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JP2024147902A - 車両の運転席のスイッチ構造 - Google Patents

車両の運転席のスイッチ構造 Download PDF

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Publication number
JP2024147902A
JP2024147902A JP2023060632A JP2023060632A JP2024147902A JP 2024147902 A JP2024147902 A JP 2024147902A JP 2023060632 A JP2023060632 A JP 2023060632A JP 2023060632 A JP2023060632 A JP 2023060632A JP 2024147902 A JP2024147902 A JP 2024147902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
door lock
vehicle
driver
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023060632A
Other languages
English (en)
Inventor
直樹 澤田
Naoki Sawada
幸聖 野口
Kosei Noguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2023060632A priority Critical patent/JP2024147902A/ja
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Abstract

Figure 2024147902000001
【課題】車両衝突時のドアロックオンスイッチの押し防止とドアロックオンスイッチの操作性の向上との両立を図ることができる車両の運転席のスイッチ構造を提供する。
【解決手段】車両の運転席のスイッチ構造10は、車両の運転席のドアトリム11に形成されたアームレスト12の上面に設けられたスイッチベース13と、スイッチベース13に設けられ、車両の全てのドアの施錠操作を行うドアロックオンスイッチ14Aと、を有し、ドアロックオンスイッチ14Aの上面は、スイッチベース13の上面よりも下方に位置し、ドアロックオンスイッチ14Aの前端近傍のスイッチベース13は、ドアロックオンスイッチ14Aに向かうに従って下方に傾斜している。
【選択図】図3

Description

本発明は、ドアロックスイッチを有する車両の運転席のスイッチ構造に関する。
車両の運転席のドアトリムに形成されたアームレストの上面には、スイッチベースが設けられる。当該スイッチベースには、車両の全てのドアの施錠操作を行うドアロックオンスイッチが設けられる(例えば、特許文献1)。ドアロックオンスイッチの操作性を向上させるために、スイッチベースおよびドアロックオンスイッチが運転席側に向けて傾斜して配置される場合がある。
特開2019-142285号公報
しかし、上述したようにドアロックオンスイッチが運転席側に向けて傾斜して配置された場合には、車両衝突時に運転者の腕がドアロックオンスイッチにあたって車両の全てのドアがロックされ、乗員が車内に閉じ込められてしまうおそれがある。一方、衝突時にドアロックオンスイッチが誤って押されることを防止しつつもドアロックオンスイッチの操作性を低下させることは避けたい。
そこで、本発明は、車両衝突時のドアロックオンスイッチの押し防止とドアロックオンスイッチの操作性の向上との両立を図ることができる車両の運転席のスイッチ構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車両の運転席のスイッチ構造は、車両の運転席のドアトリムに形成されたアームレストの上面に設けられたスイッチベースと、スイッチベースに設けられ、車両の全てのドアの施錠操作を行うドアロックオンスイッチと、を有する車両の運転席のスイッチ構造であって、ドアロックオンスイッチの上面は、スイッチベースの上面よりも下方に位置し、ドアロックオンスイッチの前端近傍のスイッチベースは、ドアロックオンスイッチに向かうに従って下方に傾斜していることを特徴とする。
本発明の車両の運転席のスイッチ構造によれば、車両衝突時のドアロックオンスイッチの押し防止とドアロックオンスイッチの操作性の向上との両立を図ることができる。
実施形態の一例である車両の運転席のスイッチ構造が設けられたドアトリムを示す斜視図である。 図1のAA断面図である。 図2のB部拡大図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
図1から図3を用いて、車両の運転席のスイッチ構造10について説明する。
車両の運転席のスイッチ構造10は、車両の運転席のドアトリム11に形成されたアームレスト12の上面に設けられたスイッチベース13と、スイッチベース13に設けられ、車両の全てのドアの施錠操作を行うドアロックオンスイッチ14Aとを有する。
車両の運転席のスイッチ構造10によれば、詳細は後述するが、車両衝突時のドアロックオンスイッチ14Aの押し防止とドアロックオンスイッチ14Aの操作性の向上との両立を図ることができる。
本実施形態の車両は、モータを動力として走行する電動車両であるが、例えばエンジンおよびモータを動力として走行するハイブリッド車両であってもよく、エンジンを動力として走行するエンジン車両であってもよい。
図1に示すように、ドアトリム11は、ドアパネルと共にフロントドアを構成するフロントドアの内装部材である。ドアトリム11の車室側(図1の紙面手前側) には、運転者が着座する座席が設けられる。ドアトリム11は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材料、木質材料、またはこれらの混合材等などで構成される。
アームレスト12は、ドアトリム11において車室内側に膨出した部分であって、運転者が前腕、手首、肘等を乗せる部分である。アームレスト12の上面には、スイッチベース13が設けられる。
図1および図2に示すように、スイッチベース13は、それぞれ後述するドアロックスイッチ14と、ウインドウロックスイッチ15と、ウインドウ開閉スイッチ16とが設けられたパネルである。ドアロックスイッチ14、ウインドウロックスイッチ15およびウインドウ開閉スイッチ16は、スイッチベース13の所定の開口部から露出するように設けられる。
ドアロックスイッチ14は、車両の全てのドアの施錠操作または開錠操作を行うスイッチである。ドアロックスイッチ14には、車両の全てのドアの施錠操作を行うドアロックオンスイッチ14Aと、ドアロックオンスイッチ14Aの後方に配置されて車両の全てのドアの開錠操作を行うドアロックオフスイッチ14Bとが含まれる
ウインドウロックスイッチ15は、車両の全てのウインドウを運転席以外からでは操作できないように設定するスイッチである。ウインドウロックスイッチ15は、ドアロックスイッチ14の外側に配置される。
ウインドウ開閉スイッチ16は、車両の全てのウインドウをそれぞれ開閉するスイッチである。ウインドウ開閉スイッチ16には、運転席側のウインドウを開閉する運転席ウインドウ開閉スイッチ16Aと、助手席側のウインドウを開閉する助手席ウインドウ開閉スイッチ16Bとが含まれる。
スイッチベース13、ドアロックスイッチ14、ウインドウロックスイッチ15およびウインドウ開閉スイッチ16は、運転席側に向けて傾斜して配置されている。より詳細には、スイッチベース13は、前側が後側よりも上方に位置するように傾斜し、かつ、外側が内側よりも上方に位置するように傾斜している。これにより、スイッチベース13に設けられたドアロックスイッチ14、ウインドウロックスイッチ15およびウインドウ開閉スイッチ16の操作性を向上させることができる。
ここで、ドアロックオンスイッチ14Aが運転席側に向けて傾斜して配置された場合には、車両衝突時に運転者の腕がドアロックオンスイッチ14Aにあたって車両の全てのドアがロックされ、乗員が車内に閉じ込められてしまうおそれがある。そこで、詳細は後述するが、ドアロックオンスイッチ14Aの上面がスイッチベース13の上面よりも下方に位置するようにして、車両衝突時に運転者の腕がドアロックオンスイッチ14Aにあたることを回避する。
図2に示すように、ドアロックオンスイッチ14Aの上面は、スイッチベース13の上面よりも下方に位置する。ここで、ドアロックオンスイッチ14Aの上面は、運転者がドアロックオンスイッチ14Aを操作する際の押圧面であって、スイッチベース13の上面とは、スイッチベース13の基準面である。換言すれば、ドアロックオンスイッチ14Aは、スイッチベース13に対し凹んだ位置に設けられている。
これにより、車両衝突時に運転者の腕がドアロックオンスイッチ14Aにあたることを回避することができる。その結果、車両衝突時に車両の全てのドアがロックされ、乗員が車内に閉じ込められてしまうことを回避することができる。
なお、ドアロックオンスイッチ14A以外にも、ドアロックオフスイッチ14B、ウインドウロックスイッチ15、運転席ウインドウ開閉スイッチ16Aおよび助手席ウインドウ開閉スイッチ16Bの上面についても、スイッチベース13の上面よりも下方に位置する。これにより、車両衝突時に運転者の腕がこれらのスイッチにあたって運転者の意図せぬ操作がされることを回避することができる。
ここで、ドアロックオンスイッチ14Aがスイッチベース13に対し凹んだ位置に設けられた場合には、ドアロックオンスイッチ14Aの操作性が低下する懸念がある。そこで、スイッチベース13に詳細は後述する傾斜部13Aを形成することによって、ドアロックオンスイッチ14Aの操作性を向上させる。
図3に示すように、スイッチベース13は、ドアロックオンスイッチ14Aの前端近傍において、ドアロックオンスイッチ14Aに向かうに従って下方に傾斜している傾斜部13Aを有する。これにより、ドアロックオンスイッチ14Aを押す際にスイッチベース13へのひっかかり感が抑制され、ドアロックオンスイッチ14Aの操作性を向上させることができる。傾斜部13Aの前後方向の長さは、成人の指の直径より大きいことが好ましい。
なお、スイッチベース13は、ウインドウロックスイッチ15の前端近傍において、ウインドウロックスイッチ15に向かうに従って下方に傾斜している傾斜部を有してもよい。これにより、ウインドウロックスイッチ15の操作性を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 スイッチ構造、11 ドアトリム、12 アームレスト、13 スイッチベース、13A 傾斜部、14 ドアロックスイッチ、14A ドアロックオンスイッチ、14B ドアロックオフスイッチ、15 ウインドウロックスイッチ、16 ウインドウ開閉スイッチ、16A 運転席ウインドウ開閉スイッチ、16B 助手席ウインドウ開閉スイッチ

Claims (1)

  1. 車両の運転席のドアトリムに形成されたアームレストの上面に設けられたスイッチベースと、前記スイッチベースに設けられ、前記車両の全てのドアの施錠操作を行うドアロックオンスイッチと、を有する車両の運転席のスイッチ構造であって、
    前記ドアロックオンスイッチの上面は、前記スイッチベースの上面よりも下方に位置し、
    前記ドアロックオンスイッチの前端近傍の前記スイッチベースは、前記ドアロックオンスイッチに向かうに従って下方に傾斜している、
    車両の運転席のスイッチ構造。
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