動物の防除を目的として、硫黄含有置換基を特徴とする様々な化合物が開示されており、例えば、特許文献3~7では、含硫黄置換基を有するアリールアゾール化合物が開示されている。しかしながら、これら先行技術文献において、本発明に係るジアゾール化合物は何ら開示されておらず、また有害生物防除剤としての有用性に関しても全く開示されていない。
国際公開第2010/134478号 国際公開第2012/025460号 国際公開第2017/104741号 国際公開第2020/071304号 特表2017-511378号公報 特表2017-512835号公報 国際公開第2015/163478号
本発明は、種々の有害生物に対して優れた防除活性を示す化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド及びそれを有効成分として含有する有害生物防除剤を提供することを課題とする。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、式(1)で表される化合物が、高い有害生物防除活性を有することを見い出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は以下に関するが、それに限定されない。
[1] 式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド:
Figure 2024156882000001

[式(1)中、
は、酸素原子、硫黄原子、NY又はC(J)を表し、
nは、0又は1を表し、
、J、J及びJは各々独立して、
水素原子、
ハロゲン原子、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
ヒドロキシ基、
若しくは、C-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、
カルボニル基のO原子、
チオカルボニル基のS原子、
で置換されたイミノ基、
及びJで置換されたメチレン基、
からなる群から選択される基を表し、
及びJは各々独立して、
水素原子、
ハロゲン原子、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、
カルボニル基のO原子、
チオカルボニル基のS原子、
で置換されたイミノ基、
及びJで置換されたメチレン基、
からなる群から選択される基を表し、
及びJは各々独立して、
水素原子、
ハロゲン原子、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
1もしくは2つの(C~C)アルキル基、及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、
ヒドロキシ基
からなる群から選択される基を表し、
Dは、
無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、
からなる群から選択される基を表し、
Bは、B-1、B-2、B-3、B-4、B-5、B-6又はB-8で表される構造であり、
Figure 2024156882000002

12は、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
NY
からなる群から選択される基を表し、
mは、0、1又は2を表し、
及びYは、各々独立して、
水素原子、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)アルケニル基、
ハロ(C~C)アルケニル基、
からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基又は環状アミド基を形成する基を表し、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し
但し、G及びGは、何れか若しくは両方が窒素原子であり、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
、R、R、R、R、R、R、R及びR13は、各々独立して、
水素原子、
ハロゲン原子、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、
無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、
無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、
NY基、
C(O)NY基、
CH=NY基、
シアノ基、
ニトロ基、
ヒドロキシ基、
メルカプト基、
ホルミル基、
カルボキシ基、
SF基、
からなる群から選択される基を表し、
及びR10は、各々独立して、
水素原子、
ハロゲン原子、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基
ハロ(C~C)アルコキシ基
NY基、
C(O)NY基、
シアノ基、
ニトロ基、
ヒドロキシ基、
(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
からなる群から選択される基を表し、
11は、
水素原子、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)アルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
からなる群から選択される基を表し、

及びZは各々独立して、
ハロゲン原子、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
NY基、
C(O)NY基、
シアノ基、
ニトロ基、
ヒドロキシ基、
メルカプト基、
ホルミル基、
カルボキシ基、
SF基、
からなる群から選択される基、
若しくは、
隣接する2つのZ又は2つのZが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい5又は6員の脂環式基を形成する基、又は、隣接する2つのZ又は2つZ及びそのZ又はZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基を形成する基、を表し、前記1,3-ジオキソール基、及び1,4-ジオキシン基は1又は2以上の独立したハロゲン原子で置換されていてもよく、
、Y及びYは各々独立して
水素原子
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
ヒドロキシ基、
からなる群から選択される基を表し、
及びTは、各々独立して、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)アルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
(C~C)アルコキシカルボニル基、
ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
(C~C)アルキルチオ基、
ハロ(C~C)アルキルチオ基、
(C~C)アルキルスルフィニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
(C~C)アルキルスルホニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
NY基、
C(O)NY基、
シアノ基、
ニトロ基、
ヒドロキシ基、
メルカプト基、
ホルミル基、
カルボキシ基、
無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
無置換もしくはZによって任意に置換された複素環、
無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、
無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、
からなる群から選択される基を表し、
及びTは、各々独立して、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)アルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
(C~C)アルコキシカルボニル基、
ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
(C~C)アルキルチオ基、
ハロ(C~C)アルキルチオ基、
(C~C)アルキルスルフィニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
(C~C)アルキルスルホニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
NY基、
C(O)NY基、
シアノ基、
ニトロ基、
ヒドロキシ基、
メルカプト基、
ホルミル基、
カルボキシ基、
からなる群から選択される基を表し、
は、複数存在する場合には各々独立して、
ハロゲン原子、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
1-シアノ-(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)アルキルチオ基、
ハロ(C~C)アルキルチオ基、
(C~C)アルキルスルフィニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
(C~C)アルキルスルホニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
(C~C)アルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
(C~C)アルコキシカルボニル基、
ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
NY基、
C(O)NY基、
シアノ基、
ニトロ基、
ヒドロキシ基、
メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、
SF基、
からなる群から選択される基を表し、
及びYは、各々独立して、
水素原子、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)アルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
(C~C)アルコキシカルボニル基、
ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
(C~C)アルキルスルホニル基、
ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
からなる群から選択される基を表し、
は、複数存在する場合には各々独立して、
水素原子、
無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)シクロアルキル基、
ハロ(C~C)シクロアルキル基、
無置換もしくはシアノ基によって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
ハロ(C~C)アルコキシ基、
(C~C)シクロアルコキシ基、
ハロ(C~C)シクロアルコキシ基、
ハロ(C~C)アルケニル基、
(C~C)アルケニルオキシ基、
ハロ(C~C)アルケニルオキシ基、
からなる群から選択される基を表し、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYを表し、
は、
水素原子、
(C~C)アルキル基、
ハロ(C~C)アルキル基、
(C~C)アルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基
からなる群から選択される基である]。
[2] 式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド:
Figure 2024156882000003

[式(1)中、
は、酸素原子、硫黄原子、NY又はC(J)を表し、
nは、0又は1を表し、
、J、J及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、
若しくは、C-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基、からなる群から選択される基を表し、
及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基、からなる群から選択される基を表し、
及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基、及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、からなる群から選択される基を表し、
Dは、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、からなる群から選択される基を表し、
Bは、B-1、B-2、B-3、B-4、B-5又はB-6で表される構造であり、
Figure 2024156882000004

12は、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基を表し、
mは、0、1又は2を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
但し、G及びGは、何れか若しくは両方が窒素原子であり、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
は、窒素原子又はC(R)を表し、
、R、R、R、R、R、R及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、NY基、C(O)NY基、CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基、
からなる群から選択される基を表し、
及びR10は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、
からなる群から選択される基を表し、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、からなる群から選択される基を表し、
及びZは各々独立して、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基、からなる群から選択される基、
若しくは、隣接する2つのZ又はZが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい5又は6員の脂環式基を形成する基、又は、隣接する2つのZ又はZ及びそのZ又はZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基を形成する基、を表し、前記1,3-ジオキソール基、及び1,4-ジオキシン基は1又は2以上の独立したハロゲン原子で置換されていてもよく、
、Y及びYは各々独立して、水素原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、ヒドロキシ基、からなる群から選択される基を表し、
及びTは、各々独立して、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、からなる群から選択される基を表し、
及びTは、各々独立して、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、からなる群から選択される基を表し、
は、複数存在する場合には各々独立して、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、1-シアノ-(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF5基、からなる群から選択される基を表し、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、からなる群から選択される基を表し、
は、複数存在する場合には各々独立して、水素原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはシアノ基によって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)シクロアルコキシ基、ハロ(C~C)シクロアルコキシ基、(C~C)アルケニル基、ハロ(C~C)アルケニル基、(C~C)アルケニルオキシ基、ハロ(C~C)アルケニルオキシ基、からなる群から選択される基である]。
[3] Xが、酸素原子、硫黄原子、NY又はC(J)であり、
C-J及びC-Jは、二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基、からなる群から選択される基であり、
及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基、及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、からなる群から選択される基である、
[1]または[2]に記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
[4] DがD-1、D-2、D-3、D-4、D-5、D-6、D-7、D-8、D-9、又はD-10である
Figure 2024156882000005

[式中、
1A、Z1B、Z1C、Z1D及びZ1Eは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基、からなる群から選択される基である]、
[1]~[3]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
[5] Bが、B-1で表される構造である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
Figure 2024156882000006

[6] Bは、B-2で表される構造である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
Figure 2024156882000007

[7] Bは、B-3で表される構造である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
Figure 2024156882000008

[8] Bは、B-4で表される構造である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
Figure 2024156882000009

[9] Bは、B-5で表される構造である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
Figure 2024156882000010

[10] Bは、B-6で表される構造である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
Figure 2024156882000011

[11] Bは、B-7で表される構造であり、
Figure 2024156882000012

が、水素原子である、[1]~[4]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
[12] [1]~[11]の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドを含有する有害生物防除剤。
式(1)で表される本発明化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドは、有害生物に対して極めて優れた防除効果を示し、有害生物防除剤として有用である。
本明細書において、以下の用語の定義や意味は、それぞれ次のとおりである。
本発明に包含される化合物は、1個又は2個以上の不斉炭素原子又は不斉硫黄原子又は軸不斉の存在に起因する光学活性体が存在するが、本発明は全ての光学活性体又はラセミ体を包含する。
本発明に包含される化合物には、置換基の種類によって幾何異性体が存在する場合があるが、本発明は全ての幾何異性体又は任意の割合で含む幾何異性体の混合物を包含するものである。
また、本発明に包含される化合物には、下記に表されるようにカルボニル基、又はイミノ基に起因する互変異性体が存在する場合があるが、本発明は全ての互変異性体又は任意の割合で含む互変異性体の混合物を包含するものである。下記式中、B基及びD基は前記と同じものを示す。
Figure 2024156882000013
本発明に包含される当該化合物の塩とは、常法に従って塩にすることができるものである。例えば、フッ化水素酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸等のハロゲン化水素酸の塩、硝酸、硫酸、燐酸、塩素酸、過塩素酸等の無機酸の塩、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸等のスルホン酸の塩、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸、フマール酸、酒石酸、蓚酸、マレイン酸、リンゴ酸、コハク酸、安息香酸、マンデル酸、アスコルビン酸、乳酸、グルコン酸、クエン酸等のカルボン酸の塩、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸の塩。もしくは、リチウム、ナトリウム、カリウムといったアルカリ金属の塩、カルシウム、バリウム、マグネシウムといったアルカリ土類金属の塩、アルミニウムの塩、テトラメチルアンモニウム塩、テトラブチルアンモニウム塩、ベンジルトリメチルアンモニウム塩等の四級アンモニウム塩、等が挙げられる。
本発明化合物において、N-オキシドとは、3級アミンの窒素原子又は複素環上の環を構成する窒素原子が酸化された化合物である。N-オキシドを形成しうる複素環としては、例えば、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、及び前記含窒素複素環を含む縮合環が挙げられる。
次に、本明細書において示した各置換基の具体例を以下に示す。ここで、n-はノルマル、i-はイソ、s-はセカンダリー、tert-はターシャリー、及びc-はシクロをそれぞれ意味する。また、Meはメチル基、Etはエチル基、Prはプロピル基、nPrはn-プロピル基、i-Prはi-プロピル基、cPrはシクロプロピル基、Buはブチル基、Phはフェニル基、Acはアセチル基を各々意味する。
本明細書における「ハロゲン原子」としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子が挙げられる。尚、本明細書中「ハロ」の表記もこれらのハロゲン原子を表す。
本明細書における「(C~C)アルキル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表し、例えば、メチル基、エチル基、n-プロピル基、i-プロピル基、n-ブチル基、i-ブチル基、s-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基、1,1-ジメチルプロピル基、n-ヘキシル基等が具体例として挙げられ、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状の炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、互いに相異なっていてもよい。例えば、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、1-フルオロエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2-ジフルオロエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル基、2,2,2-トリクロロエチル基、2-ブロモ-2,2-ジフルオロエチル基、1,1,2,2-テトラフルオロエチル基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエチル基、2-クロロ-1,1,2,2-テトラフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基、2,2-ジフルオロプロピル基、3,3,3-トリフルオロプロピル基、3-ブロモ-3,3-ジフルオロプロピル基、2,2,3,3-テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピル基、ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-(メチル)エチル基、2,2,2-トリフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチル基、1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチル基、2,2,3,4,4,4-ヘキサフルオロブチル基、2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル基、ノナフルオロブチル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルケニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。例えば、ビニル基、1-プロペニル基、2-プロペニル基、1-メチルエテニル基、2-ブテニル基、2-メチル-2-プロペニル基、3-メチル-2-ブテニル基、1,1-ジメチル-2-プロペニル基等が具体例として挙げられ、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルケニル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の二重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、互いに相異なっていてもよい。例えば、2,2-ジクロロビニル基、2-フルオロ-2-プロペニル基、2-クロロ-2-プロペニル基、2-ブロモ-2-プロペニル基、3,3-ジフルオロ-2-プロペニル基、2,3-ジクロロ-2-プロペニル基、3,3-ジクロロ-2-プロペニル基、2,3,3-トリフルオロ-2-プロペニル基、2,3,3-トリクロロ-2-プロペニル基、1-(トリフルオロメチル)エテニル基、4,4-ジフルオロ-3-ブテニル基、3,4,4-トリフルオロ-3-ブテニル基、3-クロロ-4,4,4-トリフルオロ-2-ブテニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルケニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルケニル-O-基を表す。例えば、ビニルオキシ基、アリルオキシ基、1-プロペニルオキシ基、2-プロペニルオキシ基、1-メチルエテニルオキシ基、2-ブテニルオキシ基、2-メチル-2-プロペニルオキシ基、3-メチル-2-ブテニルオキシ基、1,1-ジメチル-2-プロペニルオキシ等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルケニルオキシ」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルケニル-O-基を表す。例えば、1-フルオロビニルオキシ基、1-クロロビニルオキシ基、1-ブロモ-1-プロペニルオキシ基、3-ヨード-ブテニルオキシ基、1-フルオロ-2メチル-プロペニルオキシ基、3,3-ジクロロアリルオキシ基等が具体例として挙げらる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。例えば、エチニル基、プロパルギル基、2-ブチニル基、1-ペンチニル基、1-ヘキシニル基、4,4,4-トリフルオロ-2-ブチニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキニル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる直鎖状又は分岐鎖状で、且つ分子内に1個又は2個以上の三重結合を有する不飽和炭化水素基を表す。このとき、2個以上のハロゲン原子によって置換されている場合、それらのハロゲン原子は互いに同一でも、互いに相異なっていてもよい。例えば、3-フルオロ-1-プロピニル基、3-クロロ-1-プロピニル基、3-ブロモ-1-ブチニル基、3-ブロモ-2-プロピニル基、3-ヨード-2プロピニル基、3-ブロモ-1-ヘキシニル基、5,5-ジクロロ-2-メチル-3-ペンチニル基、4-クロロ-1,1-ジメチル-2-ブチニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)シクロアルキル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる環状の炭化水素基を表し、3員環から6員環までの単環又は複合環構造を形成することが出来る。また、それぞれの環は指定の炭素原子数の範囲でアルキル基によって任意に置換されていてもよい。例えばシクロプロピル基、1-メチルシクロプロピル基、2-メチルシクロプロピル基、2,2-ジメチルシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)シクロアルキル」の表記は、炭素原子に結合した水素原子がハロゲン原子によって任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる環状の炭化水素基を表し、3員環から6員環までの単環又は複合環構造を形成することが出来る。また、それぞれの環は指定の炭素原子数の範囲でアルキル基によって任意に置換されていてもよい。例えば、1-フルオロシクロプロピル基、2-フルオロシクロプロピル基、1-クロロシクロプロピル基、1-ブロモシクロプロピル基、1-ヨードシクロプロピル基、2,2-ジクロロシクロプロピル基、1-フルオロシクロブチル基、1-クロロシクロペンチル基、1-ブロモシクロヘキシル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「1-シアノ-(C~C)シクロアルキル」の表記は、1位がシアノ基で置換された炭素原子数がa~b個よりなる環状の炭化水素基を表し、3員環から6員環までの単環又は複合環構造を形成することが出来る。また、それぞれの環は指定の炭素原子数の範囲でアルキル基によって任意に置換されていてもよい。例えば1-シアノ-シクロプロピル基、1-シアノ-2-メチルシクロプロピル基、1-シアノ-2,2-ジメチルシクロプロピル基、1-シアノ-シクロブチル基、1-シアノ-シクロペンチル基、1-シアノ-シクロヘキシル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルコキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-O-基を表す。例えばメトキシ基、エトキシ基、n-プロピルオキシ基、i-プロピルオキシ基、n-ブチルオキシ基、i-ブチルオキシ基、s-ブチルオキシ基、tert-ブチルオキシ基、2-エチルへキシルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルコキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-O-基を表す。例えばジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、2-フルオロエトキシ基、2-クロロエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基、1,1,2,2,-テトラフルオロエトキシ基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエトキシ基、1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキルチオ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-S-基を表す。例えばメチルチオ基、エチルチオ基、n-プロピルチオ基、i-プロピルチオ基、n-ブチルチオ基、i-ブチルチオ基、s-ブチルチオ基、tert-ブチルチオ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキルチオ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-S-基を表す。例えば、ジフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基、クロロジフルオロメチルチオ基、ブロモジフルオロメチルチオ基、2,2,2-トリフルオロエチルチオ基、1,1,2,2-テトラフルオロエチルチオ基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエチルチオ基、ペンタフルオロエチルチオ基、1,1,2,3,3,3-ヘキサフルオロプロピルチオ基、ヘプタフルオロプロピルチオ基、1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチルチオ基、ノナフルオロブチルチオ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキルスルフィニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-S(O)-基を表す。例えばメチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、n-プロピルスルフィニル基、i-プロピルスルフィニル基、n-ブチルスルフィニル基、i-ブチルスルフィニル基、s-ブチルスルフィニル基、tert-ブチルスルフィニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキルスルフィニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-S(O)-基を表す。例えば、ジフルオロメチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルフィニル基、クロロジフルオロメチルスルフィニル基、ブロモジフルオロメチルスルフィニル基、2,2,2-トリフルオロエチルスルフィニル基、1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチルスルフィニル基、ノナフルオロブチルスルフィニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキルスルホニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-SO-基を表す。例えばメチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n-プロピルスルホニル基、i-プロピルスルホニル基、n-ブチルスルホニル基、i-ブチルスルホニル基、s-ブチルスルホニル基、tert-ブチルスルホニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキルスルホニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-SO-基を表す。例えば、ジフルオロメチルスルホニル基、トリフルオロメチルスルホニル基、クロロジフルオロメチルスルホニル基、ブロモジフルオロメチルスルホニル基、2,2,2-トリフルオロエチルスルホニル基、1,1,2,2-テトラフルオロエチルスルホニル基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエチルスルホニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキルカルボニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-C(O)-基を表す。例えば、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、2-メチルブタノイル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、ヘプタノイル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキルカルボニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-C(O)-基を表す。例えば、フルオロアセチル基、クロロアセチル基、ジフルオロアセチル基、ジクロロアセチル基、トリフルオロアセチル基、クロロジフルオロアセチル基、ブロモジフルオロアセチル基、トリクロロアセチル基、ペンタフルオロプロピオニル基、ヘプタフルオロブタノイル基、3-クロロ-2,2-ジメチルプロパノイル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルコキシカルボニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-O-C(O)-基を表す。例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n-プロピルオキシカルボニル基、i-プロピルオキシカルボニル基、n-ブトキシカルボニル基、i-ブトキシカルボニル基、s-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基、2-エチルへキシルオキシカルボニル基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルコキシカルボニル」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-O-C(O)-基を表す。例えば、クロロメトキシカルボニル基、2-クロロエトキシカルボニル基、2,2-ジフルオロエトキシカルボニル基、2,2,2,-トリフルオロエトキシカルボニル基、2,2,2,-トリクロロエトキシカルボニル基等が具体例として挙げられるそれぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキルカルボニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-C(O)-O-基を表す。例えばメチルカルボニルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、n-プロピルカルボニルオキシ基、i-プロピルカルボニルオキシ基、n-ブチルカルボニルオキシ基、i-ブチルカルボニルオキシ基、s-ブチルカルボニルオキシ基、tert-ブチルカルボニルオキシ基、2-エチルへキシルカルボニルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-C(O)-O-基を表す。例えば、クロロメチルカルボニルオキシ基、2-クロロエチルカルボニルオキシ基、2,2-ジフルオロエチルカルボニルオキシ基、2,2,2,-トリフルオロエチルカルボニルオキシ基、2,2,2,-トリクロロエチルカルボニルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルコキシカルボニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルコキシ-C(O)-O-基を表す。例えばメトキシカルボニルオキシ基、エトキシカルボニルオキシ基、n-プロピルオキシカルボニルオキシ基、i-プロピルオキシカルボニルオキシ基、n-ブトキシカルボニルオキシ基、i-ブトキシカルボニルオキシ基、s-ブトキシカルボニルオキシ基、tert-ブトキシカルボニルオキシ基、2-エチルへキシルオキシカルボニルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルコキシ-C(O)-O-基を表す。例えば、クロロメトキシカルボニルオキシ基、2-クロロエトキシカルボニルオキシ基、2,2-ジフルオロエトキシカルボニルオキシ基、2,2,2,-トリフルオロエトキシカルボニルオキシ基、2,2,2,-トリクロロエトキシカルボニルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「(C~C)アルキルスルホニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル-SO-O-基を表す。例えばメチルスルホニルオキシ基、エチルスルホニルオキシ基、n-プロピルスルホニルオキシ基、i-プロピルスルホニルオキシ基、n-ブチルスルホニルオキシ基、i-ブチルスルホニルオキシ基、s-ブチルスルホニルオキシ基、tert-ブチルスルホニルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「ハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ」の表記は、炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル-SO-O-基を表す。例えば、ジフルオロメチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチルスルホニルオキシ基、クロロジフルオロメチルスルホニルオキシ基、ブロモジフルオロメチルスルホニルオキシ基、2,2,2-トリフルオロエチルスルホニルオキシ基、1,1,2,2-テトラフルオロエチルスルホニルオキシ基、2-クロロ-1,1,2-トリフルオロエチルスルホニルオキシ基等が具体例として挙げられる。それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。
本明細書における「複素環基」の表記は、窒素原子、酸素原子、硫黄原子を1つ以上含む環式官能基を表す。窒素原子、酸素原子、硫黄原子を1つ以上含む芳香族性基であることが好ましい。例えば、チオフェン-2-イル、チオフェン-3-イル、フラン-2-イル、フラン-3-イル、ピロ-ル-1-イル、ピロ-ル-2-イル、ピロ-ル-3-イル、オキサゾール-2-イル、オキサゾール-4-イル、オキサゾール-5-イル、イソオキサゾール-3-イル、イソオキサゾール-4-イル、イソオキサゾール-5-イル、イソオキサゾリン-3-イル、イソオキサゾリン-4-イル、イソオキサゾリン-5-イル、チアゾール-2-イル、チアゾール-4-イル、チアゾール-5-イル、イソチアゾール-3-イル、イソチアゾール-4-イル、イソチアゾール-5-イル、ピラゾール-1-イル、ピラゾ-ル-3-イル、ピラゾール-4-イル、ピラゾール-5-イル、イミダゾール-1-イル、イミダゾール-2-イル、イミダゾール-4-イル、1,3,4-オキサジアゾール-2-イル、1,2,4-オキサジアゾール-3-イル、1,2,4-オキサジアゾール-5-イル、1,3,4-チアジアゾール-2-イル、1,2,4-チアジアゾール-3-イル、1,2,4-チアジアゾール-5-イル、1,2,4-トリアゾール-1-イル、1,2,4-トリアゾール-3-イル、1,2,4-トリアゾール-5-イル、1,2,3-チアジアゾール-4-イル、1,2,3-チアジアゾール-5-イル、1,2,3-トリアゾール-1-イル、1,2,3-トリアゾール-2-イル、1,2,3-トリアゾール-4-イル、1,2,3,4-テトラゾール-1-イル、1,2,3,4-テトラゾール-2-イル、1,2,3,4-テトラゾール-5-イル、ピリジン-2-イル、ピリジン-3-イル、ピリジン-4-イル、ピリミジン-2-イル、ピリミジン-4-イル、ピリミジン-5-イル、ピラジン-2-イル、ピリダジン-3-イル、ピリダジン-4-イル、1,3,5-トリアジン-2-イル、1,2,4-トリアジン-3-イル、1,2,4-トリアジン-5-イル、1,2,4-トリアジン-6-イル、ベンゾチオフェン-2-イル、ベンゾチオフェン-3-イル、ベンゾチオフェン-4-イル、ベンゾチオフェン-5-イル、ベンゾチオフェン-6-イル、ベンゾチオフェン-7-イル、ベンゾフラン-2-イル、ベンゾフラン-3-イル、ベンゾフラン-4-イル、ベンゾフラン-5-イル、ベンゾフラン-6-イル、ベンゾフラン-7-イル、インドール-1-イル、インドール-2-イル、インドール-3-イル、インドール-4-イル、インドール-5-イル、インドール-6-イル、インドール-7-イル、ベンゾチアゾール-2-イル、ベンゾチアゾール-4-イル、ベンゾチアゾール-5-イル、ベンゾチアゾール-6-イル、ベンゾチアゾール-7-イル、ベンゾイミダゾール-1-イル、ベンゾイミダゾール-2-イル、ベンゾイミダゾール-4-イル、ベンゾイミダゾール-5-イル、ベンゾイミダゾール-6-イル、ベンゾイミダゾール-7-イル、ベンゾイソオキサゾール-3-イル、ベンゾイソオキサゾール-4-イル、ベンゾイソオキサゾール-5-イル、ベンゾイソオキサゾール-6-イル、ベンゾイソオキサゾール-7-イル、ベンゾイソチアゾール-3-イル、ベンゾイソチアゾール-4-イル、ベンゾイソチアゾール-5-イル、ベンゾイソチアゾール-6-イル、ベンゾイソチアゾール-7-イル、インダゾール-1-イル、インダゾール-3-イル、インダゾール-4-イル、インダゾール-5-イル、インダゾール-6-イル、インダゾール-7-イル、ベンゾオキサゾール-2-イル、ベンゾオキサゾール-4-イル、ベンゾオキサゾール-5-イル、ベンゾオキサゾール-6-イル、ベンゾオキサゾール-7-イル、キノリン-2-イル、キノリン-3-イル、キノリン-4-イル、キノリン-5-イル、キノリン-6-イル、キノリン-7-イル、キノリン-8-イル、イソキノリン-1-イル、イソキノリン-3-イル、イソキノリン-4-イル、イソキノリン-5-イル、イソキノリン-6-イル、イソキノリン-7-イル、イソキノリン-8-イル、キノキサリン-2-イル、キノキサリン-3-イル、キノキサリン-5-イル、キノキサリン-6-イル、キノキサリン-7-イル、キノキサリン-8-イル、フタラジン-1-イル、フタラジン-4-イル、フタラジン-5-イル、フタラジン-6-イル、フタラジン-7-イル、フタラジン-8-イル、シンノリン-3-イル、シンノリン-4-イル、シンノリン-5-イル、シンノリン-6-イル、シンノリン-7-イル、シンノリン-8-イル、キナゾリン-2-イル、キナゾリン-4-イル、キナゾリン-5-イル、キナゾリン-6-イル、キナゾリン-7-イル又はキナゾリン-8-イル等が具体例として挙げられる。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)シクロアルキル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるシクロアルキル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)シクロアルキル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロシクロアルキル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)シクロアルキル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルケニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルケニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルケニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルケニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルケニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルケニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルケニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルケニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルケニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルコキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルコキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルコキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルコキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルコキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキルチオ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキルチオ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキルチオ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキルチオ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキルチオ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキルスルフィニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキルスルフィニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキルスルフィニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキルスルフィニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキルスルホニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキルスルホニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキルスルホニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキルスルホニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキルカルボニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキルカルボニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキルカルボニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキルカルボニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルコキシカルボニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルコキシカルボニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルコキシカルボニル基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルコキシカルボニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキルカルボニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキルカルボニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキルカルボニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルコキシカルボニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルコキシカルボニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるアルキルスルホニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれの(C~C)アルキルスルホニルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、炭素原子に結合した水素原子又はハロゲン原子が任意に置換された炭素原子数がa~b個よりなる前記の意味であるハロアルキルスルホニルオキシ基を表し、それぞれの指定の炭素原子数の範囲で選択される。このとき、それぞれのハロ(C~C)アルキルスルホニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたフェニル」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、フェニル環上の炭素原子に結合した水素原子が任意に置換されたフェニル基を表す。このとき、それぞれのフェニル基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換された複素環基」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、複素環上の炭素原子に結合した水素原子が任意に置換された複素環基を表す。このとき、それぞれの複素環基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたフェノキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、フェニル環上の炭素原子に結合した水素原子が任意に置換されたフェノキシ基を表す。このとき、それぞれのフェノキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「任意に置換されたピリジルオキシ」の表記は、該当する置換基群より任意に選択される置換基によって、ピリジン環上の炭素原子に結合した水素原子が任意に置換されたピリジルオキシ基を表す。このとき、それぞれのピリジルオキシ基上の置換基が2個以上存在するとき、それぞれの置換基は互いに同一でも異なってもよい。
本明細書における「隣接する2つのZ又は2つのZが互いに繋がって形成される5又は6員の脂環式基」、又は、「隣接する2つのZ又は2つのZ及びそのZ又はZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基」の表記は、フェニル基、複素環基、フェノキシ基、又はピリジルオキシ基上に隣接して置換している2個のZ、又はZにおいて、各Z、又はZ上の任意の原子が共有結合によって繋がることで形成される5又6員の脂環式基又は1,3-ジオキソール基若しくは1,4-ジオキシン基のことを表す。このとき、2個のZ、又はZは互いに同一であっても異なってもよい。また、共有結合する各Z、又はZ上の原子は、それぞれ独立して、炭素原子、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子より任意に選ぶことが出来る。具体例としては、下記に図示した置換基構造が挙げられる。しかしながらこの限りではない。なお、下記図示において、“Het”は複素環基を意味し、該複素環基は前記と同義である。
Figure 2024156882000014
本明細書における「Y及びYが互いに繋がって形成される脂肪族3~10員環の環状アミノ基又は環状アミド基」の表記は、Y及びY上の任意の原子が共有結合によって繋がることで形成される脂肪族の3~10員環の環状アミノ基又は環状アミド基のことを表す。
このとき、2個のY及びYは互いに同一であっても異なってもよい。また、共有結合する各Y及びY上の原子は、それぞれ独立して、水素原子、炭素原子、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子より任意に選ぶことが出来る。具体例としては、下記に図示した置換基構造が挙げられる。しかしながらこの限りではない。
Figure 2024156882000015
本発明は、前記式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドに関する。式(1)で表される化合物は、環状構造D部と環状構造B部が式(1)で示される環構造で連結した構造化合物である。以下に当該化合物について説明する。
式(1)において、D部とB部を連結している環状構造は少なくとも2つの窒素原子を含む5員環又は6員環の含窒素環状基である。例えば、ジアゾール構造、オキサジアゾール構造、チアジアゾール構造、トリアゾール構造、イミダゾール構造、ジアジン構造(ピラジン構造、ピリミジン構造、又はピリダジン構造)、オキサジアジン構造、チアジアジン構造、又はトリアジン構造である。好ましくは、5員環又は6員環のジアゾール構造、オキサジアゾール構造、チアジアゾール構造、もしくはジアジン構造、オキサジアジン構造、チアジアジン構造である。
本発明化合物である式(1)のD部とB部を連結している環状構造において、Xは、酸素原子、硫黄原子、NY、又はC(J)であり、J、J、J及びJは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくは、C-J及びC-J、またはC-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基(メチリデン基)(=CJ)からなる群から選択される基である。
C(J)はJ及びJで置換されたメチレン基(>CJ)であり、J、及びJは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基である。J及びJは、水素原子、ハロゲン原子、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、及びJ及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基が好ましい。
、Y及びYは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよい(C~C)シクロアルキルカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、、置換基を有してもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。
及びJは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基されていてもよいアミノ基からなる群から選択される基である。
式(1)において、D部とB部を連結している環状構造の具体例としては、例えば、下記式で図示される1,2,4-オキサジアゾール構造、1,2,4-チアジアゾール構造、1,2,4-トリアゾール構造、イミダゾール構造、1,2,4-オキサジアジン構造、1,2,4-チアジアジン構造、1,2,4-トリアジン構造、ピリミジン構造である。
Figure 2024156882000016
式(1)におけるXがNYの場合、Yは、好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。さらに好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。
式(1)におけるXがC(J)の場合、好ましくは、J及びJは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基である。さらに好ましくは、水素原子、若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基である。
式(1)において、好ましくは、J、J、J及びJは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基からなる群から選択される基である。さらに好ましくは、水素原子、(C~C)アルキル基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子からなる群から選択される基である。水素原子、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子からなる群から選択される基であることがより好ましい。
前記式(1)において、nは0であってもよい。この場合、J、Jは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、若しくはC-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、及び、Yで置換されたイミノ基が好ましい。より好ましくは、J、Jは、水素原子、若しくはC-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子又はチオカルボニル基のS原子である。
及びJは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。好ましくは水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは水素原子、(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。
及びYは、好ましくは、各々水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。さらに好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。
式(1)におけるD部とB部を連結している環状構造のより好ましい態様としては、1,2,4-オキサジアゾール構造、1,2,4-チアジアゾール構造、1,2,4-オキサジアジン構造、1,2,4-チアジアジン構造である。すなわち、該環状構造は、Xは酸素原子又は硫黄原子であり、nは0又は1であり、J、J、J及びJは前記と同義であることが好ましい。
式(1)におけるDは、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、又は、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基である。好ましくは無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリダジニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリミジニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピラジニル基である。無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジル基であることがより好ましい。Dは1以上のZによって置換されたフェニル基、又は、1以上のZによって置換された含窒素複素環基であることがより好ましい。その場合の含窒素複素環は、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、及びピラジニル基からなる群から選択される複素環基である。
D部は、好ましくは、前記D-1、D-2、D-3、D-4、D-5、D-6、D-7、D-8、D-9及びD-10からなる群から選択される環構造基であって、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D及びZ1Eで規定される置換基を有していてもよいフェニル基または複素環基であることが好ましい。より好ましくは、D-1、D-2、D-3、D-4、D-5、D-6、D-7、及びD-8からなる群から選択される環構造基である。D-1、D-2、D-3、D-4、D-5、及びD-6からなる群から選択されるされる環構造基が特に好ましい。さらに好ましくは、DはD-2で示される環構造基である。
は、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基からなる群から選択される基、若しくは、隣接するZが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい5又は6員の脂環式基を形成する基、又は、隣接するZ及びそのZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基を形成する基である。
D部のフェニル基又は複素環基上の置換基は、好ましくは、水素原子、もしくは、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは、水素原子、もしくは、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、及びシアノ基からなる群から選択される基である。
より好ましくは、D部は、前記D-1~D-10で示される、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D及びZ1Eで置換されたフェニル基、ピリジル基、ピリダジニル基、ピリミジニル基、ピラジニル基である。
1A、Z1B、Z1C、Z1D及びZ1Eは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基からなる群から選択される基である。
1A~Z1Eは、好ましくは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは、水素原子、もしくは、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、及びシアノ基からなる群から選択される基である。
1A~Z1Eは、例えば、水素原子、ハロゲン原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、ヘプタフルオロノルマルプロピル基、ヘプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基、ペンタフルオロエトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、2,2,2-トリフルオロエチルチオ基、ペンタフルオロエチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基、2,2,2-トリフルオロエチルスルフィニル基、ペンタフルオロエチルスルフィニル基、トリフルオロメチルスルホニル基、2,2,2-トリフルオロエチルスルホニル基又はペンタフルオロエチルスルホニル基が挙げられる。さらに好ましくは、水素原子、ハロゲン原子、メチル基、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、へプタフルオロイソプロピル基、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルスルフィニル基、又はトリフルオロメチルスルホニル基からなる群から選択される基である。
式(1)におけるB部は、前記B-1、B-2、B-3、B-4、B-5、B-6、B-8である。すなわち、R、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、及びR13で規定される置換基を有していてもよい-S(O)12で表される置換基を有する含窒素複素環基である。
、R、R、R、R、R、R、R及びR13で規定される置換基は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、NY基、C(O)NY基、CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基からなる群から選択される基である。
前記R~R及びR13は、好ましくは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基である。
より好ましくは、R~R及びR13は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基であり、R、Rの少なくとも1つがハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、-NY、-C(O)NY基、及び-CH=NY基からなる群から選択される基である。
前記B部におけるR及びR10で規定される置換基は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基である。好ましくは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基からなる群から選択される基であり、さらに好ましくは水素原子である。
11で規定される置換基は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。好ましくは水素原子、(C~C)アルキル基、(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。
B部に配する-S(O)12基におけるR12は、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、NY基からなる群から選択される基である。(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、NYがより好ましい。さらに好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基である。
mは0、1又は2である。mは2が好ましい。
B部に配する-S(O)12基におけるR12がNY基の場合、mは1又は2である。mは2が好ましい。
B部は、B-1、B-2、B-3、B-4で示される環状構造部が好ましい。より好ましくは、B-1で、G及びGのいずれか一方が窒素原子であり、他方が炭素原子基である置換基を有していてもよいピリジル基、B-2で、G、G、G及びGがいずれも炭素原子基(C(R5~8))である置換基を有していてもよいイソキノリル基、B-3で、G、G、G及びGがいずれも炭素原子基(C(R5~8))である置換基を有していてもよいキノリル基、またはB-4で、G、G、G及びGがいずれも炭素原子基(C(R5~8))である置換基を有していてもよいイミダゾ[1,2-a]ピリジル基構造が好ましい。この場合のR~R、R~R10、及びR11は前記と同義である。
更には、B-1、B-3、またはB-4で示される環状構造部が好ましく、B-1で、G及びGのいずれか一方が窒素原子であり、他方が炭素原子基である置換基を有していてもよいピリジル基構造、B-3で、G、G、G及びGがいずれも炭素原子基(C(R5~8))である置換基を有していてもよいキノリル基構造、またはB-4で、G、G、G及びGがいずれも炭素原子基(C(R5~8))である置換基を有していてもよいイミダゾ[1,2-a]ピリジル基構造が好ましい。この場合のR~R、R~R10、及びR11は前記と同義である。
B部は、B-1の場合、GがC(R)基でGが窒素原子であるB-7が特に好ましい。B-7において、Rが水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、-NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、及びアミノ基からなる群から選択される基であり、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、-NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、及びアミノ基からなる群から選択される基が好ましい。
より好ましくは、Rが水素原子であって、R及びRが上記である。さらに好ましくは、Rが水素原子であって、R及びRの少なくともいずれか1つがハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいフェニル基、及び置換基を有していてもよい複素環基からなる群から選択される基であるB-7である。Rが水素原子であって、R及びRの少なくともいずれか1つが置換基を有していてもよいフェニル基及び置換基を有していてもよい複素環基からなる群から選択される基であるB-7が殊更好ましい。
及びT、並びにT及びTは、好ましくは、各々独立して、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基である。より好ましくは、(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。さらに好ましくは、(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基である。(C~C)アルコキシ基、、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、シアノ基、ヒドロキシ基からなる群から選択される基であることがより好ましい。
は、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基からなる群から選択される基、若しくは、隣接するZが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい5又は6員の脂環式基を形成する基、又は、隣接するZ及びそのZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基を形成する基である。Zは、より好ましくは、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基である。
は、好ましくは、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、及びヒドロキシ基からなる群から選択される基である。
及びYは、好ましくは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基からなる群から選択される基である。より好ましくは、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。さらに好ましくは水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。
は、好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはシアノ基によって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルケニルオキシ基、ハロ(C~C)アルケニルオキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは、水素原子、ハロ(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルケニルオキシ基からなる群から選択される基である。
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルケニル基、ハロ(C~C)アルケニル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基又は環状アミド基を形成する基を表す。
好ましくは、Y及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基又は環状アミド基を形成する基を表し、より好ましくは、水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~6員環の環状アミノ基を形成する基である。水素原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基からなる群から選択される基が特に好ましい。
Wは、酸素原子、硫黄原子又はNYを表す。好ましくはWは酸素原子、又は硫黄原子である。
は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)アルキルカルボニル基、及びハロ(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。Yは、好ましくは水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基からなる群から選択される基である。
式(1)においてB部がB-1である場合の、特に好ましいR、R、R、及びR12基について詳述する。なお、この場合のX、n、J、J、J、J、J、J、J、J、Y、Y、Y、Y、Y、Y並びにD部は前記と同義である。
は、好ましくは水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基又は置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基である。より好ましくは、Rは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子である。さらに好ましくは、Rは、水素原子である。
は、好ましくは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、C(O)NY基、CH=NY基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基又は無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基である。より好ましくは、Rは、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、Zによって任意に置換されたフェニル基又はZによって任意に置換された複素環基である。さらに好ましくは、Rは、少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたチエニル基、少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたピリジル基である。少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたピリジル基であることがより好ましい。
によって任意に置換されたフェニル基の好ましい態様は、少なくとも1個以上のハロゲンによって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルコキシ基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルコキシ基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の(C~C)シクロアルキル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキルチオ基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキルチオ基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキルスルフィニル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキルスルフィニル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキルスルホニル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキルスルホニル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上の1-シアノ-(C~C)シクロアルキル基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のシアノ基によって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のハロゲン原子によって任意に置換された1,3-ベンゾジオキソール基又は少なくとも1個以上のハロゲン原子によって任意に置換された2,3-ジヒドロ-1,4-ベンゾジオキシン基である。
によって任意に置換されたピリジル基の好ましい態様は、少なくとも1個以上のハロゲンによって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルコキシ基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルコキシ基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の(C~C)シクロアルキル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキルチオ基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキルチオ基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキルスルフィニル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキルスルフィニル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の(C~C)アルキルスルホニル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上のハロ(C~C)アルキルスルホニル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上の1-シアノ-(C~C)シクロアルキル基によって任意に置換されたピリジル基、少なくとも1個以上のシアノ基によって任意に置換されたピリジル基である。
は、好ましくは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、ジメチルアミノ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基又は無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基である。より好ましくは、Rは、水素原子、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、ジメチルアミノ基である。さらに好ましくは、Rは、水素原子、ハロゲン原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、メトキシ基、ジメチルアミノ基である。さらに好ましくは、水素原子、若しくはメチル基である。少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたフェニル基であることもまた好ましい。
好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基、NY基である。より好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基であり、さらに好ましくは、R12は、エチル基である。mは2であることが好ましい。
12がNY基の場合、mは1又は2である。mは2が好ましい。
また、環状構造B部が、B-2、B-3、B-4、B-5又はB-6である化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドも好ましい態様である場合の、R、R、R、R及びR12、並びにR、R10及びR11のより好ましい態様について詳述する。なお、この場合のX、n、J、J、J、J、J、J、J、J、Y、Y、Y、Y、Y、Y並びにD部は前記と同義である。
、R、R及びRは、好ましくは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、シアノ基、アミノ基又はヒドロキシ基である。
より好ましくは、R、R、R及びRは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、シアノ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基である。
さらに好ましくは、R、R、R及びRは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基である。
及びR10で規定される置換基は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、及び置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基からなる群から選択される基である。より好ましくは水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基であり、さらに好ましくは水素原子である。
11で規定される置換基は、水素原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基からなる群から選択される基である。好ましくは水素原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基である。
好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基、NY基である。より好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基であり、さらに好ましくは、R12は、エチル基である。mは2であることが好ましい。
12がNY基の場合、mは1又は2である。mは2が好ましい。
また、環状構造B部が、B-8である化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドも好ましい態様である場合の、R13及びR12、並びにW及びYのより好ましい態様について詳述する。なお、この場合のX、n、J、J、J、J、J、J、J、J、Y、Y、Y、Y、Y、Y並びにD部は前記と同義である。
13で規定される置換基は、好ましくは、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、シアノ基である。より好ましくは、R13は、Zによって任意に置換されたフェニル基又はZによって任意に置換された複素環基である。さらに好ましくは、Rは、少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたフェニル基、少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたピリジル基である。少なくとも1個以上のZによって任意に置換されたフェニル基であることがより好ましい。
好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基、NY基である。より好ましくは、R12は、(C~C)アルキル基であり、さらに好ましくは、R12は、エチル基である。mは2であることが好ましい。
12がNY基の場合、mは1又は2である。mは2が好ましい。
Wは酸素原子、又は硫黄原子であることが好ましい。
は、好ましくは水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基からなる群から選択される基である。
本発明の式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドは、例えば下記工程a~工程qに提示する製造方法によって製造することができるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<工程a>
Figure 2024156882000017
式(2)で表される化合物と式(3)で表される化合物を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応剤と反応させることにより式(4)で表される化合物を製造することができる。式中、D部及びB部は前記と同義である。なおB部は下記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)に表される環状構造を示し、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
Figure 2024156882000018
工程aで使用できる反応剤としては、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジイミド塩酸塩、HATU、PyBOP、向山試薬等の縮合剤が挙げられるが、本反応で使用できる反応剤はこれに限らない。反応剤の使用量は、式(2)又は(3)で表される化合物に対して通常約1倍モル~3倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程aで使用できる塩基としては、例えば、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等を挙げることができ、その使用量は、式(2)又は(3)で表される化合物に対して通常約1倍モル~5倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程aで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程aにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により適宜選択すればよく、例えば数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。式(2)で表されるアミノ化合物は式(3)で表される化合物に対して通常約0.3倍モル~3倍モルの範囲で使用される。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程b>
Figure 2024156882000019
式(2)で表される化合物と式(5)で表される化合物を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(4)で表される化合物を製造することができる。式中、Lは、ハロゲン又はアルコキシ基を示し、D部及びB部は前記と同義である。なおB部は上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)に表される環状構造を示し、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程bで使用できる塩基としては、例えば、水素化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(2)又は、式(5)で表される化合物に対して通常約1倍モル~5倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程bで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、1,4-ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒等を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程bにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により適宜選択すればよく、例えば数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。式(2)で表されるアミノ化合物は式(5)で表される化合物に対して通常約0.3倍モル~3倍モルの範囲で使用される。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程c>
式(6-1)、(6-2)、(6-3)、(6-4)、(6-5)、(6-6)又は(6-8)で表される化合物を、不活性溶媒の存在下、反応剤と反応させることにより、それぞれ式((7-1)、(7-2)、(7-3)、(7-4)、(7-5)、(7-6)又は(7-8)で表される化合物を製造することができる。式中、D部、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは1又は2である。なお、式(6-1)~(6-6)、(6-8)で示される化合物は、前記工程a又は工程bの製造方法により調製することができる。
Figure 2024156882000020

Figure 2024156882000021
工程cで使用できる反応剤としては、例えば、3-クロロ過安息香酸、過酸化水素水等の酸化剤が挙げられるが、本反応で使用できる反応剤はこれに限らない。反応剤の使用量は、式(6-1)、(6-2)、(6-3)、(6-4)、(6-5)、(6-6)又は(6-8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~3倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程cで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類等を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程cにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により適宜選択すればよく、例えば数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガス雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程d>
Figure 2024156882000022
式(4)で表される化合物を不活性溶媒の存在下、反応剤と反応させることにより式(8)で表される化合物を製造することができる。式中、Lはハロゲン又はトリフルオロメタンスルホナート基を示し、D部及びB部は前記と同義である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)に表される環状構造を示し、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。なお、式(4)で示される化合物は、前記工程a、工程b又は工程cの製造方法により調製することができる。
工程dで使用できる反応剤としては、例えば、オキシ塩化リン、五塩化リン、四塩化炭素-トリフェニルホスフィン、トリフルオロメタンスルホン酸無水物等が挙げられるが、本反応で使用できる反応剤はこれに限らない。反応剤の使用量は、式(4)で表される化合物に対して通常約1倍モル~10倍モルの範囲で適宜選択してもよく、またオキシ塩化リン等の反応剤は過剰に加えることで、無溶媒で反応させることができる。
工程dで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等の極性溶媒等を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程dにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により適宜選択すればよく、例えば数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程e>
Figure 2024156882000023
式(8)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(9)で表される化合物を製造することができる。D部、B部、Lは前記と同義である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程eで使用できる反応剤としては、例えば、ヒドロキシルアミン水溶液、ヒドロキシルアミン酸付加塩等を挙げることができ、その使用量は、式(8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程eで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程eで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程eにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程f>
Figure 2024156882000024
式(9)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(10)で表される化合物を製造することができる。D部、B部、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程fで使用できる反応剤としては、例えば、1,1-カルボニルジイミダゾール、1,1-チオカルボニルジイミダゾール、メチルクロロホルメート、エチルクロロホルメート、フェニルクロロホルメート、4-ニトロフェニルクロロホルメート、ジブロモメタン、ブロモクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、1,2-ジブロモエタン、クロロアセチルクロリド、ブロモアセチルクロリド等を挙げることができ、その使用量は、式(9)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程fで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(9)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程fで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程fにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程g>
Figure 2024156882000025
式(8)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(11)で表される化合物を製造することができる。D部、B部、Y、Lは前記と同義である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程gで使用できる反応剤としては、例えば、ヒドラジン、ヒドラジン水溶液、メチルヒドラジン、アセトヒドラジン等を挙げることができ、その使用量は、式(8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程gで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程gで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程gにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程h>
Figure 2024156882000026
式(11)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(12)で表される化合物を製造することができる。D部、B部、Y、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程hで使用できる反応剤としては、例えば、1,1-カルボニルジイミダゾール、1,1-チオカルボニルジイミダゾール、メチルクロロホルメート、エチルクロロホルメート、フェニルクロロホルメート、4-ニトロフェニルクロロホルメート、ジブロモメタン、ブロモクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、1,2-ジブロモエタン、クロロアセチルクロリド、ブロモアセチルクロリド等を挙げることができ、その使用量は、式(11)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程hで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(11)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程hで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程hにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程i>
Figure 2024156882000027
式(13)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(12)で表される化合物を製造することができる。D部、B部、Y、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。ただし、Yは水素ではない。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。なお、式(13)で示される化合物は前記工程hの製造方法により調製することができる。
工程iで使用できる反応剤としては、例えば、ヨードメタン、ヨードエタン、硫酸ジメチル、無水酢酸、アセチルクロリド、アリルクロリド、クロロ炭酸メチル、炭酸ジメチル、メシルクロリド、トリフルオトメタンスルホニルクロリド、トリルオロメタンスルホン酸無水物、ブロモアセトニトリル、メトキシメチルクロリド、シクロプロピルカルボニルクロリド、メチルチオメチルクロリド等を挙げることができ、その使用量は、式(13)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程iで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、カリウム-t-ブトキシド、ナトリウム-t-ブトキシド、水素化ナトリウム等のアルカリ金属塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(13)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程iで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程iにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程j>
Figure 2024156882000028
式(14)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(15)で表される化合物を製造することができる。B部は前記と同義である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程jで使用できる反応剤としては、例えば、ヒドロキシルアミン水溶液、ヒドロキシルアミン酸付加塩等を挙げることができ、その使用量は、式(14)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程jで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、カリウム-t-ブトキシド、ナトリウム-t-ブトキシド、水素化ナトリウム等のアルカリ金属塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(14)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程jで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程jにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程k>
Figure 2024156882000029
式(15)で表される化合物と反応剤を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、反応させることにより式(16)で表される化合物を製造することができる。B部、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程kで使用できる反応剤としては、例えば、1,1-カルボニルジイミダゾール、1,1-チオカルボニルジイミダゾール、メチルクロロホルメート、エチルクロロホルメート、フェニルクロロホルメート、4-ニトロフェニルクロロホルメート、ジブロモメタン、ブロモクロロメタン、1,2-ジクロロエタン、1,2-ジブロモエタン、クロロアセチルクロリド、ブロモアセチルクロリド等を挙げることができ、その使用量は、式(15)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程kで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(15)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程kで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程kにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程l>
Figure 2024156882000030
式(16)で表される化合物と式(17)で表される化合物を、不活性溶媒と塩基の存在下、場合により金属触媒、場合により配位子の存在下、反応させることにより式(10)で表される化合物を製造することができる。式中、Lはハロゲン、トリフルオロメタンスルホナート基、アルコキシ基を示し、D部、B部、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。なおB部は、上記式(3-1)~(3-6)、又は(3-8)で表される環状構造であり、式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、R12、及びR13は前記と同じものを示し、mは0、1又は2である。
工程lで使用できる塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩類、カリウム-t-ブトキシド、ナトリウム-t-ブトキシド、水素化ナトリウム等のアルカリ金属塩類、トリエチルアミン、N,N-ジイソプロピルエチルアミン等の第3級アミン及びピリジン、4-ジメチルアミノピリジン等の含窒素芳香族化合物類を挙げることができ、その使用量は、式(16)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程lで使用できる金属触媒としては、例えば、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド、酢酸パラジウム(II)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン付加物等のパラジウム触媒、ヨウ化銅(I)、塩化銅(I)、臭化銅(I)等の銅触媒を挙げることができる。その使用量は、式(16)で表される化合物に対して通常約0.001倍モル~1倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程lで使用できる配位子としては、例えば、エチレンジアミン、N,N’-ジメチルエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、1,4,7-トリアザシクロノナン、トリエチレンテトラミン等のアミン系配位子、2,2’-ビピリジル、1,8-ナフチリジン、1,10-フェナントロリン等のイミン系配位子を挙げることができ、その使用量は、式(16)で表される化合物に対して通常約0.001倍モル~1倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程lで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、N,N‐ジメチルホルムアミド、N,N‐ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、1,3‐ジメチル‐2‐イミダゾリノン等の極性溶媒、ジクロロメタン、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程lにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程m>
式(20-1)、(20-2)、(20-3)、(20-4)、(20-5)、(20-6)又は(20-8)で表される化合物を、不活性溶媒の存在下、塩素化剤と反応させることにより、それぞれ式(21-1)、(21-2)、(21-3)、(21-4)、(21-5)、(21-6)又は(21-8)で表される化合物を製造することができる。式中、D部、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。下記式中、G、G、G、G、G、G、W、R、R、R、R10、R11、及びR13は前記と同じものを示し、mは1又は2である。式(20-1)~(20-6)、(20-8)で示される化合物は、前記工程a~工程oと同様の製造方法により調製することができる。
Figure 2024156882000031

Figure 2024156882000032
工程mで使用できる塩素化剤としては、例えば、塩素、チオニルクロリド、N-クロロスクシンイミド、1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントイン等を挙げることができ、その使用量は、式(20-1)~(20-6)、(20-8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程mで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、酢酸、プロピオン酸等の有機酸類、水等の不活性溶媒を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程mにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。目的物を含む組成物を単離なしで次の工程で用いてもよい。
<工程n>
式(21-1)、(21-2)、(21-3)、(21-4)、(21-5)、(21-6)又は(21-8)で表される化合物を、不活性溶媒と場合により塩基の存在下、NHY(ここで、Yは前記と同じ)と反応させることにより、それぞれ式(22-1)、(22-2)、(22-3)、(22-4)、(22-5)、(22-6)又は(22-8)で表される化合物を製造することができる。式中、D部、J、J、J、Jは前記と同義であり、nは0又は1である。下記式中、G、G、G、G、G、G、W、Y、Y、R、R、R、R10、R11、及びR13は前記と同じものを示し、mは1又は2である。式(21-1)~(21-6)、(21-8)で示される化合物は、前記工程a~工程pと同様の製造方法により調製することができる。
Figure 2024156882000033

Figure 2024156882000034
工程nで使用できるNHYの使用量は、式(21-1)~(21-6)、(21-8)で表される化合物に対して通常約1倍モル~20倍モルの範囲で適宜選択すればよい。
工程nで使用できる不活性溶媒としては、本反応を著しく阻害しないものであればよく、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、ジメチルスルホキシド、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン等の極性溶媒等の不活性溶媒を挙げることができ、これらの不活性溶媒は単独で又は2種以上混合して使用することができる。
工程nにおける反応温度は、通常約-78℃から使用する溶媒の沸点の範囲で行えばよく、反応時間は反応規模、反応温度等により一定しないが、数分~48時間の範囲で適宜選択すればよい。また本反応は、例えば窒素ガスやアルゴンガスのような不活性ガスの雰囲気下で行うこともできる。
反応終了後、目的物を含む反応系から常法により目的物を単離すればよく、必要に応じて再結晶、カラムクロマトグラフィー等で精製することにより目的物を製造することができる。
本発明の式(1)で表される化合物もしくはその塩、またはそれらのN-オキシドは、農園芸における有害生物に対する防除効果を有する。したがって、本願は、式(1)で表される化合物もしくはその塩、またはそれらのN-オキシドを有効成分とする有害生物防除剤の発明も含む。より詳しくは、農園芸における有害生物防除剤の用途を提供する。
本発明において防除の対象とする虫種(式(1)で表される化合物が防除効果を示す虫種)は特に限定されるものではなく、広範な農園芸における有害害虫の防除に用いる事ができる。好ましい防除対象虫種としては、例えば、以下のものが挙げられる。
鱗翅目害虫(Lepidoptera){例えば、ニカメイガ(Chilo suppressalis)、Darkheaded stem borer(Chilo polychrysus)、White stem borer(Scirpophaga innotata)、イッテンオオメイガ(Scirpophaga incertulas)、Rupela albina、コブノメイガ(Cnaphalocrocis medinalis)、Marasmia patnalis、イネハカジノメイガ(Marasmia exigua)、ワタノメイガ(Notarcha derogata)、アワノメイガ(Ostrinia furnacalis)、European corn borer(Ostrinia nubilalis)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、モンキクロノメイガ(Herpetogramma luctuosale)、シバツトガ(Pediasia teterrellus)、ライスケースワーム(Nymphula depunctalis)、Sugarcane borer(Diatraea saccharalis)等のツトガ科(Crambidae);モロコシマダラメイガ(Elasmopalpus lignosellus)、ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)等のメイガ科(Pyralidae);ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、シロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、アワヨトウ(Mythimna separata)、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、イネヨトウ(Sesamia inferens)、シロナヨトウ(Spodoptera mauritia)、フタオビコヤガ(Naranga aenescens)、ツマジロクサヨトウ(Spodoptera frugiperda)、アフリカシロナヨトウ(Spodoptera exempta)、タマナヤガ(Agrotis ipsilon)、タマナギンウワバ(Autographa nigrisigna)、イネキンウワバ(Plusia festucae)、Soybean looper(Chrysodeixis includens)、トリコプルシア属(Trichoplusia spp.)、ニセアメリカタバコガ(Heliothis virescens)等のヘリオティス属(Heliothis spp.)、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)、アメリカタバコガ(Helicoverpa zea)等のヘリコベルパ属(Helicoverpa spp.)、Velvetbean caterpillar(Anticarsia gemmatalis)、Cotton leafworm(Alabama argillacea)、Hop vine borer(Hydraecia immanis)等のヤガ科(Noctuidae);モンシロチョウ(Pieris rapae)等のシロチョウ科(Pieridae);ナシヒメシンクイ(Grapholita molesta)、スモモヒメシンクイ(Grapholita dimorpha)、マメシンクイガ(Leguminivora glycinivorella)、アズキサヤムシガ(Matsumuraeses azukivora)、リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana fasciata)、チャノコカクモンハマキ(Adoxophyes honmai)、チャハマキ(Homona magnanima)、ミダレカクモンハマキ(Archips fuscocupreanus)、コドリンガ(Cydia pomonella)、カンシャシンクイハマキ(Tetramoera schistaceana)、Bean Shoot Borer(Epinotia aporema)、Citrus fruit borer(Ecdytolopha aurantiana)等のハマキガ科(Tortricidae);チャノホソガ(Caloptilia theivora)、キンモンホソガ(Phyllonorycter ringoniella)のホソガ科(Gracillariidae);モモシンクイガ(Carposina sasakii)等のシンクイガ科(Carposinidae);Coffee Leaf miner(Leucoptera coffeella)、モモハモグリガ(Lyonetia clerkella)、ギンモンハモグリガ(Lyonetia prunifoliella)等のハモグリガ科(Lyonetiidae);マイマイガ(Lymantria dispar)等のリマントリア属(Lymantria spp.)、チャドクガ(Euproctis pseudoconspersa)等のユープロクティス属(Euproctis spp.)等のドクガ科(Lymantriidae);コナガ(Plutella xylostella)等のコナガ科(Pluteliidae);モモキバガ(Anarsia lineatella)、イモキバガ(Helcystogramma triannulella)、ワタアカミムシガ(Pectinophora gossypiella)、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、Tuta absoluta等のキバガ科(Gelechiidae);アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)等のヒトリガ科(Arctiidae);Giant Sugarcane borer(Telchin licus)等のカストニアガ科(Castniidae);ヒメボクトウ(Cossus insularis)等のボクトウガ科(Cossidae);ヨモギエダシャク(Ascotis selenaria)等のシャクガ科(Geometridae);ヒロヘリアオイラガ(Parasa lepida)等のイラガ科(Limacodidae);カキノヘタムシガ(Stathmopoda masinissa)等のニセマイコガ科(Stathmopodidae);クロメンガタスズメ(Acherontia lachesis)等のスズメガ科(Sphingidae);キクビスカシバ(Nokona feralis)等のスカシバガ科(Sesiidae);イネツトムシ(Parnara guttata)等のセセリチョウ科(Hesperiidae)}。
半翅目害虫(Hemiptera){例えば、ヒメトビウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、キタウンカ(Javesella pellucida)、クロフツノウンカ(Perkinsiella saccharicida)、Tagosodes orizicolus等のウンカ科(Delphacidae);ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticeps)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)、クロスジツマグロヨコバイ(Nephotettix nigropictus)、イナズマヨコバイ(Recilia dorsalis)、チャノミドリヒメヨコバイ(Empoasca onukii)、ジャガイモヒメヨコバイ(Empoasca fabae)、コーンリーフホッパー(Dalbulus maidis)、シロオオヨコバイ(Cofana spectra)等のヨコバイ科(Cicadellidae);Mahanarva posticata、Mahanarva fimbriolata等のコガシラアワフキムシ科(Cercopidae);マメクロアブラムシ(Aphis fabae)、ダイズアブラムシ(Aphis glycines)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、ヨーロッパリンゴアブラムシ(Aphis pomi)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、モモアカアブラムシ(Myzus persicae)、ムギワラギクオマルアブラムシ(Brachycaudus helichrysi)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、Rosy apple aphid(Dysaphis plantaginea)、ニセダイコンアブラムシ(Lipaphis erysimi)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、レタスヒゲナガアブラムシ(Nasonovia ribisnigri)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、トウモロコシアブラムシ(Rhopalosiphum maidis)、ミカンクロアブラムシ(Toxoptera citricida)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)、ヒエノアブラムシ(Melanaphis sacchari)、オカボノクロアブラムシ(Tetraneura nigriabdominalis)、カンシャワタアブラムシ(Ceratovacuna lanigera)、リンゴワタムシ(Eriosoma lanigerum)等のアブラムシ科(Aphididae);ブドウネアブラムシ(Daktulosphaira vitifoliae)、Pecan phylloxera(Phylloxera devastatrix)、Pecan leaf phylloxera(Phylloxera notabilis)、Southern pecan leaf phylloxera(Phylloxera russellae)等のネアブラムシ科(Phylloxeridae);ツガカサアブラムシ(Adelges tsugae)、Adelges piceae、ヒメカサアブラムシ(Aphrastasia pectinatae)等のカサアブラムシ科(Adelgidae);イネクロカメムシ(Scotinophara lurida)、Malayan rice black bug(Scotinophara coarctata)、アオクサカメムシ(Nezara antennata)、トゲシラホシカメムシ(Eysarcoris aeneus)、オオトゲシラホシカメムシ(Eysarcoris lewisi)、シラホシカメムシ(Eysarcoris ventralis)、ムラサキシラホシカメムシ(Eysarcoris annamita)、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ミナミアオカメムシ(Nezara viridula)、Brown stink bug(Euschistus heros)、Red banded stink bug(Piezodorus guildinii)、Oebalus pugnax、Dichelops melacanthus等のカメムシ科(Pentatomidae);Burrower brown bug(Scaptocoris castanea)等のツチカメムシ科(Cydnidae);ホソヘリカメムシ(Riptortus pedestris)、クモヘリカメムシ(Leptocorisa chinensis)、ホソクモヘリカメムシ(Leptocorisa acuta)等のホソヘリカメムシ科(Alydidae);ホソハリカメムシ(Cletus punctiger)、アシビロヘリカメムシ(Leptoglossus australis)等のヘリカメムシ科(Coreidae);カンシャコバネナガカメムシ(Caverelius saccharivorus)、コバネヒョウタンナガカメムシ(Togo hemipterus)、アメリカコバネナガカメムシ(Blissus leucopterus)等のナガカメムシ科(Lygaeidae);アカヒゲホソミドリカスミカメ(Trigonotylus caelestialium)、アカスジカスミカメ(Stenotus rubrovittatus)、フタトゲムギカスミカメ(Stenodema calcarata)、サビイロカスミカメ(Lygus lineolaris)等のカスミカメムシ科(Miridae);オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、ミカンコナジラミ(Dialeurodes citri)、ミカントゲコナジラミ(Aleurocanthus spiniferus)、チャトゲコナジラミ(Aleurocanthus camelliae)、ヒサカキワタフキコナジラミ(Pealius euryae)等のコナジラミ科(Aleyrodidae);シュロマルカイガラムシ(Abgrallaspis cyanophylli)、アカマルカイガラムシ(Aonidiella aurantii)、ナシマルカイガラムシ(Diaspidiotus perniciosus)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)、ヤノネカイガラムシ(Unaspis yanonensis)、ニセヤノネカイガラムシ(Unaspis citri)等のマルカイガラムシ科(Diaspididae);ルビーロウムシ(Ceroplastes rubens)等のカタカイガラムシ科(Coccidae);イセリアカイガラムシ(Icerya purchasi)、キイロワタフキカイガラムシ(Icerya seychellarum)等のワタフキカイガラムシ科(Margarodidae);ナスコナガイガラムシ(Phenacoccus solani)、クロテンコナカイガラムシ(Phenacoccus solenopsis)、フジコナカイガラムシ(Planococcus kraunhiae)、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus comstocki)、ミカンコナカイガラムシ(Planococcus citri)、ガハニコナカイガラムシ(Pseudococcus calceolariae)、ナガオコナカイガラムシ(Pseudococcus longispinus)、タトルミーリーバグ(Brevennia rehi)等のコナカイガラムシ科(Pseudococcidae);ミカンキジラミ(Diaphorina citri)、ミカントガリキジラミ(Trioza erytreae)、ナシキジラミ(Cacopsylla pyrisuga)、チュウゴクナシキジラミ(Cacopsylla chinensis)、ジャガイモトガリキジラミ(Bactericera cockerelli)、Pear psylla(Cacopsylla pyricola)等のキジラミ科(Psyllidae);プラタナスグンバイ(Corythucha ciliata)、アワダチソウグンバイ(Corythucha marmorata)、ナシグンバイ(Stephanitis nashi)、ツツジグンバイ(Stephanitis pyrioides)等のグンバイムシ科;トコジラミ(Cimex lectularius)等のトコジラミ科(Cimicidae)及びGiant Cicada(Quesada gigas)等のセミ科(Cicadidae)。
甲虫目害虫(Coleoptera){例えば、ウエスタンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera virgifera)、サザンコーンルートワーム(Diabrotica undecimpunctata howardi)、ノザンコーンルートワーム(Diabrotica barberi)、メキシカンコーンルートワーム(Diabrotica virgifera zeae)、バンデッドキューカンバービートル(Diabrotica balteata)、Cucurbit Beetle(Diabrotica speciosa)、ビーンリーフビートル(Cerotoma trifurcata)、クビアカクビホソハムシ(Oulema melanopus)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、Cabbage flea beetle(Phyllotreta cruciferae)、Western black flea beetle(Phyllotreta pusilla)、Cabbage stem flea beetle(Psylliodes chrysocephala)、コロラドハムシ(Leptinotarsa decemlineata)、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、グレープ・コラスピス(Colaspis brunnea)、コーン・フレアビートル(Chaetocnema pulicaria)、サツマイモヒサゴトビハムシ(Chaetocnema confinis)、ポテト・フレアビートル(Epitrix cucumeris)、イネトゲハムシ(Dicladispa armigera)、southern corn leaf beetle(Myochrous denticollis)、ヨツモンカメノコハムシ(Laccoptera quadrimaculata)、タバコノミハムシ(Epitrix hirtipennis)等のハムシ科(Chrysomelidae);Seedcorn beetle(Stenolophus lecontei)、Slender seedcorn beetle(Clivina impressifrons)等のオサムシ科(Carabidae);ドウガネブイブイ(Anomala cuprea)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)、アオドウガネ(Anomala albopilosa)、マメコガネ(Popillia japonica)、ナガチャコガネ(Heptophylla picea)、European Chafer(Rhizotrogus majalis)、クロマルコガネ(Tomarus gibbosus)、Holotrichia属(Holotrichia spp.)、ジューン・ビートル(Phyllophaga crinita)等のPhyllophaga属(Phyllophaga spp.)、Diloboderus abderus等のDiloboderus属(Diloboderus spp.)等のコガネムシ科(Scarabaeidae);ワタミヒゲナガゾウムシ(Araecerus coffeae)、アリモドキゾウムシ(Cylas formicarius)、イモゾウムシ(Euscepes postfasciatus)、アルファルファタコゾウムシ(Hypera postica)、コクゾウムシ(Sitophilus zeamais)、イネゾウムシ(Echinocnemus squameus)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、シロスジオサゾウムシ(Rhabdoscelus lineatocollis)、ワタミハナゾウムシ(Anthonomus grandis)、シバオサゾウムシ(Sphenophorus venatus)、Southern Corn Billbug(Sphenophorus callosus)、Soybean stalk weevil(Sternechus subsignatus)、Sugarcane weevil(Sphenophorus levis)、サビヒョウタンゾウムシ(Scepticus griseus)、トビイロヒョウタンゾウムシ(Scepticus uniformis)、ブラジルマメゾウムシ(Zabrotes subfasciatus)、マツノキクイムシ(Tomicus piniperda)、Coffee Berry Borer(Hypothenemus hampei)、Aracanthus mourei等のAracanthus属(Aracanthus spp.)、cotton root borer(Eutinobothrus brasiliensis)等のゾウムシ科(Curculionidae);コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)、ヒラタコクヌストモドキ(Tribolium confusum)等のゴミムシダマシ科(Tenebrionidae);ニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctopunctata)等のテントウムシ科(Coccinellidae);ヒラタキクイムシ(Lyctus brunneus)等のナガシンクイムシ科(Bostrychidae);ヒョウホンムシ科(Ptinidae);ゴマダラカミキリ(Anoplophora malasiaca)、Migdolus fryanus等のカミキリムシ科(Cerambycidae);オキナワカンシャクシコメツキ(Melanotus okinawensis)、トビイロムナボソコメツキ(Agriotes fuscicollis)、クシコメツキ(Melanotus legatus)、アシブトコメツキ属(Anchastus spp.)、コノデルス属(Conoderus spp.)、クテニセラ属(Ctenicera spp.)、リモニウス属(Limonius spp.)、Aeolus属(Aeolus spp.)等のコメツキムシ科(Elateridae);アオバアリガタハネカクシ(Paederus fuscipes)等のハネカクシ科(Staphylinidae)}。
総翅目害虫(Thysanoptera){例えば、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)、チャノキイロアザミウマ(Scirtothrips dorsalis)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、ヒラズハナアザミウマ(Frankliniella intonsa)、イネアザミウマ(Stenchaetothrips biformis)、モトジロアザミウマ(Echinothrips americanus)等のアザミウマ科(Thripidae);イネクダアザミウマ(Haplothrips aculeatus)等のクダアザミウマ科(Phlaeothripidae)}。
双翅目害虫(Diptera){例えば、タネバエ(Delia platura)、タマネギバエ(Delia antiqua)等のハナバエ科(Anthomyiidae);シュガービートルートマゴット(Tetanops myopaeformis)等のハネフリバエ科(Ulidiidae);イネハモグリバエ(Agromyza oryzae)、トマトハモグリバエ(Liriomyza sativae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、ナモグリバエ(Chromatomyia horticola)等のハモグリバエ科(Agromyzidae);イネキモグリバエ(Chlorops oryzae)等のキモグリバエ科(Chloropidae);ウリミバエ(Bactrocera cucurbitae)、ミカンコミバエ(Bactrocera dorsalis)、ナスミバエ(Bactrocera latifrons)、オリーブミバエ(Bactrocera oleae)、クインスランドミバエ(Bactrocera tryoni)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)等のミバエ科(Tephritidae);イネヒメハモグリバエ(Hydrellia griseola)、トウヨウイネクキミギワバエ(Hydrellia philippina)、イネクキミギワバエ(Hydrellia sasakii)等のミギワバエ科(Ephydridae);オウトウショウジョウバエ(Drosophila suzukii)等のショウジョウバエ科;オオキモンノミバエ(Megaselia spiracularis)等のノミバエ科(Phoridae);オオチョウバエ(Clogmia albipunctata)等のチョウバエ科;チビクロバネキノコバエ(Bradysia difformis)等のクロバネキノコバエ科(Sciaridae);ヘシアンバエ(Mayetiola destructor)、イネノシントメタマバエ(Orseolia oryzae)等のタマバエ科(Cecidomyiidae);Diopsis macrophthalma等のシュモクバエ科(Diopsidae);キリウジガガンボ(Tipula aino)、Common cranefly(Tipula oleracea)、European cranefly(Tipula paludosa)等のガガンボ科(Tipulidae)}。
膜翅目害虫(Hymenoptera){例えば、カブラハバチ(Athalia rosae)、ニホンカブラバチ(Athalia japonica)等のハバチ科(Tenthredinidae);ファイヤーアント(Solenopsis spp.)科、Brown leaf-cutting ant(Atta capiguara)等のアリ科(Formicidae)等}。
直翅目害虫(Orthoptera){例えば、トノサマバッタ(Locusta migratoria)、モロッコトビバッタ(Dociostaurus maroccanus)、オーストラリアトビバッタ(Chortoicetes terminifera)、アカトビバッタ(Nomadacris septemfasciata)、Brown Locust(Locustana pardalina)、Tree Locust(Anacridium melanorhodon)、Italian Locust(Calliptamus italicus)、Differential grasshopper(Melanoplus differentialis)、Two striped grasshopper(Melanoplus bivittatus)、Migratory grasshopper(Melanoplus sanguinipes)、Red-Legged grasshopper(Melanoplus femurrubrum)、Clearwinged grasshopper(Camnula pellucida)、サバクワタリバッタ(Schistocerca gregaria)、Yellow-winged locust(Gastrimargus musicus)、Spur-throated locust(Austracris guttulosa)、コバネイナゴ(Oxya yezoensis)、ハネナガイナゴ(Oxya japonica)、タイワンツチイナゴ(Patanga succincta)等のバッタ科(Acrididae);ケラ(Gryllotalpa orientalis)等のケラ科(Gryllotalpidae);ヨーロッパイエコオロギ(Acheta domestica)、エンマコオロギ(Teleogryllus emma)等のコオロギ科(Gryllidae);Mormon cricket(Anabrus simplex)等のキリギリス科(Tettigoniidae)}。
ゴキブリ目害虫(Blattodea){例えば、チャバネゴキブリ(Blattella germanica)等のチャバネゴキブリ科(Blattellidae);クロゴキブリ(Periplaneta fuliginosa)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)、コワモンゴキブリ(Periplaneta australasiae)等のゴキブリ科(Blattidae);ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)、イエシロアリ(Coptotermes formosanus)、アメリカカンザイシロアリ(Incisitermes minor)、ダイコクシロアリ(Cryptotermes domesticus)、タイワンシロアリ(Odontotermes formosanus)、コウシュンシロアリ(Neotermes koshunensis)、サツマシロアリ(Glyptotermes satsumensis)、ナカジマシロアリ(Glyptotermes nakajimai)、カタンシロアリ(Glyptotermes fuscus)、オオシロアリ(Hodotermopsis sjostedti)、コウシュウイエシロアリ(Coptotermes guangzhouensis)、アマミシロアリ(Reticulitermes amamianus)、ミヤタケシロアリ(Reticulitermes miyatakei)、カンモンシロアリ(Reticulitermes kanmonensis)、タカサゴシロアリ(Nasutitermes takasagoensis)、ニトベシロアリ(Pericapritermes nitobei)、ムシャシロアリ(Sinocapritermes mushae)、Cornitermes cumulans等のシロアリ科(Termitidae)}。
ダニ目害虫(Acari){例えば、ナミハダニ(Tetranychus urticae)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、ミツユビナミハダニ(Tetranychus evansi)、ミカンハダニ(Panonychus citri)、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、オリゴニカス属(Oligonychus spp.)等のハダニ科(Tetranychidae);ミカンサビダニ(Aculops pelekassi)、リュウキュウミカンサビダニ(Phyllocoptruta citri)、トマトサビダニ(Aculops lycopersici)、チャノサビダニ(Calacarus carinatus)、チャノナガサビダニ(Acaphylla theavagrans)、ニセナシサビダニ(Eriophyes chibaensis)、リンゴサビダニ(Aculus schlechtendali)、カキサビダニ(Aceria diospyri)、Aceria tosichella、シソサビダニ(Shevtchenkella sp.)等のフシダニ科(Eriophyidae);チャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)等のホコリダニ科(Tarsonemidae);ミナミヒメハダニ(Brevipalpus phoenicis)等のヒメハダニ科(Tenuipalpidae);ケナガハダニ科(Tuckerellidae);フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、キチマダニ(Haemaphysalis flava)、タイワンカクマダニ(Dermacentor taiwanensis)、アメリカイヌカクマダニ(Dermacentor variabilis)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツマダニ(Ixodes persulcatus)、ブラックレッグドチック(Ixodes scapularis)、アメリカキララマダニ(Amblyomma americanum)、オウシマダニ(Boophilus microplus)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)等のマダニ科(Ixodidae);ケナガコナダニ(Tyrophagus putrescentiae)、ホウレンソウケナガコナダニ(Tyrophagus similis)等のコナダニ科(Acaridae);コナヒョウヒダニ(Dermatophagoides farinae)、ヤケヒョウヒダニ(Dermatophagoides pteronyssinus)等のチリダニ科(Pyroglyphidae);ホソツメダニ(Cheyletus eruditus)、クワガタツメダニ(Cheyletus malaccensis)、ミナミツメダニ(Cheyletus moorei)、イヌツメダニ(Cheyletiella yasguri)等のツメダニ科(Cheyletidae);ミミヒゼンダニ(Otodectes cynotis)、ヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei)等のヒゼンダニ科(Sarcoptidae);イヌニキビダニ(Demodex canis)等のニキビダニ科(Demodicidae);ズツキダニ科(Listrophoridae);イエササラダニ科(Haplochthoniidae);イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、トリサシダニ(Ornithonyssus sylviarum)等のオオサシダニ科(Macronyssidae);ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ科(Dermanyssidae);アカツツガムシ(Leptotrombidium akamushi)等のツツガムシ科(Trombiculidae)等}。
植物寄生性線虫{例えば、イネシンガレセンチュウ(Aphelenchoides besseyi)、イチゴセンチュウ(Aphelenchoides fragariae)、ハガレセンチュウ(Aphelenchoides ritzemabosi)、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus xylophilus)等の葉線虫目(Aphelenchida)線虫、ジャガイモシロシストセンチュウ(Globodera pallida)、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)、ムギシストセンチュウ(Heterodera avenae)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera glycines)、テンサイシストセンチュウ(Heterodera schachtii)、クローバシストセンチュウ(Heterodera trifolii)、アレナリアネコブセンチュウ(Meloidogyne arenaria)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、リンゴネコブセンチュウ(Meloidogyne mali)、ミナミネグサレセンチュウ(Pratylenchus coffeae)、ノコギリネグサレセンチュウ(Pratylenchus drenatus)、チャネグサレセンチュウ(Pratylenchus loosi)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、クルミネグサレセンチュウ(Pratylenchus vulnus)、カンキツネモグリセンチュウ(Radopholus citrophilus)、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)等のハリセンチュウ目(Tylenchida)}。
本発明において防除の対象とする虫種(式(1)で表される化合物が防除効果を示す虫種)は、さらに、衛生害虫、貯殻害虫、衣類害虫、家屋害虫、寄生虫などの有害生物の防除にも使用できる。特に人獣に害をなす外部寄生虫に対する防除効果に優れる。防除の対象となる外部寄生虫としては、宿主動物の背、脇下、下腹部、内股部などに寄生して動物・鳥類から血液やフケなどの栄養源を得て生息するもの、及び宿主動物の背、臀部などに飛来して動物・鳥類から血液やフケなどの栄養源を得て生息するものを包含する。外部寄生虫としては、ダニ類、シラミ類、ノミ類などが挙げられる。
本発明の防除剤が有効な宿主動物としては、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ハムスター、モルモット、リス、ウサギ、フェレット;愛玩鳥(例えば、ハト、オウム、九官鳥、文鳥、インコ、ジュウシマツ、カナリア);ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ;家禽(例えば、アヒル、ニワトリ、ウズラ、ガチョウ);ミツバチ(例えば、セイヨウミツバチ、ニホンミツバチ);などが挙げられる。
すなわち、本発明の有害生物防除剤は、前記の動物・鳥類を保護対象とした動物用外部寄生虫防除剤として有効である。
対象となるダニ類(Acari)としては以下の害虫が挙げられる。
中気門目(Mesostigmata)のダニ類(mite){例えば、ワクモ(Dermanyssus gallinae)等のワクモ科(Dermanyssidae);イエダニ属(Ornithonyssus spp.)のトリサシダニ(Ornithonyssus sylviarum)、ネッタイトリサシダニ(Ornithonyssus bursa)、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)を含むオオサシダニ科(Macronyssidae)のダニ;トゲダニ属種(Laelaps spp.)のネズミトゲダニ(Laelaps echidninus)、ホクマントゲダニ(Laelaps jettmari)、ミツバチトゲダニ(Tropilaelaps clarae)を含むトゲダニ科(Laelapidae)のダニ;ヘギダニ属種(Varroa spp.)のミツバチヘギイタダニ(Varroa destructor)、バロアジャコブソニ(Varroa jacobsoni)、バロアアンデルウッディ(Varroa underwoodi)を含むヘギダニ科(Varroidae)のダニ}。
後気門目(Metastigmata)のマダニ類(tick){例えば、ナガヒメダニ属種(Argas spp.)のナガヒメダニ(Argas persicus)、アルガス・リフレクサス(Argas reflexus)、ヒメダニ属種(Ornithodoros spp.)のオルニトドラス・モウバータ(Ornithodoros moubata)を含むヒメダニ科(Argasidae)のマダニ;チマダニ属種(Haemaphysalis spp.)のヘマフィサリス・コンシナ(Haemaphysalis concinna)、ヘマフィサリス・パンクタータ(Haemaphysalis punctata)、ヘマフィサリス・シンアバリナ(Haemaphysalis cinnabarina)、ヘマフィサリス・オトフィラ(Haemaphysalis otophila)、ヘマフィサリス・レアチ(Haemaphysalis leachi)、フタトゲチマダニ(Haemaphysalis longicornis)、マゲシマチマダニ(Haemaphysalis mageshimaensis)、イエンチマダニ(Haemaphysalis yeni)、ツリガネチマダニ(Haemaphysalis campanulata)、クロウサギチマダニ(Haemaphysalis pentalagi)、キチマダニ(Haemaphysalis flava)、オオトゲチマダニ(Haemaphysalis megaspinosa)、ヤマトチマダニ(Haemaphysalis japonica)、ダグラスチマダニ(Haemaphysalis douglasi)、キララマダニ属種(Amblyomma spp.)のアンブリオマ・アメリカナム(Amblyomma americanum)、アンブリオマ・バリエガタム(Amblyomma variegatum)、アンブリオマ・マキュラタム(Amblyomma maculatum)、アンブリオマ・ヘブラエウム(Amblyomma hebraeum)、アンブリオマ・カジェネンス(Amblyomma cajennense)、タカサゴキララマダニ(Amblyomma testudinarium)、マダニ属種(Ixodes spp.)のマダニ(Ixodes ricinus)、イクソデス・ヘキサゴナス(Ixodes hexagonus)、イクソデス・キャニスガ(Ixodes canisuga)、イクソデス・ピロサス(Ixodes pilosus)、イクソデス・ルビキュンダス(Ixodes rubicundus)、イクソデス・スキャプラリス(Ixodes scapularis)、イクソデス・ホロシクラス(Ixodes holocyclus)、ヤマトマダニ(Ixodes ovatus)、シュルツェマダニ(Ixodes persulcatus)、タネガタマダニ(Ixodes nipponensis)、ウシマダニ亜属種(Boophilus spp.)のオウシマダニ(Rhipicephalus(Boophilus)microplus)、リピセファラス(ブーフィラス)・デコロラタス(Rhipicephalus(Boophilus)decoloratus)、リピセファラス(ブーフィラス)・アニュラタス(Rhipicephalus(Boophilus)annulatus)、リピセファラス(ブーフィラス)・カルセラタス(Rhipicephalus(Boophilus)calceratus)、コイタマダニ属種(Rhipicephalus spp.)のリピセファラス・エベルトシ(Rhipicephalus evertsi)、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)、リピセファラス・ブルサ(Rhipicephalus bursa)、リピセファラス・アッペンディキュラタス(Rhipicephalus appendiculatus)、リピセファラス・キャペンシス(Rhipicephalus capensis)、リピセファラス・ツラニカス(Rhipicephalus turanicus)、リピセファラス・ザンベジエンシス(Rhipicephalus zambeziensis)、カクマダニ属種(Dermacentor spp.)のデルマセントール・マルギナタス(Dermacentor marginatus)、デルマセントール・レティキュラタス(Dermacentor reticulatus)、デルマセントール・ピクタス(Dermacentor pictus)、デルマセントール・アルビピクタス(Dermacentor albipictus)、デルマセントール・アンデルソニ(Dermacentor andersoni)、デルマセントール・バリアビリス(Dermacentor variabilis)を含むマダニ科(Ixodidae)のダニ}。
無気門目(Astigmata)のコナダニ類(Acaridida){例えばキュウセンヒゼンダニ属種(Psoroptidae spp.)のヒツジキュウセンヒゼンダニ(Psoroptes ovis)、ウサギキュウセンヒゼンダニ(Psoroptes cuniculi)、ウマキュウセンヒヒゼンダニ(Psoroptes equi)、ショクヒヒゼンダニ属種(Chorioptes spp.)のショクヒヒゼンダニ(Chorioptes bovis)、オトデクテス属種(Otodectes spp.)のミミヒゼンダニ(Otodectes cynotis)を含むキュウセンヒゼンダニ科(Psoroptidae)のダニ;ヒゼンダニ属種(Sarcoptes spp.)のセンコウヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei)、イヌセンコウヒゼンダニ(Sarcoptes canis)、ウシセンコウヒゼンダニ(Sarcoptes bovis)、ヒツジセンコウヒゼンダニ(Sarcoptes ovis)、サルコプテス・ルピカプラエ(Sarcoptes rupicaprae)、ウマセンコウヒゼンダニ(Sarcoptes equi)、ブタセンコウヒゼンダニ(Sarcoptes suis)、ノトエドス属種(Notoedres spp.)のネコショウセンコウヒゼンダニ(Notoedres cati)を含むヒゼンダニ科(Sarcoptidae)のダニ;トリアシヒゼンダニ属種(Knemidokoptes spp.)のトリアシヒゼンダニ(Knemidokoptes mutans)を含むトリヒゼンダニ科(Knemidokoptidae)のダニ}。
前気門目(Prostigmata)のケダニ類(Actinedida){例えばニキビダニ属種(Demodex spp.)のイヌニキビダニ(Demodex canis)、ウシニキビダニ(Demodex bovis)、ヒツジニキビダニ(Demodex ovis)、ヤギニキビダニ(Demodex caprae)、ウマニキビダニ(Demodex equi)、デモデックス・カバリ(Demodex caballi)、ブタニキビダニ(Demodex suis)、ネコニキビダニ(Demodex cati)を含むニキビダニ科(Demodixidae)のダニ;ツツガムシ属種(Trombicula spp.)のトロンビキュラ・アルフレズゲシ(Trombicula alfreddugesi)、トロンビキュラ・アカムシ(Trombicula akamushi)を含むツツガムシ科(Trombiculidae)のダニ}。
対象となるシラミ類(Phthiraptera)としては以下の害虫が挙げられる。
シラミ亜目(Anoplura)のシラミ類(louse){例えばブタジラミ属種(Haematopinus spp.)のウマジラミ(Haematopinus asini)、ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ブタジラミ(Haematopinus suis)を含むケモノジラミ科(Haematopinidae)のシラミ;リノグナツス属種(Linognathus spp.)のイヌジラミ(Linognathus setosus)、ウシホソジラミ(Linognathus vituli)、リノグナサス・オビラス(Linognathus ovillus)、リノグナサス・オビフォルミス(Linognathus oviformis)、リノグナサス・ペダリス(Linognathus pedalis)、ヤギホソジラミ(Linognathus stenopsis)、ソレノポテス属種(Solenopotes spp.)のケブカウシジラミ(Solenopotes capillatus)を含むケモノホソジラミ科(Linognathidae)のシラミ}。
タンカクハジラミ亜目 (Amblycera)のハジラミ類(biting louse){例えばメナカンツス属種(Menacanthus spp.)のニワトリオオハジラミ(Menacanthus stramineus)、ニワトリツノハジラミ(Menacanthus cornutus)、ウスイロニワトリハジラミ(Menacanthus pallidulus)、例えばメノポン属種(Menopon spp.)のニワトリハジラミ(Menopon gallinae)を含むタンカクハジラミ科(Menoponidae)のハジラミ}。
チョウカクハジラミ亜目(Ischnocera)のハジラミ類(biting louse)
{例えばコランビコーラ属種(Columbicola spp.)のハトナガハジラミ(Columbicola columbae)、クルクロトガステル属種(Cuclotogaster spp.)のハバビロナガハジラミ(Cuclotogaster heterographus)、ゴニオデス属種(Goniodes spp.)のカクアゴハジラミ(Goniodes dissimilis)、マルハジラミ(Goniodes gigas)、ヒメニワトリハジラミ(Goniodes gallinae)、リペウルス属種(Lipeurus spp.)のニワトリナガハジラミ(Lipeurus caponis)を含むチョウカクハジラミ科(Philopteridae)のハジラミ;ボビコーラ属種(Bovicola spp.)のウシハジラミ(Bovicola bovis)、ヒツジハジラミ(Bovicola ovis)、ボビコラ・リンバータ(Bovicola limbata)、ヤギハジラミ(Bovicola caprae)、ウマハジラミ(Bovicola equi)、ケモノハジラミ属種(Trichodectes spp.)のイヌハジラミ(Trichodectes canis)、フェリコラ属種(Felicola spp.)のネコハジラミ(Felicola subrostrata)を含むケモノハジラミ科(Trichodectidae)のハジラミ}。
対象となるノミ類(Siphonaptera)としては以下の害虫が挙げられる。例えばスナノミ属種(Tunga spp.)のスナノミ(Tunga penetrans)を含むスナノミ科(Tungidae)のノミ;イヌノミ属種(Ctenocephalides spp.)のイヌノミ(Ctenocephalides canis)、ネコノミ(Ctenocephalides felis)、アルカエオプシラ属種(Archaeopsylla spp.)のハリネズミノミ(Archaeopsylla erinacei)、ネズミノミ属種(Xenopsylla spp.)の東洋ネズミノミ(Xenopsylla cheopis)、ヒトノミ属種(Pulex spp.)のヒトノミ(Pulex irritans)、エチドノファガ属種(Echidnophaga spp.)のニワトリフトノミ(Echidnophaga gallinacea)を含むヒトノミ科(Pulicidae)のノミ;ナガノミ属種(Ceratophyllus spp.)のトリノミ(Ceratophyllus gallinae)、ヤマトネズミノミ(Ceratophyllus anisus)、ノソプスルラス属種(Nosopsyllus spp.)のヨーロッパネズミノミ(Nosopsyllus fasciatus)を含むナガノミ科(Ceratophyllidae)のノミ;ホソノミ属種(Leptopsylla spp.)のメクラネズミノミ(Leptopsylla segnis)を含むホソノミ科(Leptopsyllidae)のノミ。
その他にも、対象となる外部寄生虫としては、半翅目(Hemiptera)の害虫が挙げられる。半翅目(Hemiptera)の害虫としては以下の害虫が挙げられる。例えば、シメックス属種(Cimex spp.)のトコジラミ(Cimex lectularius)を含むトコジラミ科(Cimicidae)の昆虫;パンストロンギラス属種(Panstrongylus spp.)、ロドニウス属種(Rhodnius spp.)のベネズエラサシガメ(Rhodnius prolixus)、サシガメ属種(Triatoma spp.)のサシガメ(Triatoma infestans)を含むサシガメ科(Reduviidae)の昆虫。
その他にも、刺咬性昆虫(咀嚼性ハエ、吸血成虫ハエ、移動性双翅類の幼虫、寄生バエのウジ)である双翅目(Diptera)害虫にも有効である。ハエ類(Diptera)の害虫としては以下の害虫が挙げられる。
長角亜目(Nematocera)
{例えば (a)イエカ属種(Culex spp.)のネッタイイエカ(Culex quinquefasciatus)、アカイエカ(Culex pipiens pallens)、キュレックス・タルサリス(Culex tarsalis)、チカイエカ(Culex pipiens molestus)、ネッタイイエカ(Culex pipiens fatigans)、コガタアカイエカ(Culex tritaeniorhynchus summorosus)、アルミゲレス属種(Armigeres spp.)のオオクロヤブカ(Armigeres subalbatus)、ハマダラカ属種(Anopheles spp.)のガンビアハマダラカ(Anopheles gambiae)、アノフェレス・マキュリペニス(Anopheles maculipennis)、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)、オオツルハマダラカ(Anopheles lesteri)、ヤブカ属種(Aedes spp.)のネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)、イーデス・タエニオリンクス(Aedes taeniorhynchus)、トウゴウヤブカ(Aedes togoi)、キンイロヤブカ(Aedes vexans nipponii)を含むカ科(Culicidae)のカ; (b)ブユ属種(Simulium spp.)のシムリウム・レプタンス(Simulium reptans)、ツメトゲブユ(Simulium ornatum)、ヒメアシマダラブユ(Simulium venustum)、ウマブユ(Simulium salopiense)、プロシムリウム属種(Prosimulium spp)のキアシオオブユ(Prosimulium yezoense)を含むブユ科(Simuliidae)のブユ;クリコイデス属種(Culiodes spp.)のニワトリヌカカ(Culicoides arakawae)、ウスシロフヌカカ(Culicoides pictimargo)、キブネヌカカ(Culicoides kibunensis)、セマダラヌカカ(Culicoides homotomus)、ウシヌカカ(Culicoides oxystoma)、ニッポンヌカカ(Culicoides nipponensis)、ホシヌカカ(Culicoides punctatus)、ミヤマヌカカ(Culicoides maculatus)、マツザワヌカカ(Culicoides matsuzawai)を含むヌカカ科(Ceratopogonidae)のヌカカ}。
短角亜目
{例えば、 (a)例えばアブ属種(Tabanus spp.)のタバヌス・ブロミウス(Tabanus bromius)、タバヌス・スポドプテルス(Tabanus spodopterus)、タバヌス・アトラタス(Tabanus atratus)、タバヌス・スデチカス(Tabanus sudeticus)、ウシアブ(Tabanus trigonus)、アカウシアブ(Tabanus chrysurus)、シロフアブ(Tabanus trigeminus)、キスジアブ(Tabanus fulvimedioides)、イヨシロオビアブ(Tabanus iyoensis)、メクラアブ属種(Chrysops spp.)のクリソプス・カエキュチエンス(Chrysops caecutiens)、クリソプス・レリクタス(Chrysops relictus)、キンメアブ(Chrysops suavis)、クロキンメアブ(Chrysops japonicus)を含むアブ科(Tabanidae)のアブ;イエバエ属種(Muscina spp.)のイエバエ(Musca domestica)、クロイエバエ(Musca bezzii)、ノイエバエ(Musca hervei)、ウスイロイエバエ(Musca conducens)、オオイエバエ(Musca stabulans)、サシバエ属種(Stomoxys spp.)のサシバエ(Stomoxys calcitrans)、ノサシバエ属種(Haematobia spp.)のノサシバエ(Haematobia irritans)、ヘマトビア・イリタンス・エクシグア(Haematobia irritans exigua)、ヘマトビア・スティミュランス(Haematobia stimulans)、ヒメイエバエ属種(Fannia spp.)のヒメイエバエ(Fannia canisularis)を含むイエバエ科(Muscidae)のハエ;シェシェバエ属種(Glossina spp.)を含むツエツエバエ科(Glossinidae)のハエ;メロファガス属種(Melophagus spp.)のシラミバエ(Melophagus ovinus)を含むシラミバエ科(Hippoboscidae)のハエ;クロバエ属種(Calliphora)の、オオクロバエ(Calliphora lata);、キンバエ属種(Lucilia spp.)のヒツジキンバエ(Lucilia (Phaenicia) cuprina)ヒロズキンバエ(Lucilia (Phaenicia) sericata)、ミドリキンバエ(Lucilia illustris)、オビキンバエ属(Chrysomyia. spp.)のラセンウジバエ(Chrysomya hominivorax)、クリソミア・クロロピガ(Chrysomya chloropyga)、クリソミア・ベジアナ(Chrysomya bezziana)を含むクロバエ科(Calliphoridae)のハエ;カワモグリバエ亜科(Cuterebrinae)のウサギヒフバエ属種(Cuterebra spp.)、ウシバエ亜科(Hypodermatinae)のさらにはウシバエ属種(Hypoderma spp.)のウシバエ(Hypoderma bovis)、キスジウシバエ(Hypoderma lineatum)、ウマバエ亜科(Gasterophilinae)のさらにはウマバエ属種(Gasterophilus spp.)のウマバエ(Gasterophilus intestinalis)、アトアカウマバエ(Gasterophilus haemorroidalis)、ガステロフィラス・イネルミス(Gasterophilus inermis)、ムネアカウマバエ(Gasterophilus nasalis)、ガステロフィラス・ニグリコルニス(Gasterophilus nigricornis)、アカウマバエ(Gasterophilus pecorum)、ヒツジバエ亜科(Oestrinae)のさらにはヒツジバエ属種(Oestrus spp.)のヒツジバエ(Oestrus ovis)を含むヒツジバエ科(Oestridae)のハエ}。
式(1)で表される化合物を農園芸用の有害生物防除剤として用いる場合、式(1)で表される化合物をそのまま用いてもよいが、適当な固体担体、液体担体、ガス状担体等、界面活性剤、分散剤、その他の製剤用補助剤、等とともに混合して農薬製剤を調製して用いてもよい。前記農薬製剤として、好ましくは、乳剤、EW剤、液剤、懸濁剤、水和剤、顆粒水和剤、粉剤、DL粉剤、粉粒剤、粒剤、錠剤、油剤、エアゾル、フロアブル剤、ドライフロアブル剤、マイクロカプセル剤、等を挙げる事ができる。これら農薬製剤として任意に選択される剤型として用いることができる。本発明での担体とは固体担体、液体担体、ガス状担体等を指す。
前記固体担体としては、例えばタルク、ベントナイト、クレー、カオリン、ケイソウ土、バーミキュライト、ホワイトカーボン、炭酸カルシウム、酸性白土、珪砂、珪石、ゼオライト、パーライト、アタパルジャイト、軽石、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、尿素等が挙げられる。
前記液体担体としては、例えば、メタノール、エタノール、n-ヘキサノール、エチレングリコール、プロピレングリコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、n-ヘキサン、ケロシン、灯油等の脂肪族炭化水素類、トルエン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢酸エチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、ダイズ油、綿実油等の植物油類、ジメチルスルホキシド、水等が挙げられる。
また、前記ガス状担体としてはLPG、空気、窒素、炭酸ガス、ジメチルエーテル等があげられる。
前記界面活性剤及び前記分散剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル類、アルキル(アリール)スルホン酸塩類、ポリオキシアルキレンアルキル(アリール)エーテル類、多価アルコールエステル類、リグニンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルマリン縮合物、ポリカルボン酸塩、POEポリスチリルフェニルエーテル硫酸塩及びリン酸塩、POE・POPブロックポリマー等が挙げられる。
さらに、前記製剤用補助剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、キサンタンガム、α化デンプン、アラビアガム、ポリビニルピロリドン、エチレン-アクリル酸共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリエチレングリコール、流動パラフィン、ステアリン酸カルシウム、及び消泡剤、防腐剤等が挙げられる。
前記の各種担体、界面活性剤、分散剤、及び製剤用補助剤は、必要に応じてそれぞれ単独で、あるいは組み合わせて用いることができる。
当該農薬製剤中における有効成分である式(1)で表される化合物の含有量は、特に限定されないが、好ましくは、乳剤で1~75重量%、粉剤では0.3~25重量%、水和剤では1~90重量%、粒剤では0.1~10重量%である。
式(1)で表される化合物をウシ、ブタなどの家畜類、イヌ、ネコなどのペット類の動物に寄生するダニ類の防除用殺ダニ剤とする場合には、宿主動物1kgに対して、有効成分が、0.01~1000mgの割合となる量で使用することができる。
防除用殺ダニ剤は、公知の獣医学的な手法で施用することができる。その方法として、例えば、全身的抑制を目的とする場合には、錠剤、カプセル、浸漬液、飼料混入、坐薬、注射(筋肉内、皮下、静脈内、腹腔内など)などにより動物に投与する方法などが挙げられ、非全身的抑制を目的とする場合は、油性又は水性液剤を噴霧、注ぎかけ(pour-on)、滴下(spot-on)などにより投与する方法、樹脂に殺ダニ剤を練り込み、該混練物を首輪、耳札などの適当な形状に成形し、それを動物に装着する方法などが挙げられる。
本発明による有害生物防除剤は、そのままで、又は希釈して用いることができる。また、本発明による有害生物防除剤は他の殺虫剤、殺線虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、除草剤、植物成長調節剤、肥料等と混合又は併用することができる。混合又は併用することができる薬剤としては、例えば、ペスティサイドマニュアル(第18版、The British Crop Protection Council発行)及びシブヤインデックス(SHIBUYA INDEX 第17版、2014年、SHIBUYA INDEX RESEARCH GROUP発行)及びアイラックモードオブアクションクラスィフィケィションスキーム(Mode of Action Classification Scheme Version 9.3、IRAC発行)、エフラックコードリスト(FRAC Code List(C)2020: Fungicides sorted by mode of action、2020年度版、FRAC発行)に記載のものやインターネットで構造が特定できるもの(例えば、http://www.alanwood.net/pesticides/sitemap.html)が挙げられる。
より具体的には、殺虫・殺線虫剤・殺ダニ剤は、例えば以下の化合物が挙げられる。
アラニカルブ(alanycarb)、アルジカルブ(aldicarb)、ベンジオカルブ(bendiocarb)、ベンダイオカルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、ブトカルボキシム(butocarboxim)、ブトキシカルボキシム(butoxycarboxim)、カルバリル(carbaryl)、カルボフラン(carbofuran)、カルボスルファン(carbosulfan)、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、フェノブカルブ(fenobucarb)、ホルメタネート(formetanate)、フラチオカルブ(furathiocarb)、イソプロカルブ(isoprocarb)、メチオカルブ(methiocarb)、メソミル(methomyl)、オキサミル(oxamyl)、ピリミカルブ(pirimicarb)、プロポキスル(propoxur)、チオジカルブ(thiodicarb)、チオファノックス(thiofanox)、トリアザメート(triazamate)、トリメタカルブ(trimethacarb)、XMC、キシリルカルブ(xylylcarb)、メトルカルブ(metolcarb)、フェノチオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxycarb)のようなカーバメート系化合物。
アセフェート(acephate)、アザメチホス(azamethiphos)、アジンホス-エチル(azinphos-ethyl)、アジンホス-メチル(azinphos-methyl)、エチルチオメトン(ethylthiometon)、クロルエトキシホス(chlorethoxyfos)、カズサホス(cadusafos)、クロレトキシホス(chlorethoxyfos)、クロルフェンビンホス(chlorfenvinphos)、クロルメホス(chlormephos)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、クロルピリホスメチル(chlorpyrifos-methyl)、クマホス(coumaphos)、シアノホス(cyanophos)、デメトン-S-メチル(demeton-S-methyl)、ダイアジノン(diazinon)、ジクロルボス(dichlorvos)、ジクロトホス(dicrotophos)、ジメトエート(dimethoate)、ジメチルビンホス(dimethylvinphos)、EPN、エチオン(ethion)、エトプロホス(etoprophos)、ファムフール(famphur)、フェナミホス(fenamifos)、フェニトロチオン(fenitrothion)、フェンチオン(fenthion)、ホスチアゼート(fosthiazate)、ヘプテノホス(heptenophos)、イミシアホス(imicyafos) 、イソフェンホス(isofenphos)、イソプロピル=O-(メトキシアミノチオホスホリル)サリチレート[isopropyl O-(methoxyaminothiophosphoryl)salicylate]、イソキサチオン(isoxathion)、マラチオン(malathion)、メカルバム(mecarbam)、メタミドホス(methamidophos)、メチダチオン(methidathion)、メビンホス(mevinphos)、モノクロトホス(monocrotophos)、ナレド(naled)、オメトエート(omethoate)、オキシジメトンエチル(dioxydemeton ethyl)、パラチオン(parathion)、パラチオン-メチル(parathion-methyl) 、PAP、ホレート(phorate)、ホサロン(phosalone)、ホスメット(phosmet)、ホスファミドン(phosphamidon)、ホキシム(phoxim)、ピリミホス-メチル(pirimiphos-methyl)、プロフェノホス(profenofos)、プロペタンホス(propetamphos)、プロチオホス(prothiofos)、ピラクロホス(pyraclofos)、ピリダフェンチオン(pyridaphenthion)、キナルホス(quinalphos)、スルホテップ(sulfotep)、テブピリミホス(tebupirimfos)、テメホス(temephos)、テルブホス(terbufos)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、チオメトン(thiometon)、トリアゾホス(triazophos)、トリクロルホン(trichlorfon)、バミドチオン(vamidothion)、クロルピリホス-エチル(chlorpyrifos-ethyl)、ジスルフォトン(disulfoton)、スルプロホス(sulprofos)、フルピラゾホス(flupyrazophos)、フェントエート(phenthoate)、ホノホス(fonofos)、トリブホス(tribufos)のような有機リン酸エステル系化合物。
エンドスルファン(endosulfan) 、アルファ-エンドスルファン(alpha-endosulfan)、ガンマ-HCH(gamma-HCH) 、ジコホル(dicofol) 、クロルデン(chlordane)、ディルドリン(dieldrin)、メトキシクロル(methoxyclor)のような有機塩素系化合物。
アセトプロール(acetoprole)、フィプロニル(fipronil)、エチプロール(ethiprole)、ピラフルプロール(pyrafluprole)、ピリプロール(pyriprole)、フルフィプロール(flufiprole)、ニコフルプロール(nicofluprole)のようなフェニルピラゾール系化合物。
ブロフラニリド(broflanilide)、シプロフラニリド(cyproflanilide)のようなメタジアミド系化合物。
アフォキソラネル(afoxolaner)、フルララネル(fluralaner)、サロラネル(sarolaner)、フルキサメタミド(fluxametamide)、ロティラネル(lotilaner)、イソシクロセラム(isocycloseram)のようなイソキサゾリン系化合物。
アクリナトリン(acrinathrin)、アレスリン(allethrin)、d-cis-transアレスリン、d-transアレスリン(d-cis-trans allethrin)、ビフェントリン(bifenthrin)、カッパ-ビフェントリン(kappa-bifenthrin)、ビオアレスリンS-シクロペンテニル(bioallethrin S-cyclopentenyl)、ビオレスメトリン(bioresmethrin)、シクロプロトリン(cycloprothrin)、シフルトリン(cyfluthrin)、ベータ-シフルトリン(beta-cyfluthrin)、シハロトリン(cyhalothrin)、ラムダ-シハロトリン(ramda-cyhalothrin)、ガンマ-シハロトリン(gamma-cyhalothrin)、シペルメトリン(cypermethrin)、アルファ-シペルメトリン(alpha-cypermethrin)、ベータ-シペルメトリン(beta-cypermethrin)、シータ-シペルメトリン(theta-cypermethrin)、ゼータ-シペルメトリン(zeta-cypermethrin)、シフェノトリン(cyphenothrin)、デルタメトリン(deltamethrin)、エンペントリン(empenthrin)、エスフェンバレレート(esfenvalerate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、フェンプロパトリン(fenpropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシトリネート(flucythrinate)、フルメトリン(flumethrin)、タウ-フルバリネート(tau-fluvalinate)、ハルフェンプロックス(halfenprox)、イミプロトリン(imiprothrin)、カデスリン(kadethrin)、ペルメトリン(permethrin)、フェノトリン(phenothrin)、プラレトリン(prallethrin)、ピレトリン(pyrethrin)、レスメトリン(resmethrin)、シラフルオフェン(silafluofen)、テフルトリン(tefluthrin)、カッパ-テフルトリン(kappa-tefluthrin)、フタルスリン(phthalthrin)、テトラメトリン(tetramethrin)、トラロメトリン(tralomethrin)、トランスフルトリン(transfluthrin)、メトキサジアゾン(metoxadiazone)、メトフルトリン(metofluthrin)、プロフルトリン(profluthrin)、ピレトラム(pyrethrum)、テラレトリン(terallethrin)、モンフルオロスリン(momfluorothrin)、ヘプタフルトリン(heptafluthrin)、メペルフルスリン(meperfluthrin)、テトラメチルフルスリン(tetramethylfluthrin)、ジメフルトリン(dimefluthrin)、プロトリフェンブト(protrifenbut)のようなピレスロイド系化合物。
アセタミプリド(acetamiprid)、クロチアニジン(chlothianidin)、ジノテフラン(dinotefuran)、イミダクロプリド(imidacloprid)、ニテンピラム(nitenpyram)、チアクロプリド(thiacloprid)、チアメトキサム(thiamethoxam)のようなネオニコチノイド化合物。
スルホキサフロル(sulfoxaflor)のようなスルホキサミン系化合物。
フルピラジフロン(flupyradifurone)のようなブテノライド系化合物。
トリフルメゾピリム(triflumezopyrim)、ジクロロメゾチアズ(dicloromezotiaz)、フェンメゾジチアズ(fenmezoditiaz)のようなメソイオン系化合物。
フルピリミン(flupyrimin)のような2-アミノピリジン系化合物。
スピノサド(spinosad)、スピネトラム(spinetoram)のようなスピノシン系化合物。
アバメクチン(abamectin)、イベルメクチン(ivermectin)、エマメクチン安息香酸塩(emamectin benzoate)、ミルベメクチン(milbemectin)、レピメクチン(lepimectin)のようなマクロライド系化合物。
ヒドロプレン(hydroprene)、キノプレン(quinoprene)、ジオフェノラン(Diofenolan)、メトプレン(methoprene)のような幼若ホルモン様化合物。
ピリプロキシフェン(pyriproxyfene)のような4-フェノキシフェノキシ系化合物。
ピメトロジン(pymetrozine)のようなピリジンアゾメチン系化合物。
フロニカミド(flonicamid)のようなピリジンカルボキサミド系化合物。
エトキサゾール(ethoxazole)のようなオキサゾール系化合物。
B.t. subsp. israelensis、B.t. subsp.aizawai、B.t. subsp. kurstaki、B.t. subsp. tenebrionisのようなBacillus thuringiensis及びBacillus sphaericus剤及びそれらが産生する殺虫性タンパク。前記に該当するBt作物が産生する殺虫性タンパク。
ジアフェンチウロン(diafenthiuron)のようなチオウレア系化合物。
アゾシクロチン(azocyclotin)、シヘキサチン(cyhexatin)、酸化フェンブタスズ(fenbutatin oxide)のような有機金属系化合物。
プロパルギット(propargite)のような亜硫酸エステル系・ジフェニルエーテル系化合物。
テトラジホン(tetradifon)のようなジフェニルスルホン系化合物。
クロルフェナピル(chlorfenapyr) 、トラロピリル(tralopyril)のようなピロール系化合物。
DNOCのようなジニトロ系化合物。
ベンスルタップ(bensultap)、カルタップ(cartap)、チオシクラム(thiocyclam)、チオスルタップ(thiosultap)、チオスルタップ-ナトリウム(thiosultap sodium)のようなネライストキシン類縁体。
ビストリフルロン(bistrifluron)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron) 、ジフルベンズロン(diflubenzuron)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ルフェヌロン(lufenuron)、ノバルロン(novaluron)、ノビフルムロン(noviflumuron)、テフルベンズロン(teflubenzuron)、トリフルムロン(triflumuron)、ビストリフルロン(bistrifluron)のようなベンゾイルウレア系化合物、ブプロフェジン(buprofezin)のようなチアジアジン系化合物。
シロマジン(cyromazine)のようなトリアゾール系化合物。
クロマフェノジド(chromafenozide)、ハロフェノジド(halofenozide)、メトキシフェノジド(methoxyfenozide)、テブフェノジド(tebufenozide)のようなジアシルヒドラジン系化合物。
アミトラズ(amitraz)のようなアミジン系化合物。
ヒドラメチルノン(hydramethylnon)のようなアミジノヒドラゾン系化合物。
アセキノシル(acequinocyl)のようなナフトキノン系化合物。
フルアクリピリム(fluacrypyrim)、ピリミノストロビン(pyriminostrobin)、フルフェノキシストロビン(Flufenoxystrobin)のようなストロビルリン系化合物。
フェナザキン(fenazaquin)のようなキナゾリン系化合物。
フェンピロキシメート(fenpyroxymate)のようなフェノキシピラゾール系化合物。
ピリミジフェン(pyrimidifen)のようなフェノキシエチルアミン系化合物。
ピリダベン(pyridaben)のようなピリダジノン系化合物。
テブフェンピラド(tebufenpyrad)、トルフェンピラド(tolfenpyrad)、ピフルブミド(pyflubumide)、ジンプロピリダズ(dimpropyridaz)のようなピラゾール-4-カルボキサミド系化合物。
メタフルミゾン(metaflumizone)のようなヒドラジンカルボキサミド系化合物。
スピロジクロフェン(spirodiclofen)、スピロテトラマト(spirotetaramat)、スピロメシフェン(spiromesifen)、スピロピディオン(spiropidion)、スピドキサマト(spidoxamat)のようなテトロン酸及びテトラミン酸系化合物。
シフルメトフェン(cyflumetofen)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、シエトピラフェン(cyetpyrafen)のようなベータ-ケトニトリル系化合物。
フルベンジアミド(flubendiamide)のようなフタル酸アミド系化合物。
クロラントラニリプロール(chlorantraniliprole)、シアントラニリプロール(cyantraniliprole)、シクラニリプロール(cyclaniliprole)、テトラニリプロール(tetraniliprole)、シハロジアミド(cyhalodiamide)、テトラクロラントラニリプロール(tetrachlorantraniliprole)、フルクロロジニリプロール(fluchlordiniliprole)のようなアントラニル酸アミド系化合物。
キノメチオネート(quinomethionate)のようなキノキサリン系化合物。
ヘキシチアゾクス(hexythiazox)のようなチアゾリジノン系化合物。
ビフェナゼート(bifenazate)のようなヒドラジン系化合物。
フルフェネリム(flufenerim)のようなピリジナミン系化合物。
ピリフルキナゾン(pyrifluquinazon)のようなアミノキナゾリン系化合物。
フロメトキン(flometoquin)のような6-フェノキシキノリン系化合物。
フルオピラム(fluopyram)のようなピリジニルエチルベンズアミド系化合物。
シクロブトリフルラム(cyclobutrifluram)のようなピリジニルシクロブチニルアミド系化合物。
フルアザインドリジン(fluazaindolizine)、アミドフルメト(amidoflumet)のようなスルホンアミド系化合物。
チクロピラゾフロル(tyclopyrazoflor)のようなピリジルピラゾール系化合物。
チオキサザフェン(tioxazafen)のようなオキサジアゾール系化合物。
オキサゾスルフィル(oxazosulfyl)のようなベンゾオキサゾール系化合物。
インダザピロキサメット(indazapyroxamet)のようなピリジルインダゾール系化合物。 トリフルエンフルオネート(trifluenfuronate)のようなブチロラクトン系化合物。
また、その他の殺虫・殺線虫・殺ダニ剤として、ニコチン(nicotine)、クロロピクリン(chloropicrin)、フッ化スルフリル(sulfuryl fluoride)、クリロチエ(crylotie)、クロフェンテジン(clofentezine)、ジフロビダジン(diflovidazin)、ロテノン(rotenone)、インドキサカルブ(indoxacarb)、ピペロニルブトキシド(piperonyl butoxide)、クロルジメホルム(chlordimeform)、ピリダリル(pyridalyl)、アザジラクチン(azadirachtin)、ベンゾキシメート(benzoxymate)、アフィドピロペン(afidopyropen)、フルヘキサホン(fluhexafon)、フルエンスルホン(fluensulfone)、ベンクロチアズ(benclothiaz)、カルゾール(carzole)、殺虫性石鹸、ジメヒポ(dimehypo)、ニチアジン(nithiazine)、ホウ酸塩(borate salt)、メタアルデヒド(metaaldehyde)、リアノジン(ryanodine)、スルフルラミド(sulfluramid)、アシノナピル(acynonapyr)、ベンズピリモキサン(benzpyrimoxan)、3-ブロモ-N-(2,4-ジクロロ-6-(メチルカルバモイル)フェニルイル)-1-(3,5-ジクロロピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド、フルペンチオフェノックス(flupentiofenox)のような化合物が挙げられる。更に、本発明による有害生物防除剤は、昆虫病原性バクテリア、昆虫病原性ウイルス及び昆虫病原性菌類などのような微生物農薬とも、混用又は併用することもできる。
用いられる殺菌剤は、例えば以下が挙げられる。
メタラキシル(metalaxyl)、メタラキシル-M(metalaxyl-M)、オキサジキシル(oxadixyl)、オフラセ(ofurase)、ベナラキシル(benalaxyl)、ベナラキシル-M(benalaxyl-M)、キララキシル(kiralaxyl)、オフラース(ofurace)、フララキシル(furalaxyl)、シプロフラン(cyprofuram)のようなフェニルアミド系化合物、ブプリメート(bupyrimate)、ジメチリモール(dimethilimol)、エチリモール(ethilimol)のようなヒドロキシピリミジン系化合物。
ヒメキサゾール(hymexazole)、ヒドロキシイソキサゾール(hydroxyisoxazole)のようなイソキサゾール系化合物、オキサチアピプロリン(oxathiapiprolin)、フルオキサピプロリン(fluoxapiprolin)のようなピペリジニルチアゾールイソオキサゾリン系化合物、オクチリノン(octhilinone)のようなイソチアゾロン系化合物、オキソリニック酸(oxolinic acid)のようなカルボン酸系化合物。
ベノミル(benomyl)、チオファネートメチル(thiophanate-methyl)、カーベンダゾール(carbendazole)、フベリダゾール(fuberidazole)、チアベンダゾール(thiabendazole)、デバカルブ(debacarb)のようなベンズイミダゾール・チオファネート系化合物。
ジエトフェンカルブ(diethofencarb)のようなN-フェニルカーバメート系化合物。
ゾキサミド(zoxamide)のようなトルアミド系化合物。
エタボキサム(ethaboxam)のようなエチルアミノチアゾールカルボキサミド系化合物。
ペンシクロン(pencycuron)のようなフェニルウレア系化合物。
フルオピコリド(fluopicolide)、フルオピモミド(fluopimomide)のようなピリジニルメチルベンズアミド系化合物。
ジフルメトリム(diflumetorim)、ブピリメート(bupirimate)、のようなピリミジンアミン系化合物。
ベノダニル(benodanil)、フルトラニル(flutolanil)、メプロニル(mepronil)、フルフェノキサジアザム(flufenoxadiazam)のようなベンズアニリド系化合物。
イソフェタミド(isofetamid)のようなフェニルオキソエチルチオフェンアミド系化合物。
フルオピラム(fluopyram)のようなピリジニルエチルベンズアミド系化合物。
フェンフラム(fenfuram)のようなフランカルボキサミド系化合物。
オキシカルボキシン(oxycarboxin)、カルボキシン(carboxin)のようなオキサチインカルボキサミド系化合物。
チフルザミド(thifluzamide)のようなチアゾールカルボキサミド系化合物。
フルキサピロキサド(fluxapyroxad)、フラメトピル(furametpyr)、ペンフルフェン(penflufen)、ペンチオピラド(penthiopyrad)、ベンゾビンジフルピル(benzovindiflupyr)、ビキサフェン(bixafen)、イソピラザム(isopyrazam)、セダキサン(sedaxane)、インピルフルキサム(inpyrfluxam) 、フルインダピル(fluindapyr)、イソフルシプラム(isoflucypram)、ピラプロポイン(pyrapropoyne)、フルベネテラム(flubeneteram)のようなピラゾール-4-カルボキサミド系化合物。
ボスカリド(boscalid)のようなピリジンカルボキサミド系化合物。
アゾキシストロビン(azoxystrobin)、コウメトキシストロビン(coumetoxystrobin)、クレソキシムメチル(kresoxym-methyl)、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、メトミノストロビン(metominostrobin)、オリサストロビン(orysastrobin)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、ピラオキシストロビン(pyraoxystrobin)、ピラメトストロビン(pyrametostrobin)、フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、フェナミンストロビン(fenaminstrobin)、エノキサストロビン(enoxastrobin)、クモキシストロビン(coumoxystrobin)、マンデストロビン(mandestrobin)、トリクロピリカルブ(triclopyricarb)のようなストロビルリン系化合物。
ファモキサドン(famoxadon)のようなオキサゾリジンジオン系化合物。
フェンアミドン(fenamidone)のようなイミダゾリノン系化合物。
トリクロピリカルブ(triclopyricarab)、ピリベンカルブ(pyribencarb)のようなベンジルカーバメート系化合物。
シアゾファミド(cyazofamid)のようなシアノイミダゾール系化合物。
アミスルブロム(amisulbrom)のようなスルファモイルトリアゾール系化合物。
ビナパクリル(binapacryl)、メプチルジノカップ(meptyldinocap)、ジノカップ(dinocap)のようなジニトロフェニルクロトン系化合物。
フルアジナム(fluazinam)のような2,6-ジニトロアニリン系化合物。
フェリムゾン(ferimzone)のようなピリミジノンヒドラゾン系化合物。
酢酸-フェンチン(fentin-acetate)、塩化フェンチン(fentin chloride)、水酸化フェンチン(fentin hydroxide)、水酸化トリフェニルスズ(fenthin hydroxide)、酢酸トリフェニルスズ(fenthin acetate)、オキシン銅(oxine copper)のような有機・無機金属系化合物。
シルチオファム(silthiofam)のようなチオフェンカルボキサミド系化合物。
アメトクトラジン(ametoctradin)のようなトリアゾロピリミジンアミン系化合物。
メパニピリム(mepanipyrim)、ニトラピリン(nitrapyrin)、ピリメサニル(pyrimethanil)、シプロジニル(cyprodinil)のようなアニリノピリミジン系化合物。
ブラストサイジンS(blasticidin-S)のようなエノピラヌロン酸抗生物質。
カスガマイシン(kasugamycin)、カスガマイシン塩酸塩水和物(kasugamycin hydrochloride hydrate )のようなヘキソピラノシル抗生物質。
ストレプトマイシン(streptomycin)のようなグルコピラノシル抗生物質。
オキシテトラサイクリン(oxytetracycline)のようなテトラサイクリン抗生物質。
キノキシフェン(quinoxyfen)のようなアリルオキシキノリン系化合物。
プロキナジド(proquinazid)のようなキナゾリン系化合物。
フルジオキソニル(fludioxonil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)のようなシアノピロール系化合物。
フルオロイミド(fluoroimid)、プロシミドン(procymidone)、イプロジオン(iprodione)、ビンクロゾリン(vinchlozolin)のようなジカルボキシイミド系化合物。
エジフェンホス(edifenphos)、イプロベンホス(iprobenfos)、ピラゾホス(pyrazophos)のようなホスホロチオレート系化合物。
イソプロチオラン(isoprothiolane)のようなジチオラン系化合物。
プロパモカルブ(propamocarb)、プロパモカルブ塩酸塩(propamocarb hydrochloride)のようなプロピルカーバメート系化合物。
Bacillus subtilis(QST713、FZB24、MBI600、D747株)のようなBacillus属及び産生された殺菌性タンパク類、及び、前記Bt作物により産生された殺菌性タンパク類。
ゴセイカユプテの抽出物のようなテルペン炭化水素類とテルペンアルコール類。
トリホリン(triforine)のようなピペラジン系化合物。
ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリソキサゾール(pyrisoxazole)のようなピリジン系化合物。
フェナリモル(fenarimol)、ヌアリモル (nuarimol)、フルメチルスルフォリム(flumetylsulforim)のようなピリミジン系化合物。
アザコナゾール(azaconazole)、ブロムコナゾール(bromuconazole)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジニコナゾール-M(diniconazole-M)、エポキシコナゾール(epoxyconazole)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、オキスポコナゾール(oxpoconazole)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ジフェノコナゾール(difenoconazole)、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イプコナゾール(ipconazole)、メトコナゾール(metconazole)、テトラコナゾール(tetraconazole)、トリアジメホン(triadimefon)、トリアジメノール(triadimenol)、トリチコナゾール(triticonazole)、ウニコナゾール(uniconazole)、イマザリル(imazalil)、ビテルタノール(bitertanol)、トリフルミゾール(triflumizole)、エタコナゾール(etaconazole)、プロピコナゾール(propiconazole)、ペンコナゾール(penconazole)、フルシラゾール(flusilazole)、フルトリアホール(flutriafol)、ミクロブタニル(myclobutanil)、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、プロチオコナゾール(prothioconazole)、シプロコナゾール(cyproconazole)、テブコナゾール(tebuconazole)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、プロクロラズ(prochloraz)、シメコナゾール(simeconazole)、イプフェントリフルコナゾール(ipfentrifluconazole)、フルオキシチオコナゾール(fluoxytioconazole)のようなアゾール系化合物。
アルジモルフ(aldimorph)、ドデモルフ(dodemorph)、酢酸ドデモルフ(dodemorph acetate)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピモルフ(fenpropimorph)、ジメトモルフ(dimethomorph)、フルモルフ(flumorph)、ピリモルフ(pyrimorph)のようなモルフォリン系化合物。
ピペラリン(piperalin)、フェンプロピディン(fenpropidin)のようなピペリジン系化合物。
スピロキサミン(spiroxamine)のようなスピロケタールアミン系化合物。
フェンヘキサミド(fenhexamid)のようなヒドロキシアニリド系化合物。
フェンピラザミン(fenpyrazamine)のようなアミノピラゾリノン系化合物。
フェルバム(ferbam)、メタム(metam)、メタスルホカルブ(metasulphocarb)、メチラム(metiram)、チラム(thiram)、マンゼブ(mancozeb)、マンネブ(maneb)、ジネブ(zineb)、ジラム(ziram)、ポリカーバメート(polycarbamate)、プロビネブ(propineb)、チウラム(thiuram)、ピリブチカルブ(pyributicarb)のようなチオカーバメート・ジチオカーバメート系化合物。
バリダマイシン(validamycin)のようなグルコピラノシル抗生物質。
ミルジオマイシン(mildiomycin)、ポリオキシン(polyoxin)のようなヌクレオシド系抗生物質。
ベンチアバリカルブ(benthiavalicarb)、ベンチアバリカルブイソプロピル(benthiavalicarb-isopropyl)、バリフェナレート(valifenalate)、イプロバリカルブ(iprovalicarb)のようなバリンアミドカーバメート系化合物。
マンジプロパミド(mandipropamid)のようなマンデル酸アミド系化合物。
フェンピコキサミド(fenpicoxamid)、フロリルピコキサミド(florylpicoxamid)、メタリルピコキサミド(metarylpicoxamid)のようなピコリナミド系化合物。
フサライド(fthalide)のようなイソベンゾフラノン系化合物。
ピロキロン(pyroquilone)のようなピロロキノリノン系化合物。
トリシクラゾール(tricyclazole)のようなトリアゾロベンゾチアゾール系化合物。
カルプロパミド(carpropamid)のようなシクロプロパンカルボキサミド系化合物。
ジクロシメット(diclocymet)のようなカルボキサミド系化合物。
フェノキサニル(fenoxanil)のようなプロピオンアミド系化合物。
アシベンゾラルS-メチル(acibenzolar-S-methyl)のようなベンゾチアジアゾール系化合物。
プロベナゾール(probenazole)、ジクロベンチアゾクス(dichlobentiazox)のようなベンゾイソチアゾール系化合物。
チアジニル(tiadinil)のようなチアジアゾールカルボキサミド系化合物。
イソチアニル(isotianil)のようなイソチアゾールカルボキサミド系化合物。
シモキサニル(cymoxanil)のようなシアノアセトアミド=オキシム系化合物。
ホセチル(fosetyl)のようなエチルホスホネート系化合物。
テクロフタラム(techlophthalam)のようなフタラミン酸系化合物。
トリアゾキシド(triazoxide)のようなベンゾトリアジン系化合物。
フルスルファミド(flusulfamide)のようなベンゼンスルホン酸系化合物。
ジクロメジン(diclomezine)のようなピリダジノン系化合物。
シフルフェナミド(cyflufenamide)のようなフェニルアセトアミド系化合物。
メトラフェノン(metrafenopne)のようなベンゾフェノン系化合物。
ピリオフェノン(pyriofenone)のようなベンゾイルピリジン系化合物。
フルチアニル(flutianil)のようなシアノメチレンチアゾリジン系化合物。
テブフロキン(tebufloquin)のような4-キノリル酢酸系化合物。
イプフルフェノキン(ipflufenoquin)のような3-フェノキシキノリン系化合物。
ホセチルアルミニウム(fosetyl-aluminium)、トルクロホス-メチル(tolclofos-methyl)のような有機リン系化合物。
エクロメゾール(echlomezole)のような1,2,4-チアジアゾール系化合物。
トルプロカルブ(tolprocarb)のようなトリフルオロエチルカーバメート系化合物。
ボルドー(Bordeaux)混合液、酢酸銅(copper acetate)、塩基性硫酸銅(basic copper sulfate)、オキシ塩化銅(oxy copper chloride)、水酸化第二銅(copper hydroxide)、オキシキノリン銅(oxine-copper)のような銅系化合物。
銅、硫黄のような無機化合物。
キャプタン(captan)、カプタホール(captafol)、フォルペット(folpet)のようなN-ハロゲノチオアルキル系化合物。
アニラジン(anilazine)、クロロタロニル(chlorothalonil)、ジクロロフェン(dichlorophen)、ペンタクロロフェノール(pentachlorophenol)及びその塩、ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene)、キントゼン(quintozene)のような有機塩素系化合物。
イミノクタジン酢酸塩(iminoctadine triacetate salt)、イミノクタジンアルベシル酸塩(iminoctadine albesilate)、グアニジン(guanidine)、ドジン(dodine)、ドジン遊離塩基(dodine free base)、グアザチン(guazatine)、グアザチン酢酸塩(guazatine acetate salt)、アルベシレート(albesilate)のようなグアニジン系化合物。
ジチアノン(dithianon)のようなアントラキノン系化合物。
キノメチオネート(quinomethionate)のようなキノキサリン系化合物。
フルオルイミド(fluoroimide)のようなマレイミド系化合物、トリルフルアニド(tolylfluanid)、ジクロフルアニド(dichlofluanid)のようなスルフェン酸系化合物。
ジノブトン(dinobuton)のようなジニトロフェノール系化合物。
ダゾメット(dazomet)のような環状ジチオカーバメート系化合物。
ピラジフルミド(pyraziflumid)のようなアニリド系化合物。
アミノピリフェン(aminopyrifen)のようなニコチン酸エステル系化合物。
メチルテトラプロール(metyltetraprole)のようなテトラゾリノン系化合物。
ピリダクロメチル(pyridachlometyl)のようなピリダジン系化合物。
クロロインコナジド(chloroinconazide)のようなヒドラジド系化合物。
また、その他の殺菌剤として、ジピメチトロン(dipymetitrone)、ピカルブトラゾクス(picarbutrazox)、テクナゼン(tecnazen)、ニトルタール-イソプロピル(nitrthal-isopropyl)、ジシクロメット(dicyclomet)、アシベンゾラル(acibenzolar)、プロヘキサジオン-カルシウム(prohexadione-calcium)、ブロノポール(bronopol)、ジフェニルアミン(diphenylamine)、フルメトベル(flumetover)、ベントキサジン(bethoxazin)、ビフェニル(biphenyl)、クロロネブ(chloroneb)、CNA、ヨードカルブ(iodcarb)、プロチオカルブ(prothiocarb)、セボクチルアミン(seboctylamine)などが挙げられる。
式(1)で表される本発明化合物もしくはその塩又はN-オキシドはその農園芸上及び動物薬上許容可能な酸付加塩(これら全てを「本発明化合物」とも称する)は、その有効量を、植物、土壌又は動物に適用することにより、対象の有害生物の防除に使用することができる。すなわち、これらの分野の有害生物の防除方法が提供される。ここで、本発明による防除方法には、本発明化合物を、密閉された空間において燻煙処理によって適用する方法も含まれる。
本発明化合物はまた、生物学的に有効な量で作物、作物が成長する種子、又は作物の胎座に処理又は接触されることにより、作物の活力を高める。
処理又は接触の対象が種子である場合、本発明化合物の量は限定されないが、処理後の種子全体の約0.0001~約1質量%の量で本発明化合物が含まれることは好ましい。
本発明によりさらに、本発明化合物の、動物・鳥類を有害寄生性無脊椎生物から保護する組成物の有効成分としての使用が提供される。該組成物は、本発明化合物を、殺寄生虫的に有効でありかつ対象である動物・鳥類に害を与えない量で、含む。前記使用において、本発明化合物は、有害無脊椎生物又はその生育環境に生物学的に有効な量で接触され、有害無脊椎生物を防除する。
次に、本発明化合物の具体例を以下に示す。
式(1)のBがB-7、DがD-1である式(1-1)において、
Figure 2024156882000035

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-1である式(1-1)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
Figure 2024156882000036
Figure 2024156882000037
Figure 2024156882000038
Figure 2024156882000039
Figure 2024156882000040
Figure 2024156882000041
Figure 2024156882000042
Figure 2024156882000043
Figure 2024156882000044
Figure 2024156882000045
Figure 2024156882000046
Figure 2024156882000047
Figure 2024156882000048
Figure 2024156882000049
Figure 2024156882000050
Figure 2024156882000051
Figure 2024156882000052
Figure 2024156882000053
式(1)のBがB-7、DがD-2である式(1-2)において、
Figure 2024156882000054

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-2である式(1-2)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-3である式(1-3)において、
Figure 2024156882000055

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-3である式(1-3)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-4である式(1-4)において、
Figure 2024156882000056

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-4である式(1-4)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-5である式(1-5)において、
Figure 2024156882000057

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-5である式(1-5)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-6である式(1-6)において、
Figure 2024156882000058

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-6である式(1-6)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-7である式(1-7)において、
Figure 2024156882000059

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-7である式(1-7)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-8である式(1-8)において、
Figure 2024156882000060

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-8である式(1-8)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-9である式(1-9)において、
Figure 2024156882000061

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-9である式(1-9)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-7、DがD-10である式(1-10)において、
Figure 2024156882000062

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-7、DがD-10である式(1-10)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表5-1~表5-5に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-1である式(1-11)において、
Figure 2024156882000063

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-1である式(1-11)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、及び表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
Figure 2024156882000064
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-2である式(1-12)において、
Figure 2024156882000065

は酸素原子、硫黄原子、NY、若しくはC(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-2である式(1-12)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-3である式(1-13)において、
Figure 2024156882000066

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-3である式(1-13)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-4である式(1-14)において、
Figure 2024156882000067

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-4である式(1-14)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-5である式(1-15)において、
Figure 2024156882000068

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-5である式(1-15)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-6である式(1-16)において、
Figure 2024156882000069

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-6である式(1-16)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-7である式(1-17)において、
Figure 2024156882000070

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-7である式(1-17)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-8である式(1-18)において、
Figure 2024156882000071

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-8である式(1-18)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-9である式(1-19)において、
Figure 2024156882000072

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-9である式(1-19)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-10である式(1-20)において
Figure 2024156882000073

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-1であり、GがCRであり、Gが窒素原子であり、DがD-10である式(1-20)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、Rが表4に記載の置換基であり、Rが表6-1~表6-3に記載の置換基であり、Rが表8に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-21)において、
Figure 2024156882000074

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-21)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、及び表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
Figure 2024156882000075
Figure 2024156882000076
Figure 2024156882000077
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-22)において、
Figure 2024156882000078

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-22)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-23)において、
Figure 2024156882000079

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-23)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-24)において、
Figure 2024156882000080

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-24)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-25)において、
Figure 2024156882000081

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-25)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-26)において、
Figure 2024156882000082

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-26)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-27)において、
Figure 2024156882000083

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-27)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-28)において、
Figure 2024156882000084

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-28)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-29)において、
Figure 2024156882000085

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-29)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-2でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-30)において、
Figure 2024156882000086

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-2であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-30)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、Rが表10に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-31)において、
Figure 2024156882000087

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-31)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、及び表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
Figure 2024156882000088
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-32)において、
Figure 2024156882000089

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-32)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-33)において、
Figure 2024156882000090

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-33)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-34)において、
Figure 2024156882000091

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-34)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-35)において、
Figure 2024156882000092

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-35)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-36)において、
Figure 2024156882000093

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-36)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-37)において、
Figure 2024156882000094

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-37)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-38)において、
Figure 2024156882000095

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-38)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-39)において、
Figure 2024156882000096

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-39)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-3でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-40)において、
Figure 2024156882000097

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
10は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、-NY基、-C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-40)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R10が表11に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-41)において、
Figure 2024156882000098

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-41)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、及び表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-42)において、
Figure 2024156882000099

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-42)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-43)において、
Figure 2024156882000100

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-43)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-44)において、
Figure 2024156882000101

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-44)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-45)において、
Figure 2024156882000102

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-45)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-46)において、
Figure 2024156882000103

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-46)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-47)において、
Figure 2024156882000104

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-47)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-48)において、
Figure 2024156882000105

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-48)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-49)において、
Figure 2024156882000106

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-49)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-4でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-50)において、
Figure 2024156882000107

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-4であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-50)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-51)において、
Figure 2024156882000108

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-51)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、及び表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-52)において、
Figure 2024156882000109

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-52)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-53)において、
Figure 2024156882000110

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-53)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-54)において、
Figure 2024156882000111

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-54)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-55)において、
Figure 2024156882000112

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-55)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-56)において、
Figure 2024156882000113

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-56)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-57)において、
Figure 2024156882000114

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-57)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-58)において、
Figure 2024156882000115

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-58)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-59)において、
Figure 2024156882000116

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-59)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-5でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-60)において、
Figure 2024156882000117

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-5であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-60)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-61)において、
Figure 2024156882000118

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-3であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-1である式(1-61)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、及び表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
Figure 2024156882000119
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-62)において、
Figure 2024156882000120

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基(からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-2である式(1-62)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-63)において、
Figure 2024156882000121

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-3である式(1-63)において、Z1A、Z1B、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-64)において、
Figure 2024156882000122

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-4である式(1-64)において、Z1A、Z1B、Z1D、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-65)において、
Figure 2024156882000123

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-5である式(1-65)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-66)において、
Figure 2024156882000124

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-6である式(1-66)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-67)において、
Figure 2024156882000125

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-7である式(1-67)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-68)において、
Figure 2024156882000126

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及び、Z1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-8である式(1-68)において、Z1B、Z1C、及び、Z1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、及び、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-69)において、
Figure 2024156882000127

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-9である式(1-69)において、Z1A、Z1C、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-6でありG、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-70)において、
Figure 2024156882000128

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及び、Z1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、R、R、及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有してもよい(C~C)アルキニル、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキニル、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
、Y、Y及びYは前記と同義であり、
11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基からなる群から選択される基であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、
若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-6であり、G、G、G及びGがそれぞれCR、CR、CR、CRであり、DがD-10である式(1-70)において、Z1A、Z1B、及び、Z1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、及び、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R、R、R、及び、Rがそれぞれ独立して表9-1、表9-2に記載の置換基であり、R11が表12に記載の置換基であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-1である式(1-71)において、
Figure 2024156882000129

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-1である式(1-71)において、Z1A、Z1B、Z1C、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
Figure 2024156882000130
Figure 2024156882000131
Figure 2024156882000132
式(1)のBがB-8、DがD-2である式(1-72)において、
Figure 2024156882000133

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及びZ1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-2である式(1-72)において、Z1A、Z1B、Z1C、及びZ1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-3である式(1-73)において、
Figure 2024156882000134

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1C、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-3である式(1-73)において、Z1A、Z1B、Z1C、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-4である式(1-74)において、
Figure 2024156882000135

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、Z1D、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-4である式(1-74)において、Z1A、Z1B、Z1D、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-5である式(1-75)において、
Figure 2024156882000136

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及びZ1Cは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-5である式(1-75)において、Z1A、Z1B、及びZ1Cがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-3に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-6である式(1-76)において、
Figure 2024156882000137

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及びZ1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-6である式(1-76)において、Z1A、Z1B、及びZ1Dがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-7である式(1-77)において、
Figure 2024156882000138

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及びZ1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-7である式(1-77)において、Z1A、Z1C、及びZ1Dがそれぞれ表1-1、表1-3、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-8である式(1-78)において、
Figure 2024156882000139

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1B、Z1C、及びZ1Dは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-8である式(1-78)において、Z1B、Z1C、及びZ1Dがそれぞれ表1-2、表1-3、表1-4に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-9である式(1-79)において、
Figure 2024156882000140

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1C、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-9である式(1-79)において、Z1A、Z1C、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-3、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
式(1)のBがB-8、DがD-10である式(1-80)において、
Figure 2024156882000141

は酸素原子、硫黄原子、NY、C(J)であり、
nは0、若しくは1であり、
、J、J、Jは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有してもよい(C~C)アルキル基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有してもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有してもよいハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、若しくはC-J及びC-J、またはC-J及びC-Jの二つの結合が一緒になったカルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基からなる群から選択される基であり、
及びJ、J及びJ、Y及びYは、前記と同義であり、
1A、Z1B、及びZ1Eは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
13は、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)シクロアルキル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルケニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルチオ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよい(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、置換基を有していてもよい(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、置換基を有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいフェノキシ基、置換基を有していてもよいピリジルオキシ基、-NY基、-C(O)NY基、-CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ホルミル基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基及びSF基からなる群から選択される基であり、
Wは酸素原子、硫黄原子又はNYであり、
、Y、Y、Y及びYは前記と同義であり、
12は(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、NY基からなる群から選択される基であり、
及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基、若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基を形成する基であり、
mは0~2の整数であり、
ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2である、化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドである。
式(1)のBがB-8、DがD-10である式(1-80)において、Z1A、Z1B、及びZ1Eがそれぞれ表1-1、表1-2、表1-5に記載の置換基であり、Xが表2に記載の構造であり、J、Jが表3-1に記載の置換基であり、J、Jが表3-2に記載の置換基であり、nが0、又は1であり、R13が表13-1~表13-2に記載の置換基であり、Wが表14に記載の構造であり、R12が表7に記載の置換基であり、mが0、1、2から組み合わせられる本発明化合物。
<合成実施例>
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。NMRデータの「s」はシングレット(一重線)、「d」はダブレット(二重線)、「t」はトリプレット(三重線)、「q」はカルテット(四重線)、「m」はマルチプレット(多重線)、「br」はブロード(幅広線)を示し、Jは結合定数を示す。
合成実施例1-1:3-(エチルチオ)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピコリノニトリルの調製
Figure 2024156882000142

国際公開第2017/016922号に記載の方法により調製した5-ブロモ-3-(エチルチオ)ピコリノニトリル(4.50g、18.5mmol)に、(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ボロン酸(5.72g、27.8mmol)と1,4-ジオキサン(160mL)に溶解し、2M炭酸ナトリウム水溶液(40mL)を加えた。系内をポンプで脱気した後、窒素で置換し、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(1.30g、1.85mmol)を加えた。再度脱気、窒素置換を行った後、還流下で2時間加熱撹拌した。室温まで冷却後、反応液を酢酸エチル、水によって希釈し、濾過助剤を用いて濾過することで不溶物を取り除いた。濾液にさらに水を加え、酢酸エチルで2度抽出し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(4.69g、78.2%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ8.69(1H, d, J=1.8Hz), 7.87(1H, d, J=2.1Hz), 7.80(2H, d, J=8.4Hz), 7.70(2H, d, J=8.4Hz), 3.13(2H, q, J=7.5Hz), 1.43(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例1-2:3-(エチルチオ)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-ピコリン酸の調製
Figure 2024156882000143

合成実施例1-1の生成物(2.00g、6.17mmol)をエタノール(60mL)、ジオキサン(20mL)に溶解し、そこに25%水酸化ナトリウム水溶液(50.0g、308mmol)を加え、還流下で5時間撹拌した。室温まで冷却後、反応液を減圧濃縮した。得られた残渣を水、1N塩酸によって希釈後、酢酸エチルで3度抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過した。濾液を減圧濃縮後、得られた組成物を酢酸エチルとヘキサンの混合液に懸濁し、懸濁液を濾過することで濾物として目的物(2.18g、quant.)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ10.90(1H, br), 8.47(1H, d, J=1.8Hz), 7.49 (1H, d, J=1.5Hz), 7.66-7.61(2H, m), 7.39(2H, d, J=8.1Hz), 3.04(2H, q, J=7.5Hz), 1.48(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例1-3:3-(エチルチオ)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンアミドの調製
Figure 2024156882000144

合成実施例1-2の生成物(5.22g、15.2mmol)をジクロロメタン(140mL)に溶解し、そこにオキサリルクロリド(2.61mL、30.4mmol)、ジメチルホルムアミド(500μL)を加え、室温で1時間撹拌した。その後、反応液を減圧濃縮し、得られた残渣をテトラヒドロフラン(120mL)に溶解した。そこに、2-アミノ-5-トリフルオロメチルピリジン(3.20g、19.7mmol)、トリエチルアミン(11mL、78.9mmol)を加え、室温にて4.5時間撹拌した。反応液に水、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで3度抽出し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(3.46g、46.7%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ10.83(1H, s), 8.63-8.60(2H, m), 8.53(1H, d, J=1.8Hz), 7.97(1H, dd, J=9.0, 1.8Hz), 7.81(1H, d, J=1.5Hz), 7.65(2H, d, J=8.7Hz), 7.39(2H, d, J=8.4Hz), 3.04(2H, q, J=7.5Hz), 1.49(3H, t, J=7.2Hz)
合成実施例1-4:3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンアミドの調製
Figure 2024156882000145

合成実施例1-3の生成物(190mg、0.390mmol)をジクロロメタン(7mL)に溶解し、そこに3-クロロ過安息香酸(65%、208mg、0.783mmol)を加え、室温で7時間撹拌した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(177mg、87.4%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ10.35(1H, s), 9.04(1H, d, J=2.1Hz), 8.82(1H, d, J=2.1Hz), 8.65(1H, br), 8.56(1H, d, J=8.7Hz), 8.01(1H, dd, J=9.0, 2.4Hz), 7.76-7.73(2H, m), 7.43(2H, d, J=8.1Hz), 4.00(2H, q, J=7.5Hz), 1.41(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例1-5:3-(エチルスルホニル)-N’-ヒドロキシ-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミダミドの調製
Figure 2024156882000146

合成実施例1-4で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンアミド(218mg、0.42mmol)をアセトニトリル(7mL)に溶解させ、四塩化炭素(122μL、1.25mmol)、トリフェニルホスフィン(0.66g、2.52mmol)を加え、還流下、1時間撹拌した。室温に冷却後、50%ヒドロキシルアミン水溶液(1mL)を滴下し、室温にて終夜攪拌した。反応液中のアセトニトリルの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(185mg、87.7%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ8.97(1H, d, J=2.4Hz), 8.57(1H, d, J=2.1Hz), 8.14(1H, s), 7.76-7.69(2H, m), 7.65(1H, dd, J=8.7, 2.4Hz), 7.40(2H, d, J=8.1Hz), 6.63(1H, d, J=8.7Hz), 3.60(2H, q, J=7.5Hz), 1.36(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例1-6:3-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5(4H)-オン)(化合物番号4)の調製
Figure 2024156882000147

合成実施例1-5で調製した3-(エチルスルホニル)-N’-ヒドロキシ-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(6-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)ピコリンイミダミド(110mg、0.21mmol)をテトラヒドロフラン(13mL)に溶解させ、1,1’-カルボニルイミダゾール(52mg、0.31mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。反応液中のテトラヒドロフランの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(85mg、73.4%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ9.05(1H, d, J=2.1Hz), 8.58(1H, d, J=2.1Hz), 8.26(2H, d, J=9.3Hz), 8.08(1H, dd, J=2.4, 7.9Hz), 7.78-7.74(2H, m), 7.45(2H, d, J=7.8Hz), 3.51(2H, q, J=7.5Hz), 1.39(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例2-1:3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N’-ヒドロキシ-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミダミドの調製
Figure 2024156882000148

国際公開第2021/177410号の合成実施例5-2と同様の手法により、目的物を得た。
1H NMR(CDCl3) δ8.95(1H, d, J=2.1Hz) 8.54(1H, d, J=2.4Hz) 8.27(1H, s) 8.14(1H, m) 7.79(1H, br) 7.67(2H, m) 7.60(1H, dd, J=2.1, 8.7Hz) 7.24(2H, m) 6.58(1H, d, J=8.7Hz) 3.57(2H, q, J=7.5Hz) 1.34(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例2-2:3-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5(4H)-オン(化合物番号2)の調製
Figure 2024156882000149

合成実施例2-1で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N’-ヒドロキシ-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミダミド(100mg、0.21mmol)をテトラヒドロフラン(15mL)に溶解させ、1,1’-カルボニルイミダゾール(42mg、0.26mmol)を加え、室温で1時間撹拌した。反応液に1,1’-カルボニルイミダゾール(21mg、0.13mmol)を追加し、室温でさらに3時間撹拌した。反応液中のテトラヒドロフランの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(40mg、38.0%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ 9.03(1H, d, J=2.1Hz), 8.56(1H, d, J=2.1Hz), 8.27-8.24(2H, m), 8.07(1H, dd, J=1.8, 8.7Hz), 7.73-7.68(2H, m), 7.31-7.25(2H, m), 3.51(2H, q, J=7.2Hz), 1.39(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例2-3:3-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5(4H)-チオン(化合物番号18)の調製
Figure 2024156882000150

合成実施例2-1で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N’-ヒドロキシ-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミダミド(80mg、0.17mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0] -7-ウンデセン(76μL、0.51mmol)、1,1’-チオカルボニルイミダゾール(61mg、3.42mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。反応液に水を加えた後、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(80mg、92.8%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ8.95(1H, d, J=2.1Hz), 8.54(1H, d, J=2.1Hz), 8.46(1H, d, J=2.1Hz), 8.41(1H, d, J=8.7Hz), 8.13(1H, dd, J=8.6, 2.4Hz), 7.68-7.63 (2H, m), 7.30-7.23(2H, m), 3.54(2H, q, J=7.5Hz), 1.40(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例2-4:3-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール(化合物番号27)の調製
Figure 2024156882000151

合成実施例2-1で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N’-ヒドロキシ-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミダミド(70mg、0.15mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解させ、炭酸カリウム(104mg、0.75mmol)、ブロモクロロメタン(302μL、4.50mmol)を加え、70℃で3時間撹拌した。室温に冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(36mg、50.0%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ9.10(1H, d, J=2.1Hz), 8.58(1H, d, J=2.1Hz), 8.36-8.35(1H, m), 7.73-7.68(2H, m), 7.61(1H, dd, J=8.7, 2.1Hz), 7.30-7.25(2H, m), 6.19(1H, d, J=8.7Hz), 6.16(2H, s), 3.64(2H, q, J=7.4Hz), 1.38(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例2-5:3-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-5,6-ジヒドロ-4H-1,2,4-オキサジアジン(化合物番号29)の調製
Figure 2024156882000152

合成実施例2-1で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N’-ヒドロキシ-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミダミド(70mg、0.15mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(3mL)に溶解させ、炭酸カリウム(104mg、0.75mmol)、1,2-ジブロモエタン(332μL、4.50mmol)を加え、70℃で4時間撹拌した。室温に冷却後、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(60mg、80.9%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ 8.79(1H, d, J=2.4Hz), 8.53(1H, d, J=2.1Hz), 8.45(1H, br), 7.63-7.7.58(2H, m), 7.55(1H, dd, J=8.7, 2.4Hz), 7.25-7.18(2H, m), 6.82(1H, d, J=8.7Hz), 4.46-4.44(2H, m), 4.26-4.23(2H, m), 3.77(2H, q, J=7.5Hz), 1.39(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例3-1:3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリノヒドラゾンアミドの調製
Figure 2024156882000153

合成実施例1-4で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンアミド(373mg、0.72mmol)をアセトニトリル(20mL)に溶解させ、四塩化炭素(667μL、3.59mmol)、トリフェニルホスフィン(1.89g、7.20mmol)を加え、還流下、1時間撹拌した。別のフラスコにヒドラジン水和物(0.72mL、14.4mmol)、炭酸水素ナトリウム、モレキュラーシーブを混合させておき、室温まで冷却した反応液に加え、室温で3時間撹拌した。反応液中のアセトニトリルの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(195mg、50.9%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ8.89(1H, d, J=2.4Hz), 8.60(1H, d, J=2.4Hz), 8.44(1H, t, J=1.2Hz), 7.71-7.65(3H, m), 7.61(1H, br), 7.37(2H, d, J=7.8Hz), 6.70(1H, d, J=8.7Hz), 5.86(2H, br), 3.81(2H, q, J=7.4Hz), 1.39(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例3-2
5-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-2,4-ジヒドロ-3H-1,2,4-トリアゾール-3-オン)(化合物番号5)の調製
Figure 2024156882000154

合成実施例3-1で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリノヒドラゾンアミド(80mg、0.15mmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、1,1-カルボニルイミダゾール(31mg、0.18mmol)を加え、室温で5時間撹拌した。反応液中のテトラヒドロフランの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(68mg、81.7%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ 11.32(1H, br), 8.94(1H, d, J=2.1Hz), 8.60(1H, d, J=2.1Hz), 8.32(1H, s), 8.25(1H, d, J=8.4Hz), 8.04(1H, dd, J=2.1, 8.7Hz), 7.73(2H, d, J=8.7Hz), 7.40(2H, d, J=8.7Hz), 3.60(2H, q, J=7.2Hz), 1.36(3H, t, J=7.2Hz)
合成実施例4-1:3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミドイルクロリドの調製
Figure 2024156882000155

合成実施例1-4で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンアミド(280mg、0.62mmol)をアセトニトリル(20mL)に溶解させ、四塩化炭素(894μL、9.26mmol)、トリフェニルホスフィン(0.97g、3.71mmol)を加え、還流下、1時間撹拌した。室温に冷却後、反応液中のアセトニトリルの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(220mg、75.5%)を得た。
合成実施例4-2:メチル2-(((3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)メチレン)アミノ)アセテートの調製
Figure 2024156882000156

グリシンメチルエステル塩酸塩(38mg、0.30mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(0.5mL)に溶解させ、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(131μL、0.75mmol)、を加え、室温で5分撹拌した。合成実施例4-1で調製した3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)-N-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)ピコリンイミドイルクロリド(53mg、0.62mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド溶液(2.5mL)を加え、室温で14時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(91mg、quant.)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ 11.84(1H, br), 9.04(1H, br), 8.73(1H, br), 8.51(1H, d, J=2.1Hz), 7.83(1H, d, J=7.5Hz), 7.67-7.62(2H, m), 7.29-7.23(2H, m), 7.11(1H, d, J=8.4Hz), 4.02(2H, d, J=5.1Hz), 3.79(3H, s), 3.70(2H, q, J=7.4Hz), 1.35(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例4-3:2-(3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)-5-(メトキシメチレン)-5-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-3,5-ジヒドロ-4H-イミダゾール-4-オン(化合物番号34)の調製
Figure 2024156882000157

合成実施例4-2で調製したメチル2-(((3-(エチルスルホニル)-5-(4-フルオロフェニル)ピリジン-2-イル)((5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)アミノ)メチレン)アミノ)アセテート(53mg、0.11mmol)をアセトニトリル(2mL)に溶解させ、N,N-ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(45μL、0.34mmol)を加え、還流下、1時間撹拌した。室温に冷却後、反応液中のアセトニトリルの大部分を留去し、シリカゲルクロマトグラフィーで精製し、目的物(52mg、84.6%)を得た。
1H NMR(CDCl3) δ 8.89(1H, d, J=2.1Hz), 8.71(1H, br), 8.59(1H, d, J=2.1Hz), 8.38(1H, s), 7.87(1H, dd, J=8.5, 2.1Hz), 7.68-7.63(2H, m), 7.27-7.18(3H, m), 3.95(3H, s), 3.87(2H, q, J=7.5Hz), 1.41(3H, t, J=7.5Hz)
合成実施例5-1:3-(ベンジルチオ)-5-ブロモピコリノニトリルの調製
Figure 2024156882000158
市販の5-ブロモ-3-ニトロピコリノニトリル(2.28g、10.0mmol)をテトラヒドロフラン(40mL)に溶解させ、氷冷下、水素化ナトリウム(480mg、11.0mmol)、ベンジルメルカプタン(1.29mL、11.0mmol)を加え、反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(2.48g、81.2%)を得た。
1H NMR(CDCl3) 8.50(1H, d, J=2.1Hz), 7.76(1H, d, J=2.1Hz), 7.34-7.29(5H, m), 4.24(2H, s)
合成実施例5-2:3-(3-(ベンジルチオ)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5(4H)-オン)の調製
Figure 2024156882000159
合成実施例1-1において使用された3-(エチルチオ)-5-ブロモピコリノニトリルの代わりに3-(ベンジルチオ)-5-ブロモピコリノニトリルを使用した他は、前記合成実施例1-1、1-2、1-3、1-5、1-6を同様に実施して、目的物を得た。
1H NMR(CDCl3) 8.52(1H, d, J=2.1Hz), 8.32(1H, d, J=0.9Hz) 8.12(1H, dd, J=2.1, 8.4Hz), 8.07(1H, d, J=8.4Hz), 7.67(1H, d, J=2.1Hz), 7.43(2H, dt, J=9.0, 2.4Hz), 7.33-7.24(7H, m), 4.16(2H, s)
合成実施例5-3:N,N-ジメチル-2-(5-オキソ-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-4,5-ジヒドロ-1,2,4-オキサジアゾール-3-イル)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリジン-3-スルホンアミド(化合物番号195)の調製
Figure 2024156882000160
合成実施例5-2で調製した3-(3-(ベンジルチオ)-5-(4-(トリフルオロメトキシ)フェニル)ピリジン-2-イル)-4-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-2-イル)-1,2,4-オキサジアゾール-5(4H)-オン)(135mg、0.23mmol)をアセトニトリル(3mL)、酢酸(0.3mL)に溶解させ、1,3-ジクロロ-5,5-ジメチルヒダントイン(113mg、0.57mmol)を加え、室温で10分間撹拌した。テトラヒドロフラン(4mL)、50%ジメチルアミン水溶液(0.2mL)を加え、室温でさらに10分間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水、炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過した。その後、濾液を減圧濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製することで目的物(71.4mg、54.2%)を得た。
1H NMR(CDCl3) 9.03(1H, d, J=2.1Hz), 8.40(1H, d, J=2.1Hz), 8.31(1H, d, J=8.7Hz), 8.22(1H, s), 8.07(1H, dd, J=2.1, 8.7Hz), 7.76-7.73(2H, m), 7.44(2H, d, J=8.4Hz), 2.90(6H, s)
以下に、本発明化合物の構造と当該化合物のNMRデータを示す。本発明化合物はこれらの化合物に限定されるものではない。
Figure 2024156882000161
Figure 2024156882000162
Figure 2024156882000163
Figure 2024156882000164
Figure 2024156882000165
Figure 2024156882000166
Figure 2024156882000167
Figure 2024156882000168
Figure 2024156882000169
Figure 2024156882000170
Figure 2024156882000171
Figure 2024156882000172
Figure 2024156882000173
Figure 2024156882000174
Figure 2024156882000175
Figure 2024156882000176
Figure 2024156882000177
Figure 2024156882000178
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Figure 2024156882000180
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Figure 2024156882000210
Figure 2024156882000211
Figure 2024156882000212
Figure 2024156882000213
Figure 2024156882000214
<製剤例>
本発明に係る式(1)で表される化合物を有効成分として含有する農薬製剤例を以下に挙げる。
製剤例1〔水和剤〕
下記成分を均一に混合し、粉砕して水和剤を得た。
本発明化合物 30重量%
クレー 30重量%
ケイソウ土 35重量%
サンエキスP252 4重量%
(リグニンスルホン酸カルシウム:日本製紙(株)の商品名)
ソルポール8070 1重量%
(ラウリル硫酸ナトリウム:東邦化学工業(株)の商品名)
製剤例2〔粉剤〕
下記成分を均一に混合して粉剤を得た。
本発明化合物 2重量%
クレー 90重量%
タルク 7重量%
ステアリン酸カルシウム 1重量%
製剤例3〔乳剤〕
下記成分を均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
本発明化合物 20重量%
N,N-ジメチルホルムアミド 20重量%
T-SOL 150 50重量%
(芳香族系溶剤:JXTGエネルギー株式会社の製品名)
ニューカルゲンCL-H 10重量%
(POEアルキルフェニルエーテル:竹本油脂(株)の製品名)
製剤例4〔乳剤〕
下記成分を均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
本発明化合物 5重量%
キシレン 42.5重量%
DMSO 42.5重量%
ニューカルゲン2003 10重量%
(POEアリルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物とアルキルベンゼンスルホン酸金属塩の混合物:竹本油脂(株)の製品名)
製剤例5〔粒剤〕
下記成分を均一に粉砕・混合し、水を加えてよく練合した後、造粒乾燥して粒剤を得た。
本発明化合物 5重量%
ベントナイト 40重量%
タルク 10重量%
クレー 43重量%
サンエキスP252 2重量%
(リグニンスルホン酸カルシウム:日本製紙(株)の商品名)
製剤例6〔フロアブル剤〕
キサンタンガム1%水溶液及び適当量の水を除いた下記処方の全量を予備混合した後、湿式粉砕機にて粉砕した。その後、得られた粉砕物にキサンタンガム1%水溶液及び残りの水を加え、100重量%のフロアブル剤を得た。
本発明化合物 25重量%
ソルポール7556 5重量%
(POEスチリルフェニルエーテル硫酸塩:東邦化学工業(株)の製品名)
プロピレングリコール 6重量%
ベントナイト 1重量%
キサンタンガム1%水溶液 3重量%
水 60重量%
製剤例7〔粒剤〕
下記成分を均一に粉砕・混合し、水を加えてよく練合した後、造粒乾燥して粒剤を得た。
本発明化合物 5重量%
ベントナイト 40重量%
タルク 10重量%
クレー 43重量%
サンエキスP252 2重量%
(リグニンスルホン酸カルシウム:日本製紙(株)の商品名)
<生物試験例>
以下の試験が、本発明の化合物の特定の有害生物に対する防除効力を実証する。「防除効力」は、摂食を著しく低減させる有害無脊椎生物の発育の阻害(死亡率を含む)を表す。しかしながら、化合物によって達成される有害生物の防除対象は、これらの種に限定されない。
化合物番号は表15~30に記載の化合物を指す。
生物試験例で示す死虫率、食害防止効果については下記の計算式に基づき、算出した。
死虫率(%)=(異常虫数と死亡虫数の総和)/(合計虫数)×100
食害防止効果(%)=100×(全体の葉面積-対象害虫による被害葉面積)/(全体の葉面積)
生物試験例1:ワタアブラムシ(Aphis gossypii)防除試験(葉片散布処理)
キュウリ葉を直径3.5cmに切り、水で湿らせた脱脂綿の上に置いた。ここにワタアブラムシ成虫2頭を放虫し、24時間産仔させた後、成虫を除去した。このキュウリ葉に200ppmになるように希釈した供試化合物の希釈液2mLを、散布塔を用いて散布した。風乾後、脱脂綿とともにプラスチックカップに入れ、蓋をして25 ℃の定温室にて飼育した。処理5日後に生死を観察し、死虫率を算出した。
その結果、本発明化合物1、2、3、4、9、10、11、12、13、15,18、19、20、22、25、26、29、31、35,37、39、44、47、48、49、50、51、52、53、54、55、57、61、64、71、72、73、75、76,77、78、82、83、84、85、87、88、90、92、93、95、97、99、100、101、102、103、104、105、106、107、109、112、114、115、117、118、120、121、122、123、127、132、134、135、137、140、142、146、147、148、150、151、152、153、154、155、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、170、171、172、173、174、176、177、180、181、183、188、190、191、194、196、197、201、206、209、211、212、213、215、217、218、219は80%以上の死虫率を示した。
生物試験例2:タバココナジラミ(Bemisia tabaci) 防除試験(茎葉散布処理)
キュウリ葉を直径6.0cmに切り、水で湿らせた脱脂綿の上に置いた。このキュウリ葉に、200ppmになるように希釈した供試化合物の希釈液2mLを、散布塔を用いて散布した。風乾後、このキュウリ葉をプラスチックカップに入れ、20頭のタバココナジラミ成虫を放虫し、蓋をして25℃の定温室内にて飼育した。処理5日後に生死を観察し、死虫率を算出した。
その結果、15、75、の化合物は80%以上の死虫率を示した。
生物試験例3:コナガ(Plutella xylostella)防除試験(葉片浸漬処理)
キャベツ葉を直径5.0cmに切り、このキャベツ葉片を200ppmになるように希釈した供試化合物の希釈液20mLに浸漬し、風乾した。風乾後、キャベツ葉片をプラスチックカップ内に入れ、10頭のコナガ3令幼虫を放虫し、蓋をして25℃の定温室にて飼育した。処理5日後に幼虫の生死を観察し、死虫率を算出した。
その結果、本発明化合物1、2、3、4、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、37、38、39、40、41、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、68、69、70、71、72、73、74、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、122、123、124、126、127、128、129、130、132、134、135、137、138、139、140、142、143、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、188、190、191、192、193、194、195、196、197、199、200、201、202、204、205、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219は80%以上の死虫率を示した。
生物試験例4:トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)防除試験(茎葉浸漬処理)
イネ幼苗を10本取り、200ppmになるように希釈した供試化合物の薬液20mLに浸漬し、風乾した。風乾後、ガラス円筒(内径4.5cm×14cm)内にウレタンを用いて保持し、水40mLを入れたプラスチックカップに立てる。これにトビイロウンカ3令幼虫を放飼し、薬包紙にて蓋をし、25℃の定温室にて飼育した。処理5日後に幼虫の生死を観察し、死虫率を算出した。
その結果、本発明化合物10、15、38、51、57、65、77、78、88、92、93、100、109、132、135、136、145、147、151、167、168、169、171、174、177、201、202、は80%以上の死虫率を示した。
生物試験例5:ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)防除試験(茎葉浸漬処理)
キャベツ葉を直径5.0cmに切り、このキャベツ葉片を200ppmになるように希釈した供試化合物の希釈液20mLに浸漬し、風乾した。風乾後、キャベツ葉片をプラスチックカップ内に入れ、5頭のハスモンヨトウ2令幼虫を放虫し、蓋をして25℃の定温室にて飼育した。処理5日後に幼虫の生死を観察し、死虫率を算出した。
その結果、本発明化合物1、2、3、4、6、7、8、9、10、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、35、37、38、39、40、41、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、64、65、66、68、69、70、71、73、74、76、77、78、79、80、81、82、84、85、87、88、89、90、91、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、120、121、123、124、126、127、129、130、137、138、139、140、141、142、143、145、146、147、148、149、150、151、152、153、154、155、156、157、158、159、160、161、162、163、164、165、167、171、172、173、174、175、176、177、178、179、180、181、182、183、184、186、187、188、189、190、191、192、193、194、195、196、197、198、199、200、201、202、203、204、206、207、208、209、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219は80%以上の死虫率を示した。
生物試験例6:ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)防除試験(葉片散布処理)
キュウリ葉を直径1.5cmに切り、水で湿らせた脱脂綿の上に置いた。このキュウリ葉に200ppmになるように希釈した供試化合物の希釈液2mLを、散布塔を用いて散布した。風乾後、脱脂綿とともにプラスチックカップに入れた。これにミナミキイロアザミウマ1令幼虫を5頭放虫し、蓋をして25 ℃の定温室にて飼育した。処理2日後に生死を観察し、死虫率及び食害防止効果を算出した。
その結果、本発明化合物47、57、78、80、93、95、96、97、98、103、105、109、123、146、153、177、201は50%以上の死虫率もしくは食害防止効果を示した。

Claims (12)

  1. 式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド:
    Figure 2024156882000215

    [式(1)中、
    は、酸素原子、硫黄原子、NY又はC(J)を表し、
    nは、0又は1を表し、
    、J、J及びJは各々独立して、
    水素原子、
    ハロゲン原子、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
    ヒドロキシ基、
    若しくは、C-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、
    カルボニル基のO原子、
    チオカルボニル基のS原子、
    で置換されたイミノ基、
    及びJで置換されたメチレン基、
    からなる群から選択される基を表し、
    及びJは各々独立して、
    水素原子、
    ハロゲン原子、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、
    カルボニル基のO原子、
    チオカルボニル基のS原子、
    で置換されたイミノ基、
    及びJで置換されたメチレン基、
    からなる群から選択される基を表し、
    及びJは各々独立して、
    水素原子、
    ハロゲン原子、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
    1もしくは2つの(C~C)アルキル基、及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、
    ヒドロキシ基
    からなる群から選択される基を表し、
    Dは、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
    無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、
    からなる群から選択される基を表し、
    Bは、B-1、B-2、B-3、B-4、B-5、B-6又はB-8で表される構造であり、
    Figure 2024156882000216

    12は、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    NY
    からなる群から選択される基を表し、
    mは、0、1又は2を表し、
    及びYは、各々独立して、
    水素原子、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)アルケニル基、
    ハロ(C~C)アルケニル基、
    からなる群から選択される基、
    若しくは、Y及びYが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい脂肪族3~10員環の環状アミノ基又は環状アミド基を形成する基を表し、
    ただし、R12がNY基であるとき、mは1又は2を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し
    但し、G及びGは、何れか若しくは両方が窒素原子であり、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    、R、R、R、R、R、R、R及びR13は、各々独立して、
    水素原子、
    ハロゲン原子、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
    無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、
    NY基、
    C(O)NY基、
    CH=NY基、
    シアノ基、
    ニトロ基、
    ヒドロキシ基、
    メルカプト基、
    ホルミル基、
    カルボキシ基、
    SF基、
    からなる群から選択される基を表し、
    及びR10は、各々独立して、
    水素原子、
    ハロゲン原子、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基
    ハロ(C~C)アルコキシ基
    NY基、
    C(O)NY基、
    シアノ基、
    ニトロ基、
    ヒドロキシ基、
    (C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
    (C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
    からなる群から選択される基を表し、
    11は、
    水素原子、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)アルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    (C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    からなる群から選択される基を表し、

    及びZは各々独立して、
    ハロゲン原子、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、
    NY基、
    C(O)NY基、
    シアノ基、
    ニトロ基、
    ヒドロキシ基、
    メルカプト基、
    ホルミル基、
    カルボキシ基、
    SF基、
    からなる群から選択される基、
    若しくは、
    隣接する2つのZ又は2つのZが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい5又は6員の脂環式基を形成する基、又は、隣接する2つのZ又は2つZ及びそのZ又はZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基を形成する基、を表し、前記1,3-ジオキソール基、及び1,4-ジオキシン基は1又は2以上の独立したハロゲン原子で置換されていてもよく、
    、Y及びYは各々独立して
    水素原子
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    ヒドロキシ基
    からなる群から選択される基を表し、
    及びTは、各々独立して、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)アルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    (C~C)アルコキシカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    (C~C)アルキルチオ基、
    ハロ(C~C)アルキルチオ基、
    (C~C)アルキルスルフィニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
    (C~C)アルキルスルホニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    NY基、
    C(O)NY基、
    シアノ基、
    ニトロ基、
    ヒドロキシ基、
    メルカプト基、
    ホルミル基、
    カルボキシ基、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
    無置換もしくはZによって任意に置換された複素環、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、
    からなる群から選択される基を表し、
    及びTは、各々独立して、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)アルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    (C~C)アルコキシカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    (C~C)アルキルチオ基、
    ハロ(C~C)アルキルチオ基、
    (C~C)アルキルスルフィニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
    (C~C)アルキルスルホニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    NY基、
    C(O)NY基、
    シアノ基、
    ニトロ基、
    ヒドロキシ基、
    メルカプト基、
    ホルミル基、
    カルボキシ基、
    からなる群から選択される基を表し、
    は、複数存在する場合には各々独立して、
    ハロゲン原子、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    1-シアノ-(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)アルキルチオ基、
    ハロ(C~C)アルキルチオ基、
    (C~C)アルキルスルフィニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、
    (C~C)アルキルスルホニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    (C~C)アルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    (C~C)アルコキシカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    NY基、
    C(O)NY基、
    シアノ基、
    ニトロ基、
    ヒドロキシ基、
    メルカプト基、
    ホルミル基、
    カルボキシ基、
    SF基、
    からなる群から選択される基を表し、
    及びYは、各々独立して、
    水素原子、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    (C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)アルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、
    (C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    (C~C)アルコキシカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、
    (C~C)アルキルスルホニル基、
    ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、
    無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、
    からなる群から選択される基を表し、
    は、複数存在する場合には各々独立して、
    水素原子、
    無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、
    無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)シクロアルキル基、
    ハロ(C~C)シクロアルキル基、
    無置換もしくはシアノ基によって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルコキシ基、
    (C~C)シクロアルコキシ基、
    ハロ(C~C)シクロアルコキシ基、
    ハロ(C~C)アルケニル基、
    (C~C)アルケニルオキシ基、
    ハロ(C~C)アルケニルオキシ基、
    からなる群から選択される基を表し、
    Wは酸素原子、硫黄原子又はNYを表し、
    は、
    水素原子、
    (C~C)アルキル基、
    ハロ(C~C)アルキル基、
    (C~C)アルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基
    からなる群から選択される基である]。
  2. 式(1)で表される化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド:
    Figure 2024156882000217

    [式(1)中、
    は、酸素原子、硫黄原子、NY又はC(J)を表し、
    nは、0又は1を表し、
    、J、J及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、ヒドロキシ基、
    若しくは、C-J及びC-J、又は、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基、からなる群から選択される基を表し、
    及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、
    若しくは、C-J及びC-Jの二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基、からなる群から選択される基を表し、
    及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基、及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、からなる群から選択される基を表し、
    Dは、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、からなる群から選択される基を表し、
    Bは、B-1、B-2、B-3、B-4、B-5又はB-6で表される構造であり、
    Figure 2024156882000218

    12は、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、からなる群から選択される基を表し、
    mは、0、1又は2を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    但し、G及びGは、何れか若しくは両方が窒素原子であり、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    は、窒素原子又はC(R)を表し、
    、R、R、R、R、R、R及びRは、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、NY基、C(O)NY基、CH=NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基、
    からなる群から選択される基を表し、
    及びR10は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、
    からなる群から選択される基を表し、
    11は、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、ハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、からなる群から選択される基を表し、
    及びZは各々独立して、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基、からなる群から選択される基、
    若しくは、隣接する2つのZ又はZが互いに繋がって形成される無置換又は1以上のハロゲン原子もしくは(C~C)アルキル基で置換されていてもよい5又は6員の脂環式基を形成する基、又は、隣接する2つのZ又はZ及びそのZ又はZが結合する炭素原子が一緒になって1,3-ジオキソール基、若しくは1,4-ジオキシン基を形成する基、を表し、前記1,3-ジオキソール基、及び1,4-ジオキシン基は1又は2以上の独立したハロゲン原子で置換されていてもよく、
    、Y及びYは各々独立して、水素原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、ヒドロキシ基、からなる群から選択される基を表し、
    及びTは、各々独立して、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、無置換もしくはZによって任意に置換された複素環基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェノキシ基、無置換もしくはZによって任意に置換されたピリジルオキシ基、からなる群から選択される基を表し、
    及びTは、各々独立して、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、からなる群から選択される基を表し、
    は、複数存在する場合には各々独立して、ハロゲン原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、1-シアノ-(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルチオ基、ハロ(C~C)アルキルチオ基、(C~C)アルキルスルフィニル基、ハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF5基、からなる群から選択される基を表し、
    及びYは、各々独立して、水素原子、(C~C)アルキル基、ハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)アルキルカルボニル基、ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)シクロアルキルカルボニル基、
    ハロ(C~C)アルキルカルボニル基、(C~C)アルコキシカルボニル基、ハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、(C~C)アルキルスルホニル基、ハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはZによって任意に置換されたフェニル基、からなる群から選択される基を表し、
    は、複数存在する場合には各々独立して、水素原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、(C~C)シクロアルキル基、ハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはシアノ基によって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、ハロ(C~C)アルコキシ基、(C~C)シクロアルコキシ基、ハロ(C~C)シクロアルコキシ基、(C~C)アルケニル基、ハロ(C~C)アルケニル基、(C~C)アルケニルオキシ基、ハロ(C~C)アルケニルオキシ基、からなる群から選択される基である]。
  3. が、酸素原子、硫黄原子、NY又はC(J)であり、
    C-J及びC-Jは、二つの結合が一緒になって、カルボニル基のO原子、チオカルボニル基のS原子、Yで置換されたイミノ基、J及びJで置換されたメチレン基、からなる群から選択される基であり、
    及びJは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、1もしくは2つの(C~C)アルキル基、及び/又はハロ(C~C)アルキル基により置換されていてもよいアミノ基、ヒドロキシ基、からなる群から選択される基である、
    請求項1または2に記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
  4. DがD-1、D-2、D-3、D-4、D-5、D-6、D-7、D-8、D-9、又はD-10である
    Figure 2024156882000219

    [式中、
    1A、Z1B、Z1C、Z1D及びZ1Eは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)シクロアルキル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルケニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルチオ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルフィニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニル基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルコキシカルボニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換された(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、無置換もしくはTによって任意に置換されたハロ(C~C)アルキルスルホニルオキシ基、NY基、C(O)NY基、シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、ホルミル基、カルボキシ基、SF基、からなる群から選択される基である]、
    請求項1~3の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
  5. Bが、B-1で表される構造である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
    Figure 2024156882000220
  6. Bは、B-2で表される構造である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
    Figure 2024156882000221
  7. Bは、B-3で表される構造である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
    Figure 2024156882000222
  8. Bは、B-4で表される構造である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
    Figure 2024156882000223
  9. Bは、B-5で表される構造である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
    Figure 2024156882000224
  10. Bは、B-6で表される構造である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
    Figure 2024156882000225
  11. Bは、B-7で表される構造であり、
    Figure 2024156882000226

    が、水素原子である、請求項1~4の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシド。
  12. 請求項1~11の何れかに記載の化合物もしくはその塩又はそれらのN-オキシドを含有する有害生物防除剤。
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