JP2024000789A - 1ピースキャップ及び1ピースキャップと容器との組み合わせ - Google Patents
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Abstract
【課題】上蓋8が開位置で充分確実に保持される、新規の1ピースキャップを提供すること。【解決手段】ヒンジ連結された側の装着壁4の外面に四方枠を有する開口部80を形成して、係合手段76を開口部80の縦枠82に設けると共に、上蓋8の外面に径方向外方に突出する上側突出片84を形成して、被係合手段78を上側突出片84の側面に設けて、上蓋8が開位置に旋回せしめられると、被係合手段78が係合手段76を乗り越えて開口部80から装着壁4の内側に進入した後に係合手段76に係止せしめられると共に、スカート壁52の外面が装着壁4の外面によって支持されるように構成する。【選択図】図2
Description
本発明は、容器の口頸部に装着される1ピースキャップ及び1ピースキャップと容器との組み合わせに関するものである。
螺合や打栓等により容器の口頸部に装着される筒状の装着壁と、この装着壁にヒンジ連結された上蓋とからなる1ピースキャップは、飲料や医薬品など、種々の内容物が収容される容器のキャップとして、広く使用されている。
1ピースキャップの一例として、下記特許文献1には、容器の口頸部に装着される筒状の装着壁と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有する上蓋とを具備し、該上蓋は、該装着壁と該スカート壁とがストラップバンドによってヒンジ連結されることで、該装着壁の上面を覆う閉位置と該装着壁の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該装着壁に設けられた係合手段と該上蓋に設けられた被係合手段とが係合して、該上蓋が該開位置から該閉位置に向かって旋回せしめられることが防止される1ピースキャップが開示されている。また、この1ピースキャップでは装着壁の内周面に雌螺条が形成されており、特許文献1に開示された1ピースキャップは、口頸部の外周面に雄螺条が形成された容器と組み合わせて使用される。
上述した1ピースキャップによれば、上蓋を開位置に旋回せしめて内容物を排出する際に、上蓋が開位置から閉位置に向かって旋回せしめられることが防止される故に、内容物を容易に排出することができる。
而して、上記特許文献1に開示された1ピースキャップにあっては、係合手段は装着壁の上面から上方に延出する延出片、被係合手段は上蓋の外面から径方向外方に向かって突出する突出片から構成され、上蓋が開位置に旋回せしめられると、上蓋が反転せしめられることで突出片の外面と延出片の外面とが背中合わせに当接することによってのみ、上蓋が開位置から閉位置に向かって旋回せしめられることが防止されていることから、僅かな外力が上蓋に付加されただけで、上蓋が偶発的に開位置から閉位置に向かって旋回せしめられてしまう虞がある。内容物の排出中に上蓋が開位置から閉位置に向かって旋回せしめられると、使用者が1ピースキャップの装着壁の上端部に口を直接付けて容器内に収容された飲料を飲んでいた場合には、上蓋のスカート壁の下端が使用者の鼻に触れて煩わしい。また、使用者が皿等に内容物を排出していた場合には、上蓋、更に詳しくは天面壁の内面に内容物がかかってしまい、使用上及び衛生上好ましくない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、上蓋が開位置で充分確実に保持される、新規且つ改良された1ピースキャップを提供することである。
本発明者は、鋭意検討の結果、ヒンジ連結された側の装着壁の外面に四方枠を有する開口部を形成して、係合手段を開口部の縦枠に設けると共に、上蓋の外面に径方向外方に突出する上側突出片を形成して、被係合手段を上側突出片の側面に設けて、上蓋が開位置に旋回せしめられると、被係合手段が係合手段を乗り越えて開口部から装着壁の内側に進入した後に係合手段に係止せしめられると共に、スカート壁の外面が装着壁の外面によって支持されるように構成することで、上記主たる技術的課題を解決できることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を解決する1ピースキャップとして、容器の口頸部に装着される筒状の装着壁と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有する上蓋とを具備し、
該上蓋は、該装着壁と該スカート壁とがストラップバンドによってヒンジ連結されることで、該装着壁の上面を覆う閉位置と該装着壁の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、
該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該装着壁に設けられた係合手段と該上蓋に設けられた被係合手段とが係合して、該上蓋が該開位置から該閉位置に向かって旋回せしめられることが防止される1ピースキャップにおいて、
該ヒンジ連結された側の該装着壁の外面には四方枠を有する開口部が形成され、該係合手段は該開口部の縦枠に設けられており、
該上蓋の外面には径方向外方に突出する上側突出片が形成され、該被係合手段は該上側突出片の側面に設けられており、
該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該被係合手段が該係合手段を乗り越えて該開口部から該装着壁の内側に進入した後に該係合手段に係合せしめられると共に、該スカート壁の外面が該装着壁の外面によって支持される、ことを特徴とする1ピースキャップが提供される。
該上蓋は、該装着壁と該スカート壁とがストラップバンドによってヒンジ連結されることで、該装着壁の上面を覆う閉位置と該装着壁の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、
該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該装着壁に設けられた係合手段と該上蓋に設けられた被係合手段とが係合して、該上蓋が該開位置から該閉位置に向かって旋回せしめられることが防止される1ピースキャップにおいて、
該ヒンジ連結された側の該装着壁の外面には四方枠を有する開口部が形成され、該係合手段は該開口部の縦枠に設けられており、
該上蓋の外面には径方向外方に突出する上側突出片が形成され、該被係合手段は該上側突出片の側面に設けられており、
該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該被係合手段が該係合手段を乗り越えて該開口部から該装着壁の内側に進入した後に該係合手段に係合せしめられると共に、該スカート壁の外面が該装着壁の外面によって支持される、ことを特徴とする1ピースキャップが提供される。
好ましくは、該被係合手段は該上側突出片の側面に設けられた突部である。好適には、該開口部及び該上側突出片は夫々周方向に間隔をおいて一対ずつ形成され、該係合手段は一対の該開口部において周方向に相互に隣接する縦枠に夫々設けられると共に、該被係合手段は一対の該上側突出片の各々の内側面において相互に対向して設けられる。該上側突出片の径方向外側端は、該装着壁の外周面を規定する仮想円の周上又は該仮想円の内側に位置するのがよい。好適には、該スカート壁の外面には、該被係合手段の下方において径方向外方に突出する下側突出片が形成されている。この場合には、該上蓋が該閉位置から該開位置へ旋回せしめられる際には、該下側突出片は該装着壁の外面に当接してこれを旋回支点とするのがよい。更に、該装着壁の上面には上方に膨出した膨出部が形成されており、該下側突出部は該膨出部の外面に当接せしめられるのが好適である。そして、該下側突出片の径方向外側端は、該装着壁の外周面を規定する仮想円の周上又は該仮想円の内側に位置するのが好ましい。
本発明によれば更に、容器と上記1ピースキャップとの組み合わせにして、該容器の口頸部の外周面には雄螺条が、該装着壁の内周面には該雄螺条に螺合せしめられる雌螺条が夫々形成されており、該雌螺条と該雄螺条との螺合により、該1ピースキャップが該容器の口頸部に対して上方に移動して上昇位置に到達すると、該装着壁の内周面に形成された係止手段が該容器の口頸部の外周面に形成された被係止手段に係止して、該1ピースキャップが該上昇位置に保持され、該上蓋は該装着壁に対して旋回自在となる、組み合わせも提供される。
本発明の1ピースキャップによれば、上蓋が開位置に旋回せしめられると、上蓋の被係合手段が装着壁の係合手段を乗り越えて開口部から装着壁の内側に進入した後に係合手段に係止せしめられると共に、上蓋のスカート壁の外面が装着壁の外面によって支持されることで、上蓋は開位置で充分確実に保持される。
以下、本発明に従って構成された1ピースキャップの好適実施形態を示す添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1及び図2を参照して説明すると、全体を番号2で示す1ピースキャップは適宜の合成樹脂材料を射出成形することによって一体的に成形され、後述する容器の口頸部に装着される筒状の装着壁4と、この装着壁4にストラップバンド6によってヒンジ連結された上蓋8とを備えている。なお、以下の説明においては、特に指定しない限り、ヒンジ連結された側とは反対側から見た面即ち図3に示された面を1ピースキャップの「正面」、ヒンジ連結された側から見た面即ち図4に示された面を「背面」、そして図5に示された面を「右側面」とする。
図1及び図2と共に図3乃至図5も参照して説明すると、装着壁4は円筒形状であって上下方向略中間部には周方向に延びる破断可能ライン10が形成されており、装着壁4は破断可能ライン10よりも上方の主部12と破断可能ライン10より下方のタンパーエビデント裾部14とに区画されている。図示の実施形態においては、破断可能ライン10は周方向に間隔をおいて周方向に延びる複数個のスリット(切り溝)16とスリット16間に残留せしめられている複数個の第一の橋絡部18とから構成されており、タンパーエビデント裾部14は複数個の第一の橋絡部18を介して主部12に接続されている。後に言及するとおり、破断可能ライン10は水平ではなく、周方向の所要部位において上下方向に変位せしめられている。
主に図3乃至図5を参照して説明すると、装着壁4の主部12の正面及び背面には夫々、上端縁が所要角度範囲に亘って周方向に連続して下方に変位せしめられた第一の凹所20及び第二の凹所22が形成されている。正面側に形成された第一の凹所20の周方向幅は背面側に形成された第二の凹所22の周方向幅よりも広く、第一の凹所20の周方向中心位置及び第二の凹所22の周方向中心位置は夫々直径方向の反対側に位置する。そして、第一の凹所20の方が第二の凹所22よりも上下方向に長く、従って第一の凹所20における主部12の上端縁の方が、第二の凹所22における主部12の上端縁よりも下方に位置する。図4に示すとおり、第二の凹所22が形成された主部12の上面にはストラップバンド6の片端が接続されている。主部12の外周面には、周方向に見て交互に存在する凹凸形状から構成された滑り止めローレット24が形成されている。図5に示すとおり(図1及び図2も併せて参照されたい)、滑り止めローレット24は、主部12の外周面における左右両側面の周方向中央角度領域にあっては形成されておらず、かかる角度領域には上下方向に直線状に延びる単一の凸条26が形成されている。更に、図4に示すとおり、滑り止めローレット24は、主部12の外周面における背面の周方向中央角度領域にあっても形成されていない。かかる角度領域には開口部が形成されているが、これについては後に言及する。図6及び図7を参照して説明すると、主部12の内周面の上端部、更に詳しくは第一の凹所20が形成された角度領域を除く角度領域の上端部にあっては、端縁に沿って延在する補強突条28が形成されている。補強突条28は所要位置において欠損せしめられており、欠損せしめられた部分を欠損部として番号29で示す。補強突条28の下方、更に詳しくは補強突条28において欠損部29の周方向片側に隣接する部位の下方には係止手段30が形成されている。図示の実施形態においては、係止手段30は径方向内方に突出する突起である。図面には必ずしも明確には示されていないが、係止手段30は主部12の内周面に2つ形成されており、2つの係止手段30は直径方向の反対側に夫々配置されている。係止手段30の下方には雌螺条32が形成されている。タンパーエビデント裾部14の内周面には、周方向に延在する係止突起34が周方向に間隔をおいて複数配設されている。
1ピースキャップ2の背面が示された図4を参照して説明すると、同図おいて番号36で示す特定角度領域の装着壁4の主部12にあっては、下端が上方に変位された凹部38が周方向に間隔をおいて2つ形成されている。2つの凹部38はいずれも、周方向片側は実質上鉛直であるが、周方向他側は周方向片側に向かって上方に緩やかに傾斜している。これにより、主部12の下端部には凹部38の周方向片側に位置して実質上鉛直に延びる係止面40と凹部38の周方向他側に位置する上側傾斜面42とが夫々設けられる。一方、特定角度領域36のタンパーエビデント裾部14にあっては、上端が上方に変位された2つの凸部44が周方向に間隔をおいて形成されている。2つの凸部44はいずれも、周方向片側は実質上鉛直であるが、周方向他側は周方向片側に向かって上方に緩やかに傾斜している。これにより、タンパーエビデント裾部14の上端部には凸部44の周方向片側に位置して実質上鉛直に延びる被係止面46と凸部44の周方向他側に位置する下側傾斜面48とが設けられる。かような凸部44は凹部38と対応し、図4に示す状態にあっては、凸部44は凹部38に受容されている。図4と共に図3を参照することによって理解されるとおり、上述した特定角度領域36は1ピースキャップ2の正面にも設けられている。
再び図3乃至図5を参照して説明すると、上蓋8は天面壁50と、この天面壁50の外周縁部から下方に垂下する円筒形状のスカート壁52とを有している。図4に示すとおり、スカート壁52の背面(外面)の下端部にはストラップバンド6の他端が接続されており、上蓋8は装着壁4の上面を覆う閉位置(図12-2に示す状態)と装着壁4の上面を露呈せしめる開位置(図12-4に示す状態)との間を旋回自在である。図示の実施形態においては、上蓋8は閉位置から開蓋方向(図12-1乃至図12-4にあっては紙面において時計方向)に略200度旋回することで開位置となる。図1及び図2も参照することによって理解されるとおり、天面壁50は全体的に円形であるが背面側において外径が幾分低減せしめられている。天面壁50の外周縁部において上記外径が低減せしめられていない角度領域は上側鍔部54を構成する。図6及び図7を参照して説明すると、天面壁50の内面外周縁部には、下方に垂下する円筒形状のシール片56、及びシール片56とスカート壁52との間に位置する比較的小さい環状突出部58が形成されている。
図3乃至図5と共に図1及び図2を参照して説明すると、スカート壁52の側面(外面)の下端部には、周方向に連続して延在する円弧形状の補助突条60が形成されている。補助突条60は直径方向の両側に1つずつ配置されている。補助突条60はスカート壁52の剛性を高めるのに寄与する。スカート壁52の正面には、スカート壁52の側面の下端縁を超えて下方に垂下する円弧形状の垂下大壁62が設けられている。垂下大壁62は上蓋8が閉位置にあるときに第一の凹所20に位置し、これにより上蓋8は閉位置に安定的に保持される。垂下大壁62の外周面の下端部には径方向外方に突出する円弧形状の下側鍔部64が形成されている。垂下大壁62の外周面の周方向両側縁部には上下方向に延びる補強突出部66も形成されている。補強突出部66の下端は下側鍔部64の周方向両端の上面に接続されている。補助突条60及び下側鍔部64の下面には夫々、装着壁4の上面に接続される破断可能な第二の橋絡部67が周方向に間隔をおいて2つずつ配設されている。図6を参照して説明すると、スカート壁52の内面下端部には周方向に延びる円弧形状の上側突条68が、垂下大壁62の内面上端部には周方向に延びる円弧形状の第一の下側突条70が夫々形成されている。必ずしも明確には図示されていないが、上側突条68は第一の下側突条70よりも周方向に長く延在している。ここで、第一の下側突条70が形成された部位とは直径方向反対側つまりスカート壁52の背面側にも、第一の下側突条70と同一の上下方向位置に突条が形成されている。かかる突条を第二の下側突条として番号72で示す。図6と共に図4を参照することによって理解されるとおり、垂下大壁62とは直径方向反対側にもスカート壁52の側面の下端縁を超えて下方に垂下する円弧形状の垂下小壁74が形成されており、第二の下側突条72は垂下小壁74の内面に形成されている。
図4を参照して説明すると、ストラップバンド6は可撓性を有する紐状であって周方向に間隔をおいて2つ設けられている。2つのストラップバンド6は夫々、装着壁4の上面から上方に延出した後に相互に近接する方向に実質上水平に延出し、次いで上方に向かってU字状に屈曲せしめられた後に相互に離隔する方向に実質上水平に延出し、その後に上方に延出してスカート壁52の外面下端部に接続されている。従って、2つのストラップバンド6の各々は、両者の周方向中央において軸線方向に延びる直線に対して線対称の位置関係にある。
図2及び図4と共に図12-2及び図12-4を参照して説明を続けると、装着壁4には係合手段76が、上蓋8には被係合手段78が夫々設けられており、上蓋8が開位置に旋回せしめられると、係合手段76と被係合手段78とが係合して、上蓋8が開位置から閉位置に向かって旋回せしめられることが防止される。本発明の1ピースキャップでは、ヒンジ連結された側の装着壁4の外面(つまり背面)には四方枠を有する開口部80が形成され、係合手段76は開口部80の縦枠82a又は82bに設けられる。そして、上蓋8の外面には径方向外方に向かって突出する上側突出片84が形成され、被係合手段78は上側突出片84の側面に設けられる。図示の実施形態においては、開口部80及び上側突出片84は夫々周方向に間隔をおいて一対ずつ形成され、開口部80と上側突出片84とは周方向において整合する。一対の開口部80の各々及び一対の上側突出片84の各々はいずれも、周方向に見た2つのストラップバンド6の間で、2つのストラップバンド6の周方向中央において軸方向に延びる直線に対して線対称に配置されている。一対の開口部80の各々は略正方形であって径方向に貫通しており、係合手段76は一対の開口部80において周方向に相互に隣接する縦枠82aに夫々設けられている。被係合手段78は一対の上側突出片84の各々の内側面で周方向に相互に対向して設けられた突部であり、一対の上側突出片84の各々の内側面に設けられた被係合手段78は相互に近接及び離隔する方向に弾性的に変位可能である。図5に示すとおり、上側突出片84の径方向外側端は、装着壁4の外周面を規定する仮想円cよりも内側に位置する。上側突出片84の径方向外側端は仮想円cの周上に位置してもよい。
スカート壁52の外面には、被係合手段78の下方において径方向外方に突出する下側突出片92も形成されている。図5に示すとおり、下側突出片92の径方向外側端も、装着壁4の外周面を規定する仮想円cの内側に位置する。下側突出片92の径方向外側端は仮想円cの周上に位置してもよい。上側突出片84の径方向外側端と共に下側突出片92の径方向外側端が仮想円cの周上又は仮想円cの内側に位置することで、既存のキャッピング装置により1ピースキャップ2を後述する容器の口頸部に装着することができる。上記キャッピング装置はキャップの外周面に形成された滑り止めローレット24を把持することから、被係合手段78及び下側突出片92の径方向外側端が仮想円cよりも外側に位置すると、キャッピング装置が被係合手段78及び下側突出片92と干渉してしまうためである。図示の実施形態においては、後述するとおり上蓋8が閉位置から開位置へ旋回せしめられる際、下側突出片92は装着壁4の外面に当接してこれを旋回支点とする。装着壁4の上面において、下側突出片92と周方向において整合する部位には、上方に膨出する膨出部94が形成されており、下側突出片92は膨出部94の外面に当接せしめられる。
続いて、図8乃至図11を参照して、1ピースキャップ2が装着される容器の口頸部100について説明する。ポリエチレンテレフタレートの如き適宜の合成樹脂、ガラス或いは金属薄板から形成することができる容器の口頸部100は全体として円筒形状であり、その頂面は開放されている。口頸部100の外周面の上端部には径方向外方に突出した環状係止突条102が形成されている。環状係止突条102の下方には上側被係止手段104が配設されている。上側被係止手段104は口頸部100の外周面に2つ配設されている。2つの上側被係止手段104は夫々直径方向の反対側に位置する。上側被係止手段104は口頸部100の外周面に形成された矩形形状の凹部106と、上方から見て凹部106の時計方向下流側に隣接して位置する乗り越え突部108と、上方から見て凹部106の時計方向上流側に隣接して位置するラチェット片110とから構成される。乗り越え突部108の周方向両側面は平面視において周方向に対称であって口頸部100の外周面に対してある程度緩やかに傾斜している。一方、ラチェット片110の周方向両側面は平面視において周方向に非対称であって、上方から見て時計方向上流側に位置する外側面110aは口頸部100の外周面に対して緩やかに傾斜しているが、時計方向下流側に位置する内側面110bは口頸部100の外周面に対して鋭く切り立っている。上側被係止手段104の下方には1ピースキャップ2の雌螺条32が螺合せしめられる雄螺条112が形成されている。かような雄螺条112にあっては、図10に示すとおり、所要下端部の下面に下側被係止手段114が設けられている。図示の実施形態においては、下側被係止手段114は突起により構成される。雄螺条112の下方には係止あご部116が、係止あご部116の下方にはサポートリング118が夫々形成されている。係止あご部116及びサポートリング118は当業者にとって周知である。係止あご部116とサポートリング118との間には矩形形状の肉抜き凹部120が周方向に間隔をおいて複数形成されている。
容器内に内容物を充填した後に口頸部100に1ピースキャップ2を装着して口頸部100を密封する際には、口頸部100に1ピースキャップ2を被嵌してこれを閉回転方向、図3乃至図5において上方から見て時計方向、に回転せしめ、1ピースキャップ2の雌螺条32を口頸部100の雄螺条112に螺合せしめる。かかる螺合の初期段階においては、1ピースキャップ2の装着壁4の内周面に形成された係止手段30が口頸部100の外周面に形成された上側被係止手段104を弾性的に乗り越える(図6及び図11を参照されたい)。このとき、係止手段30はラチェット片110を、口頸部100の外周面に対して緩やかに傾斜する外側面110aから口頸部100の外周面に対して鋭く切り立つ内側面110bに向かって移動するため、ラチェット片110を弾性的に乗り越えることができる。係止手段30はラチェット片110に次いで乗り越え突部108をも弾性的に乗り越える。図12-1に示す状態まで雌螺条32を雄螺条112に螺合せしめると、1ピースキャップ2のシール片56が口頸部100内に進入してシール片56の外周面が口頸部100の内周面に密接されると共に、第一の下側突条70及び第二の下側突条72に続き上側突条68が順次環状係止突条102を弾性的に乗り越えて環状突出部58が口頸部100の頂面に密接せしめられ、かくして口頸部100が密封される。このとき更に、タンパーエビデント裾部14の内周面に配設されている係止突起34が口頸部100の係止あご部116を弾性的に(即ちタンパーエビデント裾部14の弾性変形乃至変位によって)乗り越えて係止あご部116の下方に位置する。係止突起34が係止あご部116を弾性的に乗り越える際には、係止突起34と係止あご部116とが密着することでタンパーエビデント裾部14にのみ制動力が付加されるものの、図示の実施形態においては、図4に示すとおり、主部12には係止面40が、タンパーエビデント裾部14には係止面40と周方向において対向する被係止面46が夫々形成されていることに起因して、主部12がタンパーエビデント裾部14に対して閉回転方向に回転しようとすると、被係止面46が係止面40を同一方向つまり閉回転方向に押すことで、主部12がタンパーエビデント裾部14に対して閉回転方向に回転することが阻止され、これにより口頸部100に1ピースキャップ2を装着する際に、主部12がタンパーエビデント裾部14に対して回転して破断可能ライン10の第一の橋絡部18が引き延ばされて破断せしめられることが防止される。
内容物を消費するために口頸部100を開封する際には、1ピースキャップ2を手指で把持して開方向、即ち図12-1において上方から見て反時計方向、に回転せしめる。そうすると、雄螺条112と雌螺条32の螺合が漸次解除され、装着壁4の主部12及び上蓋8は回転と共に上方に移動せしめられる。一方、タンパーエビデント裾部14は係止突起34が口頸部100の係止あご部116に係止せしめられる故に上方への移動が阻止され、これによって破断可能ライン10の第一の橋絡部18に応力が生成されて第一の橋絡部18が破断され、タンパーエビデント裾部14が装着壁4の主部12から切り離される。このとき、図示の実施形態においては、図4に示すとおり、主部12には上側傾斜面42がタンパーエビデント裾部14には下側傾斜面48が夫々形成されており、1ピースキャップ2が開方向に回転せしめられると、上側傾斜面42と下側傾斜面48との協働によって主部12がタンパーエビデント裾部14に対して上方へ移動するよう案内されるため、第一の橋絡部18は容易に破断される。
1ピースキャップ2を開方向に更に回転せしめて図12-2に示す上昇位置に到達させると、1ピースキャップ2の装着壁4の内周面に形成された係止手段30が口頸部100の外周面に形成された上側被係止手段104に係止せしめられる(図6及び図11を参照されたい)。図示の実施形態においては、係止手段30は、乗り越え突部108を周方向に弾性的に乗り越えた後に凹部106にて、口頸部100の外周面に対して鋭く切り立ったラチェット片110の内側面110bにより係止せしめられることから、係止手段30は凹部106に保持される。従って、上蓋8は上昇位置で保持される。上蓋8が上昇位置に到達する際には更に、上蓋8の上側突条68が口頸部100の環状係止突条102を弾性的に乗り越え、環状係止突条102が上下方向に見て上側突条68と第一の下側突条70及び第二の下側突条72との間に位置せしめられる。上蓋8が上昇位置にあるときも、シール片56の外周面は口頸部100の内周面と密着している。
続いて、上蓋8の垂下大壁62の外面に指の平を添えると共に上側鍔部54の下面に指を掛けて上蓋8を上方に強制し、上蓋8の下面と装着壁4の上面とを接続する第二の橋絡部67を破断せしめた後に、上蓋8を開方向に旋回せしめる。上蓋8はストラップバンド6を旋回中心として旋回せしめられる。上蓋8を開方向に旋回せしめる初期段階にあっては、第一の下側突条70及び第二の下側突条72が口頸部100の環状係止突条102を弾性的に乗り越える。そして、上蓋8が所要程度開方向に旋回せしめられると、図12-3に示すとおり、上蓋8の下側突出片92が装着壁4の外面、図示の実施形態においては膨出部94の外面に当接して、上蓋8は膨出部94を旋回支点として旋回する。上蓋8が装着壁4の外面を旋回支点とすることで、上蓋8は安定的に旋回することができる。膨出部94は装着壁4の上面において上方に膨出しており、これにより装着壁4の外面も上方に拡大せしめられることから、下側突出片92は容易に装着壁4の外面、即ち膨出部94の外面に当接することができる。
上蓋8は図12-3に示す状態から更に開方向に旋回せしめられることで図12-4に示す開位置に到達する。図2及び図4も参照して説明すると、上蓋8が開位置に旋回せしめられる際には、上蓋8に設けられた被係合手段78、図示の実施形態においては上側突出片84の側面に設けられた突部、が装着壁4の係合手段76、即ち縦枠82a、を弾性的に乗り越えて開口部80から装着壁4の内側に進入した後に係合手段76に弾性的に係止せしめられると共に、上蓋8のスカート壁52の外面が装着壁4の外面によって支持される。図示の実施形態においては、一対の上側突出片84の各々に設けられた被係合手段78が相互に離隔する方向に弾性的に変位して係合手段76を弾性的に乗り越えた後に復元つまり相互に近接する方向に弾性的に変位して係合手段76に係止せしめられる。かくして、上蓋8が開位置から閉位置に向かって旋回せしめられることは防止される。
上蓋8が開位置に旋回せしめられた状態では、容器の口頸部100の頂面は露呈されていることから、上蓋8が開位置に旋回せしめられた状態で容器を適宜に傾斜せしめれば、容器内の内容物が口頸部100の頂面から排出される。このとき、上蓋8は係合手段76と被係合手段78との係合によって閉蓋方向への旋回が抑止されていることから、容器を傾斜せしめた際に上蓋8が閉蓋方向に旋回することはなく、使用者は容易に内容物を排出することができる。
本発明の1ピースキャップによれば、上蓋8が開位置に旋回せしめられると、上蓋8の被係合手段78が装着壁4の係合手段76を乗り越えて開口部80から装着壁4の内側に進入した後に係合手段76に係合せしめられると共に、上蓋8のスカート壁52の外面が装着壁4の外面によって支持されることで、上蓋8は開位置で充分確実に保持される。
内容物を所要量排出した後には、ストラップバンド6を旋回中心として上蓋8を開位置から閉位置まで閉蓋方向へ旋回せしめる。この際、被係合手段78が係合手段76を弾性的に乗り越えることで上記係合は解除される。図12-2に示すとおり、上蓋8のシール片56が口頸部100の内側に進入することで、口頸部100の頂面は仮密封される。そして、上蓋8の第一の下側突条70及び第二の下側突条72が容器の口頸部100に形成された環状係止突条102を弾性的に乗り越えてこれの下方に位置することで、上蓋8は閉位置に保持される。
以上添付した図面を参照して本発明に従って構成される1ピースキャップについて詳述したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない範囲内において種々の変形例が考えられる。例えば、図示の実施形態においては、係合手段76は一対の開口部80において周方向に相互に隣接する縦枠82aに夫々設けられると共に、被係合手段78は一対の上側突出片84の各々の内側面において相互に対向して設けられていたが、これに替えて、係合手段76を一対の開口部80において周方向に相互に隣接しない方の縦枠82bに夫々設けると共に、被係合手段78を一対の上側突出片84の各々の外側面において相互に背中合わせに設けることもできる。また、開口部及び上側突出片を夫々単一で構成して、係合手段を単一の開口部の周方向両側の縦枠82a及び82bに設けると共に、被係合手段を単一の上側突出片84の周方向両側に夫々背中合わせに設けることもできる。更にまた、図示の実施形態においては、1ピースキャップ2は容器の口頸部100に螺着せしめられていたが、装着壁4の内周面に形成された雌螺条32及び容器の口頸部100の外周面に形成された雄螺条112を省略して、1ピースキャップを打栓して容器の口頸部に装着するようにしてもよい。
2:1ピースキャップ
4:装着壁
6:ストラップバンド
8:上蓋
50:天面壁
52:スカート壁
76:係合手段
78:被係合片
80:開口部
82a及び82b:(開口部の)縦枠
84:突出片(上側突出片)
100:容器の口頸部
4:装着壁
6:ストラップバンド
8:上蓋
50:天面壁
52:スカート壁
76:係合手段
78:被係合片
80:開口部
82a及び82b:(開口部の)縦枠
84:突出片(上側突出片)
100:容器の口頸部
Claims (9)
- 容器の口頸部に装着される筒状の装着壁と、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有する上蓋とを具備し、
該上蓋は、該装着壁と該スカート壁とがストラップバンドによってヒンジ連結されることで、該装着壁の上面を覆う閉位置と該装着壁の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回自在であり、
該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該装着壁に設けられた係合手段と該上蓋に設けられた被係合手段とが係合して、該上蓋が該開位置から該閉位置に向かって旋回せしめられることが防止される1ピースキャップにおいて、
該ヒンジ連結された側の該装着壁の外面には四方枠を有する開口部が形成され、該係合手段は該開口部の縦枠に設けられており、
該上蓋の外面には径方向外方に突出する上側突出片が形成され、該被係合手段は該上側突出片の側面に設けられており、
該上蓋が該開位置に旋回せしめられると、該被係合手段が該係合手段を乗り越えて該開口部から該装着壁の内側に進入した後に該係合手段に係合せしめられると共に、該スカート壁の外面が該装着壁の外面によって支持される、ことを特徴とする1ピースキャップ。 - 該被係合手段は該上側突出片の側面に設けられた突部である、請求項1に記載の1ピースキャップ。
- 該開口部及び該上側突出片は夫々周方向に間隔をおいて一対ずつ形成され、
該係合手段は一対の該開口部において周方向に相互に隣接する縦枠に夫々設けられると共に、該被係合手段は一対の該上側突出片の各々の内側面において相互に対向して設けられる、請求項1又は2に記載の1ピースキャップ。 - 該上側突出片の径方向外側端は、該装着壁の外周面を規定する仮想円の周上又は該仮想円の内側に位置する、請求項1乃至3のいずれかに記載の1ピースキャップ。
- 該スカート壁の外面には、該被係合手段の下方において径方向外方に突出する下側突出片が形成されている、請求項1乃至4のいずれかに記載の1ピースキャップ。
- 該上蓋が該閉位置から該開位置へ旋回せしめられる際には、該下側突出片は該装着壁の外面に当接してこれを旋回支点とする、請求項5に記載の1ピースキャップ。
- 該装着壁の上面には上方に膨出した膨出部が形成されており、該下側突出部は該膨出部の外面に当接せしめられる、請求項6に記載の1ピースキャップ。
- 該下側突出片の径方向外側端は、該装着壁の外周面を規定する仮想円の周上又は該仮想円の内側に位置する、請求項5乃至7のいずれかに記載の1ピースキャップ。
- 容器と請求項1乃至8のいずれかに記載の1ピースキャップとの組み合わせにして、
該容器の口頸部の外周面には雄螺条が、該装着壁の内周面には該雄螺条に螺合せしめられる雌螺条が夫々形成されており、
該雌螺条と該雄螺条との螺合により、該1ピースキャップが該容器の口頸部に対して上方に移動して上昇位置に到達すると、該装着壁の内周面に形成された係止手段が該容器の口頸部の外周面に形成された被係止手段に係止して、該1ピースキャップが該上昇位置に保持され、該上蓋は該装着壁に対して旋回自在となる、組み合わせ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022099696A JP2024000789A (ja) | 2022-06-21 | 2022-06-21 | 1ピースキャップ及び1ピースキャップと容器との組み合わせ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022099696A JP2024000789A (ja) | 2022-06-21 | 2022-06-21 | 1ピースキャップ及び1ピースキャップと容器との組み合わせ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024000789A true JP2024000789A (ja) | 2024-01-09 |
Family
ID=89451596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022099696A Pending JP2024000789A (ja) | 2022-06-21 | 2022-06-21 | 1ピースキャップ及び1ピースキャップと容器との組み合わせ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024000789A (ja) |
-
2022
- 2022-06-21 JP JP2022099696A patent/JP2024000789A/ja active Pending
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