JP2024016598A - 電気車両用充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】上段側の充電ユニットの熱的な配置環境を改善させることができる電気車両用充電装置を得る。【解決手段】電気車両用充電装置1は、複数の充電ユニット30を内部に収容する筐体2を備えている。複数の充電ユニット30は、筐体内において上下方向に並んだ状態で収容されており、筐体の下部に設けられた第一吸気口P1と、筐体の上部に設けられた第二吸気口P2と、筐体の上部に設けられた第一排気口Q1と、第一吸気口P1から筐体の内部に導入された空気を、最下段の充電ユニット30から最上段の充電ユニット30の方向に充電ユニット30の側方を通過させて、第一排気口Q1から筐体の外部に排出させる第一流路と、第二吸気口P2から筐体の内部に導入された空気を、上段側の充電ユニット30の側方を通過させて、第一排気口Q1から筐体の外部に排出させる第二流路と、を備える。【選択図】図7
Description
本発明は、電気車両用充電装置に関する。
特許文献1には、電気自動車のバッテリを充電するための急速充電器が開示されている。この急速充電器は、筐体と、筐体の内部を縦方向に分割する複数の棚板と、棚板を貫くようにして筐体の内部で縦方向に延びる筒状のダクトと、ダクトに固定された充電ユニットと、を備えている。充電ユニットは、作動時に発熱する複数の電気機器を有しており、これらの電気機器は、ダクトの側面部を兼ねたベースプレートに固定されている。筐体の下部には、外部の空気を取り込む吸気口が設けられており、吸気口を通って取り込まれた空気は、ダクトを通って筐体の上部に設けられた排気口から排出される構成となっている。
ところで、特許文献1に記載の技術のように、複数の充電ユニットが筐体内で上下方向に並んだ状態で収容され、当該充電ユニットを冷却するための冷却用空気を筐体内の下部から上部に向けて流す場合、各充電ユニットで生じる暖気が筐体内の上方に流れるとともに、冷却用空気も筐体の上部側に流れるにつれて温度が上昇するため、下段側の充電ユニットよりも上段側の充電ユニットの方が、熱的に厳しい環境に配置されている。そのため、上段側の充電ユニットの熱的な配置環境の改善が課題となっている。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、筐体の内部に複数の充電ユニットを上下方向に並べた状態で備えた電気車両用充電装置において、上段側の充電ユニットの熱的な配置環境を改善させることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る電気車両用充電装置は、外部電源から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換する複数の充電ユニットを内部に収容する筐体を備える電気車両用充電装置であって、前記複数の充電ユニットは、前記筐体内において上下方向に並んだ状態で収容されており、前記筐体の下部に設けられた第一吸気口と、前記筐体の上部に設けられた第二吸気口と、前記筐体の上部に設けられた第一排気口と、前記第一吸気口から前記筐体の内部に導入された空気を、最下段の前記充電ユニットから最上段の前記充電ユニットの方向に前記充電ユニットの側方を通過させて、前記第一排気口から前記筐体の外部に排出させる第一流路と、前記第二吸気口から前記筐体の内部に導入された空気を、上段側の前記充電ユニットの側方を通過させて、前記第一排気口から前記筐体の外部に排出させる第二流路と、を備えている。
本発明に係る電気車両用充電装置では、筐体の内部に、複数の充電ユニットが上下方向に並んだ状態で収容されている。この筐体は、筐体の下部に設けられた第一吸気口と、筐体の上部に設けられた第二吸気口及び第一排気口とを有している。筐体の内部では、第1吸気口から筐体の内部に導入された空気を、最下段の充電ユニットから最上段の充電ユニットの方向に充電ユニットの側方を通過させて、第一排気口から外部に排出させる第一流路が形成される。この第1流路により、筐体の内部では、下部に設けられた第一吸気口から上部に設けられた第一排気口に向かって上昇する気流が発生するため、この気流によって上下方向に並んだ複数の充電ユニットを冷却することができる。また、筐体の内部では、第二吸気口から筐体の内部に導入された空気を、上段側の充電ユニットの側方を通過させて、第一排気口から筐体の外部に排出させる第二流路が形成される。この第二流路により、筐体の内部では、第二吸気口から第一排気口に向かって、主として筐体内の上部空間の空気を外部に排出する気流が発生するため、筐体内の上部空間の空気の流れを促すことができ、当該気流によって上段側の充電ユニットを冷却することができる。このようにして、筐体内の上部空間の空気の流れを促して、上段側の充電ユニットの熱的な配置環境を改善させることができ、筐体内の熱を効率良く放熱することができる。
以下、図1~図10を参照して本発明の実施形態に係る電気車両用充電装置1(以下、単に「充電装置1」と称する)について説明する。説明の便宜上、各図中に適宜記す前後左右上下の方向を充電装置1の前後左右上下の方向と定義して構成要素の位置や向き等を説明する。また、各図においては図面を見易くするため、一部の符号を省略している場合がある。
図1には、本実施形態に係る充電装置1の正面側(前方側)が斜視図にて示されている。この充電装置1は、電気自動車やプラグインハイブリッド車等の電気車両を充電するための装置である。この充電装置1は、例えば公道沿いの民間施設内や公共施設内等に設置され、利用者によって利用される充電器である。この充電装置1は、一例として2台の電気車両に対して同時に充電を行うことが可能な2台充電タイプとされている。この充電装置1の充電方式としては、急速充電方式が採用されている。なおこの充電装置1が、例えば集合住宅の駐車場等に設置される場合、普通充電方式が採用される構成にしても良い。また、上記の電気車両は、自動車に限らず、自動二輪車であっても良い。
この充電装置1では、外部電源である交流電源200(図10参照)から入力される電力を、電気車両に充電するための電力に変換する複数の充電ユニット30を内部に収容する筐体2を備えている。筐体2は、略直方体の箱状をなしている。この筐体2の内部は、仕切り壁部29によって二つの空間に仕切られて、二つの空間部S1,S2が形成されている。二つの空間部S1,S2には、電気車両の充電に必要な電気機器が所定の機能ごとに分かれて収容されている。
筐体2の前壁を構成する正面パネル部20には、充電装置1の利用状況や操作ボタン等を表示する表示パネルH1(タッチパネル)や、充電装置1の操作手順を示すイラスト表示部H2、認証用のカードリーダH3等が設けられている。また、筐体2の左右方向の両側面の前方側には、充電コネクタ5を保持する箱状のホルダ7がそれぞれ取り付けられている。左右の充電コネクタ5には、充電ケーブル6の一端部が接続されており、充電ケーブル6の他端部は、筐体2の左右壁部を構成する側面パネル部24の上部にそれぞれ接続されている。
ここで、図10のブロック図を参照して、充電装置1の主要構成について説明する。充電装置1は、一例として、急速充電方式により電気車両の充電を行う充電器であり、商用電源等の交流電源200から入力される交流の電力を高出力、且つ、直流の電力に変換する電力変換部3を有している。充電装置1は、電力変換部3から出力される高出力、且つ、直流の電力を、充電ケーブル6及び充電コネクタ5を介して電気車両に搭載されたバッテリ(不図示)に供給する。これにより、充電装置1は、商用電源等と同じ出力で充電を行う普通充電方式と比較して、充電時間を短縮させることができる構成となっている。
本実施形態の電力変換部3は、並列に接続された六つの充電ユニット30で構成されている。各充電ユニット30は、整流回路30A、昇圧回路30B、コンバータ回路30Cを有している。整流回路30Aは、交流電源200から供給される交流の電力を整流して出力する。昇圧回路30Bは、整流回路30Aから出力される電力を昇圧して出力する。コンバータ回路30Cは、昇圧回路30Bから出力される電力を充電電圧に変換、制御する。このようにして、各充電ユニット30では、入力側から入力された電力を直流の電力に変換する。各充電ユニット30は、作動時に、整流回路30A、昇圧回路30B及びコンバータ回路30Cを構成する半導体素子やコイル等の回路部品が発熱するため、筐体2内の第1空間部S1に配置されて、第2空間部S2に配置される他の電気機器と分けて配置されている。第1空間部S1は、筐体2の背面側(後部側)に設けられた第一筐体部2Aの内部に形成されている。
充電装置1には、六つの充電ユニット30から出力される電力を制御する出力制御部8と、六つの充電ユニット30から出力される電力の充電を制御する充電制御部9とを備えている。これらの制御部8,9は、少なくとも一つのプロセッサ(CPU)を備える制御装置を有しており、CAN通信等の所定の通信規格を用いて相互に通信可能に構成されている。
六つの充電ユニット30の入力側には、広義において、交流電源200から供給(入力)された電力を制御する制御装置が接続されている。一例として、交流電源200と六つの充電ユニット30との間には、漏電遮蔽部10Aが設けられている。漏電遮蔽部10Aは、公知の漏電遮蔽器で構成されている。漏電遮蔽部10Aは、通常、一次側回路を開放するON状態とされているが、一次側回路で過電流又は漏電が検知された場合に、OFF状態となって一次側回路を閉じる機能を有する。また、交流電源200と漏電遮蔽部10Aとの間には、ノイズカット用の図示しないコンデンサが接続されている。さらに、漏電遮蔽部10Aと六つの充電ユニット30との間には、チョークコイルやLC回路で構成されたノイズを除去するためのフィルタ装置10Bが接続されている。
漏電遮蔽部10Aを含む入力側の制御装置は、筐体2の内部において、第1空間部S1に対して前方側に隣接して設けられた第2空間部S2に配置されている。この第2空間部S2は、第一筐体部2Aに対して前後方向の一方側(図1及び図10等では前側)に配置された第二筐体部2Bの内部に形成されている。第2空間部S2には、漏電遮蔽部10A、コンデンサ、フィルタ装置10Bの他に、DB部11が配置されている。また、第2空間部S2には、出力制御部8及びリレー部12が配置されている。
DB部11は、六つの充電ユニット30の出力側(二次側)において、充電ユニット30と充電ケーブル6及び充電コネクタ5との間にそれぞれ接続されている。DB部11は、複数のダイオードを備える逆流防止回路で構成されており、六つの充電ユニット30と電気車両のバッテリ間で電流が逆流することを防止する機能を有する。
出力制御部8は、六つの充電ユニット30の出力側に接続され、充電ユニット30から出力される電力を制御する。例えば、出力制御部8は、充電制御部9からの信号に基づいてリレー部12のON/OFFを制御することにより、各充電ユニット30から出力された電力を充電ケーブル6及び充電コネクタ5へ供給する。リレー部12は、ON状態とされることで、対応する充電ユニット30からの電力供給を継電する。リレー部12は、OFF状態とされることで、対応する充電ユニット30による電力供給を遮蔽する。このように、出力制御部8の制御によって左右の充電コネクタ5にそれぞれ供給される電力を制御することができる。これらの出力制御部8及びリレー部12は、六つの充電ユニット30から電気自動車に出力する電力を制御する出力制御装置13を構成している。また、出力制御部8は、各充電ユニット30に搭載された各種センサからの信号に基づいて、充電ユニット30の内部温度や、吸気ファンの動作を監視する。
筐体2の第2空間部から出力される電力は、充電制御部9を介して左右の充電ケーブル6及び充電コネクタ5に供給される。充電制御部9は、CAN通信等の所定の通信手段を用いて電気車両と相互に通信可能に構成されている。充電制御部9は、電気車両の充電プラグと接続された充電コネクタ5を介して、電気車両から制御信号を受信する。電気車両から受信する信号には、充電電流の指令値や、充電を開始又は終了に関する信号が含まれる。充電制御部9は、電気車両から送信された信号を受信し、受信した信号に基づいて充電装置1から出力される電力を決定し、充電の開始及び終了を制御する。
以上説明したとおり、筐体2の内部には、二つの空間部S1,S2に分割して充電に必要な電気機器が収容されており、筐体2の内部の背面側に設けられた第1空間部S1には、電力変換部3を構成する複数の充電ユニット30が配置されている。充電装置1では、作動時に充電ユニット30で発生する熱を効率よく放熱するために、筐体2の内部に空冷用の複数の流路を設けている。以下、筐体2及び充電ユニット30の構造を詳細に説明する。
(筐体)
図1及び図2に示されるように、筐体2は、筐体2の前壁を構成する正面パネル部20と、筐体2の後壁を構成する背面パネル部22と、筐体2の左右の壁部を構成する側面パネル部24とを有している。これらのパネル部20,22,24は、筐体2の底壁を構成する架台部26の上に立設されており、例えば、架台部26を含んで構成される躯体フレーム状の図示しない骨格部にビス止めによって固定されている。また、正面パネル部20、背面パネル部22、左右の側面パネル部24によって形成される筐体2の上端開口部が天井パネル部28によって塞がれている。このようにして、筐体2は、略直方体の箱状を成している。
図1及び図2に示されるように、筐体2は、筐体2の前壁を構成する正面パネル部20と、筐体2の後壁を構成する背面パネル部22と、筐体2の左右の壁部を構成する側面パネル部24とを有している。これらのパネル部20,22,24は、筐体2の底壁を構成する架台部26の上に立設されており、例えば、架台部26を含んで構成される躯体フレーム状の図示しない骨格部にビス止めによって固定されている。また、正面パネル部20、背面パネル部22、左右の側面パネル部24によって形成される筐体2の上端開口部が天井パネル部28によって塞がれている。このようにして、筐体2は、略直方体の箱状を成している。
筐体2の内部空間は、仕切り壁部29によって前後に区画されている。これにより、筐体2は、仕切り壁部29に対して後方側が第一筐体部2Aを構成し、仕切り壁部29に対して前方側が第二筐体部2Bを構成している。
正面パネル部20には、表示パネルH1及びカードリーダH3が設けられている。この正面パネル部20は、例えば板金材料がNC加工やベンダ加工を経て成型された意匠パネルである。
この正面パネル部20の下方側には、矩形フレーム状に形成された架台部26が配置されている。この架台部26の前面側は、例えば、複数の開口部によって格子状に形成されており、筐体2の下部に設けられた第一吸気口P1を構成している。第一吸気口P1は、筐体2の外部の空気を架台部26の内側に導入し、導入された空気を、筐体2の下方側から第一筐体部2Aの内部空間S1に導入する。
図2に示すように、背面パネル部22は、例えば板金材料がNC加工やベンダ加工を経て成型された意匠パネルである。この背面パネル部22には、第一筐体部2Aの内外を連通させる複数のパネル開口部42が形成されている。複数のパネル開口部42は、背面パネル部22の左方側と右方側のそれぞれに上下方向に沿っての直線状に配列されている。複数のパネル開口部42は、長尺板状に形成された複数の格子パネル44で覆われている。各格子パネル44は、スリット状の複数の開口部が貫通形成されることにより格子状をなしている。
具体的に、背面パネル部22の左方側では、背面パネル部22の上部に形成された複数のパネル開口部42が第1格子パネル44Aによって覆われており、背面パネル部22の下部に形成された複数のパネル開口部42が第2格子パネル44Bによって覆われている。
ここで、筐体2では、第2格子パネル44Bの内側面は、板金等で塞がれている。従って、複数のパネル開口部42のうち、第2格子パネル44Bで覆われた部分は第一筐体部2Aの内外と連通しない構成となっている。その一方で、複数のパネル開口部42のうち、第1格子パネル44Aで覆われた部分は第一筐体部2Aの内外と連通する構成となっている。このようにして、筐体2の上部には、背面パネル部22の左方側に外部の空気を導入するための第二吸気口P2が形成されている。
背面パネル部22の右方側では、背面パネル部22の上部に形成された複数のパネル開口部42が第3格子パネル44Cによって覆われており、背面パネル部22の下部に形成された複数のパネル開口部42が第4格子パネル44Dによって覆われている。
ここで、筐体2では、第3格子パネル44Cの内側面は、板金等で塞がれている。従って、複数のパネル開口部42のうち、第3格子パネル44Cで覆われた部分は第一筐体部2Aの内外と連通しない構成となっている。その一方で、複数のパネル開口部42のうち、第4格子パネル44Dで覆われた部分は第一筐体部2Aの内外と連通する構成となっている。このようにして、筐体2の下部には、背面パネル部22の右方側に外部の空気を導入するための第三吸気口P3が形成されている。
図1及び図2に示すように、筐体2の側面パネル部24は、前後方向の後部に配置される後側面パネル部241と前後方向の前部に配置される前側面パネル部242とを有している。後側面パネル部241は、第一筐体部2Aの左右の側面を構成している。前側面パネル部242は、第二筐体部2Bの左右の側面を構成している。即ち、筐体2では、背面パネル部22と左右の後側面パネル部241と、仕切り壁部29、架台部26及び天井パネル部28の後方部分によって第一筐体部2Aを構成し、その内部に第1空間部S1を形成している。また、筐体2では、正面パネル部20と左右の前側面パネル部242と、仕切り壁部29、架台部26及び天井パネル部28の前方部分によって第二筐体部2Bを構成し、その内部に第2空間部S2が形成されている。
図1に示すように、筐体2の左側方の後側面パネル部241には、上下方向に並んだ複数の第四吸気口P4が形成されている。複数の第四吸気口P4は、例えば、後側面パネル部241に貫通形成されたスリット状の複数の開口部で構成される。複数の第四吸気口P4は、それぞれが、第1空間部S1に収容された複数の充電ユニット30の後述するユニット吸気口36Bに対応して設けられている。これにより、筐体2では、左側方に設けられた第四吸気口P4から筐体2の内部に空気を導入し、各充電ユニット30のユニット吸気口36Bから各充電ユニット30の内部に空気を導入させている。
図2に示すように、筐体2の右側方の後側面パネル部241には、第一排気口Q1と第二排気口Q2が形成されている。第一排気口Q1は、後側面パネル部241の上部に設けられている。第一排気口Q1は、例えば、後側面パネル部241に貫通形成されたスリット状の複数の開口部で構成される。なお、筐体22の第1空間部S1には、第一排気口Q1に対応して設けられた排気ファン46が配置されている。排気ファン46は、後側面パネル部241の内側にビス止めによって取り付けられている。これにより、排気ファン46が作動すると、第1空間部S1の上部空間の空気が第一排気口Q1を通じて外部に排気される。
第一排気口Q1の下方側には、上下方向に並んだ複数の第二排気口Q2が形成されている。複数の第二排気口Q2は、例えば、後側面パネル部241に貫通形成されたスリット状の複数の開口部で構成される。複数の第二排気口Q2は、それぞれが、第1空間部S1に収容された複数の充電ユニット30の後述するユニット排気口38Aに対応して設けられている。これにより、各充電ユニット30のユニット排気口38Aから排出された空気が、筐体2の右側方に設けられた第二排気口Q2から筐体2の外部に排出される。
その一方で、図1及び図2に示すように、筐体2の第二筐体部2Bは、筐体2の外壁部の一部を構成する正面パネル部20、左右の前側面パネル部242、及び天井パネル部28の前方部分に筐体2の外壁部の内外を連通させる開口部が形成されていない。従って、第二筐体部2Bは、雨や粉塵等が第2空間部S2に侵入することを防ぐ防水性能及び防塵性能に優れた密閉構造を有しており、第二筐体部2Bに収容される制御基板等の電気機器を雨や粉塵等から保護することができる。
(充電ユニット)
図3には、筐体2の左側方から後側面パネル部241を除いた状態が示されている。また、図4には第1空間部S1における複数の充電ユニット30の収納状態が模式的に示されている。これらの図に示すように、筐体2内の第1空間部S1には、複数の充電ユニット30が上下方向に並んだ状態で配置されている。具体的に、本実施形態では、六つの充電ユニット30が第1空間部S1に収容されている。各充電ユニット30は、第1空間部S1内において、仕切り壁部29と背面パネル部22との間に架け渡して設けられた六枚の棚板48にそれぞれ載置されている。各棚板48は、仕切り壁部29と背面パネル部22との間に間隔を設けるようにして直接又はブラケットを介して仕切り壁部29及び背面パネル部22に固定されている。
図3には、筐体2の左側方から後側面パネル部241を除いた状態が示されている。また、図4には第1空間部S1における複数の充電ユニット30の収納状態が模式的に示されている。これらの図に示すように、筐体2内の第1空間部S1には、複数の充電ユニット30が上下方向に並んだ状態で配置されている。具体的に、本実施形態では、六つの充電ユニット30が第1空間部S1に収容されている。各充電ユニット30は、第1空間部S1内において、仕切り壁部29と背面パネル部22との間に架け渡して設けられた六枚の棚板48にそれぞれ載置されている。各棚板48は、仕切り壁部29と背面パネル部22との間に間隔を設けるようにして直接又はブラケットを介して仕切り壁部29及び背面パネル部22に固定されている。
図4及び図6に示すように、最下段の棚板48を除く上段側の棚板48の下面には、弾性材料からなる整流部材50が取り付けられている。整流部材50は、棚板48の前方側の端部に沿う長尺状に形成されており、前後上下方向の断面が三角形状の閉断面をなしている。具体的に、整流部材50は、棚板の下面部に固定される板状の固定部52と、固定部52の前端から垂下される板状の整流部54と、固定部52の後端と整流部54の下端に架け渡されるように延びる板状の弾性部56と、を含んで構成される。これらの構成は、例えば、板状の弾性材料が三角形状の閉断面を有する筒状に折り曲げられて構成されている。固定部52は、固定部52の後端側の端部に弾性部56の端部が重ねられた状態で、棚板48の下面にビス止めにより固定されている。
かかる構成では、六つの充電ユニット30を各棚板48上に載置した状態において、固定部52から垂下された整流部54が、充電ユニット30間に形成される間隙を塞ぐように配置される。
また、弾性部56は、各充電ユニット30を各棚板48上に載置した状態において、充電ユニット30の角部と対向して配置される。各充電ユニット30は、棚板48上で筐体2の左右方向を挿抜方向として抜き差しが行われ、第一筐体部2A内への設置作業が行われる。弾性部56は、棚板48の上に充電ユニット30が挿入される際に充電ユニット30の角部に当接して弾性変形される。これにより、充電ユニット30の収納状態では、各充電ユニット30の上方側の棚板48に支持された弾性部56が充電ユニット30の上端側の角部を保持するように密着し、整流部54によるユニット間の閉塞機能を高めている。
かかる構成により、整流部材50は、充電ユニット30と仕切り壁部29との間に設けられた間隙を通過する空気が、充電ユニット30間の間隙を通り、背面パネル部22と充電ユニット30との間の間隙に流れ込むことを抑制している。これにより、架台部26の第一吸気口P1を通って後述する第一流路R1を通過する空気が、第二流路R2及び第三流路R3へ侵入することを制限することができる。
図5には、充電ユニット30の分解斜視図が示されている。この図に示すように、充電ユニット30は、細長い角筒状に形成された外側筒部32を有している。外側筒部32の内側には、外側筒部32よりも一回り小さな外形の角筒状に形成された内側筒部34が配置されている。
外側筒部32の内側には、内側筒部34との間において収容空間が形成される。この収容空間には、上述の整流回路30A、昇圧回路30B及びコンバータ回路30C等の充電ユニット30を構成する電気機器が配置されている。これらの電気機器は、外側筒部32の内側面及び内側筒部34の外側面に固定されている。かかる構成では、外層部を構成する外側筒部32によって、整流回路30A、昇圧回路30B及びコンバータ回路30C等の電気機器が雨水や粉塵等から保護される。また、内側筒部34の内部空間は、外側筒部32と内側筒部34との間に設けられた収容空間で発生した熱を放熱するためのダクト空間を構成する。
充電ユニット30は、筐体2の左右方向を外側筒部32の軸方向とする姿勢で筐体2の内部に収容される。この状態において、充電ユニット30の左側方の一端には、矩形状のユニット吸気部36が設けられている。また、充電ユニット30の右側方の他端には、矩形状のユニット排気部38が設けられている。
ユニット吸気部36は、外側筒部32の左側方の開口端を塞ぐ板状のベース部36Aと、ベース部36Aに設けられたユニット吸気口36Bを有している。ユニット吸気口36Bは、内側筒部34の内外を連通させる吸気ファン40を備える。この吸気ファン40は、筐体2の左側方に設けられた第四吸気口P4と対向して配置されている。これにより、吸気ファン40が作動すると、第四吸気口P4を通過して筐体2の内部に導入された空気が、ユニット吸気口36Bから充電ユニット30(内側筒部34)の内部に導入される。
ユニット吸気部36は、その他に、ユニット把持部36Cと配線接続部36Dを有している。ユニット把持部36Cは、充電ユニット30の設置や取り外しの際に把持される作業用の取手である。配線接続部36Dは、充電ユニット30を構成する電気機器と第二筐体部2B内から仕切り壁部29を通って引き出された配線とを電気的に接続させるために設けられている。
ユニット排気部38は、外側筒部32の右側方の開口端を塞ぐ板状のベース部38Bと、ベース部38Bに設けられたユニット排気口38Aを有している。ユニット排気口38Aは、内側筒部34の内外を連通させる排気口として設けられている。このユニット排気口38Aは、筐体2の右側方に設けられた第二排気口Q2と対向して配置されている。これにより、ユニット吸気口36Bから吸気ファン40によって充電ユニット30(内側筒部34)の内部に導入された空気が、ユニット排気口38Aから充電ユニット30の外部に排出され、第二排気口Q2を通って筐体2の外部に排出される。
以上説明した本実施形態に係る充電装置1では、筐体2の第1空間部S1に、四つの流路(空気流れ)を形成し、充電ユニット30で発生した熱を効率的に放熱する。以下、四つの流路について、図6~図9を参照して具体的に説明する。なお、図6~図9の各図においては、説明の便宜上、対象となる流路の説明に不要な吸気口又は排気口を省略して図示している場合がある。
(第一流路)
図6は、第1空間部S1に形成される第一流路R1を模式的に示している。この第一流路R1では、排気ファン46によって第一吸気口P1から筐体2の内部に導入された空気を、最下段の充電ユニット30から最上段の充電ユニット30の方向に各充電ユニット30の側方(各充電ユニット30と仕切り壁部29の間の空間)を通過させて、第一排気口Q1から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の下部から内部へ導入された空気が、充電ユニット30の側方を通過して上昇し、筐体2の上部から外部へ排出される。
図6は、第1空間部S1に形成される第一流路R1を模式的に示している。この第一流路R1では、排気ファン46によって第一吸気口P1から筐体2の内部に導入された空気を、最下段の充電ユニット30から最上段の充電ユニット30の方向に各充電ユニット30の側方(各充電ユニット30と仕切り壁部29の間の空間)を通過させて、第一排気口Q1から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の下部から内部へ導入された空気が、充電ユニット30の側方を通過して上昇し、筐体2の上部から外部へ排出される。
(第二流路)
図7は、第1空間部S1に形成される第二流路R2を模式的に示している。この第二流路R2では、排気ファン46によって第二吸気口P2から筐体2の内部に導入された空気を、上段側の充電ユニット30の側方を通過させて、第一排気口Q1から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の上部から内部へ導入された空気が、充電ユニット30の吸気側から排気側へ充電ユニット30の側方を通過し、筐体2の上部から外部へ排出される。また、この第二流路R2では、充電ユニット30のユニット吸気口36Bと対向しない背面パネル部22に第二吸気口P2が設けられている。これにより、第二吸気口P2から筐体2の内部に導入された空気が充電ユニット30の内部を通過せずに、充電ユニット30の側方へ良好に流れる構成となっている。
図7は、第1空間部S1に形成される第二流路R2を模式的に示している。この第二流路R2では、排気ファン46によって第二吸気口P2から筐体2の内部に導入された空気を、上段側の充電ユニット30の側方を通過させて、第一排気口Q1から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の上部から内部へ導入された空気が、充電ユニット30の吸気側から排気側へ充電ユニット30の側方を通過し、筐体2の上部から外部へ排出される。また、この第二流路R2では、充電ユニット30のユニット吸気口36Bと対向しない背面パネル部22に第二吸気口P2が設けられている。これにより、第二吸気口P2から筐体2の内部に導入された空気が充電ユニット30の内部を通過せずに、充電ユニット30の側方へ良好に流れる構成となっている。
(第三流路)
図8は、第1空間部S1に形成される第三流路R3を模式的に示している。この第三流路R3では、各充電ユニット30の吸気ファン40によって第三吸気口P3から筐体2の内部に導入された空気を、充電ユニット30の側方を通った後に当該充電ユニット30の内部に導入し、各充電ユニット30の内部を通過させた後に第二排気口Q2から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の下部から内部に導入された空気が、充電ユニット30の排気側から吸気側に向かって充電ユニット30の側方を通過して移動した後に、ユニット吸気口36Bから充電ユニット30の内部を通過する。そして、ユニット排気口38A、第二排気口Q2を経て、筐体2の外部に排出される。また、この第三流路R3では、充電ユニット30のユニット排気口38Aと対向しない背面パネル部22に第三吸気口P3が設けられている。これにより、第三吸気口P3から筐体2の内部に導入された空気がユニット排気口38Aから排出される空気流れの影響を受けずに充電ユニット30の側方へ良好に流れる構成となっている。
図8は、第1空間部S1に形成される第三流路R3を模式的に示している。この第三流路R3では、各充電ユニット30の吸気ファン40によって第三吸気口P3から筐体2の内部に導入された空気を、充電ユニット30の側方を通った後に当該充電ユニット30の内部に導入し、各充電ユニット30の内部を通過させた後に第二排気口Q2から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の下部から内部に導入された空気が、充電ユニット30の排気側から吸気側に向かって充電ユニット30の側方を通過して移動した後に、ユニット吸気口36Bから充電ユニット30の内部を通過する。そして、ユニット排気口38A、第二排気口Q2を経て、筐体2の外部に排出される。また、この第三流路R3では、充電ユニット30のユニット排気口38Aと対向しない背面パネル部22に第三吸気口P3が設けられている。これにより、第三吸気口P3から筐体2の内部に導入された空気がユニット排気口38Aから排出される空気流れの影響を受けずに充電ユニット30の側方へ良好に流れる構成となっている。
(第四流路)
図9は、第1空間部S1に形成される第四流路R4を模式的に示している。この第四流路R4では、各充電ユニット30の吸気ファン40によって第四吸気口P4から筐体2の内部に導入された空気を、充電ユニット30の内部を通過させて、第二排気口Q2から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の左側方に設けられた第四吸気口P4から筐体2の内部に導入された空気は、各充電ユニット30のユニット吸気口36Bを通って充電ユニット30の内部を通過し、ユニット排気口38Aから排出された後、筐体2の右側方に設けられた第二排気口Q2から外部へ排出される。
図9は、第1空間部S1に形成される第四流路R4を模式的に示している。この第四流路R4では、各充電ユニット30の吸気ファン40によって第四吸気口P4から筐体2の内部に導入された空気を、充電ユニット30の内部を通過させて、第二排気口Q2から筐体2の外部に排出させる。つまり、筐体2の左側方に設けられた第四吸気口P4から筐体2の内部に導入された空気は、各充電ユニット30のユニット吸気口36Bを通って充電ユニット30の内部を通過し、ユニット排気口38Aから排出された後、筐体2の右側方に設けられた第二排気口Q2から外部へ排出される。
(作用並びに効果)
以上説明したように、本実施形態に係る充電装置1によれば、筐体2の内部に、複数の充電ユニット30が上下方向に並んだ状態で収容されている。この筐体2は、筐体2の下部に設けられた第一吸気口P1と、筐体2の上部に設けられた第二吸気口P2及び第一排気口Q1とを有している。
以上説明したように、本実施形態に係る充電装置1によれば、筐体2の内部に、複数の充電ユニット30が上下方向に並んだ状態で収容されている。この筐体2は、筐体2の下部に設けられた第一吸気口P1と、筐体2の上部に設けられた第二吸気口P2及び第一排気口Q1とを有している。
図6及び図7に示すように、筐体2の内部では、第一流路R1と第二流路R2が形成される。第一流路R1では、第一吸気口P1から筐体2の内部に導入された空気を、最下段の充電ユニット30から最上段の充電ユニット30の方向に充電ユニット30の側方を通過させて、第一排気口Q1から外部に排出させる。この第一流路R1により、筐体2の内部では、下部に設けられた第一吸気口P1から上部に設けられた第一排気口Q1に向かって上昇する気流が発生するため、この気流によって上下方向に並んだ複数の充電ユニット30を冷却することができる。
第二流路R2では、第二吸気口P2から筐体2の内部に導入された空気を、上段側の充電ユニット30の側方を通過させて、第一排気口Q1から筐体2の外部に排出させる。この第二流路R2により、筐体2の内部では、第二吸気口P2から第一排気口Q1に向かって、主として筐体2内の上部空間の空気を外部に排出する気流が発生するため、筐体2内の上部空間の空気の流れを促すことができ、当該気流によって上段側の充電ユニット30を冷却することができる。
このように、充電装置1によれば、筐体2内の上部空間の空気の流れを促して、上段側の充電ユニット30の熱的な配置環境を改善させることができ、筐体2内の熱を効率良く放熱することができる。
図8に示すように、筐体2の内部では、第三流路R3が形成される。この第三流路R3では、筐体2の下部から内部に導入された空気が、充電ユニット30の排気側から吸気側に向かって充電ユニット30の側方を通過して移動した後に、ユニット吸気口36Bから充電ユニット30の内部を通過して、ユニット排気口38A、第二排気口Q2を経て筐体2の外部に排出される。即ち、筐体2内の上部空間と比べて低い温度を維持しやすい下部空間では、筐体2の内部に導入された空気が充電ユニット30の側方を通過してから充電ユニット30の内部を空冷するために利用される。これにより、筐体2内の上段側と下段側とで充電ユニット30の内部及び外部の温度に差分が生じることを抑制し、筐体2内の温度分布を平均化させることができる。
図9に示すように、筐体2の内部では、第四流路R4が形成される。この第四流路R4では、筐体2の左側方に設けられた第四吸気口P4から内部に導入された空気は、ユニット吸気口36Bを通って充電ユニット30の内部を通過し、ユニット排気口38Aから排出された後、筐体2の右側方に設けられた第二排気口Q2から外部へ排出される。これにより、充電ユニット30の内部温度を効率良く空冷することができる。
また、筐体2の左右の側面に設けられた第四吸気口P4及び第二排気口Q2は、複数の充電ユニット30に対応して複数設けられている。このため、第四吸気口P4からは、筐体2の外部の空気を効率良く充電ユニット30の内部に導入することができる。その一方で、第二排気口Q2では、充電ユニット30から排出された空気を効率良く筐体2の外部に排出することができる。
以上、実施形態に係る充電装置1について説明したが、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。例えば、上記実施形態では、第二流路R2において、第二吸気口P2から筐体2の内部に導入された空気が、最上段の充電ユニット30の側方を通過した後に第一排気口Q1から筐体2の外部に排出されるように構成されているが、最上段の充電ユニット30の側方だけではなく、上から二段目や三段目の充電ユニット30の側方を当該空気が通過するように構成しても良い。
1 電気車両用充電装置(充電装置)
2 筐体
30 充電ユニット
P1 第一吸気口
P2 第二吸気口
P3 第三吸気口
P4 第四吸気口
Q1 第一排気口
Q2 第二排気口
R1 第一流路
R2 第二流路
R3 第三流路
R4 第四流路
2 筐体
30 充電ユニット
P1 第一吸気口
P2 第二吸気口
P3 第三吸気口
P4 第四吸気口
Q1 第一排気口
Q2 第二排気口
R1 第一流路
R2 第二流路
R3 第三流路
R4 第四流路
Claims (5)
- 外部電源から入力される電力を、電気車両を充電するための電力に変換する複数の充電ユニットを内部に収容する筐体を備える電気車両用充電装置であって、
前記複数の充電ユニットは、前記筐体内において上下方向に並んだ状態で収容されており、
前記筐体の下部に設けられた第一吸気口と、
前記筐体の上部に設けられた第二吸気口と、
前記筐体の上部に設けられた第一排気口と、
前記第一吸気口から前記筐体の内部に導入された空気を、最下段の前記充電ユニットから最上段の前記充電ユニットの方向に前記充電ユニットの側方を通過させて、前記第一排気口から前記筐体の外部に排出させる第一流路と、
前記第二吸気口から前記筐体の内部に導入された空気を、上段側の前記充電ユニットの側方を通過させて、前記第一排気口から前記筐体の外部に排出させる第二流路と、を備える電気車両用充電装置。 - 前記筐体に設けられた第三吸気口と、
前記筐体に設けられた第二排気口と、
前記第三吸気口から前記筐体の内部に導入された空気を、前記充電ユニットの側方を通った後に当該充電ユニットの内部を通過させて、前記第二排気口から前記筐体の外部に排出させる第三流路と、を備える請求項1に記載の電気車両用充電装置。 - 前記第二排気口は、前記複数の充電ユニットに対応して複数設けられている請求項2に記載の電気車両用充電装置。
- 前記筐体に設けられた第四吸気口と、
前記第四吸気口から前記筐体の内部に導入された空気を、前記充電ユニットの内部を通過させて、前記第二排気口から前記筐体の外部に排出させる第四流路と、を備える請求項2に記載の電気車両用充電装置。 - 前記第四吸気口は、前記複数の充電ユニットに対応して複数設けられている請求項4に記載の電気車両用充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022118843A JP2024016598A (ja) | 2022-07-26 | 2022-07-26 | 電気車両用充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022118843A JP2024016598A (ja) | 2022-07-26 | 2022-07-26 | 電気車両用充電装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2024016598A true JP2024016598A (ja) | 2024-02-07 |
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ID=89806312
Family Applications (1)
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JP2022118843A Pending JP2024016598A (ja) | 2022-07-26 | 2022-07-26 | 電気車両用充電装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2024016598A (ja) |
-
2022
- 2022-07-26 JP JP2022118843A patent/JP2024016598A/ja active Pending
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