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JP2024094543A - 電子回路、制御装置、電子機器 - Google Patents

電子回路、制御装置、電子機器 Download PDF

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JP2024094543A JP2022211160A JP2022211160A JP2024094543A JP 2024094543 A JP2024094543 A JP 2024094543A JP 2022211160 A JP2022211160 A JP 2022211160A JP 2022211160 A JP2022211160 A JP 2022211160A JP 2024094543 A JP2024094543 A JP 2024094543A
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Abstract

Figure 2024094543000001
【課題】要求されるプロセッサーの出力端子数が増加した場合であっても、プロセッサーの変更を回避可能な電子回路、制御装置、及び電子機器を提供すること。
【解決手段】信号出力回路40は、第1電圧値の直流電圧、第2電圧値の直流電圧、第3電圧値の直流電圧、及び電圧の平均値が第4電圧値のパルス波のいずれかを第1電気信号として出力するCPU30の出力端子31に接続される入力端子41と、それぞれが前記第1電圧値の直流電圧、及び前記第2電圧値の直流電圧のいずれかを第2電気信号として出力する2つの出力端子42、43と、入力端子41に入力される前記第1電気信号の種類に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を2つの出力端子42、43から出力させる信号出力部と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子回路、制御装置、及び電子機器に関する。
プリンターなどの電子機器は、CPUなどのプロセッサーと、前記プロセッサーに電気的に接続されるデバイスと、を備える(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-46648号公報
ところで、前記プロセッサーに接続される前記デバイスの変更などの事情により、前記プロセッサーの出力端子の数が不足することがある。この場合、従来は、前記プロセッサーを、入出力端子数がより多いものに変更する必要がある。
本発明の目的は、要求されるプロセッサーの出力端子数が増加した場合であっても、プロセッサーの変更を回避可能な電子回路、制御装置、及び電子機器を提供することにある。
本発明の一の局面に係る電子回路は、入力端子と、2つの第2出力端子と、信号出力部とを備える。前記入力端子は、予め定められた第1電圧値の直流電圧、前記第1電圧値よりも低い第2電圧値の直流電圧、電圧の平均値が前記第1電圧値よりも低く且つ前記第2電圧値よりも高い第3電圧値のパルス波、及び電圧の平均値が前記第3電圧値よりも低く且つ前記第2電圧値よりも高い第4電圧値のパルス波のいずれかを第1電気信号として出力するプロセッサーの第1出力端子に電気的に接続される。2つの前記第2出力端子は、それぞれが前記第1電圧値の直流電圧、及び前記第2電圧値の直流電圧のいずれかを第2電気信号として出力する。前記信号出力部は、前記入力端子に入力される前記第1電気信号の種類に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を2つの前記第2出力端子から出力させる。
本発明の他の局面に係る制御装置は、前記電子回路と、前記プロセッサーと、を備える。
本発明の他の局面に係る電子機器は、前記制御装置と、デバイスと、を備える。前記デバイスは、前記制御装置に電気的に接続される。
本発明によれば、要求されるプロセッサーの出力端子数が増加した場合であっても、プロセッサーの変更を回避することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る信号出力回路の構成を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施形態に係る信号出力回路に入力される入力信号と当該入力信号の入力に応じて信号出力回路から出力される出力信号との関係を示す表である。 図5は、本発明の実施形態に係る信号出力回路の構成を示す回路図である。 図6は、本発明の実施形態に係る信号出力回路に入力される入力信号と当該入力信号の入力に応じて信号出力回路から出力される出力信号との関係を示すタイミングチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1、及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。
画像形成装置100は、原稿の画像を読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。画像形成装置100は、本発明の電子機器の一例である。なお、本発明は、スキャナー、プリンター、ファクス装置、コピー機、パーソナルコンピューター、ノートパソコン、テレビ、電子レンジ、及び冷蔵庫などの電子機器に適用されてもよい。
図1に示されるように、画像形成装置100は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、及び給紙部4を備える。また、画像形成装置100は、図2に示されるデバイス5、及び制御部6を備える。制御部6は、本発明の制御装置の一例である。
ADF1は、前記スキャン機能による読取対象の原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部、複数の原稿搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備える。
画像読取部2は、前記スキャン機能を実現する。画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備える。
画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。画像形成部3は、図1に示されるように、感光体ドラム11、帯電ローラー12、光走査装置13、現像装置14、トナーコンテナ15、転写ローラー16、クリーニング装置17、定着装置18、及び排紙トレイ19を備える。
感光体ドラム11は、回転可能に設けられる。帯電ローラー12は、感光体ドラム11の表面に接触して設けられ、感光体ドラム11の表面を帯電させる。
光走査装置13は、帯電ローラー12によって帯電された感光体ドラム11の表面に対して画像データに基づく光を照射する。光走査装置13により、感光体ドラム11の表面に静電潜像が形成される。
現像装置14は、トナーを用いて、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像する。トナーコンテナ15は、現像装置14にトナーを供給する。
転写ローラー16は、現像装置14によって現像された静電潜像(トナー像)を、給紙部4によって供給されるシートに転写する。クリーニング装置17は、転写ローラー16によってトナー像が転写された後の感光体ドラム11の表面を清掃する。
定着装置18は、転写ローラー16によってシートに転写されたトナー像を当該シートに定着させる。排紙トレイ19には、定着装置18によってトナー像が定着されたシートが排出される。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。給紙部4は、図1に示されるように、給紙カセット21、ピックアップローラー22、給紙ローラー23、複数のシート搬送ローラー24、及びレジストローラー25を備える。
給紙カセット21は、画像形成装置100の筐体に着脱可能に設けられ、画像形成部3に供給されるシートが積載される。ピックアップローラー22は、給紙カセット21に積載された複数枚のシートのうち、最上層のシートを給紙カセット21から取り出す。
給紙ローラー23は、ピックアップローラー22によって給紙カセット21から取り出されたシートを画像形成部3までのシート供給路に搬送する。複数のシート搬送ローラー24は、前記シート供給路に設けられ、シートを画像形成部3へ搬送する。
レジストローラー25は、前記シート供給路における最下流部に設けられ、予め定められたタイミングでシートを画像形成部3に供給する。
デバイス5は、制御部6に電気的に接続される。例えば、デバイス5は、不図示のモーターの駆動を制御するモータードライバーである。前記モーターは、感光体ドラム11などの動力供給対象に駆動力を供給する。なお、デバイス5は、ヒーター、及びファンのような、前記モーターとは異なる駆動制御対象の駆動を制御するドライバーであってもよい。また、デバイス5は、制御部6に電気的に接続されるドライバーとは異なる電子回路であってもよい。
制御部6は、デバイス5を制御する。制御部6には、複数のデバイス5が接続される。なお、図2には、制御部6に接続される複数のデバイス5のうちの一つが示されている。
図2に示されるように、制御部6は、CPU30を含む。
CPU30は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。CPU30は、本発明のプロセッサーの一例である。
CPU30は、複数の出力端子31(図2参照)を備える。複数の出力端子31は、制御部6に接続される複数のデバイス5に対応する複数のグループに分けられている。なお、図2には、複数の出力端子31のうち、図2に示されたデバイス5に対応する出力端子31のグループのみが示されている。
出力端子31各々は、パターン配線などを介してデバイス5の入力端子(不図示)に電気的に接続される。
CPU30は、出力端子31各々からデバイス5を制御するための制御信号(デジタル信号)を出力可能である。また、CPU30は、出力端子31各々から任意の周波数、及び任意のデューティー比のパルス信号を出力可能である。また、CPU30は、出力端子31各々をハイインピーダンス状態にすることが可能である。例えば、CPU30では、いずれかの出力端子31がハイインピーダンス状態である場合に、当該出力端子31から、デジタル信号のハイレベルに対応する電圧値とデジタル信号のローレベルに対応する電圧値とを足して2で割った電圧値の電圧が出力される。
ところで、CPU30に接続されるデバイス5の変更などの事情により、CPU30の出力端子31の数が不足することがある。この場合、従来は、CPU30を、入出力端子数がより多いものに変更する必要がある。
これに対し、本発明の実施形態に係る制御部6では、以下に説明するように、要求されるCPU30の出力端子数が増加した場合であっても、CPU30の変更を回避することが可能である。
具体的に、制御部6は、図2に示される信号出力回路40を備える。
[信号出力回路40の構成]
以下、図2~図6を参照しつつ、信号出力回路40の構成について説明する。
図2、及び図3に示されるように、信号出力回路40は、入力端子41、出力端子42、出力端子43、及び信号出力部44を備える。信号出力回路40は、本発明の電子回路の一例である。
入力端子41は、CPU30の出力端子31に電気的に接続される。
ここで、入力端子41が接続されたCPU30の出力端子31は、予め定められた第1電圧値の直流電圧、予め定められた第2電圧値の直流電圧、電圧の平均値が予め定められた第3電圧値のパルス波、及び電圧の平均値が予め定められた第4電圧値のパルス波のいずれかを第1電気信号として出力する。入力端子41が接続されたCPU30の出力端子31は、本発明の第1出力端子の一例である。
前記第2電圧値は、前記第1電圧値よりも低い電圧値である。前記第3電圧値は、前記第1電圧値よりも低く、且つ前記第2電圧値よりも高い電圧値である。前記第4電圧値は、前記第3電圧値よりも低く、且つ前記第2電圧値よりも高い電圧値である。
具体的に、前記第1電圧値は、CPU30から出力されるデジタル信号のハイレベルに対応する電圧値である。つまり、入力端子41が接続されたCPU30の出力端子31は、ハイレベルのデジタル信号を前記第1電気信号として出力する。例えば、デジタル信号のハイレベルに対応する電圧値は、電源電圧Vcc(図5、及び図6参照)の電圧値と同じである。
また、前記第2電圧値は、CPU30から出力されるデジタル信号のローレベルに対応する電圧値である。つまり、入力端子41が接続されたCPU30の出力端子31は、ローレベルのデジタル信号を前記第1電気信号として出力する。例えば、デジタル信号のローレベルに対応する電圧値は、0V(ボルト)(図6参照)である。
また、CPU30は、入力端子41が接続された出力端子31をハイインピーダンス状態にすることで、当該出力端子31から電圧の平均値が前記第3電圧値のパルス波を出力させる。つまり、電圧の平均値が前記第3電圧値のパルス波は、デューティー比が100パーセントのパルス波であって、前記第3電圧値の直流電圧である。前記第3電圧値は、出力端子31から前記第1電気信号を出力する出力ポートの電気的構成によって定まる。例えば、前記第3電圧値は、デジタル信号のハイレベルに対応する電圧値とデジタル信号のローレベルに対応する電圧値とを足して2で割った電圧値である。
また、CPU30は、入力端子41が接続された出力端子31から、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号を出力する。この場合、入力端子41が接続されたCPU30の出力端子31は、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号を前記第1電気信号として出力する。
なお、CPU30は、入力端子41が接続された出力端子31をハイインピーダンス状態にすることに替えて、当該出力端子31から、電圧の平均値が前記第3電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号を出力してもよい。つまり、入力端子41が接続されたCPU30の出力端子31は、電圧の平均値が前記第3電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号を前記第1電気信号として出力してもよい。また、CPU30は、入力端子41が接続された出力端子31をハイインピーダンス状態にすることで、当該出力端子31から電圧の平均値が前記第4電圧値のパルス波を出力させてもよい。
入力端子41には、CPU30の出力端子31から出力される前記第1電気信号が入力される。なお、図3~図6では、入力端子41に入力される前記第1電気信号が「Input」と表記されている。また、図4、及び図6では、前記第1電圧値の直流電圧、つまりハイレベルのデジタル信号が「H」と表記されている。また、図4、及び図6では、前記第2電圧値の直流電圧、つまりローレベルのデジタル信号が「L」と表記されている。また、図4、及び図6では、ハイインピーダンス状態の出力端子31から出力される前記第3電圧値の直流電圧が、「Hi-Z」と表記されている。また、図4、及び図6では、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号が「CLK」と表記されている。
出力端子42、及び出力端子43は、それぞれが前記第1電圧値の直流電圧、及び前記第2電圧値の直流電圧のいずれかを第2電気信号として出力する。つまり、出力端子42、及び出力端子43は、それぞれがハイレベルのデジタル信号、及びローレベルのデジタル信号のいずれかを前記第2電気信号として出力する。なお、図3~図6では、出力端子42から出力される前記第2電気信号が「Output1」と表記されている。また、図3~図6では、出力端子43から出力される前記第2電気信号が「Output2」と表記されている。出力端子42、及び出力端子43は、本発明の2つの第2出力端子の一例である。
信号出力部44は、入力端子41に入力される前記第1電気信号の種類に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を、出力端子42、及び出力端子43から出力させる。
具体的に、信号出力部44は、入力端子41に入力される前記第1電気信号がハイレベルのデジタル信号である場合に、出力端子42からハイレベルのデジタル信号を出力するとともに、出力端子43からローレベルのデジタル信号を出力する(図4参照)。
また、信号出力部44は、入力端子41に入力される前記第1電気信号がハイインピーダンス状態の出力端子31から出力される前記第3電圧値の直流電圧である場合に、出力端子42からローレベルのデジタル信号を出力するとともに、出力端子43からローレベルのデジタル信号を出力する(図4参照)。
また、信号出力部44は、入力端子41に入力される前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号である場合に、出力端子42からハイレベルのデジタル信号を出力するとともに、出力端子43からハイレベルのデジタル信号を出力する(図4参照)。
また、信号出力部44は、入力端子41に入力される前記第1電気信号がローレベルのデジタル信号である場合に、出力端子42からローレベルのデジタル信号を出力するとともに、出力端子43からハイレベルのデジタル信号を出力する(図4参照)。
例えば、図3に示されるように、信号出力部44は、平均化回路51、及び信号生成回路52を備える。
平均化回路51は、前記第1電気信号の電圧を平均化する。
例えば、図5に示されるように、平均化回路51は、抵抗器R1とコンデンサC1とにより構成されるRC回路を含む。なお、図5では、平均化回路51が破線によって示されている。
平均化回路51は、平均化された前記第1電気信号の電圧を出力する。以下、平均化回路51が出力する電圧を、「平均電圧V1」(図5、及び図6参照)と呼称する。
信号生成回路52は、平均化回路51による平均化後の前記第1電気信号の電圧に基づいて、当該電圧に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を生成する。
例えば、図5に示されるように、信号生成回路52は、信号判定回路61、第1生成回路62、及び第2生成回路63を備える。なお、図5では、信号生成回路52、信号判定回路61、第1生成回路62、及び第2生成回路63が、それぞれが破線によって示されている。
信号判定回路61は、入力端子41に入力された前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号であるか否かを判定する。
例えば、図5に示されるように、信号判定回路61は、抵抗器R2、抵抗器R3、抵抗器R4、抵抗器R5、比較器COMP1、及び比較器COMP2を含む。
図5に示されるように、抵抗器R2、抵抗器R3、及び抵抗器R4は、電源とグランドとの間で直列に接続される。比較器COMP1のマイナス側入力端子は、抵抗器R2と抵抗器R3との間に接続される。これにより、比較器COMP1のマイナス側入力端子に、電源電圧Vccが抵抗器R2と抵抗器R3及び抵抗器R4の合成抵抗とによって分圧された分圧電圧VA(図5、及び図6参照)が入力される。比較器COMP2のプラス側入力端子は、抵抗器R3と抵抗器R4との間に接続される。これにより、比較器COMP2のプラス側入力端子に、電源電圧Vccが抵抗器R2及び抵抗器R3の合成抵抗と抵抗器R4とによって分圧された分圧電圧VB(図5、及び図6参照)が入力される。抵抗器R2、抵抗器R3、及び抵抗器R4のそれぞれの抵抗値は、分圧電圧VAが前記第3電圧値よりも低く且つ前記第4電圧値よりも高くなり、分圧電圧VBが前記第4電圧値よりも低くなるように設定される(図6参照)。
図5に示されるように、抵抗器R5の一方の端部は、電源に接続される。また、抵抗器R5の他方の端部は、比較器COMP1の出力端子、比較器COMP2の出力端子、トランジスタQ2のベース端子、及びトランジスタQ4のベース端子に接続される。
図5に示されるように、比較器COMP1のプラス側入力端子は、平均化回路51の出力側に接続される。これにより、比較器COMP1のプラス側入力端子に、平均電圧V1が入力される。比較器COMP1は、プラス側入力端子に入力される平均電圧V1がマイナス側入力端子に入力される分圧電圧VAよりも大きい場合には、ローレベルのデジタル信号を出力する。また、比較器COMP1は、プラス側入力端子に入力される平均電圧V1がマイナス側入力端子に入力される分圧電圧VAよりも小さい場合には、出力端子をハイインピーダンス状態にする。
図5に示されるように、比較器COMP2のマイナス側入力端子は、平均化回路51の出力側に接続される。これにより、比較器COMP2のマイナス側入力端子に、平均電圧V1が入力される。比較器COMP2は、マイナス側入力端子に入力される平均電圧V1がプラス側入力端子に入力される分圧電圧VBよりも小さい場合には、ローレベルのデジタル信号を出力する。また、比較器COMP2は、マイナス側入力端子に入力される平均電圧V1がプラス側入力端子に入力される分圧電圧VBよりも大きい場合には、出力端子をハイインピーダンス状態にする。
信号判定回路61では、平均化回路51から出力される平均電圧V1の電圧値が前記第1電圧値である場合に、比較器COMP1からローレベルのデジタル信号が出力され、比較器COMP2の出力端子がハイインピーダンス状態になる。そのため、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5、及び図6参照)の電圧値は、前記第2電圧値になる。つまり、信号判定回路61からローレベルのデジタル信号が出力される。
また、信号判定回路61では、平均化回路51から出力される平均電圧V1の電圧値が前記第2電圧値である場合に、比較器COMP1の出力端子がハイインピーダンス状態になり、比較器COMP2からローレベルのデジタル信号が出力される。そのため、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5、及び図6参照)の電圧値は、前記第2電圧値になる。つまり、信号判定回路61からローレベルのデジタル信号が出力される。
また、信号判定回路61では、平均化回路51から出力される平均電圧V1の電圧値が前記第3電圧値である場合に、比較器COMP1からローレベルのデジタル信号が出力され、比較器COMP2の出力端子がハイインピーダンス状態になる。そのため、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5、及び図6参照)の電圧値は、前記第2電圧値になる。つまり、信号判定回路61からローレベルのデジタル信号が出力される。
また、信号判定回路61では、平均化回路51から出力される平均電圧V1の電圧値が前記第4電圧値である場合に、比較器COMP1の出力端子がハイインピーダンス状態になり、比較器COMP2の出力端子がハイインピーダンス状態になる。そのため、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5、及び図6参照)の電圧値は、前記第1電圧値になる。つまり、信号判定回路61からハイレベルのデジタル信号が出力される。
つまり、信号判定回路61は、入力端子41に入力された前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号である場合にのみ、ハイレベルのデジタル信号を出力する。
第1生成回路62は、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)、及び信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5参照)に基づいて、出力端子42から出力される前記第2電気信号を生成する。
具体的に、第1生成回路62は、信号判定回路61から出力される判定電圧V2が前記第1電圧値の直流電圧である場合には、ハイレベルのデジタル信号を生成する(図6参照)。また、第1生成回路62は、信号判定回路61から出力される判定電圧V2が前記第2電圧値の直流電圧である場合には、平均化回路51から出力される平均電圧V1に応じたいずれかのデジタル信号を生成する。
例えば、図5に示されるように、第1生成回路62は、抵抗器R6、抵抗器R7、抵抗器R8、トランジスタQ1、トランジスタQ2、及びトランジスタQ3を含む。
トランジスタQ1は、PNP型のトランジスタである。トランジスタQ1のエミッタ端子は電源に接続される。トランジスタQ1のベース端子は、抵抗器R6を介して平均化回路51の出力側に接続される。トランジスタQ1のコレクタ端子は、抵抗器R7を介してトランジスタQ2のコレクタ端子、及びトランジスタQ3のベース端子に接続される。
トランジスタQ2は、NPN型のトランジスタである。トランジスタQ2のエミッタ端子はグランドに接続される。トランジスタQ2のベース端子は、信号判定回路61の出力側に接続される。トランジスタQ2のコレクタ端子は、抵抗器R7を介してトランジスタQ1のコレクタ端子に接続されるとともに、トランジスタQ3のベース端子に接続される。
トランジスタQ3は、NPN型のトランジスタである。トランジスタQ3のエミッタ端子はグランドに接続される。トランジスタQ3のベース端子は、抵抗器R7を介してトランジスタQ1のコレクタ端子に接続されるとともに、トランジスタQ2のコレクタ端子に接続される。トランジスタQ3のコレクタ端子は、抵抗器R8を介して電源に接続されるとともに、信号出力回路40の出力端子42(図2、及び図3参照)に接続される。
第1生成回路62では、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5参照)が前記第1電圧値の直流電圧である場合、つまり入力端子41に入力された前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号である場合に、トランジスタQ2がオン状態になる。これにより、第1生成回路62では、トランジスタQ1の状態に関わらず、トランジスタQ3がオフ状態になる。そのため、第1生成回路62では、前記第1電圧値の直流電圧(ハイレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
また、第1生成回路62では、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5参照)が前記第1電圧値の直流電圧ではない場合、つまり入力端子41に入力された前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号ではない場合に、トランジスタQ2がオフ状態になる。
第1生成回路62では、トランジスタQ2がオフ状態である場合において、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)の電圧値が前記第1電圧値である場合に、トランジスタQ1がオフ状態になる。これにより、第1生成回路62では、トランジスタQ3がオフ状態になる。そのため、第1生成回路62では、前記第1電圧値の直流電圧(ハイレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
また、第1生成回路62では、トランジスタQ2がオフ状態である場合において、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)の電圧値が前記第2電圧値である場合に、トランジスタQ1がオン状態になる。これにより、第1生成回路62では、トランジスタQ3がオン状態になる。そのため、第1生成回路62では、前記第2電圧値の直流電圧(ローレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
また、第1生成回路62では、トランジスタQ2がオフ状態である場合において、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)の電圧値が前記第3電圧値である場合に、トランジスタQ1がオン状態になる。これにより、第1生成回路62では、トランジスタQ3がオン状態になる。そのため、第1生成回路62では、前記第2電圧値の直流電圧(ローレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
第2生成回路63は、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)、及び信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5参照)に基づいて、出力端子43から出力される前記第2電気信号を生成する。
具体的に、第2生成回路63は、信号判定回路61から出力される判定電圧V2が前記第1電圧値の直流電圧である場合には、ハイレベルのデジタル信号を生成する(図6参照)。また、第2生成回路63は、信号判定回路61から出力される判定電圧V2が前記第2電圧値の直流電圧である場合には、平均化回路51から出力される平均電圧V1に応じたいずれかのデジタル信号を生成する。
例えば、図5に示されるように、第2生成回路63は、抵抗器R9、抵抗器R10、トランジスタQ4、及びトランジスタQ5を含む。
トランジスタQ4は、NPN型のトランジスタである。トランジスタQ4のエミッタ端子はグランドに接続される。トランジスタQ4のベース端子は、信号判定回路61の出力側に接続される。トランジスタQ4のコレクタ端子は、抵抗器R9を介して平均化回路51の出力側に接続されるとともに、トランジスタQ5のベース端子に接続される。
トランジスタQ5は、NPN型のトランジスタである。トランジスタQ5のエミッタ端子はグランドに接続される。トランジスタQ5のベース端子は、抵抗器R9を介して平均化回路51の出力側に接続されるとともに、トランジスタQ4のコレクタ端子に接続される。トランジスタQ5のコレクタ端子は、抵抗器R10を介して電源に接続されるとともに、信号出力回路40の出力端子43(図2、及び図3参照)に接続される。
第2生成回路63では、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5参照)が前記第1電圧値の直流電圧である場合、つまり入力端子41に入力された前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号である場合に、トランジスタQ4がオン状態になる。これにより、第2生成回路63では、トランジスタQ5がオフ状態になる。そのため、第2生成回路63では、前記第1電圧値の直流電圧(ハイレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
また、第2生成回路63では、信号判定回路61から出力される判定電圧V2(図5参照)が前記第1電圧値の直流電圧ではない場合、つまり入力端子41に入力された前記第1電気信号が、電圧の平均値が前記第4電圧値となるように周波数、及びデューティー比が設定されたパルス信号ではない場合に、トランジスタQ4がオフ状態になる。
第2生成回路63では、トランジスタQ4がオフ状態である場合において、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)の電圧値が前記第1電圧値である場合に、トランジスタQ5がオン状態になる。これにより、第2生成回路63では、前記第2電圧値の直流電圧(ローレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
また、第2生成回路63では、トランジスタQ4がオフ状態である場合において、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)の電圧値が前記第2電圧値である場合に、トランジスタQ5がオフ状態になる。これにより、第2生成回路63では、前記第1電圧値の直流電圧(ハイレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
また、第2生成回路63では、トランジスタQ4がオフ状態である場合において、平均化回路51から出力される平均電圧V1(図5参照)の電圧値が前記第3電圧値である場合に、トランジスタQ5がオン状態になる。これにより、第2生成回路63では、前記第2電圧値の直流電圧(ローレベルのデジタル信号)が生成されて出力される(図6参照)。
このように、制御部6は、入力端子41に入力される前記第1電気信号の種類に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を出力端子42、及び出力端子43から出力させる信号出力回路40を備える。また、制御部6では、CPU30の出力端子31に、信号出力回路40の入力端子41が電気的に接続されている。これにより、デジタル信号を出力可能なCPU30の出力端子31の数を実質的に一つ増やすことが可能である。従って、要求されるCPU30の出力端子数が増加した場合であっても、CPU30の変更を回避することが可能である。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
予め定められた第1電圧値の直流電圧、前記第1電圧値よりも低い第2電圧値の直流電圧、電圧の平均値が前記第1電圧値よりも低く且つ前記第2電圧値よりも高い第3電圧値のパルス波、及び電圧の平均値が前記第3電圧値よりも低く且つ前記第2電圧値よりも高い第4電圧値のパルス波のいずれかを第1電気信号として出力するプロセッサーの第1出力端子に電気的に接続される入力端子と、それぞれが前記第1電圧値の直流電圧、及び前記第2電圧値の直流電圧のいずれかを第2電気信号として出力する2つの第2出力端子と、前記入力端子に入力される前記第1電気信号の種類に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を2つの前記第2出力端子から出力させる信号出力部と、を備える電子回路。
<付記2>
前記信号出力部は、前記第1電気信号の電圧を平均化する平均化回路と、前記平均化回路による平均化後の前記第1電気信号の電圧に基づいて、当該電圧に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を生成する信号生成回路と、を備える付記1に記載の電子回路。
<付記3>
付記1又は2に記載の電子回路と、前記プロセッサーと、を備える制御装置。
<付記4>
前記プロセッサーは、前記第1出力端子をハイインピーダンス状態にすることで、前記第1出力端子から電圧の平均値が前記第3電圧値又は前記第4電圧値のパルス波を出力させる、付記3に記載の制御装置。
<付記5>
付記3又は4に記載の制御装置と、前記制御装置に電気的に接続されるデバイスと、を備える電子機器。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 デバイス
6 制御部
30 CPU
31 出力端子
40 信号出力回路
41 入力端子
42 出力端子
43 出力端子
44 信号出力部
51 平均化回路
52 信号生成回路
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 予め定められた第1電圧値の直流電圧、前記第1電圧値よりも低い第2電圧値の直流電圧、電圧の平均値が前記第1電圧値よりも低く且つ前記第2電圧値よりも高い第3電圧値のパルス波、及び電圧の平均値が前記第3電圧値よりも低く且つ前記第2電圧値よりも高い第4電圧値のパルス波のいずれかを第1電気信号として出力するプロセッサーの第1出力端子に電気的に接続される入力端子と、
    それぞれが前記第1電圧値の直流電圧、及び前記第2電圧値の直流電圧のいずれかを第2電気信号として出力する2つの第2出力端子と、
    前記入力端子に入力される前記第1電気信号の種類に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を2つの前記第2出力端子から出力させる信号出力部と、
    を備える電子回路。
  2. 前記信号出力部は、
    前記第1電気信号の電圧を平均化する平均化回路と、
    前記平均化回路による平均化後の前記第1電気信号の電圧に基づいて、当該電圧に対応する組み合わせの2つの前記第2電気信号を生成する信号生成回路と、
    を備える請求項1に記載の電子回路。
  3. 請求項1又は2に記載の電子回路と、
    前記プロセッサーと、
    を備える制御装置。
  4. 前記プロセッサーは、前記第1出力端子をハイインピーダンス状態にすることで、前記第1出力端子から電圧の平均値が前記第3電圧値又は前記第4電圧値のパルス波を出力させる、
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 請求項3に記載の制御装置と、
    前記制御装置に電気的に接続されるデバイスと、
    を備える電子機器。
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