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JP2023505786A - 縮小されたフォームファクタを有する裁断機械 - Google Patents

縮小されたフォームファクタを有する裁断機械 Download PDF

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JP2023505786A
JP2023505786A JP2022534335A JP2022534335A JP2023505786A JP 2023505786 A JP2023505786 A JP 2023505786A JP 2022534335 A JP2022534335 A JP 2022534335A JP 2022534335 A JP2022534335 A JP 2022534335A JP 2023505786 A JP2023505786 A JP 2023505786A
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クリカット,インコーポレイテッド
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Abstract

裁断機械が、作業面と、キャリッジと、ツールと、駆動機構と、を含んでいる。キャリッジは作業面の上方に配置されている。ツールは、キャリッジへ取り外し可能に固定されていて、(i)作業面に向かって第1の軸に沿って動くように、(ii)作業面に対して第1の軸を横断する第2の軸に沿って動くように、及び(iii)作業面に対して第1の軸及び第2の軸を横断する第3の軸に沿って動くように構成されている。駆動機構は、第1の軸からオフセットされていて、ツールを第1の軸に沿って動かすように構成されている。【選択図】図1A

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、合衆国法典第35巻、第119条(e)の下に、「縮小されたフォームファクタを有する裁断機械」(“Cutting Machine Having A Reduced Form Factor”)と題された2019年12月12日出願の米国特許出願第62/947,470号に対する優先権を主張し、その開示をこの出願の開示の一部と見なし、その全体を参考文献として本明細書に組み入れる。
技術分野
本開示は、概括的には、電子式裁断システム、方法、及び装置に関する。特に、本開示は小型化された電子式裁断機械に関する。
この項目は、本開示に関連する背景情報を提供しており、必ずしも先行技術ではない。
歴史全体を通して人々は芸術を創造することによって自身の充実、達成、満足、及び表現の感覚を見いだしてきた。近代、19世紀後半には、熟練職人たちによって先導された芸術改革及び社会運動が、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアをまたいで多くの民衆に徐々に認知されようとし始めていた。この運動はしばしば「アーツ・アンド・クラフツ運動」と呼ばれることもあった。
何年も前に始まったいわゆるアーツ・アンド・クラフツ運動は、必ずしも特定の手工芸に熟練しているとは限らない多くの人々によって今日も進化し続けている。その様に非熟練者が社会的活動や趣味として美術工芸に傾倒することもあると言えるだろう。状況によっては、活動や趣味は、例えば経済的な利益のため、贈り物をするため、又は単に自身の充実、達成、満足、及び表現の感覚を見いだしながら時間を過ごすため、に及ぶ幾つもの理由で営まれるだろう。
何年も前に始まった現代技術の進歩、即ち「アーツ・アンド・クラフツ運動」は、例えば熟練者又は非熟練者の美術工芸への貢献の仕方を強化し又は向上させ得る更なる進歩の余地がある。ゆえに、当技術分野を進歩させる改善された構成要素、デバイスなどの開発に対するニーズが存在する。
開発及び改良の対象とされるデバイスの1つの部類は、一般にビニールカッタ又はカッタと呼ばれることもある電子式裁断機械である。現在利用可能な電子式裁断機械は、ユーザーの体験と楽しさに影響を与える多くの態様が不十分である。
例えば、典型的な裁断機械は、大きくて重く、使用中は、手工芸用テーブル表面の様なテーブル/カウンターの表面の広い面積を占有する。これらの機械は、手工芸用テーブル上に裁断機械と並んで他のツールや消耗品のためのスペースを必要とする者にとっては、使用することがフラストレーションを引き起こすほどであるかもしれない。
現在の裁断機械は、機械を持ち上げ運ぶことに困難を来さないとも限らないほどの大きさである。これらの機械を運んでセットアップすることが面倒であるため、ユーザーがこれらの機械をその場に置きっぱなしにして、機械を移動させることもしなければ、使用の合間に見えないところに保管することもしない、ということはよくある。
裁断機械製造者は、彼らの機械を初心者の手工芸愛好家やアーツ・アンド・クラフツ運動に乗り出したばかりの者にとって使いやすくするために、ユーザーインターフェース機能の簡素化を絶えず図っている。それにもかかわらず、現在の裁断機械のユーザーインターフェース機能は、いまもって複雑であり、直感的に理解し難い場合が多く、ユーザー特に経験の浅い手工芸愛好家が自分たちの裁断機械の全潜在能力を発揮させようという意欲を削いでいる。
以上より、当技術分野には解決され得る多くの課題がある。
米国特許出願第62/947,470号
この項は、開示の全般的な概要を提供しており、その完全な範囲又はその特徴すべての包括的な開示ではない。
本開示の上記の独立した実施形及び次に続く詳細な説明中に記載されている実施形のそれぞれは、他の独立した実施形の下に記載のものを含めた本開示及び諸図に示される特徴、オプション、及び実現性の何れかを含み、更には、本開示及び諸図に示される特徴、オプション、及び実現性の何れかから成る任意の組合せを含み得る。
本開示の例示としての実施形の追加の特徴及び利点が以下の説明に示されており、それらは一部には説明から明白であるだろうし、或いはその様な例示としての実施形の実践によって知られ得る。その様な実施形の特徴及び利点は、付随の特許請求の範囲に特定的に指摘されている機器及び組合せの手段によって実現され及び獲得され得る。これら及び他の特徴は、以下の説明及び付随の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろうし、或いは以下に示されるその様な例示としての実施形の実践によって知られ得る。
開示の1つ又はそれ以上の実施形の詳細は、添付の図面及び以下の説明に示されている。他の態様、特徴、及び利点は、説明及び図面ならびに特許請求の範囲から明らかであろう。
本開示の実施形態は、概括的には、電子式裁断システム、方法、及び装置に関する。特に、本開示は小型化された裁断機械に関する。例えば、本開示の1つの実施形態では、裁断機械が、作業面と、作業面の上方に配置されたキャリッジと、キャリッジへ取り外し可能に固定されたツールと、軸外Z駆動機構と、を含んでいる。ツールは、作業面に対して、Z方向に上下に、X方向に往復に、及びY方向に前後に操作されるように構成されている。軸外Z駆動機構は、ツールをZ方向に上下に操作するように構成されている。
本開示の1つの実施形態では、裁断機械が、作業面と、作業面の上方に配置された受動キャリッジであって第1の部分及び第2の部分を含む受動キャリッジと、受動キャリッジを作業面に対して横方向に往復に作動させるように構成された駆動ベルトと、キャリッジの第1の部分を作業面に対して垂直方向に上下に作動させるように構成された軸外Z駆動機構と、を含んでいる。
本開示の1つの実施形態では、裁断機械が、作業面と、作業面の上方に配置されたキャリッジであって、キャリッジはツールをキャリッジへ解放可能に固定するように構成されたツールクランプを含み、ブレードクランプはピンを介して回転可能に接続されたバーを有する4バーリンケージシステムを備えている、キャリッジと、を含んでいる。ピンは、裁断機械の動作中は視界から隠されている。
本開示の1つの態様は裁断機械を提供している。裁断機械は、作業面と、キャリッジと、ツールと、駆動機構と、を含んでいてもよい。キャリッジは作業面の上方に配置されていてもよい。ツールは、キャリッジへ取り外し可能に固定されていて、(i)作業面に向かって第1の軸に沿って動くように、(ii)作業面に対して第1の軸を横断する第2の軸に沿って動くように、及び(iii)作業面に対して第1の軸及び第2の軸を横断する第3の軸に沿って動くように構成されていてもよい。駆動機構は、第1の軸からオフセットされていて、ツールを第1の軸に沿って動かすように構成されていてもよい。
本開示の実施形は、以下の随意的な特徴の1つ又はそれ以上を含み得る。幾つかの実施形では、キャリッジは受動的である。
幾つかの実施形では、駆動機構は第1のモータ及びシャフトを含んでいる。第1のモータはキャリッジから分離されていてもよい。シャフトは、第1のモータ及びツールへ連結されていて、キャリッジの前方部分を第1の軸に沿って動かすように構成されていてもよい。駆動機構は、第1のモータ及びシャフトへ連結された駆動ギヤ及び駆動ベルトを含んでいてもよい。駆動ギヤ及び駆動ベルトはシャフトを回転させるように構成されていてもよい。駆動ギヤ及び駆動ベルトは第1のモータの回転運動をシャフトへ伝達するように構成されていてもよい。シャフトはダブルD断面形状を画定していてもよい。駆動ギヤはダブルD形状を有する開口を画定していてもよい。シャフトは開口内に配置されていてもよい。裁断機械は側方部分及び壁を更に含んでいてもよい。側方部分は第2の軸に対してキャリッジからオフセットされていてもよい。壁は裁断機械を前方部分と後方部分に分けていてもよい。駆動ギヤ及び駆動ベルトは側方部分内に配置されていてもよい。第1のモータは後方部分内に配置されていてもよい。キャリッジは前方部分内に配置されていてもよい。
本開示の別の態様は裁断機械を提供している。裁断機械は、作業面と、受動キャリッジと、駆動ベルトと、駆動機構と、を含んでいてもよい。受動キャリッジは作業面の上方に配置されていてもよい。受動キャリッジは第1の部分及び第2の部分を含んでいてもよい。駆動ベルトは受動キャリッジを作業面に対して第1の方向に動かすように構成されていてもよい。駆動機構は、受動キャリッジから分離されていて、キャリッジの第1の部分を作業面に対して第2の方向に動かすように構成されていてもよい。第2の方向は第1の方向を横断していてもよい。
開示のこの態様の実施形は、以下の随意的な特徴の1つ又はそれ以上を含み得る。幾つかの実施形では、裁断機械は側方部分及び第1のモータを含んでいる。側方部分は第1の方向に受動キャリッジからオフセットされていてもよい。第1のモータは、受動キャリッジの背後に配置されていて、駆動ベルトを駆動するように構成されていてもよい。駆動ベルトは、(i)受動キャリッジの背後から裁断機械の側方部分の中へ、そして(ii)側方部分から受動キャリッジへ延びていてもよい。
幾つかの実施形では、裁断機械は第1の方向に受動キャリッジからオフセットされた側方部分を含んでいる。駆動機構は、ラックアンドピニオン機構と、シャフトと、駆動ベルトと、モータと、を含んでいてもよい。ラックアンドピニオン機構は受動キャリッジへ連結されていてもよい。シャフトはラックアンドピニオン機構に係合していてもよい。駆動ベルトは側方部分内に配置されていてもよい。モータは受動キャリッジの背後に且つ側方部分の外に配置されていてもよい。モータは駆動ベルト及び1つ又はそれ以上のギヤを介してシャフトを回転させるように構成されていてもよい。シャフトはダブルD断面形状を画定していてもよい。1つ又はそれ以上のギヤのうちの第1のギヤはダブルD形状を有する開口を画定していてもよい。シャフトは開口内に配置されていてもよい。
幾つかの実施形では、受動キャリッジは、受動キャリッジの背後に延びていて受動キャリッジの第2の部分へ固定されている垂直ガイドバーを含んでいる。受動キャリッジの第1の部分は、第1の部分から第2の部分を貫通して後方に延びる腕部を含んでいてもよい。腕部は垂直ガイドバーと摺動可能に係合されていてもよい。受動キャリッジの第2の部分は開口部を含んでいてもよい。第1の部分の腕部は開口部を貫通して延びていてもよい。
開示の更に別の態様は、視線に沿って視認できる裁断機械を提供している。裁断機械は、作業面と、キャリッジと、を含んでいてもよい。キャリッジは作業面の上方に配置されていてもよい。キャリッジはツールをキャリッジへ固定するように構成されたツールクランプを含んでいてもよい。ツールクランプは第1のバー及び第2のバーを含んでいてもよい。第2のバーは視線に交わる第1のピンによって第1のバーへ枢動式に連結されていてもよい。第1のバーは、(i)視線に交わる第1の向きと、(ii)視線からオフセットされた第2の向き、の間で動くように動作可能であってもよい。
開示のこの他の態様の実施形は、以下の随意的な特徴の1つ又はそれ以上を含み得る。幾つかの実施形では、ツールクランプは第3のバー及び第4のバーを含んでいる。第3のバーは第2のバーへ枢動式に連結されていてもよい。第4のバーは第3のバーへ枢動式に連結されていてもよい。第1のバー、第2のバー、第3のバー、及び第4のバーは、第1のバーの第1の向きと第2の向きとの間の運動中にカムフォロワ面を形成し得ない。
幾つかの実施形では、第1のバー又は第2のバーの少なくとも一方は、少なくとも部分的にガラス充填ナイロンから形成されている。
幾つかの実施形では、第1のバー又は第2のバーの少なくとも一方は、少なくとも部分的にガラス充填ポリカーボネートから形成されている。
また、開示の更なる態様は裁断用組立体を提供している。裁断用組立体は、第1の駆動機構と、第2の駆動機構と、キャリッジと、を含んでいてもよい。キャリッジは前方部分及び後方部分を含んでいてもよい。前方部分は第1の駆動機構へ動作的に連結されていてもよい。後方部分は、前方部分へ連結されていて、第2の駆動機構へ動作的に連結されていてもよい。後方部分は、(i)第2の駆動機構が作動されると前方部分と共に第1の方向に動くように、及び(ii)第1の駆動機構が作動されると前方部分に対して第1の方向を横断する第2の方向に動くように、構成されていてもよい。第2の部分は、第1の部分と第1の駆動機構又は第2の駆動機構の少なくとも一方との間に配置されていてもよい。
開示のこの更なる態様の実施形は、以下の随意的な特徴の1つ又はそれ以上を含み得る。幾つかの実施形では、第2の駆動機構は、第1の方向にキャリッジからオフセットされた駆動ギヤ及び駆動ベルトを含んでいる。第1の駆動機構は、第2の方向にキャリッジからオフセットされていてもよい。
本開示の上記の独立した態様及び以下の詳細な説明中に記載されている態様のそれぞれは、他の独立した態様の下に記載のものを含めた本開示及び諸図に示される特徴、オプション、及び実現性の何れかを含み、更には、本開示及び諸図に示される特徴、オプション、及び実現性の何れかから成る任意の組合せを含み得る。
開示の例示としての態様の追加の特徴及び利点が次に続く説明に示されており、それらは一部には説明から明白であるだろうし、或いはその様な例示としての態様の実践によって知られ得る。その様な態様の特徴及び利点は、付随の特許請求の範囲に特定的に指摘されている機器及び組合せの手段によって実現され及び獲得され得る。これら及び他の特徴は、以下の説明及び付随の特許請求の範囲からより完全に明らかになるであろうし、或いは以下に示されるその様な例示としての実施形の実践によって知られ得る。
発明の上記及び他の利点及び特徴が獲得され得るやり方を説明するために、以上に簡単に説明された発明のより具体的な記述が、添付図面に描かれているその特定の実施形態を参照して示される。これらの図面は発明の典型的な実施形態を描写しているにすぎず、ゆえに発明の範囲を限定していると考えられるべきではないとの理解の下に、発明は添付図面の使用を通していっそう明細に且つ詳細に記述され解説される。
扉が材料を受け入れるために開いた向きに配置された状態の、本開示の原理による或る例示としての裁断機械の前方斜視図である。 図1Aの裁断機械の後方斜視図である。 扉が閉じた向きに配置された状態の図1Aの裁断機械の前方斜視図である。 図1Aの裁断機械の前面図である。 本開示の原理による裁断機械の内部作業用構成要素の或る例示としての配置を示すために外側筐体が取り払われた図1Aの裁断機械の別の前方斜視図である。 本開示の原理による裁断機械の内部作業用構成要素の或る例示としての配置を示すために外側筐体が取り払われた図1Aの裁断機械の上面図である。 本開示の原理による裁断機械の内部作業用構成要素の或る例示としての配置を示すために外側筐体が取り払われた図1Aの裁断機械の後方斜視図である。 本開示の原理による、内部作業用構成要素の或る例示としての配置を示すために外側筐体が取り払われた図1Aの裁断機械の後面図である。 本開示の原理による裁断機械のベルト駆動部の或る例示としての部分のクローズアップ後方斜視図である。 本開示の原理による裁断機械のベルト駆動部の或る例示としての部分のクローズアップ前方斜視図である。 本開示の原理による、切刃を垂直方向に駆動するように構成されている裁断機械の或る例示としてのラックアンドピニオンギヤのクローズアップ斜視図である。 本開示の原理による、図10Aのピニオンギヤに係合している或る例示としてのダブルDシャフトの断面図である。 本開示の原理による、内部作業用構成要素の或る例示としての配置を示すために外側筐体が取り払われた裁断機械の右側面図である。 本開示の原理による、内部作業用構成要素の或る例示としての配置を示すために外側筐体が取り払われた裁断機械の左側面図である。 本開示の原理による、キャリッジと、複数個の駆動シャフト及びキャリッジガイドバーと、を含んでいる裁断機械の或る例示としてのサブ組立体の前方斜視図である。 図13のサブ組立体の後方斜視図である。 本開示の原理による、閉構成に配置された裁断機械の或る例示としてのツールクランプの右上方斜視図である。 開構成に配置された図15のツールクランプの右上方斜視図である。 開構成に配置された図15のツールクランプの右下方斜視図である。 図17の18-18線による断面図であり、開構成に配置されたツールクランプを示している。 図18から参照される別の断面図であるが、閉構成に配置されたツールクランプを示している。 本開示の原理による、図1Aの裁断機械と共に利用するために構成された或る例示としてのキャリッジの前方斜視図である。 本開示の原理による、ワークピース(加工対象物,workpiece)の材料に対して作業を行うように構成された図1の裁断機械を含むシステムを使用する第1の工程の斜視図である。 図21によるシステムを使用する第2の工程の斜視図である。 図21によるシステムを使用する第3の工程の斜視図である。 図23の23A-23A線による断面図である。 図21によるシステムを使用する第4の工程の斜視図である。 図24の24A-24A線による断面図である。
図面全体を通して対応する符号は対応する部分を表す。
本開示は、概括的には、電子式裁断システム、方法、及び装置に関する。特に、本開示は、小型化された電子式裁断機械に関しており、以上に論じられた当技術分野の数々の技法上の課題に対する技術的解決策を提供している。
例えば、本明細書に開示されている裁断機械の1つの態様では、機械は、手工芸用テーブルの様なカウンター又はテーブルの表面上に保管されるのに十分に小さく、しかも他の手工芸用ツール及び消耗品のための利用可能なスペースを最大化している。
代替的には、本明細書に記載の裁断機械は、便利な収納のために家庭内の標準的なサイズの引き出し又はカップボードの中に簡単にしまえる。これらの線に沿って、本明細書に記載の裁断機械は、1つの場所から別の場所へ簡単に移せるように小さく軽量である。本明細書に記載の裁断機械は、ゆえに、ポータブルで使用前のセットアップ及び使用後の片づけが簡単である。
また、本明細書に記載の裁断機械の1つの態様では、機械は、使用が単純でユーザーインターフェースボタン又は複雑性が最小限又は皆無である。したがって、本開示の裁断機械は、経験豊富な職人にも初心者にも同様に容易に使用可能である。
これより添付図面を参照しながら、例としての構成がより十分に説明される。例としての構成は、この開示が綿密なものとなり、開示の範囲が当業者へ十分に伝わるように提供されている。本開示の構成の十分な理解を提供するために、特定の構成要素の例、特定のデバイスの例、及び特定の方法の例の様な、特定の詳細事項が示される。当業者には自明である様に、特定の詳細事項は採用されずともよく、例としての構成は多くの異なる形態に具現化される余地があり、特定の詳細事項及び例としての構成は開示の範囲を限定するものと解釈されてはならない。
図1A、図1B、図2、及び図3を参照して、本開示の実施形は、概括的には、裁断機械10、その構成要素、及び使用の方法に関する。裁断機械10は外側筐体12と扉14を備えている。扉14は、閉じた向き(例えば、図2参照)と開構成(例えば、図1A、図1B、及び図3を参照)の一方に配置されることができる。扉14が開構成に配置されているときに、ワークピース(例えば、図21-図24の上層のワークピース材料102と下層のワークピース支持材料104によって画定され得るワークピース100を参照)が裁断機械10の中へ挿入されることになる。扉14は、扉14を裁断機械10の外側筐体12に接続させているヒンジ機構(図示せず)を介して選択的に開閉されることができる。図1A及び図3に見られる様に、裁断機械10の複数の例示としての内部裁断用構成要素は、例えば、キャリッジ16、ローラ組立体18、又は類似物の1つ又はそれ以上を含んでいてもよい。
裁断機械10の中へ送り込まれようとしているワークピース(例えば、図23のワークピース100)は、ツール38が突き当たることになる作業面13上に少なくとも部分的に支持される。幾つかの構成では、扉14の上を向いた面が更に、裁断機械10を通って送られるワークピース100を支持する作業面13のもう1つの部分を画定し又はもう1つの部分として働くことができる。ワークピース100がローラ組立体18によって前後方向に送られる際に、例えば切刃の様なツール38を操作するキャリッジ16は下向きにワークピース100上へ選択的に突き当たる。キャリッジ16は、更に、ワークピース100の任意の領域に1つ又はそれ以上のカット(例えば、図23AのカットCを参照)を形成するためにワークピース100を横切って往復運動することができる。ツール38は例えば図23Aでは裁断ツール38(例えば刃)として示されているが、裁断機械10は、切刃を含むツール38に限定されず、したがって他のツールがキャリッジ16へ固定され、キャリッジ16によって操作されることもできる。例えば、幾つかの構成では、裁断ツール38は、例えばスコアリングツール、インクペン、又はワークピース100が裁断機械10を通って送られてゆく際にワークピース100の上層のワークピース材料102へ付加する、ワークピース材料102から取り去る、又はそれ以外にワークピース材料102を改変するように構成された他のツールの様な、別のツールと置換されることができる。
幾つかの例では、キャリッジ16がX方向に横に往復運動している最中にローラ組立体18がワークピース100をY方向に前後に動かすことができる。上述のX方向及びY方向は図1Aに見られるX-Y-Z座標系からの参照であるとしてもよい。
幾つかの実施形では、ツール38は、キャリッジ16内に収納され、又はキャリッジ16内に格納され、又はキャリッジ16によって作業面13及びワークピース100に対して垂直方向(即ち、Z方向)に上下に可動に操作されることができる。Z方向も同じく図1AのX-Y-Z座標系から参照される。
図1Bを参照して、外側筐体12は、裁断機械10を通って裁断され又は送られてゆくワークピース100が裁断機械10を貫通できるようにする貫通スロット20を画定しており、裁断機械10によって裁断されるワークピース100の上層のワークピース材料102の長さ(例えば、図22-図24のワークピース100の長さL100を参照)は制限されない。動作中、裁断されるワークピース100の上層のワークピース材料102は、ワークピース100の長さL100とワークピース100の上層のワークピース材料102へ切り込まれるパターンC(例えば、図23AのカットCを参照)に依って必要に応じ貫通スロット20を出入りすることができる。ゆえに、本明細書に記載の裁断機械10の実施形態は、内部裁断用構成要素と、例えばモータ(即ち、Z方向モータ30、X方向モータ32、及びY方向モータ34)、ギヤ、ベルト、及び他の電子機器の様な他の動作用構成要素とを、使用中に裁断機械10の全行程を通過してゆくワークピース100に干渉しないように配置させて含むことができる。
幾つかの構成では、本開示の裁断機械10は、裁断機械10が、使いやすいように小さくコンパクトな形態を画定するやり方でサイズ設定されるように、「小型化」様式にサイズ設定され得る。したがって、裁断機械10のサイズを記述するために本明細書で使用される用語である「コンパクト」、「小型化」、「小さい」、「ポータブル」、又は他の同様の用語は、限定することを意味しているのではなく、むしろ、これらの用語は、概して家庭又は職場内での個人消費者の使用に適した電子式裁断機械を指すために使用されている。したがって、本開示の裁断機械10は、軽量で、ポータブルで、しかも訓練を受けていない人が簡単に動作させることができる。
本明細書で裁断機械10を参照して記述されている寸法は、裁断機械10の一般的なサイズ及びスケールの例として与えられているにすぎない。例えば、非限定的な例として、本明細書に記載の裁断機械10の少なくとも1つの実施形態は、以下の寸法、即ち図2に見られる様に、約(例えば、+/-10%)3乃至6インチ(7.62乃至15.24cm)の高さH、約(例えば、+/-10%)6乃至10インチ(15.24乃至25.4cm)の幅W、及び約(例えば、+/-10%)4乃至6インチ(10.16乃至15.24cm)の奥行Dを有するとしてもよい。図2の参照寸法は非限定的であり、本明細書に記載の裁断機械10の単に例示としてのスケールを与えることを意図している。裁断機械10の1つ又はそれ以上の他の実施形態は、本明細書に記された小型化の利点すべてを含む、美術工芸用途に適したポータブルで軽量の消費者フレンドリーな裁断機械10を提供しながらも、以上に参照された寸法の何れか又はすべてから逸脱している、ということもある。
図1A-図2に見られる様に、裁断機械10は、何れかのユーザーインターフェースボタン又はスクリーンを、完全にではないにしてもほとんど廃することができる。幾つかの構成では、裁断機械10は、例えばコンピュータ又はモバイルデバイスから有線及び/又は無線通信方法を介して遠隔制御されるように構成されている。このやり方では、裁断機械10は、ユーザーの体験を簡素化し、端正で審美的に好ましいデバイスを呈す。
図1A及び図3を参照して、裁断機械10はその様な比較的小さいフォームファクタで構成されているので、裁断機械10の設計は、外側筐体12によって画定されるキャビティ22の利用可能な裁断空間を最大化する。ここでいうキャビティ22とは、概して横方向の寸法であって、それに沿って、キャリッジ16内に固定され又はキャリッジ16によって支持されたツール38が裁断機械10の中へ送り込まれるワークピース100を裁断し又はそれ以外に操作することのできる寸法によって画定され得る。扉14が開いた向きに配置された図3の裁断機械10の前面図は、横方向裁断区域を画定し得るキャビティ22の横方向寸法又は横方向限界を露にしている。したがって、キャビティ22は、ワークピース100が挿入され、キャリッジ16内に固定され又はキャリッジ16によって支持されたツール38による操作(例えば、裁断)を受けることのできる横方向(X方向)空間の限界を表す。キャビティ22と関連づけられる利用可能な空間によって制限される横方向裁断区域を最大化するために、内部構成要素(例えば、モータ(即ち、Z方向モータ30、X方向モータ32、及びY方向モータ34)、ギヤ、シャフト、電子機器、及び他の構成要素を含む)は、外側筐体12の左側方部分26及び外側筐体12の右側方部分24それぞれの厚さTを最小化するようなやり方で配置されている。
図4を参照して、裁断機械10の複数の内部構成要素の或る例示としての構成を示すために外側筐体12が取り払われている。図示されている様に、外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26の厚さTを最小化するために、裁断機械10の複数の内部構成要素のうちのより体積のある又はより大きい構成要素の幾つか、例えばモータ(即ち、Z方向モータ30、X方向モータ32、及びY方向モータ34)、回路基板、及び駆動ギヤなどは後方に(即ち、(1)裁断機械10の前面付近に位置する扉14から離れ、且つ(2)外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26内に横方向に配置されるのではなしにキャリッジ16の背後に)配置されている。
幾つかの構成では、裁断機械10は、キャリッジ16の背後に配置されていて裁断機械10の内部収納部又は壁部分36によって分離されている複数のモータ30、32、34(例えば、Z方向モータ30、X方向モータ32、及びY方向モータ34によって定義される3つのモータ)を含み得る。図4-図8に見られる様に、複数のモータは、図1AのX-Y-Z座標系と関連づけられた3つの方向の各方向への作動のためのモータを含む。例えば、第1のモータ30(即ち、「Z方向モータ」)は、1つ又はそれ以上のギヤ、ベルト、及びシャフトを介して、図1AのX-Y-Z座標系のZ方向にキャリッジ16を作動させるように構成されている。更なる例では、第2のモータ32(即ち、「X方向モータ」)は、1つ又はそれ以上のギヤ、ベルト、及びシャフトを介して、図1AのX-Y-Z座標系のX方向にキャリッジ16を作動させるように構成されている。更に別の例では、第3のモータ34(即ち、「Y方向モータ」)は、1つ又はそれ以上のギヤ、ベルト、及びシャフトを介して、図1AのX-Y-Z座標系のY方向にキャリッジ16を作動させるように構成されている。Z方向モータ30のシャフトからの回転をキャリッジ16の垂直方向の作動へ伝達する特定の構成要素に関する更なる詳細事項は以下に与えられているが、ここで簡単に触れておくと、比較的嵩張りの大きいZ方向モータ30そのものはキャリッジ16の背後に配置され、運動をキャリッジ16へ伝達する嵩張りの小さいギヤ、ベルト、及び他の構成要素は外側筐体12の左側方部分26内に配置されている。その様なベルト、ギヤ、及び他の構成要素を外側筐体12の左側方部分26内に配置させ、平坦にしかも互いと比較的同一平面上に配置させることができるので、外側筐体12の左側方部分26の厚さTは最小化される。
外側筐体12の右側方部分24内に配置された構成要素についても同じことが言え、右側方部分24には、幾つかの実施形によれば、Y方向モータ34からの回転をローラ組立体18へ伝達してワークピース100を図1AのX-Y-Z座標系のY方向に前後に作動させるギヤ及びベルトが収容されている。Z方向モータ30と同様に、Y方向モータ34は、外側筐体12の右側方部分24か又は外側筐体12の左側方部分26の一方の内部の面ではなしにキャリッジ16の背後に配置され、こうして裁断機械10の横方向(X方向)のフォームファクタを小さくし、外側筐体12のキャビティ22の裁断空間を最大化させている。
同じく、X方向モータ32はキャリッジ16の背後に配置され、キャリッジ16を図1AのX-Y-Z座標系のX方向に横方向に往復に作動させるギヤ、ベルト、及び他の駆動用構成要素は外側筐体12の左側方部分26内に配置されている。複数の構成要素のうちの1つ又はそれ以上の構成要素が外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26内に配置される限りにおいて、複数の構成要素の1つ又はそれ以上の構成要素は必ずしも上記の通りに限定されるわけではない。例えば、Z方向モータ30と接続している様々なギヤ、ベルト、又は他の駆動用構成要素は、代替的に、外側筐体12の右側方部分24内に配置されることもできるだろう。X方向モータ32及びY方向モータ34と関連づけられる複数の構成要素の他の構成要素についても同じことが当てはまる。
再度図3を参照して、非限定的な例として、外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26の厚さTは、幾つかの構成では約2インチ(5.08cm)未満、又は他の構成では約1.5インチ(3.81cm)未満、又は、更に他の構成では約1インチ(2.54cm)以下とされ得る。外側筐体12の右側方部分24又は外側筐体12の左側方部分26の厚さTは、本明細書に記載の外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26の特性及び小さいフォームファクタから逸脱することなく、上述の寸法より大きいか又は小さくてもよい。
図5を参照すると、外側筐体12無しの裁断機械10の上面図が示されている。この上面図から、Z方向モータ30、X方向モータ32、Y方向モータ34の、キャリッジ16に対する後方位置が明らかである。これらの同じ線に沿って、図6は、同様の構成を後方斜視図から示し、図7は、外側筐体12無しの裁断機械10の後面図を示している。
図1AのX-Y-Z座標系のZ方向へのキャリッジ16の運動を制御するZ方向モータ30、即ち(単数又は複数の)駆動機構は、完全に軸外に配置されており、この「軸外Z駆動部構成」が、完全に受動的なキャリッジを可能にし(即ち、キャリッジ16は、何れの能動的な駆動モータ、ワイヤ、又は他の駆動用構成要素も含まず)、このことが、好都合にも裁断機械10及びキャビティ22の裁断空間の小さいフォームファクタ内に納まるキャリッジ16の比較的小さいサイズ設定の実施形を可能にさせる。Z駆動部構成要素(即ち、図1AのX-Y-Z座標系のZ方向へのキャリッジ16の運動を作動させる構成要素)がキャリッジ16上に配置されるのではなく、キャリッジ16の背後に配置されているか又は外側筐体12の右側方部分24又は外側筐体12の左側方部分26内に配置されているモータ、ギヤ、及びベルトによってキャリッジ16が受動的に作動されるのである。このやり方では、キャリッジ16は依然として軽量で小さいままであり、Z方向モータ30、X方向モータ32、及びY方向モータ34は、裁断機械10内のどこか他の所定位置に固定されている。
次に、複数のモータ30、32、34の各モータが、ローラ組立体18のローラバー54と56の間を裁断機械10の中へ送り込まれるワークピース100に対するツール38(例えば、切刃など)の位置決め又は運動をどのように作動させるかの明細に注目を向けてみよう。キャリッジ16のX方向作動に関し、図8に示されている様にX方向モータ32はベルト40を駆動する一組のギヤを回転させる。図9を参照して、ベルト40は、外側筐体12の左側方部分26の中へ入り、キャビティ22の裁断空間を横切って、外側筐体12の右側方部分24の中へ延びている。ベルト40は、キャリッジ16の後方部分42にてキャリッジ16へ固定されている。X方向モータ32がベルト40を往復に駆動すると、キャリッジ16は、図1のX-Y-Z座標系のX方向に横方向に往復に駆動される。
以上に論じられているキャリッジ16の軸外Z駆動部もまたベルト44を利用しており、ベルト44が、キャリッジ16内部に配置されたラックアンドピニオン機構の部分であるピニオンギヤ48へ固定される「ダブルDシャフト」と本明細書で呼称され得るところのキー溝シャフト46を駆動する。ベルト44、ダブルDシャフト46、及びラックアンドピニオン機構50は図9及び図10Aに示されている。図10Aを参照して、ラックアンドピニオン機構50を示すためにキャリッジ16の前方部分は取り払われている。ラックアンドピニオン機構50は、ダブルDシャフト46の回転運動をキャリッジ16内に固定され又はキャリッジ16によって支持されるツール38のZ方向への垂直運動へ変換する。
図10Bの断面図から明らかである様に、ダブルDシャフト46は、4つの角を形成する互いに反対側の平坦な面を含み、各面はピニオン48に4つのそれぞれの接触点にて係合する。ダブルDシャフト46のデュアル平坦面構成は、ピニオン48との追加の接触を提供して、各接触点での力を軽減し、2つの構成要素間の摩耗を低減する。
一般に、裁断機械10内に使用されるベルト40、44は、例えば外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体の左側方部分26のフォームファクタの最小化を含め、多くの利点を提供し(即ち、ベルト40、44は、外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26内で横方向により少ないスペースを占める傾向があり)、ギヤに比べてより薄いフォームファクタに役立つ。したがって、全てをギヤというのではなくベルト40、44の使用を通してギヤの数を最小化することによって、キャリッジ16の制御システムにおける不要なバックラッシュも軽減される。
複数の構成要素のうちの、外側筐体12の右側方部分24及び外側筐体12の左側方部分26内に配置される構成要素の配置を更に明確にするため、図11及び図12を参照すると、外側筐体12が取り払われた裁断機械10の側面図が、外側筐体12の左側方部分26及び外側筐体12の右側方部分24をそれぞれ取り払ったことに因る構成要素の遮るもののない眺めを提供している。図11は、X方向モータ32及びZ方向モータ30によってそれぞれ駆動される前述のベルト40、44を示している。図12は、Y方向モータ34によって一連のギヤを通して駆動されるベルト52を示している。ベルト52は下部ローラバー54を駆動し、下部ローラバー54に対し上部ローラバー56がばねを介して付勢されている。上部ローラバー56及び下部ローラバー54は協同で、裁断機械10の中へ送り込まれるワークピース100に係合するローラ組立体18を画定している。幾つかの実施形では、ローラ組立体18は、ワークピース100の図1AのX-Y-Z座標系のY方向への前後方向の運動を作動させる。ローラ組立体18の上部ローラバー56の例示としての配置は、図1Aに見ることができる。
図13及び図14を参照して、キャリッジ16及び様々なガイドバー、作動シャフト、及びローラバーは、例示目的のために裁断機械10の複数の構成要素の残りの構成要素から孤立して示されている。ローラ組立体18は、以上に指摘されている様に、ワークピース100を、裁断機械10を通して図1AのX-Y-Z座標系のY方向に前後方向に送るために互いに押圧し合うそれぞれのローラ62、60を有する下部ローラバー54と上部ローラバー56を含むことができる。
ワークピース100へ「押圧」力を与えるローラ組立体18に加えて、図13及び図14は更にダブルDシャフト46の前方斜視図及び後方斜視図をそれぞれ示している。以上に指摘されている様に、ダブルDシャフト46は、キャリッジ16及びツール38を図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に垂直に上下に作動させるために、ラックアンドピニオン機構50に係合する。
以上に指摘されている様に、キャリッジ16の軸外Z駆動部と関連づけられる複数の構成要素の構成に因り、キャリッジ16は、図1AのX-Y-Z座標系のX方向及び図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に動くよう働きかけられるというように完全に受動的である。キャリッジ16が受動的であり、例えばモータ、配線、ソレノイド、又は他の能動的駆動機構の様な能動的駆動機構を収納していないので、キャリッジ16は軽量で小さい。キャリッジ16の小さいフォームファクタは、外側筐体12のキャビティ22の利用可能な横方向裁断空間を最大化するために、キャリッジ16が図1AのX-Y-Z座標系のX方向に往復移動できる距離を最大化する。加えて、キャリッジ16は軽量であるため、キャリッジ16の運動ならびにツール38の制御を生じさせるのに必要なパワーの量が軽減される。
図13及び図14を参照して、受動的に駆動されるキャリッジ16が、裁断機械10の使用中にキャリッジ16が動かされてゆく各点でのX-Z平面、X-Y平面、及びZ-Y平面内の整列を維持することを確約するために、キャリッジ16は下部ガイドバー63及び上部ガイドバー64へ摺動可能に固定されている。上部ガイドバー64は、キャリッジ16にその上端にて接面し、下部ガイドバー63は、キャリッジ16にその下端にて接面している。
また、キャリッジ16の前方部分68は、キャリッジ16が図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に垂直に上下に移動する際に垂直ロッド65によって案内される。幾つかの構成では、垂直ロッド65はキャリッジ16の後方部分74へ固定されている。キャリッジ16の前方部分68は、後方に延びていて垂直ガイドバー66に摺動可能に係合している腕部70、を更に含んでいてもよい。キャリッジ16を通ってその後面から外に出る腕部70の延長は、裁断機械10の使用中にキャリッジ16を更に安定させるために腕部70と垂直ガイドバー66と垂直ロッド65の間のモーメントアームを増加させる。
キャリッジ16を貫通して前方部分68から垂直ガイドバー66まで延びる腕部70に適合するために、キャリッジ16は、裁断機械10の使用中にキャリッジ16の後方部分74が図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に静止したままで前方部分68が図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に作動される際に腕部70が上下に摺動できるようにする開口部72を含んでいる。これらの様々なガイドバー、ロッド、及び腕部、即ち63、64、65、66及び70が、裁断機械10の使用中に、確実にキャリッジ16が往復揺動したり、傾いたり、ねじれたり、又はそれ以外に所定位置から外れてしまうことのないようにする。
図15を参照すると、キャリッジ16の或る例示としてのツールクランプ82が示されている。ツールクランプ82は、ツール38をキャリッジ16内又はキャリッジ16上に保持し又は取り外し可能に留保することによって機能する。ツールクランプ82は、例えば、使いやすい小さいフォームファクタを含み、キャリッジ16上にツール38を収容するための小型化されたクランプとして機能することができる。ツールクランプ82は、外側筐体12のキャビティ22の横方向裁断空間内でキャリッジ16を超えて横方向に延びないように幅狭に構成されていてもよい。このやり方では、ツールクランプ82は、外側筐体12のキャビティ22の横方向裁断空間内を往復するキャリッジ16のX方向の移動を制限しない。幾つかの構成ではツールクランプ82のX方向の全幅Wは約1インチ(2.54cm)であり得る。他の構成では、ツールクランプ82の全幅Wは、1インチ(2.54cm)より大きいか又は小さくてもよい。
いくつかの構成では、ツールクランプ82は、オーバーセンター、デュアルロック、4バーリンケージシステムであってもよい。図15を参照すると、ツールクランプ82が閉じた向きに配置されていることが示されており、それによってツール38はキャリッジ16の前方部分68へ固定されている。図16を参照すると、ツールクランプ82は開いた向きに配置されていることが示されており、それによってツール開口部84はツール38の取り外し及び挿入を許容するように拡げられている。図16による開位置では、クランプレバー86が外向きに回転されている。その様な開構成では、リンケージシステムの4つのバーすべてが見えており、これらのバーは、例えば、レバー86、キャリッジ16の前方部分68、腕部88、及びスライダ90を含み得る。4つのバー86、68、88、90は、隣り合うバーとピン(例えば、図17のピン92を参照)を介して回転可能に係合されており、それについては以下でより詳細に説明される。
ツールクランプ82と関連づけられる1つ又はそれ以上の構成要素の材料クリープの影響を低減するために、成形後の材料クリープを低減する特性を有する材料が選択されてもよい。その様な材料の例には、限定するわけではないが、ガラス充填ポリカーボネート、及びガラス充填ナイロンが挙げられる。
図17を参照して、ツールクランプ82の下方斜視図が、ツールクランプ82を開いた向きに配置させた状態で示されている。バー68、86、90、88は、3本のピン92によって接続されているのが見える。再度図15を参照して、図17に描かれている下面図以外の視点からだと、ピン92は使用中に視界から隠れる。ピン92は、エンドユーザーのための端正で審美的に好ましいツールクランプ82を形成するために、視界から隠される。裁断機械10の使用中にピン92を視界から隠すために、ピン92はツールクランプ82の組み立て中に下方から挿入される。図17に見られる様に、ピン92は、挿入された後、ピン92を直接取り囲むバー68、86、90から延びる隆起リング特徴を介して、下方からその場に保持される。幾つかの構成では、ピン92をバー68、86、90内に下方から保持するリングは、例えば熱かしめ製造法を用いて形成されてもよい。
その様なやり方でピン92を介してツールクランプ82の隣接するバー68、86、90同士を固定することは、十分なクランプ力を提供し、しかもバー68、86、90がツールクランプ82の開いた向きと閉じた向きの間でバー68、86、90の材料が互いに擦れ合うことなく動けるようにする。この様に、バー68、86、90は、例えば何らの接触するカムフォロワ面も含まないように設計されている。こうして、バー68、86、90間の擦れ合いに因る材料摩耗は最小限に抑えられる。また、ピン92は、ツールクランプ82の開閉に対する低い摩擦抵抗をもたらし、エンドユーザーへのより滑らかな触覚体験を提供する。
更なる参照及び明確化のために、図18及び図19は、図17の18-18線に沿って取られた、ツールクランプ82の或る例示としての実施形の断面図を示している。図18は閉じた向きにあるツールクランプ82を示しているのに対し、図19は開いた向きに配置されたツールクランプ82を示している。
図20を参照すると、或る例示としてのキャリッジ16’が示されている。キャリッジ16’は、裁断機10の使用中に、ツール38’を昇降させるために図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に上下に作動される前方部分68’含むことができる。キャリッジ16’は、キャリッジ16の他の実施形態を参照して上述されている様に、本明細書に記載された1つ又はそれ以上の駆動ベルト、ギヤ、又はそれらの組合せを介して図1AのX-Y-Z座標系のX方向に往復に作動されるために、1つ又はそれ以上のガイドバー63’、64’へ摺動可能に固定されるように構成されることができる。
ガイドピン78によって導かれながら図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に垂直に上下にツール38’を作動させるために、Z駆動ケーブル76’がキャリッジ16’の可動前方部分68’に係合している。Z方向モータ30’が、1つ又はそれ以上のギヤ80’を前後に回転させる。少なくとも1つのギヤ80’は、ギヤ80’が前後に回転したときにギヤ80’とキャリッジ16’の間に延びるZ駆動ケーブル76’の長さが相応に増減し、その結果、前方部分68’を、ひいてはツール38’を図1AのX-Y-Z座標系のZ方向に垂直に上下に作動させるように、Z駆動ケーブル76’に係合している。
その様な或る例示としての実施形では、ダブルDシャフト46’及びラックアンドピニオン機構50’ではなしにZ駆動ケーブル76’がツール38’を作動させる。したがって、キャリッジ16’自体にモータ、ソレノイド、又は他の駆動電子機器の様ないかなる能動的駆動機構も不在であることを含め、キャリッジ16の動作に関して上述されているのと同様のやり方でキャリッジ16’はその受動特性を維持している。
図21-図24を参照して、裁断機械10を使用する方法が示される。ワークピース100は、効率的に包装及び出荷されるのに十分に可撓性であるように例えばロール100R状に構成されていてもよい。ワークピース100のロール100Rは、ワークピース100の大きな長さが小さい又は縮小された体積に収まるようにする。しかしながら、ロール状のワークピース100の長い長さは、裁断機械10の裁断作業中に取り扱うのが困難であるかもしれない。したがって、図22に見られる様に、エンドユーザーは、裁断されるべきワークピース100のロール100Rを裁断機械10の近くに置き、ワークピース100の長さL100をロール100Rから手で繰り出すことができる。ワークピース100の所望長さL100がロール100Rから繰り出されたら、エンドユーザーは、例えばはさみSでワークピース100を切ることによって、ワークピース100の長さL100をロール100Rから分離することができる。他の構成では、ワークピース100のロール100Rの遠位端100Dが裁断機械の中へ挿入され、そうすると例えばはさみSでワークピース100を切るという様なユーザーからの何らの手動的介入もなしに裁断機械10がワークピース100のロール100Rからワークピース100の長さL100を繰り出すようになっていてもよい。
図23-図24を参照して、裁断機械10は、上層のワークピース材料102及び下層のワークピース支持材料104によって画定され得るワークピース100と共に動作するように固有に構成されている。図23に見られる様に、ワークピース100が裁断機械10の中へ挿入された後、上層のワークピース材料102はツール38によって切られることができ(例えば、図23AのカットCを参照)、一方、下層の支持材料104はツール38によってCを切られず、ワークピース100を上記の様にロール100R状に配置させられるように非剛性、可撓性でロール状にできる材料を画定している。したがって、図24及び図24Aに見られる様に、上層のワークピース材料102がCを切られた後、続いて上層のワークピース材料102の第1の部分102が下層のワークピース支持材料104から剥がされる一方、上層のワークピース材料102の第2の部分102は下層のワークピース支持材料104へ剥離可能に固定されたままである。こうして、ワークピース100の一部を形成している下層のワークピース支持材料104は、1回使用したらその後に廃棄されるように構成されていてもよい。
以上に指摘されている様に、上記の詳細な説明に記載されている実施形態のそれぞれは、他の独立した実施形態の下に記載のものを含めた本開示に示される特徴、オプション、及び実現性の何れかを含み、更には、本開示及び諸図に示される特徴、オプション、及び実現性の何れかから成る任意の組合せを含み得る。本明細書に記載の本教示と一致する更なる実施例が以下の番号を付された条項に示されている。
条項1:作業面と、作業面の上方に配置されたキャリッジと、キャリッジへ取り外し可能に固定されたツールであって、作業面に対してZ方向に上下に、X方向に往復に、及びY方向に前後に操作されるように構成されたツールと、ツールをZ方向に上下に操作するように構成された軸外Z駆動機構と、を備える裁断機械。
条項2:条項1に記載の裁断機械において、キャリッジは受動的である、裁断機械。
条項3:条項1又は2に記載の裁断機械であって、キャリッジから分離してキャリッジの背後に配置された第1のモータと、第1のモータによって回転されるように構成されたダブルDシャフトと、を更に備え、ダブルDシャフトの回転がキャリッジの前方部分をZ方向に上下に動かす、裁断機械。
条項4:条項3に記載の裁断機械において、軸外Z駆動部は、少なくとも1つの駆動ギヤ及び少なくとも1つの駆動ベルトを更に備え、少なくとも1つの駆動ギヤ及び少なくとも1つの駆動ベルトは、使用中に第1のモータの回転運動をダブルDシャフトの回転運動へ伝達する、裁断機械。
条項5:条項4に記載の裁断機械であって、裁断機械は、キャリッジに対してX方向に横方向に配置された側方部分を更に備え、少なくとも1つの駆動ギヤの少なくとも1つと少なくとも1つの駆動ベルトの少なくとも1つが側方部分内に配置されており、第1のモータは、Y方向にキャリッジの背後に配置されていて内部壁によって第1のモータから分離されている、裁断機械。
条項6:作業面と、作業面の上方に配置された受動キャリッジであって、第1の部分及び第2の部分を備えた受動キャリッジと、受動キャリッジを作業面に対して横方向に往復に作動させるように構成された駆動ベルトと、キャリッジの第1の部分を作業面に対して垂直方向に上下に作動させるように構成された軸外Z駆動機構と、を備える裁断機械。
条項7:条項6に記載の裁断機械において、第1のモータが受動キャリッジの背後に配置されていて駆動ベルトを駆動し、駆動ベルトは受動キャリッジの背後から、裁断機械の側方部分の中へ、そして側方部分から受動キャリッジへ延び、裁断機械の側方部分は受動キャリッジの側面に対し横方向に配置されている、裁断機械。
条項8:条項6又は7に記載の裁断機械において、軸外Z駆動部は、ラックアンドピニオン機構を介して受動キャリッジの第1の部分に係合しているダブルDシャフトと、裁断機械の側方部分であって受動キャリッジの側面に対して横方向に配置されている側方部分内に配置されたZ駆動ベルトと、受動キャリッジの背後に且つ側方部分の外に配置されたZ駆動モータであって、Z駆動ベルトと1つ又はそれ以上のギヤを介してダブルDシャフトを回転させるように構成されているZ駆動モータと、を備えている、裁断機械。
条項9:条項6乃至8の何れか一項に記載の裁断機械において、受動キャリッジは、受動キャリッジの背後に延びていて受動キャリッジの第2の部分へ固定されている垂直ガイドバーを備え、受動キャリッジの第1の部分は、第1の部分から第2の部分を貫通して後方に延びる延長腕部であって垂直ガイドバーと摺動可能に係合される延長腕部を備え、受動キャリッジの第2の部分は、第1の部分の延長腕部が貫通して延びる開口部を備えている、裁断機械。
条項10:作業面と、作業面の上方に配置されたキャリッジであって、キャリッジはツールをキャリッジへ解放可能に固定するように構成されたツールクランプを含み、ブレードクランプはピンを介して回転可能に接続されたバーを有する4バーリンケージシステムを備えている、キャリッジと、を備える裁断機械において、ピンは裁断機械の動作中は視界から隠れている、裁断機械。
条項11:条項10に記載の裁断機械において、4バーリンケージシステムのバーは、ツールクランプの開閉中にいかなるカムフォロワ面も形成しない、裁断機械。
条項12:条項10又は11に記載の裁断機械において、4バーリンケージシステムのバーのうち少なくとも1つはガラス充填ナイロンを備えている、裁断機械。
条項13:条項10乃至12の何れか一項に記載の裁断機械において、4バールリンケージシステムのバーのうち少なくとも1つはガラス充填ポリカーボネートを備えている、裁断機械。
条項14:作業面と、作業面の上方に配置されたキャリッジと、キャリッジへ取り外し可能に固定されたツールであって、(i)作業面に向かって第1の軸に沿って動くように、(ii)作業面に対して第1の軸を横断する第2の軸に沿って動くように、及び(iii)作業面に対して第1の軸及び第2の軸を横断する第3の軸に沿って動くように構成されているツールと、第1の軸からオフセットされていてツールを第1の軸に沿って動かすように構成されている駆動機構と、を備える裁断機械。
条項15:条項14に記載の裁断機械において、キャリッジは受動的である、裁断機械。
条項16:条項14乃至15の何れか一項に記載の裁断機械において、駆動機構は、キャリッジから分離された第1のモータと、第1のモータ及びツールへ連結されていてキャリッジの前方部分を第1の軸に沿って動かすように構成されているシャフトと、を備えている、裁断機械。
条項17:条項16に記載の裁断機械において、駆動機構は、第1のモータ及びシャフトへ連結された駆動ギヤ及び駆動ベルトを更に備え、駆動ギヤ及び駆動ベルトはシャフトを回転させるように構成されている、裁断機械。
条項18:条項17に記載の裁断機械において、駆動ギヤ及び駆動ベルトは第1のモータの回転運動をシャフトへ伝達するように構成されている、裁断機械。
条項19:条項17乃至18の何れか一項に記載の裁断機械において、シャフトはダブルD断面形状を画定している、裁断機械。
条項20:条項19に記載の裁断機械において、駆動ギヤはダブルD形状を有する開口を画定しており、シャフトは開口内に配置されている、裁断機械。
条項21:条項17乃至20の何れか一項に記載の裁断機械であって、第2の軸に対してキャリッジからオフセットされた側方部分と、裁断機械を前方部分と後方部分へ分けている壁と、を更に備え、駆動ギヤ及び駆動ベルトは側方部分内に配置され、第1のモータは後方部分内に配置され、キャリッジは前方部分内に配置されている、裁断機械。
条項22:作業面と、作業面の上方に配置された受動キャリッジであって、第1の部分及び第2の部分を備えた受動キャリッジと、受動キャリッジを作業面に対して第1の方向に動かすように構成された駆動ベルトと、受動キャリッジから分離されていて前記キャリッジの第1の部分を作業面に対して第1の方向を横断する第2の方向に動かすように構成されている駆動機構と、を備える裁断機械。
条項23:条項22に記載の裁断機械であって、第1の方向に受動キャリッジからオフセットされた側方部分と、受動キャリッジの背後に配置されていて駆動ベルトを駆動するように構成されている第1のモータであって、駆動ベルトは(i)受動キャリッジの背後から裁断機械の側方部分の中へ、そして(ii)側方部分から受動キャリッジへ延びている、第1のモータと、を更に備える裁断機械。
条項24:条項22乃至23の何れか一項に記載の裁断機械であって、第1の方向に受動キャリッジからオフセットされた側方部分を更に備え、駆動機構は、受動キャリッジへ連結されたラックアンドピニオン機構、ラックアンドピニオン機構に係合しているシャフト、側方部分内に配置された駆動ベルト、及び受動キャリッジの背後に且つ側方部分の外に配置されているモータであって、駆動ベルト及び1つ又はそれ以上のギヤを介してシャフトを回転させるように構成されているモータ、を備えている、裁断機械。
条項25:条項24に記載の裁断機械において、シャフトはダブルD断面形状を画定している、裁断機械。
条項26:条項25に記載の裁断機械において、1つ又はそれ以上のギヤのうち第1のギヤはダブルD形状を有する開口を画定しており、シャフトは開口内に配置されている、裁断機械。
条項27:条項22乃至26の何れか一項に記載の裁断機械において、受動キャリッジは、受動キャリッジの背後に延びていて受動キャリッジの第2の部分へ固定されている垂直ガイドバーを備え、受動キャリッジの第1の部分は、第1の部分から第2の部分を貫通して後方に延びる腕部であって垂直ガイドバーと摺動可能に係合される腕部を備え、受動キャリッジの第2の部分は、第1の部分の腕部が貫通して延びる開口部を備えている、裁断機械。
条項28:視線に沿って視認できる裁断機械であって、作業面と、作業面の上方に配置されたキャリッジであって、キャリッジは、ツールをキャリッジへ固定するように構成されたツールクランプを含み、ツールクランプは第1のバー及び第2のバーを備え、第2のバーは視線に交わる第1のピンによって第1のバーへ枢動式に連結され、第1のバーは(i)視線に交わる第1の向きと(ii)視線からオフセットされる第2の向きの間で動くように動作可能である、キャリッジと、を備える裁断機械。
条項29:条項28に記載の裁断機械であって、ツールクランプは、第2のバーへ枢動式に連結された第3のバー及び第3のバーへ枢動式に連結された第4のバーを更に備え、第1のバー、第2のバー、第3バー、及び第4バーは、第1のバーの第1の向きと第2の向きの間の運動中にカムフォロワ面を形成しない、裁断機械。
条項30:条項28乃至29の何れか一項に記載の裁断機械において、第1のバー又は第2のバーの少なくとも一方は少なくとも部分的にガラス充填ナイロンから形成されている、裁断機械。
条項31:条項28乃至30の何れか一項に記載の裁断機械において、第1のバー又は第2のバーの少なくとも一方は少なくとも部分的にガラス充填ポリカーボネートから形成されている、裁断機械。
条項32:第1の駆動機構と;第2の駆動機構と;キャリッジであって、第1の駆動機構へ動作的に連結された前方部分、及び前方部分へ連結されていて且つ第2の駆動機構へ動作的に連結されている後方部分であって、(i)第2の駆動機構が作動されると前方部分と共に第1の方向に動くように、及び(ii)第1の駆動機構が作動されると前方部分に対して第1の方向を横断する第2の方向に動くように、構成されている後方部分、を備えたキャリッジと;を備える裁断用組立体において、第2の部分は、第1の部分と第1の駆動機構又は第2の駆動機構の少なくとも一方との間に配置されている、裁断用組立体。
条項33:条項32に記載の裁断用組立体において、第2の駆動機構は、第1の方向にキャリッジからオフセットされた駆動ギヤ及び駆動ベルトを含み、第1の駆動機構は、第2の方向にキャリッジからオフセットされている、裁断用組立体。
原文の単数を表す冠詞「a」、「an」、及び「the」の対訳である「或る」、「一」、及び「当該」は、以上の記述中の要素の1つ又はそれ以上が存在することを意味するものとする。「備える」、「含む」、及び「有する」という用語は、包含的であり、挙げられた要素以外の追加の要素が存在し得ることを意味するものとする。追加的に、理解されるべきこととして、本開示の「1つの実施形態」又は「或る実施形態」への言及は、追加の実施形であって同じく列挙された特徴を組み入れている実施形の存在を排除するものと解釈されることを意図していない。本明細書に記載されている数、パーセンテージ、比率、又は他の値は、当該の値を含み、更には本開示の実施形によって網羅される当業者が理解するところの「約」又は「大凡」記載値である他の値を含むものとする。したがって、記載値は、所望の機能を遂行する又は所望の結果を達成するうえで記載値に少なくとも十分に近い値を網羅するように十分に広範に解釈されるべきである。記載値は、少なくとも、適切な製造又は生産プロセスでの予想されるばらつきを含み、記載値の5%以内、1%以内、0.1%以内、又は0.01%以内である値を含み得る。
当業者には、本開示に鑑み、等価的な構成が本開示の精神及び範囲から逸脱しないということ、及び、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に開示されている実施形へ様々な変更、置換、及び修正がなされ得というること、を認識されたい。機能的な「手段+機能」節を含む等価的な構成は、同じ方式で動作する構造的等価物及び同じ機能を提供するする等価的構造物の両方を含め、列挙された機能を遂行するものとして本明細書に記載されている構造をカバーするものとする。何れかの請求項について、「○○のための手段」という語が関連づけられた機能と一体に登場している場合を除き、手段+機能又は他の機能的請求を行使しないというのが出願人の明確な意思である。実施形態に対するそれぞれの追加、削除、及び修正で特許請求の範囲の意味及び範囲の内に入るものは、特許請求の範囲によって包含されるものとする。
本明細書での使用に際し「大凡」、「約」、及び「実質的に」という用語は、記載量に近い量であって、なおも所望の機能を遂行し又は所望の結果を達成する量を表す。例えば、「大凡」、「約」、及び「実質的」という用語は、記載量の5%未満内、1%未満内、0.1%未満内、又は0.01%未満内である量を指すとしてもよい。また、上記説明での何れかの方向又は基準座標系は、相対的な方向又は相対的な運動でしかないことを理解されたい。例えば、「上」と「下」、又は「上方」と「下方」への何れかの言及は、関係づけられた要素の相対位置又は相対運動を記述しているにすぎない。
本発明は、その精神又は本質的な特性から逸脱することなく他の特定の形態に具現化され得る。記載された実施形態は、すべての点で説明目的であると考えられるべきであり、制限を課すものと考えられてはならない。したがって、発明の範囲は、前述の説明によってではなく、付随の特許請求の範囲によって示される。特許請求の範囲の等価の意味及び範囲の内に入るすべての変更は、それらの範囲内に包含されるものとする。
10 裁断機械
12 外側筐体
13 作業面
14 扉
16、16’ キャリッジ
18 ローラ組立体
20 貫通スロット
22 キャビティ
24 右側方部分
26 左側方部分
30、30’ Z方向モータ
32 X方向モータ
34 Y方向モータ
36 壁部分
38、38’ ローラ組立体
40 ベルト
42 キャリッジの後方部分
44 ベルト
46、46’ ダブルDシャフト
48 ピニオンギヤ
50、50’ ラックアンドピニオン機構
52 ベルト
54 下部ローラバー
56 上部ローラバー
60、62 ローラ
63、63’ 下部ガイドバー
64、64’ 上部ガイドバー
65 垂直ロッド
66 ガイドバー
68、68’ キャリッジの前方部分
70 腕部
72 開口部
74、74’ キャリッジの後方部分
76’ Z駆動ケーブル
78、78’ ガイドピン
80’ ギヤ
82 ツールクランプ
84 ツール開口部
86 クランプレバー
88 腕部
90 スライダ
92 ピン
100 ワークピース
100R ロール
100D 遠位端
102 ワークピース材料
102 ワークピース材料の第1の部分
102 ワークピース材料の第2の部分
104 ワークピース支持材料
D 裁断機械の奥行
H 裁断機械の高さ
W 裁断機械の幅
T 側方部分の厚さ
W ツールクランプ82のX方向の全幅
C カット
100 ワークピース100の長さ
S はさみ

Claims (20)

  1. 裁断機械において、
    作業面と、
    前記作業面の上方に配置されたキャリッジと、
    前記キャリッジへ取り外し可能に固定されたツールであって、(i)前記作業面に向かって第1の軸に沿って動くように、(ii)前記作業面に対して前記第1の軸を横断する第2の軸に沿って動くように、及び(iii)前記作業面に対して前記第1の軸及び前記第2の軸を横断する第3の軸に沿って動くように構成されているツールと、
    前記第1の軸からオフセットされていて前記ツールを前記第1の軸に沿って動かすように構成されている駆動機構と、を備える裁断機械。
  2. 前記キャリッジは受動的である、請求項1に記載の裁断機械。
  3. 前記駆動機構は、
    前記キャリッジから分離された第1のモータと、
    前記第1のモータ及び前記ツールへ連結されていて前記キャリッジの前方部分を前記第1の軸に沿って動かすように構成されているシャフトと、
    を備えている、請求項1に記載の裁断機械。
  4. 前記駆動機構は、前記第1のモータ及び前記シャフトへ連結された駆動ギヤ及び駆動ベルトを更に備え、前記駆動ギヤ及び前記駆動ベルトは前記シャフトを回転させるように構成されている、請求項3に記載の裁断機械。
  5. 前記駆動ギヤ及び前記駆動ベルトは前記第1のモータの回転運動を前記シャフトへ伝達するように構成されている、請求項4に記載の裁断機械。
  6. 前記シャフトはダブルD断面形状を画定している、請求項4に記載の裁断機械。
  7. 前記駆動ギヤはダブルD形状を有する開口を画定しており、前記シャフトは前記開口内に配置されている、請求項6に記載の裁断機械。
  8. 前記裁断機械は、
    前記第2の軸に対して前記キャリッジからオフセットされた側方部分と、
    前記裁断機械を前方部分と後方部分へ分けている壁と、を更に備え、
    前記駆動ギヤ及び前記駆動ベルトは前記側方部分内に配置され、
    前記第1のモータは前記後方部分内に配置され、
    前記キャリッジは前記前方部分内に配置されている、請求項4に記載の裁断機械。
  9. 裁断機械において、
    作業面と、
    前記作業面の上方に配置された受動キャリッジであって、第1の部分及び第2の部分を備えた受動キャリッジと、
    前記受動キャリッジを前記作業面に対して第1の方向に動かすように構成された駆動ベルトと、
    前記受動キャリッジから分離されていてそのキャリッジの第1の部分を前記作業面に対して前記第1の方向を横断する第2の方向に動かすように構成されている駆動機構と、を備える裁断機械。
  10. 前記第1の方向に前記受動キャリッジからオフセットされた側方部分と、
    前記受動キャリッジの背後に配置されていて前記駆動ベルトを駆動するように構成されている第1のモータであって、前記駆動ベルトは(i)前記受動キャリッジの背後から前記裁断機械の前記側方部分の中へ、そして(ii)前記側方部分から前記受動キャリッジへ延びている、第1のモータと、を更に備える請求項9に記載の裁断機械。
  11. 前記裁断機械は、前記第1の方向に前記受動キャリッジからオフセットされた側方部分を更に備え、前記駆動機構は、
    前記受動キャリッジへ連結されたラックアンドピニオン機構、
    前記ラックアンドピニオン機構に係合しているシャフト、
    前記側方部分内に配置された駆動ベルト、及び、
    前記受動キャリッジの背後に且つ前記側方部分の外に配置されているモータであって、前記駆動ベルト及び1つ又はそれ以上のギヤを介して前記シャフトを回転させるように構成されているモータ、を備えている、請求項9に記載の裁断機械。
  12. 前記シャフトはダブルD断面形状を画定している、請求項11に記載の裁断機械。
  13. 前記1つ又はそれ以上のギヤのうち第1のギヤはダブルD形状を有する開口を画定しており、前記シャフトは前記開口内に配置されている、請求項12に記載の裁断機械。
  14. 前記受動キャリッジは、前記受動キャリッジの背後に延びていて前記受動キャリッジの前記第2の部分へ固定されている垂直ガイドバーを備え、
    前記受動キャリッジの前記第1の部分は、前記第1の部分から前記第2の部分を貫通して後方に延びる腕部であって前記垂直ガイドバーと摺動可能に係合される腕部を備え、
    前記受動キャリッジの前記第2の部分は、前記第1の部分の前記腕部が貫通して延びる開口部を備えている、請求項9に記載の裁断機械。
  15. 視線に沿って視認できる裁断機械において、
    作業面と、
    前記作業面の上方に配置されたキャリッジであって、前記キャリッジはツールを前記キャリッジへ固定するように構成されたツールクランプを含み、前記ツールクランプは第1のバー及び第2のバーを備え、前記第2のバーは前記視線に交わる第1のピンによって前記第1のバーへ枢動式に連結され、前記第1のバーは(i)前記視線に交わる第1の向きと(ii)前記視線からオフセットされる第2の向きの間で動くように動作可能である、キャリッジと、を備える裁断機械。
  16. 前記ツールクランプは、前記第2のバーへ枢動式に連結された第3のバー及び前記第3のバーへ枢動式に連結された第4のバーを更に備え、前記第1のバー、前記第2のバー、前記第3バー、及び前記第4バーは、前記第1のバーの前記第1の向きと前記第2の向きの間の運動中にカムフォロワ面を形成しない、請求項15に記載の裁断機械。
  17. 前記第1のバー又は前記第2のバーの少なくとも一方は少なくとも部分的にガラス充填ナイロンから形成されている、請求項15に記載の裁断機械。
  18. 前記第1のバー又は前記第2のバーの少なくとも一方は少なくとも部分的にガラス充填ポリカーボネートから形成されている、請求項15に記載の裁断機械。
  19. 裁断用組立体において、
    第1の駆動機構と、
    第2の駆動機構と、
    キャリッジであって、
    前記第1の駆動機構へ動作的に連結された前方部分、及び、
    前記前方部分へ連結されていて且つ前記第2の駆動機構へ動作的に連結されている後方部分であって、(i)前記第2の駆動機構が作動されると前記前方部分と共に第1の方向に動くように、及び(ii)前記第1の駆動機構が作動されると前記前方部分に対して前記第1の方向を横断する第2の方向に動くように、構成されている後方部分、を備えたキャリッジと、を備える裁断用組立体において、
    前記第2の部分は、前記第1の部分と前記第1の駆動機構又は前記第2の駆動機構の少なくとも一方との間に配置されている、裁断用組立体。
  20. 前記第2の駆動機構は、前記第1の方向に前記キャリッジからオフセットされた駆動ギヤ及び駆動ベルトを含み、
    前記第1の駆動機構は、前記第2の方向にキャリッジからオフセットされている、請求項19に記載の裁断用組立体。
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