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JP2023532788A - 磁気制御装置及び磁気制御カプセル内視鏡システム - Google Patents

磁気制御装置及び磁気制御カプセル内視鏡システム Download PDF

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JP2023532788A
JP2023532788A JP2023501182A JP2023501182A JP2023532788A JP 2023532788 A JP2023532788 A JP 2023532788A JP 2023501182 A JP2023501182 A JP 2023501182A JP 2023501182 A JP2023501182 A JP 2023501182A JP 2023532788 A JP2023532788 A JP 2023532788A
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magnetic
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チャオ ハン
シャオバン ヂャン
シャオドン ドゥアン
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Ankon Medical Technologies Shanghai Ltd
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Ankon Medical Technologies Shanghai Ltd
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Abstract

【課題】本願は磁気制御装置及磁気制御カプセル内視鏡システムに関する。【解決手段】磁気制御装置(1)は、磁気制御装置を吊り上げるための取付台(11)と、取付台(11)に接続されるベース(12)と、カプセル内視鏡の回動を駆動するための磁石(161)を含む磁気部材(16)と、磁気部材(16)が第1軸線(L1)周りに回動するように駆動するための第1モータ(13)と、ベース(12)に取り付けられ、磁気部材(16)が第2軸線(L2)周りに回動するように駆動するための第2モータ(14)とを含み、磁気制御装置(1)の第1方向に沿って、第1モータは取付台(11)を貫通してベース(12)に取り付けられ、第1軸線(L1)は第2軸線(L2)と交差する。磁気制御装置(1)の取付空間を合理的に利用することにより、構造がよりコンパクトになり、小型で且つ移動に便利である。【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2020年07月10日に中国特許庁に出願した、出願番号202010664939.3、発明の名称「磁気制御装置及び磁気制御カプセル内視鏡システム」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は、引用によって本願に組み込まれている。
本願は、カプセル内視鏡制御システムの技術分野に関し、特に磁気制御装置及び磁気制御カプセル内視鏡システムに関する。
現在、カプセル内視鏡を用いて人体の消化管に対して通常の検査を行うことは、市場において先進的な検診手段であり、従来の挿入式の電子内視鏡に比べて、カプセル内視鏡を飲み込むことでは、被験者の身体及び心理的不快感を引き起こすことなく、交差感染の可能性も減少する。
磁気制御カプセル内視鏡システムは、操作端によって検査視野を能動的に制御できるカプセル内視鏡システムである。常用の手法として、人体の外に磁性部材を配置し、磁気制御カプセル内視鏡システムに内蔵された磁石が、外部の変化する磁界の影響を受けて人体内におけるカプセル内視鏡の動きを駆動し、それにより、カプセル内視鏡の検査視野の能動的な調整を実現するものであるが、現在の磁気制御装置では、体積が大きく、重く、占める空間が大きい。
本願は、構造が簡素で、かつ、体積が小さい特徴を有する磁気制御装置を提供する。
本願の実施例は、カプセル内視鏡を制御するための磁気制御装置を提供し、前記磁気制御装置は、
前記磁気制御装置を吊り上げるための取付台と、
前記取付台に接続されるベースと、
前記カプセル内視鏡の回動を駆動するための磁石を含む磁気部材と、
前記磁気部材が第1軸線周りに回動するように制御するための第1モータと、
前記磁気部材が第2軸線周りに回動するように制御するための第2モータと、を含み、
前記磁気制御装置の第1方向に沿って、前記第1モータは、前記取付台を貫通して前記ベースに取り付けられ、
前記第2モータは、前記ベースに取り付けられ、
前記第1軸線は、前記第2軸線と交差する。
可能な設計において、前記ベースは、上ベースと下ベースとを含み、
前記磁気制御装置の第1方向に沿って、前記上ベースは、前記取付台と前記下ベースとの間に位置し、前記取付台と前記下ベースとの間の空間は、取付空間となる。
可能な設計において、前記下ベースの外縁は、前記上ベースの外縁を超える。
可能な設計において、前記第1モータは、前記上ベースに取り付けられ、
前記第2モータは、前記下ベースに接続され、前記取付台と前記下ベースとの間の前記取付空間に設けられている。
可能な設計において、前記磁気制御装置は、取付板をさらに含み、前記取付板は、前記ベースに接続され、
前記取付板の少なくとも一部は、前記取付空間まで延在し、前記第2モータと前記ベースは、前記取付板により接続されている。
可能な設計において、前記磁気制御装置は、導電スリップリングをさらに含み、前記導電スリップリングは、上スリップリングと下スリップリングとを含み、
前記上スリップリングは、前記上ベースに取り付けられ、電源と電気的に接続されるために用いられ、前記下スリップリングは、前記下ベースに取り付けられ、前記第2モータと電気的に接続されるために用いられる。
可能な設計において、前記導電スリップリングには、PCBスリップリングが用いられ、かつ、前記PCBスリップリングの厚さは、10mm以下である。
可能な設計において、前記磁気部材は、ハウジングをさらに含み、前記磁石は、前記ハウジング内に固定され、
前記ハウジングは、左ハウジングと右ハウジングとを含み、前記左ハウジングと前記右ハウジングは、フランジにより接続され、前記磁石は、前記ハウジング内に固定されている。
可能な設計において、前記磁気制御装置の第2方向に沿って、前記下ベースの両端には、接続板が設けられ、前記磁気制御装置の第1方向に沿って、2つの前記接続板は、前記上ベースから離れる方向に向かって延在し、
前記ハウジングは、2つの前記接続板の間に位置するとともに、2つの前記接続板に回動接続され、かつ、前記ハウジングは、前記第1モータと前記第2モータとの駆動によって回動可能である。
可能な設計において、前記磁気制御装置は、少なくとも1つの回動原点検出機構をさらに含み、前記回動原点検出機構は、前記磁気部材が回動原点にあるかどうかを判断するために用いられ、
前記回動原点検出機構は、前記第1モータ及び/又は前記第2モータに電気的に接続されるスイッチアセンブリと、前記スイッチアセンブリと協働して回路のオン・オフを制御するスイッチ協働部材とを含む。
可能な設計において、前記回動原点検出機構は、前記上ベースと前記下ベースとの間に取り付けられ、前記スイッチアセンブリは、前記上ベース又は前記下ベースのうちの一方に取り付けられ、前記スイッチ協働部材は、前記上ベース又は前記下ベースのうちの他方に取り付けられ、前記スイッチアセンブリと前記スイッチ協働部材とは、相対的な回動により前記第1モータの起動及び停止を制御する。可能な設計において、前記回動原点検出機構は、前記下ベースと前記磁気部材との接続位置に取り付けられ、前記スイッチアセンブリは、前記下ベース又は前記磁気部材のうちの一方に取り付けられ、前記スイッチ協働部材は、前記下ベース又は前記磁気部材のうちの他方に取り付けられ、前記スイッチアセンブリと前記スイッチ協働部材とは、相対的な回動により前記第2モータの起動及び停止を制御する。
可能な設計において、前記スイッチアセンブリは、光電スイッチであり、前記スイッチ協働部材は、コードホイールであり、前記コードホイールには、検出部が設けられ、
前記光電スイッチと前記コードホイールとの相対的な回動に伴い、前記光電スイッチが前記検出部を検出すると、前記光電スイッチは、回路をオフにするように制御し、前記磁気部材は、回動原点に停止する。
可能な設計において、前記スイッチアセンブリは、マイクロスイッチ群であり、前記スイッチ協働部材は、接触協働部であり、
前記マイクロスイッチ群と前記接触協働部との相対的な回動に伴い、前記マイクロスイッチが前記接触協働部を検出すると、前記マイクロスイッチ群は、回路をオフにするように制御し、前記磁気部材は、回動原点に停止する。
可能な設計において、前記第1モータ及び/又は前記第2モータには、直流モータ又はステッピングモータが用いられる。
本願の実施例は、さらに磁気制御カプセル内視鏡システムと提供し、当該磁気制御カプセル内視鏡システムは、上述した磁気制御装置を含み、前記磁気制御装置は、前記取付台を介して前記磁気制御カプセル内視鏡システムに搭載されている。
本願による技術案は、以下の有益な効果を奏することができる。
取付台の投影で覆われる領域には取付空間が形成され、第2モータが取付空間に位置し、取付空間を合理的に利用して、第1モータ及び第2モータを取り付けることにより、構造がよりコンパクトになり、小型で且つ移動に便利である。
以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的なものであり、本出願を制限するものではないと理解されるべきである。
ここでの図面は明細書に組み込まれ且つ明細書の一部を構成し、本願に適合する実施例を示し、且つ明細書と共に本願の原理を説明するために用いられる。
本願による磁気制御装置の1つの具体的な実施例における構成の模式図である。 図1におけるA部の拡大図である。 図1の全断模式図である。 図3におけるB部の拡大図である。 図3におけるC部の拡大図である。 図1の他の方向の全断模式図である。 図6におけるD部の拡大図である。
本願の技術案をよりよく理解するために、以下、図面を参照して本願の実施例を詳細に説明する。
明らかなように、説明される実施例は、本願の一部の実施例だけである。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労働をしない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
具体的な実施例において、以下は具体的な実施例により図面を参照しながら本願をさらに詳細に説明する。
現在、一般的に使用される「カプセル内視鏡」を制御する手法は、人体の外に1つの磁石を置き、磁石の方位及び姿勢を変えることで磁石の周囲の磁界の規則的な変化を引き起こし、磁気制御カプセル内視鏡に内蔵された磁石が、外部の変化する磁界の影響を受けてカプセル内視鏡の動きを駆動し、それにより、カプセル内視鏡の検査視野の変化を実現するものであるが、磁石が取り付けられた磁気制御装置の体積が大きく、重い。
例えば、磁気制御装置は、支持台、垂直回転モータ、水平回転モータ、磁性ボール及び磁性ボール取付ブラケットを含み、支持台は、磁気制御装置を吊り上げるために用いられ、垂直回転モータ及び水平回転モータは、通常、支持台の左右両側に取り付けられ、磁性ボールは、磁性ボール取付ブラケットに取り付けられ、磁性ボール取付ブラケットは、支持ブラケットの下方に取り付けられ、且つ、軸受を介して支持台に回動接続され、垂直回転モータ及び水平回転モータは、磁性ボール取付ブラケットが回動するように制御して、磁性ボールの回動を駆動し、磁性ボールの周囲の磁界の規則的な変化を引き起こし、さらに人体内におけるカプセル内視鏡の動きを制御する。また、支持台は、磁気制御装置を固定するために用いられ、その体積が大きい。垂直回転モータ及び水平回転モータは、支持台の両側に取り付けられ、且つ垂直回転モータ及び/又は水平回転モータと磁性ボールとの間の伝動チェーンが長く、磁気制御装置全体の体積を大きくし、磁気制御装置を配置するために十分大きな作業空間が必要となり、その体積が大きいため、移動にも不便である。
図1~図7に示すように、上記技術的問題を解決するために、本願の実施例は、磁気制御カプセル内視鏡システムを提供し、当該磁気制御カプセル内視鏡システムは、磁気制御装置1を含む。当該磁気制御カプセル内視鏡システムは、人体の胃腸管を全体的に観察して診断を行うために、人体内に飲み込まれたカプセル内視鏡の動きを制御するために用いられる。当該磁気制御装置1は、取付台11、ベース12、磁気部材16、第1モータ13及び第2モータ14を含み、取付台11は、磁気制御装置1を吊り上げるために用いられ、磁気制御装置1は、取付台11を介してカプセル内視鏡システムのブラケットに搭載され、磁気制御装置1は、取付台11を介してブラケットに固定されている。ブラケットとは、磁気制御装置1を取り付ける外部装置であり、通常、地面に取り付けられ、磁気制御装置1の前後、上下、左右の移動を駆動して、患者に近い位置に対応して移動し、検査しやすい。ベース12は、取付台11の下方に固定接続され、磁気部材16は、磁石161を含み、磁石161は、カプセル内視鏡の回動を駆動するために用いられ、第1モータ13は、磁気部材16が第1軸線L1周りに回動するように制御するために用いられ、磁気制御装置1の第1方向に沿って、第1モータ13は、取付台11を貫通し且つベース12に取り付けられ、第2モータ14は、磁気部材16が第2軸線L2周りに回動するように制御するために用いられ、第2モータ14は、ベース12に取り付けられ、第1軸線L1は、第2軸線L2と交差する。
また、磁気制御装置1の第1方向は、磁気制御装置1の高さ方向Z(図1に示すように)とすることができる。なお、以下の実施例のいずれにも第1方向が高度方向Zであることを例として説明する。
本願の実施例では、取付台11は、磁気制御装置1に設けられ、ベース12は、取付台11の下方に固定され、第1モータ13は、取付台11を貫通してベース12に取り付けられ、取付空間111を合理的に利用して、第1モータ13及び第2モータ14を取り付けることによって、構造がよりコンパクトになり、小型で、磁気制御装置1が移動しやすい。
また、第1モータ13及び第2モータ14は、直流モータ又はステッピングモータを用いることができる。本願は、サーボモータに代えて直流モータ又はステッピングモータを用いることにより、磁気制御装置1にエンコーダ及び/又は減速機を設ける必要がなく、且つ、第1モータ13又は/及び第2モータ14がタイミングプーリを用いて伝動し、モータのトルクに対する要求が低下され、それにより、磁気制御装置1全体の体積を小さくする。当然ながら、磁気部材16が精度良く回動するように駆動でき、且つ体積が小さいモータを用いても良い。
図1、図3及び図6に示すように、可能な設計において、ベース12は、上ベース121と下ベース122とを含み、第1モータ13は、上ベース121に取り付けられ、第2モータ14は、下ベース122に接続されている。磁気制御装置1の高さ方向Zに沿って、上ベース121は、取付台11と下ベース122との間に位置し、磁気制御装置1の高さ方向Zに沿って、取付台11と下ベース122との間の空間は、取付空間111であり、且つ下ベース122の外縁は、上ベース121の外縁を超える。
本実施例では、下ベース122の外縁は、上ベース121の外縁を超えることにより、取付台11と下ベース122との間は、上ベース121を除いて、余分な取付空間111を有する。さらに、第2モータ14を取付空間111に設け、且つ下ベース122に取り付けることができ、それにより、全体の体積がよりコンパクトになり、磁気制御装置1の空間利用率を効果的に改善させる。また、ベース12、第1モータ13及び第2モータ14は、取付後にいずれも取付台11の投影が覆う範囲を超えないことにより、磁気制御装置1は、構造がコンパクトであり、体積が小さい特徴を有する。また、より具体的には、第2モータ14が磁気部材16の回転を制御する第2軸線L2は、第1モータ13が磁気部材16の回転を制御する第1軸線L1に垂直である。このとき、当該第1モータ13の回転軸は、鉛直方向に沿い、第2モータ14の回転軸は、水平方向に沿う。本実施例における第1モータ13及び第2モータ14の取付形態は、従来技術において第1モータ13及び第2モータ14がいずれもベース12に鉛直に取り付けられることに比べて、取付空間を大幅に節約して、磁気制御装置1の体積111をより小さくすることができる。
図1及び図6に示すように、可能な設計において、磁気制御装置1は、取付板15をさらに含み、取付板15は、ベース12に接続されている。磁気制御装置1の高さ方向Zに沿って、取付板15の少なくとも一部は、取付空間111まで延在し、第2モータ14とベース12は、取付板15により接続されている。第2モータ14は、取付板15を介して下ベース122に接続され、それにより、下ベース122の全体構造を簡略化する。
図3に示すように、さらに、上ベース121と下ベース122との間に導電スリップリング20が取り付けられ、導電スリップリング20は、第2モータ14に導電するために用いられ、導電スリップリング20は、上スリップリング201と下スリップリング202とを含み、上スリップリング201と下スリップリング202は、相対的に回動しながら両者の間の電気的な接続を確保することができる。また、上スリップリング201は、上ベース121に取り付けられ、下スリップリング202は、下ベース122に取り付けられ、上スリップリング201は、電源(図示せず)に電気的に接続され、下スリップリング202は、第2モータ14に電気的に接続されることができる。作動状態にあるときに、上スリップリング201は、下スリップリング202に導電することができ、第2モータ14が長い導線で電源に接続されて導線が下ベース122に伴って回動して巻回されることを回避することができる。なお、上述した電源は、本願における磁気制御装置1自体の電源(磁気制御装置1に設けられる電源を含む)であってもよく、磁気制御装置1を組み立てるための装置における外接電源であってもよく、磁気制御装置1を商用電源などに接続してもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
また、導電スリップリング20には、PCB板(Printed Circuit Board、プリント回路板)式のスリップリングを用いることができ、且つPCB板式のスリップリングの厚さは、10mm以下である。他のタイプの導電スリップリングに比べて、PCB板式のスリップリングの厚さはより小さく、高度方向Zにおいて構造を小さくすることができ、磁気制御装置1の全体寸法をコンパクト化することに有利である。
図3に示すように、可能な設計において、磁気部材16は、ハウジング162をさらに含み、磁石161は、ハウジング162内に固定され、また、ハウジング162は、左ハウジング162aと右ハウジング162bとを含み、左ハウジング162aと右ハウジング162bは、フランジ162cにより接続されている。本実施例では、左ハウジング162aと右ハウジング162bは、フランジ162cにより固定接続されている。具体的な操作として、まず、左ハウジング162aを一方のフランジに固定し(当該フランジは、左ハウジング162aと一体形成されてもよい)、さらに、右ハウジング162bを他方のフランジに固定し(当該フランジは、右ハウジング162bと一体形成されてもよい)、そして、2つのフランジの間にフランジパッドを配置し、さらに、ボルトで2つのフランジを引張してそれらを緊密に結合して、左ハウジング162aと右ハウジング162bを固定接続する。左ハウジング162aと右ハウジング162bとの周縁に複数のネジ穴が設けられ、複数のネジが順に締め付けることで、左ハウジング162aと右ハウジング162bを固定接続させることに比べて、より便利且つ強固である。また、本願の実施例は、ハウジング162にネジ穴を開ける必要がなく、ハウジング162の内部のシール性を保証し、且つ左ハウジング162aと右ハウジング162bがネジ接続されるときに少なくとも4つの接続位置が必要となり、取り付け及び取り外しが煩雑である。これに対して、フランジ162cの接続、取り付け及び取り外しがより便利であり、且つ左ハウジング162aと右ハウジング162bとの接続強度が高く、ハウジング162内のシール性が高い。
図3に示すように、可能な設計において、磁気制御装置1の第2方向Yに沿って、下ベース122の両端には、接続板122aが設けられ、磁気制御装置1の高さ方向Zに沿って、2つの接続板122aは、上ベース121から離れる方向に向かって延在する。ハウジング162は、2つの接続板122aの間に位置するとともに、2つの接続板122aに回動接続され、且つ第1モータ13と第2モータ14との駆動で、ハウジング162は回動可能である。本実施例では、ハウジング162は、内部の磁石161の回動を駆動し、磁石161の周囲の磁界を変化させ、人体内に位置するカプセル内視鏡に小磁石が内蔵され、当該小磁石が外部の変化する磁界の影響を受けてカプセル内視鏡の動きを駆動し、それによりカプセル内視鏡の検査視野の変化を実現する。さらに、接続板122aは、上ベース121から離れる方向に向かって延在し、ハウジング162は、接続板122aに接続され、それにより、磁石161は第1モータ13及び第2モータ14から離れ、第1モータ13及び第2モータ14が磁界干渉の影響を受けることを低減させる。
具体的には、第1モータ13が作動するように駆動する場合、第1モータ13は、その回転軸により下ベース122が回動するように駆動し、下ベース122は、接続板122aによりハウジング162の回動を駆動し、それにより、ハウジング162は、磁石161が第1モータ13の回転軸に従って回動するように駆動して、カプセル内視鏡の所在する磁界が変化し、それによりカプセル内視鏡の検査視野の変化を実現する。第2モータ14が作動するように駆動する場合、第2モータ14は、その回転軸により伝動アセンブリが回動するように駆動し、伝動アセンブリがハウジング162に接続されているため、ハウジング162は、磁石161が第2モータ14の回転軸に従って回動するように駆動して、カプセル内視鏡の所在する磁界が変化し、それによりカプセル内視鏡の検査視野の変化を実現する。
より具体的には、図6及び図7に示すように、伝動アセンブリは、第1タイミングプーリ142、タイミングベルト143及び第2タイミングプーリ144を含み、第1タイミングプーリ142は、第2カップリング141を介して第2モータ14の回転軸に接続され、第2タイミングプーリ144は、左ハウジング162a(又は右ハウジング162b)に固定接続され、第1タイミングプーリ142と第2タイミングプーリ144は、タイミングベルト143により同期に回動して、ハウジング162の回動を駆動し、さらに磁石161の回動を実現する。
また、磁気制御装置1の第2方向は、磁気制御装置1の長さ方向Yとすることができる(図1に示すように)。また、以下の実施例では、いずれも第2方向が長さ方向Yであることを例として説明する。
他の可能な設計では、左ハウジング162aと右ハウジング162bは、ボルトにより接続されてもよい。当然ながら、他の接続態様により固定することもでき、左ハウジング162aと右ハウジング162bとの固定接続を実現すればよい。
図1、図3及び図4に示すように、さらに、上ベース121と下ベース122との間に間隔を有し、第1モータ13の回転軸は、第1カップリング131を介して接続軸132の一端に接続され、接続軸132の他端は、主軸133に取り付けられている。磁気制御装置1の高さ方向Zに沿って、主軸133は、下ベース122に接続されるまで延在して、第1モータ13が下ベース122の回動を制御することを実現する。ハウジング162は、接続板122aを介して下ベース122に取り付けられ、それにより第1モータ13がハウジング162の回動を駆動することを実現する。第1モータ13が第1カップリング131、接続軸132を介して主軸133に接続されてトルクを伝達することで、第1モータ13の回転によって主軸133とトルクを伝達することにより、第1モータ13が過大な荷重を受けることを低減し、第1モータ13を保護する役割を果たす。
図6及び図7に示すように、第2モータ14は、下ベース122に取り付けられ、第2モータ14の回転軸は、伝動アセンブリを介してハウジング162の回動を駆動する。また、第1モータ13がハウジング162の回動を制御する方向は、第2モータ14がハウジング162の回動を制御する方向に垂直である。
図3及び図4に示すように、具体的には、主軸133に軸受134及びロックナット135が嵌着され、主軸133は、上ベース121を貫通し、軸受134を介して上ベース121に回動接続され、2つのロックナット135でロックして、磁気制御装置1の逆転時に主軸133が動くことを防止する。ロックナット135の外側には、さらに軸スリーブ136が嵌着され、それにより、主軸133が振動を受けてずれる現象が発生することを防止する。
磁気制御装置1に通電して初期化を行った後、操作者が後続の操作を行いやすくするために、本願の可能な設計では、磁気制御装置1は、少なくとも1つの回動原点検出機構をさらに含み、当該回動原点検出機構は、磁気部材16が回動原点(即ち、磁石161の回動原点)にあるかどうかを判断するために用いられる。また、回動原点検出機構は、少なくとも第1モータ13及び/又は第2モータ14に電気的に接続されるスイッチアセンブリと、スイッチアセンブリと協働して回路のオン・オフを制御するスイッチ協働部材とを含む。
なお、本設計では、回動原点は、磁気部材16が第1軸線L1周りに回動する回動原点(第1ゼロ点ともいう)であってもよく、磁気部材16がL2軸周りに回動する回動原点(第2ゼロ点ともいう)であってもよい。場合によっては、磁気部材16が第1ゼロ点にある場合、磁石161は、N極が上向きであり、S極が下向きであると考えられる。他の場合、磁気部材16の他の姿勢、例えば磁石161のS極が上向きであり、N極が下向きである姿勢などをゼロ点の位置とすることもでき、カプセル内視鏡を容易に制御すればよい。
磁石161が第1ゼロ点及び/又は第2ゼロ点まで移動したかどうかを検出及び制御するために、本願の可能な設計では、回動原点検出機構は、上ベース121と下ベース122との間に取り付けられ、スイッチアセンブリは、上ベース121又は下ベース122のうちの一方に取り付けられ、スイッチ協働部材は、上ベース121又は下ベース122のうちの他方に取り付けられ、スイッチアセンブリとスイッチ協働部材とは、相対的な回動により第1モータ13の起動及び停止を制御する。他の可能な設計では、回動原点検出機構は、下ベース122と磁気部材との接続位置に取り付けられ、スイッチアセンブリは、下ベース122又は磁気部材16のうちの一方に取り付けられ、スイッチ協働部材は、下ベース122又は磁気部材16のうちの他方に取り付けられ、スイッチアセンブリとスイッチ協働部材とは、相対的な回動により第2モータ14の起動及び停止を制御する。
可能な設計において、スイッチアセンブリは、光電スイッチ18であり、スイッチ協働部材は、コードホイール19であり、コードホイール19には、検出部が設けられている。光電スイッチ18とコードホイール19との相対的な回動に伴い、光電スイッチ18が検出部を検出すると、光電スイッチ18は、回路をオフにするように制御し、磁気部材16は、回動原点に停止する。
図3~図7に示すように、可能な設計において、磁気制御装置1は、光電スイッチ18及びコードホイール19をさらに含み、コードホイール19は、磁石161の回動に伴って光電スイッチ18と相対的に回動することができる。光電スイッチが、対応する検出部を検知すると、磁石161が回動原点に到達したと判断する。1つの具体的な実施形態では、光電スイッチ18は、第1モータ13又は第2モータ14に接続され、磁石161が回動原点にあるかどうかを検出するために用いられ、且つ磁石161が回動原点に回動すると、光電スイッチ18は、第1モータ13又は第2モータ14が作動を停止するように制御する。
本実施例では、コードホイール19は、磁石161に伴って回動することができ、光電スイッチ18は、コードホイール19を検出することで、磁石161の回動位置を検出する。磁石161が回動原点に回動すると、光電スイッチ18は、第1モータ13及び/又は第2モータ14が作動を停止するように制御することができ、それにより磁石161が回動を停止するように制御し、磁石161の回動原点を探しやすく、それにより、カプセル内視鏡の初期位置を明確にし、同時に磁石161が少なくとも一周に回動することを確定し、それによって、磁石161の磁界変化により人体内におけるカプセル内視鏡が少なくとも一回動するように駆動しやすく、カプセル内視鏡がより全体的に人体の胃の内部の状況を観察する。
当然ながら、本願の実施例では、さらに、磁石161の実際の回動周数(即ち、磁石161が回動原点を通過したことを検出した回数)に基づき、磁気部材16の回動を制御することができる。例えば、光電スイッチ18が磁石161の回動原点通過の回数を検出する閾値を設定することができ、磁石161の回動原点通過の回数が当該閾値を超えたことが検出されると、光電スイッチ18は、第1モータ13及び/又は第2モータ14が作動を停止するように制御することができる。具体的には、当該閾値を150とすることができ、すなわち、光電スイッチ18は、磁石161が回動原点を150回通過したことを検出する。
図6及び図7に示すように、可能な設計において、コードホイール19は、第1コードホイール191を含み、光電スイッチ18は、第1光電スイッチ181を含み、検出部は、第1コードホイール191に設けられる第1検出部を含み、第1コードホイール191は、下ベース122に取り付けられ、第1光電スイッチ181は、上ベース121に取り付けられ、第1光電スイッチ181には、第1溝181aが設けられ、第1光電コードホイール191には、第1検出部が設けられている。第1コードホイール191の第1検出部が第1溝181a内に位置するときに、第1検出部は、第1光電スイッチ181と協働して回路の起動及び停止を制御することができる。すなわち、第1検出部の回動初期位置(給電しない時)が第1溝181a内に位置し、第1光電スイッチ181によって第1検出部が第1溝181aの溝内に位置することが検出されると、磁石161は、第1ゼロ点に位置し、第1コードホイール191は、第1検出部が下ベース122に従って回動することを駆動することができる。第1光電スイッチ181によって第1コードホイール191が第1溝181a内に位置することが再び検出されると、磁石161は、第1ゼロ点に戻り、第1光電スイッチ181は、第1モータ13が作動を停止するように制御する。また、第1コードホイール191が一回動するごとに、第1検出部は、第1溝181aを1回通過する。
具体的には、本願のいくつかの実施例では、第1検出部は、遮光板であり、且つ遮光板は、第1コードホイール191の外縁に設けられ、磁石161の回動に伴って回動することができる。本実施例では、上ベース121は、取付台11に固定され、回動しない。第1モータ13は、下ベース122の回動を制御して、第1コードホイール191及び磁石161の回動を駆動する。第1光電スイッチ181は、第1コードホイール191の遮光板を検出することにより、磁石161の回動位置を検出する。第1コードホイール191の遮光板が再び第1溝181a内に回動すると、磁石161は、第1ゼロ点に戻り、遮光板は、第1溝181aの内部の光束を遮断し、それにより、第1光電スイッチ181は、第1コードホイール191を検出し、自動的にオフにする。第1光電スイッチ181は、第1モータ13の電源に電気的に接続され、さらに第1モータ13の電源をオフにし、第1モータ13が作動を停止するによう制御する。
当然ながら、本願の他の実施例では、第1検出部は、他の構成であってもよく、磁石161が回動原点に停止するように制御できればよい。例えば、第1検出部は、第1コードホイール191の外縁に設けられるリング状の薄壁遮光板であり、且つ遮光板に開口又は透明部が設けられている。開口又は透明部が第1溝内部にあると、第1光電スイッチ18は、第1モータ13を制御することにより、磁石161を回動原点に停止させることができる。具体的な応用では、異なる光電スイッチの種類(例えば、対向放射型の光電スイッチ、溝型の光電スイッチなど)に応じて、それと協働可能な第1検出部を選択することができ、具体的な説明を省略し、磁気部材16が回動原点に正確に停止するように制御できればよい。
図3及び図5に示すように、可能な設計において、ハウジング162は、軸部162dを介して下ベース122に回動可能に取り付けられている。コードホイール19は、第2コードホイール192をさらに含み、光電スイッチ18は、第2光電スイッチ182をさらに含み、第2コードホイール192は、ハウジング162又はハウジング162の軸部162dに取り付けられ、第2光電スイッチ182は、接続板122aに取り付けられ、第2光電スイッチ182には、第2溝182aが設けられ、検出部は、第2コードホイール192に設けられる第2検出部を含む。第2コードホイール192の第2検出部が第2溝182a内に位置すると、第2検出部は、第2光電スイッチ182と協働して回路の起動及び停止を制御することができる。すなわち、第2検出部の回動初期位置(給電しない時)は第2溝182a内に位置し、第2コードホイール192は、第2検出部がハウジング162に伴って回動するように駆動し、第2光電スイッチ182によって第2検出部が第2溝182a内に位置することが再び検出されると、磁石161は、回動原点(第2ゼロ点)に戻り、第2光電スイッチ182は、第2モータ14が作動を停止するように制御する。また、第2コードホイール192が一回転するごとに、第2検出部は、第2溝182aを1回通過する。
具体的には、本願のいくつかの実施例では、第2検出部は、開口192aであってもよく、開口192aは、第2コードホイール192の縁部に設けられ、磁石161の回動に伴って回動することができる。本実施例では、ハウジング162は、接続板122aに回動接続され、第2モータ14は、ハウジング162の回動を制御し、それにより、第2コードホイール192及び磁石161の回動を駆動し、第2光電スイッチ182は、第2コードホイール192の開口192aを検出することにより、磁石161の回動位置を検出する。第2コードホイール192の開口192aが再び第2溝182a内に回動すると、磁石161は、回動原点(第2ゼロ点)に戻り、開口192aは、第2溝182a内の光束を連通させ、それにより、第2光電スイッチ182は、第2コードホイール192の開口192aを検出し、且つ自動的にオフにする。第2光電スイッチ182は、第2モータ14の電源に電気的に接続され、さらに第2モータ14の電源をオフにし、第2モータ14が作動を停止するように制御する。
当然ながら、本願の他の実施例では、異なる種類の光電スイッチ18によって、第2検出部は、他の構成であってもよく、磁石161が第2ゼロ点に停止するように制御できればよい。ここで、繰り返し記述しない。
なお、スイッチアセンブリは、マイクロスイッチ群であり、スイッチ協働部材は、接触協働部である。マイクロスイッチ群と接触協働部との相対的な回動に伴い、マイクロスイッチ群が接触協働部を検出すると、マイクロスイッチ群は、回路をオフにするように制御し、磁気部材16は、回動原点に停止する。
また、マイクロスイッチ群は、第1モータ13及び/又は第2モータ14に電気的に接続され、マイクロスイッチ及び接触部材を含み、マイクロスイッチには、接触部材に協働可能な接触協働部が設けられ、接触部材と接触協働部との接触及び離間により、回路のオン・オフを制御する。また、マイクロスイッチ群は、磁気制御装置1の回動原点位置に設けられ、その接触部材とマイクロスイッチのうちの一方は、磁石161の回動に伴って回動できるように設けられ、他方は、固定設置され、且つ両者は、互いに協働して回路のオン・オフを制御することができ、それにより、磁気制御装置1は、回動原点位置に停止することができる。
第1モータ13及び第2モータ14をそれぞれ調整するために、マイクロスイッチ群の数は、少なくとも2つであり、それぞれ磁石161が第1ゼロ点に停止するように制御し、及び、磁石161が第2ゼロ点に停止するように制御する。1つの具体的な実施例では、マイクロスイッチ群(図示せず)は、上ベース121に設けられ、接触部材(図示せず)は、作動板バネであり、接触協働部(図示せず)は、下ベース122に設けられてマイクロスイッチ群に向かって突起する突起点であり、且つ、突起点は、下ベース122に従って回動する。突起点が作動板バネに接触すると、マイクロスイッチは、第1モータ13がオフにするように制御し、磁石161は、第1ゼロ点に停止する。なお、マイクロスイッチ群は、さらに下ベース122に設けられ、突起点は、磁気部材16のハウジング162の軸部162dに設けられ、且つハウジング162に従って回動する。突起点が作動板バネに接触すると、マイクロスイッチは、第2モータ14をオフにするによう制御し、磁石161は、第2ゼロ点に停止し、それにより、操作者が使用しやすくなる。
なお、本特許出願書類の一部には、著作権によって保護されたコンテンツが含まれている。著作権者は、特許庁の特許書類又は記録された特許書類の内容についてコピーを作成する以外は、著作権を有する。
1-磁気制御装置
11-取付台
111-取付空間
12-ベース
121-上ベース
122-下ベース
122a-接続板
13-第1モータ
131-第1カップリング
132-接続軸
133-主軸
134-軸受
135-ロックナット
136-軸スリーブ
14-第2モータ
141-第2カップリング
142-第1タイミングプーリ
143-タイミングベルト
144-第2タイミングプーリ
15-取付板
16-磁気部材
161-磁石
162-ハウジング
162a-左ハウジング
162b-右ハウジング
162c-フランジ
162d-軸部
18-光電スイッチ
181-第1光電スイッチ
181a-第1溝
182-第2光電スイッチ
182a-第2溝
19-コードホイール
191-第1コードホイール
192-第2コードホイール
192a-開口
20-導電スリップリング
201-上スリップリング
202-下スリップリング

Claims (16)

  1. カプセル内視鏡を制御するための磁気制御装置であって、
    前記磁気制御装置を吊り上げるための取付台と、
    前記取付台に接続されるベースと、
    前記カプセル内視鏡の回動を駆動するための磁石を含む磁気部材と、
    前記磁気部材が第1軸線周りに回動するように制御するための第1モータと、
    前記磁気部材が第2軸線周りに回動するように制御するための第2モータと、を含み、
    前記磁気制御装置の第1方向に沿って、前記第1モータは、前記取付台を貫通して前記ベースに取り付けられ、
    前記第2モータは、前記ベースに取り付けられ、
    前記第1軸線は、前記第2軸線と交差することを特徴とする磁気制御装置。
  2. 前記ベースは、上ベースと下ベースとを含み、
    前記磁気制御装置の第1方向に沿って、前記上ベースは、前記取付台と前記下ベースとの間に位置し、前記取付台と前記下ベースとの間の空間は、取付空間となることを特徴とする請求項1に記載の磁気制御装置。
  3. 前記下ベースの外縁は、前記上ベースの外縁を超えることを特徴とする請求項2に記載の磁気制御装置。
  4. 前記第1モータは、前記上ベースに取り付けられ、
    前記第2モータは、前記下ベースに接続され、前記取付台と前記下ベースとの間の前記取付空間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の磁気制御装置。
  5. 前記磁気制御装置は、取付板をさらに含み、前記取付板は、前記ベースに接続され、
    前記取付板の少なくとも一部は、前記取付空間まで延在し、前記第2モータと前記ベースは、前記取付板により接続されていることを特徴とする請求項2に記載の磁気制御装置。
  6. 前記磁気制御装置は、導電スリップリングをさらに含み、前記導電スリップリングは、上スリップリングと下スリップリングとを含み、
    前記上スリップリングは、前記上ベースに取り付けられ、電源と電気的に接続されるために用いられ、前記下スリップリングは、前記下ベースに取り付けられ、前記第2モータと電気的に接続されるために用いられることを特徴とする請求項2に記載の磁気制御装置。
  7. 前記導電スリップリングには、PCBスリップリングが用いられ、且つ前記PCBスリップリングの厚さは、10mm以下であることを特徴とする請求項6に記載の磁気制御装置。
  8. 前記磁気部材は、ハウジングを含み、
    前記ハウジングは、左ハウジングと右ハウジングとを含み、前記左ハウジングと前記右ハウジングは、フランジにより接続され、前記磁石は、前記ハウジング内に固定されていることを特徴とする請求項2~7のいずれか1項に記載の磁気制御装置。
  9. 前記磁気制御装置の第2方向に沿って、前記下ベースの両端には、接続板が設けられ、前記磁気制御装置の第1方向に沿って、2つの前記接続板は、前記上ベースから離れる方向に向かって延在し、
    前記ハウジングは、2つの前記接続板の間に位置するとともに、2つの前記接続板に回動接続され、かつ、前記ハウジングは、前記第1モータと前記第2モータとの駆動によって回動することを特徴とする請求項8に記載の磁気制御装置。
  10. 前記磁気制御装置は、少なくとも1つの回動原点検出機構をさらに含み、前記回動原点検出機構は、前記磁気部材が回動原点にあるかどうかを判断するために用いられ、
    前記回動原点検出機構は、前記第1モータ及び/又は前記第2モータに電気的に接続されるスイッチアセンブリと、前記スイッチアセンブリと協働して回路のオン・オフを制御するスイッチ協働部材とを含むことを特徴とする請求項2に記載の磁気制御装置。
  11. 前記回動原点検出機構は、前記上ベースと前記下ベースとの間に取り付けられ、前記スイッチアセンブリは、前記上ベース又は前記下ベースのうちの一方に取り付けられ、前記スイッチ協働部材は、前記上ベース又は前記下ベースのうちの他方に取り付けられ、前記スイッチアセンブリと前記スイッチ協働部材とは、相対的な回動により前記第1モータの起動及び停止を制御することを特徴とする請求項10に記載の磁気制御装置。
  12. 前記回動原点検出機構は、前記下ベースと前記磁気部材との接続位置に取り付けられ、前記スイッチアセンブリは、前記下ベース又は前記磁気部材のうちの一方に取り付けられ、前記スイッチ協働部材は、前記下ベース又は前記磁気部材のうちの他方に取り付けられ、前記スイッチアセンブリと前記スイッチ協働部材とは、相対的な回動により前記第2モータの起動及び停止を制御することを特徴とする請求項10に記載の磁気制御装置。
  13. 前記スイッチアセンブリは、光電スイッチであり、前記スイッチ協働部材は、コードホイールであり、前記コードホイールには、検出部が設けられ、
    前記光電スイッチと前記コードホイールとの相対的な回動に伴い、前記光電スイッチが前記検出部を検出すると、前記光電スイッチは、回路をオフにするように制御し、前記磁気部材は、回動原点に停止することを特徴とする請求項10~12のいずれか1項に記載の磁気制御装置。
  14. 前記スイッチアセンブリは、マイクロスイッチ群であり、前記スイッチ協働部材は、接触協働部であり、
    前記マイクロスイッチ群と前記接触協働部との相対的な回動に伴い、前記マイクロスイッチが前記接触協働部を検出すると、前記マイクロスイッチ群は、回路をオフにするように制御し、前記磁気部材は、回動原点に停止することを特徴とする請求項10~12のいずれか1項に記載の磁気制御装置。
  15. 前記第1モータ及び/又は前記第2モータには、直流モータ又はステッピングモータが用いられることを特徴とする請求項1に記載の磁気制御装置。
  16. 磁気制御カプセル内視鏡システムであって、
    請求項1~15のいずれか1項に記載の磁気制御装置を含み、前記磁気制御装置は、前記取付台を介して前記磁気制御カプセル内視鏡システムに搭載されていることを特徴とする磁気制御カプセル内視鏡システム。
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