JP2024007820A - Control device of vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両の制御装置に関する。 The present invention relates to a vehicle control device.
例えば特許文献1に記載の車両は、車両前部のフロントルームに燃料電池ユニットを備えている。また、この車両は、燃料電池ユニットから漏れた水素の濃度を検出するセンサと、フロントルームの上部に設けられたフードをロックするロック機構とを備えている。そして、センサで検出された水素濃度が所定値以上の場合にはフードを閉じた状態にロックすることにより、ユーザが燃料電池ユニットにアクセスすることを防止している。 For example, the vehicle described in Patent Document 1 includes a fuel cell unit in a front room at the front of the vehicle. This vehicle also includes a sensor that detects the concentration of hydrogen leaking from the fuel cell unit and a locking mechanism that locks the hood provided at the top of the front room. If the hydrogen concentration detected by the sensor is above a predetermined value, the hood is locked in a closed state to prevent the user from accessing the fuel cell unit.
ところで、水素を燃料とする内燃機関では、整備時において水素ガスがエンジンルーム内に漏れるおそれがある。 By the way, in an internal combustion engine that uses hydrogen as fuel, hydrogen gas may leak into the engine room during maintenance.
上記課題を解決する車両の制御装置は、水素を燃料とする内燃機関をエンジンルームに搭載する車両に適用される。この制御装置は、前記内燃機関のクランクケース内の水素濃度を取得する取得処理と、取得した前記水素濃度が既定の閾値以上である場合には、前記クランクケース内の水素ガスが前記エンジンルーム内に漏れることを抑制する抑制処理と、を実行する。 A vehicle control device that solves the above problems is applied to a vehicle that is equipped with an internal combustion engine that uses hydrogen as fuel in its engine room. This control device performs an acquisition process to acquire the hydrogen concentration in the crankcase of the internal combustion engine, and when the acquired hydrogen concentration is equal to or higher than a predetermined threshold, the hydrogen gas in the crankcase is transferred to the engine room. Execute a suppression process to suppress leakage.
同構成によれば、クランクケース内の水素濃度が閾値以上の場合には、上記抑制処理が実行されるため、内燃機関の整備時において水素ガスがエンジンルーム内に漏れることを抑制することができる。 According to this configuration, when the hydrogen concentration in the crankcase is equal to or higher than the threshold value, the above-mentioned suppression process is executed, so that hydrogen gas can be suppressed from leaking into the engine room during maintenance of the internal combustion engine. .
(第1実施形態)
以下、車両の制御装置を具体化した第1実施形態について説明する。
<車両の構成>
図1に示すように、車両500には、水素を燃料とする内燃機関10が搭載されている。
(First embodiment)
A first embodiment that embodies a vehicle control device will be described below.
<Vehicle configuration>
As shown in FIG. 1, a
内燃機関10のクランクシャフト18は、動力分割装置を構成する遊星歯車機構350のキャリアCに機械的に連結されている。
遊星歯車機構350のサンギアSには、第1モータジェネレータ(以下、第1MGと記載)352の回転軸352aが機械的に連結されている。
The
A rotating
また、遊星歯車機構350のリングギアRには、第2モータジェネレータ(以下、第2MGと記載)354の回転軸354aと駆動輪360とが機械的に連結されている。
第1MG352は、機関出力を利用して発電を行う発電機として機能するとともに、内燃機関10の始動時にはクランクシャフト18のクランキングを行う始動用スタータ(電動機)として機能する。この第1MG352は、クランクシャフト18にトルクを付与可能なモータである。
Further, the ring gear R of the
The first MG 352 functions as a generator that generates electricity using engine output, and also functions as a starting starter (electric motor) that cranks the
第2MG354は、駆動輪360の駆動力を発生する電動機として機能するとともに、車両500の減速時には回生ブレーキによる発電を行う発電機として機能する。
第1MG352及び第2MG354は、PCU(Power Control Unit)200を介してバッテリ250との間で電力の授受を行う。PCU200は、バッテリ250から入力された直流電圧を昇圧して出力するコンバータや、コンバータで昇圧された直流電圧を交流電圧に変換して各MG352、354に出力するインバータなどを備えている。
The second MG 354 functions as an electric motor that generates driving force for the
The first MG 352 and the second MG 354 exchange power with a
<内燃機関の構成>
図2に示すように、内燃機関10は、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、ヘッドカバー13、及びオイルパン14を備えている。ヘッドカバー13の上部には、オイルフィラキャップ150が脱着可能に設けられている。オイルフィラキャップ150は、内燃機関10のオイルパン14にオイルを補充する際に開けられるキャップである。
<Configuration of internal combustion engine>
As shown in FIG. 2, the
シリンダブロック11内には、ピストン15が往復動可能に配置されたシリンダ16が設けられている。
シリンダヘッド12には、内燃機関10の燃焼室17に吸気を導入する吸気ポート30や燃焼室17から排気を排出する排気ポート70が設けられている。吸気ポート30には吸気バルブ81が設けられている。この吸気バルブ81の駆動系には、同吸気バルブ81のバルブタイミング(開閉時期)を変更する可変動弁機構である吸気側バルブタイミング可変機構85が設けられている。排気ポート70には排気バルブ82が設けられている。この排気バルブ82の駆動系には、同排気バルブ82のバルブタイミング(開閉時期)を変更する可変動弁機構である排気側バルブタイミング可変機構86が設けられている。
A
The
また、シリンダヘッド12には、吸気ポート30内に燃料としての水素を噴射するポート噴射弁83と、燃焼室17内に燃料としての水素を直接噴射する筒内噴射弁84と、点火プラグ(図示略)とが設けられている。
The
シリンダブロック11の下部には、内燃機関10の出力軸であるクランクシャフト18が収納されたクランクケース19が設けられている。クランクケース19の下部には、潤滑油を貯留するオイルパン14が設けられている。
A
吸気ポート30の上流には、サージタンク60を備える吸気マニホールド29が接続されており、サージタンク60の上流には吸気管20が接続されている。吸気管20及びサージタンク60及び吸気マニホールド29は内燃機関10の吸気通路を構成している。
An
吸気管20には、その上流から順に、エアクリーナ21、エアフロメータ51、燃焼室17から出された排気を利用して駆動される過給機24のコンプレッサホイール24C、インタークーラ27、過給圧センサ54、及びスロットルバルブ28が設置されている。また、サージタンク60には、吸気圧センサ55が設置されている。なお、スロットルバルブ28は電動モータによってその開度が変更される。
In the
エアクリーナ21は、吸気管20に取り込まれた吸気の濾過を行う。過給機24は、吸気管20内の空気を過給する。また、インタークーラ27は、コンプレッサホイール24Cを通過した後の空気の冷却を行う。そして、スロットルバルブ28は、バルブ開度を調整することによって吸入空気量の調量を行う。
The
エアフロメータ51は、吸入空気量GAを検出する。また、過給圧センサ54によって、吸気管20におけるコンプレッサホイール24Cの下流側の部分の圧力である過給圧PTCが検出される。また、吸気圧センサ55によってサージタンク60内の圧力である吸気圧PIMが検出される。
排気ポート70の下流には、排気通路90が接続されている。排気通路90の途中には、過給機24のタービンホイール24Tを収納するハウジングが接続されている。また、排気通路90においてタービンホイール24Tの上流側の部分と同タービンホイール24Tの下流側の部分とはバイパス通路92を介して連通されている。バイパス通路92の途中には、アクチュエータにて開度が調整されるウェイストゲートバルブ(以下、WGVという)93が設けられている。このWGV93は、バイパス通路92を流れる排気の量を調整するバルブであり、その開度が大きくなるほど、タービンホイール24Tを迂回してバイパス通路92を通過する排気の量が多くなる。そのため、過給機24によって高められる吸気の過給圧は低くなる。
An
内燃機関10には、圧縮行程中や燃焼行程中に燃焼室17からクランクケース19内に漏れたガス、いわゆるブローバイガスを処理するブローバイガス処理装置が設けられている。このブローバイガス処理装置は、クランクケース19内のブローバイガスを、ヘッドカバー13に設けられたオイル分離器であるメインセパレータ31に導くための吸引路32を備えている。メインセパレータ31に接続された吸引路32の末端は、クランクケース19内に開口している。
The
メインセパレータ31は、差圧弁であるPCV(positive crankcase ventilation)バルブ34及びPCV通路35を介してサージタンク60に接続されている。PCVバルブ34は、サージタンク60内の圧力がメインセパレータ31内の圧力よりも低くなったときに開弁して、メインセパレータ31からサージタンク60へのブローバイガスの流入を許容する。これら吸引路32、メインセパレータ31、PCVバルブ34、及びPCV通路35は、吸気通路の一部を構成するサージタンク60とクランクケース19とを連通する連通路を構成している。
The
例えば過給機24の過給圧が低いときなどには、サージタンク60内の圧力がメインセパレータ31内の圧力よりも低くなる。そのため、クランクケース19内のブローバイガスは、吸引路32、メインセパレータ31、PCVバルブ34、及びPCV通路35を介してサージタンク60内に吸引される。吸引されたブローバイガスは吸気と共に燃焼室17に送られて燃焼される。
For example, when the supercharging pressure of the
また、メインセパレータ31には、接続通路41を介してエゼクタ40が接続されている。エゼクタ40は、コンプレッサホイール24Cよりも上流側の吸気管20とコンプレッサホイール24Cよりも下流側の吸気管20とを接続するバイパス通路36の途中に設けられている。エゼクタ40は、ベンチュリ効果によって負圧を発生させるための絞り部を備えている。
Further, an
また、ブローバイガス処理装置は、吸気をクランクケース19に導入して掃気するための大気導入路37を備えている。大気導入路37の両端のうちの一方の端は、エアクリーナ21とコンプレッサホイール24Cとの間の吸気管20に接続されている。大気導入路37は、ヘッドカバー13を貫通してシリンダヘッド12及びシリンダブロック11の内部を通り、クランクケース19に繋がっている。大気導入路37の途中には、ヘッドカバー13内に設置されたオイル分離器である大気側セパレータ38が設けられている。
The blow-by gas treatment device also includes an atmospheric
過給機24の過給圧が高いときには、コンプレッサホイール24Cの下流側から上流側に向かってバイパス通路36内を空気が流れることにより、エゼクタ40には負圧が生じる。そして、エゼクタ40に発生した負圧により、クランクケース19内のブローバイガスは、吸引路32及びメインセパレータ31及び接続通路41を介してエゼクタ40の内部に吸引される。エゼクタ40に吸引されたブローバイガスは、空気とともにバイパス通路36を介してコンプレッサホイール24Cよりも上流側の吸気管20に導入される。吸気管20に導入されたブローバイガスは、吸気と共に燃焼室17に送られて燃焼される。
When the supercharging pressure of the
<制御装置について>
制御装置100は、内燃機関10を制御対象とし、スロットルバルブ28、ポート噴射弁83及び筒内噴射弁84、点火プラグ、吸気側バルブタイミング可変機構85、排気側バルブタイミング可変機構86、WGV93等の各種操作対象機器を操作する。
<About the control device>
The
また、制御装置100は、制御対象としての第1MG352の制御量であるトルクを制御すべく、PCU200を介してインバータを操作する。また、制御装置100は、制御対象としての第2MG354の制御量であるトルクを制御すべく、PCU200を介してインバータを操作する。
Further, the
制御装置100は、中央処理装置(以下、CPUという)110や、制御用のプログラムやデータが記憶されたメモリ120などを備えている。そして、制御装置100は、メモリ120に記憶されたプログラムをCPU110が実行することにより各種制御に関する処理を実行する。
The
制御装置100には、上述のエアフロメータ51、過給圧センサ54、吸気圧センサ55の検出信号が入力されている。また、制御装置100には、機関回転速度NEを算出するためにクランクシャフト18の回転角(クランク角)を検出するクランク角センサ52の検出信号も入力される。また、制御装置100には、アクセルペダルの操作量であるアクセル操作量ACCPを検出するアクセル操作量センサ53や、車両500の車速SPを検出する車速センサ56などの検出信号も入力される。また、制御装置100には、第1MG352や第2MG354の制御量を制御するために、第1MG352の回転角を検知する第1回転角センサ390の出力信号Sm1や、第2MG354の回転角を検知する第2回転角センサ392の出力信号Sm2も入力される。また、制御装置100には、PCU200が算出するバッテリ250の充電率(以下、SOCという)も入力される。また、制御装置100には、車両500のエンジンルームのPCU200が算出するバッテリ250の充電率(以下、SOCという)も入力される。また、制御装置100には、エンジンフードスイッチ57が接続されている。エンジンフードスイッチ57は、車両500のエンジンルームの開口部に設けられたエンジンフードを開く際に操作されるスイッチであり、このスイッチが操作されると、エンジンフードの開放要求を示す信号SWhが制御装置100に入力される。また、制御装置100には、ロック機構130を作動させるアクチュエータに制御信号を出力する。ロック機構130は、制御信号を受けて作動するアクチュエータによってエンジンフードを閉じた状態にロックする機構である。また、制御装置100には、クランクケース19内の水素濃度HRが既定の閾値HRref以上になると点灯する警告灯140が接続されている。
Detection signals from the above-mentioned
なお、図示はしないが、制御装置100は、内燃機関10の制御ユニットやPCU200の制御ユニットなど、複数の制御ユニットで構成されている。
制御装置100は、機関回転速度NE及び吸入空気量GAに基づいて機関負荷率KLを算出する。機関負荷率KLは、燃焼室17に充填される空気量を定めるパラメータであり、基準流入空気量に対する1気筒の1燃焼サイクル当たりの流入空気量の比である。なお、基準流入空気量は、機関回転速度NEに応じて可変設定される。
Although not shown, the
例えば、制御装置100は、アクセル操作量ACCP及び車速SPに基づいて車両500の走行に必要な要求トルクを算出する。また、制御装置100は、車両500の要求トルクを満たすように内燃機関10の出力や、第1MG352及び第2MG354のトルクなどを制御する。
For example,
制御装置100は、上述した要求トルクに基づき、内燃機関10に要求される出力の目標値である目標出力Peを算出する。そして、目標出力Peが大きい場合には、目標出力Peが小さい場合よりも混合気の空燃比を小さくする制御を実行する。より詳細には、制御装置100は、基本的にスロットルバルブ28を既定値以上の開度、例えば全開付近の開度に維持する。そして、目標出力Peが大きいほど要求噴射量Qdが多くなるように当該要求噴射量Qdを設定する。要求噴射量Qdは、ポート噴射弁83及び筒内噴射弁84から噴射する燃料の目標値である。そして、制御装置100は、要求噴射量Qdが得られるようにポート噴射弁83及び筒内噴射弁84を制御する。このように内燃機関10では、基本的に吸入空気量ではなく燃料噴射量の調整を通じて混合気の空燃比を変更することにより出力調整が行われる。
The
また、制御装置100は、機関回転速度NEや機関負荷率KLなどに基づいて吸気バルブ81や排気バルブ82の目標バルブタイミングを算出する。そして、目標バルブタイミングなどに基づいて上記吸気側バルブタイミング可変機構85や排気側バルブタイミング 可変機構86の駆動制御を行う。
Further, the
また、制御装置100は、機関回転速度NEや機関負荷率KLなどに基づいて目標過給圧PTCpを算出する。そして、目標過給圧PTCpなどに基づいてWGV93の開度調整を行うことにより、過給機24の過給圧制御を行う。
Furthermore, the
また、制御装置100は、クランクケース19内の水素濃度HRを算出する処理を実行する。水素濃度HRは、機関回転速度NE及び要求噴射量Qd及び空燃比及び機関始動からの経過時間に相関する値である。そこで、制御装置100は、機関回転速度NE、要求噴射量Qd、吸入空気量GA、及び機関始動からの経過時間をパラメータとして、水素濃度HRを算出する。
Further, the
<抑制処理>
内燃機関10は、水素を燃料としている。そのため、ブローバイガスに含まれる水素ガスがクランクケース19内に溜まりやすい。クランクケース19内に水素ガスが溜まっていると、内燃機関10を整備する際にそうした水素ガスがエンジンルーム内に漏れるおそれがある。例えば、オイルを補充するためにオイルフィラキャップ150を外すと、クランクケース19からエンジンルーム内への水素ガスの漏れが起きやすい。また、オイルパン14に貯留されたオイルの量をオイルレベルゲージで確認するときや、点火プラグを外して点検するときなどにもそうした水素ガスの漏れは起きやすい。
<Suppression processing>
The
そこで、制御装置100は、水素濃度HRが閾値HRref以上である場合には、クランクケース19内の水素ガスがエンジンルーム内に漏れることを抑制する抑制処理を実行する。
Therefore, when the hydrogen concentration HR is equal to or higher than the threshold value HRref, the
図3に、抑制処理を実行するための処理手順を示す。なお、以下では、先頭に「S」が付与された数字によって、各処理のステップ番号を表現する。
図3に示す一連の処理において、制御装置100は、まず、内燃機関10が運転を停止している機関停止中であり、かつエンジンフードの開放要求があるか否かを判定する(S100)。
FIG. 3 shows a processing procedure for executing the suppression processing. Note that in the following, the step number of each process is expressed by a number prefixed with "S".
In the series of processes shown in FIG. 3, the
そして、機関停止中であり、かつエンジンフードの開放要求があると判定する場合(S100:YES)、制御装置100は、現在算出されている水素濃度HRを取得する処理を実行する(S110)。
If it is determined that the engine is stopped and there is a request to open the engine hood (S100: YES), the
次に、制御装置100は、取得した水素濃度HRが閾値HRref以上であるか否かを判定する(S120)。閾値HRrefは、予め定められた値であり、エンジンルーム内に水素ガスが漏れる場合に、その水素ガスの濃度として許容できない最低の値が設定されている。
Next, the
そして、水素濃度HRが閾値HRref以上であると判定する場合(S120:YES)、制御装置100は、警告灯140を点灯することにより、クランクケース19内の水素濃度HRが閾値HRref以上であることを警告する警告処理を行う(S130)。この警告処理は上記抑制処理の1つである。
When determining that the hydrogen concentration HR is greater than or equal to the threshold HRref (S120: YES), the
次に、制御装置100は、ロック機構130を作動させることにより、エンジンフードを閉じた状態でロックするロック処理を実行する(S140)。このロック処理も上記抑制処理の1つである。
Next, the
次に、制御装置100は、換気時間Tvenを算出する(S150)。換気時間Tvenは、クランクケース19内の換気を行う換気制御の実行時間である。制御装置100は、取得した水素濃度HRの値が大きいほど算出される換気時間Tvenの時間が長くなるように、当該換気時間Tvenを水素濃度HRに基づいて算出する。
Next, the
次に、制御装置100は、換気時間Tvenの時間だけ換気制御を実行する(S160)。制御装置100は、換気制御として次の処理を行う。すなわち、制御装置100は、内燃機関10での燃料噴射を停止させつつ第1MG352を駆動することにより、同第1MG352のトルクにてクランクシャフト18を回転させる処理を行う。この換気制御も上記抑制処理の1つである。
Next, the
そして、換気制御が完了すると、制御装置100は、警告灯140を消灯する(S170)。
S170の処理を完了した場合、あるいは上記S120の処理にて否定判定した場合には、制御装置100は、ロック機構130の作動を停止することにより、エンジンフードのロックを解除する(S180)。このS180の処理が行われると、エンジンフードは開放される。
Then, when the ventilation control is completed, the
When the process of S170 is completed, or when a negative determination is made in the process of S120, the
なお、制御装置100は、S180の処理を完了した場合や、S100の処理において否定判定する場合には、図3に示す処理を終了する。
<作用及び効果>
本実施形態の作用及び効果について説明する。
Note that when the
<Action and effect>
The operation and effects of this embodiment will be explained.
(1)クランクケース19内の水素濃度HRが閾値HRref以上の場合には、クランクケース19内の水素ガスがエンジンルーム内に漏れることを抑制する各種の抑制処理が実行される。そのため、内燃機関10の整備時において水素ガスがエンジンルーム内に漏れることを抑制することができる。
(1) When the hydrogen concentration HR in the
(2)抑制処理の1つとして、クランクケース19内の換気を行う換気制御が行われる。この換気制御では、内燃機関10での燃料噴射を停止させつつ第1MG352によるクランクキングが実施される。このようにしてクランキングが実施されると、大気導入路37からクランクケース19内に向けて新気が導入される。この新気の導入により、クランクケース19内の水素ガスが希釈されて水素濃度が低下する。従って、内燃機関10の整備時において濃度の高い水素ガスがクランクケース19からエンジンルーム内に漏れることを抑制することができる。
(2) As one of the suppression processes, ventilation control is performed to ventilate the inside of the
なお、濃度の低下したクランクケース19内の水素ガスは、吸引路32、メインセパレータ31、PCVバルブ34、及びPCV通路35を介して吸気通路に導入される。吸気通路に導入された水素ガスは、燃焼室17及び排気通路90を介して大気に放出される。
Note that the hydrogen gas in the
(3)抑制処理の1つとして、エンジンフードのロック処理が実行される。エンジンフードが閉じた状態でロックされると、上述したオイルフィラキャップ150等を外すことができなくなる。そのため、内燃機関10を整備する際に水素ガスがクランクケース19からエンジンルーム内に漏れることを抑制することができる。
(3) As one of the suppression processes, engine hood locking processing is executed. When the engine hood is locked in the closed state, the above-mentioned
(4)抑制処理の1つとして、警告灯140の点灯が実行される。警告灯が点灯すると、車両500を整備する作業者は水素濃度HRが高いことを知ることができるため、作業者は上述したオイルフィラキャップ150等を外す作業を行わなくなる。そのため、内燃機関10を整備する際に水素ガスがクランクケース19からエンジンルーム内に漏れることを抑制することができる。
(4) As one of the suppression processes, lighting of the warning light 140 is executed. When the warning light turns on, the worker who maintains the
(第2実施形態)
次に、車両の制御装置を具体化した第2実施形態について説明する。
第1実施形態では水素濃度HRを算出した。一方、本実施形態では、水素濃度HRをセンサで検出するようにしており、抑制処理を実行するための処理手順が一部異なっている。そこで、以下では、そうした相異点を中心にして、本実施形態の車両の制御装置を説明する。
(Second embodiment)
Next, a second embodiment that embodies a vehicle control device will be described.
In the first embodiment, the hydrogen concentration HR was calculated. On the other hand, in this embodiment, the hydrogen concentration HR is detected by a sensor, and the processing procedure for executing the suppression processing is partially different. Therefore, the vehicle control device of this embodiment will be described below, focusing on such differences.
図1に示すように、制御装置100には、クランクケース19内の水素濃度HRを検出する濃度センサ58が接続されている。
<抑制処理>
図4に、本実施形態において抑制処理を実行するための処理手順を示す。
As shown in FIG. 1, a
<Suppression processing>
FIG. 4 shows a processing procedure for executing the suppression processing in this embodiment.
図4に示す一連の処理において、制御装置100は、まず、内燃機関10が運転を停止している機関停止中であり、かつエンジンフードの開放要求があるか否かを判定する(S200)。
In the series of processes shown in FIG. 4, the
そして、機関停止中であり、かつエンジンフードの開放要求があると判定する場合(S200:YES)、制御装置100は、濃度センサ58で現在検出されている水素濃度HRを取得する処理を実行する(S210)。
If it is determined that the engine is stopped and there is a request to open the engine hood (S200: YES), the
次に、制御装置100は、取得した水素濃度HRが上述した閾値HRref以上であるか否かを判定する(S220)。
そして、水素濃度HRが閾値HRref以上であると判定する場合(S220:YES)、制御装置100は、警告灯140を点灯することにより、クランクケース19内の水素濃度HRが閾値HRref以上であることを警告する警告処理を行う(S230)。このS230の処理は上記抑制処理の1つである。
Next, the
When determining that the hydrogen concentration HR is greater than or equal to the threshold HRref (S220: YES), the
次に、制御装置100は、ロック機構130を作動させることにより、エンジンフードを閉じた状態でロックするロック処理を実行する(S240)。このS240の処理も上記抑制処理の1つである。
Next, the
次に、制御装置100は、上述した換気制御を実行する(S250)。すなわち、制御装置100は、内燃機関10での燃料噴射を停止させつつ第1MG352を駆動することにより、同第1MG352のトルクにてクランクシャフト18を回転させる処理を行う。この換気制御も上記抑制処理の1つである。
Next, the
そして、換気制御を実行すると、制御装置100は、S220の処理にて否定判定されるまで、S210、S220、S230、S240、及びS250の各処理を繰り返し実行する。
When the ventilation control is executed, the
換気制御によってクランクケース19内が換気されることにより、クランクケース19内の水素濃度HRは低下していく。そして、S220の処理にて、水素濃度HRが閾値HRref未満であると判定する場合(S220:NO)、制御装置100は、第1MG352の駆動を停止することにより換気制御を停止する(S260)。
As the inside of the
次に、制御装置100は、警告灯140を消灯する(S270)。
次に、制御装置100は、ロック機構130の作動を停止することにより、エンジンフードのロックを解除する(S280)。このS280の処理が行われると、エンジンフードは開放される。
Next, the
Next, the
なお、制御装置100は、S280の処理を完了した場合や、S200の処理において否定判定する場合には、図4に示す処理を終了する。
<作用及び効果>
本実施形態でも上記第1実施形態と同じ抑制処理が行われるため、上述した(1)~(4)の作用及び効果が得られる。さらに、本実施形態では、以下の作用及び効果が得られる。
Note that when the
<Action and effect>
Since the same suppression processing as in the first embodiment is performed in this embodiment, the functions and effects of (1) to (4) described above can be obtained. Furthermore, in this embodiment, the following actions and effects can be obtained.
(5)取得する水素濃度HRが算出値ではなく、濃度センサ58で検出した実測値であるため、S220の処理における判定精度が向上するようになる。
(6)実測した水素濃度HRが閾値HRref未満になるまで換気制御が実行されるため、そうした換気制御の実行時間が不足したり、過剰に長くなったりすることを抑えることができる。
(5) Since the obtained hydrogen concentration HR is not a calculated value but an actual value detected by the
(6) Since ventilation control is executed until the actually measured hydrogen concentration HR becomes less than the threshold value HRref, it is possible to prevent the execution time of such ventilation control from running out or becoming excessively long.
<変更例>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
<Example of change>
Note that each of the above embodiments can be modified and implemented as follows. Each embodiment and the following modification examples can be implemented in combination with each other within a technically consistent range.
・警告処理として警告灯140を点灯させたが、他の態様で警告処理を実行してもよい。例えば、警告音を発生させてもよい。
・上述した抑制処理として、換気制御、ロック処理、警告処理の少なくとも1つを実行してよい。
-Although the warning light 140 is turned on as a warning process, the warning process may be performed in other ways. For example, a warning sound may be generated.
- At least one of ventilation control, lock processing, and warning processing may be executed as the above-mentioned suppression processing.
なお、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。 Note that the expression "at least one" used in this specification means "one or more" of the desired options. As an example, the expression "at least one" as used herein means "only one option" or "both of the two options" if the number of options is two. As another example, the expression "at least one" as used herein means "only one option" or "any combination of two or more options" if there are three or more options. means.
・PCV通路35をサージタンク60に繋いだが、吸気通路においてスロットルバルブ28よりも下流の部位であれば、その接続部位は適宜変更してもよい。
・内燃機関10は、ポート噴射弁83または筒内噴射弁84のいずれか一方のみを備えていてもよい。
- Although the
- The
・内燃機関10が過給機24やエゼクタ40を備えることは必須ではない。
・内燃機関10が吸気側バルブタイミング可変機構85や排気側バルブタイミング可変機構86を備えることは必須ではない。
- It is not essential for the
- It is not essential for the
・車両500が有するモータジェネレータの数は適宜変更することができる。
・リングギアRと第2MG354との間にリダクションギアを介在させてもよい。
・車両500は、としては、シリーズ・パラレルハイブリッド車両であったが、他の形式のハイブリッド車両でもよい。たとえば、パラレルハイブリッド車両であってもよい。
- The number of motor generators that
- A reduction gear may be interposed between the ring gear R and the
- Although the
・車両の原動機として内燃機関10のみを備える車両であってもよい。この車両の場合には、内燃機関10のクランキングを行うスタータモータを使用することにより上記換気制御を実施することができる。
- The vehicle may include only the
・制御装置としては、CPU110とメモリ120とを備えて、ソフトウェア処理を実行するものに限らない。たとえば、上記実施形態においてソフトウェア処理されたものの少なくとも一部を、ハードウェア処理するたとえばASIC等の専用のハードウェア回路を備えてもよい。すなわち、制御装置は、以下の(a)~(c)のいずれかの構成であればよい。(a)上記処理の全てを、プログラムに従って実行する処理装置と、プログラムを記憶するROM等のプログラム格納装置とを備える。(b)上記処理の一部をプログラムに従って実行する処理装置及びプログラム格納装置と、残りの処理を実行する専用のハードウェア回路とを備える。(c)上記処理の全てを実行する専用のハードウェア回路を備える。ここで、処理装置及びプログラム格納装置を備えたソフトウェア実行装置や、専用のハードウェア回路は1または任意の複数個でよい。
- The control device is not limited to one that includes the
<関連する技術的思想>
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(付記1)
水素を燃料とする内燃機関をエンジンルームに搭載する車両の制御装置であって、
前記内燃機関のクランクケース内の水素濃度を取得する取得処理と、
取得した前記水素濃度が既定の閾値以上である場合には、前記クランクケース内の水素ガスが前記エンジンルーム内に漏れることを抑制する抑制処理と、を実行する車両の制御装置。
<Related technical ideas>
The technical ideas that can be understood from the above embodiment and modification examples will be described.
(Additional note 1)
A control device for a vehicle equipped with an internal combustion engine that uses hydrogen as fuel in the engine room,
an acquisition process for acquiring hydrogen concentration in the crankcase of the internal combustion engine;
A control device for a vehicle that executes a suppression process for suppressing hydrogen gas in the crankcase from leaking into the engine room when the obtained hydrogen concentration is equal to or higher than a predetermined threshold.
(付記2)
前記抑制処理は、前記クランクケース内の換気を行う換気制御を含む付記1に記載の車両の制御装置。
(Additional note 2)
The vehicle control device according to supplementary note 1, wherein the suppression process includes ventilation control for ventilating the inside of the crankcase.
(付記3)
前記車両は、前記内燃機関のクランクシャフトにトルクを付与可能なモータを有しており、
前記内燃機関は、前記クランクケースと吸気通路とを連通する連通路を有しており、
前記換気制御として、前記内燃機関での燃料噴射を停止させつつ前記モータのトルクにより前記クランクシャフトを回転させる処理を実行する付記2に記載の車両の制御装置。
(Additional note 3)
The vehicle has a motor capable of applying torque to the crankshaft of the internal combustion engine,
The internal combustion engine has a communication passage that communicates the crankcase and the intake passage,
The vehicle control device according to appendix 2, wherein, as the ventilation control, the crankshaft is rotated by the torque of the motor while stopping fuel injection in the internal combustion engine.
(付記4)
前記車両は、前記エンジンルームの開口部に設けられたエンジンフードを閉じた状態にロックするロック機構を備えており、
前記抑制処理は、前記ロック機構を作動させることにより前記エンジンフードを閉じた状態にてロックする処理を含む付記1~付記3のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
(Additional note 4)
The vehicle includes a locking mechanism that locks an engine hood provided in an opening of the engine room in a closed state,
The vehicle control device according to any one of Supplementary Notes 1 to 3, wherein the suppression process includes a process of locking the engine hood in a closed state by activating the locking mechanism.
(付記5)
前記抑制処理は、前記クランクケース内の水素濃度が前記閾値以上であることを警告する警告処理を含む付記1~付記4のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
(Appendix 5)
The vehicle control device according to any one of Supplementary Notes 1 to 4, wherein the suppression process includes a warning process that warns that the hydrogen concentration in the crankcase is equal to or higher than the threshold value.
(付記6)
前記取得処理及び前記抑制処理は、前記内燃機関の運転停止中であり、かつ前記エンジンルームの開口部に設けられたエンジンフードの開放要求がある場合に実行される処理である付記1~付記5のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
(Additional note 6)
The acquisition process and the suppression process are processes that are executed when the internal combustion engine is stopped and there is a request to open the engine hood provided at the opening of the engine room. The vehicle control device according to any one of the above.
10…内燃機関
19…クランクケース
20…吸気管
28…スロットルバルブ
29…吸気マニホールド
32…吸引路
34…PCVバルブ
35…PCV通路
36…バイパス通路
37…大気導入路
40…エゼクタ
60…サージタンク
81…吸気バルブ
82…排気バルブ
83…ポート噴射弁
84…筒内噴射弁
85…吸気側バルブタイミング可変機構
90…排気通路
92…バイパス通路
93…ウェイストゲートバルブ(WGV)
100…制御装置
110…中央処理装置(CPU)
120…メモリ
352…第1モータジェネレータ
500…車両
10...
100...
120...
Claims (6)
前記内燃機関のクランクケース内の水素濃度を取得する取得処理と、
取得した前記水素濃度が既定の閾値以上である場合には、前記クランクケース内の水素ガスが前記エンジンルーム内に漏れることを抑制する抑制処理と、を実行する
車両の制御装置。 A control device for a vehicle equipped with an internal combustion engine that uses hydrogen as fuel in the engine room,
an acquisition process for acquiring hydrogen concentration in the crankcase of the internal combustion engine;
A control device for a vehicle that executes a suppression process for suppressing hydrogen gas in the crankcase from leaking into the engine room when the obtained hydrogen concentration is equal to or higher than a predetermined threshold.
請求項1に記載の車両の制御装置。 The vehicle control device according to claim 1, wherein the suppression processing includes ventilation control for ventilating the inside of the crankcase.
前記内燃機関は、前記クランクケースと吸気通路とを連通する連通路を有しており、
前記換気制御として、前記内燃機関での燃料噴射を停止させつつ前記モータのトルクにより前記クランクシャフトを回転させる処理を実行する
請求項2に記載の車両の制御装置。 The vehicle has a motor capable of applying torque to the crankshaft of the internal combustion engine,
The internal combustion engine has a communication passage that communicates the crankcase and the intake passage,
3. The vehicle control device according to claim 2, wherein the ventilation control executes a process of rotating the crankshaft using the torque of the motor while stopping fuel injection in the internal combustion engine.
前記抑制処理は、前記ロック機構を作動させることにより前記エンジンフードを閉じた状態にてロックする処理を含む
請求項2に記載の車両の制御装置。 The vehicle includes a locking mechanism that locks an engine hood provided in an opening of the engine room in a closed state,
The vehicle control device according to claim 2, wherein the suppression process includes a process of locking the engine hood in a closed state by activating the locking mechanism.
請求項2に記載の車両の制御装置。 The vehicle control device according to claim 2, wherein the suppression process includes a warning process that warns that the hydrogen concentration in the crankcase is equal to or higher than the threshold value.
請求項2に記載の車両の制御装置。 The acquisition process and the suppression process are processes that are executed when the internal combustion engine is stopped and there is a request to open an engine hood provided at an opening of the engine room. vehicle control device.
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---|---|---|---|---|
CN118499140A (en) * | 2024-07-19 | 2024-08-16 | 潍柴动力股份有限公司 | Control method and control device for hydrogen engine, electronic equipment and storage medium |
-
2022
- 2022-07-06 JP JP2022109163A patent/JP2024007820A/en active Pending
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